◆委員(
三島久美子君) 全部、絶メシや
高崎PR大使、
農Tube(チューブ)なんかも含めて6,000万円の予算が計上されているのは私も認識しているのですけれども、この
番組制作に関してちょっと報道等で3,000万円ほどの高崎市の持ち出しがあるというふうに耳にしているのですが、その辺はどのようなことになっているのか、今の段階で分かる範囲で教えていただきたいと思います。
◎
農林課長(
原田修樹君) この6,000万円の中に絶メシなど、そういうのも含まれておりますので、そういった中で3,000万円程度がこの
テレビドラマで見込まれるというふうに考えております。
◆委員(
三島久美子君) 分かりました。非常に、高崎の農業をPRする、この後ちょっと質問をさせていただきますけれども
新規就農者を増やすというようなことも含めて、この事業というのは大変重要な事業だなと思っています。ただ、
先ほど視聴率が1.3%と、祝日の昼の時間帯でどうなのかなというのはありますけれども、ちょっと成果的には厳しいのかなというふうな感覚もありますので、3,000万円という大きな予算、大きなお金ですので、これからもこの在り方、もしこれからやるとすれば、既に放映された「旅する
サンドイッチ」は今ももしかしたらTVer(ティーバー)とかで見られるようになっているのでしょうか、そういった
視聴率云々ではなくて後でも見られるような仕組みとか、高崎市の
ホームページ等々で紹介するとかいろんな形で、この費用をかけた分、しっかりと効果を出していただくような努力をこれからも続けていただきたいと思っています。
もう一点、別件でいいですか。別件になります。やっぱり
農業関係なのですけれども、高崎市の本年度の
新規事業として、かがやけ
新規就農者応援給付金というのがあります。半年たった段階ですけれども、現状でどのような応募というか申請、
給付状況にあるのか、そこをまず確認させてください。
◎
農林課長(
原田修樹君) ちょっと制度の説明も含めてお答えさせていただきたいと思うのですけども、かがやけ
新規就農者応援給付金は、
新規就農者の就農当初の経営が厳しい時期に給付金を支援するもので、
新規就農者応援コースと
就農準備生応援コース、この2つのコースを設けております。
新規就農者応援コースは、本市で新たに農業を始めて、独立自営する
認定新規就農者の方などを支援するものなのですけれども、こちらにつきましては給付金100万円となっておりまして、現在までに9名の方がその支援の対象というふうになっております。また、
独立自営就農に向けて
研修就農や
親元就農をする方、また
農業法人へ雇用就農する方などを支援する
就農準備生応援コース、こちらにつきましては給付金50万円ですけれども、現在3名の方が支援の対象となっておりまして、全て
研修就農する方となっております。
◆委員(
三島久美子君) 半年の段階で
新規就農者応援コースという100万円のコースには9名の方が応募してくださって、既に
給付対象となっているというお話です。また、
準備コースということで研修生ですか、それに関しても3名いらっしゃるということで、着々と成果が表れているのかなという気がして喜ばしいと思っていますけれども、この
制度そのものの話になってくるのですが、給付金の
対象条件というのが
高崎市民であることとなっているのです。ちょっと気になるのが、やはり外からいらっしゃる、市外、県外、新しく農業を始めてみたいなという方もたくさんいらっしゃると思うのです。そういう方を高崎市に呼び込むという意味では、この市民であることということがちょっとネックになってしまうのかなという心配をしていますが、相談の段階で、市外、県外の方から相談があって、この制度は市民になっていただかなければ駄目なのですということで御説明申し上げて、そういうふうに市に呼び込んでいくような、そういうサポートというのはしていらっしゃるのか、その辺市外の方からも
オファーがあったのかということを確認させていただきたいと思います。
◎
農林課長(
原田修樹君) 対象とすれば市民となっているのですけれども、相談を受ける段階では、市外であったり県外であったり、そういった方からも御相談を受けておりまして、制度の内容等を説明しながら丁寧に対応はさせていただいております。
◆委員(
三島久美子君) ぜひ、
農業政策ではあるのですけれども、
移住定住政策にもつながる本当に大切な事業かなと、本年度の
目玉事業の一つかなというふうに感じております。実際に先ほど市外からの
オファーもあるということですけれども、今後
移住定住につなげていくような仕掛けというのを、やっぱりPRをしっかりしていかないといけないと思うのですけれども、その辺りの取組方というか、考え方を確認させていただきたいと思います。
◎
農林課長(
原田修樹君) この制度の
給付条件として、今までの御質問にもありましたけれども、例えば
新規就農者応援コースでは、交付申請するときには市民であること、また市内の農地の耕作権を有すること、そういったものを条件とさせていただいております。このように市民が対象となっておりますので、ちょっと
移住定住とは別なものというふうに感じられる部分もあるかもしれないのですけれども、例えばこれから農業を始めたい、そう思っている市外の方がどこで農業をしようかと検討する際、本市にこういう独自の制度があることによって本市を選んでくれる可能性というのも非常に高くなると思います。そういった面では
移住定住につながる施策だと思っておりますので、今後も引き続きPRをしながら、高崎で農業、就農をしてもらう方、
移住定住、そういうものを含めてPRなどをしていきたいと思っています。
◆委員(
三島久美子君) ありがとうございます。先ほどの今の申請状況を見ると、当初予算が2,000万円あったので、まだ950万円ぐらい予算的には残っているから、足りないぐらいの勢いで頑張っていただけるのが理想なのですけれども、
農業まつり等々でもPRも必要だと思いますし、これからも積極的にいろいろな形で呼び込んでいく、企画調整課のほうになるのでここでは申し上げられませんけれども、企画調整課のほうとコラボして
移住定住政策の中にもこういった
農業政策があるのだということをしっかり盛り込んでいただいて、興味、関心を持っていただくような、そういったいろんな形での取組をお願いしておきたいと思います。
◆委員(三井暢秀君) 私から1点あるのですけれども、第48回の高崎まつりなのですが、多分主催者発表が、実行委員会としてまだされていないように思うのですけれども、来場者数についてお伺いをいたします。
◎
観光課長(瀧上幸治君) 高崎まつりは全国でも突起した様々な感染防止対策を講じて開催しましたが、その感染防止対策の効果もあり、2日間で約80万人の来場者が安心・安全にお祭りを楽しんでいただけたものと考えております。
◆委員(三井暢秀君) 2日間で80万人ということで、過去最高になるのかなというふうな来場者数であると思います。やはり言われたとおり、感染対策というのを万全に行った上でこの高崎まつりが成功に終わったのだなというふうに思います。今後も、議題にもあった
農業まつり、またはえびす講市も含めてなのですけど、万全な感染対策をお願いしたいというふうに思っております。支える側、運営側が、ユーチューブなどでも見ましたけれども、しっかり感染対策をやっておられる動画を見ましたし、支える側、そして参加する側も含めて感染対策が行き届いているなというような場面も多く見られましたので、今後とも御尽力をお願いしたいというふうに思います。
○委員長(
長壁真樹君) ほかにありませんか。
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△閉会
○委員長(
長壁真樹君) なければ、以上で本日の
市民経済常任委員会を閉会いたします。
午前10時20分閉会
高崎市議会委員会条例第30条第1項の規定によりここに署名する。
令和4年10月18日
市民経済常任委員会 委 員 長 長 壁 真 樹...