宇佐市議会 2022-03-15
2022年03月15日 令和4年第2回定例会(第7号) 本文
2022年03月15日:令和4年第2回定例会(第7号) 本文 (136発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード ○ 会 議 の 経 過 (七日目)
開議 午前十時〇〇分
◯議長(衛藤博幸君)皆さん、おはようございます。
ただいま出席議員は二十一名で、地方自治法第百十三条の定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。
令和四年三月第二回
宇佐市議会定例会を再開いたします。
開議に先立ち、
議会運営委員会の結果について、報告を求めます。
議会運営委員長 浜永義機君。
◯議会運営委員長(浜永義機君)皆さん、おはようございます。
議会運営委員長の浜永でございます。
議会運営委員会の結果について、御報告をいたします。
本日、
議会運営委員会を開催し、本日の議事日程の追加等について協議をいたしました結果、執行部より提出のありました追加議案第二十四号 宇佐市
教育委員会委員の任命についての一件を本日の日程に追加すべきものと決定いたしました。
次に、
議員提出議案第一号
宇佐市議会議員の定数に関する条例の一部改正についてと、
議員提出議案第二号
宇佐市議会議員の議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部改正についてと、
議員提出議案第三号
宇佐市議会会議規則の一部改正についての三件を本日の日程に追加すべきものと決定いたしました。
さらに、
産業建設常任委員会から提出されました意見書案第一号 大分県
主要農作物等種子条例制定等を求める意見書と、
総務常任委員会より提出されました決議案第一号 ロシアによる
ウクライナ侵攻に対し
平和的解決を求める決議の二件についても、本日の日程に追加すべきものと決定いたしました。
なお、変更後の議事日程につきましては、
タブレットに掲載のとおりであります。
以上で
議会運営委員会の報告を終わります。
◯議長(衛藤博幸君)これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、
委員長報告の後、
委員長報告に対する質疑、討論、採決ほかとなっておりますが、ここで、本日の議事日程の追加についてお諮りいたします。
タブレットに掲載の
追加議案書のとおり、市長から議第二十四号 宇佐市
教育委員会委員の任命についてが提出をされました。
この際、議第二十四号を本日の日程に追加したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)御異議なしと認めます。
よって、本案を本日の日程に追加することに決しました。
続いて、お諮りいたします。
タブレットに掲載のとおり、
議員提出議案として、
議員提出議案第一号
宇佐市議会議員の定数に関する条例の一部改正についてから
議員提出議案第三号
宇佐市議会会議規則の一部改正についてまでの三件が提出をされました。
この際、
議員提出議案第一号から
議員提出議案第三号までの三件を本日の日程に追加したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)御異議なしと認めます。
よって、三件を本日の日程に追加することに決しました。
続いて、お諮りいたします。
タブレットに掲載のとおり、
委員会提出の意見書案として、
産業建設常任委員会から意見書案第一号 大分県
主要農作物等種子条例制定等を求める意見書が提出をされました。
この際、意見書第一号を本日の日程に追加したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)御異議なしと認めます。
よって、本件を本日の日程に追加することに決しました。
続いて、お諮りいたします。
タブレットに掲載のとおり、
委員会提出の決議案として、
総務常任委員会から決議案第一号 ロシアによる
ウクライナ侵攻に対し
平和的解決を求める決議が提出されました。
この際、決議案第一号を本日の日程に追加したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)御異議なしと認めます。
よって、本件を本日の日程に追加することに決しました。
変更後の議事日程は
タブレットに掲載のとおりであります。
~ 日程第一 諸報告 ~
◯議長(衛藤博幸君)日程第一、諸般の報告をいたします。
まず、
世界かんがい施設遺産登録伝達式についてと、
新型コロナウイルス感染症に係る対応についての二件の報告を、宇佐市長 是永修治君。
◯市長(是永修治君)皆さん、おはようございます。市長の是永でございます。
議長のお許しをいただきましたので、
世界かんがい施設遺産登録伝達式について外一件について、御報告させていただきます。
最初に、
世界かんがい施設遺産登録伝達式についてでありますが、御案内のとおり、昨年十一月、モロッコにて開催されました第七十二回
国際かんがい排水委員会(ICID)
国際執行理事会において、宇佐の
かんがい用水群(平田井路・広瀬井路)の
世界かんがい施設遺産登録が決定をされました。
その伝達式が去る九日、農林水産省で行われ、
共同申請者である
大森宇佐土地改良区理事長とともに出席をし、
中村農林水産副大臣より登録証並びに盾を受領いたしました。後ほど議場ロビーに展示させていただきますので、御覧いただきたいと思います。
本年度、国内で認定された施設は宇佐の
かんがい用水群と大阪府河内長野市の寺ケ池・寺ケ池水路の二施設のみであります。ICID副会長で
日本国内委員会委員長の
渡辺京都大学名誉教授からの経過報告では、宇佐の
かんがい用水群については食糧増産に大きく寄与した施設であると審査の段階で高く評価されたとのお言葉をいただきました。施設建設に携わった先人、今日まで維持管理いただいた方々をはじめ、全ての関係者の皆さんとともに喜びを分かち合いたいと思います。
今後はこの登録を糧に、施設の保全はもとより、遺産を活用した地域振興に努めてまいりたいと考えております。
次に、
新型コロナウイルス感染症の対応についてでありますが、本市の感染状況は、令和二年八月に初の感染が確認されてから累計九百九十九人となり、そのうち今年一月から昨日までの感染者は七百十四人となっております。特に幼児教育・
保育施設関係、
学校等スポーツ関係、
高齢者施設でクラスターが確認され、過去最多の感染となった先月二十六日以降も高止まり状況が続いております。
年齢別に見ますと、十代、十歳未満が多く、次いで親世代の三十代、四十代、祖父母世代の六十代、七十代となっており、家族を介した感染の連鎖が起こっている状況であります。
そのため、改めて常時の換気とマスクの適切な着用、入念な手洗いや三密の回避など、基本的な
感染防止対策の徹底をお願いするとともに、
感染連鎖防止対策として、幼児教育・保育施設には登園の自粛、
学校等スポーツ関係にはできるだけ対面や身体接触を回避するなどの感染対策をお願いしております。
また、三回目のワクチンにつきましては、昨日時点で接種人数約二万五百人、接種率三七%となっており、このうち高齢者の接種率は七三%となっております。なお、五歳から十一歳までの小児の
ワクチン接種も明日から開始をいたします。
市としましては、引き続き国、県、関係機関との連携を図りながら、命と生活を守る取組に全力を尽くしてまいります。
以上でございます。
◯議長(衛藤博幸君)次に、宇佐・高田・
国東広域事務組合議会の報告を、二十一番 浜永義機君。
◯二十一番(浜永義機君)議席番号二十一番の浜永でございます。
宇佐・高田・
国東広域事務組合議会の報告をさせていただきます。
令和四年二月第一回定例会が二月十四日午後三時から
宇佐市役所四階、
宇佐市議会議場で開かれました。なお、会期は一日間でありました。
まず、
吉松事務局長から諸報告があり、続いて、
是永管理者から議第一号から議第三号までの提案理由の説明がありました。議第一号 令和三年度宇佐・高田・
国東広域事務組合会計補正予算(第二号)は、既定の
歳入歳出予算の総額からそれぞれ四千三百三十六万八千円を減額し、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ一億三千三百六十三万二千円とするものでした。
歳入補正は、分担金及び負担金が九百三十六万八千円の減額、繰入金が三千五百万円の減額であり、歳出補正は、衛生費の委託料が九百三十六万八千円の減額、
負担金補助及び交付金が三千五百万円の減額でした。
補正の内容は、実施設計・
施工監理業務委託料の減額に伴う各構成市の負担金の減額補正と
地域振興整備基金からの繰入金を減額するものでした。また、継続費の補正として、実施設計・
施工監理業務委託料の決定に伴い、令和三年度から七年度までの年割額の総額を百二十七億一千二百二十一万五千円に変更するものでした。
議第二号 令和四年度宇佐・高田・
国東広域事務組合会計は、予算総額四億八千万円で、前年度と比較し八千九百万円の減額となっておりました。
債務負担行為として、国東市に整備予定の
サテライトセンター整備に係る
発注支援業務委託について、令和五年度から二百五十万円を設定するものでありました。
歳出のうち衛生費の委託料、
ごみ処理施設実施設計業務委託は、
広域ごみ処理施設全体の
実施設計業務分で、
ごみ処理施設設計・
施工監理業務委託は、その実施設計及び
