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令和4年9月定例会(第5日) 名簿
令和4年9月定例会(第5日) 本文

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  1. 平塚市議会 2022-09-05
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    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 令和4年9月定例会(第5日) 本文 2022-09-09 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 118 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯数田俊樹議長 選択 2 : ◯数田俊樹議長 選択 3 : ◯20番 小泉春雄議員 選択 4 : ◯原 正産業振興部長 選択 5 : ◯高橋孝祥総務部長 選択 6 : ◯武井 敬土木部長 選択 7 : ◯20番 小泉春雄議員 選択 8 : ◯原 正産業振興部長 選択 9 : ◯20番 小泉春雄議員 選択 10 : ◯原 正産業振興部長 選択 11 : ◯20番 小泉春雄議員 選択 12 : ◯原 正産業振興部長 選択 13 : ◯20番 小泉春雄議員 選択 14 : ◯原 正産業振興部長 選択 15 : ◯20番 小泉春雄議員 選択 16 : ◯原 正産業振興部長 選択 17 : ◯20番 小泉春雄議員 選択 18 : ◯原 正産業振興部長 選択 19 : ◯20番 小泉春雄議員 選択 20 : ◯原 正産業振興部長 選択 21 : ◯20番 小泉春雄議員 選択 22 : ◯原 正産業振興部長 選択 23 : ◯20番 小泉春雄議員 選択 24 : ◯原 正産業振興部長 選択 25 : ◯20番 小泉春雄議員 選択 26 : ◯高橋孝祥総務部長 選択 27 : ◯20番 小泉春雄議員 選択 28 : ◯平井 悟社会教育部長 選択 29 : ◯20番 小泉春雄議員 選択 30 : ◯平井 悟社会教育部長 選択 31 : ◯20番 小泉春雄議員 選択 32 : ◯工藤直人学校教育部長 選択 33 : ◯平井 悟社会教育部長 選択 34 : ◯20番 小泉春雄議員 選択 35 : ◯工藤直人学校教育部長 選択 36 : ◯20番 小泉春雄議員 選択 37 : ◯高橋孝祥総務部長 選択 38 : ◯20番 小泉春雄議員 選択 39 : ◯高橋孝祥総務部長 選択 40 : ◯20番 小泉春雄議員 選択 41 : ◯武井 敬土木部長 選択 42 : ◯20番 小泉春雄議員 選択 43 : ◯武井 敬土木部長 選択 44 : ◯20番 小泉春雄議員 選択 45 : ◯武井 敬土木部長 選択 46 : ◯20番 小泉春雄議員 選択 47 : ◯武井 敬土木部長 選択 48 : ◯20番 小泉春雄議員 選択 49 : ◯数田俊樹議長 選択 50 : ◯数田俊樹議長 選択 51 : ◯16番 黒部栄三議員 選択 52 : ◯石川清人教育総務部長 選択 53 : ◯脇 孝行まちづくり政策部交通政策担当部長 選択 54 : ◯田中信行都市整備部長 選択 55 : ◯16番 黒部栄三議員 選択 56 : ◯工藤直人学校教育部長 選択 57 : ◯16番 黒部栄三議員 選択 58 : ◯工藤直人学校教育部長 選択 59 : ◯16番 黒部栄三議員 選択 60 : ◯工藤直人学校教育部長 選択 61 : ◯16番 黒部栄三議員 選択 62 : ◯工藤直人学校教育部長 選択 63 : ◯16番 黒部栄三議員 選択 64 : ◯工藤直人学校教育部長 選択 65 : ◯16番 黒部栄三議員 選択 66 : ◯工藤直人学校教育部長 選択 67 : ◯16番 黒部栄三議員 選択 68 : ◯工藤直人学校教育部長 選択 69 : ◯16番 黒部栄三議員 選択 70 : ◯石川清人教育総務部長 選択 71 : ◯16番 黒部栄三議員 選択 72 : ◯脇 孝行まちづくり政策部交通政策担当部長 選択 73 : ◯16番 黒部栄三議員 選択 74 : ◯数田俊樹議長 選択 75 : ◯数田俊樹議長 選択 76 : ◯11番 松本敏子議員 選択 77 : ◯岩崎和子福祉部長 選択 78 : ◯田中信行都市整備部長 選択 79 : ◯平野貴裕市長室長 選択 80 : ◯土屋真人環境部長 選択 81 : ◯11番 松本敏子議員 選択 82 : ◯岩崎和子福祉部長 選択 83 : ◯11番 松本敏子議員 選択 84 : ◯岩崎和子福祉部長 選択 85 : ◯11番 松本敏子議員 選択 86 : ◯岩崎和子福祉部長 選択 87 : ◯11番 松本敏子議員 選択 88 : ◯岩崎和子福祉部長 選択 89 : ◯11番 松本敏子議員 選択 90 : ◯岩崎和子福祉部長 選択 91 : ◯11番 松本敏子議員 選択 92 : ◯岩崎和子福祉部長 選択 93 : ◯11番 松本敏子議員 選択 94 : ◯岩崎和子福祉部長 選択 95 : ◯11番 松本敏子議員 選択 96 : ◯岩崎和子福祉部長 選択 97 : ◯11番 松本敏子議員 選択 98 : ◯田中信行都市整備部長 選択 99 : ◯11番 松本敏子議員 選択 100 : ◯田中信行都市整備部長 選択 101 : ◯11番 松本敏子議員 選択 102 : ◯田中信行都市整備部長 選択 103 : ◯11番 松本敏子議員 選択 104 : ◯田中信行都市整備部長 選択 105 : ◯11番 松本敏子議員 選択 106 : ◯津田勝稔企画政策部長 選択 107 : ◯11番 松本敏子議員 選択 108 : ◯田中信行都市整備部長 選択 109 : ◯11番 松本敏子議員 選択 110 : ◯数田俊樹議長 選択 111 : ◯11番 松本敏子議員 選択 112 : ◯田中信行都市整備部長 選択 113 : ◯11番 松本敏子議員 選択 114 : ◯数田俊樹議長 選択 115 : ◯数田俊樹議長 選択 116 : ◯数田俊樹議長 選択 117 : ◯数田俊樹議長 選択 118 : ◯数田俊樹議長発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                   午前10時00分開議 ◯数田俊樹議長  おはようございます。ただいまから令和4年9月第3回平塚市議会定例会第5日目の会議を開きます。  本日の議事日程及び諸般の報告は印刷配付のとおりですので、それによって御承知願います。      ※ 認第1号~認第3号、報告第8号~報告第11号、議案第42号~議案第56号        (総括質問・続) 2: ◯数田俊樹議長  これより日程に入ります。日程第1に掲げた市長提出案件を一括議題とし、これより昨日に引き続き総括質問を行います。  あらかじめ通告がありますので、それに従って発言を許可いたします。  20番小泉春雄議員ですが、小泉議員は一問一答方式で質問を行いますので、質問回数に制限はありません。小泉春雄議員。                 〔20番小泉春雄議員登壇〕 3: ◯20番 小泉春雄議員  おはようございます。湘南フォーラム3番手の小泉春雄でございます。通告に従い、総括質問を行います。  1、平塚農業への支援。  県下有数の穀倉地域である平塚の米作農業も今月末から収穫作業が始まります。農業者として豊作を願う次第です。  一方、2月にはロシアがウクライナに侵攻し、7か月になろうとしております。この侵略戦争は、世界中を食糧危機に陥れ、原油不足や著しい物価の高騰を招いております。第一次産業である農業にも大きな影響が出ております。トラクターなどの農業機械を動かすガソリンや軽油、施設園芸では暖房用の重油、畜産業では家畜の飼料、そして農作物には欠かすことのできない肥料も大きく高騰しております。営農に欠かせない油や餌、肥料などなしには農業は成り立ちません。そこで、肥料高騰による農業者への支援について、本市の考えをお聞きします。  次に、市内3か所目のライスセンターについて、整備場所、受託エリア、受託規模などの整備概要をお聞きをします。同時に、現在ある片岡、湘南各ライスセンターの受託エリア、受託規模はどのようになるのでしょうか。  2、市旗・市歌の普及を。  市旗の図案になっている市章は、昭和7年4月1日の市制施行を記念し、一般からの公募で、同年10月1日に制定されました。図案は、平塚市の「平」をデザイン化しています。一方、市歌は、昭和27年の市制施行20周年を記念して、4月1日に発表されました。長い歴史がありますが、市の行事やイベントで、市旗の掲揚や市歌を歌ったり聞いたりすることはほとんどありません。なじみが薄く、市民の皆様でも市歌が歌え、市旗のデザインが分かる人はどのぐらいいらっしゃるのでしょうか。そこで、市民の皆様に平塚市旗や市歌に愛着を持ってもらうために、以下お聞きをします。  1)市旗・市歌に対する市の基本的な考えをお聞きします。  2)市の施設及び関連施設にどの程度市旗が配付されておりますか。
     3)市歌を収めたテープ、CD等が公民館や教育施設にどの程度配られておりますか。  4)今年は、市制施行90周年の年です。もっと市旗や市歌に愛着を持ち、普及する取組を積極的に行うべきと考えますが、いかがでしょうか。  3、渋田川の護岸崩落をうけて。  今年も全国各地で、大雨や集中豪雨による国管理の河川はもとより、地方自治体が管理をしている中小河川で、氾濫や堤防の決壊など、大きな災害が多発しております。8月18日に渋田川の青井橋下流約50メートル地点の右岸の護岸が崩落しているのが分かりました。県の平塚土木事務所で緊急的工事で対応していただきました。そこで、県の管理する河川ではありますが、市民の生命、財産を守る立場の市として、渋田川の河川の状況をどのように把握しているか。また、県に対して具体的にどう要望をしているかお聞きをします。  同場所付近では、数年前にも同じように護岸崩落が分かりました。県で復旧工事をしました。ほぼ同じ場所が数年の間に2度も護岸崩落を起こすのは、水の流れに問題があると思います。これを放置して水害などが起これば、自然災害ではなく人災になってしまいます。私は、左岸の島が大きな原因だと考えます。工事可能な時期になったら、最優先で島のしゅんせつを求めます。御見解をお聞きをし、1回目の質問を終わります。                〔20番小泉春雄議員質問席へ〕 4: ◯原 正産業振興部長  20番小泉春雄議員への御質問にお答えいたします。  1、平塚農業への支援として、大きく2点の御質問です。  まず、1点目の肥料高騰による農業者への支援です。  肥料価格高騰による農業経営の影響を緩和するとともに、化学肥料の使用低減を促進することを目的として、国が定める化学肥料削減の取組を2つ以上行う農業者を対象に、肥料の購入費に対して、前年度からの増加分15%を補助することで、国や県の補助金と併せ、増加分全体を支援してまいります。  続いて2点目、新たなライスセンターについてです。  新たなライスセンターは、稲作の全工程を請け負うことができる組織で、金田地区への整備が予定されています。受託エリアは、金田地区を中心に岡崎地区などを想定しています。稼働当初は10ヘクタール程度の受託となりますが、整備する建物や設備は、50ヘクタールに対応する規模としており、早期に大規模受託ができる体制の構築を目指していきます。  また、既存の湘南ライスセンターなどの受託エリアや受託規模については、JA湘南が運営する協議会で調整していくこととなります。  以上でございます。 5: ◯高橋孝祥総務部長  続きまして、2、市旗・市歌の普及をについて、4点の御質問です。  まず、1点目の市旗・市歌に対する基本的な考えです。  市旗は、本市のシンボルマークである市章をデザインしたものであり、市歌は、本市の恵まれた自然の美しさや産業の豊かさを表現したシンボルソングです。いずれも、市民に本市に対する愛着や誇りを持っていただくために大きな役割を果たしているものと考えます。  次に、2点目の市の施設及び関連施設に市旗がどの程度配付されているかです。  市旗は、市役所本庁舎のほか、全ての市立小中学校や市立幼稚園、レモンガススタジアム平塚やトッケイセキュリティ平塚総合体育館などのスポーツ施設、ひらしん平塚文化芸術ホールや美術館などの文化施設の合計81施設で所有しています。  次に、3点目の公民館及び教育施設に市歌がどの程度配付されているかです。  市歌は、CDを主な公共施設などに配付し、公民館や小中学校では、地域行事などで活用しています。テープやCDなどはなくても、市ホームページに音源を掲載していますので、容易に聞くことや、用いることが可能となっています。  次に、4点目の市旗や市歌を普及する取組を積極的に行うことへの見解です。  市旗や市歌は、これまでも普及に努めてまいりました。例えば、市庁舎本館では、昼休みに市歌を流しています。今年4月に市制施行90周年を迎え、節目の年であることから、今後、庁内外と連携し、どのような取組ができるかを検討してまいります。  以上でございます。 6: ◯武井 敬土木部長  続きまして、3、渋田川の護岸崩落をうけてについて、3点の御質問です。  1点目の渋田川の河川状況の把握と、2点目の県に対する具体的要望については関連がありますので、一括してお答えいたします。  金目川水系のうち、渋田川は、おおむね時間雨量50ミリの降雨に対応した整備が完了しています。しかしながら、近年、全国各地で局地的な豪雨などによる被害が頻発しており、堆積土砂の撤去などを継続的に実施し、河川水位を低下させる取組が重要です。県では、渋田川で鈴川との合流付近の堆積した土砂の撤去を完了しておりますが、東豊田地区周辺から上流の広い範囲で土砂が堆積していることを認識しております。  本市では、このような状況から、金目川水系の堤防整備や護岸改修のほか、河川内の堆積土砂の撤去等が早期に実施されるよう、河川管理者である神奈川県に対し、強く要望しております。  次に、3点目の崩落箇所付近の島のしゅんせつについてですが、河川管理者である神奈川県によると、今回の崩落の原因は、大雨で河川水位が上昇した際、崩落箇所付近で湾曲した川の流れが護岸に強く当たり、川底が洗掘されたことにより、護岸の一部が損壊したのではないかとの見解でした。