3)市歌を収めたテープ、CD等が公民館や教育施設にどの程度配られておりますか。
4)今年は、市制施行90周年の年です。もっと市旗や市歌に愛着を持ち、普及する取組を積極的に行うべきと考えますが、いかがでしょうか。
3、渋田川の護岸崩落をうけて。
今年も全国各地で、大雨や集中豪雨による国管理の河川はもとより、地方自治体が管理をしている中小河川で、氾濫や堤防の決壊など、大きな災害が多発しております。8月18日に渋田川の青井橋下流約50メートル地点の右岸の護岸が崩落しているのが分かりました。県の平塚土木事務所で緊急的工事で対応していただきました。そこで、県の管理する河川ではありますが、市民の生命、財産を守る立場の市として、渋田川の河川の状況をどのように把握しているか。また、県に対して具体的にどう要望をしているかお聞きをします。
同場所付近では、数年前にも同じように護岸崩落が分かりました。県で復旧工事をしました。ほぼ同じ場所が数年の間に2度も護岸崩落を起こすのは、水の流れに問題があると思います。これを放置して水害などが起これば、自然災害ではなく人災になってしまいます。私は、左岸の島が大きな原因だと考えます。工事可能な時期になったら、最優先で島のしゅんせつを求めます。御見解をお聞きをし、1回目の質問を終わります。
〔20番
小泉春雄議員質問席へ〕
4:
◯原 正
産業振興部長 20番
小泉春雄議員への御質問にお答えいたします。
1、平塚農業への支援として、大きく2点の御質問です。
まず、1点目の肥料高騰による農業者への支援です。
肥料価格高騰による農業経営の影響を緩和するとともに、化学肥料の使用低減を促進することを目的として、国が定める化学肥料削減の取組を2つ以上行う農業者を対象に、肥料の購入費に対して、前年度からの増加分15%を補助することで、国や県の補助金と併せ、増加分全体を支援してまいります。
続いて2点目、新たなライスセンターについてです。
新たなライスセンターは、稲作の全工程を請け負うことができる組織で、金田地区への整備が予定されています。受託エリアは、金田地区を中心に岡崎地区などを想定しています。稼働当初は10ヘクタール程度の受託となりますが、整備する建物や設備は、50ヘクタールに対応する規模としており、早期に大規模受託ができる体制の構築を目指していきます。
また、既存の湘南ライスセンターなどの受託エリアや受託規模については、JA湘南が運営する協議会で調整していくこととなります。
以上でございます。
5:
◯高橋孝祥総務部長 続きまして、2、市旗・市歌の普及をについて、4点の御質問です。
まず、1点目の市旗・市歌に対する基本的な考えです。
市旗は、本市のシンボルマークである市章をデザインしたものであり、市歌は、本市の恵まれた自然の美しさや産業の豊かさを表現したシンボルソングです。いずれも、市民に本市に対する愛着や誇りを持っていただくために大きな役割を果たしているものと考えます。
次に、2点目の市の施設及び関連施設に市旗がどの程度配付されているかです。
市旗は、市役所本庁舎のほか、全ての市立小中学校や市立幼稚園、レモンガススタジアム平塚やトッケイセキュリティ平塚総合体育館などのスポーツ施設、ひらしん平塚文化芸術ホールや美術館などの文化施設の合計81施設で所有しています。
次に、3点目の公民館及び教育施設に市歌がどの程度配付されているかです。
市歌は、CDを主な公共施設などに配付し、公民館や小中学校では、地域行事などで活用しています。テープやCDなどはなくても、市ホームページに音源を掲載していますので、容易に聞くことや、用いることが可能となっています。
次に、4点目の市旗や市歌を普及する取組を積極的に行うことへの見解です。
市旗や市歌は、これまでも普及に努めてまいりました。例えば、市庁舎本館では、昼休みに市歌を流しています。今年4月に市制施行90周年を迎え、節目の年であることから、今後、庁内外と連携し、どのような取組ができるかを検討してまいります。
以上でございます。
6:
◯武井 敬土木部長 続きまして、3、渋田川の護岸崩落をうけてについて、3点の御質問です。
1点目の渋田川の河川状況の把握と、2点目の県に対する具体的要望については関連がありますので、一括してお答えいたします。
金目川水系のうち、渋田川は、おおむね時間雨量50ミリの降雨に対応した整備が完了しています。しかしながら、近年、全国各地で局地的な豪雨などによる被害が頻発しており、堆積土砂の撤去などを継続的に実施し、河川水位を低下させる取組が重要です。県では、渋田川で鈴川との合流付近の堆積した土砂の撤去を完了しておりますが、東豊田地区周辺から上流の広い範囲で土砂が堆積していることを認識しております。
本市では、このような状況から、金目川水系の堤防整備や護岸改修のほか、河川内の堆積土砂の撤去等が早期に実施されるよう、河川管理者である神奈川県に対し、強く要望しております。
次に、3点目の崩落箇所付近の島のしゅんせつについてですが、河川管理者である神奈川県によると、今回の崩落の原因は、大雨で河川水位が上昇した際、崩落箇所付近で湾曲した川の流れが護岸に強く当たり、川底が洗掘されたことにより、護岸の一部が損壊したのではないかとの見解でした。また、現在、仮復旧工事は完了しておりますが、今後は、河川水位が下がった後、詳細な調査を行い、復旧方法を検討し、再度被害が起きないよう必要な対策を取っていく。堆積した土砂の撤去については、今年度、東豊田付近を予定しており、順次、上流側を実施していく予定と聞いております。
本市からは、市民の安心・安全を守るため、当該箇所付近のパトロールのさらなる強化や、損壊した箇所の早期の本復旧をお願いするとともに、当該箇所付近の堆積土砂の撤去についても、併せて強く要望してまいります。
以上でございます。
7: ◯20番
小泉春雄議員 肥料の助成の関係ですけれども、JAで買う肥料はもちろんですけれども、今、ホームセンターや種苗店、あるいは通信販売でも肥料を販売しております。全ての費用が対象になるというふうに理解してよろしいんですか。
8:
◯原 正
産業振興部長 そうですね。どちらで購入された肥料も対象になります。
以上でございます。
9: ◯20番
小泉春雄議員 先ほどお聞きしたのは、15%云々というお話がありましたけれども、過去の新聞報道等では、70%以上値上がりした部分がまず対象の品目になって、そのうち上がった分の15%というふうにお聞きをしているんですが、そういう理解でよろしいんですかね。
10:
◯原 正
産業振興部長 私どもで把握していますのが、値上がりした分の7割を国が補助しますので、残りの3割を市と県で半分ずつ、15%ずつ、それで全額を支援していくということで理解しております。
以上でございます。
11: ◯20番
小泉春雄議員 これはどこで把握する、要は農業者の申請みたいな形になるんですか。
12:
◯原 正
産業振興部長 実際の申請の流れにつきましては、国の補助金の対象ですが、農家5戸以上のグループでの申請となっておりますので、実際には、農協や農協の支店等が申請者となることを想定しておりますので、本市の補助金につきましても同様とする予定でございます。
以上でございます。
13: ◯20番
