渋川市議会 > 2022-09-13 >
09月13日-03号

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  1. 渋川市議会 2022-09-13
    09月13日-03号


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    最終取得日: 2023-04-09
    令和 4年  9月 定例会(第3回)             令和4年9月渋川市議会定例会会議録 第3日                             令和4年9月13日(火曜日) 出席議員(16人)     1番   後  藤  弘  一  議員     2番   反  町  英  孝  議員     3番   板  倉  正  和  議員     4番   田  村  な つ 江  議員     5番   田  中  猛  夫  議員     6番   池  田  祐  輔  議員     7番   山  内  崇  仁  議員     8番   山  﨑  正  男  議員    10番   安 カ 川  信  之  議員    11番   中  澤  広  行  議員    12番   山  﨑  雄  平  議員    14番   茂  木  弘  伸  議員    15番   須  田     勝  議員    16番   望  月  昭  治  議員    17番   角  田  喜  和  議員    18番   石  倉  一  夫  議員                                              欠席議員(1人)    13番   加  藤  幸  子  議員                                                                      説明のため出席した者   市     長   髙 木   勉      市 長 戦略部長   伊 勢 久美子   総 務 部 長   星 野 幸 也      総 合 政策部長   田 中   良   市 民 環境部長   萩 原 義 人      福 祉 部 長   山 田 由 里   ス ポ ー ツ   角 田 義 孝      産 業 観光部長   金 井 裕 昭   健 康 部 長   建 設 交通部長   柴 崎 憲 一      危 機 管 理 監   真 下 彰 文   上 下 水道局長   木 村 裕 邦      教 育 委 員 会   中 沢   守                          教  育  長   教 育 委 員 会   島 田 志 野   教 育 部 長                                              事務局職員出席者   事 務 局 長   平 澤 和 弘      書     記   生 方 保 世   書     記   石 田 昌 充議事日程               議  事  日  程   第3号                           令和4年9月13日(火曜日)午前10時開議第 1 議案第 98号 令和3年度渋川市一般会計歳入歳出決算について第 2 議案第 99号 令和3年度渋川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算について第 3 議案第100号 令和3年度渋川市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について第 4 議案第101号 令和3年度渋川市介護保険特別会計歳入歳出決算について第 5 議案第102号 令和3年度渋川市農産物直売事業特別会計歳入歳出決算について第 6 議案第103号 令和3年度渋川市伊香保温泉観光施設事業特別会計歳入歳出決算について第 7 議案第104号 令和3年度渋川市小野上温泉事業特別会計歳入歳出決算について第 8 議案第105号 令和3年度渋川市交流促進センター事業特別会計歳入歳出決算について第 9 議案第106号 令和3年度渋川市水道事業会計決算について第10 議案第107号 令和3年度渋川市下水道事業等会計剰余金の処分及び決算について    (以上、提出者説明、質疑、委員会付託)                                              会議に付した事件議事日程に同じ △開議                                            午前10時 ○議長(望月昭治議員) おはようございます。  ただいまから本日の会議を開きます。  ただいまの出席議員は16人であります。  13番、加藤幸子議員から欠席の届出がありました。  本日の会議は、議事日程第3号によって進めてまいります。 △日程第1 議案第98号 令和3年度渋川市一般会計歳入歳出決算について ○議長(望月昭治議員) 日程第1、議案第98号 令和3年度渋川市一般会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  昨日に引き続き、議案の説明を求めます。  島田教育部長。  (教育部長島田志野登壇) ◎教育部長(島田志野) おはようございます。昨日に引き続きまして、10款教育費についてご説明申し上げます。  令和3年度決算書の216ページ、217ページをお願いいたします。10款教育費の執行率は、88.2%でありました。  218ページ、219ページをお願いいたします。1項1目教育総務費の繰越明許費欄916万3,000円は、令和3年11月補正に係るもので、校外活動支援事業で、故障した支援バスの購入に要する費用であります。  不用額欄3行目、委託料は、通学バス運行事業の委託料などの執行残額であります。  220ページ、221ページをお願いいたします。備考欄下から1行目、教育ICT活用促進プロジェクトは、GIGAスクール構想により各小中学校へ導入した大型電子黒板を活用するために、指導者用端末として利用するパソコンの借り上げ料等であります。  224ページ、225ページをお願いいたします。備考欄3行目、教員コンピュータ整備事業は、学校校務支援システムのリース料及び教職員パソコンリース料校務支援システム通信料になります。  226ページ、227ページをお願いいたします。備考欄5行目、新しい学校生活実践事業は、市内小中学校における感染症対策用の衛生消耗品、備品を整備するものです。新型コロナウイルス感染症対策のため、早期に各学校で適切な対応をする必要があることから、令和2年度から2,120万円を繰り越したものであります。  2項1目学校管理費の繰越明許費欄2億2,053万9,000円は、令和4年2月補正に係るもので、小学校特別教室空調機器整備事業は橘小学校の特別教室等空調設備整備設置工事を行うため、小学校トイレ改修事業は渋川西小学校のトイレ改修工事を行うため、また小学校感染症対策事業新型コロナウイルス感染症対策用品を継続的に整備するため繰越ししたものであります。  228ページ、229ページをお願いいたします。不用額欄2行目、需用費は、電気料及び水道料等の執行残額が主なものであります。  不用額欄4行目、委託料は、小学校施設の保守点検等に係る委託料及び建築物点検等に係る調査委託料などの執行残額であります。  不用額欄6行目、工事請負費は、特別教室等空調設備整備工事やトイレ改修工事等の執行残額であります。  少し飛びますが、232ページ、233ページをお願いいたします。3項1目学校管理費の繰越明許費欄1,156万1,000円は、中学校施設管理事業及び中学校感染症対策事業を行うためのものであります。中学校施設管理事業は、北橘中学校屋内運動場の受変電設備改修工事を行うため、また中学校感染症対策事業は令和4年3月補正に係るもので、新型コロナウイルス感染症対策用品を継続的に整備するため繰越ししたものであります。  不用額欄11行目、委託料は、中学校施設の保守点検等に係る委託料及び建築物点検などの執行残額であります。  不用額欄13行目、工事請負費は、古巻中学校北校舎2階多目的室空調機器整備工事などの入札差金であります。  備考欄3行目、GIGAスクール構想推進事業は、児童が1人1台のタブレット端末を使い個別最適の学びと協働的な学びの実現を目指すGIGAスクール構想の実現に向けて、1人1台の学習用タブレット端末高速ネットワーク環境等の整備をしたものであります。なお、令和2年度から継続実施する事業であり、3億1,036万円を繰越ししたものであります。  236ページ、237ページをお願いいたします。備考欄8行目、GIGAスクール構想推進事業は、生徒が1人1台のタブレット端末を使い個別最適の学びと協働的な学びの実現を目指すGIGAスクール構想の実現に向けて、1人1台の学習用タブレット端末高速ネットワーク環境等の整備をしたものであります。なお、令和2年度から継続実施する事業であり、1億7,822万円を繰越ししたものであります。  4項1目幼稚園費の備考欄2行目、公立幼稚園運営事業は、渋川幼稚園、かに石こども園、こもち幼稚園、赤城幼稚園及び北橘幼稚園の維持管理、運営に要した経費であります。新型コロナウイルス感染症対策では、県の教育支援体制整備費補助金を活用して消毒液やマスク等を購入いたしました。  238ページ、239ページをお願いいたします。備考欄2行目、幼稚園等感染症対策事業は、施設内の換気を徹底するため、保育室や職員室に二酸化炭素濃度測定器を配備いたしました。  5項1目社会教育総務費の繰越明許費欄9行目、需用費は、新型コロナウイルス感染症対策として、社会教育施設等に衛生用消耗品を継続的に整備するため繰越ししたものであります。  240ページ、241ページをお願いいたします。繰越明許費欄4行目、備品購入費は、新型コロナウイルス感染症対策として、社会教育施設等に衛生用備品を継続的に設置するため繰越ししたものであります。  244ページ、245ページをお願いいたします。備考欄6行目、社会教育施設等感染症対策事業は、新型コロナウイルス感染症対策として、社会教育施設に衛生用消耗品を整備したものであります。  備考欄7行目、がんばろう学生応援事業は、コロナ禍における市内の大学生及び高校生等の生活を応援するため、1万円分の渋川市ふるさと感謝券を交付したものであります。  2目公民館費の不用額欄10行目、委託料は、新型コロナウイルス感染症防止対策による貸し館休止等に伴う各公民館のシルバー人材センター委託業務及びホール舞台管理委託業務の減少等による執行残であります。  246ページ、247ページをお願いいたします。備考欄3行目、公民館施設等改修事業は、金島ふれあいセンターのホール可動式観客席や音響設備交換の修繕及びホールつり物設備や外壁の改修工事を行ったものであります。  備考欄4行目、古巻公民館整備事業は、古巻公民館建て替えのための実施設計業務及び外灯の撤去工事等を行ったものであります。  248ページ、249ページをお願いいたします。備考欄8行目、公民館施設等改修事業(繰越明許分)は、金島ふれあいセンターホール空調整備改修工事を行ったものであります。  備考欄9行目、古巻公民館整備事業(繰越明許分)は、古巻公民館建て替えのための基本設計について業務委託を行ったものであります。  250ページ、251ページをお願いいたします。3目図書館費の備考欄3行目、図書資料購入事業は、図書館と公民館図書室との連携を密にし、幼児から大人までの幅広い利用者の要望や学習支援に対応するため、図書資料を購入したものであります。  