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  1. 山武市議会 2022-02-15
    令和4年第1回定例会(第1日目) 本文 開催日: 2022-02-15


    取得元: 山武市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-30
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 ◯議長(能勢秋吉君) おはようございます。  日程第1 ただいまの出席議員は、18名です。よって、この定例会は成立いたしました。  これより、令和4年山武市議会第1回定例会を開会します。  直ちに、本日の会議を開きます。               午前10時00分 開会   ──────────────────────────────────── 2 ◯議長(能勢秋吉君) 日程第2 議長の報告事項を申し上げます。  はじめに、今定例会の開催に当たり、新型コロナウイルス感染対策に配慮した議会運営に御理解、御協力をいただき、感謝申し上げます。  次に、市長より送付を受けました案件は、諮問第1号、議案第1号ないし議案第49号並びに報告第1号の諮問1件、議案49件、報告1件であります。  次に、地方自治法第121条の規定に基づく出席者については、配付しました文書のとおりであります。  次に、地方自治法第100条第13項及び会議規則第167条第1項の規定による議員派遣については、配付の文書のとおり、派遣を行いました。  なお、職員による議場内の写真撮影を許可しております。  報告は以上です。   ──────────────────────────────────── 3 ◯議長(能勢秋吉君) 日程第3 会議録署名議員の指名を行います。  会議規則第88条の規定により、議長が指名いたします。1番、齋藤昌秀議員、2番、戸村勝敏議員を指名いたします。   ──────────────────────────────────── 4 ◯議長(能勢秋吉君) 日程第4 会期の決定を議題といたします。  第1回定例会の会期は、2月8日に開催された議会運営委員会において、本日15日から3月11日までの25日間とし、会期中に所要の休会日を設けることと決定されました。  お諮りいたします。本定例会の会期並びに休会の日を、議会運営委員会決定のとおりとすることに御異議ありませんか。
                 (「異議なし」と言う者あり) 5 ◯議長(能勢秋吉君) 御異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は本日から3月11日までの25日間とし、併せて、配付しました会期表に記載の日を休会とすることに決定いたしました。   ──────────────────────────────────── 6 ◯議長(能勢秋吉君) 日程第5 議案の上程を行います。  諮問第1号、議案第1号ないし議案第49号並びに報告第1号を一括議題といたします。   ──────────────────────────────────── 7 ◯議長(能勢秋吉君) 日程第6 施政方針並びに提案理由の説明を求めます。  市長、御登壇願います。 8 ◯市長(松下浩明君) おはようございます。本日、ここに、令和4年山武市議会第1回定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、御出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。  また、新型コロナウイルス感染防止対策として、出席者の最少化やマスク着用など、御配慮をいただき、感謝申し上げます。  それでは、本定例会において、令和4年度の予算案をはじめとする重要案件の御審議をお願いするに当たり、令和4年度の市政運営に関する大要を申し上げ、議員並びに市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。  本年に入ってからも、新型コロナウイルスの変異株であるオミクロン株の感染者が急激に増加し、1月21日から、千葉県にまん延防止等重点措置が適用されるなど、いまだ収束の兆しが見えない状況が続いております。  市民の皆様におかれましては、引き続き感染防止対策に御協力をいただいていることに、心から感謝を申し上げるとともに、医療従事者をはじめとしたエッセンシャルワーカーの皆様におかれましては、国民の健康と命を守るという使命をもって、日々の業務に取り組まれているその姿勢に、改めて深く敬意を表する次第でございます。  このような中、市では、現在、新型コロナウイルスワクチン3回目接種が、医療従事者などは、おおむね終了し、高齢者の皆様への一般接種については、個別接種から開始をしており、3回目の接種券は、2回目接種日から7か月経過前後に、月に2回で集約し、順次、送付しております。  3回目の接種に当たっては、接種を希望される方が、よりスムーズに予約できるよう、これまでの経験を踏まえて、ワクチンの確保や医療機関との調整に全力を尽くしてまいります。今後も引き続き、早急なワクチン接種の推進に全力で対応してまいります。  こうした厳しいコロナ禍にあって、市では国の方針に基づく子育て世帯への臨時特別交付金について、早い段階で実効性のある支援を行いたいとの思いから、先行給付金5万円の現金給付に加え、追加の5万円相当の支援についても、現金給付することを決定し、昨年12月22日に、対象の子ども1人当たり現金10万円を、子育て世帯に支給したところであります。  山武市に生まれ、健やかに育つ子どもたちが、次世代の担い手として、心豊かに成長できるよう、安心して子育てできる環境づくりの充実に努めてまいります。  さて、こうした動きのある中、令和の新たな時代も、早いもので、4年目を迎えました。我が国では、少子高齢化の急速な進行によって、人口減少社会に突入しており、地域間の競争が激しさを増しているように感じております。  このような状況に鑑みますと、本市は、ブルーフラッグ認証を取得した海水浴場をはじめ、県内でも有数の豊かな自然環境に恵まれており、都心からも近く、良好な立地条件にあり、観光リゾートやスポーツなど、若者にも魅力ある地域資源豊かな山武市の真価が、改めて問われてくるところと感じております。  行政のみならず、市民、地域、事業者など、全ての関係者が一体となって、将来にわたって、持続可能で、次世代に誇れる社会の実現を目指し、本市を大きく飛躍・発展させていくことが、市長である私の責務でございます。  私は、この4年間、本市を取り巻く様々な社会情勢を踏まえながら、公約で掲げたまちづくりを進めてまいりました。  1期目の任期では、全ての公約を達成することはできませんでしたが、未来につながるまちづくりの足がかりを築くことができ、今後は、この政策をさらに発展させるとともに、持続可能な開発目標であるSDGsの理念を取り入れながら、「誰一人取り残さない、持続可能で魅力のあるまちづくり」を進めてまいりたいと考えております。  それでは、これらの考えを基に、社会・経済情勢を踏まえ、編成した令和4年度予算について申し上げます。  令和4年度当初予算編成においては、第2次総合計画の最終年となることから、目標達成に向け、重点分野及び公共施設等総合管理計画を基点とした資源配分の選択と集中により、財政健全化と政策推進のバランスを取る総合計画成果志向型予算編成を、引き続き、実施してまいります。  歳入面においては、普通交付税の合併算定替特例も、令和2年度をもって終了となり、令和3年度からは、山武市として、一本算定となりました。加えて、地方交付税算定の基礎数値となる国勢調査人口についても、令和2年調査により、減少したため、今後は増額を見込むことはできません。  このような状況を踏まえ、令和4年度の当初予算編成については、第2次山武市総合計画との整合性を図るとともに、重点施策の推進については、従来から重点に取り組んでいる医療、介護、子育て、教育、防災、都市整備などを中心に、市民生活の向上や本市の発展につながる施策について、事業費の精査を行った上で、事業の着実な推進を図ることといたしました。  さらに、新型コロナウイルス感染症への対応として、感染拡大防止対策を徹底し、市民の健康と暮らしを守るとともに、ポストコロナ時代の新しい未来を見据えた社会変革にも、的確に対応しつつ、地域経済の回復を図るための取組を推進することといたしました。  以上のような考えに基づいて編成した令和4年度当初予算は、議会や市民の皆様の御理解と御協力の下、引き続き財政健全化に取り組むとともに、いまだ収束が見通せない新型コロナウイルス感染症の拡大に対し、感染拡大防止や地域経済の回復、市民生活の支援に、最大限の対策を講じたところであります。  令和4年度当初予算の規模は、一般会計237億円、特別会計160億9,560万3,000円、合計で397億9,560万3,000円となり、前年度の当初予算と比較をいたしますと、一般会計は0.7%の減、特別会計は20.9%の増、合計で7.1%の増となります。  続いて、令和4年度に重点的に取り組む主な施策の概要を申し上げます。  はじめに、「暮らしを支える快適なまちづくり」に関する取組でございます。  地域核をネットワークする都市整備の推進として、市街地における国道126号とそれに接続する県道渋滞緩和や通学路及び生活道路では、安全に通行できる環境整備をはじめ、駅周辺の利便性の向上や蓮沼海岸地域、木戸川右岸の海岸地域における避難場所までの防災ネットワーク道路整備を引き続き進めてまいります。  また、人口減少社会にあっては、市街地や農村地域にかかわらず、本市の全域で空き家が増加する傾向にあります。空き家の増加は、防犯面などの機能を低下させるだけではなく、管理不全な空き家が周辺住民の生活環境への悪影響にもなり得ることから、「山武市空家等対策計画」に基づき、空き家の「発生抑制・予防」、「管理不全の解消」、「活用・市場流通」の促進を基本的な方針に掲げ、空き家バンクの活用推進や不動産事業者と連携した情報提供の仕組みなど、空き家の適正管理に向け、様々な対策を進めてまいります。  公共交通網の整備・充実の推進として、市民生活における移動の利便性を高めるため、基幹バスや乗合タクシー及び空港シャトルバスを含めた公共交通は、通勤や通学はもちろんのこと、通院などで、日常的に利用されており、超高齢化社会の進展により、現状では、利用していない方々にとっても、将来の移動手段として、ますます重要であると考えられます。  そのため、市内3区域を運行するデマンド対応の乗合タクシーと、各地域の拠点及び主要施設間を連絡する基幹バス及び成田空港と九十九里地域を結ぶ空港シャトルバスを運行し、更なる空港機能強化に伴う連携の確保や持続可能な公共交通の新たな体制の確立、市民の皆様の利便性の向上を目指し、事業に取り組んでまいります。  そのほか、移住定住施策の推進では、JR成東駅始発の朝の東京行き快速電車への基幹バスダイヤの改正による接続(おはようサンバス)を検討・実施をしてまいります。  一方、本市では、少子高齢化による人口減少が急速に進んでおり、本年2月1日現在の高齢者の割合は36.4%といった現状を踏まえ、公共交通の新たな地域課題の解決に向け、各交通手段の連携と維持向上を推進するため、次期「山武市地域公共交通網形成計画」の策定準備に取り組んでまいります。  地籍調査事業については、非常に時間のかかる事業でございますが、正確な測量を行い、土地の最も基礎的な情報を明らかにするもので、災害の復旧や土地境界をめぐるトラブル防止、また、土地の有効利用の促進など、様々な面において、効率化に役立つものであるため、今後も推進してまいります。  防災・減災対策の推進として、東日本大震災や令和元年房総半島台風など、過去の災害から得た経験と教訓を強く肝に銘じて、市民の皆様が安全・安心に日常生活を送ることができる防災のまちづくりを推進していくことが重要であると考えております。  自主防災組織への活動支援による地域防災力の向上や、災害用備蓄物資の適切な管理による災害支援体制の確立、「山武市地域防災計画」の改定や強靱化対策の推進に取り組んでまいります。  さらに新型コロナウイルス感染拡大の状況下において、災害が発生することも念頭に置きながら、迅速・円滑に災害情報を受発信し、配慮を要する方の避難体制の確保や業務継続計画(感染症対策編)などを策定するなど、ハード・ソフト一体となった防災対策に、市民や事業者の皆様と一丸となって取り組んでまいります。  続いて、「住みやすい環境と安全なまちづくり」に関する取組です。  生活環境の充実として、「成田空港の更なる機能強化」では、令和2年1月の航空法に基づく空港等変更許可後、C滑走路の建設、B滑走路の延伸など、具体的な滑走路整備計画により、機能強化策が進められてきております。  現在、更なる機能強化に係る環境対策として、新たな騒音防止区域での防音対策が進められており、本市におきましては、成田空港株式会社、関係団体とともに、区域指定に併せ、航空機騒音対策及び空港圏の地域振興をより一層進め、引き続き、環境への負荷軽減や地域住民の皆様の生活環境の保全に取り組んでまいります。  自然環境の保全では、令和2年6月に宣言をした「ゼロカーボンシティ」の実現に向けた取組でございますが、2050年ゼロカーボンの達成に向けて、市民、事業者、行政との協働の下、省エネルギー化、省資源化を推進するとともに、再生エネルギーの利用促進や市内の豊富な森林の整備・保全及び利活用について、昨年の3月に設置した「ゼロカーボン推進チーム」を中心に、全庁的に取り組んでまいります。  また、災害に強い森づくりとして、重要インフラ施設である道路、鉄道、送電線に隣接する森林において、風倒木や土砂流出等による施設への被害を未然に防止するため、森林整備を行ってまいります。  続いて、「にぎわい豊かな暮らしを創出するまちづくり」に関する取組です。  我が国の農業は、従事者の著しい高齢化、後継者や担い手不足、度重なる災害による被害、そして、コロナ禍の影響による農作物価格の下落など、極めて厳しい状況にあります。そして、これは農林水産業全般に言えることでもございます。  このような状況下にあって、農業等を持続的に維持し、発展を図る上では、効率的かつ安定的な経営を行う従事者や、新たな担い手の育成・確保を進めるとともに、優良農地等の確保・基盤強化が必要になります。  このため、国・県のメニューから、市の農政に合った有効な事業等を活用するとともに、これらの一次産業従事者やその関係団体と協力・連携しながら、この局面に取り組んでまいります。  