また、現在、仮復旧工事は完了しておりますが、今後は、河川水位が下がった後、詳細な調査を行い、復旧方法を検討し、再度被害が起きないよう必要な対策を取っていく。堆積した土砂の撤去については、今年度、東豊田付近を予定しており、順次、上流側を実施していく予定と聞いております。  本市からは、市民の安心・安全を守るため、当該箇所付近のパトロールのさらなる強化や、損壊した箇所の早期の本復旧をお願いするとともに、当該箇所付近の堆積土砂の撤去についても、併せて強く要望してまいります。  以上でございます。 7: ◯20番 小泉春雄議員  肥料の助成の関係ですけれども、JAで買う肥料はもちろんですけれども、今、ホームセンターや種苗店、あるいは通信販売でも肥料を販売しております。全ての費用が対象になるというふうに理解してよろしいんですか。 8: ◯原 正産業振興部長  そうですね。どちらで購入された肥料も対象になります。  以上でございます。 9: ◯20番 小泉春雄議員  先ほどお聞きしたのは、15%云々というお話がありましたけれども、過去の新聞報道等では、70%以上値上がりした部分がまず対象の品目になって、そのうち上がった分の15%というふうにお聞きをしているんですが、そういう理解でよろしいんですかね。 10: ◯原 正産業振興部長  私どもで把握していますのが、値上がりした分の7割を国が補助しますので、残りの3割を市と県で半分ずつ、15%ずつ、それで全額を支援していくということで理解しております。  以上でございます。 11: ◯20番 小泉春雄議員  これはどこで把握する、要は農業者の申請みたいな形になるんですか。 12: ◯原 正産業振興部長  実際の申請の流れにつきましては、国の補助金の対象ですが、農家5戸以上のグループでの申請となっておりますので、実際には、農協や農協の支店等が申請者となることを想定しておりますので、本市の補助金につきましても同様とする予定でございます。  以上でございます。 13: ◯20番 小泉春雄議員  もう一つ、化学肥料を2割程度削減をという上限というか、ついていますけれども、この辺について、2割削減して生産量等含めて、私は心配があるんですけれども、どういうふうにお考えになりますか。 14: ◯原 正産業振興部長  化学肥料の低減につきましては、取り組む項目が国のほうで15項目、メニューが出ていますので、その中の2つ以上を取り組むということで、実際には2割以上削減できるかどうかというのは、それに取り組んでいただくことが目的であって、結果的にそこの2割ということを求められているわけではないというふうに理解しております。  以上でございます。 15: ◯20番 小泉春雄議員  農家であれば、化学肥料を使わないというのはあり得ない。さっきも言いましたけれども、いろんなところで買えるということも含めて、落ちこぼれ、要は、対象なのに対象にならない、補助の対象にならなかったということがないように、やっぱりきちっと対応すべきだなというふうに私は思いますけれども、その辺の対策はいかがですか。 16: ◯原 正産業振興部長  いろいろなケースが考えられると思いますので、細かいことはまたいろいろな窓口に御相談を、JAも含めて御相談いただければ対応していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 17: ◯20番 小泉春雄議員  ライスセンターの関係についてお伺いをします。  稼働は再来年の4月を予定しているようですけれども、約1年半前に補正予算でこれだけの金額を措置されていますけれども、どういう流れで具体的に再来年4月に稼働をするのかというのをお聞きします。スケジュールをお聞きします。 18: ◯原 正産業振興部長  まず、年内を目途に法人化に向けた作業を進めていただきまして、令和6年4月の稼働に向けて準備をしていくことになります。その中には、様々な作業工程がございますので、計画に沿ってこれから詰めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 19: ◯20番 小泉春雄議員  ライスセンターの関係で、市長も記者会見でおっしゃっていましたけれども、1から10まで全ての水稲の農作業を請け負えるような受託組織をつくる。今でもやっていらっしゃいますけれどもね。これでいくと、ちょっと嫌らしい質問ですけれども、部長、従来の田んぼ、どのぐらい今、収穫があるというふうに思っていらっしゃいますか。 20: ◯原 正産業振興部長  おおよその数字ですけれども、10アールの収穫量を8俵というふうに仮定しますと、1俵当たりの単価が1万4000円ということで想定しますと、10アールで11万2000円という販売価格となります。  以上でございます。 21: ◯20番 小泉春雄議員  JA湘南が、今年度の買上げの概算単価をお決めになったようです。一番いいはるみ1等で、30キロ8100円なんです。これが一番いいんです。なかなか1等、難しい部分もあるんですけれども、これで概算すると、そこまで、今、部長がおっしゃった数字は、多分2等ぐらいのお米かなという気がします。逆に、委託料、全ての作業を委託すると幾ら費用がかかると思いますか。 22: ◯原 正産業振興部長  委託料でございますが、仮にライスセンターに全工程を委託するということになりますと、委託というよりも農地の貸出しという形になると思いますので、基本的に貸出しになると、委託料がかからないということになりますので、逆に使用料などが発生してまいりますので、そういったことで、使用料自体が、実際に金額で納めていただく場合は、10アールで5000円から1万円ということが相場となっております。あるいは、米を物納していただくとか、あるいは無料で貸し出すとかということになると思います。  以上でございます。 23: ◯20番 小泉春雄議員  部長がおっしゃるのはそういう話かもしれませんけれども、単純に言うと、農家で10アールの田んぼ1枚お願いしますよと話をして、先ほどおっしゃったように、収入は11万円前後になるかなと思うんです。今、受託料は大体同じとこら辺までいっちゃうんです、全部積算すると。もう変な話、10万円のお米を稼ぐのに10万円の費用がかかる。まだとんとんだからいいんです。これが逆転して、10万円のお米を稼ぐのに12万円の費用がかかったら、誰も農家をやらなくなります。その辺もこれからは助成の対象にするような形で考えないと、というふうに私は思っていますけれども、いかがでしょうか。 24: ◯原 正産業振興部長  例えばライスセンターに何を委託するかというのは、それぞれの農家さんによって違うと思います。確かに全部を委託する場合は、今、議員がおっしゃられたように、もしかするとかかる費用のほうが収入よりも上回ってしまうようなケースがあると思いますので、そういったことは、様々な場合がありますので、ケース・バイ・ケースでしっかりと支援していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 25: ◯20番 小泉春雄議員  10アール全て全部お任せなんですけれども、取れたお米を持ってきてくださいよ、自分んちで食べなきゃいけないから持ってきてくださいよって話になると、今、部長がおっしゃるような形にならないんです。さっき私が言ったように、収入があって、委託料がどのくらいかかるか。ツーペイでゼロになればまだ何とかやれるけれども、マイナスになったら、農家がお願いしますって話にならないと、だんだん荒廃地なり休耕地なりが増えてしまう。ですから、もし逆転するようなあれになれば、ライスセンターを含めて、その辺の助成もやっぱり考えていかなければいけないんですよという話です。  次に、市旗と市歌の関係についてお伺いをします。  御答弁いただきましたから改めて確認する必要もないと思うんですが、市のほうは、市旗・市歌をもっと普及をしたいというお考えは間違いないんですね。 26: ◯高橋孝祥総務部長  市旗・市歌を普及する考えはあるかという御質問でございます。  市旗・市歌を普及する考えはございます。市旗や市歌の普及の前に、まずその良さを知っていただきたいというふうに思います。このため、すぐできることとしまして、現在本庁舎で市制施行90周年パネル展を行っておりますが、そこで、市旗や市歌を周知するパネルの展示ですとか、チラシの配布、そういったものを行っていきたいと思います。また、10月には、東海大学で東海グローカルフェスタというイベントがございますので、こちらのほうで、大学生の方にも周知を図る取組、そういったことを進めたい、そういうふうに考えております。このほかに、市のホームページをはじめとした様々な広報媒体を使いまして、普及に努めたいと考えております。  以上でございます。 27: ◯20番 小泉春雄議員  それでは、具体的な内容をお伺いします。  今月末から来月にかけて、各地区で市民体育レクリエーション地区大会が、全部の地区ではないようですけれども、やらないところもあるようですけれども、開催されます。通常は、国旗・国歌なんですよ。もう市旗・市歌を各地区の実行委員会にお願いすることはできますか。 28: ◯平井 悟社会教育部長  地区レクでの市旗・市歌のお願いということでございます。  ここ数年は、コロナの関係で中止となっておりましたが、以前までは市民体育レクリエーション地区大会、いわゆる地区レクの中で、幾つか、8つの会場で開会式などで歌われております。歌うというか、最近コロナの関係で、時間を短く、今年ですと、開会に際しては1日やっていたものを午前中に工夫をしたりだとか、そのような関係もございまして、今のところなかなか、開催に向けて地元のほうでもいろいろな工夫をしているところでございます。そういったことで、今年度の実行委員会、地元で開催する実行委員会のほうで、いろんなプログラム、そこら辺を含めて検討して実施しているところでございます。  以上になります。 29: ◯20番 小泉春雄議員  全地区がそうかどうか分かりませんけれども、今年は、コロナの関係も含めて、さりとて実施をするということで、半日開催のところがかなりあるようです。でも開会式というのは、ほとんどの地区がやると思うんですよね。やっぱり開会式のイベントは国旗・国歌です。そこをやめて、市旗・市歌にしてくださいというお願いはできますかという話をしたんですけれども。 30: ◯平井 悟社会教育部長  市としては、基本的に各地区レクに対しましては、地区の実行委員さんのほうにお願いをして、実行委員さんのほうで何回か打合せをしながらこれをつくり上げていくようなこととなってございます。そのような工夫の中で、今回のスケジュール等々については、各地区で、先ほど言いましたとおり、コロナ感染対策、密をなるべく避けるような感染対策をして実施していると。なるべく歌うという時間を設けるというか、そこら辺がなかなか難しいところもあるのではないかと考えてございますので、今後は、歌うことというか、何か違う要素で、BGMとかでも流せると考えておりますので、そういうようなことを市としては推奨してまいりたいと、このように考えております。 31: ◯20番 小泉春雄議員  今、地区レクの具体的な話をさせていただきましたけれども、これ、国旗・国歌から市旗・市歌に替わっても、お金は何もかからない。一切お金がかからないんです。お金がかかる仕事だと、なかなか考える部分があるかもしれませんけれども。これは言っておきます。  次に、教育委員会の関係で、小学校、中学校を含めて、運動会、入学式、卒業式等の平塚市立の行事等に市旗を掲げて市歌を歌うというのはどのくらいやっていらっしゃいますか。 32: ◯工藤直人学校教育部長  小中学校の市旗・市歌の取扱いというような御質問でございました。  まず、市旗の掲揚につきましては、市内小中学校全校で入学式、または卒業式で掲揚をしているところでございます。また、運動会においても、市旗について掲揚しているというような報告も受けているところでございます。  市歌の取扱いについては、現在のところ、行事等で歌唱しているというような、そういう学校は把握はしていないというところでございます。  以上です。 33: ◯平井 悟社会教育部長  公民館の市旗については、現在19館ほど所有しているんですが、そのほかにも、吉沢公民館や崇善公民館などで、建物の壁面の見えるところ、ここら辺に、目の届くところに市章を掲げて、公共施設であることを示すというか、市章の普及に取り組んでいるところです。  あと、市歌につきましては、先ほど御答弁させていただきましたが、地区レクなどで歌っていただくほかに、自治会などによって賀詞交歓会など、ここら辺で市歌を開会式の際に歌っているというようなところとなっています。 34: ◯20番 小泉春雄議員  社会教育部長の答弁を後から聞いちゃったから、一緒になっちゃって申し訳ないんですけれども、学校のほうの関係は、基本的には今、御答弁になったのは、教育委員会から各教育現場にお願いをしていると。あるいは、逆に各教育現場のほうが自主的にそれぞれで判断をして、結果的に全校でやっているというふうなことになったんですかね。 35: ◯工藤直人学校教育部長  特に教育委員会からということなんですが、学習指導要領上、市旗や市歌を必ず取り扱うというような、具体的なそういう内容等はございませんので、市教委のほうで、必ずというような、そういうお願いというか、通知等は出しておりませんが、学校のほうで、やっぱり平塚市立の学校ということで、市旗は掲揚しているという、そのような認識をしているところでございます。  以上です。 36: ◯20番 小泉春雄議員  市旗を普及するために、本庁舎の場合は毎日掲げていらっしゃいますけれども、各公民館、あるいは学校現場で、ポールがあるにもかかわらず、市旗が揚がるというのはめったにないですよね。めったにというか、ほとんどないと私は思っているんです。毎日本庁舎と同じようにやったらどうですかというのは結構大変な部分があるんで、週に1回とか月に1回とか、定期的に各施設で平塚市旗を揚げようよというふうな話になりませんかね。 37: ◯高橋孝祥総務部長  今、市旗のお話がありまして、庁舎本館では毎日揚げているけれども、ほかの公共施設では定期的に、毎日ではなくても揚げたらどうかというお話なんですけれども、市旗の普及ということだと思いますので、市旗の普及については、他市の取組なども含めまして、庁内各課と連携して、どのようなことができるのかというのを今後考えてまいりたいというふうに思います。  