東金市議会 > 2019-02-27 >
02月27日-01号

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  1. 東金市議会 2019-02-27
    02月27日-01号


    取得元: 東金市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-24
    平成31年  3月 定例会(第1回)      平成31年2月招集 第1回東金市議会定例会                    平成31年2月27日(水曜日)                    午前10時開議 議事日程(第1号)諸般の報告第1 会期の決定第2 会議録署名議員の指名第3 説明員の出席の通知第4 陳情(陳情第11号~第12号)の上程第5 議案(第1号議案~第18号議案)の上程   (市長提案理由の説明及び所管部長による補足説明)---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程のとおり---------------------------------------出席議員  21名 1番 布施満明    2番 中村美恵    3番 宮沢敬人 4番 前嶋靖英    5番 伊藤博幸    7番 坂本賀一 8番 上野高志    9番 相京邦彦   10番 佐久間治行11番 櫻田あや子  12番 清宮利男   13番 前田京子14番 佐竹真知子  15番 水口 剛   16番 石田 明17番 小倉治夫   18番 宍倉敬文   19番 塚瀬一夫20番 渡辺直樹   21番 石崎公一   22番 宮山 博欠席議員  1名 6番 土肥紀英---------------------------------------議案説明のための出席者 市長        鹿間陸郎   企画課長      鈴木 聡 副市長       井上一雄   総務課長      酒井良和 教育長       飯田秀一   財政課長      鴇田義弘 企画政策部長    矢野政信   社会福祉課長    飛田和雄 医療担当部長    石渡淳一   農政課長      神山英雄 市民福祉部長    中村貴一   建設課長      土屋和弘 経済環境部長    青木 憲   教育総務課長    醍醐義幸 都市建設部長    岡澤 茂 教育部長      鈴木幸一 会計管理者     長尾泰正---------------------------------------会議の事務職員は次のとおり 事務局長      石橋浩幸   次長        柴 伸一 書記        林 裕一   書記        齋藤洋佑---------------------------------------          午前10時00分 開議 ○議長(清宮利男君) おはようございます。 会期中、企画政策部秘書広報課広報広聴係などによる議場内の写真撮影を許可いたしましたので、あらかじめご了承願います。 欠席の届け出がございましたので、ご報告いたします。 土肥副議長欠席、以上であります。 ただいまの出席議員は21人であります。 定足数に達しております。 これより平成31年第1回東金市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 日程に先立ち、諸般の報告を申し上げます。 最初に、千葉県南市議会議長会議員研修会などの議員派遣については、お手元に配付いたしました印刷物によりご報告いたしますので、ご了承願います。 次に、監査委員より、例月出納検査の結果について、地方自治法第235条の2第3項の規定に基づき、東監第37号をもって報告され、さらに、平成30年度定期監査の結果について、地方自治法第199条第9項の規定に基づき、東監第36号をもって報告されました。お手元にその写しを配付してありますので、ご了承願います。 次に、市当局より報告1件が提出され、その写しを配付してあります。この報告の質疑については、議案質疑の際に、これに準じた取り扱いをいたします。ご了承願います。 次に、議長諸般の報告及び当局報告事項につきましては、お手元に配付いたしました印刷物によりご了承願います。[巻末資料参照]--------------------------------------- ○議長(清宮利男君) 日程第1、会期の決定でありますが、議会運営委員会委員長の報告を求めます。 渡辺委員長。     [議会運営委員長 渡辺直樹君 登壇] ◆議会運営委員長(渡辺直樹君) おはようございます。 議長のご指名をいただきましたので、議会運営委員会の結果についてご報告申し上げます。 当委員会は、2月22日午後2時より第1委員会室において、委員全員出席、当局より鹿間市長ほか職員出席のもとに開催いたしました。当局及び議会事務局より陳情、議案、市政に関する一般質問の通告について確認の上、日程案について審議に入りました。 慎重審議の結果、お手元に配付してございます平成31年第1回東金市議会定例会日程予定(案)及び日程表(案)のとおり、本日2月27日から3月20日までの22日間と決定させていただきましたので、ご報告申し上げます。ご賛同のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(清宮利男君) 議会運営委員会委員長の報告を終わります。 お諮りいたします。今期定例会の会期は、議会運営委員会委員長の報告どおり、本日2月27日から3月20日までの22日間といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清宮利男君) ご異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は本日から3月20日までの22日間と決しました。 なお、議事日程につきましては、お手元に配付いたしました日程予定(案)、日程表(案)によることでご了承願います。[巻末資料参照]--------------------------------------- ○議長(清宮利男君) 日程第2、会議録署名議員の指名でありますが、会議規則第79条の規定により1番布施議員、2番中村議員を指名いたします。 日程第3、説明員の出席の通知でありますが、地方自治法第121条の規定に基づく要求に対し市長及び教育長より通知があり、その写しを配付してありますので、ご了承願います。[職務のため出席した者の職氏名・前掲資料参照]--------------------------------------- ○議長(清宮利男君) 日程第4、陳情の上程でありますが、議長のもとに陳情2件が提出され、その写しを一覧表とともに配付してあります。本件につきましては、直ちに関係常任委員会に付託いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清宮利男君) ご異議なしと認めます。 それでは、陳情第11号を文教厚生常任委員会へ、第12号を総務常任委員会へそれぞれ付託いたします。