熊本市議会 > 2015-02-26 >
平成27年第 1回経済分科会−02月26日-01号
平成27年第 1回環境水道分科会-02月26日-01号
平成27年第 1回福祉子ども分科会-02月26日-01号
平成27年第 1回企画教育市民分科会-02月26日-01号
平成27年第 1回総務分科会-02月26日-01号
平成27年第 1回都市整備委員会-02月26日-01号
平成27年第 1回経済委員会-02月26日-01号
平成27年第 1回環境水道委員会−02月26日-01号
平成27年第 1回企画教育市民委員会-02月26日-01号
平成27年第 1回総務委員会−02月26日-01号
平成27年第 1回都市整備分科会-02月26日-01号
平成27年第 1回環境水道委員会−02月26日-01号
平成27年第 1回経済委員会-02月26日-01号
平成27年第 1回都市整備委員会-02月26日-01号
平成27年第 1回都市整備分科会-02月26日-01号
平成27年第 1回企画教育市民分科会−02月26日-01号
平成27年第 1回福祉子ども分科会−02月26日-01号
平成27年第 1回環境水道分科会−02月26日-01号
平成27年第 1回経済分科会−02月26日-01号
平成27年第 1回総務委員会−02月26日-01号
平成27年第 1回企画教育市民委員会−02月26日-01号
平成27年第 1回総務分科会−02月26日-01号

  • "補助項目"(/)
ツイート シェア
  1. 熊本市議会 2015-02-26
    平成27年第 1回都市整備分科会-02月26日-01号


    取得元: 熊本市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    平成27年第 1回都市整備分科会-02月26日-01号平成27年第 1回都市整備分科会                都市整備分科会会議録 開催年月日   平成27年2月26日(木) 開催場所    都市整備委員会室 出席委員    7名         紫 垣 正 仁 分科会長   田 中 誠 一 副分科会長         鈴 木   弘 委員     田 上 辰 也 委員         満 永 寿 博 委員     坂 田 誠 二 委員         税 所 史 熙 委員 議題・協議事項   (1)議案の審査(17件)      議第 1号「平成27年度熊本市一般会計予算」中都市整備分科会関係分      議第 12号「平成27年度熊本市都市開発資金貸付事業会計予算」      議第 13号「平成27年度熊本市熊本駅西土地区画整理事業会計予算」      議第 14号「平成27年度熊本市植木中央土地区画整理事業会計予算」      議第 21号「平成27年度熊本市交通事業会計予算」      議第 22号「平成26年度熊本市一般会計補正予算」中都市整備分科会関係分
         議第 31号「平成26年度熊本市熊本駅西土地区画整理事業会計補正予算」      議第 32号「平成26年度熊本市植木中央土地区画整理事業会計補正予算」      議第 39号「平成26年度熊本市交通事業会計補正予算」      議第 48号「熊本市特別会計条例の一部改正について」      議第 71号「熊本市道路占用料徴収条例の一部改正について」      議第 72号「熊本市都市公園条例の一部改正について」      議第 73号「熊本市交通事業企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部改正について」      議第 74号「熊本市軌道条例の一部改正について」      議第 107号「権利の放棄について」      議第 112号「熊本市附属機関設置条例の一部改正について」中都市整備分科会関係分      議第 116号「熊本市都市計画・建築事務に関する手数料条例の一部改正について」                              午前10時10分 開会 ○田中誠一 副分科会長  都合によりまして、しばらくの間、分科会長の職務を代行いたします。よろしくお願いします。  ただいまから予算決算委員会都市整備分科会を開会いたします。  税所委員はおくれる旨連絡あっております。  今回、当分科会において審査を分担します議案は、予算9件、条例7件、その他1件の計17件であります。  それでは、審査の方法についてお諮りいたします。  審査の方法としては、各号議案について説明を聴取した後、一括して質疑を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○田中誠一 副分科会長  御異議なしと認め、そのようにとり行います。  これより、議案の審査を行います。  まず、総括的な説明を求めます。 ◎永山國博 都市建設局長  都市整備委員の皆様方には、日ごろから都市建設局の事業推進に御理解、御支援いただきまして、大変お世話になり、ありがとうございます。この場をかりてお礼を申し上げたいと思います。  それでは、私の方から、本日の委員会に付託されております予算決算委員会都市整備分科会の予算についての総括的な説明をさせていただきます。  座らせていただきます。よろしくお願いします。  まず、補正予算でございますけれども、平成26年度の補正予算につきましては、補正予算の説明資料の267ページをお開きいただきたいと思います。ここが私ども都市整備分科会審査分でございます。  269ページから270ページに総括表が出ております。  一般会計歳出の表の合計欄でございますが、25億8,000万円余の補正額をお願いしております。  減額でございますが、内訳といたしましては、決算調整による補正と国の緊急経済対策に伴う補正を同時に計上させていただいておりまして、決算調整による補正が27億2,000万円余の減額になります。また、経済対策に伴う補正が1億4,000万円余の増額で、合計で25億8,000万円余の減額としているものでございます。  決算調整に伴う補正の大部分でございますが、補助内示の減や特別会計への繰出金の減、また、国・県に対する負担金の減、それに執行残などによって所要の減額の補正をお願いしているものでございます。  また、経済対策の補正予算でございますが、国において、昨年12月26日に閣議決定されました地方への好循環拡大に向けた緊急経済対策に伴う補正予算でございます。現下の経済情勢等を踏まえた生活者、事業者への支援、それから地方が直面する構造的課題等への実効ある取り組みを通じた地方の活性化、災害復旧など災害危機等への対応、大きくこの3つの分野となっております。これに該当します7事業、総額で、事業費ベース1億4,100万円余の補正を計上させていただいております。  続きまして、次の270ページをお開きいただきたいと思います。  繰越明許費の補正でございますが、主なものといたしまして、道路橋梁整備費が62億1,000万円余、それから街路事業が27億9,000万円余など、合計で12事業109億5,000万円余の繰越額を計上させていただいております。  次に特別会計、中段の方でございますが、熊本駅西土地区画整理事業や植木中央土地区画整理事業の2会計で、決算調整に伴う補正予算合計で4億9,000万円余を計上させていただいております。  なお、特別会計におきましても、繰越明許費の補正を約3億円計上させていただいているところでございます。  次に、当初予算についてでございます。  平成27年度の当初予算につきましては、お手元の当初予算予算決算委員会説明資料をごらんいただきたいと思います。  369ページ以降に都市建設局の審査分が記載されております。  1枚めくっていただきまして、371ページ、それから372ページ、こちらに総括表を記載しております。ございますでしょうか。当初予算の分でございます。  371ページをお開きいただきたいと思います。  1番下に、都市建設局の一般会計合計を記載しております。平成27年度の当初予算は、370億5,000万円余で、対前年度比9億9,000万円余の増、伸び率が2.8%の増となっております。  詳細はこの後、担当課長に説明をさせますが、主な事業といたしましては、市電路面延伸検討調査経費、それから桜町地区の再開発事業、それからバス路線網再編関連経費、それから上熊本駅東口駅前広場整備事業、それと国県道整備関係経費などに取り組むこととしております。  債務負担行為でございますが、次の372ページをお開きいただきたいと思います。  債務負担行為といたしましては、砂原四方寄線、西環状道路でございますが、この花園工区のJR鹿児島本線横断水路整備経費及び花園インター線上部工事の整備経費、これにつきまして複数年で契約する必要がありますことから、所要の期間及び限度額の設定をお願いしているところでございます。  下の特別会計でございますが、新たに都市開発資金貸付事業会計を設けております。これは、桜町再開発事業に対する貸付金を実施するために、会計を新たに設けたものでございまして、20億1,000万円余を計上させていただいております。  そのほか、熊本駅西土地区画整理事業会計で7億6,000万円余、植木中央土地区画整理事業会計で13億5,000万円余を計上いたしておりまして、3会計合わせまして、特別会計合計で41億2,000万円余を計上しております。  先ほどの一般会計と合わせまして、都市建設局合計で411億8,000万円余の予算を平成27年度でお願いしているところでございます。  次に、議案の方でございます。  平成27年2月第1回定例会の議案集をお願いいたします。  目の1ページをお開きいただきたいと思います。最初の方です。  都市建設関係の議案といたしましては、下段の5行目、議第48号「熊本市特別会計条例の一部改正について」。それから、次のページを開いていただきたいと思いますが、目の3ページでございます。4段目に、議第71号「熊本市道路占用料徴収条例の一部改正について」、議第72号「熊本市都市公園条例の一部改正について」、それから、下から2段目の議第107号「権利の放棄について」。これは判例等による支払い命令があった市営住宅等の家賃に係る金銭債権についてのものでございます。  それから、議案集でその2というのが別にございます。そちらの方の目次をお開きいただきたいと思います。その2、薄いものでございます。  1段目でございますけれども、議第112号で、「熊本市附属機関設置条例の一部改正について」中都市整備分科会関係分、これは多核連携都市を推進するための協議会を設けさせていただくための議案でございます。  それから、3段飛びまして議第116号「熊本市都市計画・建築事務に関する手数料条例の一部改正について」、以上6件をお願いしております。  詳細につきましては、この後、担当課長から説明させますので、よろしくお願い申し上げます。 ◎西本賢正 交通事業管理者  都市整備委員の皆様方、かねてよりお世話になっております。  説明に入ります前に、お礼方々御案内を差し上げたいと思いますが、御承知のように、市営バス事業が今年度3月末日をもって事業を終了いたします。この間、議員各位にいただいた御支援、御協力に心からお礼を申し上げたいと思います。長い間、ありがとうございました。  つきましては、その式典の御案内等でございますけれども、3月31日に小峯営業所において終了式典を予定いたしております。都市整備委員会の委員の皆様方にも御案内を差し上げたいというふうに思い、別途説明はさせていただいておりますが、非常に御多忙中のところとは思いますけれども、御出席賜れればというふうに思っております。  また、3月2日から1カ月程度、市庁舎の14階フロアにおきまして、市営バスの写真展を開催させていただく予定でございます。それから、市営バス廃止に伴いまして、最後のTO熊カードの記念カードを2,015枚限定で発売を予定させていただいております。  それでは、予算決算委員会都市整備分科会に分担されています議案について御説明を申し上げます。  今回、交通事業につきましては、予算案件2件、条例案件3件について御審議をお願いしますけれども、総括的に御説明申し上げます。  まず、予算案件といたしましては、平成26年度補正予算案でございまして、基本的には、決算に向けての計数整理になっております。当初予算からいたしますと2億5,000万円余り改善いたしまして、4億1,000万円程度の黒字決算となる見込みでございます。  次に、平成27年度当初予算案でございます。平成27年度当初予算予算決算委員会説明資料でございますが、その資料の401ページ、平成27年度交通事業の重点事業についてからかいつまんで申し上げます。  経営健全化計画の最終年度、平成27年度は、バス事業の廃止に伴いまして、軌道事業のみの予算編成となっております。バス事業廃止によるバス事業用地の売却等、資産の有効活用を図り、経営健全化計画の達成に向けて取り組んでまいりたいと考えております。  軌道事業につきましては、味噌天神前付近の軌条交換工事や旧型車両のステップ改良を実施いたしますほか、地域振興ICカードと市電ICカードの相互利用環境構築等により市電の機能と魅力向上を図り、利用者増につなげていきたいと考えております。  続きまして、条例案件3件について御説明いたします。  平成27年2月第1回定例会議案、101ページでございます。  まず、議第73号「熊本市交通事業企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部改正について」でございますが、一般職員の給与改定に伴いまして、交通局企業職員給与基準の改定をするため、所要の改正を行うものでございます。  それから、2番目でございます。平成27年2月第1回定例会議案、この資料の103ページでございます。  議第74号「熊本市軌道条例の一部改正について」でございますが、1日・2日乗車券の種類及び価格の改定に伴いまして所要の改正を行うものでございます。  最後に、議案その2の1ページでございます。  議第112号「熊本市附属機関設置条例の一部改正について」でございますが、バス事業廃止に伴いまして、文言修正を行うものでございます。  以上でございますが、詳細につきましては、後ほど総務課長から御説明させていただきます。 ○紫垣正仁 分科会長  次に、議第22号「平成26年度熊本市一般会計補正予算」中、当分科会関係分についての説明を求めます。 ◎堀郁雄 建築計画課長  平成26年度補正予算予算決算委員会説明資料の273ページをお願いいたします。  建築計画課予算をごらんください。  土木総務費、人件費を除きますが、8,470万3,000円の減額補正を計上しております。全て決算調整によるものでございますが、主なものといたしましては、3番の民間建築物アスベスト改修事業についての減額補正645万円は、アスベスト除去等の申請がなかったことによるものでございます。  4の建築物耐震化促進事業についての減額補正416万1,000円は、戸建て木造住宅におけます耐震改修工事の申請が予算件数を下回ったことによる減額でございます。  5の特定建築物耐震化促進事業についての減額補正5,014万8,000円は、義務づけ対象建築物耐震診断におけます補助内示減額によるものと、申請が予算件数を下回ったことによる減額となります。  