令和 4年 12月
定例会(第4回)1 令和4年12月21日(水曜日)午前10時1
館山市役所議場1
出席議員 15名 1番 佐 野 聖 一 2番 長谷川 秀 徳 3番 倉 田 孝 浩 4番 鈴 木
ひとみ 6番 石 井 敏 宏 9番 望 月 昇 10番 石 井 敬 之 11番 太 田 浩 12番 龍 﨑 滋 13番 石 井 信 重 14番 鈴 木 正 一 15番 秋 山 光 章 16番 榎 本 祐 三 17番 本 橋 亮 一 18番 鈴 木 順 子1
欠席議員 1名 8番 瀬 能 孝 夫1
出席説明員 市 長 森 正 一 副 市 長 鈴 木 雄 二 会 計 管 理 者 杉 田 和 義 総 合
政策部長 亀 井 徹 危 機
管理部長 中 村 吉 昭 総 務 部 長 手 島 隆 健 康
福祉部長 小 澤 一 典 経 済
観光部長 和 田 修 建 設
環境部長 笠 井 善 幸 教 育 委 員 会 出 山 裕 之 教 育 長 教 育 部 長 岡 田 賢太郎1
出席事務局職員 事 務 局 長 新 井 耐 書 記 君 塚 和 則 書 記 渡 邊 秀 美 書 記 内 藤 和 也 書 記 粕 谷 佳 克 書 記 大 澤 晴 伸1
議事日程(第4号) 令和4年12月21日午前10時開議 議案第52号 館山市
個人情報の保護に関する
法律施行条例の制定について 議案第53号 館山市
情報公開・
個人情報保護審議会条例の制定について 議案第54号 館山市
職員給与条例等の一部を改正する条例の制定について 日程第1 議案第55号
損害賠償の額の決定及び和解について 議案第56号 館山市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の 制定について 議案第57号 令和4年度館山市
一般会計補正予算(第11号) 日程第2 議案第58号 令和4年度館山市
介護保険特別会計補正予算(第2号) 議案第59号 令和4年度館山市
下水道事業会計補正予算(第2号)
△開議午前10時00分
○議長(
石井敬之) 本日の
出席議員数15名、これより第4回
市議会定例会第4日目の会議を開きます。 本日の議事は、お手元に配付の日程表により行います。
△議案の上程
○議長(
石井敬之) 日程第1、議案第52号から議案第56号までの各議案を一括して議題といたします。
△
質疑応答
○議長(
石井敬之) これより質疑を行います。 質疑時間は、答弁を含めて40分以内といたします。 通告はありませんでした。通告をしない議員で御質疑ありませんか。 4番
鈴木ひとみ議員。御登壇願います。 (4番
議員鈴木ひとみ登壇)
◆4番(
鈴木ひとみ) おはようございます。議案第56号について質問をさせていただきます。
議案書の19ページ、
説明資料の17ページです。館山市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の制定について質問いたします。 これまで無料であった可燃物30キログラム未満、不燃物100キログラム未満を有料化するということです。これ自体は、私は反対はしませんが、有料化により
不法投棄が増えるのではないかという懸念があります。
ごみステーションは、
町内会や区の管理であり、各
町内会などに入っている人だけが利用できる、そういう規定になっているところが大半だと思います。これまで
町内会等に入らない理由として、
清掃センターに持ち込めば無料でごみの処理ができるからという
人たちがいます。これをきっかけに
町内会などに加入してくれるとよいのですが、必ずしもそうはならないのではないかと懸念されます。1つは、
不法投棄をしないようしっかり
アナウンスをしていただきたい。もう一つは、
町内会などの
自治組織への加入を促していただきたいと思います。
不法投棄対策はどう考えておられるのか、お伺いしたいと思います。
○議長(
石井敬之)
笠井建設環境部長。
◎
建設環境部長(
笠井善幸) 詳細なお話ですので、部長の私のほうからお答えをさせていただきます。 議員御指摘の
不法投棄の懸念、心配というのは否定できるものではないというふうに思います。引き続き
不法投棄対策としまして、
環境等対策監視官によるパトロールの実施、
不法投棄防止の
標示看板の配付などによって、土地の
所有者に適切な管理をお願いするとともに、
不法投棄の防止の周知というのを進めていきたいというふうに考えております。また、万が一そのような場合があったときには、警察や千葉県と連絡を密に取りながら、適切な対応を取っていきたいというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(
