茅ヶ崎市議会 2017-06-29
平成29年 6月 第2回 定例会-06月29日-04号
├
第9 議案第63号 平成29年度
茅ヶ崎市一般会計補正予算(第2号)─────
┘常任委員長報告
第10 議案第61号
農業委員会委員の過半数を
認定農業者等又はこれら────┐教 育 経 済
に準ずる者とすることについて ├
第11 議案第65号 和解について ────────────────────
┘常任委員長報告
第12 議案第47号 平成29年度
茅ヶ崎市公共下水道事業会計補正予算─────┐
(第1号) │
第13 議案第62号の1 市道路線の認定について │
第14 議案第62号の2 市道路線の認定について │都 市 建 設
第15 議案第62号の3 市道路線の認定について ├
第16 議案第62号の4 市道路線の認定について
│常任委員長報告
第17 議案第62号の5 市道路線の認定について │
第18 議案第62号の6 市道路線の認定について │
第19 議案第62号の7 市道路線の認定について──────────────┘
第20 議案第49号
茅ヶ崎市職員の育児休業等に関する条例の一部を改 ───┐
正する条例 │総 務
第21 議案第50号
茅ヶ崎市職員退職手当条例の一部を改正する条例 ├
第22 議案第59号
工事請負契約の締結について
│常任委員長報告
第23 議案第60号
工事請負契約の締結について │
第24 議案第64号
工事請負契約の締結について──────────────┘
第25 報告第7号
茅ヶ崎市土地開発公社の経営状況について
第26 報告第8号
公益財団法人茅ヶ崎市文化・
スポーツ振興財団の経
営状況について
第27 報告第9号 土地信託の
事務処理状況について
─────────────────────────────────────────────
本日の会議に付した事件
議事日程のほか
日程追加
第28 議会議案第4号 精神障害者の
交通運賃割引制度の適用を求める ───┐
意見書 │
第29 議会議案第5号 神奈川県最低賃金の改定等に関する意見書
│委員会審査
第30 議会議案第6号 地方財政の充実を求める意見書 ├
第31 議会議案第7号
茅ヶ崎ゴルフ場の利活用に関する意見書 │省略事件
第32 議会議案第8号
婚外子差別撤廃のため戸籍法改正を求める
意見 │
書 │
第33 議会議案第9号 北朝鮮の
ミサイル発射に抗議する決議────────┘
第34 常任委員会の閉会中の
継続審査要求の件
─────────────────────────────────────────────
茅ヶ崎市議会定例会諸般の報告
平成29年6月13日~平成29年6月27日
1 6月16日 市長より、第2回定例会に提案される追加議案の送付を受けた。
(1)議案第63号 平成29年度
茅ヶ崎市一般会計補正予算(第2号)
(2)議案第64号
工事請負契約の締結について
(3)議案第65号 和解について
2 6月16日 次の議会議案を受理した。
議会議案第3号 特別委員会の設置について
3 6月26日 平成29年度相模川
整備促進協議会委員会及び平成29年度新湘南国道並びに藤沢大磯線(湘南新道)
新設改良促進協議会委員会が平塚市において開催され、出席
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出席議員(28名)
1番 豊 嶋 太 一 議員 2番 小 磯 妙 子 議員
3番 和 田 清 議員 4番 中 野 幸 雄 議員
5番 沼 上 徳 光 議員 6番 藤 村 優佳理 議員
7番 松 島 幹 子 議員 8番 小 川 裕 暉 議員
9番 水 本 定 弘 議員 10番 小 島 勝 己 議員
11番 花 田 慎 議員 12番 吉 川 和 夫 議員
13番 新 倉 真 二 議員 14番 滝 口 友 美 議員
15番 菊 池 雅 介 議員 16番 伊 藤 素 明 議員
17番 須 賀 徳 郎 議員 18番 永 田 輝 樹 議員
19番 水 島 誠 司 議員 20番 岩 田 はるみ 議員
21番 岸 正 明 議員 22番 白 川 静 子 議員
23番 山 﨑 広 子 議員 24番 山 田 悦 子 議員
25番 加 藤 大 嗣 議員 26番 青 木 浩 議員
27番 広 瀬 忠 夫 議員 28番 柾 木 太 郎 議員
─────────────────────────────────────────────
欠席議員(なし)
─────────────────────────────────────────────
説明のため出席した者
市長 服 部 信 明 副市長 夜 光 広 純
副市長 山 﨑 正 美 総務部長 秋 津 伸 一
理事・企画部長 秋 元 一 正 理事・財務部長 栗 原 敏
市民安全部長 山 田 憲 経済部長 大八木 和 也
文化生涯学習部長 鈴 木 深 雪 福祉部長兼
福祉事務所長
熊 澤 克 彦
こども育成部長 杉 田 司 環境部長 野 崎 栄
理事・都市部長 大野木 英 夫 建設部長 川 口 和 夫
下水道河川部長 塩 崎 威 保健所長 南 出 純 二
副所長 中 田 和 美 病院長 仙 賀 裕
副院長兼事務局長 添 田 信 三 消防長 小 澤 幸 雄
会計管理者 竹 内 一 郎 教育長 神 原 聡
教育総務部長 岸 宏 司
教育推進部長 遊 作 克 己
教育推進部教育指導担当部長 選挙管理委員会事務局長
吉 野 利 彦 吉 津 誠 司
監査事務局長 小 澤 伸 一
農業委員会事務局長 岩 澤 健 治
─────────────────────────────────────────────
事務局職員出席者
局長 栗 原 謙 二 次長 村 上 穰 介
主幹・議事担当 石 井 智 裕 書記 小 見 雅 彦
書記 磯 部 英 寿
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午前9時59分開議
○白川静子 議長 これより本日の会議を開きます。
諸般の報告は、お手元に配付のとおりですので、朗読は省略いたします。
本日の
会議録署名議員を御指名申し上げます。
小島勝己議員、花田 慎議員、以上両議員にお願い申し上げます。
これより議事日程に入ります。
──── …… ──── …… ──── …… ─── …… ──── …… ──── …… ────
┌───────────────────────────────────┬─────┐
│ 件 名 │結 果│
├───────┬───────────────────────────┼─────┤
│議案第47
号 │平成29年度
茅ヶ崎市公共下水道事業会計補正予算(第1号)
│原案可決 │
│ │ │全会一致 │
├───────┼───────────────────────────┼─────┤
│議案第62号の1
│市道路線の認定について
│原案可決 │
│ │ │全会一致 │
├───────┼───────────────────────────┼─────┤
│議案第62号の2
│市道路線の認定について
│原案可決 │
│ │ │全会一致 │
├───────┼───────────────────────────┼─────┤
│議案第62号の3
│市道路線の認定について
│原案可決 │
│ │ │全会一致 │
├───────┼───────────────────────────┼─────┤
│議案第62号の4
│市道路線の認定について
│原案可決 │
│ │ │全会一致 │
├───────┼───────────────────────────┼─────┤
│議案第62号の5
│市道路線の認定について
│原案可決 │
│ │ │全会一致 │
├───────┼───────────────────────────┼─────┤
│議案第62号の6
│市道路線の認定について
│原案可決 │
│ │ │全会一致 │
├───────┼───────────────────────────┼─────┤
│議案第62号の7
│市道路線の認定について
│原案可決 │
│ │ │全会一致 │
└───────┴───────────────────────────┴─────┘
─────────────────────────────────────────────
◎25番(加藤大嗣 議員)
都市建設常任委員会に付託されました議案8件について、審査の経過及び結果を御報告いたします。
本委員会は、平成29年6月22日に開催し、執行部の出席を求め、審査を行いました。
お手元に配付いたしました
委員会審査報告書のとおり、議案第47号平成29年度
茅ヶ崎市公共下水道事業会計補正予算(第1号)及び議案第62号の1から7までの
