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02月24日-01号

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  1. 杵築市議会 2022-02-14
    02月24日-01号


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    令和 4年 3月定例会(第1回)杵築市告示第8号 令和4年第1回杵築市議会定例会を次のとおり招集する令和4年2月14日杵築市長 永 松   悟1.期 日   令和4年2月24日   午前10時2.場 所   杵築市議会議事堂―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―〇開会日に応招した議員泥 谷   修 君         多 田   忍 君工 藤 壮一郎 君         坂 本 哲 知 君真 鍋 公 博 君         阿 部 素 也 君田 原 祐 二 君         堀   典 義 君田 中 正 治 君         二 宮 健太郎 君小 野 義 美 君         加 来   喬 君渡 辺 雄 爾 君         小 春   稔 君富 来 征 一 君         真 砂 矩 男 君藤 本 治 郎 君                  ―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―〇3月2日に応招した議員―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―〇3月3日に応招した議員―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―〇3月7日に応招した議員―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―〇3月18日に応招した議員―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―〇応招しなかった議員―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―令和4年 第1回(定例)杵築市議会会議録(第1号)令和4年 2月24日(木曜日)〇議事日程(第1号)令和4年 2月24日午前10時開会  日程第1  会議録署名議員の指名  日程第2  会期の決定  日程第3  議案第1号から議案第35号について         (一括上程・提案理由説明)  日程第4  報告第1号から報告第4号について         (一括報告・提案理由説明常任委員会審査付託省略・質疑・討論・採決)  日程第5  追加議案         (上程・提案理由説明常任委員会審査付託省略・質疑・討論・採決)―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―本日の会議に付した事件  日程第1  会議録署名議員の指名  日程第2  会期の決定  日程第3  議案第1号から議案第35号について         (一括上程・提案理由説明)  日程第4  報告第1号から報告第4号について         (一括報告・提案理由説明常任委員会審査付託省略・質疑・討論・採決)  日程第5  追加議案         (上程・提案理由説明常任委員会審査付託省略・質疑・討論・採決)―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―〇出 席 議 員(16名) 1番 泥 谷   修 君      2番 多 田   忍 君 4番 工 藤 壮一郎 君      5番 坂 本 哲 知 君 6番 真 鍋 公 博 君      7番 阿 部 素 也 君 8番 田 原 祐 二 君      9番 堀   典 義 君10番 田 中 正 治 君     11番 二 宮 健太郎 君12番 小 野 義 美 君     13番 加 来   喬 君14番 渡 辺 雄 爾 君     15番 小 春   稔 君17番 真 砂 矩 男 君     18番 藤 本 治 郎 君―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―〇欠 席 議 員(1名)16番 富 来 征 一 君                  ―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―〇欠 員(1名)―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―〇事務局出席職員職氏名局長  阿 部 裕 司 君      次長  松 下 康 幸 君書記  加 藤 沙 江 君                   ―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―〇説明のため出席した者の職氏名市長………………永 