商工業の振興と地域経済活性化として、本市では、近年、まちのにぎわいが失われつつあり、このコロナ禍において、飲食業界をはじめとする様々な業種で、大きな打撃を受けている状況となっております。こうした厳しい困難を乗り切ることができるよう、国からの新型コロナウイルス臨時特別交付金を活用した各種の支援事業を実施し、事業者と連携による商工業の振興と地域経済の活性化に取り組んでまいります。  また、「エコノミックガーデニング推進事業」により、商工会や事業者と連携を図りながら、地元企業の新しい取組を支えるためのネットワークを構築するとともに、企業家同士の交流促進や地元企業のニーズに応じた支援を実施してまいります。  雇用の創出については、学校跡地をはじめとする遊休施設・土地への新たな産業の誘致などにより、市民が地元で働ける雇用の場として、利活用による雇用創出を目指してまいります。  観光の振興については、近年のトレンドは、「団体」から「個人」へ、「物見遊山型」から「体験型」観光へと、変化をしております。  宿泊者も減少傾向にある中、魅力あるイベントの開催、ニーズに合った観光メニューや観光ルートの企画、サイクルツーリズムやイチゴを軸とした山武市観光の推進など、国・県の補助事業の有効活用と併せて、観光協会や商工会をはじめとした地域事業者、NAA、地域の教育研究機関など、産・官・学・民の連携による企画検討を進めてまいります。  また、海岸を活用した観光振興では、美しい海水浴場次世代継承事業を進めてまいります。本須賀海水浴場において、今年も国際環境認証「ブルーフラッグ」の更新取得に向けて取り組んでおり、美しい九十九里浜を次世代に継承していくため、引き続き持続可能な発展を目指して、環境教育などの各種施策の実施をしてまいります。  観光情報の発信においては、観光協会のホームページやツイッターをはじめ、商店等魅力発信事業により、市内の商店や観光スポット等を、YouTube動画や書籍等にて、PRしてまいります。  令和3年度から始めました、日本航空の協力によります「JALふるさと応援隊」の皆様による現地取材による動画撮影を行い、SNSを活用して、若年層に向けた観光情報の発信に取り組んでまいります。  さらに、農林水産業、商工業、観光業の地域産業を結び、相乗効果を生み出すものとして、「道の駅 オライ蓮沼」の活用や、6次産業化を推進し、地域情報の発信や既存産物の新たな利活用による経済活動の活性化につなげてまいります。  続いて、「だれもが生きがいを持って安心して暮らせるまちづくり」に関する取組でございます。  高齢者福祉の充実については、65歳以上の高齢者数が年々増加傾向にあり、高齢化率が36%を超える超高齢化社会を迎えた本市では、高齢者が住み慣れた地域で、健康で自分らしく暮らしていける環境づくりなどが重要でございます。  生涯学習の充実など、高齢者一人一人が生き生きと活躍できる場を創出するとともに、健康づくり事業を展開することで、高齢者の皆様が、いつまでも元気で幸せな生活を送ることができる環境づくりを推進してまいります。  健康づくりの推進として、地域医療体制の充実に当たって、さんむ医療センターの建替整備と健全な運営を確保する必要がございますので、引き続き、さんむ医療センターが行う病院事業の安定した健全運営を支援する取組を実施してまいります。  また、山武市健康づくり計画の事業内容に、「身体活動・運動」を位置づけ、運動することによる健康効果や生活習慣病への予防効果を各種健診や教室、チラシ等で啓発を推進し、健康づくりに取り組んでまいります。  今年度から新規に市内4か所のウオーキングコース及びその紹介動画を作成し、順次、YouTubeで公開をしております。「健康ウオーキングの街 さんむ」を推進してまいります。  令和4年度からは、健康教育・健康相談事業として、健康増進法に基づき、心身ともに健康になるための生活習慣に自ら気づき、行動し、健康増進に取り組んでいくため、健康ポイントの付与による事業をスタートさせてまいります。  子育ての支援として、本市では、子育てに悩む多くの方に寄り添い、地域で一体となって、子育てをする環境づくりを推進するため、「子ども家庭総合支援拠点」を設置してございます。  令和3年度から、幼少期から少年期まで切れ目のない一貫した人づくりを行うため、支援拠点を教育委員会に移し、福祉施策と教育施策を集約し、さらなる機能強化に取り組んでおります。  また、子育て世帯の経済的負担の軽減を図るため、高校生までの子どもに対して、医療費助成などの取組や、ひとり親家庭への支援も引き続き行ってまいります。  次世代育成による家庭形成の支援では、若い世代を中心に、結婚、出産、子育てへの希望がかなえられる環境づくりを推進するため、令和4年度から新規事業として実施する「結婚応援事業」や、既存事業の「三世代同居等支援事業」、「結婚新生活支援事業」の実施により、市内へ転入した方への住宅費用の補助や結婚に伴う新生活に必要な費用への補助、婚活や結婚希望者の家族形成の実現に向けた支援を実施し、市民の結婚に関する経済的な負担や不安を軽減し、婚姻する世帯や出生数の増加につながる事業支援に取り組んでまいります。  続いて、「生涯を通じて人と人とがふれあい共に学びあえるまちづくり」に関する取組でございます。  学校教育の充実については、教育振興基本計画における学校教育分野の重点施策として、情報教育の推進に取り組んでまいります。  令和2年度に、GIGAスクール構想の実現のため、学校ICT環境の整備として、市内の小中学校児童生徒1人1台のタブレット端末と高速大容量の通信環境等を整備し、調べ学習や共同学習、ICTの「学び」への活用を行い、今後も全ての児童生徒が質の高い教育を受け、必要なスキルを習得できるICT環境の充実に向けた取組を行ってまいります。  また、ICTサポート事業の実施による支援員を活用し、授業中の機器操作、児童生徒への機器操作指導、ICT機器のトラブル対応など、ICT機器を授業で活用する上での不安の解消や利活用を促進してまいります。  新たに学校支援センターを設置し、今日的な課題の解決に向け、児童生徒、保護者、学校の求めに応じ、地域人材を活用しながら、山武市学校教育のさらなる振興と充実に努めてまいります。  生涯学習の推進については、施設利用者の高齢化・固定化が進んでおり、課題がございますが、新たなニーズを模索し、生涯学習の環境整備と学習機会の推進に取り組んでまいります。  また、ニュージランドやスリランカへの中高生を対象に実施してまいりました海外派遣事業については、広い視野を持つグローバル人材の育成に大変有効であることから、新型コロナウイルス感染症の収束を見据え、引き続き取り組んでまいります。  スポーツの振興については、高齢化社会の進行により、高齢者の健康意識の高まりによる体力づくりやスポーツ活動への参加が、年々増加傾向にあるため、市民体育祭をはじめ、様々なスポーツ関連行事や教室等の開催を通じて、幅広い年齢の市民の皆様の健康増進と心豊かな明るい地域社会づくりに寄与する事業を引き続き推進してまいります。  人権尊重のまちづくりについては、第3次男女共同参画計画に基づき、積極的に男女共同参画に関連する施策の推進については、全庁的に取り組んでまいります。  一人一人の人権が尊重され、多様性を認め合いながら、誰もが自分らしく生きることができる地域社会の実現に向けて、性的少数者の方々の生きづらさを解消するため、性の多様化に関して、啓発を行ってまいります。  また、近年、増加傾向にある外国籍市民の方におきましては、言語、習慣、食生活など、日常生活に様々な不便があるものと認識しており、これらの方々に対する支援の充実を図ってまいります。  続いて、「市民と行政が協働してつくるまちづくり」に関する取組です。  協働と交流によるまちづくりでは、全国的な少子高齢化による人口減少社会の到来により、様々な地域課題の解決や多様化する市民ニーズに対応した、きめ細かいサービスの提供を行政が担う時代から、支え合いと活気のある住民主体による共助社会によるまちづくりが求められてきております。  市民の手で自らの公共心と自主自立の精神に基づき、民主的で開かれたネットワーク型の住民自治組織である「まちづくり協議会」の構築を支援し、地域への愛着と誇りの醸成や、地域住民との連携による地域課題の解決を図りながら、市民協働によるまちづくりの推進に取り組んでまいります。  市内には、3つの協議会が設立されており、協議会を通じて、各種団体等が交流し、自らが課題解決をするまちづくりを推進してまいります。  過疎地域の持続発展的な支援に関する特別措置法の適用については、この新過疎法により、令和2年国勢調査の結果を踏まえ、令和4年4月1日に、山武市(旧松尾町の区域)が、過疎地域に追加指定される見込みとなっております。今後、本市で実施する過疎対策への事業に対する各種財政措置を受けるため、「過疎地域持続的発展計画」の策定に取り組んでまいります。  本市の最上位計画である第2次総合計画については、市民の皆様との協働により、平成31年3月に策定し、各種施策を着実に推進してまいりました。  令和4年度は、本計画の計画期間が満了することに伴い、「第3次山武市総合計画」の策定を進めてまいります。次期総合計画では、SDGsの理念を踏まえ、「誰一人取り残さない地域社会の実現に向けた持続可能な自治体経営」を目指し、今後を見据えたまちづくりを推進するための指針にふさわしいものとなるよう、市民参加を積極的に活用しながら、審議会における御意見を踏まえ、計画案を来年3月定例会において、議案上程させていただく予定であります。  また、地域の発展に向けたあらゆる関係者との緊密な連携による「協働と交流のまちづくり」を推進するため、SDGsの推進や地域活性化につながる連携事業の実施については、民間事業者との地域包括的な連携協定を締結し、そうした連携先のノウハウや民間活力を生かしたまちづくりを進めてまいります。  計画的・効率的な行財政運営では、今後、人口減少社会がさらに進行すると見込まれる中、持続可能な行財政運営と質の高い行政サービスを次世代に引き継ぐため、本市の公共施設の効率的かつ効果的な維持管理や最適な配置を実現していくことが必要となっており、地域の現状や本市の将来にわたる持続的な発展を念頭に置いて、公共施設個別施設計画に基づく取組を進めてまいります。  続いて、行政のデジタル化に関する取組です。  新型コロナウイルス感染症の影響による生活様式の変化は、デジタル化されたサービスや業務が広く一般に浸透する契機となり、行政のデジタル化についても、喫緊の課題として、早急な取組が求められております。  本市においても、国の「自治体デジタル・トランスフォーメーション(DX)推進計画」の方針を踏まえながら、市民の皆様の利便性向上や業務の効率化を図るデジタル化の推進に取り組んでまいります。  また、国の計画の中で、重点的な取組事項とされている「情報システムの標準化・共通化」や「行政手続のオンライン化」に取り組むとともに、誰もがデジタル化の利便性を実感していただけるよう、マイナンバーカードの普及促進にも努めてまいります。  以上、令和4年度の主な施策についての基本的な考えを御説明申し上げました。  今般の新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって、全世界的に生活様式が一変し、価値観の転換など、激しい変化が生じております。  私は、本市がさらなる飛躍と発展を成し遂げていくために、時代の潮流を的確に捉え、SDGsの理念をしっかりと踏まえながら、「誰一人取り残さない、持続可能で魅力のあるまちづくり」を念頭に置いて、未来の山武の礎を築くため、そして、現在お住まいの市民の皆様からは、山武に住んで、本当によかった、暮らしやすい、ずっと住み続けたいと思っていただける町、また、様々な方から選ばれる町となるためには、市民の皆様、議会、職員、一体となってまちづくりを進めていく必要があると考えております。  私は、この人口減少社会にあって、こうしたビジョンに基づくまちづくりを進めることで、海岸、田園、丘陵という豊かな自然環境を生かし、にぎわいと魅力を創出し、本市のさらなる飛躍と発展を実現できるものと確信し、全力で市政運営に取り組んでまいります。  改めて、議員各位並びに市民の皆様に御理解と御協力をお願いいたしまして、令和4年の私の所信といたします。どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、本定例会に提出いたしました議案等の提案理由について、御説明申し上げます。