市道路線認定についての議案8件につきまして、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上のとおり御報告申し上げます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○白川静子 議長 次に、
総務常任委員長岩田はるみ議員、御登壇願います。
〔20番
岩田はるみ議員登壇〕
─────────────────────────────────────────────
平成29年6月23日
茅ヶ崎市議会
議 長 白 川 静 子 様
総務常任委員会
委員長 岩 田 はるみ
委 員 会 審 査 報 告 書
本委員会は、平成29年6月16日付託されました議案を平成29年6月23日審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第109条の規定により報告します。
┌─────────────────────────────────┬─────┐
│ 件 名 │結 果│
├─────┬───────────────────────────┼─────┤
│議案第46号│平成29年度
茅ヶ崎市一般会計補正予算(第1号)
所管部分 │原案可決 │
│ │ │全会一致 │
├─────┼───────────────────────────┼─────┤
│議案第49号│
茅ヶ崎市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条
│原案可決 │
│ │例
│全会一致 │
├─────┼───────────────────────────┼─────┤
│議案第50号│
茅ヶ崎市職員退職手当条例の一部を改正する条例
│原案可決 │
│ │ │全会一致 │
├─────┼───────────────────────────┼─────┤
│議案第59号│
工事請負契約の締結について
│原案可決 │
│ │ │全会一致 │
├─────┼───────────────────────────┼─────┤
│議案第60号│
工事請負契約の締結について
│原案可決 │
│ │ │全会一致 │
├─────┼───────────────────────────┼─────┤
│議案第63号│平成29年度
茅ヶ崎市一般会計補正予算(第2号)
所管部分 │原案可決 │
│ │ │全会一致 │
├─────┼───────────────────────────┼─────┤
│議案第64号│
工事請負契約の締結について
│原案可決 │
│ │ │全会一致 │
└─────┴───────────────────────────┴─────┘
─────────────────────────────────────────────
◎20番(岩田はるみ 議員)
総務常任委員会に付託されました議案7件について、審査の経過及び結果を御報告いたします。
本委員会は、平成29年6月23日に開催し、執行部の出席を求め、審査を行いました。
お手元に配付いたしました
委員会審査報告書のとおり、議案第46号平成29年度
茅ヶ崎市一般会計補正予算(第1号)所管部分、議案第49号
茅ヶ崎市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例、議案第50号
茅ヶ崎市職員退職手当条例の一部を改正する条例、議案第59号
工事請負契約の締結について、議案第60号
工事請負契約の締結について、議案第63号平成29年度
茅ヶ崎市一般会計補正予算(第2号)所管部分及び議案第64号
工事請負契約の締結についての議案7件につきまして、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上のとおり御報告申し上げます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○白川静子 議長 これより各委員長報告に対する質疑に入ります。
御質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○白川静子 議長 御質疑がなければ、これにて質疑を打ち切ります。
議事の都合により、暫時休憩いたします。
午前10時08分休憩
─────────────────────────────────────────────
午前10時29分開議
○白川静子 議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、順次発言を許します。
まず、松島幹子議員。
◆7番(松島幹子 議員) 平成29年第2回
茅ヶ崎市議会定例会の議案につき、討論いたします。
まず、議案第59号
工事請負契約の締結についてです。この契約は、中海岸にある福祉会館と青少年会館の老朽化に伴い、2つの建物を複合施設として新たに(仮称)茅ヶ崎公園体験学習施設として建設するものです。一般競争入札で行われ、工藤・亀井特定建設工事共同企業体が税込み9億2232万円、予定価格に対する落札率99.9%で落札者となり、5月19日に仮契約をし、本契約をするための議案です。入札資格がある対象事業者は10社ほどあったが、今回入札に参加したのは2社だけでした。今回の落札者の中の亀井工業株式会社は、ここ最近の茅ヶ崎市の大型公共施設建設のほぼ全てを落札しています。平成21年の市営温水プール建てかえ4億6500万円、対予定価格99.5%、平成25年、市役所新庁舎建設65億7000万円、対予定価格98.72%、平成26年、松浪地区地域集会施設建設3億2980万円、対予定価格99.76%、(仮称)柳島スポーツ公園整備事業74億8758万4416円、対予定価格98.77%、茅ヶ崎ゆかりの人物館2862万円、対予定価格97.50%。今回の落札結果を入れると、6つの建物の予定価格に対する平均落札率は99.03%です。全国市民オンブズマンの調査では、入札監視委員会設置で落札率が下がり、税金の節約になることがわかっていることを取り上げ、私は、平成26年より入札監視委員会の設置を求めてきました。茅ヶ崎市の落札率は高過ぎます。相模原市では、入札監視委員会を設置し、議事録も公開しています。茅ヶ崎市も実施すべきです。6つの建設工事の合計額は約150億円、落札率が下がれば、1%が下がっても1億5000万円、10%では15億円、20%では約30億円の税金が節約できていました。入札監視委員会を設置すれば、入札参加企業も徐々にふえてくると思います。よって、議案第59号
工事請負契約の締結については反対いたします。
次に、議案第53号
茅ヶ崎市小児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例についてです。今回の条例改正で、小学校3年生までだった助成が小学校6年生までとなります。小児医療費については、中学3年生まで助成の対象としている市町村も多く、茅ヶ崎市の小学校3年生までというのは県内最低でしたが、この条例改正によって、同じ最低でも1市だけ飛び抜けて最低ではなく、順番は変わりませんが、横並びで最低まで、やっとなります。しかし、小学校3年生までは今までと同様に自己負担はありませんが、今回新たに対象となる小学校4年生から6年生までは自己負担が必要となり、自己負担額は1回500円です。子供の貧困が社会問題となっている中で、1回500円は大きいと思います。政治の役割の一つとして、富の再分配があります。子供の医療費助成は、今最もやらなくてはならないことだと思います。厳しい財政状況の中、1回500円の自己負担をなくしたら、1年間で市全体で約2700万円歳出がふえる。継続的な運営を考えると1回1人500円の自己負担をしていただき、税金の節約をすることは必要とのことでしたが、税金の節約は、大型公共工事の落札率を下げることで十分補えます。今回1回500円の自己負担については不満ですが、今までよりは一歩前進しますので、賛成いたします。
その他の議案については賛成いたします。以上です。
○白川静子 議長 申し入れのとおり、発言の訂正を許可いたします。
次に移ります。沼上徳光議員。
◆5番(沼上徳光 議員) ただいま各常任委員長から御報告がありました議案につき、日本共産党
茅ヶ崎市議会議員団として意見を述べ、態度を明らかにします。
議案第53号
茅ヶ崎市小児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について、一昨年の10月より、通院にかかる医療費の助成が小学校3年生まで拡充されました。この2年間、議会でも小児医療費助成事業の拡充がたびたび取り上げられ、日本共産党