松   悟 君   副市長……………興 田 信 一 君教育長……………清 末 陽 一 君                    山香病院事業管理者…………………………………………………小 野 隆 司 君総務課長…………佐 藤   剛 君   企画財政課長……内 野   剛 君協働のまちづくり課長………………………………………………河 野   泰 君危機管理課長……大 塚 茂 治 君   市民生活課長……岩 尾 豊 彦 君税務課長…………三 浦 浩 二 君   農林水産課長……矢 守 丈 俊 君商工観光課長……黒 田 幸一郎 君   建設課長…………安 只 邦 盛 君上下水道課長……矢 野   浩 君                    財産管理活用課長……………………………………………………宮 部 雅 司 君大田振興課長……岡 部 元 暢 君   山香振興課長……加 藤 雄 一 君教育総務課長……梶 原 美 樹 君   学校教育課長……真 砂 一 也 君山香病院事務長…宇都宮 健 士 君   社会教育課長……工 藤 正 行 君文化・スポーツ振興課長……………………………………………後 藤 方 彦 君医療介護連携課長……………………………………………………小 俣 玲 子 君福祉事務所長……秋 吉 知 子 君                    人権啓発・部落差別解消推進課長…………………………………高 橋 勝 久 君選挙管理委員会事務局長監査委員事務局長……………………堀   和 朗 君健康長寿あんしん課長………………………………………………河 野 由紀子 君農業委員会事務局長…………………………………………………清 原 浩 徳 君会計課長…………江 藤 昌 士 君                    ―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―────────────午前10時開会──────────── ○議長(藤本治郎君) 皆さん、おはようございます。ただいまの出席議員は15名でありますので、本会議は成立いたしました。 これより、令和4年第1回杵築市議会定例会を開会いたします。 この際、諸般の報告をいたします。 お手元に配付しております事務報告書のとおりですが、詳細にわたりましては、事務局に備付けの書類により御承知いただきますよう存じます。 以上で、諸般の報告を終わります。 これより本日の会議を開きます。 会議の議事は、お手元に配付しております議事日程により行います。 これより日程に入ります。──────────── △日程第1会議録署名議員の指名 ──────────── ○議長(藤本治郎君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 今回の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、5番、坂本哲知議員、6番、真鍋公博議員、7番、阿部素也議員の3名を指名いたします。──────────── △日程第2会期の決定 ──────────── ○議長(藤本治郎君) 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。今期定例会の会期につきましては、さきの議会運営委員会におきまして、本日から3月18日までの23日間と決定を見ておりますが、これに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(藤本治郎君) 御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は、本日から3月18日までの23日間とすることに決定いたしました。──────────── △日程第3議案第1号~議案第35号 ──────────── ○議長(藤本治郎君) 日程第3、議案第1号から議案第35号についてを一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。永松市長。(市長 永松悟君登壇) ◎市長(永松悟君) おはようございます。令和4年第1回杵築市議会定例会の開会に当たり、冒頭一言挨拶を申し上げます。 新型コロナウイルス変異株オミクロン株による国内の感染者が過去最多を更新し、感染の収束が見通せない状況です。市内においても、2月8日には31人の感染者が確認され、その後も連日新規の感染者が確認されています。 何よりもまず、感染された方の御回復をお祈りいたしますとともに、医療関係の皆様をはじめ第一線でその対応に御尽力をいただいています方々に、心から敬意を表します。市民の皆様におかれましても、長期間にわたり新型コロナウイルス感染症感染防止対策に御理解と御協力をいただき、心から感謝申し上げます。 繰り返しお願いしていることは、入念な手洗い、部屋のこまめな換気、不織布マスクの適切な着用、3密の回避など、基本的な感染対策の徹底です。必要な感染予防の対策を継続し、全市民の皆様とともにこの難局を乗り越えていきたいと考えております。 