明石市議会 > 2014-03-13 >
平成26年中心市街地再整備等特別委員会( 3月13日)

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  1. 明石市議会 2014-03-13
    平成26年中心市街地再整備等特別委員会( 3月13日)


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    最終取得日: 2023-04-29
    平成26年中心市街地再整備等特別委員会( 3月13日)                             中心市街地再整備等特別委員会                           平成26年3月13日(木)                           於   大会議室     ----------------------------------- 〇出席委員(10人)   坂 口 委員長             寺 井 副委員長   西 川 委 員   中 西 委 員   辰 巳 委  員   佐々木 委 員   冨 田 委 員   穐 原 委  員   遠 藤 委 員   松 井 委 員 〇欠席委員   な し 〇出席説明者   高橋副市長  和田副市長  嶋田都市整備部長  山本まち再生担当部長   ほか所管各部の次長・課長 〇議事  (1) 付託された議案の審査
       議案(2件)    議案第21号 平成25年度明石市一般会計補正予算(第5号)            〔分割付託分〕・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2    議案第37号 平成26年度明石市一般会計予算            〔分割付託分〕・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6  (2) 報告事項(1件)    中心市街地活性化の取り組みについて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15  (3) その他・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・48  (4) 閉会中の所管事務調査事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・48                            午前9時59分 開会 ○坂口委員長  おはようございます。ちょっと時間が早いのですが、全員おそろいのようなので、ただいまより中心市街地再整備等特別委員会を開会させていただきます。  付託された議案の審査は2件です。  まず初めに、議案第21号、平成25年度明石市一般会計補正予算(第5号)〔分割付託分〕を議題に供します。  理事者の説明を求めます。  八田まち再生室長。 ○八田まち再生室長  政策部まち再生室長の八田でございます。  議案第21号、平成25年度明石市一般会計補正予算(第5号)につきまして、当特別委員会に付託されました事項について、歳入歳出補正予算事項別明細書により説明申し上げます。  まず、歳入についてでございます。  恐れ入りますが、議案書1の一般の20、21ページをお願いいたします。  4款 国庫支出金、2項 国庫補助金、3目 土木費国庫補助金。  恐れ入ります、22、23ページをお願いします。  4節 都市計画費補助金の説明欄のうち、17行目の明石駅前南地区市街地再開発事業が、前倒し可能な再開発ビル内の公共施設用保留床の取得に対し、国庫補助金として支出されるもので、今回、増額するものでございます。あわせて国道2号立体横断歩行者道路整備の用地取得に関しまして支出される国庫補助金でございますが、権利者との交渉が長引いているため減額するものでございます。  44、45ページをお願いします。  11款 市債、1項 市債、6目 土木債。  48、49ページをお願いします。  6節 都市計画事業債の説明欄、公共事業等債のうち17行目の明石駅前南地区市街地再開発事業及び同説明欄一番下の市街地再開発事業債でございますが、平成24年度の国の緊急経済対策による地域の元気臨時交付金が、今年度に交付されたことで、市債額の発行を減額するものでございます。  次に、歳出についてでございます。  82、83ページをお願いします。  7款 土木費。  86、87ページをお願いします。  6項 都市計画費。  88、89ページをお願いします。  1目 都市計画総務費の説明欄2行目の、まち再生事務事業は、委託料の執行残を減額するものでございます。次に、3目 市街地再開発費の説明欄1行目の、明石駅前南地区市街地再開発事業は、再開発事業で建設される再開発ビル内の市民図書館等の公共施設用保留床を取得するための契約を昨年9月に締結しておりますが、今年度の公有財産購入費を前倒しして増額すること及び国道2号立体横断歩行者道路整備に伴う権利者への補償等を増額するものでございます。他方で国道2号立体横断歩行者道路整備に係る別の権利者との交渉が長引いているため、用地取得費を減額するものでございます。  次に、繰越明許費についてでございます。一般の10ページをお願いいたします。  第2表 繰越明許費でございますが、4款 土木費、4項 都市計画費、事業名、明石駅前南地区市街地再開発事業でございますが、国の補助事業の追加認証によることから、再開発ビル内の公共施設用保留床の取得費、また再開発組合の補助金、国道2号立体横断歩行者道路整備に係る補償費と用地取得費を繰り越ししようとするものでございます。  以上で、当特別委員会に付託されました議案第21号、平成25年度明石市一般会計補正予算(第5号)の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。 ○坂口委員長  議案の説明は終わりました。  ご質疑、ご意見はございませんか。  西川委員。 ○西川委員  お聞きします。88、89ページの明石駅前南地区市街地再開発事業費なんですけれども、明石市は市に裁量のある事業について4億円の削減案を打ち出して、財政健全化推進をしています。当市議団は、多くの市民から批判と不安の声、財政が厳しいなら再開発事業は中止して見直しをというご意見をいただいています。学校のエレベーターやエアコンの設置など教育環境整備や保育所の待機児童の解消もまだできていないので、緊急の課題も山積している中、優先的に10億円を補正予算で再開発ビルの床の購入に充てる理由は何なのでしょうか、お聞きします。 ○坂口委員長  藤田課長。 ○藤田まち再生室課長  この補正予算の床購入費の10億円の説明なんですけれども、平成26年度支払い分の床購入のうち、10億円を平成25年度の補正予算で確保するということにつきましては、こういった社会情勢の中、できる限り確実な補助金の確保という前提において、平成26年度の支払い分の床購入のうち、10億円の補正予算、平成25年度の補正予算で15億円を確保するという考え方から、今回、この補正予算で上げさせてもらった次第でございます。  以上でございます。 ○坂口委員長  西川委員。 ○西川委員  市民からは、ほかの課題もたくさん出てきていますので、これを優先しないといけないという理由は、納得できないのではないかと考えます。昨年6月の委員会では、元気臨時交付金18億円を見込んで、市の負担は80億円、ビル内に設置する公共施設のイニシャルコストなどを入れて104億円になるという試算を説明され、先ほど、元気臨時交付金の発行で市債が減額されるというご説明がありましたけれども、今年度、明石に交付される臨時交付金の総額と、そのうち幾らが再開発事業に使われることになったのか、お聞きしたいと思います。 ○坂口委員長  藤田まち再生室課長。 ○藤田まち再生室課長  平成24年度補正予算に対する国の元気臨時交付金の交付額につきましては、財政のほうからもご説明があったとおりで、約24億9,000万円と聞いております。今回、まち再生室再開発事業に補填される交付金の額につきましては、約12億5,000万円と聞いております。そのほかにつきましては、市のほかの事業に、当然、交付金については支出条件がありますので、適正な要件を賄える部分について、交付額を割り振っていると聞いております。  以上でございます。 ○坂口委員長  西川委員。 ○西川委員  本事業については、12億5,000万円が使われるということなんですけども、その結果、再開発事業関連の資金計画は、市の負担額が変わってくるのでしょうか、お聞きします。 ○坂口委員長  藤田まち再生室課長。 ○藤田まち再生室課長  市の負担額については変わりございません。  以上でございます。 ○坂口委員長  西川委員。 ○西川委員  元気臨時交付金の額が変わっても、市の負担分としては変わらないということで、資金計画もそのまま変わらない状況ということをお聞きしました。採決のときに意見を申し述べることにいたします。 ○坂口委員長  他にご質疑、ご意見はございませんか。  中西委員。 ○中西委員  元気臨時交付金でしたか、当初の見込みから下がった理由と、それは何で下がったのか、まず教えてください。 ○坂口委員長  藤田まち再生室課長。 ○藤田まち再生室課長  先ほどご説明させていただいた臨時交付金の額なんですが、明石市全体で24億9,000万円。そのうち再開発事業の平成24年度補正に対する交付額につきましては、当初予定の18億円以上、19億5,000万円と聞いております。ただ、元気臨時交付金の交付先、使途条件がちょっと限定されておりまして、その中で今回の再開発事業に最大投入できる額という形で、12億5,000万円を割り振ってもらったと。残りの部分について、24億9,000万円から12億円以外の部分につきましては、ほかの市の公共事業に対する投入という形で聞いております。 ○坂口委員長  中西委員。 ○中西委員  ちょっとわからんかったんで確認しますけど、明石市が19.5億円再開発に使えるのを減らしたんですか。それとも、国の条件として再開発には12.5億円しか使えなかったんですか。 ○坂口委員長  藤田まち再生室課長。 ○藤田まち再生室課長  元気臨時交付金の交付先の条件として、12億5,000万円ちょっとしか使えなかったということでございます。 ○坂口委員長  他にご質疑、ご意見はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○坂口委員長  ないようですので、以上で質疑を終わります。  それでは、採決に入りたいと思いますが。  西川委員。 ○西川委員  意見を申し上げます。  この補正予算は、明石駅前南地区市街地再開発事業に関連する支出が含まれています。314億円の事業費のうち、市の負担額は104億円であることが明らかになりました。明石市は財政難を理由に、高齢者を中心に市民に痛みを伴う行政改革を推し進めながら、一方で民間事業である大型開発に多額の税金を投入し、推進していること、これは断じて認められません。この補正予算議案の支出増額の主なものは、公共床取得の費用です。明石市は、再開発ビルの公共床1万1,208平米を72億円、平米単価57万円で購入する計画を再開発組合と交わし、既に50億円分を支出しています。今回の補正予算は10億円、予定より前倒しで支払うというものです。再開発ビルの床の価格については、昨年9月に新聞報道で、一般の価格より高額であること、周辺ビルでは、通常、下の階ほど割高であるのに、4階から6階の公共床が、1階から3階の民間の権利床と比べ、1平米当たり10万円も割高になっていることが報道されました。私は、これまで市民に対し十分な説明責任を果たしていたとは言えず、高額な床の取得について、到底市民の理解が得られるものではないと考えます。  以上の理由から、この議案に反対の意見を表明します。 ○坂口委員長  それでは、起立採決に入ります。  おはかりいたします。  議案第21号は、原案どおり承認することにご賛成の方はご起立願います。               〔起立多数〕 ○坂口委員長  起立多数。よって、議案第21号は原案どおり承認いたしました。  次に移ります。  議案第37号、平成26年度明石市一般会計予算〔分割付託分〕を議題に供します。  理事者の説明を求めます。  八田まち再生室長。 ○八田まち再生室長  まち再生室長の八田でございます。  議案第37号、平成26年度明石市一般会計予算につきまして、当特別委員会に付託されました事項につきまして、歳入歳出予算事項別明細書により説明申し上げます。  まず、歳入についてでございます。  恐れ入りますが、議案書2の一般の44、45ページをお願いいたします。  13款 国庫支出金、2項 国庫補助金。  46、47ページをお願いします。  5目 土木費国庫補助金、4節 都市計画費補助金の説明欄1行目の社会資本整備総合交付金は、再開発事業は駅前広場の整備に関する補助金、図書館等の公共施設用保留床の取得及び国道2号立体横断歩行者道路整備に対し、国庫補助金として支出されるものでございます。  74、75ページをお願いします。  19款 市債、1項 市債、6目 土木債。  76、77ページをお願いします。  6節 都市計画事業債の説明欄1行目の公共事業等債のうち、明石駅前南地区市街地再開発事業は国庫補助金と同様、再開発事業は駅前広場の整備に関する補助金、図書館等の公共施設用保留床の取得及び国道2号立体横断歩行者道路整備に係る市債を計上するものでございます。  次、歳出についてでございます。  恐れ入りますが150、151ページをお願いします。  7款 土木費。  160、161ページをお願いします。  6項 都市計画費、1目 都市計画総務費の説明欄5行目の、公共施設整備等まち再生事務事業につきましては、図書館等の公共施設の実施設計を進めるに当たり、委託料等を計上するものでございます。その3行下の中心市街地活性化事業につきましては、中心市街地のまちづくり推進のため、企画や調整によるもの、まちづくり会社である明石地域振興開発株式会社への委託や、明石港周辺利活用計画の策定に向けた検討を進めるために必要な経費でございます。次の、中心市街地回遊性維持・向上(緊急雇用)事業につきましては、明石駅前南地区再開発により既存の建物の除却工事や駅前広場整備工事が進むことにより、工事期間中は国道2号以南への回遊性が低下するおそれがございます。このため、国の事業を活用し、平成25年度に引き続き、来街者へのまち案内や情報提供などのおもてなしを行うことで、その利便性を保つとともに、回遊性の低下を防ごうとするものでございます。また、あわせて駅前広場工事に伴う路線バスの停留所を仮設に変更する際に、停留所の案内等の活動を行うものでございます。  162、163ページをお願いいたします。  3目 市街地再開発費でございますが、明石駅前南地区市街地再開発事業に要する経費でございます。主な事業としましては、再開発ビル建築工事や駅前広場の整備に係る補助金を再開発組合に交付するものでございます。また、図書館等の公共施設の取得や、国道2号立体横断歩行者道路の整備に係る用地取得費等を計上するものでございます。さらに、駅前広場の整備工事に伴い、仮設のバス停留所などの明石駅周辺の道路の整備を行うものでございます。
