合志市議会 > 2020-03-07 >
03月07日-05号

  • "人口増"(/)
ツイート シェア
  1. 合志市議会 2020-03-07
    03月07日-05号


    取得元: 合志市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-14
    令和2年 3月 定例会(第1回)            令和2年第1回合志市議会定例会会議録 第5号令和2年3月7日(土曜日)              ―――――――――――――――――   議事日程 第5号  令和2年3月7日(土曜日)午前10時00分開議 第1 (議案第2号)地方公務員及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例    の整備等に関する条例」から(請願第3号)合志市小中学校の特別支援教育に関する請    願」まで36件について[各委員長報告、委員長報告に対する質疑、討論、表決]    ただし、36件の議案等の番号は、    (1)議案第2号(2)議案第3号    (3)議案第4号(4)議案第5号    (5)議案第6号(6)議案第7号    (7)議案第8号(8)議案第9号    (9)議案第10号(10)議案第11号    (11)議案第12号(12)議案第13号    (13)議案第14号(14)議案第15号    (15)議案第16号(16)議案第17号    (17)議案第18号(18)議案第19号    (19)議案第20号(20)議案第21号    (21)議案第22号(22)議案第23号    (23)議案第24号(24)議案第25号    (25)議案第26号(26)議案第27号    (27)議案第28号(28)議案第29号    (29)議案第30号(30)議案第31号    (31)議案第32号(32)議案第33号    (33)議案第34号(34)請願第1号    (35)請願第2号(36)請願第3号    とする。 第2 (議案第35号)令和元年度合志市一般会計補正予算(第5号)」[提案理由の説明、質    疑、討論、表決]               ――――――――――――――――本日の会議に付した事件 議案第2号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備       等に関する条例 議案第3号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備       に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例 議案第4号 合志市環境整備基金条例 議案第5号 合志市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例 議案第6号 合志市職員定数条例の一部を改正する条例 議案第7号 合志市し尿運搬費補助に関する条例の一部を改正する条例 議案第8号 合志市学童保育施設条例の一部を改正する条例 議案第9号 合志市営住宅条例の一部を改正する条例 議案第10号 熊本都市計画事業御代志土地区画整理事業施行条例の一部を改正する条例 議案第11号 合志市奨学資金貸付条例の一部を改正する条例 議案第12号 合志市部落差別等をなくし人権を守る条例の一部を改正する条例 議案第13号 合志市立割老人憩の家条例を廃止する条例 議案第14号 令和元年度合志市一般会計補正予算(第4号) 議案第15号 令和元年度合志市介護保険特別会計補正予算(第4号) 議案第16号 令和元年度合志市国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 議案第17号 令和元年度合志市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 議案第18号 令和元年度合志市工業団地整備事業特別会計補正予算(第2号) 議案第19号 令和元年度合志市水道事業会計補正予算(第4号) 議案第20号 令和元年度合志市工業用水道事業会計補正予算(第3号) 議案第21号 令和元年度合志市下水道事業会計補正予算(第4号) 議案第22号 令和2年度合志市一般会計予算 議案第23号 令和2年度合志市介護保険特別会計予算 議案第24号 令和2年度合志市国民健康保険特別会計予算 議案第25号 令和2年度合志市後期高齢者医療特別会計予算 議案第26号 令和2年度合志市工業団地整備事業特別会計予算 議案第27号 令和2年度合志市水道事業会計予算 議案第28号 令和2年度合志市工業用水道事業会計予算 議案第29号 令和2年度合志市下水道事業会計予算 議案第30号 合志市道路線の廃止 議案第31号 合志市道路線の認定 議案第32号 菊陽町道路線の認定に係る合志市区域内道路の承諾 議案第33号 権利の放棄 議案第34号 権利の放棄 議案第35号 令和元年度合志市一般会計補正予算(第5号) 請願第1号 安全・安心の医療・介護の実現のため夜勤改善と大幅増員を求める陳情書 請願第2号 介護施設の人員配置基準の引き上げのため国に対し意見書の提出を求める陳情書 請願第3号 合志市小中学校の特別支援教室に関する請願                ――――――○――――――出席議員氏名(19人)         1番  永 清 和 寛 君         2番  辻    藍  君         3番  辻   大二郎 君         4番  後 藤 祐 二 君         5番  犬 童 正 洋 君         6番  澤 田 雄 二 君         7番  野 口 正 一 君         8番  齋 藤 正 昭 君         9番  青 山 隆 幸 君        10番  西 嶌 隆 博 君        11番  後 藤 修 一 君        12番  濱 元 幸一郎 君        13番  上 田 欣 也 君        14番  坂 本 早 苗 君        15番  吉 永 健 司 君        16番  来 海 恵 子 君        17番  松 井 美津子 君        18番  青 木 照 美 君        19番  坂 本 武 人 君                ――――――○――――――欠席議員氏名(なし)                ――――――○――――――説明のため出席した者の職氏名        市 長  荒 木 義 行 君        副市長  濵 田 善 也 君      会計管理者  坂 本 政 誠 君       総務部長  中 村 公 彦 君     市民生活部長  澤 田 勝 矢 君     健康福祉部長  狩 野 紀 彦 君     産業振興部長  工 藤 一 伸 君     都市建設部長  髙 島 圭 二 君       水道局長  井 村 幸 弘 君        教育長  中 島 栄 治 君       教育部長  鍬 野 文 昭 君                ――――――○――――――事務局職員出席者     議会事務局長  財 津 公 正  議会事務局次長補佐  西 嶌 文 江       議会班長  岡 本 貴 子      議会班主査  大 塚 裕 貴      議会班主事  宮 尾 和 樹                ――――――○――――――                  午前10時00分 開議 ○議長(坂本武人君) あらかじめご通知申し上げましたように、本日3月7日は休会の日でありましたが、会議規則第10条の3項の規定により、これから会議を開きます。 本日の議事日程はお手元に配付のとおりです。                ――――――○―――――― △日程第1 議案第2号から請願第3号まで ○議長(坂本武人君) これから、日程第1、議案第2号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備等に関する条例から請願第3号 合志市小中学校の特別支援教育に関する請願までの36件についてを一括して議題といたします。               ―――――――――――――――― 議案第2号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備等に関する条例 議案第3号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例 議案第4号 合志市環境整備基金条例 議案第5号 合志市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例 議案第6号 合志市職員定数条例の一部を改正する条例 議案第7号 合志市し尿運搬費補助に関する条例の一部を改正する条例 議案第8号 合志市学童保育施設条例の一部を改正する条例 議案第9号 合志市営住宅条例の一部を改正する条例 議案第10号 熊本都市計画事業御代志土地区画整理事業施行条例の一部を改正する条例 議案第11号 合志市奨学資金貸付条例の一部を改正する条例 議案第12号 合志市部落差別等をなくし人権を守る条例の一部を改正する条例 議案第13号 合志市立割老人憩の家条例を廃止する条例 議案第14号 令和元年度合志市一般会計補正予算(第4号) 議案第15号 令和元年度合志市介護保険特別会計補正予算(第4号) 議案第16号 令和元年度合志市国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 議案第17号 令和元年度合志市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 議案第18号 令和元年度合志市工業団地整備事業特別会計補正予算(第2号) 議案第19号 令和元年度合志市水道事業会計補正予算(第4号) 議案第20号 令和元年度合志市工業用水道事業会計補正予算(第3号) 議案第21号 令和元年度合志市下水道事業会計補正予算(第4号) 議案第22号 令和2年度合志市一般会計予算 議案第23号 令和2年度合志市介護保険特別会計予算 議案第24号 令和2年度合志市国民健康保険特別会計予算 議案第25号 令和2年度合志市後期高齢者医療特別会計予算 議案第26号 令和2年度合志市工業団地整備事業特別会計予算 議案第27号 令和2年度合志市水道事業会計予算 議案第28号 令和2年度合志市工業用水道事業会計予算 議案第29号 令和2年度合志市下水道事業会計予算 議案第30号 合志市道路線の廃止 議案第31号 合志市道路線の認定 議案第32号 菊陽町道路線の認定に係る合志市区域内道路の承諾 議案第33号 権利の放棄 議案第34号 権利の放棄 請願第1号 安全・安心の医療・介護の実現のため夜勤改善と大幅増員を求める陳情書 請願第2号 介護施設の人員配置基準の引き上げのため国に対し意見書の提出を求める陳情書 請願第3号 合志市小中学校の特別支援教室に関する請願               ―――――――――――――――― ○議長(坂本武人君) ただいま議題といたしました36件は、各常任委員会に付託した事件です。各常任委員会から委員会審査報告書が提出されています。 これから、各常任委員会における審査、調査の経過及び結果について、各常任委員長の報告を求めます。 まず、後藤修一総務常任委員長。 ◎総務常任委員長(後藤修一君) 皆さん、おはようございます。議席番号11番、九思会の後藤修一です。 令和2年第1回定例会総務常任委員長報告をいたします。 