令和 2年 第 3回定例会( 6月) 本会議4号 (6月30日) 出席議員 20名1番議員 西 山 一 11番議員 西 次 雄2番議員 取 違 博 文 12番議員 今 吉 賢 二3番議員 上 赤 秀 人 13番議員 山 下 つきみ4番議員 大倉野 由美子 14番議員 菊 永 忠 行5番議員 米 満 孝 二 15番議員 蔵 元 慎 一6番議員 大倉野 忠 浩 16番議員 竹 迫 毅7番議員 大久保 太 智 17番議員 浜 田 茂 久8番議員 日 置 友 幸 18番議員 松久保 正 毅9番議員 川 畑 実 道 19番議員 吉 永 賢 三10番議員 内 園 知恵子 20番議員 加治佐 民 生 欠席議員 0名─────────────────────────────────── 地方自治法第121条による出席者市 長 塗 木 弘 幸 ふるさと振興室長 飯 伏 譲 二副 市 長 福 留 保 防災安全課 長 神 薗 省 吾教 育 長 有 馬 勉 健康増進課 長 塗 木 智 子総 務 課 長 別 府 誠 長寿介護課 長 下 尾 修 一財 政 課 長 橋 口 和 久 耕地林務課 長 東垂水 忠 二企 画 課 長 東 成 功 茶 業 課 長 大 坪 力市民生活課 長 平 山 憲 二 商工観光課 長 森 田 清 博福 祉 課 長 有 水 志 郎 都市計画課 長 中 野 俊 裕農 政 課 長兼畜産 課 長 櫛下町 浩 二 水 道 課 長 下 野 浩 巳建 設 課 長 江 平 恒 博 学校教育課 長 竹 下 公 博教育総務課 長 和 田 春 則 社会教育課 長 山 田 哲 夫会 計 管理者 坂 元 ゆかり 保健体育課 長 桑 代 睦 雄───────────────────────────────────
事務局職員出席者事 務 局 長 菊 永 隆 信 議 事 係 長 川 﨑 弘一郎庶 務 係 長 松 山 啓 志 議 事 係 尾
辻 圭 市 第3回定例会議事日程(第4号) 第 1.会議録署名議員の指名 第 2.議案第43号 財産の無償貸付について 第 3.議案第48号 南九州市
企業立地促進条例の一部を改正する条例の制定について 第 4.議案第49号 令和2年度南九州市
一般会計補正予算(第3号) 第 5.議案第50号 令和2年度南九州市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) 第 6.議案第51号 令和2年度南九州市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 第 7.議案第52号 令和2年度南九州市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号) 第 8.議案第53号 令和2年度南九州市
水道事業会計補正予算(第1号) 第 9.請願第 1号 日本政府に核兵器禁止条約の調印を求める意見書採択についての請願書 第10.請願第 2号 教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための,2021年度政府予算に 係る意見書採択を求める請願書 追加日程第1.発委第 1号 教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度2分の1復元を図るための,2021年度政府予算に係る意見書の提出について 第11.陳情第 1号 重度心身障害者(児)の医療費助成制度の現物給付(窓口無料)を意見書として鹿児島県に求 める陳情について 追加日程第2.発委第 2号 重度心身障害者(児)の医療費助成制度の現物給付(窓口無料)を求める意見書の提出について 第12.議員派遣の件 第13.議会運営委員会及び各常任委員会の閉会中の継続調査の件令和2年6月30日 午前10時0分開会
△開議
○議長(加治佐民生) これから本日の会議を開きます。 ────────────────────
△日程第1会議録署名議員の指名
○議長(加治佐民生) 日程第1,会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は,会議規則第88条の規定により,議長において大久保太智議員,日置友幸議員を指名します。 ────────────────────
△日程第2議案第43号財産の無償貸付について
○議長(加治佐民生) 日程第2,議案第43号財産の無償貸付についてを議題とします。 本案について,
産業建設常任委員長の報告を求めます。 [
産業建設常任委員長今吉賢二議員登壇]
◎
産業建設常任委員長(今吉賢二) おはようございます。マスクを外して報告させていただきます。
産業建設常任委員会に付託された議案第43号財産の無償貸付について,審査の経過と結果を報告申し上げます。 委員会は,去る6月19日に開催し,執行部の出席を求め審査いたしました。 本案は,夢・風の
里アグリランドえいの有効かつ効率的な管理運営を行うため,施設の一部を
岡山フードサービス株式会社へ活用させることに伴い,ミニゴルフ場のクラブハウスを無償で貸し付けるものであります。 貸付事業者である
岡山フードサービス株式会社は,関西エリアを中心に食肉卸業や外食産業への食材供給業務を行っており,南九州市内においても食鳥生産を行っている誘致企業であります。貸付けを行う
ミニゴルフ場クラブハウスは,鉄骨造2階建て1棟,貸付期間は令和2年7月1日から令和7年3月31日までの5年間とのことであります。 また,有償貸付けを行う旧
ミニゴルフ場コースなどの土地と一体となった利用が図られ,地域の力,場の力を生かした付加価値の高い循環型農業の拠点として,消費量の多い大都市圏への農産物の加工品を販売することとなっており,施設の有効活用が期待できるとの説明でありました。 委員から,施設の修繕は全て借受人である
岡山フードサービス株式会社が費用を負担するのかただしたところ,災害等による大規模な復旧工事が必要な場合に限り,市と借受人で協議を行うが,基本的には,市は金額の大小にかかわらず修繕は行わない方針であるとの答弁でありました。 また,その件について契約書には記載がないが,ほかに明記するものがあるかただしたところ,「
アグリランドえい活用事業基本協定書」を締結しており,第16条において,災害等により事業者が被った被害については,本市は賠償する責任を負わないと記載しているとの答弁でありました。 委員から,施設の修繕や返還時の原状回復に係る事項等については,トラブルとならないような十分な協議を重ねて活用していただきたいとの意見が出されました。 以上,討論はなく採決の結果,賛成多数で,本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。 これで,
産業建設常任委員会の審査報告を終わります。
○議長(加治佐民生) これをもって,