プラント工事等の管理業務を委託するものでした。
サテライトセンター整備に係る
発注支援業務委託は、
発注仕様書など
国東サテライトセンター整備の入札に関する手続の支援及び
施設整備基本計画の見直しを委託するものでありました。
工事請負費の
ごみ処理施設土木建築工事は、令和四年度から令和七年度まで予定している
広域ごみ処理場の工場棟や管理棟、多目的広場及び
外構工事等の土木
建築工事の令和四年度分となっております。
議第三号 宇佐・高田・
国東広域事務組合監査委員の選任については、宇佐市から選出されている
佐藤博美委員が本年二月十九日で任期満了となるため、同氏を選任するものでした。
提案された議案三件につきましては、慎重審議の結果、原案のとおり可決されました。
一般質問では、宇佐市選出の
辛島光司議員から、二項目六点について質問がありました。辛島議員からの一項目の
クリーンセンター周辺の環境整備についての質問には、執行部から、一点目、とても危険だと指摘されている交差点はどのように改善していくのかについては、当該交差点は昨年、豊後高田市方面からの右折レーンを新たに設置する
交差点改良工事を実施し、併せて新たにカーブミラーを設置し、見通しの改善ができたと考えている。今後、
広域ごみ処理施設や隣接する
西大堀都市公園の供用開始に伴い交通量が増加すると予想されますので、
道路管理者の宇佐市を通じて、大分県
公安委員会に信号機の設置を要望した。
二点目、水路の改修など、大雨時の排水の問題はどのように対処していくのかについては、
ごみ処理施設の建設により従来の水路流量に変更は生じないようにしてほしいとの地元からの要望を踏まえ、平成二十七年度末から平成二十八年度にかけ、建設用地からの流出量をコントロールするための調整池を設け、既存流量以下の流出量に抑え、下流部には既存排出量以上の水が流れないように
流末処理水対策を行っている。
三点目、施設の
イメージアップに対しての取組については、近年、
ごみ処理施設の建設においては、
ごみ処理施設に隣接して
余熱利用施設や
公共施設等を一体的に整備することにより、周辺環境の向上や
イメージアップ、
地域振興等を図っている。当組合も、クリーンなイメージと植栽、緑化及び景観に配慮し、
建築デザイン等、周辺環境に溶け込んだ外観により
ごみ処理施設の
イメージアップを図った施設建設に努める。また、施設完成後、市民の生活にとって大切な施設であることを広くPRするとともに、施設内に見学コースを設け、ごみ問題や環境について学べる施設として、また、施設の南北に多目的広場を整備し、住民が気軽に訪れ、
イベント等に利用できる地域に親しまれる施設にしたい。
四点目、
余熱利用施設など、安心・安全に利用していただくための環境整備はについては、今回整備する
ごみ処理施設は、ごみ焼却時に発生する余熱を有効利用し、場内の給湯のための温水や、
都市公園余熱利用施設へ温水を供給できるように整備する。また、熱は蒸気として回収し、
蒸気タービンにより発電し、施設内の外灯を含む消費電力や隣接する都市公園にも電力供給する計画として、現在、設計を進めているとの回答がありました。
二項目めの
クリーンセンターの運営についての質問には、執行側から、現在、全体設計から作業を進めており、分離発注となっている建屋等の土木
建築工事の設計については、本年五月末に完了予定。その後、正副管理者にて土木
建築工事の発注や国東市に整備する
サテライトセンターの事業実施に向けた協議などを本格的に行い、管理運営に当たっての議論は令和五年以降を予定している。その中で地域との連携や責任の所在について協議していくとの回答がありました。
再質問では、大雨時の対策について、
ごみ処理施設からの排水は調整池でコントロールできるが、ゲリラ豪雨時は周辺の水田等から雨水が流れ込み、水路があふれることが想定される。現在、
水路所有者の宇佐市が取水ゲートの改修工事を
宇佐市議会に提案すると聞いている。今後も宇佐市と連携し、注視したい。また、安心・安全に利用できる環境整備について、余熱による発電を有効活用し、
ごみ処理施設に整備する多目的広場や都市公園の街路灯により、周辺の防犯面でも安心できると考えているとの回答がありました。
以上で宇佐・高田・
国東広域事務組合議会の報告を終わります。
◯議長(衛藤博幸君)最後に、大分県
後期高齢者医療広域連合議会の報告を、七番 和気伸哉君。
◯七番(和気伸哉君)皆さん、おはようございます。七番 和気伸哉でございます。
大分県
後期高齢者医療広域連合議会の報告をいたします。
去る二月十四日に、大分市の大分県医師会館において、大分県
後期高齢者医療広域連合議会の令和四年第一回定例会が開催されました。
初めに、議第一号 令和四年度大分県
後期高齢者医療広域連合一般会計予算についてですが、
構成市町村からの
事務費負担金と
財政調整基金繰入金を主な財源とし、厳しい財政状況を念頭に、最少の経費で最大の効果を上げられることを基本に予算を編成し、予算の総額を八億九千四百六十万円にするものでありました。
主な内容は、歳入では、分担金及び負担金に
構成市町村からの
事務費負担金を七億六千百十三万円、繰入金に
財政調整基金繰入金として一億三千三百二十六万八千円を計上しています。歳出では、総務費に二億四千二百六十七万九千円、民生費に
特別会計事務費繰出金として六億四千五百八十八万一千円を計上しています。
次に、議第二号 令和四年度大分県
後期高齢者医療広域連合特別会計予算についてですが、医療費の伸びを考慮した上で、保険料等の財源を確保することを基本に編成した結果、予算の総額を二千十三億五千三百万円にするものでありました。
主な内容は、歳入では、
市町村支出金を三百二十八億六千二百九十六万七千円、
国庫支出金を六百九十億七千二十八万九千円、県支出金を百七十億千百三十八万二千円、
支払基金交付金を七百八十五億三百四十九万九千円を計上しています。歳出では、
保険給付費の療養諸費に千八百九十億七千二百十五万六千円、
高額療養諸費に九十二億五千五百四十万一千円、その他
医療給付費に二億三千六百八十六万一千円を計上しています。
次に、議第三号 大分県
後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療に関する条例の一部改正についてですが、これは、高齢者の医療の確保に関する法律第百四条第二項及び第三項の規定に基づき、令和四年度及び令和五年度の保険料率を定めること、及び
後期高齢者医療保険料賦課限度額の見直しを定めた政令が改正されたことに伴い、条例の一部改正を行うものでありました。
具体的には、令和四年度及び令和五年度の保険料の所得割率を一〇〇分の九・〇六から一〇〇分の一〇・三二に、均等割額を四万七千円から五万三千六百円に、保険料の賦課限度額を六十四万円から六十六万円に引き上げるものです。
慎重審議の結果、上程された三議案は全て原案のとおり可決されました。
その後、一般質問が行われ、今議会の発言者は一名でした。
以上で大分県
後期高齢者医療広域連合議会の報告を終わります。
~ 日程第二
委員長報告 ~
◯議長(衛藤博幸君)日程第二、これより、議第二号から議第二十三号までの二十二件と、継続審査及び調査となっている付託事件を一括して議題といたします。
審査の結果について、各委員長の報告を求めます。
まず、
総務常任委員長 川谷光紹君。
◯総務常任委員長(
川谷光紹君)おはようございます。
総務常任委員長の川谷光紹です。
令和四年三月第二回
宇佐市議会定例会において、当委員会に付託された議案六件について、去る三月九日、
議事堂会議室において委員会を開催し、所管部課長の出席を求め、慎重に審査した結果、次のとおり決定したので、その経過と結果について御報告申し上げます。
まず、議第二号 令和三年度宇佐市
一般会計補正予算(第十六号)ですが、本委員会に係る今回の主な補正については、
新型コロナウイルス感染症拡大等の影響による路線バスの運賃収入の減少に伴う運行費の補助を行う
路線バス維持事業に千五百六十一万九千円の増額、
ふるさと応援寄附金の見込額が増加することに伴う報償費や
窓口サイト利用手数料の増額等を行う
ふるさと応援基金事業に五百十九万二千円の増額、そのほか、火葬場及び
環境衛生センターの設備の更新や修理などに伴う経費の増額を行うなどの説明がありました。
審査の結果、本案の当
委員会所管分は必要な補正と認め、異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。
次に、議第十四号 宇佐市
個人情報保護条例等の一部改正についてですが、これは、
デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律により、行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律及び
独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律が廃止されることに伴い、条例で引用するこれらの法律の規定について、所要の改正を行うものであるとの説明がありました。
審査の結果、本案は異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。
次に、議第十五号 宇佐市職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部改正についてですが、これは、自然現象により重大な災害が発生等した現場で応急作業に従事する職員に対して支給する災害時