令和2年3月2日(令和2年第1回定例会)において、総務常任委員会に付託された事件の審査結果を会議規則第112条の規定により報告いたします。 本委員会に付託された事件名、議決の結果及びその理由につきましては、お手元に配付しております「総務常任委員会審査報告書」のとおりです。 審査の経過としましては、3月3日、4日に委員会を開催し、執行部から詳細な説明を受け、慎重に審査いたしました。 付託された事件の審査結果と審査の過程において議論されました主なものをご報告いたします。 まず、審査結果につきましては、 議案第2号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備等に関する条例 議案第3号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例 議案第4号 合志市環境整備基金条例 議案第5号 合志市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例 議案第6号 合志市職員定数条例の一部を改正する条例 議案第7号 合志市し尿運搬費補助に関する条例の一部を改正する条例 以上の6件は、内容を妥当なものと認め、全会一致で「原案を可決すべきもの」と決定いたしました。 続きまして、審査の過程で論議されました主なものを報告いたします。 議案第2号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備等に関する条例 委員より、「第9条にある合志市特別職等の非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正で、報酬額等を定めた別表から嘱託員等を削除した場合、今後の嘱託員等に対する報酬はどうなるのか」との質疑に対して、執行部より、「改正後は、委託料や報償費で支払うことになる」との答弁がありました。 議案第3号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例 委員より、「第1条にある合志市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正で、『成年被後見人』を『意思能力を有しない者』に改めるとのことだが、意思能力を有しない判断はどのように行うのか」との質疑に対して、執行部より、「印鑑登録申請時において、本人に登録の意思確定を行い、確認ができなければ登録できないことになる」との答弁がありました。 以上で、令和2年第1回定例会において、総務常任委員会に付託された議案6件についての委員会審査報告を終わります。 議員の皆様には、委員会の決定どおりご賛同いただきますようお願いいたします。 ○議長(坂本武人君) 次に、西嶌文教経済常任委員長。 ◎文教経済常任委員長(西嶌隆博君) おはようございます。議席番号10番、九思会、西嶌です。文教経済常任委員長報告をさせていただきます。 令和2年3月2日において、文教経済常任委員会に付託された事件の審査結果を会議規則第112条の規定により報告させていただきます。 本委員会に付託された事件名、議決の結果及びその理由につきましては、お手元に配付しております「文教経済常任委員会審査報告書」のとおりです。 審査の経過といたしましては、3月3日、4日に委員会を開催し、執行部から詳細な説明を受け、慎重に審査いたしました。 付託された事件の審査結果と審査の過程において議論された主なものを報告させていただきます。 まず、審査結果につきましては、 議案第9号 合志市営住宅条例の一部を改正する条例 議案第10号 熊本都市計画事業御代志土地区画整理事業施行条例の一部を改正する条例 議案第11号 合志市奨学資金貸付条例の一部を改正する条例 議案第12号 合志市部落差別等をなくし人権を守る条例の一部を改正する条例 議案第13号 合志市立割老人憩の家条例を廃止する条例 議案第18号 令和元年度合志市工業団地整備事業特別会計補正予算(第2号) 議案第19号 令和元年度合志市水道事業会計補正予算(第4号) 議案第20号 令和元年度合志市工業用水道事業会計補正予算(第3号) 議案第21号 令和元年度合志市下水道事業会計補正予算(第4号) 議案第26号 令和2年度合志市工業団地整備事業特別会計予算 議案第27号 令和2年度合志市水道事業会計予算 議案第28号 令和2年度合志市工業用水道事業会計予算 議案第29号 令和2年度合志市下水道事業会計予算 議案第30号 合志市道路線の廃止 議案第31号 合志市道路線の認定 議案第32号 菊陽町道路線の認定に係る合志市区域内道路の承諾 議案第33号 権利の放棄(住宅使用料金債権) 議案第34号 権利の放棄(水道料金債権) 以上の18件につきましては、内容を妥当なものと認め、全会一致で「原案を可決するべきもの」と決定いたしました。 請願第3号 合志市小中学校の特別支援教育に関する請願 本件につきましては、慎重審査し願意を妥当なものと認め、全会一致で「採択すべきもの」と決定させていただきました。 続きまして、審査の過程で議論されました主なものを報告させていただきます。 議案第21号 令和元年度合志市下水道事業会計補正予算(第4号) 委員より、「セミコン下水道使用料の減額の要因は」との質疑に対して、執行部より、「地下水と工業用水を併用している会社において、地下水の使用料が少なかったことによるもの」との答弁がありました。また、「受益者負担金・分担金・報償費の増額の原因である開発宅地造成地は何戸分か」との質疑に対して、執行部より、「当初の見込みより約100戸の増であるとの答弁がありました。 議案第26号 令和2年度合志市工業団地整備事業特別会計予算 委員より、「工事請負費で栄第2工業団地調整池設置工事があるが、調整池の大きさは」との質疑に対して、執行部より、「栄第2工業団地の調整池設置工事の面積は3,877.72平方メートルとなっており、これは、今現在の造成工事の計画面積である」と答弁がありました。 議案第27号 令和2年度合志市水道事業会計予算 委員より、「池尻地区の削井とあるが、現在開発造成中の池尻地区に井戸を掘って取水しているのか。水質は問題ないのか」との質疑に対して、執行部より、「現在開発している池尻地区ではなく、群配水池の西側に井戸を掘る予定としている。なお、近隣の農業用の井戸において水質検査を実施したところ、問題ないという結果を得ている」との答弁がありました。 議案第29号 令和2年度合志市下水道事業会計予算 委員より、「塩浸川浄化センター水処理4系列目増設は将来の水量増を見越してのことなのか」との質疑に対して、執行部より、「新設工業団地等における下水道使用量の増を見込んでの増設である」と答弁がありました。 議案第33号 権利の放棄 委員より、「権利額の内容は」との質疑に対して、執行部より、「対象者は2名で、金額は60万円である」と答弁がありました。 議案第34号 権利の放棄 委員より、「放棄する年度別と理由ごとの詳細は」との質疑に対して、執行部より、「年度別では平成25年度が170月分、平成26年度が187月分の合計357月分である。理由別では所在不明が29万4,130円、時効の援用が見込まれるものが63万2,950円、破産法に基づく債務免除が2,840円となる」と答弁がありました。また、「料金徴収はお客様センターへ委託していると思うが、給水停止や滞納整理は現在どのようにしているのか」との質疑に対して、執行部より、「料金徴収は委託しており、開閉栓や滞納整理、給水停止の実施についてはお客様センターで実施している。その中で、給水停止対象者には、お客様センターから対象者の報告を受け水道課で決定するといった運用をしている」と答弁がありました。 以上で、令和2年第1回定例会において、文教経済常任委員会に付託された議案18件、請願1件につきまして、委員会審査報告を終わります。 議員の皆様には、委員会の決定どおりご賛同いただきますようによろしくお願いします。 ○議長(坂本武人君) 次に、松井健康福祉常任委員長。 ◎健康福祉常任委員長(松井美津子君) 皆さん、おはようございます。17番、公明党の松井美津子でございます。 令和2年第1回定例会、健康福祉常任委員長報告をいたします。令和2年3月2日において、健康福祉常任委員会に付託された事件の審査結果を会議規則第112条の規定により報告いたします。 本委員会に付託された事件名、議決の結果及びその理由につきましては、お手元に配付しております「健康福祉常任委員会審査報告書」のとおりです。 審査の結果といたしましては、3月3日、4日に委員会を開催し、執行部から詳細な説明を受け、慎重に審査をいたしました。 付託された事件の審査結果と審査の過程において論議された主なものを報告いたします。 まず、審査結果につきましては、 議案第8号 合志市学童保育施設条例の一部を改正する条例 議案第15号 令和元年度合志市介護保険特別会計補正予算(第4号) 議案第16号 令和元年度合志市国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 議案第17号 令和元年度合志市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 議案第23号 令和2年度合志市介護保険特別会計予算 議案第24号 令和2年度合志市国民健康保険特別会計予算 議案第25号 令和2年度合志市後期高齢者医療特別会計予算 以上の7件は、内容を妥当なものと認め、全会一致で「原案を可決すべきもの」と決定いたしました。 請願第1号 安全・安心の医療・介護の実現のため夜勤改善と大幅増員を求める陳情書 請願第2号 介護施設の人員配置基準の引き上げのため国に対し意見書の提出を求める陳情書 以上の2件につきましては、挙手による表決の結果、賛成少数で「不採択すべきもの」と決定いたしました。 続きまして、審査の過程で論議された主なものを報告いたします。 議案第8号 合志市学童保育施設条例の一部を改正する条例 委員より、「野々島市民センターにある第3学童クラブはどうなるのか」との質疑に対して、執行部より、「第3学童クラブは改修中の新しい施設に移設し、第4、第5が新設される」との答弁がありました。 議案第15号 令和元年度合志市介護保険特別会計補正予算(第4号) 委員より、「在宅高齢者安心確保事業の利用者は減少しているのか。また、緊急時にセキュリティ業者が早急に駆けつけることは可能か」との質疑があり、執行部より、「利用者は減少しているが、民間サービスが普及しており、そちらを利用している人が増えている。また、緊急時にはセキュリティ業者からの連絡で、地域の協力員や民生員等が駆けつけるため、すぐに対応できる」との答弁がありました。 議案第16号 令和元年度合志市国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 委員より、「訪問栄養士の募集をしても集まらないようだが、条件が悪いのではないのか」との質疑に対して、執行部より、「今年度は日給の雇用形態だったが、令和2年度から会計年度任用職員制度となり、給与と手当の支給など、条件が変わるので募集していきたい」との答弁がありました。 議案第23号 令和2年度合志市介護保険特別会計予算 委員より、「総合事業の通所や訪問事業のサービスを提供する側の担い手不足はないのか」との質疑に対して、執行部より、「担い手不足はあるが、今年度はその人材育成に力を入れており、ボランティア育成を行い、登録者は若干増えている」との答弁がありました。 