     以上で、当特別委員会に付託されました議案第37号、平成26年度明石市一般会計予算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。 ○坂口委員長  議案の説明は終わりました。  ご質疑、ご意見はございませんか。  西川委員。 ○西川委員  160、161ページの公共施設整備等まち再生事務事業なんですけれども、これについてお聞きします。  公共施設整備等まち再生事務事業の中で、公共施設の実施設計ほか委託料で1億2,600万円の予算となっていますけれども、この内容について簡単にご説明をお願いします。 ○坂口委員長  藤田まち再生室課長。 ○藤田まち再生室課長  公共施設実施設計ほか工事につきましては、今までの公共施設の検討委員会の検討内容、基本計画等を、実際その現場に反映させる設計業務でございます。現在、床購入で購入する公共床の仕様としましては、一般的な事務所といった内装のみの施設でございますので、実際その目的を達するために、各公共施設ごとに独自の内容、特に什器、内装、備品等を配置する際は、当然、設備等も絡みますので、より詳細な実施設計を組む必要があることから、この委託料を計上させていただいております。  以上でございます。 ○坂口委員長  西川委員。 ○西川委員  これは内装のみの実施設計、内装、什器、備品等となっているんですけれども、本体の工事は別に設計業務委託になると思うんです。ですので、公共施設の内装のみの実施設計になると思うのですが、それにしては金額が大きいと思うんですけれども、どうしてなんでしょうか。 ○坂口委員長  杉浦まち再生室課長。 ○杉浦まち再生室課長  まち再生室課長、杉浦です。  先ほども藤田のほうからちょっと説明がありましたが、内装関係と申しましても、今現在、内装は一般的なものですけれども、再開発ビルが設計を組んで、基本的には建物の設計は終わっているところです。ですから、その中の構造などは、今後新たにあわせて設計の見直しをかけていくので、そういった部分が建築設計の一部に含まれているということです。  以上です。 ○坂口委員長  西川委員。 ○西川委員  本体設計を変更しなければいけないところや、合わせていかなければいけない部分が割高になっていく、そのように理解してよろしいですか。 ○坂口委員長  杉浦まち再生室課長。 ○杉浦まち再生室課長  まち再生室課長、杉浦です。  割高というか、もともとこの平米数でそれぞれの施設をつくろうとすると、かなりの設計費用がかかります。それと、委員ご指摘のとおり、現在の工事を、例えば現基本計画に合わせてトイレの位置や給排水の位置などを変えますと、それぞれの構造とか、今現在の仕様が変わってまいりますが、それを全体で合わせていくということなので、必要な経費がかかると認識しております。  以上です。 ○坂口委員長  西川委員。 ○西川委員  参考までに、わかればお願いしたいんですけれども、図書館が入っている施設ということで、西部図書館と市民会館の事業費と実施設計の関係というのは、どのようになっていますか。 ○坂口委員長  杉浦まち再生室課長。 ○杉浦まち再生室課長  まち再生室課長、杉浦です。  両方入っている施設と申しますと西部の図書館になるんですけれども、これが実施設計で1億円、建築総額で24億円となっております。  以上です。 ○坂口委員長  西川委員。 ○西川委員  再開発事業では、建物の建てかえにも市がお金を出して、高額な床を買い取る。結果、市が単独でそれぞれの公共施設をつくるよりも割高になっているのではないかと思いますけれども、それについてはいかがですか。 ○坂口委員長  杉浦まち再生室課長。 ○杉浦まち再生室課長  まち再生室課長、杉浦です。  特に割高ではないと考えております。  以上です。 ○坂口委員長  西川委員。 ○西川委員  次に、162、163ページの3目 市街地再開発費の明石駅前南地区市街地再開発事業についてお聞きします。  工事費の見通しについてです。全国的に今、建設ラッシュですけれども、建設資材や人件費の上昇で、工事費用の増額や組合への補助金が、現在想定されているより増額することが必要になって、事業費や市負担額が今後ふえるおそれはないのでしょうか、お聞きします。 ○坂口委員長  藤田まち再生室課長。 ○藤田まち再生室課長  今の社会情勢の中で、やはり人件費、また消費税等が上がる状況なんですが、消費税に関しては、昨年の9月30日に消費税5%のまま契約を結んでいます。また、変更に関しては、変更になった消費税8%、10%がかかってくると聞いております。ただ、あくまで組合との協議、組合の資金計画の中でこの事業を進めておりますので、将来、設計変更等が発生することは当然ございますけれども、その枠組みの中で請負者、また組合とも協議をしながら、現在の大きな314億円、市の負担額80億円については、その枠の中でおさめていこうと考えております。  以上でございます。 ○坂口委員長  西川委員。 ○西川委員  おさめる努力はされると思うんですけれども、増額になる可能性があるということでよろしいでしょうか。 ○坂口委員長  藤田まち再生室課長。 ○藤田まち再生室課長  当然ながら絶対ではございません。ふえる可能性はあります。 ○坂口委員長  西川委員。 ○西川委員  次に、イニシャルコストの想定額も、それぞれの公共施設に対して出されているんですけれども、市民図書館が12億円、子ども・子育て支援施設が3億円、6階の保健センターについては3億円、イベント広場も3億円ということで、あくまで想定額になっていますが、合わせて21億円になるんですけれども、これについても変更の可能性があるということでしょうか。 ○坂口委員長  杉浦まち再生室課長。 ○杉浦まち再生室課長  まち再生室課長、杉浦です。  その想定額については、今までは市単独の事業として想定しておりまして、今回の予算でも上がっておりますが、設計費につきましても、今後この設計の中で、これも補助金を取りに行くという、中の努力で下げていく方向で考えております。  以上です。 ○坂口委員長  西川委員。 ○西川委員  補助金で取れる補助金を見つけて、公共施設のほうはこの額より下がるように努力するということですね。ぜひそうしていただきたいと思うんですけれども、全体の額としては、事業費が上がるおそれがあるということを確認しました。採決前にもう一度ご意見を申し上げたいと思います。 ○坂口委員長  他にご質疑、ご意見はございませんか。  中西委員。 ○中西委員  161ページの中心市街地活性化事業で、明石港周辺利活用計画の話がありましたが、これに関しては幾らあるのか、中身を教えてください。 ○坂口委員長  藤田まち再生室課長。 ○藤田まち再生室課長  まち再生室課長の藤田でございます。  明石港周辺利活用計画策定検討業務に関しては、委託業務として500万円を予定しております。 ○坂口委員長  中西委員。 ○中西委員  これはコンサルティングに委託すると思っていいですか。 ○坂口委員長  藤田まち再生室課長。 ○藤田まち再生室課長  そうでございます。 ○坂口委員長  中西委員。 ○中西委員  こんな大事なもんをコンサルティングに任せてええんでしょうか。500万円には、市民アンケートというか、市民の意向調査の分は入ってますか。 ○坂口委員長  藤田まち再生室課長。 ○藤田まち再生室課長  先ほど委託の500万円の内訳につきましては、コンサルティングへの委託も含めて、当然、諸条件の調査業務とか、アンケート業務、アンケート収集業務、そういったものをすべて含んだ額でございます。  以上でございます。 ○坂口委員長  中西委員。 ○中西委員  意見として、大変大事な計画ですので余り委託に任せずに、庁内の力で取り組んでいただきたいと思っております。 ○坂口委員長  他にご質疑、ご意見はございませんか。  寺井副委員長。 ○寺井副委員長  ちょっと教えてほしいんですけれども、再開発に関連する費用において、例えば図書館開設時には本が相当ふえるということで、3年間ぐらいに分けて購入されるのかなと思うんですけど。そういう形で平成26年度で関連する費用というのは、こちらに入っているんでしょうか。 ○坂口委員長  杉浦まち再生室課長。 ○杉浦まち再生室課長  まち再生室課長、杉浦です。  本は社会教育費ですので、一般のほうでは見られないという予算的制約もございますが、その中で教育委員会のほうの予算措置をしておりまして、指定管理者も年次計画に合わせて、本を整備していくと聞いております。  以上です。 ○坂口委員長  寺井副委員長。 ○寺井副委員長  もし、そういう形で再開発で中に入ることによってふえるような費用がわかれば、教えていただきたいんですが、よろしいでしょうか。 ○坂口委員長  杉浦まち再生室課長。 ○杉浦まち再生室課長  まち再生室課長、杉浦です。  予算がそれぞれ分かれますので、それについてはまた取りまとめて、今現在こういう形でということをご報告できるようにさせていただきたいと思います。  以上です。 ○坂口委員長  寺井副委員長。 ○寺井副委員長  それではまた、そのあたりがわかるようにお願いいたします。  以上です。 ○坂口委員長  遠藤委員。 ○遠藤委員  この委員会もずっと続いておりますので、資料がどんどん変わっていきよるのをチェックしよるんですが、現実的に言うと、委員会ごとに、またパブリックコメントがあるごとに、内容は若干ずつ変わっていくかもわからない、変わっているということであれば、我々としましては、どの程度までチェックしたらええんかわからないわけですよ。後ほどまた要望もしますけれども、だんだん時間がたってくると、後ろが決まっていますから、どこかの時点で、現時点ではこのような感じがするなということで、ああこれが最終の形だなというのがわかるんですけどね。その辺が、どうもつかみにくいんですね。いつかまた変わるんかなと思うようなデータなんでね。その辺が、非常にチェックしにくいところがあるんですが。これはまだまだ変わっていく分ですか。 ○坂口委員長  杉浦まち再生室課長。 ○杉浦まち再生室課長  まち再生室課長です。  委員ご指摘の件につきましては、再開発事業の工事、いわゆる解体が今年度6月ごろには大体終わって、すでに建てていく段階に入っています。設計の中では、期限が決まっておりまして、今まで十分ご意見もいただきながら進めてきたものでございます。ですから、今からの整備計画が、設計に反映させる最終的な考え方であって、それを今度、設計の中で、例えば動線であるとか、安全面であるとか、そういった基準法上、消防法上の突合をしながら、若干は変わるかもしれませんけれども、基本的にはこのような中身で進めていきたいと考えております。  以上です。 ○坂口委員長  遠藤委員。 ○遠藤委員  それであれば、そのような解釈をしながら、これが最終的な内容ということで。ある一定の時点で、最終的にはこれですよというデータをいただければいいなと思います。要望されるとね、まだ変わってくるかなというような感じをいつも受けているんですけど。そしたら、これが最終ということでいいんですか。 ○坂口委員長  杉浦まち再生室課長。 ○杉浦まち再生室課長  まち再生室課長です。  基本的に市の考え方としては、このような考え方で進めたいと思っておりますが、先ほども申し上げましたように、今から設計のほうに回しまして、形というか、安全通路、通路方向とか、そういう部分は、どうしても建築基準法とか消防法に合わせないといけないんで、若干設計内容が変わりますが、基本的にはこういう形で、こういう配置で設計に反映させたいと思っております。  以上です。 ○坂口委員長  遠藤委員。 ○遠藤委員  担当者は非常に正直で、事あるごとに連絡をくれるのはありがたいんやけど、我々としては、最終的な内容をもらえなかったら、意見のしようがないんですよ。全体の流れでええがなと思うところもあるしね。ちょっとその辺が、聞いたらいつも、また次、何か出てくるのかなというような感じがしますんでね。その辺は委員長にお願いしたいんですが、最終的な形とか、どこかに最終という形で出してもらって、我々が一般市民の方に説明するときに、これですよというようなものがあればありがたい。これはまだ変わるかもわからん、なぜかというと、最終設計がまだできてないので、変わる可能性があろうというような解釈でいいんですかね、我々の認識としては。 ○坂口委員長  杉浦まち再生室課長。 ○杉浦まち再生室課長  それぞれのフロアの配置については、今申し上げましたように、ことし中にすべき必要はございません。若干変更の余地はございます。