     諮問第1号は、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてです。  本市では、現在、9名の人権擁護委員が御活躍されております。  このたび、蓮沼地区の内田順一委員が、令和4年6月30日をもって任期満了を迎えることになりますが、引き続き内田氏にお願いいたしたく、法務大臣に推薦するため、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、本議会の意見を求めるものであります。  内田氏は、蓮沼地域にお住まいで、地域社会における信頼はもとより、人格、識見や中立・公正さを兼ね備えているほか、熱意を持って積極的に人権擁護活動に取り組まれており、引き続き人権擁護委員として活躍されることを期待するものであります。  なお、委員の任期は、3年であります。  議案第1号から議案第17号までは、山武市農業委員会委員の任命につき、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定により、本議会の同意を求めるものであります。  農業委員の定数は17名で、任期は令和4年4月1日から3年間であります。  議案第1号は、山武市松尾町折戸にお住まいの齊藤茂氏です。  議案第2号は、山武市早船にお住まいの廣口芳治氏です。  議案第3号は、山武市埴谷にお住まいの雲地康夫氏です。  議案第4号は、山武市成東にお住まいの井野敬一氏です。  議案第5号は、山武市下横地に住まいの小山和典氏です。  議案第6号は、山武市埴谷にお住まいの佐藤裕子氏です。  議案第7号は、山武市蓮沼ロにお住まいの小川善郎氏です。  議案第8号は、山武市松尾町八田にお住いの増田千代子氏です。  議案第9号は、山武市富口にお住まいの鈴木伸子氏です。  議案第10号は、山武市蓮沼ハにお住まいの高宮孝子氏です。  議案第11号は、山武市松尾町五反田にお住まいの川島芳典氏です。  議案第12号は、山武市井之内にお住まいの今関孝之氏です。  議案第13号は、山武市埴谷にお住まいの小川敏氏です。  議案第14号は、山武市松尾町山室にお住まいの石橋一夫氏です。  議案第15号は、山武市松尾町水深にお住まいの中山彦郎氏です。  議案第16号は、山武市白幡にお住まいの藤田雅之氏です。  議案第17号は、山武市板中新田にお住まいの高野正夫氏です。  ただいま御提案申し上げました17名の候補者は、いずれも地域農業のリーダーとして、活躍なさっており、農業委員会委員として適任でございますので、満場の御賛同をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。  議案第18号は、山武市学校支援センター設置条例の制定についてです。  これは、学校教育における児童生徒、保護者及び教職員が抱える諸課題の解決に向けた取組を支援することにより、市の学校教育の振興及び充実を図るため、学校支援センターを設置するため、本条例の制定をするものです。  なお、施行期日は、本年4月1日を予定しております。  議案第19号は、山武市東京オリンピック・パラリンピック記念基金条例を廃止する条例の制定についてです。  東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が、昨年開催されたことなどにより、当該基金について、所期の目的が果たされたことから、本条例を廃止するものであります。  なお、施行期日は、本年4月1日を予定しております。  議案第20号は、山武市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定についてです。  これは、デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律により、個人情報に関連する2つの法律が、個人情報保護に関する法律に統合されることに伴い、廃止されることから、本条例に引用している条文について、所要の整理を行うため、本条例の一部を改正するものです。  なお、施行期日は、本年4月1日を予定しております。  議案第21号は、山武市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてです。  これは、国家公務員に係る「妊娠・出産・育児等と仕事の両立支援のために講じる措置」が示されたことに伴い、非常勤職員の育児休業等の取得要件の緩和等について規定するため、本条例の一部を改正するものです。  なお、施行期日は、本年4月1日を予定しております。  議案第22号は、山武市学童クラブ条例の一部を改正する条例の制定についてです。  これは、松尾学童クラブの入所者減少に伴い、使用する見込みのない施設を廃止するため、本条例の一部を改正するものです。  なお、施行期日は、本年4月1日を予定しております。  議案第23号は、山武市コミュニティ消防センター条例の一部を改正する条例の制定についてです。  これは、老朽化した2つのコミュニティ消防センターの廃止等に伴い、本条例の一部を改正するものであります。  なお、施行期日は、本年4月1日を予定しております。  議案第24号は、山武市白幡体育館等条例の一部を改正する条例の制定についてです。  これは、白幡スポーツ広場を廃止することに伴い、本条例の一部を改正するものです。  なお、施行期日は、令和5年4月1日を予定しております。  議案第25号は、山武市医学生奨学金等貸付に関する条例の一部を改正する条例の制定についてです。  これは、医学生に奨学金を貸し付けるに当たり、連帯保証人の担保の実効性の向上及び事務効率化を図るため、本条例の一部を改正するものであります。  なお、施行期日は、本年4月1日を予定しております。  議案第26号は、山武市看護学生奨学金貸付に関する条例の一部を改正する条例の制定についてです。  これは、看護学生に奨学金を貸し付けるに当たり、連帯保証人の担保の実効性の向上及び事務効率化を図るため、本条例の一部を改正するものであります。  なお、施行期日は、本年4月1日を予定しております。  議案第27号から議案第29号までは、財産の減額貸付について、地方自治法第96条第1項第6号の規定により、議会の議決を求めるものであります。  議案第27号は、旧日向小学校跡地の利活用において、その土地を株式会社SBMplus(エスビーエムプラス)及び株式会社馬事学院に減額して貸し付けることで、長期にわたる安定的な活用を図り、地域活性化に資することを目的とするものであります。  貸付面積は、1万7,566.3平方メートル。  貸付けの期間は、本年4月1日から令和14年3月31日までの10年間を予定しております。  議案第28号は、旧蓮沼幼稚園跡地の利活用において、その土地を株式会社HAPPY NUTS DAY(ハッピーナッツデイ)に減額して貸し付けることで、長期にわたる安定的な活用を図り、地域活性化に資することを目的とするものであります。  貸付面積は、3,003平方メートル。  貸付けの期間は、本年4月1日から令和14年3月31日までの10年間を予定しております。  議案第29号は、松尾自動車教習所の土地について、減額して貸し付けるものです。  これは、全国的に自動車教習所は減少傾向にある中、入所者及び高齢者講習受講者における山武市民の使用割合が半数以上を占め、市民生活の利便性向上に貢献している松尾自動車教習所の運営を、今後も継続的に行うことができるようにするため、引き続き、株式会社九十九里自動車教習所に貸し付けるものであります。  貸付面積は、1万2,368.52平方メートル。  貸付けの期間は、本年4月1日から令和9年3月31日までの5年間を予定しております。  議案第30号から議案第32号までは、財産の無償貸付について、地方自治法第96条第1項第6号の規定により、議会の議決を求めるものであります。  議案第30号は、旧日向小学校跡地の利活用において、校舎、体育館等を株式会社SBMplus(エスビーエムプラス)及び株式会社馬事学院に無償で貸し付けることで、長期にわたる安定的な活用を図り、地域活性化に資することを目的とするものです。  貸付けの期間は、本年4月1日から令和14年3月31日までの10年間を予定しております。  議案第31号は、旧蓮沼幼稚園跡地の利活用において、園舎及び倉庫を株式会社HAPPY NUTS DAY(ハッピーナッツデイ)に、無償で貸し付けることで、長期にわたる安定的な活用を図り、地域活性化に資することを目的とするものです。  貸付けの期間は、本年4月1日から令和14年3月31日までの10年間を予定しております。  議案第32号は、松尾自動車教習所の運営を今後も継続的に行うことができるようにするため、引き続き、株式会社九十九里自動車教習所に、松尾自動車教習所本館等を無償で貸し付けるものです。  貸付けの期間は、本年4月1日から令和9年3月31日までの5年間を予定しております。  議案第33号は、地方独立行政法人さんむ医療センター第4期中期計画変更の認可についてです。  これは、地方独立行政法人法第26条第1項の規定により、地方独立行政法人は、中期目標に基づいた中期計画を変更するときは、設立団体の長の認可を受けなければならないとされており、また、同法第83条第3項の規定により、設立団体の長は、中期計画の変更の認可をしようとするときは、あらかじめ、議会の議決が必要なことから、本議会の議決を求めるものでございます。  議案第34号は、令和3年度山武市一般会計補正予算(第13号)についてです。  これは、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金が増額されたことを受け、地域応援クーポン事業など、市民へのさらなる支援策をまとめた上で、早急に実施したいと考えているため、先議で審議をお願いいたします。  補正の内容は、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ1億8,192万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ269億4,875万7,000円にするとともに、繰越明許費の補正を行うものであります。  議案第35号は、令和3年度山武市一般会計補正予算(第14号)についてです。  この補正内容は、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ4億5,782万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ274億658万2,000円にするとともに、繰越明許費、債務負担行為及び地方債の補正をするものであります。  議案第36号は、令和3年度山武市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)についてです。  この補正内容は、事業勘定の歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ1,919万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ65億7,831万6,000円に、直営診療施設勘定の歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ3,281万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ8,242万2,000円にするとともに、地方債の補正をするものであります。  議案第37号は、令和3年度山武市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてです。  この補正内容は、歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ2,210万円を減額し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ6億1,770万円にするものであります。  議案第38号は、令和3年度山武市介護保険特別会計補正予算(第3号)についてです。  この補正内容は、歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ6,274万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ50億7,607万8,000円にするものであります。  議案第39号は、令和3年度山武市組合立国保成東病院事業清算事務特別会計補正予算(第1号)についてです。  この補正内容は、歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ11万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ6,188万1,000円にするものであります。  議案第40号は、令和3年度山武市地方独立行政法人さんむ医療センター公債管理特別会計補正予算(第1号)についてです。  この補正の内容は、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ2,570万円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ3億7,211万2,000円にするとともに、繰越明許費及び地方債の補正をするものであります。  議案第41号は、令和3年度山武市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)についてです。  この補正内容は、歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ545万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ2億7,774万6,000円にするとともに、地方債の補正をするものであります。  議案第42号は、令和3年度山武市水道事業会計補正予算(第3号)についてです。  この補正内容は、水道事業収益では、既決予定額から885万7,000円を減額し、総額を3億6,289万3,000円にするとともに、水道事業費用については、既決予定額から634万1,000円を減額し、総額を3億4,882万6,000円にするものです。  また、資本的支出では、既決予定額から2,101万4,000円を減額し、総額を2億642万7,000円にするものであります。  議案第43号は、令和4年度山武市一般会計予算についてです。  予算の編成に当たりましては、普通交付税が本年度から一本算定になったことに加え、算定の基礎数値となる国勢調査人口についても、令和2年調査により、減少したため、今後は交付税の増額を見込むことができない状況ですが、第2次総合計画の最終年を迎え、人口減少対策を重点とした取組を一層推進するとともに、災害対策や新型コロナウイルス感染症による生活環境の変化についても、しっかりと取り組みながら、持続可能な財政運営を行えるよう、身の丈に合った予算の編成をいたしたところでございます。  その予算規模は、総額237億円を見込み、前年度に比べ1億5,600万円(0.7%)の減といたしました。  議案第44号は、令和4年度山武市国民健康保険特別会計予算についてです。  事業勘定の予算総額は、歳入歳出それぞれ64億7,126万円を予定し、前年度に比べて2億1,728万円(3.5%)の増となりました。  また、直営診療施設勘定の予算総額は、歳入歳出それぞれ6,300万円を予定し、前年度に比べ5,000万円(44.2%)の減となりました。  議案第45号は、令和4年度山武市後期高齢者医療特別会計予算についてです。  この予算の総額は、歳入歳出それぞれ6億6,130万円を予定し、前年度に比べ2,150万円(3.4%)の増となりました。