議案第24号 令和2年度合志市国民健康保険特別会計予算 委員より、「都道府県化して1年ほどたつが、本市にとって経済的な面、職員の負担、そういう観点から見てどうか」との質疑に対して、執行部より、「国民健康保険が都道府県化したのは、平成30年度からで、国保の運営自体は県が責任を持つことになり、保険料率算定についての事務量は減った感はあるが、保険者としての役割は変わらないので事務量が減ったとは考えにくい」との答弁がありました。 議案第25号 令和2年度合志市後期高齢者医療特別会計予算 委員より、「後期高齢者医療の事業費は県全体でどのくらいか」との質疑に対して、執行部より、「令和2年度の療養給付費は2,826億円を見込んでいる」との答弁がありました。 請願第1号 安全・安心の医療・介護の実現のため夜勤改善と大幅増員を求める陳情書 反対討論として、「まず、持続可能な制度設計と予算を考慮していない。近年、介護の就業者数は、年間約3万人のペースで増加している。国の働き方改革により、時間外労働の条件を制定されるようなところもある。各医療機関においても、労働環境の改善や工夫を行っているところが出始めている。患者利用者の負担軽減を図るということを求められているが、負担軽減を求めることと夜勤の改善と大幅増員を求めることは矛盾すると考える。もう少し多角的な検討が必要であるため反対である」との討論がありました。 賛成討論として、「医療や介護現場の現状は改善されていると言われても、実際問題のところ、1人夜勤体制というのも聞き、勤務条件がよくなっているとは思えないところがある。全面的に採択する必要がないにしても、増員というところでは検討する必要があるため賛成である」との討論がありました。 請願第2号 介護施設の人員配置基準の引き上げのため国に対し意見書の提出を求める陳情書 反対討論として、「持続可能な制度設計と予算を考える必要がある。介護職の処遇改善については、平成21年度から29年度までに5.7万円の改善が図られている。人員配置だけの部分的な見直しということでは、抜本的な改善にはならない。昨年、消費税が10%に引き上げられ、その増収分の約1.7兆円は介護の対策に充てられるので、予備措置、執行状況を見極める必要がある。その状況で人員基準等を見ていくべきと考えるため反対である」との討論がありました。 賛成討論として、「特別養護老人ホームで働く方の夜勤勤務が15時間以上続いていると聞き、現状の見直しは必要だと思うため賛成である」との討論がありました。 以上で、令和2年第1回定例会において、健康福祉常任委員会に付託された議案7件、請願2件についての委員会審査報告を終わります。 議員の皆様には、委員会の決定どおりご賛同いただきますようお願いいたします。 以上です。 ○議長(坂本武人君) 次に、青木予算決算常任委員長。 ◎予算決算常任委員長(青木照美君) 改めまして、こんにちは。 まず、委員長報告の前に、昨年12月定例会において可決されたアフリカ豚コレラ侵入防止緊急対策事業について、一言申し上げます。 この件に関しましては、養豚農家への負担軽減のため、さらなる財政支援措置を講じるよう予算決算常任委員会として附帯決議をいたしました。それに対し執行部より、「令和2年2月19日に行われました全員協議会にて、負担割合を10分の1から12分の1へ引き下げるとの報告がありました。この補助率の変更につきましては、予算決算常任委員会において評価いたしたいと思います。 予算決算常任委員長報告。 令和2年3月2日(令和2年第1回定例会)において、予算決算常任委員会に付託された8件の審査結果を会議規則第112条の規定により報告いたします。 本委員会に付託されました事件名、議決の結果及びその理由につきましては、お手元に配付しております「予算決算常任委員会審査報告書」のとおりです。 付託された事件の審査経過や審査結果などについて報告いたします。 なお、本委員会では、新型コロナウイルス感染拡大に際し、臨時措置として会議日程が変更となったことから、総括質疑に対する内容を割愛しておりますのでご了承ください。 まず、付託された事件は次の2件です。 議案第14号 令和元年度合志市一般会計補正予算(第4号) 議案第22号 令和2年度合志市一般会計予算 続きまして、審査経過について、主なものを報告いたします。 令和2年3月2日 予算決算常任委員会(全体会) 質疑及び分科会を設置し、付託事件の審査を行うことといたしました。 令和2年3月3日から4日にかけ、予算決算常任委員会(各分科会)、3分科会による審査を行いました。 令和2年3月6日 予算決算常任委員会(全体会) 分科会長報告、自由討議により分科会長報告に対する質疑を行いました。 審査結果につきましては、 議案第14号 令和元年度合志市一般会計補正予算(第4号) 本件は、内容を妥当なものと認め、全会一致で「原案を可決すべきもの」と決定いたしました。 議案第22号 令和2年度合志市一般会計予算 本件は、内容を妥当なものと認め、賛成多数で「原案を可決すべきもの」と決定いたしました。 以上で、令和2年第1回定例会において、予算決算常任委員会に付託された議案2件についての委員会審査報告を終わります。 議員の皆様には、委員会の決定どおりご賛同いただきますようお願いいたします。 ○議長(坂本武人君) 以上で、委員長報告が終了しました。 これから、各委員長報告に対する質疑を行いますが、予算決算常任委員会の審査議案に関する質疑は、同委員会の各分科会長報告に対する質疑で、昨日終結しておりますのでご了承願います。 なお、質疑に対する注意事項につきましては、先に申し上げておりますのでご留意願います。 以上を申し上げまして、早速質疑を行います。 まず、総務常任委員長の報告に対する質疑はございませんか。                〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂本武人君) 質疑なしと認めます。 これで総務常任委員長報告に対する質疑を終わります。 次に、文教経済常任委員長報告に対する質疑はございませんか。                〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂本武人君) 質疑なしと認めます。 これで文教経済常任委員長報告に対する質疑を終わります。 次に、健康福祉常任委員長報告に対する質疑はございませんか。 質疑の申し出がありますので、松井委員長、中央答弁席にお願いいたします。 濱元議員。 ◆12番(濱元幸一郎君) それでは、健康福祉常任委員長の報告に対しまして質疑をさせていただきます。あまり委員長報告に対する質疑をしたことがないので確認ですけど、請願1、2に対する質疑の内容を聞きたいんですけど、一括して聞いたほうがいいんですよね。 ○議長(坂本武人君) そうですね。 ◆12番(濱元幸一郎君) はい、分かりました。 今回、健康福祉常任委員会のほうで委員会付託で審議をしていました、一つは請願第1号 安全・安心の医療介護の実現のため、夜勤改善等大幅増員を求める陳情書、あと、請願第2号 介護施設の人員配置基準の引き上げのため、国に対し意見書の提出を求める陳情書、この2件が健康福祉常任委員会で審議をされたのですけれども、私は今回、今日土曜日、議会を開いてまで先に予算などを議決するということで、議会の日程の短縮をされる中で、こうした市民から寄せられた大変切実な願いである請願については、もっと時間をかけて審議をするものだと実は思っておりました。ところが、委員長報告を見ましたら、この3月の議会、限られた委員会の時間で不採択としたということであります。 そこで、この請願第1号と請願第2号について、それぞれ委員の皆さんからどのような意見が出されたのか、この委員長報告で反対討論と賛成討論、それぞれの意見が載ってますけれども、それ以外でさまざま意見があってもおかしくないと思うんですけれども、それぞれどんな意見があったのかですね、まず1点だけ、そこから伺っておきたいと思います。 ○議長(坂本武人君) 松井委員長。 ◎健康福祉常任委員長(松井美津子君) それでは、濱元議員の質疑にお答えしたいと思います。 まず、請願第1号 安全・安心の医療介護の実現のため、国に対し意見書の提出を求める請願書ということで、なぜ機会を持たなかったっていうのはですね、まず、紹介議員の上田議員には3回ほど打診をしたんですね。けれども、先ほど濱元議員がおっしゃったように、今ご存じのように本当にコロナウイルスで非常事態ということもあります。今日こうやって議会が開かれるのも、やっぱりなんか前代未聞というか、異常な事態ということで開かれています。それで議会のスケジュールもタイトに変更になりました。上田議員が所属されている文教経済委員会というのは条例が多くて、時間がかかるということで朝9時から本当に前例なく開催されて対応をされました。その審議を打ち切って参加するのは難しいとの判断でございましたし、配付された資料について、陳情の趣旨とか陳情項目、内容、また添付された付属の資料などによって、委員会の審議で可能と判断いたしましたので、そうやって意見を聞く機会を持たなかったということでございます。 もう一つの委員からどのような意見が出されたのかということにつきましては、反対意見が2人と賛成意見が1人でございました。 内容としましては、先ほど委員長報告で述べたことと同様なんですけれども、陳情の趣旨、項目については検討しました。厳しい労働環境を改善する趣旨は分かるけれども、持続可能な制度設計の予算を考慮しないといけない。看護の統計資料を調べても、看護の就業者数は年間約3万人のペースで増加している。働き方改革によって時間外労働の条件を設定されるようである。病院においては、日勤と夜勤の看護服の色を入れ替えて、長時間労働を抑制するなどして、医療機関も労働環境の改善の工夫を行っている。そしてまた、患者と利用者の負担軽減を求めることは、夜勤改善と大幅増員を求めることとは矛盾する。昨年、消費税が10%に引き上げられましたけれども、その税収分5.7兆円のうち、約1.7兆円が年金、医療、介護、少子化対策に充てられるように決まっている。財政、健康保険、福祉といった社会保障全般の中でも多角的な検討が必要との意見がございました。 もう1人の反対意見は、澤田委員の意見に同意するという意見でございました。 もう1人、賛成意見といたしまして、「現状が少しずつ改善されていると言われても、実際は1人夜勤体制というのを聞きます。病院等の勤務条件がよくなっているとは思えない。全面的に採択する必要がないにしても、増員というところでは必要だと思うので検討する必要がある」というご意見でございました。 あと、請願2号も続けていいんですかね。 請願2号におきましても、先ほどの理由と一緒で意見を聞く機会を持たなかったということでございます。 請願2号につきましては、反対意見が1人ということで、意見の内容についてまた述べたいと思います。「陳情の趣旨については分かるが、この請願も持続可能な制度設計と予算を考えなければならない。これまでの介護職の処遇改善については、平成21年度に月額2.4万円、24年度に月額0.6万円、27年度に月額1.3万円、29年度に月額1.4万円と、合計で5.7万円の処遇改善が図られている。現状のまま人員配置基準を引き上げると、介護事業者によっては基準を満たすことができず、事業の縮小や廃業に追い込まれてしまうことも考えられる。ついては、利用者の不利益につながりかねない。人員配置だけの部分的な見直しだけでは、抜本的な改善方法とはならない。保険料負担を軽減し、国の負担割合を引き上げることは、利用者負担など予算の中で論議されるべきであり、財政、健康、保健、福祉など、社会保障全体の制度設計の中で考えていく必要がある」という意見でございました。 賛成意見といたしまして、「特別養護老人ホームで働く方から、夜勤勤務が15時間以上続いているという話を聞きました。普通8時間勤務なのに、15時間行われているような話で、現状の見直しは必要だと思った。そういう現状を変えていく介護施設が必要と言われながら、職員が足りないために定員を満たしていない施設もあるので賛成する」という、以上の意見でございました。 以上でございます。