産業建設常任委員長の審査報告を終わります。 これから,委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加治佐民生) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから,討論を行います。 まず,本案に反対者の発言を許します。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加治佐民生) 反対討論なしと認めます。 次に,本案に賛成者の発言を許します。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加治佐民生) 賛成討論なしと認めます。これで,討論を終わります。 これから,議案第43号を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する
産業建設常任委員長の報告は可決です。本案は,委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 [賛成者起立]
○議長(加治佐民生) 起立多数であります。議案第43号は委員長の報告のとおり可決されました。 ────────────────────
△日程第3議案第48号南九州市
企業立地促進条例の一部を改正する条例の制定について
○議長(加治佐民生) 日程第3,議案第48号南九州市
企業立地促進条例の一部を改正する条例についてを議題とします。 本案について,総務常任委員長の報告を求めます。 [
総務常任委員長松久保正毅議員登壇]
◎総務常任委員長(松久保正毅) 総務常任委員会に付託された議案第48号南九州市
企業立地促進条例の一部を改正する条例の制定について,審査の経過と結果を報告申し上げます。 委員会は,6月19日開催をし,執行部の出席を求め,審査いたしました。 本案は,市内での工場等の立地を促進し,地域経済の発展及び就業機会の増大を図るため,対象事業に「教育・学習支援事業」,「医療・福祉業」,「農林水産業」,それから「デザイン業」を追加し,対象事業から「陸上養殖業」を削除するものであります。 委員から,陸上養殖業を対象事業から削除する理由について質問があったところ,新しく追加する「農林水産業」に含まれる業種であるため,削除するとの答弁でありました。 以上,討論はなく,採決の結果,賛成多数で本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。 これで総務常任委員会の審査報告を終わります。
○議長(加治佐民生) これをもって,総務常任委員長の審査報告を終わります。 これから,委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加治佐民生) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから,討論を行います。 まず,本案に反対者の発言を許します。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加治佐民生) 反対討論なしと認めます。 次に,本案に賛成者の発言を許します。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加治佐民生) 賛成討論なしと認めます。これで,討論を終わります。 これから,議案第48号を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する総務常任委員長の報告は原案可決です。本案は,委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 [賛成者起立]
○議長(加治佐民生) 起立多数であります。議案第48号は委員長の報告のとおり原案可決されました。 ────────────────────
△日程第4議案第49号令和2年度南九州市
一般会計補正予算(第3号)
○議長(加治佐民生) 日程第4,議案第49号令和2年度南九州市
一般会計補正予算(第3号)を議題とします。 本案について,各常任委員長の審査報告を求めます。 まず,総務常任委員長の報告を求めます。 [
総務常任委員長松久保正毅議員登壇]
◎総務常任委員長(松久保正毅) 総務常任委員会に付託された議案第49号令和2年度南九州市
一般会計補正予算(第3号)の所管に属する部分について,審査の経過と結果を報告申し上げます。 委員会は,6月19日に開催をし,執行部の出席を求め審査いたしました。 今回の補正は,歳入歳出予算の総額に,歳入歳出それぞれ3億2,931万1,000円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ267億854万5,000円とするものであります。 まず,歳出の総務費について申し上げます。 企画費のまちづくり事業費は,
地域コミュニティ団体が行う実践活動の支援を行うために,国及び国の関係機関が採択した団体や県の補助要綱に基づく活動団体に助成する経費を計上するものでございます。
過疎地域等集落ネットワーク圏形成支援事業補助金は,宮脇地区公民館が行う10年計画の実施のため,空き家の改修やキッチンカーの購入等を行うものであります。 委員から,今後,10年計画に取り組む予定の地区はあるかという質問に対しまして,霜出地区,川辺田代地区,神殿地区が計画策定中であるとの答弁でありました。 企画費の
ふるさと寄附金事業費は,
ふるさと納税返礼品提供事業者に対する応援手数料の新設,それから,及び寄附金の税額控除に係る
ワンストップ特例申請受付業務の外部委託に伴う必要な経費を計上するものであります。 委員から,応援手数料の内容について説明を求めたところ,
新型コロナウイルス感染症の拡大により多大な影響を受けている
ふるさと納税返礼品提供事業者を応援する意味で,令和2年7月1日から令和3年1月4日まで寄附申し込みに応じて,5%の応援手数料を支払う計画とのことでありました。 次に,消防費について申し上げます。 災害対策費の
新型コロナウイルス感染症対策事業費は,避難所における
新型コロナウイルス感染症対策等に要する経費を計上するもので,災害発生時の避難所における感染予防のため,非接触体温計や
屋根つきパーティション等の備蓄品を購入するものであります。 委員から,避難所で収容できる想定人数等についてただしたところ,市内には,福祉避難所も含め,70か所の避難所があるが,ソーシャルディスタンスの確保を考慮すると,これまでの倍の収容スペースが必要となり,8,000人程が避難可能となる。市民の方々には,分散避難を模索しながら,日頃から避難経路・避難場所等の確認や避難時持ち出し品の準備をお願いしたいとの答弁でありました。 消防施設費の一般経費は,
防火水槽建設予定地の地質調査の結果,防火水槽を地上式へ変更するために必要な設計業務委託料を計上するものであります。 委員から,施設が地下式から地上式へ変更になった理由についてただしたところ,地質調査の結果,軟弱地盤であり,地盤強化をしないと施設建設は大変難しい。耐震等にも不安があるため,地上式に変更し,
鉄筋コンクリート造とすることで,安定した施設を建設したいとの答弁でありました。 次に,歳入の主なものについて申し上げます。 地方譲与税については,森林環境譲与税が増額計上され,国庫支出金については,
新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金が1億8,500万円計上されております。また,今回の補正予算で必要な一般財源は,
