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平成30年第3回定例会(第2日 9月 5日)

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  1. 真鶴町議会 2018-09-05
    平成30年第3回定例会(第2日 9月 5日)


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    平成30年第3回定例会(第2日 9月 5日)        平成30年第3回真鶴町議会定例会会議録(第2日)              平成30年9月5日(水)   1.出席議員 11名  1番   青 木   健         7番   田 中 俊 一  2番   森   敦 彦         8番   板 垣 由美子  3番   天 野 雅 樹         9番   海 野 弘 幸  4番   黒 岩 範 子        10番   青 木   繁  5番   高 橋   敦        11番   青 木   嚴  6番   岩 本 克 美 2.欠席議員  0名 3.執行部出席者 町長        宇 賀 一 章    町民生活課長    峯 尾 龍 夫 副町長       青 木   剛    健康福祉課長    上 甲 新太郎 教育長       牧 岡   努    まちづくり課長   菅 野 文 人 企画調整課長    小清水 一 仁    計画管理担当課長  神 谷   要 政策課長      森 脇 理 好    産業観光課長    五十嵐 徹 也 総務課長      細 田 政 広    会計課長      二 見 浩 子
    税務収納課長    長 沼   隆    教育課長      岩 本 幹 彦 4.出席した議会書記 議会事務局長    西 垣 將 弘 書記        高 橋 悦 子    書記        飯 塚 雄 一 5.議事日程    日程第1          一般質問    日程第2          決算成果概要説明    日程第3          監査報告    日程第4   認定第 1号 決算の認定について(平成29年度真鶴町一般会計                  決算)    日程第5   認定第 2号 決算の認定について(平成29年度真鶴町国民健康                  保険事業特別会計(事業勘定)決算)    日程第6   認定第 3号 決算の認定について(平成29年度真鶴町国民健康                  保険事業特別会計(施設勘定)決算) ○(町長)  昨夜の台風21号の報告をしたいと思います。  日本列島縦断に渡った台風21号、近畿地方の関空では相当の打撃、また関空に行く通路にタンカーが当たってしまうほど打撃を受けたところなんですが、真鶴町、昨夜の9時30分ころ、半島のほうに停電がありました。御承知のとおり自動車のサイレンがウーウーうるさかったと思います。半島の停電を東電が解除したものでございます。10時40分には停電が解除されたとなっております。また、今日の真鶴港、または岩漁港のカジメ等々ごみの件につきましても、さほど汚れてないということで、今のところ担当課から私のほうへは災害がないということであります。  以上、報告を終わります。               (開会 午前9時03分) ○(議長)  皆さん、おはようございます。 ○(議長)  ただいまの出席議員は11名で定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 ○(議長)  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 ○(議長)  これより日程に従い審議を進めます。 ○(議長)  日程第1、一般質問を定例会初日に引き続き、継続をいたします。 ○(議長)  審議の都合上、本日は2名を予定しております。 ○(議長)  なお、一般質問は真鶴町議会運営基準に定めるとおり、1回目は全項目を述べて答弁を求め、2回目以降は一問一答方式で、議員一人当たりの質問時間は答弁を含め45分以内で行います。 ○(議長)  質問者及び答弁者は、1回目の発言は登壇を許します。 ○(議長)  最初に、3番天野雅樹君。 ○3番議員(天野雅樹)  3番天野雅樹です。  通告に従って、一般質問をさせていただきます。  本日の一般質問は二つあります。一つはコミュニティバス運行改善につきまして、もう一つの議題は真鶴、岩地区漁場の磯焼け対策と漁業従事者の減少対策についてです。  まず、一つ目の表題でありますコミュニティバス運行の改善について、一般質問させていただきます。昨年12月に開催された第5回真鶴町議会定例会議におきまして、コミュニティバスの運行改善の一般質問をしています。その中で町長は、停留所のことも住民が困っているものなら地域公共交通会議には諮らず、速やかに対応するよう担当部署に指令を出したと答弁されました。また、本年3月の議会定例会の一般質問で、私は新たなバス停の新設、移設について関東運輸局に確認したところ、事後の届け出でよいということで、住民の要望の多いバス停の新設は町長が指令を出したとおり、すぐに取り組まれたいとの発言をしました。しかしそれから6か月を経ても、いまだ新設はされていません。新設されない理由を伺います。  次に、表題2の真鶴、岩地区漁場の磯焼け対策と漁業従事者の減少対策についてです。現在、世界規模による地球温暖化に伴う海水温の上昇や近年の黒潮の大蛇行により、真鶴の海もその影響により磯焼けが進んでいます。漁場の衰退により漁業関係者の安定的な漁業経営が困難な状況になっている中、漁業従事者の減少も大きな問題となっています。町の基幹産業である漁業が危機的状況に陥っていますが、行政は現在、この状況をどのように把握していますか。また、今後真鶴、岩、両漁業協同組合に対して支援を行うことや、両漁業協同組合とタッグを組み、対策を練っていく考えはあるかを伺います。よろしくお願いいたします。 ○(町長)  改めて、おはようございます。  3番天野議員の質問にお答えいたします。  表題1のコミュニティバスの運行改善についてですが、平成28年10月から現在の委託方式によるコミュニティバスを開始しておりますが、運行開始前、運行計画を策定していく際に、地域公共交通会議に諮りながら、既存であった路線バスや直営方式で行っていたコミュニティバスのバス停について距離間等を考慮し、バス停の統廃合を実施し、これまで運行してきたところです。バス停の新設の手続方法については、神奈川運輸支局及び伊豆箱根バス株式会社に改めて確認させていただきました。バス停新設の場合、管轄運輸支局への届け出制となっており、事前に提出しなければならない場合、事後で済む場合と二通りの届け出がありました。まず、既存経路の中に全くの新設をする場合においては運行計画の変更が必要であり、管轄の運輸支局長宛てに事前に届け出を提出しなければならないこととなっております。一方、既存経路の中でバス停が存在し、移動させた場合とかについては、事後届け出で済むこととなります。また一例として役場前のバス停について、岩方面に向かう側にバス停がありますが、真鶴駅に向かう側に新設する場合についても事後の届け出で済むということになります。バス停の新設が遅れてしまっている理由については、運行計画とバス停の策定及びバス車内の放送内容の変更等の諸費用も発生することから、今年度、過疎地域等自立活性化推進事業交付金を活用し、町内の交通計画の改定作業を進める中で、町の財政状況を踏まえ、合理的に一括して実施することを検討してきましたが、要望の多い箇所については9月に予定されている地域公共交通会議に議題として提案し、設置に向けて手続を進めてまいります。  次に、表題2、真鶴、岩地区漁場の磯焼け対策と漁業従事者の減少対策についての質問にお答えします。  磯焼けによるアワビの餌となるカジメの減少、黒潮大蛇行の影響と思われる漁獲量の減少等、漁業を取り巻く環境は非常に厳しいものであります。また、漁協の正組合員が20人を割ってしまうと漁協は法定解散となってしまい、岩漁協では正組合員が26名、真鶴漁協では約40名ですが、廃業してしまう漁師が増加しているため、組合員の確保につきましても厳しい状況であることは私も把握しております。御質問にあります支援や両組合とタッグを組み、対策を練ることにつきましての支援では、築磯設置の県要望、定置網の漁業共済掛金に対する補助、ヒラメやアワビの稚貝放流への補助を以前より行っており、今年度は新たにイセエビ資源回復、機器設置の補助、岩漁港網干場、胸壁整備事業への補助も行っているところでございます。また、岩ガキの養殖は岩漁協とタッグを組んだ事業であり、引き続き推進してまいります。  最後に、両漁業とタッグを組み、対策を練る考えがあるかにつきましては、両組合長と問題や要望等を話し合う場を定期的に持っております。今後も話し合いの場を継続して行い、両組合と連携を強化し、漁業に関する諸問題の対策を行ってまいります。以上です。 ○3番議員(天野雅樹)  まず、コミュニティバスの運行改善についてからの再質問をさせていただきます。  ただいま町長の答弁の中で、9月の地域公共交通会議に議題として提案をして設置に向けて手続を進めると発言していますが、そこで承認された場合、新規のバス停の設置はいつごろになるのでしょうか。 ○(まちづくり課長)  以前のアンケートで要望の多い箇所につきましては、9月に予定されております地域公共交通会議の議案として提案をし、設置に向けて手続を進めてまいりますけれども、おおよそ機械の改装ですとか事前の申請も必要ですので、大体2か月くらいを予定しておりまして、12月の上旬ごろを予定しております。 ○3番議員(天野雅樹)  12月の初めにできるバス停の新設にかかる費用というのは、大体どのくらいかかるんでしょうか。 ○(まちづくり課長)  伊豆箱根バスに確認しましたところ、およそ40万円という概算の費用を伺っております。 ○3番議員(天野雅樹)  約40万円の費用がかかるということなんですが、今年度地域公共交通会議に交付されています過疎地域活性交付金の1,000万円を使って、この40万円の新しいバス停を新設するのでしょうか。 ○(まちづくり課長)  先ほどの答弁にもありました過疎地域の交付金につきましては1,000万円ですけれども、当初の年間の予定で使い道はおおよそ決まっております。できれば補正予算ですとか、そういうもので対応させていただきたいと考えております。 ○3番議員(天野雅樹)  補正予算ということは一般財源がかかるということでよろしいでしょうか。 ○(まちづくり課長)  そのとおりでございます。 ○3番議員(天野雅樹)  現在、地域公共交通会議におきまして進められているバス停の新設や、箱根登山バスの撤退による新たなコミュニティバスの運行計画、また、今進められているデマンドタクシーの実証実験など議論、検討されていますが、昨年の12月の定例会で、町長はバス停の新設についてはすぐにやると答弁していますが、現在もまだ設置されていません。3月の定例議会に続き、今回再三の質問で設置に向け手続をすると答弁していますが、地域公共交通会議で進められている本来のスケジュールでは、これから行われる町民アンケートの結果も鑑みて、来年4月くらいにコミュニティバス運行の大幅改定に向けて作業を行っているところだと思います。この4月のコミュニティバス運行の大幅改定には、過疎地域活性化交付金を使うのですが、12月にバス停を設置すると、今、課長が答弁されたとおり一般財源の40万円を使うということです。12月にバス停を一般財源で40万円かけてつくる、4か月待って4月に一括して大幅改定をすれば、過疎化債で一般財源を使わなくてもできるということで、この4か月間を前倒しすることによって、町民の血税である40万円を使うことはいいかというのは、少し私も疑問が残るのですが、町長はもう一度この町の財政面も考え、コストや効率面など総合的に判断していただきたいと思います。また、しっかりとした町民アンケートを行って、高齢者の多いこの町によりよい公共交通機関の構築をされるよう、総合的に判断していただきたいと思いますが、町長、いかがなものですか。 ○(町長)  バス停の新設については、住民がどうしても欲しいということには私は賛成ですが、やっぱりそこの場所に実際に前あったところだと聞いておりますが、どのくらいの利用があるかというのも調べなきゃいけないという考えもあります。また、補助金で1,000万円という話がありましたが、私はその中でやりくりすればいいじゃないのという感じがあるんですが、それは申請の方法でどう改定していくか、変更していくかは色々あるかと思います。できれば私は一般財源を使わなくて、補助金でやったらどうかなと思っております。  天野議員からも2年前ころからバス停について、また運行についての質問があるんですが、そのたびに私も答えているんですがなかなか言いにくいところで、なかなか動いてくれないというのが、特に軽微なものについては先ほど話したとおり、別に交通公共会議にかけなくても私の判断でいいじゃないのかということは、くどく伝えております。また、一度私も交通会議のほうに出て、もう一度私の思っていることを交通会議で話して、住民がどうしても早く新設のバス停が欲しいんだということを伝えながら、早急に新設のほうに向かっていきたいと思っております。以上でございます。 ○3番議員(天野雅樹)  ただいまの町長の答弁を聞きますと、先ほどの菅野まちづくり課長の答弁だと12月のバス停の新設は一般財源、町長は今の答弁ですと一般財源を使わないで1,000万円の過疎化債を使えるように、できれば使いたいと。これ、どっちなんですか。二人の意見が分かれているんですが。これは過疎化債でできるんですか、できないんですか。もう一度お願いします。 ○(企画調整課長)  天野議員の御質問で誤った解釈をされているところがあるので、そこをまず訂正させてください。活性化の推進交付金であって、これ、過疎の起債ではございませんので、交付金として町が申請していただいている交付金がございます。それが1,000万円ございまして、それにつきましては地域公共交通会議の計画の見直しですとか、そういった事業に充てているということで1,000万円を申請して事業をしているところでございます。まちづくり課が所管で、今、事業をしているところなんですが、町長が1,000万円やりくりすればというのが、事業の内容の見直しによっては40万円をその中からやりくりできる可能性がございますので、そうすればそこで早くできるということで発言しておりますので、そういった御理解をいただけたらと思います。 ○3番議員(天野雅樹)  済みません、私も少し発言間違えていました。過疎化債ではなくて過疎地域の交付金でした。訂正します。ということはうまく交付金を使って12月にバス停の新設が可能という認識でよろしいですか。もう一度聞きます。 ○(まちづくり課長)  一般財源かどうかというところは、もう一度役場内で調整させていただきたいと思います。1,000万円の使い道についても精査をいたしまして、その中でやりくりできればと思っておりますけれども、訂正させていただきます。  3月までに地域公共交通会議で全体の交通計画については改変する方向性を出したいと思っております。9月に先ほどの新設については公共交通会議の中で諮って、12月には新設の設置に向けて事務を進めていきたいと思っております。 ○3番議員(天野雅樹)  ということは、一般財源、交付金、どちらを使うにせよ、12月のバス停の新設ができるという認識でよろしいですか。 ○(まちづくり課長)  そういう認識でいただいて結構です。 ○3番議員(天野雅樹)  これは先ほども申し上げましたが、高齢者も多い真鶴町ですので、なるべく早く、できれば一般財源を使わずに交付金でバス停の新設をよろしくお願いします。  今のコミュニティバスの改善について、昨年12月の町長の答弁から、今の町長の答弁の中でずっと気になっていたことなんですが、今、町長は軽微なことは地域公共交通会議に諮らず、私の指令でやると。昨年12月の定例会でも地域公共交通会議に諮らず、私の指令を出したという発言をされています。私も地域公共交通会議のほう、何度か傍聴させていただいているんですが、地域公共交通会議というのは、町内外の見識者やJR、警察、真鶴町の各団体の代表者が委員を務めている重要な会議だと思っております。  その会議の趣旨の中で、町民の声をうまく拾い上げて、それを公共交通の改善、運行のほうに役立てているというのが地域公共交通会議の趣旨に入っていると思います。それを、去年12月の町長の答弁、今の町長の答弁でも軽微なものはそこに諮らず、私の指令で行うというような発言を何度かされていますが、この重要な会議の存在があるにもかかわらず、町長からのトップダウンで指令を出すことによって、町の事務の方、実際現場でやられている方が、町長からのトップダウンの指令と地域公共交通会議での本来のタイムスケジュール、そのはざまに挟まって苦労しているように見えるんですね。それが二つの指揮系統があるのが原因で、原因かどうかはわかりませんが、こういうふうに指揮系統が二つあるということでバス停の新設も遅れたり、そういう複雑化していることが何か物事を進めるのに遅れている要因ではないかというように、僕が見ていてそういうふうに受けとめられるんですが、その辺について町長はどう思いますか。 ○(町長)  まことに困った話で、それなりに対処します。私の命令が聞けなかったらそのように対処しなきゃいけないでしょう。12月内には対処するようにしますので、御迷惑おかけしました。 ○3番議員(天野雅樹)  改善に当たってよりよいものをスピーディーに進めていくようお願いして、一つ目のコミュニティバスの再質問を終わらせていただきます。  次に、二つ目の表題であります真鶴、岩地区の漁場の磯焼け対策、漁業従事者の減少対策についての再質問ですが、現在、町ではカジメなどの藻場の減少について、原因はどのように考えておりますか。 ○(産業観光課長)  非常に難しい問題でありますが、直近ではございませんが全国的な傾向として、静岡県まではかなり藻場が減少していると。神奈川、関東地区、静岡県より東側については若干、まだ藻場の生育はよかったというような過去の事例は拝見しておりますが、また原因と言いますか対策、実際、カジメが減少しているというようなことはあり得ております。対策として、県の水産試験場等でも胞子をまいて、また藻場を復活させるというような取り組み、また国の政策等でも藻場の復元に対する各種補助金制度が活用されていることから、確かに藻場の磯焼け等の減少が全国的な問題であるということは考えております。ただし、申しわけございません、原因まで私がこの場では少しお答えは難しいです。 ○(町長)  相模湾、今、三浦半島から徐々に磯焼けということで私も伺っております。また、相模湾の魚がどこに行ったんだという話も聞いております。ワカメ、コンブ、アカモク、その他大型の海藻、要するに藻場というんですか、そこに食害でウニ、または河川からの大量の水、または河川からの砂、泥、また光合成というんですか、光が当たらない光合成作用というのも一つの原因となっておりますが、まだ原因ははっきり判明してないということでございます。ただ、磯焼けしますと、元に戻すのが10年以上かかると言われていますので、それの対策は県のほうも動いて、うちのほうも今、岩漁協がやっています海藻をまくというか種を出すような胞子を出すような対策は、今、とっているところでございます。以上でございます。 ○3番議員(天野雅樹)  私も漁業従事者の方と話をしましても、今、町長が答弁されたとおり、そのくらいしかはっきりした原因がわからないということで、町長もよく、さすが勉強されていると思います。岩牡蠣の生産などで、今、真鶴町と提携しております海士町に、岡部株式会社という会社がありますが、こちらで海洋事業部として応用藻類学研究所を開所しています。町としましても積極的に意見交換や技術提供、指導を仰いで、磯焼け対策に役立つよう、真鶴、岩両漁協と協力していくような考えというのはありますか。というか、岡部という会社は御存じでしょうか。 ○(産業観光課長)  私も牡蠣の養殖前に、一度海士町のほう、訪問させていただいております。  その中でそういった海洋、藻場、海藻、うちなんてはんばなんてどうでしょうかというようなお話もさせていただいているところで、存じております。また先ほど町長の答弁にございましたイセエビの資源回復の機器設置等、こういったところもそういった成功例等を情報を得ながら、試験的にやってみているものでございますので、存じてはおります。 ○3番議員(天野雅樹)  今、友好的に海士町とは連携をとっていますので、そういった成功例が結構あるみたいなので、そういうところから話を聞いて藻場の回復とかに役立たせてもらったらいいかなという、これはあくまでも提案なんですけど。今、町のほうではヒラメやアワビの稚貝を真鶴、岩の漁協に補助として月に20万円くらいですか、年間、そのくらいの補助は出していると聞いたんですけど、どうなんでしょうか。 ○(産業観光課長)  真鶴漁協に年間です。時期がございますので、大体3月にそういった種苗を購入してやっている。年間で真鶴漁協、一応前年度等では35万円。岩漁協さんは20万円程度の、要望による調査、放流量によってなっておりますが、ただし、今年度岩漁協につきましては、先ほど申しました資源回復の機器設置、種苗の放流ではなく、そういったものに活用していくという、漁場、藻場回復的な事業の試験的なものに活用してまいるということです。 ○3番議員(天野雅樹)  先ほど町長の答弁でもおっしゃっていましたけど、岩の漁師の人たちは自分たち自力で、カジメの胞子を土のうに入れて沈めたり、かごに入れて沈めたり、そういった努力をしているところです。真鶴の漁師の人たちもそれに倣って、これからそういったものをやっていきたいという話なんですが、カジメの母藻、野菜で言えば苗ですね、それを購入するためにその購入費を補助してもらえたらうれしいなという声を聞くんですが、そういう母藻の購入費の補助をすることもできるんでしょうか。 ○(産業観光課長)  先ほど申しましたとおり、今回、種苗の放流ではなく、岩漁協につきましてはそういった資源回復の機器に充てているということもありますので、両漁協ともそういった対策等についてお話しているところでございますので、話の中で、そういったものに来年度こういったことに活用していきたいというようなお話があれば、組合全体として協議しているのであれば、そういったことも検討、実施されていく方向になるのではないかとは思います。 ○3番議員(天野雅樹)  今、アワビを取りますと、エサである海藻がないことが原因で、実もやせ細って商品にならないようなアワビがいっぱい、潜っても貝だけ、そういう状況だそうです。これにはカジメの減少も原因で、先ほど町長も言っていましたウニの大量発生というのも原因です。ウニの除去に対する補助も国のほうに申請すれば補助がもらえるという話は聞いているんですが、こういったものを活用してウニの除去をする考えはありますか。 ○(産業観光課長)  そういった漁場の回復、確かに国の制度がございます。例えば、水源環境保全創造事業等では磯焼け対策、回復のための国の補助等ございますが、ただし、そちらにつきましては、3割以上が磯焼けしているとか、認定されるのに条件がございますので、まずそちらの調査が必要かと思います。またそれとは別に、かつて真鶴漁協とまさにタッグを組んで行った事業で、水産多面的機能発揮対策という事業がございます。そのときには漁職普及のイベント等行ったんですが、その中のメニューにそういった漁場の回復がございますが、これ、町だけではできません。町と漁協、またはその学識経験者、実際に行う水産事業者、こういった方たちの協議会を設置しまして、また、そのモニタリング調査とその結果等につきましても調査を行うことになります。まさにそれはタッグを組んで行うか、事業者が本当にそういったことをやる意向であれば、そういったことは一緒になって検討していくことは可能だと思います。 ○3番議員(天野雅樹)  そういった補助をもらったり、そういう事業を行うには、事業者である漁業協同組合が中心となって行政とタッグを組んで、協議会を開かなきゃいけないという規制があるというのはわかっているんですが、そういうのを町長が定期的に両組合長と会話をもっているという話ですので、そういうのも進めていって漁業労働者のために国からお金をもってきて、いい漁場をつくるように提案します。  あともう一つ、8月6日に高橋延幸県会議員の勉強会において、真鶴港沖に新たに完成した沖防波堤に人工魚礁をつくりたいというお願いが漁業従事者からきて、県と交渉したという話を聞きました。この県と交渉したところ、県の答えでは、沖防波堤の構造物に接触しなければ、そういう人工魚礁をつくってもよいという回答だったと聞いていますが、水産庁では水産資源を育む水産環境保全創造事業として、磯焼けなどによる生産力低下に伴う対策を行う事業を今年3月に通知されていますが、こういう事業を行うことによって、築磯事業ですか、そういう大規模な工事になると思うんですが、築磯事業を展開していくような考えはありますか。 ○(産業観光課長)  築磯事業につきましては、以前は真鶴の石を海洋投棄して、そういった事業を過去も行っておりまして、またそういった事業、確かに漁協からの要望がございます。県等にも働きかけを行っているところでございますので、こちら、もし可能であれば、財政面等のことが可能であれば、そういったことはまさに要望も出しているところではございます。 ○3番議員(天野雅樹)  漁業従事者の高齢化や担い手不足ということで、だんだん減っていっているということなんですが、真鶴町では空き家対策、今、空き家がどれだけ真鶴町にあるのかというのを調べている途中であると思いますが、こういう空き家を無償とまでは言わないんですが、例えば格安で漁業従事者の人たちに貸し出すとか、そういったような空き家を使って漁業従事者を真鶴に呼び込むというようなことがあれば、人口減少にも歯どめがかかりますし、漁業従事者も増えるというような対策になると思いますが、そういった空き家を使って新たな漁業従事者を育てているというような考えは町にはあるでしょうか。 ○(まちづくり課長)  まちづくり課では今、先ほど天野議員がおっしゃったように空き家対策として、今年度町内の踏破調査というところで、現在やっているところでございます。まずは町としては現状の把握が必要だろうというところで、まちづくり課としてはこれから来年度に向けて事業を進めていく予定でございます。漁業従事者の件につきましては、庁舎内でも調整がついておりませんので、そこのところはこれから協議していくことになるかなというふうに思っております。 ○3番議員(天野雅樹)  たくさんある空き家、そういった方面で活用していただければいいかなと思って、これは提案として申し上げておきます。漁業従事者の高齢化や担い手不足、魚価の低迷、燃料代の高騰、環境の変化など、水産業界を取り巻く環境はこの先明るくありません。磯焼け対策や人工魚礁の造成などを行い、水産物の水源量増加、漁業者の所得向上、安定化に向けて、町としましてもしっかりと真鶴漁協、岩漁協を支えてしっかり連携して、今まで町の発展を支えてきた漁業関係者を支えていただくことを要望しまして、私の質問を終わらせていただきます。 ○(議長)  では、一般質問を続けます。 ○(議長)  続いて、4番黒岩範子君。 ○4番議員(黒岩範子)  通告に従い一般質問をさせていただきます、日本共産党4番黒岩範子でございます。  まず、三つあります一つ目として、真鶴駅のホームベンチ、座席数を増設することについて。真鶴町のホーム、待合室を設置することは、現在の乗車人数は約3,300人で設置基準の5,000人に満たないため設置はできないということですが、猛暑が続き、また台風等で風とか大雨もある中で、観光客、町民、特に高齢者の待合室に対する要望は切実です。そこでせめてホームにある現在のベンチの増設をJRに申し入れ、その実現を図るべきではないでしょうか。  二つ目として、南側エレベーターの進捗状況について、真鶴駅南側エレベーターの進捗状況はどうなっているでしょうか。町民の設置への要望は大変強いものがあり、議会で何回も質疑されています。そのたびに実現の可能性は高くなっているという回答ですが、なかなか実現していません。神奈川県とJRとの間での問題は解決の見通しがついたのでしょうか。ほかに何か問題があるのでしょうか。  三つ目として、平成30年度真鶴町グランドデザイン策定業務委託事業について、1、関係者協議会は1回から3回程度としているが、もっと増やすことはできないでしょうか。二つ目として関係者協議会は公開ですか。住んでいる地域に関係なく町民なら誰でも傍聴でき、必要に応じて意見を述べることのできるようにしたらどうでしょうか。3番目として住民との検討会を実施回数6回程度としているが、どんな時期にどのような内容、方法で行いますか。4番目としてグランドデザイン策定業務委託事業の中で、真鶴駅周辺環境整備基本計画の位置づけはどうなっていますか。グランドデザインの策定は過疎指定がきっかけになっているのでしょうか。以上です。 ○(町長)  4番黒岩議員の質問にお答えします。今回、黒岩議員に御質問いただきました真鶴駅のベンチの新設について御回答します。鉄道会社への要望については毎年、神奈川県鉄道輸送力増強促進会議を通じ、東日本旅客鉄道株式会社に対しまして、輸送力の増強及び利便性の向上の観点から、幾つか要望をさせていただいており、真鶴駅の駅舎等の施設の改善等についても要望させていただいているところでございます。6月議会において質問されました待合室の設置については、基準に満たないため設置できませんが、待合室の代替案として今回要望いただきましたベンチの新設につきましては、真鶴駅に確認したところ、現在ホームに設置してあります湯河原側のベンチを上屋内の自動販売機の手前にスペースを設け、移設する予定とのことです。また増設につきましては、調整がつけば要望事項の一つとしてつけ加えさせていただきたいと考えております。  次に表題2の真鶴駅南側エレベーターの進捗状況についてお答えします。平成29年12月定例会の際に、神奈川県において概略設計まで完了している旨お答えしたところですが、先日、県に進捗状況を確認したところ、南側エレベーターの設置位置について、引き続きJR東日本と協議を進めておりますが、今後具体的な設置位置を協議、決定していくうえで、施工計画等のより詳細な調査が必要となることから、現在県では新たな調査の準備を進めているとのことでした。今後、JR東日本との設置位置の協議が順調に進めば、その後2か年でボーリング調査、詳細設計、工事を実施していく予定となっております。JR東日本と具体的な協議等を進めていく中で、町への報告や協議を適宜適切に行っていく意向であると県から伺っております。町としては引き続き事業主体である県と連携を図りながら、南側エレベーターの早期実現に向けて働きかけてまいりたいと考えております。  次に表題3の平成30年度真鶴町グランドデザイン策定業務委託事業についてお答えします。再三にわたり、グランドデザインを反対していた黒岩議員が、今回こういう質問をされたということは、グランドデザインに賛成となったということですかね。まず1項目目、関係者協議会の回数を増やすことはできないのか。2項目目、関係者協議会は公開ですか。3項目目、住民との検討会の時期や内容、方法についてお答えします。グランドデザインはそれぞれの地区の町民等で組織する協議団体と協議、行政内部での庁内調整会議及びワーキング、住民との検討会、パブリックコメントにより策定していく予定でおります。グランドデザインの策定に当たっての課題を整理し、骨子案を作成するため、岩漁協周辺地区では岩漁協及び周辺地区内の住民などによる会議で、真鶴半島地区ではお林保全協議会及び亀ヶ崎等利用促進会議で、真鶴駅周辺地区では真鶴駅周辺地区構想検討会で、真鶴港周辺地区では港まちづくり協議会で協議をしていくこととしております。既に設置されている組織や新たに立ち上げる組織によって、協議する回数はばらつくことも考えております。関係者協議は課題の整理と骨子案を作成するために実施するものであり、公開は今のところ考えておりませんが、協議会によっては協議会の皆さんで決めていってもよろしかと思います。  4番議員の質問の2項目に当たります、住んでいる地域に関係なく誰でも傍聴でき、必要に応じて意見を述べることができる場として、住民との検討会、またはパブリックコメントを実施します。  住民との検討会は、それぞれのグランドデザインの進捗状況によって開催し、大きな夢を描くことができるような話し合いにしたいと考えています。進捗の状況によっては、10月21日に開催する住民との意見交換会のテーマの一つとして取り上げたいと考えております。  最後に4項目目のグランドデザイン策定業務委託事業の中での真鶴駅周辺環境整備基本計画の位置づけとグランドデザインの策定は、過疎指定がきっかけになっているかについてですが、真鶴駅周辺環境整備基本計画は、真鶴駅周辺地区グランドデザインの中の事業内容を検討する町からの提案としての位置づけたものであります。真鶴駅周辺地区、グランドデザインを策定していく関係者協議や住民との検討会の結果によって変わっていくことはあると考えます。また真鶴駅周辺環境整備基本計画、岩漁港の浜の活力再生プラン、真鶴半島のお林保全協議会や亀ケ崎利用促進会議における真鶴半島の利活用といった、それぞれの地区におけるグランドデザインの事業となるものの協議は過疎地域に指定される以前から実施しており、それぞれの取り組みを整理し、グランドデザインとして過疎地域自立促進計画に位置づけております。以上でございます。 ○4番議員(黒岩範子)  では、最初にホームのベンチのことですけれども、今、お聞きしましたところ、湯河原側のベンチを自動販売機の手前にスペースを設けてやるということで、移動するということだけで増えるというわけではないと、そうすると湯河原側でいつも利用されていた方は、今度なくなっちゃったのかということになってしまうわけですから、ぜひ増設してほしいわけですが、調整がつけば要望事項の一つとしてつけ加える、この調整がつけばというのはどういうことでしょうか。 ○(まちづくり課長)  ベンチの設置につきましては、真鶴駅長とも少しお話をさせていただきまして、今のところ先ほどの答弁にありましたように、湯河原側にあるベンチを移設するという案が、今、駅のほうで検討していると、それもほとんど決定だということで御返事をいただいております。議員のおっしゃるように、今まで湯河原側でベンチを使っていた方にも不便をかけるのではないかというところもございますけれども、そういう要望があれば真鶴駅とも協議をさせていただいて、町からの要望として増設についてはスペースの関係もあるでしょうし、予算の関係もあるでしょうし、その辺の話し合いがつけば要望はさせていただきたいと考えております。 ○4番議員(黒岩範子)  それではぜひ、そこのところの増設をするということについて、ベンチをこちらに移したという、そのことだけはよかったわけですけど、結局、あちらのものをこちらに移すというだけですから変わりないということになりますので、ぜひ増設については引き続きJRとの申し入れをして、実現するように強く願うところであります。  次にエレベーターのことなんですけれど、今までの経過で言いますと、今後具体的な設置位置を協議、決定していくということで、施工計画等のより詳細な調整、調査が必要ということが書いてありますが、今まで色々聞いていたところでは、JRの所有物が南側エレベーターをつくるについて下かどこかにあって、それを移動しなきゃいけないと、それを保証することについてなかなか折り合わないというようなお話だったと思います。それはクリアされたんでしょうか。そして新たにこの施工計画というふうになっているんでしょうか。その辺はいかがでしょうか。 ○(まちづくり課長)  先ほどの町長の答弁にありました具体的な設置位置を協議、決定していく上で、施工計画等のより詳細な調査という答弁をされたと思います。今、県とJR東日本横浜支社になりますけれども、位置につきましては、現在駅舎のあるところの一部を移設をして設置をするのか、あるいはそこを避けて駐輪場のほうに延長して設置をするのかというところの詳細なJRと県との協議も必要になりますよと、その点につきましてこれから設計に向けた協議をしていくと伺っております。
    ○4番議員(黒岩範子)  そうしますと私が言った最初の問題はクリアされて、次の設置位置のところに進んでいるというふうに考えていいということですか。 ○(まちづくり課長)  県とJR東日本で設置位置について、まだ決定ではありませんので、そこのところの協議を進めていくというふうに伺っております。 ○4番議員(黒岩範子)  これはやっぱりJRと県との関係なわけで、ぜひ進めていただくようにお願いするということなわけですけれども、この問題はやはり皆さん早急に実現してほしいという願いが強いものでありますから、ぜひお願いしたいわけですが、そこでこの町に色々な計画がありますけれど、それとは関係なく独自で進めていくと、前に町長も言われましたけれども、そういう方向で町の施政としてもやっていくということでいいでしょうか。町長の見解をお願いします。 ○(町長)  先に少し話たかったんだけど、ベンチ、湯河原側に今、両方で10脚置いてあるんですけど、駅員が夜になるとあそこは見にくいということで、安全管理に問題があるから、駅側で、また雨のときはあそこは座りませんね。そういうことで、駅のほうが自分の考えで自動販売機を動かしてベンチを持って来るという話です。ですから、あったところにまた増設してくださいと言ってもなかなか難しいでしょうね。皆さんが使っているなら町のほうは要望はしていきますけど、その調整は少し難しいかもしれない。全部屋根の下に入れたいという考えがあった、もう一つが暗いからあそこに座っている人がよく見えない、それの管理に駅側が困っているからベンチをこちらに、そういう提案ですね。  南側のエレベーターなんですが、事業主体は県とJR東日本です。利用するのは我々です。一番困っているのも我々です。北側ができて南側ができないというのはバリアフリーではない。乗った人が降りられないというのはおかしい話で、それによって県、国交省とか、国交省については東日本関係、あとは県または知事とあったら、いつも要望はしております。北側の高さよりも南側の高さのほうが高いんですね。階段も長いです。去年までは木があったと思うんですが、木があって茂っていたから上から下を見てもさほど高いとは感じなかったんですけど、あの木が枯れて駅が切ったんですけども、それによって下が丸見えになっちゃった。当時は北側から歩いてきて歩行すると階段を上がる前に下にエレベーターを落とす計画だったんです。エレベーターを落とすと官舎の風呂場とかいろんなものに当たってしまうということで、相当の補償金をJRから県のほうに支払う。そこで今度は、色々二通りくらいあるんですけども、そこは言えないんですけども、階段の降り口のへんに直線で1本できているのか。こっちの1本できているほうにおろしたらどうかなという、今、設計、詳細をしています。ただ位置づけにはいいんですけども、それのボーリングとかしないとなかなか設計ができませんから、まずは場所の位置づけで、今少しJRと県とがお話をしているところで、私は中間の立場ですから、私はばんばんこういう口ですから、何言っているんだ、早くできないと困るんだよということでやっているんですが、一方では早く進めたい、早く進めたい、またうちのほうも県知事に言ったり、県に頼んだりしてやっていますので、黒岩議員に、また町民に応えるように早目早目に私も接触していきますので、御理解のほうお願いいたします。 ○4番議員(黒岩範子)  ぜひエレベーター、早く実現するように引き続き努力をよろしくお願いしたいと思います。  3番目のことなんですけれども、関係者協議会を増やすという件では回数とか、実際にこれはやっぱり基本的に住民参加にしていくということが大事で、大きな事業なのだから計画の段階から町民参加が必要ではないかというふうに思います。公共交通会議なんかも公開で行っているということで、公開ではなぜできないんでしょうか。 ○(企画調整課長)  先ほどの町長の答弁でもございましたように、課題の洗い出しと骨子案を作成するというふうなところが関係者協議というふうなところが担うということでなっております。黒岩議員がおっしゃる住民の方の御意見を伺う場面として住民との検討会ですとかパブリックコメントというふうなものを設けて実施するというふうなことにしておりますので、基本は公開はしないと。ただ先ほど町長の答弁の中で、協議会の皆さんがいいよというふうなことで申し合わせがつけば公開も考えていきましょうということにしておりますので、今のところ事務局側としては公開は考えておりませんが、場合によっては公開もあり得るということで御理解いただきたいと思います。 ○4番議員(黒岩範子)  この内容を見ると、短期でも5年とか将来にわたってということですから、町民が参加して意見を述べてよりよいものをつくっていくという趣旨は書いてあるとおりだと思いますので、そこのところは十分に協議会の方にも御理解していただいて、公開でお願いしたいと思います。あと6回直接住民との討論会をやるということですけど、これはそれぞれの協議会と庁内での担当者とワーキング、討論していくことを並列して、この6回というのを考えられているんでしょうか。その点はいかがですか。 ○(企画調整課長)  課題を抽出をしまして、骨子案ができます。行政側の庁内調整会議でそれに肉づけします。ワーキングでさらに肉づけします。それをもって住民の皆様にこういったことで考えていますというような投げかけをします。それをまた持ち帰って、そういったことがいいのか悪いのか、どうなのかというふうなことを検討していくというふうなやりとりをしていくと。ですから、やりとりをしていくというふうなスタイルで考えておりますので、並行でやっていくというふうなことでお考えいただいてよろしいかと思います。 ○4番議員(黒岩範子)  そうすると協議会、庁内での検討会、そして住民参加の討論会というのは、基本的には並行してやっていくという理解でよろしいわけですね。 ○(企画調整課長)  誤解が生じるといけないので、もう一度そこの部分なんですが、骨子案ができて、ある程度皆様にお示しできるようなものがなければ、まず検討会というのはできませんので、並行と言いましたが、そういったものができてから住民の皆様への検討会というふうなことが生じますので、少しそこは時間差があると思います。 ○4番議員(黒岩範子)  そういうことであれば、なおさらこの協議会を公開して住民参加もしていくということを保証していただければと思いますので、ぜひ協議会のメンバーの方に御理解いただいて、公開にしていただきたいと思います。それから真鶴駅周辺環境整備基本計画というのは、答弁の中で町からの提案として位置づけ、グランドデザインを策定していくと、これからやっていくんだということと、それから過疎指定の問題はグランドデザインそのものは前からあったけれども、過疎地域自立促進計画というものができた中で、その中で位置づけ、それも進めていくというふうな位置づけということでいいと思うんです。そういう意味からいうと、前回6月議会のときに幾つか打ち合わせのときもお話しましたけれども、この調査をするということで、したことについてどうだったかということをお伺いしたいと思います。まず一つは県代行の件ですけれども、実際には県代行については隧道拡幅工事において、用地買収などの県の負担経費はなるかどうかについてはいかがだったでしょうか、調査について。 ○(まちづくり課長)  県代行につきましては、真鶴駅周辺の構想には入っておるところではございます。県代行については、ぜひ県のほうにはお願いしたいというところは変わっておりませんけれども、今の過疎指定が平成32年度までの時限立法でございます。県代行を実際に実施するにしても、平成33年度から新たな指定を踏まえましてというところになるかと思います。今の時点では時限立法ということで平成32年度末までのこととしか捉えておりませんので、法的な担保も特にはございませんので、そこのところは費用ですとかそういう面については今のところ何も決まっておる状況ではございません。 ○(企画調整課長)  ただいまのまちづくり課長のお答えが少し不足しているかと思いましたので、県に行きましたところ、代行という事業がまだ正式に決まってない中では費用負担がどうだとか、そういったことのお話はできないということが県の見解でした。 ○4番議員(黒岩範子)  私はほかの事例として調べてほしいということもお願いしましたけれど、ないようですが、私が調べた中では青森県で、これは県土整備部、道路課が発行している青森県代行事業市町村道事務取扱要領というのがありまして、そのうちの第14条で、用地買収にかかわる取扱、原則として工事着手前に市町村が行うものとするということで、実績にこれは市町村が行うんだというふうになっています。それから代行事業にかかわる協定書の中でも、それが原則となっておりまして、それでもなおかつ工事着手後において必要となった用地取得については県が行うことができる、その場合は市町村が用地の取得及び当該取得に関する登記等については協力しなきゃいけないということで、実質的にはやはり県のほうではその部分はやらない、原則としては工事前に市町村でやるべきだというふうな例がありますので、ぜひ参考にしていただきたいと思います。もう一つ、代行事業に関する、県は過疎債について、できないところは過疎債で賄うというふうに言われましたけれど、過疎債というのは併用できるのでしょうか。その点はいかがだったでしょうか。 ○(企画調整課長)  先ほどの繰り返しになってしまいますが、県の代行についてはまだやるというふうなことがはっきりしておりませんので、費用等については何らわからないというのが県の回答でございました。 ○4番議員(黒岩範子)  私は、町が実際に案として出した以上は、これがどういうふうな扱いになるのかというくらいは、県はもちろん神奈川県で初めてだということで、わからないというところもあるのかもしれませんけれども、そういう点ではやはりもっと細かく調べる必要があって提案されるべきではないのでしょうか。この点も私も県でも聞いた中で、代行というふうになった場合は県代行が一本でいくというふうに聞いておりますので、その点もあわせて調べていただきたいと思います。  あともう一つ、基本計画の中に出ていました町の駅前広場のことですけど、複合施設の中に交番、観光案内所、役場出張所のほかに飲食店、土産物店などが入るとしていますが、既存の商店街との強化を図れるようにしたいというふうなことでしたけど、そこはできるのかどうか。本当に駅前に飲食店とか土産物が集中して、そこに地元の商店の人たちたちが店舗として入れるのかどうかということと、駅だけがにぎやかになって、あとはさびれてしまうというような現象が出てこないのか、この強化するということはどういうような意味合いがあるのか、お答えいただきたいと思います。 ○(企画調整課長)  今の黒岩議員が御質問されたことが、まさしく住民との検討会で取り上げてやっていく内容になっているのではないかと思います。住民との検討会の中で黒岩議員がおっしゃるようなことが果たして可能なのか、もっとすごいことができるのか、そういったことをやっていくのがグランドデザインの策定ということで考えております。 ○4番議員(黒岩範子)  もちろん住民との意見交換でいろんな意見を取り入れるわけですけれども、少なくとも町としてはこういうふうにしたい、こういう町にしたい、こういう駅前にしたいという骨格というか、ものが基本にあって、そこで色々なものを足したり引いたりしていくということではないかと思うんで、そういうことで聞いているんですけど、改めていかがでしょうか。 ○(企画調整課長)  先ほど関係者協議、課題抽出と骨子案つくります。庁内調整会議で町としてこういったことができたらいいんだというふうな肉づけをします。それを住民の皆様に、町ではこういうふうに考えるけどもいかがでしょうかというふうなやりとりをするということで、お話させていただいたかと思います。まさしく黒岩議員がおっしゃるような町としてこういうふうなことを考えていますよというようなのが、これから皆様に示していく内容になっていくと思いますので、ぜひとも住民との検討会のときに、お持ちの御意見を述べていただければいいのかなと、こういうふうに思っております。 ○4番議員(黒岩範子)  私が言いたいのは、もちろんそこでたくさんの人に参加してもらうんですけど、町としてはこの周辺環境整備の基本計画というのを町からの提案として位置づけるというふうに言っているので聞いているわけなんですけど、こういうものがあるから、ここを元にしてやっていくという考えで進めるんじゃないんですか。そうじゃなくて、これから白紙の状態で色々やっていくというふうな考え方なんですか。そこのところがよくわからないんですけど。そうしないと、町の基本的な考えとしてのビジョンというか、そういうところがこれには書いてあるけどそれとは違うんだというふうなように聞こえちゃうんですけど、その点は最後にいかがでしょうか。町長にも一言お願いします。 ○(企画調整課長)  繰り返しになりますけども、町でいま考えているのはこういうふうな形のものを考えていると、それにつきまして住民の皆様から御意見を伺うというふうなやりとりをしていく中で、十分、町の考えが違う場合もございますし、もっとこうする、したほうがというふうなことでつけ加えることも出てくると思います。そういったやりとりをしていく中で、つくっていくようにグランドデザインを考えておりますので、そのように御理解いただければと思います。 ○(町長)  四つあるグランドデザインでも一つ一つ味が違うんですよ。一つは、駅前は初めから渋滞対策というのが頭にあったんですね。渋滞対策をどう解消するかということで見識者等も入れてそれなりのものができました。今度はそれにプラス住民、ほかの方がいて、駅前だけじゃなくて城北地区の使い方、駅はどっちに向くのか、東に向くのか西に向くのか、そういうことを全部含めたのがグランドデザインなんですよ。住民に夢を描かせるのがグランドデザイン。その中でも例えば半島のグランドデザインで、町側から出すのもあります。琴ヶ浜の道路を観光に最高の道路だからそれを入れなさいとか、岩に入れば岩の民俗資料館からお寺から、それなりの史跡を全部入れてグランドデザインつくって、インバウンドするような形でもってきたらどうか。また、源頼朝も入れてきてはどうか、それには湯河原ももってきてもいいんだ、そういう莫大な考えがあるんです。一つ一つの方針をもっていく、将来的にここの町はどうしたらいいんだ、そのためにはどうしたら、こうくるから果ては全体構想になるんですよ。それができてから次に基本計画、それができてからアクションプラン、行動計画に移っていくんですよ。でも、グランドデザインができて成功するまでは、100年、200年かかるでしょうね。金額も物すごいでしょう。でも町民に夢を描かせるデザインなんですよ。そのためには町民が色々なこと言っていいんじゃないかな。それをまとめるのが行政であって、そういうデザインの考え方をしています。以上です。 ○4番議員(黒岩範子)  今、町長が色々とお答えになりましたけど、私は真鶴駅周辺環境整備の基本計画というそのものについて伺っていて、ほかのところはまだこういうふうな形で出てないんで、イメージという形なので、これからよくわからないところがあるので、これに限って考えるということで伺っているわけなんです。特に広場の中で複合施設をつくるというようなことについては、町長としては提案通りという考えでよろしいでしょうか。これから全体構想をつくってやるということはわかっているんです。それで先ほどの町長の答弁にもありましたように、真鶴駅周辺環境整備基本計画というのは、グランドデザイン事業の中で検討する、この町からの提案として位置づけますよということでした。ですからその中で前から県代行なんかのことも言いましたけど、今度は駅前の複合施設のことについては、町長としてはどのような駅前にしていくかということで、ほかにいろんな問題ありますけど、橋上駅舎とか、流通路とかありますけど、それはそれとして複合施設についてはどう考えられますかということをお伺いしたいということです。 ○(町長)  いい答えになるかわかりませんが、それを町民に出してもらいたいんです。私のほうからじゃなくて、住民の意見を聞きながら決めていきたい。よろしいでしょうか。 ○4番議員(黒岩範子)  そこはね、住民の意見を聞くというのはわかります。そうなんだけど、でもいま、基本計画にある中身としては、町からの提案としてという位置づけだということですから、そこのところは町長の考え方としてあるんじゃないですかということなんです。ですから、そこを伺いたいということなんですけど。 ○(町長)  検討会でつくったデザインに対しては、すごくあります。私の言いたい、もっとこうしたらいいんじゃないのというのはあるんですけども、その前に住民にこうしたほうがいんじゃないのというのは先じゃないのかな。でもグランドデザイン協議会だったら、それに対する一つものがないと、たたき台にならないでしょう。そのたたき台として駅前環境整備でやったものを出して、たたき台にしたらどうですかということです。ただそれがたたき台になってほかのところにいくかもしれませんよ。私はもっとでかく考えるということも言っていますから。それを一つのたたき台として、次にステップを進めたらどうですかということでよろしいでしょうか。 ○4番議員(黒岩範子)  そこは了解しているんですけども、その内容が複合施設というのが、先ほど言ったような内容でやっていこうといった場合、その周辺の商店とか、そういうのはむしろ強化していくというためにつくるんだというふうな形で提案されていますけども、それが本当に強化につながるのかどうか、特に飲食店とか土産物屋、そういうものについてはどうなんしょうかというところをお伺いしていると思うんですけど。 ○(まちづくり課長)  先ほどから議員のおっしゃっている基本計画の中には、お示しをしてありますとおりA、B、C、Dの4案がございます。その中で複合施設というところも示しておるところではございますけれども、あくまで町からの提案ということで、例えばそれが、もう検討会の中で検討していきまして、本当にそれができるのかどうかというところも含めて、もしかしたらこれが先ほど黒岩議員のおっしゃったように、周辺の商店を圧迫するんじゃないかというようなところも、そういう意見が出てくるかもしれません。そうするとその複合施設自体、例えば別のところに移すとか、それ自体をなくすとかというところも含めて出てくるかと思います。検討会の中には駅前の商店街の方も入っていただく予定ではございますので、そこのところは商店街の活性化というところも大事な側面でございますので、複合施設の中身というところもあわせて、商店の活性化というところもあわせて、どうだろうかというところはこれから検討していくところでございます。 ○4番議員(黒岩範子)  そうしますと、この中身についてはまだこれから変わり得るということで、住民の意見で変わり得るということだというふうに解釈します。基本的に町としてそういうものをつくると提案している以上は変わり得るということはわかりましたけれども、基本的な考え方がどうなのかというところをお伺いしたいところなんですけれども、ぜひ周辺の皆さんとよりよいものにしていただきたいと思います。以上です。 ○(議長)  これをもって、一般質問、本日分を終わります。 ○(議長)  ここで、暫時休憩といたします。再開は10時40分といたします。              (休憩 午前10時27分)              (再開 午前10時39分) ○(議長)  休憩前に引き続き会議を開きます。 ○(議長)  日程第2、決算成果概要説明。町長に決算成果概要説明を求めます。 ○(町長)  平成29年度真鶴町一般会計ほか6特別会計及び水道事業会計の決算成果概要を御説明申し上げます。30分ほどかかると思いますが、御協力をお願いします。  本町は、依然、厳しい財政状況の中ではありますが、施政方針の指針で述べさせていただきました事業について、「信頼で築く未来、美しく輝く町」を目指し、「ほほ笑みで支え合い、分かち合う地域社会」の実現に向けて取り組みました。行財政の改革や、さらなる地方分権の実践による行政運営を進め、様々な助成金や交付金の活用、また、平成29年度には、過疎地域に指定されたことにより、適用されることとなった補助率や起債などの国の支援を町事業の財源として有効に活用し、各施策の実施に努め、町政を推進してまいりました。  このような事業が円滑に遂行できましたのも、議員の皆様をはじめ、関係各位の御理解と御尽力のたまものと、深く感謝申し上げます。  それでは、平成28年度にスタートした第4次総合計画「未来を築くビジョン」に掲げる施策体系に沿って、一般会計では、五つの分野別に基づき、その成果と概要を説明させていただき、続いて特別会計ごとに御報告いたします。  詳細につきましては、決算附属資料等を添付させていただいておりますので、後ほど、御参照願います。  まず、一般会計、第1「美しく豊かな風景を守り育てるまちづくりを進める」(創る)では、主な施策といたしましては、自然と風景を守るための取り組みとして、平成27、28年度に実施したお林調査の結果を踏まえ、「お林保全協議会準備会」を「お林保全協議会」に移行し、お林の保全方針の策定に向け協議を行いました。引き続き協議会において検討してまいります。  美の基準や土地利用基準による町の整備では、町の玄関である「真鶴駅周辺」の整備を検討するために「真鶴駅周辺環境整備基本計画」を策定しました。  また、国が実施した都市部官民境界基本調査をもとに、平成27年度から引き続き行っている地籍調査を真鶴字宿地区において実施しました。  生活基盤施設の整備等につきましては、「道路舗装維持管理計画」「橋梁長寿命化修繕計画」に基づいた維持補修工事を実施しました。さらに、防災対策として、防災行政無線のデジタル化更新工事を継続し、難聴区域の解消、緊急避難情報等の伝達をより速く、正確に行い防災体制の強化を図ることにより、安全で安心に住み続けられるように生活基盤整備を行いました。交通施策としては、コミュニティバスの運行を平成28年度に引き続き行いました。  空地や空き家の有効活用にあわせ、人口の増加につなげる事業として、平成28年度整備した創作拠点住宅を活用し、「ものづくりの町・真鶴」として新たな交流人口の開拓や移住者の増加につなげられるよう、貸付先である民間団体により、ものづくり拠点としての「真鶴テックラボ」の運用を本格的に開始し、サテライトオフィスを1件誘致することができました。  また、近年多発している悪徳商法の被害を未然に防ぐため、引き続き啓発活動に努めました。  第2「みんなで支えあい、分かち合うまちづくりを進める」(支える)では、主な施策といたしましては、平成28年度に策定した「真鶴町地域福祉計画・地域福祉活動計画」のアクションプランとして特定健康診査における食事調査、健康診査や健康講座の開催など、各種の保健事業をきめ細かく推進できました。  平成27年度に立ち上げた地域サロン「和楽」は、地域住民の自主運営により月1回、引き続き開催しており、平成29年度からは新たに町民センターで月2回、旧保健センターでも月1回開催することができました。  そのほか、介護を必要とする高齢者や障がい者への適正なサービスと負担を目的とした介護保険事業計画により、長期的な視野による事業の永続的な実施を図りました。  また、子育て支援では、「真鶴町子ども子育て支援事業計画」により、中学校卒業までの医療費の無料化を引き続き実施するとともに、安心して子どもを産み育てることができる環境づくり、地域における子育て支援保育サービス、子育て支援のネットワークづくり、児童虐待防止対策として要保護児童対策地域協議会の機能強化及び関係機関との連携強化を図りました。  第3「活力ある仕事づくりを進める」(元気な仕事)では,地場産品のブランド化に向けた取り組み「地場産業の活性化」に取り組みました。  主な施策といたしましては、岩牡蠣試験養殖を継続して実施しながら、平成30年度からの本格養殖に向け、出荷施設用地の測量調査や販売方針の検討のための市場調査等を実施しました。  また、町内で創業しやすい環境を整えるため、創業支援セミナーや創業希望者を創出するためのイベント等を行う団体に補助を行いました。  伝統的な“お祭”や四季折々の“イベント”により町の活性化を進め、来訪者が、町民と一緒にまちづくりに参加することができるよう、5年目となる「豊漁豊作祭」の開催等“町の魅力”を生かした観光事業を展開しました。  第4「一人一人を大切にした教育により、学び続けともに生きる人づくり、そして、心豊かな生活と文化のあふれるまちづくりを進める」(学び)では、教育は人づくり、人づくりはまちづくりをもとに、学校教育、社会教育を通して、一人一人を大切にした教育を展開し、学校、家庭、地域が連携して生涯を通じた学習の推進に努めました。  主な施策といたしましては、児童生徒一人一人の学習環境を保障するため、幼・小・中への支援員の配置、既に小・中へ配置しているスタディサポート(非常勤講師)を増員し、外国語指導助手等を引き続き活用することにより、「基礎的・基本的な知識・技能の習得」「思考力・判断力・表現力等を活用する力の育成」「学習意欲の育成」を図りました。また、「全ての子どもが伸び伸びと生活できる学校づくり」等の実現に向け、諸課題の指導に対応するための教育指導員を配置しました。  さらに、子育て支援の一環として保護者の経済的負担を軽減するとともに、次代の真鶴町を担う新入学児童、生徒の健全育成に資するため、入学祝金支給事業を実施しました。  生涯学習の拠点施設である中川一政美術館では、テーマ展示の実施のほか、平成28年度に引き続き地方創生事業交付金を活用した「真鶴半島美術館推進事業」を実施しました。芸術・文化で人の流れを創出するため、観光協会と旅行会社がタイアップし、「美しいものづくり」をテーマにツアーを企画し、実施しました。  遠藤貝類博物館では、「海の学校」とあわせ、町内外から多くの児童生徒や家族連れに訪れていただけるよう、企画展示としてダイバーの協力による水中写真を活用した「知られざれる真鶴の海写真展」を開催しました。また、真鶴の海の自然を生かしたイベント「真鶴半島海と自然の魅力発信事業」「海の学びミュージアムサポート事業」を引き続き開催し、真鶴の自然の魅力やすばらしさを伝える事業を展開してまいりました。  地域文化の振興では、郷土の伝統文化を後世に継承するため、国指定重要無形民俗文化財「貴船神社の船まつり」の保存管理奨励交付金を引き続き執行しました。  また、新たに町重要伝統文化行事として、「岩児子まつり」に奨励交付金を執行しました。  そのほか、生涯スポーツ活動の実践として、チャレンジデーに3回目の参加をし、金メダルをいただきました。  第5「"協働により自立した町"を目指して、地域社会づくり、地域自治、広域連携を進める」(自治)では、町は、家族、隣近所という小さな単位からのまちづくりによって自治が支えられ、町民と協働して行政運営を推進していくことが欠かせないものであり、町単独では困難な行政サービス等につきましては、ほかの自治体との連携や広域行政を推進していくことが欠かせないものとなってきております。  主な施策といたしましては、コミュニティ活動を推進し、自治組織の機能を高めるための自主的な活動や、自立した組織づくりの確立を図るため、住民自治組織への支援事業を引き続き行いました。  広報事業として、「広報まなづる」の内容を中心とした行政情報や、町の行事の変更や中止のお知らせなどを、FM放送を活用し実施しました。  また、湯河原町・真鶴町衛生組合の「ごみの最終処分場再生事業」、「粗大ごみ処理施設大規模改修事業」及び「ごみ焼却施設大規模改修事業」に対する真鶴町の負担金は、平成29年4月1日に過疎地域に指定されたことによる国の支援を活用し実施しました。  さらに、真鶴町を応援する方の寄附を今まで以上に募ることができるよう、平成28年度に引き続き、ふるさと応援寄附金の業務委託を実施し、効果的な広報をすることによる寄附の増加に努めました。  以上、歳入総額は35億5,033万5,000円で、前年度対比9,320万5,000円の減。歳出総額は32億7,297万2,000円で、前年度対比1億2,561万6,000円の減となりました。  続いて、国民健康保険事業特別会計(事業勘定)です。  国民健康保険では、前期高齢者の割合の増大や高度医療の進歩により、一人当たりの医療費が増加傾向にありましたが、平成29年度の療養給付は費用額、件数とも減少しました。保健事業は、被保険者の健康の保持増進を図ることにより、医療費の抑制に努めるものであり、特定健康診査や特定保健指導及び生活習慣病予防事業を推進し、医療費通知やジェネリック医薬品差額通知などの事業を引き続き実施しました。  以上、歳入総額は14億4,449万8,000円で、前年度対比5,318万3,000円の減。歳出総額は13億806万1,000円で、前年度対比9,184万2,000円の減となりました。  続いて、国民健康保険事業特別会計(施設勘定)です。  町営の医療機関であります診療所は、町民が安心して受診できる身近なかかりつけ医がいる診療施設として、指定管理者による運営を実施しております。外来診療に加え、在宅療養支援のための訪問診療並びに特定健康診査、後期高齢者健康診査及び予防接種事業を積極的に実施しました。  以上、歳入総額は9,217万8,000円で、前年度対比1,145万4,000円の減。歳出総額は9,168万8,000円で、前年度対比1,124万円の減となりました。  続いて、下水道事業特別会計です。  公共下水道事業は供用が開始されてから実質11年目となり、整備済区域の皆様には早期の接続をお願いし、下水道の普及促進に努めました。  面整備については、年度末に面積拡大の認可を受け、事業面積を61ヘクタールとし、そのうち、24.29ヘクタールで39.82%の整備となりました。平成29年度の整備は、そのうち約1.04ヘクタールで1.7%でした。  下水道への接続による環境整備の向上を図るため、広報等での周知と戸別訪問による接続勧奨を継続して実施するなど、周辺生活環境の改善及び沿岸水域の水質保全の実現に向けて努めておりますが、厳しいところでございます。  湯河原町との広域公共下水道事業につきましては、処理場関連の汚泥焼却施設の更新工事、汚泥処理設備等更新工事を計画的に実施しました。  以上、歳入総額は2億935万2,000円で、前年度対比5,122万1,000円の減。歳出総額は2億706万4,000円で、前年度対比5,294万5,000円の減となりました。  真鶴魚座・ケープ真鶴特別会計です。  ケープ真鶴、真鶴魚座につきましては、指定管理者による運営が3年目となり、平成28年度に引き続き、財政規模が縮小されました。  以上、歳入総額は2,038万8,000円で、前年度対比854万7,000円の減。歳出総額は1,536万8,000円で、前年度対比846万8,000円の減となりました。  続いて、介護保険事業特別会計。  介護保険事業は、第6期介護保険事業計画が、平成29年度で終了となることから、平成29年度に「第7期介護保険事業計画」を策定し、平成30年度から3年間の保険料を算定しました。  この計画の目的とする「介護保険事業に係る保険給付の円滑な実施」に向け、町内で生活する全ての高齢者が、生きがいをもって安心して生活できる環境を整備するとともに、制度の持続可能性を確保し実効性のある、介護サービス・介護予防サービスを受け、安心して暮らしていけるサービス体制の充実・確保に努めました。  以上、保険事業勘定の歳入総額は9億4,023万4,000円で、前年度対比1億2,349万5,000円の増。歳出総額は9億1,036万7,000円で、前年度対比1億2,617万7,000円の増となりました。  介護サービス事業勘定の歳入総額は661万円で、前年度対比93万1,000円の増。歳出総額は427万1,000円で、前年度対比91万4,000円の増となりました。  続いて、後期高齢者医療特別会計です。  75歳以上の全ての高齢者の方を対象とする後期高齢者医療制度により、医療費を安定的に支えていくため、町が保険料を徴収し、徴収した保険料を神奈川県後期高齢者医療広域連合に納付して運営しております。  以上、歳入総額は1億2,098万4,000円で、前年度対比220万6,000円の増。歳出総額は1億2,017万3,000円で、前年度対比277万9,000円の増となりました。  続いて、水道事業会計です。  水道事業では、利用者の皆様に安全で安心な水道水の安定供給を行い、水道施設の整備等を実施しながら維持管理に努めました。  また、管理体制の広域化による運営の効率化を検討している中、湯河原町と共同でメーターを購入し、スケールメリットによる納入単価の引き下げを引き続き図るとともに、将来における真鶴町、湯河原町両町の水道事業の広域化を踏まえ、湯河原町と協議を重ねました。  以上、収益的収入は、2億3,735万6,000円、前年度対比535万円の減。支出は、2億1,071万3,000円、前年度対比1,073万7,000円の減となりました。  資本的収入は3,970万円前年度対比70万円の減。支出は、1億1,982万5,000円、前年度対比538万9,000円の減となりました。  以上、平成29年度施政方針に基づく主要事業の執行概要と会計ごとの決算概要でございます。