次に、6の公共施設補修調査経費と7の公共施設保守点検集約経費は、いずれも入札残による減額でございます。 ◎下田誠至 建築指導課長  資料は、同じく273ページの下の段でございます。  建築指導費としましては、550万円の減額補正でございます。  内容としましては、1番目の構造計算適合性判定経費でございますが、これは建築確認における構造計算の判定機関への審査業務に要する経費でございますが、決算調整で350万円の減額補正をいたしております。  2番目の人にやさしいまちづくり助成につきましては、当初、2件分の400万円を計上しておりましたが、これも決算調整によりまして、1件分の200万円を減額補正いたしております。 ◎福原茂 土木総務課長  土木総務課所管分の補正予算について御説明いたします。  274ページをお願いいたします。  道路橋梁費中の道路橋梁総務費でございます。  主なものといたしましては、2番、地籍調査経費及び3番、植木町地籍調査費ですが、入札残等でそれぞれ550万2,000円及び323万9,000円の減額を計上しております。  8番ですが、東部土木センター整備経費ですけれども、工事入札残等により3,367万円の減額を計上しております。  次に、道路橋梁維持費でございます。  主なものとしましては、275ページに移りますが、3番、国県道道路橋梁維持修繕経費及び6番の道路橋梁防災対策経費(防災安全)ですが、事業進捗に伴う事業費の増加等により、それぞれ7,960万4,000円及び6,059万1,000円の増額を計上しております。  7番、市道道路橋梁維持修繕経費及び8番、市道舗装補修経費につきましては、国の内示減やそれに伴う事業間調整により、それぞれ1億3,046万4,000円及び4,340万8,000円の減額を計上しております。  次に、道路橋梁新設改良費でございます。主なものとしましては、めくっていただいて、2番の国県道道路橋梁改築経費交付金につきましては、国の内示減に伴い、3億4,857万5,000円の減額を計上しております。  5番、国直轄事業負担金につきましては、国道3号植木バイパスほか、国の事業進捗に伴い、1億2,490万7,000円の増額を計上しております。  6番、北熊本スマートインターチェンジ整備経費及び10番、市道道路橋梁整備経費については、国の内示減やそれに伴う事業間調整ほかにより、それぞれ1億1,261万2,000円、及び1億6,318万3,000円の減額を計上しております。  次に、道路交通安全施設費でございます。  主なものとしましては、1番、国県道交通安全施設整備経費については、国の内示減に伴い、8,969万1,000円の減額を計上しております。  次のページに移りまして、3番、市道交通安全施設整備事業(防災安全)につきましては、白浜2号線ほかの事業進捗に伴い、4,918万円の増額を計上しております。  次に、河川費でございます。277ページ下段をお願いいたします。
     主なものとしましては、1番、広域河川改修経費及び、めくっていただきまして3番、準用河川改修事業について、国の内示減に伴い、それぞれ1億6,800万2,000円及び9,602万6,000円の減額を計上しております。  次に、順番が戻りますけれども、2番、広域河川改修経費につきましては、国の経済対策関連で、藻器堀川の護岸改修経費として1,000万円の増額を計上しております。  6番、浸水解消対策経費については、用地交渉等の難航による事業進捗のおくれに伴い、4,265万4,000円の減額を計上しております。  次に、水路費でございます。  同ページの下段をお願いいたします。  水路費につきましては、全て決算調整等による減額でございまして、総額で1,556万3,000円の減額を計上しております。 ◎石坂信也 首席審議員兼都市政策課長  279ページ中段、都市計画総務費につきまして、都市政策課及び技術管理課関係、人件費を除きまして、総額1,000万9,000円の減額となっております。  主なものとしましては、まず、都市計画審議会の経費でございますけれども、当初、審議会を2回の開催としておりましたが、3月開催予定の審議会において、日程の都合上、審議会開催と現地視察を2回に分けて実施することから、計3回の実施となりました。報酬費14万円の増額補正となっております。  このほか、2熊本市都市マスタープラン推進経費から5公共事業労務費調査経費までの4事業につきましては、入札執行残などの決算調整による減額補正でございます。 ◎田中隆臣 首席審議員兼都心活性推進課長  都心活性推進課分としまして、279ページ下段にございます総額6,587万円の減額補正をお願いしております。  主なものとしまして、1番の桜町地区再開発事業、それと、ちょっとページめくっていただきまして、4番の下通A地区市街地優良建築物等整備事業でございますが、こちらには、補助内示の減額に伴います決算調整額としまして、1番の桜町地区では6,300万円、それと4番の下通A地区でございますが、こちらで3,940万円の減額補正をいたしております。  それと、2番と3番につきましては、国の経済対策に伴います27年度分の前倒しとしまして、桜町・花畑周辺地区まちづくり推進経費として1,600万円、花畑広場整備事業として2,000万円を計上しているものでございます。 ◎大関司 交通政策総室副室長  280ページ、都市計画総務費における補正といたしまして、総額1億1,202万2,000円の増額をお願いするものでございます。  主な内訳を申し上げます。  項目番号1番、地域公共交通網形成計画策定経費500万円につきましては、改正されました地域公共交通活性化再生法に基づき、本市の持続可能な公共交通ネットワーク形成に必要となる地域公共交通網形成計画を策定するための経費でございます。  国が自治体に対して、計画に盛り込むべき内容といたしまして、本市が先駆的に取り組ませていただきましたコミュニティバスによる交通空白地域の解消やデマンドタクシーの導入、複数路線を再編した乗り換え拠点の設定などを示しておりますことから、この計画策定に当たりましては、これまで取り組んできた方向性を保ちながら、グラウンドデザインや公共交通基本条例に定めた施策を軸としつつ、その内容を充実させ、まちづくりの地域戦略と一体性を確保しながら、平成27年度末の策定を目指します。  なお、内閣府の地域再生戦略交付金を活用させていただくため、平成27年度当初予算より前倒しまして補正予算に計上するものでございます。  続きまして、項目2番、熊本城周遊バス運行経費740万円の増額でございます。  利用者の御意見をもとに、平成26年10月1日から運行ルートの改善をしましたことに伴い、運行本数が27便から22便に減少いたしました。これによりまして、運賃収入が410万円の減、また、ルート変更に伴うバス車内の音声合成機器の改修も必要となりまして、これが300万円といった内訳となっております。  続きまして、項目5番、路線移譲円滑化経費4,000万円の増額であります。これは、バス路線網再編の中心的役割を担う熊本都市バス株式会社へ、ダイヤ編成システム等の導入費用を本市で負担するものでございまして、5年間の使用権を初年度に一括購入する経費の負担でございます。これも、先ほど項目1で述べましたとおり、27年度当初予算より前倒して補正予算に計上したものでございます。  続きまして、項目6番、地方バス路線維持費助成1億7,270万円の増額でございます。  本年度当初に21年ぶりにバス運賃の改定がございましたが、当初予算におきましては、その運賃改定の効果を事業者の収入増を最大限に見込みまして、お客様離れの影響もないという想定で、4億5,900万円を措置させていただいておりました。しかしながら、結果といたしまして、運賃改定に伴う収入の実績が当初予算編成時の見込みよりも少なかったこと、また燃料費の高騰により各社の経常費用が増加したことなどの影響によりまして増額補正をお願いするものでございます。  補助項目ごとに申し上げますと、国庫補助系統が1,070万円、運行依頼系統が520万円、一般系統1,800万円、中でも熊本都市バスへの補助が1億3,730万円の増額となっており、都市バスへの補助につきましては、ICカード導入に伴う費用負担─事業者として全体の2割を担うという部分でございますが、これを2,200万円含んでいるところでございます。  続きまして、項目7番、熊本川尻駅間新駅整備経費、減額8,700万円でございますけれども、その理由は、平成26年8月25日のJR九州との実施協定による事業費の減額見込みに伴うもの及び駅前広場道路詳細設計業務委託入札残によるものでございます。  続きまして、281ページ、項目9番でございます。  経済対策関連事業分の鉄道維持費助成1,891万2,000円の増額でございます。理由といたしましては、平成27年度実施予定の車両更新及び記録装置新設の前倒しで1,891万2,000円を計上いたしております。  なお、本事業は、鉄道の安全な運行を継続するために必要となる運送設備の更新等に対しまして、国、県、合志市、熊本市、熊本電鉄で構成する協議会において事業計画を立案し、国の支援と連携して関係自治体と歩調を合わせ、事業費の一部を助成するものでございます。  続きまして、項目10番、ICカード片利用環境構築助成で、減額の3,234万7,000円でございます。  本事業は平成26年6月補正案件でありまして、補正予算編成時には、国庫補助の交付率を43.5%と想定しておりましたけれども、結果といたしまして63.3%の高い交付率でございましたため、市の負担分を減額させていただくものでございます。  続きまして、飛びますが、項目14番でございます。港湾整備県事業負担金として減額2,364万2,000円でございます。理由といたしましては、主に国の直轄港湾改修事業の熊本港整備事業の入札残でございます。  続きまして、経済対策関連事業分の項目15番でございます。港湾整備県事業負担金として3,200万円を計上しております。これは、経済対策に係る国補正関連としまして、熊本港に関して熊本県が行う港湾補修及び港湾環境整備について、受益相当分を負担させていただくものでございます。 ◎寺崎真治 熊本駅周辺整備事務所副所長  説明資料の282ページをお願い申し上げます。  都市計画総務費の熊本駅周辺整備事務所関係経費といたしまして、総額1億2,714万6,000円の減額補正を計上しております。  主なものといたしまして、まず1の連続立体交差促進経費は、県事業に対します国の補助内示減による県への市負担金1億2,600万円の減額補正でございます。  次に、3の一般管理経費につきましては、鉄道高架関連整備費分の一般管理経費の所管がえによります252万3,000円の増額補正でございます。  続きまして、街路事業費は総額10億4,812万7,000円の減額補正を計上しております。  主なものといたしまして、1の上熊本東口駅前広場整備事業は、街路事業の内示減に対応するため、用地費3億3,000万円など、年度間調整による減額補正でございます。  次に、3の国県道街路整備経費交付金から6の市道街路整備経費を合わせまして7億1,748万4,000円につきましては、国の補助内示減によります決算調整による減額補正でございます。 ◎福原茂 土木総務課長  引き続き、街路事業費の土木総務課分を御説明いたします。  決算調整等によりまして、総額で1億8,397万7,000円の減額を計上しております。  主なものとしまして、1番、国県道街路整備経費交付金につきましては、国の内示減などにより1億1,872万円の減額を計上しております。  次に、283ページをお願いいたします。公園費でございます。  決算調整等によりまして、総額1,931万9,000円の減額を計上しております。  主なものとしましては、7番、公園整備経費(都市再生整備分)ですが、用地交渉の難航による事業進捗のおくれに伴いまして、1,237万円の減額を計上しております。 ◎田中隆臣 首席審議員兼都心活性推進課長  引き続き、284ページをお願いいたします。  区画整理維持管理経費でございますけれども、当課で所管しております道路の維持管理経費として、入札執行残により110万円の減額補正をいたしております。 ◎寺崎真治 熊本駅周辺整備事務所副所長  熊本駅西土地区画整理事業会計繰出金3,305万5,000円の減額補正を計上しております。  これは、熊本駅西土地区画整理事業会計におきまして決算調整による減額補正を計上しておりますことから、その財源となります一般会計からの繰出金を減額するものでございます。 ◎福原茂 土木総務課長  引き続き、土地区画整理費について御説明いたします。  主なものとしましては、3番、植木中央土地区画整理事業会計繰出金でございます。これは後ほど、特別会計の補正予算の中でも御説明させていただきますが、植木中央土地区画整理事業会計において、国の内示減等に伴う減額補正を計上しておりますことから、その財源となります一般会計からの繰出金につきましても5,410万4,000円の減額を行うものでございます。 ◎堀郁雄 建築計画課長  284ページの下段の方をお願いいたします。  住宅管理費、人件費を除くところでございますが、7,043万7,000円の減額補正を計上しております。全て決算調整によるものでございますが、主なものといたしましては、2番の市営住宅維持管理経費についての減額補正5,211万7,000円は、萱木小集落団地水道直結工事の入札不調における未執行によるもので、平成27年度当初予算に再計上しております。  次に、3番目の市営住宅計画修繕経費についての減額補正440万円は、風呂設備新設工事における補助内示減額によるものでございます。  4番目の家賃滞納訴訟関係経費の減額補正790万円は、家賃滞納者強制執行に伴います予納金の清算及び弁護士費用等の執行残によるものでございます。  続いて、285ページに移ります。  6番目の普通財産管理経費の減額補正508万8,000円は、和解により、東水前寺団地解体工事費が不用になったことによる減額でございます。  続きまして、同じく285ページの中段をお願いいたします。  住宅建設費、また人件費を除きますが、1,995万7,000円の減額補正を計上しております。決算調整によるものとしまして、1番の市営住宅建設事業についての減額補正1,532万5,000円は、堂の前団地排水路工事の内容変更と、山室未利用地整備工事の入札残によるものでございます。  次に、2番目の植木町市営住宅建設事業についての減額補正463万2,000円でございますが、山本団地建設に伴います家賃補償におきまして、工事中の移転先として民間住宅より市営住宅を選択された方が多かったことでの執行残による減額でございます。 ◎大関司 交通政策総室副室長  285ページの一番下をお願いいたします。  諸支出金におけます決算調整による補正として、総額6,700万円の増額をお願いするものでございます。  内訳といたしましては、退職金の補助といたしまして退職者の増、当初予算で5名を見込んでおりましたが、結果的に8名の方が退職されましたので、その額が6,140万円の増額、また、基礎年金拠出金といたしまして、総務省の基準単価の増額により320万円の増額等でございます。 ○紫垣正仁 分科会長  次に、議第31号「平成26年度熊本駅西土地区画整理事業会計補正予算」についての説明を求めます。 ◎寺崎真治 熊本駅周辺整備事務所副所長  熊本駅西土地区画整理事業会計補正予算につきまして、まず歳出の方から説明させていただきます。  説明資料の290ページをお願いいたします。  いずれも決算調整によります減額補正でございますけれども、まず、土地区画整理事業費につきましては、換地処分等の業務委託費、また工事費の内示減などに伴います3,618万4,000円の減額。また、公債管理会計繰出金実施相当分と合わせまして、歳出補正総額3,706万9,000円の減額を計上しております。  次に、歳入予算について御説明させていただきます。  1ページ前の289ページをお願いします。  歳入補正予算につきましても、歳出予算と同額の減額補正を計上しております。  内訳としましては、土地区画整理事業費補助金608万7,000円の減額と、地区内市有地の土地売り払い収入837万3,000円の増額、そして歳出減によります一般会計からの繰入金の減額と土地区画整理事業債を減額しまして、歳入総額3,706万9,000円を減額するものでございます。 ○紫垣正仁 分科会長  次に、議第32号「平成26年度熊本市植木中央土地区画整理事業会計補正予算」についての説明を求めます。 ◎福原茂 土木総務課長  植木中央土地区画整理事業会計に関する補正予算について御説明いたします。  初めに、歳出予算から御説明いたします。  292ページをお願いいたします。  土地区画整理費につきましては、国の内示減などの理由により、4億5,436万4,000円の減額を計上しております。また、公債費の利子相当分794万円の減額と合わせまして、特別会計総額として4億6,230万4,000円の減額を計上しております。  また、これら歳出予算の減額に伴いまして、その財源となります歳入予算の減額も行っております。  291ページをお願いいたします。  歳入予算につきましても、国庫支出金、財産収入、先ほど御説明いたしました一般会計からの繰入金及び市債を合計いたしまして、歳出予算と同額の4億6,230万4,000円の減額を計上しております。 ○紫垣正仁 分科会長  次に、議第39号「平成26年度熊本市交通事業会計補正予算」についての説明を求めます。 ◎永戸成佳 交通局総務課長  では、議第39号「平成26年度熊本市交通事業会計補正予算」について御説明いたします。  説明資料の297ページをごらんください。  今回補正に計上しておりますのは、基本的に決算に向けての計数整理でございますけれども、概要の方を簡単に御説明いたします。  まず、業務の予定量でございます。  軌道事業につきましては、乗車人員が対当初比で4万5,000人の増となっておりまして、料金収入につきましては、対当初比で5,033万7,000円の増となっております。  自動車運送事業につきましては、対当初比で19万7,000人の減、料金収入につきましては、対当初比で1,074万3,000円の増となっております。  続きまして、298ページをお願いいたします。補正予算案の総括表でございます。  まず、(1)の収益的収支の欄でございますが、軌道事業におきましては、計のA+Bの列の軌道事業のところでございます。収支差し引き3億8,100万円余の利益計上となっております。自動車運送事業におきましては、その下、収支差し引き3億3,200万円余の利益計上、両事業で7億1,000万円余の利益計上となっております。  次に、中段の資本的収支の欄でございますが、軌道、自動車、両事業で2億9,500万円余の損失を見込んでおります。  次の299ページから301ページまでにかけましては、軌道、自動車、両事業の収益的収支及び資本的収支の費目ごとの内訳になりますので、説明の方を割愛させていただきます。  302ページでございます。  こちらは、平成26年度交通事業会計決算値をグラフであらわしたものでございます。 ○紫垣正仁 分科会長  次に、議第1号「平成27年度熊本市一般会計予算」中、当分科会関係分についての説明を求めます。 ◎堀郁雄 建築計画課長  平成27年度当初予算予算決算委員会説明資料の375ページをお願いいたします。  建築計画課の予算をごらんくださいませ。土木総務費、人件費を除くところでございますが、3億5,903万4,000円の予算を計上しております。  主なものといたしまして、2番の東日本大震災避難被災者支援経費は、被災者向けに民間賃貸住宅を借り上げる経費となりまして、現在、福島県からの避難者11世帯に無償で提供しております。  3の住生活基本計画推進事業につきましては、住生活基本計画における住宅施策の進捗評価と新たな住宅施策等について検討する住宅審議会に係る経費でございます。  4の民間建築物アスベスト改修事業は、アスベスト含有調査、除去等の補助を行う所要の額を計上しております。  5の建築物耐震化促進事業は、戸建て木造住宅におけます耐震診断や耐震改修への補助でありまして、さらなる補助制度の活用を図るための周知啓発に努めて、耐震化の促進につなげてまいりたいと考えております。  6の特定建築物耐震化促進事業でございますが、緊急輸送道路沿道建築物への耐震診断の補助と、本年12月末までに耐震診断の実施報告が義務づけられた建築物への耐震診断の補助を行う経費を計上しております。  そして、補助制度のさらなる拡充といたしまして、義務づけられた建築物への耐震改修の補助を平成27年度から開始したいと考えております。
     7の、小修繕等の設計をまとめて効率的に執行いたします公共施設補修調査経費、8番の、法律に基づき実施いたします公共建築物定期点検経費、9番の、空調設備など8業種の設計を集約して行います公共施設保守点検集約経費につきましては、所要の予算を計上しております。 ◎福原茂 土木総務課長  同じく375ページ、下段をお願いいたします。  土木総務課所管分としまして、用地調整課の嘱託職員雇用経費など、一般管理経費として589万4,000円を計上しております。 ◎下田誠至 建築指導課長  次のページ、376ページをお願いいたします。  建築指導費としましては、2,686万5,000円を計上いたしております。  主な内容といたしましては、1番目の構造計算適合性判定経費でございますが、建築確認における構造計算の判定機関への審査業務に関する経費としまして1,000万円を計上いたしております。  次に、3番目の建築確認管理システム経費でございますが、建築確認に関する図書のデータを入力する人件費、保守点検費などといたしまして864万2,000円を計上いたしております。 ◎福原茂 土木総務課長  同じく376ページ、中段、道路橋梁費中の道路橋梁総務費でございます。  人件費を除き、総額で10億1,887万9,000円を計上しております。  主なものとしまして、1番、土木業務支援システム整備経費として、統合型GIS整備経費ほか土木管理システムの管理経費など2億7,500万円を計上しております。  次に、3番の道路(里道)事務経費から次のページの7番、未登記道路処理経費までですが、道路・里道の境界立ち会いや登記等に係る事務経費、道路台帳の管理経費として、合わせて約1億7,024万9,000円を計上しております。  次、8番から10番までですが、地籍調査及び官民境界先行調査経費といたしまして1億9,675万6,000円を計上しております。  16番、東部土木センター整備経費ですが、東町から佐土原への事務所移転統合のための経費といたしまして2億6,500万円を計上しております。  続きまして、次ページ、378ページをお願いいたします。  道路橋梁維持費でございます。総額で42億9,412万3,000円を計上しております。  1番から5番が国県道の維持的経費であり、主なものとしましては、3番の道路橋梁維持修繕経費交付金ですが、橋梁長寿命化修繕計画に基づく維持補修経費として3億4,320万円、5番の道路維持保全経費、単独ですけれども、道路パトロール、路面清掃、街路樹管理ほか道路施設の維持管理経費として5億8,900万円を計上しております。  6番の道路橋梁防災対策経費につきましては、龍神橋、吉原橋などの老朽橋かけかえや橋梁の耐震補強経費として8億2,170万円を計上しております。  7番から12番が市道の維持的経費でございまして、主なものとしましては9番の舗装補修経費、単独ですけれども、老朽化舗装の打ちかえ及び舗装補修経費として7億3,560万円、10番の道路維持保全経費は、道路パトロール、街路樹管理ほか道路施設の維持管理経費として4億8,500万円を計上しております。  次に、379ページの道路橋梁新設改良費でございます。総額93億2,090万円を計上しております。  1番から6番が国県道の新設改良費であり、主なものとしましては1番、道路橋梁改築経費(補助金)ですが、熊本西環状線である県道砂原四方寄線の整備経費としまして38億4,600万円を計上しております。  2番、道路橋梁改築経費(交付金)ですけれども、県道砂原四方寄線、花園インター線や国道501号飽田バイパス改良経費など24億4,000万円を計上しております。  3番の単独費は、県道益城菊陽線ほかの改良経費など4億2,560万円、5番と6番の国道266号電線共同溝整備経費は、交付金、単独費を合わせまして1億3,980万円を計上しております。  7番、国道3号熊本北バイパス、植木バイパス等の国直轄事業負担金として8億円を計上しております。  8番と9番は、スマートインターチェンジの整備経費として、北熊本は1,260万円、城南は1億6,140万円を計上しております。  11番から13番は市道の新築改良費でございまして、主なものとしましては、12番道路橋梁整備経費(単独)ですが、九品寺6丁目画図町下無田第1号線ほか幹線道路等の拡幅改良経費として13億3,020万円を計上しております。  次に、380ページをお願いいたします。  道路交通安全施設費でございます。総額15億212万円を計上しております。  主なものとしまして、1番と2番は、国県道の交差点改良など交通安全施設整備経費として、交付金、単独費を合わせまして3億2,870万円、3番と4番は、市道における交差点改良やカーブミラー等の交通安全施設整備経費として、交付金、単独費を合わせまして7億8,000万円を計上しております。  5番以降は、自転車走行環境整備や駐輪場関係経費でありまして、5番が自転車レーンや(仮称)白川自転車ハイウェイ整備に1億3,560万円、9番ですが、市営駐輪場の指定管理料として1億1,378万円を計上しております。  次に、381ページをお願いいたします。  河川費でございます。人件費を除き、総額9億1,687万1,000円を計上しております。主なものとしまして、1番、健軍川、藻器堀川ほか広域河川改修経費として3億4,960万円、2番、準用河川改修事業につきましては旧天明新川整備費に3億1,900万円を計上しております。  8番から10番は、広域河川ほか河川の除草、しゅんせつ、護岸補修等の維持補修ほか管理経費として、合わせて4,584万3,000円を計上しております。  382ページに移りまして、13番ですが、単独河川環境整備として大井手川の改修経費に3,700万円を計上しております。  18番ですが、加勢川維持管理経費、これは新規事業でございまして、加勢川に繁茂する外来植物の撤去及び江津湖の沈船撤去費として590万円を計上しております。  次に、同ページ中段の水路費でございます。総額4億3,016万9,000円を計上しております。  主なものとしましては、1番、一般排水路の新設改良経費として1億3,250万円、2番は一般排水路のしゅんせつ、清掃、補修等の管理経費としまして1億2,975万3,000円。3番から5番は、排水機場の維持管理やポンプのオーバーホール等に合わせまして1億4,344万4,000円を計上しております。 ◎石坂信也 首席審議員兼都市政策課長  383ページ、10都市計画総務費、1都市マスタープラン推進経費から13一般管理費まで、都市政策課及び技術管理課関連予算としまして、人件費を除きまして、総額1億1,500万円余りを計上しており、主なものといたしまして、まず、1都市マスタープラン推進経費1,000万円につきましては、都市マスタープランで位置づけた多核連携都市の形成を推進するため、立地適正化計画の作成を行うとともに、熊本市多核連携都市推進協議会を開催するものでございます。  次に、3都市交通マスタープラン推進経費でございますが、1,100万円につきましては、熊本都市圏都市交通マスタープランの周知及び都市計画道路見直しガイドライン策定を行うものでございます。  6土木積算システム管理経費4,500万円につきましては、技術管理課で所管しております土木積算システムの維持管理やそのデータ使用に必要な経費でございます。  最後に10、市電路線延伸検討調査経費でございます1,300万円につきましては、西部、東部、南熊本方面の市電路線延伸につきまして、沿線状況の把握や導入形態の物理的検討などの調査検討を行うものです。 ◎田中隆臣 首席審議員兼都心活性推進課長  来年度の都心活性推進課分としまして、合計で14億3,900万円余を計上いたしております。  主なものについて御説明いたします。  2の都市開発資金貸付事業会計繰出金1,000万円でございますけれども、こちらは、熊本・桜町再開発株式会社に対する貸付金の利子分でございます。  なお、こちらにつきましては、中心市街地活性化特別委員会等で説明しました資料をもとに、若干補足させていただきます。  お手元にございます平成27年第1回定例会都市整備分科会・都市整備委員会参考資料をお願いいたします。参考資料の中の資料1でございます。こちらのものになります。都市開発資金の制度及び体系等を御説明した資料でございます。  目的等々書いてございますけれども、国の法律に基づきまして、事業推進のための措置でございまして、中段の方に貸し付けの流れというふうに模式図ございます。国及び市から事業者の方に貸付金として、27年度から29年度の3カ年合計で、20億円掛ける3の60億円を無利子貸し付けするものでございます。償還につきましては、右側にございますように、再開発事業が進んだ後に、保留床を売却したお金をもって、一括で平成30年度の予定で償還していただく予定になってございます。  中段の下の方に貸付金の年次計画が書いてございますが、市債として毎年、国の10億円と合計で20億円ずつ、27、28、29、3カ年貸し付けると。  その中段の方にございますように、市の10億円ずつにつきましては、市中金融機関から借り入れを行いますことから利子が発生しておりまして、その合計額、3カ年の合計額として3,000万円を今計上させていただいているところでございます。先ほどの予算計上しております1,000万円につきましては、平成27年度分ということで計上しているものでございます。  一番下の方に書いてございますように、導入効果としまして、目的にもありますように、事業推進、事業費削減ですね。再開発会社の事業費削減が約3億円ございます。