さて、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種についてですが、2月10日時点で約8,000人の方に接種券を発送しています。2回目接種を受けた時期が早い方から順番に発送していますので、届き次第予約していただければと思います。 本市では、12月から医療従事者、高齢者福祉施設入所者、従事者等のワクチン接種を開始し、既に2,000人の方が接種を終えています。接種の予約の状況については、ファイザー社製を使用する医療機関での接種を希望する方が多いのですが、武田モデルナ社製のワクチンもメッセンジャーRNAなので、安全性と免疫はファイザー社製と変わりはありません。 また、国からのワクチンの追加供給については、十分な量のファイザー社製ワクチン供給がないことから、3月7日からは医療機関での接種についても武田モデルナ社製を使用することになります。 厚生労働省は、1、2回目と3回目で違うメーカーのワクチンを打つ交互接種も有効であり、副反応もおおむね同等であるという臨床試験の結果を報告しています。今後も希望する全ての方が安心して確実に追加接種できるよう、杵築市医師会をはじめとする関係機関と連携しながらワクチン接種に全力で取り組んでまいります。 市民の皆様におかれましては、コロナ感染拡大防止のため、ワクチン接種への御理解と御協力をお願いいたします。 さて、2月1日に合同会社おおた夢楽、おおたサービスステーションの開業式が開催されました。大田地域は過疎化に伴う利用者の減少から、最大4か所あったガソリンスタンドが平成25年には1か所のみとなり、ついに唯一のガソリンスタンドも経営者の方が高齢のため閉店が決まっていました。 この閉店については、市内住民自治協議会の1つである地元大田ふるさとづくり協議会が地域の喫緊の課題と捉え、県、市、杵築市商工会、事業者とで協議を重ねていただいた結果、合同会社おおた夢楽の設立にこぎつけ、運営を継承できることになりました。本市としましても存続に向け、ふるさと納税を利用したガバメントクラウドファンディングを実施し、目標の400万円に対し800万円を超える寄附が集まっております。 また、今回灯油配達事業が継続されることから、灯油タンクや配送用給油ローリーなどの経費についても、大分県小規模集落等支援事業として県と本市で助成してまいります。 ガソリンスタンドが存続されることは、大田地域の方々の生活基盤の安定や地域の活性化につながると考えます。御支援をいただいた関係団体の皆様に厚くお礼を申し上げます。 さて、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で落ち込んでいる個人消費を回復させ地域経済の活性化を図るため、全県民向けに杵築消費応援プレミアム付商品券を販売します。市民の皆様には、既に個別に事前予約書類一式を青色封筒で届けていますので、専用往復はがきにて杵築市商工会に予約申込みをしてください。杵築消費応援プレミアム付商品券は、1万円で3割増しの1万3,000円分使える商品券で、市内の方は1世帯当たり7冊まで、市外の方は3冊まで購入できます。 発行総額は、プレミアム分を含め3億2,500万円分となっていますが、申込みが多い場合は販売冊数を調整することがあります。使用できる期間は令和4年4月5日から令和4年6月30日までで、市内のスーパー、飲食店などおよそ250店舗で使用できます。 家計にとってお得なだけでなく事業者への支援にもなりますので、ぜひ活用していただきますようお願いします。 それでは、議案第1号から議案第10号までの令和4年度各会計当初予算の概要について、順次説明を申し上げます。 各会計別では、一般会計172億7,000万円、ケーブルテレビ事業特別会計ほか4つの特別会計、合計で90億9,305万8,000円、水道事業会計ほか3つの公営企業会計収益的支出資本的支出の合計では58億2,053万6,000円としました。全て合わせますと321億8,359万4,000円の予算規模となります。 初めに、令和4年度杵築市一般会計予算について申し上げます。 予算の総額は、前年度と同額の172億7,000万円です。 まず歳入ですが、市税については前年度比3.7%、1億665万3,000円増の30億2,724万円としました。今後も新型コロナウイルス感染症の影響はあるものの、景気は回復傾向になると思われること、新築一般住宅新規太陽光発電施設の増加などを考慮し、市民税と固定資産税の増額を見込んでいます。 地方財政対策を考慮して、臨時財政対策債は前年度比70%、3億5,000万円減の1億5,000万円としました。 地方交付税については、前年度比2.5%、1億6,000万円増の66億2,000万円としました。 令和4年度の歳入一般財源の額は、前年度比0.6%、6,557万1,000円減の107億9,276万円としました。 基金繰入金については、市有施設整備基金繰入金3,660万円、地域活力創出基金繰入金2億610万円、職員退職手当基金繰入金4,000万円、ふるさと杵築応援基金繰入金3億7,940万円などを計上しています。 なお、財政調整基金からの繰入は昨年に引き続き行っておらず、未来戦略推進プランの目標である財政調整基金残高20億円を確保しています。