以上でございます。 38: ◯20番 小泉春雄議員  市旗・市歌で最後の質問になります。  市民課の窓口を含めて、書類をもらうと窓口封筒というのが頂けます。ここに残念ながら市旗も市歌もないんですよ。これは表面かどうか分からないけれども、今、「手をつなぎたくなる街湘南ひらつか」のデザインと裏は料金表。ここを平塚の市章、あのマークですね、市章と、料金表はもういいから市歌を載せたらどうですか。ただ、これはいっぱい作っちゃっていると思いますので、全部破棄するのはもったいないですから、次はいつになるか分かりませんけれども、印刷するときはそういうふうにやりましょうよという話ぐらいはしてもらえますか。 39: ◯高橋孝祥総務部長  今、窓口に備え付けてある封筒についての御提案をいただきました。これは所管している部門と調整を図ってまいりたいというふうに考えます。  以上でございます。 40: ◯20番 小泉春雄議員  最後に、渋田川のお願いをします。  県の管理だというのはよく分かります。先ほどももろもろ言いましたけれども、あそこは、水の流れを変えなきゃ駄目。部長、現場を見ていますか。 41: ◯武井 敬土木部長  申し訳ありません。現場のほうの確認は、私はしておりません。 42: ◯20番 小泉春雄議員  私、8月18日に現場を見たのが3時ぐらい。すぐ市の防災のほうと県土木のほうに連絡しました。県土木は、明日、現場を見させていただきますというお話だったので、お願いしますと。そうしたら、5時頃電話がかかってきた。小泉さん、心配だから今日行ってきました、水の量が多いから、明日もう1回、業者を連れて現場を見に行きます、対応を考えますと。市のほうに連絡して、市の担当者が現場を見たのはいつですか。 43: ◯武井 敬土木部長  市の担当者が現場を見た日付は、私、今、承知しておりませんけれども、県のほうとのやり取りはしっかりとさせていただいておりまして、その中で、今のお話は担当者のほうから私もお伺いはしております。  以上でございます。 44: ◯20番 小泉春雄議員  私は、渋田川だけがそういう状況じゃなくて、前段でも質問がありましたけれども、鈴川でも何でもみんなそうだと思うんです。だから、やっぱり市のほうは、幾ら県が管理するところだといいながら、1年でこんなにうんと土砂が堆積することはあり得ないんです。1年に1回ぐらい定期的に平塚の河川を回って、どういう状況かというのをやっぱり把握してもらわないと、幾ら県が管理するところだから市は知りませんとは言わないと思うけれども、その辺を現場を確認しながらきちっとやってもらわなきゃいけないと思います。  そこで、さっき言いました現場なんですけれども、御答弁があったように、上流から10メートルの幅で水が流れてくる。そこに来ると島ができていて、一気に半分、5メートルの幅になっちゃう。水の勢いも増すんですよ。それがまともに護岸に当たれば、崩落するのは当たり前、当たり前というか。だから、しゅんせつができないとすれば、あそこにあるたまっている土砂を右岸のほうに動かすだけでも、水の流れを真ん中、川の真ん中を水が流れるようにしてもらえればそんな心配はなくなると思うんです。その工事、平塚市はできないですよね。 45: ◯武井 敬土木部長  工事自体は、管理者である神奈川県のほうでないとできないというのが実情です。県のほうも、先ほど1回目の御答弁の重複になる部分もありますけれども、原因としては、湾曲した川の流れが原因であろうという見解を持っておりますので、その部分はしっかりと県のほうに、早急に対応していただけるように強く要望してまいります。  以上でございます。
    46: ◯20番 小泉春雄議員  渋田川の話をしているので渋田川の質問をしますけれども、今、新大縄橋のちょっと上ぐらいまで来ているのかな。上流のしゅんせつ計画みたいなのを県のほうから出してもらうことはできないですか。いつになったらここの近くに来るのかな、全く分からないので。住民は、そのたびに大水、大雨を心配しているんですけれども、いかがですか。 47: ◯武井 敬土木部長  しゅんせつ計画の見える化というようなお話だと思います。  しゅんせつ計画に限らず、河川の整備の見える化については、可能な限りできるようにということで、今、県のほうと調整はしております。計画ではないんですけれども、やった箇所をどう見える化ということでは、今年度8月にパネル展等をさせていただいて、それを見ていただいた市民の御意見等もございまして、それを県と共有させていただいて、さらに今後の計画についても見える化ができるように、県のほうと調整をさせていただきたいと思っております。  以上でございます。 48: ◯20番 小泉春雄議員  ぜひその辺を含めて、県がやらないのなら市がやるよぐらいの強い意思で県のほうに言ってもらって、とにかくあそこだけは間違いなく改修してもらわないとというふうに思っていますので、お願いします。これは答弁結構です。 49: ◯数田俊樹議長  答弁者が入れ替わりますので、暫時休憩いたします。再開は10時50分からといたします。よろしくお願いいたします。                   午前10時38分休憩 ─────────────────────────────────────────────                   午前10時50分再開 50: ◯数田俊樹議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、16番黒部栄三議員ですが、黒部議員は一問一答方式で質問を行います。黒部栄三議員。                 〔16番黒部栄三議員登壇〕 51: ◯16番 黒部栄三議員  清風クラブの4番手として、発言通告に従い質問いたします。  1、教育の課題~隅ずみまで染み渡る教育を~。  (1)教員の働き方改革。  「『子供のためであればどんな長時間勤務も良しとする』という働き方は、教師という職の崇高な使命感から生まれるものであるが、その中で教師が疲弊していくのであれば、それは『子供のため』にはならない。教師のこれまでの働き方を見直し、教師が我が国の学校教育の蓄積と向かい合って自らの授業を磨くとともに日々の生活の質や教職人生を豊かにすることで、自らの人間性や創造性を高め、子供たちに対して効果的な教育活動を行うことができるようになることが学校における働き方改革の目的であり、そのことを常に原点としながら改革を進めていく必要がある」これは、平成31年1月に出された中教審の答申の抜粋であります。教員の働き方改革が叫ばれてからかなりの時間が経過していますが、この点について、何点か質問いたします。  1)GIGAスクール構想で導入したICT機器等の活用によって、学校現場はどう変わったのか伺います。  2)部活動の指導も含めた時間外労働時間の把握はされていますか。昨年度の時間外労働時間と比較した実態についてお聞きをします。  3)直近5年間の教員の精神疾患での休職者数の推移をお聞きします。  4)産休や育休、病気等で休職している教員の補充は十分されているか伺います。  5)配慮が必要な児童生徒が在籍している学級への支援体制について伺います。  6)母国語しか話せない児童生徒への対応について伺います。  (2)(仮称)平塚市学校給食センター整備・運営事業。  本年3月、(仮称)平塚市学校給食センター整備・運営事業に係る事業契約が締結されました。これによると、小学校21校、中学校15校に1万5000食を提供するとしていますので、これについて質問いたします。  1)先日地元説明会が開催されたようですが、そこで、どのような質問、意見、要望が出されたのか、まず伺います。  2)異物混入や食中毒が発生した場合、給食が提供できなくなる状況のリスク回避についてどうお考えか伺います。  3)給食センターの現在の共同調理場と異なる点は何かお聞きをします。  4)ロシアのウクライナ侵攻で世界の食料事情が激変しました。特に、小麦やトウモロコシなど、外国に依存しているものの危うさが露呈しました。日本には古来から米文化があり、和食というバランスのよい日本人に合った伝統食もあります。食料の安全保障の観点からも、米をメインに献立を組むべきと考えますが、御見解を伺います。  (3)無園児。  厚生労働省は、本年2月、19年度の調査で、保育所や幼稚園等に通っていないゼロから5歳児が全国で約182万人に上るとの推計を公表しました。政府は、保育園や幼稚園に通っていない小学校就学前の子どものうち、育児で困難を抱えている家庭について、本格的な対策に乗り出すことが先日報道されました。無園児は、行政の支援の網から漏れてきた存在で、正確な統計はなく、家庭での養育を積極的に選んでいるケース以外にも、何らかの理由で通いたくても通えない子どもがいると見られています。中には、医療的ケアや障がい、外国籍や経済的困難によって入園が難しい場合もあると指摘されています。本市の実態はどうなっていますか、現状と課題について伺います。  (4)トイレの洋式化の推進。  小中学校体育館、美術館、公衆便所等の洋式化が、今議会の補正予算に計上されています。一方、小中学校のトイレの洋式化は、大規模改修に合わせて進めるということでしたが、現在の進捗状況と今後の課題について伺います。  (5)西部地区に図書館の設置を。  昨年3月議会の市長の答弁で、公共施設等総合管理計画もあり、いろいろな状況の中で、複合的な魅力化と配置、それから新たに図書館を造るべきか、いろいろな条件を考えて検討すべき課題だと思いますので、検討事項として取り上げさせていただけたらと思っておりますとお答えになっています。その後の検討状況について伺います。  2、諸課題。  (1)平塚駅~東海大学前駅間のバス路線。  本年4月に平塚駅北口から東海大経由で、新しい路線が開通しました。しかし、地元住民が利用できないのが実情で、早期に増便や中間バス停の設置等、利用しやすいバスの運行を切望しています。6月議会にも同僚議員が質問していますが、改めて現在の進捗状況と課題について伺います。  (2)金目親水公園。  昭和43年、日本で初めて親水公園が誕生しました。場所は、東京の江戸川区で、古川親水公園と名づけられました。親水という言葉はもともと造語であり、河川の持つ治水、利水の各機能と同様に重視されるべき機能として、親水機能という言葉で表現されました。親水機能には、1)水と生物に接することによる効果、2)魚釣りや水遊びなどのレクリエーション、3)住民の憩い、コミュニケーションの場、4)空気、水を浄化し、生物を育む等の機能があります。  本市の金目親水公園は、平成12年2月15日に開設されました。ここはもともと旧金目村の簡易水道の水源地であり、湧き水を利用した小川や池が造られています。設立当初は池で遊んだり、トンボやカエルや魚を捕ったりと、子どもたちが安全に水に親しめ、生き物と触れ合える公園でした。しかし、現在の状況は、池にはホテイソウが繁茂し、また、北側部分はアシで埋め尽くされてしまっています。これでは子どもたちが水に親しむどころか、人の背丈ほど伸びたアシで見通しも悪く、安心して遊べる状態ではありませんし、これでは、水に親しむ本来の親水公園の姿ではありません。改善すべきと考えますが、見解を伺います。                〔16番黒部栄三議員質問席へ〕 52: ◯石川清人教育総務部長  16番黒部栄三議員の御質問にお答えします。  1、教育の課題~隅ずみまで染み渡る教育を~について、大きく5点の御質問をいただきました。  まず、(1)教員の働き方改革について、6点の御質問です。  1点目のGIGAスクール構想で導入したICT機器等の活用によって、学校現場はどう変わったのかですが、ICT機器が導入されたことで、教員自身が機器の操作等を習得し、児童生徒に対する機器の操作指導を行うことが新たに加わりました。また、オンライン学習ドリルや授業支援アプリなどを活用することで、授業準備や児童生徒の提出物の確認等も短時間でできる状況になっています。これらの活用が進むことで、時間的な余裕が生まれ、教員の働き方改革につながっていくものと認識しています。  2点目の部活動の指導を含めた時間外労働時間の把握と、昨年度の時間外労働時間と比較した実態ですが、平塚市では、令和3年度から、在校等時間把握システムを導入しており、部活動の指導も含めた教員の勤務時間の把握をしております。市内小中学校における教員の令和4年4月の部活動の指導を含めた時間外在校時間は、小学校では、45時間以上の教員が市内全教員の59.8%となっており、中学校では64.1%となっています。  昨年度との比較ですが、令和3年4月において、45時間以上の教員が、小学校では市内全教員の65.7%でしたので、今年度は5.9ポイントの減、中学校では67.4%でしたので、今年度は3.3ポイントの減となっております。  3点目の直近5年間の教員の精神疾患での休職者数の推移ですが、市内小中学校における教員の精神疾患での休職者数の推移は、平成29年度7人、平成30年度5人、令和元年度1人、令和2年度5人、令和3年度11人となっています。  4点目の産休や育休、病気等で休職している教員の補充は十分されているかですが、令和4年9月8日現在、市内小中学校における教員の補充の状況は、産休・育休取得者は70人おり、そのうち68人が補充されております。残り2人については、1人は10月から任用が決まっていますが、もう1人は未配置の状態となっています。  また、病気等の休職者は6人で、速やかに代替教員を配置しております。  5点目の配慮が必要な児童生徒が在籍している学級への支援体制ですが、各学校では、全ての子どもたち一人一人の教育的ニーズに応じた支援に努めておりますが、特に配慮が必要な児童生徒に適切な対応ができるよう、校内支援委員会などで、児童生徒の実態把握のための情報交換を行ったり、支援体制を検討したりしています。また、学級担任だけでなく、管理職、児童生徒指導担当、教育相談コーディネーター、学年主任、養護教諭などの教職員や、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーなどの専門家が連携して組織的に対応するとともに、サン・サンスタッフ(学習支援補助員)を活用し、きめ細やかな支援を行っています。  