6:
◯議長【
根岸ゆき子君】 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
(「なし」との声あり)
7:
◯議長【
根岸ゆき子君】 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。本
臨時会は、委員長の報告のとおり、本日1日間といたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」との声あり)
8:
◯議長【
根岸ゆき子君】 ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
────────────────────────────────────────────
日程第3 議案第1号 令和4年度二宮町一般会計補正予算(第8号)
9:
◯議長【
根岸ゆき子君】 日程第3「令和4年度二宮町一般会計補正予算(第8号)」町長提出議案第1号を議題といたします。
10:
◯議長【
根岸ゆき子君】 提出者からの提案理由の説明を求めます。
11:
◯議長【
根岸ゆき子君】 町長。
12:
◯町長【
村田邦子君】 皆様、おはようございます。
議案第1号の提案理由を説明いたします。
令和4年度二宮町一般会計補正予算(第8号)ですが、第1条において、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,383万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ97億3,902万2,000円とするものです。
また、第2条において、
繰越明許費の補正をお願いするものです。
内容につきましては、政策部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
13:
◯議長【
根岸ゆき子君】 政策部長。
14:
◯政策部長【
志賀道郎君】 ただいま町長より提案いたしました議案第1号についてご説明申し上げます。
初めに、出産・子育て応援交付金事業についてご説明いたします。
国の令和4年度第2次補正予算が成立し、妊娠時から出産、子育てまでを一貫した伴走型相談支援と経済的支援を一体として実施する事業を支援する交付金が創設されました。これに伴い町では、これまでに子育て世代包括支援センター「にのはぐ」で行っていた母子手帳を交付する際の面談や出産後の赤ちゃん訪問に加え、新たに妊娠8か月を迎える妊婦の方にアンケートを行い、必要な方には面談を行うなど、必要な支援につなぐ伴走型支援の充実を図るとともに、出産・子育て応援交付金として、合計10万円を妊娠届出時に5万円、出生届出後等に5万円と、2回に分けてそれぞれ面談等を行った上で交付する経済的支援を一体として行うものです。
なお、対象となるのは、令和4年4月1日以降に妊娠届や出生届を行った妊産婦等の方となります。
それでは、4ページをお願いいたします。
第2表の
繰越明許費補正です。
繰越明許費は、本年度中に完了しない見込みのある事業を翌年度に限り繰越しをして執行させていただくものです。民生費、児童福祉費の出産・子育て応援交付金事業は、伴走型相談支援を行うとともに、経済的支援を一体として行うものです。
事項別明細の説明をさせていただきます。
8ページ、9ページをお願いいたします。
歳入です。国庫支出金の国庫補助金です。民生費国庫補助金、児童福祉費補助金の出産・子育て応援交付金は、歳出の一般経費及び出産・子育て応援交付金事業に対する補助金で、補助率は3分の2です。
県支出金の県補助金です。民生費県補助金、児童福祉費補助金の出産・子育て応援交付金は、歳出の一般経費及び出産・子育て応援交付金事業に対する補助金で、補助率は6分の1です。
繰入金の基金繰入金です。財政調整基金繰入金の財政調整基金繰入金は、本補正予算の財源に不足が生じるために繰り入れるものです。
次に、歳出です。
10ページ、11ページをお願いいたします。
民生費の児童福祉費です。児童福祉総務費、一般経費の会計年度任用職員報酬及び費用弁償は、妊娠届や出生届を行った妊婦等に対し、相談支援業務を行う看護師、保健師等の専門職を1名、出産・子育て応援交付金を交付する事務の補助員として1名を任用するものです。
母子福祉費、出産・子育て応援交付金事業の消耗品費は、全ての妊婦に対し送付するアンケート用紙や個人の面談記録作成のためのファイル等の作成に関わる消耗品です。
通信運搬費は、アンケートの送付や交付金交付決定通知等の郵送料です。
出産・子育て応援交付金は、妊娠届や出生届を行った妊婦等に対し、妊娠届出時に5万円、出生届出後等に5万円交付するものです。
予備費です。今回の補正に伴いまして、36万8,000円を減額し、総額を1,909万円とさせていただくものです。
12ページをお願いいたします。
給与費明細書です。