--------------------------------------- ○議長(清宮利男君) 日程第5、議案の上程でありますが、市長より第1号議案から第18号議案の送付があり、これを受理いたしましたので、報告いたします。 なお、議案はお手元に配付のとおりであります。議案を配付してありますが、配付漏れはございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清宮利男君) 配付漏れなしと認め、第1号議案から第18号議案までを一括議題といたします。 直ちに、市長提案理由の説明を求めます。 鹿間市長。     [市長 鹿間陸郎君 登壇] ◎市長(鹿間陸郎君) おはようございます。 本日、ここに平成31年第1回東金市議会定例会を招集したところ、議員各位のご出席を賜り、まことにありがとうございます。 平成31年度の市政運営の基本となります各会計の予算を初めとする諸議案をご審議いただくに際しまして、市政運営に臨む私の所信の一端を申し述べさせていただき、市民の皆様並びに議員各位のご理解とご協力を賜りたいと存じます。 今年は平成最後の年となります。皆様ご承知のとおり、現在の憲法のもとでの最初の改元である「平成」は、司馬遷により編さんされた中国の歴史書である「史記」に記された「内平らかに外成る」、中国最古の経典である「書経」に記された「地平らかに天成る」を由来とするものであり、「内外、天地とも平和が達成される」という願いが込められていると言われております。 しかしながら、平成は大きな自然災害が相次いだ時代でもございました。平成2年の雲仙普賢岳噴火に始まり、阪神・淡路大震災や東日本大震災、西日本豪雨など、昭和の高度経済成長を可能にした平穏な時期とは一変するような数々の大災害は、平成の厳しい経済状況を象徴しているかのようでありました。 事実、平成元年12月29日に日経平均株価は3万8,957円44銭という市場最高値をつけたことに端を発する金融引き締め地価上昇抑制策への転換により、平成3年にはいわゆるバブルが崩壊するに至りました。それまで決して下落することがないと信じられてきた土地神話が崩れ去り、土地を担保にした融資を行ってきた金融機関は多額の不良債権を抱えることになりました。 日本の金融システムに対する信用は低下し、日本の銀行が海外で資金を調達する際にはジャパンプレミアムと呼ばれる金利の積み増しが行われました。人々の間では世紀末の不安が叫ばれるようになり、神武景気や岩戸景気などによる高度成長期に日本企業が築き上げた終身雇用は崩壊し、内需縮小とデフレが始まりました。 出口の見えないデフレに苦しむ中で、企業は人材への投資に消極的になり、団塊ジュニアと呼ばれる世代の就職難が社会問題になりました。設備投資も落ち込み、未来への投資は先細っていきました。 中でも日本の人口構造の大きな特徴であります団塊ジュニア世代が就職する年代に起こった就職難は就職氷河期とも言われるほどであり、希望の職につけずに長期にわたって給与が低くなってしまった方、あるいは就業意欲があるにもかかわらず、長期にわたり失業状態にある方が多くなりました。こうした将来の不安が結婚しない、子供をもうけないという選択につながり、少子・高齢化に拍車をかけたのではないでしょうか。「失われた20年」こう表現されることもあるほど、デフレマインドが日本中に蔓延した時代でございました。 しかし、そうした困難を乗り越えつつあるのは日本人の底力であると考えております。日本経済の混乱に乗じて、競争力を持った外国企業が日本に進出、あるいは輸出攻勢をかけてきたことにより、日本企業は厳しい国際競争の中に立たされることになりましたが、日本は規制緩和により競争力をつけることを選択いたしました。 中でも移動型端末に売り切り制を導入したことによる携帯電話の普及や、航空法改正によるLCCの参入は、ともに1,000億円の規模のビジネスとなりました。 また、中小・小規模事業者の海外への進出、販路拡大はバブル崩壊後、2倍の規模までに拡大したと言われております。オンリーワンの技を磨き、みずから販路を拡大する。全国に360万と言われる中小・小規模事業者の皆さんは、困難な状況においても希望を持って頑張ってきたと思われます。これらが下支えとなり、現在、企業の設備投資はここ20年間で最高の水準になるまで回復いたしました。過去の就職難がうそのように、人手不足が深刻化する状況にもなりました。経団連の調査では、この冬のボーナスは過去最高と言われております。 現在、世界は第4次産業革命の真っただ中にあると言われております。近い将来、ビッグデータ、AI、IoTといった新たな技術が世の中のあり方を一変させるかもしれません。 昨今の我々は、少子・高齢化や人口減少、厳しい財政状況など、国難とも言える課題に直面しておりますが、第4次産業革命によりもたらされる新しい技術によって、我々が抱えているさまざまな課題は解決されるでしょう。アイデア次第では、より安心で、より豊かな暮らしを得ることができる、新しい時代は、そんな夢のある時代になる可能性を秘めているものと考えます。 本市におきましても、平成はバブルの影響を色濃く受けた時代でございました。東京の経済が他の地域を圧倒して活況になり、企業本社の機能が東京に一極集中したことに伴い、東京に入り切れなかった人口が本市周辺に急速に流入してまいりました。バブルが始まる直前の1985年と崩壊後の1995年における国勢調査の人口を比較したところ、本市の増加率は41.5%、全国1,741団体中18位の増加を見せるという急速な発展を遂げた反面、バブル崩壊後の影響も大きなものでございました。 駅前の公示価格はピーク時の8分の1までに下落いたし、完全失業率は全国平均よりも高い水準で推移しております。全国で18位という目覚ましい人口増加を見せた人口も、今では減少傾向に転じ、現在では6万人を切っておる状況でございます。 しかしながら、「改革・前進」に賛同いただいた市民の皆様、職員各位の底力により、明るい兆しが見え始めてまいりました。 それでは、これより市政運営方針といたしまして、私の考え方を述べさせていただきます。 私は昨年4月に市民の皆様からの負託を受け、市政を担わせていただくことになりました。先ほど申し上げましたバブルの影響に加え、近年では人口減少、少子・高齢化、さらには行財政運営の改善といった課題も顕著化してまいりましたことから、4年間の市政運営に当たりまして、「市民とともに進める」「未来へのバトン」「配慮する社会」という3点の基本理念を軸にしてまいりました。そして、この基本理念のもと、東金市が魅力的なまちであり続け、将来に向けてさらなる発展を遂げるために、私は「改革・前進」を合い言葉に、六つのビジョンを柱として、各施策の取り組みを始めてまいりました。 一つ目は、「市民参加、地域の力を生かし、元気なまちに」でございます。 市民一人ひとりの力を集めた地域力と多様な資源を生かしながら、人材育成や仕組みづくりを行ってまいりたいという観点から、本年1月下旬から2月にかけて、次期総合計画策定に当たり、市民の皆様方のご意見、ご要望等を直接お聞きするため、市内12カ所で地区懇談会を開催いたしました。 