     以上でございます。 ○(議長)  これをもって決算成果概要説明を終わります。 ○(議長)  日程第3、監査報告、監査委員の監査報告を求めます。青木嚴君。 ○11番議員(青木 嚴)  監査委員の青木嚴でございます。  まず、監査報告、監査委員報告書をもとにこれから御報告申し上げます。  ただいまから、平成29年度決算審査に関する報告並びに意見を述べさせていただきます。地方自治法第233条第2項の規定により、平成29年度真鶴町一般会計ほか6特別会計、歳入歳出決算が審査に付されました。これを受けて、平成30年7月18日を第1日目として19日、24日の計3日間にわたり、計数の確認、予算執行の適否、収支の合理性、財政運営の状況の適否を審査の主眼として決算審査が実施されました。  まず、その実施方法といたしましては、平成29年度真鶴町一般会計及び特別会計歳入歳出決算書、歳入歳出事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書などの審査に当たりまして、さらに歳入簿、歳出簿、支出負担行為書、支出伝票、調査簿などにより決算計数の正確性を精査するとともに、関係法令等に基づく定期監査、例月現金出納検査の諸資料を活用し、また、効率的な予算の執行状況の可否について調査し、あわせて、工事施工部箇所等の現地確認や詳細な事情聴取も実施いたしました。さらに監査当日においては、必要に応じ随時、関係者の説明を求めるなど慎重に審査をしてまいりました。その結果につきましては、お手元に提出してございます、平成29年度真鶴町歳入歳出決算審査意見書として内容を取りまとめてございます。これより、この決算審査の結果概要について申し上げます。  審査意見書2ページの各会計別決算総括表の下段、合計欄ですが、平成29年度真鶴町一般会計、国民健康保険事業特別会計(事業勘定)、国民健康保険事業特別会計(施設勘定)、下水道事業特別会計、真鶴魚座・ケープ真鶴特別会計、介護保険事業特別会計、介護保険事業特別会計(介護サービス事業勘定)及び後期高齢者医療特別会計の歳入決算総額は、63億8,457万8,465円で歳出決算総額は59億2,996万4,746円でありました。各会計の決算額については、次のページにより個々に示してあるところでありますが、この決算額は、地方自治法施行令第166条第2項の規定に定められた歳入歳出決算事項別明細書及び実質収支に関する調書、並びに諸帳簿により照合したところ、計数は正確で、誤りはありませんでした。  まず、3ページ目からの一般会計決算収支状況です。歳入総額は35億5,033万4,768円、歳出総額は32億7,297万2,166円で形式収支額は2億7,736万2,602円のプラスとなりました。基金の取り崩しは1,629万1,000円で前年度対比404万5,579円の減で、起債額は3億8,418万2,000円で前年度対比1億4,656万6,000円の増でした。財政の健全化の推進は引き続き努力を望むところであります。  次に、歳入に関する事項ですが、歳入の35億5,033万4,768円、歳入未収額1億722万2,239円は、町税分担金及び負担金、使用料及び手数料と財産収入であるもの、不納欠損額603万9,685円は町税のものでした。  次に、4ページ、款別歳入内訳ですが、収入の財源の自主財源と依存財源に分けて比較してみますと、自主財源の総額に対する比率は40.0%で前年度対比5.9ポイントの減少となっています。これに対し、依存財源は60%で前年度より0.2ポイント減少しています。  次に11ページからの歳出であります。支出済額は前年度比較3.7%の減少となっています。また、不用額は2億3,424万834円でした。1,000万円を翌年度に繰り越しております。これは、第7款土木費で1,000万円となっております。以降、歳出における主な事業内容は、総合計画の分野別方針のもとにより述べます。最初に、「美しく豊かな風景を守り育てるまちづくりを進める」につきましては、豊かな自然を継承するため、お林保全協議会準備会をお林保全協議会に移行し、お林の保全方針の策定に向け、協議会を開催しております。半島内の松の薬剤樹幹注入や被害木伐倒など松くい虫防除事業として継続実施しております。  町の玄関口である真鶴駅周辺の整備については、真鶴駅周辺環境整備基本計画を策定しており、また道路等整備として道路舗装維持管理計画、橋梁長寿命化修繕計画に基づき、維持補修工事の実施、さらに防災対策として防災行政無線のデジタル化更新工事を継続し、町民が安全で安心に住み続けるように生活基盤整備の実施を行っております。  次に、「みんなで支えあい、分かち合うまちづくりを進める」では、町民が健康で安心して暮らせる真鶴町地域福祉計画により住民健診を初めとして、各種健診事業や予防接種、健康講座など、きめ細かく実施しております。また、地域サロン「和楽」は地域住民により引き続き開催されており、平成29年度からは新たに町民センター、旧保健センターでも開催しております。そのほか、子育て支援では真鶴町子ども子育て支援事業計画により、中学校卒業までの医療費の無料化を引き続き実施し、安心して子どもを産み育てることができる環境づくりをつくっております。  次に、「活力ある仕事づくりを進める」では、地場産業の活性化として、岩牡蠣試験養殖を継続実施しており、出荷施設用地の測量調査や販売方針の検討のための市場調査等を実施しております。また、漁業振興、石材業振興等のための補助事業を行っております。  次に、「一人一人を大切にした教育により、学び続け、ともに生きる人づくり」、そして、「心豊かな生活と文化のあふれるまちづくりを進める」では、子どもたち一人一人の生きる力を育むため、幼、小、中の介助員、学習支援員、外国語指導助手の配置を継続して実施しており、不登校問題に対してはきめ細かい対応がなされております。また、子育て支援の一環として保護者の経済的負担を軽減するため入学祝い金支給事業を実施しております。  中川一政美術館では引き続き真鶴半島美術館推進事業により、町観光協会と旅行会社がタイアップしツアーを企画し実施しております。  遠藤貝類博物館では、「海の学校」による水中写真を活用した「知られざる真鶴の海写真展」を開催しております。また、「真鶴半島海と自然の魅力発信事業」「海の学びミュージアムサポート事業」を引き続き開催し、真鶴の自然の魅力やすばらしさを伝える事業を実施しております。  最後に、協働により自立した町を目指して、地域社会づくり、地域自治、広域連携を進めるでは、自治会連合会への助成を継続するとともに自治組織の機能を高めるための自主的な活動や自立組織づくりの確立を図っております。  また、湯河原町・真鶴町衛生組合のごみの最終処分場再生事業に対する真鶴町の負担金は過疎事業債を活用して実施しております。  なお、以上の事業はおおむね計画どおり執行され、その成果は認められ、おおむね良好であると判断するところであります。これからも前例を踏襲することなく、常に事務事業の見直しを行い行政改革のさらなる推進、多制度の活用、見直しを行い、行政の簡素・効率化に一層努力されることを望むものであります。  各事業の執行に当たりましては今後も国、県の補助金等の利用や活用による財源確保に努められたいと、また国の一般財源である税収が減少傾向にある中、町税・使用料等の収入未済額の早期解消を図ることにより、財源を確保することと事業実施に際しての起債による財源の充当など、償還金が後年度負担となることを十分に意識した財政面を考え慎重な執行に努められたい。さらに、事業執行後による検証結果を踏まえ、今決算の意見等が新たな事業及び今後の予算編成に反映されるよう望むものです。厳しい財政状況を強いられ続けている中でありますが、町民の要請に的確に対応していくためには町税を始め保険料、保育料、住宅使用料、水道料など徴収体制を強化し、負担の公平公正性の確保を図るよう強く望むところであります。さらに、特定財源の確保の面では日ごろからあらゆる助成金制度を効率的に活用するための調査研究確認を行い、投資的経済性の両面から行政運営が図られ、創造性と自立性のあるまちづくりの推進を願うものであります。  それでは、次に特別会計に移ります。国民健康保険事業特別会計(事業勘定)については、保健普及事業や疾病予防事業の実施により、医療費の抑制及び健康づくりの推進に重点的な取り組みを望みますが、国民健康保険税の収納に当たっては、納税の公平、公正の観点からもより一層の徴収率向上を望みます。平成29年度の療養給付費は費用額、件数とも減少していますが、国保事業を取り巻く環境は依然として厳しい状況に置かれており、健全で効率的な事業運営に一層の努力を望むものです。  次に、国民健康保険事業特別会計(施設勘定)については、指定管理者制度の導入を図り、地域医療振興協会に管理運営を委託しておりますが、今後も町民から信頼され、安心して診療を受けることができる地域医療活動の拠点として指定管理者による医療サービスの向上が図られるよう、切に望みます。  次に、下水道事業特別会計については、面整理については年度末に面積拡大の認可を受け事業面積を61ヘクタールとしましたが、公共下水道への接続世帯をふやすことが平年の課題となっており、各家庭への下水道接続に対する理解を求めるなど普及率の向上に努め、事業収入の根幹である下水道使用料の増収を図り、安定した事務事業運営が図られるよう望むものです。  次に、真鶴魚座・ケープ真鶴特別会計については、指定管理者の運営により財政規模が縮小されておりますが、今後も指定管理者と連携を密にし、観光拠点としての役割を果たせるよう、強く望むものです。  次に、介護保険事業特別会計2会計の運営については、第7期介護保険事業計画を策定しており、計画の目的である介護保険事業に係る保険給付の円滑な実施に向け利用者のニーズに応える的確な介護給付が受けられるよう、今後ともそのサービスの充実と確保に一層の努力を願うものであります。また、介護予防教室の実施は数多くの参加者が見受けられます。なお、民間経営による介護小規模多機能施設については町民の介護サービスの利便性向上のための適正な運営を望みます。  次に、後期高齢者医療特別会計は75歳以上の全ての高齢者の方が加入する保険制度であり、運営主体は都道府県であるが安定した制度運営に努められることを望みます。なお、特別会計の事業はおおむね計画どおり執行され、その成果は認められ、おおむね良好であると判断できました。これからも前例を踏襲することなく常に事務事業の見直しを行い、行政改革のさらなる推進、他制度への活用、見直しを行い行政の簡素・効率化に一層努力されことを望むものであります。  続きまして、平成29年度真鶴町水道事業会計決算であります。  地方公営企業法第30条第2項の規定により決算報告書等関係書類を添えて、監査委員の審査に付されたので、平成30年7月18日に計数の確認、予算執行の適否を審査の主眼として決算審査を実施いたしました。経営状況については、総収入2億2,072万5,904円で、前年度比496万1,136円、2.2%の減少。これについては、給水人口の減少による有収水量の減が主な要因であるとも思います。  次に、総費用は1億9,705万4,036円となり、前年度比1,082万3,634円、5.2%の減少であり、損益収支は2,367万1,868円の当年度純利益が発生し、これは前年度対比586万2,498円の増加となっております。なお、前年度までの繰越欠損金2億2,062万8,507円については自己資本金の取り崩しにより補填しております。  水道事業、水道使用料、水道使用水量は近年節水意識の浸透や節水型の家電製品の普及等により減少傾向にあり、依然として経営は厳しい状況にあります。建設事業や施設整備事業として、施設の遠方監視制御装置の改良及び他事業の工事に合わせて、配管の施設替工事を実施しております。有収率については、昨年度に比べ0.28ポイントの減少経過であります。使用水量については減少しておりますので、効率的な施設の運用等により、一層の努力を望むものであります。  また、収納状況は97.62%と前年度に比べ0.22ポイント低下しておりますので、今後も一層の努力を切に望みます。  終わりに当たり、安全で安心な水を供給するため、今後も水源の確実な維持管理と、老朽管等施設の改良工事を継続的に実施していかなければなりません。そのためには、中長期視野に基づいた計画を策定し、それに沿った施設の改修や更新を行う必要があります。将来にわたり真鶴町に安定した安心な水道水を供給できるよう切に願うものであります。  以上により、真鶴町水道事業会計決算審査の結果は適正なものと認めます。以上、簡単ではございますが監査委員報告を終わります。 ○(議長)  日程第4、認定第1号「決算の認定について平成29年度真鶴町一般会計決算」を議題とします。本案について提出者から提案理由の説明を求めます。 ○(町長)  認定第1号は、平成29年度真鶴町一般会計決算の認定についてであります。去る6月29日に会計管理者より提出があり、7月18日から24日までのうち、3日間において監査委員の審査に付し、その意見をつけて認定を求めるものでございます。  詳細につきましては会計管理者に説明させますので、よろしく御審議の上、御賛同いただけますようお願い申し上げます。 ○(議長)  内容説明を、会計管理者に求めます。 ○(会計課長)  御説明させていただきます。  一般会計ほか6特別会計の決算につきまして、監査委員に普通建設事業の執行状況監査を5月29日、決算審査を7月18日を第1日目とし、19日、24日の計3日間にわたり受けました。  説明方法につきまして、3ページから10ページまでの歳入歳出決算書は、記載のとおりですので、11ページ以降の事項別明細書に沿って進み、内容は新規事業、前年度との大幅な増減を説明し、予算執行率は、意見書に詳細が記載されておりますので、省略させていただきます。なお、特別会計も同様ですのでよろしくお願いします。  それでは、認定第1号、決算の認定について、平成29年度真鶴町一般会計決算11、12ページをお願いいたします。  歳入です。1款町税、1項町民税、1目個人、1節現年課税分、調定額、3億4,130万9,800円。収入済額、3億3,567万7,569円、前年度に対し438万7,721円の減。収納率98.35%、前年度に対し0.52ポイントの増。収入未済額563万2,231円。備考欄001所得割、3億2,187万4,172円。前年度に対し435万461円の減。002均等割、1,380万3,397円。前年度に対し3万7,260円の減。  2節滞納繰越分、調定額、3,224万655円。収入済額、628万7,768円。前年度に対し153万7,165円の減。収納率19.50%、前年度に対し、1.74ポイントの減。不納欠損額、309万4,435円、76件。収入未済額、2,285万8,452円。  2目法人、1節現年課税分、調定額、2,757万2,400円。収入済額、2,718万2,700円。前年度に対し149万2,700円の増。収納率98.59%、前年度に対し0.43ポイントの増。収入未済額38万9,700円。備考欄001法人税割、837万1,000円。前年度に対し112万2,000円の増。002、均等割、1,881万1,700円。前年度に対し37万700円の増。  2節滞納繰越分、調定額、147万7,900円。収入済額、11万円。前年度に対し11万円の減。収納率7.44%。前年度に対し9.92ポイントの減。不納欠損額、45万3,100円、10件。収入未済額、91万4,800円。  2項1目固定資産税、1節現年課税分、調定額、5億8万4,000円。収入済額、4億8,644万4,300円。前年度に対し694万6,900円の減。収納率97.27%。前年度に対し0.17ポイントの減。収入未済額1,363万9,700円。備考欄001土地、1億7,770万1,522円。前年度に対し、638万2,735円の減。002家屋、2億1,699万4,172円。前年度に対し123万4,200円の増。003償却資産、9,174万8,606円。前年度に対し179万8,365円の減。  2節滞納繰越分、調定額4,672万1,705円。収入済額、672万3,275円。前年度に対し72万1,340円の減。収納率14.39%。前年度に対し2.44ポイントの減。不納欠損額、246万4,550円、54件。収入未済額、3,753万3,880円。  3項1目軽自動車税、1節現年課税分、調定額、1,529万5,800円。収入済額、1,476万9,700円。前年度に対し38万8,600円の増。収納率96.56%。前年度に対し0.31ポイントの減。収入未済額、52万6,100円。備考欄001原動機付自転車、158万6,600円。前年度に対し3万7,000円の減。002軽自動車、1,259万5,100円。前年度に対し36万9,200円の増、003小型特殊自動車、7万8,000円。前年度に対し、2,400円の増。004二輪車の小型自動車、51万円。前年度に対し5万4,000円の増。  2節滞納繰越分、調定額、88万9,400円。収入済額、30万6,300円。前年度に対し17万100円の増。収納率、34.44%。前年度に対し12.06ポイントの増。不納欠損額2万7,600円、8件。収入未済額、55万5,500円。  4項1目たばこ税、1節現年課税分、調定額及び収入済額とも4,485万7,100円。前年度に対し393万913円の減。収納率100%。備考欄001、一般分の紙巻きたばこ等、4,396万6,819円。前年度に対し388万6,104円の減。002旧3級品の紙巻きたばこ、136万281円。前年度に対し4万4,809円の減。  2款地方譲与税。次の13ページ、14ページをお願いいたします。  1項1目1節地方揮発油譲与税、調定額及び収入済額とも548万7,000円。前年度に対し3万円の減。  2項1目1節自動車重量譲与税、調定額及び収入済額とも1,345万2,000円。前年度に対し7万9,000円の増。  3款1項1目1節利子割交付金、調定額及び収入済額とも108万9,000円。前年度に対し35万6,000円の増。  4款1項1目1節配当割交付金、調定額及び収入済額とも511万5,000円。前年度に対し130万円の増。  5款1項1目1節株式等譲渡所得割交付金、調定額及び収入済額とも548万6,000円。前年度に対し313万8,000円の増。  6款1項1目1節地方消費税交付金、調定額及び収入済額とも1億829万7,000円。前年度に対し229万5,000円の減。  7款1項1目自動車取得税交付金、15、16ページをお願いいたします。1節自動車取得税交付金、調定額及び収入済額とも1,021万7,000円。前年度に対し205万8,000円の増。  8款1項1目1節地方特例交付金、調定額及び収入済額とも203万円。前年度に対し24万2,000円の増。備考欄001減収補填特例交付金は住民税における住宅借入金特別控除にともなう減収分を補填するもの。  9款1項1目1節地方交付税、調定額及び収入済額とも11億1,150万7,000円。前年度に対し1,511万1,000円の増。備考欄001普通交付税、9億1,663万1,000円。前年度に対し327万8,000円の増。002特別交付税、1億9,487万6,000円、前年度に対し1,183万3,000円の増。衛生組合最終処分場及び下水道事業など地域の実情が配慮されたもの。  10款1項1目1節通交安全対策特別交付金、調定額及び収入済額とも88万3,000円。前年度に対し6万8,000円の減。  11款分担金及び負担金、1項負担金、1目総務費負担金、1節総務管理費負担金、調定額及び収入済額とも322万2,713円。前年度に対し25万6,253円の減。備考欄001真鶴町・湯河原町共有土地管理事務負担金。両町の共有土地管理の管理にかかる真鶴町職員人件費の2分の1は湯河原町から負担されたもの。  2目民生費負担金、1節児童福祉費負担金、調定額2,205万9,200円。収入済額2,112万8,700円。前年度に対し392万450円の増。収入未済額93万500円。