1、一般職の(1)総括です。比較欄をご覧ください。
出産・子育て応援交付金に係る専門職及び事務員の報酬が44万8,000円の増となり、合計も同額となります。
ア、会計年度任用職員以外の職員は、変更はありません。
イ、会計年度任用職員は、出産・子育て応援交付金事業対応のための短時間勤務職員が2名の増となります。
以上で説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
15:
◯議長【
根岸ゆき子君】 これより質疑に入ります。
16:
◯議長【
根岸ゆき子君】 一石議員。
17: ◯4番【一石
洋子君】 お願いします。
当事者にとってありがたいことだと思います。
それで、お金を皆さんにお配りすることに伴って、やっぱり一人一人の相談というのの事業としての量、相談の量が増えると思うんですが、今までとこの事業をすることによって、お母さんへの相談の量がどのくらい増えるというふうに想定されているのかということをまず伺いたいと思います。
それから、お金が当事者に配られるに当たるまでの手続について教えてください。以上です。
18:
◯議長【
根岸ゆき子君】 子育て・
健康課長。
19:
◯子育て・
健康課長【
倉重成歩君】 それでは、初めに、お金を配るに伴う相談量、お金を配るに当たっての相談の関係の分量ですね。
今、町では、にのはぐの中で、先ほど提案理由の中でもありましたが、当然母子手帳をお渡しする際に専門職が面談しております。また、出生届を出されて、その後に赤ちゃん訪問を全戸訪問やっております。その中でも相談に乗っているんですけど、今回増える部分というのは、妊娠8か月に当たる部分のアンケート調査ですね。また、そのアンケート調査の中で希望される妊婦さんにつきましては、面談をしなければいけないという形になっております。
増える業務といたしましては、妊娠8か月に当たる妊婦さんへのアンケート調査と、また希望される方への面談、その後、またアンケート調査が返ってこないとか未回答の部分、気になる妊婦さんがいらっしゃった場合に、こちらのほうでもいろいろお話とかお声がけをさせていただく部分が増える業務だと考えられます。以上です。
(「配られるに当たっての手続」との声あり)
すみません、あともう一つ、お金が配られるまでの手続なんですけど、こちらのほうも、今行っている妊娠届の母子手帳を発行する際の面談や赤ちゃん訪問等で訪問する際にこちらのほうから申請書、案内書をお持ちさせていただいて、そちらのところで申請していただくような形を考えておりますので、当然増える部分として、訪問時、こちらのほうの訪問とか面談するときに申請書を書いていただく、申請書をお持ちさせていただいて事業の内容を説明させていただく部分が増えるのかなと思います。
配られる、その中で申請をいただいて、その申請書に基づきまして振り込み等を行っていただくような形で考えております。以上です。
20:
◯議長【
根岸ゆき子君】 一石議員。
21: ◯4番【一石
洋子君】 ありがとうございます。
相談をして、今すごく課題になっているのは、女性が様々な課題を抱えていて、なかなか相談に結びつかないというところがあると思うんですが、調査に当たる新しく人を手当てするというお話が今あったと思いますが、どのような資格を持った方が当たるんでしょうか。それを教えてください。
22:
◯議長【
根岸ゆき子君】 子育て・
健康課長。
23:
◯子育て・
健康課長【
倉重成歩君】 いわゆる面談とか相談に当たる部分につきましては、国の要綱等に基づきまして、看護師や保健師などの専門職を今考えております。以上です。
24:
◯議長【
根岸ゆき子君】 一石議員。
25: ◯4番【一石
洋子君】 今までも、にのはぐ、それで、少しお母さんたちの状況をヒアリングする体制というのはある程度あったかと思いますが、やっぱりこの機、今すごく、かなり課題を抱えた方が増えていることについて、どのような案件が増えているというふうに見立てていらっしゃいますか。
26:
◯議長【
根岸ゆき子君】 子育て・
健康課長。
27:
◯子育て・
健康課長【
倉重成歩君】 見立てという形なんですけど、これが確実かは言えないんですけど、やはり妊娠とか出産に当たって、産後鬱ではないんですけど、心の部分のフォローが大事な方が多くなってきているのかなとは感じております。以上です。
28:
◯議長【
根岸ゆき子君】 古谷議員。
29: ◯10番【古谷健司君】 今話が出たので、ヒアリングの充実ということで、専門職に当たるということですが、これ、全員資格を持った方なのかということをもう一度確認させてください。
それから、支給時期が2回に分かれている、出生時期と、あと実際に生まれたとき、その2回に分かれていますが、それは国の、全国一律の形の支給、5万、5万という支給は全国一律でそういう形で、それともどこかで、二宮のほうで決めたのかどうか、どこで決めたのかだけ教えてください。
30:
◯議長【