254ページ、255ページをお願いいたします。4目文化財保護費の備考欄7行目、瀧沢石器時代遺跡保存整備事業は、整備のための発掘調査によって得られた成果を発掘調査報告書としてまとめ、史跡境界測量及び境界標設置を行ったものであります。  少し飛びますが、260ページ、261ページをお願いいたします。5目美術館費の繰越明許費欄1,710万8,000円は、美術館移転事業で事務備品及び収蔵品の運搬業務委託、美術館の改修工事に伴う設計業務委託を行ったものであります。  264ページ、265ページをお願いいたします。6項1目スポーツ振興費の備考欄1行目、ラジオ体操普及推進事業は、健康増進や地域交流の促進を図るためラジオ体操の普及を推進したものであります。  266ページ、267ページをお願いいたします。2目スポーツ施設費の不用額欄2行目、需用費は、コロナ禍による利用制限で体育施設の電気料が減額になったことによる執行残であります。  不用額欄5行目、工事請負費は、市民プール防水改修工事武道館空調機器整備工事等の執行残額であります。  備考欄2行目、社会体育施設維持管理事業は、各体育施設の維持に係る借地料、工事請負費等であります。  備考欄4行目、社会体育施設維持管理事業(繰越明許分)は、子持社会体育館ガス式空調設備更新工事費であります。  3目給食管理費の不用額欄2行目、報酬は、学校給食共同調理場に勤務する会計年度任用職員の退職により欠員などが生じたことによる執行残額であります。  備考欄2行目、一般経費は、学校給食共同調理場3か所及び単独調理場2か所における運営と施設の維持管理等に係る経費であります。南部学校給食共同調理場では、学校給食の提供に係る業務の一部を令和3年4月から民間の事業者へ委託を開始いたしました。  以上で10款教育費の説明を終わります。 ○議長(望月昭治議員) 星野総務部長。  (総務部長星野幸也登壇) ◎総務部長(星野幸也) 続きまして、11款災害復旧費以降につきましてご説明いたします。  268ページ、269ページをお願いいたします。11款災害復旧費の執行はありませんでした。  270ページ、271ページをお願いいたします。12款公債費の執行率は、100%であります。借入先につきましては、備考欄に記載したとおりであります。  13款諸支出金の執行はありませんでした。  14款予備費につきましては、26件の充用を行ったものであります。  以上で令和3年度一般会計歳入歳出決算の説明を終わります。ご審議の上、ご認定くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(望月昭治議員) 説明が終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  10番、安カ川信之議員。  (10番安カ川信之議員登壇) ◆10番(安カ川信之議員) 令和3年度主要な施策の成果を説明する書類を中心に、会派創生渋川を代表して髙木市長に質疑を行います。  まず、財政指標を通して決算全般について質疑を行います。本書類にはありませんが、財政力指数は直近5年間連続で悪化をしております。令和3年度は0.58、令和2年度は0.59です。これは、1に近づくほどよいとされ、1を超えるほど財源に余裕ができるというものです。毎年、財源の確保がより困難になっています。反対に、経常収支比率は前年度から5.9%改善した89.5%です。2年連続で改善をしております。しかしながら、70%から80%が望ましいところですが、まだまだの域でございます。また、実質収支比率は、これまで7%から8%台でしたが、令和3年度は前年度から2.7%上昇して10.8%でした。実質公債費比率においては、5年連続して減少して、4.4%でした。このような財政指標を踏まえて、市長の財政状況の見解を伺います。  次に、コロナ感染症対策について質疑します。市民の健康や経済支援などの様々な対策や支援を行っているところですが、これまで国において子育て世帯への特別臨時給付金や、県においての飲食業などの協力金の支援などがありますが、ここでは本市独自の様々な取組を全体としてどのように評価をしているのか伺います。  次に、子どもたちの健やかな成長を支えるまちづくりでは、アレルギー対応学校給食センター東部学校給食共同調理場で特定原材料に対応した学校給食を始めましたが、これまでの成果と今後の他の学校給食共同調理場への対応についての考えを伺います。  ふるさとに誇りを持てるまちづくりについては、渋川市美術館を市役所第二庁舎へ移転するための基本設計を行っています。美術館移転の進捗状況について質疑を行います。  次に、活力ある未来に向けたまちづくりでは、新産業ゾーンの造成に向けた検討を進めたとありますが、市長就任時からの政策としての新産業ゾーンについて、改めて進捗状況や今後の方針についてお尋ねをいたします。 ○議長(望月昭治議員) 髙木市長。  (市長髙木 勉登壇) ◎市長(髙木勉) 安カ川議員のご質疑にお答えをいたします。  まず、財政状況の現状認識等についてでございます。財政状況をはかる指標として、今回の決算のこの議会にもいろいろな指標をお示しをしております。そのうちの一つが財政力指数でありますけれども、渋川市の財政力指数は、今年度、令和3年度ですね、0.01ポイント減少しております。財政力指数につきましては、先ほどご質疑の中でありましたように、1に近いほど財政力があるということであります。大半の市町村が、群馬県内では1を超えているところはほとんどないという状況でございますけれども、渋川市の財政力指数、類似団体と比べますと若干低い傾向にあります。合併をして非常に基準財政需要額が大きいという要素が1つあります。そういう中にあって、裏返して交付税が多いということになりますけれども、今回の財政力指数が0.01下がったということにつきましては、分母であります基準財政需要額が、国の交付税の再算定等もありまして、地方交付税を地方に多く配分すると。その中に将来の臨時財政対策債を償還するための臨時財政対策債償還基金費といったようなものも措置されましたので、その結果として財政力指数を表します基準財政需要額の分母が若干大きくなったということもありまして、少しではありますけれども、減少したところであります。  また、経常収支比率でありますが、経常収支比率は一般的に0.7から0.8とか、都道府県とか市町村によって若干違いますけれども、そのくらいが好ましいという目安があります。渋川市においては、この経常収支比率0.9を超えておりまして、できるだけこれを下げたいという努力を今まで、これまでも重ねてまいりました。今回、交付税等の配分増加もありまして、若干経常収支比率も下がってきております。0.9を若干下回ったところでありますけれども、今後これは引き続き経常的な一般財源を要する経費を圧縮していかなければいけないと思いますし、逆に経常的な一般財源収入を増やしていかなければ、そういった0.7とか0.8という数字にはまだ届かない状況にあります。ただ、0.7、0.8という目安もかつてはありましたけれども、今でもまだありますけれども、今のような時代の公共投資といったものに充てる財源を確保しておくという時代ではなくて、社会保障費ですとか、様々なそういった経常経費に大きく一般財源を投入するという、そんな財政構造の変化もありますので、一概に0.7、0.8という目安が今の時代に合っているかどうかということに対しては若干の見直しも必要ではないかと思いますが、いずれにしても少しでも引き下げていきたいと思っております。  実質公債費比率等の財政指標についても、交付税等の増加等で下がってきております。全体として財政指標は健全化の方向に向かっていると理解をしております。ただ、これは交付税の配分といったようなことに依拠しておりますので、国の財政に大きく関わっているところであります。今後国の財政構造がどうなっていくかということが今後の地方財政に大きな影響を与えますので、しっかりと注視をしてまいりたいと思います。  それから、コロナに伴います国からの地方創生臨時交付金の評価でございます。コロナ交付金につきましては、渋川市、令和3年度におきまして行った事業が79事業、決算額で39億5,680万円でありました。目的別では、感染症対策が24事業で、決算額が約7億3,242万円、生活経済安定対策が33事業で、決算額が約25億6,663万円、ウィズコロナ、アフターコロナ対応が22事業で、決算額が約6億5,776万円でありました。新型コロナウイルス対策に係る決算額全体に占める割合も約10.8%ということで、年間を通じまして新型コロナウイルスの蔓延状況に対応して迅速に対応してきたところであります。国の地方創生臨時交付金をいかに有効に使うかというところが大切なところでありますけれども、全体としては交付金によってきめ細かな対策を講じてきたと評価をしております。  それから、アレルギー対応学校給食であります。渋川市、7大アレルゲンに対応したアレルギー対応学校給食センター東部学校給食共同調理場を整備をいたしました。この給食を受ける方については、そう多くはございませんけれども、そういった一人でも、少数でありながら一般の子どもたちと、普通の子どもたちと同じように給食が取れるということが大切だと思っております。子どもたちの中には、今まで特別な食事を食べていたけれども、一緒に給食が食べられるということで非常にうれしいという、そういった評価もいただいております。これからは、市内にほかにも学校給食共同調理場ありますので、7大アレルゲンに一気にそれを全地域に広げるというのには時間がかかりますけれども、段階的に広げてまいりたいと思っております。  それから、渋川市美術館の進捗状況等についてのお尋ねがございました。渋川市美術館につきましては、第二庁舎に移転をするということで決定をし、準備を進めてきたところであります。そして、今年度に入りまして、6月の議会に移転のための経費を計上して提案をいたしましたけれども、残念ながらお認めいただくことができなかったところであります。できるだけ来年の4月に向けてこれを再開しようということで、市民の多くの皆さんの美術館活動を止めないでほしいという願いをかなえようということで努力をしてきたところであります。その後、ウクライナ問題等もありまして資材の不足等が生じてきております。時間の遅れに伴って様々な障害も出てきております。そういったことをこれからクリアをしていかなければ、乗り越えていかなければならないということでありまして、今現在苦慮しているところでありますが、できるだけ早期に美術館が再開できるように努めてまいりたいと考えております。  それから、新産業ゾーンについてのお尋ねがございました。渋川市に新しい産業ゾーンをつくって、雇用、経済を活性化していこうということで、私は就任以来この構想を進めてきております。これまでに7か所ほどの候補地等を選定して、いろいろな条件等を検討してまいりました。そのうちの1か所に絞りまして、これをどういった形で、どういった手法で整備していくかということで群馬県とも協議をしながら現在取り組んでいるところでございます。いずれ、用地と地権者等もありますので、具体化した時点でまたご説明をしていきたいと思いますが、一歩一歩前進をしているところでございます。新産業ゾーンに合わせていろいろな道路環境整備等の整備も必要でありますので、特に南部地域、前橋伊香保線の吉岡バイパスの延伸、そしてさらに半田南線、そういったものの県道昇格、そういったことも群馬県に吉岡町と協力をして強く働きかけて、渋川市の産業立地のポテンシャルをさらに上げてまいりたいと考えております。 ○議長(望月昭治議員) 10番。 ◆10番(安カ川信之議員) 1問目のご答弁をいただいきました。  今年度から田中監査委員がご就任をされました。田中監査委員は、公認会計士もお務めで、長らく前から公会計についても非常に熱心に取り組まれておりまして、私たち渋川市議会も10年以上前から田中先生にご指導いただいた経緯もあったりするのでありますので、今後は力を遺憾なく発揮していただきたいと、財政指標等々についても発揮していただきたいなとも考えております。  先ほど市長から1問目で答弁いただきました。私考えているのは、今回、コロナ禍の中で国がかなりの支援を行っています。それは地方創生臨時交付金であったり、財源補填の特別交付金など、様々かなりの財源を入れています。このことによって、実はアクセルにもなったり、ブレーキにもなっているのかなとも考えるところであります。こういったことを踏まえながら、もう一段改めてこの交付金が終わった後のことも考えつつ、将来の渋川市においての財政の取組について改めて伺いたいと思います。  次に、コロナ禍から見える不用額、執行残についてのお尋ねをしたいと思います。全体としての不用額は、予算現額においては4.5%になっております。前年度、額としては9%は減少しているところなのですが、例えば生活困窮者灯油購入助成事業では執行率が31%です。7割弱の方が使っていない。また、ひとり親世帯の灯油購入助成については執行率が51%で、約半分の方が利用されていないということがあります。また、反対に、しぶかわ小売店等応援事業では利用率が8割を超えています。多くの事業を本市で行っていますが、ヒットもあれば、そうでないこともやっぱりあるわけであります。こういった不用額や執行率から考えるコロナ支援の昨年度の総括的な市長の取組、どのようにこういう不用額を見たところのコロナ支援に対する分析を行っているのかお尋ねをしたいと思います。  次に、美術館の今後について、非常に歯切れが悪く、今の言いぶりだと遅れる想定なのかなという思いを感じるところであります。非常に資材等々も調達ができないということでありますが、6月の議会で承認していたらできたのかなとかと思うところもあるのですが、逆に、渋川市民会館の改修工事のように、あのときはハイテンションボルトが足りなくて調達できなくて、結局は工期を延長して、さらに公費、経費も伸ばしたという経緯もあります。そういったことと同じになってしまう可能性もあるかと思いますが、改めてその進捗状況をもう一段、言えるところがあればお示しをいただきたいと思います。  次に、新産業ゾーンの考え方でありますが、立地適正化計画や様々なまちづくりを本市は行っています。一番やっぱり考えるところは、市長就任してもう6年目ですよね。当初から新産業ゾーンということで企業誘致やら何やらと取り組まれているところなのですが、時間がやはり、慎重にやりながら、いろいろなことがあるので、かかるとは思いますが、あまりにもやっぱり時間かかっているなと思います。なので、今回改めて、民間を主導にして、行政主導ではなくて民間主導にした方針転換をするべきではないかなと考えます。迅速化や効率化、独創性などの見地から民間を応援するような行政運営に大転換すべきと考えますが、市長のお考えはいかがでしょうか。 ○議長(望月昭治議員) 市長。  (市長髙木 勉登壇) ◎市長(髙木勉) コロナに伴います国の地方創生臨時交付金の評価でございます。多額のコロナ交付金が国から参ってきておりますけれども、これをいかに有効に使うかということにつきましては、非常に知恵の出しどころだと私も思っております。一律にお金を現金で配れば、これで消化はどんどん、どんどん進んでいくのですけれども、そのことが果たして効果的な執行であるかどうかということについては私も大きく疑問を持っております。一番こういうコロナの中で困るのは、生活に苦しい状態にある方であります。そういった必要なところに必要な手当てができる、していくということがこの地方創生臨時交付金の一番の大切なところだと思っております。渋川市、これまでにたくさんの、先ほど申し上げましたように、いろいろな事業を打ち立ててまいりました。期限が非常に差し迫って国から交付金が来ますので、基金に積んでおくとかそういったこともできません。そういう中でいろいろな事業をやることに対して、市民の皆さんが何に困っているかということを耳を澄ませていろいろなことを考えましたけれども、ヒットしたものもあれば、先ほどのように執行率が低いというものもございました。灯油の補助についてももう少し、困っているのではないかなと思いましたけれども、今家庭の燃料も灯油ばかりではないのではないかなという感じもいたします。そういったことについては、需要が少なかったものについては、さらに再度よく見直しをして、余ったものを違った形で使っていくという形で、全体としてはコロナ交付金を有効に、残すことなく使っていきたいと考えております。  それから、コロナが終わった後の、この交付金もいつまでも続くわけではありませんので、その後の財政運営がどうかというご指摘がありました。私もこのことについては非常に心配をしております。コロナ交付金のほとんどが、そうした補助金の多くが国の国債であります。この国債が大きく積み上がっておりまして、現在、国と地方を合わせまして1,200兆円ほどの国債になっております。GDPの割合にしますと2倍を超えるという状況に今国の借金は積み上がってきております。主要先進国の中では最高という、誇れるものではありませんけれども、そういう厳しい財政運営を強いられております。必ずやこのツケはいずれ地方にも回ってくる。地方でも負担しなければいけないという時期が参ります。そのときに備えて現在財政調整基金等を、群馬県内では3番目ぐらいの高いところにありますけれども、そういった財政調整基金等で準備をしていかなければいけないということもありますので、コロナ後の財政運営を見ながら現在の財政運営をしていかなければならないと考えております。そういった考えで取り組んでおります。  それから、美術館の整備でありますけれども、これについては既に6月時点で基本設計も概略の設計が済んでいたところでありますので、事業費については予算を組んで着手できる状況にあったと私は考えております。あの時点で既に物価高あるいは資材不足等は予見できた、予測できた状況にもありましたので、一日も早く予算の裏づけを取って、そしてこの事業を進めていくことが一日も早い市民の美術館再開への願いであると私は強く理解をしておりました。残念ながらその理解がされなかったということで、予算の裏づけができずに今日に至っております。特に資材不足の中の一つにスプリンクラーヘッドという防火用のスプリンクラーの先の部分、その部分の調達が非常に今急速に逼迫をして、その確保が見通せない状況にあると報告を受けております。施設が仕上がるのには、市民会館のときにも高力ボルトという問題がありました。1つの備品がなくてもなかなか施設は完成していかないと。特に構造的な問題、あるいはそういった防火、防災等の施設については、資材の供給がなければ施設として成り立たないということでありますので、今後その見通しは今のところまだ分かりませんけれども、何とか一日も早く確保して、予算を組んで、そして完成にこぎ着けてまいりたいと思っております。  新産業ゾーンについてのお尋ねがございました。新産業ゾーン全体についての答弁については先ほどのとおりでありますけれども、10ヘクタールとか大規模な産業団地の造成につきましてはいろいろなハードルが、土地利用の制限とかいろいろな問題があります。それから、手法の問題、企業局あるいは土地開発公社、民間、いろいろな手法がありますので、そういった問題をクリアしていかなければならないと思っております。先ほどの7つの候補地のうちの一つの渋川伊香保インターチェンジ周辺ですけれども、このところにつきましては県の産業立地構想の計画の中に盛り込まれるように努力をしているところでありますけれども、そういったことも踏まえて県と連携をしながら、まだ水面下の事業でありますけれども、そう遠くない時期に具体的に動き出せると思っております。そのほか、民間を活用しての産業団地あるいは立地適正化計画の推進等もあります。民間を活用したいろいろな国土交通省等の支援もありますので、そういったインフラ整備等に対する国土交通省の補助制度なども検討しておりまして、そういったものの導入、考えるべきところはそういったところだと思いますけれども、それ以外に民間の力も使って進めていきたいと思っております。市内の大規模な産業団地だけではなくて、様々な土地を活用しての産業用地等についても民間中心に活用できればと思っております。 ○議長(望月昭治議員) 10番。 ◆10番(安カ川信之議員) 3問目になります。  まず、財政の考え方ですけれども、じゃぶじゃぶというわけではないのですけれども、国が大変だからこそ地方創生臨時交付金や減収補填特別交付金等々も入れています。要はおいしいものをいっぱい食べてしまうと、おいしいものではなくなったときに、人間って覚えてしまうので、そうすると前は回るおすしがおいしかったけれども、回らないおすしを食べたら回らないおすしがもうおいしくて、回るおすしはおいしくなくなってしまったりするわけで、財政も同じで、一回かなりのものが入ってしまうとそれに慣れてしまうので、私は前から言っていますけれども、館林市もそうですけれども、人口規模でいったら、館林市は合併していないから条件的には違うのだけれども、やはり300億円程度なのでしょうねと思いますので、そこを目がけるためにはかなりのダイエットをしないといけなくなるので、そこは集中と選択みたいな形で取り組むことが必要と思います。だからこそ財政運営は本当にこれからが大事だと思いますので、しっかりと覚悟を決めて、切るものは切ることがあるのです。やることはやることであると思いますが、そこはしっかりと選別をする時代にこれから間違いなく入っていきますので、そのお覚悟をお示しをいただきたいと思います。  新産業ゾーンですけれども、そこはそこでなるのかもしれない。沼田市も頑張って取り組んでいます。渋川市も新産業ゾーンとして1か所で推進をしているところなのですが、虫食いになってしまうというリスクはあるのですが、民間のA社、B社が集まって、ここら辺でやりたいよねといったときに市が邪魔をしないということが大事だと思います。その敷地内ではその企業が整地整備するのは当たり前なのだけれども、そこから主要道路に行く道が非常に狭かったりする場合とか、あと河川の水利の問題とかもあるので、そこは渋川市もしっかりとインフラは応援するよと、民間に対してもしっかりやるから、ぜひ出てくれと、雇用を生んでくれという方針をしっかり大きく示すべきだと思います。ゾーニングも大事なのだけれども、やはりこれからどんどん企業が増えるとは絶対思えないし、少子高齢化が進めば進むほど集中になるわけ、淘汰されるわけですので、来る企業も本当に限られてしまうと思います。なので、一番そういう後押しを渋川市はしていくのだという政策のメッセージを出すべきだと考えますので、その辺の決算を踏まえたお考えをお示しいただきたいと思います。 ○議長(望月昭治議員) 市長。  (市長髙木 勉登壇) ◎市長(髙木勉) コロナ後を見据えての財政運営の一環となると思いますけれども、今後の財政をどう運営していくかということであります。コロナで国においても100兆円規模の年間の予算の1.何倍といったような規模の予算に年度途中で膨れ上がってきているような状況があります。そういったことが地方に大きく影響を及ぼして、地方は国からどんどん、どんどんお金が来るから、それをどんどん、どんどん使えばいいのだという意識がややもするとあります。