また、今回の再開発事業につきましては、MICE施設を取得するという市の床を買うという形から、熊本市にも約1.2億円のメリットがあるということから、今回、この貸付金を導入するというふうにしたものでございます。  続きまして、また予算説明書の方の383ページ一番下、桜町地区再開発事業でございます。  こちらも、再開発事業に対する助成金ほかとして9億4,700万円を計上しております。なお、こちらも同じように、先ほどの参考資料の2ページ、資料2から若干補足をさせていただきます。  資料2でございますけれども、再開発のスケジュール、資金計画、資金調達計画等々書いてございます。一番上のスケジュール見ていただきますと、平成27年度の8月ぐらいからブルーの帯で解体工事というふうに事業スケジュールがなってございます。その解体工事に対する補助金として来年度の9億4,600万円を計上しているというところでございまして、真ん中の支出金明細におきましては、都市土地整備費13億円という欄でございます。こちらの、事業者が行われる解体工事で約13億円、それに補助金として9億4,000万円余を財源として事業資金に充てられるということでございまして、資金調達の一番下にございます一般会計補助金13億6,600万円、こちらの方が、来年度の9億4,600万円、それと平成27年度に繰り越した4億2,000万円を合計した額として計上してあるものでございます。  次に、資料3をお願いいたします。  こちらが再開発会社から提出されております認可申請の審査状況です。こちらも中心市街地の活性化に関する特別委員会に御説明した内容でございますが、認可申請に伴います認可の視点です。どのような観点で認可したかというものを1番から右ページの中段まで記載しております。  2番の方に審査結果と書いてございますけれども、都市再開発法に基づきます、今説明しましたこういう認可の視点に基づいて審査を行った結果、妥当なものと判断したところでございまして、縦覧につきましては、本日より縦覧を開始したところでございます。本日26日から縦覧を開始いたしました。  それから、次のページから、基準と事業計画の抜粋ということで、こちらが認可申請に添付される資料になってございます。これは参考のために添付させていただいております。  続きまして、また予算書でございます。申しわけございません。  4番、(仮称)花畑広場整備事業120万円でございますけれども、こちらは、花畑広場の給排水整備工事のための所要額でございます。花畑広場につきましても若干、資料4を用いて説明させていただきます。  これまでも都市整備委員会で、3月にイベントを開催するということを御説明したところでございますけれども、左ページの(2)協働イベントの概要ということで、3月7日土曜日に、11時から21時、夜の9時まで、産業文化会館の跡地を活用して、市民と協働のイベント。市民と協働のイベントというのは、ワークショップに参加されている方々が運営スタッフになられて、我々と一緒にイベントを開催していくということでございまして、商店街の方々の御協力をいただきまして、お店をカフェとして出していただいたり、夜にはイブニングバーということで、ちょっとしゃれた、飲めるような、お酒も若干提供するということで、作製しました椅子がございまして、そちらをいろいろな形に動かして場面転換して、ステージであったり、ランチを食べる椅子にしたり、そういうふうなことを運営スタッフと一緒に時間時間で動かしながらやっていくというものでございまして、もし時間がございますなら御参加していただければと思います。  それと、右ページ、2番に花畑広場暫定整備と書いてございますけれども、上に書いてございます電気関係、先ほど説明しました額につきましては、サンビル跡地の電気設備になってございます。それと、来年度の整備予定、人工芝、透水性アスファルト舗装と書いてございます部分は、先ほど、補正の方で計上しております2,000万円に対応する部分でございまして、6月ぐらいから正式に広場として開放していくために、人工芝と書いてございますけれども、天然芝も一部入れたりしながら、整備を4月、5月でやっていきたいというふうに書いてございます。  下の方は福岡市のアクロスの広場、こちらは人工芝でございますので、参考のためにつけさせていただいているものでございます。  最後になります。予算書の5、下通A地区優良建築物等整備事業に対する助成としまて、来年度は4億7,700万円余を計上しているところでございます。 ◎宮本肇 開発景観課長  引き続きまして、384ページ中段をごらんください。  開発景観課の主な予算としまして、4の城下町の風情を感じられる町並みづくり事業でございますけれども、新町・古町地区の町家保存、修景助成の1,200万円、また、町並み整備事業計画に伴う調査経費としまして500万円の合計1,700万円を計上しております。  次に、5の川尻地区の歴史を生かした町並みづくり事業でございます。川尻地区において、住民による町並み協定が締結された通り沿いでの町家改修等への助成経費1,200万円を計上しております。 ◎大関司 交通政策総室副室長  384ページ下段、交通政策総室でございます。  386ページまで、全22事業について、資料のとおり計上させていただいております。そのうち新規事業は、3番、10番、12番、13番、22番の5事業となっているところでございます。  それでは、主な項目について御説明いたします。  項目3番、植木駅周辺整備基本構想策定経費300万円でございます。平成27年度以降のJR植木駅周辺における整備方針の検討のため、駅の利用実態調査で状況把握を行うとともに、具体化に向けた基本構想の策定を行うものでございます。  次のページでございます。項目4番、電停改良経費1億3,700万円。これは、現在、車椅子利用が不可能あるいは不便な電停を整備し、利用者の利便性の向上を図るものでございまして、通町筋電停道路改良工事費として1億1,700万円、辛島町電停詳細設計委託費として1,050万円、花畑町電停詳細設計委託費として950万円を計上いたしておるところでございます。  次に、項目5番、路線移譲円滑化経費8,450万円でございます。交通局から都市バスへの路線移譲にかかる経費でございまして、車両購入費やバスの塗装費用、車載器の購入費等の初期費用を都市バスに対し市が負担するものでございます。  平成27年度には、交通局から小峯京塚線の1路線が移譲されることとなっておるところでございます。  続きまして、項目6番、地方バス路線維持費5億2,560万円は、市民の利便性を確保するための各バス事業者に対する赤字路線への補助でございます。  事業者別に内訳を申しますと、九州産交バスが9,300万円、産交バス1億1,200万円、熊本バス4,700万円、熊本電鉄1,000万円、熊本都市バスが2億6,100万円余となっているところでございます。  次に、項目7番、熊本川尻駅間新駅整備経費7億9,000万円でございます。平成28年3月の新駅開業を目指しまして、駅舎整備に係るJRへの負担金として6億3,500万円余、周辺道路及び駅前広場整備のための工事費として1億5,300万円余、その他不動産鑑定料でございます。  続きまして、項目8番、地域生活交通確保、コミュニティ路線のことでございます。関係経費として1億9,300万円でございます。公共交通空白地域・不便地域の解消に向けた新たなコミュニティ交通導入経費として990万円余、一部路線廃止を含め、全路線の見直しを行ったゆうゆうバス運行助成に660万円余、みかん・オレンジタクシーの運行助成に170万円を計上しております。  ゆうゆうバスの見直しにつきましては、平成26年4月より、5路線6系統で運行してまいりましたが、平成27年4月以降は、収支率20%以上の見込みがない路線については廃止し、植木循環ルートのみの1路線1系統で運行させていただきます。  次に、項目9番、鉄道維持費助成213万3,000円は、熊本電気鉄道株式会社に対する鉄道による輸送の安全を確保するための補助でございます。全体事業費のうち3分の1を国、3分の1を事業者が負担します。残り3分の1のうち、熊本市はそのまた3分の1を負担することとなります。  続きまして、項目10番、交通局公有財産所管がえ関係経費14億7,000万円でございます。交通局経営健全化計画に基づく小峯営業所、小峯、託麻南の回転地の一般会計への有償所管がえに係る経費でございます。今後、市有財産審議会等における審議を経て、平成28年3月末に一般会計へ有償所管がえし、その後、熊本都市バス株式会社へ有償賃貸借を行うものでございます。  続きまして、項目12番、ICカード片利用環境構築経費助成でございます。金額は7,438万2,000円でございます。  平成28年3月に導入予定の地域ICカードシステムへの片利用環境構築事業費に対して、平成26年度に引き続き、県と協調して補助を行うものでございます。  26年度の事業費につきましては6月の補正で承認をいただいておりまして、26、27年の2カ年で事業費総額8億2,200万円余のうち、熊本市負担は2億5,300万円余の見込みでございます。  次のページをお願いいたします。  項目19番に移ります。港湾整備県事業負担金1億5,850万円は、熊本港及び百貫港に関して、熊本県が行う港湾事業及び海岸事業について、受益相当分を負担するものでございます。  最後でございます。項目22番、海フェスタ熊本関係経費6,200万円でございます。平成27年7月、熊本港を中心に有明海沿岸の7市1町で開催いたします海フェスタ熊本の実行委員会への負担金でございます。  総事業費1億2,200万円の財源内訳でございますけれども、熊本県の負担が3,000万円、補助金、協賛金の収入が2,000万円、開催自治体の負担金が1,000万円、熊本市負担が6,200万円を予定しているところでございます。 ◎寺崎真治 熊本駅周辺整備事務所副所長  都市計画総務費の熊本駅周辺整備事務所関係経費といたしまして、総額4億3,632万1,000円を計上しております。  主な内訳といたしましては、まず1の連続立体交差促進経費は、在来線の高架橋建設工事などに係ります県事業への負担金を初め、関連事務経費を合わせまして4億2,250万円でございます。  次に、2の熊本駅周辺まちづくり推進経費につきましては、熊本駅周辺まちづくり推進協議会等の各種協議会の開催経費及び交通量調査経費など380万円を計上しております。  続きまして、街路事業費としましては、総額32億4,450万円を計上しております。主な内訳としましては、1の上熊本駅東口駅前広場整備事業につきましては、駅前広場の整備等に必要な用地購入費と工事経費合わせまして6億6,730万円を計上しております。  次に、4の連立関連交差道路整備事業につきましては、本年3月の在来線高架切りかえに合わせまして、来年度から上熊本駅周辺の交差道路の整備に着手します実施設計及び道路の工事費等6,960万円、5の二本木口交差点改良事業につきましては、二本木口交差点三嬌橋付近の円滑な交通処理と歩行者の安全性を確保するために、交差点改良工事に向けての予備設計費等の経費1,170万円を計上しております。  次に、6と7の国県道街路整備経費といたしましては、上熊本法成寺線、新町戸坂線等の都市計画道路の整備に必要な経費としまして、交付金、単独合わせまして11億1,440万円、最後に、8と9の市道街路整備経費につきましては、上熊本駅西口線、花園池亀線等の整備経費としまして、交付金、単独合わせまして11億9,540万円を計上しております。 ◎福原茂 土木総務課長  387ページをお願いいたします。  街路事業費の土木総務課分でございますが、総額6億5,560万円を計上しております。  内訳としまして、1番、2番ですが、国県道の街路整備費として、上熊本弓削線ほかの交付金事業、単独事業合わせまして4億1,060万円を計上しております。  また、3番、4番ですが、市道の街路整備費として、子飼新大江線ほか交付金事業、単独事業合わせまして2億4,500万円を計上しております。  続きまして、公園費でございます。総額10億3,781万2,000円を計上しております。主なものとしまして、1番、公園整備事業ですが、(仮称)帯山七丁目南公園ほかの整備経費として6,870万円、2番、公園施設安全・安心対策事業ですが、長寿命化計画に基づく公園施設の改修経費ほかに1億1,400万円、4番、水前寺江津湖公園指定管理経費としまして1億1,558万8,000円を計上しております。  5番、公園の除草、剪定、伐採等の維持管理経費としまして6億7,707万7,000円を計上しております。  続きまして、388ページをお願いいたします。  10番、都市公園見直し経費ですが、長期未整備公園の都市計画区域変更のための経費250万円を計上し、11番、公園整備経費(都市再生整備分)ですが、都市再生整備計画に基づく水前寺江津湖公園の整備として8,440万円を計上しております。
     また、以降は新規事業となりますが、12番、花畑公園再整備事業ですが、花畑公園の再整備に向けた基本・実施設計経費として550万円、13番、水前寺江津湖公園利活用・保全基本計画策定経費ですが、計画策定に向けた利用者アンケート調査経費として200万円を計上しております。 ◎田中隆臣 首席審議員兼都心活性推進課長  その下にございます土地区画整理費でございますけれども、都心活性化分としまして200万円余の予算を計上しているものでございます。 ◎寺崎真治 熊本駅周辺整備事務所副所長  熊本駅西土地区画整理事業会計繰出金といたしまして、公債費分など7億2,019万8,000円を計上しております。 ◎福原茂 土木総務課長  引き続き、土地区画整理費の土木総務課分を説明いたします。  総額2億7,627万1,000円を計上しております。  主なものとしまして、1番、富合町土地区画整理事業促進経費に600万円、3番、町中居住・町並み形成推進事業に400万円、4番、植木中央土地区画整理事業特別会計の繰出金として2億6,247万1,000円を計上しております。 ◎堀郁雄 建築計画課長  389ページをお願いいたします。  住宅管理費、人件費を除いたところでございます。18億3,490万4,000円の予算を計上しております。  主なものといたしましては、2の住宅維持管理経費は、平成27年度から5年間の契約を締結いたしました指定管理業務について、5億9,569万1,000円を計上しております。3の市営住宅維持管理経費は、住宅管理システムリース料や市営住宅を維持補修していく工事費などを計上しており、4の市営住宅計画修繕費は、畳や風呂釜の取りかえ等に加えまして、外壁が劣化している団地の改修工事費を計上しております。  6の家賃滞納訴訟関係経費、7の民間活用型住宅供給経費、8の市営住宅空き家修繕経費については、所要の経費を計上しております。  続きまして、390ページをお願いいたします。  住宅建設費、これも人件費を除いたところでございますが、3億9,252万6,000円の予算を計上しております。  1の市営住宅建設事業は、補助事業としまして、楠団地4期の建設工事におけます家賃補償の経費を計上しており、単独事業としましては、山室公園整備工事などの経費を計上しております。  2の植木町市営住宅建設事業は、山本団地の建設工事などの経費を計上しております。 ◎大関司 交通政策総室副室長  390ページの一番最後でございます。交通政策総室でございます。  交通事業会計補助金といたしまして9億7,620万円を計上しております。資料にあります①の軌道修繕費負担金1億9,400万円は、軌道の修繕や改良に充てるためのもので、過去3年間の実質平均額というふうになっております。  ②の経営健全化補助2億6,000万円は、平成21年度に策定された交通事業経営健全化計画に基づき創設された補助でございます。  ③の退職金補助1億9,670万円は、当該年度の退職予定者10名分のものでございます。  最後、④の電車事業活性化補助等3億2,550万円の内訳は、電車事業活性化補助、超低床電車リース料負担金、超低床電車元利償還補助、基礎年金拠出金などが含まれるものでございます。 ○紫垣正仁 分科会長  次に、議第12号「平成27年度熊本市都市開発資金貸付事業会計予算」について、議第48号「熊本市特別会計条例の一部改正について」、以上2件について、一括して説明を求めます。 ◎田中隆臣 首席審議員兼都心活性推進課長  予算書の393ページをお願いいたします。  先ほど説明いたしました都市開発資金によります桜町再開発への貸し付けでございますが、こちらの都市開発資金貸し付け事業として行うものでございまして、平成27年度、20億1,000万円を計上しております。  なお、1,000万円につきましては、先ほど説明しました一般会計からの繰入金となっております。  それでは、引き続きまして、第1回定例会議案をお願いいたします。こちらの21ページ、議第48号でございます。  議第48号「熊本市特別会計条例の一部改正について」でございますが、こちらは、当初予算で説明しました特別会計熊本都市開発資金貸し付け事業の新設に伴いまして所要の改正を行うもので、第1条の第12号に、都市開発資金貸付事業会計、都市開発資金貸付事業を加えるものでございます。 ○紫垣正仁 分科会長  次に、議第13号「平成27年度熊本市熊本駅西土地区画整理事業会計予算」についての説明を求めます。 ◎寺崎真治 熊本駅周辺整備事務所副所長  熊本駅西土地区画整理事業会計につきまして、まず歳出の方から御説明させていただきます。  説明資料395ページをお願いいたします。  歳出総額7億6,291万3,000円の予算を計上しております。  主な内訳といたしましては、まず、土地区画整理事業費といたしまして、熊本駅西口駅前広場の乗降所、雨よけ施設等の工事費、また、熊本駅南線等の設計業務委託費ほか換地諸費等1億936万4,000円でございます。その他、公債費としまして、起債の元利償還金などを一括管理します公債管理事業会計への繰出金6億5,334万9,000円と予備費でございます。  次に、歳入予算について御説明します。  1ページ前の394ページをお願い申し上げます。  上の段から、国からの土地区画整理事業費補助金621万5,000円、一般会計からの繰入金7億2,019万8,000円と、市債であります土地区画整理事業債3,650万円で、歳入総額7億6,291万3,000円を計上しております。 ○紫垣正仁 分科会長  次に、議第14号「平成27年度熊本市植木中央土地区画整理事業会計予算」についての説明を求めます。 ◎福原茂 土木総務課長  植木中央土地区画整理事業会計に関する当初予算について御説明いたします。  396ページをお願いいたします。  まず、歳出の御説明をいたします。  歳出予算総額13億5,422万8,000円を計上しております。一般管理運営費として、都市計画道路中央線整備、区画道路の改良工事、街区歩道整備に係る施設改修工事費に3億1,210万円、建物移転補償費に8億9,640万円を計上し、公債管理会計繰出金として、元金相当分の3,077万3,000円、利子相当分の2,292万7,000円を計上しております。  歳出に伴う歳入予算につきまして主なものとしましては、土地区画整理事業補助金4億2,065万円、一般会計からの繰入金2億6,247万1,000円、土地区画整理事業債6億7,110万円を計上しております。 ○紫垣正仁 分科会長  次に、議第21号「平成27年度熊本市交通事業会計予算」についての説明を求めます。 ◎永戸成佳 交通局総務課長  議第21号「平成27年度熊本市交通事業会計予算」について説明いたします。  説明資料の401ページをお願いいたします。  平成27年度の交通事業の重点事業につきましては、平成26年度末のバス事業廃止に伴いまして、軌道事業のみの予算編成となっております。  まず、2のところでございますが、味噌天神前付近の軌条交換工事や旧型車両のステップ改良を実施いたしますほか、地域ICカードと市電ICカードの相互利用環境構築などによりまして市電の機能と魅力の向上を図り、利用者増につなげてまいりたいと思っております。  そのほか、5のところでございますが、バス事業の廃止によるバス事業用地の売却等、資産の有効活用を図りまして、最終年度になります経営健全化計画の達成に向けて取り組んでまいります。  次に、402ページでございます。  市電の設備投資について主なものを掲載しております。  右側403ページは、業務の予定量でございます。  軌道事業におきましては、乗車人員は対前年当初比で9万人の増、料金収入につきましては、対前年当初比で5,200万円余の増となっております。  404ページ、当初予算案の総括表でございます。  まず、(1)の収益的収支の欄でございますが、収支差し引き、10億1,100万円余の利益を計上しております。  次に、中段の(2)資本的収支の欄ですが、収支差し引き3億2,200万円余の利益計上を見込んでおります。  収益的収支の10億円規模に上る利益計上の主な要因としましては、バス事業用地の売却に伴うものでございます。  405ページから406ページにつきましては、軌道事業の収益的支出、資本的収支の費目ごとの内訳になりますので、説明を割愛させていただきます。  407ページは、参考までに平成27年度の交通事業会計当初予算額をグラフであらわしております。 ○紫垣正仁 分科会長  次に、議第71号「熊本市道路占用料徴収条例の一部改正について」、議第72号「熊本市都市公園条例の一部改正について」、以上2件について、一括して説明を求めます。 ◎園田昇 首席審議員兼土木管理課長  第1回定例会議案書の93ページをお願いいたします。  議第71号「熊本市道路占用料徴収条例の一部改正」につきまして議決をお願いするものでございます。  内容でございますが、熊本市道路占用料徴収条例の一部を次のように改正するものでございまして、条例の別表中、93ページから97ページに示すとおり、左の表の金額から右の表の金額に改めるものでございます。  この条例は平成27年4月1日から施行するもので、また、この条例による改正後の別表の規定は、この条例の施行の日以後の占用の期間に係る占用料について適用し、同日の前日までの占用の期間に係る占用料につきましては、なお従前の占用料によるものでございます。  提出理由でございますが、道路法施行令の一部改正による国道の占用料の額の改定に伴い、本市が管理する道路の占用料の額の改定をするため、所要の改正を行うものでございます。  続きまして、議案書の99ページをお願いいたします。  議第72号「熊本市都市公園条例の一部改正」につきまして議決をお願いするものでございます。  内容でございますが、熊本市都市公園条例の一部を次のように改正するものでございまして、条例の別表2中、99ページから次の100ページに示すとおり、左側の表の金額から右側の表の金額に改めるものでございます。  この条例は平成27年4月1日から施行するもので、また、この条例による改正後の本別表2の規定は、この条例の施行の日以後の占用の期間に係る占用料について適用し、同日の前日までの占用期間に係る占用料につきましては、なお従前の占用料によるものでございます。  提出理由でございますが、都市公園に係る使用料のうち、電柱やガス管などの占用物件に係る使用料につきましては、道路占用料単価を準用し設定していますことから、今回の道路占用料の改定に合わせて所要の改正を行うものでございます。 ○紫垣正仁 分科会長  次に、議第73号「熊本市交通事業企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部改正について」、並びに議第74号「熊本市軌道条例の一部改正について」、以上2件について、一括して説明を求めます。 ◎永戸成佳 交通局総務課長  議第73号「熊本市交通事業企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部改正について」御説明いたします。  議案の101ページをごらんください。  改正理由としましては、一般職員の給与改定の実施等に伴いまして、市長事務部局に準じまして交通局企業職員の給与基準を改定するため、所要の改正を行うものでございます。  内容としましては、管理職員特別勤務手当の対象業務の追加、再任用職員の給与の見直し、高齢者部分休業に関する規定の整備でございます。  続きまして、議第74号「熊本市軌道条例の一部改正について」御説明いたします。  こちらは、別紙参考資料にて説明させていただきます。別紙の参考資料5をお願いいたします。  現在、民間バス事業者と共通の1日乗車券、2日乗車券がございます。このうちの1日乗車券の運賃改定を行い、2日乗車券を廃止し、また、市電専用の1日乗車券を新設するため、所要の改正を行うものでございます。  なお、一番下段の市電専用の1日乗車券のデザインにつきましては案を示しておりまして、他の乗車券と間違いにくいようなデザインにしていきたいと考えております。 ○紫垣正仁 分科会長  次に、議第107号「権利の放棄について」の説明を求めます。 ◎伊東達也 住宅課長  議案書の201ページをお願いいたします。  議第107号「権利の放棄について」御説明いたします。  市営住宅の家賃の滞納に伴い、法的措置を講じたものにつきましては、民法第174条の2の規定に基づく消滅時効期間が10年となっており、これら判決等により支払い命令がありました市営住宅等の家賃に係る金銭債権について、退去後、所在不明となり、支払いのない期間が10年を経過し、市営住宅等の家賃に係る金銭債権の回収が著しく困難と認められます15件551万8,120円について、本年3月31日付で権利を放棄するため、地方自治法第96条第1項第10号の規定に基づきまして、市議会の議決を求めるものでございます。  よろしくお願いいたします。 ○紫垣正仁 分科会長  次に、議第112号「熊本市附属機関設置条例の一部改正について」中当分科会関係分についての説明を求めます。 ◎石坂信也 首席審議員兼都市政策課長  第1回定例会議案その2をごらんください。  熊本市附属機関設置条例の一部を改正する条例の中で、2ページ目中ほどに書いてあります、熊本市立地適正化計画の作成に当たり、さまざまな検討をしていただくために、熊本市多核連携都市推進協議会を設置するため、熊本市附属機関設置条例に加えるものでございます。 ◎松村教一 植木中央土地区画整理事業所長  議第112号「熊本市附属機関設置条例の一部改正について中、当事業所に関する分を御説明申し上げます。  熊本市都市再生整備計画事業の第2期植木中央地区に関する事業の事後評価が今年度、平成26年度中に終了する予定でありますことから、都市再生整備計画事業評価委員会を廃止するため、所要の改正を行うものでございます。  具体的な内容につきましては、議案その2の2ページの10行目になります。  「別表中43の項を削り」となっておりますけれども、この43の項といいますのが熊本市都市再生整備計画事業評価委員会でございます。この項を削るものでございます。 ◎永戸成佳 交通局総務課長  交通局所管の部分としましては、ただいまの2ページの下から10行目のところ、「同表63の項中『及びバス』を削り、同項を同表64の項とし」というところでございます。  内容としましては、バス事業の廃止に伴いまして、熊本市交通局外側広告審査会の設置目的でございますカラー広告電車及びバスの広告内容、デザイン及び色彩について審査するという文言から、「及びバス」の部分を削除する改正でございます。 ○紫垣正仁 分科会長  次に、議第116号「熊本市都市計画・建築事務に関する手数料条例の一部改正について」の説明を求めます。 ◎下田誠至 建築指導課長  資料は、同じく定例会議案その2でございます。  59ページをお願いいたします。  議第116号「熊本市都市計画・建築事務に関する手数料条例の一部改正について」御説明をいたします。  建築基準法やマンションの建てかえ等の円滑化に関する法律などの一部改正に伴いまして、建築事務に関する制度が一部見直されましたことから、建築事務手数料の変更また新たな手数料を追加するなど、所要の改正を行うものでございます。 ○紫垣正仁 分科会長  以上で説明は終わりました。  正午になりますので、この際、議事の都合により休憩いたします。  午後1時に再開いたします。                              午前11時54分 休憩                              ───────────                              午後 0時59分 再開