根岸ゆき子君】 子育て・
健康課長。
31:
◯子育て・
健康課長【
倉重成歩君】 面談とかの部分につきましては、国のほうのそういうルールもありまして、保健師専門職、保健師とか看護師の専門職が行うことになっておりますので、そちらのほうの専門職で面談等の対応をさせていただいております。
また、支給時期が2回につきましても、これも国のルールで、妊娠届のときに一回面談をやって支給、出生届を出された後にまた面談をやって支給という形で、国のほうでルールが定められておりますので、そちらに基づいて2回に分けて支給を行うものとなっております。
32:
◯議長【
根岸ゆき子君】 古谷議員。
33: ◯10番【古谷健司君】 そうしますと、2回に分けてのほうですけれども、場合によっては、残念ながら1回しかもらえない方というのが出てくるということでよろしいんでしょうか。
34:
◯議長【
根岸ゆき子君】 子育て・
健康課長。
35:
◯子育て・
健康課長【
倉重成歩君】 議員さんのおっしゃるとおり、そういうパターンもあります。
36:
◯議長【
根岸ゆき子君】 野地議員。
37: ◯13番【
野地洋正君】 確認も合わせて話しますので、違うところがあったらご指摘をください。
今回の制度は国の制度によるもので、支出としては、3分の2、6分の1でよかったかな──そういう表現がありました──によって計算はできていませんが、町が一般財源として支出するのは、トータルで236万8,000円という計算は間違いがないかというところが1つです。
これは、全国共通の事業として北海道から沖縄まで行っていると思われますが、二宮町独自の部分というのがありましたら、そこのところを教えていただきたいです。
それと、今回1,360万なので、令和5年度中に支出が136名と想定をしているということでよろしいかと。
先ほど、申請書を頂いてから振り込むということですが……。
先ほど、面談した後交付しますと言われました。面談した後、申請書を出してもらって交付していただきますと、その面談によって交付がされない事案というのが発生するのかなと今思ったんですが、交付の基準というのは、それによってあるんですかと、無条件ですかということになります。
それと、相談申請云々においては、本人のみか、もしくは配偶者という表現がいいかどうか分かりませんが、家族と面談でも交付が可能なのかと。
ちょっと細かく行きます。
先ほど、4月1日以降、4月1日に届出をした人から始まるんです。生まれた日はおっしゃっていないんですが、1週間以内に出生届を出すとかいろんな条件があると思いますが、3月31日に手帳を取りに来た方は対象外ですか。3月29日に生まれた子も届出を4月1日にすれば大丈夫なんですか。ちょっとその辺りが不明確なところがありますので、4月1日以降の届出、もしくはこれも出生届だと思うんです。その意味合いをちょっともう少し教えてください。以上です。
38:
◯議長【
根岸ゆき子君】 子育て・
健康課長。
39:
◯子育て・
健康課長【
倉重成歩君】 まず、お金の話で、国の制度関係で、今回の事業につきましては、国が3分の2補助、県が6分の1補助、町が6分の1負担をするという形で、こちらのほうは間違いございません。これにつきましては、全国共通の事業で補助率も全国共通となっております。この部分について、二宮独自の部分というのは特にございません。
交付されない事案があるのかという形なんですけど、基本的に妊娠届を出されて、こちらのほうで面談を行う、出生届を出されてその後面談を行う方につきましては、交付という形になります。こちらのほうも国のほうの要綱等に基づきますと、本人が希望されない場合につきましては、確かに交付はされません。
それと、交付につきましては、妊娠届を出された際に交付されるのは妊婦さん、出生届を出された際に交付される方はその子供を養育される方という形で定まっております。
面談につきましては、やはり妊婦さんを対象として面談という形なんですが、その中で国のほうとしては、パートナーの方とかご家族の方がいれば、その方も一緒に含めて面談ができるのであれば面談することが望ましいという形にされております。
今回の対象者、こちらのほうは4月1日以降出生された、また届出を出された方という形なので、3月31日に手帳を取りに来た方というのは、これ、母子手帳なんですけど、妊娠届ですよね。この部分につきましては、恐らく大体3月ぐらいに手帳を取りに来られると出生するのが10月あたりになりますので、こちらの方は対象となります。4月1日以降に生まれた方となります。
また、3月29日に出生届を出されたという形なんですけど、あくまでも4月1日以降出生という形なので、3月29日に出生届を出されたという方になると4月1日以前に出生されたという形になりますので、その方は対象とはなりません。以上です。
40:
◯議長【
根岸ゆき子君】 健康福祉部長。