財政調整基金繰入金を増額して調整されております。 以上,討論はなく,採決の結果,賛成多数で本案の所管に属する部分は原案のとおり可決すべきものと決定しました。 これで総務常任委員会の審査報告を終わります。
○議長(加治佐民生) 次に,
文教厚生常任委員長の報告を求めます。 [
文教厚生常任委員長大久保太智議員登壇]
◎
文教厚生常任委員長(大久保太智) 皆さん,おはようございます。
文教厚生常任委員会に付託された議案第49号の所管に属する部分について,審査の経過と結果を報告申し上げます。 委員会は6月19日に開催し,執行部の出席を求め審査いたしました。 まず,歳出について申し上げます。 民生費の主なものについて申し上げます。 児童福祉総務費の
児童手当支給事業費は,国が示す
特定個人情報データ標準レイアウト改版に対応するため,児童手当に係る
総合システム改修経費を増額するものであります。 委員から,
特定個人情報データ標準レイアウト改版について説明を求めたところ,転入等に際し,転出先自治体と連携して児童手当の消滅日等のデータを個人番号により確認できるようにするものであるとのことでありました。 また,児童福祉総務費の
放課後児童対策事業費,保育所関係費の子ども・
子育て支援事業費及び
保育対策総合支援事業費は,各保育所等への
新型コロナウイルスの拡大防止を図るために要する経費の補助金が増額計上されています。 次に,教育費の主なものについて申し上げます。 教育総務費の
学校安全総合支援事業費は鹿児島県教育委員会のモデル地域として,頴娃地域において学校安全に係る研究,実践に要する経費が計上されております。 委員から,コロナ禍の状況において予定どおり事業を実施することができるのかただしたところ,公民館等で講師を招き研修会等を実施する予定としておりましたが,講師の依頼等に苦慮しており,テレビ会議等を利用して講習等を進めていきたいとの答弁でありました。
給食センター管理運営費の
新型コロナウイルス感染症対策事業費は,本年3月の
小中学校臨時休業期間中に,学校給食の食材等を発注後にキャンセルしたことにより生じた経費に対し,納入業者へ補助金を交付するものであります。 委員から,国の
学校臨時休業対策費補助金により納入業者へ補助金を交付するとのことであるが,キャンセルしたことによる全ての経費が対象になるのかただしたところ,パンと牛乳の原材料費を除く全ての経費が対象となる。なお,補助金の4分の3は国の
学校臨時休業対策費補助金,残りは一般財源であるとの答弁でありました。 以上,討論はなく,採決の結果,賛成多数で本案の所管に属する部分は原案のとおり可決すべきものと決定しました。 これで
文教厚生常任委員会に付託された審査の報告を終わります。
○議長(加治佐民生) 次に,
産業建設常任委員長の報告を求めます。 [
産業建設常任委員長今吉賢二議員登壇]
◎
産業建設常任委員長(今吉賢二)
産業建設常任委員会に付託された議案第49号の所管に属する部分について,審査の経過と結果を報告申し上げます。 委員会は,6月19日に開催し,執行部の出席を求め審査いたしました。 まず,歳出について申し上げます。 農林水産業費の主なものについて申し上げます。 農業振興費及び畜産業振興費の
新型コロナウイルス感染症対策事業費は,
新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した園芸農家,畜産農家等に定額10万円を給付しようとするものであります。 委員から,対象農家と対象品目をただしたところ,対象農家は市内に住所を有し,本年2月から5月の収入が前年同月と比較して20%以上減収となった農家で,園芸農家は全品目を対象としているが,特に影響が大きいと思われる里芋,シロネギ,大根,花き類,畜産農家については,影響が大きかった肉用牛農家と酪農農家が対象であるとの答弁でありました。 茶業振興費の
新型コロナウイルス感染症対策事業は,南九州市茶業振興会に属し,かつ市内に住所を有する法人,個人で
新型コロナウイルス感染症の影響により令和2年度産一番茶の売上反収が昨年度と比較して20%以上減少し,かつ本助成金の受領後も本市において茶業経営を行う茶農家に定額10万円を給付しようとするものであります。 委員から,対象農家数の積算根拠についてただしたところ,本市には671名の方が茶農家を営んでいるが,そのうち市内に住所を有している農家は642名で,また事前に調査したところ,そのうち105名は減収20%を下回っていないとの回答があったことから対象となる茶農家は537名としたとの答弁でありました。 次に,商工費について申し上げます。 商工総務費の
新型コロナウイルス感染症対策事業費は,
新型コロナウイルス感染症対策によって疲弊した地域経済を回復させるため,事業者に対する経営支援や消費喚起事業など3事業を計上するものであります。 まず,1つ目の
新型コロナウイルス対策支援事業補助金は,商工会が実施する市内店舗及び事業所で利用できるプレミアム率50%の商品券発行に要する経費に対して補助を行うもので,2つ目の
商工水産業支援事業は,既に対象となっている飲食,宿泊業を除いた市内商工水産業者で前回と同じ給付要件を満たす事業者に一律10万円を助成しようとするものであります。 3つ目の「あなたの取組を応援します!」サポート補助金は,
新型コロナウイルス感染拡大によって影響を受けた事業者や今後新しい生活様式に対応するなど事業継続につながる取組を行う市内小規模事業者に最大10万円,団体に最大20万円を助成するものであるとの説明でありました。 委員から,
プレミアム商品券発行数をただしたところ,5,000円で買える商品券を1万5,000組発行する予定であるとの答弁でありました。 また,
プレミアムつき商品券を利用できる対象事業所等についてただしたところ,市で事業者の応募を受け付け,市内の全事業所を対象とする予定だが,大規模店舗立地法に該当する大規模店は除く予定であるとの答弁でありました。 委員から,商品券の販売方法等についてただしたところ,抽選方式やドライブスルーなどいろいろな方法を検討したが,準備期間等を要することから速やかな市中の経済浮揚ということを考えるとまだ結論に至っていない。スピード感を持って,かつ多くの市民が購入できるように今後商工会と検討していくとの答弁でありました。 委員会として,今回発行するプレミアム率の高い商品券が,できるだけ市民に広く行き渡るよう1人当たりの購入額と購入方法を検討するとともに,感染症対策についてもしっかりと講じていただきたい。 また,新規事業の「あなたの取組を応援します!」
サポート補助事業については,社会の変化に応じた事業継続につながる取組であると考えることから,様々な方法を用いて広く事業者に周知するよう要望するものであります。 次に,歳入の主なものについて申し上げます。 国庫支出金において,昨年度まで
市道補助整備事業橋梁維持補修に交付されていた
社会資本整備総合交付金は,今年度から
道路メンテナンス事業補助金として取り扱われることとなったため,
社会資本整備総合交付金を減額し,
道路メンテナンス事業補助金を追加計上するものであります。 以上,討論はなく,採決の結果,本案の所管に属する部分は原案のとおり可決すべきものと決定しました。 これで
産業建設常任委員会の審査報告を終わります。