小泉春雄議員 もう一つ、化学肥料を2割程度削減をという上限というか、ついていますけれども、この辺について、2割削減して生産量等含めて、私は心配があるんですけれども、どういうふうにお考えになりますか。
14:
◯原 正
産業振興部長 化学肥料の低減につきましては、取り組む項目が国のほうで15項目、メニューが出ていますので、その中の2つ以上を取り組むということで、実際には2割以上削減できるかどうかというのは、それに取り組んでいただくことが目的であって、結果的にそこの2割ということを求められているわけではないというふうに理解しております。
以上でございます。
15: ◯20番
小泉春雄議員 農家であれば、化学肥料を使わないというのはあり得ない。さっきも言いましたけれども、いろんなところで買えるということも含めて、落ちこぼれ、要は、対象なのに対象にならない、補助の対象にならなかったということがないように、やっぱりきちっと対応すべきだなというふうに私は思いますけれども、その辺の対策はいかがですか。
16:
◯原 正
産業振興部長 いろいろなケースが考えられると思いますので、細かいことはまたいろいろな窓口に御相談を、JAも含めて御相談いただければ対応していきたいというふうに考えております。
以上でございます。
17: ◯20番
小泉春雄議員 ライスセンターの関係についてお伺いをします。
稼働は再来年の4月を予定しているようですけれども、約1年半前に補正予算でこれだけの金額を措置されていますけれども、どういう流れで具体的に再来年4月に稼働をするのかというのをお聞きします。スケジュールをお聞きします。
18:
◯原 正
産業振興部長 まず、年内を目途に法人化に向けた作業を進めていただきまして、令和6年4月の稼働に向けて準備をしていくことになります。その中には、様々な作業工程がございますので、計画に沿ってこれから詰めていきたいというふうに考えております。
以上でございます。
19: ◯20番
小泉春雄議員 ライスセンターの関係で、市長も記者会見でおっしゃっていましたけれども、1から10まで全ての水稲の農作業を請け負えるような受託組織をつくる。今でもやっていらっしゃいますけれどもね。これでいくと、ちょっと嫌らしい質問ですけれども、部長、従来の田んぼ、どのぐらい今、収穫があるというふうに思っていらっしゃいますか。
20:
◯原 正
産業振興部長 おおよその数字ですけれども、10アールの収穫量を8俵というふうに仮定しますと、1俵当たりの単価が1万4000円ということで想定しますと、10アールで11万2000円という販売価格となります。
以上でございます。
21: ◯20番
小泉春雄議員 JA湘南が、今年度の買上げの概算単価をお決めになったようです。一番いいはるみ1等で、30キロ8100円なんです。これが一番いいんです。なかなか1等、難しい部分もあるんですけれども、これで概算すると、そこまで、今、部長がおっしゃった数字は、多分2等ぐらいのお米かなという気がします。逆に、委託料、全ての作業を委託すると幾ら費用がかかると思いますか。
22:
◯原 正
産業振興部長 委託料でございますが、仮にライスセンターに全工程を委託するということになりますと、委託というよりも農地の貸出しという形になると思いますので、基本的に貸出しになると、委託料がかからないということになりますので、逆に使用料などが発生してまいりますので、そういったことで、使用料自体が、実際に金額で納めていただく場合は、10アールで5000円から1万円ということが相場となっております。あるいは、米を物納していただくとか、あるいは無料で貸し出すとかということになると思います。
以上でございます。
23: ◯20番
小泉春雄議員 部長がおっしゃるのはそういう話かもしれませんけれども、単純に言うと、農家で10アールの田んぼ1枚お願いしますよと話をして、先ほどおっしゃったように、収入は11万円前後になるかなと思うんです。今、受託料は大体同じとこら辺までいっちゃうんです、全部積算すると。もう変な話、10万円のお米を稼ぐのに10万円の費用がかかる。まだとんとんだからいいんです。これが逆転して、10万円のお米を稼ぐのに12万円の費用がかかったら、誰も農家をやらなくなります。その辺もこれからは助成の対象にするような形で考えないと、というふうに私は思っていますけれども、いかがでしょうか。
24:
◯原 正
産業振興部長 例えばライスセンターに何を委託するかというのは、それぞれの農家さんによって違うと思います。確かに全部を委託する場合は、今、議員がおっしゃられたように、もしかするとかかる費用のほうが収入よりも上回ってしまうようなケースがあると思いますので、そういったことは、様々な場合がありますので、ケース・バイ・ケースでしっかりと支援していきたいというふうに考えております。
以上でございます。
25: ◯20番
小泉春雄議員 10アール全て全部お任せなんですけれども、取れたお米を持ってきてくださいよ、自分んちで食べなきゃいけないから持ってきてくださいよって話になると、今、部長がおっしゃるような形にならないんです。さっき私が言ったように、収入があって、委託料がどのくらいかかるか。ツーペイでゼロになればまだ何とかやれるけれども、マイナスになったら、農家がお願いしますって話にならないと、だんだん荒廃地なり休耕地なりが増えてしまう。ですから、もし逆転するようなあれになれば、ライスセンターを含めて、その辺の助成もやっぱり考えていかなければいけないんですよという話です。
次に、市旗と市歌の関係についてお伺いをします。
御答弁いただきましたから改めて確認する必要もないと思うんですが、市のほうは、市旗・市歌をもっと普及をしたいというお考えは間違いないんですね。
26:
◯高橋孝祥総務部長 市旗・市歌を普及する考えはあるかという御質問でございます。
市旗・市歌を普及する考えはございます。市旗や市歌の普及の前に、まずその良さを知っていただきたいというふうに思います。このため、すぐできることとしまして、現在本庁舎で市制施行90周年パネル展を行っておりますが、そこで、市旗や市歌を周知するパネルの展示ですとか、チラシの配布、そういったものを行っていきたいと思います。また、10月には、東海大学で東海グローカルフェスタというイベントがございますので、こちらのほうで、大学生の方にも周知を図る取組、そういったことを進めたい、そういうふうに考えております。このほかに、市のホームページをはじめとした様々な広報媒体を使いまして、普及に努めたいと考えております。
以上でございます。
27: ◯20番
小泉春雄議員 それでは、具体的な内容をお伺いします。
今月末から来月にかけて、各地区で市民体育レクリエーション地区大会が、全部の地区ではないようですけれども、やらないところもあるようですけれども、開催されます。通常は、国旗・国歌なんですよ。もう市旗・市歌を各地区の実行委員会にお願いすることはできますか。
28: ◯平井 悟社会教育部長 地区レクでの市旗・市歌のお願いということでございます。