41: ◯健康福祉部長【松本幸生君】 今の点、ちょっと補足をさせていただきますと、今回の対象は、令和4年4月1日生まれ以降ですので、遡りの適用になります。なので、先ほどの課長が言った3月31日、つまり令和4年3月31日、約1年前に出生届を出された子は、昨年の10月ぐらいに生まれられて、その家庭には10万円が行くというような形ですね。それで、昨年の3月29日に生まれた場合は、出生日が基準ですので、その方はちょっと対象にはならないというようなことになります。
それから、先ほど136名が予定者かというお話があったんですけれども、そこは、実はちょっと複雑で、今年度、令和4年度中に対象になる方を今回予算計上させていただいたんですけれども、その中には、妊娠届も出して既に生まれた子がいます。その方には10万円行きます。
一方で、令和4年度に今妊娠届だけが出て、出生するのは来年度になってしまう方には5万円しか行きませんので、その分の計上しかありませんので、ちょっと複雑なので、人数で行くと136名ではなくて、もうちょっと増える数になりますね、5万円の方がいらっしゃるので。そういうような事情になっております。
42:
◯議長【
根岸ゆき子君】 野地議員。
43: ◯13番【
野地洋正君】 大変失礼しました。私、思いっ切り勘違いをしていましたけど、令和4年の4月1日が基準ですので、去年の4月1日が基準、今年の令和5年4月1日が基準ではないよというところで、大きな勘違いをしてしまいました。
ということは、もう事実生まれている方、もちろん手帳を持っている方は去年の方からずっと入っていますと。ただ、支払いについては、
繰越明許ですから来年度になるかなと、おおよそがというふうな理解をいたしました。合っていますねということなので。
もう一つだけ。
先ほど、令和5年度予算はこれには入っておりませんが、5年、6年、7年、8年、これは、法律にもよるんでしょうけれども、期限限定の特措法ではないので、当然、5年、6年、7年と、この制度が続くものと思って行政は見ていらっしゃいますねという質問です。以上です。
44:
◯議長【
根岸ゆき子君】 子育て・
健康課長。
45:
◯子育て・
健康課長【
倉重成歩君】 この事業の恒久的な部分というのは、国のほうとしては、現時点では未定だという形になっております。ただ、子ども・子育て支援の充実について、全世代型社会保障構築本部等において今後議論が進められるものと考えていますということが、今国が言っていることになります。
町としては、これに基づいて、また今後いろいろ国のほうから通達等があれば、これに基づいて行っていくこととなります。以上です。
46:
◯議長【
根岸ゆき子君】 健康福祉部長。
47: ◯健康福祉部長【松本幸生君】 令和4年度の対象の人は、繰越しを行って来年度支払いをするのかというようなお話がありましたが、これ、今年度中に支払いをできる限りやるつもりです。ただ、どうしても間に合わない方、タイミングがずれる方がいらっしゃるので、その方もあるので、一応全額
繰越明許としておりますが、今年度中に執行できるものはなるべく早く執行していきたいというふうに考えております。
48:
◯議長【
根岸ゆき子君】 小笠原議員。
49: ◯6番【小笠原陶子君】 人件費のほうです。今いらっしゃる方、今採用していらっしゃる方に余分な日数を働いていただくという感じでこれだけつけている形なんでしょうか。これは、日数的にはどのぐらいを見込んでいるんでしょうか。
50:
◯議長【
根岸ゆき子君】 子育て・
健康課長。
51:
◯子育て・
健康課長【
倉重成歩君】 人件費の部分につきましては、当然この予算が承認されれば、新たに新規で雇える方がいらっしゃれば雇いたいと思っておりますが、それは、そういう方がいらっしゃらなければ、当然今、専門職、なかなか探すのは難しい部分がありますので、今いる方等の日数の増加等も考えて対応はしていきたいと思います。こちらのほうは、専門職につきましては、月14日、一般事務につきましても月14日で今考えております。以上です。
52: ◯6番【小笠原陶子君】 了解です。
53:
◯議長【
根岸ゆき子君】 渡辺議員。
54: ◯5番【渡辺訓任君】 現在、母子手帳を取得するときに面談をされて、それから、赤ちゃん訪問ということで全員が対象になっていると思うんですけど、あえてこの事業を行うということで、さらに進む部分というのはどういうところかなと思ったんですけど、例えば、まだ現在、母子手帳なんか100%だと思っていたんですけど、まだ、どういうところがこのことで進むんだろうという、そこの狙いだけちょっと確認をさせていただければと思います。
55:
◯議長【
根岸ゆき子君】 子育て・
健康課長。
56:
◯子育て・
健康課長【
倉重成歩君】 当然、従来にのはぐでもやっている母子手帳の交付時の面談とか相談、赤ちゃん訪問のときの全戸訪問のときの面談や相談の中でいろいろお母さんの困り事を聞いたりとか、支援が必要な場合はいろいろフォローにつなげたりしております。
