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  1. 姫路市議会 2018-12-07
    平成30年12月7日経済観光委員会−12月07日-01号


    取得元: 姫路市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-11
    平成30年12月7日経済観光委員会−12月07日-01号平成30年12月7日経済観光委員会 平成30年12月7日(金曜日) 経済観光委員会 第4委員会室 出席議員  梅木百樹、汐田浩二、三輪敏之、阿山正人、  中西祥子、西本眞造、三和 衛、西田啓一、  酒上太造 開会               9時56分 産業局              9時56分 前回の委員長報告に対する回答 ・姫路市北部農山地域活性化基本計画に対する地元の声にしっかりと耳を傾けて、連携をより深めるとともに、グリーンステーション鹿ヶ壺が同地域の活性化拠点として整備された際には、適切な所管課のもと、活性化の新たな観光資源として活用されるよう検討されたいことについて  北部農山地域活性化基本計画では、熱意のある地元住民や事業者等で構成された推進部会を立ち上げ、計画に位置づけた重点プロジェクトを進めていくこととしている。  計画推進に当たっては、地域住民や関係団体が共通認識を持ち、それぞれの役割に応じて主体性を持って進めてもらうことが重要であり、行政としても地元住民の声をしっかりと聞きながら、関係部局と連携を図りつつ、当該地域の活性化に鋭意取り組んでいく。 グリーンステーション鹿ヶ壺については、現在の所管課は教育委員会であるものの、北部農山村地域の活性化のためには一体的に推進していく必要があると考えており、今後、基本計画に沿って事業を推進する過程において、適切な所管課についても検討していく。 ・姫路市中央卸売市場移転再整備計画に当たって、場内事業者と膝を突き合わせて情報交換を行いながら、取扱数量の増加に向けて鋭意取り組むとともに、使用料を理由に新市場への移転を迷っている事業者が多いことから、移転への不安を少しでも緩和できるように、激変緩和策等の支援策を含めて、早期に新市場の使用料を提示し、丁寧に説明されたいことについて  取扱数量の増加に向けて、何よりも経営戦略の重要性を開設者と場内事業者の双方が再認識することが必要であり、そのためにも情報交換は必要不可欠と考えている。  市場の活性化部会において、取扱数量の現状把握をもとに、経営戦略に掲げている具体的施策を見直し、集荷力拡大に向けた産地訪問や、販路拡大に向けた新規取引先の開拓等について検証を行っている。  今後も活性化部会に加え、日常業務の中でも事業者と情報交換を密に行い、考え方や取り組み状況を確認するとともに、1つ1つ成果を重ねることにより、取扱数量の増加につなげたいと考えている。
     新市場移転に係る支援策については、すべての場内事業者を対象とした説明会を10月上旬に3日間開催し、その後10月11日より仲卸業者の意向確認面談を順次行っている。  面談では移転意向だけではなく、事業全体に関して意見交換を行い、要望などをしっかり把握するよう努めている。  今後も事業の進捗に合わせて、説明会や意見交換の場を設けて意思疎通を図りながら、官民一体となって事業を推進していくことが重要と考えている。 議案説明 ・議案第127号 姫路市仁色ふるさと農園に係る指定管理者の指定について ・議案第128号 姫路市南恒屋ふれあい農園に係る指定管理者の指定について ・議案第129号 姫路市夢さき夢のさとに係る指定管理者の指定について ・議案第130号 姫路市石倉峯相の里に係る指定管理者の指定について ・議案第131号 姫路市はやしだ交流センターに係る指定管理者の指定について ・議案第132号 姫路市農村公園荒木の郷に係る指定管理者の指定について ・議案第133号 姫路市農村公園竹取の郷に係る指定管理者の指定について ・議案第134号 姫路みなとドームに係る指定管理者の指定について ・議案第135号 姫路市立飾磨体育館に係る指定管理者の指定について ・議案第136号 姫路市勤労市民会館に係る指定管理者の指定について ・議案第141号 姫路市立遊漁センターに係る指定管理者の指定について 報告事項説明 ・姫路市農林水産振興ビジョン(案)に関するパブリックコメント手続の実施について ・姫路市北部農山地域活性化拠点施設整備方針(案)について ・中心市街地における歩行者等通行量調査結果について ・姫路市中央卸売市場移転再整備事業について 質疑・質問            10時45分 ◆問   指定管理者候補者の選定のうち、公募の施設5カ所について、指定管理者選定委員会による総合評点が、いずれも300点満点中220点〜230点であった。  産業局はこの選定委員会の評点をどのように評価しているのか。 ◎答   各施設の総合評点は、5人の選定委員の評価の平均点であり、220点〜230点は約7割を超える評点ということである。  公共施設の安定した運営という点から考えると、7割程度の評点がなければ指定管理者としての指定はしにくいと考えているため、指定管理者の指定という意味での基準を満たした評点として評価している。 ◆問   姫路みなとドーム姫路市立飾磨体育館(現勤労者体育センター)について、前回指定管理者を指定した平成25年から、いずれの施設も使用料収入が増額している一方で、施設利用者みなとドームが約1万人、飾磨体育館が約6,000人減少していることをどのように考えているのか。 ◎答   みなとドーム利用者数のうち、スポーツ利用については平準化しているが、展示会等のイベント利用時の変動が大きく、特にヘルス&ビューティーフェスタにおいて、平成25年度は1万8,000人だった来場者が平成29年度には8,000人に減少したことが、利用者数の減少に大きく影響していると考えている。  