ここ数年は、コロナの関係で中止となっておりましたが、以前までは市民体育レクリエーション地区大会、いわゆる地区レクの中で、幾つか、8つの会場で開会式などで歌われております。歌うというか、最近コロナの関係で、時間を短く、今年ですと、開会に際しては1日やっていたものを午前中に工夫をしたりだとか、そのような関係もございまして、今のところなかなか、開催に向けて地元のほうでもいろいろな工夫をしているところでございます。そういったことで、今年度の実行委員会、地元で開催する実行委員会のほうで、いろんなプログラム、そこら辺を含めて検討して実施しているところでございます。
以上になります。
29: ◯20番
小泉春雄議員 全地区がそうかどうか分かりませんけれども、今年は、コロナの関係も含めて、さりとて実施をするということで、半日開催のところがかなりあるようです。でも開会式というのは、ほとんどの地区がやると思うんですよね。やっぱり開会式のイベントは国旗・国歌です。そこをやめて、市旗・市歌にしてくださいというお願いはできますかという話をしたんですけれども。
30: ◯平井 悟社会教育部長 市としては、基本的に各地区レクに対しましては、地区の実行委員さんのほうにお願いをして、実行委員さんのほうで何回か打合せをしながらこれをつくり上げていくようなこととなってございます。そのような工夫の中で、今回のスケジュール等々については、各地区で、先ほど言いましたとおり、コロナ感染対策、密をなるべく避けるような感染対策をして実施していると。なるべく歌うという時間を設けるというか、そこら辺がなかなか難しいところもあるのではないかと考えてございますので、今後は、歌うことというか、何か違う要素で、BGMとかでも流せると考えておりますので、そういうようなことを市としては推奨してまいりたいと、このように考えております。
31: ◯20番
小泉春雄議員 今、地区レクの具体的な話をさせていただきましたけれども、これ、国旗・国歌から市旗・市歌に替わっても、お金は何もかからない。一切お金がかからないんです。お金がかかる仕事だと、なかなか考える部分があるかもしれませんけれども。これは言っておきます。
次に、教育委員会の関係で、小学校、中学校を含めて、運動会、入学式、卒業式等の平塚市立の行事等に市旗を掲げて市歌を歌うというのはどのくらいやっていらっしゃいますか。
32: ◯工藤直人学校教育部長 小中学校の市旗・市歌の取扱いというような御質問でございました。
まず、市旗の掲揚につきましては、市内小中学校全校で入学式、または卒業式で掲揚をしているところでございます。また、運動会においても、市旗について掲揚しているというような報告も受けているところでございます。
市歌の取扱いについては、現在のところ、行事等で歌唱しているというような、そういう学校は把握はしていないというところでございます。
以上です。
33: ◯平井 悟社会教育部長 公民館の市旗については、現在19館ほど所有しているんですが、そのほかにも、吉沢公民館や崇善公民館などで、建物の壁面の見えるところ、ここら辺に、目の届くところに市章を掲げて、公共施設であることを示すというか、市章の普及に取り組んでいるところです。
あと、市歌につきましては、先ほど御答弁させていただきましたが、地区レクなどで歌っていただくほかに、自治会などによって賀詞交歓会など、ここら辺で市歌を開会式の際に歌っているというようなところとなっています。
34: ◯20番
小泉春雄議員 社会教育部長の答弁を後から聞いちゃったから、一緒になっちゃって申し訳ないんですけれども、学校のほうの関係は、基本的には今、御答弁になったのは、教育委員会から各教育現場にお願いをしていると。あるいは、逆に各教育現場のほうが自主的にそれぞれで判断をして、結果的に全校でやっているというふうなことになったんですかね。
35: ◯工藤直人学校教育部長 特に教育委員会からということなんですが、学習指導要領上、市旗や市歌を必ず取り扱うというような、具体的なそういう内容等はございませんので、市教委のほうで、必ずというような、そういうお願いというか、通知等は出しておりませんが、学校のほうで、やっぱり平塚市立の学校ということで、市旗は掲揚しているという、そのような認識をしているところでございます。
以上です。
36: ◯20番
小泉春雄議員 市旗を普及するために、本庁舎の場合は毎日掲げていらっしゃいますけれども、各公民館、あるいは学校現場で、ポールがあるにもかかわらず、市旗が揚がるというのはめったにないですよね。めったにというか、ほとんどないと私は思っているんです。毎日本庁舎と同じようにやったらどうですかというのは結構大変な部分があるんで、週に1回とか月に1回とか、定期的に各施設で平塚市旗を揚げようよというふうな話になりませんかね。
37:
◯高橋孝祥総務部長 今、市旗のお話がありまして、庁舎本館では毎日揚げているけれども、ほかの公共施設では定期的に、毎日ではなくても揚げたらどうかというお話なんですけれども、市旗の普及ということだと思いますので、市旗の普及については、他市の取組なども含めまして、庁内各課と連携して、どのようなことができるのかというのを今後考えてまいりたいというふうに思います。
以上でございます。
38: ◯20番
小泉春雄議員 市旗・市歌で最後の質問になります。
市民課の窓口を含めて、書類をもらうと窓口封筒というのが頂けます。ここに残念ながら市旗も市歌もないんですよ。これは表面かどうか分からないけれども、今、「手をつなぎたくなる街湘南ひらつか」のデザインと裏は料金表。ここを平塚の市章、あのマークですね、市章と、料金表はもういいから市歌を載せたらどうですか。ただ、これはいっぱい作っちゃっていると思いますので、全部破棄するのはもったいないですから、次はいつになるか分かりませんけれども、印刷するときはそういうふうにやりましょうよという話ぐらいはしてもらえますか。
39:
◯高橋孝祥総務部長 今、窓口に備え付けてある封筒についての御提案をいただきました。これは所管している部門と調整を図ってまいりたいというふうに考えます。
以上でございます。
40: ◯20番
小泉春雄議員 最後に、渋田川のお願いをします。
県の管理だというのはよく分かります。先ほどももろもろ言いましたけれども、あそこは、水の流れを変えなきゃ駄目。部長、現場を見ていますか。
41:
◯武井 敬土木部長 申し訳ありません。現場のほうの確認は、私はしておりません。
42: ◯20番
小泉春雄議員 私、8月18日に現場を見たのが3時ぐらい。すぐ市の防災のほうと県土木のほうに連絡しました。県土木は、明日、現場を見させていただきますというお話だったので、お願いしますと。そうしたら、5時頃電話がかかってきた。小泉さん、心配だから今日行ってきました、水の量が多いから、明日もう1回、業者を連れて現場を見に行きます、対応を考えますと。市のほうに連絡して、市の担当者が現場を見たのはいつですか。
43:
◯武井 敬土木部長 市の担当者が現場を見た日付は、私、今、承知しておりませんけれども、県のほうとのやり取りはしっかりとさせていただいておりまして、その中で、今のお話は担当者のほうから私もお伺いはしております。
以上でございます。
44: ◯20番