○議長(加治佐民生) これをもって,各常任委員長の審査報告を終わります。 これから,各常任委員長の報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加治佐民生) 質疑なしと認めます,これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 まず,本案に反対者の発言を許します。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加治佐民生) 反対討論なしと認めます。 次に,本案に賛成者の発言を許します。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加治佐民生) 賛成討論なしと認めます。これで,討論を終わります。 これから,議案第49号を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する各常任委員長の報告は原案可決です。本案は,各常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 [賛成者起立]
○議長(加治佐民生) 起立多数であります。議案第49号は各常任委員長の報告のとおり原案可決されました。 ────────────────────
△日程第5―日程第7 議案第50号―議案第52号一括上程
○議長(加治佐民生) 日程第5,議案第50号令和2年度南九州市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)から日程第7,議案第52号令和2年度南九州市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)までの以上3件を一括議題とします。 本案について,
文教厚生常任委員長の報告を求めます。 [
文教厚生常任委員長大久保太智議員登壇]
◎
文教厚生常任委員長(大久保太智)
文教厚生常任委員会に付託された議案第50号,議案第51号及び議案第52号について,審査の経過と結果を報告申し上げます。 委員会は6月19日に開催し,執行部の出席を求め審査いたしました。 まず,議案第50号令和2年度南九州市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。 歳入については,国庫支出金において,社会保障・
税番号制度システム補助金及び県支出金の特別交付金を増額するものであります。 歳出については,総務管理費の一般管理費において,法改正に伴い,令和3年3月から
マイナンバーカードを健康保険証として利用できるよう準備を進めており,その一環として,高額療養費に係るシステム改修経費を増額するものであります。 討論において,
マイナンバーカードの利用を推進していることに反対するとの反対討論がなされましたが,採決の結果,賛成多数で,本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に,議案第51号令和2年度南九州市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 歳入については,保険基盤安定負担金分として保険料及び一般会計繰入金を増額するものであります。 次に,歳出について申し上げます。 後期高齢者医療広域連合納付金は,保険料及び保険基盤安定負担金の増額分を後期高齢者医療広域連合へ納付するための納付金を増額するものであります。 以上,討論はなく,採決の結果,賛成多数で本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に,議案第52号令和2年度南九州市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 歳入については,介護保険料の低所得者保険料軽減の制度改正に伴い,保険料を減額し,併せて繰入金を増額するものであります。 歳出については,各事業において会計年度任用職員の報酬額の改正に伴い,報酬等を増額するものであります。 以上,討論はなく,採決の結果,賛成多数で本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。 これで
文教厚生常任委員会に付託された審査報告を終わります。
○議長(加治佐民生) これをもって,
文教厚生常任委員長の審査報告を終わります。 これから,議案第50号から議案第52号までの以上3件の委員長報告に対する質疑を一括して行います。質疑はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加治佐民生) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから,議案第50号から議案第52号までの以上3件の討論を一括して行います。 まず,本案に反対者の発言を許します。
◎議員(内園知恵子) 議案第50号令和2年度南九州市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について,反対の立場で討論いたします。 提案理由といたしまして,社会保障・税番号制度改正に伴う高額療養費システム改修に要する経費を補正しようとするものであるとあり,税番号制度システム整備費の増であります。税番号制度については,もとより反対しており,一貫して反対とさせていただきます。以上です。
○議長(加治佐民生) 次に,本案に賛成者の発言を許します。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加治佐民生) 賛成討論なしと認めます。ほかに討論はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加治佐民生) これで,討論を終わります。 これから,議案第50号令和2年度南九州市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する
文教厚生常任委員長の報告は原案可決です。本案は,委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 [賛成者起立]
○議長(加治佐民生) 起立多数であります。議案第50号は委員長の報告のとおり原案可決されました。 次に,議案第51号令和2年度南九州市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する
文教厚生常任委員長の報告は原案可決です。本案は,委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 [賛成者起立]
○議長(加治佐民生) 起立多数であります。議案第51号は委員長の報告のとおり原案可決されました。 次に,議案第52号令和2年度南九州市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する
文教厚生常任委員長の報告は原案可決です。本案は,委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 [賛成者起立]