     以上です。 ○坂口委員長  遠藤委員。 ○遠藤委員  ことし中というのは、今年度中という解釈ですか。それとも。 ○坂口委員長  杉浦まち再生室課長。 ○杉浦まち再生室課長  まち再生室課長、杉浦です。  平面につきましてはことし中には、ことしの早い時期には詰めたいと。ただ、まだ立面をお見せしておりませんので、造作内容については、内装にもうちょっと時間をかけていくということで考えております。  以上です。 ○坂口委員長  遠藤委員。 ○遠藤委員  ことし中にするということですね。 ○坂口委員長  他にご質疑、ご意見はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○坂口委員長  ないようですので、以上で質疑を終わります。  それでは、採決に入りたいと思います。  西川委員。 ○西川委員  採決の前にご意見を申し上げます。本議案について、反対の立場で意見を申し上げます。日本共産党は中心市街地の活性化には賛同しますが、民間の大型開発に国、県、市が8割以上負担することになる明石駅前南地区市街地再開発事業には賛同できません。平成26年度は消費税の増税や医療の改悪、生活保護費のさらなる減額、関連する就学援助などの支援も縮小し、市民の生活は一層厳しくなる見通しです。また、この事業を推し進めても、利益の大半はゼネコンや住宅ディベロッパーに入ってしまいます。本社のある大都市に吸収されることになります。市民が購買力を持てるように、福祉の向上や地元の中小企業、産業、商店などを応援することで、地元でお金が循環する地域経済の活性化にこそ力を入れるべきではないかと考えます。今後長期にわたって過大な負担となる明石駅前の再開発事業は勇気を持って中止し、見直すべきと考えます。よって、この議案には反対とさせていただきます。 ○坂口委員長  それでは、起立採決に入ります。  おはかりいたします。  議案第37号は原案どおり承認することにご賛成の方はご起立願います。               〔起立多数〕 ○坂口委員長  起立多数。よって、議案第37号は原案どおり承認いたしました。  次に移ります。  報告事項1件、中心市街地活性化の取り組みについて、理事者の説明を求めます。  杉浦まち再生室課長。 ○杉浦まち再生室課長  まち再生室課長、杉浦です。  それでは、委員会資料等に基づき、私からは委員会資料、中心市街地活性化の取り組みについての1項目め及び2項目めを、まち再生室課長、藤田のほうから3項目め及び4項目めについて、ご報告いたします。  まず、1項目めの、明石市中心市街地活性化基本計画についてでございますが、活性化基本計画に掲げる活性化事業については、市及び民間事業者が協力しながら順次実施しているところであり、今年度は基本計画の中間フォローアップ調査を行うこととしていますが、基本計画で設定している2つの数値目標のうち、都市福利施設利用者数については、年度ごとの利用者を集計することから、来年度に入り調査を行い、今年度は歩行者・自転車通行量についてのみ調査を行っています。  恐れ入ります、資料1をごらんください。  資料、左に記載していますとおり、この調査は毎年10月に実施しておりますが、今年度の調査では、歩行者・自転車通行量は昨年度に比べ約1割程度減少しております。表に、その調査時気温表というのがございますが、表の後に、これは当日の気温が大きく関係しているのではないかと考えておりますが、再開発ビルの解体工事が始まったこともあり、少なからず影響はあったかもしれないと考えているところです。  また資料にお戻りください。1月27日には、第12回明石市中心市街地活性化協議会が開催されました。協議会では、核事業である明石駅前南地区再開発事業など、活性化事業を初め、中心市街地活性化への取り組みについて、進捗状況の確認を行いました。その会議において、社会経済情勢の変化等に伴い、実施困難になっている活性化事業もある反面、新たにまちなかバルや七夕夜市等の活性化事業に取り組んでいることから、引き続きさらなる取り組みの強化を図っていく一方で、活性化事業の見直しを図ることも、そういった事業の追加も必要ではないかとの意見もいただいております。今後、今回のフォローアップ調査の結果を踏まえ、活性化事業の見直しを検討してまいりたいと考えております。  次に、2項目めの再開発ビル内公共施設の整備等についてでございますが、再開発ビルに整備する公共施設のうち、(仮称)市民図書館、(仮称)こども健やかひろば、(仮称)イベント広場については、昨年4月に実施しました意見公募を経て策定した施設整備に関する基本計画をもとに、庁内検討委員会等において整備計画を取りまとめたところです。整備計画の策定に際しましては、意見公募でいただいた市民の皆様のご意見を踏まえながら検討したものであり、ご意見に対する市の考え方については、このたびの整備計画の公表とともに、市民の皆様にお示ししたいと考えております。また、(仮称)市役所窓口についても庁内検討組織において検討し、整備計画を取りまとめました。これら整備計画等については、当委員会終了後、速やかに市ホームページでアップし、公表する予定としております。それでは、この4つの施設の整備計画についての概要をご説明いたします。  恐れ入ります、資料2をお願いいたします。  それでは、再開発ビルに整備する公共施設の整備計画の概要について、ご説明をいたします。  1ページをお開きください。  再開発ビルに整備する市民図書館などの公共施設の整備計画については、庁内検討委員会等において検討してまいりました。検討の経過については記載のとおりでございます。各検討委員会では、よいものができたというインパクトを与えることが、これらの施設の価値、ひいては再開発事業の価値を決定づけるため、施設のオープン時において、いかに市民が満足するものになるかということを念頭に計画策定したものです。来年度には、この計画をもとに記載のとおり実施設計や事務事業の詳細、指定管理者のあり方等の検討を行う予定としております。  次のページをお願いいたします。  再開発ビルの公共施設整備の全体としての考え方ですが、再開発ビルには明石のまちづくりを象徴する図書館や子育て支援施設を整備しますが、その再開発ビルは核テナントとして大型書店が出店することから、いわば明石の顔と言うべきところに文化の香りの象徴である本にかかわる施設がそろうことになってまいります。このことをチャンスと捉えまして、本を公共施設整備のメーンコンセプトとして整備し、将来の明石のまちづくりを牽引する施設として活用し、民間テナントの協力を得ながら、本のまち、文化が香るまち明石という新たな価値の創造と発信を行い、それにより来街者の増加だけでなく、明石の文化度や生活利便性も向上させることで、市民の皆様が満足する形に整備し、その効果は中心市街地だけでなく、市内全域に波及させることで、人もまちも元気にしたいという考えのもとに、再開発ビル全体をコーディネートしていきたいと考えております。その整備イメージが、ページ下段に、本を軸とした再開発ビルのコンセプトとして示しております。具体例としましては、本のまち明石の発信、全館図書館プランの推進、本を介した交流の場の創出など、ソフト的事業も絡めながら、再開発ビルをトータルコーディネートする取り組みを同時に進めていく計画をしております。  次のページをお願いいたします。  各施設の整備の方向性について、ご説明をいたします。まず、再開発ビルの2階に整備するイベント広場ですが、施設整備基本計画に掲げる施設の狙い、基本理念、基本方針を踏まえ、記載の4つの整備方針として、人が通りたくなり、人が立ちどまりたくなる空間を目指します。施設整備の考え方ですが、記載のとおり365日、24時間開放を目指し、大型ビジョンやデジタルサイネージを設置し、さまざまな情報を発信してまいります。管理運営面におきましては、利用者にとって使い勝手のよい料金体系や付属のほうを整備するなど、多くのイベントを誘致しやすい環境に整え、クオリティーと集客力の高いイベントの誘致に努めるとともに、再開発ビル内の商業、公共施設のほか周辺商業施設とも連携し、まちのにぎわいを創出します。また、イベントのない日は、市民や委員からご意見いただきましたように、駅前でほっと憩える空間、座れる場所、市民の待ち合わせ場所として使っていただける空間とするほか、魚のまち明石を訪れた方々が、帰りがてらにイベントに参加できますよう、冷蔵ロッカー等も配置し、ホスピタリティーあふれるつくりにしたいと考えております。  次のページをお願いいたします。  次に、市民図書館でございますが、公共施設全体の考え方でご説明いたしましたとおり、本を中心に文化の香りがするまちという、新たな明石の価値を生み出す拠点施設として位置づけるものでございます。そのために、記載の本のまち 明石プロジェクトは、再開発ビル全館図書館プラン構想など、ハード、ソフトの事業を織りまぜながら整備を進めてまいろうとするものです。  基本的な考え方と整備方針でございますが、基本理念として、人とまちを支える情報拠点、市民図書館、共に歩み、共に成長を続けるを掲げ、記載の5つの基本方針に基づき整備いたします。  フロアレイアウトの考え方でございますが、「つどい ふれあい いこい」を生み、文化を発信する交流エリアを核とした図書館をフロア配置のコンセプトとして、図書館の通常機能であります一般書エリア、児童書エリアとは別に交流エリアを配置した居心地のよい滞在型図書館を目指したいと考えております。  次のページをお願いいたします。  こども健やかひろばでございますが、施設整備基本計画に掲げる基本理念、基本方針、基本的な考え方に基づき、記載の4つの機能を持った総合的な子育て支援施設を目指してまいりたいと考えております。  ゾーニングですが、こども健やかひろばは再開発ビル5階と6階の一部に整備されることから、機能性と目的性により諸機能を整理し、5階を子育て・子育ちフロアとして、主に子育て家庭に対する相談等の支援や子どもの成長、学習、育ちといった機能を配置し、6階は母子保健等の業務や発達相談など、子どもの健康を担う健康フロアとして整備いたしたいと考えております。なお、5階には、青少年活動を支える青少年交流スペースを配置することから、委員からもご意見がありましたように、例えば青少年と子育て家庭や小さな子どもの触れ合いや、子どもを中心とした中高生のボランティアの子育て活動など、そういった多世代間交流についても事業を考えていきたいと考えています。  次のページをお願いいたします。  次に、市役所窓口についてですが、基本理念として記載の駅近、便利な駅前窓口でらくらく手続を掲げ、便利で身近な市役所窓口、簡単でわかりやすいサービスの提供を基本方針に、再開発ビル6階に整備するものです。整備に当たっては、現在の明石駅サービスコーナーの単なる移転ではなくて、委員からもご意見がありましたように、市内においてどの地域からもアクセスのよい駅前で、市民センターと同等以上の機能を持った窓口を整備することで、市民の利便性に応えようとするものでございます。この駅前の窓口は、平日の夕方や土曜日、日、祝日においても、できる限り多くの市役所手続ができることとし、市民のライフスタイルやワークスタイルの変化に応じた窓口にしたいと考えています。基本理念、基本方針の実現に向けて、市役所窓口はワンフロアに集約した総合的行政窓口にすることや、総合案内の実施、相談業務の充実、窓口レイアウトの工夫等、記載の7つの機能等を備えるとともに、本庁舎と近いことを生かしたサービス体制の充実などにより、市民の皆様にとって便利で使いやすい窓口を目指してまいりたいと考えています。  次のページをお願いいたします。  それでは、各施設のレイアウトをご説明いたします。まず、イベント広場ですが、整備面積は全体で1,029平米ですが、有効に使えます部分は、図の青色で囲んでいるエリア、約633平米を予定しています。それ以外の部分は、歩行者動線や安全確保の観点から、イベント実施は若干難しいとは考えておりますが、いわゆる立ち見については、通路確保を行いながらの使用ができるものと考えています。イベント広場は駅に向かってガラス面とし、開放感あふれるつくりといたします。また、西北側面には大型ビジョンを設置し、通路部分の柱にはデジタルサイネージを配置し、さまざまな情報を発信いたします。さらに、周囲は委員からのご意見を踏まえ、南側は情報コーナーに隣接したところにコインロッカーコーナーを設け、一部に冷蔵ロッカーも整備したいと考えています。なお、この広場を利用して、記載のとおり本のまちの発信を行ってまいりたいと考えております。  次のページをお願いいたします。  次に、図書館ですが、図書館は再開発ビル4階に約3,600平米で整備し、6階の書庫と合わせまして、合計約4,100平米の規模となります。新たな図書館と現在の図書館との比較でございますが、右の記載のとおりであり、収蔵冊数や閲覧席等を大幅に充実させることといたしております。レイアウトコンセプトとしては、「つどい ふれあい いこい」を生み、文化を発信する交流エリアを核とした図書館を掲げ、利用者動線のメーンとなるエントランス付近に交流エリアを配置し、これを軸として各エリアを配置いたします。一般書エリアは、図書館が市民の情報拠点としてふさわしい蔵書数や資料数を確保することと、蔵書検索が一覧でできることを前提に、最も面積が広くとれ、視認性が高まるよう、この水色の部分の一番大きなエリアに配置することとします。児童書エリアは、子どもと保護者が気兼ねなく図書館利用ができるよう、眺めもよく、一般書エリアからは少し距離があるビル西北側に配置し、子どもや子育て世代に優しいレイアウトといたします。また、児童書エリアと一般書エリアの間はティーンズコーナーでつなぎ、人の成長に合わせて本を選んでいくというような演出を図りたいと考えています。交流エリアには、図書館利用者が憩える快適な休憩コーナーを配置し、誰もが過ごしやすい空間を整備したいと考えています。また、単調になりがちな一般図書コーナーについても、天井や床材の仕様や書棚の色彩やデザイン、閲覧室の仕様や配置などによるアクセントをつけ、魅力的な空間形成に努めてまいります。