二つ目は「子供たちの今と将来のために」でございます。 市民の方々のニーズを踏まえながら、子育て環境、教育環境の充実を図ってまいりたいという観点から、東金市八坂台地先に新たに定員105名の民間施設の建設を始めたところ、本年4月より開設することとなりました。 三つ目は「地域の産業と経済の活性化」でございます。 地域資源を生かすとともに、新たな産業振興の構想を描き、農業、商業、工業の再活性化を図ってまいりたいという観点から、昨年4月より供用開始しております道の駅みのりの郷東金の加工場を、農産物の高付加価値化につながる第6次産業化の拠点施設と位置づけ、本市を含めた地域全体の産業の活性化に発展させていくモデルケースとなるよう、関係団体や近隣自治体との協力・連携を進めてまいりました。 四つ目は「住みやすいまち、便利さをさらに向上」でございます。 交通の利便性をさらに高め、人と物が行き交うまちを目指すという観点から、市内循環バスの充実を検討した結果として、来年度より既存の市内循環バスについて土曜日運行を開始することといたしました。 五つ目は「まちの安全、ひとの安全、地域の環境を守るまちづくり」でございます。 自然災害に強く、事故、犯罪のない安全なまちづくりを推進するという観点から、新たに昨年5月より消防防災課の公式ツイッターを立ち上げたほか、豊かな自然と住みやすい環境を守るという観点から、本市の豊かな自然環境を将来にわたって守る取り組みについて検討しているところでございます。 最後の6点目は「東千葉メディカルセンターの経営健全化」でございます。 開設初年度から資金不足に陥り、毎年度赤字の状況が続くなど、市財政に対する影響も看過できない状況であることから、喫緊の課題として対応してまいりましたところ、先般、千葉県から30億円の別枠支援を確保することができました。あわせまして、千葉県に対し近隣団体からの財政支援を先導して行うこと、定型恒常的支援を行うこと等を要望したところでございます。 また、六つのビジョンに加え、喫緊の課題であります「財政の立て直し」についても注力してまいりました。 「平成31年度一般会計当初予算は、財政調整基金を繰り入れない予算とすること」「4年間で財政調整基金を18億円にすること」「慣例慣習にとらわれない予算事業の見直しをすること」、これらを達成するために、就任早々、5月には庁内職員との意見交換を行いました。7月23日には平成31年度以降の事業、予算についての指示命令であるトップマネジメントを発令いたしました。あわせて、できる限り市民活動や団体活動、イベントに出席し、意見交換を行いました。 本年1月には予算見直しについて幹部職員への説明と意見交換、指示を行い、トップマネジメント的な査定を実施しました。その結果といたしまして、平成31年度は財政調整基金を繰り入れない予算を編成することができました。就任時点で13億円であった基金の残高は引き続き繰り入れをしなければ、平成31年度末には15億円程度までに回復する見込みであります。これは慣例慣習のとらわれない予算事業の見直しができたからこそであると考えております。 三つの理念、六つのビジョン、さらには喫緊の課題への対応を通して「改革・前進」は着実に進歩しているものと考えております。 今回上程させていただきます平成31年度当初予算は、私みずからが指揮して企画し目標を掲げた「政策方針、政策」であり、私みずからが指揮して編成した初めての予算であります。明るい兆しが見え始めたとはいえ、本市の財政状況は依然として厳しい状況にありますが、削るものは削る一方、必要な事業への投資は惜しまないつもりでおりますので、循環バス土曜日運行、子ども医療費の高校までの拡大、学校、幼稚園へのエアコン整備など、未来への投資に係る事業についての予算化を指示し、計上させていただいているところでございます。 本年1月下旬からは次期総合計画策定に向けた地区別懇談会を行っております。次年度以降も「改革・前進」がさらなる進歩を遂げられるよう、将来に備えた計画づくりを市民の皆様とともに進めてまいります。 続きまして、これより各部の主要施策の概要について申し上げます。 企画政策部でございますが、2020年度をもって終了する「東金市第3次総合計画」に続く新たな総合計画の策定を進めてまいります。本市にとって20年ぶりの業務となりますが、「市民とともにつくり上げる計画」となるよう努めてまいります。 また、来年度より既存の循環バスについて、土曜日運行を開始するとともに、市内循環バス事業の継続性確保の観点で利用料金の見直しを図ってまいります。 そして、来年度より企画課を分課し、地域振興課を新設することにより、公共交通、地域コミュニティー等の振興について、きめ細かく、かつスピーディーな対応ができるものと考えております。 多文化共生事業の推進といたしまして、外国人が暮らしやすいまちを目指すため、外国人向けの相談窓口を設置するとともに、計画的に共生施設を発展させてまいります。 地域IoTの導入推進といたしまして、総務省「地域IoT実装推進ロードマップ」に基づき、ビッグデータ、AI、IoTの利活用を推進してまいります。 東千葉メディカルセンターにつきましては、千葉県の役割、責任の明確化という観点から、保健医療圏における自治体からの財政支援を含む地域連携などについて、県が主体に取り組んでいただけるよう働きかけてまいります。 総務部でございますが、職員の育成、配置といたしまして、現市政の政策立案、実施に沿うための研修計画により、資質向上の研修等を確実に実施してまいるとともに、2020年度施行の改正地方公務員法による臨時・非常勤職員の会計年度任用職員への移行に向け、関係規定を整備してまいります。 また、防犯ボックスにつきまして、市民の共助意識、共助行動、地域コミュニティーの向上、ないしその契機の一つとすべく県警OB、地域住民などの勤務員配置により、来年度早々に運用開始できるよう努めてまいります。 さらに、東金病院跡地の貸し付けにつきまして、契約に至らしめ、新規の歳入確保ができるよう努めてまいるとともに、市税確保といたしまして、課税客体の的確な把握と財産調査の充実等により、また、納税、納税弱者への配慮の上で、歳入見込み額の向上、収納率の向上に努めてまいります。 選挙事務費につきましては、職員人件費が大きなウエートを占めるため、選挙準備期間も含めさらなる事務効率化方策を研究してまいります。 市民福祉部でございますが、子供の貧困対策の充実といたしまして、子供の将来が生まれ育った環境によって左右されることのないような環境の整備に努めてまいるとともに、少子化対策の一環として高校生の入院に対し、課税世帯では1日当たり300円、非課税世帯では1日当たりゼロ円の自己負担で償還払いによる助成事業を創設いたします。制度の円滑な実施に向けた周知を図り、8月1日からの開始に向け準備を進めてまいります。 また、ふえ続ける介護給付費の抑制を図るため、ロコモティブシンドロームの防止を図る施策を鋭意進める必要があることから、平成29年度に城西国際大学の協力のもとで、高齢者支援課と健康増進課とが共同で構築し、平成30年度に検証を進めている本市オリジナルの「ロコモ体操」の普及を図ってまいります。 