石井敬之)
鈴木ひとみ議員。
◆4番(
鈴木ひとみ) ぜひともしっかり
アナウンスをしていただきたい。その対策、
環境等対策監視監の
方たちの動きだけではなく、
不法投棄絶対にしないでくださいという
アナウンスをいろいろなツールを使ってやっていただきたいと思うんですが、いかがでしょう。
○議長(
石井敬之)
笠井建設環境部長。
◎
建設環境部長(
笠井善幸) そもそも
不法投棄自体が法律に違反する行為です。これが
無料部分がなくなったからどうのこうのという話ではなくて、そもそもやってはいけないことだということに関しては、常に外に向けて発信をしていきたいと思っていますし、しているところでございます。 以上です。
○議長(
石井敬之)
森市長。
◎市長(
森正一)
ひとみ議員のほうからも、ぜひとも今まで無料だから搬入されていた方、お知り合いだと思いますので、
不法投棄等されないように、皆様にもお願いしていただけるようお願いいたします。
○議長(
石井敬之)
鈴木ひとみ議員。
◆4番(
鈴木ひとみ) いろいろなツールを使って、これは
法律違反だよと、以前広報にも出していただいたことがあります。ポイ捨ては
不法投棄ですといって、そういう投げかけをまたしていただきたいなということと、もう一つ、
町内会などの
自治組織へぜひこれを機会にちゃんと
町内会に入って、
自治組織に入って、
ごみステーションの管理も近所の
方たちと一緒にやりましょうよって、そういう呼びかけをしていただきたいなと思うんですが、いかがでしょう。
○議長(
石井敬之)
中村危機管理部長。
◎
危機管理部長(
中村吉昭) 今
鈴木ひとみ議員から御提案のございました件につきましては、各
町内会、これは
町内会連合協議会があって、その中で各会長さん等も集まる機会も多うございますし、機会を捉えて今の
不法投棄に限らず、やはり周知していくべきものはほかにも様々あろうかと思いますので、
1つ不法投棄に関しても今お話に出ているような、そういう対応についていわゆる区民といいますか市民の皆様に周知していただけるように、
市民協働課のほうとしても機会捉えて、またお知らせとしてまいりたい、そのように考えています。 以上です。
◆4番(
鈴木ひとみ) 以上で終わります。ありがとうございます。
○議長(
石井敬之) 以上で、4番
鈴木ひとみ議員の質疑を終わります。 他に通告をしない議員で御質疑ありませんか。 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終わります。
△
委員会付託
○議長(
石井敬之) ただいま議題となっております各議案は、お手元に配付の
議案付託表のとおり、所管の
常任委員会に付託いたします。
△議案の上程
○議長(
石井敬之) 日程第2、議案第57号から議案第59号までの各議案を一括して議題といたします。
△
質疑応答
○議長(
石井敬之) これより質疑を行います。 発言の際は、ページをお示しくださるようお願いします。 通告がありますので、発言を許します。 6番
石井敏宏議員。御登壇願います。 (6番
議員石井敏宏登壇)
◆6番(
石井敏宏) では、通告に従いまして、質疑を行います。 議案第57
号令和4年度館山市
一般会計補正予算(第11号)、
説明資料の4ページになります。
債務負担行為補正説明書のところの上から4つ目の
市街地循環バス運行費についてです。 では、質疑の内容に入ります。1番、バスは足の不自由な
高齢者などが乗りづらい、
車椅子が入れないという意見を聞きますが、
本格運行に
当たり対応策はあるのでしょうか。 2番、最初の
試験運行のときは広い地域をカバーし、逆方向の
ルートもありました。財源に限りがあることと、分かりやすさは重要だと思いますが、逆方向の
ルートがないことに対する不満の声もあります。
ルートに対する
利用者の声と、
ルートが遠くなり利用しづらくなった人からの評判はどういうものがあるのでしょうか。 以上になります。答弁によりましては再質疑をさせていただきます。
○議長(
石井敬之)
森市長。 (
市長森 正一登壇)
◎市長(
森正一) おはようございます。
石井敏宏議員の御質疑にお答えいたします。 議案第57号に関する
市街地循環バス運行費についての第1点目、
本格運行に際し、
高齢者や
車椅子利用者等への
対応策はあるのかについてでありますが、御指摘のとおり、現状の
実証運行で使用している車両は、
バリアフリー対応ではなく段差があり、社内の通路も狭いため、
高齢者をはじめ
ベビーカー、
車椅子を御利用の方から
改善要望をいただいております。
本格運行に際しては、
高齢者、