応急作業手当を新設するため、改正を行うものであるとの説明がありました。
審査の結果、本案は異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。
次に、議第十九号は、
宇佐市営駅前駐車場条例の一部改正についてですが、これは、
豊前善光寺駅前に整備する
自転車等駐輪場を
市営駐車場として供用開始するため、改正を行うものであるとの説明がありました。
審査の結果、本案は異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。
次に、議第二十一号 宇佐市特別職の職員で常勤の者の給与に関する条例の一部改正についてですが、これは、
人事院勧告に基づく
国家公務員の給与改定に準じて、市長、副市長及び教育長の期末手当の額を改定するため、改正を行うものであるとの説明がありました。
審査の結果、本案は異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。
次に、議第二十二号 宇佐市職員の給与に関する条例及び宇佐市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正についてですが、議第二十一号と同じく、
人事院勧告に基づく
国家公務員の給与改定に準じて職員の期末手当の額を改定するため、改正を行うものであるとの説明がありました。
討論では、国は賃金を上げることで経済の好循環を拡大していこうというこの時期において、民間にも影響を及ぼす公務員給与に限って下げるということは全く筋が通らないとの反対討論がありました。
採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
以上で、
総務常任委員会の審査報告を終わります。
◯議長(衛藤博幸君)次に、
文教福祉常任委員長 河野健治朗君。
◯文教福祉常任委員長(
河野健治朗君)皆さん、おはようございます。
文教福祉常任委員長の
河野健治朗でございます。
委員会の審査報告を行います。
令和四年三月第二回
宇佐市議会定例会において本委員会に付託されました議案十件について、去る三月八日に
議会会議室において慎重に審査いたしましたので、その経過並びに結果を報告いたします。
まず、議第二号 令和三年度宇佐市
一般会計補正予算(第十六号)ですが、本委員会の所管に係る歳出補正の主なものは、
民生費関係では、居宅介護、
共同生活援助及び
就労継続支援等における利用者の増加に伴う費用として
障害福祉サービス事業に一億一千八百十九万三千円の増額、
教育費関係では、
繰越明許費として
豊川小学校増築事業七千五百四十六万六千円、
史跡法鏡寺廃寺跡保存整備事業七千四十一万六千円の追加などの説明がありました。
審査の結果、本
委員会所管に係る補正予算は必要と認め、異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議第三号 令和三年度宇佐市
国民健康保険特別会計補正予算(第三号)ですが、今回の補正額は一億八千五百十四万一千円の減額で、累計予算額は六十八億二千八百十七万円となります。
主な補正内容につきましては、歳出で
保険給付費及び保健事業費などの減額、歳入で
国庫支出金、県支出金、一般会計繰入金等の財源調整を行うものとの説明がありました。
審査の結果、補正予算は必要と認め、異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議第四号 令和三年度宇佐市介護保険特別会計補正予算(第三号)ですが、今回の補正額は六千三百七十八万七千円の減額で、累計予算額は六十九億六千五百十万八千円となります。
主な補正内容につきましては、歳出で
保険給付費などの減額、歳入で国県支出金、基金繰入金等の財源調整を行うものとの説明がありました。
審査の結果、補正予算は必要と認め、異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議第五号 令和三年度宇佐市後期高齢者医療特別会計補正予算(第一号)ですが、今回の補正額は五百二十三万三千円の増額で、累計予算額は七億九千六百二十三万三千円となります。
主な補正内容につきましては、歳出で後期高齢者医療広域連合納付金の増額、歳入で保険料収入見込額の増加に伴う保険料及び一般会計繰入金等の財源調整を行うものとの説明がありました。
審査の結果、補正予算は必要と認め、異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議第九号 令和四年度宇佐市国民健康保険特別会計予算ですが、本予算の総額は七十億一千四百三十万円で、前年度に比較して一・九%の増となっております。
主な内容につきましては、県に納める事業費納付金及び令和四年度十二月導入予定の市町村事務処理標準システム導入委託費の増加などにより、前年度と比較して増額を行うものとの説明がありました。
委員より、国保加入者の貧困化、高齢化を考えると国民健康保険税の重たい負担を引き下げる必要があり、国に対して国庫負担一兆円の引上げと均等割の廃止を求めて反対という反対討論がありました。
採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議第十号 令和四年度宇佐市介護保険特別会計予算ですが、本予算の総額は七十億円で、前年度に比較して二・二%の増となっております。
主な内容につきましては、第八期介護保険事業計画に基づく介護サービス受給者の増加に伴う
保険給付費の増額などにより、前年度と比較して増額するものとの説明がありました。
委員より、重い負担となる保険料は国庫負担の割合が制度導入前の二分の一から現在の四分の一と大幅に引き下げられたことが大きい。国に対して国庫負担を増やして抜本的な制度の改善を求めるとともに、宇佐市に対しても独自の軽減策を求めて反対という反対討論がありました。
採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議第十一号 令和四年度宇佐市後期高齢者医療特別会計予算ですが、本予算の総額は九億一千六百七十万円で、前年度と比較して一五・九%の増となっております。
主な内容につきましては、後期高齢者医療広域連合納付金の増額により、前年度と比較して増額となるものとの説明がありました。
委員より、来年度より医療費の窓口負担が二割になるとともに、保険料が大幅に引上げになる。コロナ禍の今、早急にやるべきことは、減らしてきた高齢者医療の国庫負担割合を元に戻すことであり、これ以上の負担増と制度改悪は認められないため反対という反対討論がありました。
採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議第十六号 宇佐市国民健康保険基金条例の一部改正についてですが、これは国民健康保険事業財政運営の県単位化に伴い、基金の処分に係る規定について、所要の改正を行うものであるとの説明がありました。
委員より、宇佐市独自の保険事業ができなくなる懸念があるので反対という反対討論がありました。
採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議第十八号 宇佐市国民健康保険税条例の一部改正についてですが、これは、全世代対応型の社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律による地方税法の一部改正に伴い、未就学児に係る被保険者均等割額を世帯の区分に応じて減額する改正を行うほか、所要の改正を行うものであるとの説明がありました。
審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
最後に、議第二十三号 物品供給契約の締結についてですが、これは、宇佐学校給食センターの老朽化したシステム洗浄機及び自動浸漬槽一式を更新するため指名競争入札を実施したので、当該物品供給契約を締結することについて、
宇佐市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第三条の規定により、議会の議決を求めるものであるとの説明がありました。
審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で文教福祉常任委員会の報告を終わります。
◯議長(衛藤博幸君)次に、産業建設常任委員長 吉田泰秀君。
◯産業建設常任委員長(吉田泰秀君)産業建設常任委員長の吉田でございます。
委員会審査報告をします。
令和四年三月第二回
宇佐市議会定例会において付託された議案七件について、去る三月八日に委員会室一において委員会を開催し、担当部課長の出席を求め、慎重に審査した結果、次のとおり決定したので、その経過及び結果について報告します。
まず、議第二号 令和三年度宇佐市
一般会計補正予算(第十六号)ですが、本委員会に係る今回の歳出補正は各種事業費の確定による所要の調整を行うもので、主なものは、県が行う急傾斜地崩壊対策事業及び津波危機管理対策緊急事業の事業費確定に伴い、県急傾斜地崩壊対策事業負担金の不足額について、千八百二十一万二千円の増額などとなっている内容について、課別の詳細な説明がありました。
審査の結果、本案の当
委員会所管分は必要な補正と認め、異議なく原案どおり可決すべきものと決定しました。