     議案第46号は、令和4年度山武市介護保険特別会計予算についてです。  この予算の総額は、歳入歳出それぞれ50億9,500万円を予定し、前年度に比べ5,700万円(1.1%)の増となりました。  議案第47号は、令和4年度山武市地方独立行政法人さんむ医療センター公債管理特別会計予算についてです。  この予算の総額は、歳入歳出それぞれ29億3,503万5,000円を予定し、前年度に比べ25億8,862万3,000円(747.3%)の増となりました。  これは、さんむ医療センター建替整備に係る市債の増額によるものでございます。  議案第48号は、令和4年度山武市農業集落排水事業特別会計予算についてです。  この予算の総額は、歳入歳出それぞれ2億9,540万円を予定し、前年度に比べ1,220万円(4.3%)の増となりました。  議案第49号は、令和4年度山武市水道事業会計予算についてです。  水道事業収益が3億6,850万4,000円を、水道事業費用は3億5,071万6,000円を予定し、資本的収入は627万円を、資本的支出は2億2,389万2,000円を予定いたしました。  報告第1号は、損害賠償の額を定めることについて、地方自治法第180条第1項の規定により、専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定により、本議会に報告するものであります。  以上が、本日提案いたしました各議案等の概要でございます。補足説明につきましては、各事務担当者から申し上げ、また御質問にお答えいたしますので、慎重な御審議をいただき、何とぞ御理解と御賛同を賜りますよう、お願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。どうぞよろしくお願いいたします。 9 ◯議長(能勢秋吉君) 以上で施政方針並びに提案理由の説明を終わります。   ──────────────────────────────────── 10 ◯議長(能勢秋吉君) ここで、暫時休憩いたします。再開は午前11時15分といたします。              (休憩 午前11時01分)              (再開 午前11時13分) 11 ◯議長(能勢秋吉君) 再開します。休憩前に引き続き、会議を開きます。  ここで、お諮りいたします。ただいま議題となっております諮問第1号及び議案第1号ないし議案第17号については、人事案件でありますので、成規の手続を省略し、直ちに採決したいと思いますが、御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) 12 ◯議長(能勢秋吉君) 御異議なしと認めます。  これから採決を行いますが、議案第1号ないし議案第17号の表決方法は、本日開催の議会全員協議会で決定のとおり、挙手により行います。  はじめに、諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを採決いたします。  お諮りいたします。この人権擁護委員候補者を、市長推薦のとおり、適任と認めることに御異議ありませんか。              (「異議なし」と言う者あり) 13 ◯議長(能勢秋吉君) 御異議なしと認めます。  よって、諮問第1号は、市長推薦のとおり、適任と認めることに決定いたしました。  次に、議案第1号 山武市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてを採決いたします。  本案は、これに同意することに賛成の方の挙手を求めます。                 (賛成者挙手) 14 ◯議長(能勢秋吉君) 挙手全員です。  よって、議案第1号は、同意することに決定いたしました。  次に、議案第2号 山武市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてを採決いたします。  本案は、これに同意することに賛成の方の挙手を求めます。                 (賛成者挙手) 15 ◯議長(能勢秋吉君) 挙手全員です。  よって、議案第2号は、同意することに決定いたしました。  次に、議案第3号 山武市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてを採決いたします。  本案は、これに同意することに賛成の方の挙手を求めます。                 (賛成者挙手) 16 ◯議長(能勢秋吉君) 挙手全員です。  よって、議案第3号は、同意することに決定いたしました。  次に、議案第4号 山武市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてを採決いたします。  本案は、これに同意することに賛成の方の挙手を求めます。                 (賛成者挙手) 17 ◯議長(能勢秋吉君) 挙手全員です。  よって、議案第4号は、同意することに決定いたしました。  次に、議案第5号 山武市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてを採決いたします。  本案は、これに同意することに賛成の方の挙手を求めます。                 (賛成者挙手) 18 ◯議長(能勢秋吉君) 挙手全員です。  よって、議案第5号は、同意することに決定いたしました。  次に、議案第6号 山武市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてを採決いたします。  本案は、これに同意することに賛成の方の挙手を求めます。                 (賛成者挙手) 19 ◯議長(能勢秋吉君) 挙手全員です。  よって、議案第6号は、同意することに決定いたしました。  次に、議案第7号の採決に入る前に、地方自治法第117条の規定により、小川善郎議員の退場を求めます。                (小川善郎議員退場) 20 ◯議長(能勢秋吉君) それでは、議案第7号 山武市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてを採決いたします。  本案は、これに同意することに賛成の方の挙手を求めます。                 (賛成者挙手) 21 ◯議長(能勢秋吉君) 挙手全員です。  よって、議案第7号は、同意することに決定いたしました。  小川善郎議員の入場を許可します。                (小川善郎議員入場) 22 ◯議長(能勢秋吉君) 次に、議案第8号 山武市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてを採決いたします。  本案は、これに同意することに賛成の方の挙手を求めます。                 (賛成者挙手) 23 ◯議長(能勢秋吉君) 挙手全員です。  よって、議案第8号は、同意することに決定いたしました。  次に、議案第9号 山武市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてを採決いたします。  本案は、これに同意することに賛成の方の挙手を求めます。                 (賛成者挙手) 24 ◯議長(能勢秋吉君) 挙手全員です。  よって、議案第9号は、同意することに決定いたしました。  次に、議案第10号 山武市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてを採決いたします。  本案は、これに同意することに賛成の方の挙手を求めます。                 (賛成者挙手) 25 ◯議長(能勢秋吉君) 挙手全員です。  よって、議案第10号は、同意することに決定いたしました。  次に、議案第11号 山武市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてを採決いたします。  本案は、これに同意することに賛成の方の挙手を求めます。                 (賛成者挙手) 26 ◯議長(能勢秋吉君) 挙手全員です。  よって、議案第11号は、同意することに決定いたしました。  次に、議案第12号 山武市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてを採決いたします。  本案は、これに同意することに賛成の方の挙手を求めます。                 (賛成者挙手) 27 ◯議長(能勢秋吉君) 挙手全員です。  よって、議案第12号は、同意することに決定いたしました。  次に、議案第13号 山武市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてを採決いたします。  本案は、これに同意することに賛成の方の挙手を求めます。                 (賛成者挙手) 28 ◯議長(能勢秋吉君) 挙手全員です。  よって、議案第13号は、同意することに決定いたしました。  次に、議案第14号 山武市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてを採決いたします。  本案は、これに同意することに賛成の方の挙手を求めます。                 (賛成者挙手) 29 ◯議長(能勢秋吉君) 挙手全員です。  よって、議案第14号は、同意することに決定いたしました。
     次に、議案第15号 山武市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてを採決いたします。  本案は、これに同意することに賛成の方の挙手を求めます。                 (賛成者挙手) 30 ◯議長(能勢秋吉君) 挙手全員です。  よって、議案第15号は、同意することに決定いたしました。  次に、議案第16号 山武市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてを採決いたします。  本案は、これに同意することに賛成の方の挙手を求めます。                 (賛成者挙手) 31 ◯議長(能勢秋吉君) 挙手全員です。  よって、議案第16号は、同意することに決定いたしました。  次に、議案第17号 山武市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてを採決いたします。  本案は、これに同意することに賛成の方の挙手を求めます。                 (賛成者挙手) 32 ◯議長(能勢秋吉君) 挙手全員です。  よって、議案第17号は、同意することに決定いたしました。   ──────────────────────────────────── 33 ◯議長(能勢秋吉君) 日程第7 議案及び報告の補足説明を求めます。  はじめに、議案第18号の説明を求めます。  教育部長。 34 ◯教育部長(小川宏治君) 議案第18号 山武市学校支援センター設置条例の制定について、補足説明を申し上げます。  現在、市内の小中学校では、授業におけるICT機器の利活用の充実、日本語指導が必要となる外国人児童生徒への対応、低下する家庭教育力、コロナ禍による不登校児童生徒の増加や、これらに伴う教職員のさらなる多忙化等、次々に新たな課題が生じております。  本案は、これら学校教育における今日的な課題の解決に向け、児童生徒、保護者、学校の求めに応じたきめ細やかな支援を、地域人材を活用しながら取り組むことにより、山武市学校教育のさらなる振興と充実を図るための核となる教育機関を設置するために制定するものでございます。  それでは、条例案のほうを御覧いただきたいと思います。  第1条は、趣旨の規定でございます。  地方教育行政の組織及び運営に関する法律第30条及び第31条の規定により、山武市学校支援センターの設置に関し必要な事項を定めるものとすると、制定の趣旨を規定しております。  第2条は、設置の規定でございます。  当センターは、学校教育における児童生徒、保護者及び教職員が抱える諸課題の解決に向けた取組を支援することにより、市の学校教育の振興及び充実を図るため、設置するものでございます。  第3条は、名称及び位置の規定で、名称は、「山武市学校支援センター」とし、山武市教育委員会庁舎内に置くこととします。  第4条は、事業の規定で、市の学校教育の振興及び充実を図るための具体的事業内容を定めるものでございます。  第5条は、職員の規定で、センターに、学校支援センター長、その他必要な職員を置くこととします。  なお、センター長につきましては、子ども教育課指導室長を、その他の職員については、指導室の職員をもって充てることを想定しております。  第6条は、委託の規定で、センターの業務をより効果的なものにするため、その一部を学校教育に関する識見を有する者に委託をして行うことができることとしております。  第7条は、委任の規定で、この条例に定めるもののほか、必要な事項は、教育委員会が別に定めることとします。  なお、この条例の施行期日は、令和4年4月1日からとしております。  補足説明は以上でございます。 35 ◯議長(能勢秋吉君) 次に、議案第19号の説明を求めます。  総合政策部長。 36 ◯総合政策部長(荒木康之君) それでは、議案第19号 山武市東京オリンピック・パラリンピック記念基金条例を廃止する条例の制定について、補足説明を申し上げます。  当該基金につきましては、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の成功を目指し、大会開催時のスリランカ国選手団の事前キャンプ実施に係る事業、スリランカ国との交流に係る事業及びその他東京オリンピック・パラリンピック関連事業の財源に充てるため、平成28年3月に設置しました。  東京2020オリンピック・パラリンピック大会が閉会し、関連事業も今年度で終了する見込みであることから、基金保有の必要性がなくなったため、当該基金を廃止しようとするものです。  施行期日は、令和4年4月1日を予定しております。  また、この基金に属していた現金は、一般会計に繰り入れることとします。  補足説明は以上です。 37 ◯議長(能勢秋吉君) 次に、議案第20号及び議案第21号の説明を求めます。  総務部長。 38 ◯総務部長(石橋和記君) 議案第20号 山武市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について、補足説明を申し上げます。  本議案は、令和3年5月19日に公布された「デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律」第50条及び附則第2条の規定により、「行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律」及び「独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律」が廃止され、国の行政機関と独立行政法人等に係る個人情報保護制度が、「個人情報の保護に関する法律」、いわゆる「個人情報保護法」に統合され、その統合される期日が本年4月1日と定められたため、山武市個人情報保護条例に関して、先ほどの2つの法律名を引用している規定について、所要の改正を行うものでございます。  