障害者等の
移動等の円滑化の促進に関する法律、いわゆる
バリアフリー法で、
バリアフリー対応の車両での運行を求められていることに加え、館山市として
もより利用がしやすい環境とするため、手荷物を持った
高齢者や
ベビーカー、
車椅子を利用している方でも簡単に乗り降りできるノン
ステップ型車両の導入を考えているところであります。 次に、第2点目、
ルート等に関する
利用者の声や
ルートから遠く、利用しづらくなった人からの評判についてでありますが、
運行内容については御指摘の逆方向の便を走らせてほしいという御意見もいただいています。そのほかにも、便数を増やして欲しい、朝や夕方にも走らせてほしいという声も寄せられています。また、令和2年度、3年度の実証では、真倉を含む
南エリアでも運行しており、
当該地区にお住まいの方からは
南エリアの復活を求める声もいただいています。このように
市街地循環バスの
運行内容については、様々な御意見が寄せられていますが、拡充すれば、その分
運行経費が上がるため、限られた予算の中、費用と
運行内容の
バランスを図る必要があると考えています。 そのため、今年度の実証では過去2回の結果やいただいた御意見を踏まえまして、毎週水曜日運休、1日6便、
北エリアのみとし、昨年度まで
南エリアに組み込んでいた南総
文化ホールや
館山病院を加えています。今年度の
実証運行の実績を見ると、1日
当たり38.9人、1便
当たり6.5人に御利用いただいており、特に1便
当たりの
利用者数はこれまでで最も高くなっています。また、季節による状況の変動もなく、安定した御利用をいただいていることから、過去の実証で試行錯誤を繰り返しながらも、運行を継続したことで周知が行き届き、
利用者が増加しているものと捉えています。
本格運行に当たっては、まず今年度と同程度の
運行内容でスタートし、
ニーズをしっかりと把握した上で、
運行経費等の面で持続可能な形態としつつ、利便性と効率を追求していきたいと考えています。 以上です。
○議長(
石井敬之)
石井敏宏議員。
◆6番(
石井敏宏)
バリアフリー対応のノン
ステップバスを検討されているということで、それはよいことじゃないかなと思います。それで、もう一つ言われているのが、逆
ルートがあったほうがいいじゃないか、そういう意見が少ないけれどもありまして、試しに自分も乗るんじゃなくて、自分の車で普通に順路をやって、それで逆方向を走らせてみたんですけれども、何か微妙な感じでしたね。やってもいいけれども、やらなくもいいかなというところで、何というか微妙で、そうするとでも分かりやすさからすると、同じ方向でいいんじゃないかと。6便で今やられていて、それで4ページ見ると大体が年間の
一般財源が出てくるのが1,000万強ぐらいで、あまり多く増やしてくれというのもちょっと現実的に無理かなと思いますんで、それで逆方向にするとある意味逆方向に行けばすぐなのに、大遠回りしないとバスで着かないから、歩いていくしかないじゃないかという、そういう
デメリットがあって、逆方向にすると、それ解消はされると思うんですけれども、何か非常に分かりづらくなるんじゃないかなという、そういう
デメリットも多いんじゃないかなと自分では考えるところなんですけれども、執行部のほうの見解としては逆方向というのはどういうふうに思いますかね。
○議長(
石井敬之)
亀井総合政策部長。
◎
総合政策部長(亀井徹)
石井議員御指摘のとおり、その辺り我々も非常にジレンマを抱えているところでして、逆方向の便を設定した場合、目的地に向かうために大回りしなくて済むことになり、大回りすることに時間とかいろんな面で負担を感じて利用を控えていた
人たちの需要を喚起できる
可能性もあるのかなというふうに考えています。しかしながら、増便しない限り1
方向当たりの便数は減ってしまうという
デメリットも発生するため、逆回りの便ができて便利になったと感じる人がいる反面、1
方向当たりの本数が減って不便を被るという
利用者が発生することにもなると思われます。逆方向の便の設定については、
利用者からも御要望をいただいておりまして、継続して導入を検討すべき案件であるということで、認識をしています。
市長答弁で申し上げましたとおり、過去2回の結果等を踏まえた上で、費用対効果を考慮して6便体制での運行とした経緯がありまして、それにより1便
当たりの
利用者数が増加をしているという状況でございます。そのため、
本格運行に際しましては、まず今年度と同様に6便体制は崩さず、
片側回りのみの設定とし、
利用状況や
利用者からの声を把握しながら、
ニーズに合わせた