    ○議長(坂本武人君) 濱元議員。 ◆12番(濱元幸一郎君) よく分かっているんですよね。今、非常事態で審議する時間がなかなかなかったというのは、委員長もよく理解されていて、私が言いたいのはそういう中で、今委員長、紹介議員だった上田議員に意見を求めたかったけれども時間がなくてできなかった、というなら、今回直ちに議決をしないで、採択をしないで、もっと時間をかけて議論をしてもよかったんじゃないかっていうのが1点。 それと、もう一つは、私は紹介議員の上田さんに意見を聞く機会を持たなかったのはなぜですかって聞いたのではなくて、この請願を提出した請願者そのもの、要するにこの請願を出していただいた請願者の方に、なぜ意見を聞いていただけなかったのかと。委員会の中でさまざまな反対する理由を述べてますけれども、これは統計上の問題とか数字上の問題とかなんですよ。ただ、そういう努力はしてても現場では苦労をしているから改善をしてほしいというのが今回の請願の趣旨なんです。ですから、私はなぜ請願をしたこの、何て言いますかね、名前を言いますと、一二三さんですかね、になぜ意見陳述の機会を与えてくれなかったのかと。私がこの担当の方に少し聞いたら、請願者の方はお話があればいつでも意見陳述に伺いますということを聞いてましたので、委員会として必要だという判断をしてお願いをすれば、この方は多分来てくれたと思うんですよ。紹介議員の上田さんが来れなかったのは分かりました。ただ、私が聞いたのは請願者になぜ来ていただかなかったのかということを聞いたのであります。 ○議長(坂本武人君) 松井委員長。 ◎健康福祉常任委員長(松井美津子君) いろいろ意見はあると思いますけど、今、本当にこのような非常事態ということで、やっぱり時間がない中でこんなやって議会も開催されております。私は紹介議員の上田議員に3回ほどそんなやって、来ていただけませんかということをお願いしました。でも、文教経済の中で本当に時間がない中でそうやって審議をしていかなければいけないっていうことで、もう断念して、うちの健康福祉常任委員会の皆さんとそうやって判断して、こうやって審議を行おうっていうことになりました。濱元議員のその質疑ですよね。なぜこのような機会を持たれなかったのかということだったので、そうやってお答えしたと思います。 以上です。 ○議長(坂本武人君) 濱元議員。 ◆12番(濱元幸一郎君) これ以上、質問してもかみ合いませんので。私が言ったのは、紹介議員になぜ聞かなかったのかじゃなくって、請願をした方、その人になぜ意見陳述の場を提供しなかったのかと、そういうことを求めなかったのかと、そういう意見も出なかったのかということであります。 また、限られた時間の中でのタイトな日程での審議ということでは、私は継続審議をしてでも、もっと現場の声を聞く努力してもよかったんじゃないかと思います。 私の質疑はもう以上で終わらせていただきます。 ○議長(坂本武人君) ほかに質疑はございませんか。                〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂本武人君) 質疑なしと認めます。 これで健康福祉常任委員長報告に対する質疑は終わりました。 以上で、各委員長報告に対する質疑を終了いたします。 これから討論を行います。 まず、議案第2号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備等に関する条例について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第2号の討論を終わります。 次に、議案第3号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第3号の討論を終わります。 次に、議案第4号 合志市環境整備基金条例について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第4号の討論を終わります。 次に、議案第5号 合志市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第5号の討論を終わります。 次に、議案第6号 合志市職員定数条例の一部を改正する条例について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第6号の討論を終わります。 次に、議案第7号 合志市し尿運搬費補助に関する条例の一部を改正する条例について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第7号の討論を終わります。 次に、議案第8号 合志市学童保育施設条例の一部を改正する条例について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第8号の討論を終わります。 次に、議案第9号 合志市営住宅条例の一部を改正する条例について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第9号の討論を終わります。 次に、議案第10号 熊本都市計画事業御代志土地区画整理事業施行条例の一部を改正する条例について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第10号の討論を終わります。 次に、議案第11号 合志市奨学資金貸付条例の一部を改正する条例について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第11号の討論を終わります。 次に、議案第12号 合志市部落差別等をなくし人権を守る条例の一部を改正する条例について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第12号の討論を終わります。 次に、議案第13号 合志市立割老人憩の家条例を廃止する条例について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第13号の討論を終わります。 次に、議案第14号 令和元年度合志市一般会計補正予算(第4号)について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第14号の討論を終わります。 次に、議案第15号 令和元年度合志市介護保険特別会計補正予算(第4号)について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第15号の討論を終わります。 次に、議案第16号 令和元年度合志市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第16号の討論を終わります。 次に、議案第17号 令和元年度合志市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第17号の討論を終わります。 次に、議案第18号 令和元年度合志市工業団地整備事業特別会計補正予算(第2号)について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第18号の討論を終わります。 次に、議案第19号 令和元年度合志市水道事業会計補正予算(第4号)について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第19号の討論を終わります。 次に、議案第20号 令和元年度合志市工業用水道事業会計補正予算(第3号)について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第20号の討論を終わります。 次に、議案第21号 令和元年度合志市下水道事業会計補正予算(第4号)について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第21号の討論を終わります。 次に、議案第22号 令和2年度合志市一般会計予算について討論を行います。 本件については、討論の通告がありますので発言を許します。 まず、委員長報告に反対の討論を許します。濱元幸一郎議員。 ◆12番(濱元幸一郎君) おはようございます。12番、日本共産党の濱元幸一郎です。私は議案第22号 令和2年度合志市一般会計予算につきまして、反対の立場から討論を行います。 2年度から、新たに子供の医療費無料化が市外でも現物対応になります。また、保育園の副食費について実費徴収になりましたが、多子世帯の副食費補助の予算が盛り込まれております。新設小学校、放課後児童クラブの建設も重要な課題であります。こうした市民の皆さんの暮らしを支え、教育環境を整備するための予算については、私は大いに賛成であります。 また、新型コロナウイルスが市民に不安を広げております。教育現場や市民の皆さんの暮らし、健康の問題など、現場の願いに沿った対応を求めておきます。 私が今回反対する主な理由の一つは、マイナンバー関連の予算の支出についてであります。国家による国民の監視、個人情報の漏洩など、さまざまな問題をはらんだまま2016年1月にスタートしたマイナンバーカードですが、4年経過した普及枚数は1月23日現在1,915万枚にとどまっております。また、合志市の交付枚数も7,140枚と11.4%にとどまっております。政府は何がなんでも低迷するカード交付を普及させたいのでしょう。20年度のマイナンバー予算は、巨額を投じる異常事態となっております。20年度政府予算案を見てみますと、カードの交付予算として前年度の6.8倍、1,404億円も増やし、ポイントの付与やマイナンバーカードを利用した健康保険証を推進しようとしています。今やらなければならないのは、セキュリティの安全性を高めることであります。しかしそれは後回しで、利活用策の拡大一辺倒で、端末の普及やネットでの活用を進めようとしており、今後危険性はますます高まるばかりであります。私は国民が求めてもいないマイナンバー制度を無理に推し進めることはすべきではないと考えますので、今回のマイナンバー関連の予算については反対をいたします。 反対の主な理由の二つ目は、同和行政の支出であります。部落解放同盟合志市支部、全日本同和会合志支部への補助金支出に反対をいたします。私は、人権は本当に大切だし、絶対に守らなければならないと思っております。ただ、人権ということで行われているこの解放同盟や全日本同和会への補助金支出はやめるべきだと思います。これまでも繰り返し述べてきましたが、逆差別や差別の固定化につながるからであります。補助金の支出の内容も、運動団体の必要経費です。なぜ市民の税金から払わなければならないのか。本来であれば、運動団体が自分で持つべき費用であります。部落差別問題の真の解決のためにも、特別扱いの補助金は廃止すべきであります。 反対の主な理由の三つ目は、予算書の7ページ、合志楓の森小学校、合志楓の森中学校、学校給食施設運営一部業務委託事業の債務負担行為についてであります。私は、子供たちに安全で安心な学校給食を提供するためには、直営で給食業務は行うべきだと考えます。学校給食の業務委託は、全国で偽装請負も指摘をされています。給食調理員の体制が新設校で取れない、だから民間委託ということだと思いますが、体制が取れないのはこれまでの合理化主義、コスト削減、正規の調理員の先生方を増やしてこなかったからであります。