小泉春雄議員 私は、渋田川だけがそういう状況じゃなくて、前段でも質問がありましたけれども、鈴川でも何でもみんなそうだと思うんです。だから、やっぱり市のほうは、幾ら県が管理するところだといいながら、1年でこんなにうんと土砂が堆積することはあり得ないんです。1年に1回ぐらい定期的に平塚の河川を回って、どういう状況かというのをやっぱり把握してもらわないと、幾ら県が管理するところだから市は知りませんとは言わないと思うけれども、その辺を現場を確認しながらきちっとやってもらわなきゃいけないと思います。
そこで、さっき言いました現場なんですけれども、御答弁があったように、上流から10メートルの幅で水が流れてくる。そこに来ると島ができていて、一気に半分、5メートルの幅になっちゃう。水の勢いも増すんですよ。それがまともに護岸に当たれば、崩落するのは当たり前、当たり前というか。だから、しゅんせつができないとすれば、あそこにあるたまっている土砂を右岸のほうに動かすだけでも、水の流れを真ん中、川の真ん中を水が流れるようにしてもらえればそんな心配はなくなると思うんです。その工事、平塚市はできないですよね。
45:
◯武井 敬土木部長 工事自体は、管理者である神奈川県のほうでないとできないというのが実情です。県のほうも、先ほど1回目の御答弁の重複になる部分もありますけれども、原因としては、湾曲した川の流れが原因であろうという見解を持っておりますので、その部分はしっかりと県のほうに、早急に対応していただけるように強く要望してまいります。
以上でございます。
46: ◯20番
小泉春雄議員 渋田川の話をしているので渋田川の質問をしますけれども、今、新大縄橋のちょっと上ぐらいまで来ているのかな。上流のしゅんせつ計画みたいなのを県のほうから出してもらうことはできないですか。いつになったらここの近くに来るのかな、全く分からないので。住民は、そのたびに大水、大雨を心配しているんですけれども、いかがですか。
47:
◯武井 敬土木部長 しゅんせつ計画の見える化というようなお話だと思います。
しゅんせつ計画に限らず、河川の整備の見える化については、可能な限りできるようにということで、今、県のほうと調整はしております。計画ではないんですけれども、やった箇所をどう見える化ということでは、今年度8月にパネル展等をさせていただいて、それを見ていただいた市民の御意見等もございまして、それを県と共有させていただいて、さらに今後の計画についても見える化ができるように、県のほうと調整をさせていただきたいと思っております。
以上でございます。
48: ◯20番
小泉春雄議員 ぜひその辺を含めて、県がやらないのなら市がやるよぐらいの強い意思で県のほうに言ってもらって、とにかくあそこだけは間違いなく改修してもらわないとというふうに思っていますので、お願いします。これは答弁結構です。
49:
◯数田俊樹議長 答弁者が入れ替わりますので、暫時休憩いたします。再開は10時50分からといたします。よろしくお願いいたします。
午前10時38分休憩
─────────────────────────────────────────────
午前10時50分再開
50:
◯数田俊樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
次に、16番黒部栄三議員ですが、黒部議員は一問一答方式で質問を行います。黒部栄三議員。
〔16番黒部栄三議員登壇〕
51: ◯16番 黒部栄三議員 清風クラブの4番手として、
発言通告に従い質問いたします。
1、教育の課題~隅ずみまで染み渡る教育を~。
(1)教員の働き方改革。
「『子供のためであればどんな長時間勤務も良しとする』という働き方は、教師という職の崇高な使命感から生まれるものであるが、その中で教師が疲弊していくのであれば、それは『子供のため』にはならない。教師のこれまでの働き方を見直し、教師が我が国の学校教育の蓄積と向かい合って自らの授業を磨くとともに日々の生活の質や教職人生を豊かにすることで、自らの人間性や創造性を高め、子供たちに対して効果的な教育活動を行うことができるようになることが学校における働き方改革の目的であり、そのことを常に原点としながら改革を進めていく必要がある」これは、平成31年1月に出された中教審の答申の抜粋であります。教員の働き方改革が叫ばれてからかなりの時間が経過していますが、この点について、何点か質問いたします。
1)GIGAスクール構想で導入したICT機器等の活用によって、学校現場はどう変わったのか伺います。
2)部活動の指導も含めた時間外労働時間の把握はされていますか。昨年度の時間外労働時間と比較した実態についてお聞きをします。
3)直近5年間の教員の精神疾患での休職者数の推移をお聞きします。
4)産休や育休、病気等で休職している教員の補充は十分されているか伺います。
5)配慮が必要な児童生徒が在籍している学級への支援体制について伺います。
6)母国語しか話せない児童生徒への対応について伺います。
(2)(仮称)平塚市学校給食センター整備・運営事業。
本年3月、(仮称)平塚市学校給食センター整備・運営事業に係る事業契約が締結されました。これによると、小学校21校、中学校15校に1万5000食を提供するとしていますので、これについて質問いたします。
1)先日地元説明会が開催されたようですが、そこで、どのような質問、意見、要望が出されたのか、まず伺います。
2)異物混入や食中毒が発生した場合、給食が提供できなくなる状況のリスク回避についてどうお考えか伺います。
3)給食センターの現在の共同調理場と異なる点は何かお聞きをします。
4)ロシアのウクライナ侵攻で世界の食料事情が激変しました。特に、小麦やトウモロコシなど、外国に依存しているものの危うさが露呈しました。日本には古来から米文化があり、和食というバランスのよい日本人に合った伝統食もあります。食料の安全保障の観点からも、米をメインに献立を組むべきと考えますが、御見解を伺います。
(3)無園児。
厚生労働省は、本年2月、19年度の調査で、保育所や幼稚園等に通っていないゼロから5歳児が全国で約182万人に上るとの推計を公表しました。政府は、保育園や幼稚園に通っていない小学校就学前の子どものうち、育児で困難を抱えている家庭について、本格的な対策に乗り出すことが先日報道されました。無園児は、行政の支援の網から漏れてきた存在で、正確な統計はなく、家庭での養育を積極的に選んでいるケース以外にも、何らかの理由で通いたくても通えない子どもがいると見られています。中には、医療的ケアや障がい、外国籍や経済的困難によって入園が難しい場合もあると指摘されています。本市の実態はどうなっていますか、現状と課題について伺います。
(4)トイレの洋式化の推進。
小中学校体育館、美術館、公衆便所等の洋式化が、今議会の補正予算に計上されています。一方、小中学校のトイレの洋式化は、大規模改修に合わせて進めるということでしたが、現在の進捗状況と今後の課題について伺います。
(5)西部地区に図書館の設置を。
昨年3月議会の市長の答弁で、公共施設等総合管理計画もあり、いろいろな状況の中で、複合的な魅力化と配置、それから新たに図書館を造るべきか、いろいろな条件を考えて検討すべき課題だと思いますので、検討事項として取り上げさせていただけたらと思っておりますとお答えになっています。その後の検討状況について伺います。
2、諸課題。
(1)平塚駅~東海大学前駅間のバス路線。