新旧対照表を御覧いただきたいと思います。  まず、山武市個人情報保護条例第2条第7号において、独立行政法人等の定義として、「独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律第2条第1項」と引用している箇所について、本年4月1日から、「個人情報の保護に関する法律第2条第9項」で定義されることから、この箇所を改正いたします。  また、第8号において、個人識別符号の定義として、「行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律第2条第3項」と引用している箇所について、「個人情報保護法第2条第2項」で定義されることから、この箇所を改正いたします。  また、同様に、第9号において、要配慮個人情報を定義している箇所について、「個人情報保護法第2条第3項」と改めるものでございます。  なお、施行期日は、本年4月1日を予定しております。  続きまして、議案第21号 山武市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、補足説明を申し上げます。  本案は、主に「会計年度任用職員の育児休業の取得要件の緩和」に関するものでございます。  令和3年8月10日に、人事院から、「公務員人事管理に関する報告及び国家公務員の育児休業等に関する法律の改正についての意見の申出」があり、国家公務員に係る「妊娠・出産・育児等と仕事の両立支援のために講ずる措置」として、非常勤の国家公務員の育児休業の取得要件が、本年4月1日に緩和されます。  地方公共団体の職員は、地方公務員法により、勤務時間、休暇、その他の勤務条件については、国家公務員の措置との権衡を踏まえることが求められているため、会計年度任用職員に関する育児休業の取得要件を緩和する改正を行うものでございます。  この改正は、会計年度任用職員が育児休業及び部分休業の取得要件として、「引き続き勤務した期間が1年以上」となっているものを削除することと併せて、研修、相談体制及び勤務体制等の措置を講じ、育児休業を取得しやすい環境整備を行うなど、国家公務員の制度改正の内容を反映させるものです。  それでは、新旧対照表の1ページを御覧ください。  はじめに、同ページの上段を御覧ください。「(ア)任命権者を同じくする職に引き続き在職した期間が1年以上である非常勤職員」を削除し、(イ)、(ウ)を繰り上げ、(ア)、(イ)とするものです。  続いて、同ページの下段及び2ページの上段を御覧いただきたいと思います。  部分休業の取得要件を育児休業と合わせるため、「ア 特定職に引き続き在職した期間が1年以上である非常勤職員」を削除いたします。  次に、同ページの中段以降を御覧ください。  育児休業を取得しやすい環境整備として、「妊娠又は出産等についての申出があった場合における措置等」、「勤務環境の整備に関する措置等」を新たに規定いたします。  なお、施行期日は、公布の日を予定しております。  以上でございます。 39 ◯議長(能勢秋吉君) 次に、議案第22号の説明を求めます。  教育部長。 40 ◯教育部長(小川宏治君) 議案第22号 山武市学童クラブ条例の一部を改正する条例の制定について、補足説明をいたします。  山武市松尾学童クラブは、松尾小学校と豊岡小学校の学校統合に併せ、平成31年4月1日から、山武市農村環境改善センター内に増設し、運営してまいりましたが、現在の利用状況、来年度以降の児童数の推移、学童クラブの利用見込み等から勘案し、松尾公民館内の学童クラブ施設のみで運営が可能であることから、今後使用する見込みのない農村環境改善センター内にございます第3教室を廃止するため、条例の改正を行うものでございます。  それでは、新旧対照表を御覧いただきたいと思います。  第3条の表から、「山武市松尾町松尾47番地3」を削り、農村環境改善センター内に設置しています松尾学童クラブの第3教室を廃止するものでございます。  なお、この条例の施行期日は、令和4年4月1日からとしております。  補足説明は以上でございます。よろしくお願いします。 41 ◯議長(能勢秋吉君) 次に、議案第23号の説明を求めます。  総務部長。 42 ◯総務部長(石橋和記君) 議案第23号 山武市コミュニティ消防センター条例の一部を改正する条例の制定について、補足説明を申し上げます。  消防団組織の統合及び廃部により、現在使用していないコミュニティ消防センターについては、老朽化が著しいため、解体を行ったことから、本条例の別表から、それらの施設を除く改正を行うものでございます。併せまして、管轄区域を現在の分団・各部の体制に合わせ、見直し等を行うものでございます。  それでは、新旧対照表を御覧ください。  改正内容は、別表(第3条関係)を改めるものです。  改正点は、小松岡・木戸岡・道面コミュニティ消防センター、沖渡コミュニティ消防センターを除き、板川コミュニティ消防センターの管轄区域に中津田を加え、横田・板中コミュニティ消防センターの管轄区域を横田・板中に改め、椎崎東部コミュニティ消防センターの管轄区域を椎崎・日向台に改めるものでございます。  なお、施行期日は、本年4月1日を予定いたしております。  以上でございます。 43 ◯議長(能勢秋吉君) 次に、議案第24号の説明を求めます。  教育部長。 44 ◯教育部長(小川宏治君) 議案第24号 山武市白幡体育館等条例の一部を改正する条例の制定について、補足説明を申し上げます。  山武市白幡体育館等条例は、山武市白幡体育館並びに山武市白幡スポーツ広場の設置及び管理に関し必要な事項を定めたものでございますが、山武市白幡スポーツ広場につきましては、昭和55年3月に当時の成東町において用地を取得し、平成13年に成東総合運動公園が整備されるまでの間、町の中心的なスポーツ施設として、野球、サッカーや陸上競技のほか、各種行事などに活用されてまいりました。  合併後も、スポーツ施設として、主に野球などに利用していただいておりましたが、ここ数年は利用者が減少し、平成28年度の利用件数は18件、平成29年度は1件、平成30年度からは、全く利用実績がない状況でございました。  今後についても、利用者の増加は見込めず、また、市では、ほかに代替となる施設を有しておりますことから、令和3年教育委員会第11回定例会において、施設の用途廃止につきまして、御承認をいただいたところでございます。  本案は、白幡スポーツ広場の用途廃止に伴い、本条例の一部を改正するものでございます。  それでは、新旧対照表を御覧いただきたいと思います。  まず、題名につきまして、山武市白幡スポーツ広場の廃止に伴い、山武市白幡体育館等条例を山武市白幡体育館条例に改めます。  同様に、第1条中の山武市白幡体育館等を山武市白幡体育館に改めます。  第3条の施設の名称及び位置につきまして、山武市白幡スポーツ広場の項を削ります。  第5条、第6条及び別表の改正につきましては、使用時間、休館及び休場日、使用料に関する規定中から、山武市白幡スポーツ広場に関する規定を削るものでございます。  施行期日でございますが、令和5年4月1日から施行することとし、令和4年度に用地測量と設備等の撤去工事を実施する予定でございます。  補足説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 45 ◯議長(能勢秋吉君) 次に、議案第25号及び議案第26号の説明を求めます。  保健福祉部長。 46 ◯保健福祉部長(小川雅弘君) 議案第25号 山武市医学生奨学金等貸付に関する条例の一部を改正する条例の制定について、補足説明をいたします。  本案は、医学生奨学金等の貸付けに関する条例でございますが、返済が滞った際の規定に曖昧な部分があることから、当該規定を見直し、徴収体制の盤石化を目指すものでございます。
     新旧対照表を御覧ください。  まず、第6条第1項ですが、2人の連帯保証人を立てなければならない規定となっておりますが、「生計を別にする2人の連帯保証人を立てる」として、より担保の実効性を高めました。  次に、同条第2項においては、改正された民法の規定にのっとり、「極度額の範囲内で債務を負担する」ということで、連帯保証人の債務について明確化を図りました。  最後に、附則ですが、利息の利率割合を市税の延滞金の割合と同様となるよう、改正させていただきました。これにより、事務の効率化と迅速化が図られ、徴収体制がより堅固なものとなると考えております。  なお、施行期日は、本年4月1日を予定します。  議案第25号の補足説明は以上でございます。  続きまして、議案第26号 山武市看護学生奨学金貸付に関する条例の一部を改正する条例の制定について、補足説明をいたします。  本案は、看護学生奨学金の貸付けに関する条例でありますが、返済が滞った際の規定に、曖昧な部分があることから、当該規定を見直し、徴収体制の盤石化を目指すものでございます。  新旧対照表を御覧ください。  まず、第2条第1項第3号ですが、助産師養成所が、保健師助産師看護師法第20条に、看護師養成所が同法第21条に、それぞれ呼応するよう改正を行いました。  次に、第6条第1項ですが、2人の連帯保証人を立てなければならない規定となっておりますが、「生計を別にする2人の連帯保証人を立てる」として、より担保の実効性を高めました。  次に、同条第2項においては、改正された民法の規定にのっとり、「極度額の範囲内で債務を負担する」ということで、連帯保証人の債務について明確化を図りました。  最後に、附則ですが、利息の利率割合を市税の延滞金の割合と同様となるよう改正させていただきました。これにより、事務の効率化と迅速化が図られ、徴収体制がより堅固なものになると考えております。  なお、施行期日は、本年4月1日を予定します。  議案第26号の補足説明は以上でございます。 47 ◯議長(能勢秋吉君) 次に、議案第27号ないし議案第32号の説明を求めます。  総務部長。 48 ◯総務部長(石橋和記君) 議案第27号 財産の減額貸付について、補足説明を申し上げます。  本案は、本年1月26日に締結した旧日向小学校跡地利活用事業に関する基本協定書に基づき、本年4月1日に締結予定である旧日向小学校跡地土地賃貸借契約の土地貸付料について、一部減免を実施したく、御提案するものでございます。  学校跡地の利活用においては、長期にわたる施設の安定的な保全と活用が図られ、地域活性化に資することを目的としています。  貸付けを予定している旧日向小学校は、令和3年3月31日に閉校してから、施設の維持管理については、市が行っており、財政的にも負担が生じています。しかしながら、今回、この施設を貸付けすることにより、今後は、貸付けの相手方となる株式会社SBMplus(エスビーエムプラス)及び株式会社馬事学院が施設の維持管理や修繕等を行うこととなり、それらの経費に加え、事前の施設整備に要する経費を含めると、大きな経費負担となります。  このようなことから、貸付けの金額につきましては、行政財産使用料条例に基づき算定した年額484万8,492円を基に、当初3年間は、年額の2分の1を、4年目以降の7年間は、年額の3分の1を減免する年額で、事業提案を公募したところ、提示額より上回った年額で提案をされております。  その年額は、本年4月1日から令和7年3月31日までの当初3年間の年額300万円、令和7年4月1日から令和14年3月31日までの7年間の年額は360万円であり、この10年間の貸付金額により、土地の賃貸借契約を締結するものでございます。  続きまして、議案第28号 財産の減額貸付について、補足説明をいたします。  本案は、本年1月16日に締結した旧蓮沼幼稚園跡地利活用事業に関する基本協定書に基づき、本年4月1日に締結予定である旧蓮沼幼稚園跡地土地賃貸借契約の土地貸付料について、一部減免を実施したく、御提案をするものでございます。  幼稚園跡地の利活用においては、長期にわたる施設の安定的な保全と活用が図られ、地域活性化に資することを目的としています。  貸付けを予定しております旧蓮沼幼稚園は、平成21年4月1日に休園し、令和元年7月31日に廃園となっており、電気、水道、排水施設を10年以上使用していないことから、事前の施設整備に要する経費に加え、今後の維持管理費や修繕等を行う経費についても、貸付けの相手方となる株式会社HAPPY NUTS DAY(ハッピーナッツデイ)が負担していただくこととなり、大きな経費負担となります。  このようなことから、貸付けの金額につきましては、行政財産使用料条例に基づき算定した年額50万4,504円を基に、本年4月1日から令和7年3月31日までの当初3年間は、2分の1を減免した年額25万2,252円を、令和7年4月1日から令和14年3月31日までの7年間は、3分の1を減免した33万6,336円を年額としております。  これは、事業提案公募で提示した額と提案額が同額だったことにより、この年額を10年間の貸付金額とし、土地の賃貸借契約を締結するものでございます。  続きまして、議案第29号 財産の減額貸付について、補足説明をいたします。  本案は、令和2年1月22日付で締結した松尾自動車教習所に係る土地賃貸借契約が、本年3月31日をもって終了となり、これを更新するに当たり、行政財産使用料に基づく金額では、年額231万5,058円となっている土地貸付料を現契約と同様、半額に減額した115万7,529円で貸付けをいたしたく、御提案をするものでございます。  松尾自動車教習所につきましては、株式会社九十九里自動車教習所へ経営移譲後、平成23年から令和2年までの間に、教習生は約3割減少いたしております。  他方、免許証更新時の高齢者講習等は近年増加しておりますが、その手数料は、千葉県条例により、低廉な額に設定されているため、教習所全体の売上げは減少傾向にございます。  このような中、教習生及び高齢者講習に占める山武市民の割合は、全体の約5割以上を占めております。仮に松尾自動車教習所がなくなった場合、九十九里町や匝瑳市等の自動車教習所を御利用いただくこととなり、市民の皆様の利便性が低下することになります。  このようなことから、松尾自動車教習所を維持し、今後の運営を継続的に行うことができるようにするため、土地の貸付料を減額し、賃貸借契約を締結するものでございます。  続きまして、議案第30号 財産の無償貸付について、補足説明をいたします。  本案は、本年1月26日に締結した旧日向小学校跡地利活用事業に関する基本協定書に基づき、貸付けの相手方である株式会社SBMplus(エスビーエムプラス)及び株式会社馬事学院に対し、本年4月1日に、旧日向小学校跡地建物使用貸借契約を締結いたしたく、御提案するものです。  