次に、議第六号 令和三年度宇佐市水道事業会計補正予算(第四号)ですが、今回の補正は、令和四年度宇佐市水道事業開閉栓等支援業務ほか二件について
債務負担行為を設定するものとの説明がありました。
審査の結果、本案は必要な補正と認め、異議なく原案どおり可決すべきものと決定しました。
次に、議第七号 令和三年度宇佐市下水道事業会計補正予算(第三号)ですが、今回の補正は、資本的収支予算について、収入が企業債一億円の増額、
国庫支出金三千万円の増額で、累計予算額は十九億七千三十五万四千円。また、支出は建設改良費一億円の増額で、累計予算額は二十三億四千二百二十五万二千円との説明がありました。
審査の結果、本案は異議なく原案どおり可決すべきものと決定しました。
次に、議第十二号 令和四年度宇佐市水道事業会計予算ですが、予算の規模は、収益的収支予算の収入は十億四千百二十二万七千円で、前年度に比較して〇・二%の増、また、支出は十億千八百四十三万四千円で、前年度に比較して〇・一%の増となっている。資本的収支予算は、収入は二億五千四百七十五万一千円に対し、支出は八億三千九十万九千円で、この不足額五億七千六百十五万八千円は、当年度消費税資本的収支調整額四千四百九十万五千円、損益勘定留保資金五億三千百二十五万三千円で補填するもの。この資本的収支予算は前年度に比較して、収入は〇・三%の減で、支出は一二・五%の増となっているとの説明がありました。
審査の結果、本案は異議なく原案どおり可決すべきものと決定しました。
次に、議第十三号 令和四年度宇佐市下水道事業会計予算ですが、予算の規模は、収益的収支予算の収入は九億四千八百八十一万円で、前年度に比較して三・五%の減、また、支出は九億九千四百五十万二千円で、前年度に比較して三・〇%の減となっている。資本的収支予算では、収入十九億三千八百四十三万九千円に対し、支出は二十三億三千七十三万二千円で、この不足額三億九千二百二十九万三千円は、当年度消費税資本的収支調整額一億四千五十一万五千円、過年度県補助金積立基金の取崩しで三千万円、損益勘定留保資金二億二千百七十七万八千円で補填するもの。この資本的収支予算は前年度に比較して、収入は八・二%の増で、支出は四・五%の増となっているとの説明がありました。
審査の結果、本案は異議なく原案どおり可決すべきものと決定しました。
次に、議第十七号 宇佐市スポーツ施設条例の一部改正についてですが、これは、平成令和の森スポーツ公園陸上競技場の照明施設をLED化したことによる消費電力の削減が見込まれるため、当該施設に係る使用料の見直しを行うものとの説明がありました。
審査の結果、本案は異議なく原案どおり可決すべきものと決定しました。
最後に、議第二十号 宇佐市公共賃貸住宅条例の一部改正についてですが、これは、住江団地の経年劣化や利便性の現状等を踏まえ、当該家賃が近傍同種の民間賃貸住宅の家賃に比較して不相当となったことが認められるため、家賃を減額する改正を行うものとの説明がありました。
審査の結果、本案は異議なく原案どおり可決すべきものと決定しました。
以上で
産業建設常任委員会の審査報告を終わります。
◯議長(衛藤博幸君)次に、予算特別委員長 高橋宜宏君。
◯予算特別委員長(高橋宜宏君)皆さん、おはようございます。予算特別委員長の高橋宜宏です。
令和四年三月第二回
宇佐市議会定例会において当委員会に付託された議第八号 令和四年度宇佐市一般会計予算について、去る二月十六日、三月三日、四日の延べ三日間にわたり、所管部課長の出席説明を求め、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について報告申し上げます。
審査に当たって、是永市長の挨拶の後、行財政経営課長から、令和四年度宇佐市一般会計の当初予算概要書による総括説明があり、令和四年度の予算規模については三百三億六百万円、前年度の肉づけ後の予算と比較して四億六百六十万円の減額、一・三%のマイナスとなっているとの説明がありました。
具体的には、移住・定住や関係人口の創出、地域商社スタートアップ事業などの地方創生対策、道路、橋梁や学校施設等、公共インフラ施設の長寿命化などの安心確保対策、JR柳ヶ浦駅周辺整備事業や国道沿線地域複合施設整備事業をはじめ、「東アジア文化都市二〇二二」関連事業の開催や「南一郎平」NHK朝ドラ誘致支援などの地域の特色を生かしたまちづくりに重点を置いている。さらに、アフターコロナ枠として、デジタル化による行政サービスの向上や脱炭素社会の構築に向けたEV自動車購入支援、子育て祝い金の拡充などを盛り込み、一方で、老朽化した公共施設の維持経費、社会保障関連経費などの増加が見込まれることから、健全財政の枠組みの中でより一層の選択と集中を進め編成したとの説明がありました。
歳入につきましては、社会資本整備総合交付金などの
国庫支出金及び県支出金をはじめ、過疎債など交付税措置の有利な地方債を優先的に活用するとともに、財政調整基金や減債基金からの繰入金などにより財源調整を図っている。また、当初予算に加えて、国の補正予算を活用して前倒した事業と併せ、切れ目のない事業実施に努めるとの説明がありました。
続いて、総務課長から職員給与の説明を受けた後、各事務事業の予算について担当部課長から詳細な説明を受け、一日目を終えました。
二日目、三日目の各委員からの質疑では、各課の事務事業の予算の内容が行政サービスの推進等の趣旨に沿った予算となっているかなどの視点で質疑、意見が活発に出されました。
討論では、健全財政の枠組みの中で、より一層の選択と集中を進め編成していることは認めるところではあるが、適切な個人情報保護制度を構築しない状態でのデジタル化を進めるマイナンバー関連予算、及び十三年間全く減らすこともなく当初予算において同額が計上されている同和関連予算に反対といった反対討論や、今までに類を見ない
新型コロナウイルス感染症の影響で大変厳しい状況にある予算組みの中、市民の命と生活を守るための新型コロナ対策や百年に一度の災害に備えた大規模自然災害対策、また、地方創生関連では、新規事業八件と拡充六件を含む現状を見据えた事業となっている。さらに、アフターコロナへの挑戦予算として、デジタル化やグリーン社会への対応など、まさに先を見越した予算編成になっている改革とバランスの取れた適切な予算なので賛成といった賛成討論がありました。
採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
最後に、委員から、審査時に出された意見等を十分に生かして、今後の行財政運営に取り組むよう要望いたします。
以上で予算特別委員会の審査報告を終わります。
◯議長(衛藤博幸君)最後に、グリーンパークホテルうさに関する調査特別委員長 和気伸哉君。
◯グリーンパークホテルうさに関する調査特別委員長(和気伸哉君)皆さん、こんにちは。グリーンパークホテルうさに関する調査特別委員会委員長の和気伸哉です。
委員会調査報告をいたします。
グリーンパークホテルうさに関する調査特別委員会に付託されましたグリーンパークホテルうさに関する調査・研究について、去る令和四年三月十一日に会議室において委員会を開催し、次のように調査いたしましたので報告いたします。
委員会の開催に当たっては、総務部長、総合政策課長に説明員として出席をいただきました。十二月定例会では、ホテル建物の検診センターへの転用に向け、医師会と株式会社グリーンパークホテルうさによる協議が市が窓口となって進められているとの報告があり、その後、建物については賃貸の方法により協議をしてきましたが、双方で希望する金額に大きな開きがあったことなどから、合意形成に至らなかったとのことです。
そうした中、年明けに医師会より株式会社グリーンパークホテルうさへ建物の買取りについて打診があったので、売却に伴う提案書を作成し、二月中旬に医師会へ提示したとのことです。
提案書は、建物を検診センターとして活用した場合、建物を新設する場合と比較して建設コストの大幅な削減が図れるとともに、ホテル建物の三階、四階部分はリニューアルして間もない高品質な状態であることから、医局や宿泊仮眠室等として活用することで付加価値の創出が見込まれるといった内容です。
なお、売却金額につきましては、固定資産税の評価額をベースに、改修費用の見込み等を考慮した上で算出するとのことでありました。
今後の方向性としては、ホテル建物の売却方針については、グリーンパークホテルうさと医師会との間で大筋で合意に至ることができたものの、土地の取扱いや、医師会が建設を計画する新病院との関連性など、売買契約を締結するまでにクリアすべき課題も山積しているとのことです。
このような状況の中、このまま水面下で交渉を進めることは限界があり、また、協議内容の透明性を確保するためにも、土地所有者である市、建物の所有者である株式会社グリーンパークホテルうさ、新医師会病院及び新検診センターの整備主体である宇佐市医師会で立地に関する三者協定を結び、その協定に基づき横断的に進めていきたいとの説明でありました。
以上でグリーンパークホテルうさに関する調査特別委員会の中間報告を終わります。
~ 日程第三
委員長報告に対する質疑、討論、採決 ~
◯議長(衛藤博幸君)日程第三、これより、
委員長報告に対する質疑、討論、採決に入ります。
まず、議第二号 令和三年度宇佐市
一般会計補正予算(第十六号)から議第七号 令和三年度宇佐市下水道事業会計補正予算(第三号)までの六件を一括して議題といたします。
ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「質疑なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)質疑なしと認めます。
議第二号から議第七号までの六件に対する質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
通告はありませんが、討論はありませんか。
(「討論なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)討論なしと認めます。
討論を終結いたします。
これより、議第二号から議第七号までの六件を採決いたします。
六件に対する
委員長報告は可決すべきものであります。
お諮りいたします。
六件は、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)御異議なしと認めます。
よって、議第二号から議第七号までの六件は原案のとおり可決されました。
次に、議第八号 令和四年度宇佐市一般会計予算を議題といたします。
ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「質疑なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)質疑なしと認めます。
本件に対する質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
まず、原案に対する反対討論の通告がありますので、発言を許します。
三番 赤野道和君。
◯三番(赤野道和君)三番、日本共産党の赤野道和です。
議第八号 令和四年度宇佐市一般会計予算に対して、日本共産党を代表して、反対の立場で討論いたします。
令和四年度の一般会計当初予算は、予算規模三百三億六百万円となっています。JR柳ヶ浦駅周辺整備事業のほか、子育て祝い金の拡充、がん検診無料化、浄化槽設置整備事業など、前進面がたくさん見られます。そして、健全財政の枠組みの中で、より一層の選択と集中を進め編成していることは認めるところです。
しかし、主に次の二点において、この一般会計予算については認めるわけにはいきません。
一点目は、通知カード・個人番号カード関連事務委託交付金三千三百四十八万六千円など、マイナンバー関連予算についてです。
ここでいま一歩立ち止まって、
デジタル社会と人権について考えてもらいたいと思います。
デジタル社会は、現在日本が抱える課題を解決してくれる夢の社会などではなく、僅かな利便性の対価として我々のプライバシーが犠牲にされる危険性がある社会です。デジタル化を進めるに当たっては、プライバシー保護制度の充実が不可欠です。
ところが、去年五月十二日に成立したデジタル改革関連六法は、個人情報保護の強化どころか、個人情報保護よりデータの利活用や経済的な利益を優先し、デジタル化によって国民を監視することを可能とするものです。
デジタル改革関連法は、
デジタル社会形成基本法が
デジタル社会の形成が我が国の国際競争力の強化及び国民の利便性の向上に資する(第一条)と規定するように、主たる目的をデジタル化を進めること、特に個人情報を様々な場面で活用することによって経済的利益を生み出し国際競争力を強化することに置き、個人のプライバシー権の保護は二の次としてしまったのです。
そのためにデジタル庁を設置し、マイナンバーも含めてデジタル化に関する事項について強権的に進めようとしています。マイナンバーカードと健康保険証、運転免許証の一体化を進め、最終的にはスマートフォンに組み込むことも検討されています。政府は、マイナンバーによる個人情報の一元管理こそ否定しているものの、実際にはマイナンバーと様々な個人情報をひもづける施策を進めているのです。
地方自治の破壊という観点からも危険性があります。日本では、国による個人情報保護法制の整備は遅れており、先進的な自治体が個人情報保護条例を制定し、これが広がっていく中で、国が後追いする形で個人情報保護法が整備されました。しかし、デジタル改革関連法により、個人情報保護条例の統一化が進められようとしています。さらに、自治体の個人情報管理システムも標準化され、国が定める標準化基準に適合したシステムしか使うことができなくなり、結果的に住民サービスが低下するおそれがあるのです。
デジタル化を進めるのであれば、データ主体としての権利をきちんと保障し、行政や民間企業による個人情報の取得及び利用、特にAI等による個人情報の利用を適切に規制することが必要です。また、そのような規制を実効性あるものにするためには、独立した第三者機関による厳しい監督がなされる必要があります。
ここで、まとめます。社会におけるデジタル化は我々の生活を便利にしてくれるものではあります。しかし、その対価として、我々はプライバシーという憲法上保障された権利を危険にさらしていることを十分認識しなければなりません。その上で、適切な個人情報保護制度を構築しない状態でのデジタル化の促進に対しては、危機感を持って阻止する必要があると考えるのです。よって、国言いなりのマイナンバー関連予算に反対です。
二点目は、同和関連予算についてです。
隣保館をはじめ、同和対策特別措置法の下でつくられた集会所における教育などに特定の運動団体の理論でそのまま実施している予算があります。特に同和運動団体に対する補助金は三団体に三百五十二万四千円の予算で、是永市長になって十三年間、全く減らすこともなく、当初予算において同額が計上されている点です。
会員数も減っている状況で、補助額は一人当たりにすると約一万二千円です。その一方で、原爆被害者協議会に対する補助金は一人当たり千円です。一人当たりの比較で約十二倍という違いがあります。多額の団体補助金はかえって運動団体の自立を妨げることにつながらないでしょうか。多額の同和関連予算はかえって差別解消に逆行するということに早く気づいてほしいと願います。
部落問題は封建的身分そのものではなく、封建時代につくられた身分制度の残滓、残りかすです。その解決は民主主義の前進を図る国民の不断の努力を背景に大きく前進し、国の同和対策特別事業の二〇〇二年終結から二十年たつ今日、社会問題としての部落問題は基本的に解決された到達点にあります。宇佐市においても同じ状況です。時として起こる不心得な非科学的認識や偏見に基づく言動が社会に受け入れられないという民主主義の力を強めていくことこそ重要です。
そういう観点から、行政は一部の同和問題のみに特化するのではなく、人権全般に関する教育・啓発活動をする必要がありますし、民主主義の力を強めていくことを求めるものです。
以上の二点から、一般会計予算に対する反対討論といたします。
◯議長(衛藤博幸君)以上で通告による討論は終わりましたが、ほかに討論はありませんか。
(「討論なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)討論なしと認めます。
討論を終結いたします。
これより、議第八号を表決システムにより採決いたします。
本件に対する
委員長報告は可決すべきものであります。
お諮りいたします。
議第八号は、
委員長報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタン、反対の方は反対のボタンをお押し願います。
ボタンの押し忘れはございませんか。
(「なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)押し忘れなしと認め、確定いたします。
(表決)
◯議長(衛藤博幸君)賛成多数であります。
よって、議第八号は原案のとおり可決されました。
次に、議第九号 令和四年度宇佐市国民健康保険特別会計予算を議題といたします。
ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「質疑なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)質疑なしと認めます。
本件に対する質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
まず、原案に対して反対討論の通告がありますので、発言を許します。
三番 赤野道和君。
◯三番(赤野道和君)三番、日本共産党の赤野です。
議第九号 令和四年度宇佐市国民健康保険特別会計予算について、反対討論を行います。
宇佐市の国民健康保険の被保険者は、令和二年度、一万二千十八人で、市民の約四分の一弱の方が加入しています。この国民保険事業は命と健康を守るための重要な社会保障制度です。二〇一八年から広域化されましたが、高過ぎる国保税負担など、構造的な課題が全国で問題になっています。
宇佐市でも、国民健康保険税の滞納金が令和二年度の現年分、過年分の合計で一億六百五十万円を超えるなど、国保税の重い負担に市民が悲鳴を上げています。
そもそも、国保の加入者構成はかつては七割が農林水産業と自営業従事者でしたが、今では年金生活者などの無職、非正規雇用などで合わせて八割近くになっています。協会けんぽや組合健保に比べて、国保は加入者に大変重い負担を強いる制度になっています。
二〇一八年度以降、全国で約三千四百億円の国の財政支援が行われていますが、まだ不十分であり、国保加入者の貧困化、高齢化などが進む中で、国保税に対する負担はますます重くなっています。
国保税が高くなる要因の一つに、世帯の人数を算定基礎とする均等割があります。世帯の人数が保険税に影響するのは国保だけで、各世帯に定額でかかる平等割と同様、他の保険にはないものです。