本年4月に平塚駅北口から東海大経由で、新しい路線が開通しました。しかし、地元住民が利用できないのが実情で、早期に増便や中間バス停の設置等、利用しやすいバスの運行を切望しています。6月議会にも
同僚議員が質問していますが、改めて現在の進捗状況と課題について伺います。
(2)金目親水公園。
昭和43年、日本で初めて親水公園が誕生しました。場所は、東京の江戸川区で、古川親水公園と名づけられました。親水という言葉はもともと造語であり、河川の持つ治水、利水の各機能と同様に重視されるべき機能として、親水機能という言葉で表現されました。親水機能には、1)水と生物に接することによる効果、2)魚釣りや水遊びなどのレクリエーション、3)住民の憩い、コミュニケーションの場、4)空気、水を浄化し、生物を育む等の機能があります。
本市の金目親水公園は、平成12年2月15日に開設されました。ここはもともと旧金目村の簡易水道の水源地であり、湧き水を利用した小川や池が造られています。設立当初は池で遊んだり、トンボやカエルや魚を捕ったりと、子どもたちが安全に水に親しめ、生き物と触れ合える公園でした。しかし、現在の状況は、池にはホテイソウが繁茂し、また、北側部分はアシで埋め尽くされてしまっています。これでは子どもたちが水に親しむどころか、人の背丈ほど伸びたアシで見通しも悪く、安心して遊べる状態ではありませんし、これでは、水に親しむ本来の親水公園の姿ではありません。改善すべきと考えますが、見解を伺います。
〔16番黒部栄三議員質問席へ〕
52: ◯石川清人教育総務部長 16番黒部栄三議員の御質問にお答えします。
1、教育の課題~隅ずみまで染み渡る教育を~について、大きく5点の御質問をいただきました。
まず、(1)教員の働き方改革について、6点の御質問です。
1点目のGIGAスクール構想で導入したICT機器等の活用によって、学校現場はどう変わったのかですが、ICT機器が導入されたことで、教員自身が機器の操作等を習得し、児童生徒に対する機器の操作指導を行うことが新たに加わりました。また、オンライン学習ドリルや授業支援アプリなどを活用することで、授業準備や児童生徒の提出物の確認等も短時間でできる状況になっています。これらの活用が進むことで、時間的な余裕が生まれ、教員の働き方改革につながっていくものと認識しています。
2点目の部活動の指導を含めた時間外労働時間の把握と、昨年度の時間外労働時間と比較した実態ですが、平塚市では、令和3年度から、在校等時間把握システムを導入しており、部活動の指導も含めた教員の勤務時間の把握をしております。市内小中学校における教員の令和4年4月の部活動の指導を含めた時間外在校時間は、小学校では、45時間以上の教員が市内全教員の59.8%となっており、中学校では64.1%となっています。
昨年度との比較ですが、令和3年4月において、45時間以上の教員が、小学校では市内全教員の65.7%でしたので、今年度は5.9ポイントの減、中学校では67.4%でしたので、今年度は3.3ポイントの減となっております。
3点目の直近5年間の教員の精神疾患での休職者数の推移ですが、市内小中学校における教員の精神疾患での休職者数の推移は、平成29年度7人、平成30年度5人、令和元年度1人、令和2年度5人、令和3年度11人となっています。
4点目の産休や育休、病気等で休職している教員の補充は十分されているかですが、令和4年9月8日現在、市内小中学校における教員の補充の状況は、産休・育休取得者は70人おり、そのうち68人が補充されております。残り2人については、1人は10月から任用が決まっていますが、もう1人は未配置の状態となっています。
また、病気等の休職者は6人で、速やかに代替教員を配置しております。
5点目の配慮が必要な児童生徒が在籍している学級への支援体制ですが、各学校では、全ての子どもたち一人一人の教育的ニーズに応じた支援に努めておりますが、特に配慮が必要な児童生徒に適切な対応ができるよう、校内支援委員会などで、児童生徒の実態把握のための情報交換を行ったり、支援体制を検討したりしています。また、学級担任だけでなく、管理職、児童生徒指導担当、教育相談コーディネーター、学年主任、養護教諭などの教職員や、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーなどの専門家が連携して組織的に対応するとともに、サン・サンスタッフ(学習支援補助員)を活用し、きめ細やかな支援を行っています。
6点目の母国語しか話せない児童生徒の対応ですが、市教育委員会では、学校における日本語指導を支援するため、令和4年度は、市内小中学校13校に国際教室を設置するとともに、幼稚園・小中学校37校に、日本語指導協力者の派遣をしております。
日本語の理解が十分でなく、特に支援を必要としている子どもたちには、できる限り日本語指導協力者の派遣回数を増やすなど、支援の充実を図るとともに、日本語指導が必要な子どもたちが、日本の学校生活に適応するための直接的な指導を通して、子どもたちがよりよい学校生活を送ることができるよう、きめ細やかに対応しています。
続きまして、(2)(仮称)平塚市学校給食センター整備・運営事業について、4点の御質問です。
1点目の地元説明会での質問、意見、要望ですが、地元説明会は、平塚市まちづくり条例の規定による説明会を2回、整備計画地周辺にお住まいの方々に向けた説明会を1回で、現在までに計3回実施しています。
質問、意見、要望としましては、工事車両と給食配送車両の通行ルートや交通安全対策への配慮などについての御意見や御要望とともに、開発の内容や整備工事の作業時間などについての御質問がありました。
2点目の異物混入や食中毒が発生した場合、給食が提供できなくなる状況のリスク回避ですが、異物混入や食中毒が発生した際は、その原因究明と対応を行った後に給食を再開しますが、その原因の究明には数日かかり、その期間、給食提供を中止しなくてはならないことも想定されます。そのため、新たな学校給食センターにおいても、現在と同じく、食材の納入・保管から調理・配送に至るまで衛生管理を徹底し、安全・安心な給食提供に努めていきます。
また、もし事故等が発生した場合にあっても、被害の拡大を防ぐために、新たな学校給食センターでは、小学校、中学校給食の調理室を壁で隔てるとともに、それぞれの調理工程における諸室も明確に分離して、交差汚染しない動線とした施設として整備する計画です。
3点目の現在の共同調理場と異なる点ですが、新たな学校給食センターでは、現在の共同調理場で外部委託をしている炊飯設備を新たに設置することにより、米飯の給食回数を現在よりも増やすことが可能となります。また、アレルギー専用室の設置や、それぞれの調理工程ごとに諸室を壁や、人が行き来することなく食材を受け渡すことが可能なパススルーカウンターを設置して区分けをするなど、衛生水準の高い施設とします。そのほか、省エネルギー化、廃棄物の減量化など、環境負荷に配慮した高効率の設備を導入するとともに、災害発生時の対応としては、ライフラインが停止したとしても炊き出しが行えるよう、熱源が独立型の釜を配置することを予定しています。
4点目の米をメインとした献立ですが、米飯給食については、国の基準により週3回以上の実施が推奨されておりますが、現在の共同調理場に炊飯設備がなく、委託炊飯により提供しているため、週3回程度の実施となっています。