住民基本台帳ネットワークシステムにつきましては、平成31年10月より新システムへの移行が必要なため、郡内3市2町との共同運用を行うこととし、情報管理課で管理した住基ネットサーバーを行政組合にて管理することといたします。 健康優良世帯表彰事業を廃止し、新たに健康マイレージ事業の拡充を図ることで、医療費削減への取り組みを強化してまいります。 母子保健型利用者支援事業といたしまして、妊娠届け出時に保健師が全員と面接を行うことで、切れ目ない支援体制を整備してまいるとともに、母子包括支援事業といたしまして、出産後間もない母子に対する育児支援を行い、不安の軽減を図ってまいります。 経済環境部でございますが、みのりの郷東金につきましては、ここでしか買えない商品の開発販売、来訪してみたくなる観光マップなどの情報発信を行うことで、交流人口の拡大を目指してまいります。 また、指定事業所奨励金につきましては、企業用地が不足する本市においては、既存企業の再投資への支援制度創設が急務であることから、近隣の状況をまとめ制度改正及び実施可能とする協議を進めてまいります。 さらに、ごみ減量化リサイクル推進事業といたしまして、補助金の有無にかかわらず、ごみの減量化ができるよう、広報、ホームページなどで、リデュース・リユース・リサイクルの3Rについて啓発してまいります。 ガス事業につきましては、安定供給を図り、災害に強いガス施設とするため、耐震性の高いガス管への入れかえ工事を行います。 都市建設部でございますが、都市の将来像を明示するとともに、実現のためのまちづくり方針を明らかにする都市計画マスタープランの策定を進めてまいります。 また、砂郷地区まちづくり推進事業といたしまして、定住人口確保のための住宅供給や新たな宅地造成手法の構築により、地区内道路整備を基盤に新たなまちづくりを推進するため、事業計画の策定に向けた地元調整や地元組織のまちづくり団体への支援を行ってまいります。 さらに、将来の道路ネットワーク構築や市街地整備などという観点から、都市マスタープラン、さらには次期総合計画との連携を図り、中・長期的な視点で将来の道路ネットワーク網等の素案策定に努めてまいります。 農集排と公共下水の接続統合といたしまして、将来の事業運営を見据え、コスト縮減策として農集排を公共下水に接続統合し、処理施設の廃止による処理コストの削減を図るべく庁内調整を図ってまいります。 教育部でございますが、小学校普通教室幼稚園保育室への空調設備につきまして、夏休み前までに空調設備を使用できるよう整備を進めてまいります。 学校適正配置の取り組みといたしまして、複式学級が存在する源小学校について「源地区小学校問題協議会」と統廃合・休校・存置等の方向性を決定するための協議を続けてまいります。 また、いじめ、長期欠席、不登校対策については、引き続き家庭と学校が連携を図りながら、いじめや長期欠席、不登校となってしまった児童への対応及び未然に防ぐための取り組みを実施してまいります。 さらに、小・中学校コンピュータ事業といたしまして、ICT機器を活用し、児童・生徒の思考力、表現力、判断力等の育成と向上を目指すべく、教職員の研修を充実させ、多様な学習の場を拡大してまいります。 文化財保護事業といたしまして、文化財等の資料の保存・活用を図るべく、主に市史編さん業務及びデジタル歴史館の製作を推進してまいります。 東京オリンピック・パラリンピック開催記念事業といたしまして、本市が持つスポーツ施設と九十九里町が持つ景観を活用し、参加人数3,600人規模となる「東金・九十九里ハーフマラソン大会」を実施いたします。 以上、平成31年度の市政運営に関する所信を述べさせていただきました。冒頭申し上げたとおり、これから訪れる平成の次の時代は、ビッグデータ、AI、IoTといった新たな技術が夢をかなえてくれる時代となる可能性を秘めております。 思い起こせば1970年の大阪万博、「動く歩道」や「携帯電話」「電気自動車」など夢のような数々のツールに心を躍らせた一方、どこかで非現実的なものと見ていた方も多かったのではないでしょうか。 しかし、今では全て現実のものとなっています。多くの人が「あったらいいな、でもできるわけない」と考えていた中で、純粋に「いいな」と思い、可能性を追求した人がいたからこそ、実現したものだと思っております。 また、この万博会場で心震わせた少年は、その後、夢を追いかけて科学の道に進み、努力を重ね、世界で初めてのiPS細胞の作成に成功いたしました。ノーベル生理学・医学賞を受賞し、現在、難病で苦しむ世界の人々に希望の光をもたらしております。 東金市では、現在、次期総合計画の策定作業に入っておりますが、10年先、そして20年先、30年先を見据えて、「東金市の発展のために」という純粋な思いで夢を持って可能性を追求し、市民の皆様に夢と希望を与えられるよう市政運営に邁進してまいりますので、議員各位におかれましても、ともにお力を合わせていただけますよう心からお願い申し上げまして、私の市政の運営方針といたします。 それでは、議案提案理由の説明に入らせていただきます。 第1号議案 東金市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本案は本年2月に国家公務員に対して命ずることができる超過勤務時間の上限が人事院規則で定められたことなどに伴い、本市の職員についても国家公務員と同様に時間外勤務命令の上限時間を定めるなどの所要の措置を講ずるため、東金市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例を制定しようとするものでございます。 第2号議案 東金市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本案は公図の写しの交付に係る事務を廃止することに伴い、東金市手数料条例について所要の改正を行うため、東金市手数料条例の一部を改正する条例を制定しようとするものでございます。 第3号議案 市道路線の廃止についてでございますが、本案は市道路線の1路線を廃止しようとするものでございます。 第4号議案 平成30年度東金市一般会計補正予算(第4号)についてでございますが、本案は、既定の予算額192億527万6,000円から歳入歳出それぞれ2億22万円を減額し、予算の総額を190億505万6,000円としようとするものでございます。 第5号議案 平成30年度東金市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)についてでございますが、本案は、既定の予算額72億6,900万円に歳入歳出それぞれ1億1,250万2,000円を追加し、予算の総額を73億8,150万2,000円としようとするものでございます。 第6号議案 平成30年度東金市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)についてでございますが、本案は、既定の予算額45億6,285万円に歳入歳出それぞれ675万7,000円を追加し、予算の総額を45億6,960万7,000円としようとするものでございます。 