茅ヶ崎市議会議員団としても一般質問や予算要望で拡充を求めてきました。今回の議案では、来年4月より通院にかかる医療費の助成を小学校3年生から小学校6年生に拡充されることになります。子供にかかる経済的な負担の軽減を図ることにつながり、子育て支援施策の前進であり、一定の評価をします。しかし、県内の多くの自治体では中学校3年生までの医療費助成を行っており、自治体間の格差が是正されない中、ようやく小学校6年生までの拡大となり、本市において小児医療費助成事業はまだ道半ばであり、今後もスピード感を持って中学校3年生まで拡充していくことが求められます。
次に、所得制限について、本市は、平成20年10月よりゼロ歳から3歳まで所得制限なしの範囲を拡大し、4歳以上の子供は保護者の所得が制限額以上の場合には医療費の助成を受けることができません。1月の全員協議会でも拡充についての質問があり、所得制限なしの段階的な拡充は考えていないとの答弁でした。今後は所得制限の撤廃を目指して段階的な拡充も視野に入れ、検討することを求めます。
また、今回拡充される小学校4年生から小学校6年生までは、通院にかかる医療費のうち1回当たり500円を超える額を助成するので、保護者にとっては通院1回につき500円の一部自己負担を医療機関の窓口で支払うことになります。子育て支援を目的に無料で開始された事業の趣旨にはそぐわないのではと考えます。横浜市、川崎市に続き、茅ヶ崎市でも一部負担金の仕組みを導入することに反対の声があったことを受けとめ、500円ではなく250円でよかったのではないか、一部負担金を求めるなら早期に中学校3年生まで拡充できるのではないかなど、市民からはさまざまな御意見がありました。ことしの第1回定例会の代表質疑、第2回定例会の
環境厚生常任委員会での審議を通じて、制度を安定的に維持していくために一部負担金を導入したことについては御理解をとのことでしたが、一部負担金のあり方についてはしっかりと検証を行う必要があり、本市がさらに安心して子供を産み育てやすいまちづくりを進めていくため、引き続き制度の充実に向けて検討することを要望し、本議案に賛成します。
その他の議案についても賛成します。
○白川静子 議長 次に、藤村優佳理議員。
◆6番(藤村優佳理 議員) ただいま各常任委員長より御報告がありました議案について、若干の意見を述べ、態度を表明いたします。
議案第52号
茅ヶ崎市児童クラブ条例の一部を改正する条例について、新たな複合施設の児童クラブは、現在定員数67名に対し80名となり、待機児童の解消も期待できます。また、新施設建設までの仮施設として
小和田小学校の校内にある特別教室を3年間利用するということで、本来児童クラブは学校施設での実施が望ましいですし、そう願う保護者も多いと思います。これを機に、他の小学校についても学校内での児童クラブ実施に向けた検討を進めてほしいと思います。
議案第53号
茅ヶ崎市小児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について、待ちに待った小学6年生までの拡充となり、3学年を1度に引き上げたことについて大変評価いたします。しかし、新しく対象となるその3学年については、完全な無料化ではなく、通院1回の受診につき最大500円の自己負担が必要となり、手放しで喜ぶことはできません。財政難の中、恒久事業を行うために受診料の一部負担を保護者に求めるということです。確かに子供の保障は格差があってはならず、本市の言うとおり、国に求めることは理解できますし、私もそうあるべきだと思います。しかし、そうはいっても、周りの市町村を見渡せば、それぞれ努力をしているからこそ、本市との格差が生じているのだと、誰が見ても明らかな結果だと思います。茅ヶ崎市に住んで子供を生み育てたいと誰もが願う子育て支援を切に願います。
議案第65号和解についてですが、和解内容として、現在、西浜小学校に設置されている複合遊具アマゾンジャングルを速やかに撤去するということで、当該児童の保護者の心情を考えると十分理解できます。しかし、この撤去により在校生は校庭で遊べる遊具が減ってしまうことから、この跡地にはぜひ新しい遊具の設置を前向きに検討していただきたいと思います。
以上の意見を付し、全ての議案に賛成いたします。
○白川静子 議長 次に、加藤大嗣議員。
◆25番(加藤大嗣 議員) ただいま議題となりました各常任委員長報告について、絆ちがさきとして意見を述べ、態度を表明いたします。
まず、議案第46号平成29年度
茅ヶ崎市一般会計補正予算(第1号)のうち、款10教育費の学校教育指導関係費について、まことに遺憾ながら、いじめの重大事態が発生をいたしました。調査に要する経費として計上されております。いじめは決して容認できません。いじめに対しては、まず未然防止及び早期発見と現場での速やかな対応が重要であると考えます。今回調査を進め、原因を解明し、いじめの撲滅に向け、適切な対策を講じることを切に願い、賛成いたします。
議案第51号
茅ヶ崎市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、支給認定の変更による手続を簡素化し、保護者の負担の軽減を図るとともに、行政事務の適切な効率化を進めるものであります。抜本的な制度改正までのつなぎとも言えるもので、子ども・子育て支援を充実させるものと考え、賛成いたします。
議案第53号
茅ヶ崎市小児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について、対象年齢の拡大については、我々
茅ヶ崎市議会といたしましても附帯決議を提出、議決し、市民のニーズに応えるよう制度の拡充に取り組んできたことは承知のことと思います。今回、一部自己負担金の導入についてさまざま議論がありますが、財政状況に鑑み、制度の安定的な運営、そして持続可能たらしめるのに現時点ではやむを得ないものと判断いたします。県内の多くの自治体が対象年齢を中学3年生までとしていることから、本市においても今後も対象年齢を拡充する方向で検討することを要望し、賛成いたします。
その他、全ての議案に賛成し、絆ちがさきの討論といたします。
○白川静子 議長 次に、水島誠司議員。
◆19番(水島誠司 議員) 自由民主党茅ヶ崎市議団として賛成の立場から討論をさせていただきます。
まず、議案第53号
茅ヶ崎市小児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例についてであります。来年4月からその適用対象を小学校3年生から小学校6年生までに拡大するものですが、この近隣格差の解消は何年にもわたり、市民から、議会から、その要請があったものでございます。現時点で神奈川県内の自治体の状況を見てみると、その対象はほぼ中学3年生か小学校6年生であります。茅ヶ崎市が現状を維持したならば、その見劣りされる状況が引き続き継続されるところでした。それを回避した点は、まず大きな前進として評価をいたします。今後は、一部負担金のプラス・マイナスを含めた制度設計の議論や、今後も変化し得る周辺の状況に適切に対応されることを求め、賛成いたします。
続きまして、議案第59号、60号、64号の
工事請負契約についてでは、茅ヶ崎公園にできる福祉会館と青少年会館の複合施設建設工事であり、機械設備は富士古河E&C株式会社が最低制限価格以下で落札し、調査の上、適切であると判断をさせていただきました。結果、工事費の圧縮につながったと同時に、適正な競争が行われたということで判断をさせていただきました。完成までの間、受注者に対してしっかりと管理監督を行い、すばらしい施設を完成していただくことを強く要望いたします。
次に、市道路線の認定についてであります。特定の市道路線の認定ということではなく、開発行為に伴う市道路線の認定という観点で意見を申し上げます。今議会の
都市建設常任委員会の質疑の中でも、公園だった場所が開発されたとのことでした。公園面積が少ないと言われる本市の状況から、地権者さんの意向や相続などで、これまで多くの市民が利用してきた公園が開発という形で分譲され、なくなってしまうということは、とても残念です。借地公園などは、今後もこのような事例がふえる可能性も考えられます。市の考え方をうまく伝えるための土地所有者との情報交換が必要ではないかと考えるものです。道路の認定については特に問題はないということなので、賛成をいたします。
その他の議案についても全て賛成をさせていただきます。以上です。
○白川静子 議長 次に、豊嶋太一議員。
◆1番(豊嶋太一 議員) ただいま各常任委員長より報告のありました議案に対し、市民自治の会を代表し、若干の意見を付し、態度を明らかにいたします。
議案第53号
茅ヶ崎市小児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例については、以前より対象年齢が他市と比べ劣っていると、多くの市民や