6点目の母国語しか話せない児童生徒の対応ですが、市教育委員会では、学校における日本語指導を支援するため、令和4年度は、市内小中学校13校に国際教室を設置するとともに、幼稚園・小中学校37校に、日本語指導協力者の派遣をしております。  日本語の理解が十分でなく、特に支援を必要としている子どもたちには、できる限り日本語指導協力者の派遣回数を増やすなど、支援の充実を図るとともに、日本語指導が必要な子どもたちが、日本の学校生活に適応するための直接的な指導を通して、子どもたちがよりよい学校生活を送ることができるよう、きめ細やかに対応しています。  続きまして、(2)(仮称)平塚市学校給食センター整備・運営事業について、4点の御質問です。  1点目の地元説明会での質問、意見、要望ですが、地元説明会は、平塚市まちづくり条例の規定による説明会を2回、整備計画地周辺にお住まいの方々に向けた説明会を1回で、現在までに計3回実施しています。  質問、意見、要望としましては、工事車両と給食配送車両の通行ルートや交通安全対策への配慮などについての御意見や御要望とともに、開発の内容や整備工事の作業時間などについての御質問がありました。  2点目の異物混入や食中毒が発生した場合、給食が提供できなくなる状況のリスク回避ですが、異物混入や食中毒が発生した際は、その原因究明と対応を行った後に給食を再開しますが、その原因の究明には数日かかり、その期間、給食提供を中止しなくてはならないことも想定されます。そのため、新たな学校給食センターにおいても、現在と同じく、食材の納入・保管から調理・配送に至るまで衛生管理を徹底し、安全・安心な給食提供に努めていきます。  また、もし事故等が発生した場合にあっても、被害の拡大を防ぐために、新たな学校給食センターでは、小学校、中学校給食の調理室を壁で隔てるとともに、それぞれの調理工程における諸室も明確に分離して、交差汚染しない動線とした施設として整備する計画です。  3点目の現在の共同調理場と異なる点ですが、新たな学校給食センターでは、現在の共同調理場で外部委託をしている炊飯設備を新たに設置することにより、米飯の給食回数を現在よりも増やすことが可能となります。また、アレルギー専用室の設置や、それぞれの調理工程ごとに諸室を壁や、人が行き来することなく食材を受け渡すことが可能なパススルーカウンターを設置して区分けをするなど、衛生水準の高い施設とします。そのほか、省エネルギー化、廃棄物の減量化など、環境負荷に配慮した高効率の設備を導入するとともに、災害発生時の対応としては、ライフラインが停止したとしても炊き出しが行えるよう、熱源が独立型の釜を配置することを予定しています。  4点目の米をメインとした献立ですが、米飯給食については、国の基準により週3回以上の実施が推奨されておりますが、現在の共同調理場に炊飯設備がなく、委託炊飯により提供しているため、週3回程度の実施となっています。  新たな学校給食センターでは、先ほど御説明したように、炊飯設備を導入しますので、米飯給食の回数を週4回程度に増やすことができることから、米飯を主食とする献立の拡充が図られると考えています。  続きまして、(3)無園児について、2点の御質問です。  1点目の無園児の実態と、2点目の無園児の現状と課題については関連がありますので、一括してお答えします。  入園等に関する窓口では、個別に相談に応じていますが、入園等に添えなかった御家庭の養育状況等の全体像は把握していません。  なお、統計データから機械的に推計した数値にはなりますが、保育所や幼稚園等、定期的な保育サービスを利用されていない就学前の人数は、本市の令和4年1月1日時点での年齢別人口6歳までの合計1万1893人から、今年の9月1日時点での保育所等の所属がある園児等7358人を差し引きした人数、4535人になります。ただしこの人数には、保育所等の利用を希望しない方や認可外保育施設利用者等も一定数含まれています。  子育ての状況は表面化されにくく、抱える問題も様々あることから、無園児の状況の把握や支援の方法などが課題であると考えています。  続きまして、(4)トイレの洋式化の推進の小中学校トイレ洋式化の現在の進捗状況と今後の課題ですが、今年度、大規模改修を実施している大野小学校南棟校舎は11月に、太洋中学校北棟校舎は12月の完成を予定しています。トイレに特化した大規模改修を実施している崇善小学校南棟校舎、なでしこ小学校本館校舎及び春日野中学校北棟校舎は11月の完成予定です。  今後は、9月補正予算で計上させていただきました小中学校の体育館の和便器を洋式化していく予定です。これらにより、今年度末における小中学校全体のトイレの洋式化率は約58%となる見込みです。  今後の課題としては、大規模改修に多額の予算を要することや、工事期間が限られるなどがありますが、計画に基づき、引き続き整備を進めてまいります。  続きまして、(5)西部地区に図書館の設置をの検討状況についてですが、図書館では、現在の4館体制を維持しながら、民間活力の活用により、図書館を利用する際の利便性の向上を図るとともに、効率的・効果的な図書館サービスの提供を行い、多様な利用者をカバーする図書館サービス網の構築を進めております。  施設の整備については、持続可能な公共施設の在り方を目指した平塚市公共施設等総合管理計画に基づき、他の機関や民間施設との複合化を含め、施設の面積縮減を視野に入れつつ検討をしております。新たな図書館の設置については、限られた財源状況の中で施設内容や機能、経費など多くの課題があることから、今後も引き続き検討してまいります。  以上です。 53: ◯脇 孝行まちづくり政策部交通政策担当部長  続きまして、2、諸課題について、大きく2点の御質問です。  (1)平塚駅~東海大学前駅間のバス路線の進捗状況と課題ですが、平塚駅北口と東海大学前駅南口を結ぶバス路線は、東海大学の授業に合わせて、速達性を重視した限られた運行となっています。地域からは、中間バス停の設置や増便について御意見をいただいており、実現に向けて、バス事業者等へ要望しています。  課題としては、発着の起終点である東海大学前駅南口ロータリーの乗降場所が限られており、増便により路線の運行に支障が生じることが挙げられます。  以上です。 54: ◯田中信行都市整備部長  続きまして、(2)金目親水公園、親水機能を改善すべきについての御質問です。  金目親水公園の中央の池は、池の周辺を散策することを目的に整備されており、池に入ることは想定しておりませんが、公園北側には親水階段が設置されており、そこからせせらぎに降り、水遊びができるようになっております。  現在、親水階段周辺は雑草が生え、大きい石が転がっている状況なので、その周辺の雑草を除去し、大きい石を移動するなど、より水に親しめる状態に改善していきます。また、公園中央の池も泥の堆積が目立ち、景観がよくないため、土砂の撤去などを行います。  以上です。 55: ◯16番 黒部栄三議員  再質問に入る前に、この間、教育関係の皆様におかれましては、GIGAスクール構想の導入や新型コロナウイルス感染症への対応など、大変な状況が続く中で、学びを止めないということで、大変な御努力をされて奮闘されましたことに対しまして、敬意を表したいと思います。ありがとうございました。  それでは、順次、再質問をさせていただきます。  GIGAスクール構想ですが、昨年3月にタブレットが全児童生徒に配付されたわけですけれども、私も、パソコンのリースアウト時期に合わせてタブレットを早めに導入したほうがいいというようなことで以前提案してきましたし、平塚市としては、近隣市よりタブレットが入ったのは早いんじゃないかというふうに思っていますけれども、この9月1日に教育長のほうから、非常時等における新しい教育様式の実践と留意事項についてという通知が出されましたが、なぜ今この時期だったんでしょうか。お答えいただきたいと思います。 56: ◯工藤直人学校教育部長  今、9月1日に出しました新しい教育様式の実践について、なぜこの時期かというような御質問だったというふうに思います。  これは、各学校の全児童生徒にタブレットが配置されて1年以上たっているという状況がまずあります。その間、タブレットをいかに有効活用していくか、まず授業で、そして家庭のほうでどのように活用していくかというところをずっと市教委のほうも、また学校現場の声も聞きながら検討してきたところでございます。今年度に入りまして、まず、例えば一斉臨時休業等、また、まん延防止等重点措置で学校を閉鎖しなければいけないとき等を踏まえて、非常時にはタブレットを持ち帰るようにというような通知を最初出させていただきました。その後、今年度に入りまして、平常時においても家庭でタブレット端末を活用していただくように、持ち帰り可というような、そういう取組というか、指示も出させていただきました。そういう結果を踏まえて、徐々に学校のほうもタブレット端末の活用について、家庭とのやり取り、学校での活用、大分すっきりというか、経験ができてきたので、それならば次の段階としてこのような通知を出させていただいて、学びを止めない、また、学校に来たくてもやっぱり来れない不登校の子、その他いろんな事情のある子にも学習を保障していきたいという、そのような願いというか、気持ちで、9月1日にこのような形で出させていただいたというような、そういうところでございます。  以上です。 57: ◯16番 黒部栄三議員  近隣他市のタブレットの利活用状況がお分かりでしたら、お知らせいただきたいと思いますけれども。 58: ◯工藤直人学校教育部長  近隣他市町の活用状況というような御質問だったと思います。  平塚市外の各市町村教育委員会のほうに、タブレット端末がどのように活用されているかというような詳しい聞き取りというか、情報交換ができていないんですが、近隣の二、三の市町村の様子を担当のほうで確認したところ、このような9月1日付で平塚市が出したような通知については出していないということですが、休校のときには、また休みの子に対しては、タブレット端末を使用してオンライン授業をするようにというような、そういう指示を出している市町もありますし、学校の判断という、そのような指示というか、捉えをしている自治体もあるということ。また、持ち帰りにつきましても、市として認めているところ、非常時は認めますが、平常時はまだこれからというような、そういう状況で、一律に他市町が、いろいろ状況もあると思いますので、それぞれの状況に応じて取り組まれているというような、そういうところで認識しております。  市教委としましても、他市町の状況、情報収集をしっかりして、他市町のやっぱり良いところはしっかりと確認をして、平塚市のほうに取組を反映させていきたいというふうには考えておるところでございます。  以上です。 59: ◯16番 黒部栄三議員  分かりました。  この間、ICTを使う機会が、先生方は増えていると思うんですけれども、得意な人と不得手な方もいらっしゃる。その辺のレベリングといいますか、レベルを引き上げるためのサポートってどういうふうに行われたか、お聞きしたいと思います。 60: ◯工藤直人学校教育部長  学校の教職員のスキルの習熟度等の差をどのように対応していくかというような御質問であったというふうに思います。  私どもも、学校の教職員の方のICT機器の活用で、得意とされる方とこれからまだまだ努力が必要だというような方が混在しているところは重々認識しておるところでございます。そのために、教育研究所のほうで様々なタブレット端末活用の研修をさせていただいたり、教職員の方がいつでも見れるように、オンライン授業等の動画マニュアルを作成して、それを各校の教職員の方の業務用パソコンのほうで見ることができるように、そんな取組はしているところでございます。また、今年度につきましては、業者の方にやっていただくICT支援員の方に、学校からの要請があれば、伺って研修会等をしていただいていると。そういうところで、教員の方のニーズに合った取組、支援をこれからもしていきたいというふうに考えております。  以上です。 61: ◯16番 黒部栄三議員  今後ともきめ細かいサポートをお願いしたいと思います。  今、教育改革というか、教員の働き方改革が進められているわけですけれども、現在の状況を100点満点にしたら何点ぐらいになっているか、お聞きしたいと思います。 62: ◯工藤直人学校教育部長  働き方改革については、100点満点で今、何点ぐらいかというような御質問であったというふうに思います。  働き方改革につきましては、もう喫緊の課題として、平塚市教育委員会ではなく、全国の教育委員会、学校のほうで取り組まなければいけないというような、そんな認識を持っているところでございますが、現在、平塚市のほうとしましては、平成30年度から学校閉庁日の設定をさせていただいたり、令和2年度からは、自動音声つきの電話を導入させていただいて、時間を設定させていただいて、何時以降は外部からの連絡は対応を控えさせていただくというような、そういうところで、教職員の方の負担軽減をさせていただいたり、あるいは3年度からは、給食費の公会計化等も実施させていただいているところでございます。