第7号議案 平成30年度東金市下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてでございますが、本案は、既定の予算額14億1,430万円から歳入歳出それぞれ1,200万円を減額し、予算の総額を14億230万円としようとするものでございます。 第8号議案 平成30年度東金市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)についてでございますが、本案は、既定の予算額3億4,600万円から歳入歳出それぞれ420万円を減額し、予算の総額を3億4,180万円としようとするものでございます。 第9号議案 平成30年度東金市病院事業特別会計補正予算(第1号)についてでございますが、本案は、既定の予算額21億4,539万9,000円に歳入歳出それぞれ22億800万円を追加し、予算の総額を43億5,339万9,000円としようとするものでございます。 第10号議案 平成31年度東金市一般会計予算についてでございますが、本案は、歳入歳出予算の総額を183億9,000万円と定めようとするものでございます。 第11号議案 平成31年度東金市国民健康保険事業特別会計予算についてでございますが、本案は、歳入歳出予算の総額を70億7,000万円と定めようとするものでございます。 第12号議案 平成31年度東金市後期高齢者医療特別会計予算についてでございますが、本案は、歳入歳出予算の総額を5億9,400万円と定めようとするものでございます。 第13号議案 平成31年度東金市介護保険事業特別会計予算についてでございますが、本案は、歳入歳出予算の総額を45億9,800万円と定めようとするものでございます。 第14号議案 平成31年度東金市介護予防支援事業特別会計予算についてでございますが、本案は、歳入歳出予算の総額を1,490万円と定めようとするものでございます。 第15号議案 平成31年度東金市下水道事業特別会計予算についてでございますが、本案は、歳入歳出予算の総額を12億5,300万円と定めようとするものでございます。 第16号議案 平成31年度東金市農業集落排水事業特別会計予算についてでございますが、本案は、歳入歳出予算の総額を3億1,900万円と定めようとするものでございます。 第17号議案 平成31年度東金市病院事業特別会計予算についてでございますが、本案は、歳入歳出予算の総額を18億8,528万5,000円と定めようとするものでございます。 第18号議案 平成31年度東金市ガス事業会計予算についてでございますが、本案は、業務予定量を年度末供給戸数1万3,882戸、年間供給ガス量を1,355万8,000立方メートル、収益的収入を12億3,822万7,000円、収益的支出を12億3,808万9,000円、資本的収入を2,436万円、資本的支出を1億5,207万円と定めようとするものでございます。 以上、18議案につきまして、ご審議いただきご承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 詳細につきましては、所管部長より補足説明させていただきます。 ○議長(清宮利男君) 市長提案理由の説明を終わります。 そのまま休憩します。          午前10時45分 休憩          午前10時45分 再開 ○議長(清宮利男君) 再開します。 次に、所管部長の補足説明を求めます。 井上副市長。     [副市長 井上一雄君 登壇] ◎副市長(井上一雄君) それでは、私から第1号、2号、4号及び第10号議案の補足説明をさせていただきます。 初めに、第1号議案 東金市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。 議案は3ページ、参考資料は1-1ページでございます。 本案は、職員の時間外勤務命令の上限時間などを定めるものでございます。昨年7月に働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律が公布され、民間部門においては働き方改革の目的の一つである長時間労働の是正のための措置として、時間外労働の上限規制等が導入され施行されることになりました。 また、国家公務員においても、昨年8月の人事院の公務員人事管理に関する報告において、時間外勤務命令を行うことができる上限時間を人事院規則で定めることとするなどの長時間労働の是正に関する法律がなされ、本年2月にこの報告の内容に沿った人事院規則の改正がなされました。 そこで、本市の職員についても同様に時間外勤務命令の上限時間を定めるなどの所要の措置を講じるため、職員の時間外勤務に関し、必要な事項は規則で定めるという委任規定を加えようとするものでございます。 次に、第2号議案 東金市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。 議案は5ページ、参考資料は2-1ページでございます。 本案は、固定資産税の課税資料として使用しておりました公図につきまして、その写しの交付事務を平成30年度末をもって廃止することに伴い、別表中の当該交付事務の名称や手数料額などの規定を削るものでございます。 次に、第4号議案 平成30年度東金市一般会計補正予算(第4号)についてでございます。 議案は10ページでございます。 本案は、既定の予算額から歳入歳出それぞれ2億22万円を減額し、予算の総額を190億505万6,000円としようとするものでございます。歳出における補正の主なものを申し上げますと、議案は22ページからでございます。 まず、民生費における国民健康保険特別会計繰出金として3,125万8,000円の増額を計上しております。これは保険税軽減世帯数が当初の見込みを上回ったため、保険基盤安定繰出金及び国保財政安定化支援事業繰出金を増額するものが主なものでございます。 次に、衛生費において予防接種事業として307万9,000円の増額を計上しております。これは集団接種を実施している予防接種において、医療機関における個別接種が当初の想定より増加したことによる個別接種委託料の増額が主なものでございます。 次に、農林水産業費における農業施設等災害復旧支援事業として431万2,000円の増額を計上しております。これは平成30年の台風24号における農業用施設への被害復旧に係る費用を助成する被災農業者向け経営体育成支援助成金を計上したものでございます。 次に、土木費における道路新設改良事業として8,189万円の減額を計上しております。これは国庫補助金減額に伴う事業費の減額でございます。 続きまして、歳入の補正の主なものでございます。 議案は戻り20ページからでございます。 国庫支出金において7,505万7,000円の減額を計上しております。これは道路新設改良事業、道路舗装等事業などの充当財源である社会資本整備総合交付金の減額が主なものでございます。 県支出金において3,618万4,000円の減額を計上しております。