○議長(加治佐民生) 起立多数であります。議案第52号は委員長の報告のとおり原案可決されました。 ────────────────────
△日程第8議案第53号令和2年度南九州市
水道事業会計補正予算(第1号)
○議長(加治佐民生) 日程第8,議案第53号令和2年度南九州市
水道事業会計補正予算(第1号)を議題とします。 本案について,
産業建設常任委員長の報告を求めます。 [
産業建設常任委員長今吉賢二議員登壇]
◎
産業建設常任委員長(今吉賢二)
産業建設常任委員会に付託された議案第53号令和2年度南九州市
水道事業会計補正予算(第1号)について,審査の経過と結果を報告申し上げます。 委員会は,6月19日に開催し,執行部の出席を求め審査いたしました。 収益的支出は,人事異動に伴う人件費及び会計年度任用職員の報酬額の改定等により所要の補正をしようとするもので,資本的支出は,漏水工事等に関して交通誘導用信号機1組を購入する経費を増額するものであります。 委員から,信号機について,購入ではなくリースでの運用も検討したのかただしたところ,リースを依頼したときに在庫がない場合があり,料金も高額である。また,近年民間の交通誘導員の人材不足もあり,災害などの緊急時等には他の課でも利用できるといった利便性等を考慮すると購入したほうが有利であると判断したとの答弁でありました。 以上,討論はなく,採決の結果,賛成多数で本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。 これで
産業建設常任委員会の審査報告を終わります。
○議長(加治佐民生) これをもって,
産業建設常任委員長の審査報告を終わります。 これから,委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加治佐民生) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから,討論を行います。 まず,本案に反対者の発言を許します。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加治佐民生) 反対討論なしと認めます。 次に,本案に賛成者の発言を許します。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加治佐民生) 賛成討論なしと認めます。これで,討論を終わります。 これから,議案第53号を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する
産業建設常任委員長の報告は原案可決です。本案は,委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 [賛成者起立]
○議長(加治佐民生) 起立多数であります。議案第53号は委員長の報告のとおり原案可決されました。 ────────────────────
△日程第9請願第1号日本政府に核兵器禁止条約の調印を求める意見書採択についての請願書
○議長(加治佐民生) 日程第9,請願第1号日本政府に核兵器禁止条約の調印を求める意見書採択についての請願書を議題とします。 本案について,総務常任委員長の報告を求めます。 [
総務常任委員長松久保正毅議員登壇]
◎総務常任委員長(松久保正毅) それでは,総務常任委員会に付託された,請願第1号日本政府に核兵器禁止条約の調印を求める意見書採択についての請願書について,審査の経過と結果を報告申し上げます。 委員会は,6月19日に開催をし,紹介議員に説明を求め,審査いたしました。 本請願は,核兵器の開発,生産,実験,製造,取得,保有等,核兵器に関わるあらゆる活動を禁止した核兵器禁止条約に,日本政府は賛同し,速やかに調印するよう,「核兵器禁止条約の調印を求める意見書」を提出することを求めるものであります。 反対討論として,この請願は国権に関する事項で,近隣諸国の状況を勘案すると,地方議会が判断するべきものではないとの意見がありました。 賛成討論として,市民の思いを国へ届けるもので,国として外交問題であるが,政府に対する意見書であれば外交に踏み込むものではないのではないか。また,本市は「平和を語り継ぐまち」として当然採択すべきとの意見がありました。 採決の結果,可否同数でありましたが,委員長の裁決により,請願第1号は,採択すべきものと決定いたしました。 これで総務常任委員会の審査報告を終わります。
○議長(加治佐民生) これをもって,総務常任委員長の審査報告を終わります。 これから,委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
◆議員(浜田茂久) 17番浜田であります。 ただいま委員長報告において,可否同数の結果で採択したという結論に達したということでありますが,まさしく可否同数に当たる大きな問題であります。反対意見の中で主張されております国防という問題は,我が国の国権事項であります。その国権事項に対して,地方議会が政治問題化する事項ではありません。 委員長にお伺いいたしますが,その議論の中で我が国が置かれている国防の状況,例えば,北にあってはロシア,世界共産主義の第一党であります。核保有国であり,そして,少し下に下がって,シナの国,核保有国であり,さらにこの国は我が国において沖縄県の尖閣列島に軍艦を派遣し,我が国の漁民の漁を妨害し,徹底して,この前も追尾し,とんでもない行為をする核保有国であります。そして,また,隣の北朝鮮でありますが,あれだけの国際的な反対を押し切って,ずる賢く,賢く,核保有国家になり,そして,我が国に対しては,日本人を堂々とスリッパ履いて連れ去る誘拐をする誘拐犯の国であります。悲しいことに,私は20年間,この問題,拉致問題には取り組んできましたが,断腸の思いで横田めぐみちゃんの滋さん,ついに我が娘を抱きしめることもなく他界いたしました。さらに,北朝鮮は核弾頭を装置できるノドン,テポドンを我が国に向けて発射する国であります。皆,この国らは世界共産主義の台頭する国であります。
○議長(加治佐民生) 浜田議員。委員長に対する質疑をしてください。
◆議員(浜田茂久) このような議論があったかどうかということを。
○議長(加治佐民生) 委員長に対する質疑をしてください。
◆議員(浜田茂久) 問いただしたいから,なかったから言っている。
○議長(加治佐民生) 委員長に対する質疑をしてください。
◆議員(浜田茂久) はい。このような我が国を取り巻く重大な国民の生命財産を国家の領土も奪おうとする国がある中で,このような請願が出てきたわけでありますから,我が国の本当の安全を守るために国権事項として,我が国は陳情者が求めていることに対しては十分理解しながら,国民を守るという責任ある行動を取っているのであります。
○議長(加治佐民生) 委員長に対する質問をしてください。
◆議員(浜田茂久) だから,こういう議論があったかどうかを委員長にお伺いいたします。 以上です。
◎総務常任委員長(松久保正毅) 浜田議員の質問にお答えいたします。 総務委員会では,反対討論といたしまして,世界の平和を求める気持ちは分かるが,国権に関するものであり,近隣諸国の動向を勘案すると反対であるという意見がありまして,浜田議員が申し上げたような突っ込んだ外交に関わる質問はございませんでした。 また,賛成意見として,国としては外交問題であるが,政治に対しての意見なので外交に踏み込むものではありません。南九州市は太平洋戦争当時,特攻基地となった歴史もあり,平和を語り継ぐ