建物の無償貸付けにつきましては、議案第27号 財産の減額貸付についてと同様の事情により、貸付けの相手方の財政的な負担を軽減することで、長期にわたる施設の安定的な保全と活用が図られ、地域活性化の発展に資するため、無償で貸付けすることが適当と判断をさせていただいたものでございます。  続きまして、議案第31号 財産の無償貸付について、補足説明をいたします。  本案は、本年1月26日に締結した旧蓮沼幼稚園跡地利活用事業に関する基本協定書に基づき、貸付けの相手方である株式会社HAPPY NUTS DAY(ハッピーナッツデイ)に対し、本年4月1日に、旧蓮沼幼稚園跡地建物使用貸借契約を締結いたしたく、御提案するものでございます。  建物の無償貸付につきましては、議案第28号 財産の減額貸付についてと同様の事情により、貸付け相手方の財政的な負担を軽減することで、長期にわたる施設の安定的な保全と活用が図られ、地域活性化の発展に資するため、無償で貸付けをすることが適当と判断をさせていただいたものでございます。  続きまして、議案第32号 財産の無償貸付について、補足説明をいたします。  本案は、令和2年1月22日付で締結した松尾自動車教習所に係る建物等の使用貸借期間が、本年3月31日をもって終了となり、これを更新するに当たり、前契約と同様に、無償で貸付けをいたしたく、提案するものでございます。  松尾自動車教習所については、経営移譲後の平成23年当初から、建物使用料は無償貸付としており、維持管理を教習所に負担していただいていることから、松尾自動車教習所施設を維持し、今後の運営を継続的に行うことができるよう、引き続き無償で貸付けをすることが適当と判断をさせていただきました。  以上でございます。 49 ◯議長(能勢秋吉君) 次に、議案第33号の説明を求めます。  保健福祉部長。 50 ◯保健福祉部長(小川雅弘君) 議案第33号 地方独立行政法人さんむ医療センター第4期中期計画変更の認可について、補足説明をいたします。  地方独立行政法人さんむ医療センターより、第4期中期計画変更案が提出されました。この提出を受け、地方独立行政法人法第26条第1項の規定により、認可をするため、地方独立行政法人さんむ医療センター評価委員会条例第2条に基づき、さんむ医療センター評価委員会に意見を求めたところ、第4期中期計画変更を認可することが適当であるという意見でございました。  このため、地方独立行政法人法第83条第3項の規定に基づき、地方独立行政法人さんむ医療センター第4期中期計画変更について、議決をお願いするものでございます。  それでは、第4期中期計画新旧対照表を御覧ください。主な内容を説明させていただきます。  最初に、1ページ、病床数の変更でございます。  病床数の変更につきましては、新病院開設時(変更前中期計画では、令和5年度)に、199床に変更する計画でございました。しかし、現在の病床利用数等を鑑み、令和4年度から、前倒しをして実施することといたします。  病床数の変更については、令和3年9月に地域医療構想調整会議を経て、令和3年11月の医療審議会に諮られ、12月の答申により認可されております。  次に、2ページ、新病院整備スケジュールの変更となります。  新病院の建設スケジュールについては、中期計画策定時は、「さんむ医療センター建替整備基本計画」では、令和4年度末に完成し、令和5年度初旬に、運用開始する予定だったことから、中期計画においても、同様のスケジュールを記載しておりました。  しかし、昨年度、設計・施工を行う事業者を選定し、詳細なスケジュールを作成した結果、新病院の完成、運用開始が令和6年度となったことから、中期計画においても、整備スケジュールの見直しを行うことといたします。  続きまして、7ページを御覧ください。  第3 業務運営の改善及び効率化に関する事項については、令和3年11月10日に、さんむ医療センター事務職員が、背任罪で逮捕されるという不祥事が発生いたしました。この事案を受け、設立団体である山武市からさんむ医療センターへ、地方独立行政法人法第122条第1項の規定に基づく業務運営に関する是正等の命令をいたしました。  この是正勧告を受け、さんむ医療センターでは、業務改善計画を策定し、コンプライアンスの重要性を再認識し、法令遵守意識の徹底を図るために、各種取組を実施することといたしました。  この業務改善計画は、「地方独立行政法人法第26条第2項第2号」に規定する業務運営の改善及び効率化に関する目標を達成するため、取るべき措置に該当するため、「同条第1項」に基づき、中期計画の変更を行うものでございます。  変更する主な内容は、内部・外部通報制度の導入、理事会の機能強化による院内の法令等遵守体制の確立及びガバナンスの強化、監事機能の充実強化を追加いたします。  議案第33号の補足説明は以上でございます。 51 ◯議長(能勢秋吉君) 次に、議案第34号及び議案第35号の説明を求めます。  総務部長。 52 ◯総務部長(石橋和記君) 議案第34号について、補足説明をいたします。  令和3年度山武市一般会計補正予算(第13号)は、補正前の予算総額267億6,683万1,000円に、歳入歳出それぞれ1億8,192万6,000円を追加し、補正後の予算総額を269億4,875万7,000円と予定しました。  歳出予算の補正につきましては、衛生費は、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として、臨時休館に協力し、収入が減少した指定管理者に支援金を支給するため、さんぶの森元気館指定管理事業218万円の追加を予定しました。  商工費は、地域経済活性化及び地域事業者の事業継続支援として、市民全員に、市内商店等で使用できる割引クーポン券を発行するため、地域応援クーポン券事業1億6,847万3,000円の追加を予定しました。  教育費は、感染拡大に伴う臨時休校時等の学習環境確保のため、オンライン授業で使用するデジタル教科書等の購入費として、小学校及び中学校感染症予防対策事業に、合わせて413万6,000円の追加を予定しました。  また、感染症拡大防止対策として、山武中学校屋内運動場等のトイレ洋式化を実施するため、中学校トイレ環境整備事業713万7,000円の追加を予定しました。  歳入予算の補正につきましては、国庫支出金は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を1億6,423万2,000円、中学校トイレ環境整備事業の財源として、学校施設環境改善交付金110万2,000円を予定しました。  不足する1,659万2,000円は、財政調整基金繰入金及び繰越金を予定しました。  繰越明許費の補正につきましては、地域応援クーポン券事業、小中学校感染症予防対策事業及び中学校トイレ環境整備事業について、事業の実施が翌年度にわたるため、追加を予定いたしました。  続きまして、議案第35号について、補足説明をいたします。  令和3年度山武市一般会計補正予算(第14号)は、歳入歳出予算、繰越明許費、債務負担行為及び地方債の補正をお願いするものでございます。  歳入歳出予算につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響も含め、既定事業の進捗状況を考慮した決算見込みに基づき、予算の過不足を整理し、補正前の予算総額269億4,875万7,000円に、歳入歳出それぞれ4億5,782万5,000円を追加し、補正後の予算総額を274億658万2,000円と予定しました。  歳出予算の補正につきましては、議会費は、研修等の縮小に伴う議員研修事業278万円の減額等、合計590万1,000円の減額を予定しました。  総務費は、減債基金及び教育施設等整備基金等の積立に伴う基金管理事業12億3,136万7,000円の増額等、合計10億4,961万2,000円の追加を予定しました。  民生費は、公定価格の改定及び民間保育所利用者の減少に伴う子ども・子育て支援給付事業(保育所費)4,457万8,000円の減額等、合計1億8,438万8,000円の減額を予定しました。  衛生費は、検診受診者の減少等に伴う、がん検診事業2,253万1,000円の減額等、合計6,031万円の減額を予定しました。  農林水産業費は、事業費確定に伴い、ほ場整備事業2,662万円、農村地域防災減災事業、623万7,000円の減額等、合計5,889万3,000円の減額を予定しました。  商工費は、海水浴場不開設による委託料等の減額に伴う海水浴場維持管理安全対策事業1,147万9,000円の減額等、合計2,452万9,000円の減額を予定しました。  土木費は、進捗による事業の見直しにより、緑海239号線道路改良事業4,150万5,000円、成東259号線道路改良事業3,377万7,000円の減額等、合計1億2,352万6,000円の減額を予定しました。  消防費は、国の復興交付金事業の終了に伴う返還金支払いによる防災係事務費2,166万9,000円の増額等、合計160万5,000円の追加を予定しました。  教育費は、国交付金の令和2年度内定により、繰越事業として実施した中学校空調設備改修事業1億2,939万4,000円の減額等、合計1億2,534万5,000円の減額を予定しました。  歳入予算の補正につきましては、地方交付税のうち、普通交付税は、新たな算定項目の追加や人口急減補正が講じられたことなどにより、11億9,006万の追加を予定しました。  国庫支出金は、交付額の確定に伴い、社会資本整備総合交付金5,182万4,000円の減額等、合計1億1,554万7,000円の減額を予定しました。  繰入金は、財政調整基金繰入金7億651万4,000円の減額等、合計6億9,991万7,000円の減額を予定しました。  諸収入は、松尾中学校空気調和設備機能回復工事の事業費確定に伴い、成田国際空港株式会社からの教育施設等騒音防止対策事業費助成金4,649万3,000円の減額等、合計5,676万5,000円の減額を予定しました。  その他の歳入につきましても、決算見込みに基づき、予算の過不足を整理した結果を補正するものでございます。  繰越明許費の補正につきましては、国の補正予算等による国庫補助金により実施する4事業、県事業の繰越しによる1事業、その他、今年度予定事業の完了が見込めない11事業について、追加を予定しました。  債務負担行為の補正につきましては、令和元年台風15号等による災害復興住宅資金利子補給について、申込期日の延長による追加を予定しました。  また、なんごうこども園給食調理業務委託料について、しらはたこども園の給食調理業務と併せて契約を行うため、限度額の変更を予定しました。  地方債の補正につきましては、事業費補正による変更となります。  以上でございます。 53 ◯議長(能勢秋吉君) ここで、暫時休憩いたします。再開は午後1時10分といたします。              (休憩 午後 0時00分)              (再開 午後 1時09分) 54 ◯議長(能勢秋吉君) 再開します。休憩前に引き続き、会議を開きます。
     次に、議案第36号の事業勘定についての説明を求めます。  市民部長。 55 ◯市民部長(藤田泰央君) 議案第36号 令和3年度山武市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)(事業勘定分)の補足説明を申し上げます。  令和3年度山武市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)の事業勘定予算は、補正前の予算総額65億9,751万円から、歳入歳出それぞれ1,919万4,000円を減額し、補正後の予算総額を65億7,831万6,000円と予定しました。  歳出予算の補正につきましては、決算見込みに基づき、総務費は148万7,000円、基金積立金は3万8,000円、保健事業費は1,861万8,000円の減額を予定しました。  また、保険給付費は、支給実績見込みから、葬祭費80万円、諸支出金は、災害臨時特例補助金の自主返還に伴う返還金として、14万9,000円の追加を予定しました。  歳入予算の補正につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う減免により、国民健康保険税を722万3,000円の減額と見込み、そのほか、決算見込みに基づき、県支出金は687万5,000円、財産収入は3万8,000円、繰入金は、財政調整基金繰入金など、5,617万2,000円の減額を予定しました。  また、災害臨時特例補助金の交付を見込み、国庫支出金は、456万3,000円、繰越金は、決算見込みに基づき、3,608万7,000円、諸収入は、一般被保険者返納金などの収入状況により、1,046万4,000円の追加を予定しました。  補足説明は以上です。 56 ◯議長(能勢秋吉君) 次に、議案第36号の直営診療施設勘定についての説明を求めます。  保健福祉部長。 57 ◯保健福祉部長(小川雅弘君) 議案第36号 令和3年度山武市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)の直営診療施設勘定予算について補足説明をいたします。  令和3年度山武市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)の直営診療施設勘定予算は、補正前の予算総額1億1,523万9,000円から、歳入歳出それぞれ3,281万7,000円を減額し、補正後の予算総額を8,242万2,000円と予定しました。  歳出予算の主な補正につきましては、総務費は、医師派遣委託料1,025万6,000円の減額を予定しました。  医業費は、血液検査等委託料等850万7,000円の追加を予定しました。  施設整備費は、解体撤去等3,106万8,000円の減額を予定しました。  歳入予算の主な補正につきましては、実績見込みから、診療収入329万6,000円の追加を予定しました。  繰入金は、一般会計繰入金500万円、繰越金は、実績から25万7,000円、国庫支出金は33万円の追加を予定しました。  市債については、診療所移転整備事業債等4,170万円の減額を予定しました。  地方債の補正につきましては、診療所移転整備事業について、地方債を発行しないため、減額するものでございます。  議案第36号の補足説明は以上でございます。 58 ◯議長(能勢秋吉君) 次に、議案第37号の説明を求めます。  市民部長。 