これは地籍調査事業の充当財源である地籍調査費補助金の減額が主なものでございます。 次に、市債において3,890万円の減額を計上してございます。これは対象となる道路新設改良事業、道路舗装等事業などの事業費の減額によるものでございます。 以上の補正額を踏まえまして、繰入金における財政調整基金繰入金を6,600万円減額するものでございます。 次に、第10号議案 平成31年度東金市一般会計予算についてでございます。 本案は、歳入歳出予算の総額を183億9,000万円とするものでございます。前年に比し5,000万円の減額で0.3%の減率となってございます。ここでは予算案の意図など基本的な考え方を申し上げます。 当該平成31年度当初予算につきましては、鹿間市長が全てを指揮監督して編成した初の当初予算でございます。そしてその方針や課題解決の考え方などをもとに、職員も一丸となって編成に取り組んだものでございます。内容のベースとしたことは、市長の考えである「改革・前進」の政策方針でもございます三つの理念、六つのビジョンの具体化として、かつ市政2年目の取り組みとして編成したものでございます。 また、市民サービスの継続性も行政の責任として看過せず意図した予算でもございます。 一つには、平成32年度を終期とする第4期基本計画に基づく事務事業を基本として、市民サービスの維持、向上を目指した予算でございます。 二つには、平成31年度を終期とするまち・ひと・しごと創生総合戦略に基づき、「豊かな環境と便利さを兼ね備え、人が集まる東金市」を目指した予算としたことでございます。 さらに、三つ目には、平成33年度を始期とする次期総合計画へのつながりを見据えた予算としたものでもございます。 なお、継続的な事務事業や市民サービス、また新たな政策、事務事業を未来に向かって確実に推進できるよう、改革として喫緊課題である財政健全化を意図した予算であり、そのために、まずは財政調整基金に頼らない身の丈予算とすべく編成したものでございます。このため市税など歳入の動向を見ながら、あるいは新たな歳入確保をしながら、また、歳出においては義務的経費など必需的な経費以外の経費において、見直し、工夫して編成したものでございます。その見直しに当たっては、市民への直接的なサービスの影響に配慮して対応させていただいたものでございます。 また、財政厳しい中でも前進すべく、新規にやるべきこと、充実させるべきこと、例えば循環バスの土曜日運行、子ども医療費の高校生までの拡大、民間保育所への支援といったものも盛り込み、さらに中・長期に捉えて計画化や将来の予算化の動機づけも含めて、元気、活力を意図した未来への投資についても見据えた予算としてございます。 なお、予算内容の概要でございますが、歳入の概要、歳出の目的別、性質別の概要につきましては、参考資料当初予算の概要書の7ページからお示ししているとおりでございます。 以上で補足説明とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(清宮利男君) 所管部長の補足説明の途中でございますが、休憩します。          午前10時55分 休憩          午前11時04分 再開 ○議長(清宮利男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 所管部長の補足説明を求めます。 岡澤都市建設部長。     [都市建設部長 岡澤 茂君 登壇] ◎都市建設部長(岡澤茂君) それでは、私のほうからは、都市建設部が所管いたします五つの議案につきまして、補足説明させていただきます。 まず初めに、第3号議案 市道路線の廃止についてでございます。 議案の6ページ、また、参考資料の3-1ページをお願いいたします。 本案は、現在、市道認定している路線において、本路線の利用状況が一般交通の用に供する必要がないことから、当該路線につきまして、道路法第10条第1項の規定によりまして廃止しようとするものでございます。 次に、第7号議案 平成30年度東金市下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてでございます。 議案の55ページをお願いいたします。 本案は、既定の予算額14億1,430万円から歳入歳出それぞれ1,200万円を減額し、予算の総額を14億230万円としようとするものでございます。 補正予算の内容についてでございますが、歳入につきましては諸収入260万円を増額し、繰入金560万円、市債900万円をそれぞれ減額するものでございます。 歳出につきましては、事業費における管理費1,140万6,000円、公債費71万4,000円をそれぞれ減額するものでございます。 また、予算の調整としまして、予備費において12万円を増額するものでございます。 補正の内容についてご説明いたします。 歳出における管理費では消費税及び地方消費税の平成29年度決算に基づく申告額の確定や公営企業会計への移行業務に係る入札差金による減額でございます。 また、工事費では汚水中継ポンプ場の改築更新工事の一部において、アスベスト含有塗装剤が使用されていることが判明し、その調査等に不測の日数を要したことから、年度内に予算執行が困難であるため繰越明許費をお願いするものでございます。 公債費では平成29年度発債分の借り入れ利率が確定したしたことによる減額でございます。 歳入における諸収入では、消費税及び地方消費税の還付金による増額、また、市債では公営企業会計への移行経費の確定により減額するものでございます。 次に、第8号議案 平成30年度東金市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)についてでございます。 議案の68ページをお願いいたします。 本案は、既定の予算額3億4,600万円から歳入歳出それぞれ420万円を減額し、予算の総額を3億4,180万円としようとするものでございます。 補正予算の内容でございますが、歳入につきましては、市債420万円を減額するものでございます。 歳出につきましては、事業費における管理費414万3,000円、公債費1万8,000円をそれぞれ減額するものでございます。 また、予算の調整として、予備費において3万9,000円を減額するものでございます。 補正の内容についてご説明いたします。 歳出における管理費では、消費税及び地方消費税の平成29年度決算に基づく申告額の確定による増額、また、公営企業会計への移行業務に係る入札差金による減額でございます。 公債費では、平成29年度発債分の借り入れ利率が確定したことによる減額でございます。 歳入における市債では、公営企業会計への移行経費の確定により減額するものでございます。 続きまして、第15号議案 平成31年度東金市下水道事業特別会計予算についてでございます。 議案別冊の258ページをお願いいたします。 本案は、歳入歳出予算の総額を12億5,300万円と定めようとするもので、前年度に比べ1億6,300万円の減額、11.5%の減率となっております。 なお、予算編成に当たりましては、施設の改築更新や維持管理に重点を置き編成したものとなっております。 