来年度から未就学児の均等割の半額は負担軽減となりますが、十八歳までの子供にかかる均等割は人頭税のようなもので、不当です。
国保税の大幅値上げをストップさせ、大幅な値下げに道を開くためには、国保に公費一兆円を投入し、国保税を協会けんぽ並み、今の半分に下げることを日本共産党は提案しています。これは全国知事会も要望している内容とも一致する、幅広い人たちの切実な要求です。
国に対して国庫負担の抜本的な引上げと均等割廃止を求めるとともに、宇佐市としても、市民の命と健康を守るための法定外繰入れを行い、保険税の引下げ、子育て世帯の均等割軽減策の実施を強く求めて、反対討論とします。
◯議長(衛藤博幸君)以上で通告による討論は終わりましたが、ほかに討論はありませんか。
(「討論なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)討論なしと認めます。
討論を終結いたします。
これより、議第九号を表決システムにより採決いたします。
本件に対する
委員長報告は可決すべきものであります。
お諮りいたします。
議第九号は、
委員長報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタン、反対の方は反対のボタンをお押し願います。
ボタンの押し忘れはございませんか。
(「なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)押し忘れなしと認め、確定いたします。
(表決)
◯議長(衛藤博幸君)賛成多数であります。
よって、議第九号は原案のとおり可決されました。
次に、議第十号 令和四年度宇佐市介護保険特別会計予算を議題といたします。
ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「質疑なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)質疑なしと認めます。
本件に対する質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
まず、原案に対して反対討論の通告がありますので、発言を許します。
三番 赤野道和君。
◯三番(赤野道和君)三番、日本共産党の赤野です。
議第十号 令和四年度宇佐市介護保険特別会計予算について、反対討論を行います。
介護保険制度が始まってから二十一年がたちました。高齢者の介護を社会全体で支え合う仕組みと言って導入されましたが、度重なる改悪により、もはや社会保障とは呼べないものになりつつあります。
利用者には負担増とサービスの後退が押しつけられてきました。施設入居者の食費・居住費の自己負担化、原則一割の利用料負担の一部を二割から三割に引上げ、第八期事業計画が始まった今年度は低所得者の施設の食費負担の引上げも実施されました。これは、それまでの第三段階を第三段階1)、第三段階2)に分け、第三段階2)に該当する人については食費負担を月二万二千円引き上げて月四万二千円にしました。
介護事業者が受け取る介護報酬は実質的に引き下げられ、小規模な介護事業所は採算が取れず、去年の老人福祉・介護事業倒産は八十一件に上りました。また、低賃金から、ヘルパー、ケアマネジャーなど介護従事者の慢性的な人材不足も深刻さを増しています。
令和四年度は三期計画の二年目です。保険料の基準額は年額六万九千六百円、月額五千八百円です。介護保険料が高い、生活か大変という声が多くの市民から上がっています。高齢者の八割は年金天引きで介護保険料を徴収されていますが、年金額が月一万五千円を下回る人は市役所の窓口で介護保険料を納付しています。
この間、そうした人たちの間で介護保険料の滞納が急増し、そのペナルティとして介護の給付制限を受けている人は全国で一万人、財産の差押えを受けている人は全国で約一万六千人に上ります。宇佐市でも、令和二年度の滞納金は現年度と過年度を合わせて一千百五万円を超えています。
介護保険制度については、サービス量が増えれば保険料や利用料が連動して増えるという基本的な矛盾があります。二〇〇〇年の制度スタート当初の保険料は基本額で月額三千三百六十七円でしたが、今の八期計画では月額五千八百円にもなり、約一・七二倍になっています。
これは、国庫負担割合が制度導入前の二分の一から四分の一へと大幅に引き下げられていることにも大きな問題点があります。かつて自民党、公明党も認めていたように、介護をめぐる危機を打開し、安心できる公的介護制度をつくるにはまさにこの道、介護保険の国庫負担増しかありません。国庫負担を増やし、利用料は無料にし、保険料は低額に抑えるなど、国の責任で必要な介護が保障され、安心して利用できる制度に改善を求める運動が大切になっていると考えます。
繰り返しになりますが、国に対して国庫負担を増やし、抜本的な制度の改善を求めるとともに、宇佐市としても市独自の軽減策を求めて、反対討論といたします。
◯議長(衛藤博幸君)以上で通告による討論は終わりましたが、ほかに討論はありませんか。
(「討論なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)討論なしと認めます。
討論を終結いたします。
これより、議第十号を表決システムにより採決いたします。
本件に対する
委員長報告は可決すべきものであります。
お諮りいたします。
議第十号は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタン、反対の方は反対のボタンをお押し願います。
ボタンの押し忘れはございませんか。
(「なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)押し忘れなしと認め、確定いたします。
(表決)
◯議長(衛藤博幸君)賛成多数であります。
よって、議第十号は原案のとおり可決されました。
次に、議第十一号 令和四年度宇佐市後期高齢者医療特別会計予算を議題といたします。
ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「質疑なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)質疑なしと認めます。
本件に対する質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
まず、原案に対して反対討論の通告がありますので、発言を許します。
三番 赤野道和君。
◯三番(赤野道和君)三番、日本共産党の赤野です。
議第十一号 令和四年度宇佐市後期高齢者医療特別会計予算について、反対討論を行います。
本予算の総額は九億一千六百七十万円で、前年度と比較して一五・九%の増となっています。主な内容については、後期高齢者医療広域連合納付金の増額により、前年度と比較して増額となっているという説明です。
後期高齢者医療広域連合納付金の増額はなぜか。来年度からの保険料が大幅引上げになるからです。来年度改定される保険料は均等割も所得割も大幅な値上げとなっています。均等割額を四万七千円から五万三千六百円に、所得割率を九・〇六%から一〇・三二%に引き上げます。また、賦課限度額を六十四万円から六十六万円に引き上げます。しかも、この予算案には、今年十月からの医療費窓口負担の二倍化も盛り込まれています。
保険料の引上げについては、現役世代に係る保険料負担を軽減するためだと強調されていますが、現役世代の負担減は一人当たり月約三十円にすぎません。一方、最も削減されるのは国と自治体が負担する公費一千百四十億円です。
コロナ禍の今、早急にやるべきことは、減らしてきた高齢者医療の国庫負担割合を元に戻すことであり、これ以上の負担増と制度改悪は認められません。この後期高齢者医療の保険料の大幅引上げに強く強く反対いたします。
以上です。
◯議長(衛藤博幸君)以上で通告による討論は終わりましたが、ほかに討論はありませんか。
(「討論なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)討論なしと認めます。
討論を終結いたします。
これより、議第十一号を表決システムにより採決いたします。
本件に対する
委員長報告は可決すべきものであります。
お諮りいたします。
議第十一号は、
委員長報告のとおり決することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンをお押し願います。
ボタンの押し忘れはございませんか。
(「なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)押し忘れなしと認め、確定いたします。
(表決)
◯議長(衛藤博幸君)賛成多数であります。
よって、議第十一号は原案のとおり可決されました。
次に、議第十二号 令和四年度宇佐市水道事業会計予算及び議第十三号 令和四年度宇佐市下水道事業会計予算の二件を一括して議題といたします。
ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「質疑なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)質疑なしと認めます。
議第十二号及び議第十三号の二件に対する質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
通告はありませんが、討論はありませんか。