     これまでも中学校の部活動のほうにつきましては、地域指導者を派遣させていただいたり、新しいところでは、スクールサポートスタッフを順次配置し、教職員ではなくてもと言ったら語弊があるかもしれませんが、消毒作業とか電話対応とか、そういうものをサポートしていただく、そういう方を導入するというような、順次のそのような取組をさせていただいているところです。  100点満点で何点かというと、なかなか点数化するのは難しいところですが、しっかりとそういう必要性を持って、学校の現場の声もしっかりと聞きながら今後も進めてまいりたいというふうに考えておるところでございます。  以上です。 63: ◯16番 黒部栄三議員  なかなか満塁ホームランはないと思うんで、こつこつヒットを重ねて改革を進めていただきたいというふうに思います。  それから、2020年6月、文科省から、2022年を目途に小学校高学年から教科担任制を導入すべきということが出されましたけれども、平塚の状況はどうなんでしょうか。 64: ◯工藤直人学校教育部長  小学校の教科担任制というような御質問でございました。  平塚の小学校の状況を見ますと、その通知以前から、やはり小学校の高学年においては教科担任制を敷いたほうが、より児童の理解、児童への指導もうまく回るというか、より充実したことができるのではないかということで、学校においては、5、6年生でそういう体制を組まれているというような、そういう認識はしているところでございます。  今後、やはり教科担任制を進めていくに当たりましては、各学校間の情報交換はもちろんのこと、市教委としてもしっかりと情報を把握し、また、国、県からどのような支援があるのかというところはしっかりとキャッチしながら、学校のほうにしかるべき対応をしていきたいというふうに考えております。  以上です。 65: ◯16番 黒部栄三議員  よろしくお願いしたいと思います。  先ほども、長期休業の教職員の方の補充について御答弁がありましたけれども、人材バンク的な、教職員の資格を持っている方をあらかじめ登録しておいて、事案が発生したら、遅滞なく派遣できるような、そんなシステムが取れないかなと。そうすることによって、タイムラグが減るんじゃないかというふうに思うんですけれども、御見解があったら伺います。 66: ◯工藤直人学校教育部長  あらかじめ登録しておけば、タイムラグなく学校現場のほうに人が配置できるというようなお話だったというふうに思います。  平塚市の教職員課のほうも、現在学校に勤務していないけれども、教員免許を持って指導できるというような方については、これまでの実績等を踏まえて、ストックというか、そういう方が何名いらっしゃる、この教科で何名いらっしゃるということは把握しているところでございます。また、市だけではなく、中教育事務所という県の教育事務所もございますので、そこと連携を取りながら、教員が、例えば病気で休まれたときのそういう配置については、連携を取りながら行っているところでございます。  以上でございます。 67: ◯16番 黒部栄三議員  引き続きよろしくお願いいたします。  それから、母国語しか話せない児童生徒への対応なんですけれども、今、ICTが大変発達して、自動翻訳機というのが出ていると思うんですけれども、その辺を活用できないかということであるんですけれども、御見解があったら伺います。 68: ◯工藤直人学校教育部長  御指摘のとおり、各学校にタブレットが入ったという関係で、各学校では翻訳機能やタブレット端末でこの機能を活用して児童生徒と実際にコミュニケーションを取っているというような、そういう報告は受けているところでございます。  今後、よりそういう事例をしっかり市教委としても注視をして、よりどのような活用をすれば児童生徒に、また、教職員の方にとってもよい活用ができるかというところはしっかりと研究してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 69: ◯16番 黒部栄三議員  ぜひよろしくお願いしたいと思います。  第2期平塚市教育振興基本計画~奏プランII~の基本理念に、「未来の礎を築く教育のまち 平塚」というふうにうたわれています。これは、未来の平塚を担うたくましい子どもたちを育んでいくんだという意気込みの表れだと思います。子どもたちを教育する教員が疲弊していては、この理念には近づけません。また、教員の皆さんが信念を持って子どもたちに相対しないと、子どもたちの心に響かないし、隅ずみまで染み渡る温かみのある教育はできないというふうに思います。教員一人一人が意識改革を本気で進め、教育委員会としても大いに指導性を発揮して、子どもたちが明るい笑顔であふれる学校をぜひつくっていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  次、給食に行きます。  地元の意向をよく聞いて、トラブルのないように今後とも進めていただきたいというふうに、タイミングよく地元の説明会とかを行っていただきたいというふうに思います。  それから、メニューの関係ですけれども、子どもの頃の食生活が、大人になっても引き続き反映されるようです。ぜひ米飯給食をさらに充実させて、米好きの子どもたちを増やしていただきたいと。また、平塚は神奈川県下で米どころで有名ですけれども、日本の農業、平塚の米を絶やさないように、すばらしい食文化も広げていくように今後とも取り組んでいただければというふうに思います。  それから、トイレの洋式化ですけれども、落合市長の英断で、美術館や公衆トイレの洋式化がこの補正予算が通れば進みそうですけれども、小中学校のほうは、大規模改修とトイレに特化した改修の二本立てで進めているようですけれども、学校によっては、改修したきれいなトイレを使えないままに卒業してしまう子どもたちも出てしまう状況が生まれます。ぜひこちらのほうは、スピードを上げて進めていただきたいというふうに思います。  それから、この夏も、総合体育館を利用したいろんな大会が開かれました。選手の皆さんは、平塚市はスポーツの施設が充実していいまちだなというふうに多分思ったと思いますね。しかし、トイレを見ますと、昔のまま、トイレがいまいちだなという思いを持って帰られたと思うんですね。もしトイレがきれいだったら、いや、平塚に将来住んでみたいな、いいまちだなというふうに思うんじゃないかと思いますけれども、その点、御見解があれば伺います。 70: ◯石川清人教育総務部長  トイレの洋式化のお話をいただきました。  学校につきましては、大規模改修ということで、校数も多いのである程度のスパンを取らせていただいております。その他の施設についても、学校のトイレのようにきれいにしていきたいなと思っております。  以上でございます。 71: ◯16番 黒部栄三議員  ぜひスピードを上げて取り組んでいただければと思います。  図書館のほうですけれども、すぐにとは言いません。私も、金目地区に図書館をということで、もう20年前から要望していますけれども、20年も待ったんですからもう少し待てますから、ぜひ前向きに御検討いただければというふうに思います。  それから、バスのほうですけれども、平塚は駅が1つしかありません。バスと鉄道駅をつなぐことで、駅が2つも3つも増えるということになります。前回もお話ししましたけれども、病院に毎月通っている高齢者がおります。また、通勤通学で毎日鉄道を利用している方もいます。ぜひアクセスしやすいように、利用しやすいように、交通空白地帯がないように早めに取り組んでいただきたいと思います。意気込みが何かあればお伺いしたいと思います。 72: ◯脇 孝行まちづくり政策部交通政策担当部長  平塚駅から小田急線の鉄道駅に向かって放射状に伸びてて、ある程度充実はしているんですけれども、使い勝手という面では、いろいろな御意見をいただいているところです。また、金目地区につきましても、今年の6月、お伺いして意見交換をやった中で、やはりいろいろ御意見をいただいております。そういった御意見を基に、現路線の再編も含めて、地域の御要望をいただいて、バス事業者と調整していければというふうに考えております。  以上です。 73: ◯16番 黒部栄三議員  高齢者は毎月遠回りして、少ない年金から交通費を払って市民病院とかに通っていますので、ぜひ、相手があることで一朝一夕にはいかないと思うんですけれども、市民の要望を受けた中で早めに進めていただければと思います。ぜひよろしくお願いします。 74: ◯数田俊樹議長  暫時休憩いたします。再開は午後1時からといたします。よろしくお願いいたします。                   午前11時32分休憩 ─────────────────────────────────────────────                   午後1時00分再開 75: ◯数田俊樹議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、11番松本敏子議員ですが、松本議員は一問一答方式で質問を行います。松本敏子議員。                 〔11番松本敏子議員登壇〕 76: ◯11番 松本敏子議員  日本共産党平塚市議会議員団を代表し、発言通告に従い、総括質問を行います。  初めに、通告しておりました質問項目4の再エネ新電力の普及についてを再エネ電力の普及についてと訂正させていただきますので、よろしくお願いいたします。  1、生活保護行政について。  貧困や生活保護をめぐる情勢は、かつてない厳しい状況にあると言っても過言ではありません。コロナで疲弊した生活が回復しないまま物価高騰が直撃し、増えない賃金、下がる年金、下がったままの生活保護費の中で、どうやって生活を維持していったらいいのかと、多くの方々が苦しんでいます。低所得者をもろに直撃している現状を、平塚市は市民が健康で安心して暮らせる最低限度の保障として何ができるのか。こうした方々が一刻も早く先の見える生活を取り戻せる施策を講じることを求め、質問いたします。  (1)保護申請の手続。  生活保護とは、様々な理由によって生活が成り立たなくなることがある。そうしたときに、法の下で、無差別平等の原則によって誰もが受けられる権利であるとされています。そうした制度であるならば、申請用紙はもっとオープンに、誰の目にも触れるところに置くことが重要と思いますが、御見解を伺います。  このたび、県内全市に生活保護に関するアンケートを行いました。生活保護のしおりは、その自治体の生活保護に対する姿勢を表すものと考えています。平塚市は昨年、生活保護のしおりを改訂しました。改訂の趣旨を伺います。  平塚市の生活保護のしおりには、「病気、失業などのやむを得ない理由で収入が減少し」という文言があります。困窮に至った原因は問わないとする無差別平等の原則との関係から適切なのか、見解を伺います。  生保を受けるには、調査の中に扶養照会があります。生活保護法では、親族の扶養は生活保護より優先されるとされています。しかし、今回のアンケートでは、調査の段階でやるべき、収入認定に過ぎない、申請の要件ではないとする意見が6市でありました。平塚市の御見解を伺います。  (2)健康で文化的な最低限度の生活とは。  今年になって、政府の金融政策の失敗とロシアによるウクライナ侵略による物価高騰が、さらに生活困窮者を苦しめています。食料品から電気代まで、あらゆる生活必需品が値上がりし、生保利用者の方々は、切り詰めるにも限界に来ています。安倍自公政権は、2013年から2015年にかけて、物価下落を理由に大幅に生活保護費を削減しました。ところが、2018年からさらなる削減を行い、2020年のコロナ禍においても、国民の強い反対の声にもかかわらず削減を強行しました。しかし、物価高騰は1年近く続いており、今後も当分の間、物価高騰は続くと言われています。  1)こうした中、物価高に一番苦しむ生活保護世帯、生活困窮者の生活はそのままにされています。物価下落を理由に引き下げたなら、高騰したら一刻も早く元に戻すのが政治の役割ではないでしょうか。生保世帯の実態は、最低限度の生活以下であることは明白であり、早急に国に生保基準の引上げを求めるべきと考えます。そして、国が動くまで、国の原油価格・物価高騰対策の交付金を使って、生保基準を引き上げることを求めます。それに伴って、生保基準に届かず苦しんでいる方々の生活を守る支援が必要と考えますが、御見解を伺います。  今年の夏は、早々から急激な暑さが襲い、クーラーのない高齢者にとって厳しい夏となりました。国は、2018年4月1日以降に生保の利用を開始した人を対象に、クーラー購入費として5万8000円を補助することを決めました。平塚市では、これまでに何人が購入したのか伺います。  2018年以前に保護を利用していた人は、クーラー購入補助の対象外としています。国は、2018年以前に生保を受けた人は、生活保護費の中からクーラーを購入するお金はたまると見ているようです。実施主体である平塚市の見解を伺います。  生保利用者にとって、僅かな生活扶助費の中から多額の費用がかかる冷蔵庫や洗濯機の買換えもあり、現実にはとてもクーラーを買うお金がたまる状況にはありません。平塚市は、こうした補助もない、預貯金もない、しかし、高齢で病弱でクーラーが必要と認める状態の場合、どのような施策を講じられるのか伺います。  無料低額宿泊所では、各部屋に冷房機器はありません。補助金制度の活用も難しいのが実態です。平塚市は、この無低に住む生保利用者の最低限度の生活の保障はどのようにチェックしているのか、訴えがあった場合、どのような対応をしているのか伺います。  生活保護利用者の就労に向けて、技能修得できるものとしてどのようなものがあるのか伺います。  2、湘南海岸公園龍城ケ丘ゾーン整備・管理運営事業について。  (1)改めて平塚市がPark-PFI制度を活用する目的を問う。  平塚市は、龍城ケ丘ゾーンの公園整備に対しては、新たに施行されたばかりのPark-PFI制度を全国で1番に手がけようと、2017年には国土交通省に職員2人を派遣させ、国とかなり深い連携を持ちながら、いろいろな情報交換をしながら手続を進めていると議会で答弁されています。当時、海岸エリア魅力アップチャレンジとして住民に説明したのが、プール跡地の公園整備についてでした。次に市民に示したのは、3万平方メートルのPark-PFIによる計画でした。当時は、社会資本整備総合交付金を受けるには、整備費が10億円以上の事業であり、まさにチャンス到来という答弁で進められてきました。そこで伺います。  1)Park-PFIによる社会資本整備総合交付金は、10億円以上の事業でないと出ないのか。  2)当時、職員を派遣してまでこの事業を全国で1番に進めようとしたのはなぜか。国土交通省にはどれくらいの期間、何の研修をしてきたのか。  3)この事業にPark-PFIを活用するメリットは何か。  4)前回の整備費に対するバリュー・フォー・マネーは10.1%だといいます。今回の見直し案によるバリュー・フォー・マネーを伺います。  (2)見直し案から。  1)債務負担行為額は1回変更されていますが、整備費の10億円は全く変わりません。今までの計画と今回の見直し案の10億円の内訳をお聞きします。  2)今回の見直しに対しては、地元の方々からは賛成の声を聞きません。事業を進めるには、地元の理解が欠かせません。今回の見直しに当たっても、地元住民から、全て決定してから発表するのではなく、その前に地元住民に話合いを持ってほしいと要望が出ていたと思いますが、なぜやらなかったのか。  