また、飾磨体育館については、会議室の利用は若干少ないが、体育館の利用率は毎年90%以上ある中で、体育館を利用する個々の団体の人数が少なくなっていることが、利用者数の減少の理由として考えられる。 ◆問   みなとドームの平成29年度の利用者数が、直近5年間で最も少なくなっていることをどのように分析しているのか。 ◎答   平成27年度と28年度のみなとドームスポーツ利用者は2万5,000人〜2万6,000人だったが、平成29年度のスポーツ利用者は2万1,000人と4,000人減少した。  スポーツ利用者の減少について、平成29年度は大きなスポーツ大会みなとドームで開催されなかったためと考えられるが、はっきりとした原因はわからない。 ◆問   平成28年度と比較して、平成29年度の飾磨体育館利用者数は3,000人減少しており、会議室の利用者数も少ないということであったが、今回の指定管理者候補者の選定に係る評価内容の中に、「利用促進方策について、高く評価でき、…」との記載があった。  指定管理者候補者として選定された事業者から提案された、どのような利用促進方策を評価したのか。 ◎答   提案があったユニバーサルスポーツ体験事業や、ヨガや肩こり予防の講座の開催など、飾磨体育館の新たな利用者を掘り起こすための具体的な利用促進方策を評価した。 ◆要望   公共施設は利用者がいてこその施設なので、利用しやすい施設となるように、しっかりと管理をしてもらいたい。 ◆問   姫路市農林水産振興ビジョン(案)において、市内の農林水産業関連体験施設の全利用者数を平成35年度までに1万5,000人増加させるという目標も掲げている中で、市立遊漁センターの役割を教えもらいたい。 ◎答   市立遊漁センターの役割は、親子で利用してもらうことで、子どもたちに釣りの魅力を感じてもらい、魚に親しんでもらうことだと考えている。 ◆問   市立遊漁センター利用者数は変動が大きいが、指定管理者候補者として選定された事業者から、施設の利用促進のための新たな提案は行われたのか。 ◎答   2カ月間といった一定の期間で、利用者一人一人の釣果の累積を競うイベントの提案があった。  そのイベントで優勝するためには、複数回遊漁センターを訪れる必要があることから、施設のリピーター増加につながると考えられるため、イベント開催の結果について市もしっかりと分析していく。 ◆要望   今回、公募の5施設の中で、市立遊漁センターの候補者の評価が最も低かった。市全体の農林水産振興ビジョンにも関係する施設として、施設の利用促進につながるよう、しっかりと管理してもらいたい。 ◆問   利用料金制を適用する公共施設と、適用しない施設の区分について教えてもらいたい。 ◎答   公共施設が集客施設である場合や、原則として使用料収入によって施設の管理を完結できる場合に利用料金制を適用している。 ◆問   指定管理者候補者の選定において、非公募の施設でははやしだ交流センターのみ、公募の施設では飾磨体育館のみが利用料金制を適用している理由を説明してもらいたい。 ◎答   はやしだ交流センターは、本来、利用料金収入で運営費を賄ってもらいたい施設であるため、一部公費による管理料を支払いながら、利用料金制を適用している。  地域の活性化のために地元で管理してもらう指定管理では、非公募でありかつ利用料金制を適用していない施設のほうが多い。  また、飾磨体育館ではもともと利用料金制を適用していなかったが、平成31年4月1日より、スポーツ施設として所管を産業局から観光交流局へ移管するため、姫路市のスポーツ施設利用料金制を適用しているという基準に合わせて、利用料金制を適用するものである。 ◆問   今回、非公募で指定管理者の指定を行う公共施設指定管理料提案額が、年間160万円〜230万円という中で、はやしだ交流センターのみ2,769万6,000円と、指定管理料の額が突出して大きい。  公募の施設で、より低い金額で指定管理を行っているところもある中、はやしだ交流センターを非公募としている理由を説明してもらいたい。 ◎答   はやしだ交流センターは地域の活性化を目的とした施設であるため、施設内レストランの食材調達や、農産物直売所と施設の運営を通じて地域の交流拠点としての役割を果たしてもらうために、非公募により地域住民で組織された団体を選定している。  指定管理料が高くなった理由として、施設運営に係る燃料費、灯油の値段が過去5年間の中でも高騰していることがある。  今後、施設管理運営費の中で灯油を電気代、水道代と同様のものであると考えて、仕組みの見直しを予算編成の中で検討していきたいと考えている ◆要望   はやしだ交流センターが地域の活性化のために重要な役割を果たしていることが伝わるようPRに努め、ほかの施設との公平性が確保されていることを示してもらいたい。 ◆問   今回新たに指定管理者候補者として選定された事業者はあるのか。 ◎答   姫路市勤労市民会館指定管理者候補者が新たに選定されている。 ◆問   今回指定管理者候補者の選定に当たって現地視察を行ったとのことだが、現地視察はどれぐらいの時間をかけて行い、どのような点を視察したのか。 ◎答   指定管理者選定委員会委員に各施設の所管課が同行して現地を視察した。  仁色ふるさと農園、南恒屋ふれあい農園、夢さき夢のさと、石倉峯相の里及びはやしだ交流センターについては農政総務課が所管しており、各施設で10分〜15分程度視察を行い、現指定管理者立ち会いのもと、それぞれが取り組んでいる事業について説明を受けた。  農村公園荒木の郷及び農村公園竹取の郷は北部農林事務所が所管しており、各施設20分〜30分程度視察し、施設の利用形態と設備、利用者へのPRの方法について説明を受けた。  