予算の主な内容についてご説明いたします。 まず、歳入についてでございますが、使用料及び手数料4億236万円、国庫支出金4,877万4,000円、財産収入532万5,000円、繰入金5億2,600万円、繰越金500万円及び市債2億6,120万円を計上したものでございます。 次に、歳出における事業費につきましては、管理費3億6,831万1,000円、工事費1億1,345万6,000円、また、公債費7億6,786万2,000円を計上したものでございます。 次に、第16号議案 平成31年度東金市農業集落排水事業特別会計予算についてでございます。 議案別冊の284ページをお願いいたします。 本案は、歳入歳出予算の総額を3億1,900万円と定めようとするもので、前年度に比べ2,700万円の減額、7.8%の減率となっております。 なお、予算編成に当たりましては、公共下水道事業と同様に、施設の維持管理に重点を置き予算編成したものとなっております。 予算の主な内容についてご説明いたします。 まず、歳入についてでございますが、使用料及び手数料3,917万9,000円、繰入金2億6,100万円、繰越金300万円及び市債1,570万円を計上したものでございます。 次に、歳出における事業費につきましては、管理費8,315万2,000円、また、公債費2億3,352万6,000円を計上したものでございます。 以上で、都市建設部関連議案の補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(清宮利男君) 所管部長の補足説明を求めます。 中村市民福祉部長。     [市民福祉部長 中村貴一君 登壇] ◎市民福祉部長(中村貴一君) それでは、私から、市民福祉部が所管しております第5号議案、第6号議案及び第11号議案から第14号議案までの6議案について、補足説明いたします。 まず初めに、第5号議案 平成30年度東金市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)についてでございます。 議案は35ページでございます。 本案は、既定の予算額72億6,900万円に歳入歳出それぞれ1億1,250万2,000円を追加し、予算の総額を73億8,150万2,000円としようとするものでございます。 補正予算の内容について、まず歳入でございますが、繰入金につきましては、他会計繰入金を3,125万8,000円増額、基金繰入金を4,400万円減額、繰越金につきましては、1億2,524万4,000円増額するものでございます。 次に、歳出でございますが、保険給付費につきましては、出産育児諸費を1,082万6,000円減額、諸支出金につきましては、償還金及び還付加算金を1億2,425万4,000円増額、また、予算の調整として予備費を92万6,000円減額するものでございます。 次に、第6号議案 平成30年度東金市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)についてでございます。 議案は45ページでございます。 本案は、既定の予算額45億6,285万円に歳入歳出それぞれ675万7,000円を追加し、予算の総額を45億6,960万7,000円としようとするものでございます。 補正予算の内容でございますが、保険者機能強化推進交付金の新設に伴い、歳入につきまして国庫支出金675万7,000円を増額し、歳出につきまして、地域支援事業費の財源調整を行い、基金積立金675万7,000円の増額をするものでございます。 次に、第11号議案 平成31年度東金市国民健康保険事業特別会計予算についてでございます。 議案別冊の170ページをお願いいたします。 本案は、歳入歳出予算の総額を70億7,000万円と定めようとするもので、前年度に比べ1億8,300万円の減額、2.5%の減率となっております。 予算の内容について、まず歳入でございます。国民健康保険税につきましては、14億9,120万円、これは保険税率を現行税率により算定したものでございます。そのほかの主な歳入につきましては、県補助金51億842万円、他会計繰入金4億4,962万9,000円を計上したものでございます。 次に、歳出でございます。まず、総務費につきましては、総務管理費1,979万2,000円、徴収費866万2,000円、保険給付費につきましては、療養諸費43億3,810万2,000円、高額療養費6億6,725万1,000円、出産育児諸費2,311万2,000円、葬祭費500万円、国民健康保険事業納付金につきましては、18億9,458万7,000円、保健事業費につきましては保健事業費3,313万2,000円、特定健康診査等事業費6,054万3,000円を計上したものでございます。 次に、第12号議案 平成31年度東金市後期高齢者医療特別会計予算についてでございます。 議案別冊の194ページをお願いいたします。 本案は、歳入歳出予算の総額を5億9,400万円と定めようとするもので、前年度に比べ800万円の増額、1.4%の増率となっております。 予算の主な内容について、まず歳入でございます。 後期高齢者医療保険料につきましては、4億4,123万円、保険料率は2年ごとの改定で平成31年度は据え置きでございます。 繰入金につきましては、1億4,743万3,000円を計上したものでございます。 次に、歳出でございます。総務費につきましては、総務管理費1,996万円、徴収費99万4,000円、後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、5億6,851万5,000円を計上しております。 次に、第13号議案 平成31年度東金市介護保険事業特別会計予算についてでございます。 議案別冊の212ページをお願いいたします。 本案は、歳入歳出予算の総額を45億9,800万円と定めようとするもので、前年度に比べ6,400万円の増額、1.4%の増率となっております。 予算の主な内容でございますが、まず歳入につきましては、第1号被保険者の保険料を11億2,185万円、国庫支出金につきましては、介護給付費負担金、調整交付金、地域支援事業交付金等を合わせて9億3,789万円、第2号被保険者の保険料である支払基金交付金につきましては、介護給付費交付金、地域支援事業支援交付金を合わせて11億5,673万3,000円、県支出金につきましては、介護給付費負担金、地域支援事業交付金等を合わせて6億2,997万2,000円、繰入金につきましては、介護給付費繰入金、地域支援事業交付金、職員給与費等繰入金等を合わせて7億5,138万4,000円を計上したものでございます。 次に、歳出でございます。 