茅ヶ崎市議会からたびたび指摘がされ、子育て中の家庭が安心して医療を受けることが難しい状況にあったと言えるのではないでしょうか。そもそもこの制度は、小児の健康増進を図り、保護者の経済的負担を軽減するため、小児が医療機関などで受診したときに支払う保険診療の自己負担を公費で助成するものであります。今回の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例は、小児を養育する者の経済的な負担軽減を図る上で一定の評価はできますが、一部負担金には賛否両論あり、年齢設定など、子育て世代における医療費の問題は幾つも残されています。ただし、制度の安定した運用を行うためには市の厳しい財政状況を鑑み一部負担金はやむを得ないと考えられ、小児医療費の拡充だけではなく、その他の子育て政策へつなげていく必要があると言えます。今後も、市長及び所管課においては、この課題を踏まえ、検証を行っていくことを求めます。
以上の意見を付し、全ての議案に賛成いたします。
○白川静子 議長 次に、須賀徳郎議員。
◆17番(須賀徳郎 議員) ただいま各常任委員長より報告がありました議案に対し、若干の意見を付し、須賀徳郎として討論させていただきます。
議案第48号平成29年度
茅ヶ崎市病院事業会計補正予算(第1号)については、夜勤をしながら子育てをする現場に寄り添った対応であり、ひいては看護職や医療職の確保につながるものと考えます。また、同時に、茅ヶ崎市民の命を守るために安心して働いていただくために必要と考え、賛成いたします。
次に、議案第53号
茅ヶ崎市小児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例につきましては、通院に関し、中学校3年生まで一部負担なしで対応することが望ましいですが、一方で、将来にわたり事業を持続させていくことも考慮すれば、一部負担も理解できると考えます。しかし、医療費については3割負担であったものが、養育者の負担がなくなり全額市が負担し、対象者を一度に6年生まで引き上げる決断については大変に評価するものであります。まずは、来年の4月から医療機関との事務手続上の事故等がないように、万全の体制を整えることを求めます。
以上の意見を付し、全ての議案に賛成いたします。
○白川静子 議長 次に、花田 慎議員。
◆11番(花田慎 議員) 各常任委員会委員長より御報告がありました各議案について、新政ちがさきを代表し、若干の意見を述べ、全ての議案に賛成いたします。
まず、議案第46号平成29年度
茅ヶ崎市一般会計補正予算(第1号)について、茅ヶ崎市いじめ防止基本方針に基づき、茅ヶ崎市いじめ防止対策調査会による調査を行うために増額補正するものですが、いじめ問題は、加害者と被害者の認識が食い違うケースが多くあり、双方が納得することができない事例も多いため、調査会の役割も重大であると認識しております。しっかりと調査して早期解決を目指していただきたい。
次に、議案第48号平成29年度
茅ヶ崎市病院事業会計補正予算(第1号)について、茅ヶ崎市立病院の保育室管理運営業務委託経費を追加するものですが、院内保育園の運営に支障を来すことがなく、適切な管理運営ができる業者を確実に選定していただきたい。
次に、議案第52号
茅ヶ崎市児童クラブ条例の一部を改正する条例について、現在、茅ヶ崎市小和田児童クラブの存する土地に市営住宅、児童クラブ等の複合施設を建設することから、同クラブを
小和田小学校に仮移転させるものですが、
小和田小学校の児童数も多く、手狭となるため、事故等の発生がないよう細心の注意を払っていただきたい。また、将来的に児童が減少した場合、児童クラブを学校内に設置することも検討していただきたい。
次に、議案第53号
茅ヶ崎市小児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について、現在、小学校3年生までの助成を平成30年度より小学校6年生まで引き上げるものであり、これまで最低水準だった茅ヶ崎市も少しは前進したと評価しております。しかしながら、今回、小学校4年生から6年生までは、1回につき最高500円までの一部負担金が課せられています。これは小児医療費助成制度の安定した継続を確保するためとのことですが、この一部負担金の見込み額は年間2700万円なので、市民に負担をかけなくてもこの制度の継続は可能ではないでしょうか。我が会派としては、制度の拡充については評価し本議案に賛成しますが、これは積極的な賛成ではなく、やむなくの賛成です。今後、一部負担金の撤廃と対象学年を中学校3年生までとすることを強く要望いたします。
次に、議案第59号
工事請負契約の締結について、工事請負の入札に共同企業が2社であり、入札数については市内企業育成の観点から思い切った対応の検討が必要と考えます。今後、喫緊の課題としてぜひ検討を願いたい。
次に、議案第63号平成29年度
茅ヶ崎市一般会計補正予算(第2号)について、西浜小学校の校庭にある遊具を撤去するための費用ですが、これは議案第65号和解についてとの関係があり、和解条項に織り込まれているため撤去することはやむを得ないことですが、人気の高い遊具でもあり、他の小学校の校庭にあるのに西浜小学校の校庭にはないということになります。これでは児童の活動における公平性が確保されているとは言えません。早急に安全性の確保された遊具を整備するための予算を計上し、遊具を設置していただくことを要望いたします。以上。
○白川静子 議長 最後に、山﨑広子議員。
◆23番(山﨑広子 議員) ただいま各常任委員長より報告されました各議案に対し、公明ちがさきを代表して、賛成の立場で意見を申し述べます。
議案第48号平成29年度
茅ヶ崎市病院事業会計補正予算(第1号)について、茅ヶ崎市立病院にある保育室管理運営業務の委託経費です。医療の安全確保のために、より多くの医師、看護師で夜勤体制を整えることができる体制整備は重要です。育休取得者等の職場復帰支援、夜勤勤務看護師の確保及び離職防止などを推進するために、豊富な経験と高い知識を有する事業者に委託を願うものです。また、以後の委託業者の選定に当たって、目的をより効率的、効果的に達成するために、事業者から選定された企画等を評価、選定する公募型プロポーザルを実施していただくことを強く要望いたします。
次に、議案第53号
茅ヶ崎市小児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について、この施策は公明ちがさきとして長きにわたって要望してきたものであり、助成対象年齢を3学年引き上げ小学6年生までとしたこと、また、拡大する3学年の一部負担はあるものの、窓口負担の薬剤費に関して全額助成されたことは、市民に寄り添った施策であると評価します。市民の要望と限られた財源の中での優先順位というバランスをとることは非常に難しいと思いますが、対象を中学生まで引き上げることについて、茅ヶ崎市の未来を握り、支えるであろう子供たちにとって十分な支援となるかは、行政の手腕にかかっていると考えます。今後も拡大の円滑な実施に向け、検討を期待いたします。
次に、議案第61
号農業委員会委員の過半数を
認定農業者等又はこれらに準ずる者とすることについて、農地法の一部を改正する一括法案が昨年施行され、農業委員の選出方法をこれまでの公選法から市長の任命制に改められました。農業委員は、農地の番人と言われてきましたが、これからは土地、人、食を守る番人として、任命制になっても地域からの公募、推薦に基づくものなので、農業従事者が手を挙げ、また、女性や青年が積極的に登用されるよう、働きかけを望みます。
次に、議案第59号、60号、64号、
工事請負契約の締結について、この議案は、(仮称)茅ヶ崎公園体験学習施設の工事です。JV、ジョイントベンチャー制度の目的は、大規模工事におけるリスクを分散し、各社が得意な技術を持ち寄ってよりよい工事を行い、融資力の増大を目指すものです。JVに加わったものの、実際の工事は他の企業に下請に出して、中間マージンだけを吸収する企業もあると聞きます。労働者への適正な賃金の確保、手抜き工事の防止、地元業者への発注、地元の雇用拡大など、公共サービス事業そのものの質を確保するためのチェックを要望します。また、工事の事業期間が長期にわたりますので、安全な建築物の施工となるよう近隣対応位を含め、対応を望みます。
以上の意見を付して全ての議案に賛成いたします。
○白川静子 議長 これにて討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
──── …… ──── …… ──── …… ─── …… ──── …… ──── …… ────
○白川静子 議長 日程第1 議案第48号平成29年度
茅ヶ崎市病院事業会計補正予算(第1号)から日程第21 議案第50号
茅ヶ崎市職員退職手当条例の一部を改正する条例までの以上21件につき一括して採決いたします。
