また、ほかの委員からは、
提案理由にある「介護のため1日の勤務時間の一部につき」とあるが、「一部」とはどのような意味かとの質疑に対し、当局から、
介護休暇を取得しやすくするための改正であり、2時間を上限に時間単位で取得できるようにしたとの答弁がなされました。
これらの
予算外議案につきましても、当局の説明を了とし、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決及び承認するものと決定をしました。
以上が、当
委員会に付託を受けました議案の審査の経過とその結果についての御報告でございます。
何とぞ、
議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○議長(
堀本博行君) 以上で、各
委員長の報告は終わりました。
少数意見者の報告はありませんので、これより討論を行います。
討論の通告がありますので、発言を許可いたします。
(2番・
竹内善浩君登壇)
○2番(
竹内善浩君)
日本共産党議員団を代表しまして、議第17
号別府市
行政手続における特定の個人を識別するための番号の
利用等に関する条例の一部改正について、反対いたします。
以前、
住民基本台帳ネットワーク、いわゆる
住基ネットがありました。
住基カードの普及率はおよそ5.5%と言われ、
ネットワーク構築に多大な税金を費やした愚策と考えております。
今回の
税個人番号制度導入に当たり、再三電算システムの改修が行われ、再び多大な税金が使われています。
また、国は、今後
医療保険分野における
番号制度の
利活用推進事業をさらに進め、個人の
金融資産などの
個人保有状況は、
医療保険や
介護保険側から求められる仕組みへ適用拡大されることが、18年度末までに検討される予定になっています。
今回の
条例改正議案では、市行政での
税事務に関する負担は軽減され、
社会保障の対象も拡大すると理解はしています。しかし、この
税番号制度は、番号に
付加価値がつく
危険性と、
社会保障費抑制の手段になりかねない
危険性をますます広げていきます。
日本共産党議員団は、この
税番号制度の拡大に対して強く反対の意を示し、別府市も、国に対してこの危険な
税番号制度拡大について強く意見するよう要望し、
反対討論といたします。(拍手)
○議長(
堀本博行君) 以上で、通告による討論は終わりました。
これにて討論を終結いたします。
これより、上程中の議案20件及び請願1件について、順次採決を行います。
上程中の議第17
号別府市
行政手続における特定の個人を識別するための番号の
利用等に関する条例の一部改正についてに対する
委員長の報告は、
原案可決であります。本件については、
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
堀本博行君) 起立多数であります。よって、本件は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、上程中の議第1
号平成28年度別府市
一般会計補正予算(第9号)から、議第7
号平成28年度別府市
水道事業会計補正予算(第1号)まで、議第18
号別府市議会議員及び
別府市長の選挙における
選挙運動の
公費負担に関する条例及び
別府市長の選挙におけるビラの作成の
公費負担に関する条例の一部改正についてから、議第20
号別府市職員の
育児休業等に関する条例の一部改正についてまで、及び議第23
号別府市
税条例等の一部改正について、並びに議第27
号大所飲料水供給施設及び管理に関する条例の一部改正についてから、議第33
号市有地の貸付けについてまで、以上18件に対する各
委員長の報告は、いずれも
原案可決であります。以上18件については、各
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
堀本博行君) 御異議なしと認めます。よって、以上18件は、各
委員長報告のとおり可決されました。
次に、議第34
号市長専決処分についてに対する
委員長の報告は、これを承認すべきものとの報告であります。本件については、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
堀本博行君) 御異議なしと認めます。よって、本件は、
委員長報告のとおり承認されました。
次に、請願第1
号犯罪被害者等の支援に関する
条例制定を求める請願に対する
委員長の報告は、採択すべきものとの報告であります。請願第1号については、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
堀本博行君) 御異議なしと認めます。よって、請願第1
号犯罪被害者等の支援に関する
条例制定を求める請願は、
委員長報告のとおり採択されました。
次に、日程第2により、
常任委員会委員の
所属変更を行います。
まず、
総務企画消防委員会委員に、
1番 阿部真一 君
6番 三重忠昭 君
7番 野上泰生 君
14番 市原隆生 君
15番 国実久夫 君
17番 平野文活 君
20番 私・
堀本博行
23番
江藤勝彦 君
25番 首藤 正 君
以上9名を指名いたします。
次に、
観光建設水道委員会委員に、
2番
竹内善浩 君
4番 小野正明 君
9番 穴井宏二 君
10番
加藤信康 君
13番 萩野忠好 君
18番 松川峰生 君
19番 野口哲男 君
24番 河野数則.君
以上8名を指名いたします。
次に、
厚生環境教育委員会委員に、
3番 安部一郎 君
5番 森 大輔 君
8番 森山義治 君
11番 荒金卓雄 君
12番 松川章三 君
16番 黒木愛一郎 君
21番 山本一成 君
22番 三ヶ尻正友 君
以上8名を指名いたします。
ただいま議長において指名をいたしました方々を、各
常任委員会委員に
所属変更することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
堀本博行君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま議長において指名をいたしました方々を、各
常任委員会委員に
所属変更することに決定をいたしました。
各
常任委員会は、正・副
委員長を互選の上、後刻議長まで報告願います。
暫時休憩いたします。
午前10時38分 休憩
午前10時53分 再開
○議長(
堀本博行君) 再開をいたします。
各
常任委員会は、休憩中に
委員会を開会し、正・副
委員長の互選を行いましたが、その結果、
総務企画消防委員会
委員長に 25番 首藤 正 君
副
委員長に 1番 阿部真一 君
観光建設水道委員会
委員長に 18番 松川峰生 君
副
委員長に 4番 小野正明 君
厚生環境教育委員会
委員長に 16番 黒木愛一郎 君
副
委員長に 3番 安部一郎 君
以上のとおり決定をいたしましたので、御報告いたします。
以上で、本日の議事は終了いたしました。
あす10日から15日までの6日間は、休日及び予算決算特別
委員会における審査等のため本会議を休会とし、次の本会議は、16日定刻から開会をいたします。
本日は、これをもって散会します。
午前10時54分 散会...