まず、総務費につきましては、一般管理費1億1,994万1,000円、賦課徴収費292万4,000円、認定調査等費2,569万3,000円、介護認定審査会共同設置費1,717万8,000円、計画策定費103万2,000円、保険給付費につきましては、介護サービス等給付費39億3,000万円、審査支払手数料310万円、高額介護サービス等給付費1億1,500万円、市町村特別給付費783万2,000円、特定入所者介護サービス等給付費1億5,700万円、地域支援事業費につきましては、介護予防生活支援サービス事業費6,361万5,000円、介護ケアマネジメント事業費1,276万円、一般介護予防事業費231万3,000円、包括的支援事業費4,293万3,000円、高齢者支援費1,276万7,000円を計上いたしております。 最後になりますが、第14号議案 平成31年度東金市介護予防支援事業特別会計予算についてでございます。 議案別冊の242ページをお願いいたします。 本案は、歳入歳出予算の総額を1,490万円と定めようとするもので、前年度に比べ290万円の増額、24.2%の増率となっております。 予算の主な内容でございますが、まず歳入につきましては、予防給付費、ケアプラン作成手数料による予防サービス計画給付費収入665万5,000円、職員給与費繰入金406万3,000円、事務費繰入金418万1,000円を計上したものでございます。 次に、歳出でございます。 まず、担当職員の給与費745万7,000円、非常勤職員の報酬や予防給付ケアプラン作成の一部を居宅介護支援事業所へ委託する委託料等717万8,000円を計上いたしております。 以上で、私からの補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
    ○議長(清宮利男君) 所管部長の補足説明を求めます。 石渡医療担当部長。     [医療担当部長 石渡淳一君 登壇] ◎医療担当部長(石渡淳一君) それでは、私からは第9号議案及び第17号議案について、補足説明させていただきます。 まず、第9号議案 平成30年度東金市病院事業特別会計補正予算(第1号)についてでございます。 議案の79ページをお願いいたします。 本案は、既定の予算額21億4,539万9,000円に歳入歳出それぞれ22億800万円を追加し、予算の総額を43億5,339万9,000円としようとするものでございます。 本補正予算につきましては、地方独立行政法人東金九十九里地域医療センターに対する千葉県からの追加財政支援としての東千葉メディカルセンター助成事業交付金を受け入れ、法人に支出しようとするものでございます。 議案の80ページをお願いいたします。 補正予算の内容でございます。 歳入につきましては、県支出金22億800万円を増額するものでございます。これは設立団体である東金市と九十九里町を介しての県からの追加財政支援30億円のうち、資本金の出資割合に基づく東金市分でございます。 続きまして、議案の81ページをお願いいたします。 歳出につきましては、事業費のうち負担金として歳入における補正額と同額の22億800万円を増額するものでございます。 続きまして、第17号議案 平成31年度東金市病院事業特別会計予算についてでございます。 議案別冊の308ページをお願いいたします。 本案は、歳入歳出予算の総額を18億8,528万5,000円と定めようとするもので、前年度に比べ2億6,011万4,000円の減額、12.1%の減率となっております。 予算の主な内容につきまして、まず歳入から説明いたします。 県支出金5億3,140万円、財産収入247万1,000円、繰入金といたしまして、一般会計繰入金6億3,727万1,000円及び東千葉メディカルセンター整備事業基金繰入金1億6,723万8,000円の計8億450万9,000円、諸収入4億5,010万5,000円、市債9,680万円を計上したものでございます。 次に歳出でございます。 事業費といたしまして、法人への事業負担金8億450万9,000円及び事業貸付金9,680万円の計9億130万9,000円を計上したものでございます。 また、基金積立金につきましては、5億3,387万1,000円、公債費といたしまして、償還元金3億5,631万6,000円及び償還利子9,378万9,000円の計4億5,010万5,000円をそれぞれ計上したものでございます。 以上で、私からの補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(清宮利男君) 所管部長の補足説明を求めます。 青木経済環境部長。     [経済環境部長 青木 憲君 登壇] ◎経済環境部長(青木憲君) それでは、私から第18号議案 平成31年度東金市ガス事業会計予算についての補足説明をさせていただきます。 議案別冊320ページをお願いいたします。 本案は、東金市ガス事業におけます平成31年度の業務予定量を年度末供給戸数1万3,882戸、年間供給ガス量を1,355万8,000立方メートルと定め、予算第3条の収益的収入及び支出の予定額につきましては、収入を12億3,822万7,000円、前年度に対し3,973万1,000円の減額、3.1%の減率とし、支出を12億3,808万9,000円、前年度に対し3,953万7,000円の減額、3.1%の減率として定めるものでございます。 収益的収支の内容でございますが、収入の第1項製品売上11億6,380万5,000円は、ガス売上高でございます。 第2項営業雑収益5,275万7,000円は、受注工事収益、その他営業雑収益でございます。 第3項営業外収益2,166万4,000円は、受け取り利息、長期前受金戻入、雑収入でございます。 第4項特別利益1,000円は、存目計上でございます。 次に、支出でございますが、第1項売上原価7億2,147万円は、原料ガス購入代でございます。 第2項供給販売費及び一般管理費4億4,322万9,000円は、売上原価を除く販売のための経費、減価償却費等でございます。 第3項営業雑費用5,042万8,000円は、受注工事費用でございます。 第4項営業外費用1,496万1,000円は、支払い利息、雑支出、消費税及び地方消費税でございます。 第5項特別損失1,000円は、存目計上でございます。 第6項予備費は800万円を計上しております。 次に、第4条の資本的収入及び支出の予定額でございますが、収入を2,436万円、前年度に対し、520万5,000円の減額、17.6%の減率とし、支出を1億5,207万円、前年度に対し、519万9,000円の減額、3.3%の減率とし、収入の不足する額につきましては、補填財源を充てることを定めるものでございます。 資本的収支の内容でございますが、収入の第1項工事負担金2,436万円は、需要家等からの申し込みによる一般本支管工事負担金及び移設工事にかかわる工事負担金でございます。 支出の第1項建設改良費1億5,207万円は、機械装置の更新、導管の工事、大型ガスメーターの取りかえが主なものでございます。 以上で補足説明とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(清宮利男君) 以上で所管部長の補足説明を終わります。 これをもって本日の日程は終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。          午前11時31分 散会...