以上21件を委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○白川静子 議長 御異議なしと認めます。
よって、以上21件は全会一致をもって委員長報告のとおり可決されました。
──── …… ──── …… ──── …… ─── …… ──── …… ──── …… ────
○白川静子 議長 日程第22 議案第59号
工事請負契約の締結についてにつき採決いたします。
本案を原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。
押し間違いはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○白川静子 議長 なしと認め、投票を終了いたします。
議案第59号は賛成多数により原案のとおり可決されました。
──── …… ──── …… ──── …… ─── …… ──── …… ──── …… ────
△日程第25 報告第7号
茅ヶ崎市土地開発公社の経営状況についてから
△日程第27 報告第9号土地信託の
事務処理状況について
○白川静子 議長 日程第23 議案第60号
工事請負契約の締結について及び日程第24 議案第64号
工事請負契約の締結についての以上2件につき一括して採決いたします。
以上2件を委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○白川静子 議長 御異議なしと認めます。
よって、以上2件は全会一致をもって委員長報告のとおり可決されました。
──── …… ──── …… ──── …… ─── …… ──── …… ──── …… ────
○白川静子 議長 日程第25 報告第7号
茅ヶ崎市土地開発公社の経営状況についてから日程第27 報告第9号土地信託の
事務処理状況についてまでの以上3件を一括して議題に供します。
この際、副市長の発言を許します。
夜光副市長、御登壇願います。
〔夜光広純副市長登壇〕
◎夜光広純 副市長 市長にかわりまして、報告第7号から報告第9号までの3件の報告につきまして一括して御説明申し上げます。
報告第7号
茅ヶ崎市土地開発公社の経営状況につきまして御説明申し上げます。
平成28年度は用地の取得及び売却はございませんでした。
次に、保有土地賃貸事業につきましては、保有土地の有効活用を図るため6026.79平方メートルを茅ヶ崎市ほかに貸し付けいたしたもので、金額は3580万4573円でございます。
次に、収支計算書でございますが、収益的収入につきましては、事業収益及び事業外収益で、合計は3580万5896円でございます。収益的支出につきましては、事業原価及び販売費及び一般管理費で、合計は594万6320円でございます。資本的収入につきましては、金融機関及び茅ヶ崎市からの借入金で、合計は24億8500万円でございます。資本的支出につきましては、公有地取得事業費及び借入金償還金で、合計は25億1613万4233円でございます。
次に、資金収支決算書につきましては、受入資金から支払資金を差し引いた2062万1248円が次年度繰越金となるものでございます。
次に、貸借対照表でございますが、資産の部につきましては、現金及び預金、公有用地及び代替地で、合計は25億5720万7813円でございます。負債の部につきましては、未払金、短期借入金、未払費用及び前受収益で、合計は19億8507万4187円でございます。資本の部につきましては、基本財産、前期繰越準備金及び当期純利益で、合計は5億7213万3626円でございます。以上により負債及び資本の合計は25億5720万7813円となり、資産合計と一致するものでございます。
次に、損益計算書でございますが、事業収益につきましては、附帯等事業収益で3580万4573円でございます。事業原価につきましては、附帯等事業原価で25万2854円でございます。事業総利益につきましては、事業収益から事業原価を差し引いたもので3555万1719円でございます。事業利益につきましては、事業総利益から販売費及び一般管理費を差し引いたもので2985万8253円でございます。経常利益につきましては、事業利益に事業外収益を加えたもので2985万9576円となり、この額が当期純利益となるものでございます。
次に、キャッシュ・フロー計算書でございますが、事業活動によるキャッシュ・フローは2375万3103円でございます。投資活動によるキャッシュ・フローは、該当するものはございません。財務活動によるキャッシュ・フローは2500万円の減少でございます。現金及び現金同等物減少額は124万6897円となり、現金及び現金同等物期首残高1686万8145円に124万6897円を減じた1562万1248円が現金及び現金同等物期末残高となるものでございます。
次に、財産目録でございますが、平成28年度末における資産合計から負債合計を差し引いた5億7213万3626円が純財産となるものでございます。
次に、借入金明細書でございますが、平成28年度中の借り入れ及び返済状況を借入先別にあらわしたもので、期末残高は19億8500万円でございます。
次に、公有用地保有状況でございますが、平成28年度末の保有地積は7037.92平方メートル、額にして25億3658万6565円でございます。
続きまして、平成29年度事業計画につきまして御説明申し上げます。公有用地取得計画及び売却計画につきましては、予定はございません。その他の事業計画として、保有土地賃貸事業につきましては、平成28年度に引き続き、茅ヶ崎市ほかに貸し付けを行う予定でございます。なお、これにより算定いたしましたものが、平成29年度予算実施計画書でございます。
以上が
茅ヶ崎市土地開発公社の経営状況でございます。
次に、報告第8号
公益財団法人茅ヶ崎市文化・
スポーツ振興財団の経営状況につきまして御説明申し上げます。
平成28年度事業報告書でございますが、茅ヶ崎市の指定管理者として、市民文化会館、美術館及び松籟庵、体育館、体育施設の管理運営業務を実施したほか、市民の要望に応えた市民文化会館事業、美術館事業、松籟庵事業、埋蔵文化財事業、体育館事業、体育施設事業並びに主に体育館利用時に必要な物品の販売事業を行うなど、文化芸術、スポーツの向上及び振興に努めたものでございます。
なお、屋内温水プール事業につきましては、当年度より指定管理者が変更となっております。
財団の経営改善等の取り組みといたしましては、全体的な業務見直しによる経費削減に努め、結果として、正味財産の増につなげることができました。
市民文化会館におきましては、市民参加による演奏会や演劇体験、日本舞踊の講座など、各種ワークショップを実施することで、市民文化の創造育成に努めました。また、著名人を招いてコンサートやミュージカルなどを実施するなど、市民に対して幅広い芸術文化鑑賞の機会を提供し、来館者の拡大に努めました。そのほか、市制施行70周年記念事業として、寄席などを実施しました。なお、市民文化会館は本年2月末をもちまして一時休館させていただき、平成30年10月のリニューアルオープンに向けて、耐震補強・大規模リニューアル工事を進めてまいります。
美術館におきましては、出前プログラムやスクールプログラム事業など、若い世代が美術に触れる機会の提供に力を入れております。また、茅ヶ崎ゆかりの新進作家の作品を展覧会で取り上げるなど、次世代を担う作家の紹介、育成にも努めているところです。没後20年を機に開催した青山義雄展の観覧者数が開館以来歴代2位を、葛飾北斎の代表作「北斎漫画」に焦点を当てた北斎漫画展が3位を記録するなど、市内外を問わず、多くの方に御来館いただきました。
体育館、体育施設におきましては、さまざまな年齢層に応じ、20種目を超える各種スポーツ、健康運動教室を実施し、健康・体力づくりの推進を図るとともに、スポーツ施設を利用される皆様に御満足いただけるような施設管理に努めました。
次に、正味財産増減計算書でございますが、経常収益につきましては、基本財産の運用益、主催事業等の事業収益、指定管理料収益、受取補助金等などで、経常収益計は6億8704万6458円となるものでございます。次に、経常費用につきましては、財団の運営に要する経費として管理費などをそれぞれ支出したもので、経常費用計は6億7166万7925円となるものでございます。また、経常収益計から経常費用計を差し引いた当期経常増減額は1537万8533円の増額となります。当期一般正味財産増減額につきましては、税引前当期一般正味財産増減額1537万8533円より法人税・住民税及び事業税分670万300円を差し引いた額867万8233円となり、こちらの額に一般正味財産期首残高4億7956万4526円を加えた4億8824万2759円が一般正味財産期末残高となるものでございます。なお、正味財産期末残高につきましては、指定正味財産がないことから、一般正味財産期末残高と同額となるものでございます。