運行体制を目指していきたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(
石井敬之) 鈴木副市長。
◎副市長(
鈴木雄二) 市といたしまして、
公共交通につきましては
市民生活に必要な水道とか道路とかと同じように、インフラだと考えております。この
市街地循環バスにつきましては、市として異例の本当の3回目の
実証運行、
テスト運行となっております。
本格運行を見据えてのチャレンジでして、1回目の
実証運行を2回目に生かして、2回目の
実証運行の反省点を3回目に生かして、今現在1年間の
実証運行中となっております。これまで例のない3回目を1年かけて
実証運行中なんですが、皆さんの100%満足な形というのは非常に難しいと考えております。また、コロナの交付金がございましたので、この財源によりまして実証、これまでの3回の運行をしているのは事実でございます。今後につきましては、
利用料と、
あと特別交付税措置という形になるわけなんですが、
ニーズと
運行経費の
バランスを考えての今回の判断でございます。 以上です。
○議長(
石井敬之)
石井敏宏議員。
◆6番(
石井敏宏) そうですね、この方向でいけばいいんじゃないかなと私も考えているところで、まだ
実証運行終わっていないのと、始めてからも
マイナーチェンジはできると思いますんで、状況に対応していって、いろいろちょこちょこと改善を重ねていただければと思います。 以上になります。ありがとうございました。
○議長(
石井敬之) 以上で6番
石井敏宏議員の質疑を終わります。 以上で
通告者による質疑を終わりますが、通告をしない議員で御質疑ありませんか。 9番望月
昇議員。御登壇願います。 (9番
議員望月 昇登壇)
◆9番(
望月昇) 質問の前に、
森市長、御就任おめでとうございます。今後なお一層市民のため、また
市政発展のために
奮闘努力をしていただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 それでは、質問に移ります。議案第59
号令和4年度館山市
下水道事業会計補正予算(第2号)、
鏡ケ浦クリーンセンター維持管理業務包括的民間委託事業について質問いたします。
議案書35ページ、
説明資料の7ページでございます。過去5年間も
複数年契約を行っております。直近では、平成31年4月より令和5年3月まで、まだ今年度は終了しておりませんが、平均しますと年約7,700万円であります。しかし、令和5年度から令和9年度にかけては、限度額ではありますが、6億3,563万5,000円と高額で、年平均にいたしますと約1億2,700万円です。比率にいたしますと、約63%のアップとなります。市長の
所信表明でもありましたが、財政難の折というくだりがございました。果たしてこの額は、また上昇率は妥当だと思われますか伺います。
○議長(
石井敬之)
笠井建設環境部長。
◎
建設環境部長(
笠井善幸) これも数字の細かい話なので、申し訳ありません、私のほうからお答え申し上げたいと思います。 今議員御指摘ございました現在の
包括的民間委託、こちらのほうが年額で平均で約7,700万、これに対しまして今回計上させていただいているのが1億2,700万円という形のこの差ということでございます。まず、第1点とすると、議員からもございましたけれども、7,700万円というのは入札後の
契約金額の中で毎年払われる額でございます。片や1億2,700万円という数字に関しましては、今回設定する額でございまして、入札前の額でございます。その点で入札によって下がってくる
可能性はあるかと思いますが、まずそこに差がございます。それと、大きな理由としましては、まず最初に今回現在払っているものに関しましては、コロナや
ウクライナ侵攻による
物価高騰というのの前に設定されている額でございまして、今回そこの上昇の部分も見込んだ中で額を設定しているというところでございます。ちなみに、7,700万円現在払っているものの当初の
債務設定に関しましては、年1億円という形で設定をしておりましたものが今7,700万円という形でお支払いをしているということでございます。1億という設定額からしますと、約2割強の増という中では、現状の物価の上昇というか資材の高騰の幅の中に入っているものと想定しております。 以上でございます。
○議長(
石井敬之)
望月議員。
◆9番(
望月昇) その内容については、近年の時代の流れで、そのような数字が出てきたということは分かりました。しかしながら、この数字だけ見ますと、63%アップというのはちょっと高過ぎる、その辺の金額はこれから入札も行われると思われますので、十分努力していっていただきたいと思います。そういうわけで金額は過去5年間に比べて今回上がろうとしているものでございますが、近年
