本日は、
谷口哲司君から所用のため遅参、以上のとおり届け出を受けております。
本日の
会議録署名議員に、
会議規則第113条の
規定により、31番
玉置肇君、36番
福田義雄君を指名いたします。
本日の
議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
ここで、
日程に入ります前に、去る7月12日付をもって発令されました
人事異動で
局長級の
昇格者がありましたので、紹介が行われます。
馬場助役。
◎
助役(
馬場順三君) 去る7月12日
付人事異動のうち、
局長級への
昇任者について私から御紹介を申し上げます。
中央病院事務局長 西川宏でございます。
何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○
議長(
西埜博之君) これより
日程に従い議事を進めます。
まず、
日程第1
会期決定の件を
議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会の
会期は、本日から9月29日までの19日間にしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
西埜博之君) 御異議を認めません。
よって、
今期定例会の
会期は、本日から9月29日までの19日間と決定いたしました。
次に、
日程第2
認定第13号ほか2件を一括して
議題といたします。
当局の
説明を求めます。
馬場助役。
◎
助役(
馬場順三君)
提案理由を御
説明申し上げます。
なお、
議案番号のみを申し上げ、
事件名を省略いたしますので、よろしくお願い申し上げます。
認定第13号から
認定第15号までの3件は、各
企業会計の
決算認定の件で、このたび
監査委員の
審査が終了いたしましたので、その
意見をつけて
市議会の
認定を賜りたく提案した次第であります。
認定第13
号水道事業会計につきましては、
収益的収入及び
支出では、
事業収益81億2,357万2,161円で、これに対する
事業費用は81億6,948万2,340円となり、
平成元年4月に
消費税法が施行され、それに基づき
経理を行った結果、1億409万9,745円の純
損失を生じました。
次に、
資本的収入及び
支出では、
収入19億705万2,196円に対し、
支出は38億8,686万6,941円で、差し引き不足する額19億7,981万4,745円は
損益勘定留保資金等で補てんしました。
認定第14
号工業用水道事業会計につきましては、
収益的収入及び
支出では、
事業収益8億1,476万989円で、これに対する
事業費用は7億8,379万602円となり、
平成元年4月に
消費税法が施行され、それに基づき
経理を行った結果、2,462万4,926円の純
利益を生じました。
次に、
資本的収入及び
支出では、
収入2億5,878万2,000円に対し、
支出は3億3,225万5,754円で、差し引き不足する額7,347万3,754円は
損益勘定留保資金等で補てんしました。
認定第15
号中央病院事業会計につきましては、
収益的収入及び
支出では、
一般会計からの
繰入金4億4,011万1,000円を含めて、
収入43億2,369万5,706円に対し、
支出は46億2,690万8,514円となり、
平成元年4月に
消費税法が施行され、それに基づき
経理を行った結果、3億664万6,360円の純
損失を生じました。
次に、
資本的収入及び
支出におきましては、
収入3億7,769万7,000円に対し、
支出は3億7,684万5,157円であります。
以上3件につきまして、
決算諸表等を御参照の上、何とぞ
認定賜りますようお願い申し上げます。
○
議長(
西埜博之君) 続いて、
監査委員より
公営企業会計の
決算審査に伴う
意見の発表があります。
28番
片岡保夫君。
〔
片岡保夫君登壇〕
◎
監査委員(
片岡保夫君) 本日、
平成元
年度西宮市
公営企業会計の
決算を審議されるに当たり、私
ども監査委員がその
内容を
審査した経過並びに結果につきまして、私からその大綱を述べさせていただきます。
去る6月5日に
市長から送付を受けました
決算報告書及びその他の
財務諸表等の