そういったことがいつまでも続くわけではありませんので、それが終わった時点でまた財政を元に戻さなければいけないということを見据えながらやっていかなければいけないと思っております。そのために今必要なものは何かと、今手当てをしなければ困るのは何かというところにしっかりと吟味をしてこの交付金を使っていくことが大事だと思っております。国から何億円も来て、それを一律に10万円ずつ配るとか、そういうことにしますと、いずれそのお金がなくなったときに、また今度は減収になって困ったなということが起こりますので、困っているところにしっかりと手当てをする、そういったことで今臨んでおります。今後コロナ後を見据えての財政運営、先ほど申し上げましたように一般財源を極力使わないでコロナ対策をやってまいりましたけれども、さらに財政健全化をこのコロナ禍で進めていくという努力も重ねてまいりました。そういった必要なところにはストックを使っていくということで、今後の財政を急変しないように心がけてまいりたいと思っております。それには何よりも限られた財政資源を集中と選択、これに尽きると思いますけれども、何をやるべきかというところを吟味しながら進めてまいりたいと思います。  それから、産業団地であります。渋川市は、東毛のように何十ヘクタールといったような大規模な土地はありません。山間地を抱えております。そして、農業地帯でもあります。こういった地形の中で産業を興していかなければいけないということでありますので、様々な工夫が必要であります。1つは、核となるような産業団地を造りながら、一方で民間を中心としてしっかりとした分散型といいますか、産業、環境のいい場所はありますので、環境のいいところに産業を立地させていきたいと思っております。ご指摘のとおり、工場を1つ建てるには、そこへ入る道路、あるいはそこから出る排水、いろいろなものが必要でありますので、そういった公共的なインフラについてはしっかりと公共団体が整備をし、支援していくという姿勢で臨んでまいりたいと思っております。大規模な産業団地と併せて中小の企業の立地を公共団体としてしっかりと取り組んでまいりたいと思っております。
    ○議長(望月昭治議員) ほかに質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 △決算特別委員会の設置 ○議長(望月昭治議員) お諮りいたします。  本案については、委員会条例第6条の規定により、15人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(望月昭治議員) ご異議なしと認めます。  よって、本案については、15人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。  お諮りいたします。ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長及び監査委員の茂木弘伸議員を除く議員全員を指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(望月昭治議員) ご異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました議長及び監査委員の茂木弘伸議員を除く議員全員を決算特別委員会の委員に選任することに決しました。 △日程第2 議案第99号 令和3年度渋川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算について ○議長(望月昭治議員) 日程第2、議案第99号 令和3年度渋川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  角田スポーツ健康部長。  (スポーツ健康部長角田義孝登壇) ◎スポーツ健康部長(角田義孝) ただいまご上程いただきました議案第99号 令和3年度渋川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。  まず、事業勘定についてご説明申し上げます。初めに、令和3年度末現在の本市における国保の加入状況については、加入世帯は1万1,149世帯で、前年度比278世帯の減少、また被保険者数は1万7,505人で、前年度比669人の減少であります。後期高齢者医療制度への移行者等の影響により、世帯数及び被保険者数の減少が続いております。  それでは、決算書の276ページ、277ページをお願いいたします。歳入総括であります。収入済額の最下行、歳入合計は89億2,835万6,238円であります。  278ページ、279ページをお願いいたします。歳出総括であります。280ページ、281ページをお願いいたします。支出済額の最下行、歳出合計は87億4,625万7,322円で、歳入歳出差引残額は1億8,209万8,916円であります。このうち、9,105万円を国民健康保険基金に積み立てました。  284ページ、285ページをお願いいたします。続きまして、歳入についてご説明申し上げます。1款国民健康保険税の収入済額の総額は、18億803万6,726円であります。国民健康保険税の収納率は、現年課税分が93.94%、滞納繰越分が23.04%、全体では79.56%であります。  次に、不納欠損額は7,712万6,302円であります。前年度比較で2,650万2,032円減少いたしました。  次に、収入未済額は3億8,729万130円であります。前年度比較で7,970万7,862円減少いたしました。なお、7月末までに3,297万5,847円が納付されております。  286ページ、287ページをお願いいたします。4款県支出金1項1目1節保険給付費等交付金(普通交付金)は、国保財政の運営の主体となる群馬県から市町村保険者に対して保険給付等の必要な費用が全額交付されたものであります。  2節保険給付費等交付金(特別交付金)は、国の補助金である特別調整交付金や保険者努力支援制度における補助金が県を経由して交付されたものであります。  6款繰入金1項1目一般会計繰入金1節保険基盤安定繰入金(保険税軽減分)は、低所得者に対する国保税の軽減に係る公費負担で、その割合は県4分の3、市4分の1であります。  288ページ、289ページをお願いいたします。2節保険基盤安定繰入金(保険者支援分)は、低所得者を多く抱える市町村国保の財政基盤の強化のための公費負担で、その割合は国が2分の1、県と市が4分の1であります。  4節出産育児一時金繰入金は31件の出産に係るもので、基準額の3分の2に相当する額を繰り入れたものであります。  5節財政安定化支援事業繰入金は、被保険者に低所得者や高齢者の割合が特に多いことから、その不足する財源について繰り入れたものであります。  6節その他繰入金は、現物給付方式による福祉医療費の助成に対する国からの補助金の減額分、いわゆる福祉ペナルティー分及び24時間電話健康相談に係る国保世帯以外の利用に対する委託料などについて繰り入れたものであります。  8款諸収入1項1目1節一般被保険者延滞金は、保険税滞納者に対する延滞金に係るものであります。  290ページ、291ページをお願いいたします。2項1目1節一般被保険者第三者納付金は、交通事故等の第三者の行為が原因で負傷または病気となった場合に、その第三者から損害賠償の責任の度合いに応じて納付されたものであります。  3目1節一般被保険者返納金は、国保の資格喪失後の受診や医療機関からの診療報酬請求額の誤り等による返納金であります。収入未済額は30万3,056円、件数は10件であります。なお、7月末までに11万6,076円が納付されております。  以上で歳入についての説明を終わります。  292ページ、293ページをお願いいたします。歳出についてご説明申し上げます。2款保険給付費1項療養諸費は、一般被保険者に係る医療費のうち、患者一部負担金を除く保険者負担分に係るものであります。  294ページ、295ページをお願いいたします。2項高額療養費は、1か月の医療費について、自己負担限度額を超えて支払った場合における償還払い分であります。  296ページ、297ページをお願いいたします。3款国民健康保険事業費納付金は、県に対して本市の負担分を納付したものであります。  298ページ、299ページをお願いいたします。6款1項1目保健衛生普及費の備考欄1行目、渋川ウォーキングチャレンジ事業は、日常生活の中で継続的なウオーキングに取り組むことができる仕組みにより将来的な医療費の抑制を図ることを目的に実施したものであります。  備考欄最下行、保健衛生普及事業は、被保険者への医療費の通知や人間ドック検診費補助、ジェネリック医薬品の差額通知等を行ったものであります。  300ページ、301ページをお願いいたします。備考欄1行目、健康指導事業は、24時間電話健康相談を実施したものであります。  2項1目特定健康診査等事業費は、生活習慣病の予防や早期発見のため、40歳以上の被保険者を対象とする健康診査及び保健指導の実施、またAIを活用した未受診者への受診勧奨を実施したものであります。  9款諸支出金は、302ページ、303ページをお願いいたします。3項2目一般会計繰出金は、財政安定化支援事業繰入金について、超過繰入れ分を返還するための繰り出しを行ったものであります。  以上で事業勘定についての説明を終わります。  決算書の308ページ、309ページをお願いいたします。引き続き、診療施設勘定についてご説明申し上げます。初めに、概要について申し上げます。令和3年度の診療は、医師1人、看護師2人、事務員1.5人の4.5人体制で業務を開始いたしました。4月及び5月中旬までは一般診療、5月中旬以降は公的医療機関として新型コロナワクチン接種を積極的に実施いたしました。その後、診療所は12月17日をもって休止としております。令和3年度は、一般診療の縮小及び診療所の休止に伴い、患者数は大幅に減少いたしました。年間の延べ患者数は3,358人で、前年度と比較し1,836人の減少となり、1日平均では19.4人でありました。  今後のあかぎ診療所の在り方につきましては、国民健康保険あかぎ診療所の在り方検討委員会からの報告書を踏まえ、これまで検討を進めてきたところでありますが、このたびサウンディング型市場調査などの手法により取り組む市の基本方針がまとまりましたことから、過日の教育福祉常任委員会協議会においてご報告をさせていただいたところであります。  それでは、改めまして決算書の308ページ、309ページをお願いいたします。歳入総括であります。収入済額の最下行、歳入合計は1億395万3,898円であります。  310ページ、311ページをお願いいたします。歳出総括であります。支出済額の最下行、歳出合計は1億395万3,898円で、歳入総額と同額であります。  314ページ、315ページをお願いいたします。次に、歳入についてご説明申し上げます。1款診療収入1項1目国民健康保険診療報酬収入は国保被保険者に係るもので、診療収入の15.1%を占めております。  2目社会保険診療報酬収入は被用者保険の加入者に係る診療報酬収入で、診療収入の7.7%であります。  3目後期高齢者診療報酬収入は後期高齢者に係るもので、診療収入の62.5%を占めております。  3款繰入金1項1目一般会計繰入金は、診療所の運営経費に対する財源補填であります。令和3年度は、診療所の建設に係る市債の繰上償還を行ったことから、前年度比較で増額となっております。  316ページ、317ページをお願いいたします。