このしわ寄せを、子供たちの学校給食に押し付けていいのかと、学校給食は教育の一環であります。献立を立てて調理をして、子供たちに提供されるまで、市が一貫して責任を持つべきであります。体制が取れないなら、正規の学校給食の調理員の先生を新たに雇用してでも直営で運営すべきです。 以上、指摘して反対討論を終わります。 ○議長(坂本武人君) 次に、委員長報告に賛成の立場からの討論を許します。野口正一議員。 ◆7番(野口正一君) 皆さん、おはようございます。7番、九思会、野口です。議案第22号 令和2年度合志市一般会計予算について、賛成の立場から討論をいたします。 まず、同和団体への補助金支出につきましては、部落差別問題は当時の政治により、報道的、人為的につくりだされ、また世代性があり、子、孫、ひ孫、それ以降の代まで差別が続くという我が国固有の重大な人権問題として捉えております。この部落差別という人権問題の解決は、本来なら行政の責務として行政が行わなければならない重要な取り組みでありますが、当該団体がそれぞれ当事者の立場として推進運動をされており、部落差別をはじめ、あらゆる人権問題の解決に向けて取り組んでいますので、その活動に補助金を支出することにつきましては適正であると認識しております。 次に、新設校の給食施設の一部業務委託についてですが、学校給食の一番重要なことは、いかに安心、安全な学校給食を安定的に届けていくかです。令和3年4月に開校する合志楓の森小学校、中学校の学校給食の運営体制については、その安心、安全な学校給食を安定的に届けていくために必要な部分で、全体の工程のうちの一部の調理や洗浄、清掃の業務を委託するものであって、献立の作成や食材の発注など、公の関与がなくなるわけではなく、直営であれ、民間事業者への委託であれ、どちらにせよ人が業務を行うものであり、安心、安全、安定的に届けていく事業者の選定をちゃんと行うこと、選定後も市、執行部や市議会として業務のチェックをしっかり行っていくことで担保できるものと思います。 人口増の状況が続く本市を取り巻く環境に応じた行政運営が求められており、また、業種を問わず、学校教育、学校給食の分野においても、人員不足、人材不足及び人員管理の難しさを今年度初めの非常勤職員の13人が不足していた状況からもうかがえます。市、執行部の努力により、その人員不足の状況は脱したものの、開校上、約1年後に控えた新設校の学校給食の運営体制を万全に期するため、また合志市全体の体制を立て直すためにも、今回の業務委託は必要な対応と私は思います。 以上で、賛成討論を終わります。 議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(坂本武人君) 次に、反対討論の通告はありませんので、続けて委員長報告に賛成の立場から討論を許します。来海恵子議員。 ◆16番(来海恵子君) 16番、九思会、来海です。議案第22号 合志市一般会計予算について、賛成の立場から討論を行います。 マイナンバー制度は国全体で推進しており、合志市だけが離脱するわけにはいきません。また、政府が公務員にマイナンバーカードの取得を推進し、合志市では職員の90%程度、その家族は70%程度に達しています。市民も31年度3月末で申請12%程度、受け取り9.5%程度だったのが、令和2年2月末現在で、申請17%程度、受け取り12%程度と増えてきています。さらに、令和3年3月からマイナンバーカードが健康保険証として利用できるようになります。また、今年の9月からマイナンバーのポイントが付く予定です。私も議会終了後に利便性が増しますので、マイナンバーカードを申請したいと思います。 議員皆様方のご賛同をお願いしまして、賛成討論を終わります。 ○議長(坂本武人君) 以上で、議案第22号の討論を終わります。 次に、議案第23号 令和2年度合志市介護保険特別会計予算について討論を行います。 本件については、討論の通告がありますので発言を許します。 まず、委員長報告に反対の討論を許します。濱元幸一郎議員。 ◆12番(濱元幸一郎君) 12番、日本共産党の濱元幸一郎です。私は議案第23号 令和2年度合志市介護保険特別会計予算につきまして、反対の立場から討論を行います。 介護保険制度は、施行20年を迎えました。政府は制度改悪を繰り返し、国家的詐欺と言われるまでに介護の危機は深刻化しております。合志市でも介護保険料は制度発足当初の2,900円だったものが、今では6,200円へと2倍以上となる一方で、受けられるサービスは切り下げの連続であります。こうした問題を含んだ予算になっており反対であります。さらに厚労省は、高額介護サービス費と補足給付、施設入所の食費や居住費の助成でありますが、この補足給付の負担増を打ち出して、21年度からの施行まで狙っております。これまでの負担増が利用者のみならず、介護者家族の家計に重すぎる負担となり、介護保険が利用できない大きな要因になってきました。消費税が10%になり、後期高齢者の窓口負担も1割から2割へと引き上げを狙われる中で、高齢者の暮らしを守り、介護を巡る劣悪な状況を改善するためには、合志市が独自に減免制度を設ける、また保険料を引き下げるなど、独自の役割を果たすことが必要です。国の悪政の防波堤となり、住民の暮らしと福祉を守るのが地方自治体の一番の仕事であります。私は合志市が介護の負担の軽減に努め、誰もが必要になったとき、安心して介護を受けられるよう、環境改善に努めることを強く求め、反対討論といたします。 ○議長(坂本武人君) 次に、委員長報告に賛成の立場から討論を許します。犬童正洋議員。 ◆5番(犬童正洋君) 5番、犬童です。議案第23号 令和2年度合志市介護保険特別会計予算について、賛成の立場で討論を行います。 今、反対者の意見がありましたが、発言の要旨のほか、一切聞いておりませんでした。今その内容について私が意見を申し述べる義務はないと判断をいたします。それで、私が賛成した内容について述べます。 3月3日午前中、健康福祉常任委員として、高齢者支援課の担当者から、この予算案について具体的かつ詳細にわたり説明を受けました。令和元年度の最終補正額と今予算を比較した場合、約4,700万円の増となっておりますが、今後高齢者が増えるのは確実なことであり、当然介護保険利用者も増えることは必至ですので、当然の予算見積もりと考えます。 ちなみに、私事ではありますが、母が認知症になりまして7年間、この介護保険に救われました。そういうこともありまして、私は担当課の説明を聞き、十分納得し理解いたしました。 よって、本予算案に賛成いたしますので、議員の皆様のご賛同をよろしくお願いします。 ○議長(坂本武人君) 以上で、議案第23号の討論を終わります。 次に、議案第24号 令和2年度合志市国民健康保険特別会計予算について討論を行います。 本件については、討論の通告がありますので発言を許します。 まず、委員長報告に反対の討論を許します。濱元幸一郎議員。 ◆12番(濱元幸一郎君) 12番、日本共産党の濱元幸一郎です。私は議案24号 令和2年度合志市国民健康保険特別会計予算につきまして、反対の立場から討論を行います。 高過ぎる国保税の負担が市民の皆さんの暮らしを圧迫しております。私は総務常任委員会でこのことを示す新たな資料を要求いたしました。税務課のほうから口頭で回答をいただきましたけれども、それは国民健康保険税の分割納付の5年間の推移であります。平成27年度は205件だった分割納付が、平成30年度は420件に、そして令和元年度は2月現在で既に404件に上っております。この分割納付というのは、高過ぎて払いたくても払えない国保税を、それでも何とか払わなければならないということで、税務課などに相談に来まして、例えば8期で納める国保税を1年間で払うようにするなど、柔軟に国保税を払うように相談もして決めるものであります。この分割納付の5年間の推移が、この5年間で倍以上に上っていると。それだけ国保税の支払いが厳しいということを示していると思います。合志市の国保税は、年収400万円の4人世帯でなんと43万2,290円であります。これは同じ収入、世帯構成の協会健保の保険料20万2,600円の2倍以上もの負担であります。このことについては、これまでも指摘をしてまいりました。国保加入者は非正規雇用の労働者や退職後の高齢者が大半を占めています。私は市民の皆さんの暮らしの実態からも、国保税は一刻も早く負担軽減に踏み出すべきだと考えます。平成29年度から廃止した一般会計からの法定外繰入を復活して、国保税の引き下げを行うべきであります。国は都道府県化に伴い、さらなる国保の負担増を狙っております。また、最近県が示しました2020年度の合志市の標準保険料率を見てみますと、合志市に対して国保税の値上げを迫るものとなっております。しかし、国や県の動きに合志市が従う義務はありません。税額を決定するのはあくまでも合志市であります。市長は開会日の令和2年度における主な取り組みについての中で、国民健康保険は基金を取り崩して費用を賄っている状況であり、今年度末において約6億6,000万円程度の残高が見込まれていること、計画では毎年8,000万円取り崩すことが必要であり、保険料の見直しを含め、対応策の検討を進めていくところですと述べられました。私は決して国保税の値上げをしてはならないと思います。国保の構造的問題を解決するためには、市民への負担増ではなくて、抜本的な国からの追加の公費投入こそ要請すべきであります。合志市には、国保基金もまだ6億6,000万円残っております。この国保基金を最大限活用して税率を据え置く。そして、さらに法定外繰入を行い負担を軽減する。合志市が市民の皆さんの暮らしに寄り添い、国の悪政から市民の暮らしを守る役割を果たすためにも、国保税の負担軽減に取り組むことを、再度強く求めまして反対討論を終わります。 ○議長(坂本武人君) 次に、委員長報告に賛成の立場から討論を許します。澤田雄二議員。 ◆6番(澤田雄二君) 6番、九思会、澤田でございます。議案第24号 令和2年度合志市国民健康保険特別会計の決定につきまして、賛成の立場から討論いたします。 皆さんももうご存じのように、現在の医療保険制度は全ての国民が国民健康保険や協会健保など、何らかの公的医療保険に加入し、互いの医療費を支え合うという国民皆保険制度でございます。私たち今では国民誰もが安心して医療機関にかかれるということは、これは当然のことだと思われておりますが、一旦海外に目を向けると、必ずしもそうではございません。日本の医療保険制度に対する世界の評価は非常に高く、世界トップクラスの長寿国となり、乳児死亡率など健康指標もよく、国民皆保険制度は世界に誇れる制度ということであります。今後もこうして安心して医療を受けることができるということ、これは互いに支え合い、持続可能な制度として我々は運用していくべきであります。 一般会計からの法定外繰入による保険税負担の軽減に踏み出すということでございますが、確かにサービスはいっぱい受けたい、でも負担は少ない、少ないほうがいいと。それはもう人としてみんなやっぱりそう思うんだと思います。ただし、やはり持続可能な制度として運営していくために、昨年10月には消費税が8%から10%となり、増収分の一部は、年金、介護、子育て対策とともに、医療の分野においても財源が投入されることとなっております。 また、令和2年度の予算におきましては、市民負担を抑制するため、財政調整基金からの繰り入れを行い、財源を確保するように提案されております。さらに、所得に応じまして負担軽減措置を取るなど措置が行われていることは、皆様ご存じのとおりでございます。限られた財源の中で、みんなで支え合い、今後も安心して医療を受けることができる国民健康保険制度を、今後も維持していくことは大変重要なことであり、本予算案は妥当なものであるというふうに認められます。 