備考欄001入所児童徴収金、前年度に対し410万650円の増。002放課後児童クラブ保護者負担金、前年度に対し18万200円の減。  3目衛生費負担金、1節保健衛生費負担金、調定額及び収入済額とも2,064万1,133円。前年度に対し271万657円の減。備考欄001火葬場経営費湯河原町負担金、真鶴聖苑にかかる費用を火葬件数と人口割合で案分した湯河原町からの負担金。  2節清掃費負担金、調定額及び収入済額とも498万4,842円。前年度に対し24万6,070円の減。備考欄001し尿貯留施設管理費湯河原町負担金。し尿貯留施設にかかる費用をし尿搬入割合で案分した湯河原町からの負担金。  17、18ページをお願いいたします。  5目教育費負担金、1節幼稚園費負担金、調定額及び収入済額とも367万8,540円。前年度に対し164万4,620円の増。備考欄001幼稚園管外教育受託児童担金。真鶴町外に居住しながらひなづる幼稚園に通っている園児にかかる負担金。  12款使用料及び手数料、1項使用料、1目総務使用料、1節総務管理使用料、調定額及び収入済額とも632万5,748円。前年度に対し154万1,756円の増。備考欄007真鶴駅前駐輪場使用料。平成29年4月から6月まで直営による駐車料金。  2目衛生使用料、1節保健衛生使用料、調定額及び収入済額とも455万円。前年度に対し63万5,000円の増。  3目農林水産業使用料、1節農業使用料、調定額及び収入済額とも2万5,200円。前年と同額。  2節水産業使用料、調定額及び収入済額とも9万3,590円。前年度同額。  4目商工観光使用料、1節観光使用料、調定額及び収入済額とも680万8,860円。前年度に対し12万640円の増。備考欄004お林展望公園管理棟店舗使用料、前年度に対し2万5,000円の増。005お林展望公園パークゴルフ場等使用料、前年比に対し24万9,500円の減。006真鶴産業活性化センター施設使用料、前年度に対し8,640円の増。007真鶴活性化センター設備等使用料、前年度に対し33万6,500円の増。  次の19、20ページをお願いいたします。  5目土木使用料、1節道路使用料、調定額及び収入済額とも307万2,754円。前年度に対し2万2,982円の増。  2節住宅使用料、調定額882万8,452円、収入済額721万2,052円。前年度に対し45万588円の減。収入未済額161万6,400円は町営住宅使用料7件、駐車場使用料3件分です。  6目教育使用料、調定額及び収入済額とも1,167万6,860円。前年度に対し31万1,550円の減。  1節幼稚園保育料、前年度に対し5万5,850円の増。  2節博物館観覧料、前年度に対し31万4,630円の減。  3節公民館使用料、前年度に対し7,170円の減。  4節美術館観覧料、前年度に対し3万360円の増。  5節保健体育使用料、前年度に対し7万5,960円の減。  次の21、22ページをお願いいたします。  13款国庫支出金、1項国庫負担金、1目民生費国庫負担金、1節社会福祉費負担金、調定額及び収入済額とも9,671万8,900円。前年度に対し5万786円の減。備考欄001保険基盤安定制度負担金、前年度に対し28万8,066円の減。国民健康保険の保険者支援分として低所得者を多く抱える市町村を支援する制度、負担割合の2分の1。002障害児入所給付費負担金、前年度に対し136万6,000円の減。障害児入所給付費及び障害児相談支援給付費等に係るもの事業費の2分の1。007障害者自立支援事業給付費等負担金、前年度に対して164万6,000円の増。障害福祉サービス費等に係るもの事業費の2分の1。010障害者医療費負担金、前年度に対し3万円の減。育成医療費の減によるもの。011介護保険低所得者保険料軽減国庫負担金、前年度に対し1万2,720円の減。介護保険料低所得者にかかる軽減負担分負担割合の2分の1。2節児童福祉費負担金、調定額及び収入済額とも8,918万3,612円。前年度に対し500万4,937円の減。備考欄001保育所運営費負担金、前年度に対し307万5,937円の減。入所児童数の減によるもの。  2項国庫補助金、1目総務費国庫補助金、1節社会保障・税番号制度国庫補助金。平成28年度から明許繰越したもので、調定額及び収入済額とも58万1,000円。備考欄001個人番号カード交付事業費補助金(追加交付分)。個人番号交付にかかる交付金。前年度ありました社会保障・税番号制度システム整備費補助金。地方公共団体セキュリティ強化対策費補助金は皆減。  23、24ページをお願いいたします。  2目民生費国庫補助金、3節臨時福祉給付金事業補助金。平成28年度から明許繰越したもので調定額及び収入済額とも2,707万7,000円備考欄001臨時福祉給付金事業費補助金1,504人分。002臨時福祉給付金事務費補助金、支給事務に要する事務費。前年度ありました年金生活者等支援臨時給付金事業費補助金。年金生活者等支援臨給付金事務費補助金は皆減。  3目衛生費国庫補助金、1節保健衛生費補助金、調定額及び収入済額とも12万7,000円。前年度に対し41万3,000円の減。  4目土木費国庫補助金、1節土木総務費補助金、調定額及び収入済額とも1,489万9,000円。前年度に対し、699万9,000円の減。町道改修工事及び馬場2号橋補修工事等の業務委託料の55%。  5目教育費国庫補助金、2節小学校費補助金。平成28年度から明許繰越したもので、調定額及び収入済額とも437万6,000円。備考欄002学校施設環境改善交付金。トイレの改修工事に係るもの。前年度ありました消防費補助金は皆減。  3項委託金、3目1節地方創生推進交付金、調定額及び収入済額とも1,229万9,518円。事業費の2分の1補助。新規。前年度ありました地方創生の深化のための新型交付金。地方創生加速化交付金は皆減。 ○(議長)  午前についてはそこまでといたします。午後からは23ページ、24ページの14款から再開することといたします。 ○(議長)  では、暫時休憩といたします。再開は午後1時15分といたします。              (休憩 午前11時51分)              (再開 午後 1時13分) ○(議長)  休憩前に引き続き、会議を開きます。 ○(議長)  平成29年度真鶴町一般会計決算の23、24ページ、14款県支出金からの内容説明を会計管理者に求めます。 ○(会計課長)  14款県支出金、1項県負担金、次の25、26ページをお願いいたします。  1目民生費県負担金、1節社会福祉費負担金、調定額及び収入済額とも9,787万9,268円。前年度に対し、270万7,653円の増。備考欄001保険基盤安定制度負担金、前年度に対し17万2,939円の減。012障害者自立支援事業給付費等負担金、前年度に対し190万9,668円の増。
     2節児童福祉費負担金、調定額及び収入済額とも3,147万2,305円。前年度に対し194万4,109円の減。備考欄001保育所運営費負担金。前年度に対し153万7,969円の減。入所児童数減によるもの。  4目土木費県負担金、1節土木管理費負担金、調定額及び収入済額とも27万8,640円。新規。備考欄001跨線橋業務委託負担金、駅北側に設置したエレベーターのメンテナンスにともなう県負担分。  2項県補助金、1目総務費県補助金。  次の27、28ページをお願いします。  2節地域防犯力強化支援事業補助金、調定額及び収入済額9万7,000円。防犯カメラ1台設置にかかる3分の1補助。新規。  4目農林水産業費県補助金、2節林業費補助金、調定額及び収入済額とも273万6,852円。前年度に対し194万1,268円の減。備考欄001松くい虫被害対策自主事金業補助金、事業費に対して59.58%補助。  3節水産業費補助金、調定額及び収入済額とも356万4,000円。備考欄005神奈川県水産業施設整備事業費等補助金、港湾機能保全計画策定の事業費の2分の1補助。新規。  5目土木費県補助金、1節土木管理費補助金、調定額及び収入済額とも224万7,000円。前年度に対し105万6,000円の増。備考欄001地籍調査事業費補助金は真鶴字宿地区の官民境界先行調査を実施したもの。  2節都市計画費補助金、調定額及び収入済額とも194万9,000円。備考欄001都市計画基礎調査交付金は都市計画法に基づく5年に1度の調査を実施したもの。  次の29、30ページをお願いします。  6目教育費県補助金、1節社会教育費補助金、調定額及び収入済額とも51万6,000円。前年度に対して29万5,000円の増。備考欄005土曜日の教育活動支援事業費補助金は真鶴土曜教室事業に係るもの。新規。  7目1節市町村自治基盤強化総合補助金、調定額及び収入済額ともに1,476万4,000円。前年度に対し、430万2,000円の増。火葬炉設備改修事業、産急車導入事業、コミュニティバス運行業務委託事業等に係るもの。  9目1節水源環境保全・再生施策市町村交付金。調定額及び収入済額とも690万円、前年度に対し280万円の減。地下水環境保全調査に590万円、水源林整備にかかる町有林管理事業に100万円充当。  10目消防費県補助金、1節災害対策費補助金、調定額及び収入済額とも704万6,000円。前年度に対し675万3,000円の増。神奈川県市町村地域防災力強化事業費補助金。防災行政無線デジタル化更新事業及び備蓄事業に対する補助金。前年度ありました県政地域活性化プロジェクト推進交付金は皆減。  3項委託金、1目総務費委託金、1節徴税費委託金、調定額及び収入済額とも1,245万367円、前年度に対して17万6,590円の減。個人県民税徴収取扱委託金。  3節選挙費委託金、調定額及び収入済額とも759万8,743円。前年度に対し127万5,868円の増。  次の31、32ページをお願いいたします。  備考欄006衆議院議員選挙費委託金、007最高裁判所裁判官国民審査委託金に係るもの。  15款財産収入、1項財産運用収入、1目財産貸付収入、1節土地建物貸付収入。調定額7,357万5,645円。収入済額5,095万669円。前年度に対し2,530万6,430円の減。収入未済額2,262万4,976円。備考欄001町有土地貸地料(石丁場等)前年度に対し1,163万7,280円の減。県石材組合の丁場の埋戻し分の減によるもの。前年度ありました高圧鉄塔下線補償料、JR東日本分は皆減。  次の33、34ページをお願いします。  2項財産売払収入、1目物品売払収入、2節美術館図録等売払収入、調定額及び収入済額146万2,200円。前年度に対し38万700円の減。  16款1項寄付金、1目一般寄附金、1節ふるさと応援基金寄付金、調定額及び収入済額とも943万6,000円。前年度に対し58万9,000円の減。  4目教育費寄附金。次の35、36ページをお願いします。  5節保健体育費寄附金、調定額及び収入済額10万円皆増。  5目1節社会福祉総務費寄附金、調定額及び収入済額とも59万5,000円。前年度に対し14万5,000円の増。  17款繰入金、1項基金繰入金、2目ふるさと応援基金繰入金、調定額及び収入済額とも300万円。前年度に対し100万円の増。商工会補助事業、文化財保護事業及び荒井城址公園管理事業に充てたもの。  3目1節まちづくり推進事業基金繰入金、調定額及び収入済額とも100万円。前年度に対し50万円の減。荒井城址公園管理事業に充てたもの。  4目1節みどり基金繰入金、調定額及び収入済額とも430万3,000円。前年度に対し7万4,579円の増。お林保全協議会準備会補助金や松くい虫対策事業の町負担分に充てたもの。  7目1節美術館運営基金繰入金、調定額及び収入済額とも700万円。前年度同額美術館運営に充てたもの。前年度ありました地域振興基金繰入金は皆減。  次の37、38ページをお願いいたします。  18款1項1目繰越金、1節前年度繰越金、調定額及び収入済額とも2億4,495万1,625円、前年度に対し2,493万3,432円の減。備考欄001前年度繰越金、前年度に対し1,453万9,432円の減。002繰越明許費繰越分、前年度に対し1,039万4,000円の減。  19款諸収入、1項延滞金加算金及び過料、1目1節延滞金、調定額及び収入済額とも164万2,776円。前年度に対し163万642円の減。町税延滞金。  2項1目町預金利子、1節預金利子、調定額及び収入済額とも31万6,615円。前年度に対し27万1,401円の増。  次の39、40ページをお願いします。  4項1目1節雑入、調定額及び収入済額とも3,587万2,796円、前年度に対し1,290万3,071円の減。備考欄023市町村振興協会市町村交付金、前年度に対し285万8,303円の減。宝くじ売上金の市町村交付金。  次の41、42ページをお願いいたします。  061消防団員退職報償金、457万8,000円。前年度に対し168万2,000円の増。退職した消防隊員9名分。  066財団法人地域活性化センター助成金、前年度に対し28万4,000円の減。移住定住推進事業助成金。  081海の学びミュージアムサポート補助金、前年度に対し21万6,815円の増。前年度に引き続き、日本海事科学振興財団船の科学館よりの補助金。  次の43、44ページをお願いいたします。  999その他、23万1,319円。前年度に対し11万4,749円の減。情報センターほか公共施設の公衆電話使用料や有償刊行物など。  20款1項町債、1目土木債、1節道路整備事業債、調定額及び収入済額とも1,050万円。前年度に対し380万円の減。町道真第301号線ほか町道舗装工事、馬場2号橋補修工事及び馬場1号橋補修設計に係るもの。  2目消防債、2節防災基盤整備事業債、調定額及び収入済額とも1,490万円。前年度に対し、5,240万円の減。前年度は、平成27年度から明許繰越した防災行政無線デジタル化工事追加事業分があったため、3目1節臨時財政対策債、調定額及び収入済額とも1億3,588万2,000円。前年度に対し486万6,000円の増。交付税の税額の特例により不足する額を補填するもの。  7目教育債。次の45、46ページをお願いします。  2節社会教育施設等整備事業債、平成28年度から明許繰越で調定額及び収入済額とも950万円。まなづる小学校トイレ改修工事に係るもの。  8目衛生費、1節一般廃棄物処理事業債、調定額及び収入済額とも2億1,340万円。湯河原町・真鶴町衛生組合の最終処分場再生事業、粗大ごみ処理施設大規模改修事業及びごみ焼却施設大規模改修事業に係るもので、過疎対策事業債を活用したもの。新規。歳入合計当初予算額30億6,500万円、4億806万7,000円も追加補正し繰越事業費4,414万6,000円。予算現額35億1,721万3,000円に対し、調定額36億6,359万6,692円、収入済額35億5,033万4,678円。不納欠損額603万9,685円。収入未済額1億722万2,239円。  次の47、48ページをお願いいたします。  歳出の内容を説明させていただく前に職員の人件費につきまして、平成29年4月1日のラスパイレス指数は、91.3%となっており、前年度同比が91.2%だったので、0.1ポイントの増となっております。  それでは、歳出です。  1款1項1目議会費、支出済額7,528万4,511円。前年度に対し105万7,913円の減。不用額191万1,489円。備考欄001一般経費、前年度に対し、37万3,295円の減。010議会運営事業、前年度に対し146万7,432円の減。議員共済負担金41万1,840円の減。議員共済負担金の負担率が100分の41から100分の39.7に見直されたもの。020議会広報・議事録発行事業、前年度に対し78万2,814円の増。会議録作成委託料の増、時間単価と委員会開催回数の増によるもの。  2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、支出済額2億4,704万1,144円。前年度に対し、807万5,670円の減。不用額186万3,018円。備考欄、予備費充用額35万7,162円は001一般経費に充用。001一般経費、前年度に対し822万6,004円の減。  49、50ページをお願いいたします。  010表彰関係事業、前年度に対して3万3,244円の増。町表彰条例に基づき、功労者・善行表彰者に報償費を贈呈。020職員福利厚生事業費、前年度に対し、11万7,000円の増。産業医報酬12万5,000円皆増。  次の51、52ページをお願いいたします。  2目文書広報費、支出済額490万950円。前年度に対し368万9,692円の減。不用額5,050円。備考欄010広報事業、前年度に対し368万9,692円の減。4番目、公式ホームページ運用業務委託料、前年度に対し98万3,772円の増。5番目FM放送委託料129万6,000円。新規。前年度ありましたデジタルアーカイブ委託事業費及び公式ホームページリニューアル業務委託料は皆減。  4目財産管理費、支出済額4,140万855円。前年度に対し2,172万517円の減。不用額94万942円。備考欄予備費充用額509万4,797円は010庁舎維持管理経費の修繕料。085町有土地貸付事業へ充用。前年度ありました公有財産取得事業は皆減。010庁舎維持管理経費、前年度に対し175万483円の増。修繕料、前年度に対し142万1,474円の増。主なものは役場1階トイレ修繕、自動ドア修繕及び庁舎南側駐車場フェンスの修繕。  次の53、54ページをお願いいたします。  085町有土地貸付事業、前年度に対し55万5,575円の増。共有地の相手である湯河原町へ収入に対する持分を補填するもの。090公有財産維持管理経費、前年度に対し116万9,930円の減。琴ヶ浜研修センター経費として、4番目通信運搬費3万7,932円、9番目建築物用途変更申請業務委託料45万3,600円、11番目警備保障業務委託料39万8,844円は新規。その下、旧保健センター高置水槽清掃業務委託料から公有財産バリアフリー工事までも新規。前年度ありました公共施設等総合管理計画策定委託料は皆減。  5目企画費、支出済額6,378万9,802円。前年度に対し1億2,817万55円の減。不用額169万2,842円。備考欄、予備費充用額174万3,644円は001一般経費と180ふるさと応援寄附金事業費に充用。001一般経費前年度に対し、448万2,333円の減。ふるさと応援寄付金に係るものでふるさと応援寄付事業を作成し移行したため、次の55、56ページをお願いします。  030OA化推進事業、前年度に対し210万5,384円の減。6番目神奈川県セキュリティクラウドサービス提供委託料339万680円。新規。前年度ありました庁舎情報網機器等管理業務委託料は皆減。通知カード・個人番号カード関連事務等委任交付金は町民生活課に移行により皆減。040財政管理業務、前年度に対し342万5,005円の減。3番目、公会計財務書類作成支援業務委託料249万4,800円は新規。前年度ありました公会計導入支援業務委託、公会計システム利用料は皆減。041財政調整基金積立事業、前年度に対し1億3,089万9,169円の減。  次の57、58ページをお願いします。  046過疎地域自立促進特別事業基金積立事業2,000万円。新規。過疎地域からの自立支援のため活用する基金の条例を制定し積みたてたもの。130移住定住推進事業、前年度に対し18万3,992円減。地域活性化センターの助成金を活用した事業。170真鶴町オリパラ文化プログラム推進事業、前年度に対し35万7,225円の増。180ふるさと応援寄附金事業、支出済額1,402万5,794円。一般経費にあったふるさと応援寄附金謝礼品、事務委託料・手数料、ふるさと応援基金積立事業を合わせて事業化したもの。前年度ありました、くらしかる真鶴事業は事業内容を10目まち・ひと・しごと創生費に移行したため皆減。同じく前年度ありました地方公共団体情報セキュリティー強化対策事業も皆減。  6目治安対策費、支出済額206万1,050円。前年度に対し145万1,665円の増。不用額7万950円。備考欄、010防犯対策事業、前年度に対し27万8,100円の増。2番目防犯カメラ設置・工事29万9,160円。新規。  次の59、60ページをお願いします。  040真鶴駅前駐輪場管理経費、前年度に対し117万7,933円の増。平成29年4月より6月までの町が運営した経費。  次の61、62ページをお願いします。  10目まち・ひと・しごと創生費、支出済額2,820万5,788円、前年度に対し5,256万2,014円の減。不用額219万8,414円。備考欄、予備費充用額18万9,202円は060地方創生推進交付金産業振興事業へ充用。前年度は地方創生の深化のための新型交付金及び地方創生加速化交付金事業となっておりましたが、平成29年度は移住定住に係るものと産業振興に係るものに分類し事業を制定しております。050地方創生推進交付金移住定住推進事業。  次の63、64ページをお願いします。  060地方創生推進交付金産業振興事業、こちらの二つの新規事業につきましては、附属資料の24、25ページに詳細が記載されておりますので、御参照ください。  次の65、66ページをお願いします。  3項1目戸籍住民基本台帳費、支出済額5,520万5,737円。前年度に対し、46万2,538円の増。不用額359万4,263円。備考欄不用額のうち繰越明許分1万9,000円は平成28年度から繰り越して実施した社会保障・税番号制国庫補助金として個人番号作成等に要する経費の不用額。  67、68ページをお願いします。  010戸籍住民基本台帳等経費、前年度に対し319万1,225円の減。一番下通知カード・個人番号カード関連事務費等委任交付金は企画調整課から移行されたもの平成28年度からの繰越明許事業。  71、72ページをお願いします。  3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費。支出済額4億1,005万6,888円。前年度に対し609万1,199円の減。不用額271万112円。備考欄、不用額のうち繰越明許分242万6,860円。平成28年度から繰り越して実施した臨時福祉給付金支給等の不用額。予備費充用額364万1,000円は、080臨時福祉給付金事業へ充用。  次の73、74ページをお願いいたします。  040地域振興基金積立事業、前年度に対し54万5,000円の増。