59 ◯市民部長(藤田泰央君) 議案第37号 令和3年度山武市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の補足説明を申し上げます。  令和3年度山武市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、補正前の予算総額6億3,980万円から、歳入歳出それぞれ2,210万円を減額し、補正後の予算総額を6億1,770万円と予定しました。  歳出予算の補正につきましては、決算見込みに基づき、総務費は46万8,000円、後期高齢者医療広域連合納付金は2,163万2,000円の減額を予定しました。  歳入予算の補正につきましては、決算見込みに基づき、後期高齢者医療保険料は1,466万2,000円の減額、繰入金は広域連合の算定結果等に基づき、779万8,000円の減額を予定しました。  そのほか、決算見込みに基づき、諸収入5万円、繰越金31万円の追加を予定いたしました。  補足説明は以上です。 60 ◯議長(能勢秋吉君) 次に、議案第38号ないし議案第40号の説明を求めます。  保健福祉部長。 61 ◯保健福祉部長(小川雅弘君) 議案第38号 令和3年度山武市介護保険特別会計補正予算(第3号)の補足説明をいたします。  議案第38号 令和3年度山武市介護保険特別会計補正予算(第3号)は、補正前の予算総額51億3,881万9,000円から、歳入歳出それぞれ6,274万1,000円を減額し、補正後の予算総額を50億7,607万8,000円と予定しました。  歳出予算の補正につきましては、総務費は、認定調査事業に係る医師意見書作成手数料、認定調査委託料など、740万円の減額を予定しました。  保険給付費は、介護サービス等給付費の給付実績及び見込額を勘案した減額など、4,492万7,000円の減額を予定しました。  地域支援事業費は、介護予防・生活支援サービス事業費583万2,000円、一般介護予防事業費151万円、包括的支援事業等費96万6,000円、任意事業210万6,000円をそれぞれ減額し、歳出合計6,274万1,000円の減額を予定しました。  歳入予算の補正につきましては、歳出予算の減額に伴い、法定割合による介護保険料2,979万9,000円、支払基金交付金1,411万1,000円、県支出金778万1,000円、一般会計繰入金1,452万5,000円の減額を予定しました。  国庫支出金は、補助金の増額を見込み、451万9,000円の追加を予定しました。  諸収入は、介護予防マネジメント作成料を104万4,000円の減額を予定しました。  議案第38号の補足説明は以上となります。  続きまして、議案第39号 令和3年度山武市組合立国保成東病院事業清算事務特別会計補正予算(第1号)について、補足説明をいたします。  令和3年度山武市組合立国保成東病院事業清算事務特別会計補正予算(第1号)は、補正前の予算総額6,200万円から、歳入歳出それぞれ11万9,000円を減額し、補正後の予算総額を6,188万1,000円と予定しました。  歳出予算の主な補正につきましては、組合立国保成東病院事業清算管理費は、人件費10万円、予備費は85万4,000円の減額を予定しました。  組合立国保成東病院事業清算費は、一般会計への繰出金83万5,000円の追加を予定しました。  歳入予算の主な補正につきましては、分担金及び負担金は、東金市、九十九里町及び芝山町の国保成東病院解散に伴う財産処分に係る負担金36万8,000円の減額を予定しました。  繰入金は、山武市の国保成東病院解散に伴う財産処分に係る繰入金63万3,000円の減額を予定しました。  繰越金は、実績から19万6,000円、諸収入は68万6,000円の追加を予定しました。  議案第39号の補足説明は以上でございます。  続きまして、議案第40号 令和3年度山武市地方独立行政法人さんむ医療センター公債管理特別会計補正予算(第1号)について、補足説明をいたします。  令和3年度山武市地方独立行政法人さんむ医療センター公債管理特別会計補正予算(第1号)は、補正前の予算総額3億4,641万2,000円に、歳入歳出それぞれ2,570万円を追加し、補正後の予算総額を3億7,211万2,000円と予定しました。  歳出予算の補正につきましては、さんむ医療センター建替整備の実施設計に係る貸付金、2,570万円の追加を予定しました。  歳入予算の補正につきましては、貸付けに係る市債2,570万円の追加を予定しました。  繰越明許費の補正につきましては、さんむ医療センター貸付金の追加を予定しました。  地方債の補正につきましては、さんむ医療センター建替整備事業債の変更となります。  議案第40号の補足説明は以上でございます。 62 ◯議長(能勢秋吉君) 次に、議案第41号の説明を求めます。  産業振興部長。 63 ◯産業振興部長(中村洋一君) 議案第41号 令和3年度山武市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について、補足説明を申し上げます。  令和3年度山武市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)は、補正前の予算総額2億8,320万円から、歳入歳出それぞれ545万4,000円を減額し、補正後の予算総額を2億7,774万6,000円と予定しました。  歳出予算の補正につきましては、総務費は、消費税額の確定による公課費の減額に伴う管理運営事業20万3,000円の減額等、合計43万5,000円の減額を予定しました。  事業費は、電気使用量の減少等に伴う需用費461万5,000円の減額を含め、施設維持管理事業501万9,000円の減額を予定しました。  歳入予算の補正につきましては、分担金及び負担金では、農業集落排水へ新規加入した世帯が生じたため、受益者分担金124万8,000円の追加を予定しました。  繰越金は230万9,000円、市債は60万円をそれぞれ減額し、これらの結果、一般会計繰入金は、379万3,000円の減額を予定しました。  地方債の補正につきましては、地方債対象事業費の減額に伴い、限度額を60万円減額し、760万円といたしました。  補足説明は以上です。 64 ◯議長(能勢秋吉君) 次に、議案第42号の説明を求めます。  水道課長。 65 ◯水道課長(土屋雅美君) 議案第42号 令和3年度山武市水道事業会計補正予算(第3号)について、補足説明をいたします。  令和3年度山武市水道事業会計補正予算(第3号)は、事業の実績見込みにより、既定予算の過不足を整理しました。  水道事業収益につきましては、補正前の予算総額3億7,175万円から885万7,000円を減額し、補正後の予算総額を3億6,289万3,000円と予定しました。  補正の内容は、他会計補助金は、算出基礎となる総務省の繰出基準額の変更等により、110万4,000円、県補助金は、額の確定により、775万3,000円の減額を予定しました。  水道事業費用につきましては、補正前の予算総額3億5,516万7,000円から634万1,000円を減額し、補正後の予算総額を3億4,882万6,000円と予定しました。  補正の内容は、給与改定等に伴い、人件費70万6,000円、年度末までの執行見込みにより、委託料、修繕費及び薬品費563万5,000円の減額を予定しました。  資本的支出につきましては、補正前の予算総額2億2,744万1,000円から2,101万4,000円を減額し、補正後の予算総額を2億642万7,000円と予定しました。  補正の内容は、給与改定等に伴い、人件費8万円、年度末までの執行見込みにより、改良施設費2,093万4,000円の減額を予定しました。  補足説明は以上です。 66 ◯議長(能勢秋吉君) 次に、議案第43号の説明を求めます。  総務部長。 67 ◯総務部長(石橋和記君) 議案第43号 令和4年度山武市一般会計予算について、補足説明をいたします。  お配りさせていただきました令和4年度当初予算(案)の概要によりまして、説明をさせていただきます。  はじめに、予算編成方針についてです。  予算編成方針については、1ページから2ページにかけて記載をしてございますが、令和4年度当初予算編成に当たっては、第2次総合計画の最終年となることから、目標達成に向け、重点分野及び公共施設等総合管理計画を基点とした資源配分の選択と集中により、財政健全化と政策推進のバランスを取る「総合計画成果志向型予算編成」を引き続き実施しました。  また、持続可能な財政運営を行っていくため、部別予算枠を設定し、各部長の責任の下、部内での資源配分調整を行えるようにし、財政調整基金の繰入目標を10億円として、予算編成を進めてまいりました。  次に、予算規模となります。  資料は2ページとなります。  一般会計は、前年度に比べ1億5,600万円(0.7%)減の237億円を予定しました。  山武市予算全体では、一般会計のほか、5つの特別会計と水道事業会計で、前年度に比べ26億2,094万2,000円(7.1%)増の397億9,560万3,000円を予定しました。  続いて、3ページから4ページまでが、一般会計の歳入の状況となります。  まず、4ページを御覧ください。  主な歳入の増減理由について、説明をいたします。  1、市税については、後ほど5ページで説明をさせていただきます。  4、地方交付税は、普通交付税については、算定項目の追加や人口急減補正が講じられたことによる増額を見込み、前年度に比べ7億2,000万円(13.2%)増の61億7,000万円を見込みました。  また、特別交付税は、前年度と同額の4億5,000万円を見込みました。  7、繰入金は、財政調整基金繰入金は、前年度に比べ2億9,000万円(22.5%)減の10億円を見込みました。  繰入金全体では、松尾小学校新校舎整備に係る教育施設等整備基金繰入金が増額となりますが、市内公共施設の改修が終了し、公共施設整備基金繰入金が減額したことなどにより、前年度に比べ2億2,117万1,000円(13.2%)減の14億5,108万8,000円を見込みました。  8、市債は、国営かんがい排水事業北総中央地区負担金の償還完了に伴う減額や、本庁舎受変電設備等改修工事の終了による合併特例債の減額を見込み、前年度に比べ10億8,180万円(29.5%)減の25億8,410万円を見込みました。  次に、5ページ、市税の状況を御覧ください。  市税全体としては、前年度に比べ9,880万8,000円(1.8%)増の55億1,225万2,000円を見込みました。  2、法人市民税(現年課税分)は、均等割額は、過去3年間の増減率に鑑みて据え置き、法人税割額は、今後の景気回復傾向による増収及び収納率の向上を考慮し、前年度に比べ2,758万7,000円(10.7%)増の2億8,492万5,000円を見込みました。  3、固定資産税(現年課税分)は、新型コロナウイルス感染症による事業用家屋、償却資産の軽減措置終了により、前年度に比べ2,585万8,000円(1.0%)増の25億6,089万7,000円を見込みました。
     続きまして、6ページから7ページまでが、一般会計歳出(目的別)の状況となります。  まず、6ページを御覧ください。  主な歳出の増減理由について、説明をいたします。  5、農林水産業費は、国営北総中央土地改良事業、ほ場整備事業などの減額の結果、前年度に比べ4億7,182万7,000円(31.9%)減の10億860万1,000円を予定しました。  続いて、7ページの9、教育費は、松尾小学校新校舎整備事業、学校給食センター施設整備事業などの増額の結果、前年度に比べ2億9,242万5,000円(7.6%)増の41億2,976万3,000円を予定しました。  続いて、8ページから9ページまでが、一般会計歳出(性質別)の状況となりますので、後ほど御参照いただければと思います。  ここまでが、令和4年度一般会計予算の概要となります。  一般会計歳出の主な事業につきましては、19ページから32ページまでが、施策別の主な事務事業の予算額並びに財源内訳を記載しております。予算書の該当ページも記載してございますので、後ほど御参照いただければと思います。  また、参考資料といたしまして、34ページから36ページまでが、基金の状況、37ページが地方債の状況、38ページが継続費の状況、39ページは地方消費税交付金(社会保障財源化分)が充てられる社会保障4経費その他の社会保障施策に要する経費、40ページが一部事務組合等負担金一覧を記載してございます。参考としていただければと思います。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 68 ◯議長(能勢秋吉君) 次に、議案第44号の事業勘定についての説明を求めます。  市民部長。 69 ◯市民部長(藤田泰央君) 議案第44号 令和4年度山武市国民健康保険特別会計予算(事業勘定分)の補足説明を申し上げます。  令和4年度当初予算(案)の概要の10ページを御覧ください。  予算の規模でございますが、国民健康保険特別会計(事業勘定)の予算総額は、歳入歳出それぞれ64億7,126万円を予定し、前年度に比べ2億1,728万円(3.5%)の増となりました。  予算の特徴でございますが、国民健康保険特別会計(事業勘定)は、県に対して山武市が納付すべき国民健康保険事業費納付金等の財源を確保するとともに、保険給付費や保険事業などの実績を踏まえ、所要額を計上しました。  主な歳入予算につきましては、国民健康保険税は、前年度に比べ3,237万5,000円(2.6%)増の12億8,098万8,000円を見込みました。  県支出金は、前年度に比べ1億8,381万6,000円(4.1%)増の46億3,251万円を見込みました。  繰入金は、前年度に比べ513万円(1.0%)増の5億3,661万4,000円を見込みました。  繰入金のうち、国民健康保険財政調整基金からの繰入については、687万8,000円(5.9%)増の1億2,427万6,000円を見込みました。  諸収入は、前年度に比べ400万1,000円(26.7%)減の1,100万7,000円を見込みました。  歳入の構成は、表のとおりでございます。  主な歳出予算につきましては、11ページを御覧ください。  総務費は、制度改正に伴う国民健康保険税システム改修委託料を含んだ所要額を見込み、前年度に比べ112万3,000円(3.7%)減の2,908万3,000円を予定しました。  療養給付費や高額療養費などの保険給付費は、前年度に比べ1億8,514万1,000円(4.2%)増の45億6,051万6,000円を予定しました。  