以上のことから、議案第24号 令和2年度合志市国民健康保険特別会計予算の決定につきまして、賛成するものでございます。 議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(坂本武人君) 以上で、議案第24号の討論を終わります。 次に、議案第25号 令和2年度合志市後期高齢者医療特別会計予算について討論を行います。 本件については、討論の通告がありますので、発言を許します。 まず、委員長報告に反対の討論を許します。濱元幸一郎議員。 ◆12番(濱元幸一郎君) 12番、日本共産党の濱元幸一郎です。私は議案第25号 令和2年度合志市後期高齢者医療特別会計予算につきまして、反対の立場から討論を行います。 令和2年度から、後期高齢者医療保険料が大幅に値上げをされることになりました。現在1人あたりの保険料5万5,270円が、令和2年、令和3年度には6万2,803円に、7,533円も値上げをされることになります。私はいつも言いますが、日本の発展のためにこれまで尽くされてこられた75歳以上の高齢者の皆さんには、安心して老後を送っていただけるように手厚い支援をすることこそ政治の務めだと思います。おじいちゃん、おばあちゃん、これまで本当にご苦労様でした。これからは安心して老後を過ごしてくださいね、お金の心配なく病院にも通ってくださいね、これが政治の、私はあるべき姿ではないかと思います。それがどうですか、75歳になった途端に後期高齢者と呼ばれ、これまでとは別の医療保険に変えられる、年齢で医療が差別される、こんなことが許されるでしょうか。ましてや、年金も引き下げが続き、消費税も10%に増税され、暮らしがとても厳しくなっているときに、後期高齢者医療保険料まで大幅に値上げするなど言語道断であります。 以上、指摘して反対討論とさせていただきます。 ○議長(坂本武人君) 次に、委員長報告に賛成の立場から討論を許します。永清和寛議員。 ◆1番(永清和寛君) 1番、九思会、永清です。議案第25号 令和2年度合志市後期高齢者医療特別会計予算について、賛成の立場から討論を行います。 平成20年3月に老人保健制度が廃止され、その代わりに平成20年4月から始まったのが後期高齢者医療制度であり、現在後期高齢者医療給付は、後期高齢者自身の保険料が約1割、後期高齢者支援金として若年者の保険料負担が約4割、そして残りの5割を国や県、市町村からの公費で運営しています。2025年、令和7年には団塊の世代の方々が全て75歳以上となる超高齢社会を迎えることになり、医療費はさらに増加し、今後の制度運営につきましては、ますます厳しくなると予測され、今後増え続ける被保険者数と1人あたりの医療費の増加、また少子高齢化の中で後期高齢者医療制度を支える現役世代の支援金が増加を続けることを考えますと、世代間の公平性の確保や本制度を持続可能なものにするためには、一定所得以上の方につきましては、ご負担をお願いすることもやむを得ないと考えます。 合志市後期高齢者医療特別会計は、この医療制度に基づく適切な運営を図り、合志市6,962名の被保険者が安心して医療を受けていただくためにも必要なものであります。 したがいまして、議案第25号 令和2年度合志市後期高齢者医療特別会計予算に賛成するものであります。 議員の皆様方のご賛同をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(坂本武人君) 以上で、議案第25号の討論を終わります。 次に、議案第26号 令和2年度合志市工業団地整備事業特別会計予算について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第26号の討論を終わります。 次に、議案第27号 令和2年度合志市水道事業会計予算について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第27号の討論を終わります。 次に、議案第28号 令和2年度合志市工業用水道事業会計予算について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第28号の討論を終わります。 次に、議案第29号 令和2年度合志市下水道事業会計予算について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第29号の討論を終わります。 次に、議案第30号 合志市道路線の廃止について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第30号の討論を終わります。 次に、議案第31号 合志市道路線の認定について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第31号の討論を終わります。 次に、議案第32号 菊陽町道路線の認定に係る合志市区域内道路の承諾について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第32号の討論を終わります。 次に、議案第33号 権利の放棄(住宅使用料金債権)について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第33号の討論を終わります。 次に、議案第34号 権利の放棄(水道料金債権)について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第34号の討論を終わります。 次に、請願第1号 安全・安心の医療・介護の実現のため夜勤改善と大幅増員を求める陳情書について討論を行います。 本件については、討論の通告がありますので、発言を許します。 本件に対する委員長報告は不採択ですので、まず原案に賛成の討論を許します。濱元幸一郎議員。 ◆12番(濱元幸一郎君) 12番、日本共産党の濱元幸一郎です。私は請願第1号 安全・安心の医療・介護の実現のため夜勤改善と大幅増員を求める請願につきまして、不採択とした委員長報告に反対、請願そのものに賛成の立場で討論を行います。 この請願は、医療・介護現場からの切実な声であります。ここでは医療や介護現場での人手不足が深刻な状態にあり、人手不足により一人一人の過重労働が進み、過酷な夜勤や長時間労働が解消されていないこと、医師・看護師の過労死を引き起こす事態が続いていること、それが注意力の低下を引き起こし、事故発生率を高めることを指摘しています。皆さんは平成23年6月に厚生労働省が発した5局長通知をご存じでしょうか。「看護師等の『雇用の質』の向上のための取組について」という通知であります。その中には、勤務環境の改善、職場づくりとして複数回を主として月8回以内の夜勤体制を基本としつつ、十分な勤務間隔、インターバルの確保を含め、より負担の少ない交代制に向けた取り組みを着実に進めることが望まれるとしています。しかし、この通知が出てから大分経ちますが、この請願では今でも16時間以上の長時間夜勤の割合が4割を超え、勤務と勤務の間隔が極端に短い8時間未満の割合が5割もあったとの実態調査の結果を上げております。厚労省も努力はしているのかもしれませんが、実態が一向に変わっていないのであります。具体的な労働環境の改善には至っていないのであります。そうであるならば、現場の声を国に届けるべきではないでしょうか。私が今回大変残念だったのは、健康福祉常任委員会で請願者からの意見陳述もなく、委員会として現場の苦労も聞かないままに、請願の中身について持続可能な制度設計と予算を考慮していないなどという、現場の苦労に心を寄せているとは到底思えないような討論まで出され、このような重要な現場の声、願いを不採択にしたことであります。意見書案を見てください。請願者の方々も厚労省が努力をしていることを認めているんです。ただ、現場の実態が改善に至っていない、だからもっと改善のための措置を具体的に取ってほしい、これは切実な願いであります。私は安全・安心の医療・介護をつくりたい。そのために現場の劣悪な実態を改善してほしい。この切実な願いを合志市から一刻も早く国へと届け、改善を進めるべきだと考えますので、請願第1号 安全・安心の医療・介護の実現のため夜勤改善と大幅増員を求める請願に賛成するものでございます。 皆さんのご賛同をよろしくお願いをいたします。 ○議長(坂本武人君) 次に、原案に反対の立場から討論を許します。澤田雄二議員。 ◆6番(澤田雄二君) 6番、九思会、澤田でございます。請願第1号 安全・安心の医療・介護の実現のため夜勤改善と大幅増員を求める請願につきまして、原案に反対、不採択の立場で討論いたします。 文中にもございますとおり、厚生労働省も医療職場や介護職場の勤務環境、改善の必要性を明らかにし、手立てを講じております。その中で、現在、看護統計資料などによりますと、就業者数は近年は年間約3万人のペースで増加しており、働き方改革により時間外労働の条件を設定されるようでございます。また、夜勤と日勤の看護服の色を変えまして、長時間労働を抑制するなど、医療機関もそれぞれに労働環境の改善、工夫を図っておるところでございます。 また、陳情書の中には、患者、利用者の負担軽減を求めるということもうたわれておりますが、夜勤改善と大幅増員を求めるということは矛盾するのではないかという考えでございます。 そして、昨年10月は消費税が10%に引き上げられまして、増収分のうち約1.7兆円につきましては、年金、そして医療、介護、少子化等の対策に充てられるということで、国のほうとしてもそういった予算工面からの措置もされております。 全体につきましては、財政そして健康保険制度、福祉など、社会保障全体で、全体の制度設計の中で多角的に検討することが必要であると考えます。 以上のことによりまして、本請願については反対の立場を表明いたしまして、不採択とすることが妥当であると考えます。 議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(坂本武人君) 次に、原案に賛成の立場から討論を許します。上田欣也議員。 ◆13番(上田欣也君) 13番、上田欣也でございます。請願第1号 安全・安心の医療・介護の実現のため夜勤改善と大幅増員を求める請願について、原案に賛成の立場で討論いたします。 医療・介護の現場の全てが24時間365日対応しているわけではございません。しかし、入院患者さんがいる病院では交代制とはいえ、夜間も誰かが緊急の事態に備えています。なぜなら患者さんの命がかかっているからです。医療現場ではそれが当然求められるのに、働く側は自分たちの健康を顧みることもできず、過労に陥り、やめたいと苦しんでいる方が多いと聞きます。誰もが働きがいを感じながら普通の家庭生活を求めるのは当たり前のことではないでしょうか。身近なところでは再春医療センター、菊池恵楓園、菊池病院の3施設だけで1,300人の看護師さんがいらっしゃるそうです。これが十分な数であれば、こういう請願は上がってこないはずです。仕事の現場は業種を問わず、どこでもそれぞれに大変です。その全ての労働環境がいっぺんに劇的に改善することはないでしょう。しかし、日常的にこの医療の現場が安定的に仕事をできる状態にないと、例えば、今回の新型コロナウイルスの中国武漢の現場では、医療が崩壊しているのではないかと言われております。まずは、人の生命を預かる現場から、不安なく働くことのできる環境を実現するために、ぜひこの請願の意図するところをお酌みいただき、この意見書の提出に賛成いただくことをお願いいたしまして、私の賛成討論といたします。 ○議長(坂本武人君) 以上で、通告による討論は終わりました。 