次に、貸借対照表でございますが、資産の部につきましては、流動資産として現金・預金及び未収金、固定資産として基本財産、特定資産、及びその他固定資産で、資産合計は5億8872万7364円でございます。負債の部につきましては、流動負債として未払金、預り金、固定負債として退職給付引当金、茅ヶ崎市制施行70周年記念事業準備金及び茅ヶ崎市民文化会館記念事業準備金で、負債合計は1億48万4605円でございます。正味財産の部につきましては、資産合計から負債合計を差し引いたものが一般正味財産で、負債合計に一般正味財産を合わせた負債及び正味財産合計は5億8872万7364円となり、資産合計と一致するものでございます。
次に、財産目録でございますが、貸借対照表における資産合計から負債合計を差し引き、正味財産としてあらわしたものでございます。
続きまして、平成29年度事業計画書でございます。展開する事業は、公益目的事業として、芸術文化の振興を目的とする事業、並びにスポーツによる健康増進及びスポーツの振興を目的とする事業、収益目的事業として、物品販売事業及び公益目的外施設貸与事業を行うもので、事業計画の詳細につきましては平成29年度事業計画書及び収支予算書のとおりでございます。
以上が
公益財団法人茅ヶ崎市文化・
スポーツ振興財団の経営状況でございます。
次に、報告第9号土地信託の
事務処理状況につきまして御説明申し上げます。
本報告は、土地信託受託者の三菱UFJ信託銀行株式会社より、平成28年度事業実績に関する書類及び平成29年度事業計画に関する書類の提出を受け、報告するものでございます。
まず、平成28年度の事業実績の概要でございますが、前年度に引き続きテナントの契約管理、収支管理及び建物の総合管理業務を行ったものでございます。
次に、損益計算書でございますが、収入の部につきましては、テナントの賃貸料及び共益費等で、収入合計は8525万1750円でございます。支出の部につきましては、損害保険料から消費税まで、支出合計は3920万8134円で、収支差額の4604万3616円が当期信託利益金でございます。
次に、貸借対照表でございますが、資産の部につきましては土地及び建物等で、合計は12億1779万9382円でございます。負債の部につきましては、前受金、借入金、敷金で、合計は6225万1755円でございます。資本の部につきましては、引受不動産及び修繕積立金等で、合計は11億950万4011円でございます。負債・資本の部の合計は11億7175万5766円となり、資産合計から負債・資本合計を差し引いた4604万3616円が当期未処分利益金でございます。
次に、利益金処分計算書でございますが、当期未処分利益金から元本組入額を差し引いた901万円が平成28年度の信託配当額となるものでございます。
続きまして、平成29年度事業計画に関する書類でございますが、今年度の期間につきましては、三菱UFJ信託銀行との土地信託契約期間である平成29年4月1日から平成30年1月25日までの期間のものとなります。事業計画につきましては、前年度に引き続きテナントの契約管理、収支管理及び建物の総合管理業務を行うもので、それに伴う収入及び支出につきましては、収支計画書及び利益金処分計算書のとおりでございます。
以上が土地信託の
事務処理状況でございます。
以上、報告第7号から報告第9号までの報告3件につきまして御説明申し上げました。よろしくお願い申し上げます。
○白川静子 議長 これより質疑に入ります。
御質疑はございませんか。
松島幹子議員。
◆7番(松島幹子 議員) 報告第8号
公益財団法人茅ヶ崎市文化・
スポーツ振興財団の経営状況についての報告について伺います。
今回資料請求として、経営状況報告書、事業費、それぞれ全ての決算内容の内訳ということで資料請求いたしましたところ、文化会館のみ出していただきました。理由は、全てのものということになると、スポーツ施設もあるのでとても大変だということなのですが、報告書ということであれば、入場者数や参加者、それから参加料や入場料金などは記載されておりますが、それぞれの内訳の事業費についても今後は載せていただきたいと思いますがいかがか、まず伺います。
○白川静子 議長 文化生涯学習部長。
◎鈴木深雪 文化生涯学習部長 今、松島議員からいただきましたそれぞれのものについてということで、財団のほうと調整いたしまして、今後どのような形でこの報告書を作成するかということを検討してまいりたいと思います。または、この報告書にするのか、または資料提出という形で提出するのかということもあわせまして検討させていただきたいと思います。
○白川静子 議長 松島幹子議員。
◆7番(松島幹子 議員) 検討していただくということですので、議員にとっては、議員や市民にとってもですが、このそれぞれの事業費が幾らだったのかというのは、知る機会が決算書などにも出ていないわけで、ぜひ検討をお願いしたいところです。
2問目の質問なんですが、資料を出していただいた3ページなんですが、この文化会館は指定管理者で運営されておりますので、担当課と指定管理者である財団とが連絡をとりながら、担当課は指導、監督、助言する立場にありますので、十分内容を把握しているということでお尋ねいたしますが、入場者数が違うんですね。この3ページのところの山田うんさんの茅ヶ崎市市制施行70周年記念の公演なんですが、入場者数がこの報告書の25ページでは510人となっておりますが、資料提出していただいた入場収入の内訳、チケットの売り上げ枚数を全部足しますと352人しかならなくて、約160名の差があるんですけれども、これはどのように担当課として把握されていますでしょうか、まず伺います。
○白川静子 議長 松島幹子議員に申し上げます。経営状況ということを把握するという質問をお願いしたいと思います。いわゆる個々の事業を質問するというのではなくて、全体の経営状況という部分で質問をしていただければと思いますが。以前、議運でいわゆる質問の内容の確認をお互いにしたと思いますが、そこのところなんですが、よろしくお願いします。
松島幹子議員。
◆7番(松島幹子 議員) では、質問内容を変えます。この経営状況報告書は、まず正確に報告されているのか。数字なんかで見ますと差があるところがございますけれども、担当課としてはどのように経営状況を把握されているのか伺います。
○白川静子 議長 文化生涯学習部長。
◎鈴木深雪 文化生涯学習部長 経営状況報告書、理事会が終わりまして評議員会が終わったものを事務局のほうに提出していただいている状況でございます。その以前にも、このような報告になるということでは、事務局担当、文化生涯学習課またはスポーツ推進課、そちらのほうと調整しながら数字に誤りがないかということはチェックをしているということで、正しいものを出されているという認識でおります。以上でございます。
○白川静子 議長 松島幹子議員。
◆7番(松島幹子 議員) 茅ヶ崎市民文化会館は、市民の文化振興をする目的で、とても重要な施設でございます。市制70周年記念事業もあり、全体的にしては、運営が、経費の割には参加人数が少なかったりなど、経営状況は、お金の面ではきちんとしているかもしれませんが、全体的な市民へ文化を発信するという意味では、運営はいかがかなと思いますが、担当課としてはどのように御指導されたのか、監督されているのか、その点について質問、3回までですので、これで終わります。
○白川静子 議長 文化生涯学習部長。
◎鈴木深雪 文化生涯学習部長 今年度の報告をいただいた段階でも、なぜその人数が減っているのか、その状況につきましては、財団のほうから報告をいただいているところでございます。やはり文化芸能、文化会館を実際に運営している中では、その手法によっては参加人数が多く見込められない部分もあります。例えばワークショップなどで舞台を使ってやる場合、平成27年度の報告のときには、その舞台とあわせましてバレエの鑑賞も含めた。そういうような状況がありますと、バレエの鑑賞を含めたときには、そのワークショップに参加された人だけではなくて、一般の人も入っていただく。そういう中で人数がぐっと上がるということもあります。それと、子供さんをお持ちの方ですと、よく御存じだと思うんですが、シマジロウというキャラクターのものがあります。そういうものも制作されるのが2年に1回。そのような状況の中で同じことを毎年やるのかというのではなくて、選択をして、2年に1回新しいものができるときにその事業を行うというところで、人数の減というような状況がある。それぞれで減のあったところについては、報告をいただいているところでございます。ゾーンについても、どんな特徴があったのかということで報告をいただいているところでございます。以上でございます。