その他の特定目的基金についても、基金残高を保ちながら、効果的な事業充当を行い、財政収支の均衡を図っています。 次に、歳出ですが、緊急財政対策の内容を包含、強化した未来戦略推進プランに沿った予算編成としています。 それでは、主な事務事業について、款を追って説明を申し上げます。 まず総務費では、新型コロナウイルス感染症対策として、公共施設や避難所における感染対策物品購入費用交通安全施設住民自治協議会への支援事業についての予算を増額計上しています。また、ふるさと寄附金特産品贈答事業マイナンバー制度改正対応マイナポイント普及促進事業参議院議員通常選挙、大分県知事、県議会議員選挙市議会議員選挙などの経費、地区公民館のコミュニティセンター化に伴い、その管理に係る予算を教育費から移管し計上しています。 民生費では、子ども、障がい、高齢、生活困窮といった分野別の支援体制では、社会的孤立やダブルケア等の新たなニーズへの対応が困難なことから、分野を問わず広く地域住民を対象とした包括的な支援を目指す重層的支援体制整備事業放課後児童支援員や保育士、幼稚園教諭の処遇改善の経費を新たに予算計上しました。また、児童発達支援事業、障がい者自立支援給付事業後期高齢者医療事業費などの予算額を確保しています。 衛生費では、新型コロナウイルスワクチンの接種を集団接種と個別接種で行う経費と、コールセンターや集団接種の運営業務など、ワクチン接種を行うために必要な体制を整備する経費、地域病院としての市立山香病院への繰出しを行う経費などの予算を計上しています。 農林水産業費では、本市の基幹産業である一次産業の振興のため、国や県の事業を活用した新規就農者に対する支援事業、市内の酪農農家や肥育繁殖農家による機械導入及び施設整備、園芸作物の栽培施設等の助成、森林環境譲与税を活用した森林整備施策の推進に係る経費等も継続して実施します。また、農林産物の被害防止を図る有害鳥獣捕獲事業訪花害虫防除薬剤購入助成事業の予算を増額計上しています。 耕地事業については、中山間地域等直接支払事業、多面的機能支払交付金事業、新規地区を含む県施工農業土木事業廃止ため池対策事業、企業参入に係る園地整備事業に係る経費を継続計上しています。 水産事業については、アサリ資源の回復を図るため国や県の事業を活用した水産多面的機能発揮対策事業や、種苗の放流のための経費、美濃崎漁協物揚げ場の整備に係る経費を継続計上しています。 商工費では、雇用の確保を図る八坂・東地区工業団地整備事業、山香温泉風の郷の管理と整備に係る経費、杵築ブランド強化推進事業などの予算を計上しています。 土木費では、道路、橋梁、トンネル、のり面等の長寿命化に要する経費の予算を確保し、継続事業である市駅錦江橋線、鹿倉線、重永吉野渡線の改良工事に、新たに大左右線の改良工事を追加して実施し、インフラの整備を進めます。 県営事業で実施する土木工事や急傾斜地崩壊対策事業港湾海岸施設整備工事などの県営工事負担金については、市単独事業の計上が厳しい中、負担額以上の事業効果が認められる事業として、積極的に予算編成をしました。また、昨年度に引き続き杵築市都市計画マスタープランの改定業務と立地適正化計画との整合性を図るため、用途区域の見直しに係る経費を計上しています。 消防費では、市民の安心・安全を最優先とし、消防防災事業を計上しています。消防団の活動に要する経費と津波、高潮の海洋状況を確認するための防災カメラの増設など、災害対策事業の予算額を確保しています。 教育費では、学校現場において、複式学級や特別支援教育を充実させるため、必要な支援教諭、支援員を配置します。コロナ禍で校舎内の消毒等の感染症対策を行うスクールサポートスタッフを配置する経費、学習内容の定着が不十分な児童生徒にきめ細かいフォローを行うため学習指導員を配置し、複数によるチームティーチング指導を実施するための経費を計上しています。また、山香中学校の特別教室等の空調整備とタブレット端末専用の新たなネットワークの構築に要する経費を計上しています。 社会教育事業では、二十歳のつどい開式事業、伝統的建造物群保存地区の土塀、家屋の修理や指定文化材の補修に係る補助金を計上しています。また、令和4年度から5年度にかけて国指定史跡杵築城跡保存活用整備を実施する経費を計上しています。 このほか、学校給食センター、図書館、文化施設、体育施設の管理経費等を予算計上しています。 災害復旧費では、予期せぬ災害に迅速に対応するため、過去5年間の平均額を予算計上しています。 公債費では、令和3年度に約5億2,000万円の繰上償還をすることに伴い、元利償還額を減額した予算を計上しています。 全体として、歳入の一般財源不足に伴い昨年度よりその他特定目的基金に依存した予算編成となっていますが、新型コロナウイルス感染症対策事業に重点を置き、未来戦略推進プランに掲げた取組や目標をスピード感を持って確実に推進してまいります。 以上、令和4年度一般会計予算について、その概要を申し上げました。 次に、令和4年度各特別会計及び各公営企業会計予算を申し上げます。 ケーブルテレビ事業特別会計については、歳入歳出総額を4億5,427万円としました。