決算審査に当たりましては、
地方公営企業法第30条の
規定に基づき、通常の
審査方法に従って慎重に
審査を実施しました。
まず、
決算報告書及びその他の
財務諸表等について、各
企業会計の総
勘定元帳、
関係帳簿及び書類と合致しているかどうか、
事務局職員に
調査照合を行わせるとともに、各
企業から提出された資料をもとに、その所管に係る
関係帳簿、書類についても
抽出調査を行わせた上、
審査に必要な資料を作成させ、また、
疑問点については、直接
責任者を招いて
説明を聴取し、
審査を進めたのであります。
その結果、
審査に付された
決算諸表の計数は正確であり、各
企業の
経営成績及び
財政状態を適正に表示していることを確認いたしました。
以下、順次、各
企業別の
経営成績の概要並びに
監査委員の
意見を申し述べたいと存じます。
なお、金額につきましては100万円単位で御
説明させていただきますが、御了承賜りたいと存じます。
まず、
中央病院事業会計でありますが、
当年度における
延べ利用患者数は31万2,398人であります。これは、前
年度より入院で4,135人減少しましたが、外来で6,834人
増加したものであります。
経営収支の
状況につきましては、前
年度に比べ
損失が1億3,900万円
増加し、3億700万円の純
損失を生じております。これは、
経常収支で3億1,400万円の
損失となりましたが、
特別収支で700万円の
利益が生じたためであります。また、
収益的収入への
一般会計繰入金は4億4,000万円、繰入率にして10.6%で、前
年度に比べ1.4ポイント低下しております。
今後とも、国の
医療費抑制を基調とする政策が続く中で、
収益増は余り期待できず、一方、
人件費を初め諸
経費は
増加の傾向にあり、
病院経営は一段と厳しい
状況下にあります。このような
財政状況下にありますが、地域の中核的な
病院として、
診療体制の
充実、
医療機器の
整備拡充、
患者サービスの向上を図り、
患者の確保に努められるとともに、
経費の節減など一層
効果的経営に努力されるよう要望するものであります。
次に、
水道事業会計について申し上げます。
当年度末における
給水人口は42万3,138人で、前
年度より2,420人
増加し、また、
配水量は、前
年度より102万290立方メートル
増加し、6,229万3,010立方メートルとなっております。また、有収率は、前
年度より1.8ポイント上昇し、91.9%となっております。
経営収支の
状況につきましては、
当年度は1億400万円の純
損失を生じておりますが、前
年度に比べ1,600万円
損失は減少しております。これは、
経常収支で2億7,900万円の
損失となりましたが、
特別収支で1億7,500万円の
利益が生じたためであります。
今後、
給水収益は、
料金改定による
増加は見込まれるものの、大
規模開発による
受託工事収益及び
分担金の減少が予想され、
経常収益の伸びは余り期待できません。一方、
支出面では、
人件費、
受水費等経常経費の
増加、老朽化した
施設、設備の
改善等による
経費の
増加に加え、
北部地域の
水源確保に必要な
経費の大幅な
増加が予想されます。このような
財政状況下にありますが、
当局におかれては、
財政4カ年計画に沿ってなお一層
経営努力を図り、
安定給水を維持されるとともに、
経営基盤の強化に努められるよう要望するものであります。
次に、
工業用水道事業会計について申し上げます。
当年度末の
給水契約事業所数は、前
年度より4
事業所増加の54
事業所であり、1日
契約水量は、前
年度より3,970立方メートル
増加の5万6,140立方メートルとなっております。また、1日
平均配水量は、前
年度より1,675立方メートル
増加の3万5,040立方メートルとなっております。
経営収支の
状況につきましては、前
年度を100万円上回る2,500万円の純
利益となっております。これは、
経常収支で前
年度損失1,700万円に比べ4,200万円改善されているためであります。
今後とも、本市の
都市形態上、用水型の
企業進出は困難であり、需要の
増加は余り期待できない情勢にあります。一方、
琵琶湖総合開発事業に伴う
水資源開発公団借入金返済等経費負担の