新たな学校給食センターでは、先ほど御説明したように、炊飯設備を導入しますので、米飯給食の回数を週4回程度に増やすことができることから、米飯を主食とする献立の拡充が図られると考えています。
続きまして、(3)無園児について、2点の御質問です。
1点目の無園児の実態と、2点目の無園児の現状と課題については関連がありますので、一括してお答えします。
入園等に関する窓口では、個別に相談に応じていますが、入園等に添えなかった御家庭の養育状況等の全体像は把握していません。
なお、統計データから機械的に推計した数値にはなりますが、保育所や幼稚園等、定期的な保育サービスを利用されていない就学前の人数は、本市の令和4年1月1日時点での年齢別人口6歳までの合計1万1893人から、今年の9月1日時点での保育所等の所属がある園児等7358人を差し引きした人数、4535人になります。ただしこの人数には、保育所等の利用を希望しない方や認可外保育施設利用者等も一定数含まれています。
子育ての状況は表面化されにくく、抱える問題も様々あることから、無園児の状況の把握や支援の方法などが課題であると考えています。
続きまして、(4)トイレの洋式化の推進の小中学校トイレ洋式化の現在の進捗状況と今後の課題ですが、今年度、大規模改修を実施している大野小学校南棟校舎は11月に、太洋中学校北棟校舎は12月の完成を予定しています。トイレに特化した大規模改修を実施している崇善小学校南棟校舎、なでしこ小学校本館校舎及び春日野中学校北棟校舎は11月の完成予定です。
今後は、9月補正予算で計上させていただきました小中学校の体育館の和便器を洋式化していく予定です。これらにより、今年度末における小中学校全体のトイレの洋式化率は約58%となる見込みです。
今後の課題としては、大規模改修に多額の予算を要することや、工事期間が限られるなどがありますが、計画に基づき、引き続き整備を進めてまいります。
続きまして、(5)西部地区に図書館の設置をの検討状況についてですが、図書館では、現在の4館体制を維持しながら、民間活力の活用により、図書館を利用する際の利便性の向上を図るとともに、効率的・効果的な図書館サービスの提供を行い、多様な利用者をカバーする図書館サービス網の構築を進めております。
施設の整備については、持続可能な公共施設の在り方を目指した平塚市公共施設等総合管理計画に基づき、他の機関や民間施設との複合化を含め、施設の面積縮減を視野に入れつつ検討をしております。新たな図書館の設置については、限られた財源状況の中で施設内容や機能、経費など多くの課題があることから、今後も引き続き検討してまいります。
以上です。
53: ◯脇 孝行まちづくり政策部交通政策担当部長 続きまして、2、諸課題について、大きく2点の御質問です。
(1)平塚駅~東海大学前駅間のバス路線の進捗状況と課題ですが、平塚駅北口と東海大学前駅南口を結ぶバス路線は、東海大学の授業に合わせて、速達性を重視した限られた運行となっています。地域からは、中間バス停の設置や増便について御意見をいただいており、実現に向けて、バス事業者等へ要望しています。
課題としては、発着の起終点である東海大学前駅南口ロータリーの乗降場所が限られており、増便により路線の運行に支障が生じることが挙げられます。
以上です。
54: ◯田中信行都市整備部長 続きまして、(2)金目親水公園、親水機能を改善すべきについての御質問です。
金目親水公園の中央の池は、池の周辺を散策することを目的に整備されており、池に入ることは想定しておりませんが、公園北側には親水階段が設置されており、そこからせせらぎに降り、水遊びができるようになっております。
現在、親水階段周辺は雑草が生え、大きい石が転がっている状況なので、その周辺の雑草を除去し、大きい石を移動するなど、より水に親しめる状態に改善していきます。また、公園中央の池も泥の堆積が目立ち、景観がよくないため、土砂の撤去などを行います。
以上です。
55: ◯16番 黒部栄三議員 再質問に入る前に、この間、教育関係の皆様におかれましては、GIGAスクール構想の導入や新型コロナウイルス感染症への対応など、大変な状況が続く中で、学びを止めないということで、大変な御努力をされて奮闘されましたことに対しまして、敬意を表したいと思います。ありがとうございました。
それでは、順次、再質問をさせていただきます。
GIGAスクール構想ですが、昨年3月にタブレットが全児童生徒に配付されたわけですけれども、私も、パソコンのリースアウト時期に合わせてタブレットを早めに導入したほうがいいというようなことで以前提案してきましたし、平塚市としては、近隣市よりタブレットが入ったのは早いんじゃないかというふうに思っていますけれども、この9月1日に教育長のほうから、非常時等における新しい教育様式の実践と留意事項についてという通知が出されましたが、なぜ今この時期だったんでしょうか。お答えいただきたいと思います。
56: ◯工藤直人学校教育部長 今、9月1日に出しました新しい教育様式の実践について、なぜこの時期かというような御質問だったというふうに思います。
これは、各学校の全児童生徒にタブレットが配置されて1年以上たっているという状況がまずあります。その間、タブレットをいかに有効活用していくか、まず授業で、そして家庭のほうでどのように活用していくかというところをずっと市教委のほうも、また学校現場の声も聞きながら検討してきたところでございます。今年度に入りまして、まず、例えば一斉臨時休業等、また、まん延防止等重点措置で学校を閉鎖しなければいけないとき等を踏まえて、非常時にはタブレットを持ち帰るようにというような通知を最初出させていただきました。その後、今年度に入りまして、平常時においても家庭でタブレット端末を活用していただくように、持ち帰り可というような、そういう取組というか、指示も出させていただきました。そういう結果を踏まえて、徐々に学校のほうもタブレット端末の活用について、家庭とのやり取り、学校での活用、大分すっきりというか、経験ができてきたので、それならば次の段階としてこのような通知を出させていただいて、学びを止めない、また、学校に来たくてもやっぱり来れない不登校の子、その他いろんな事情のある子にも学習を保障していきたいという、そのような願いというか、気持ちで、9月1日にこのような形で出させていただいたというような、そういうところでございます。
以上です。
57: ◯16番 黒部栄三議員 近隣他市のタブレットの利活用状況がお分かりでしたら、お知らせいただきたいと思いますけれども。
58: ◯工藤直人学校教育部長 近隣他市町の活用状況というような御質問だったと思います。
平塚市外の各市町村教育委員会のほうに、タブレット端末がどのように活用されているかというような詳しい聞き取りというか、情報交換ができていないんですが、近隣の二、三の市町村の様子を担当のほうで確認したところ、このような9月1日付で平塚市が出したような通知については出していないということですが、休校のときには、また休みの子に対しては、タブレット端末を使用してオンライン授業をするようにというような、そういう指示を出している市町もありますし、学校の判断という、そのような指示というか、捉えをしている自治体もあるということ。また、持ち帰りにつきましても、市として認めているところ、非常時は認めますが、平常時はまだこれからというような、そういう状況で、一律に他市町が、いろいろ状況もあると思いますので、それぞれの状況に応じて取り組まれているというような、そういうところで認識しております。