3)今回、都市建設常任委員会が視察してきた盛岡市のPark-PFIによる公園整備は、自治体の負担のない手法で行われています。事業者の営業で全て賄われるからです。これがPark-PFIのメリットではないでしょうか。事業者の店舗を縮小しても、債務負担行為額の管理運営費が同じ6億円となる根拠を伺います。  (3)飛砂防備機能の確保、塩・風調査の結果から。  1)平塚市は、これまで塩は海からの距離によるものとしてきました。今回の調査結果もそうだったのか。それを裏づけるものとなったのか伺います。  2)見直しプランでは、風の流れを大きく変えないことが、事業地の海側の最前線の樹木を保全することだといいます。これが風の流れは大きく変わらないという根拠になるのか。専門家の証言があるのか。また、素人では、Bエリアの高い樹木がほぼ切られるのに、風の流れが変わらないはずはないと考えますが、言葉だけでなく、そのシミュレーションの開示を求めます。  (4)住民の安心・安全の確保。  1)塩・風調査の結果を踏まえた対応は重要な部分です。どのように対応、変更したのか伺います。  積水ハウスのシミュレーションを出すよう情報公開を求めましたが、黒塗りで全く開示されませんでした。市民の方がこの黒塗りに対し審査請求したところ、審査会は、風害のシミュレーションに限定した公開であれば、法人の利益を害するとは言えないとして、その結果は示されるべきものという判断を示したといいます。市民は、樹林帯の伐採に対し強い懸念を持っており、早急に開示すべきではないでしょうか。  3、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)に対する平塚市の対応。  7月8日、安倍元首相が銃撃され、逮捕された山上容疑者の供述によってクローズアップされた宗教団体が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)です。私の知る限りでも、40年以上前から旧統一教会による合同結婚式やつぼや印鑑などを巨額の値段で売りつける悪徳商法、霊感商法、高額な献金を要求されて苦しむ信者のことなどがマスコミに取り上げられてきました。その後も名前を変えて、改憲や反ジェンダーフリー、独自の家庭観などで考えが合致する政治家とつながり、宗教と政治の癒着が行われて、選挙マシーンとも言われるような投票への介入も行っていたといいます。そこで伺います。  1)市長は、これまで旧統一教会とその関連団体について、どのような認識を持っておられたのか。  2)市長は、これまで旧統一教会やその関連団体から選挙支援を受けたり、団体が主催するイベントへの出席はなかったのか。また、献金、寄附、祝儀など、金品の授受はなかったのか。  3)平塚市が行う行事に対し、旧統一教会やその関連団体を招待したり、市の行事の協力団体になるなどの関係はなかったか。  4)平塚市の各担当課職員が、そうした団体の集会及びイベントに参加したことはなかったか。  5)平塚市では、これまでにこうした団体からの寄附を受けていなかったのか。  以上、伺います。  4、再エネ電力の普及について。  平塚市は、高圧新電力事業者からの電力供給を早い段階から進めており、非常に評価しつつ、その進捗状況に関心を持ってきた一人です。電力自由化の下、2016年から営業が開始された小売電気事業者は、2022年9月現在700を超えています。新電力事業者は、再エネ電力を取り扱い、電力の地産地消に取り組む事業者も多くあります。しかし近年、電力の市場価格の高騰によって、新電力が相次ぐ倒産に見舞われています。大手電力と新電力の力の差が、さらに市場価格を引き上げて、特に再エネを重視する新電力の経営を危機的に脅かしているとも言われています。最近の世界的な異常気象を見ても、気候危機打開は喫緊の課題であり、CO2削減・再エネ電力の普及はまだまだ困難がありますが、着実に進めていかなくてはならない方向です。そこで幾つか伺います。  1)平塚市が所有する施設への新電力導入の状況と経過について伺います。  2)国のCO2削減目標は、2030年までに2013年度比46%、2050年には実質ゼロにすると言っていますが、原発を今の20倍に増やした上での目標であり、到底未来のない目標と言わざるを得ません。これまで積極的に庁内施設に環境に配慮した新電力を導入してきた平塚市として、ぜひさらなる普及の道を進めていただきたいと願うものです。今後の平塚市の再エネ電力導入に対する考え、目標について伺います。  3)刻々と2030年、2050年が迫っており、原発に頼らないために、再エネの普及をさらに加速させる必要があります。そんな中、第三者所有モデルのPPAが注目されています。平塚市のPPAに対する御見解を伺います。  以上、1回目の質問を終わります。                〔11番松本敏子議員質問席へ〕 77: ◯岩崎和子福祉部長  11番松本敏子議員の御質問にお答えします。  1、生活保護行政について、10点の御質問がありました。  1点目の生活保護申請書を誰の目にも触れるところに置くべきではないかです。  生活保護の相談は、単に経済的に困窮しているだけではなく、様々な問題を抱えている場合が多くあります。そのため、相談者の状況をしっかりと把握し、他法他施策等の活用や助言を適切に行うとともに、生活保護制度の仕組みについて丁寧に説明することが重要と考えています。その上で、保護の申請の意思が確認された方に対しては、速やかに申請書を交付しています。  なお、生活保護のしおりについては、生活福祉課カウンターに常備し、いつでも誰でも手に取れるようにしています。  2点目の昨年度の生活保護のしおりの改訂の趣旨、3点目の生活保護のしおりにおける文言は適切かは関連がありますので、一括して御答弁いたします。  しおりの改訂は適宜行っており、令和3年3月には、医療扶助費の適正化を図るために、頻回受診の注意を加筆いたしました。しおりの文言につきましては、法の趣旨を踏まえ、市民に分かりやすく適切となるよう必要に応じて改訂してまいります。  4点目の生活保護の扶養照会についてですが、扶養照会は、生活保護者の多くが高齢者や病気を抱えている方であることから、単に経済的な支援だけでなく、精神的な支援や緊急時の連絡先、入院・手術等の同意など、様々な面での親族による協力を確認する機会でもあります。生活保護の相談時にそういった必要性を相談者に丁寧に説明し、御理解いただいた上で申請後に調査を実施しています。  ただし、扶養照会は保護の要件ではないため、御理解いただけない場合であっても、生活の窮迫状況を踏まえ、適切に対応しています。
     5点目の国の交付金を使っての生活保護基準の引上げ、支援についてですが、生活保護業務は、国の法定受託事務のため、実施に当たっては、国が定めた保護の基準等に基づいて事務を実施しており、交付金等を使っての本市独自の生活保護基準の引上げ及び給付金等の支援については検討していません。  6点目の支給要件に該当してクーラーを購入した人数、7点目の現在の生活保護費でクーラー購入費はたまると考えるか、8点目のクーラーを必要とする方への施策は、は関連がありますので、一括して御答弁いたします。  2018年4月以降に生活保護の受給を開始した世帯については、受給開始後初めての夏を控えて、熱中症予防が特に必要とされる対象者がいるにもかかわらず、冷房器具を持たない場合、真にやむを得ないと実施機関が認めたときは、冷房器具の購入に要する費用について、5万8000円の範囲内において支給できることになりました。本市では、これまでで14件を家具什器費として支給しています。  次に、本市は国同様、現在の生活保護費の範囲内でクーラーを含む家電製品を計画的に購入することが原則であると考えています。また、家具什器費の支給要件に該当しない方が冷房器具等を必要とする場合は、先ほど述べたとおり、計画的に購入するか、社会福祉協議会の生活福祉資金を活用して購入するよう助言をしています。  9点目の無料低額宿泊所利用者の健康管理等のチェック及び訴えがあった場合の対応についてです。  年に数回の無料低額宿泊所への訪問調査時、もしくは電話等で、入所者の健康状態や生活状況を確認しています。その際、施設内の処遇や設備への訴えがあった場合、まずは、施設側へ事実確認を行い、改善を促します。また、必要に応じて神奈川県へ報告し、対応を協議しています。  10点目の就労に向けて技能修得できるものにはどのようなものがあるかです。  技能修得費としては、生計の維持に役立つ仕事に就くための技能や資格等を得る費用が支給されており、これを利用した本市の例として、介護関連、ネイリスト、理容師、電気工事士、普通自動車免許の資格などがあります。  以上です。 78: ◯田中信行都市整備部長  続きまして、2、湘南海岸公園龍城ケ丘ゾーン整備・管理運営事業について、大きく4点の御質問です。  (1)改めて平塚市がPark-PFI制度を活用する目的を問うについて、5点の御質問です。  1点目の、Park-PFIによる社会資本整備総合交付金は、10億円以上の事業ではないと出ないのかについてです。  Park-PFI制度に対する国の交付金の事業要件は、社会資本整備総合交付金交付要綱に定められており、民間事業者が公園整備費の1割以上を負担することと、公園面積が2500平方メートル以上との要件もありますが、10億円以上の事業費が対象であるとの要件はありません。  次に、2点目のこの事業を全国で1番に進めようと意気込んでいたのはなぜかについてです。  事業を全国で1番に進めようと意気込んでいたということではなく、自治体の財政負担を軽減しつつ、都市公園の整備を行える制度が創設されたことから、この制度を運用できるよう関係条例の改正を行ったものです。  次に、3点目の国土交通省にはどれくらいの期間派遣し、何の研修をしてきたのかについてです。  国土交通省への職員派遣については、国政に携わることにより、国と地方公共団体との相互理解を促進し、広い視野を持って政策課題に取り組むことができる人材の育成を目的に、平成25年度から職員を派遣しており、派遣期間は1年または2年としています。  次に、4点目のこの事業にPark-PFIを活用するメリットは何かについてです。  Park-PFIは、整備に当たる民間事業者が公園整備費の1割以上を負担することや、公園施設の一部である便益施設などを収益施設として民間事業者が建設・運営することで、国の補助制度も活用しながら市の財政的負担が軽減するとともに、民間事業者のノウハウを生かした公園運営がされることがメリットであると考えています。  本事業では、事業地の特性上、通常の公園整備に加えて、津波避難施設の整備など、費用がかかる施設があり、Park-PFI制度の活用によって市の財政的負担が減ることや、広場などの市民が憩える公園施設だけではなく、地域の物産を販売するマルシェ棟やバーベキューレストランなど、海辺を眺めながら市民が楽しめ、市外の方々にも魅力を伝えることができる施設が整備できることは大きなメリットであると考えています。  次に、5点目の見直し案によるバリュー・フォー・マネーを伺うについてです。  VFM(バリュー・フォー・マネー)は、事業手法を検討する際などに算出するものです。本事業では、平成29年度に事業手法を検討する際にVFM(バリュー・フォー・マネー)が11.0%となり、Park-PFIの手法を決定しました。令和元年度には、整備面積を縮小したために再度算出し、10.1%となり、財政面から引き続き有効な手法であることを再確認しました。その後、事業者を公募し、当初プランが決まりましたが、市としては、VFM(バリュー・フォー・マネー)は、事業手法を検討するためのものとしており、当初プラン並びに見直しプランでも、VFM(バリュー・フォー・マネー)の算出は行っておりません。  次に、(2)見直し案からについて、4点の御質問です。  1点目の当初計画と見直しプランの10億円の内訳についてです。  公園施設には、市が譲渡を受ける特定公園施設と、事業者が自ら整備・運営する公募対象公園施設があります。当初の計画と整備の内容は異なりますが、見直しプランの10億円の内訳は同じで、特定公園施設の整備に9億円、道路改良や下水道の整備に1億円です。  次に、2点目のなぜ見直しプランの公表前に地元住民と話合いをしなかったのかについてです。  令和2年3月に事業者と基本協定を締結した後、広報ひらつかによる情報提供や市民意見募集、また、Web市民対話や少人数によるコミュニティミーティングなど、コロナ禍においても開催可能な方法で市民との対話を重ねてきました。  その中で、市民の憩いの場としての公園整備に期待する声がある一方で、樹木を伐採しないでほしいといった不安の声もあり、このたびの見直しプランには、それらの意見を反映させていることから、見直しプラン公表前には行いませんでした。今後、この見直しプランについて、市民と対話する機会を設け、説明してまいります。  次に、3点目の事業者の営業で全て賄われるのがPark-PFIのメリットではないかについてです。  Park-PFIは、整備に当たる民間事業者が公園整備費の1割以上を負担することや、公園施設の一部である便益施設等を収益施設として民間事業者が建設・運営することで、国の補助制度も活用しながら市の財政的負担が軽減するとともに、民間事業者のノウハウを生かした公園運営がされることがメリットであると考えています。その上で、事業ごとに立地条件や地域特性、公募条件が異なることから、自治体と事業者での費用負担の割合については様々な事例があるものと認識しています。  次に、4点目の事業者の店舗が縮小されたのに、管理運営費が6億円である根拠についてです。  債務負担行為の維持管理費の6億円については、事業者が自己の費用で建設・運営する公募対象公園施設に債務負担行為の維持管理費は充てていないため、このたびの見直しプランでカフェ棟が廃止になり、事業者の店舗は縮小されましたが、維持管理費は、債務負担行為の6億円の範囲内で提案されたものと認識しています。  次に、(3)飛砂防備機能の確保、塩・風調査の結果からについて、2点の御質問です。  1点目の今回の調査は、塩は海からの距離によるとしてきたことの裏づけとなったかについてです。  塩害は、塩分を含んだ水分が上空を通過する風により陸地に運ばれることが原因で、最大の要因は海岸からの距離であり、本市の沿岸部では、内陸部に比べて塩の影響があるとの考えに変わりはありません。  