なお、交流エリアは、委員からのご提案でもあったように、静寂な図書館であっても、なるべく人と人との会話が楽しめるようなつくりとし、また明石コーナーには、明石に関する本を配置するなど、ふるさと意識の醸成にも努めてまいりたいと考えています。また、図書館には用途に応じたさまざまな閲覧室や諸室を設け、多様なニーズに対応した施設といたします。  最後に、図書館の管理運営についてですが、明石駅という立地や他都市からの通勤、通学、買い物客等の利用者の増加が考えられることから、より利便性が高くなるよう開館時間、開館日について大幅に延長するほか、館内サービスについても、より本を知り、人を知る質の高い職員配置により、サービスを向上させていきたいと考えております。  次のページをごらんください。  次に、こども健やかひろばですが、広場は5階の約3,100平米と6階の一部分、約1,600平米、合計4,700平米で整備をし、5階を子育て・子育ちフロアとして、子育て支援施設、青少年交流スペースを配置し、6階は健康フロアと位置づけ、こども健康センターを配置する予定としております。  まず、5階の子育て・子育ちフロアですが、子育て支援施設の相談機能とプレイルーム、こども図書室をビル北側に配置し、こちらを静ゾーン、静かなゾーンとして位置づけ、廊下を挟んで南側には、さまざまな遊具で子どもの遊びを応援するキッズスペースを配置し、こちらをアクティブゾーンとして整備し、特に北側の静ゾーンは、右上のイメージ図にもありますように、再開発ビル北側の窓に面して整備し、明るく居心地のよい空間づくりを目指してまいりたいと考えています。また、現在はあかし子育て支援センターがアスピアの7階に、子ども図書館みなくるは同8階にあり、どちらも子育て支援機能を目的とはしているものの、その連携は余り図られているとは言えず、子育て支援センタープレイルーム内でも、現在のところ約1,200冊の本等を置いて、利用者への貸し出しや読み聞かせ等も行っており、機能が重複している状況があること等もあり、またプレイルームと図書コーナーを隣接させることにより、より密接かつ総合的取り組みにより、子育て支援機能を強化させることができ、また子どもや保護者にとっても、子どもの興味に応じて両施設を行ったり来たりしながら、ゆっくりと滞在していただけるものと考えておりまして、さらには両施設のスタッフ連携により、きめ細やかな相談体制を構築できるものと考えています。なお、こども図書室は、基本的には就学前児童を対象とした本と保護者向け子育て本を中心に整備し、4階にある図書館、児童書コーナーとは違った形で整備をする予定ですが、図書館と図書検索システム等で連携し、両施設の連携強化を図ってまいりたいと考えています。  次に、南側のアクティブゾーンですが、左下のイメージ図にもありますように、市民意見にありましたボールプールやトランポリンといった、子どもが思い切り体を使って遊べる遊具の配置や、ごっこ遊びなどロールプレイ遊びができる遊具を配置し、子どもと保護者、子ども同士が一緒に遊び、楽しい時間を過ごしていただける空間として整備する予定であり、この空間をサプライズでインパクトあるものにすることで、子育て明石の象徴的施設とするだけでなく、来街、集客にもつなげてまいりたいと考えています。また、子育て支援センターは遊戯・学習室や創作活動室を設け、さまざまな講座やイベントを行い、さらに各地域にある子育て活動団体が登録制で使用できる団体活動室を設けるほか、ファミリーサポートセンターを明石商工ビルから移転させることとしています。一時保育エリアについては、採光が十分とれるよう北側に配置し、買い物や急な一時保育需要に応えるほか、再開発ビル内の市役所窓口や図書館等の子ども連れ利用者に対して、一時預かりを実施いたします。  次に、青少年交流スペースですが、イメージといたしましては、他都市にございます、町なかのユースワーク拠点とするものでもあり、こちらの目的としましては、ラウンジやバンド室等を設け、さまざまな青少年活動を応援するとともに、中高生に対して安全安心な居場所を提供することで、青少年からの気軽な相談に応える施設として整備していきたいと考えています。また、委員からのご意見もいただきました子育て支援施設との連携により、次世代育成にもつなげてまいりたいと考えています。  次のページをお願いいたします。  6階のフロアですが、このフロアはこども健やかひろばの健康フロアとして、こども健康センターと駅前市役所窓口を整備いたします。フロア図、紫の部分をごらんください。まず、こども健康センターですが、こちらは現在の保健センターの母子保健係の機能をそのまま移転させるとともに、その中に子どもにかかわる予防接種業務の取り組み、母子健診施設と発達相談等の相談施設を備えた施設といたします。また、現在、集団健診においても、健康指導についてプライバシーの保護が求められるところでもあり、指導室については個別指導室を設けるほか、診察室においても仕切りを設けるなどのプライバシーにも配慮した施設としたいと考えています。この施設の整備イメージですが、明るくやわらかい配色を基調とし、5階の子育て・子育ちフロアと一体性を持ったものとして整備していきたいと考えております。  次に市役所窓口ですが、6階フロアの北側の部分、約700平米に整備する予定です。フロア図の緑色の部分にカウンター及び執務室を配置いたします。カウンターについては、関連する手続きがしやすいようなカウンター配置を行うとともに、証明発行など、比較的早く業務が済むものについては専用窓口を設け、市民をお待たせしない工夫をするほか、さまざまな相談に対応するため、プライバシーに配慮した個別の相談室を設ける予定としております。さらに、エレベーター前付近に総合案内を設け、コンシェルジュにより手続サポートを行い、便利でわかりやすい窓口を目指してまいりたいと考えています。  以上で、各公共施設の整備計画の概要を説明させていただきました。各施設の整備計画は、添付の資料2-2から2-5でお示ししておりますので、ご参照くださいますよう、よろしくお願いいたします。  最後に、資料2-6をお願いいたします。  先ほどもご説明いたしましたように、この整備計画策定に際しましては、昨年4月に実施した市民意見募集の意見を踏まえながら策定したものでございます。その意見募集に対する市の考え方の公表につきましては、整備計画検討において、その意見反映ができるかどうかを含め検討し、整備計画策定の公表のときに合わせて、市の考え方も公表するということとしており、今回の整備計画の内容と合わせて公表したいと考えております。  市の考え方の一端をご説明いたしますと、例えば図書館については、蔵書数や閲覧室をふやしてほしいとか、こども健やかひろばについては大型遊具の配置をしてほしいなどのご意見があり、これらの意見を踏まえて整備計画を策定しております。ただし、その中でも駐車サービスについては、今後の検討としているものでございます。これら市民意見と市の考え方については、施設ごとの意見とその考え方をお示ししておりますので、あわせてご参照いただきますようお願いいたします。  私のほうからは以上でございます。 ○坂口委員長  藤田まち再生室課長。 ○藤田まち再生室課長  まち再生室課長の藤田でございます。  引き続き、私からは委員会資料2ページ、3の明石駅前南地区再開発事業についてと、4の明石港周辺利活用計画の策定に向けた検討状況についてを説明させていただきます。  明石駅前南地区再開発事業についてでございます。再開発事業につきましては、現在、既存建物の除去工事を順次進めております。今後は再開発事業そのもののPRや、工事中に懸念される回遊性の低下を少しでも防ぐことや、来街者に対し、おもてなしの心でお迎えするための取り組みを行っていきたいと考えております。  資料3、再開発事業のPR等についての状況をごらんください。  再開発事業のPRについて、再開発組合においては再開発事業で整備する再開発ビル及び周辺の模型を作成しております。写真1でございます。先日の春旬祭において展示ブースを設けて、来街者に対し再開発事業のPRを行ったところでございます。今週月曜日から今月末まで、市役所2階ロビーに展示しております。また、工事に伴う仮囲いの設置などで懸念される回遊性の低下を少しでも防ぐことは、来街者をお迎えするための取り組みとして、再開発組合においては周辺商店街等の案内や中心市街地のイベント告知用として、2月から仮囲いに案内看板を設置し、その運用を開始しております。資料3の2番の写真でございます。一方、市においても12月市議会で補正予算の承認をいただきました国の実践型地域雇用創造事業を活用した中心市街地の回遊性の維持向上事業として、写真3のとおり、駅前コーナーにまち案内ガイドを配置し、明石観光案内所と連携しながら、まち案内所も開始しております。今後とも再開発組合を初め、関係団体とともに、再開発事業のPRのほか、来街者の利便性の向上に努めてまいります。  次に、4 明石港周辺利活用計画の策定に向けた検討状況について、資料4をお願いいたします。  明石港周辺利活用計画につきましては、今年度、副市長以下関係部長で組織した明石港周辺のあり方検討会を設置し、4回開催しております。また、利活用計画区域の設定や明石港周辺の現状確認や課題の抽出など、中心市街地の回遊性や魅力の向上を図る観点から意見交換を重ねたところでございます。  資料4の2ページをごらんください。  平成25年度の検討項目を整理しております。明石港周辺の現状及び課題の抽出を行い、主要な課題は現状において中心市街地の南の拠点整備、賑わいづくり及び海上交通の機能強化のほか、記載のとおりでございます。  資料4の2、明石港周辺の現状及び課題図には、明石港周辺地域図と課題内容を記載しております。  続けて、資料4の3、明石港周辺利活用の区域設定をごらんください。  明石港周辺は、中心市街地活性化基本計画区域内の南端に位置し、にぎわいづくりや回遊性の向上が目標とされる地域であることから、ハード、ソフトの両面で計画づくりが必要な区域として区域設定を行うことが必要であります。そこで、現状や課題を踏まえ、利活用を行う区域につきましては、図面の青のハッチング部分を区域として設定しております。また、明石港周辺の現状と課題及び特性を踏まえますと、大きく4つのゾーンに区別されます。今後はゾーンごとにより計画を検討することが必要であると考えております。  資料4の2ページにお戻りください。  平成26年度以降の取り組みにつきまして、今後の検討事項といたしましては、明石港周辺利活用に関する基本的な方針、あるべき姿・グランドデザインの検討、明石港周辺区域の整備目標、計画期間の設定など、記載のとおりでございます。また、今後の計画策定に向けた進め方としまして、庁内で整理した現状や課題、区域に基づき、明石市中心市街地活性化協議会の下部組織であります都市基盤整備分科会を活用し、必要に応じて市民の意向調査等を踏まえながら、明石港周辺利活用計画の策定に向け、具体的な検討を進めてまいりたいと考えております。  以上、中心市街地活性化の取り組みについての報告を終わります。よろしくお願いいたします。 ○坂口委員長  報告は終わりました。  ご質疑、ご意見はございませんか。  遠藤委員。 ○遠藤委員  ちょっとフライングしましたけれどね、さっき。私のほうは、以前から皆さん方に勉強させてもらって、この資料を全部読んで、そしてこの議案第37号を承認したわけですけれども、また戻って説明してくれましたので、若干、質問したいと思います。  1つは、以前の勉強会においてもご質問しましたけれども、ビルの公共施設の整備計画の概要にもありますように、いろいろ特徴のあるグループがずっとあるわけです。民間もありますし。その中で、警備ですね。これはビル全体の警備と、パーツ、パーツの警備が、おのずと変わってくるんかどうかわかりませんけれども、その辺に温度差がありますと、道1つ隔てて、よく警察なんかでもあるんですが、ここは何々署、何々署というてやられたら、すき間があいて、そこに事故とか、そういう事件とかが起きた際、支障が出るんじゃないかなと思いますので、できるだけ警備については全体を警備できるような方法を考えてほしい、工夫してほしいと思うんですが、この点いかがですか。 ○坂口委員長  藤田まち再生室課長。 ○藤田まち再生室課長  公共施設のほか、再開発ビルの床、商業棟も含めてなんですが、維持管理に関しまして、現在、管理運営検討会を開催しておりまして、管理内容とか役割分担、費用面についても検討を進めているところでございます。当然ながら、維持管理に関しましても、公共施設とほかの商業棟の管理自体を別業者に頼むのか、また単独で1つの業者にお願いするのか、そういったコスト的な面とか、責任範囲の面等についても十分検討しながら、今後は進めてまいりたいと思っております。 ○坂口委員長  遠藤委員。 ○遠藤委員  十分検討ということで、現時点では理解しておきます。  それと、先ほどちょっと言いかけた資料4ですが、港湾の関係なんですが、これにつきましては、以前からも本会議等々で大きく質問された内容がずっと羅列されているんですが、その中で特に港湾の整備につきましては、たこフェリーがなくなりました。そのために、港の中の交通量、船の量とかそういうのが変わってきたと思うんですが、この資料でそれは特段の配慮というか、考慮はしてないんで、その点についてはいかがですか。 ○坂口委員長  藤田まち再生室課長。 ○藤田まち再生室課長  海上交通の関係だと思いますけども、今回、資料4の2に書いてますとおり、旅客船乗り場の課題等を挙げております。また、こういった内容に関しましても、今、あり方検討会の中とか、あと海上交通の協議会、そういった情報を得ながら進めております。総量的には海上交通の協議会等で十分検討されていると思いますし、そういった情報を今後、明石港周辺利活用計画の策定に関して、その辺を反映しながらまとめていきたいと考えております。 ○坂口委員長  遠藤委員。 ○遠藤委員  ちょっと参考までに申し上げますが、砂利揚げ場でありますけれども、あそこを海の家、海の駅ですか、ああいう形にしてほしいと、従来、20年、30年前からずっと叫び続けてきたグループがおるわけですよね。そういうところにも意見を聞いたということがありますので、一応その点も、この中では、周辺のゾーニングの考え方とか、そういうところに入るんかなと思うんですが、ぜひ、今後の検討で実現していってほしいなと思いますので、要望しておきたいと思います。  以上。 ○坂口委員長  他にご質疑、ご意見はございませんか。  穐原委員。 ○穐原委員  二、三お伺いします。先ほどの説明の中で3番の項目なんですが、春旬祭で例のビルのジオラマを展示されたということなんですが、その折の反響というか、市民はどのような感じで見られていたのか、もしわかればお聞かせください。 ○坂口委員長  杉浦まち再生室課長