ケーブルテレビ整備事業費については1億2,472万2,000円を計上し、野田、中、新庄地区の光ケーブル化工事に要する経費を計上しました。 公債費では、大型の償還が終了したことから、償還元金が大幅な減となっています。 国民健康保険特別会計では、歳入歳出総額を41億6,676万円としました。被保険者見込人数の減に伴い、保険給付費は減額となりますが、国民健康保険事業費納付金が増額することで前年度とほぼ同額となっています。 後期高齢者医療特別会計では、歳入歳出総額を4億5,631万9,000円としました。令和4年度に保険料の改定が行われる予定であり、大分県後期高齢者医療広域連合へ納付する保険料等の負担金が増加する見込みであるため、前年度比9.0%、3,785万2,000円の増となっています。 介護保険特別会計では、歳入歳出総額を38億6,939万8,000円としました。一部事業が一般会計の重層的支援体制整備事業移行により減額となるため、前年度比2.0%、8,048万4,000円の減となっています。 農業集落排水事業特別会計では、歳入歳出総額を1億4,631万1,000円としました。立石処理区を下水道事業会計に統合するため、前年度比16.6%、2,914万9,000円の減となっています。 水道事業会計では、給水人口の減少と中核企業の撤退による給水使用料の減と、一般会計補助金の減により収益的収入を5億4,542万1,000円としました。収益的支出では、沈殿池汚泥処理委託料マッピングシステム等の減価償却費の増により5億4,228万1,000円としました。資本的支出では、新興草場線、立石線などの配水管布設替え工事浄水場更新工事設計委託料を含む3億342万5,000円としました。収益的支出資本的支出の合計では8億4,570万6,000円とし、前年度比5.9%、5,258万7,000円の増となっています。 工業用水道事業会計では、収益的支出を1,083万5,000円、資本的支出を1,479万円としました。収益的支出資本的支出との合計では2,562万5,000円とし、前年度比9.8%、277万9,000円の減となっています。 下水道事業会計では、農業集落排水立石処理区を統合することで収益的収入は使用料、他会計負担金長期前受金戻入益の増になることから、6億5,992万9,000円としました。収益的支出は、施設管理等委託料、減価償却費の増により6億5,505万円としました。資本的支出では、立石汚水幹線整備工事三川雨水ポンプ場建設工事、終末処理場のストックマネジメント対策工事委託業務などを含む6億8,151万2,000円としました。収益的支出資本的支出の合計では13億3,656万2,000円とし、前年度比3.3%、4,306万1,000円の増となっています。 最後に、市立山香病院事業会計については、病床編成による入院単価アップや患者数の増による医業収益の増加、一般会計補助金負担金の増額により収益的収入を32億1,170万9,000円としました。収益的支出では、職員の増員による人件費や委託料などの増を見込み、32億1,170万円9,000円としました。 資本的支出では、X線テレビシステム高圧蒸気滅菌機直流電源装置の更新を含む4億93万4,000円としました。収益的支出資本的支出の合計では36億1,264万3,000円とし、前年度比4.6%、1億5,862万7,000円の増となっています。 続きまして、議案第11号から議案第18号までの令和3年度各会計補正予算について説明を申し上げます。 初めに、令和3年度杵築市一般会計補正予算(第13号)ですが、今回の補正は事業費の決算見込みに伴う精算と国、県の補正予算に関連する補助事業の計上及び精算に伴う基金への積立が主なものです。 補正額としましては、1億2,174万8,000円を増額し、補正後の予算の総額を204億3,896万1,000円とするものです。 主なものを申し上げますと、まず歳入では市民税、固定資産税、市たばこ税の収入増が見込まれるため、市税は7,000万円増額しました。 法人事業税交付金1,380万円、地方消費税交付金3,430万円、地方特例交付金4,406万6,000円それぞれ増額を見込み、地方交付税については再算定により2億8,032万円追加交付を計上しました。 国庫支出金は、災害復旧事業等に係る事業費の決算見込み、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金や小中学校の感染症対策等支援事業により490万4,000円を増額しました。 県支出金は、地域消費喚起プレミアム商品券支援事業に係る補助金5,403万5,000円を計上しましたが、農林水産事業災害復旧事業等に係る事業費の決算見込みにより9,468万5,000円を減額しました。 繰入金は、歳出額の減に応じて財政調整基金繰入額を1億5,102万9,000円減額し、未制戦略推進プランの目標である基金残高20億円を確保し、23億1,519万7,000円としました。 市債については、事業費の決算見込みにより6,270万円を減額しました。 歳出では、昨年度に引き続き新型コロナウイルス感染症の影響により行政視察や総会などの旅費、イベント、各種大会等の中止により、関連経費や補助金を減額しました。 