これで、請願第1号の討論を終わります。 次に、請願第2号 介護施設の人員配置基準の引き上げのため国に対し意見書の提出を求める陳情書について討論を行います。 本件については、討論の通告がありますので、発言を許します。 本件に対する委員長報告は不採択ですので、まず原案に賛成の討論を許します。濱元幸一郎議員。 ◆12番(濱元幸一郎君) 12番、日本共産党の濱元幸一郎です。私は請願第2号 介護施設の人員配置基準の引き下げのため国に対し意見書の提出を求める請願につきまして、不採択とした委員長報告に反対、請願に賛成の立場で討論を行います。 現場の実態を国に届け、改善を求めるのが地方議会の大事な役割であります。先ほどの請願第1号のときにも触れましたが、医療や介護の現場は大変です。請願にもありますように、超高齢化社会を迎える中で、介護の人材確保、離職者防止対策が喫緊の課題であります。介護現場で働く人を確保するためにも、入所者の方々の人権を守るためにも、介護施設の人員配置基準の引き上げを国に求めていくべきであります。この切実な願いを、合志市として一刻も早く国へ届け改善を進めるべきであります。 よって、請願第2号 介護施設の人員配置基準の引き上げのため国に対し意見書の提出を求める請願について賛成をするものです。 皆さんのご賛同をよろしくお願いいたします。 人員配置基準の引き上げです。 ○議長(坂本武人君) 濱元幸一郎議員。 ◆12番(濱元幸一郎君) 済みません、肝心な請願の名前を間違えておりましたので、訂正します。 請願第2号 介護施設の人員配置基準の引き上げのため国に対し意見書の提出を求める請願です。 以上、失礼しました。よろしくお願いします。 ○議長(坂本武人君) 次に、原案に反対の立場から討論を許します。澤田雄二議員。 ◆6番(澤田雄二君) 6番、九思会、澤田でございます。請願第2号 介護施設の人員配置基準の引き上げのため国に対し意見書の提出を求める請願につきまして、原案に反対、不採択の立場で討論をいたします。 これまでの介護職の処遇改善策といたしまして、平成21年度には約2.4万円、24年度には約0.6万円、27年度には約1.3万円、29年度には約1.4万円と、これまでに月額で約5.7万円の処遇改善が図られている状況でございます。これは人員ではございませんで、給与といいますか報酬といいますか、処遇、そういった処遇の面でございます。この人員につきまして、現状のままこの人員基準を引き上げるというかたちになりますと、介護事業者それぞれによって、この基準を満たすことができずに事業を縮小したり、もしかするとまた廃業までに追い込まれてしまうということも考えられます。つきましては、利用者の方々の不利益につながりかねないということも考えられます。人員配置基準の引き上げだけの部分的な見直しだけでは、介護現場の抜本的な改善方法とはならないということが言えると思います。 消費税は昨年10月に引き上げられまして、先ほども請願第1号のところで申し上げましたけれども、増収分のうちの一部は、年金、医療、少子化とともに介護の予算としても充てられるところでございます。 また、保険料の負担を軽減し、国の負担割合を引き上げるということは、やはりこれは予算の中で利用者負担などと一緒に議論されるべきことであり、社会保障全体の制度設計の中で考えていく必要があると考えられます。 いずれにしましても、持続可能な制度設計と予算を考慮しながら、多角的検討をしていくべきでございます。 よりまして、意見書の提出には賛成することはできず、本件は不採択とすることが妥当であると考えます。 ○議長(坂本武人君) 次に、原案に賛成の討論を許します。上田欣也議員。 ◆13番(上田欣也君) 13番、上田でございます。請願第2号 介護施設の人員配置基準の引き上げのため国に対し意見書の提出を求める請願について、原案に賛成の立場で討論をいたします。 介護の現場は医療の現場と共通するところも多いかもしれませんが、医療の現場以上に疲弊が著しいのではないかと想像します。なぜなら、人は誰もが年老いていき、後戻りはできないからです。私たちもいずれ同じことですけれども、命の火が燃え尽きる、そのとき最後まで寄り添うのが介護だけではありません、医療もそうですけども、医療と介護の現場ではないかと思います。その仕事を選び、働く全ての人たちが今、前向きに仕事をしていらっしゃるでしょうか。先ほども申し上げましたように、もしそうならこういう請願が上がってこないと思います。誰一人取り残さない社会を実現しようというSDGsに向かって、持続ある発展を目指すこの時代に、そのためのお世話をする人たちが取り残されてしまうようではいけません。そのために、介護従事者の声を届けるお手伝いをする役目が私たちにはあるのではないでしょうか。 ぜひ、皆さんの力をお貸しください。この意見書の提出にご賛同をいただくことをお願いいたしまして、私の討論といたします。 ○議長(坂本武人君) 以上で、通告による討論は終わりました。これで、請願第2号の討論を終わります。 次に、請願第3号 合志市小中学校の特別支援教育に関する請願について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで、請願第3号の討論を終わります。 これで、討論を終了いたします。 これから採決を行います。反対討論のありました議案第22号、議案第23号、議案第24号、議案第25号及び委員長報告で不採択とされました請願第1号、請願第2号を除き、議案第2号、議案第3号、議案第4号、議案第5号、議案第6号、議案第7号、議案第8号、議案第9号、議案第10号、議案第11号、議案第12号、議案第13号、議案第14号、議案第15号、議案第16号、議案第17号、議案第18号、議案第19号、議案第20号、議案第21号、議案第26号、議案第27号、議案第28号、議案第29号、議案第30号、議案第31号、議案第32号、議案第33号、議案第34号、請願第3号、以上の30件を一括して採決します。 お諮りします。本30件に対する各委員長報告は可決及び採択です。本30件は各委員長報告のとおり、決定することに異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂本武人君) 異議なしと認めます。 したがって、本30件は各委員長報告のとおり可決及び採択されました。 これから、反対討論がありました議案第22号 令和2年度合志市一般会計予算について、起立により採決いたします。 本件に対する委員長報告は可決です。 本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                  〔賛成議員 起立〕 ○議長(坂本武人君) 起立多数です。 したがって、議案第22号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、反対討論がありました議案第23号 令和2年度合志市介護保険特別会計予算についてを起立により採決いたします。 本件に対する委員長報告は可決です。 本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                  〔賛成議員 起立〕 ○議長(坂本武人君) 起立多数です。 したがって、議案第23号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、反対討論がありました議案第24号 令和2年度合志市国民健康保険特別会計予算についてを起立により採決いたします。 本件に対する委員長報告は可決です。 本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                  〔賛成議員 起立〕 ○議長(坂本武人君) 起立多数です。 したがって、議案第24号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、反対討論がありました議案第25号 令和2年度合志市後期高齢者医療特別会計予算についてを、起立により採決いたします。 本件に対する委員長報告は可決です。 本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                  〔賛成議員 起立〕 ○議長(坂本武人君) 起立多数です。 したがって、議案第25号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、委員長報告で不採択とされました請願第1号 安全・安心の医療・介護の実現のため夜勤改善と大幅増員を求める陳情書についてを、起立により採決いたします。 本件に対する委員長報告は不採択です。したがって、原案について採決します。 本件を原案のとおり採択することに賛成の方は起立願います。                  〔賛成議員 起立〕 ○議長(坂本武人君) 起立少数です。 したがって、請願第1号は不採択とすることに決定しました。 次に、委員長報告で不採択とされました請願第2号 介護施設の人員配置基準の引き上げのため国に対し意見書の提出を求める陳情書についてを、起立により採決いたします。 本件に対する委員長報告は不採択です。したがって、原案について採択いたします。 本件を原案のとおり採択することに賛成の方は起立願います。                  〔賛成議員 起立〕 ○議長(坂本武人君) 起立少数です。 したがって、請願第2号は不採択とすることに決定しました。                ――――――○―――――― △日程第2 議案第35号 令和元年度合志市一般会計補正予算(第5号)」について ○議長(坂本武人君) これから、日程第2、議案第35号 令和元年度合志市一般会計補正予算(第5号)についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。荒木市長。 ◎市長(荒木義行君) 議案の説明に入ります前に、今回新型コロナウイルス感染拡大阻止のため、議会の日程を変更していただき、市民の生活、安全、そして財政上の確実な執行の観点から予算を採択いただきましたことに対し、ご配慮誠にありがとうございました。深くお礼を申し上げます。 それでは、議案第35号 令和元年度合志市一般会計補正予算(第5号)につきまして、ご説明申し上げます。 今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ3億4,868万4,000円を追加し、予算総額を264億2,000万円といたしております。 歳入は、款16国庫支出金に国の令和元年度補正予算成立に伴い、事業採択を受け実施する次の3事業に対するもので、社会資本整備総合交付金事業に社会資本整備総合交付金3,418万5,000円追加、御代志土地区画整理事業に社会資本整備総合交付金5,000万円追加、GIGAスクール推進事業に公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備補助金1億274万4,000円を追加しております。また、款23市債に、上記事業に伴う財源として、公共事業等債6,880万円と学校教育施設等整備事業債1億140万円を追加しております。 歳出は、款8土木費に社会資本整備事業として、永・熊本線の道路改良工事費6,300万円追加、御代志土地区画整理事業に企画整理事業調査設計委託5,905万4,000円及び区画整理事業移転補償工事1,220万円を追加しております。また、区画整理事業補償補填費は、補助事業採択による歳出及び財源の組み替えを行っております。 