    杉浦まち再生室課長  まち再生室課長の杉浦です。  市民の皆さんには、結構人気ブースになってまして、割とこんなんできるんやということで、子供さん連れの方は、お子さんがこども健やかひろばを見て、今から遊びに行こうと、いや、できないよと、そういうような会話もあって、結構、基本的には好意的に捉えておられたと考えております。  以上です。 ○坂口委員長  穐原委員。 ○穐原委員  市民の関心が高くなってきたことは、いいことやなと思います。  そして、次に3番の、今、写真のほうを見ているんですが、まち案内業務。きょうの神戸新聞にも載っておりましたけども、前にもちょっと言わせていただいたんですが、案内の中のブースの人と外の方のユニホームの色が違うと。これ、同じ業務かどうかわからないと思うんですね。私どもは外へ行けば、同じ色のユニホームを着てる人は、同じ内容をしているという感じで見るんですけども、そこのところはいかがですか。あえてこの色を変えたというところは。 ○坂口委員長  杉浦まち再生室課長。 ○杉浦まち再生室課長  まち再生室課長の杉浦です。  案内ブースを設けてますが、基本的には中に入るのじゃなくて、外で目立つ色で、例えば旗を持って構内を回ったりしながら、近くに寄ってご案内するというふうな役づけにしていますので、そういう位置づけを明確化させたいという思いがございまして、色を変えさせていただいたものでございます。  以上でございます。 ○坂口委員長  穐原委員。 ○穐原委員  位置づけとか目的はさまざまだとは思うんですけれども、これはあくまでも私個人の意見ですけども、同じ業務をするのなら、同じカラーリングのほうが好ましいんではないかなと思いますので、意見として言っておきます。  それともう1点お聞きしたいんですが、4番で明石港周辺利活用計画、これに関してなんですが、今回、策定エリアがカラーリングされているということなんですが、この地域の住民の方々は、どのような感じでこの事業を捉えられているのか、わかれば教えてください。 ○坂口委員長  藤田まち再生室課長。 ○藤田まち再生室課長  まだこういったきちっとした形で、この計画区域の設定等を地元の方にもおろしてませんし、今後、十分検討を進めていく中で、そういった情報提供を地元の方に適宜しながら、必要あればご意見をいただくという考え方をしております。 ○坂口委員長  穐原委員。 ○穐原委員  要は地元の方がこういうまちにしたいんやという意識が、やっぱり第一になってくるんではないかと思うんですよ。あくまでも市のほうが行政主導でやるというよりも、地元がどないしたいんやと。それで、今のこの辺の整備ですね。どのような整備にしたいのか、どのようなすっきりしたきれいなまちにして、外からの人がここまで入ってくれるようにしたいのかという意見のほうが、私は大事だと思うんです。ですので、地元でそういう団体等が立ち上がってくれたら一番いいんですけれども、できるだけそういう仕掛けのほうも、ぜひとも考えていただきたいなと思います。意見だけ述べておきます。 ○坂口委員長  他にご質疑、ご意見はございませんか。  松井委員。 ○松井委員  やっぱり気になるのは明石港の再整備なんですけれども。気になるのが政治的なことだと思うんですけれども、明石港の砂利揚げ場の問題ですね。これは、二転三転してまして、市長に最初になられたときに、移転するとかいう話がありましたけれども、今どうなっているんでしょうか。 ○坂口委員長  藤田まち再生室課長。 ○藤田まち再生室課長  砂利揚げ場問題に関しましては、以前、二見港への移転の計画等がございましたけれども、地元と県と市の関係といたしましては、移転等につきましてはあくまでも長期的課題という形で、現在検討しております。 ○坂口委員長  松井委員。 ○松井委員  先日、ずっとあそこの海岸線を通ってみたんですけれども、既にたこフェリーの跡地はマンションの建設が進んでおりますね、形がね。そして、砂利揚げ場があって、本当に観光という観点はないし、ただ工事と砂利があるという感じで、ここに中心市街地のメーンとなる明石港の再整備が、観光とか、どうしてもっと進んでいかないのかなというのがイメージなんですね。全然もう、まちとしての魅力が、海岸線ではなくなっている。これを明石市のトップはどのように考えているんですか。 ○坂口委員長  和田副市長。 ○和田副市長  副市長の和田でございます。  明石港周辺の利活用につきましては、当然、中心市街地の南の拠点ということで、賑わいづくりをいかにやっていくかというのが大きな課題でございます。そういった中でございますけれども、砂利揚げについては県とも、いろいろ協議をしていかなあきませんし、財政状況が厳しい中で、大きな投資も、新たな投資もなかなか難しいということで。そういった中ではございますけれども、先ほど課長が言いましたように、ゾーンを分けての取り組みも、やっぱりそれぞれの課題の大きさとかがありますので、取り組むスピードといいますか、スケジュール感も違ってくるかと思いますので、できるところは早く、課題が大きいところについては、ちょっと中長期的な課題として整理し、その中でじっくり議論していくというような整理をしていきたいと考えております。 ○坂口委員長  松井委員。 ○松井委員  お願いしておきたいのは、首長がころころ方針を変えるのはいけないと思うんです。こんな大事なことをどうするのかということを、きちっと決めていただかないと、こんなん議論になりませんよ。終わります。 ○坂口委員長  他にご質疑、ご意見はございませんか。  辰巳委員。 ○辰巳委員  まず、ちょっと意見だけ。気になったことなんですけど、イベント広場なんですけど、これは24時間開放するということと、椅子と机を置いて飲食可能かどうか、この辺は可能やと思うんですけど。アスピアのアトリウムで椅子が置いてあって、それは撤去されている。あそこのゾーンも飲食できないようになっているはずですね。その辺は、防犯の問題とかいろいろあったと思うんで、十分、アスピアの状況を聞きながら、椅子、机、飲食、それから24時間開放という点で、いろいろと問題が出てくるかもわからないので、また調整をよろしくお願いしたいと思います。これは意見でございます。  次に、私も明石港の周辺利活用計画のことなんですけど、一応、この中心市街地の計画の中で計画を設定するということになってたんですけど。結局、計画を実施する時期は、市制100周年までにできるのかどうか。あと5年しかないから、財政のことを考えたらちょっと無理かもわからないんですけど。ただ、松井委員が100周年の次はオリンピックがあると。観光客をたくさん明石に誘致しようやないか、というようなこともできるん違うかと。そうなってくると、例えば、ジェノバラインを神戸空港まで入れるとか、関空のところにつながりますからね。そういうことも含めながら、市制100年と、その次のオリンピックを見据えたようなまちづくりをやれるんかどうか、その辺、ちょっとお聞きしたいなと思います。 ○坂口委員長  藤田まち再生室課長。 ○藤田まち再生室課長  先ほどの利活用計画策定後の実際のアクションはどうしていくのか、という質問のことだと思いますけれども。まず、この利活用計画につきましては、今のところあくまで計画期間内、中心市街地活性化基本計画の期間内に策定するということで設定しております。実際に色をつけるのはその後になりますので、平成28年度以降になろうかと思うんですけれども。ただ、この区域の中では、ジェノバライン、旅客船の機能強化の部分とか、本町の劇場の改修とか、実際にこの計画を策定する段に当たって、いろんな内容の諸条件の変化、環境の変化がありますので、そういった中で、変わっていった条件を計画の中に十分盛り込んで、できるものであれば、早急に手をつけていくと考えております。 ○坂口委員長  辰巳委員。 ○辰巳委員  周辺の現状と課題の中で、卸売市場水産物分場の機能強化も挙げられているんですけど。市長がよく言う明石のたからもののひとつ、魚、特に昼網は、本当に明石の名物なんですけど、現在、新浜のところとここの分場でやっておられるということですね。この辺が本当に分散した形でいいのか。これを1つにまとめるというようなことも、近々の課題やと思うんです。その辺の計画にも例があると思うんで、庁内で連携をとって、早急にせなあかんもんも出てくると思うので、よろしく。これは意見だけにさせていただきます。  以上でございます。 ○坂口委員長  他にご質疑、ご意見はございませんか。  冨田委員。 ○冨田委員  2点ほどお伺いしたいと思います。1つは、まち案内業務なんですが、半年ということですが、期待はしとるんですが、半年たって、またこれゼロにしてしまうというね。後、どうするんやという展望は何かあるんですか。 ○坂口委員長  杉浦まち再生室課長。 ○杉浦まち再生室課長  まち再生室課長です。  今現在、同じ明石駅構内に観光コーナーも前に出てきております。それと、今後、工事の進捗とかいろいろの中で、いろんな状況も考えられます。ただ、今回、国のほうの事業を使ってさせていただくわけです。やはりそれを検証をしてみて、逆に市民の皆様とか来街者の皆様への対応が、町なかに同行しながら連れていったり、いろんなサービスをすることで盛り上がるというか、そういうサービスが望まれるような評価があれば、再開発の工事の期間は長いですので、検討してまいりたいと思いますが、今現在はちょっと検証させていただきたいと考えておりますので、ご理解をよろしくお願いいたします。 ○坂口委員長  冨田委員。 ○冨田委員  そのとおりだと思うんです。ただ、物すごく人気が出てほしいわけですやん、今から半年。だけど、出てくれば出てくるほど、続けなあかんわけですやんか。だから、やめるというわけに、だんだんいかんようになるのは本来であって。そういう意味から言いますと、やり方はいろいろあると思いますけれども、観光案内所のほうに引き継いでいくのか、力をそちらへ持っていくのか、いろいろあると思いますが、私としたら続けてやっていただきたいと。それは、これからの問題としてやりよる最中ですので、今やめるということは、先の展望が悪いということにもつながるんやと。こんなふうに思いますので、今の5名の方にもしっかりやっていただくとともに、引き続いてやっていだたけるようにお願いをしておきたいと思います。  それと、大型ビジョンについてちょっとお伺いしたいんですが。これは、もうずっとついておるんですかね。 ○坂口委員長  杉浦まち再生室課長。 ○杉浦まち再生室課長  まち再生室課長、杉浦です。  それはずっと放送されとるかということですけれども、その内容については、イベントのときに利用させていただくのは当然ですけれども、イベント以外でも人集めのところの、例えばリモートカメラを使って、まち行く人の光景を見てにぎわいを演出するとか、あとスポット、スポットを借りて、例えば明石ケーブル等々、わかりませんけれども、市内情報を発信するとかはしていきたいと思います。ただ、ずっとずっとということであれば、見ていられない方もいらっしゃるかもわかりません。その辺の時間帯とか構成のあり方については、今後の中身の検討の中で進めてまいりたいと思っています。  以上です。 ○坂口委員長  冨田委員。 ○冨田委員  まず、ずっと放送していただきたいと思うんですね。それと、例えば、きょう、大蔵海岸で海開きやりますねんと。そういうふうなんは、やっぱり映していかなあかんし、明石公園で菊花展をやってますと。そういうふうなPRもやっぱりやっていかなあかんと思う。ただ、ちょっとよくわからんのですが、県の事業は勝手に映せるかどうかというのはあると思うんですが、それも県とちゃんと連絡をとってやる。あるいは軟式野球の大会だって、少しは映したって悪いこともなかろうと。こういうように多角的に映していくと。ずっとこさ、そういうイベントもないですから、その後は明石のやっていることを映し出すと。ですから、映せる時間は全て何か流しておくと。こういうふうにしていただきたいと、意見だけ申し上げておきます。 ○坂口委員長  他にご質疑、ご意見はございませんか。  佐々木委員。 ○佐々木委員  市役所の窓口についてお伺いいたします。  市民の方から一番ご要望が多いのは、ワンストップなんですね。特に、どなたかがお亡くなりになって、そのご遺族の方が市役所に来て、いろんな窓口を回り回って手続をしていくと。確かに親切に教えていただいとるんですが、体が非常にお疲れで、もうくたくたになるということをお聞きしております。それで、本庁舎で手続するのはワンフロアなんで、こっちのほうが楽だとは思うんですが、結局、ワンストップという考え方は、今回は取り入れられないわけですかね。 ○坂口委員長  杉浦まち再生室課長。 ○杉浦まち再生室課長  まち再生室課長、杉浦です。  委員がおっしゃるワンストップの定義ですけれど、これもさまざまな考え方がございます。1つのカウンターについてそこを動かず、担当職員がずっとずっとやってくるというワンストップの考え方がありましょうし、身近なワンフロアで、そういう移動が少なく、サービスを提供するというやり方もございます。