○白川静子 議長 青木浩議員。
◆26番(青木浩 議員) 報告第9号土地信託の
事務処理状況についてお聞きいたします。
報告書の1ページの4番、信託の期間、平成7年2月16日からとしてありますが、20年間としてありますけれども、もうそろそろ20年たつんじゃないのかなと思っていますけれども、この辺についてちょっとお尋ねいたします。
○白川静子 議長 理事・財務部長。
◎栗原敏 理事・財務部長 お答えいたします。
茅ヶ崎のトラストビルでございますが、土地信託法に基づきまして三菱UFJ信託銀行に信託しているところでございます。信託期間につきましては、平成7年2月16日から建物を竣工するまでに要する期間、そして、建物竣工日、これは平成10年1月26日でございますが、それから20年間となっておりまして、平成30年1月25日に信託期間が満了するものでございます。以上でございます。
○白川静子 議長 他にございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○白川静子 議長 他に御質疑がなければ、これにて報告に対する質疑を打ち切ります。
議事の都合により、暫時休憩いたします。
午前11時23分休憩
─────────────────────────────────────────────
午後1時10分開議
○白川静子 議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
議事の都合により、暫時休憩いたします。
午後1時10分休憩
─────────────────────────────────────────────
午後1時44分開議
○白川静子 議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
本日、お手元に配付のとおり、議会議案第4号から議会議案第9号までの議会議案6件及び常任委員会の閉会中の
継続審査要求の件の以上7件が提出されました。
この際、以上7件を日程に追加し、議題といたしたいと思います。
以上7件を日程に追加し、議題とすることに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○白川静子 議長 御異議なしと認めます。
よって、以上7件を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。
──── …… ──── …… ──── …… ─── …… ──── …… ──── …… ────
○白川静子 議長 日程第28 議会議案第4号から日程第33 議会議案第9号までの以上6件につきましては、会議規則第40条第3項の規定により委員会審査を省略いたしたいと思います。
この際、委員会審査省略の件を議題とし、お諮りいたします。
以上6件につきましては、委員会審査を省略し、直ちに審議に入ることに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○白川静子 議長 御異議なしと認めます。
よって、以上6件につきましては、委員会審査を省略し、直ちに審議に入ることに決定いたしました。
──── …… ──── …… ──── …… ─── …… ──── …… ──── …… ────
△日程第28 議会議案第4号精神障害者の
交通運賃割引制度の適用を求める意見書、
△日程第29 議会議案第5号神奈川県最低賃金の改定等に関する意見書、
△日程第30 議会議案第6号地方財政の充実を求める意見書、
△日程第31 議会議案第7号
茅ヶ崎ゴルフ場の利活用に関する意見書、
△日程第32 議会議案第8号
婚外子差別撤廃のため戸籍法改正を求める意見書、
△日程第33 議会議案第9号北朝鮮の
ミサイル発射に抗議する決議
○白川静子 議長 日程第28 議会議案第4号精神障害者の
交通運賃割引制度の適用を求める意見書、日程第29 議会議案第5号神奈川県最低賃金の改定等に関する意見書、日程第30 議会議案第6号地方財政の充実を求める意見書、日程第31 議会議案第7号
茅ヶ崎ゴルフ場の利活用に関する意見書、日程第32 議会議案第8号
婚外子差別撤廃のため戸籍法改正を求める意見書、日程第33 議会議案第9号北朝鮮の
ミサイル発射に抗議する決議の以上6件を一括して議題といたします。
この際、提出者の趣旨説明を求めます。
まず、小磯妙子議員、御登壇願います。
〔2番
小磯妙子議員登壇〕
◎2番(小磯妙子 議員) ただいま議題となりました議会議案第4号精神障害者の
交通運賃割引制度の適用を求める意見書につきましては、去る6月20日開催の
環境厚生常任委員会において、陳情第9号精神障害者の
交通運賃割引制度の適用を求める意見書採択についての陳情を全会一致で採択したことに基づきまして提案いたした次第でございます。
本意見書につきましては、精神障害者について、身体障害者及び知的障害者と同様の
交通運賃割引制度の実現を図るため提案するものでございます。
意見書の内容につきましてはお手元に配付のとおりでございます。
よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○白川静子 議長 次に、吉川和夫議員、御登壇願います。
〔12番
吉川和夫議員登壇〕
◎12番(吉川和夫 議員) ただいま議題となりました議会議案第5号神奈川県最低賃金の改定等に関する意見書につきましては、去る6月21日開催の
教育経済常任委員会において、陳情第8号神奈川県最低賃金改定等に関する陳情を全会一致で採択したことに基づきまして提案いたした次第でございます。
本意見書につきましては、経済の好循環の実現に向け、最低賃金の改定を早期に行うとともに、中小企業小規模事業者への支援を強化するため提案するものでございます。
意見書の内容につきましてはお手元に配付のとおりでございます。
よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○白川静子 議長 次に、岸 正明議員、御登壇願います。
〔21番 岸 正明議員登壇〕
◎21番(岸正明 議員) ただいま議題となりました議会議案第6号地方財政の充実を求める意見書につきましては、水島誠司議員、滝口友美議員、吉川和夫議員、加藤大嗣議員及び小磯妙子議員の御賛同をいただいておりますが、代表して趣旨説明をさせていただきます。
本意見書につきましては、平成30年度の地方財政について、住民に身近な行政サービスの担い手である地方自治体の財政需要に見合う地方財政対策とするよう求めるため提案するものでございます。
意見書の内容につきましてはお手元に配付のとおりでございます。
よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○白川静子 議長 次に、柾木太郎議員、御登壇願います。
〔28番 柾木太郎議員登壇〕
◎28番(柾木太郎 議員) ただいま議題となりました議会議案第7号
茅ヶ崎ゴルフ場の利活用に関する意見書につきましては、水島誠司議員、滝口友美議員、吉川和夫議員、加藤大嗣議員、小磯妙子議員、沼上徳光議員、藤村優佳理議員、松島幹子議員、伊藤素明議員及び須賀徳郎議員の御賛同をいただいておりますが、代表して趣旨説明をさせていただきます。
本意見書につきましては、
茅ヶ崎ゴルフ場の利活用に関し、神奈川県に対して茅ヶ崎市との十分な協議、地域住民の意見の把握等に努めるように求めるため提案するものでございます。
意見書の内容につきましてはお手元に配付のとおりでございます。
よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○白川静子 議長 次に、吉川和夫議員、御登壇願います。
〔12番
吉川和夫議員登壇〕
◎12番(吉川和夫 議員) ただいま議題となりました議会議案第8号
婚外子差別撤廃のため戸籍法改正を求める意見書につきましては、花田 慎議員、滝口友美議員、小磯妙子議員、沼上徳光議員、伊藤素明議員、藤村優佳理議員及び松島幹子議員の御賛同をいただいておりますが、代表して趣旨説明をさせていただきます。
本意見書につきましては、生まれてくる子の差別を誘発しかねない要因を除去するとともに、戸籍実務上不要な事項を廃止して事務の簡素化を図るためにも提案するものでございます。
意見書の内容につきましてはお手元に配付のとおりでございます。
よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○白川静子 議長 次に、水島誠司議員、御登壇願います。
〔19番 水島誠司議員登壇〕
◎19番(水島誠司 議員) ただいま議題となりました議会議案第9号北朝鮮の