職員人件費調整による減額と早期退職者等の増により、職員退職金を1,087万7,000円増額、国の補正予算による採択に伴い転入転出ワンストップシステム改修業務318万4,000円、地籍調査費6,774万円、経営体育成基盤整備事業企業参入負担金560万円、小中学校の感染症対策等支援事業1,260万円を計上しました。 児童手当費の決算見込みにより1,700万円減額、子どものための教育、保育給付費の決算見込みにより8,925万5,000円減額しました。 事業の確定により中山間地域等直接支払事業交付金を293万5,000円減額、多面的機能支払事業交付金を391万円減額、県施工の農業土木事業、土木事業、急傾斜地崩壊対策事業は、事業費の調整をしています。 杵築中学校外構工事について、入札により1,050万8,000円減額しました。 農林水産業施設災害復旧費は2億739万7,000円減額、公共土木施設災害復旧費は6,234万4,000円を減額しました。 また、地方交付税の再算定と財源精算により、減債基金に3億5,262万3,000円、地域活力創出基金に2億300万4,000円を積み立てました。 次に、杵築市ケーブルテレビ事業特別会計補正予算(第5号)については、FTTH化更新に係る工事請負費等の減により1,165万6,000円減額し、補正後の歳入歳出総額を7億4,273万8,000円としました。 次に、杵築市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)については、新型コロナウイルス感染症の影響による受診控えから療養給付費が減となり、4億191万2,000円減額し、補正後の歳入歳出総額を38億8,672万4,000円としました。 次に、杵築市後期高齢者医療別会計補正予算(第2号)については、保健基盤安定負担金の確定により622万1,000円減額し、補正後の歳入歳出総額を4億1,271万円としました。 次に、杵築市介護保険特別会計補正予算(第2号)については、介護サービスの需要が減少する見込みであるため1億2,391万4,000円減額し、補正後の歳入歳出総額を38億8,774万9,000円としました。 次に、杵築市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)については、大田浄化センター水質測定機器が新型コロナウイルス感染症の影響により納品が遅れるため、翌年度への繰越明許費の設定を行いました。 次に、杵築市水道事業会計補正予算(第4号)については、資本的収入において中ノ原東芝線配水管更新工事費の増額により起債対象事業費が増加したため、企業債を2,000万円計上しました。 次に、杵築市立山香病院事業会計(第5号)については、収益的収入と資本的収入において国、県の補助金、一般会計からの繰入額、企業債の確定額を計上しました。 資本的支出においては、医療機器の購入や施設整備に係る経費などの確定により減額補正しました。 以上、令和3年度一般会計及び各特別会計補正予算についてその概要を申し上げました。 続きまして、条例議案について説明を申し上げます。 まず、議案第19号杵築市印鑑条例の一部改正については、印鑑登録証明書の記載事項から性別に関する事項を削除するため、所要の改正を行うものです。 次に、議案第20号杵築市職員の育児休業等に関する条例の一部改正については、妊娠・出産・育児等と仕事の両立支援のために講じる措置として、国に準じて育児休業を取得しやすい勤務環境の整備に関する措置について規定するなど、所要の改正を行うものです。 次に、議案第21号杵築市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正については、環境保全審議会委員の日額報酬に新たに学識経験者の報酬を追加すること及び学校薬剤師の年額報酬を改めるため、所要の改正を行うものです。 次に、議案第22号杵築市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正については、豪雨等異常な自然現象により、重大な災害が発生した場合において行う巡回監視などに従事する職員に対して支給する特殊勤務手当を県に準じて追加するため、所要の改正を行うものです。 次に、議案第23号ふるさと杵築応援基金条例の一部改正については、ふるさと杵築応援基金の円滑な基金運用を行うため、所要の改正を行うものです。 次に、議案第24号杵築市行政財産使用料条例の一部改正については、受益者負担の適正化及び類似施設の料金との調整を図るため、温泉場の区分に回数券を導入するなど、所要の改正を行うものです。 次に、議案第25号杵築市分担金徴収条例の一部改正については、農地耕作条件改善事業及び地域農業水利施設保全対策事業を実施することに伴い、地方自治法第224条の規定に基づき受益者から徴収する分担金の率を定めるため、所要の改正を行うものです。 次に、議案第26号杵築市子どもの居場所b&gきつき条例の制定については、ブルーシー・アンド・グリーンランド財団から、建設費用とその後3年間の施設管理の助成を受け運営を行ってきた建物について、令和4年度からその譲渡を受け市が事業を継続するため、杵築市子どもの居場所b&gきつきに関し施設の設置などを規定した条例を制定するものです。 