今回につきましても、そういった比較検討をして計画を立てたわけですけれども、なかなかそういった総合的な1つの、市民の皆さんが1つに来て、全部できるというのは、経費も職員のあれも、あと、ほかの方の待ち時間等々も含めて、なかなか難しいのではないかと考えておりますが、それをどういうふうにしていくかについては、今後、いわゆるコンシェルジュ等を用いまして、わかりやすく丁寧に対応することで解消していきたいと思っていますので、ご理解をよろしくお願いいたします。 ○坂口委員長  佐々木委員。 ○佐々木委員  私らより、もちろんおわかりになっているので、考慮されるとは思うんですけれども、できるだけ動く距離を少なくするということは、非常に親切だと思うんですね。本庁の2階のフロアがすぐれているなと思うのは、あそこを真っ二つに区切って、間に窓口があるんですよね。ああいうふうなことも含めながら、できるだけ市民の方が楽に手続できるように考えていただきたい。それと、コンシェルジュがいろんな誘導をするときに、ここは便利なんで、たくさんの市民の方が来られて、窓口によっては非常に混雑していると。コンシェルジュはずっと見てるんで、わかると思うんですね。ですから、例えばお亡くなりになった手続で、1枚もんなんかで固めておいて、今やったらこの順番で回ると、結構早く行けますよというような誘導とか、そういった訓練も必要ではないかなと思います。やはり、ここに来る方というのは、できるだけ便利な場所で、短時間で用務を済ませたいということが考えられますので、その点、よろしくお願いします。  それと、もう1つ。私が心配しておりますのは、12月、3月、4月の繁忙期、ここめちゃめちゃ便利になると思うんで、たくさんの市民の方が一挙に来るというたときに、非常に混雑して、せっかく便利な場所に来たのに、めちゃくちゃ待たされたというようなことがあるんではないかと思うんです。それを解消する一番ええというのは、住民票等の自動発行機、これはむちゃくちゃ効果あるんですね。私、姫路に本籍があって、時々、本籍地に戸籍謄本を取りに行くんですが、姫路の市役所は自動発行機が今はあるんですが、以前、それがないとき、20分ほど待ってたんですよ。その意味があるんで、みんな支所とか市民センターみたいなとこへ行きよったんですけれども、今は、割と駐車場も広いので、みんな本庁でやってる。この前、戸籍謄本を取りに行きました。20分かかってたのが2分でした。窓口も高いカウンターを使って、番号札くれるんかなと思って手を出したら、いや、すぐ出ますからいうて。立って待っとってくださいいうたら、1分で出てきたんですね。これ、結局、がらがらなんですよ、その発行の窓口。それで、結局、自動発行機のとこに市民の皆さんがずっと流れていって、そこは、結構早いこと、カードをほり込んだら出てきますんでね、どんどんはけてるわけです。  だから、私が心配しているそういうふうなことを解消するには、自動発行機が一番ええんちゃうかなと。過去から何遍も、本会議で質問させていただいているんです。そういうような発想はございませんか、今回。 ○坂口委員長  杉浦まち再生室課長。 ○杉浦まち再生室課長  まち再生室課長、杉浦です。  この再開発ビルの市役所窓口ができる平成27年の末からは、いわゆる国民総背番号制が入ってまいります。その中で、そのカードについてどういうサービスをするかという中で、例えばそういう発行機をこういうとこに置くのか、それともコンビニとか、お近くでするのか、そういうことも考えられるところでございますので、それについては今から実際、それを見据えて、整備内容を検討していくということにさせていただきたいと思っていますので、よろしくご理解賜りますようお願いします。 ○坂口委員長  大変申しわけないんですけど、個人的なこともありまして、5分間ほど休憩をとらせていただきたいと思いますので、暫時休憩ということでよろしくお願いします。                          午前11時38分 休憩                          ――――――――――――――                          午前11時42分 再開 ○坂口委員長  おそろいのようなので、少し時間が早いんですけども、休憩前に引き続き委員会を再開させていただきます。  他に報告に関するご質疑、ご意見はございませんか。  中西委員。 ○中西委員  まず、イベント広場で伺いますね。大型ビジョンなんですけれども、以前、勉強会でお話を伺って意見を申し上げた部分と重なるところもありますが、きちっと委員会で発言をしておきたいと思いますので、お許しください。  大型ビジョンですけれども、1つは場所の問題です。資料2-2のイベント広場整備計画の9ページ以降に、いろんなイベントの中身によって、いろんなイメージ図が書かれておるんですけれども、どれも違和感がありまして。大型ビジョンが北西の端っこにあるのが望ましいイベントってあるんですか。 ○坂口委員長  杉浦まち再生室課長。 ○杉浦まち再生室課長  まち再生室課長、杉浦です。  ステージ方向にリンクさせて、整備計画の9ページの表ですけども、イベント実施のステージ部分を北端に持っていった場合に、その画像リンクということで、前の観客から見えない外の方向がそちらから見せるというほうが、イベントには最適だと思っております。イベントを、実際その後についても、この位置が実はエスカレーターから上がってきたとこの右手から一番早く見えるところでありますので、場所的には、実際はセンターというご意見もあったんですけども、ビルの構造上もございまして、この位置が一番最適と判断させていただいています。  以上です。 ○坂口委員長  中西委員。 ○中西委員  図面では壁にぺったりなんですけども、明らかに、それでは角度的におかしいんですけども、これはどうなんでしょう。ステージの後ろに、きれいに同じ方向を向いているということで考えていいんですか。 ○坂口委員長  杉浦まち再生室課長。 ○杉浦まち再生室課長  まち再生室課長、杉浦です。  壁にしかつけられないので、若干、壁につけております。ですから、方向的にはあれですけども、実際は東方向から見ていただけると。入場は東方向からのエスカレーターですので、それで視認性が一番高いものと考えています。 ○坂口委員長  中西委員。 ○中西委員  ほかの配置の関係もあって、ここしかないんかなと思うんで、そこまで無理してつける必要はないという意見を申し上げます。ハーバーランドのスペースシアターにも、2階からでも見れますけれど、大きいのがありますね。先ほどちょっと確認したら、265インチです。中途半端なサイズでパブリックリンクができるんかという心配もありますので、あったほうがそりゃいいのですけども、大変苦しいポジショニングの中で置く必要はないんじゃないか。もしくは、そのことよりは、なくて何か違う方法も考えられてはどうだろうかという意見です。  それにあわせて、砂時計の意見も申し上げておきます。図面でわかるように、大変な存在感を示しておりますが、イベント広場は砂時計のためのスペースではありませんので、移動とかが難しいものを、大変な面積を使ってここに置く必要はないので、砂時計も置く必要はないと申し上げておきます。  続いて質問ですが、情報コーナーが同じフロアにあります。これは何の情報コーナーかなと思って、これはビル全体の情報コーナーなんですか。インフォメーションということでよろしいですか。 ○坂口委員長  杉浦まち再生室課長。 ○杉浦まち再生室課長  まち再生室課長、杉浦です。  ここで、柱のデジタルサイネージということも申し上げましたが、こちらにも情報端末等を置きまして、市政とか市観光情報とか、そういうのをデジタルベースで見せるということを踏まえて考えていますし、逆に、このイベント広場の指定管理者がとられた場合に、そこのまち全体のご案内ですね、コンシェルジュ機能を持たせた事務所スペースと隣接させたスペースとして使用していこうと考えております。  以上です。 ○坂口委員長  中西委員。 ○中西委員  5階のこども健やかひろばなんですけども、こども図書室の位置づけをもう一度伺いたいんですけれども、例えば、市で言うたらどこの所管とお考えでしょうか。 ○坂口委員長  杉浦まち再生室課長。 ○杉浦まち再生室課長  まち再生室課長、杉浦です。  このこども図書室の所管ですけれども、あくまで本の冊数は子育て支援に資するという目的のため、教育委員会ではなく、市長部局の所管と考えております。  以上です。 ○坂口委員長  中西委員。
    ○中西委員  これからどのフロアを指定管理にするのか、どこまでまとめて指定管理にするのかという議論になっていくと思うんですけれども、その際に、こども図書室は市の所管、市長部局で、相談室も併設するとなったら、やはり相談業務も市で受けなあかんと思いますので、この相談室、プレイルーム、こども図書室に関しては、キッズスペースを含めるかどうかは別として、きちんと市が直営でされてはどうかなという意見を申し上げておきます。それに関しては答弁いただけますか。 ○坂口委員長  杉浦まち再生室課長。 ○杉浦まち再生室課長  まち再生室課長、杉浦です。  考え方については、これから詰めていくと考えておりまして、確かに委員ご指摘のようにプレイルーム、相談室、相談機能は市で持つというような議論も、委員会の中ではいろいろ出ておるところですので、今後、詳しくそれぞれの所管と詰めてまいりたいと考えています。  以上です。 ○坂口委員長  中西委員。 ○中西委員  あと同じフロアのキッチンルームなんですけど、明石駅周辺に公共のキッチンルームは幾つあるかご存じですか。 ○坂口委員長  杉浦まち再生室課長。 ○杉浦まち再生室課長  まち再生室課長です。  明石市で持っているのは生涯学習センターと保健センターです。遠くは公共というか、漁連のところにキッチンルームがあると。3カ所大きいところがございます。  以上です。 ○坂口委員長  中西委員。 ○中西委員  おっしゃるとおりで立派なキッチンルームが幾つもあるわけですね。新しいビルにキッチンルームを入れなあかん理由を教えてください。 ○坂口委員長  杉浦まち再生室課長。 ○杉浦まち再生室課長  まち再生室課長です。  キッチンルームの位置づけですが、今現在、子育てサークル等で使用されたいという方や、それぞれ乳幼児の相談センターも入りますので、そこで行われる乳幼児向けの離乳食講座とか、今回の基本計画で上げている図書館のイベントにおいて、食材を実際に体験しようといった講座もさることながら、いかにもキッチンルーム、キッチンルームした、今までのキッチンルームとは違う施設整備ということで考えておりまして、こども健やかひろばの整備の10ページの図にもありますように、お弁当ひろばとか、キッチンルーム以外に多目的に活動できるような形でつくっていきたいと考えておりまして、機能は全然違うということで、今検討しているところです。 ○坂口委員長  中西委員。 ○中西委員  最後に今までとは違うと言われたら、なかなか言いにくいんですけれども。ただ、この再開発ビル、当初からアスピアとの一体利用というか、駐車場も少ないからアスピアで使ってくださいとか言ってきたわけですよね。アスピアにきれいなキッチンルームがあるのに、わざわざこっちでやる理由が、今までにないものだと。それやったらアスピアのほうを解消したらいいんじゃないですか。わざわざ貴重なスペースを、漁連も大変立派なものがありますし、つくる必要はないんじゃないですか。 ○坂口委員長  杉浦まち再生室課長。 ○杉浦まち再生室課長  まち再生室課長、杉浦です。  キッチンルームにつきましては、先ほど中身が違うと言うとあれですけれども、いわゆる今までのキッチンルームは、大人目線でつくられたキッチンルームでして、子どもの創作活動にはなかなか向かないということで、親子が一緒に遊べる低い台で、キッチンをする厨房機器は少なくていいけれども、そういった調理台とかを利用しながらということを考えておりまして、また機能も違うというふうに考えております。 ○坂口委員長  中西委員。 ○中西委員  機能は違うといっても、やっぱりキッチンですから、同じような設備を入れるわけですよね。これ以上は言いませんが、わざわざ一体利用するアスピアの近くに、子どもも使えるからという理由で、新しくキッチンルームをこしらえる必要はないと申し上げておきます。  続いて、図書館なんですけども、指定管理、図書館の整備計画の41ページの最後のほうについてますけれど、指定管理をどうするかというのは、かなり急ぐ話ですが、いつ出ますか、この案は。 ○坂口委員長  鈴見政策部次長。 ○鈴見政策部次長  政策部次長図書活用担当の鈴見でございます。  指定管理につきましては、こちらの整備計画にも記載のとおり、まず現市立図書館の指定管理が、平成26年度までとなってございます。平成27年度以降の指定管理をどうしていくかというのが、1つ問題でございます。それと、市民図書館については、ご案内のとおり平成28年度12月以降という形になっておりますので、中西委員が言われるように、早急に現市立図書館の指定管理をどうしていくのか、また市民図書館の管理について、指定管理にするのか、その検証も十分した上で直営に戻すのかということも踏まえて、早急に検討をして、来年度早期の段階で方向性を出していきたいと、そういう認識でございます。  以上です。 ○坂口委員長  中西委員。 ○中西委員  これ、必ず平成26年度で一旦切るべきだとは言いません。平成28年度12月の新規オープンから新しい管理者でと言うつもりもありません。なので、いいころ合いを判断していただいたらいいんですけれども、やはり早目に選定をして、新しい図書館を一緒につくっていくと。新しい指定管理者と一緒につくっていくということが必要だから、早目に決めていただきたいと考えております。  もう1つが、大分壮大な計画やなと思って伺っておりましたのが、まち全体を文化の香る本のまちにするというのは、今まで全然言ってこなかった。再開発絡みで出てきた話ですので、最初の資料2の4ページにもありますけれども、文化の香りの高いまちにするとともに、地域・家庭・学校へと全市的な広がりをと書いてあるんですね。