町として国への請願なので,外交の判断は国がするべきであり,政府への意見書であるので,市の歴史的面から見ても,採択すべきものと考えるという両方の意見でございました。以上です。
○議長(加治佐民生) ほかに質疑ありませんか。
◆議員(吉永賢三) 請願第1号について委員長の報告に対して質問いたします。 請願書第1号において,南九州市長が加入する平和首長会議も核兵器禁止条例早期締結を求めており,核兵器廃絶のための行動指針も策定しますとありますが,このことについて,審査の中で確認されたのかが1点。 それと,地方議会に対する請願は,請願の趣旨,提出者の年月日,請願者の住所及び氏名を記載し,公にした文書で行い,議員の紹介が必要となる。この文書の中の最後に陳情という文章がありますが,これについても提出者の確認を行ったか,質疑いたします。
◎総務常任委員長(松久保正毅) 質問にお答えいたします。 まず,請願の文章の内容でございますが,書記に確認をさせましたところ,昨年も陳情として提出をされておりますが,国権に関する事項で外交問題に関する陳情であり,地方議会が判断することではないというようなことで,確認をしましたところ,条件を満たしており,この請願書自体は有効であると判断をいたしました。 最初の質問の策定の確認はしてないところでございます。
○議長(加治佐民生) ほかに質疑はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加治佐民生) これで質疑を終わります。 これから,討論を行います。 まず,本案に反対者の発言を許します。
◎議員(浜田茂久) 私は現在の日本国を安全安心に守っておるのは日米安保条約であり,その安保条約の中で,いざ,日本が武力攻撃された場合には,必ず安保条約の下において,日本を攻撃する国は許さんということで,現実安全が保たれております。そういう中にあって,政府が国権事項として,陳情者の言われるコミンテルンに対するプロパガンダ的な陳情は日本国民の安全を保障されるものと思われるものではありません。現在,日本政府が国権事項として行っております大きな政治判断で,この国は守られているということでありますので,この陳情については,継続すべきものと,軽々に市の議会が判断するべき問題ではない。前回も出ましたが,そういう議論で否決した問題であります。我々は自由民主主義圏の国であります。何としても国民の生命財産を守り貫くという政府の意思判断を信頼し,この陳情については,継続にすべきであるという思いで反対をするものであります。以上であります。
○議長(加治佐民生) 次に,本案に賛成者の発言を許します。
◎議員(大倉野由美子) 請願の1です。日本政府に核兵器禁止条約の調印を求めるこの意見書採択につきまして,賛成の立場で討論をいたします。 6月1日付南日本新聞には,核弾頭世界に1万3,410発の見出しで,長崎大学核兵器廃絶研究センター調査チームの中村桂子準教授は,新型核の配備の動きが進んでいることに触れて,数は減少しているが,使える核が広がっている状態にあると指摘をしています。また,ロシア,米国に次いで,中国,今年初めて3位の保有国になったとして,梅林宏道客員教授は,中国を核軍縮のプロセスに巻き込むのは大事だが,まずは圧倒数を保有する米・ロがテーブルに着くことが必要だと報道しております。 さて,先の戦争の被害で,6月17日は鹿児島大空襲の惨状を地元新聞が報道をしております。その戦争体験後,多くの戦争惨状を体験者が語っておられました。5回目にして,最大の被害をもたらした空襲について,梅雨の真っ最中で,雨音のように聞こえた音はあまたの焼夷弾が投下された音だった。約1万1,600戸が被災,死者2,300人,負傷者は約3,500人。鹿児島医療生協協同組合の核兵器完全禁止と平和を目指す会が発行しております戦争体験文集に体験記を載せております私の母の体験では,1945年南薩の田舎
町にも空襲が激しく,枕崎で家を焼かれた人がどんどん川辺に疎開し,小さな勝目村の人口もたちまち2倍になり,食料が目に見えて不足,人の顔も青白く,顔がばあっと太ったようになって不健康な人が増えていく。栄養失調だったと思います。1番大事にされたお父さんや長男が先に亡くなったと回顧しております。100人いれば100人の戦争被害がそれぞれ語り尽くせないわけです。2度と戦争はしてほしくはない。これが市民の願いです。 ところが,この安倍首相は,集団的自衛権の行使を可能にした戦争法を強行して,奄美,徳之島に自衛隊の訓練基地を許可をして,鹿児島の馬毛島には米軍機の離着陸発着訓練地にする計画を進めております。 さらに,6月19日付新聞報道によりますと,敵基地攻撃能力保有の。
○議長(加治佐民生) 大倉野議員。簡潔にやってください。
◎議員(大倉野由美子) はい。報道されています。憲法じゅうりんの議論開始などとんでもないわけです。先ほど議論がございます日本政府が日米安保条約を大事にしている。そのことこそ,日本が核の戦争にも巻き込まれる。そういう事態になっております。地方自治法99条を生かして,私たちは党派を超えて,先の戦争で特攻基地が置かれた南九州市だからこそ,一触即発の危機にある今の現状から核兵器をなくせ,政府に対して,核兵器禁止条約の調印を求めることが大事ではないでしょうか。 南九州市は平和首長会議に参加をしております。毎年のように,2012年は当時の副市長でありました鶴田さん,そして,平和会館特攻館の館長,そして,2019年を遡って,ここ四,五年は,館長がその会議にも参加をされており,2020年ビジョンについて具体的行動を。
○議長(加治佐民生) 簡潔にお願いします。
◎議員(大倉野由美子) 採決をしています。同僚議員の賛同をよろしくお願いをして,賛成討論といたします。
○議長(加治佐民生) ほかに討論はありませんか。
◎議員(川畑実道) 日本政府核兵器禁止条約の調印に求める意見書採択についての請願についての反対の立場で討論をいたします。 まず,この核兵器禁止条約のことについてですけれども,核兵器,2017年7月4日に124か国中122か国の賛成で賛成多数で採択されております。ただし,この124か国には核兵器保有国は1国も出席しておりません。日本は核兵器,核保有国と非保有国との間の溝を深めるという理由から反対しております。そのほかに,日本主導の核兵器廃絶決議は167か国の賛成に持っております。米国も賛成しております。ただし,中国,ロシア,北朝鮮,シリアの4国が反対し,英,フランスなど17国が棄権しておりますけれども,この核兵器禁止条約とは,この条約は核兵器の保有を否定するものではなく,核兵器の使用を2度と行わないためつくられた条約であります。ですから,問題となるのは,核保有国に対する支援も禁止させることです。日米は同盟関係にあります。日本の安全保障は米国があるからこそ成り立っております。核保有国と呼ばれる9か国及びその同盟国は,いずれも署名すらしておりません。核兵器のような人類を滅亡に追いやる可能性のある恐ろしい兵器はもちろんないに越したことはありません。しかし,この世の中は,そんなに単純ではなく,各国様々な事情があるのです。それはもちろん日本にも言えることです。日米同盟の存続,危うくなったときに困るのは米国ではなく日本です。しかし,条約に参加しないからといって,核兵器に肯定的に捉えているわけではありません。日本には非核三原則があり,努力はしています。条約に参加しない。イコール核兵器の肯定ではないのですと考えます。 そして,2つ目に,この請願は私たち市議会が議会の権限を越えている事項ではないでしょうか。そういうことから反対といたします。