次に、議案第27号杵築市国民健康保険税条例の一部改正については、地方税法の一部改正に伴い、未就学児に係る国民健康保険税の被保険者均等割額を減額するなど、所要の改正を行うものです。 次に、議案第28号杵築市県営土地改良事業分担金徴収条例の一部改正については、新たに農業水利施設保全合理化事業を追加するとともに危険ため池整備事業などの徴収率を改めるため、所要の改正を行うものです。 次に、議案第29号杵築市農業集落排水施設条例及び杵築市農業集落排水事業分担金徴収条例の一部改正については、令和4年4月1日から立石地区農業集落排水施設を特定環境保全公共下水道に統合することに伴い、関係する条例から立石地区農業集落排水施設に係る内容を削除するなど、所要の改正を行うものです。 次に、議案第30号杵築市消防団条例の一部改正については、消防団員の報酬について、国の基準より低い額になっている副分団長以下の階級の年額報酬を増額し、更に出動実態に合わせた出動報酬を新たに設けるなど、所要の改正を行うものです。 次に、議案第31号杵築市消防団員等公務災害補償条例の一部改正については、消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律の一部改正に伴い、年金たる補償を受ける権利を担保に供する事業が廃止されることから、担保に供することができるとする規定を削除するため、所要の改正を行うものです。 次に、議案第32号杵築市立幼稚園条例の一部改正については、現に休園している杵築市立熊野幼稚園及び杵築市立豊洋幼稚園において園児を募集した結果、来年度の入園希望者がいないことから閉園するため、所要の改正を行うものです。 続きまして、一般議案について説明を申し上げます。 まず、議案第33号杵築市ケーブルネットワーク施設の指定管理者の指定については、同施設の指定管理者に一般財団法人杵築市総合振興センターを指定することについて、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求めるものです。 次に、議案第34号市道の路線認定については、宗近迫谷線せんの路線認定をするため、道路法第8条第2項の規定により、議会の議決を求めるものです。 次に、議案第35号杵築市の特定の事務を取り扱わせる郵便局の指定の取消しについては、市内8か所の郵便局で行っている特定の事務の実績等を考慮し、その事務を令和4年4月1日から各地区コミュニティセンターで行うことに伴い、市の特定の事務を取り扱わせる郵便局としての指定を取り消すため、議会の議決を求めるものです。 以上、提出いたしました予算議案18件、条例議案14件、一般議案3件について説明を申し上げました。何とぞ慎重審議の上、御賛同いただきますようお願い申し上げます。──────────── △日程第4報告第1号~報告第4号 ──────────── ○議長(藤本治郎君) 日程第4、報告第1号から報告第4号についてを一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。永松市長。(市長 永松悟君登壇) ◎市長(永松悟君) それでは、報告第1号から報告第4号までについて、説明を申し上げます。 まず、報告第1号令和3年度杵築市一般会計補正予算(第11号)の専決処分の承認を求めることについては、ふるさと納税に係る寄附金の増加に伴う返礼品等の経費、国のマイナポイント第2弾が実施されることに伴うマイナポイントの説明を行う特設ブースを設置する経費及び山香温泉風の郷の指定管理者による運営の継続が困難になったことから、令和4年1月10日をもって指定管理を取り消したことに伴い、次の事業者が運営を開始するまでの間、市が直営で施設の維持管理を行うための経費が早急に必要であるため、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分しましたので、同条第3項の規定により議会に報告し、承認を求めるものです。 次に、報告第2号令和3年度杵築市一般会計補正予算(第12号)の専決処分の承認を求めることについては、大田地域のガソリンスタンド継続事業の趣旨に賛同した企業からの企業版ふるさと納税制度による寄附金を大田ふるさとづくり協議会へ給付する経費、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金に係る経費、放課後児童支援員や保育士等の処遇改善に係る経費及び大分県が楽天市場に開設しているおんせん県おおいたオンラインショップでの杵築市特産品の販売を促進するための経費が早急に必要であるため、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分しましたので、同条第3項の規定により議会に報告し、承認を求めるものです。 次に、報告第3号専決処分の報告については、本市職員が公務中に起こした物損事故について、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分しましたので、同条第2項の規定により議会に報告するものです。 