市教委としましても、他市町の状況、情報収集をしっかりして、他市町のやっぱり良いところはしっかりと確認をして、平塚市のほうに取組を反映させていきたいというふうには考えておるところでございます。
以上です。
59: ◯16番 黒部栄三議員 分かりました。
この間、ICTを使う機会が、先生方は増えていると思うんですけれども、得意な人と不得手な方もいらっしゃる。その辺のレベリングといいますか、レベルを引き上げるためのサポートってどういうふうに行われたか、お聞きしたいと思います。
60: ◯工藤直人学校教育部長 学校の教職員のスキルの習熟度等の差をどのように対応していくかというような御質問であったというふうに思います。
私どもも、学校の教職員の方のICT機器の活用で、得意とされる方とこれからまだまだ努力が必要だというような方が混在しているところは重々認識しておるところでございます。そのために、教育研究所のほうで様々なタブレット端末活用の研修をさせていただいたり、教職員の方がいつでも見れるように、オンライン授業等の動画マニュアルを作成して、それを各校の教職員の方の業務用パソコンのほうで見ることができるように、そんな取組はしているところでございます。また、今年度につきましては、業者の方にやっていただくICT支援員の方に、学校からの要請があれば、伺って研修会等をしていただいていると。そういうところで、教員の方のニーズに合った取組、支援をこれからもしていきたいというふうに考えております。
以上です。
61: ◯16番 黒部栄三議員 今後ともきめ細かいサポートをお願いしたいと思います。
今、教育改革というか、教員の働き方改革が進められているわけですけれども、現在の状況を100点満点にしたら何点ぐらいになっているか、お聞きしたいと思います。
62: ◯工藤直人学校教育部長 働き方改革については、100点満点で今、何点ぐらいかというような御質問であったというふうに思います。
働き方改革につきましては、もう喫緊の課題として、平塚市教育委員会ではなく、全国の教育委員会、学校のほうで取り組まなければいけないというような、そんな認識を持っているところでございますが、現在、平塚市のほうとしましては、平成30年度から学校閉庁日の設定をさせていただいたり、令和2年度からは、自動音声つきの電話を導入させていただいて、時間を設定させていただいて、何時以降は外部からの連絡は対応を控えさせていただくというような、そういうところで、教職員の方の負担軽減をさせていただいたり、あるいは3年度からは、給食費の公会計化等も実施させていただいているところでございます。
101: ◯11番 松本敏子議員 最初の12億円のときには、10億円が整備費で2億円が維持管理費と。次のときにも、10億円は整備費で6億円が維持管理費ということで、10億円は変わらなかった。今回も、私は説明会のときにお聞きしたら、10億円と6億円は変わらないということなんで、もう10億円ありきということなのではないでしょうか。
102: ◯田中信行都市整備部長 整備費が10億円で維持管理費が6億円という形で債務負担行為を設定させていただきました。ですから、あくまでもその債務負担行為の中で、今回、当初プランがありまして、見直しプランが事業者のほうから提案ありましたけれども、その中で、今回整備費に関しましては、見直しで駐車場を1か所に集約をさせていただいて、整備する面積、駐車場面積は減少はしましたけれども、その反面、スポーツフィールドや芝生広場の面積が増加しております。そういったことから、合計として整備費の10億円は変わらないというふうになっております。
以上です。
103: ◯11番 松本敏子議員 それでは、バリュー・フォー・マネー、今回は出さなかったということですが、前々回は11%、その次は10.1%、今回は出さなかったというのでは、やはりバリュー・フォー・マネーは出すべきだというふうに思うんです。事業をやるからには、どれだけの効果があるのかということは、やはりたたき台として出すだろうと思いますし、計算式もきっと出しているんだろうというふうに思うわけですが、PSCとかPFIのところのLCCとかという、その値によってバリュー・フォー・マネーの数値が出てくるんだろうというふうに思いますが、全く今回しなかったということでしょうか。
104: ◯田中信行都市整備部長 1回目の答弁でも答弁させていただきましたけれども、まず、事業者が決まる前の平成29年度に、3万平米のときに事業手法を検討するためにVFMを計算をしました。その後、事業面積が3万平米から2万4000平米に変わりましたので、そこでまたVFMの計算をして、そこで10.1%になったと。あくまでも市としては、事業手法を確認するためにVFMの計算をさせていただきました。その後、事業者を公募したという形になっております。市としては、あくまでも本事業はPFI法に基づくものではなくて、都市公園法に基づくPark-PFI事業になりますので、このような形で今考えているという状況でございます。
以上です。
105: ◯11番 松本敏子議員 平成30年にこの問題について説明を受けたという地元の2つの事業者の団体の方からお話を伺いました。その方々は、何か聞いても、Park-PFI事業だから事業者の提案を待たないと詳細は分からないと言うばかりで、全く説明になっていなかったので、同意などできる状態ではなかったと言っているわけですね。その後、そうした不満の声が出ることが課題だということで、市民対話マニュアルをつくったはずなんです。その市民対話マニュアルというのは、平塚市まちづくり条例において協働してまちづくりをする基本理念を掲げている、こうした理念を踏まえて、PPP/PFI事業における市民対話マニュアルを作成したということで、この本マニュアルに基づいて、市民と事業のプロセスを共有しながらPPP/PFI事業に取り組んでいくと。全く対話マニュアルは使われてなかったのではないかというふうに思うんです。
今回も結局、案をつくる前に、住民抜きでどこかで決まってしまって、記者会見をしただけです。住民は、決める前に話合いを持ってほしいとお願いをしたけれども、やらなかった。市民対話マニュアルは、これは平塚市民に、全体に約束した内容ですよね。これが無視された案、これを住民が納得するはずはないというふうに思いますが、やり直しをすべきではないでしょうか。
106: ◯津田勝稔企画政策部長 PPP/PFI事業における市民対話マニュアルについて御質問がございました。