みなとドームについては産業振興課が、飾磨体育館勤労市民会館については労働政策課が所管しており、それぞれ30分程度現指定管理者から説明を受けた。  市立遊漁センター水産漁港課が所管しており、施設概要と利用状況について、現指定管理者から説明を受けた。 ◆要望   指定管理は民間のノウハウを活用して行うものなので、指定管理者の自主事業を検証して評価し、公開する仕組みをつくるなどの評価方法を検討し、よりよい施設運営ができるようにしてもらいたい。 ◆問   総合スポーツ会館勤労市民会館は駐車場を共有しているが、勤労市民会館が休館日に駐車場を閉鎖しているため、スポーツ会館の利用者が駐車場所に困っている状況を見たことがある。  勤労市民会館の休館日も、駐車場のみを開けることはできないのか。 ◎答   勤労市民会館の休館日の駐車場運用について、指定管理者の職員が対応するという案もあったが、施設利用者総合スポーツ会館勤労市民会館のどちらに行くのかわかりにくい状況ではトラブルが発生すると考えられるので、実行していない。  今後、市として勤労市民会館の駐車場の運用方法について検討していく。 ◆要望   いずれの施設も姫路市が所有しているので、うまく駐車場を活用できるように検討してもらいたい。 ◆問   はやしだ交流センターを地域の交流拠点として重要視しているとのことだが、当該施設ができてから利用者数はどのように変化したのか。 ◎答   はやしだ交流センターでは、近年、年間10万人を超える施設利用者があり、利用者数は横ばいである。
     地元で管理しているから集客がおろそかになっているということはなく、イベントの開催や、施設利用のポイント制といった工夫の効果が十分に出ていると考えている。 ◆要望   地域活性化のために大切な施設だと思うので、引き続きしっかりと管理してもらいたい。 ◆問   姫路市北部農山地域活性化拠点施設整備方針(案)について、5つの拠点施設候補地のうち、夢前スマートインターチェンジ周辺グリーンステーション鹿ヶ壺周辺を整備する方針とのことであったが、同拠点施設と残り3カ所の候補地や、北部農山村地域に点在する地域資源をどのように連携させていくのか。 ◎答   夢前スマートインターチェンジ周辺グリーンステーション鹿ヶ壺周辺は、それぞれ夢前町と安富町の核となる拠点として位置づけをしているものである。  もともと、5カ所の拠点施設整備の候補地すべてが北部農山地域活性化の拠点となるべき場所なので、優先順位はあるが、5カ所の候補地すべての活性化に向けて取り組んでいく。  それぞれの拠点施設機能アップだけではなく、市外から訪れた人がそれぞれの拠点を複数回見て回るような魅力を持たせるとともに、各拠点施設に地域情報の発信機能として看板等を設置し、施設間の連携を図っていく。 ◆要望   夢前町と安富町の核となる活性化拠点施設の周辺だけがにぎわうのではなく、市外から訪れた人が同拠点施設を窓口としてほかの拠点施設や地域資源にも向かうよう、ネットワークと連携体制を強化してもらいたい。 ◆問   中心市街地における歩行者等通行量調査結果について、大手前通りに関しては再整備を行う中で通行量が増加しているが、みゆき通りの通行量は減少しており、姫路城へ向かう道としてみゆき通りが選ばれていないことがわかる。  商店街の活性化を図る中で、当該調査結果を商店街の人にどのように伝え、今後どのように商店街の活性化に取り組むのか。 ◎答   みゆき通りの通行量は減少しているが、中心市街地全体の通行量は増加している。大手前通り沿いの歩行者がふえたのは、大手前通りの再整備完了直後の調査であったからであると考えている。  中心市街地の商店街の人は、商店街の活性化に熱意を持っているので、大手前通りにできたにぎわいゾーンを活用して実施するさまざまなイベントで商店街の人に協力してもらうなど、大手前通りの再整備をきっかけとして、大手前通りと商店街で一体となった集客が図れるよう、これまで以上に活性化に向けて取り組んでいく。 ◆要望   せっかく空き店舗数の減少にも取り組んでいるところなので、歩行者等通行量調査結果を商店街の人にもしっかり伝えて、連携体制を整えてもらいたい。 ◆問   中心市街地における歩行者等通行量調査に、画像認識システムを試験的に導入したとのことだが、今後、画像認識システムを全市的な通行量調査でも活用する方針なのか。 ◎答   今回の実験で、映像分析に十分効果があると実証されたので、映像での調査を拡大していきたいという思いがある。  今回は新たなカメラを設置して調査したが、商店街に設置されている既存のカメラの映像データ分析システムで活用して、どれだけの精度があるか検証しており、現在35カ所の調査地点に新たに追加する調査地点と見直す調査地点を検証した上で、既存のデータを活用しながら、目視での調査からカメラでの調査に移行していきたい。  カメラを活用することで、目視では正確な数値を取ることができなかった歩行者の総人数の把握、男女の判断などができるというメリットがあるので、その結果を今後の中心市街地活性化の取り組みに活用していきたいと考えている。  ただ、カメラの導入にはかなり費用がかかるので、限られた予算の中でどのように導入を進めていくかもあわせて検討していきたい。 ◆要望   正確な数字を把握できるということなので、予算とのバランスは難しいと思うが、既存のデータも活用しながら導入を進めてもらいたい。 ◆問   新市場移転先について、掘削オンサイトにより土壌汚染対策を行っている区画のうち、振動を理由に事業所と近い場所の工法を変更したということだったが、事前に周辺の事業所に振動が発生する可能性について伝えていたのか。 ◎答   土壌汚染対策工事の着手前に、新市場移転先に隣接する地元の自治会と事業所に対して、土壌汚染についての理解を深めるため、対策の進め方、工法、関係車両進入路などについて説明に行った。  