050国民健康保険事業特別会計(事業勘定)繰出金、前年度に対し300万2,642円の増。事業勘定前年度に対して361万7,315円の増。保険基盤安定制度、前年度に対し61万4,673円の減。055国民健康保険事業特別会計(施設勘定)、前年度に対し1,128万2,000円の減。065介護保険事業特別会計繰出金、前年度に対し2,625万2,740円の増。070後期高齢者医療特別会計繰出金、前年度に対し11万3,616円の増。  次の75、76ページをお願いします。  080臨時福祉給付金事業、平成28年度からの繰越明許事業。前年度ありました年金生活者等支援臨時給付金、地域福祉計画等策定事業は皆減。  次の77、78ページをお願いします。  4目心身障害者福祉費、支出済額2億1,203万9,718円。前年度に対し646万8,287円の増。不用額808万4,352円。備考欄予備費充用額7,070円は、096成年後見制度利用支援事業へ充用。020重度障害者医療費助成事業、前年度に対して230万4,572円の増。080障害者計画等策定事業212万7,600円。新規。085障害者自立支援給付等事業は前年度に対し221万1,627円の増。  次の79・80ページをお願いします。  4番目障害者自立支援事業等給付金、前年度に対し389万7,594円の増。  次の81、82ページをお願いします。  7目老人デイサービスセンター費、支出済額640万5,208円。前年度に対し104万1,046円の増。不用額12万5,792円。備考欄、予備費充用額99万8,000円は修繕料に充用。4番目修繕料99万9,000円。ボイラー室吸気ファンの改修工事。新規。  2項児童福祉費、1目児童福祉総務費、支出済額876万9,645円、前年度に対し135万3,980円の減。不用額105万7,355円。備考欄001一般経費、前年度に対し14万8,466円の減。5番目まなづる協力隊運営費補助金4万円。有償ボランティアの子ども一時預かり等への運営費補助金。新規。前年度ありました子どものための教育・保育事業は皆減。  次の83、84ページをお願いいたします。  3目児童措置費、支出済額1億8,214万5,360円。前年度に対し735万4,720円の減。不用額182万4,640円。備考欄010保育所運営費助成事業、前年度に対し357万480円の減。入所児童数の減によるもの。前年度ありました子育て臨時特例給付金事業は皆減。  4目小児福祉費、支出済額1,371万2,224円。前年度に対し137万4,634円の減。不用額330万9,776円。備考欄010小児医療費助成事業、前年度に対し144万4,634円の減。  4款衛生費、1項保健衛生費、1目保健衛生総務費、支出済額3,899万1,962円。前年度に対し160万8,631円の減。不用額45万38円。備考欄、予備費充用額20万7,000円は001一般経費委託料へ充用。  次の85、86ページをお願いします。  030地下水対策事業、前年度に対し5万7,760円の増。地下水環境保全調査業務委託料は第2期かながわ水源環境保全・再生実行5か年計画に対応して調査を行っているもの、町負担分9,760円。  2目保健事業費、支出済額410万2,781円。前年度に対し13万9,344円の増。不用額50万1,219円。  次の87、88ページをお願いします。  備考欄040妊婦・乳幼児健診事業、前年度に対し47万8,145円の増。050乳幼児歯科健診事業、前年度に対し34万4,132円の減。前年度ありました健康診査用備品購入費は皆減。  3目予防費、支出済額1,823万1,300円。前年度に対し306万6,357円の減。不用額126万700円。  次の89、90ページをお願いいたします。  040健康づくり事業、前年度に対し202万5,762円の減。前年度ありました悠々生活推進事業補助金は、皆減。  4目火葬場費、支出済額2,588万6,712円。前年度に対して363万4,657円の減。不用額72万2,288円。備考欄、予備費充用額1万5,000円を役務費に充用。010火葬場事業のうち修繕料減によるもの。  91、92ページをお願いします。
     2項清掃費、2目塵芥処理費、支出済額4億1,884万7,479円。前年度に対し2億6,774万1,555円の増。不用額5,456万3,521円。備考欄010塵芥処理事業、下から2番目湯河原町真鶴町衛生組合負担金、前年度に対し2億6,770万6,915円の増。湯河原町・真鶴町衛生組合が行う最終処分場再整備事業費等費用に過疎対策事業債を起債したもの不用額のうち1,471万454円は湯河原町・真鶴町衛生組合から返戻があったもの。  3目し尿処理費、支出済額4,863万979円。前年度に対し338万6,318円の減。不用額383万4,021円。備考欄010し尿処理事業。  次の93、94ページをお願いいたします。  6番目し尿運搬委託料、前年度に対し166万5,703円の減。1番下、合併処理浄化槽設置整備事業補助金、前年度に対し174万2,000円の減。下水道計画区域外に設置した浄化槽に対する補助。  5款農林水産業費、次の95、96ページをお願いいたします。  2項林業費、1目林業総務費、支出済額507万2,157円。前年度に対し323万1,665円の減。不用額2万843円。備考欄001一般経費、前年度に対し56万9,000円の減。040町有林管理事業、前年度に対し272万3,426円の減。水源環境保全・再生施策市町村交付金事業を実施。町負担分6万7,040円。  次の97、98ページをお願いいたします。  2目松くい虫被害対策費、支出済額908万4,952円。前年度に対し150万5,547円の減。不用額163万7,048円。  3項水産業費、1目水産総務費、支出済額15万5,720円。前年度に対し1,025万6,480円の減。不用額3,280円。前年度ありました岩漁港整備基金積立事業は平成29年度はありません。  3目漁港管理費、支出済額729万1,025円。前年度に対し686万3,993円の増。不用額354万2,975円。備考欄010漁港管理事業。機能保全計画策定業務委託料712万8,000円。新規。前年度ありました地積測量図作成業務委託料は皆減。  6款商工観光費。次の99、100ページをお願いします。  2項1目観光費、支出済額3,889万746円前年度に対し3,156万6,625円の減。不用額33万6,574円。備考欄、予備費充用額18万9,320円は020観光宣伝事業費及び030観光施設管理事業に充用。  次の101、102ページをお願いします。  010岩海水浴場運営事業、前年度に対し58万8,786円の増。下から3番目、岩海水浴場ブイ・ロープ製作事業25万5,204円。人工蘇生器購入費3万2,508円。レスキューチューブ購入費3万3,900円は新規。020観光宣伝事業、前年度に対し109万7,278円の増。4番目、地場産品プロモーション広告料13万2,000円。5番目、真鶴まつりポスター製作委託料30万2,400円。6番目観光グランドコンセプト・ロゴデザイン作成業務委託料9万1,260円は新規。050真鶴半島亀ヶ崎地域整備基金積立金、前年度に対し995万円の減。前年度ありました森の駅推進事業は皆減。  次の103、104ページをお願いします。  7款土木費、1項土木管理費、1目土木総務費、支出済額2,363万4,627円。前年度に対し、466万2,042円の減。不用額13万2,373円。  次の105、106ページをお願いいたします。  備考欄010土木管理事業、前年度に対し297万1,707円の増。真鶴跨線橋エレベーター電気代9万9,987円。新規。地籍調査委託料、前年度に対し205万2,000円の増。不動産鑑定評価業務委託料32万4,000円。新規。真鶴跨線橋エレベーター監視カメラ保守管理委託料7万7,760円。新規。真鶴跨線橋エレベーターメンテナンス業務委託料41万7,960円は新規。  2項道路橋りょう費、1目道路維持費、支出済額3,982万3,269円。前年度に対し730万3,010円の減。繰越明許費1,000万円。不用額638万4,507円。備考欄、予備費充用額11万3,776円。020道路維持補修事業へ充用。010道路維持管理事業、前年度に対し373万576円の増。020道路維持補修事業、前年度に対し1,083万6,193円の減。2番目道路改修工事、前年度に対し1,088万6,400円の減。町道真第340号線道路改修工事ほか5カ所の工事。国庫補助の社会資本整備総合交付金を活用。  次の109、110ページをお願いします。  4項都市計画費、1目都市計画総務費、支出済額1億3,901万4,864円。前年度に対し、6,066万6,675円の減。不用額16万1,136円。備考欄010都市計画事業、前年度に対し452万1,440円の増。都市計画基礎調査委託料453万6,000円。真鶴駅周辺環境整備基本計画策定業務委託料366万1,200円。新規。土木情報管理システム保守管理委託料28万5,120円新規。前年度ありました都市計画図修正業務委託料は皆減。020まちづくり推進事業、前年度に対し1,734万1,362円の減。開発小公園遊器具保守点検委託料7万8,840円は新規。前年度ありましたコミュニティバス車両購入費、路線バス運行補助金、地域公共交通会議補助金及び解約賠償金は皆減。  次の111、112ページをお願いします。  8款1項消防費、1目常備消防費、支出済額1億6,411万3,988円。前年度に対し239万9,038円の減。不用額14万9,012円。備考欄010消防委託事務費、湯河原町への事務委託負担金。2目非常備消防費、支出済額1,901万2,454円。前年度に対し54万415円の減。不用額119万8,546円。  次の113、114ページをお願いします。  備考欄010消防団運営費、前年度に対し126万3,669円の増。消防団員退職報償金の増によるもの。  次の115、116ページをお願いします。  4目災害対策費、支出済額2,656万9,997円。前年度に対し1億1,146万6,745円の減。不用額9万6,003円。備考欄040防災行政無線維持整備事業、前年度に対し2,312万6,700円の増。手数料14万4,300円。町防災行政無線設備保守点検委託料167万4,000円。防災行政無線システム固定系デジタル更新工事2,160万円は新規。前年度ありました全国瞬時警報システム保守点検委託料及び前年度平成27年度の繰越明許事業で実施しました防災行政無線維持整備事業追加工事は、皆減。  9款教育費、1項教育総務費、次の117、118ページをお願いします。  2目事務局費、支出済額9,111万6,152円。前年度に対し1,436万1,839円の増。不用額30万7,848円。備考欄001一般経費、前年度に対し1,428万7,324円の増。下から3番目県立小田原養護学校分教室設置負担金750万円。新規。  次の119、120ページをお願いします。  3目教育振興費。支出済額1,762万81円。前年度に対し137万2,396円の増。不用額56万4,919円。備考欄、予備費充用額は27万円は075奨学金事業。100入学祝金支給事業へ充用。  次の121、122ページへお願いいたします。  075奨学金事業27万円。前年度に対し21万円の増。高校入学の際の支度金9名分。100入学祝金支給事業261万円。新規。町内在住の小中学校入学児童・生徒に入学祝金として1人3万円を支給するもの。前年度ありました副読本研究事業は、皆減。  2項小学校費、1目学校管理費、支出済額4,500万6,407円。前年度に対し、167万4,563円の増。不用額173万9,429円。備考欄、不用額のうち繰越明許分6万8,000円は平成28年度から繰り越して実施したトイレ改修工事の不用額。予備費充用額80万7,836円は010学校施設管理運営費に充用。001一般経費、前年度に対し419万1,955円の増。非常勤講師2名の増。  次の123、124ページをお願いします。  060学校施設改修事業、前年度に対し1,338万1,200円の増。児童用トイレの洋式化工事に係るもの。外溝改修工事388万8,000円。校舎裏の通路をアスファルト舗装に変えたもの。新規。トイレ改修工事は28年度の繰越明許事業。前年度ありましたトイレ改修設計委託料は皆減。  次の125、126ページをお願いします。  3項中学校費、1目学校管理費、支出済額2,080万2,209円。前年度に対し60万7,974円の増。不用額95万1,966円。備考欄、予備費充用額72万3,866円は、010学校施設管理運営費へ充用。010学校施設管理運営費、前年度に対し95万2,092円の増。7番目修繕料、前年度に対し50万4,578円の増。下から2番目、植栽手入委託料49万1,400円は新規。  次の127、128ページをお願いします。  020備品購入事業、前年度に対し55万1,831円の減。  次の131、132ページをお願いします。  5項社会教育費、1目社会教育総務費、支出済額637万1,724円。前年度に対し98万895円の増。不用額26万8,276円。備考欄001一般経費前年度に対し77万6,985円の増。社会教育指導員の欠員がなくなったことによるもの。020青少年関係経費、前年度に対し14万7,856円の増。  次の133、134ページをお願いします。  上から5番目、まなづる土曜教室事業補助金39万円。新規。  次の135、136ページをお願いします。  4目町民センター費、支出済額1,456万5,785円。前年度に対し3,516万9,060円の減。不用額41万8,675円。備考欄、予備費充用額67万8,460円は010町民センター施設管理経費へ充用。010町民センター施設管理経費、前年度に対し3,915万660円の減。前年度ありました町民センター空調設備改修工事及び町民センター施設改修事業が、皆減のため。  次の137、138ページをお願いします。  6目美術館費、支出済額2,611万6,301円。前年度に対し32万5,002円の増。不用額40万4,167円。備考欄、予備費充用額62万8,468円は010中川一政美術館施設管理運営費へ充用。001一般経費、前年度に対し189万4,349円の減。人事異動にともなう人件費の減。15番目コンサート演奏者謝礼5万円。新規。下から3番目マグカップ製作委託料44万4,960円。新規。  次の139、140ページをお願いします。  010中川一政美術館施設管理運営費、前年度に対し221万9,351円の増。修繕料の増によるもの。8目貝類博物館運営費、支出済額977万8,152円。前年度に対し43万7,088円の増。不用額33万3,848円。  次の141、142ページをお願いいたします。  備考欄010貝類博物館運営事業、前年度に対し22万237円の増。040海の学びミュージアムサポート事業、前年度に対し21万6,851円の増。豊かな真鶴の自然を生かして学びの場を広げていく事業を実施。  6項保健体育費、1目保健体育総務費、支出済額487万7,957円。前年度に対し213万6,424円の減。不用額34万7,890円。  備考欄予備費充用額、4万847円の090学校開放事業への充用。  次の143、144ページをお願いいたします。  060各種スポーツ大会事業、前年度に対し29万9,160円の減。真鶴半島駅伝競走大会第60回記念品費の減によるもの。080岩ふれあい館管理運営事業、前年度に対し166万4,053円の減。修繕料の減によるもの。  次の145、146ページをお願いいたします。  10款公債費、1項公債費、1目元金、支出済額2億4,352万3,694円。前年度に対し397万6,930円の増。不用額306円。2目利子、支出済額3,222万480円。前年度に対し400万1,965円の減。不用額66万7,520円。  次の149、150ページをお願いします。  13款1項1目予備費の支出、1,790万8,053円。不用額1億1,759万947円。  次の151、152ページをお願いいたします。  歳出合計当初予算30億6,500万円。4億806万7,000円を追加補正し、繰越事業費4,414万6,000円。予算現額35億1,721万3,000円に対し、支出済額32億7,297万2,166円。繰越明許費1,000万円。不用額2億3,424万834円。  次の154ページに実質収支に関する調書、155ページから159ページに財産に関する調書を添付しておりますので、御参照ください。  なお、財産に関する調書中155ページの公有財産土地及び建物、増。または、157ページ、基金の現金が増減。物品では、158ページ、小型乗用車、四輪貨物車の減がありました。  恐れ入りますが、10ページにお戻りください。  歳入歳出差引残額2億7,736万2,602円を平成30年度に繰り越すものです。  以上、一般会計分の説明を終わります。 ○(議長)  会計課長、長時間御苦労様でした。  では、これより認定第1号、決算の認定について平成29年度真鶴町一般会計決算に対する質疑に入ります。 ○(議長)  質疑はまず、歳入についての質疑を許します。 ○8番議員(板垣由美子)  まず、12ページの収入未済額固定資産税のところなんですけれども、去年に比べて少し金額が大きいと思うんですけど、それの増えた原因は何ですか。 ○(税務収納課長)  固定資産税の現年課税分の収入未済額1,363万9,700円の増は、昨年に比べて増となっているというところで、繰越の滞納額が多いもので、なかなか現年度分までもってこられないというところで、昨年も県との不動産共同公開に一応参加しておりますが、なかなか落札者がいないという状況で、この収入未済額の減額になかなかつながってこないというところでございます。 ○8番議員(板垣由美子)  続いて、18ページのところ、情報センターの施設使用料なんですけれども、夜間の利用についてはどうなっていましたか。 ○(企画調整課長)  夜間の利用につきましては、団体がまた使用再開したというようなことがございますので、利用が増えている状況になっております。 ○8番議員(板垣由美子)  そうしますと、今、夜間は利用のあるときにだけオープンしているわけですけども、夜間の利用回数がふえれば、夜間もそれにあわせてオープンしていくというふうになっていくということですか。 ○(企画調整課長)  板垣議員がおっしゃるとおり、夜間の利用者がいる場合には夜間は開館しております。21時までです。 ○8番議員(板垣由美子)  防犯上、冬なんかは開いていると安心が高まるんではないかなと思いまして、積極的に夜間の利用も広めるようなこともやっていただきたいと思います。  続いて、その下の真鶴町の産業活性化センターの施設利用の所なんですけれども、里海ベースの施設Bについては、平成29年度はどのようになっていましたか。 ○(産業観光課長)  施設Bにつきましては、月7万3,440円の12か月分、こちらは通して入っております。 ○8番議員(板垣由美子)  体験型をやるところになっていました施設Aのところは、どうなっていましたか。 ○(産業観光課長)  1か月を通して借りるようなところは、残念ながらまだ決まっておりません。  年間に1日だけ貸して使用という形で7回使用がありまして、そのうち2万8,080円が収入となっております。 ○8番議員(板垣由美子)  年間7回だけ使用されたと。使用の方法等について、もっと使用者が増えるような方策をやるということを予算のときに言っていたように思うんですけれど、その点についてはどのようにされましたか。 ○(産業観光課長)  ホームページを通して年間を通じての募集を行っているところでありますが、施設Aにつきましては、そういった1回ごとの使用という形でしか今のところございません。 ○8番議員(板垣由美子)  続いて、42ページの090くらしかる真鶴参加料のところなんですけれども、前年に比べれば大幅に増えているところなんですけれども、この参加状況、利用状況について教えてください。 ○(政策課長)  くらしかる真鶴におきましては、平成28年度の後半から使用開始いたしまして、その関係で平成28年度の件数は少なかったところなんですけれども、平成29年度は利用がふえまして、全体で22件という利用がございました関係で収入が増えておる状況でございます。 ○8番議員(板垣由美子)  このくらしかる真鶴のところですけれども、22件ということでしたが、利用者については全国ですか。そういったことについてはいかがですか。 ○(政策課長)  利用者の出身と言いましょうか、地域につきましては、近隣では主に横浜市、あるいは隣県の静岡県、遠いところでは奈良県等からの利用者があります。中でもやはり、東京都内のほうからの利用者がウエート的には多かったような状況でございます。 ○(議長)  よろしいですか。他に。 ○9番議員(海野弘幸)  16ページの真鶴町・湯河原町共有土地管理事務負担金なんですけど、先ほど少し聞いた時はこれは単なる事務関係の金だけで、今やっている所の測量で大体250万円かかったってさっき言ったんですけど、250万円に対して湯河原町に200分の75の負担分というのは、今現在もらうつもりでいるんですか。 ○(総務課長)  こちらにつきましては、当町で共有土地の管理についての事務を行っておりますので、湯河原町からいただく事務費ということで、歳入で322万2,713円をいただいておるんですが、今埋め立て事業をやっている所については、実際に当町が負担した中で250万円だったと記憶しておるんですが、負担をしております。この決算書には湯河原町からいただく分については入っておりませんけれども、今後広域の中でその負担の分を、共有土地の事務費の中には計算式が幾つかあるんですが、管理に要する経費であるとか、契約に要する経費、また徴収入をする経費、この中に割り当てた中で湯河原町からもいただきたいというような意向でいます。 ○9番議員(海野弘幸)  今回の250万円のうち、もらうつもりでいるということでいいんですか。 ○(総務課長)  はい。過年度分とはなりますが、いただくつもりでいます。 ○9番議員(海野弘幸)  30ページの水源環境保全・再生施策市町村交付金の690万円のうち590万円は委託金、あとの100万円が町でやっている草刈り。この下草刈りというのはどことどこをやっているかを教えてほしいんですけど。 ○(産業観光課長)  岩字天辺830−2ほか、9筆2.84ヘクタールの下草刈り分でございます。元天野石材の丁場0.67ヘクタールを含む9筆2.84ヘクタール分です。 ○9番議員(海野弘幸)  元天野石材はわかったんだけども、あとはどこですか。毎年100万円くらいでやっていることですか。それは町がやっているのか、それとも100万円を誰かに委託して草刈りをしているのか。 ○(産業観光課長)  済みません、ほかの場所につきましては旧新丸と、あとは山角丁の上、桜を以前植えた所であります。まず、こちらにつきましては見積もり合わせ等による業者の委託で行っております。 ○9番議員(海野弘幸)  町の職員がやっているんじゃなくて、100万円を委託して草刈りをしているということ。 ○(産業観光課長)  はい、そうです。 ○9番議員(海野弘幸)  元も山角丁とかはわかるんですよ。草刈りをして桜を植えるというのはわかるんだけど、あと新丸の跡地と天野石材の跡地ってお金かけてやる意味あったんですか。桜なら別にいいですよ。