大幅増加が予想されます。
当局におかれては、
余剰施設の見直しを図り、
経費の節減に努められ、
経営基盤の安定と
健全経営に努力されるよう要望するものであります。
なお、各
企業の
財政状態の詳細につきましては、
審査意見書の末尾に
主要財務分析比率表を掲載しておりますので、これをごらんいただきたいと存じます。
以上、
平成元
年度公営企業会計の
決算に対する
意見を簡単に申し上げましたが、
議員各位におかれましては、私
ども監査委員の意のあるところを御理解くださいますようお願い申し上げます。
また、
市長初め各
関係職員におかれましては、今後とも
公営企業の
経営につき、なお一層の御尽力をお願いいたしまして、
決算審査意見の大綱といたします。
ありがとうございました。
○
議長(
西埜博之君)
当局の
説明並びに
監査委員の
意見の発表は終わりましたが、上程中の各
決算に対する質疑は後日行うことにいたします。
次に、
日程第3
議案第603号ほか29件を一括して
議題といたします。
当局の
提案説明を求めます。
馬場助役。
◎
助役(
馬場順三君)
議案第603号は、
恩給法等の一部
改正に準じ、
平成2年4月分以降における退隠料の計算の
基礎となる
仮定給料年額を2.98%増額するとともに、
最低保障額等の
引き上げを行うものであります。
議案第604号は、国の旧法による
年金額の
改正に準じ、
平成2年4月分以降における
遺族年金の計算の
基礎となる
仮定給料月額を2.98%増額するとともに、
最低保障額等の
引き上げを行うものであります。
議案第605号は、
塩瀬児童センターの新設に伴い、
所要の
条文整備を行うものであります。
議案第606号は、
瓦林留守家庭児童育成センターの
移転新築に伴い、
所要の
条文整備を行うものであります。
議案第607号は、
名塩公民館の
塩瀬センターへの
移転に伴い、
公民館の名称を変更するとともに、室名及び
使用料を設定するものであります。
議案第608号は、
塩瀬・
山口地区の
図書館サービスの
充実を図るため、
塩瀬センターに
北部図書館を新設するものであります。
議案第609号は、
消防団員等が公務によりこうむった
損害補償の
充実を図るため、
関係政令の一部
改正に伴い、
補償基礎額及び
葬祭補償の
定額部分を
引き上げるものであります。
議案第610号は、
塩瀬支所の
塩瀬センターへの
移転に伴い、
所要の
条文整備を行うものであります。
議案第611号は、
市民会館における
結婚式利用件数の減少に伴い、
結婚式関係施設を廃止し、
会議室等に転用することにより
施設の
有効利用を図るものであります。
議案第612号は、
スーパーマーケット等における
防火安全対策を推進するため、
避難通路の
管理、
防火戸の
閉鎖障害の防止、売り場における
放火防止など、必要な
規定を整備するとともに、
所要の
条文整備を行うものであります。
議案第613号は、第3種
市営住宅の範囲を変更するものであります。
議案第614号は、青木町
市営住宅集会所を設置するものであります。
議案第615号は、
一般会計補正予算で、
歳入歳出総額にそれぞれ9億4,141万8,000円を追加し、
歳入歳出総額をそれぞれ1,256億747万3,000円とするものであります。
補正の主な
内容としましては、
庁舎維持管理経費など
総務費で2,715万5,000円、「青い鳥」
福祉基金積立金など
民生費で1,594万円、
道路橋梁新設改良事業費3億7,337万4,000円、
公営住宅建設事業費4億9,951万2,000円など
土木費で8億8,710万3,000円、
教育費で1,122万円追加するものであります。
これらの財源としましては、
個人市民税4億9,051万円、
国庫支出金5,124万1,000円、
寄附金2,493万6,000円、諸
収入3,390万2,000円、
市債3億4,082万9,000円を充当いたします。
また、
地方債の
補正は、
公営住宅建設事業の
限度額に3億4,082万9,000円を追加するものであります。
議案第616号及び
議案第617号は、
下水道事業特別会計及び
市街地整備事業特別会計の
補正予算で、2
特別会計の
補正額の
合計額は3億1,856万6,000円の増額であります。