人口減少が進んでおり、それに反比例するように緩やかな数字ではございますが、
世帯数が増加、いわゆる
核家族化が進んでいると思われます。
供用区域内に
世帯数が増え、
供用開始の戸数が増えてくると、この予算額が多少増減すると思われますが、その
相関関係はあるやなしや、いかがでしょうか。
○議長(
石井敬之)
笠井建設環境部長。
◎
建設環境部長(
笠井善幸) その点については、細かな分析をしておりませんので、あくまで私見という形でお答えをしたいと思います。今議員おっしゃるように
供用区域内で人が増えると、接続が増える、
接続対象が増えるということになりますと、収入が当然上がります。当然処理量は増えますけれども、収入が上がってくる中で、経営はいい方向に向いていくものだと思います。しかしながら、現状新しく家が建つとかアパートが建つというのが以外と区域外に多いというところも否めないと思います。その点では
核家族化が進む
世帯数が増えるという中では、まだまだどちらということが言い切れないんじゃないかというふうに私的には思っております。 以上でございます。
○議長(
石井敬之)
望月議員。
◆9番(
望月昇)
債務負担行為として、向こう5年間で、最初にお話ししましたけれども、63%見込みでは上がっていると、こういうことを捉えまして、
鏡ケ浦クリーンセンター、この施設の
長寿命化に関しまして、毎年この資金で少しずつでも
改良工事を行っているのかなと私は思ったんですけれども、またその件はいかがかなとお聞きしたい。それとまた、この
鏡ケ浦クリーンセンターについて、大
規模修繕の予定というのは今後あるのでしょうか。
○議長(
石井敬之)
笠井建設環境部長。
◎
建設環境部長(
笠井善幸) まず、この委託につきましては運転をしていく、処理をしていくための費用でございます。その中で30万円以下の少額な故障や修繕に関しては、この中で見ますという形になっておりますが、それ以上のものについては建物の持ち主である市のほうで整理をしていく、処理をしていくという形になります。あと大
規模修繕、
長寿命化ということですけれども、現在これにつきましては行っております。毎年毎年
長寿命計画の中で定めたものをやって動いている最中から手を入れながら、少額で
長寿命化するという形の工事を現在行っております。その中でしっかりとした管理ができ、長く使えると、大きな金を一気にかけるんじゃなくて、少ない額で手を入れながら長く使っていこうという管理の仕方をしているところでございます。 以上です。
○議長(
石井敬之)
望月議員。
◆9番(
望月昇) その日々の努力は大変よく分かるんですけれども、
焼却施設のような大
規模修繕、またそこに一気に多量の、多額のお金がかかるという、そういう予定はあるのかどうか否かということをお聞きしました。
○議長(
石井敬之)
笠井建設環境部長。
◎
建設環境部長(
笠井善幸) 現在
ストックマネジメントの中で事業を着実にやらせていただいております。その中では
清掃センターのように日々の故障の修繕でつないできた施設とは違いますので、一気に大きな形のお金がかかるということは、現状の中では想定しておりません。 以上です。
◆9番(
望月昇) 終わります。
○議長(
石井敬之) 以上で9番望月
昇議員の質疑を終わります。 他に通告をしない議員で御質疑はありませんか。 18番
鈴木順子議員。御登壇願います。 (18番
議員鈴木順子登壇)
◆18番(
鈴木順子) 通告をしておりませんが、すみません、館山市の
危機管理上の問題ですので、ぜひお聞かせを願いたいと思います。 議案の第57
号令和4年度館山市
一般会計の
補正予算(第11号)であります。資料は、
説明資料の11ページになります。一番最後の項目になりますが、消防費に関係してであります。
説明資料によりますと、いわゆる
自然災害による落雷の影響によって起きた
防災行政無線の修繕ということでありますが、ここに雑駁に言えば約900万弱のお金がかかっています。
自然災害を相手にしたときは、かつては
自然災害で被害を得た家庭なんかでもそうなんですけれども、なかなか
保険適用というのはできなかった、お見舞いという形ぐらいしかできなかった時代もありましたけれども、今は
自然災害であろうとも、やはり
保険適用で対応していくというケースが増えているかなというふうに思います。館山市の約900万弱のもの、
金額かなり市としては負担が大きいものとして私は捉えていますけれども、保険の適用というのはされているのか、ちょっとお尋ねをいたしたいと思います。