県が市町村に交付する保険給付費等交付金の財源として、県から示された額を納付する国民健康保険事業費納付金は、前年度に比べ3,374万2,000円(1.9%)増の17億7,171万2,000円を予定しました。  また、特定健康審査の実施及び短期人間ドックの助成や医療費通知などを行う保健事業費は、前年度に比べ44万円(0.5%)減の8,361万4,000円を予定しました。  歳出の構成は、表のとおりでございます。  補足説明は以上です。 70 ◯議長(能勢秋吉君) 次に、議案第44号の直営診療施設勘定についての説明を求めます。  保健福祉部長。 71 ◯保健福祉部長(小川雅弘君) 議案第44号 令和4年度山武市国民健康保険特別会計予算(直営診療施設勘定)について補足説明をいたします。  令和4年度当初予算(案)の概要、12ページを御覧ください。  まず、予算の規模ですが、国民健康保険特別会計(直営診療施設勘定)の予算総額は、歳入歳出それぞれ6,300万円を予定し、前年度に比べ5,000万円(44.2%)の減となりました。  次に、予算の特徴ですが、国保さんぶの森診療所の予算は、地域の診療所として、地域医療の充実を目指し、必要額を計上しました。  主な歳入予算ですが、診療収入は直近1年間の実績を基に算定し、前年度に比べ339万8,000円(7.5%)増の4,845万2,000円を見込みました。  繰入金は、前年度に比べ1,029万5,000円(46.0%)減の1,210万5,000円を見込み、繰越金は、前年度の決算見込額から100万円(33.3%)減の200万円を見込みました。  続きまして、主な歳出予算ですが、総務費は、前年度に比べ875万円(15.2%)減の4,898万9,000円を予定しました。  医業費は、血液検査委託料が増額となり、前年度に比べ101万5,000円(14.6%)増の795万5,000円を予定しました。  公債費は、国保さんぶの森診療所医療機器整備事業及び移転整備事業に伴う市債償還が増額となり、前年度に比べ417万5,000円(503.0%)増の500万5,000円を予定しました。  議案第44号の補足説明は以上でございます。 72 ◯議長(能勢秋吉君) 次に、議案第45号の説明を求めます。  市民部長。 73 ◯市民部長(藤田泰央君) 議案第45号 令和4年度山武市後期高齢者医療特別会計予算算の補足説明を申し上げます。  令和4年度当初予算(案)の概要の13ページを御覧ください。  予算の規模でございますが、後期高齢者医療特別会計の予算総額は、歳入歳出それぞれ6億6,130万円を予定し、前年度に比べ2,150万円(3.4%)の増となりました。  予算の特徴でございますが、高齢者の医療の確保に関する法律に基づき、後期高齢者医療制度を運営する千葉県後期高齢者医療広域連合に対して、山武市が納付等をすべき所要額を計上いたしました。  主な歳入予算につきましては、後期高齢者医療保険料は、千葉県後期高齢者医療広域連合の算定等に基づき、前年度に比べ1,752万7,000円(3.7%)増の4億8,749万4,000円を見込みました。  歳入の構成は、表のとおりでございます。  主な歳出予算につきましては、総務費は前年度に比べ54万4,000円(6.7%)増の866万7,000円、徴収した保険料と基盤安定拠出金を広域連合に納付する後期高齢者医療広域連合納付金は、前年度に比べ2,064万3,000円(3.3%)増の6億5,032万3,000円を予定しました。  歳出の構成は、表のとおりでございます。  補足説明は以上です。 74 ◯議長(能勢秋吉君) 次に、議案第46号及び議案第47号の説明を求めます。  保健福祉部長。 75 ◯保健福祉部長(小川雅弘君) 議案第46号 令和4年度山武市介護保険特別会計予算の補足説明をいたします。  令和4年度当初予算(案)の概要、14ページ、15ページを御覧ください。  まず、予算の規模でございますが、介護保険特別会計の予算総額は、歳入歳出それぞれ50億9,500万円を予定し、前年度に比べ5,700万円(1.1%)の増となりました。  次に、予算の特徴ですが、山武市高齢者保健福祉計画・第8期介護保険事業計画の2年目となります。  また、介護保険被保険者数の増加に伴い、要支援及び要介護の認定者数が増加傾向にございます。  このような中、介護保険事業の推進を目指し、必要額を予算計上いたしました。  主な歳入予算ですが、第1号被保険者の介護保険料は、前年度に比べ511万9,000円(0.5%)減の10億6,814万3,000円を見込みました。  国庫支出金は、前年度に比べ2,327万6,000円(2.1%)増の11億5,636万8,000円を見込みました。  社会保険診療報酬支払基金から交付される支払基金交付金は、前年度に比べ1,388万6,000円(1.1%)増の13億2,292万3,000円を見込みました。  県支出金は、前年度に比べ1,281万6,000円(1.7%)増の7億5,883万2,000円を見込みました。  続きまして、主な歳出予算ですが、総務費は、第9期介護保険事業計画に係る基礎調査のための策定業務委託料を含んだ所要額を見込み、前年度に比べ21万8,000円(0.3%)増の7,305万6,000円を予定しました。  介護サービス給付費などの保険給付費は、前年度に比べ5,167万6,000円(1.1%)増の48億168万2,000円を予定しました。  地域支援事業費は、筑波大学の協力を得て実施する介護予防対策事業「転倒骨折予防プロジェクト」関連経費を見込み、前年度に比べ310万6,000円(1.5%)増の2億1,082万6,000円を予定しました。  議案第46号の補足説明は、以上となります。  続きまして、議案第47号 令和4年度山武市地方独立行政法人さんむ医療センター公債管理特別会計予算について補足説明をいたします。  令和4年度当初予算(案)の概要、16ページを御覧ください。  まず、予算の規模ですが、地方独立行政法人さんむ医療センター公債管理特別会計の予算総額は、歳入歳出それぞれ29億3,503万5,000円を予定し、前年度に比べ25億8,862万3,000円(747.3%)増となりました。  次に、予算の特徴ですが、地方独立行政法人さんむ医療センター公債管理特別会計は、さんむ医療センターが定める中期計画を達成するため、長期貸付金を貸し付ける財源に充てるための起債及びその償還について適正に管理を行うものでございます。  主な歳入予算ですが、市債は、さんむ医療センターが行う病院医療機器の購入及び建替整備事業に市が貸し付ける長期貸付金の財源として、病院事業債28億8,370万円を見込みました。  また、諸収入は、平成29年度から令和3年度までに借り入れた医療機器等の返済金として、前年度に比べ132万3,000円(2.6%)増の5,133万5,000円を見込みました。  続きまして、主な歳出予算ですが、貸付金は、さんむ医療センター医療機器整備事業貸付金、建替整備事業貸付金として、28億8,370万円を予定しました。  また、公債費は、平成29年度から令和3年度までに借り入れた医療機器等の償還として、前年度に比べ132万3,000円(2.6%)増の5,133万5,000円を予定しました。  議案第47号の補足説明は、以上となります。 76 ◯議長(能勢秋吉君) 次に、議案第48号の説明を求めます。  産業振興部長。 77 ◯産業振興部長(中村洋一君) 議案第48号 令和4年度山武市農業集落排水事業特別会計予算の補足説明を申し上げます。  タブレットを御覧ください。  はじめに、予算の規模ですが、農業集落排水事業特別会計の予算総額は、歳入歳出予算それぞれ2億9,537万1,000円を予定し、前年度に比べ1,217万1,000円(4.3%)の増となりました。  予算の特徴は、施設の維持管理及び実施してきた施設整備に伴う市債償還を主体とした予算編成となり、各地区それぞれの使用料等を財源として見込みました。  主な歳入予算は、農業集落排水分担金については、4,000円を見込みました。  農業集落排水使用料については、各地区の使用者数の減少等を考慮し、前年度に比べ53万6,000円(1.2%)減の4,507万1,000円を見込みました。  歳入の構成は、表のとおりでございます。  主な歳出予算は、総務費については、人件費の減により、前年度に比べ79万9,000円(6.9%)減の1,085万8,000円を予定しました。  事業費については、工事請負費、業務委託料等の増により、前年度に比べ1,254万9,000円(14.5%)増の9,886万8,000円を予定しました。  歳出の構成は、表のとおりでございます。  補足説明は以上です。 78 ◯議長(能勢秋吉君) 次に、議案第49号の説明を求めます。  水道課長。 79 ◯水道課長(土屋雅美君) 議案第49号 令和4年度山武市水道事業会計予算について、補足説明をいたします。  令和4年度当初予算(案)の概要、18ページを御覧ください。  はじめに、予算の規模ですが、水道事業会計の収益的収入総額は3億6,850万4,000円、収益的支出総額3億5,071万6,000円、資本的収入総額627万円、資本的支出総額2億2,389万2,000円としました。  次に、予算の特徴ですが、水道事業は、市民生活に必要不可欠なインフラであるため、安心で安全な水を安定的に供給することを目的とする予算としました。  業務の予定量は、当年度末給水戸数2,860戸、年間総給水量63万5,866立米としました。  収支に関して、前年度当初予算と比較した場合、収益的収入は324万6,000円(0.9%)減、収益的支出は452万5,000円(1.3%)減、資本的収入は増減なし、資本的支出は313万6,000円(1.4%)減としました。  続いて、主な収入予算ですが、水道事業収益における営業収益は、水道料金などで、1億4,031万9,000円、営業外収益は、県補助金などで、2億2,818万5,000円としました。  また、資本的収入は、給水申込加入金627万円としました。
     最後に、主な支出予算ですが、水道事業費用における営業費用の主な支出は、水道施設を維持管理する上で必要な機器保守点検委託料及び修繕費などで3億440万3,000円、営業外費用は、企業債に対する支払い利息などで4,331万3,000円、予備費は300万円としました。  また、資本的支出は、配水管撤去・布設工事や企業債償還金の元金支払いなどで、2億2,389万2,000円としました。  議案第49号の補足説明は以上です。 80 ◯議長(能勢秋吉君) 次に、報告第1号の説明を求めます。  建設環境部長。 81 ◯建設環境部長(今関正典君) 報告第1号 専決処分の報告について(損害賠償の額を定めることについて)の補足説明を申し上げます。  これは、市道の管理瑕疵に伴い発生した事故に係る損害賠償の額を定めることについて、地方自治法第180条第1項の規定により、本年1月28日に専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定により、本議会に報告をするものでございます。  損害賠償の相手方につきましては、報告書記載のとおりです。  事故の概要ですが、令和3年12月14日(火)、午後4時頃、山武市松尾町本柏3025番5地先の市道を走行中、道路の左側に舗装剥離していた箇所があり、それを回避できず、段差により、左の前輪及び後輪のタイヤが損傷してしまったというものでございます。  損害賠償の額は、相手方の損害額1万1,000円の50%の5,500円です。  なお、このような事故の再発を防ぐために、道路パトロールや情報収集を強化し、早期発見、早期対応に努めてまいります。  報告は以上です。 82 ◯議長(能勢秋吉君) 暫時休憩いたします。              (休憩 午後 1時52分)              (再開 午後 1時53分) 83 ◯議長(能勢秋吉君) 再開します。休憩前に引き続き、会議を開きます。  産業振興部長。 84 ◯産業振興部長(中村洋一君) 先ほど、議案第48号の山武市農業集落排水事業特別会計予算の説明において、歳入歳出予算それぞれ2億9,537万1,000円と申し上げました。正しくは、2億9,540万円でございます。おわびして、訂正させていただきます。 85 ◯議長(能勢秋吉君) 以上で補足説明を終わります。   ──────────────────────────────────── 86 ◯議長(能勢秋吉君) 日程第8 議案先議の件を議題といたします。  議案第34号については、市長から先議の要請があり、さきの議会運営委員会において、委員会付託を省略し、直接審議を行うことと決定されました。  お諮りいたします。  議案第34号は、議会運営委員会決定のとおり、委員会付託を省略し、直接審議にて、先議することに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) 87 ◯議長(能勢秋吉君) 御異議なしと認めます。よって、議案第34号は、委員会付託を省略し、直接審議にて先議することに決定いたしました。  これから、議案第34号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 88 ◯議長(能勢秋吉君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第34号の質疑を終わります。  次に、議案第34号に対する討論はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 89 ◯議長(能勢秋吉君) 討論なしと認めます。  これで、議案第34号に対する討論を終わります。  これより、採決を行います。  議案第34号 令和3年度山武市一般会計補正予算(第13号)を採決いたします。  この議案は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。                 (賛成者起立) 90 ◯議長(能勢秋吉君) 起立全員です。よって、議案第34号は、原案のとおり可決されました。   ──────────────────────────────────── 91 ◯議長(能勢秋吉君) 以上をもちまして、本日の日程は終了いたしました。  次の会議は、2月25日、一般質問を行いますので、定刻までに御参集願います。  本日は、これにて散会といたします。御苦労さまでした。               午後 1時55分 散会 Copyright © Sammu City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...