次に、款10教育費にGIGAスクールネットワーク構想の実現に向けた小学校内無線LAN敷設工事1億5,112万4,000円及び中学校内無線LAN敷設工事5,633万6,000円を追加しております。また、繰越明許費の補正は、木造戸建て住宅の耐震化や建て替えを促進する建築物耐震対策事業について、予定工期内の完了が見込めない申請者分、4件、400万円、及び今回の補正予算に計上しております社会資本整備総合交付金事業6,300万円追加、御代志土地区画整理事業7,125万4,000円追加、GIGAスクール推進事業に、小・中学校合わせて2億1,007万6,000円を追加しております。 ○議長(坂本武人君) 提案理由の説明が終了しましたので、これから質疑を行います。 本件については、質疑の通告がありますので、発言を許します。濱元幸一郎議員。 ◆12番(濱元幸一郎君) 12番、日本共産党の濱元です。私は議案第35号 令和元年度合志市一般会計補正予算(第5号)につきまして、質疑をさせていただきます。 補正予算書で言いますと4ページ、第2表の繰越明許費補正、11ページ、12ページのそれぞれ小学校、中学校の学校施設整備費についてであります。GIGAスクール推進事業というのが、総額2億円を超える額が計上されておりますが、このGIGAスクール推進事業について、いきなり今回補正で唐突に出てきたような感を受けます。今までこのGIGAスクール推進事業についての、この1月、2月、執行部から、教育委員会から何も説明もなかったものですから、そもそもこのGIGAスクール推進事業とは、何なのかというところからお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(坂本武人君) 鍬野教育部長。 ◎教育部長(鍬野文昭君) はい、お答えします。 GIGAスクール推進事業とは、国が令和元年12月23日に示しましたGIGAスクール構想の実現のことです。事業を端的に申しますと、高速大容量の通信ネットワーク、校内LAN、無線LANになりますが、それと児童生徒向けの1人1台の端末、タブレットを一体的に整備するという内容です。 同じく、12月に閣議決定された令和元年度補正予算案においては、校内通信ネットワーク整備等を目的として、総額約2,318億円が計上されております。本市としましては、学校の情報環境整備を計画的に進めるために、令和元年度補正予算のみ補助があります公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金を活用し、小中学校の無線LAN整備等に係る経費を、今回補正予算に計上しているところでございます。 以上です。 ○議長(坂本武人君) 濱元議員。 ◆12番(濱元幸一郎君) 国のほうが12月23日にGIGAスクール構想っていうんですか、これを打ち出し、予算も付けたと。それに間に合うようなかたちで合志市としても乗り遅れることがないように予算計上したということだと思うんですね。 ただ、さまざま私も調べてみますと、専門家、保護者の間でも心配の声が上がっています。例えば、法政大学の児美川孝一郎教授、教育学の先生ですけれども、もちろん私は教育現場のICT環境の整備自体は重要だと思ってますし、個々の子供たちに合った学習をきちんと保障することも大切だと思っていますが、あえてここで心配な声が出ていることを少し紹介したいと思います。 この児美川教授は、「集団での学びでは『型』からはずれたような発想をする子がいて、そこからみんなが学ぶことで、考えが深まるということがある」と。「『個別最適化』で効率よく学ぶだけでは学ぶ過程が平版になり、深みがない」と。「また、学びへのモチベーション(意欲)をどう引き出すかという視点がないのかな」と。「やる気のある子はどんどん進むけれど、そうでない子はいくらあなたに合った学習だと言われてもやる気にはならない」と。「できる子だけがどんどん進み、格差が進むのではないか。」。こういう専門家からの心配な声、不安の声も出されている中で、教育委員会としては、このGIGAスクール構想についてどう考えているのかというのをお聞かせいただきたいと思います。 また、もう限られてますので、今回の補正ではこの無線LANの環境整備、小学校、中学校合わせて2億円を超える事業です。もちろん国が補正をいきなりかけてきて、これに間に合わないとというお気持ちは分かるんですけれども、これだけの予算をかけて整備するものですし、緻密な教育方針を示した上で私は本来整備すべきなのではないかなと思いますが、その点どのように受け止めておられますか、お聞かせください。 ○議長(坂本武人君) 鍬野部長。 ◎教育部長(鍬野文昭君) はい、お答えします。 まず、一つ目のご質問ですが、いろんな先生方のご意見というのはあるかもしれません。ただ、現時点で教育委員会としまして把握しておりますのは、国や県からはそういった心配の声があるということまでは聞いておりません。また、本市の保護者からもそういった内容のことは聞いておりませんので、本事業を進める上で何か問題があるということは、現時点では考えておりません。 それから、2点目の教育方針の件ですが、文部科学省では学校教育の情報化推進に関する法律、令和元年6月に交付施行しました。その基本理念には、情報通信技術の特性を生かして、児童生徒の能力、特性等に応じた教育、双方向性のある教育等を実施するなどをうたわれ、国や地方公共団体の責務も明文化されております。また、令和2年度からは新学習指導要領が小学校において全面実施、令和3年度から中学校においても全面実施となり、その中で情報活用能力を言語能力と同様に、学習の基盤となる資質、能力と位置づけられ、学校のICT環境整備とICTを活用した学習活動の充実に配慮することを明記されております。 特に、新学習指導要領に対応するためには、校内LANの整備及び1人1台のタブレット等の早急な整備は必須だと考えております。なお、先ほどご質問ありました教育方針は、各学校で作成をしておりますけども、学習指導要領の内容に合わせ、今後変更することになるところでございます。 以上でございます。 ○議長(坂本武人君) 濱元議員。 ◆12番(濱元幸一郎君) 先ほども言いましたけれども、私は教育現場のICT環境の整備自体は重要だと思ってますし、個々の子供たちにおいて、学習をきちんと保障することも大切だと思います。ただ、専門家の方からも不安の声なども出ているわけですから、文科省や国からは、この人たちは推進する側ですからね、問題点をなかなかあげつらうことはしないと思います。さまざまな幅広い人たちの意見も聞きながら、こうした問題点が出ないようにぜひご配慮いただいて、整備を進めていただければと思います。 質疑は終わらせていただきます。 ○議長(坂本武人君) 次に、上田欣也議員。 ◆13番(上田欣也君) 議案第35号 令和元年度合志市一般会計補正予算(第5号)について、質疑いたします。 補正予算書11ページ、学校施設整備費ですね。これは濱元議員と同じところですけれども、工事請負費として上がっている部分、小中学校内無線LAN敷設工事とありますけれども、これには通信費の部分は含まれるのかどうかお尋ねいたします。 というのは、通信費自体は工事請負費ですので直接は当然関係しないと思いますが、通信事業者までひもづけられるような工事になるのかどうか。あと、このGIGAスクール推進事業ということで、今後の通信費について何らかの説明があっているかどうかをお尋ねします。 また、新設校が工事中の現在、新設校の分もこの予算に含まれているかどうかを確認したいと思います。 ○議長(坂本武人君) 鍬野部長。 ◎教育部長(鍬野文昭君) はい、まず1点目についてお答えしたいと思います。 ご質問の中にもありましたように、工事の中には無線LANの通信費は含まれておりません。あと、全体的な回線の費用はまた別途必要になってきますが、個別のタブレット等の利用についても、通信費が発生することは今のところありません。これも無線LANということですので、そこでの対応しますので発生しません。そのあとに何がしか国からの助成というか、支援があるかということですけれども、今のところでは、今情報が私が手元にある中では、導入経費ということのみしか書いてありませんので、もし、本日違った場合は、また後ほど回答したいと思います。 それからもう1点ですね。新設校の部分も含まれるかということですが、新設校の分は、もう既に着工しておりますので、今回のこのGIGAスクール構想の分については対応にはなりません。なりませんが、新設校分は既存の学校整備の負担金事業、交付金事業の中での対応とはなっております。 以上でございます。 ○議長(坂本武人君) 上田議員。 ◆13番(上田欣也君) ということは、持ち出しはないというふうに考えてよろしい、新設校の分ですね、よろしいのでしょうか。 ○議長(坂本武人君) 鍬野部長。 ◎教育部長(鍬野文昭君) はい、お答えします。 新設校の分については、補助対象内の経費の中に全部入っておりますけども、補助率が負担金の場合は2分の1、交付金の場合は一般的には3分の1ということになっておりますので、補助金の対象にはなりますけれども、市費の持ち出しというのは当然出てきます。 以上でございます。 ○議長(坂本武人君) 上田議員。 ◆13番(上田欣也君) それは、なんかその分の負担を求める方法とかは考えられますか。 ○議長(坂本武人君) 鍬野部長。 ◎教育部長(鍬野文昭君) こちらのGIGAスクール構想につきましては、先ほど言いましたように対象になりませんので、別件の、後でご説明しました既存の補助金の事業、こちらのほうで対象ということで先ほどお答えしましたけれども、これについては、市の持ち出しに対してはやはりもう起債しかないというところです。起債をすることによって、元利償還金は今年度交付税措置があるというものがございます。 以上でございます。 ○議長(坂本武人君) 以上で、通告による質疑は終わりました。 これで、議案第35号は終わります。 以上で質疑は終了しました。 ここでお諮りします。 ただいま議題となっております議案第35号については、会議規則第39条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂本武人君) 異議なしと認めます。 したがって、委員会付託を省略にすることに決定しました。 引き続き、議案第35号について審議いたします。 これから討論を行います。本件については討論の通告がありませんので、これで議案第35号の討論を終わります。 これで討論を終了します。 これから議案第35号 令和元年度合志市一般会計補正予算(第5号)についてを採決いたします。 お諮りします。本件は原案のとおり決定することに異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂本武人君) 異議なしと認めます。 したがって、議案第35号は、原案のとおり可決されました。                ――――――○―――――― ○議長(坂本武人君) 本日の最後は、休会についてお諮りします。明日8日から16日までの9日間は、常任委員会の開催及び議案調整、議案整理並びに休日もございますので、この間は休会にしたいと思います。これに異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂本武人君) 異議なしと認めます。 したがって、明日8日から16日までの9日間は、休会とすることに決定いたしました。 次の会議は、3月17日の午前10時から開きます。 以上で、本日の予定は全て終了しました。 本日はこれで散会します。 大変お疲れ様でした。                  午前11時54分 閉会...