今回一番大きいところは、妊娠中の8か月の方のアンケートで、やはり今の制度の中では、町では8か月の方のフォローということではないんですけど、町のほうからお手紙を送って、体調はいかがですかという形のようなお手紙を送らせていただいて、いろいろあとは産前・産後のメンタルヘルスとか、また赤ちゃんの暮らしのようなパンフレットのほうを送らさせていただいているんですけど、妊娠中8か月の方のお母さんにアンケートを行うことで、お母さんの今の実際に出産に向けてのお気持ちとか、お母さんが実際に何を今度聞きたいのかなみたいなことが分かると思います。また、その部分につきましては、面談を希望される方、また、うちのほうから見てお母さんがちょっと心配だなという方については、こちらのほうから、お母さんのそのときの気持ちが分かりますので、積極的にお声がけをしたりとか面談をすることができて、さらなるお母さんのフォローにつなぐことができるかなと考えております。以上です。
57:
◯議長【
根岸ゆき子君】 健康福祉部長。
58: ◯健康福祉部長【松本幸生君】 この制度は、全国的な制度ということで、二宮はかなり早めににのはぐ、子育て世代包括支援センターを町独自でスタートさせて、そして、妊娠届出時の全員の面談、または赤ちゃん訪問の全戸訪問、そういったことをかなり力を入れてやってきました。これ、国でこういう制度をつくったというのは、全国的にやっぱりまだまだそこが不十分なところも、地域も多いのかなというふうに感じます。
そして、それにプラスして、やはり出産後と、あと子育ての初期、幼稚園に入ったとか小学校に上がるといろんな関わりが出てくるので、その後、子育ての孤立感というのも少しはいいんですけれども、国は生まれてすぐぐらい、それこそ産後鬱とか、そういった状況を非常に問題視しています。そこで、必ず全員と面談をする、そこで経済的支援も加えることによって、きちんと子育て支援につながるような、そういうシステムをつくりたいというのが今回の制度の趣旨と捉えています。
なので、町として、今までやっていたのにプラスして8か月のアンケートとか、必要な場合の面談とか、そういったところも取り入れながら、今までのところもさらに充実させながら、しっかり妊婦・産婦の方とつながりを持ってやっていきたいというふうに思います。以上です。
59:
◯議長【
根岸ゆき子君】 これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
60:
◯議長【
根岸ゆき子君】 渡辺議員。
61: ◯5番【渡辺訓任君】 私は、一般会計補正予算(第8号)に対して賛成の立場で討論いたします。
本補正予算、国事業の出産・子育て応援交付金事業、これを町で具体化を図っていくものと理解しております。そして、41年ぶりの物価上昇率と報道されている厳しい物価高騰の中、出産・子育てに対する経済的支援は大変重要であるとも考えます。
しかしながら、政府のほうは、少子化対策の中でこの事業を位置づけている、このことについては違和感を覚えるところです。少子化が止まらないのは、高等教育まで考えた場合の教育費の大きさとか、OECD諸国で唯一実質賃金が上がっていないこと、非正規雇用を増やし、将来に若い方の見込みがなかなか見込めないこと、国の在り方、経済の現状そのものではないかと思います。さらに、どこに住んでいる方々にとっても同様に受けられるよう、本来実施すべき事業であったかとも思います。
国が町に対して負担を求めることにも大いに疑問を感じておりますので、ぜひ、国、県に対しては、6分の1ではありますけれども、事業負担を求めるよう引き続き働きかけていただければと思います。
このことを申し述べまして、討論といたします。
62:
◯議長【
根岸ゆき子君】 これをもって討論を終結いたします。
これより町長提出議案第1号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
63:
◯議長【
根岸ゆき子君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第1号は原案のとおり可決されました。
────────────────────────────────────────────
64:
◯議長【
根岸ゆき子君】 これをもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。
以上で令和5年第1回
臨時会を閉会いたします。
午前10時05分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
二宮町議会 議 長 根 岸 ゆき子
署名議員 岡 田 幸次郎
署名議員 善 波 宣 雄
発言が指定されていません。 © Ninomiya Town Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...