今回、矢板を打設中に、地中に存在を想定していなかった岩らしきものがあり、岩に矢板が当たることによって振動が発生したため、工法の変更に至った次第である。 ◆問   新市場への移転意向最終確認面談において、「ぜひ移転したい」という場内事業者と、「かなり厳しいが、しぶしぶ移転する」という場内事業者のどちらが多いのか、面談中感じた雰囲気について聞かせてもらいたい。 ◎答   移転後は経営努力をして、新たな取り組みも行いたいという意欲のある場内事業者と、今の経営状況が厳しく、移転後も事業を継続していくことが厳しいという場内事業者の両方がいる。  高齢の場内事業者から後継者がいないため事業継続を悩んでいるという話や、移転にかかる費用や経営状況、市場の集荷力に不安があるという声も聞いた。 ◆問   委員会前に事前配付された資料では、11月28日時点で移転しない意向の仲卸業者の数が12社だったものが、委員会当日に配付された資料において、12月6日時点で11社に減少している。  この短期間に、どのような事情があって当該仲卸業者の意向が変わったのか。 ◎答   当該仲卸業者は、当初後継者がいないため事業継続は厳しいと判断し、新市場へ移転しない意向を示していたが、仲卸業者の親族から後継者として事業を引き継ぐという話が出て事業継続可能となったため、移転する意向に変わったものである。 ◆問   仲卸業者の新市場への移転意向の最終確認について、12月6日時点で新市場に移転しない意向を示している仲卸業者が11社ある。  この11社が新市場へ移転するという意向に変わるよう、新しい支援策の提案を考えているのか。 ◎答   平成30年第3回定例会の経済観光委員会において説明した、使用料の平準化などの4つの支援策を基準に考えているため、新たな支援策については今のところは考えていない。  使用料が高いために移転できないという判断をした場内事業者もあると聞いているので、使用料の算定で場内事業者から個別に具体的な相談を受けながら、支援策の中で検証していきたい。 ◆問   移転する意向を示している場内事業者は、全員意欲が高く、将来へ希望的な意見を持っているのか。  それとも、いろいろな問題はあるが移転しなければいけないという意見が多いのか。 ◎答   開設者から見て経営状況が厳し過ぎるのではないかと思われる場内事業者も数社いるが、経営状況が厳しい場内事業者も新市場で頑張りたいという強い意欲を持っている。  新市場に移転する意向を示しているのは、新市場で事業を継続して頑張っていきたいという場内事業者だと思っている。  経営状況が厳しい場内事業者に対しては、どのような形で経営状況を改善しながら、継続して事業が実施できるのかということについて個々に相談があれば、開設者として協力できると考えている。 ◆要望   これまでも本委員会内や委員長報告で繰り返し言ってきたように、もっと場内事業者の気持ちに踏み込んだ面談をして、新市場への移転意向確認の結果を委員会に報告するときに、しっかりと面談の雰囲気を伝えてもらいたい。 ◆問   新市場への移転意向の最終確認が終了していない場内事業者が、水産物部で9社、青果部で8社、合計で17社残っている。  意向確認が終了していない場内事業者とは、何回か面談をした上で最終的な返事を待っている状態なのか、1回も面談をしていない状態のどちらなのか。 ◎答   直近では平成29年1月に移転意向の確認をしているが、そのときは判断できず回答保留とした場内事業者に対しても、今回の最終移転意向確認の面談で結論を聞いている。  移転意向確認が終了していない17社の中に、平成29年1月の時点で移転を悩んでいた場内事業者が相当数いる。今後、どのように事業を行うか非常に悩んでいる事業者との面談の順番が後ろになっていると感じているので、しっかりと話を聞いていきたい。 ◆要望   残り17社の場内事業者が新市場に移転すると決断した場合に、移転してよかったと思ってもらえるように、開設者としてしっかり話を聞いて、なるべく多くの場内事業者が移転するようにしてもらいたい。 ◆問   新市場への移転意向確認が終了していない17社の場内事業者すべてが移転しないという決断をした場合、現在移転する意向を示している37社のみが移転することになると思うが、新市場の機能と施設の規模は移転する場内事業者の数に合わせて変更する予定はあるのか。 ◎答   新市場の施設規模については、移転意向の最終確認の結果を踏まえた上で、移転するそれぞれの場内事業者がどれだけの面積を必要とするかを聞き、施設全体のレイアウトも考えながら、平成31年度に設計をしていく予定である。 ◆問   姫路市農林水産振興ビジョン(案)について、姫路市の人口が平成27年現在のものとなっているほか、漁業就業者数の推移では平成25年の数値が最終となっているなどデータが古いのはなぜか。 ◎答   農林水産業について最も実態を把握している数値が農林業センサス漁業センサスであり、農林業センサス最新データが平成27年度のものであるため、人口も平成27年度に合わせて記載した。  漁業就業者数については、漁業センサス最新データが平成25年度であるため、平成25年のデータを最終としている。  農林水産振興ビジョンを作成した後、毎年夏ごろに会議を設けて、学識経験者や事業者の意見を踏まえて進行管理を行うことで最新の状況を把握しており、今回の農林水産振興ビジョン(案)は現在の傾向を把握した上で策定している。 ◆要望   今後パブリック・コメントを実施する中で、市民からデータが古いという意見が出てくると思うので、現在の傾向を把握しているということがわかるよう農林水産振興ビジョン(案)に記載してもらいたい。 ◆問   新市場へ移転しないという意向を示している、水産物部8社、青果部3社、合計11社の場内事業者は、現在手柄にある中央卸売市場が閉鎖したときに廃業するのか。 ◎答   新市場へ移転しない場内事業者の中には、高齢などを理由として手柄の中央卸売市場閉鎖後は廃業するという人もいるが、手柄の中央卸売市場がなくなった後も、形を変えて事業継続を考えている人もいる。 ◆問   手柄の中央卸売市場の閉鎖とあわせて、市場跡地の地権者と交渉を行っていくのか。 ◎答   手柄の現市場用地について、これまでも市が取得したいということを地権者に申し入れをしてきた。しかしながら、それぞれの地権者の意向が大きく違うため、取得数はふえておらず、平成30年度も1件買収したが、市の所有地は全体でも3割強〜4割弱にしかなっていない。  今後、市場跡地の土地利用について集約をしなければ活用方法を選定していくことも難しいため、まず市として取得したいという話を地権者に対して続けた上で、買収に応じない地権者とは、市場跡地の活用方法について協議をしていきたいと考えている。 ◆問   産業局として、手柄の市場跡地の活用方法についてビジョンはあるのか。 ◎答   都心にある6ヘクタールという大きな土地であるため、産業局だけが活用方法を考えるというのは難しいと考えている。  姫路市総合計画が2020年度までとなっているので、市長公室を初めとする庁内全体で、中心市街地にある市場跡地の市有地をどのように活用すべきか、どのような機能を配置することが望ましいか、地権者の意見も聞きながら検討していきたい。 ◆要望   手柄の市場跡地の活用方法について十分に研究し、姫路駅の西地区のまちづくりについて考えてもらいたい。 ◆問   新市場への移転について、場内事業者が抱える思いや悩みを把握できているのか疑問がある。  新市場への移転意向の最終確認の中で、使用料や移転費用、駐車場の問題など、新市場への移転に伴って場内事業者が抱えるより具体的な悩みが見えてきたと思うが、産業局は場内事業者の悩みにどのように対応していくのか。 ◎答   今回、移転意向の最終確認の面談を行う中で、場内事業者からいろいろな要望や相談、悩みを聞いており、個々の悩みにどのような対応や工夫ができるか、開設者としてしっかり対応を研究していきたいと考えている。  12月末まで移転意向最終確認面談が続くので、確認が終了していない17社の場内事業者との面談でもしっかりと話を聞き、面談の結果を取りまとめて対応策も検討した上で、移転意向の最終確認の結果について委員会に報告したい。
    ◆要望   場内事業者の気持ちに寄り添い、事業者が開設者に素直に悩みを話すことができる関係をつくることで、場内事業者が抱える思いや悩みの把握に努めてもらいたい。 産業局終了            12時09分 【予算決算委員会経済観光分科会(産業局)の審査】 休憩               12時12分 再開               13時17分 観光交流局            13時17分 前回の委員長報告に対する回答 ・無人航空機の飛行禁止の立て看板による周知も大事なことではあるが、姫路城の景観を損なうことがないよう、設置場所には十分配慮されたいことについて  立て看板については、景観に配慮したデザインとし、大手前通り、姫路城入口及び周辺の姫路公園の入口付近など、観光客の目につきやすく、かつ姫路城の写真撮影の妨げにならない場所を12カ所選んで設置している。  また、平成31年1月1日の条例施行に向け、市のホームページに掲載するほか、広報ひめじ1月号にも掲載し、観光客だけではなく、市民への周知に努めていく。  そのほかにも、禁止表示と違反者への罰則に関する予告ポスター・チラシを日本語、英語、中国語の繁体・簡体、そして韓国語の5カ国語で作成し、姫路観光なびポートや市内の宿泊施設に掲示をお願いするといった周知活動を重ねていくことで、姫路城の良好な保存継承に努めていく。 議案説明 ・議案第126号 姫路市書写山観光施設に係る指定管理者の指定について 報告事項説明 ・創作オペラ(仮題)「千姫」について ・世界遺産姫路城マラソン2019(第5回)大会概要について ・姫路城夜間公開について(実施報告) ・手柄山スポーツ施設整備基本計画の策定について ・姫路城を活用した朝観光への取り組みについて 質疑・質問             13時39分 ◆問   姫路城夜間公開についてアンケートを行った結果、市外から来た人はどれだけいたのか。 ◎答   休日と平日それぞれ270人、計540人に対してアンケートを行った。  アンケートの集計はまだ完了していないため、現時点では市外から来た人の数はわかっていない。 ◆要望   アンケート結果の集計が完了次第、報告してもらいたい。 ◆問   姫路城を活用した朝観光への取り組みを考えているとのことだが、「姫ちゃり」との連携は考えていないのか。 ◎答   「姫ちゃり」は午後9時〜10時ごろの夜間に、自転車を各ポートに移動させて、午前7時から使用できるようにしているので、例えば午前5時からなど、より早い時間帯からの使用ができないか、都市局とも相談をしていきたい。 ◆問   姫路警察署跡地について、大きなイベントがあるときだけ臨時の駐車場として使用しているが、常設の駐車場として活用できないのか。 ◎答   当該警察署跡地はもともと臨時駐車場であり、アスファルトが薄く、バスなど重い車両を入れることができないため、現在も臨時の駐車場として取り扱っている。  今後、来年〜再来年にかけて行う特別史跡姫路城跡整備基本計画の中で、同駐車場の取り扱いについても検討していく。 ◆問   姫路警察署跡地が臨時の駐車場だと知らない観光客が、誤って駐車しようとしている危険な場面を見た。イベントのときしか使えない臨時の駐車場であるということがわかるように、安全面での対策はできないのか。 ◎答   臨時の駐車場として使用する際は人を配置し、駐車場として使用できることがわかるようにしている。普段はしっかりと閉鎖して、使用できないことがわかるようにしているが、駐車場として使用したことがある人が誤って入らないように、対策を検討したい。 ◆要望   安全面確保のために、わかりやすい表示を検討してもらいたい。 ◆問   平成29年度の書写山観光施設について、クマの出没による林間学校の休止と、新客車更新に係るロープウェイの1カ月の運行休止期間などがあったため、収支状況が30,181円のわずかなプラスという結果になったとのことだが、林間学校とロープウェイの休止がなければ一定の収支は見込めたのか。 ◎答   クマが出没したときは、子どもたちの安全のために林間学校を全面休止したが、一般参詣の人は書写山に登っていたので、新客車更新のためにロープウェイを1カ月運行休止とした影響が大きかったと考えている。  年ごとの増減はあるが、指定管理者には5カ年の収支で見てもらっている。 ◆問   創作オペラ(仮題)「千姫」について、姫路市文化コンベンションセンターの開館記念として公演予定とのことだが、創作オペラの役割をどのように考えているのか。 ◎答   今回、創作オペラを脚本や作曲などすべて一からつくり、制作に3年かかるため今の時期に発表したものである。  今後、国の文化功労者の池辺晋一郎氏が総監督としてかかわり、プロの役者と公募市民のキャスティングを検討していく中で創作オペラの位置づけもわかってくると思っている。 ◆要望   多くの市民が楽しみにしていると思うので、創作オペラの位置づけについてしっかりと検討した上で、よい公演にしてもらいたい。 ◆問   2019年の第5回世界遺産姫路城マラソンで、ボランティアに使い捨て懐炉を配布するとのことだが、前回の第4回大会では手袋を配布していたと思う。  第5回大会で使い捨て懐炉を配布することになった経緯を説明してもらいたい。 ◎答   第4回大会の後、ボランティアとして参加してもらった連合自治会の方等との反省会で、懐炉があったらよかったということを聞いた。  大会中、気温が低かったことを考慮して検討した結果、たくさんのボランティアに対応することができる使い捨て懐炉を配布することになった。 ◆問   姫路城マラソンのスタート地点は大手前通りの再整備地点に重なると思うが、大会当日は建設局と協議して、応援する人に対する配慮はできるのか。 ◎答   姫路城マラソンのスタート地点となる大手前通りの整備に関して、所管する建設局と連絡を取り合っている。  大会当日は工事期間中であるため、スターター台は道路上に出さざるを得ないが、応援する人の安全面を考慮して、工事期間中ではあるが、できる範囲の配慮をしてもらえるよう協議をしている。 ◆要望   せっかく第5回という1つの節目となる大会なので、成功させてもらいたい。 ◆問   手柄山スポーツ施設整備基本計画の策定について、今後、手柄新駅整備の課題等によって大きく計画が変わる可能性もあるが、観光交流局がスポーツ振興のために絶対に譲れない部分はあるか。 ◎答   手柄新駅の整備のための延末線拡幅を行い、集客するためのスポーツセンターを整備し、姫路球場から手柄新駅まで空中回廊でつなごうという構想がある。  スポーツ施設の整備のための経費については、2019年度と2020年度に都市局が中心となって行う都市計画の変更の度合いを見ながら積算をしていく。  観光交流局としては、2020年の東京オリンピック・パラリンピックや、2025年の大阪万博まで頑張るという大きなトレンドをしっかりとつかんで、市民のスポーツへの参加意欲を向上させ、スポーツで交流する人口をふやすため、スポーツ施設のスペックでおろそかにしてよいものは何ひとつないと思っている。  それに加えて、今後、ヴィクトリーナ姫路やASハリマアルビオンが上のリーグに上がったときは、3,000人〜5,000人規模の観客席が必要になってくると考えている。 ◆問   手柄山のレジャープールの整備について、夏季だけではなく、有効活用できるようにしたいとのことだが、具体的なイメージを聞きたい。 ◎答   例を挙げると、冬場のプールに水をためてスケートをするといったことは気候的に難しく、経費も莫大なものとなる。  経費が比較的少なくて済む活用方法として、例えばであるが、大阪城ホール隣の臨時プールのように、夏はプールを設置し、夏以外は広場としてイベントや飲食店の出店など、多目的に活用するというイメージがある。  広場として多目的に活用することで、大手前公園などがイベントで混雑しているときは、手柄山でにぎわいイベントを行うといったことができる。スポーツとイベント、市民の憩いの場として活用できるよう、専門家の意見を聞いて考えていく。 ◆要望   今持っているイメージを大切にして、整備方針の検討に取り組んでもらいたい。 ◆問   平成31年2月1日〜4日の間、1日20人の市内の宿泊者限定で、姫路城を活用した朝観光のモニターツアーを実施するとのことだが、市として朝の姫路城を活用した観光に具体的にどのような方向性で取り組もうとしているのか。 ◎答   これまでも、1月1日に、安全対策のためスタッフを配置して、午前7時から姫路城に入城してもらった実例があるが、今回、姫路城を活用した朝観光を実施するため、どれだけのスタッフと安全対策が必要になるか、また、冬の寒い時期に入城してもらってよいのかといったことについて検証を行うためにモニターツアーを行う。  モニターツアーの人数を20人限定としたのも、少ないスタッフで完全な警備を行うために必要な人数と備品を検証するためである。  夏の涼しい時間に姫路城に入城してもらう観光も考えたが、夏は朝から明るく、日中と変わりがないということもあるため、どのような観光商品をつくるのがよいかということも含めてアンケートを行い、今後の参考としていく。 ◆問   11月に姫路市で開催された世界遺産サミットから何を感じ取って、これからの姫路市の観光にどのようにつなげていくのか。 ◎答   1つはインバウンド対策について、姫路市が旅行先として選んでもらえるように情報発信のあり方を考えることと、市民が持っている魅力のある情報を姫路市の観光に反映させていくことが大切だと感じた。  もう1つは、今ある観光資源に新たな魅力を付加することによって、相乗効果で姫路市の持っている魅力をさらにアップしていけるように、観光客から求められる新たな魅力を何か考えなければならないと感じた。 ◆要望   京都市長の意見の中にもあったように、姫路城を初めとする観光資源はレジャー施設ではないと思うので、姫路城築城の目的も含めて、姫路市全体の魅力を再度発信してもらいたい。 ◆問 