○議長(加治佐民生) ほかに討論はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加治佐民生) これで,討論を終わります。 これから,請願第1号を採決します。この採決は起立によって行います。この請願に対する総務常任委員長の報告は採択です。請願第1号を採択することに賛成の方は起立願います。 [賛成者起立]
○議長(加治佐民生) 起立少数であります。請願第1号は不採択とすることに決定しました。 ここでしばらく休憩します。午前11時4分休憩───────────午前11時15分開議
○議長(加治佐民生) 再開します。 ────────────────────
△日程第10請願第2号教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための,2021年度政府予算に係る意見書採択を求める請願書
○議長(加治佐民生) 日程第10,請願第2号教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための,2021年度政府予算に係る意見書採択を求める請願書を議題とします。 本案について,
文教厚生常任委員長の報告を求めます。 [
文教厚生常任委員長大久保太智議員登壇]
◎
文教厚生常任委員長(大久保太智)
文教厚生常任委員会に付託された請願第2号教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための,2021年度政府予算に係る意見書採択を求める請願書について,審査の経過と結果を報告申し上げます。 委員会は6月19日に開催し,紹介議員及び執行部の出席を求め,本請願に対する紹介議員の説明と執行部の見解を参考に審査いたしました。 本請願は,1点目に,子どもたちの教育環境改善,教職員の長時間労働改善のために,計画的な教職員定数改善を推進すること。 2点目に,教育の機会均等と水準の維持向上を図るため,
義務教育費国庫負担制度の負担割合を2分の1に復元することの,以上2点を国に対し働きかけることを求めるものであります。 委員会としては,本請願の趣旨は,少人数学級の推進と合わせた教職員定数改善の推進により,将来を担う子どもたちが平等に,より質の高い教育を受ける機会が担保されること,また,
義務教育費国庫負担制度の負担割合2分の1復元は,国全体の教育水準の維持向上のため,教育予算を確保・充実させる必要があることから,本請願の願意は妥当と認めました。 以上,討論はなく,採決の結果,賛成多数で請願第2号は採択すべきものと決定しました。 これで
文教厚生常任委員会に付託された審査の報告を終わります。
○議長(加治佐民生) しばらく休憩します。午前11時18分休憩───────────午前11時19分開議
○議長(加治佐民生) 再開します。 これから,委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加治佐民生) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから,討論を行います。 まず,本案に反対者の発言を許します。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加治佐民生) 反対討論なしと認めます。 次に,本案に賛成者の発言を許します。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加治佐民生) 賛成討論なしと認めます。これで,討論を終わります。 これから,請願第2号を採決します。この採決は起立によって行います。この請願に対する
文教厚生常任委員長の報告は採択です。請願第2号を採択することに賛成の方は起立願います。 [賛成者起立]
○議長(加治佐民生) 起立多数であります。請願第2号は採択することに決定しました。 しばらく休憩します。午前11時20分休憩───────────午前11時21分開議
○議長(加治佐民生) 再開します。 ただいま,
文教厚生常任委員長から,発委第1号教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度2分の1復元を図るための,2021年度政府予算に係る意見書が提出されました。これを日程に追加し,追加日程第1として議題にしたいと思います。御異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加治佐民生) 異議なしと認めます。発委第1号を日程に追加し,追加日程第1として議題とすることに決定しました。 ────────────────────
△追加日程第1発委第1号教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度2分の1復元を図るための,2021年度政府予算に係る意見書
○議長(加治佐民生) 追加日程第1,発委第1号教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度2分の1復元を図るための,2021年度政府予算に係る意見書の提出についてを議題とします。 本案について,提案理由の説明を求めます。 しばらく休憩します。午前11時22分休憩───────────午前11時25分開議
○議長(加治佐民生) 再開します。 本案について,提案理由の説明を求めます。 [
文教厚生常任委員長大久保太智議員登壇]
◎
文教厚生常任委員長(大久保太智) 発委第1号意見書提案理由説明書になります。 発委第1号教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度2分の1復元を図るための,2021年度政府予算に係る意見書の提出について,提案理由の説明を申し上げます。 先ほど,請願第2号が採択されましたので,これにより,お手元に配付しました意見書を関係機関に提出しようとするものであります。 提出先は,衆議院議長,参議院議長,内閣総理大臣,財務大臣,総務大臣,文部科学大臣であります。よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。
○議長(加治佐民生) これから質疑を行います。質疑はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加治佐民生) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから,討論を行います。 まず,本案に反対者の発言を許します。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加治佐民生) 反対討論なしと認めます。 次に,本案に賛成者の発言を許します。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加治佐民生) 賛成討論なしと認めます。これで,討論を終わります。 これから発委第1号を採決します。この採決は起立によって行います。本案は,原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 [賛成者起立]