    ○(産業観光課長)  こちら水源環境税で当初山に戻すというところで植林した場所、そちらにつきましても、この事業によって植林した場所についてはその後の管理ということで下草刈りを行っております。 ○9番議員(海野弘幸)  ということは、町としてはそこは完全に山に戻して何にも使わないということで理解していいんですか。 ○(産業観光課長)  当初植林した時点で、水源を確保するために山林に戻すという場所でございますので、基本的には山林に戻していくものと考えています。 ○9番議員(海野弘幸)  町が考えている水源確保って、あそこに水源があることが完全にわかっているんですか。 ○(産業観光課長)  当初の計画で、以前山林だったところで荒れてしまっているところを、そういったところを山林に戻して、水源だけではなく林の持つ機能、例えば洪水対策ですとか、そういった機能を持たせ、いわゆる地下水を守るために、こちらは神奈川県の超過課税を財源として山林化していくという事業でございますので、基本的には植林した場所については山林として確保していくものと考えております。 ○9番議員(海野弘幸)  町が山林に戻すのはいいことだけど、仮に天野石材のところのを切って、何で桜とは考えなかったのかと思って。ただの木じゃないですか、今多分。 ○(産業観光課長)  こちら、この事業で行う植林する木というのは、もともと神奈川県にあった山に戻すというのが基本となっておりますので、この交付金を使って行う樹種についても何十種目かの項目がございます。その中の指定された木を使って山林に戻す、その割合につきましても、1種類だけで戻すのではなく混合林として戻す、この指定された樹種を大体何%というような形で山林に戻すというところで交付金を受けております。 ○(議長)  今、話がだんだん歳出のほうにいっちゃっているんですよ。つまり、その100万円をもとにして何をやるのかのほうに話がいってしまっていて、それは歳出のほうになりますので、歳出の費目があるはずですから、今は歳入のほうに限定していかせてください。 ○(議長)  他に。 ○(議長)  よろしいですか。 ○(議長)  では、他に質疑がないようですから、これをもって歳入についての質疑を終わります。  続いて、歳出の第1款議会費から第4款衛生費まで、ページで言いますと47ページから94ページまでの質疑を許します。 ○8番議員(板垣由美子)  60ページの職員研修費のところで、職員研修経費14万3,000円ありますけれども、どのような職員に対して研修をされたのですか。 ○(総務課長)  そちらにつきましては、基本的には神奈川県の市町村研修センターのほうでお願いをしておりまして、各市町村の職員がそちらに行って研修を受けるというものでございます。それに係る旅費などを出しておるんですが、そちらについては町村からの主に課長になりますが、会議の中でこういう研修を来年度していただきたいという中の計画の中で、年間を通した計画をして、それを職員のほうがそちらに出向いて研修を受けると。専門的な税務研修であるとかそういう部分もございますし、一般的な通常の公務員であるべき研修、こういうものについても研修しておりますので、幅広く研修をしているというようなところでございます。 ○8番議員(板垣由美子)  その研修については、順次になるかもしれないですけれども、全員が受けるということですか。内容とかあると思うんですけれども。 ○(総務課長)  こちらについては、専門的な研修については当然税務であれば税務課職員が受けますし、また、広く若い職員についての研修、中堅についての研修、それから課長職についての研修といろいろ分かれておりますので、対象は全職員が受けられるような研修のものもございますし、それは希望制の中で研修センターから「こういう研修があるので参加者を募ってください」というような希望がありますので、その中で総務課のほうから各課のほうにメールで希望を募りまして、希望者は研修に出ているというような状況でございます。 ○8番議員(板垣由美子)  そうしますと、本人が希望をしてそういう研修を受けると、そういうことでよろしいですね。 ○(総務課長)  はい、そのとおりでございます。 ○8番議員(板垣由美子)  続いて、68ページの消費者生活事業のところなんですけれども、消費生活相談業務負担金で61万5,000円使っているわけですけれども、ここのところの内容を少し教えてください。 ○(町民生活課長)  小田原市、それから下郡3町共同で、小田原市に消費生活相談センターというものを設置しておりまして、そちらでの消費生活相談員を置いていますけれども、こちらへの負担金ということになります。 ○8番議員(板垣由美子)  そうしますと、真鶴町民から消費生活相談とかいったときに、そういうところについての町内から何件とか、そういうことは掌握されているんですか。 ○(町民生活課長)  相談件数も町のほうに報告をいただいているところでございます。相談内容につきましても、これは1市3町をまとめた形でございますけれども、こちらにも報告をいただいております。真鶴町の平成29年度につきましては、苦情も含め、問い合わせ相談が23件ということで報告をいただいております。内容につきましては、最近はデジタルコンテンツ、アダルトサイトであるとか出会い系サイト、それと不当請求プロバイダーとの契約、こういった関係が最近は割合としては多いというふうに報告をいただいております。 ○8番議員(板垣由美子)  やはり今、消費生活において課長からも答弁ありましたけれども、被害に遭うことも多いと思うんですね。特に御高齢の方とかがどこに相談したらいいのかとか、そういうところって非常にお知らせしていくことが大事だと思いますので、その点についてはどのようにお考えですか。 ○(町民生活課長)  今年度入りましてからも、いろいろな契約関係でお年寄りが非常に誤解を受けるようないろいろなはがき等がいっているようなので、その辺は早速「広報真鶴」のほうに掲載させていただきまして、町または消費生活相談のほうにすぐ連絡するようにというような広報もさせていただいているところでございます。 ○8番議員(板垣由美子)  続いて、76ページのところなんですけれども、080の臨時福祉給付金事業のところで、臨時福祉給付金が2,256万円ですか。それで国庫の返納金も出ているわけですけれども、この給付率とかわかりましたら教えてください。 ○(健康福祉課長)  この臨時福祉給付金につきましては、平成28年度分に30名分を支出した分も合わせまして、1,534人分。給付率にしまして92.13%でございます。 ○8番議員(板垣由美子)  そうしますと、残りの方のところについては、届かなかったということですか。その原因というのはあるんですか。 ○(健康福祉課長)  対象は1,120世帯でございます。その中で給付が申請されない世帯については、再三電話勧奨、もしくは2回の催告という形でさせていただいたんですけれども、結果的に申請期限がございましたので、その期限の中で申請がなされなかったということです。 ○8番議員(板垣由美子)  続いて、82ページのまなづる協力隊運営費補助金のところ4万円ですけれども、この利用者とか利用実態についてお話しください。 ○(健康福祉課長)  このまなサポの子ども一時預かりにつきましては、事前に登録が必要となります。お子さんの状況等を保健師、我々、それから実際に預かっていただく方に、フェース・ツー・フェースでお願いするものです。現在11件登録がございます。そのうち平成29年度の実績としては、4件の預かりがございました。 ○8番議員(板垣由美子)  続いて、90ページの健康相談事業のところなんですけれども、どのように展開されましたか。 ○(健康福祉課長)  健康相談につきましては、まず栄養士の健康相談を毎月行ってございます。  これにつきましては、特定検診の特保の相談、もしくは町内の医療機関からのリクエストにもお答えして、相談に随時乗っているところでございます。それ以外には、毎週第4金曜日に栄養相談、それと保健指導の関係で成人と母子に分類をしまして、健康相談のほうは行ってございます。 ○8番議員(板垣由美子)  健康相談の人数はどれぐらいされているんですか。 ○(健康福祉課長)  平成29年度の実績といたしましては、乳児が1名、成人が23名という形で継続的に行っております。 ○(議長)  よろしいですか。他に。 ○10番議員(青木 繁)  64ページのサテライトオフィス誘致事業の委託料で金額が出ていますが、これはどのような業務を委託しているのかを説明していただきたいと思います。 ○(政策課長)  ただいまの御質問に対してお答えいたします。サテライトオフィス誘致事業の事業内容におきましては、まずプロモーションの実施、これはサテライトオフィス誘致につながるイベントの企画・運営、講師手配、あるいはPR用の冊子、ウエブサイト等の作成等が含まれております。  続きまして、コンシェルジュの育成業務支援等ということで、ただいまもちの木の土間を利用しまして、サテライトオフィスの拠点にしておりますが、そこに駐在しておりますコンシェルジュの指導ということで、先進地の美波町で展開している「あわえ」というところから指導を受けている業務でございます。このほかに進出を検討している企業ですとか、視察に来た企業等の交渉とか視察御案内、町の概要説明等を行う事業が入っております。そのほかに、最後に地元受け入れ態勢整備にかかわる整備ということで、サテライトオフィス進出企業受け入れのための施設準備ですとか、滞在先の紹介ですとかそういったことを行ってもらっております。 ○10番議員(青木 繁)  今の説明はわかりました。それで、その誘致の事業成果というのは実績にどのようにあらわれているかわかれば、お答えいただきたいと思います。 ○(政策課長)  こうした事業によりまして、昨年度3月末にプレスリリースも行いましたけれども、大阪からブックスタンドというインターネットを使った各種の企業への問い合わせの相談を受けている企業が進出していただきまして、これはテックラボのほうへ年間利用ということで入っていただいたんですが、そういったところが既に町内の主婦の方を数名雇用して、事業展開を行っていただいているというところができております。あと、今現在のところ約25社程度から真鶴町のそうした事業に対しまして、何らかでサテライトオフィスなり、拠点を設けたいというところの打診、及び視察等が参っておるところでございます。  補足いたします。先ほどの大阪から進出していただいた企業においては、住宅リフォームの各住宅会社への問い合わせに対して、インターネットを使ったコールセンターのような業務を行っているところでございまして、それによって工務店の売り上げが非常に伸びたとかいうところのバックヤードをバックアップしている会社が進出していただいたところです。これにつきましては、新年度入りまして、小田原記者クラブのほうで町長とともに記者会見も行わせていただいたというところになっております。 ○10番議員(青木 繁)  森脇政策課長の説明する前に、私が少しうかつだったんですが、以前何かそのテックラボのほうにも入ってくれているというのは聞いていた感はありました。私のほうで失念していましたけども、そのほかに問い合わせがきているというお話ですが、それに対して町側のほうでチョイスするのか、どうしても来たいというふうな形で、「じゃあ、来てください」と誘致するのか、その辺は誘致という言葉は使われているのでここが大事だと思うんですが、選別を町もある程度はするのかどうか、その辺聞かせてください。 ○(政策課長)  その誘致ということにつきましては、まず官民で行政側と町内の商工会等団体のほうと協議会を設立しておりまして、まず打診がある企業についてはそちらのほうで受けとめさせていただきまして、進出したい企業の事業ですとか、あるいは進出における規模ですとか、そういったところを協議会のほうでまず諮らせていただいて、それには町の事務方も参画して一緒に検討するという体制をとっております。また、真鶴町のファンをつくることも大事だということで、最近特に交流人口からさらに関係人口という言葉も使われるようになった昨今でございますが、そうしたことから、例えば検討をしたけれども真鶴町の物件的にあわなかった、ただ真鶴町に対しては非常に何か協力したいというような企業については、協議会を通じまして真鶴とのフレンドシップ事業ということで認定証的なものを町長名で発行しまして、実際に進出はかなわなくても真鶴のファンになっていただいて、内外で真鶴のPRを行っていただくというような施策も含めて取り組んでおるところでございます。 ○(議長)  よろしいですか。 ○9番議員(海野弘幸)  74ページの030の町遺族会交付金、これは真鶴のほうと岩のほうと両方あると思うんですけど、案分でやっているのかどうか、少し聞きたいんですけど。 ○(健康福祉課長)  真鶴町の遺族会は岩もあわせて一つになっておりますので、真鶴町遺族会として交付しております。 ○9番議員(海野弘幸)  会計も一緒ということですか。多分違うと思うんだけど。 ○(健康福祉課長)  こちらのほうに上げていただいている決算書また事業報告書については、真鶴町遺族会として決算書と事業報告書を上げていただいています。 ○9番議員(海野弘幸)  それは真鶴のほうの遺族会の人とやっているということで、岩の遺族会というのはその中に入っていると思っているんだけど、何にもやってないってことかな。 ○(健康福祉課長)  事業報告の中では、兒子神社のほうも慰霊碑の清掃のほうもしていただいております。また、8月15日の慰霊祭のときには、岩と真鶴両方で実施していただいていまして、岩の遺族の方は岩のほうへ、真鶴の遺族の方は貴船神社のほうにその日は慰霊していただいておりますので、会は一つですけれども、活動は岩と真鶴両方で行っていただいております。 ○(議長)  よろしいですか。  他に質疑がないようですから、これをもって第1款議会費から第4款衛生費までの質疑を終わります。  続いて第5款農林水産業費から第13款予備費まで、93ページから152ページまでについての質疑を許します。質疑のある方は挙手をお願いします。 ○8番議員(板垣由美子)  120ページの教育費のところですけれども、備考の一番上のところです。  小学校バス利用助成事業補助金のところですけれども、これ何名ぐらい利用されていたんですか。 ○(教育課長)  ただいま具体的な数字が手元にありませんので、後ほど報告させていただきます。申しわけありません。 ○8番議員(板垣由美子)  数字はあれですけれども、これ岩小の廃校に伴う補助というところでしたよね、本来。 ○(教育課長)  バス利用者についての補助ということです。 ○8番議員(板垣由美子)  同じところで030の不登校訪問相談事業のところですけれども、これはどのような事業をされたんですか。 ○(教育課長)  非常勤の訪問員の方にお願いして、引き取り等、ケア等を行っております。 ○8番議員(板垣由美子)  そうしますと、相手の学校に来られない子の家庭に行ってお話するとか、そういうところはどのようにされているんですか。 ○(教育課長)  御家族の方とはふだんから連絡を取り合っておりまして、完全に不登校の方については家まで訪問します。またワンステップ教室とか、まるまる教室に居ない方とかそういった児童・生徒の方もいますので、その方についても学校での相談事業等も行ってもらっています。  ですから、メールや家庭訪問、あらゆる手段を使って、そういった問題を抱えている児童・生徒に対してのケアを行っていただいているということです。 ○8番議員(板垣由美子)  以前でしたか、高校に行くようになって、高校にちゃんと行けるようなったというお話も聞いたりしておりますので、やはりこの訪問したり、来ていただければ一番いいんでしょうけど、何とかそういうつながりをもって、子どもが成長できるようにしていくというのは大事なことだと思うんですけれども、これ年間では何回ぐらい一人の子に注力するということですか。 ○(教育課長)  済みません、今手元に細かい数字がないので、何回という明確な数字が出せないんですけれども、ほぼ毎日のように数名、特定の児童・生徒にかかわらず先ほど言ったような直接訪問したり、メールだとか電話だとか学校でとかいろんな場面で訪問員の方には御尽力いただいております。また卒業した後もケアということで、相手方の保護者の方とか児童・生徒の高校になってもこちらの訪問員の方に連絡をとって、アドバイスを受けたりというようなことで、卒業したから、はい終わりというようなことではなくて、親身に児童・生徒に寄り添う形で訪問指導していただいております。 ○8番議員(板垣由美子)  続いて134ページの030生涯学習関係経費のところでスクールサポーター事業コーディネーター謝礼がありますけれども、実際どのような効果というか、どのようなことをされましたか。 ○(教育課長)  地域にいろんな分野で特技を持った方、そういった方が講師としての登録をする制度もあるんですけれども、そういった方を学校の授業の中で必要な分野の技術を教えていただくということで、そのマッチングをいろいろと図っていただいております。そういった事業をやることによって、地域と学校がより近い関係で相互に補完し合うということみたいなことでの事業展開をしております。 ○8番議員(板垣由美子)  続いて136ページの民俗資料館の管理運営事業のところなんですけども、年間の利用者は何名ぐらいになりますかね。 ○(教育課長)  済みません、ただいま手元に資料がないので、後ほど報告させていただきます。  現在は土日の開館ということで月々の報告が私どもに挙がってきて、それを見る限りでは概数で申しわけないんですけど、大体1か月で20名から30名ぐらいというのが記憶している数字でございます。 ○8番議員(板垣由美子)  この民俗資料館とのところについては、多分教育長が岩の一体的な観光とかそういうところで考えていくというところを伺ったような気がするんですけれども、そういう方向でよろしいですか。 ○(教育長)  民俗資料館につきましては、周辺の地域に如来寺、またその如来寺の跡の洞窟、それから児子神社、さらに瀧門寺、それから町の地域の道路には小松石などを使った構造物があるということで、地域の歴史や文化、伝統というものがいろいろな形で凝縮されている地域だと思っております。  そういう意味で今後の民俗資料館の運営に当たっては、民俗資料館単体で考えるのではなく、今言ったような伝統・文化・歴史というものがある地域ですので、全体的に見ながら運営を考えていく、そういう姿勢でおります。 ○8番議員(板垣由美子)  続いて138ページの美術館費のところなんですけれども、マグカップ制作委託料とありますけれども、つくったマグカップはどのように活用されているんですか。 ○(教育課長)  平成29年度事業でつくりまして、200個作成いたしました。それは現在受付で販売しております。 ○8番議員(板垣由美子)  販売しているのは少しあれだったんですけれども、どのぐらい売れたとか、それは手元にはないでしょうか。 ○(教育課長)  現在までの売れた個数は正確には把握しておりませんが、2か月、6月時点ではまだ10個に満たないというふうに記憶しております。済みません。 ○(議長)   新年度の話になっちゃっている。 ○(議長)  あくまで決算の話ですから。よろしいですか。 ○(議長)  他に。 ○(議長)  それでは、他に質疑がないようですから、これをもって認定第1号の質疑を終わります。 ○(議長)  お諮りいたします。 ○(議長)  ただいま、議題となっております認定第1号については、決算審査特別委員会に付託いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。               (「異議なし」の声あり) ○(議長)  異議なしと認めます。 ○(議長)  よって、認定第1号については、決算審査特別委員会に付託することに決しました。 ○(教育課長)  済みません、先ほど保留させていただきました民俗資料館の利用人数なんですけれども、平成29年度は年間で484名の利用者がいました。 ○(議長)  それでは、暫時休憩といたします。再開は、15時5分といたします。               (休憩 午後2時51分)               (再開 午後3時 4分) ○(議長)  それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。 ○(議長)  先ほどの日程第4の中でデータが不明だった部分について、教育課長から報告の申し出がありましたので許可します。 ○(教育課長)  申しわけありませんでした。120ページの小学校バス利用助成事業補助金について、こちらの利用人数についての御質問いただきました。現在小学校バス、スクールバスとコミュニティバスの二つの方法で児童を送り、登校そして下校時対応しております。こちらの5万4,100円なんですけれども、こちらのほうはコミュニティバスを利用した児童に対しての補助ということで、9人に対して支出しております。 ○(議長)  日程第5、認定第2号「決算の認定について平成29年度真鶴町国民健康保険事業特別会計(事業勘定)決算」を議題といたします。 ○(議長)  本案について、提出者の提案理由の説明を求めます。 ○(町長)  認定第2号は、平成29年度真鶴町国民健康保険事業特別会計(事業勘定)決算の認定についてであります。去る6月29日に会計管理者より提出があり、7月18日から24日までのうちの3日間において、監査委員の審査に付し、その意見をつけて認定を求めるものでございます。  詳細につきましては、会計管理者に説明させますので、よろしく御審議の上、御賛同いただきますようお願い申し上げます。 ○(議長)  内容説明を会計管理者に求めます。 ○(会計課長)  それでは認定第2号決算の認定について平成29年度真鶴町国民健康保険事業特別会計(事業勘定)決算、167、168ページをお願いします。