その中で、過去に申し上げてきたこともありますが、学校の図書室との連携を、新しい指定管理者にはぜひとっていただいて、もちろんハード的にも、再開発ビルから全市的に本なり、文化なりを広めるために、指定管理者さんに頑張っていただくということで。繰り返しますが、学校図書室支援を新しい指定管理者さんには、ぜひ行っていただきたいという意見ですが、どうでしょう。 ○坂口委員長  鈴見政策部次長。 ○鈴見政策部次長  政策部次長図書活用担当鈴見でございます。  今の学校図書館との連携についてのご質問ですけれども、中西委員がご指摘のとおり、私どもとしても、指定管理かどうかはちょっと別といたしまして、次の新市民図書館につきましては、本のまち明石というところで、これをぜひ強力的に、そこを拠点として進めていきたいという考えでございます。こちらの概要版のほうにも記載のとおり、2ページでございますが、2ページの中段の下段でございますが、市民図書館と学校図書館も含めて、他のさまざまな施設と連携しながら本のまちを進めていきたいという思いでございますので、学校図書館についても十分、今以上の形で連携していくよう検討を進めてまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 ○坂口委員長  中西委員。 ○中西委員  最後に、資料4の2枚目ですけども、明石港周辺の現状及び課題で、いろんな今ある素材を上げていらっしゃるんですね。①から⑥で、課題もですね。この中で、市の権限が及ぶ、市の土地なり市の建物というのはどれとどれですか。 ○坂口委員長  藤田まち再生室課長。 ○藤田まち再生室課長  この中で市の権限が及ぶのはといいますと、旧灯台の施設と国道28号の整備に関すること。県道周辺の整備もですね。あと、分場地の改修等についてが、市の権限が及ぶ範囲だと考えております。 ○坂口委員長  中西委員。 ○中西委員  ご答弁のように余りないので、無理してこの中の素材を全部、計画をつくって着手しなければいけないわけではないんじゃないかなと思います。民間の部分もありますし、市以外の部分もありますので、この中でさらに精査して、集中して考えていただいて、あるもの全部に手をつけなければいけないというわけではないという意見を申し上げておきます。 ○坂口委員長  他にご質疑、ご意見はございませんか。  西川委員。 ○西川委員  幾つかちょっと質問させていただきます。まず、図書館についてなんですけれども、先ほど本を知り、人を知る、質の高い職員の配置を進めるというふうに言われましたけれども、市としてどのようにこれを確保することができるのか、お聞きします。 ○坂口委員長  鈴見政策部次長。 ○鈴見政策部次長  政策部次長図書活用担当、鈴見でございます。  本を知り、人を知る人の確保ということでご説明申し上げましたけれども、図書館というのは、単純に本を貸し出したらそれで終わりということではなしに、やっぱりレファレンスというか、さまざまな相談について、それぞれ個々のニーズに応じた情報なりご案内というのが非常に大事と。そこが、図書館の一番のポイントであるという認識でございます。そういったことから、先ほどご説明したとおり、そういった職員を配置していきたいと考えてございます。どのように確保するかということでございますが、この分について、1つは現行の市立図書館でもそうですけれども、ある一定の割合以上については、司書資格を持っている職員を配置しなさい。それは直営にするか、指定管理にするかは別といたしまして。それと、資格だけではなしに、やっぱり経験年数、日々の研修が非常に大事かなというふうに思いますので、そういったところをトータルに考えながら、市民図書館が開設したときが終わりではなしに、その後ずっと何十年間も運営していきますので、毎年毎年そういう技能、技量を高めていきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○坂口委員長  西川委員。 ○西川委員  そうですね。図書館は、やっぱりそこにいらっしゃる人で、内容が全然違ってくるものだと思うんです。初めて新しい図書館を整備するに当たって、本のまち明石を推進するということも出てきてますけれども、明石として図書館を重視して、本のまちということであれば、その重視している姿勢が伴っているということがわからなければならないと思います。そういう意味でも、図書館は直営に戻したらどうかと思うんです。指定管理の導入後、レファレンスサービスが課題というふうに毎回の評価で上がって、指摘されていることがあります。指定管理の司書全てが、正規雇用されていないと思うんですね。正規の職員は4人しかいらっしゃらないと、最初の時点ではありましたし、現状はちょっとどうなのかわかりませんけれども、非常に少ないのではないかと思います。財務検討での計画でのイメージではなくて、専門知識と経験から、市民の知的要求に的確に対応できる司書を、ちゃんと市の職員として置くべきではないのかなというふうに思います。それについてはいかがでしょうか。 ○坂口委員長  鈴見政策部次長。 ○鈴見政策部次長  政策部次長図書活用担当でございます。  まず、現行図書館の職員数については、全部で57人いまして、正社員が7人ということで、現時点はそういう状況でございます。その他契約社員14人、そのほかについては臨時でございます。それで、西川委員が言われてますように、やっぱり人が一番大事ということで、そういった観点からも、多分継続性のことも言われていると思うんですけれども、直営に戻すべきではというご意見かと思います。  先ほど来申し上げてますように、まず指定管理の現行市立図書館の検証を十分させていただきまして、それを踏まえて直営がいいのか、指定管理がいいのか。今回やっとレイアウトについて提示させていただきまして、ほぼ固まりましたので、次、そのレイアウトでどういった機能、サービスを実現していくのか。そういう機能、サービスを実現していくには、どういうふうな体制がいいのかというところを、先ほどの答弁と重なりますけど、来年度早々に結論を出して、また議会とも意見交換を賜っていきたいというふうに考えています。よろしくご理解のほどお願い申し上げます。  以上です。 ○坂口委員長  西川委員。 ○西川委員  資料の整備計画の中では、どうも何となく直営が余り有利ではなくて、指定管理がいいですよというような内容も書かれていますので、ちょっと心配になっていますけれども、継続的にされたときに司書の方の蓄積された経験なり、知識が生かされるというところは、文化の香り高いとか、本のまち明石ということであれば、本当に必要なことだと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  中西委員が言われましたように、私も、学校図書館との連携は大変推進していただきたいところで、特に現在活発でない中学校の学校図書館に対して、司書の職員を派遣できたらというようなことも考えています。中学校のお子さんが、本を余り読まれない現状が明石市でもあります。せっかく中学校図書館がありますけれども、貸し出し冊数も少ないとか、余り立ち寄らないところになっているというのは、本当にもったいないと思いますので、そのあたりもお願いしたいと思います。これは意見ということにさせていただきます。  もう1つなんですけれども、図書館で有料のサービスとか、物品を販売するというようなことは考えておられるのか、お聞きします。 ○坂口委員長  杉浦まち再生室課長。 ○杉浦まち再生室課長  まち再生室課長、杉浦です。  有料のサービスなんですが、まず現行ではファクスサービスであるとか、コピーサービスが有料になると考えております。それと、物品については、この建物、図書館自体に補助事業が入ってますので、そこに何かストアを入れるとか、そういうことはできませんので、基本的にはサービスの範囲で何かをするということは、例えば自販機を置くとか、飲食のコーナーを設けるとかは考えられますけれども、ストアを置くということは考えてないところですので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。 ○坂口委員長  西川委員。 ○西川委員  文房具の販売とか、雑誌の販売なども手がけることはできないということでよろしいですか。 ○坂口委員長  杉浦まち再生室課長。 ○杉浦まち再生室課長  まち再生室課長、杉浦です。  基本的には常設でというのは、なかなか難しいかと。ただ、これまでの基本計画にもありますように、コーナー的に、例えばそこにイベントとして、著者とか何かが来られたときに、その日だけの展示販売ブースという、よく市民会館でもやってますけれども、そういう企画展の1日、2日のことは、もしかしたらあるかもわかりませんけど、常設というのはできないことだと考えております。  以上です。 ○坂口委員長  西川委員。 ○西川委員  物品の販売などは、私はないほうがいいと考えているんです。というのは、図書を借りずに持ってかえるようなことも問題になっていますけれども、新たに販売を手がけることで、図書館で万引きに対応しないといけないとか、そういうことになってしまうことがとても懸念されるところで、近隣に本屋さんありますし、文房具店もあります。そういう立地ですので、あえて販売する必要はないのかなというふうに考えます。いかがでしょうか。 ○坂口委員長  杉浦まち再生室課長。 ○杉浦まち再生室課長  まち再生室課長、杉浦です。  委員ご指摘のように、今回のこの再開発事業につきましては、当然、中心市街地のにぎわいと商業の活性化ということを担っておりますので、役割分担という点では、そういう考えも必要かと思っております。  以上です。 ○坂口委員長  西川委員。 ○西川委員  続いて、こども健やかひろばについてのところ、一時保育ルームについてお聞きします。この施設ですね、お預りするお子さんの人数が、その日によって流動的になると思うんですけれども、保育所と違って毎日違うお子さんに対応するようなことになります。今までと違い、広さも面積も広いですので、たくさんの方に対応できるということになるかと思いますけれども、そうすると事故等のことが心配という面があります。今、利用者数の見通しというのは、どのぐらいを想定されていますか。 ○坂口委員長  杉浦まち再生室課長。 ○杉浦まち再生室課長  まち再生室課長、杉浦です。  利用者数の想定、中身の人員と申しますか、全体の利用者数なのか。申しわけない、どちらかよろしくお願いしたいです。 ○坂口委員長  西川委員。 ○西川委員  一時保育ルームを利用される方の、例えば平日は何人ぐらいとか、休日は何人とか、そういうことを想定されているのかどうかお聞きします。 ○坂口委員長  杉浦まち再生室課長。 ○杉浦まち再生室課長  まち再生室課長、杉浦です。  保育所の最低保育基準とかを考えますと、大体ここに入られる人数というのは、50人から60人の想定人数で考えています。その中で、一時保育ルームの運営としましては、ある程度予約制というので、受け入れる人数を確保しながら、別枠で公共施設利用者と外来者利用者の人数を想定するのか、それは今後検討してまいりたいと考えております。  以上です。 ○坂口委員長  西川委員。 ○西川委員  そしたら、保育所と同じ保育士の配置基準は確保するということでよろしいですか。 ○坂口委員長  杉浦まち再生室課長。 ○杉浦まち再生室課長  まち再生室課長、杉浦です。  人数というのは、ちょっと流動的になると思います。何歳児、何歳児等はございませんけれども、基本的にはその中でなるべく保育士に対応をしていくということで考えております。 ○坂口委員長  西川委員。 ○西川委員  こういう一時保育ルームだったら、保育士の基準というのは特に決まっていないんですか。 ○坂口委員長  杉浦まち再生室課長。 ○杉浦まち再生室課長  まち再生室課長、杉浦です。  保育士の基準というのは、一時保育については認可でもございませんし、特に決まっているものではございませんが、ただ、保育資格を持った者で何人か対処したいとは思っております。 ○坂口委員長  西川委員。 ○西川委員  こども健やかひろば整備計画の12ページのところで、一時保育ルームの整備目的に、以下に記載の利用を想定した一時的な保育を行えるよう整備するということになっているんですけれども、そこに4つ、①、②、③、④まで想定される保育が書かれています。その中の②のところで、保護者のパート就労というのもあるんですね。ということは、働いているお母さんへの対応というのも考えられているのかと思うんですけれども、そこは想定されているんですか。 ○坂口委員長  杉浦まち再生室課長。 ○杉浦まち再生室課長  まち再生室課長、杉浦です。  整備目的の中の想定というのは、いわゆる保護者の方々の理由を想定してまして、こちらが想定するというわけではなくて、全体的にこういう方が使われるんではないかというようなことを考えております。