○議長(加治佐民生) 起立多数であります。発委第1号は,原案のとおり可決されました。 ────────────────────
△日程第11陳情第1号重度心身障害者(児)の医療費助成制度の現物給付(窓口無料)を意見書として鹿児島県に求める陳情について
○議長(加治佐民生) 日程第11,陳情第1号重度心身障害者(児)の医療費助成制度の現物給付(窓口無料)を意見書として鹿児島県に求める陳情についてを議題とします。 本案について,
文教厚生常任委員長の報告を求めます。 [
文教厚生常任委員長大久保太智議員登壇]
◎
文教厚生常任委員長(大久保太智)
文教厚生常任委員会に付託された陳情第1号重度心身障害者(児)の医療費助成制度の現物給付(窓口無料)を意見書として鹿児島県に求める陳情について,審査の経過と結果を報告申し上げます。 委員会は6月19日に開催し,参考人と執行部の出席を求め,本陳情に対する陳情者の説明と執行部の見解を参考に審査いたしました。 本陳情は,重度心身障害者(児)の医療費助成制度(公費負担事業)の現物給付化(窓口無料)を鹿児島県に求める意見書を提出することを求めるものであります。 陳情者から,医療機関において子どもの診療を受ける際,診療費の支払い手続や薬局への移動など,子どもを連れての対応は非常に厳しく,また,市役所への医療費の償還払いの申請等の手続も負担が大きいとの説明がありました。 委員から,障害者等の医療費助成の現物給付を求めるかごしまの会の県内自治体への陳情の状況について説明を求めたところ,本市をはじめ6自治体へ陳情を提出している。重度心身障害者の御家族の負担を軽減できるよう県内全域で活動を進めていきたいとのことでありました。 また,福祉課からは,医療費助成制度の現物給付については,鹿児島県,各自治体,医療機関,国保連合会,社会保険診療報酬支払基金の連携が必要であり,本市だけでできるものではなく,毎年,鹿児島県市長会において,県内全市の賛成の下,多くの都道府県で現物給付方式等が導入されるなど,制度の充実が図られ,障害者福祉の向上と利便性を高める観点から,償還払い方式からの見直しについて鹿児島県へ要望しているとの説明がありました。 討論において,医療機関等への通院や医療費助成に係る手続など,御家族は大変御苦労されている。鹿児島県に意見書を提出して,みんなで助けていきたいと考えることから,賛成するとの賛成討論がなされました。 以上,採決の結果,賛成多数で,陳情第1号は採択すべきものと決定しました。 これで
文教厚生常任委員会に付託された審査報告を終わります。
○議長(加治佐民生) これから,委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加治佐民生) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから,討論を行います。 まず,本案に反対者の発言を許します。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加治佐民生) 反対討論なしと認めます。 次に,本案に賛成者の発言を許します。
◎議員(日置友幸) 陳情第1号重度心身障害者及び障害児の医療費助成制度の現物給付(窓口無料)を意見書として鹿児島県に求める陳情について,賛成の立場から討論いたします。 現物給付を求める陳情書の意見は,ハンディキャップを持つ方々の福祉向上に寄与します。ハンディキャップを持つ方々が医療にかかる場合,医療費以外にも多くの経費がかかっています。通院時のタクシーにかかる交通費,入院時の差額ベッド代,付添いにかかる費用などなどです。特に重度の方の場合,保険外医療費や医薬品など重い負担があります。また,そのような子どもを育てる保護者の負担も同様でございます。特別な支援を必要とする方々に対し,特別な取組を講ずることにより公平公正な社会が築かれると考えます。 また,ハンディキャップを持つ方々とその御家族の社会参画を支えることは,当事者のみならず,社会全体の利益です。実際に御苦労があり,改善を求める本市在住の当事者が声を上げ,市議会に働きかけをいただいている陳情第1号は,まさに陳情という制度が想定する案件であり尊いものです。 陳情者の取組に敬意と感謝を表すとともに,全会一致で陳情が採択され,県へ意見書が送り出されることを祈念し,賛成いたします。
○議長(加治佐民生) ほかに討論はありませんか。
◎議員(大倉野由美子) この議案について賛成の立場で討論いたします。 とりわけ,この重心医療を受けられる方々の御家族の御苦労は,実に大変な生活をされておられます。寝たきりの子どもさんを抱える親御さんもおられます。 一つは,日々の暮らしはもちろん,その診療機関に出向く,そして,医療費の全面返還に求める手続なども,医療費も含めて,再度行政機関に申請書を取りに行き,還元を求める。そういう作業が必要になるわけです。当然,毎回毎回の病院の診療の中で,いわゆる,当然このもう医療費は戻ってこられるという対象者であるわけですから,具体的には診療券などを作るなどして,窓口で無料にするという,こういうことは即座にできることではないかと思います。確かに当局のお話で,県がこのことをいわゆるしようとしない,その問題です。鹿児島県は子ども医療費を含めて重心医療について,九州の中では鹿児島県が残されて,その手続ができずにいる県でありますので,早急にこれを改善をしていただくように当局からの要望も重ねてお願いを申し上げまして,賛成といたします。
○議長(加治佐民生) ほかに討論はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加治佐民生) これで,討論を終わります。 これから陳情第1号を採決します。この採決は起立によって行います。この陳情に対する
文教厚生常任委員長の報告は採択です。陳情第1号を採択することに賛成の方は起立願います。 [賛成者起立]
○議長(加治佐民生) 起立多数であります。陳情第1号を採択することに決定しました。 しばらく休憩します。午前11時37分休憩───────────午前11時38分開議
○議長(加治佐民生) 再開します。 ただいま,
文教厚生常任委員長から,発委第2号重度心身障害者(児)の医療費助成制度の現物給付(窓口無料)を求める意見書が提出されました。これを日程に追加し,追加日程第2として議題にしたいと思います。御異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(加治佐民生) 異議なしと認めます。発委第2号を日程に追加し,追加日程第2として議題とすることに決定しました。 ────────────────────
△追加日程第2発委第2号重度心身障害者(児)の医療費助成制度の現物給付(窓口無料)を求める意見書