補正の
内容としましては、
下水道事業会計で
公共下水道建設費など2億1,996万6,000円、
市街地整備事業会計で
土地区画整理事業費9,860万円を追加するものであります。
これらの財源としましては、
一般会計からの
繰入金1,100万円、繰越金1億3,166万6,000円、
市債1億7,590万円を充当いたします。
次に、
地方債の
補正は、
下水道事業会計で
下水道事業の
限度額を8,830万円、
市街地整備事業会計で
土地区画整理事業の
限度額を8,760万円それぞれ増額変更するものであります。
議案第618号は、
開発帰属による
引き継ぎ、
住宅宅地関連公共施設整備促進事業の実施及び
国鉄西ノ宮駅
南地区第1種
市街地再
開発事業の
施行計画に伴う
路線整理により、市道として維持
管理する必要のある西第1281号線ほか3
路線を
認定するものであります。
議案第619号は、
国鉄西ノ宮駅
南地区第1種
市街地再
開発事業、
塩瀬町名塩南土地区画整理事業及び私道の
引き継ぎに伴う
路線整理により、西第275号線ほか6
路線を変更するものであります。
議案第620号は、
名塩南土地区画整理事業の施行に伴い、新たに町を設定するとともに、町及び字の区域を変更するものであります。
次に、
議案第621号から
議案第630号までの10件は、いずれも
工事請負契約締結の件で、先般入札を実施しました結果、
議案第621
号甲東北保育所移転新築工事は、
西宮市松籟荘、
株式会社聖和建設が1億7,613万円で
落札、
議案第622
号満池谷納骨堂新築工事は、
西宮市与古道町、
株式会社吉岡組が1億3,184万円で
落札、
議案第623
号上山口・丸山第二
土地区画整理事業宅地整地等工事は、
西宮市鳴尾町1丁目、
日光建設工業株式会社が2億3,690万円で
落札、
議案第624
号平成2
年度大社町団地第2期
公営住宅新築工事は、
西宮市
塩瀬町、
株式会社巨勢工務店と4億6,556万円で
入札打ち切り後
随意契約、
議案第625
号名塩地区駅前自転車駐車場新築工事は、
西宮市山口町、
株式会社的場建設と1億2,926万5,000円で
入札打ち切り後
随意契約、
議案第626
号新川河床切下げ(その1)
工事は、
神戸市
中央区、
東洋建設株式会社神戸営業所が1億3,596万円で
落札、
議案第627
号津門川改良(その1)
工事は、
西宮市甲子園口北町、
株式会社本間組西宮営業所が2億4,205万円で
落札、
議案第628
号洗戎川
改良(その2)
工事及び
洗戎川
舗装復旧(その2)
工事は、
西宮市江上町、
株式会社小上馬組と1億454万5,000円で
入札打ち切り後
随意契約、
議案第629
号中津橋改良工事は、
神戸市
中央区、
大末建設株式会社神戸営業所と1億3,122万2,000円で
入札打ち切り後
随意契約、
議案第630
号新池整備工事は、
神戸市
中央区、アイサワ工業株式会社
神戸営業所が1億2,978万円で
落札、以上10
議案について
工事請負契約を締結するに当たり提案するものであります。
議案第631号は、昭和63年6月
定例会で議決を得ました
公共下水道甲子園浜浄化センター建設工事委託について、供用開始に合わせ場内整備の整備水準を上げるため、また、
工事期間中における消費税の導入に伴う増額等により、日本
下水道事業団との契約金額を91億5,000万円に増額変更するものであります。
以上29
議案につきまして、何とぞ御協賛賜りますようお願い申し上げます。
次に、
報告第75号は、
市長の
専決処分事項の指定に基づく専決
処分報告で、和解に係るもの2件、損害賠償の額の決定に係るもの3件を地方自治法第180条第2項の
規定により
報告するものであります。
以上で
提案説明を終わります。
○
議長(
西埜博之君)
当局の
提案説明は終わりましたが、各案に対する質疑は後日行うことにいたします。
以上で本日の
日程は全部終了いたしました。
次会は、9月17日午前10時から本
会議を開きます。
なお、ただいま議場に在席の
議員各位には、文書による開議通知を省略させていただきますので、御了承願います。
本日は、これをもって散会いたします。
御協力ありがとうございました。
〔午前10時28分 散会〕...