ミサイル発射に抗議する決議につきましては、永田輝樹議員、滝口友美議員、加藤大嗣議員、小磯妙子議員、沼上徳光議員、藤村優佳理議員、松島幹子議員、伊藤素明議員及び須賀徳郎議員の御賛同をいただいておりますが、代表して趣旨説明をさせていただきます。
本決議につきましては、北朝鮮の
ミサイル発射に対し抗議するとともに、国際社会が一致して北朝鮮に核開発の断念を求めるよう実効性のある必要かつ十分な措置をとるよう求めるため提案するものでございます。
決議の内容につきましてはお手元に配付のとおりでございます。
よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○白川静子 議長 ただいまの趣旨説明に対し、これより一括して質疑に入ります。
御質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○白川静子 議長 御質疑がなければ、これにて質疑を打ち切ります。
これより一括して討論に入ります。
御意見はありませんか。
中野幸雄議員。
◆4番(中野幸雄 議員) 議会議案第8号
婚外子差別撤廃のため戸籍法改正を求める意見書について、日本共産党
茅ヶ崎市議会議員団として討論を行います。
憲法第14条には「すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。」とあります。最高裁判所大法廷が、婚外子の存続に関する民法の規定を憲法違反とした平成25年9月の判決は、まさに法のもとの平等に反するとしたものでした。世界の潮流も
婚外子差別撤廃が進んでおり、国連人権諸機関からのたび重なる勧告は、日本における人権問題のおくれを指摘する大変重いものと考えます。人権を尊重する立場から、戸籍法の改正を求める本意見書に賛成いたします。
○白川静子 議長 豊嶋太一議員。
◆1番(豊嶋太一 議員) 会派を代表し、意見を述べさせていただきます。
議会議案第4号精神障害者の
交通運賃割引制度の適用を求める意見書につきましては、今後、障害者差別解消法のもと、障害があっても社会参加の機会がますますふえていくことが予想され、そのためには公共交通の利用は欠かすことができません。現在、障害者のJRやバスなどの交通割引の制度が身体、知的という2障害のみに適用されていることは不公平であり、遺憾と言わざるを得ません。現在の精神障害者に交付される手帳には写真があり、本人の特定も可能です。どんな障害があっても、そのことによって社会参加の機会が阻害されることがあってはならず、関係機関には一日も早く公平な制度の整備を求め、議会議案第4号には賛成いたします。
以上の意見を付し、全ての議案に賛成いたします。
○白川静子 議長 他にございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○白川静子 議長 他になければ、これにて討論を打ち切ります。
これより表決に入ります。
採決は個々に行います。
──── …… ──── …… ──── …… ─── …… ──── …… ──── …… ────
○白川静子 議長 日程第28 議会議案第4号精神障害者の
交通運賃割引制度の適用を求める意見書につき採決いたします。
本案を原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。
押し間違いはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○白川静子 議長 なしと認め、投票を終了いたします。
議会議案第4号は全会一致をもって原案のとおり可決されました。
──── …… ──── …… ──── …… ─── …… ──── …… ──── …… ────
○白川静子 議長 日程第29 議会議案第5号神奈川県最低賃金の改定等に関する意見書につき採決いたします。
本案を原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。
押し間違いはございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○白川静子 議長 なしと認め、投票を終了いたします。
議会議案第5号は全会一致をもって原案のとおり可決されました。
──── …… ──── …… ──── …… ─── …… ──── …… ──── …… ────
○白川静子 議長 日程第30 議会議案第6号地方財政の充実を求める意見書につき採決いたします。
本案を原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。
押し間違いはございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○白川静子 議長 なしと認め、投票を終了いたします。
議会議案第6号は全会一致をもって原案のとおり可決されました。
──── …… ──── …… ──── …… ─── …… ──── …… ──── …… ────
○白川静子 議長 日程第31 議会議案第7号
茅ヶ崎ゴルフ場の利活用に関する意見書につき採決いたします。
本案を原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。
押し間違いはございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○白川静子 議長 なしと認め、投票を終了いたします。
議会議案第7号は全会一致をもって原案のとおり可決されました。
──── …… ──── …… ──── …… ─── …… ──── …… ──── …… ────
○白川静子 議長 日程第32 議会議案第8号
婚外子差別撤廃のため戸籍法改正を求める意見書につき採決いたします。
本案を原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。
押し間違いはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○白川静子 議長 なしと認め、投票を終了いたします。
議会議案第8号は賛成多数により原案のとおり可決されました。
──── …… ──── …… ──── …… ─── …… ──── …… ──── …… ────
○白川静子 議長 日程第33 議会議案第9号北朝鮮の
ミサイル発射に抗議する決議につき採決いたします。
本案を原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。
押し間違いはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○白川静子 議長 なしと認め、投票を終了いたします。
議会議案第9号は賛成多数により原案のとおり可決されました。
ただいま可決されました議会議案第4号から議会議案第9号の以上6件につきましては、その字句の整理、取り扱い方について議長に一任されたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○白川静子 議長 御異議なしと認めます。
よって、その字句の整理、取り扱い方については議長に一任することに決定いたしました。
──── …… ──── …… ──── …… ─── …… ──── …… ──── …… ────
△日程第34 常任委員会の閉会中の
継続審査要求の件
○白川静子 議長 日程第34 常任委員会の閉会中の
継続審査要求の件を議題といたします。
各常任委員長から、会議規則第110条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、所管事務について、委員の任期中、議会閉会中も引き続き調査いたしたい旨の要求があります。
お諮りいたします。
各常任委員長からの要求のとおり、所管事務について、委員の任期中、議会閉会中も引き続き調査できることにいたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○白川静子 議長 御異議なしと認めます。
よって、各常任委員長からの要求のとおり、所管事務について、委員の任期中、議会閉会中も引き続き調査できることに決定いたしました。
以上をもちまして、今期定例会の会議に付議されました事件は全て議了いたしました。終始慎重に御審議いただきましたことを厚く御礼申し上げます。
これにて平成29年第2回
茅ヶ崎市議会定例会を閉会いたします。
午後1時30分閉会
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地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
茅ヶ崎市議会議長 白川 静子
署名議員 小島 勝己
署名議員 花田 慎...