(「討論なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)討論なしと認めます。
討論を終結いたします。
これより、議第十二号及び議第十三号の二件を採決いたします。
二件に対する
委員長報告は可決すべきものであります。
お諮りいたします。
二件は、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)御異議なしと認めます。
よって、議第十二号及び議第十三号の二件は原案のとおり可決されました。
次に、議第十四号 宇佐市個人情報保護条例の一部改正についてから議第二十一号 宇佐市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部改正についてまでの八件を一括して議題といたします。
ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「質疑なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)質疑なしと認めます。
議第十四号から議第二十一号までの八件に対する質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
通告ありませんが、討論はありませんか。
(「討論なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)討論なしと認めます。
討論を終結いたします。
これより、議第十四号から議第二十一号までの八件を採決いたします。
八件に対する
委員長報告は可決すべきものであります。
お諮りいたします。
八件は、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)御異議なしと認めます。
よって、議第十四号から議第二十一号までの八件は原案のとおり可決されました。
次に、議第二十二号 宇佐市職員の給与に関する条例及び宇佐市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「質疑なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)質疑なしと認めます。
本件に対する質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
まず、原案に対して反対討論の通告がありますので、発言を許します。
十四番 今石靖代さん。
◯十四番(今石靖代さん)皆さん、こんにちは。十四番 今石靖代です。
日本共産党を代表し、議第二十二号 宇佐市職員の給与に関する条例及び宇佐市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正について、反対する立場から討論いたします。
これは
人事院勧告に基づく
国家公務員の給与改定に準じて、常勤職員の期末手当の支給月数を〇・一五月引き下げるものです。引下げ額は年間二万三千円から七万九千円で、平均すると約五万円になり、全正規職員六百四十人が対象となります。
人事院勧告については、それを尊重する義務はありますが、最終的な法的拘束力を持つものではないとされています。よって、自治体としての判断が求められます。今回の改定で
会計年度任用職員を除外したことは、県職員をはじめ、県下の自治体の全てが除外しているということで当然の判断です。同様に、正規職員についても引き下げるべきではないと考えます。
新型コロナの新たな変異株の感染拡大に加え、ロシアによるウクライナ侵略による原油価格高騰など、厳しい経済情勢が続いています。この下での公務員の賃下げは幅広い労働者の賃金に影響を与え、暮らしと経済に大きな影響を与えます。
岸田政権は昨年、経済団体に対して三%を超える賃上げを目指すように要請しています。また、医療や介護や保育など福祉労働者に対しても三%の処遇改善を求めています。賃上げで経済の好循環を目指そうと打ち出していることとも大きく矛盾します。
今回の期末手当を引き下げるという給与改定については、コロナの収束とコロナ禍の市民生活を支えるために強い使命感を持って奮闘されている市職員の皆さんの士気の低下につながりかねず、民間給与が下がっているから公務員の給与も下げるだけでは賃金引下げの負の連鎖を断つことができません。
国内総生産の六割は個人消費が占めます。今は国民の購買力を高め、経済の好循環をつくることこそ求められている情勢です。期末手当を引き下げるべきではないと考えますので、本改正案に関する反対討論といたします。
◯議長(衛藤博幸君)以上で通告による討論は終わりましたが、ほかに討論はありませんか。
十三番 辛島光司君。
◯十三番(辛島光司君)十三番 辛島光司です。
原案に賛成の立場で討論をいたします。
議第二十二号に関しましては、
人事院勧告によるものでございます。社会情勢を鑑み、このたび引下げとなりましたけども、致し方ないという思いではありましたけども、この時期に
人事院勧告があったことを受け止めて賛成とした次第でございます。委員会でもそのような判断の下で採決されたと思っております。
以上をもちまして、賛成討論とさせていただきます。
◯議長(衛藤博幸君)ほかに討論はありませんか。
(「討論なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)討論なしと認めます。
討論を終結いたします。
これより、議第二十二号を表決システムにより採決いたします。
本件に対する
委員長報告は可決すべきものであります。
お諮りいたします。
議第二十二号は、
委員長報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタン、反対の方は反対のボタンをお押し願います。
ボタンの押し忘れはございませんか。
(「なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)押し忘れなしと認め、確定いたします。
(表決)
◯議長(衛藤博幸君)賛成多数であります。
よって、議第二十二号は原案のとおり可決されました。
最後に、議第二十三号 物品供給契約の締結についてを議題といたします。
ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「質疑なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)質疑なしと認めます。
本件に対する質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
通告はありませんが、討論はありませんか。
(「討論なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)討論なしと認めます。
討論を終結いたします。
これより、議第二十三号を採決いたします。
本件に対する
委員長報告は可決すべきものであります。
お諮りいたします。
議第二十三号は、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)御異議なしと認めます。
よって、議第二十三号は原案のとおり可決されました。
~ 日程第四 閉会中の継続審査及び調査 ~
◯議長(衛藤博幸君)日程第四、閉会中の継続審査及び調査を議題といたします。
議会運営委員長及び各常任委員長から、会議規則第百十一条の規定により、
タブレットに掲載のとおり、閉会中の継続審査及び調査の申出があります。
令和四年三月十五日
宇佐市議会
議長 衛 藤 博 幸 様
議会運営委員会
委員長 浜 永 義 機
閉会中の継続審査及び調査の申出について
本委員会は、審査中の下記事件について閉会中もなお、継続審査及
び調査を要するものと決定いたしましたので、会議規則第百十一条の
規定により申し出ます。
記
事件
一.議会の運営に関する事項について
二.議会の会議規則、委員会に関する条例等に関する事項につい
て
三.議長の諮問に関する事項について
理由
調査・研究のため
令和四年三月十五日
宇佐市議会
議長 衛 藤 博 幸 様
総務常任委員会
委員長 川 谷 光 紹
閉会中の継続審査及び調査の申出について
本委員会は、審査中の下記事件について閉会中もなお、継続審査及
び調査を要するものと決定いたしましたので、会議規則第百十一条の
規定により申し出ます。
記
事件
一.市政の総合企画について
二.行政機構の改善について
三.予算及び出納について
四.市税の賦課徴収について
五.市有財産の管理及び取得並びに処分について
六.職員の定数及び勤務条件について
七.消防、防災について
八.自治振興について
九.市政の広報公聴及び統計について
十.人権啓発について
十一.情報公開について
十二.地域情報化の推進について
十三.交通安全対策について
十四.清掃行政、公害対策及びリサイクルについて
十五.葬斎場について
十六.まちづくり、地域コミュニティに関することについて
理由
調査・研究のため
令和四年三月十五日
宇佐市議会
議長 衛 藤 博 幸 様
文教福祉常任委員会
委員長 河 野 健治朗
閉会中の継続審査及び調査の申出について
本委員会は、審査中の下記事件について閉会中もなお、継続審査及
び調査を要するものと決定いたしましたので、会議規則第百十一条の
規定により申し出ます。
記
事件
一.社会福祉、児童福祉、母子父子及び寡婦福祉、高齢者福祉、
災害援護について