全く無視したのではないかというような御意見だったわけでございますけれども、このPPP/PFI事業における市民対話マニュアルは様々なことが載っておりまして、それぞれ、例えばその手法ですとか時期ですとか回数ですとか、そういうものが、じゃ、何回やりなさい、いつやりなさい、どういう方法でやりなさいというようなことは、方法なんかは、例示とかはありますけれども、これでやらなければいけないというような明記をしているものではございません。というのは、それぞれの事業によって、例えば時期であったり、回数であったり、手法であったりは当然異なる内容になると思っております。ですので、今回の事業において、最大の適正なやり方での市民への市民対話を本事業では行っているというふうに私どもは考えております。
以上です。
107: ◯11番 松本敏子議員 塩と風の調査について伺います。
平塚市は、最初から出てくる結果を決めていて今回の調査をやったというふうに思っています。全く科学的ではないというふうに私は思っています。今回の調査は、樹林帯があってもなくても関係のない屋上が多いんです。今回本当に調べなくてはならなかったのは、樹林帯の後背地の300メートルから400メートルまでの一般の住宅です。そういう方々が影響があると心配しているわけですから。しかし、そこは現在樹林帯があるから、調査をしても問題のない数値が出るとは思います。だけれども、それが樹林帯を切られて、海側の最前線の樹木の高さが1メートルから6メートルになったときにどうなるのかという、そのシミュレーションをするための材料にするというのが今回の本来の調査の内容だというふうに思うんですね。今回の場合は、結果ありきの調査、本当に調査にはなりませんし、木の高さが変わって、真ん中の大きな木が切られてしまえば、当然、風の流れは変わるわけで、風の流れは変えないなんていうことはできないはずです。木を切れば、当然、風の流れは変わるということで、もう一度、その調査はやり直すべきだというふうに思いますが、御見解を伺います。
108: ◯田中信行都市整備部長 今回、塩と風の調査につきましては、合計13か所で調査をさせていただきました。その中で、屋上である部分もありますけれども、おおよそ1階部分ぐらいの、高さ3メートルぐらいのところでの調査もしております。そういった中で、塩と風の結果を見させていただいて、それで、あと砂の調査のほうでも行っております。そういったものを含んだ中で、特に、今回の整備の一番海側の部分である風衝形をなしている樹木、これがあることによって、塩や風は上空のほうに行くという部分がありまして、そういったところから、ここの部分をしっかりと残すことが重要であるというふうに思っております。それで、風の流れは変えないというふうに、市のほうとしては判断をしております。ですから、今後、今、議員の、もう1回調査をしたほうがいいんじゃないかという御質問ですけれども、市としては、まずこの事業を行う前の段階としては調査は行うという考えはございません。
以上です。
109: ◯11番 松本敏子議員 疑わしきは罰せずという言葉があります。一人の人権に対しても、疑問があれば不利な方向は
選択しないという意味です。ところが平塚市は、樹林帯は計画どおり伐採して、もし何かあった場合にはそれが原因であれば対応するという。木は一旦切ってしまったら、対処のしようがないんです。切ってしまってから大型の台風などが来て、多くの住民に多大な被害が及んだとしても、一旦切って、その10メートル上空を補うことなんてもう二度とできないんですね。だから、大丈夫だというシミュレーションが何より重要なんです。切っても大丈夫という根拠がなかったら切るべきではないというふうに思いますし、住民の命と財産に関わる重大な問題です。疑わしきは罰せず、根拠を示せなかったら切らない、これが当たり前ではないでしょうか。
110:
◯数田俊樹議長 松本議員、質問ですか。(「何を聞いているのか」「何を言っているのか分からない」と述ぶ者あり)分かりやすいように質問をしてください。
111: ◯11番 松本敏子議員 根拠を示せなかったら切らないということが当然ではないかというふうに思いますが、御見解を伺います。
112: ◯田中信行都市整備部長 我々としては、先ほどの答弁と重なりますけれども、今回こういった調査をして、塩と風の流れも分かってきたというところで、当初からの考え方とも一致しているというところで、今回、主に風衝形をなす部分を残すというところと、あと、それ以外にできるだけ数多く樹木を残してほしいという声もございましたので、可能な限り今回は、当初プランよりも樹木を多く残して、それであと新規植栽も増やしてきたというところになっておりますので、市としては、こういった形で事業を進めていきたいと考えております。
以上です。
113: ◯11番 松本敏子議員 次、旧統一教会について伺います。
今後のことが今重要だというふうに思うわけですが、新聞でもあったように、被害者についての問合せが旧統一教会側からあったと伺っています。多くの見方は……。
114:
◯数田俊樹議長 松本議員、時間です。
これで総括質問を終わります。
ただいま議題となっておりました日程第1に掲げてあります市長提出案件のうち、認第1号、認第2号、認第3号「決算の認定について」及び議案第50号「利益の処分について」の4案件並びに報告事項4件を除き、議案付託表のとおり、所管常任委員会に付託をいたします。
─────────────────────────────────────────────
※ 決算特別委員会の設置について
115:
◯数田俊樹議長 次に、日程第2「決算特別委員会の設置について」を議題といたします。
お諮りします。認第1号「決算の認定について〔令和3年度平塚市一般会計・特別会計決算〕」、認第2号「決算の認定について〔令和3年度平塚市病院事業決算〕」、認第3号「決算の認定について〔令和3年度平塚市下水道事業決算〕」の3案件及び議案第50号「利益の処分について」を詳細に審査するため、決算特別委員会を設置し、これに付託したいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
116:
◯数田俊樹議長 御異議なしと認めます。よって、決算特別委員会の設置については、そのように決定いたしました。
─────────────────────────────────────────────
※ 決算特別委員会委員の選任について
117:
◯数田俊樹議長 次に、日程第3「決算特別委員会委員の選任について」を議題といたします。
本件につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、私から指名いたします。
決算特別委員会委員に
3番 野 崎 審 也 議員 5番 秋 澤 雅 久 議員
8番 久保田 聡 議員 12番 江 口 友 子 議員
14番 坂 間 正 昭 議員 22番 府 川 勝 議員
以上の6名を指名いたします。
この際お諮りいたします。本日の会議はこれで散会し、9月10日から9月20日までの11日間は委員会審査のため休会したいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
118:
◯数田俊樹議長 御異議なしと認めます。よって、本日の会議はこれで散会いたします。次会は9月21日午前10時から再開いたします。連日にわたりまして、御苦労さまでした。
午後2時04分散会
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