     歳入です。  1款1項国民健康保険税、1目一般被保険者国民健康保険税、1節医療給付費分現年課税分。調定額1億7,791万3,352円。収入済額1億6,511万5,212円、前年度に対1,055万4,285円の減。収入未済額1,279万8,140円。  2節介護納付金分現年課税分。調定額3,082万1,082円。収入済額2,793万2,588円、前年度に対し181万9,250円の減。収入未済額288万8,494円。  3節後期高齢者支援金分現年課税分。調定額5,255万7,201円。収入済額4,879万7,176円、前年度に対し328万3、515円の減。収入未済額376万25円。  4節医療給付費分滞納繰越分。調定額8,048万5、597円。収入済額812万3,823円、前年度に対し642万8,640円の減。不納欠損額1,153万484円。収入未済額6,083万1,290円。  5節介護納付金滞納繰越分。調定額1,423万9,722円。収入済額148万7,135円、前年度に対し96万7,111円の減。不納欠損額138万9,627円。収入未済額1,136万2,960円。  6節後期高齢者支援金分滞納繰越分。調定額1,795万5,750円。収入済額206万2,380円、前年度に対し141万9,239円の減。不納欠損額138万4,004円。収入未済額1,450万9,366円。  2目退職被保険者等国民健康保険税、1節医療給付費分現年課税分。調定額258万9,148円。収入済額239万9,154円、前年度に対し186万4,002円の減。収入未済額18万9,994円。  2節介護納付金現年課税分。調定額117万118円。収入済額107万6,864円、前年度に対し84万1,927円の減。収入未済額9万3,254円。  3節後期高齢者支援金分現年課税分。調定額77万1,599円、収入済額71万6,006円、前年度に対し54万521円の減。収入未済額5万5,593円。  4節医療給付費分滞納繰越分。調定額124万8,763円。収入済額14万291円、前年度に対し25万254円の減。不納欠損額22万1,425円。収入未済額88万7,047円。  5節介護納付金分滞納繰越分。調定額36万5,953円、収入済額7万1,767円、前年度に対し4万9,493円の減。不納欠損額4万5,755円。収入未済額24万8,431円。  6節後期高齢者支援金分滞納繰越分。調定額28万5,997円。収入済額4万1,105円、前年度に対し4万6,180円の減。不納欠損額3万6,250円。収入未済額20万8,642円。  以上、国民健康保険税の収納率現年分92.56%、前年度に対し0.76ポイント増。滞納繰越分10.41%、前年度に対し6.11ポイントの減。不能欠損額1,460万7,545円、135件。収入未済額1億783万3,236円、前年度に対し778万6,806円の減。  2款使用料及び手数料。  次の169、170ページをお願いします。  1項手数料、1目1節督促手数料。調定額及び収入済額とも14万3,800円、前年度に対し6万6,900円の減。  3款国庫支出金、1項国庫負担金、1目療養給付費等負担金、1節現年度分。調定額及び収入済額とも1億5,167万8,573円、前年度に対し5,717万8,565円の減。  備考欄、一般療養給付費、介護納付金、後期高齢者支援金、それぞれに対する負担分で、負担率は32%。  2目1節高額医療費共同事業負担金。調定額及び収入済額とも818万1,000円、前年度に対し108万5,193円の減。高額医療費共同事業の強化・充実を図るため、市町村が拠出する額に対し、国・県がそれぞれ4分の1ずつ負担。  3目1節特定健康診査等負担金。調定額及び収入済額とも101万1,000円、前年度に対し4万2,000円の増。特定健診・保健指導受診者に係る補助で、集団健診、個別健診とその保健指導の基準単価に基づき3分の1交付。  2項国庫補助金、1目財政調整交付金、1節普通調整交付金。調定額及び収入済額とも4,259万4,000円、前年度に対し418万7,000円の増。市町村間の財政力の不均衡を調整することを目的として交付されるもの。  4目1節国民健康保険制度関係業務準備事業費補助金。調定額及び収入済額とも32万4,000円、前年度に対し96万7,000円の減。  4款1項1目療養給付費等交付金、1節現年度分。調定額及び収入済額とも851万8,000円、前年度に対し294万7,607円の減。退職者医療費に対する助成で、社会保険診療報酬支払基金からの交付金。  次の171、172ページをお願いします。  5款1項1目1節前期高齢者交付金。調定額及び収入済額とも4億4,788万1,710円、前年度に対し1億940万9,113円の増。65歳から74歳までの前期高齢者が国民健康保険に多く加入していることによる負担の不均衡を調整する仕組みとして、加入割合に応じ社会保険診療報酬支払基金から交付。  6款県支出金、1項県負担金、1目1節高額医療費共同事業負担金。調定額及び収入済額とも765万6,866円、前年度に対し160万9,327円の減。高額医療費共同事業の強化・充実を図るため、市町村が拠出する額に対し、国・県がそれぞれ4分の1ずつ負担。  2目1節特定健康診査等負担金。調定額及び収入済額とも87万3,000円、前年度に対し5万4,000円の減。特定健診・保健指導受診者に係る補助で、集団・個別健診とその保健指導の基準単価に基づき3分の1交付。  2項県補助金、1目県財政調整交付金、1節普通調整交付金。調定額及び収入済額とも8,334万2,394円、前年度に対し604万1,678円の増。  備考欄001普通調整交付金2,979万3,000円は前年度に対し1,162万8,000円の減。療養給付費等の実績により交付。002その他特別調整交付金5,354万9,394円、前年度に対し1,766万9,678円の増。保険料収納率向上対策や医療費適正化対策、適用適正化対策等の取り組みへ評価に加え、保険財政共同安定化事業の制度変更に伴う増加分を調整し交付。  7款1項共同事業交付金、1目1節高額医療費共同事業交付金。調定額及び収入済額とも2,328万9,598円、前年度に対し1,421万317円の減。医療費が80万円を超える部分について、市町村の拠出金をもとに交付。  2目1節保険財政共同安定化事業交付金。調定額及び収入済額とも2億707万7,506円、前年度に対し6,638万8,653円の減。高額医療費共同事業の対象である80万円を超えるものを除く全ての医療費に交付。  8款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金。  次の173、174ページをお願いします。  1節保険基盤安定制度繰入金(保険税軽減分)。調定額及び収入済額とも4,275万8,214円、前年度に対し3万8,541円の減。低所得者に対する保険税軽減相当額を公費で補填する制度。  2節保険基盤安定制度繰入金(保険者支援分)。調定額及び収入済額とも2,206万3,981円、前年度に対し57万6,132円の減。低所得者を多く抱える市町村を支援する制度。  3節職員給与費等繰入金。調定額及び収入済額とも2,415万3,000円、前年度に対し330万6,000円の増。職員4名分人件費等。  4節出産育児一時金繰入金。調定額及び収入済額とも280万円、前年度に対し28万円の増。1件42万円の10件分。  5節財政安定化支援事業繰入金。調定額及び収入済額とも315万759円、前年度に対し3万1,315円の増。国保財政の健全化及び保険税負担の平準化に資するための繰入金。  2項基金繰入金、1目1節保険給付金支払準備基金繰入金。調定額及び収入済額835万4,879円、皆増。平成30年度からの広域化に伴い新たに創設した財政調整基金に積み替えるための繰入れ。  9款1項繰越金、1目1節療養給付費交付金繰越金、調定額及び収入済額とも167万3,333円、皆増。前年度の交付金確定に伴う精算分。  2目その他繰越金、1節前年度繰越金。調定額及び収入済額とも9,610万4,500円、前年度に対し1,169万1,005円の減。  10款諸収入、1項延滞金加算金及び過料、1目1節一般被保険者延滞金。調定額及び収入済額とも266万153円、前年度に対し180万973円の減。  次の175、176ページをお願いします。  3項雑入、3目1節一般被保険者返納金。調定額24万8,820円。収入済額23万9,356円、前年度に対し21万3,876円の増。資格喪失後の受診に係る診療費の返納金8件分。  5目1節雑入。調定額及び収入済額とも4,910円、前年度に対し3,573円の減。徴収用バイク廃車に伴う自賠責保険の払戻金。  歳入合計、当初予算額14億5,819万8,000円。6,751万円減額補正し、予算現額13億9,068万8,000円に対し、調定額15億6,694万8,278円。収入済額14億4,449万8,033円。不納欠損額1,460万7,545円。収入未済額1億784万2,700円。  次の177、178ページをお願いします。  歳出です。  1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費。支出済額2,240万9,988円、前年度に対し177万8,342円の増。不用額124万5,551円。  備考欄001一般経費、前年度に対し169万2,616円の増。一般職給料から公務災害負担金まで4名分の人件費。010国民健康保険税賦課徴収事業、前年度に対し8万5,726円の増。  2目連合会負担金。支出済額46万9,461円、前年度に対し32万651円の増。不用額はありません。保険者割と被保険者割等により負担するもの及びシステム改修に係る負担金。  次の179、180ページをお願いします。  2款保険給付費、1項療養諸費、1目一般被保険者療養給付費。支出済額6億6,182万842円、前年度に対し5,285万7,954円の減。不用額3,817万9,158円。  備考欄010一般被保険者療養給付費。一般被保険者分診療報酬6億5,146万1,239円、前年度に対し5,161万4,129円の減。入院時食事療養費1,035万9,603円、前年度に対し124万3,825円の減。  2目退職被保険者等療養給付費。支出済額767万4,318円、前年度に対し197万865円の減。不用額32万5,682円。  備考欄010退職被保険者等療養給付費。退職被保険者等分診療報酬724万9,508円、前年度に対し198万9,967円の減。入院時食事療養費42万4,810円、前年度に対し1万9,102円の増。  3目一般被保険者療養費。支出済額486万6,543円、前年度に対し41万7,145円の減。不用額78万2,547円。  4目退職被保険者等療養費。支出済額1万2、810円、前年度に対し14万5,529円の減。不用額13万2,190円。  5目審査支払手数料。支出済額191万5,179円、前年度に対し23万2,117円の増。不用額7万7,281円。  2項高額療養費、1目一般被保険者高額療養費。支出済額1億137万9,886円、前年度に対し1,452万4,143円の減。不用額862万114円。  2目退職被保険者等高額療養費。支出済額69万7,410円、前年度に対し49万6,456円の減。不用額116万8,590円。  次の181、182ページをお願いします。  4項出産育児諸費、1目出産育児一時金。支出済額420万2,100円、前年度に対し168万1,050円の増。不用額はありません。1件42万円の10件、前年度に対し4件の増。  5項葬祭諸費、1目葬祭費。支出済額55万円、前年度に対し35万円の減。不用額55万円。1件5万円の11件、前年度に対し7件の減。  3款1項後期高齢者支援金等、1目後期高齢者支援金。支出済額1億4,396万4,219円、前年度に対し107万9,936円の減。不用額4,781円。後期高齢者医療保険の加入者の一部を負担するための支援金。  次の183、184ページをお願いします。  4款1項前期高齢者納付金等、1目前期高齢者納付金。支出済額51万7,843円、前年度に対し42万3,983円の増。不用額157円。65歳から74歳までの前期高齢者が国保に多く加入していることによる負担の均衡を調整する仕組みとして、加入者数に応じて負担。  6款1項1目介護納付金。支出済額5,706万8,080円、前年度に対し53万8,278円の減。不用額920円。介護保険制度に対し、40歳から65歳未満の被保険者数と一人当たりの負担額をもとに市町村保険者が納付。  7款1項共同事業拠出金、1目高額医療費共同事業拠出金。支出済額2,588万7,034円、前年度に対し1,117万7,738円の減。不用額685万1,966円。高額医療費の支払いによる保険者の財政負担の緩和を図るため、国民健康保険団体連合会へ拠出金を支払っているもので、一般被保険者の療養費に係るもののうち80万円を超える部分について拠出金を支払う仕組み。  185、186ページをお願いいたします。  3目保険財政共同安定化事業拠出金。支出済額2億4,034万8,038円、前年度に対し1,374万2,578円の減。不用額962円。国保間の保険税の平準化、財政の安定化を図るための国民健康保険団体連合会が行う保険財政共同安定化事業に拠出金を支払うもの。  8款保健事業費、1項1目特定健康診査等事業費。支出済額707万3,554円、前年度に対し133万602円の増。不用額153万9,446円。  備考欄010特定健康診査等事業費。健康診査等委託料644万3,676円、前年度に対し122万5,282円の増。受診者数604名、前年度に対し12名減。受診率30.70%、前年度に対し0.70ポイントの増。  2項保健事業費、1目保健衛生普及費。支出済額35万7,189円、前年度に対し1万5,428円の減。不用額5万1,811円。  備考欄010保健普及事業。医療費通知4回、後発医薬品使用促進通知2回などに係る費用。  2目疾病予防費。支出済額118万8,715円、前年度に対し16万1,815円の増。不用額28万6,285円。  備考欄010疾病予防事業。臨時職員賃金は、レセプト点検に係る賃金。生活習慣病予防事業委託料は、社会福祉大会で実施した事業の委託。  9款、1項基金積立金。  次の187、188ページをお願いします。  2目財政調整基金積立金、新規。支出済額835万4,879円。不用額121円。国保制度改革に伴い創設した基金の積み立て。  10款公債費、2項1目広域化等支援基金償還金。支出済額1,000万円、前年度より400万円の増。不用額はありません。平成27年度に借り入れた2,000万円に対し、平成29年度から5年間の償還を開始されたことよる増。  11款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、1目一般被保険者保険税還付金。支出済額72万3,740円、前年度に対し135万1,860円の減。23件分。不用額77万6,260円。  3目一般被保険者還付加算金。支出済額9,900円、前年度に対し6万6,100円の減。5件分。不用額4万4,760円。  5目国庫支出金返納金。支出済額452万3,340円、前年度に対し1,308万9,209円の減。不用額はありません。療養給付費負担金等の概算交付に伴う精算分。  次の189、190ページをお願いします。  6目療養給付費返納金、支出済額167万3,333円。不用額667円。療養給付金等交付金の概算交付に伴う精算分、皆増。  12款、1項、1目予備費支出はありません。不用額2,179万4,000円。  歳出合計、当初予算額14億5,819万8,000円。6,751万円減額補正し、予算現額13億9,068万8,000円に対し、支出済額13億806万809円。不用額8,262万7,191円。  次の193ページに実質収支に関する調書、192ページに財産に関する調書を添付しておりますので、御参照ください。なお、財産に関する調書中、基金現金の増減、物品は徴収用オートバイの減。  恐れ入りますが、166ページにお戻りください。  歳入歳出差引残額1億3,643万7,224円を平成30年度に繰り越すものです。  以上、真鶴町国民健康保険事業特別会計(事業勘定)分の説明を終わります。 ○(議長)  これをもって、提案理由の説明を終わります。 ○(議長)  これより、本案に対する質疑に入ります。 ○(議長)  よろしいですか。では質疑がないようですから、これをもって質疑を終わります。 ○(議長)  お諮りいたします。 ○(議長)  ただいま議題となっております認定第2号については、決算審査特別委員会に付託いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。               (「異議なし」の声あり) ○(議長)  異議なしと認めます。
    ○(議長)  よって、認定第2号については、決算審査特別委員会に付託することに決しました。 ○(議長)  日程第6、認定第3号「決算の認定について平成29年度真鶴町国民健康保険事業特別会計(施設勘定)決算」を議題といたします。 ○(議長)  本案について、提出者の提案理由の説明を求めます。 ○(町長)  認定第3号は、平成29年度真鶴町国民健康保険事業特別会計(施設勘定)決算の認定についてであります。去る6月29日に会計管理者より提出があり、7月18日から24日までのうちの3日間において、監査委員の審査に付し、その意見をつけて認定を求めるものでございます。  詳細については会計管理者に説明させますので、よろしく御審議の上、御賛同いただきますようお願い申し上げます。 ○(議長)  内容説明を会計管理者に求めます。 ○(会計課長)  それでは、認定第3号決算の認定について平成29年度真鶴町国民健康保険事業特別会計(施設勘定)決算、197、198ページをお願いいたします。  歳入です。  1款繰入金、1項他会計繰入金、1目1節一般会計繰入金。調定額及び収入済額とも6,433万3,284円、前年度に対し1,128万2,000円の減。  備考欄006一般会計繰入金(起債償還分)2,465万6,284円。007一般会計繰入金(管理運営分)3,967万7,000円。  2款1項1目繰越金、1節前年度繰越金。調定額及び収入済額とも70万4,335円、前年度に対し18万5,485円の増。  3款諸収入、1項1目1節雑入。調定額及び収入済額とも714万322円、前年度に対し35万7,710円の減。  備考欄004指定管理者負担分は、町が契約し借り上げている医療機器や光熱水費などについて、町が一旦負担し、指定管理者から受けるもの。  2項1目1節貸付金元利収入。調定額及び収入済額とも2,000万円、前年度同額。指定管理者に運転資金として貸し付けた分の返済。  歳入合計、当初予算額9,171万円。70万3,000円を追加補正し、予算現額9,241万3,000円に対し、調定額及び収入済額とも9,217万7,941円。  次の199、200ページをお願いします。  歳出です。  1款総務費、1項施設管理費、1目一般管理費。支出済額6,703万2,131円、前年度に対し1,123万9,416円の減。不用額32万4,869円。  備考欄001一般経費、前年度に対し38万2,907円の減。燃料費、通信運搬費のほか年間で契約している機器、設備の保守委託料及び借上料。010施設管理経費、前年度に対し104万1,994円の減。建物設備の光熱水費、清掃、各種設備の保守点検委託料等。  201、202ページをお願いします。  診療所管理経費、前年度に対し981万4,515円の減。管理運営交付金1,500万円、指定管理者への交付金、前年度に対し1,000万円の減。協定に基づくもの。運転資金貸付金2,000万円、指定管理者への運転資金への貸付金、前年度同額。一般会計操出金2,070万4,335円、協会から償還を受けた運転資金貸付金2,000万円と前年度の管理経費精算分70万4,335円。  2款1項公債費1目元金。支出済額1,929万1,981円、前年度に対し39万7,674円の増。不用額82円。町債償還元金、診療所建設に係る起債償還金で、期間は平成11年度から30年償還の元金。  2目利子。支出済額536万4,366円、前年度に対し39万7,674円の減。不用額643円。町債償還利子、元金同様、保健診療所建設に係る起債償還金の利子。  3款1項1目予備費支出はありません。不用額39万9,000円。  歳出合計、当初予算額9,171万円。70万3,000円を追加補正し、予算現額9,241万3,000円に対し、支出済額9,168万8,415円。不用額72万4,585円。  次の204ページに実質収支に関する調書、205ページから208ページに財産に関する調書を添付しておりますので、御参照ください。なお、財産に関しては増減がありません。  恐れ入りますが、196ページへお戻りください。  歳入歳出差引残額48万9,526円を平成30年度に繰り越すものです。  以上、真鶴町国民健康保険事業特別会計(施設勘定)分の説明を終わります。 ○(議長)  これをもって、提案理由の説明を終わります。 ○(議長)  これより、本案に対する質疑に入ります。 ○(議長)  質疑がないようですから、これをもって質疑を終わります。 ○(議長)  お諮りいたします。 ○(議長)  ただいま、議題となっております認定第3号については、決算審査特別委員会に付託いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。               (「異議なし」の声あり) ○(議長)  異議なしと認めます。 ○(議長)  よって、認定第3号については、決算審査特別委員会に付託することに決しました。 ○(議長)  以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 ○(議長)  本日は、これにて散会いたします。 ○(議長)  明日は、午前9時から本会議を再開いたします。               (散会 午後3時39分)...