○議長(
石井敬之)
中村危機管理部長。
◎
危機管理部長(
中村吉昭) こちらも具体的な内容の御質問ということですので、私のほうから御答弁を申し上げさせていただきます。 予算
説明資料にもありますとおり、去る9月24日の落雷の影響等によりということで、鯨ボラと大井、この屋外拡声子局2局と、それとあと安房中継局、出野尾中継局の2か所ということで計上させていただいたところではございますが、この
防災行政無線につきましては、屋外拡声子局、また中継局全て全国市有物件災害共済、こちらに加入しておりますが、そのうち今回の落雷に伴うというところに対しては、災害共済金の対象となる
可能性がありますのは、館山市の
防災行政無線保守点検委託業務を請け負っていただいていますJRCシステムサービス株式会社関東支店が、専門的な見知、視点から検証、確認していただいた結果、確実に落雷の影響で故障したということが判明していますのは、中継局の2か所のみでございます。なお、この中継局2か所の修繕経費の総額というのが97万2,400円ほどございまして、この金額全てが全国市有物件災害共済金の対象になるかどうかにつきましては、現在申請中ということでございますので、まだ回答来ておりません。現時点ではちょっと不明ということでございます。 以上です。
○議長(
石井敬之)
鈴木順子議員。
◆18番(
鈴木順子) すみません、再質問させていただきます。再質問というよりは、要望という形になろうかと思いますが、御承知のとおり、今地球温暖化の影響と言われておりますけれども、多くの
自然災害のあらゆる場面を私たちは目の
当たりにしているわけなんですが、
危機管理上の保険の問題については、やっぱり当然あるべきものと私は考えています。今後もこのような対応をされていかれるのかどうなのか、今の対応でよろしいと思っているのか、お聞かせをください。
○議長(
石井敬之)
中村危機管理部長。
◎
危機管理部長(
中村吉昭) 確かに今
鈴木順子議員おっしゃられるとおり、ちょっと3年前の台風災害もありましたし、今回の9月の落雷、これ過去において館山市においてこれだけの被害を受けたということがともになかった、そういう事案がございます。今後やはり災害の発生といいますか、発生が懸念されます。そうした大規模な
自然災害はじめとした様々なリスクに対応するためにも今お話させていただいたような保険の関係であったり、共済の関係であったり、これは引き続き継続はさせていただきたいとは思っております。担当部署としてはそのように考えておりますけれども、これだけいろんな種類の災害が出てきた場合に、どこまでその保険対象としてもらえるかどうかももちろん先方の考え方もありますけれども、少し広くマクロにちょっと考え方を広げた中で、その対応についてはこれから鋭意検討してまいりたい、そのように考えています。いずれにしましても、やっぱりそういった今後発生が予想されてくる、懸念されるという災害に対して、私どもも「備えあれば憂いなし」という言葉もありますし、あとはやはり「空振りは許されるが見逃しは許されない」、そういった考え方を持って、
危機管理としてこれから進めていきたい、かように考えています。 以上です。
○議長(
石井敬之)
鈴木順子議員。
◆18番(
鈴木順子) 私もそのような対応でよろしいのかなというふうには思っていますが、ただ災害というのはどんな形で、いつ起こるか分からないというようなことから、ぜひともそういうことに心しながら、一斉管理のほうに努めていただきたいということをお願いをして終わります。ありがとうございました。
○議長(
石井敬之) 以上で18番
鈴木順子議員の質疑を終わります。 他に通告をしない議員で御質疑ありませんか。 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終わります。
△
委員会付託
○議長(
石井敬之) ただいま議題となっております各議案は、お手元に配付の
議案付託表のとおり、所管の
常任委員会に付託いたします。
△散会午前10時36分
○議長(
石井敬之) 以上で本日の日程は終了いたしました。 明22日から26日までは委員会審査等のため休会、次会は27日午前10時開会とし、その議事は議案第52号から議案第59号に関わる各委員会における審査の経過及び結果の報告、質疑、討論、採決といたします。 この際、申し上げます。各議案に対する討論通告の締切りは26日正午でありますので、申し添えます。 本日はこれをもって散会といたします。 〇本日の会議に付した事件1 議案第52号~議案第56号1 議案第57号~議案第59号...