5款諸収入1項1目1節雑入の備考欄1行目、医師派遣収入は、新型コロナワクチン集団接種に従事したことによる医師会からの派遣収入が主なものであります。  備考欄3行目、保健予防業務収入は、新型コロナワクチン接種及び定期予防接種等に係る収入であります。  318ページ、319ページをお願いいたします。次に、歳出についてご説明申し上げます。320ページ、321ページをお願いいたします。3款公債費は、診療所の建設及び医療機器整備等に係る市債の償還でありまして、このうち繰上償還は6,333万5,056円であります。  以上で議案第99号 令和3年度渋川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算についての説明を終わります。ご審議の上、ご認定くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(望月昭治議員) 説明が終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第99号は、決算特別委員会に付託いたします。 △日程第3 議案第100号 令和3年度渋川市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について ○議長(望月昭治議員) 日程第3、議案第100号 令和3年度渋川市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  角田スポーツ健康部長。  (スポーツ健康部長角田義孝登壇) ◎スポーツ健康部長(角田義孝) ただいまご上程いただきました議案第100号 令和3年度渋川市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算についてのご説明を申し上げます。  初めに、概要についてご説明申し上げます。後期高齢者医療制度の対象者は、75歳以上の方及び一定の障害を有する65歳以上の方で、令和3年度末現在の本市における対象者数は1万3,644人で、対前年度比90人の減少であります。運営主体は群馬県後期高齢者医療広域連合でありますが、保険料の徴収、資格の異動、各種申請の受付等に係る事務につきましては市町村が行っております。  それでは、決算書の324ページ、325ページをお願いいたします。歳入総括でありますが、収入済額の最下行、歳入合計は11億96万5,866円であります。  326ページ、327ページをお願いいたします。歳出総括でありますが、支出済額の最下行、歳出合計は10億9,570万4,728円で、歳入歳出差引残額は526万1,138円であります。  330ページ、331ページをお願いいたします。続きまして、歳入についてご説明申し上げます。1款保険料1項1目特別徴収保険料1節現年度分の収入済額は5億6,869万3,400円であります。  2目普通徴収保険料1節現年度分の収入済額は2億2,372万7,000円であります。収納率は、特別徴収と普通徴収を合わせました現年度分全体では99.76%であります。  2節滞納繰越分の収入済額は254万9,100円で、収納率は37.89%であります。  3款繰入金1項一般会計繰入金1目1節事務費繰入金は、事務費のほか広域連合負担金に係る共通経費分の財源として一般会計から繰り入れたものであります。  2目1節保険基盤安定繰入金は、低所得者等に対する保険料軽減に係る公費負担分で、財源内訳は県が4分の3、市が4分の1であります。  5款諸収入1項1目延滞金は、332ページ、333ページをお願いいたします。1節延滞金は、保険料59件分であります。  2項1目1節保険料還付金は、市が被保険者に対して立替え払いをした保険料に係る広域連合からの返還金であります。  3項1目1節受託事業収入は、本市が広域連合から受託した後期高齢者健康診査に係る受託事業収入であります。  334ページ、335ページをお願いいたします。次に、歳出についてご説明申し上げます。1款総務費は、被保険者証の送付や広域連合システムの窓口端末の保守管理及び保険料徴収に係る諸経費等であります。  2款広域連合納付金は、群馬県後期高齢者医療広域連合に対する納付金であります。内訳は、広域連合の組織運営に係る共通経費負担金、保険基盤安定繰入金及び収納保険料分であります。  3款保健事業費1項1目健康診査費は、広域連合から受託した後期高齢者健康診査の実施に係る諸経費で、受診者数は2,115人であります。  2目健康保持増進事業費は、広域連合の補助を受けて、人間ドックの受診者に対し、検診費の一部を助成したものであります。  以上で議案第100号 令和3年度渋川市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算についての説明を終わります。ご審議の上、ご認定くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(望月昭治議員) 説明が終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第100号は、決算特別委員会に付託いたします。 △日程第4 議案第101号 令和3年度渋川市介護保険特別会計歳入歳出決算について ○議長(望月昭治議員) 日程第4、議案第101号 令和3年度渋川市介護保険特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  角田スポーツ健康部長。  (スポーツ健康部長角田義孝登壇) ◎スポーツ健康部長(角田義孝) ただいまご上程いただきました議案第101号 令和3年度渋川市介護保険特別会計歳入歳出決算についてご説明を申し上げます。  初めに、介護保険事業の概要について申し上げます。令和3年度は、第8期介護保険事業計画に基づき第1号被保険者保険料の適正な見直しを行うとともに、引き続き介護事業の充実に努めました。コロナ禍において活動が制限された状況ではありましたが、関係機関と連携し、認知症を理解してもらうための啓発活動を行うとともに、市民の健康寿命の延伸のため、赤城健康公園を活用した健康づくり教室など各種介護予防教室を開催し、高齢者のフレイル予防を推進いたしました。  次に、令和3年度末現在の状況についてご説明申し上げます。本市の65歳以上の高齢者人口は2万6,578人で、高齢化率は35.7%であります。第1号被保険者の要介護等認定者数は4,507人であります。認定率は17.0%であります。  次に、決算の内容についてご説明申し上げます。決算書の340ページ、341ページをお願いいたします。歳入総括でありますが、収入済額の最下行、歳入合計は92億8,237万2,498円であります。  342ページ、343ページをお願いいたします。歳出総括でありますが、支出済額の最下行、歳出合計は89億6,296万46円であります。歳入歳出差引残額は3億1,941万2,452円で、このうち1億5,970万7,000円を介護給付費準備基金に積立てをいたしました。  346ページ、347ページをお願いいたします。歳入についてご説明申し上げます。1款保険料1項1目第1号被保険者保険料の収入済額は19億3,739万6,412円、対前年度比4.0%の増加であります。保険料の内訳でありますが、1節特別徴収保険料現年度分の収入済額は18億969万1,800円で、還付未済額を差し引いた収納率は100%であります。  2節普通徴収保険料現年度分の収入済額は1億2,275万500円で、還付未済額を差し引いた収納率は91.7%、収入未済額1,088万9,700円は、還付未済額を除き269人分であります。  3節滞納繰越分の収入済額は495万4,112円で、還付未済額を差し引いた収納率は20.1%であります。収入未済額1,064万5,901円は291人分であります。不納欠損額901万4,080円は222件分であります。  2款分担金及び負担金1項1目認定審査会負担金は、介護認定審査会を共同設置している榛東村及び吉岡町からの運営費負担金であります。  3款国庫支出金1項1目介護給付費負担金は、介護給付費に対する国の負担金であります。  2項1目調整交付金は、介護給付費の5%相当分について、市町村間における高齢者の所得分布などの格差が是正されるよう調整されて交付されるものであります。  2目地域支援事業交付金(介護予防・日常生活支援総合事業)は、総合事業の事業費に対する国の交付金であります。  3目地域支援事業交付金(介護予防・日常生活支援総合事業以外)は、主に地域包括支援センターで実施している事業に対する国の交付金であります。  4目保険者機能強化推進交付金は、348ページ、349ページにわたりますが、高齢者の自立支援や介護予防、重度化防止等に関する取組を支援するため、財政的なインセンティブとして交付されるものであります。  5目保険者努力支援交付金は、高齢者の介護予防、健康づくり及び認知症総合支援に関する取組を支援するため、財政的なインセンティブとして交付されるものであります。  4款支払基金交付金及び5款県支出金につきましては、介護給付費及び地域支援事業費に対しての負担割合に応じた交付金及び負担金であります。  350ページ、351ページをお願いいたします。7款繰入金1項1目介護給付費繰入金から3目地域支援事業繰入金(介護予防・日常生活支援総合事業以外)までは、介護給付費及び地域支援事業に対する繰入金であります。  4目低所得者保険料軽減繰入金は、介護保険料第1段階から第3段階の被保険者の保険料率軽減分相当額を補填するものであります。  以上で歳入の説明を終わります。  354ページ、355ページをお願いいたします。続きまして、歳出についてご説明申し上げます。356ページ、357ページをお願いいたします。2款保険給付費1項介護サービス等諸費は、要介護1から要介護5までに認定された方を対象として提供されるサービスに係る給付費であります。  358ページ、359ページをお願いいたします。2項介護予防サービス等諸費は、要支援1または要支援2に認定された方を対象として提供されるサービスに係る給付費であります。  360ページ、361ページをお願いいたします。4項1目高額介護サービス費は、サービス利用料の月額が一定額を超えた場合に給付するものであります。  5項1目高額医療合算介護サービス費は、同一世帯内で介護保険と医療保険の両方を利用し、介護と医療の自己負担額の年間合計額が所得区分に応じた一定額を超えた場合に給付するものであります。  362ページ、363ページをお願いいたします。4款地域支援事業費1項介護予防・生活支援サービス事業費は、総合事業に係る事業費のうち、要支援認定者または基本チェックリストでサービス利用が必要と認定された人に対して行うサービス事業費であります。  364ページ、365ページをお願いいたします。2項一般介護予防事業費は一般の高齢者を対象とした介護予防事業で、フレイル予防の対象者把握や各種教室、地域における市民の自主的な介護予防活動に対して支援を行う事業費であります。  366ページ、367ページをお願いいたします。3項包括的支援事業・任意事業費は、地域包括支援センターによる包括的・継続的ケアマネジメント支援及び在宅介護等を支援する任意事業費であります。  以上で議案第101号の説明を終わります。ご審議の上、ご認定くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(望月昭治議員) 説明が終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第101号は、決算特別委員会に付託いたします。 △日程第5 議案第102号 令和3年度渋川市農産物直売事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(望月昭治議員) 日程第5、議案第102号 令和3年度渋川市農産物直売事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  金井産業観光部長。  (産業観光部長金井裕昭登壇) ◎産業観光部長(金井裕昭) ただいまご上程をいただきました議案第102号 令和3年度渋川市農産物直売事業特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。  初めに、事業の概要について申し上げます。この農産物直売所につきましては、指定管理者制度を活用し、地域の活性化と農業振興の中核となる施設として、また道の駅おのことして道路利用者のための休憩機能や情報発信機能などを併せ持った施設としてご利用いただいております。令和3年度につきましては、利用者が10万1,312人と、前年に比べまして約8.9%の減少となっております。  それでは、決算書の374ページ、375ページをお願いいたします。歳入総括であります。歳入の合計は、収入済額の最下欄、222万6,388円であります。  376ページ、377ページをお願いいたします。歳出総括であります。歳出合計は、支出済額の最下欄、122万5,539円で、歳入歳出差引残額は100万849円であります。  380ページ、381ページをお願いいたします。事項別明細書のご説明を申し上げます。歳入でありますが、1款繰越金1項1目1節の備考欄、前年度繰越金は、令和2年度決算剰余金であります。  2款諸収入1項1目1節雑入は、指定管理者からの指定管理者納付金であります。  3款繰入金1項1目1節は、一般会計繰入金であります。  382ページ、383ページをお願いいたします。歳出についてご説明申し上げます。1款事業費1項施設管理費1目農産物直売所施設管理費の備考欄、農産物直売所施設管理事業は、火災保険料及び借地料に要した経費でございます。  以上で議案第102号 令和3年度渋川市農産物直売事業特別会計歳入歳出決算について説明を終わらせていただきます。ご審議の上、ご認定くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(望月昭治議員) 説明が終わりました。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第102号は、決算特別委員会に付託いたします。 △日程第6 議案第103号 令和3年度渋川市伊香保温泉観光施設事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(望月昭治議員) 日程第6、議案第103号 令和3年度渋川市伊香保温泉観光施設事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  金井産業観光部長。  (産業観光部長金井裕昭登壇) ◎産業観光部長(金井裕昭) ただいまご上程いただきました議案第103号 令和3年度渋川市伊香保温泉観光施設事業特別会計歳入歳出決算につきましてご説明申し上げます。  初めに、事業の概要について申し上げます。本特別会計は、伊香保ロープウェイ、温泉浴場石段の湯及び市営伊香保温泉駐車場の各施設の管理に関わるものでございます。伊香保ロープウェイでありますが、運行日数は343日間で、利用者数11万4,973人であります。  続きまして、石段の湯の開館日は340日間で、利用者は4万5,916人であります。  最後に、伊香保温泉駐車場でありますが、利用台数は9万9,869台であります。  次に、決算の内容についてご説明申し上げます。決算書の386ページ、387ページをお願いいたします。歳入総括であります。歳入合計は、収入済額の最下欄、1億3,002万2,523円であります。  388ページ、389ページをお願いいたします。歳出総括であります。歳出合計は、支出済額の最下欄、1億724万8,193円で、歳入歳出差引残額は2,277万4,330円であります。  392ページ、393ページをお願いいたします。事項別明細書のご説明をいたします。歳入でありますが、1款使用料及び手数料1項使用料1目ロープウェイ使用料は、ロープウェイ使用料及び敷地使用料であります。  2目温泉施設使用料は、石段の湯の使用料及び敷地使用料であります。  3目駐車場施設使用料は、駐車場使用料及び敷地使用料であります。  3款繰越金1項1目繰越金は、令和2年度決算剰余金を前年度繰越金としたものであります。  4款諸収入1項1目雑入は、石段の湯の物品及びコインロッカー等の収入が主なものであります。  394ページ、395ページをお願いいたします。歳出についてご説明申し上げます。2款事業費1項施設管理費1目ロープウェイ施設管理費の備考欄、ロープウェイ施設管理事業の主なものは、会計年度任用職員報酬、施設管理のための委託料、ロープウェイ受索輪整備事業等に係る工事請負費であります。  2目温泉施設管理費の備考欄、石段の湯管理事業は、会計年度任用職員報酬、光熱水費、396ページ、397ページをお願いいたします。施設管理のための委託料などであります。  3目駐車場施設管理費の備考欄、駐車場施設管理事業は、機械設備の保守管理、利用料金徴収などのためのシルバー人材センター委託料でございます。  3款公債費1項1目利子の備考欄、利子償還金は、平成30年度に借り入れた伊香保ロープウェイ原動滑車更新工事、令和元年度に借り入れた伊香保ロープウェイ客車更新工事に関わる観光施設債の利子の支払いであります。  以上で議案第103号 令和3年度渋川市伊香保温泉観光施設事業特別会計歳入歳出決算につきましての説明を終わります。ご審議の上、ご認定くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(望月昭治議員) 説明が終わりました。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第103号は、決算特別委員会に付託いたします。 △日程第7 議案第104号 令和3年度渋川市小野上温泉事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(望月昭治議員) 日程第7、議案第104号 令和3年度渋川市小野上温泉事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  金井産業観光部長。  (産業観光部長金井裕昭登壇) ◎産業観光部長(金井裕昭) ただいまご上程をいただきました議案第104号 令和3年度渋川市小野上温泉事業特別会計歳入歳出決算につきましてご説明申し上げます。  初めに、事業の概要について申し上げます。小野上温泉センターは、令和3年4月からシンワ産業有限会社が指定管理者となっております。本特別会計は、指定管理者が行う施設管理以外の経費に関わるものであります。施設の営業日数は346日間で、入館者は17万912人であります。  次に、決算の内容についてご説明申し上げます。決算書の400ページ、401ページをお願いいたします。歳入総括であります。歳入合計は、収入済額の最下欄、3,179万383円であります。  402ページ、403ページをお願いいたします。歳出総括であります。歳出合計は、支出済額最下欄、3,179万383円で、歳入歳出同額であります。  406ページ、407ページをお願いいたします。事項別明細書のご説明を申し上げます。歳入でありますが、2款繰入金1項他会計繰入金1目一般会計繰入金は、収入済額2,752万1,583円であります。  4款諸収入1項1目雑入は、指定管理者からの指定管理者納付金であります。  408ページ、409ページをお願いいたします。歳出でありますが、1款総務費1項総務管理費1目一般管理費の備考欄、施設管理事業は、浴室水栓、自動ドアの修繕料、施設用地の借地料、施設備品などであります。  2款公債費は、小野上温泉センター建設に伴う起債借入れの元金及び利子の償還金であります。  以上で議案第104号 令和3年度渋川市小野上温泉事業特別会計歳入歳出決算について説明を終わります。ご審議の上、ご認定くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(望月昭治議員) 説明が終わりました。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第104号は、決算特別委員会に付託いたします。 △日程第8 議案第105号 令和3年度渋川市交流促進センター事業特別会計歳入歳出決算について ○議長(望月昭治議員) 日程第8、議案第105号 令和3年度渋川市交流促進センター事業特別会計歳入歳出決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  金井産業観光部長。  (産業観光部長金井裕昭登壇) ◎産業観光部長(金井裕昭) ただいまご上程をいただきました議案第105号 令和3年度渋川市交流促進センター事業特別会計歳入歳出決算につきましてご説明申し上げます。  初めに、事業の概要について申し上げます。渋川市交流促進センターは、平成22年4月1日からケービックス株式会社が指定管理者となっております。本特別会計決算は、指定管理料及び指定管理者が行う指定管理以外の経費に関わるものでございます。施設の営業日数は238日、宿泊利用者6,611人であります。  次に、決算の内容についてご説明申し上げます。決算書の412ページ、413ページをお願いいたします。歳入総括であります。歳入合計は、収入済額欄の最下欄、2,353万5,369円であります。  414ページ、415ページをお願いいたします。歳出総括であります。歳出合計は、支出済額の最下欄、2,234万7,369円で、歳入歳出差引残額は118万8,000円であります。  418ページ、419ページをお願いいたします。事項別明細書のご説明を申し上げます。歳入でありますが、1款繰入金1項他会計繰入金1目一般会計繰入金は、収入済額1,542万9,971円であります。  2款繰越金1項1目繰越金は、チラーユニット圧縮機交換工事に関わる前年度繰越金、繰越明許分であります。  3款諸収入1項1目雑入は、指定管理者からの指定管理者納付金であります。  420ページ、421ページをお願いいたします。歳出でありますが、1款総務費1項総務管理費1目一般管理費の備考欄1行目、交流促進センター管理事業は、温泉ポンプユニットの修繕料、指定管理者への指定管理料、施設用地の借地料などであります。  備考欄2行目、交流促進センター管理事業(繰越明許分)は、チラーユニット圧縮機交換工事に関わる工事請負費であります。  以上で議案第105号 令和3年度渋川市交流促進センター事業特別会計歳入歳出決算についての説明を終わります。ご審議の上、ご認定くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(望月昭治議員) 説明が終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第105号は、決算特別委員会に付託いたします。 △日程第9 議案第106号 令和3年度渋川市水道事業会計決算について ○議長(望月昭治議員) 日程第9、議案第106号 令和3年度渋川市水道事業会計決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  木村上下水道局長。  (上下水道局長木村裕邦登壇) ◎上下水道局長(木村裕邦) ただいまご上程をいただきました議案第106号 令和3年度渋川市水道事業会計決算についてご説明申し上げます。  決算書の437ページをお願いいたします。初めに、令和3年度渋川市水道事業報告書を基にご説明申し上げます。  1、概況。(1)、総括事項であります。令和3年度の水道事業は、前年度に比較し、給水人口が1.3%の減、年間有収水量は、令和2年度から続くコロナ禍の影響が続いたこともあり、市全体で2.2%の減となりました。このような状況の中、収益は若干減少しましたが、配水管の整備、老朽管及び既設鋳鉄管の布設替整備、浄水場及び各配水施設など老朽化した施設の整備及び機器の更新を計画的に実施し、市民生活のライフラインの一層の強化に努めました。  また、令和2年度に設置した渋川市上下水道事業の経営に関する協議会において、引き続き料金改定を含めた経営全般について協議、検討を行い、令和3年9月には水道料金の改定に関する提言書が市長に提出されました。今後も協議会での意見を踏まえ、経営の合理化を進めながら各事業を実施し、新水道ビジョンの基本理念である「未来へつながる安全で安心な信頼される水道」を推進し、水道水の安定的な供給を目指してまいります。  以下、主な事業の概要を報告いたします。  ア、建設改良事業についてであります。配水施設改良事業では、送配水管布設、送配水管布設替、老朽管布設替のほか、他事業関連で配水管等整備を行いました。総延長で2,530.7メートルを実施いたしました。  取水施設改良事業では、浄水設備の改修、機械設備の更新、ポンプの更新等を実施いたしまして、安定的な水道水の供給が行われるよう努めてまいりました。  次に、イ、業務の状況についてであります。令和3年度末の給水戸数は3万2,264戸、給水人口は7万3,617人で、前年度に比べ戸数は60戸の増でありましたが、人口は1,001人の減でありました。年間有収水量は969万9,479立方メートルで、前年度に比べ21万9,631立方メートルの減でありました。なお、年間総配水量に対する有収水量率につきましては78.6%となり、0.8ポイントの増となりました。  次に、ウ、経理の状況についてであります。収益的収入及び支出は、事業収入16億4,161万3,212円、事業費用16億5,290万2,468円、差引き1,128万9,256円の純損失となりました。  438ページをお願いいたします。施設の老朽化により修繕費が前年同様に高額であることや、大口の水道使用量がコロナ禍前の水準に回復せず下げ止まりが続いたこと等による給水収益の減少などにより、純損失を計上することとなりました。  また、資本的収支は、資本的収入額が支出額に対して不足する額8億5,726万4,970円について、損益勘定留保資金等で補填をいたしました。  (2)、経営指標に関する事項であります。令和3年度決算における経営成績について、経常収支比率は前年度比0.81ポイント減の98.5%となりました。また、料金回収率は前年度比1.95ポイント減の92.4%となっており、事業に必要な費用を給水収益で賄えない状況が続いているため、料金改定を含めた経営改善が必要な状況であります。  有形固定資産減価償却率は、前年度比1.48ポイント増の53.86%、管路経年化率は前年度比0.41ポイント増の31.28%であるのに対し、管路更新率は前年度比0.13ポイント減の0.08%となっており、今後もアセットマネジメントを含めた経営戦略に基づき、計画的な施設の更新、長寿命化を行ってまいります。  恐れ入りますが、424ページ、425ページにお戻りください。令和3年度渋川市水道事業決算報告書であります。本報告書の金額は、消費税及び地方消費税を含めて記載しております。  (1)、収益的収入及び支出についてご説明申し上げます。初めに、上の表の収入であります。第1款水道事業収益の右から3列目、決算額は17億9,562万9,762円であります。その右にあります予算額に比べ決算額の増減では、6,954万3,238円の減であります。主な要因といたしましては、給水収益の減によるものであります。  次に、下の表の支出であります。第1款水道事業費用の右から4列目、決算額は17億6,020万2,944円であります。その右にあります不用額は1億214万1,056円で、主な要因といたしましては、維持管理費の執行差金等によるものであります。  426ページ、427ページをお願いいたします。(2)、資本的収入及び支出についてご説明申し上げます。初めに、上の表の収入であります。第1款資本的収入の右から3列目、決算額は1億9,685万3,742円であります。その右にあります予算額に比べ決算額の増減では、1億5,297万1,258円の減であります。主な要因といたしましては、対象工事の繰越しによる企業債の借入れ及び工事負担金の減であります。  次に、下の表の支出であります。第1款資本的支出の右から6列目、決算額は10億5,411万8,712円であります。その右の翌年度繰越額の欄、地方公営企業法第26条の規定による繰越額は3億5,627万5,000円であります。その右にあります不用額は5,349万288円で、主な要因といたしましては、予定していた工事の中止や入札差金等によるものであります。  428ページをお願いいたします。令和3年度渋川市水道事業損益計算書につきましてご説明申し上げます。ここでは、消費税及び地方消費税を除いた金額で記載しております。また、内容につきましては450ページから454ページまでの収益費用明細書に記載してございます。  3、営業外収益、(2)、他会計負担金の935万1,791円は、旧簡易水道事業に係る企業債利息に充当するため、一般会計から補助を受けるものであります。  6、特別損失、(2)、過年度損益修正損の23万9,775円は、過年度に発生した漏水分の収益減等であります。  (3)その他特別損失の470万1,036円は、固定資産の除却等であります。  下から3行目の当年度純損失は1,128万9,256円で、当年度における収益的収支の結果であります。  最下行の当年度未処理欠損金は、当年度純損失である1,128万9,256円となります。  430ページ、431ページをお願いいたします。令和3年度渋川市水道事業剰余金計算書であります。表の左から2列目、資本金の欄、上から4行目、当年度変動額はありませんので、最下行、当年度末残高は128億1,908万1,144円となります。  資本剰余金合計の最下行、当年度末残高は737万6,300円で、変更はありません。  432ページをお願いいたします。令和3年度渋川市水道事業欠損金処理計算書であります。利益積立金からの繰入れにより全額を補填し、処理後の繰越欠損金の残高はゼロ円となります。  433ページをお願いいたします。令和3年度渋川市水道事業貸借対照表であります。主なものについてご説明申し上げます。  資産の部、1、固定資産、(1)、有形固定資産の最下行、有形固定資産合計は166億8,732万5,470円であります。  (2)、無形固定資産の下から2行目、無形固定資産合計は1億4,608万9,126円であります。  次の行、固定資産合計は168億3,341万4,596円であります。  2、流動資産、(2)、未収金は9,709万1,216円で、このうち水道料金の未収金は4,149万8,711円で、調定件数では5,215件となりまして、前年度に比べて128万9,643円の増であります。今後も未収金の縮減に努めてまいります。  次の行、貸倒引当金は158万2,000円で、水道料金の不納欠損対策として計上したものであります。令和3年度の不納欠損額は87万9,175円で、人数は93人、調定件数で185件であります。  下から2行目の流動資産合計は10億2,396万8,421円であります。  最下行、資産合計は178億5,738万3,017円であります。  434ページをお願いいたします。次に、負債の部であります。3、固定負債、(1)、企業債のイ、建設改良費等充当企業債25億6,733万9,827円は、借入れした企業債元金のうち、令和5年度以降に償還を行う予定のものであります。  4、流動負債、(1)、企業債のイ、建設改良費等充当企業債4億1,986万3,029円は、令和4年度に償還予定の企業債元金であります。  5、繰延収益、長期前受金は18億6,673万7,781円であります。  最下行、負債合計は45億9,524万7,003円であります。  次に、資本の部であります。(2)、利益剰余金、イ、利益積立金は5,468万6,744円であります。これは、給水収益の減少による欠損金の発生に備えて積立てを行ったものであります。  下から2行目、資本合計は132億6,213万6,014円であります。  最下行の負債資本合計は、178億5,738万3,017円であります。この負債資本合計の額と、433ページの最下行、資本合計の額が同額となるものであります。  少し飛びますが、445ページをお願いいたします。3、業務、(1)、業務量、(2)、事業収入に関する事項につきましては、記載のとおりであります。  446ページをお願いいたします。(3)、事業費に関する事項につきましては、記載のとおりであります。  449ページをお願いいたします。令和3年度渋川市水道事業キャッシュ・フロー計算書であります。下から3行目、当年度の資金減少額は7,299万2,866円であります。  最下行、資金期末残高は9億1,909万9,915円であります。  また、地方公営企業法に規定する決算書の附属書類であります明細書につきましては、450ページから462ページに添付いたしましたが、説明は省略をさせていただきます。  463ページをお願いいたします。令和3年度渋川市水道事業会計決算注記表であります。これは、地方公営企業法施行規則第35条の規定によりまして注記を義務づけられたものであります。  以上で説明を終わらせていただきます。ご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(望月昭治議員) 説明が終わりました。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第106号は、決算特別委員会に付託いたします。                                                                 休       憩                                        午前11時55分 ○議長(望月昭治議員) 休憩いたします。  会議は、午後1時に再開いたします。                                                                 再       開                                            午後1時 ○議長(望月昭治議員) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 △日程第10 議案第107号 令和3年度渋川市下水道事業等会計剰余金の処分及び決算について ○議長(望月昭治議員) 日程第10、議案第107号 令和3年度渋川市下水道事業等会計剰余金の処分及び決算についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  木村上下水道局長。  (上下水道局長木村裕邦登壇) ◎上下水道局長(木村裕邦) ただいまご上程をいただきました議案第107号 令和3年度渋川市下水道事業等会計剰余金の処分及び決算についてご説明申し上げます。  決算書の479ページをお願いいたします。初めに、令和3年度渋川市下水道事業等報告書を基にご説明申し上げます。  1、概況、(1)、総括事項であります。下水道事業等は、令和2年度から地方公営企業法を全部適用し、公共下水道事業、農業集落排水事業など6セグメントで運営しています。  地方公営企業へ移行して2年目となる本年度は、渋川市上下水道事業の経営に関する協議会において料金改定を含めた経営全般について協議、検討を開始いたしました。今後も引き続き協議会での意見を踏まえ、より安定した事業運営のため、経営の効率化、健全化を図るとともに、地域に適した汚水処理を実施し、定住環境の整備と公共用水域の水質保全を推進してまいります。  以下、主な事業の概要を報告いたします。  ア、建設改良事業についてであります。管渠整備事業では、下水管布設、取付管設置、舗装復旧、マンホールポンプ等設置・交換を実施いたしました。  処理場整備事業では、物聞沢水質管理センター再構築工事をはじめ、処理設備、ポンプ等の機械設備更新を実施し、安定的な処理を行えるように努めました。  次に、イ、業務の状況についてであります。令和3年度末の下水道接続件数は2万399戸、接続人口は4万7,697人で、前年度に比べまして戸数は264戸の増、人口は41人の減でありました。年間有収水量は790万4,399立方メートルで、前年度に比べまして9万4,653立方メートルの減でありました。下水道普及率は78.2%で、0.7ポイントの増となり、水洗化率は81.9%で、0.4ポイントの増となりました。  次に、ウ、経理の状況についてであります。収益的収入及び支出は、事業収入25億758万3,953円、事業費用24億5,601万3,528円、差引き5,157万425円の純利益となりました。また、資本的収支は、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額6億5,188万8,588円について、損益勘定留保資金等で補填をいたしました。  480ページをお願いいたします。(2)、経営指標に関する事項であります。令和3年度決算における経営成績について、経常収支比率は前年度比8.26ポイント減の102.11%となりました。なお、前年度は、一般会計繰入金において法適用初年度として必要な運転資金を含めて収入したため、経常収支比率が高い値となっております。また、経費回収率は前年度比3.88ポイント増の62.17%となっており、事業に必要な費用を使用料で賄えず、一般会計繰入金に頼った経営が続いているため、使用料改定を含めた経営改善が必要な状況であります。  有形固定資産減価償却率は、前年度比3.11ポイント増の6.46%、管渠老朽化率は前年度比0.02ポイント減の1.25%であります。管路の老朽化は喫緊の課題ではありませんが、今後もストックマネジメント計画に基づき計画的な施設の更新等を行ってまいります。  恐れ入りますが、466ページ、467ページにお戻りください。令和3年度渋川市下水道事業等決算報告書であります。本報告書の金額は、消費税及び地方消費税を含めて記載しております。  (1)、収益的収入及び支出についてご説明申し上げます。初めに、上の表の収入であります。第1款下水道事業収益の右から3列目、決算額は26億2,303万1,717円であります。その右にあります予算額に比べ決算額の増減では、878万5,717円の増であります。主な要因といたしましては、消費税及び地方消費税還付金の増によるものであります。  次に、下の表の支出であります。第1款下水道事業費用の右から4列目の決算額は25億788万5,861円であります。その右にあります不用額は1億1,218万5,139円で、主な要因といたしましては、維持管理費の執行差金等によるものであります。  468ページ、469ページをお願いいたします。(2)、資本的収入及び支出についてご説明申し上げます。初めに、上の表の収入であります。第1款資本的収入の右から3列目、決算額は22億1,857万3,955円であります。その右にあります予算額に比べ決算額の増減では、1億5,279万45円の減であります。主な要因といたしましては、企業債の借入れの減であります。  次に、下の表の支出であります。第1款資本的支出の右から6列目、決算額は28億7,046万2,543円であります。その右の翌年度繰越額の欄、地方公営企業法第26条の規定による繰越額は1億5,155万2,000円であります。その右にあります不用額は1億9,160万4,457円で、主な要因といたしましては、予定していた工事の中止や入札差金等によるものであります。  470ページをお願いいたします。令和3年度渋川市下水道事業等損益計算書につきましてご説明申し上げます。ここでは、消費税及び地方消費税を除いた金額で記載しております。また、この内訳につきましては497ページから501ページまでの収益費用明細書に記載してございます。  3、営業外収益、(2)、他会計負担金の5億7,804万2,552円は、総務省の繰出基準による一般会計からの基準内繰入金であります。  (3)、他会計補助金の3億4,039万7,000円は、財源不足の補填のため、一般会計から補助を受けるものであります。  6、特別損失、(2)、過年度損益修正損の7,133円は、過年度に発生した漏水の調定減等であります。  (3)、その他特別損失の18万8,547円は、受益者負担金の徴収猶予による減額及び不納欠損等であります。  当年度純利益は5,157万425円で、当年度における収益的収支の結果であります。  前年度繰越利益剰余金は1億368万3,008円、その他の未処分利益剰余金変動額は1億円ですので、最下行の当年度未処分利益剰余金は2億5,525万3,433円になります。  472ページ、473ページをお願いいたします。令和3年度渋川市下水道事業等剰余金計算書であります。資本金の欄、上から4行目、当年度変動額は3億9,944万9,000円の増額でありますので、最下行、当年度末残高は3億9,944万9,000円となります。  資本剰余金合計の最下行、当年度末残高は18億6,110万4,133円で、変更はありません。  利益剰余金、減債積立金の欄、上から4行目、当年度変動額は1億円の減額でありますので、最下行、当年度末残高はゼロ円となります。  474ページをお願いいたします。令和3年度渋川市下水道事業等剰余金処分計算書(案)でございます。当年度末残高、未処分利益剰余金2億5,525万3,433円のうち、1億5,525万3,433円を減債積立金への積立て、1億円を資本金への組入れとし、処分後の繰越利益剰余金の残高をゼロ円とすることを地方公営企業法第32条第2項の規定に基づきまして議決をいただきますようお願いするものであります。  475ページをお願いいたします。令和3年度渋川市下水道事業等貸借対照表であります。主なものについてご説明申し上げます。  資産の部、1、固定資産、(1)、有形固定資産の最下行、有形固定資産合計は426億3,106万2,342円であります。  (2)、無形固定資産の最下行、無形固定資産合計は6億1,795万6,570円であります。  (3)、投資の最下行、投資合計は239万6,650円であります。  次の行、固定資産合計は432億5,141万5,562円であります。  2、流動資産、(2)、未収金は3億8,893万6,561円で、このうち下水道使用料の未収金は2,108万8,810円で、件数では2,871件となりまして、前年度に比べて104万8,013円の増であります。また、受益者負担金の未収金は9,657万9,671円であります。今後も未収金の縮減に努めてまいります。  次の行、貸倒引当金は210万8,000円で、下水道使用料及び受益者負担金の不納欠損対策として計上したものであります。令和3年度の下水道使用料の不納欠損額は26万3,724円で、人数は42人、件数は83件であります。受益者負担金の不納欠損額は104万6,660円で、人数は30人、件数は103件であります。  下から2行目、流動資産合計は9億776万5,768円であります。  最下行、資産合計は441億5,918万1,330円であります。  476ページをお願いいたします。次に、負債の部であります。3、固定負債、(1)、企業債、イ、建設改良費等充当企業債の190億6,234万4,493円は、借入れした企業債元金のうち、令和5年度以降に償還を行う予定のものであります。  4、流動負債、(1)、企業債、イ、建設改良費等充当企業債の15億5,616万8,285円は、令和4年度に償還予定の企業債元金であります。  5、繰延収益、長期前受金は221億11万6,191円であります。  最下行、負債合計は416億4,337万4,764円であります。  次に、資本の部であります。6、資本金は3億9,944万9,000円であります。これは、出資金として一般会計から受け入れたものであります。  下から2行目、資本合計は25億1,580万6,566円であります。  最下行の負債資本合計は、441億5,918万1,330円であります。この負債資本合計の額と、475ページの最下行、資産合計の額が同額となるものであります。  少し飛びますが、489ページをお願いいたします。3、業務、(1)、業務量については、記載のとおりであります。  491ページをお願いいたします。(2)、事業収入に関する事項、(3)、事業費に関する事項につきましては、記載のとおりであります。  496ページをお願いいたします。令和3年度渋川市下水道事業等キャッシュ・フロー計算書であります。下から3行目、当年度の資金増加額は1億1,170万3,578円であります。  最下行、資金期末残高は5億2,093万7,207円であります。  また、地方公営企業法に規定する決算書の附属書類であります明細書につきましては、497ページから516ページに添付いたしましたが、説明は省略させていただきます。  517ページをお願いいたします。令和3年度渋川市下水道事業等会計決算注記表であります。これは、地方公営企業法施行規則第35条の規定によりまして注記を義務づけられたものであります。  以上で説明を終わらせていただきます。ご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(望月昭治議員) 説明が終わりました。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(望月昭治議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第107号は、決算特別委員会に付託いたします。 △休会の議決 ○議長(望月昭治議員) 以上をもって本日の日程は全て終了いたしました。  お諮りいたします。議事の都合により、14日は休会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(望月昭治議員) ご異議なしと認めます。  よって、14日は休会することに決しました。 △散会 ○議長(望月昭治議員) 15日は午前10時に会議を開きます。  本日は、これにて散会いたします。  大変ご苦労さまでした。                                         午後1時19分...