     書写山観光施設の指定管理者候補者の選定について、評点が非常に高い一方で、評価内容に「一方で年配層やインバウンドへの情報発信の方法等に検討の余地がある」との記載があった。  この評価内容について、観光交流局として、指定管理者候補者から具体的にどのような提案がほしかったのか。 ◎答   書写山観光施設のような集客施設を利用料金制にすると、どうしても集客数に増減が出てくるため、安定した集客のために、インバウンド対策などプラスアルファの部分が必要となる。  当該指定管理者候補者は既にインバウンド対策も行っており、市と一緒に取り組みたいとの提案もあったため、今後指定管理者と一緒に具体的な取り組みをやっていこうという意味も含めて、今回の評価とした。 ◆問   指定管理者候補者に評価内容は伝えているのか。 ◎答   最終的に指定管理者として決定するまでは伝えない。 ◆問   世界遺産姫路城マラソンに参加する各地区の連合自治会のボランティアについて、毎回どの連合自治会の方も決まった場所で応援をしていると思うが、連合自治会から別の場所で応援したいという要望はなかったのか。 ◎答   姫路城マラソンのコース沿道の連合自治会とは年に3回〜4回応援の場所や対応、具体的な資材の運搬について協議しているが、これまで連合自治会から応援する場所を変えてほしいという要望は出ていない。  もし、そのような要望があった場合に、対応できる体制はとっている。 ◆要望   各連合自治会からボランティアで参加してもらっているので、気持ちよく応援してもらえるように各連合自治会の要望に配慮してもらいたい。 ◆問   手柄山スポーツ施設整備基本計画について、手柄山の新体育館では、基本的に現総合スポーツ会館の機能を維持するとのことであったが、例えばメインアリーナのバレーボール・バスケットボール・バドミントンのコート数が広くなって、設備の数もふえるといったことはないのか。 ◎答   総合スポーツ会館の機能を維持しながら向上させていきたいという思いがあり、メインアリーナのコート数と観客数は、現総合スポーツ会館よりスペックを上げている。 ◆問   手柄山の新しい体育館に設置するサブアリーナについて、サブアリーナという形ではなく、今のニーズに合わせて特化した競技場をつくり、専門的な大会を呼ぶようなことはできないのか。 ◎答   手柄山の新体育館で、今活躍しているヴィクトリーナ姫路が1部リーグに上がったときには、メインアリーナで試合を行い、サブアリーナで練習を行うことを考えている。  現在の中央体育館にもサブアリーナはあるが、個人利用が難しいメインアリーナと違い、市民が3人〜4人でバスケットボールをするなど頻繁に利用しており、市民の個人利用の需要を満たす意味がある。  また、剣道場についても剣道だけの使用ではなく、なぎなたや銃剣道など、多目的に使えるものにしていきたいと考えている。 ◆問   JR森ノ宮駅から大阪城公園まで続く公園内に、その場で食事をすることができる施設が並び、多くの家族連れでにぎわっているのを見たことがある。  姫路市でも今後、手柄山のレジャープールを整備するとき、プールを仮設のものにして、多目的の広場や物販の施設を呼び込むなど、一部を削ることで違う部分を充実させ、利便性を向上させるとよいと思うが、観光交流局全体で大きな構想はないのか。 ◎答   手柄山は近い将来姫路市の成長戦略に使うエリアの1つに位置づけられると考えており、手柄新駅とスポーツ施設、いろいろな公園施設、そして集客のための商業施設をどのように配置して、手柄山全体を人がたくさん集まるエリアにしていくのかということを検討していかなければならないと思っている。  手柄山公園の整備計画の前半が新駅と施設の整備、後半が植物園と現文化センターの跡地をどのように取り扱うかという作業になると考えている。 ◆要望   手柄山の人が集う場所で交流人口と利益をふやしていけるように、観光交流という枠にとらわれずに整備計画の検討に取り組んでもらいたい。 ◆問   姫路城マラソンで市民に配布する使い捨て懐炉は、姫路市オリジナルのものか、それとも協賛企業から提供されるものなのか、または購入するものなのか。 ◎答   使い捨て懐炉は、物品協賛ではなく購入するものである。懐炉には姫路城マラソンのデザインを入れて、記念品としての要素も含めて配布しようと考えている。 ◆問   2018年の第4回姫路城マラソンは、2月の最終の日曜日に開催した第1回〜第3回大会と比べて、2月11日と少し早い日程で開催されたが、第5回大会は2月24日開催と、2月後半に開催日程が戻っているのはなぜか。 ◎答   通常2月の最終の日曜日に開催していたが、2018年の第4回大会では、2月の最終の日曜日が国公立大学の試験日と重なってしまうため、2月前半に大会を開催した。  2019年の第5回大会では受験日と重ならないため、2月最終の日曜日開催に戻しており、第6回以降もこの形を踏襲する予定である。 ◆問   姫路城マラソンの参加人数と規模に関して、第5回大会の参加定員は7,000人となっているが、応募者も多く、人気も出ているようなので、今後、姫路城マラソンの規模を拡大していくためにどのように取り組むのか、考えがあれば聞きたい。 ◎答   当初第5回大会でも8,000人の参加定員を想定していたが、警察との協議の結果、現地での検証ができていないということで定員を7,000人とした。