なお今回の調査では、塩化物の数値が高い場所は、風が強く吹いている傾向であり、塩と風は関連があることが改めて分かりました。  次に、2点目の海側の最前線の樹木を保全することが、風の流れが大きく変わらない根拠になるか、専門家の証言などはあるか、シミュレーションの開示を求めるについてです。  塩分を含んだ南西からの風は、上空の高いところではそのまま通過し、低いところを流れる風は、事業地の海側の最前線の風衝形の樹木、いわゆる風の強い場所に生育したために変形した樹木により、上空方向に変わることから、その樹木を残すことは、風の流れを大きく変えないことと考えています。  また、このたびの調査について、専門家の直接的な証言はありませんが、風衝形の樹木を残すことが大切であるとの専門的知見に基づき、判断したものです。  なお、風の流れなどにかかるシミュレーションは実施していませんが、北側住宅地における風向、風速について計測しています。  次に、(4)住民の安心・安全の確保について、市民が情報公開したシミュレーションを早急に開示すべきではないかとの御質問です。  現時点では、行政不服審査請求の制度に従って、情報公開審査会から審査庁に対して答申が出された状況であると認識しています。今後、この答申を受けた審査庁の裁決を受けて、公開等について判断していきます。  以上です。 79: ◯平野貴裕市長室長  続きまして、3、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)に対する平塚市の対応として、6点の御質問をいただきました。  初めに、1点目の旧統一教会と関連団体に対する認識についてです。  旧統一教会、現在の世界平和統一家庭連合については、報道等による情報として、いわゆる霊感商法や高額献金の勧誘などを行っていたとされ、多くの関連団体も存在しているものと認識しております。  次に、2点目の市長は旧統一教会や関連団体からの選挙支援、団体が主催するイベントへの出席はなかったのかと、3点目の、献金、寄附、祝儀など、金品の授受はなかったのかについては関連がありますので、一括して御答弁いたします。  落合市長が、これまで旧統一教会や関連団体からの選挙支援を受けたり、団体が主催するイベントに出席したりしたことはありません。また、金品の授受もありません。  次に、4点目の市の行事への旧統一教会や関連団体の招待、協力関係はなかったかについてです。  本市が、旧統一教会やその関連団体を市の行事に招待したことや、協力団体になるなどの事実は把握しておりません。  なお、招待や協力という形ではありませんが、平成25年度に開催されたひらつか市民活動センターまつりにおいて、報道等で、旧統一教会の関連団体とされている世界平和女性連合(国連NGO)神奈川第2連合会湘南支部が、活動紹介や物品販売等で参加した記録があります。  次に、5点目の市職員の旧統一教会や関連団体の集会及びイベントへの参加はなかったかについてです。  本市職員が、旧統一教会やその関連団体の集会、イベントに参加したという事実は把握しておりません。  最後に、6点目の市は旧統一教会や関連団体からの寄附を受けていなかったのかについてです。  本市においては、把握している限り、旧統一教会やその関連団体からの寄附の受入れはありません。  以上です。 80: ◯土屋真人環境部長  続いて、4、再エネ電力の普及について、3点の御質問です。  1点目の市の施設への新電力導入の状況と経過ですが、電力の自由化は、平成12年に特別高圧から段階的に始まり、平成28年から低圧を含め完全自由化となりました。  本市は、平成17年度から、高圧受電施設の一部で新電力と契約を始めました。平成24年度の調達から、平塚市電力の調達に係る環境配慮実施要綱に基づき、電力に係る二酸化炭素排出係数や再生可能エネルギーの導入状況などを数値化し、一定基準以上の電気事業者を入札参加資格を有する者として、指名競争入札を実施しています。  令和4年度の調達では、従来の指名競争入札に加え、新たな取組として、神奈川県が民間事業者を含め、再エネ電力の普及を図るために実施している「かながわ再エネ共同オークション」に一部の高圧受電施設が参加しました。その結果、101の高圧受電施設中、94施設が新電力と契約し、そのうち64施設がカーボンフリー電力を利用しています。  2点目の再エネ電力導入に対する考え方と目標ですが、本年3月に中間見直しを行った平塚市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)では、2026年までに、消費電力の再生可能エネルギーの比率を50%にすることを目指しています。そのためには、「かながわ再エネ共同オークション」のような仕組みを利用し、再エネ等のカーボンフリー電力を調達すること、さらに、各施設で自家消費のための太陽光発電設備を導入し、自らの発電により電力を確保すること、この両方の取組を進める必要があると考えています。  3点目のPPAに対する見解です。  PPAとは、太陽光発電設備を設置する事業者が施設の屋上などを借り、その設備から発電された電力を当該施設へ販売するビジネスモデルをいいます。特徴としては、太陽光発電設備の導入に対する初期費用やメンテナンス費用が不要となること、費用は販売される電気料金に転嫁されるため、10年から20年の長期契約となることなどです。  国も、初期費用が不要となるこのモデルによる太陽光発電設備の導入を推奨しており、本市としても、このモデルの公共施設への導入について、庁内で検討を進めているところです。  以上でございます。 81: ◯11番 松本敏子議員  それでは、再質問させていただきます。  生活保護について、平塚市も、以前は生活保護の申請用紙を窓口に置いていたことがありました。なぜ、今置かなくなったのか伺いたいと思います。 82: ◯岩崎和子福祉部長  以前は置いていたのではないかというお話ですが、やはり生活保護の制度について、しっかり説明をするということが一番大事だというふうに考えておりますので、現在は、申請書を窓口には置いておりません。  以上です。 83: ◯11番 松本敏子議員  申請というのは本人の判断であり、権利なわけですけれども、厚生労働省は、国会で昨年、指摘を受けて、生活保護の申請は国民の権利です、ためらわずに御相談くださいというふうに呼びかけています。それからすると、やっぱり生活が困った方、平塚市に本当にもう支援をお願いできる人がいるなら平塚市役所までは来ないけれども、やっぱり市役所まで来たということは、その制度も分かっていて非常に苦しいという立場だからこそここに来ているというふうに思うわけですが、相談は申請を受けてからも十分相談できるので、まず、申請主義ということからすれば、申請を受けるというのが筋ではないかというふうに思いますが、御見解を伺います。 84: ◯岩崎和子福祉部長  申請を受けないということではなくて、申請を受ける前に十分に説明をさせていただくということを平塚市では重要と考えております。 85: ◯11番 松本敏子議員  申請はぜひやっていただきたいと思うんですけれども、平塚市の場合は、しおりにも書いてあるように、相談、申請、調査というふうになっているわけで、確かに相談、平塚市役所の場合はそういうふうになっていますけれども、まず、申請主義ということが言われているので、申請書を持ってきて相談に乗るということも十分あり得るというふうに思うわけですが、そこのところをこれからも何度か言っていきたいというふうに思いますけれども、しおりについても伺いたいと思います。  しおりの場合、扶養照会というのがあって、相談をしているうちに、まだ申請書も出さないうちに、扶養照会もありますよということを言われてしまうんで、そこまで来たんだけれども、やっぱりいいですと帰ってしまうという方がいらっしゃいます。先日の東京新聞でも、国が扶養照会をしなくてもいい例を掲げたのにもかかわらず、原則のまま、そのままにしている自治体が多いということが指摘されていました。  県内19市のアンケートでも、扶養照会をしたからといって仕送りにつながったというのはゼロという市も結構あります。そして、大きな政令市でも、2680件、令和3年度に扶養照会したけれども、仕送りに結びついたのは14件、0.5%だったという結果から見ても、やっぱり申請主義を徹底して、扶養照会をやらないということも大事だというふうに思いますが、相談をした中で、この方は本当に扶養照会が必要かどうかを吟味するところから始まるというふうにして、最初の相談の段階から、扶養照会はなくても申請ができるという順番にしていただきたいというふうに思いますが、御見解を伺います。 86: ◯岩崎和子福祉部長  相談をいただく段階で、しおりに沿って御説明をします。その中で、厚生労働省も、国のほうも、扶養照会が必要でないような場合ですとか、そういうことを挙げておりますので、その辺りについても丁寧に説明しておりますし、扶養照会をしていただかなくても保護につながりますということも御説明しておりますので、その方の取り方にもよると思いますけれども、市といたしましては、扶養照会ありきというような御説明はしておりません。 87: ◯11番 松本敏子議員  分かりました。  それでは、扶養照会は、本人がやっぱりやめてほしいという要請があった場合には、そこでしっかりと市のほうも考慮していただくということでよろしいでしょうか。 88: ◯岩崎和子福祉部長  必ずしも御本人がしていただきたくないといった場合、最後までしなくてよいということではなくて、やはり実際に扶養照会をせずに保護が始まりました、ただ、その後の段階で、いかがですかというようなことをお伺いしたりですとか、あとは、先ほど申し上げましたけれども、高齢の方ですとか病気の方、そういう方につきましては、国のほうの制度の中ではしなくてもいいと書かれているようなものに該当する場合でも、申請後の段階で、もう一度確認をさせていただくということはあります。  以上です。 89: ◯11番 松本敏子議員  国のほうも少し動いてきたということもあって、それぞれの自治体も、扶養照会はやはり必要ない、相談の中で申請を受け、そして、生保を受けるようになった後でも、状況によって必要な人にはお願いをしてみるというふうな動きになってきているようなので、ぜひ平塚市も御検討いただきたいと思います。  あと、クーラーについて、クーラー設置を行政も積極的に進めていただきたいというふうに思うんですが、綾瀬市では、騒音工事なんかも絡んで、生保の方でもほとんど90%以上がクーラーを取り付けているというふうに言われています。ところが、電気代を気にして使用しない人が意外に多いと伺いました。クーラーを設置しても使えないというのでは意味がありません。体力の弱った方の命と健康を守るための電気代の補助、これが必要と思いますが、御見解を伺います。 90: ◯岩崎和子福祉部長  電気代については、確かに夏、これまで以上にかかるという状況になっておりますので、平塚市としましては、年に一度、県に生活保護制度についての要望を出すときがありますが、電気代については、夏季の加算ということで、このところ要望として上げております。 91: ◯11番 松本敏子議員  無料低額宿泊所について伺います。  無料低額宿泊所では、電気代が高騰する中で、共同の場所、各部屋にはなかなかクーラーはないんですけれども、共同の場所には今まであったけれども、高騰になったことによってクーラーのリモコンを撤去されてしまってつけられないというところも出てきているんですね。そういうふうに、本当に自分の部屋で住んでいるのとわけが違って、無料低額宿泊所の場合は、非常に制限もあるわけですが、そういう方々への、ケースワーカーの方がどのようにその人たちの要望や苦情を聞いて、酌み取っているのか伺いたいと思います。 92: ◯岩崎和子福祉部長  先ほどの答弁でもお話をいたしましたけれども、施設の設備ですとか対応について問題ありというふうに入所の方からお話があった場合には、施設側に申入れをしますし、それでもというような場合には、県にその旨を報告をしています。  以上です。 93: ◯11番 松本敏子議員  今、様々な制度があって、いろんな免許を受けることができますよということがあった中で、普通自動車の免許が取れるということでしたけれども、それを申請しても、仕事が見つかってからにしてくださいということで断られているケースがあるんですが、それは、車の免許を取るということが保障されているのに断られるというものの理由は何かあるんでしょうか、伺いたいと思います。 94: ◯岩崎和子福祉部長  車の免許の取得につきましては、生活保護の手帳の中で明記されています。その明記というのが、雇用の条件となっているというような確実な就労に必要な場合については、これを技能修得費として支給することができるというふうに書かれておりますので、そういうような条件に当てはまるのであれば支給をしておりますが、ただ、就職、就労の幅を広げるためにということでしたら、支給はしておりません。  以上です。 95: ◯11番 松本敏子議員  若い男性の場合、今、仕事を失って生保を受けている方の中でも、いろんな条件、働こうと思って探しに行っても、車の免許というのが非常に出ていて、それがないために本当に就職口を探すということがつらい状況になっているんですね。本当にそこのところで、生活保護を受けている間に車の免許が取れたら、様々な仕事をまた見つけることができるので、そこのところの切替えをぜひしていただきたいと思いますが、御見解を伺います。 96: ◯岩崎和子福祉部長  先ほど申し上げましたとおりに、これは国の制度の中で決まっていることでありますので、就労のためにはやはり幅広くこれを認めるべきではないかという意見に達しましたら、やはりそれは要望として、周辺の状況も確認した上で要望として上げていくべきかと考えています。  以上です。 97: ◯11番 松本敏子議員  今度、湘南海岸公園について伺います。  Park-PFIの条件、先ほどもありました交付対象は地方公共団体であり、面積が2500平方メートル以上の都市公園であり、また、事業者が1割負担するということ、それ以外にはないということで国交省も言っています。今の計画の、2500平方メートルといいましたら、10分の1ぐらいの規模でも国からの交付金が出る。なのにもかかわらず、なぜ最初から規模を大きくして10億円ありきだったのか。