次に、報告第4号専決処分の報告については、本市が管理する市道で発生した物損事故の道路損害賠償責任に関する示談について、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分しましたので、同条第2項の規定により議会に報告するものです。何とぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(藤本治郎君) お諮りいたします。報告第1号及び報告第2号につきましては、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(藤本治郎君) 御異議なしと認めます。よって、報告第1号及び報告第2号は委員会付託を省略することに決しました。 これより報告第1号及び報告第2号を議題といたします。これより質疑に入ります。御質疑はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(藤本治郎君) 質疑がないようでありますので、これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。御意見はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(藤本治郎君) 意見もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。報告第1号及び報告第2号につきましては、原案のとおり承認することに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(藤本治郎君) 御異議なしと認めます。よって、報告第1号及び報告第2号につきましては原案のとおり承認することに決しました。 なお、報告第3号及び報告第4号につきましては、議会に対する報告でありますので御了承下さい。──────────── △日程第5追加議案 ──────────── ○議長(藤本治郎君) 日程第5、追加議案を上程いたします。 議案第36号杵築市山香温泉センター条例の一部改正についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。永松市長。(市長 永松悟君登壇)
    ◎市長(永松悟君) 令和4年第1回杵築市議会定例会に提出いたしました追加議案について、提案理由の説明を申し上げます。 議案第36号杵築市山香温泉センター(神塩温泉)条例の一部改正については、杵築市山香温泉風の郷の休館により温泉施設を利用する市民の利便性が低下しないよう、休館日及び利用時間の特例を定めるため所要の改正を行うものです。何とぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(藤本治郎君) お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第36号は、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(藤本治郎君) 御異議なしと認めます。よって、議案第36号は委員会付託を省略することに決しました。 これより質疑を行います。議案第36号に対する御質疑はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(藤本治郎君) 質疑なしと認めます。これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。議案第36号に対する御意見はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(藤本治郎君) 意見もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。議案第36号は、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(藤本治郎君) 御異議なしと認めます。よって、議案第36号は原案のとおり可決されました。 ここで、第1回杵築市議会定例会をケーブルテレビで視聴されている皆様にお知らせとお願いがあります。 3月2日水曜日、3日木曜日、7日月曜日に開催いたします一般質問は、新型コロナウイルス感染症予防対策として、議場内の議員及び執行部職員の人数を制限し開催したいと思いますので、御理解をお願いいたします。 なお、退席する議員につきましては、議会の控室においてケーブルテレビを視聴し、今後の議員活動に係る調査・研究をいたします。執行部職員は自席にて待機となります。 また、議会での傍聴につきましては報道関係者のみといたしますので、一般の皆様は杵築市ケーブルテレビを御視聴いただきますようお願い申し上げます。──────────── ○議長(藤本治郎君) これをもちまして、本日の日程は終了いたしました。 再開は3月2日水曜日、午前10時からです。 本日はこれをもって散会いたします。お疲れさまでした。────────────午前10時48分散会────────────...