     以上です。 ○坂口委員長  西川委員。 ○西川委員  パート就労でおられる方が、例えば週3日とか働いておられるとして、週3日預かるというようなことも、あり得るということですよね。 ○坂口委員長  杉浦まち再生室課長。 ○杉浦まち再生室課長  まち再生室課長、杉浦です。  中身については今後検討してまいりますけれども、他施設を見ますと、そういうふうな週3日の、この時間からこの時間というような利用をされているというようなケースはございますので、それについては今後、詳細を検討していきたいと思っております。 ○坂口委員長  西川委員。 ○西川委員  細かくて済みません。働いているお母さんのお子さんも預かる可能性があるということになるんですけれども、そうすると、一時保育なのかなと、ちょっと思うところで。現状、待機になっている方が一時保育を利用している、一般に保育所の一時保育を利用するような形で、この一時保育ルームの利用ができるということですか。 ○坂口委員長  杉浦まち再生室課長。 ○杉浦まち再生室課長  まち再生室課長、杉浦です。  委員会等でもちょっとお話をしたことがあるんですけれども、一時保育については、全ての検討項目で上がってまして、待機の待機で使うことも考えていますということもお話させていただいたとおり、認可保育所等に待機されている方の一時的な保育需要に応えるということも、視野に入れて検討していくということでございます。 ○坂口委員長  西川委員。 ○西川委員  ありがとうございます。そうしましたら、整備計画等の同じページに、整備イメージの写真の上のところなんですけれども、将来的な保育機能の拡充にも備えるため、保育スペース、託児室、パントリー(配膳室)、トイレ、シャワー、午睡室を整備するということなんですが、そこには調理室がないんですね。ということは、給食の提供はどのようにされるのかお聞きします。 ○坂口委員長  杉浦まち再生室課長。 ○杉浦まち再生室課長  まち再生室課長、杉浦です。  いわゆるパントリーを設けるということですので、外部から食事を運んでくるということで、配膳室を設けますけれども、調理室機能はここにはございませんので、積極的には調理室をつくらないと考えています。 ○坂口委員長  西川委員。 ○西川委員  食事とか、おやつの提供もあると思います。そうすると、こういう状況で子どもに食べるものを提供するときに、アレルギーなどの安全対策も確実に行えるのかどうかということも心配なんですけれども、そのあたりの配慮については、どのようにお考えでしょうか。 ○坂口委員長  杉浦まち再生室課長。 ○杉浦まち再生室課長  まち再生室課長、杉浦です。  当然、お預りするときに聞き取りをさせていただいて、配慮しなければならない方々については、こういう施設ですから、ご遠慮いただくことも視野にあると考えております。  以上です。 ○坂口委員長  西川委員。 ○西川委員  そうしましたら、子育て支援施設のキッズスペースの利用についてお聞きします。キッズスペースについては、整備計画19ページの使用料等のところに、ひろばの一部については使用のルールや使用料等を定めることとするとあるんですけれども、キッズスペースに使用料が発生することは考えておられますか。 ○坂口委員長  杉浦まち再生室課長。 ○杉浦まち再生室課長  まち再生室課長、杉浦です。  委員ご質問のキッズスペース南側の部分ですけれども、大型遊具を置くところです。これも各市いろいろ調査をしておりまして、いろんな形態がございます。ただ、人数が多い中で各施設、その抑制いわゆる利用者負担ということで、低額の利用料を取られているところもあれば、市内の方は無料で、市外の方だけ低額の利用料を取られるところもある。全く無料のところもある。そういった中で、いろいろ比較検討をしながら、今後、使用料についても検討していきたいと考えているところです。  以上です。 ○坂口委員長  西川委員。 ○西川委員  キッズスペースの利用については、私の意見としては無料にしていただきたいと思っています。公立の施設ですし、市民どなたでも利用できるという点でも、料金は無料にすべきだと思います。駅に近いアスピアでも、駐車場無料の希望もありますので、あわせて駐車場も無料にしていただきたいという希望があります。これは意見とさせていただきます。  もう1つ、青少年のスペースについてなんですけれども、対象が中高生だと思うんですけれども、利用時間帯は、何時から何時を想定されているのでしょうか。 ○坂口委員長  杉浦まち再生室課長。 ○杉浦まち再生室課長  まち再生室課長、杉浦です。  基本的に中身、具体的な計画はこれから詰めていくことにしておりますが、他都市の例を見ますと、朝、基本的に普通の時間にあけて、夜は9時から10時というところもありましょうし、学校へ行っていられる方を配慮して、10時とか11時にあけて、夜を9時から10時というところもございますので。ただ、今回のここの施設では、目的としては青少年活動のみならず、青少年活動に携わる団体の方々にも利用していただきたいということを考えますと、通常の時間の営業にしたいとは考えておるところですが、詳細については今後検討していきたいと思っております。  以上です。 ○坂口委員長  西川委員。 ○西川委員  中高生なんですけれども、中学生は基本的に各中学校区での活動が主になるのではないかと思うんですけれども、ここで中学生の活動というのは、どういうものを想定されていますか。 ○坂口委員長  杉浦まち再生室課長。 ○杉浦まち再生室課長  まち再生室課長、杉浦です。  委員おっしゃるように、中学生については、学校のクラブ活動をされているお子さんは、されているところでございますが、ただそういったものにご興味がなく、入らずに、クラブ活動ではなくて、軽音楽であるとか、いろんなイベントに参加したいというお子さんもいらっしゃることは確かでございますし、学校以外のところで友達関係をつくりたいとか、例えば高校生等の方とちょっと会話をしてみたいとか、そういう方もございますので、そういう中で青少年がどういう活動をするかというのは、まだ具体的にはイメージというのを持っておりませんけれども、1つの考え方からしましたら、そういった意味合いで自分づくりをされるような活動の場であってほしいと。そういうような計画にしていきたいと考えております。  以上です。 ○坂口委員長  西川委員。 ○西川委員  こういう中高生の方が対象ということになると、放課後の時間帯がメーンで、午前中とかお昼、午後1時から3時までの間というのは、どういう利用になるのかなというふうに思うんですけれども。市内の不登校とか、ひきこもりの方の関係団体とか自主グループがありますので、そういうところも活動拠点がなかなかなくて困っているような状況もあります。当事者たちも、自分たちが行く場所がどこにもない、外に出られるような状況になっても、なかなか出かけるところがないとか、情報を得る場がないということで困っておられると思いますので、利用者になる中高生も含めてですけれども、そういう方たちにも早い段階で意見を聞いていただいて、設計に生かせるところを生かしていただきたいと思います。そのことについてお答えいただけますでしょうか。 ○坂口委員長  杉浦まち再生室課長。 ○杉浦まち再生室課長  まち再生室課長、杉浦です。  お話させていただいた構造的な問題以外の部分の間仕切り等については、まだ可能でございます。ですから、教育関係団体等のご意見は、運用も含めてお聞きしていくべきだと考えておりますので、もう一度ご理解いただきたいと思います。 ○坂口委員長  西川委員。 ○西川委員  ぜひお願いしたいと思います。年齢なんですけれども、中高生に限定せずに、ちょっと広く設定していただきたいと思います。不登校からひきこもりというふうになっていってしまって、年月がたってしまう人も、それこそいる場所がないんですね。交流とか情報ステーション、相談場所を求めていると思いますので、30歳ぐらいまでの方とか、もう少し上の方まで、同様に青年と言えるのかどうかというところではちょっと難しいんですけれども、考えていただけないかと思うんですが、それについてはいかがですか。 ○坂口委員長  杉浦まち再生室課長。 ○杉浦まち再生室課長  まち再生室課長、杉浦です。  子ども・若者育成支援推進法の関係で、今、対象年齢は30代までになっております。ただ、その拠点という点では、このスペース自体では若干活動範囲は絞られてくるのかなという気はいたします。他都市の例を見ますと、そういった複合施設については1,500から2,000平米単位でされているところで、この中ではできることも限られてくるので、中高生をターゲットとして、そういった諸室を配置してまいりたいと思っていますけれども、ただ今回の中については、いろんな公共施設が入ってまいります。そのどこかで、何かそういった要支援というか、そういう場所というか、全体の中で何ができるかということも含めて考えていきたいと考えております。  以上です。 ○坂口委員長  他にご質疑、ご意見はございませんか。  寺井副委員長。 ○寺井副委員長  1点だけちょっと教えてください。立面図でありますように、一番上の屋上の屋上ひろばですけれども、ちょっとイメージが湧かないので、どういう形になるのか教えてください。 ○坂口委員長  杉浦まち再生室課長。 ○杉浦まち再生室課長  まち再生室課長、杉浦です。  今のところ、屋上ひろばは400平米ほど北に向いて立っておりますが、これについてそれぞれ考え方がございまして、例えば城を眺めるようにベンチ等を配置して、そういった景観を眺める施設にするのか。おとといNHKでやっておりましたように、今、都会ではそういったイベント的なスペースを再利用するという動きがございます。ですから、この再開発ビル全体の枠の中で、そういう賑わいの創出を積極的に進めていくために、何かするのか。それとも、そういった市民の憩いの場所にするのかについても、今後検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願いいたします。 ○坂口委員長  寺井副委員長。 ○寺井副委員長  平米数は幾らぐらいあると言いましたか、可能な範囲は。 ○坂口委員長  杉浦まち再生室課長。 ○杉浦まち再生室課長  まち再生室課長、杉浦です。  400平米弱です。  以上です。 ○坂口委員長  寺井副委員長。 ○寺井副委員長  せっかくの展望スペースなのかなということで。ビル全体南側に開放部分がないということでしたから、そういう意味では、この屋上を有効に活用できるように、ビル全体の足らない部分を、ある意味補えるような利活用ができたらなと思いますので、意見として言っておきます。  以上です。 ○坂口委員長  他にご質疑、ご意見はございませんか。  中西委員。 ○中西委員  ちょっと屋上の話が出ましたので。私としては、屋上のスペースは建物全体のゆとりとして置いておいていただきたいと。イベントとかすることもできるでしょうけれども、やっぱりゆとりの部分というのは大事ですから。最初に言われたような憩いのスペースというか、何もないスペースがあってもええと思いますので、そういう意見です。 ○坂口委員長  他にご質疑、ご意見はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○坂口委員長  以上で質疑を終わります。  報告を聞いたということをご確認願います。  次に、閉会中の所管事務調査事項についておはかりいたします。  ① 明石駅前南地区再開発事業に関すること  ② 再開発ビルに整備するイベント広場、図書館、こども健やかひろば及び市役    所窓口の整備内容に関すること  ③ 本庁舎その他中心市街地内公共施設の適正配置に関すること  ④ 中心市街地活性化基本計画に関すること  ⑤ その他あかしのまちづくりに関する総合調整に関すること  以上、5項目について、閉会中もなおよく慎重に調査検討したいので、議長に閉会中の継続調査として申し出ることにご異議ございませんでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○坂口委員長  異議なしと認め、議長にその旨、申し上げさせていただきます。  本3月議会におきまして、平成26年度予算を初めとする議案審査を終了したことで、一応1年間の区切りとなりますので、一言ご挨拶申し上げます。  本特別委員会は、中心市街地活性化基本計画の核となる明石駅前南地区の再開発事業における再開発ビルに整備する公共施設のあり方などについて、審査してまいりました。現在、開発エリア内にあります既存店舗につきましては仮移設を終了し、また既存ビルの解体が目に見える形で本格的に進められているのはご承知いただいているとおりであります。その間、委員の皆様方には、委員会審査、また委員会視察及び委員会有志による図書館施設の視察などを通して、大変熱心にご審議いただきました。これも、この本事業は明石の将来に重要な影響を与えるものとの共通の認識があったものと判断いたしております。また、理事者の皆様におかれては、委員各位からのいろいろな質問、要望に関し、真摯に受けとめていただいて、丁寧な説明をしていただきましたことに、心より厚くお礼を申し上げたいと思います。  今後におきましては、公共施設の仕様やソフト面の検討などが詳細に行われ、予算の支出を伴い、本当に佳境に入ってくるかと思います。委員の皆様におかれましては、引き続き議会の一員として、本事業に注視いただき、また理事者の皆さん方には、中心市街地活性化の目的に沿った検討がさらに進められていくことをお願い申し上げまして、ご挨拶にかえさせていただきます。本当にどうもありがとうございました。  それでは、理事者より和田副市長。 ○和田副市長  副市長の和田でございます。  平成25年度最後の委員会ということで、一言ご挨拶申し上げます。  坂口委員長、寺井副委員長を初め、委員の皆様には、この1年間、中心市街地の再整備につきまして、熱心なご議論をいただきましてありがとうございます。特に、この再開発ビルの整備につきましては、市民からの関心も強く、多額の公費が投入されるなど、その費用対効果を高めていくとともに、公がすべきことをしっかりしていくというようなことで、内容をこれからも充実させていきたいというふうに考えております。市民の皆様から、再開発ビルができてよかったなと言われるような、しっかりしたものをつくっていきたいと考えております。これからも市民を初め、議会の皆様にも丁寧な説明を心がけ、しっかりとご意見をいただきながら仕事を進めてまいりたいと思っておりますので、これからもよろしくお願いします。1年間、どうもありがとうございました。 ○坂口委員長  これで特別委員会を閉会します。  長い時間、ご苦労さまでございました。                           午後0時31分 閉会  以上は、本委員会の記録であることを証するため、明石市議会委員会条例第20条の規定により押印する。                        中心市街地再整備等特別委員会                        委員長  坂 口 光 男...