    ○紫垣正仁 分科会長  休憩前に引き続き会議を開きます。  分担議案について、一括して質疑をお願いいたします。 ◆鈴木弘 委員  補正予算の説明資料の273ページ、建築計画課関連の予算ですけれども、3番、4番、5番についてちょっと御説明いただければというふうに思っております。  1つは、まず3番ですけれども、補正前が750万円で、補正額で645万円の減額というふうに出ていますが、このときの説明が申請がなかったというようなお話でしたけれども、要するに、対象がなかったのかどうか。ちょっとそこら辺の背景を。 ◎堀郁雄 建築計画課長  今お尋ねの民間建築物アスベスト改修事業でございますが、私どもが申しましたのは、補助事業の活用棟数が当初の想定より少なかったためでございます。  理由としまして、不特定多数の者が利用いたします大規模な建築物で床面積1,000平米以上という要件があることが1つネックになっているのかなと。実質、件数が、除去の方は確かに2件で500万円を計上しておりましたが、全く1件も申請がございませんでした。  調査の方は4棟ございました。2件で500万円が645万円の補正額に若干大きなウエートを占めているところでございます。  今後、他政令都市同様、1,000平米という面積の要件を外すことを熊本県の方と検討しているところで、平成27年度からの運用を予定しております。 ◆鈴木弘 委員  確認ですけれども、1,000平米ということであったので、2件500万円を予定していたけれども、除去の申請がなかったという今お話ですよね。今度、予算の方が、平成27年度にはこの1,000平米を外しますというお話でした。  それで、375ページ、平成27年度予算で見ると、やはりアスベスト除去等補助500万円というのが625万円のうち計上されていますけれども、この1,000平米の要件を外したら、ふえることはないのか。2件で大丈夫なのか。1,000平米以上というのを27年度から県と話し合って外す方向ですということだったので、逆に、この500万円という額では足りなくなるのではないかとか、そこら辺はどんなふうに考えているのか。この要件を外すことによって。 ◎堀郁雄 建築計画課長  従来、大体年に2件ぐらいの申請がございました。このアスベストの含有調査と除去につきましては、なかなかお客様の方に啓発活動できておりませんでした。たまたま私どもに協力していただきました、業者名を出していいのかわかりませんけれども、野田市兵衛商店というところで御協力いただいておったのでございますが、国の補助の場合に、3者見積もりをとらなければいけないというのが1つ原因がありまして、どうしてもその野田市兵衛商店が見積もり額が高いので、実際、その除去工事になったときに、協力していただいている野田市兵衛商店の方が仕事をとれないという現状になってまいりましたので、今なかなか、そちらの啓発の方も実際していただいてないというのが1つ原因かとも思われます。  今御質問の、2件でいいのかということでございますが、大体、例年2件ぐらいの相談しかございませんので、2件もあれば十分かという気はいたします。 ◆鈴木弘 委員  本来、アスベスト被害というのが問題になって、この対策がとられたというふうに理解しておりまして、従来から2件程度の申請だったので、2件また上げましたという答弁ですけれども、このペースで、アスベストがまだたくさん残っているのかどうか。ごめんなさい、まずそこを聞きます。アスベストがまだ、本来きちっと除去等しなくちゃいけないような建物というのは市内にどのぐらい想定しているのか。 ◎堀郁雄 建築計画課長  すみません、実際の数値の把握はしておりませんけれども、補助活用あたり、実態調査あたりの意向調査をしてきた段階で、床面積500平米以上のものについてはアスベスト吹付けの可能性がある建築物が5,000件程度あるということが推定では出されております。1,000平米以上の建物は、補助活用して除去したものが10件あり、終わっていないものがあると思われます。 ◆鈴木弘 委員  先ほどの話だと、1,000平米以上のやつがネックになっているので、それを外しますと。想定だけれども、500平米程度ですか、以下ということなのか、ちょっとそこは、私が今ちゃんと聞けてなかったので申しわけないですが、規模の小さいものが5,000件程度想定されるということであれば、かなりの数のアスベストがまだ存在しているということで、逆に平米要件を外したら、ふやす必要がある予算なのかなというふうに思うんですが、そこら辺の認識はどうなんですか。 ◎堀郁雄 建築計画課長  その辺はなかなか。毎年の年度の予算が大体500万円で上げてますので、その辺がちょっと私も判断難しいのでございますが。 ◆鈴木弘 委員  課長にこれ以上あれなので、担当の次長なりなんなり。 ◎大久保秀洋 都市建設局次長  今、課長の方から説明ございましたように、規模が大きな建築物というのはかなり数は少のうございます。含有調査の方は面積要件がございませんで、これにつきましては、小さな建物についても利用いただいております。その中で今後改修に進まれるということになりますと、規模が小さくなると、1件当たりの工事費も下がってまいりますので、例えば1,000平米以上で2件であっても、小さな面積であれば、まだ件数としては対応できるのかなという思いがございます。  ただ、工事する上では、例えば会社なりいろいろな御商売等されている方、休業とかいうことも出ますので、なかなかすぐには取りかかっていただけないということで、周知を図る中で、次年度以降の計画の中で対応できる分は今後対応していきたいというふうに考えております。 ◆鈴木弘 委員  ここから先は要望にしておきますけれども、広報・周知をまず、もうちょっとしっかり。もう忘れかけてしまっているのかなというふうに思います。健康被害を起こすというのが確定していますので、しっかり広報周知をまずしていただきたい。  それから2点目で、広報・周知を図ることによって件数がふえてきた場合には、来年度以降というふうに捉えずに、場合によっては補正でも上げられるときは上げていくということで、健康被害が起きるリスクを小さくするというような考え方で進めていただければというふうに思いますので。これは後半だけちょっと答弁いただこうかな。すみません。 ◎大久保秀洋 都市建設局次長  今、委員御指摘いただきましたように、最近、ニュースに出ることは少なくなりましたけれども、アスベスト被害というのは全国的な問題でございまして、県内でも確かにそういった施設もあるということは私ども、それから、アスベストに関しましては一部、建築指導課等も所管しておりますので、協力しながらやっていきたいと思いますし、必要であれば、御指摘いただきましたように、予算の中で、これ以上できる分につきましては対応していきたいというふうに考えております。 ◆鈴木弘 委員  では、ぜひともよろしくお願いいたします。  同じように、4番、5番の説明を聞いてましたらば、いわゆる補助内示だとか執行残だとかいうような、決算調整とは別な理由で減額してますということでした。再度、減額をした理由と、同じように375ページ、27年度予算の同じ項目で、375ページでは5番、6番でそれぞれ予算化されてますけれども、そことの関連を。今度はふやしましたとか減らしましたとか、こういう理由でしましたというのをちょっと説明していただければ。 ◎堀郁雄 建築計画課長  鈴木委員の指摘がございました建築物耐震化促進事業の減額につきましては、耐震改修の事業も、活用数が当初の想定より少なかったためというのが一番の原因でございます。  耐震改修を当初予定しておりました棟数35戸に対して、活用見込みが30戸で、5戸が減額分となっております。これが1戸当たり60万円なので、これが大体300万円ぐらいと。  あとは、耐震診断の方が実質、精密診断あたりが、一般診断が伸びたために減ってきたのが原因かと思っております。  来年度につきましても、耐震化促進事業としましては、一般診断の件数はことしと変わらないような戸数。それから、改修についても同様の戸数というのを見込まれるために予算を要求しております。 ◆鈴木弘 委員  35戸が30戸と今御答弁でした。減少傾向にあるんですか。先ほど、アスベストでは建物規模というものが影響していたわけですが、経年的に見て減ってきているのか、それでもなければ、何か条件がついているがために、当初予定したよりも少なかったのか。そこら辺の分析はされていますか。 ◎堀郁雄 建築計画課長  一番の原因は、耐震診断をする上で、古い建物を所有されている方の高齢化が原因だと思われております。  まず、耐震改修の場合、平均、1件当たり150万円程度の費用がかかっております。実際、補助が出るのが、最高限度で60万円でございます。その差額は90万円ほどございますが、なかなか高齢者になりますと、その後のローンの問題だとか、支払いを考えると、もう改修まではしなくていいと言われる方がほとんどなので。  私どもとしましては、それでは困るので、逆に130から140件の一般診断をされたお客様の方に意向調査して、啓発していっている次第でございます。 ◆鈴木弘 委員  高齢化、話を聞いて、なるほどねというふうには思いました。ただ、耐震化というのは、阪神・淡路大震災があって、東日本大震災があってという流れの中で、大変重要な事業ですので、150万円程度かかるうちの60万円では、高齢者としては、もうこのままというふうに思われているのかもしれませんけれども、住宅都市マスタープランで民間住宅の活用という側面で考えると、戸建ての中で活用していくようなことも当然考えていく。高齢者が亡くなって家が取り壊されて、そこがただ更地になるだけではないような対策も都市の基盤整備としては総合的に考えていく時代の中で、耐震化を促進するために……。  これは検討課題にしてください。150万円かかるのに60万円程度でいいのかどうか。それを促進することによって、高齢者の住居に例えば息子さんたちとか娘さんたちが戻ってきて、そこで生活するようなことができるとか、いろいろなことも考えられて、都市の活性化にもつながっていくのかなというふうに思いますので、理由がそういうこともあっているということであれば、耐震化を促進する意味、それから住宅政策を促進する意味でも、補助のあり方等について検討いただければというふうに思います。これは次長、どうでしょう。 ◎大久保秀洋 都市建設局次長  今いろいろ御指摘いただきましたけれども、実は来年度、耐震改修促進計画の見直しを準備いたしております。その中で、市に限らず、昨年度設置いたしました住宅審議会とか、いろいろな方々の御意見を伺いながら、来年度、先生の御意見等、そのほか含めまして、新しい計画の中で策定していきたいというふうに考えております。 ◆鈴木弘 委員  同じ補正予算で、273ページで、建築指導課関係でいきますと、2番の人にやさしいまちづくり助成が半分減額になりました。説明を聞いていましたら、2件が1件だったということで。今度、27年度を見たら、同じ名前の助成事業はなくなっていますので、まず確認ですが、ユニバーサルデザインに配慮した施設整備費助成負担金補助及び交付金という事業そのものがなくなったのかどうか。 ◎下田誠至 建築指導課長  人にやさしいまちづくり事業は平成7年度からやっております。当初の目的としましては、県と連携してやっていたわけですけれども、ユニバーサルデザインに基づいた建物を促進しようということで県と連携して始めた事業でございます。  その後、今まで36件ほど補助事業を行いました。裏を返せば、年2件ないし3件の補助の件数でございます。  この件数が少ないのは、ユニバーサルデザインに即した建物をつくってもらって、ほかの建物の見本になっていただきたいという意味で始めた事業でございます。そういう中で、平成16年あたり、バリアフリー法の改正もございまして、一般の市民の方にもバリアフリー、ユニバーサルデザインというのは結構浸透してきたということもございまして、ここ二、三年においては、その件数がゼロという状況でございました。本年は1件減ということでございますけれども。  そういう意味で、この事業については、当初の目的は達成したのではないかと考えております。  ただし、27年度におきましては、ユニバーサルデザインというのは非常に大事な事業でございますので、今後も当初の目的以上に、例えば地域限定だとか建物限定だとか、今後考えておりますのは、既存の建物で小規模な建物。例えば理容店、美容室、クリーニング屋とか、そういうものの改修について補助したらどうかということで今検討中でございます。そういう意味で、27年度には補助の目的も含めまして検討を行いまして、きちんとした目的ができましたら、また28年度の予算として上げさせていただきたいということで今考えておるところでございます。 ◆鈴木弘 委員  ということは、26年度をもって終了と。27年度は、考え方をちょっと別な角度にして、1年間かけさせてもらって、要項等もつくりながら、28年度からユニバーサルデザインに配慮したモデル事業等をまた計上していきたいということで、27年度はないということですね。  その検討するのは、内部検討をするんですか。予算は何もついてない。27年度は頭だけ使って頑張るということですか。 ◎下田誠至 建築指導課長  この事業につきまして熊本県は、今言った事業で動いております。その意味で県との連携にもなりますので、県の方とも当然、いろいろと協議をさせていただくというのが1つでございますし、今、内部的にも、地区限定というか建物限定で調査を我々でやっているところでございます。その中で新しい目的とかいうのがきちんと明確に出てきた時点で、また予算を計上させていただこうかと考えております。 ◆鈴木弘 委員  ユニバーサルデザインというのは、少子高齢化社会の中で重要な事業というのはもう誰もが認識しておりますので、県との連携事業だということですので、最初の答弁では28年度にという話でしたけれども、慌てる必要はないかもしれないけれども、方向性が見えたら当委員会にも報告いただき、場合によっては途中からでもスタートしていいのかなというふうに思っていますので、ここは要請しておきます。 ◆満永寿博 委員  土木総務課にちょっとお尋ねしますけれども、276ページの6番。これは先日、一般質問で坂田議員が質問されましたけれども、北熊本スマートインターチェンジの件でお尋ねしたいと思います。  ほぼ全額がカットになりますけれども、これは事業が進まなかったんですか。もう一回。この間の一般質問で大体わかりましたけれども、これは事業が進まなかったんでしょうか。 ◎宅間正一 北部土木センター所長  前回の一般質問の中でも答弁を市長と局長の方からされましたけれども、今回、予算として上げさせていただいていますのは、前回、ヒアリングを行いました中で事業に協力いただけるという方が2割強いらっしゃいました。今回、予算計上の中で、用地買収の可能な範囲ということで限定させていただきまして、現在の予算を上げさせていただいております。  確かに、事業全体進めるという予算の中ではまだ一部分になっておりますけれども、当然、また今から、事業の期間の延伸とか、それまでに工事を進めていくという形で、地権者の方にもいろいろな説明をしながら協力いただくということで進めていきたいと思っております。  補正の方で落とさせていただいた金額につきましては、事業当初、今年度におきまして、用地買収と補償を行うというふうな予算を計上いたしておりました。その分につきまして、まだ現在のところ、用地取得については1件も契約に至っておりません。ですからその分につきまして、すみませんけれども、補正でおろさせていただいたということです。 ◆満永寿博 委員  何回も聞きますけれども、地権者の反応というのはどうなんですか。 ◎宅間正一 北部土木センター所長  地権者の皆さんは、私どもが行っています事業自体には、その必要性、重要性、十分御認識されております。地権者の方からの話と申しますのは、もう価格1点。私どもが公正に評価した価格と御自分たちの思いの価格に開きがあるというところでまだ交渉の方が今難航しているという状況です。 ◆満永寿博 委員  土地の審議会とか、あるいは土地家屋調査士なんかにも十分話し合いをしながらやって今交渉されていると思っておりますから、ひとつできるだけ早く何とかしてほしいなと。スマートインターチェンジのことはもう前からずっと聞いているんですよね。だから、そういったことでひとつよろしくお願いしたい。  それからもう一つ。先ほどちょっと言われましたけれども、もう一つの細かいことをちょっと聞きますけれども、賃金の3,333万円を減額されますけれども、この賃金とは誰に支払うつもりですか。 ◎宅間正一 北部土木センター所長  ここにある賃金につきましては、用地買収後に地域の文化財の調査を行うための調査員の方の賃金の分でございます。 ◆満永寿博 委員  では、あの辺は文化財は出るんですか。 ◎宅間正一 北部土木センター所長  全体の面積の約10%程度ということで予定しておりましたけれども、試掘の結果、ある程度広範囲にわたって文化財の調査をする必要があるという結果が現在出ておりますので、用地買収後においては全域の調査が必要になってくると思われます。 ◆満永寿博 委員  これをこのままほっといてもどうしようもないから、ぜひひとつ早く解決に向けていろいろと話し合いをしてほしいなと思っております。  それと、もう一点は282ページです。1番の上熊本駅の東口駅前広場の整備事業と書いてありますけれども、これは1億円を残して3億円をカットするというようなことですけれども、どういう事情なのか、ちょっと教えてほしい。 ◎田尻亮司 熊本駅周辺整備事務所副所長  平成26年度予算におきまして、JRの用地を買収いたしまして、駅前広場を整備するという計画がございます。その用地費、約3億3,000万円、予算要求しておりまして、補助内示の減額がございまして、その補助内示の調整をしました結果、この3億3,000万円につきまして、平成27年度に再度要求するということで、その分につきまして減額させていただいたという形になっております。  平成27年度の予算で再度、この用地、3億3,000万円は要求させていただいております。 ◆満永寿博 委員  わかりました。  それと、もう一点だけすみません。283ページの7番目の公園整備費。これは先ほど説明されたのかな。公園整備費はほとんどがカットするというようなことですけれども、これはどういう事情なのかを再度教えてもらっていいかな。 ◎村上孝之 公園課長  こちらにつきましては、先ほどもちょっとお話はあったところですが、用地交渉がいまだ難航しておりまして、予定しておりました用地費等が使用できないことで減額させていただくと。引き続き交渉はさせていただくということで、新年度につきましてもまた計上させていただくようにしております。 ◆満永寿博 委員  どこもお互いに用地費、それぞれ、道路にしても、公園にしても、何でも、市が買うのはいつも高いというふうな気持ちが皆さん、特にあるんです。だけれどもやはり、それはそれで皆さんの熱意で今後ともひとつ一生懸命頑張ってもらいたいと思います。 ◆田上辰也 委員  白川自転車のハイウェイについてお尋ねです。補正予算は277ページ、当初予算は380ページにあります。  今の進捗状況。全体の計画と現在の進捗状況をお尋ねします。 ◎園田昇 首席審議員兼土木管理課長  白川ハイウェイについて御説明いたします。  白川ハイウェイにつきましては、白川の河川敷を利用しまして、日常の通勤通学や休日のサイクリングなどに活用できるよう、河川事業とあわせまして整備を進めているところでございまして、区間が龍神橋から白川橋間、約5.1キロでございます。整備計画で6キロ計画いたしておりまして、整備済み延長が、26年度末……。今、長六橋から代継橋をやっておりますけれども、そこを入れまして、大体3.2キロの整備予定でございます。  整備率としますと53%程度でございます。 ◆田上辰也 委員  53%ですね。これは白川の拡幅で、龍神橋にしろ、明午橋にしろ、架けかえがあるから、それに引っ張られているという考えでいいですか。スケジュール的には。 ◎園田昇 首席審議員兼土木管理課長  河川の改修工事が順次行われておりますので、改修にあわせまして整備をしているという状況でございます。 ◆田上辰也 委員  そのとおりの理解でいいですね。河川改修終了時にはもう全て自転車ハイウェイはできているという認識でよろしいんですね。 ◎園田昇 首席審議員兼土木管理課長  さようでございます。河川の設計時におきましても、うちの自転車対策室の方と協議させていただいております。河川改修が終わった時点で白川ハイウェイの方も終了させたいと思っております。 ◆田上辰也 委員  熊本市は平野ですから、平坦で、自転車利用にはとても便利なところですけれども、建物が張りついているところとか交差点のたくさんあるところはなかなか通りにくいというまた悪い面もありますけれども、自転車道の整備というのは環境にも優しいし、健康づくりにもいいことだし、ましてや河川堤防、天端を利用するということは、散歩にもいいし、これからの高齢社会、どんどん健康づくりに役立てるのにもいいですので、積極的に推進していただくとともに、ところどころ、休憩のスペースを設けるなど配慮していただけたらというふうに思います。  それからもう一点よろしいですか。  公園の方、補正予算の283ページです。それと当初予算の387ページです。両方とも秋田公園とあります。これは私が相談を受けている若葉小学校正門前の件でしょうか。今後の見通しなどをお尋ねしたいんです。 ◎村上孝之 公園課長  こちらにつきましては、公園の中に墳墓、墓石が残っておりまして、こちらを移転補償という形で順次移しているところでございます。公告等いたしまして、所有者等が判明して、申し出があった方に対して補償するというようなことで現在進めておりまして、来年度も2件ほど予定しているところでございます。 ◆田上辰也 委員  墓石が立ったままのときがずっと長く続いておったものですから、その上に子供たちが乗って飛び跳ねて遊ぶということがあって、中にけがされて救急車で運ばれたという話を耳にしまして、それで損害賠償を市に言ってこなかったのでよかったというと語弊がありますけれども、そういう危険な事例もありますので、できるだけ早く、目鼻がついた時点から撤去をお願いしたい。最終的に全部の撤去というのは時間がかかるかもしれませんけれども、まず危険性の高いところから撤去していっていただきたいと思います。  今、緊急避難的に、小学校の先生たちが墓石のぐらついているのは、もう骨が入ってないというのは確認された上で倒しておられます。横倒しに。そういうふうに地元の住民の人たちやられていますので、できるだけ早くどけて、あのあたり、老人会の人たちがグラウンドゴルフなどされていますので、利用しやすいようにお願いしたいと思います。  それから、当初予算の383ページですけれども、この中に市電延伸の計画が出てきておりますが、今話題のところですけれども、今後の策定のスケジュールを、概略でできているかどうか。多分、財政説明のときされていると思いますけれども、教えていただけたらと思います。 ◎石坂信也 首席審議員兼都市政策課長  市電延伸につきましては、交通マスタープランをつくる中でもいろいろ検討を行ってきたところでございます。今後、市電の延伸について、まず物理的なこと。どういう形でどういうふうに走らせることが可能かということを来年度調査したいなと。それに伴いましてソフト面。例えば運営上のこととかいろいろ課題が出てくると思いますので、そのような面も検討したいと。  スケジュールのお話が出ましたけれども、そこら辺の検討結果の内容を受けて、スケジュールもつくっていきたいと考えております。 ◆田上辰也 委員  では、今年度はいろいろな審議会みたいな意見を聞く場を設けて聞いて、それを報告書としてまとめるという感じですか。 ◎石坂信也 首席審議員兼都市政策課長  委託経費として1,300万円計上しておりますので、その中で路線の方面への経済効果とか費用対効果とか、そういう面も含めてまず検討させていただきたいと。それと、先ほど申しましたソフト面についても検討させていただきたいと。  そこら辺の検討結果をもって、委員会とかそういうのを立ち上げていくのか、そこら辺も含めて検討させていただければと考えております。 ◆田上辰也 委員  非常に期待する声も大きいですし、熊本市は自動車社会になっていますけれども、高齢化してくると免許返納という事例も随分出てきて、移動権をうたっていますけれども、それも不自由になる。病院に行くのに自動車が使えないとかいう事例もよく見聞きしますので、市電というのは非常に人に優しい乗り物でもありますので、そういうことで進めていただきたいというふうに思います。  関連してですけれども、お年寄りが市電に乗るときのステップの改良というのはどういうふうに今進んでおりますか。 ◎島田裕士 交通局電車課長  市電のステップ改良につきまして、来年度で終わる予定になっております。今現在、来年度分が残り5両、ステップ改良する予定でおります。 ◆田上辰也 委員  来年度、改良全て終わるということで、安心しました。いろいろ御意見をお聞きして、余り高過ぎて、乗るのに往生するというお話もお聞きしていますので、そういうことで、今から少子高齢社会、優しい心で事業を進めていただきたいというふうに思います。 ◆税所史熙 委員  市電の延伸の件で、ちょっと関連ですが。  この調査、今まで何回しておられますか。私が当初発言したのが24年前でしたけれども、24年前から何回か質問して、うちの政調会長からもうこれは質問しなくなって、どうせできないのだろうというところまでいったんですが、その後、市原交通事業管理者のときに沼山津ルートを引くと打ち上げられましたよね。それがもう消えてしまったんですが、それから検討は恐らくしておられないのではないかなと。何回ぐらい検討しておられますか。  それとあと一つ。この1,300万円の積み上げ方、内訳はどういうような形で積み上げられましたか。 ◎石坂信也 首席審議員兼都市政策課長  先ほど、都市交通マスタープランのことを申しましたけれども、平成13年に都市交通マスタープランの作成を行っております。現在、その改定版の検討を行っておりますけれども、人の動きとか車の利用とか電車の利用とか、そういう利用状況を踏まえて検討を行ったような経緯があります。  前回のときは、沼山津ルートと自衛隊北ルートということで、平成15年ぐらいから21年ぐらいまでずっと検討を行っております。検討項目の、住民の意見を聞いたりとか、再々々とか、そういうことまでずっと検討していたよう状況です。今回、都市交通マスタープランの改定におきましても、その中の人の動き等も踏まえまして、電車の利用率とか、そういうのを検討していくようなことになっていくと思います。  1,300万円の内訳ですけれども、調査内容といたしましては、現状のルート、東部方面、西部方面、南熊本方面ということで申しておりますけれども、その延長ルート上の道路がどのような状況にあるか、それとどういうふうに街路樹が植わっているか、そこら辺は我々も現地に行きながら検討していきますと。電線共同溝がかなり入っているようなところもありますので、そういうようなことを踏まえながら、どのような工事費がかかって、どういうふうな形のルートとか、サイドに寄せたりとか、中央2路線とか、そういういろいろな形のものを検討しながらやっていこうと考えております。  最終的には費用対効果、利用率とそこの費用、かかる費用まで出していきたいというふうに考えております。項目的にはそういう話ですけれども、ちょっと詳細に費用を、これは幾らというのはちょっと持ってきておりませんので、後ほど御説明にお伺いできればと考えております。 ◆税所史熙 委員  今度、今までと違って、トップが乗り気だから、トップが政策の中に入れておりますので、かなり短いスパンで取り組んでいかれるのではないかと期待していますので、ぜひ頑張ってもらいたいと思います。期待しておりますので、よろしくお願いします。 ◆坂田誠二 委員  当初予算の379ページ、さっき満永委員が聞かれた上になるんですが、7番。国直轄の負担金は、市は何割出さないといけないのか。それを最初に教えてください。 ◎福原茂 土木総務課長  国直轄負担金に関してですけれども、改築事業であれば、国の事業費の3分の1を負担しております。
    ◆坂田誠二 委員  この場合は新設ですよね。 ◎福原茂 土木総務課長  はい、新設でございます。 ◆坂田誠二 委員  新設の場合も3割。 ◎福原茂 土木総務課長  3分の1でございます。 ◆坂田誠二 委員  では今後の、まあ国がやることですけれども、今の北回り、片側の対面のところは4月1日までに完成するということでございますから、またその後すぐ、片側2車線にまた取りかかるのか。それとも、植木バイパスの方は用地買収等なのか、もう工事に入るのか。その辺をちょっと教えていただけないか。 ◎福原茂 土木総務課長  北バイパスに関しましては、3月28日に2車線で暫定供用しまして、次年度以降も4車化に向けた事業に取り組まれる予定と聞いております。  植木バイパスに関しましては、今、用地買収を進めておられまして、来年度の予定としましても、用地買収、あと道路の詳細設計等をされる予定ということで、まだ工事には着手されないというふうに聞いております。 ○田中誠一 副分科会長  熊本駅の西口の方の区画整理事業は終了したとさっき説明受けましたけれども、高架事業は全部終わったんですか。崇城大学から熊本駅まで。 ◎田尻亮司 熊本駅周辺整備事務所副所長  高架化事業の方は、この3月14日に、全路線が高架事業6キロ、鹿児島線6キロ、豊肥本線1キロやっておりますけれども、鹿児島本線の上り6キロ、並びに下りは上熊本方面から北岡神社付近の4キロにつきまして、3月14日に高架の切りかえが行われるということになっております。残りにつきましては平成29年度末、平成30年の3月ごろをめどに高架切りかえを終わりまして、全線高架化するというような予定になっております。 ○田中誠一 副分科会長  それと、熊本駅のJRの持ち分。高架事業終わったときの。0番地と言うんですかね。面積はどのくらいあるんですか。ちょっと忘れました。 ◎田尻亮司 熊本駅周辺整備事務所副所長  0番地につきましては、約3ヘクタールがJRの所有地という形になっております。 ○田中誠一 副分科会長  JRの方も、鹿児島の駅前に負けないような量販店をつくるというようなお話をちょっと耳にしたことがありますけれども、その辺のところの情報は何か入りますか。 ◎田尻亮司 熊本駅周辺整備事務所副所長  正直言いまして、私どものところにもまだ情報が入っておりませんけれども、JR九州の社長が新聞等の報道の方で、平成30年をめどに事業に着工、平成32年並びに3年ぐらいには完成ということで、集客施設をつくりたいという話はしております。その中でやはり商業施設等の話もあるかと思いますけれども、JRの方は、できましたら今年度末もしくは来年度入ってから、事業の概要を公表できればということはそのときの報道の中でも書いてらっしゃるというところでございます。 ○田中誠一 副分科会長  鹿児島には負けたくないということで、みんな楽しみにしておるもので。ありがとうございました。 ◆鈴木弘 委員  たくさんあるんですけれども、1個だけどうしても聞いておかないといけないところがあるので、すみません。あとは個別にまたお聞きしますので。  補正予算で281ページのICカード片利用環境構築助成。本予算では387ページ、同じくICカード片利用環境構築助成ということで、特に補正の方では、交付率が43%から63%になったので減額しましたということでした。頑張っていただいたということであろうと思いますけれども、ちょっとわからないので、まずは教えてください。  補助等交付金というふうに書いてありますけれども、その左の財源内訳では一般財源というふうにして書いてある。この交付金というのは、国からの交付金という意味で私は捉えてしまったんですが、国・県のところの財源内訳に何も数字がないというのはどうしてかというのがよくわからない。私の理解間違いであれば、わかるように教えてください。すみません。 ◎大関司 交通政策総室副室長  鈴木委員お尋ねの財源の内訳でございますけれども、ICカード片利用の事業につきましては、県のバス協会が主体となって事業を進められて、内訳となる財源も直接そちらの方に入りますので、ここの欄には国・県の表示がないことになります。 ◆鈴木弘 委員  ということは、うちの負担分だけは計上されていると。  ちなみに国・県の金額、ちょっと教えてもらっていいですか。 ◎大関司 交通政策総室副室長  この事業、2カ年度の事業でございまして、26年度からでございますけれども、26年度でいいますと、全体の総事業費5億9,900万円余に対しまして、国の補助金が、国の負担分が1億2,100万円余という形になります。  それと、事業者がその全体のうちの2割を持たれますので、事業者が1億1,900万円余でございます。残る分を熊本県と熊本市が折半いたしまして、1億7,800万円余という金額になります。26年度の分は以上でございます。 ◆鈴木弘 委員  思い出しました。だから、書き方が結局、バス協会に入っちゃうので、うちのだけ上がっているということだよね。国からもあるし、県とうちで残ったやつの半分ですよ、事業者も負担してもらいますという話までは聞いていたんだけれども、数字上見ると、うちのしか出てないので。よくわかりました。  その上で、平成27年度で7,400万円余がうちの経費として上がっていますが、秋ごろの実施というふうに伺っていますけれども、それでよろしいんでしょうか。 ◎大関司 交通政策総室副室長  片利用の環境につきまして、市電でバスの地域カードが読めるようにというのが8月をめどということで。今度は逆に、バスで全国のカードを読めるようにというのが28年の3月末を目指して進められているというような状況でございます。 ◆鈴木弘 委員  秋の前の8月に片方ができて、ここでいう片利用は来年の3月という27年度事業ですよと今御答弁がありまして、これにあわせて、今度、関連になるんですが、さくらカード。これは福祉子ども委員会なので、直接は関係ないのかもしれないですけれども、あわせて乗せていくということになります。その上で、ハウスカードの方をさくらカードは利用していくということになっていますが、同じように片利用ができたときに、あわせてできる方向に今なっているのかどうかの確認を。 ◎大関司 交通政策総室副室長  今のところ、さくらカードの利用につきましても、当初の予定どおり、28年の3月末を目指して進められているということでございます。 ◆鈴木弘 委員  その上で関連として言っておきたいんですが、さくらカードについては、今はプリペイドカードを使っておりまして、市外を出るときに1回精算しないといけないというふうになっています。これは皆さん御存知だと思いますけれども。そこから先は、例えば高齢者の方だったら2割負担ということではないので、市外については全額負担ですので、1回精算してもらって行くという形になっていますけれども、ICカードではそれをしなくていいようなソフトを当然組むべきであるというふうに私は主張もしてきたし、委員会では初めて言いますけれども、思っているんですけれども、そういうプログラムについて、行政としてしっかり要請してあるのかどうか。そこら辺の確認をしたい。  もうちょっと細かく言うと、例えば交通センターから御船に行った場合に、中の瀬まではさくらカードの差し引きがされて、残りは一般運賃がとられるというようなことが、かざして、またかざすというのは1回ずつで済むというシステムにICだったらできる。これはプログラムの問題なんですが、これがきちっと申し入れされているかどうか。 ◎大関司 交通政策総室副室長  片利用環境が28年3月末に整いますと、市電もバスも、どちらかのカードを持っていれば、県内においては自由に使えるという環境が整う中で、片利用環境が整えば、委員がおっしゃいました地域カードをお持ちでさくらカードを御利用になられるということになりますが、その部分については、現在のTO熊カードでは一度精算という手続がありますけれども、もともとの地域カードを利用できるという環境がバスの中でも整いますので、その部分については私どもも、利用者の不便にならないようにということで、今までも事業者と調整してきたところでございます。 ◆鈴木弘 委員  調整はいいんですけれども、大丈夫という返事が欲しい。 ◎肝付幸治 交通政策総室長  すみません。ちょっとわかりにくかったと思いますけれども、一応、今の時点で、最近の状況というのを健康福祉の方と協議していませんのではっきりしたことを言えないという前置きなんですが、当初、私がお話ししていた中では、ハウスカードにおでかけ乗車券を乗せると。今まで途中精算が必要だった分は、その区域が来れば自動精算。最後おりたところで、おでかけ分と、当然、残りにチャージが入っていますので、通常料金で引かれるということでお話は進めていました。ただ、今の段階でちょっと確認とってないということで、確かなことでございませんが、当初はそういったお話をしておりました。 ◆鈴木弘 委員  とても大事なことなので、ぜひとも。まだ時間がありますので、委員会で今回は正式に聞きましたので、また委員会で報告してください。よろしくお願いします。 ◆満永寿博 委員  386ページの熊本港の県営事業負担金は26年度と余り変わらないような予算が計上されておりますけれども、27年度の事業内容はどんなものかわかりますか。 ◎上村亮 交通政策総室副室長  27年度につきましては、熊本港の直轄事業につきまして、堤防と7.5メートルの岸壁の工事に8億4,000万円で、負担金の方が8,400万円ほど計画しております。また、港湾補修事業といたしまして、熊本港の下部の補修工事の負担金300万円を予定しております。また、埋め立て護岸の整備につきまして、負担金を2,200万円、堤防の整備に負担金の800万円。  百貫港につきまして、覆砂を500万円、百貫港の補修事業につきまして、負担金の50万円。  あと、小島要江地区につきましての航路しゅんせつと揚げ場改良として負担金3,600万円。負担金合計1億5,850万円を計画しているところでございます。 ◆満永寿博 委員  すみません、今、7.5バースを何て言われたのかな。7.5バースを2バースつくるんですか。  去年、僕はちょっと頭にあるのは、110メートルだけまたあれから長くなったと思うんです。1バースが。だから、今度また2バースつくるんですか、それともそれをまた広げるんですか。ちょっとわからない。 ◎上村亮 交通政策総室副室長  26年度が7.5メートルの岸壁の補修工事。補修工事の方が7.5メートルの……。南側堤防ということで、7.5メートルの護岸を延長することではございません。 ◆満永寿博 委員  護岸はこの間延長したでしょう。 ◎上村亮 交通政策総室副室長  はい。この前、110メートル延長したところで終わっています。そこは触らなく、補修としての護岸を触っていくということです。補修工事として、7.5メートルではなく、手前側の方の護岸は補修として整備するということです。 ◎肝付幸治 交通政策総室長  すみません、ちょっと取りまとめて申し上げます。  26年と27年で事業費は余り変わらないんですが、満永委員御案内のとおり、もうほとんど内容は変わりません。航路しゅんせつと、港の南側に長い堤防を今つくっているんですけれども、あれを毎年少しずつつくっているというようなこと。それと一部、百貫港絡みの事業費が入っているということです。  今おっしゃった7.5の岸壁について、110メートル、一昨年、延長していただいて、もうあれで終わりです。あと残り、7.5が30メートル残っていますが、その計画は今ございませんし、それから先のさらに10メートルの岸壁の計画が当初ございましたけれども、それについてはまだ認可がおりてないという状況で、今、平成26年、27年とも、いずれにしても、どちらかというと維持管理に近いような直轄事業の負担金といったような状況でございます。 ◆満永寿博 委員  当初、7.5バースを2バースつくるというような話はたしかあったような感じがするんだけれども、もうそれは今は全くないんですか。 ◎肝付幸治 交通政策総室長  現在、国にお話を聞いている中では、今のところ、計画はないといったようなところでございます。 ◆満永寿博 委員  今後の全体の整備の方向というものは、ちょっと私もわからない。今、肝付総室長が言われたのは、岸壁の方をちょっとやるとか何か言われたけれども、今後はどうしても大きな船を連れてくるためには、7.5バースあるいは9バースあたりを何とか持ってこないことにはしようがない。それは市に言ってもどうしようもないから、県と市と十分打ち合わせをして、ぜひ。  9バースか10バースの話がちょっとあったんです、以前は。これを持ってくると、10万トン級の船が入ります。だから、ぜひひとつお願いしたいなと思っております。  それともう一つ。ガントリークレーンは、中古が1基入りましたね。あれで大分違うと思うんです。もともと大津にあるホンダは、熊本港から積もうというような話がたしかあったと思いますけれども、以前から。だけれども、ジープクレーンでは動くものですから、傷でもつけたらいけないというようなことで博多港から今持ってきているんです。もう一つくらい、中古でもいいからガントリークレーンが来ると、かなりのPRができるのではないのかなと。今でも非常によくなっているんです。  酪農なんかでも、もう半分で済むですよ。  そういったことで、経済ばかりでなくて、もちろんクルーザー船とかそういったこと含めて、ぜひハードの面もソフトの面もひとつよろしくお願いしたいというようなことを言って、私から終わります。 ○紫垣正仁 分科会長  ほかに質疑はありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○紫垣正仁 分科会長  ほかに質疑がなければ、これをもちまして都市整備分科会を閉会いたします。                              午後 2時06分 閉会 出席説明員  〔都市建設局〕    都市建設局長   永 山 國 博    総括審議員兼都市建設局次長                                 田 雜 隆 昌    交通政策総室長  肝 付 幸 治    熊本駅周辺整備事務所長                                 上 野 裕 典    都市建設局次長  大久保 秀 洋    都市建設局次長  守 田 誠 治    首席審議員    光 江 賢 一    首席審議員兼都市政策課長                                 石 坂 信 也    首席審議員兼都心活性推進課長      首席審議員兼土木管理課長             田 中 隆 臣             園 田   昇    東部土木センター所長          西部土木センター所長             藤 岡 明 弘             岡 田 啓 典    北部土木センター所長          技術管理課長   佐 藤 武 士             宅 間 正 一    開発景観課長   宮 本   肇    建築指導課長   下 田 誠 至    交通政策総室副室長大 関   司    交通政策総室副室長上 村   亮    熊本駅周辺整備事務所副所長       熊本駅周辺整備事務所副所長             寺 崎 真 治             田 尻 亮 司    熊本駅周辺整備事務所副所長兼      熊本駅周辺整備事務所副所長兼    駅西土地区画整理事業所長        鉄道高架関連整備室長             村 尾 重 幸             平 川 英 司    建築計画課長   堀   郁 雄    営繕課長     山 口 英 二    設備課長     山 本 純 一    住宅課長     伊 東 達 也    土木総務課長   福 原   茂    道路整備課長   上 田 修 司    用地調整課長   山 岡 憲 史    河川課長     正源司   繁    公園課長     村 上 孝 之    植木中央土地区画整理事業所長                                 松 村 教 一    西部土木センター富合地域整備室長    西部土木センター城南地域整備室長             野 口   直             相 良 幹 雄    北部土木センター植木地域整備室長             岩 上 泰 夫  〔交 通 局〕    交通事業管理者  西 本 賢 正    交通局次長    小 原 祐 治    総務課長     永 戸 成 佳    電車課長     島 田 裕 士    自動車課長    吉 井   康 〔議案の審査結果〕   議第 1号 「平成27年度熊本市一般会計予算」中都市整備分科会関係分           ……………………………………………………………(審 査 済)   議第 12号 「平成27年度熊本市都市開発資金貸付事業会計予算」…(審 査 済)
      議第 13号 「平成27年度熊本市熊本駅西土地区画整理事業会計予算」           ……………………………………………………………(審 査 済)   議第 14号 「平成27年度熊本市植木中央土地区画整理事業会計予算」           ……………………………………………………………(審 査 済)   議第 21号 「平成27年度熊本市交通事業会計予算」…………………(審 査 済)   議第 22号 「平成26年度熊本市一般会計補正予算」中都市整備分科会関係分           ……………………………………………………………(審 査 済)   議第 31号 「平成26年度熊本市熊本駅西土地区画整理事業会計補正予算」           ……………………………………………………………(審 査 済)   議第 32号 「平成26年度熊本市植木中央土地区画整理事業会計補正予算」           ……………………………………………………………(審 査 済)   議第 39号 「平成26年度熊本市交通事業会計補正予算」……………(審 査 済)   議第 48号 「熊本市特別会計条例の一部改正について」……………(審 査 済)   議第 71号 「熊本市道路占用料徴収条例の一部改正について」……(審 査 済)   議第 72号 「熊本市都市公園条例の一部改正について」……………(審 査 済)   議第 73号 「熊本市交通事業企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部改正について」           ……………………………………………………………(審 査 済)   議第 74号 「熊本市軌道条例の一部改正について」…………………(審 査 済)   議第 107号 「権利の放棄について」……………………………………(審 査 済)   議第 112号 「熊本市附属機関設置条例の一部改正について」中都市整備分科会関係分           ……………………………………………………………(審 査 済)   議第 116号 「熊本市都市計画・建築事務に関する手数料条例の一部改正について」           ……………………………………………………………(審 査 済)...