今回の第5回大会で8,000人の参加者に対応できるか検証を行った上で、2020年の第6回大会で、現コースのまま運営を見直し、参加定員を8,000人に増員する予定である。  また、その後、多くの参加者をカバーできるよう、現在のコース上で課題となっている夢前地区の川沿いなど、一部の狭小な場所を見直すことにより、将来的に1万人規模の大会を目指す。 ◆要望   神戸マラソンのようにスタート方式を2段にすることなども検討して、引き続き1万人規模の大会を目標に取り組んでもらいたい。 ◆問   創作オペラ(仮題)「千姫」は、文化コンベンションセンターのこけら落とし公演とするのか。 ◎答   創作オペラは文化コンベンションセンターのオープン記念の目玉の1つになると思っており、現在オープン記念事業として、にぎわい・交流促進事業、市民文化醸成事業、コンベンション誘致事業も含めて全体のスキームを市で検討している。  今後、文化コンベンションセンターの指定管理業者が決まれば、指定管理業者が提案する事業も出てくるので、その提案やほかの事業との兼ね合いの中で、創作オペラをどのような形でオープン記念事業に組み込むか決めていく。 ◆問   11月16日〜12月2日の17日間行われた姫路城夜間公開は非常によいイベントだったと思うが、公開期間が短かった。どのような理由で公開期間を設定し、どれくらいの費用をかけて行ったのか。 ◎答   当該イベントは予算の上限を5,000万円として実施したため、17日間の開催となったものである。 ◆要望   夜間の姫路城を活用するイベントは特に話題性が高く、長期間開催するほどイベントに訪れた人を通じて広報効果が上がるので、長期間開催のための予算獲得や事業実施の方法について検討してもらいたい。 ◆問   手柄山スポーツ施設整備基本計画について、姫路市で全国レベルの大会を開催することができるよう、企業と連携して、小中高生が利用できる宿泊研修施設を手柄山公園内につくることはできないのか。 ◎答   宿泊研修施設をつくってほしいという意見があることは把握しているが、どのように対応していくべきか意見が分かれるところなので、研究させてもらいたい。 ◆問   ウインク球場の南に500台の立体駐車場をつくるという話があったと思うが、今後、実際に駐車場を整備する予定はあるのか。 ◎答   今後、数年の間に手柄山の様子が変わっていく中で、駐車場の整備計画を見直す必要があることは公園部も認識しているため、今後手柄山スポーツ施設の整備と合わせて、駐車場整備の検討も進んでいくと考えている。 ◆問   義務教育で、相撲を含む武道が必修科目となっているが、手柄山の新体育館に相撲場は設置しないのか。 ◎答   手柄山の新体育館には、基本的に総合スポーツ会館の機能をそのまま移すため、現在総合スポーツ会館に相撲場がないことから、手柄山の新体育館の設備にも含めていない。  中央体育館には相撲場があるほか、網干南公園にも立派な相撲場があるので、その2カ所を有効活用してもらいたい。 ◆問   手柄山の新体育館と、現存の姫路市立中央体育館との整合性をどのように考えているのか。 ◎答   現在中央体育館では少し規模の大きい大会が開催されており、また総合スポーツ会館では、小規模な大会の開催と教室利用が主な利用状況になっている。  現在、総合スポーツ会館の老朽化が進んでいるため、建てかえや改修をすることなく、現在の中央体育館の隣に新体育館をつくることを考えている。  姫路市体育協会の種目団体にアンケートを行った結果、体育館が2館体制となることについて、会場がふえていろいろな使い方ができるようになって、拠点性の高い施設になるという意見があり、批判的な意見はなかった。  今後、新体育館では規模の大きな大会を実施し、現在の中央体育館では市民利用を中心にするなど、それぞれの役割を明確にした利用ができたらよいと考えている。 ◆問   手柄山には既に兵庫県立武道館がある中で、姫路市の剣道と柔道の競技人口、練習場の数などを精査・検証した上で、手柄山の新体育館にも柔道場と剣道場が必要と判断したのか。 ◎答   現在、県立武道館ではかなり大きな大会を開催しているため、手柄山の新体育館に整備する柔道場・剣道場では、市民に中小規模の大会やスポーツ・武道教室で利用してもらえるよう、県立武道館と役割分担した利用方法を考えている。 ◆問   手柄山スポーツ施設と市民プールがどのような形で整備されるかによって手柄山地区全体の流れも大きく変わっていく。スポーツ振興だけではなく、市全体の大きな流れで戦略性を持った手柄山の魅力づくりについて議論はできているのか。 ◎答   キャスティ21コアゾーンとイベントゾーンが完成して、手柄山まで成長戦略がつながることで、トライアングルゾーンのようになって姫路市のコンパクトシティ推進の求心力の1つになるため、近い将来、姫路市の都市戦略として手柄山全体を政策的に考える必要が出てくると考えている。 ◆要望   手柄山スポーツ施設の整備計画は、全市的なスポーツ施設のあり方に重なる問題なので、市全体の活性化をスポーツの面でどのように図っていくのか、戦略性を持って整備計画について議論してもらいたい。 観光交流局終了          14時39分 【予算決算委員会経済観光分科会(観光交流局)の審査】 意見取りまとめ          14時44分 (1) 付託議案審査について ・議案第126号〜議案第136号及び議案第141号 以上の12件については、いずれも全会一致で可決すべきものと決定。 (2) 閉会中継続調査について
    ・別紙のとおり、閉会中も継続調査すべきものと決定。 (3) 委員長報告について ・正副委員長に一任することに決定。 閉会               14時52分 【予算決算委員会経済観光分科会の意見取りまとめ】...