2017年に部長が、国とかなり深い連携を持ちながら、いろいろな情報交換しながら手続を進めていると答弁されているということからしても、まだ議会で議決される前から、国交省や県のどこかで強力に話が進んできていたのではないかというふうに思うわけですが、そこのところの御答弁をお願いいたします。 98: ◯田中信行都市整備部長  私どもとしては、まず、10億円ということを議会の中とかで発言したという記録は残ってございません。そのように認識しております。  そういった中で、要件は先ほど1回目の答弁で御説明したとおり、民間事業者の1割以上の負担と2500平方メートル以上の要件という形になっております。今回、私どもとしては、ここの公園をやはり持続可能な都市として選ばれるまち、住み続けるまちを目指して、その一環として、ここに海辺の総合公園を造りたいという思いで考えてきました。これによって、子ども連れや御家族、高齢者とか障がいのある方なども気軽にここの公園に来れるというところで、今後、市の魅力発信にもつながっていくというふうに考えて、まず、最初は3万平米で確かに事業地は設定しましたけれども、その後、いろいろな経過を含めて2万4000平米に縮小はさせていただきました。そういった中で、今申し上げた、この面積で、2万4000平米で行っていけば、これだけの思いのある海辺の総合公園ができるという考えで今、事業を進めております。ですから、先ほどの10億円ありきという考えではございません。  以上です。 99: ◯11番 松本敏子議員  確かに10億円という数字を議会の中でおっしゃるのはなかったです。ただ、例として半分といたしますと5億円になりますとか、事業者が1割なので1億円を払うとかということがもう10億円ありきの話なんですね。10億円というのが頭にありながら、その10億円は出さずにほかの言葉でやっぱり言ってきて、もう10億円というのはありきの話に私たちにはなってきていました。だから、そこのところがなぜ10億円でずっとやってきたのか、なぜ今のように10億円という言葉は使わなかったというようなことなのか、お聞きしたいと思います。 100: ◯田中信行都市整備部長  私どもも今回こういう御質問を受けて、いろいろ調べました。そこで、今、議員さんも言われたとおり、例えばという例で10億円という数字が出てきただけであって、それはあくまでも例でありまして、それがイコール、最初から10億円の整備が先にあったからという趣旨でそのような答弁をしたというふうには思っておりません。  以上です。
    101: ◯11番 松本敏子議員  最初の12億円のときには、10億円が整備費で2億円が維持管理費と。次のときにも、10億円は整備費で6億円が維持管理費ということで、10億円は変わらなかった。今回も、私は説明会のときにお聞きしたら、10億円と6億円は変わらないということなんで、もう10億円ありきということなのではないでしょうか。 102: ◯田中信行都市整備部長  整備費が10億円で維持管理費が6億円という形で債務負担行為を設定させていただきました。ですから、あくまでもその債務負担行為の中で、今回、当初プランがありまして、見直しプランが事業者のほうから提案ありましたけれども、その中で、今回整備費に関しましては、見直しで駐車場を1か所に集約をさせていただいて、整備する面積、駐車場面積は減少はしましたけれども、その反面、スポーツフィールドや芝生広場の面積が増加しております。そういったことから、合計として整備費の10億円は変わらないというふうになっております。  以上です。 103: ◯11番 松本敏子議員  それでは、バリュー・フォー・マネー、今回は出さなかったということですが、前々回は11%、その次は10.1%、今回は出さなかったというのでは、やはりバリュー・フォー・マネーは出すべきだというふうに思うんです。事業をやるからには、どれだけの効果があるのかということは、やはりたたき台として出すだろうと思いますし、計算式もきっと出しているんだろうというふうに思うわけですが、PSCとかPFIのところのLCCとかという、その値によってバリュー・フォー・マネーの数値が出てくるんだろうというふうに思いますが、全く今回しなかったということでしょうか。 104: ◯田中信行都市整備部長  1回目の答弁でも答弁させていただきましたけれども、まず、事業者が決まる前の平成29年度に、3万平米のときに事業手法を検討するためにVFMを計算をしました。その後、事業面積が3万平米から2万4000平米に変わりましたので、そこでまたVFMの計算をして、そこで10.1%になったと。あくまでも市としては、事業手法を確認するためにVFMの計算をさせていただきました。その後、事業者を公募したという形になっております。市としては、あくまでも本事業はPFI法に基づくものではなくて、都市公園法に基づくPark-PFI事業になりますので、このような形で今考えているという状況でございます。  以上です。 105: ◯11番 松本敏子議員  平成30年にこの問題について説明を受けたという地元の2つの事業者の団体の方からお話を伺いました。その方々は、何か聞いても、Park-PFI事業だから事業者の提案を待たないと詳細は分からないと言うばかりで、全く説明になっていなかったので、同意などできる状態ではなかったと言っているわけですね。その後、そうした不満の声が出ることが課題だということで、市民対話マニュアルをつくったはずなんです。その市民対話マニュアルというのは、平塚市まちづくり条例において協働してまちづくりをする基本理念を掲げている、こうした理念を踏まえて、PPP/PFI事業における市民対話マニュアルを作成したということで、この本マニュアルに基づいて、市民と事業のプロセスを共有しながらPPP/PFI事業に取り組んでいくと。全く対話マニュアルは使われてなかったのではないかというふうに思うんです。  今回も結局、案をつくる前に、住民抜きでどこかで決まってしまって、記者会見をしただけです。住民は、決める前に話合いを持ってほしいとお願いをしたけれども、やらなかった。市民対話マニュアルは、これは平塚市民に、全体に約束した内容ですよね。これが無視された案、これを住民が納得するはずはないというふうに思いますが、やり直しをすべきではないでしょうか。 106: ◯津田勝稔企画政策部長  PPP/PFI事業における市民対話マニュアルについて御質問がございました。  全く無視したのではないかというような御意見だったわけでございますけれども、このPPP/PFI事業における市民対話マニュアルは様々なことが載っておりまして、それぞれ、例えばその手法ですとか時期ですとか回数ですとか、そういうものが、じゃ、何回やりなさい、いつやりなさい、どういう方法でやりなさいというようなことは、方法なんかは、例示とかはありますけれども、これでやらなければいけないというような明記をしているものではございません。というのは、それぞれの事業によって、例えば時期であったり、回数であったり、手法であったりは当然異なる内容になると思っております。ですので、今回の事業において、最大の適正なやり方での市民への市民対話を本事業では行っているというふうに私どもは考えております。  以上です。 107: ◯11番 松本敏子議員  塩と風の調査について伺います。  平塚市は、最初から出てくる結果を決めていて今回の調査をやったというふうに思っています。全く科学的ではないというふうに私は思っています。今回の調査は、樹林帯があってもなくても関係のない屋上が多いんです。今回本当に調べなくてはならなかったのは、樹林帯の後背地の300メートルから400メートルまでの一般の住宅です。そういう方々が影響があると心配しているわけですから。しかし、そこは現在樹林帯があるから、調査をしても問題のない数値が出るとは思います。だけれども、それが樹林帯を切られて、海側の最前線の樹木の高さが1メートルから6メートルになったときにどうなるのかという、そのシミュレーションをするための材料にするというのが今回の本来の調査の内容だというふうに思うんですね。今回の場合は、結果ありきの調査、本当に調査にはなりませんし、木の高さが変わって、真ん中の大きな木が切られてしまえば、当然、風の流れは変わるわけで、風の流れは変えないなんていうことはできないはずです。木を切れば、当然、風の流れは変わるということで、もう一度、その調査はやり直すべきだというふうに思いますが、御見解を伺います。 108: ◯田中信行都市整備部長  今回、塩と風の調査につきましては、合計13か所で調査をさせていただきました。その中で、屋上である部分もありますけれども、おおよそ1階部分ぐらいの、高さ3メートルぐらいのところでの調査もしております。そういった中で、塩と風の結果を見させていただいて、それで、あと砂の調査のほうでも行っております。そういったものを含んだ中で、特に、今回の整備の一番海側の部分である風衝形をなしている樹木、これがあることによって、塩や風は上空のほうに行くという部分がありまして、そういったところから、ここの部分をしっかりと残すことが重要であるというふうに思っております。それで、風の流れは変えないというふうに、市のほうとしては判断をしております。ですから、今後、今、議員の、もう1回調査をしたほうがいいんじゃないかという御質問ですけれども、市としては、まずこの事業を行う前の段階としては調査は行うという考えはございません。  以上です。 109: ◯11番 松本敏子議員  疑わしきは罰せずという言葉があります。一人の人権に対しても、疑問があれば不利な方向は選択しないという意味です。ところが平塚市は、樹林帯は計画どおり伐採して、もし何かあった場合にはそれが原因であれば対応するという。木は一旦切ってしまったら、対処のしようがないんです。切ってしまってから大型の台風などが来て、多くの住民に多大な被害が及んだとしても、一旦切って、その10メートル上空を補うことなんてもう二度とできないんですね。だから、大丈夫だというシミュレーションが何より重要なんです。切っても大丈夫という根拠がなかったら切るべきではないというふうに思いますし、住民の命と財産に関わる重大な問題です。疑わしきは罰せず、根拠を示せなかったら切らない、これが当たり前ではないでしょうか。 110: ◯数田俊樹議長  松本議員、質問ですか。(「何を聞いているのか」「何を言っているのか分からない」と述ぶ者あり)分かりやすいように質問をしてください。 111: ◯11番 松本敏子議員  根拠を示せなかったら切らないということが当然ではないかというふうに思いますが、御見解を伺います。 112: ◯田中信行都市整備部長  我々としては、先ほどの答弁と重なりますけれども、今回こういった調査をして、塩と風の流れも分かってきたというところで、当初からの考え方とも一致しているというところで、今回、主に風衝形をなす部分を残すというところと、あと、それ以外にできるだけ数多く樹木を残してほしいという声もございましたので、可能な限り今回は、当初プランよりも樹木を多く残して、それであと新規植栽も増やしてきたというところになっておりますので、市としては、こういった形で事業を進めていきたいと考えております。  以上です。 113: ◯11番 松本敏子議員  次、旧統一教会について伺います。  今後のことが今重要だというふうに思うわけですが、新聞でもあったように、被害者についての問合せが旧統一教会側からあったと伺っています。多くの見方は……。 114: ◯数田俊樹議長  松本議員、時間です。  これで総括質問を終わります。  ただいま議題となっておりました日程第1に掲げてあります市長提出案件のうち、認第1号、認第2号、認第3号「決算の認定について」及び議案第50号「利益の処分について」の4案件並びに報告事項4件を除き、議案付託表のとおり、所管常任委員会に付託をいたします。 ─────────────────────────────────────────────      ※ 決算特別委員会の設置について 115: ◯数田俊樹議長  次に、日程第2「決算特別委員会の設置について」を議題といたします。  お諮りします。認第1号「決算の認定について〔令和3年度平塚市一般会計・特別会計決算〕」、認第2号「決算の認定について〔令和3年度平塚市病院事業決算〕」、認第3号「決算の認定について〔令和3年度平塚市下水道事業決算〕」の3案件及び議案第50号「利益の処分について」を詳細に審査するため、決算特別委員会を設置し、これに付託したいと思います。これに御異議ございませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 116: ◯数田俊樹議長  御異議なしと認めます。よって、決算特別委員会の設置については、そのように決定いたしました。 ─────────────────────────────────────────────      ※ 決算特別委員会委員の選任について 117: ◯数田俊樹議長  次に、日程第3「決算特別委員会委員の選任について」を議題といたします。  本件につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、私から指名いたします。  決算特別委員会委員に       3番  野 崎 審 也 議員      5番  秋 澤 雅 久 議員       8番  久保田   聡 議員      12番  江 口 友 子 議員       14番  坂 間 正 昭 議員      22番  府 川   勝 議員  以上の6名を指名いたします。  この際お諮りいたします。本日の会議はこれで散会し、9月10日から9月20日までの11日間は委員会審査のため休会したいと思います。これに御異議ございませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 118: ◯数田俊樹議長  御異議なしと認めます。よって、本日の会議はこれで散会いたします。次会は9月21日午前10時から再開いたします。連日にわたりまして、御苦労さまでした。                   午後2時04分散会 発言が指定されていません。 Copyright © Hiratsuka City, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...