二.介護保険について
三.国民健康保険について
四.保健及び予防衛生について
五.文化財保護等について
六.給食センターについて
七.小中学校、幼稚園、保育園の施設管理及び整備について
八.教育財産について
九.社会教育について
十.図書館について
十一.国民年金について
理由
調査・研究のため
令和四年三月十五日
宇佐市議会
議長 衛 藤 博 幸 様
産業建設常任委員会
委員長 吉 田 泰 秀
閉会中の継続審査及び調査の申出について
本委員会は、審査中の下記事件について閉会中もなお、継続審査及
び調査を要するものと決定いたしましたので、会議規則第百十一条の
規定により申し出ます。
記
事件
一.農林水産業及び園芸畜産の振興対策について
二.商工業の振興対策について
三.観光施設の整備及び観光客の導入について
四.文化行政及び国際交流について
五.スポーツ振興について
六.農道、林道の整備について
七.農地及び漁港の災害復旧について
八.水産加工業の振興について
九.祭り・行事等について
十.都市計画事業及び公園の整備管理について
十一.道路、橋りょうの新設及び維持管理について
十二.河川、港湾の整備及び維持管理について
十三.公営住宅の建設及び維持管理について
十四.建築指導審査及び施設整備に関することについて
十五.下水道について
十六.上水道及び簡易水道について
十七.道路、橋りょう、河川及び海岸の災害復旧について
理由
調査・研究のため
◯議長(衛藤博幸君)お諮りいたします。
各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査及び調査に付すことに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)御異議なしと認めます。
よって、各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査及び調査に付することに決しました。
~ 日程第五 追加議案の上程(議第二十四号) ~
◯議長(衛藤博幸君)日程第五、追加議案の議第二十四号 宇佐市
教育委員会委員の任命についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
宇佐市長 是永修治君。
◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。
提案理由について御説明をいたします。
議第二十四号は、宇佐市
教育委員会委員の任命についての件でございますが、本市の
教育委員会委員として古里万里子氏を任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第四条第二項の規定により、議会の同意を求めるものであります。
以上をもちまして、提案理由の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議のほどお願いいたします。
◯議長(衛藤博幸君)これより本案に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「質疑なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)質疑なしと認めます。
本案に対する質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本案は、会議規則第三十七条第三項の規定により、この際、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決をいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)御異議なしと認めます。
よって、委員会付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「討論なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)討論なしと認めます。
討論を終結いたします。
これより、議第二十四号を採決いたします。
本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)御異議なしと認めます。
よって、議第二十四号は原案のとおり同意されました。
~ 日程第六
議員提出議案の上程(
議員提出議案第一号) ~
◯議長(衛藤博幸君)日程第六、
議員提出議案第一号
宇佐市議会議員の定数に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
十七番 大隈尚人君。
◯十七番(大隈尚人君)皆さん、こんにちは。十七番、大隈でございます。
提案理由について御説明をいたします。
議員提出議案第一号は、
宇佐市議会議員の定数に関する条例の一部改正についての件でございますが、これは、本市の議員定数を二十三人から二十一人に改めるものです。
議会改革の取組として議員定数を見直す問題は避けて通れない情勢がありますから、令和三年六月第四回定例会において議員定数に関する調査特別委員会が設置され、これまで七回にわたって調査研究してまいりました。
本特別委員会といたしましては、県内及び九州類似団体の人口や面積に占める議員の定数や一般会計に占める議員の割合などの現状を調査し、適正な議員定数について議論を行いました。
定数が削減されればチェック機能が低下することや、民意が十分に反映されにくくなるなどの意見もありましたが、自治会連合会から提出された議員定数削減に関する請願や、自治会連合会会長、副会長との意見交換の内容も真摯に受け止め、より効果的な議会運営を図ることを目的に検討を重ねた結果、二人削減とすることに結論を得ましたので、提案するものであります。
御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
◯議長(衛藤博幸君)これより本案に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
三番 赤野道和君。
◯三番(赤野道和君)三番 赤野道和です。
宇佐市議選のこれまでの経過を見ると、二〇〇七年の定数三十人から二〇一一年、四年後には四人減らして二十六人、その四年後、二〇一五年には二人減らして二十四人、その四年後、二〇一九年には一人減らして二十三人と選挙のたびに減らしてきているわけですが、そういう論議も十分なされてきたんでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)十七番 大隈尚人君。
◯十七番(大隈尚人君)質問にお答えいたします。
これは会派代表者会議である程度中身は詰めた話と思いますので、会派代表から聞いていると思いますので、その辺は省略させていただきます。
◯議長(衛藤博幸君)三番 赤野道和君。
◯三番(赤野道和君)それじゃ、あと一個だけいきます。
今回、二十三人を二人削減ということですが、二人削減の根拠はどこにあるんでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)十七番 大隈尚人君。
◯十七番(大隈尚人君)これも各代表者の会議でですね、いろんな準備をして、いろんな数字が出ましたが、二人削減が一番よかろうということで、共産党以外は皆賛成したということでありますので、どうぞよろしくお願いします。
◯議長(衛藤博幸君)ほかに質疑はありませんか。
(「質疑なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)質疑なしと認めます。
本案に対する質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本案は、会議規則第三十七条第三項の規定により、この際、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決をいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)異議なしと認めます。
よって、委員会付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
十四番 今石靖代さん。
◯十四番(今石靖代さん)十四番 今石靖代です。
日本共産党を代表し、
議員提出議案第一号
宇佐市議会議員の定数に関する条例の一部改正についてに対して、反対の立場で討論いたします。
これは
宇佐市議会議員の定数を二十三人から二十一人に削減するものです。本三月定例議会の初日に、
宇佐市議会の議員定数を現行の二十三人から十八人に削減していただきたいとする請願書に対する反対討論でその理由についての詳細は既に述べました。
市民は、宇佐市をよくするために、もっと市民の多様な意見を反映してほしい、税金の無駄遣いをチェックしてほしい、もっともっと議員に働いてほしいと願っていると思います。それが議員定数を減らすことだとはどうしても思えません。議員を今よりも少数にしたからといって少数精鋭になる保障はないと考えます。少人数で多岐にわたる議案などの審議は、今よりも一層、議会の質を落としかねません。
地方議会は、住民の多岐にわたる重要な案件を住民に代わって審議、決定する機関ですから、形の上でも、実質的にも、その自治体の全てを代表して構成されているということでなければなりません。ですから、地域的にも、年齢的にも、職業的にも異なり、境遇や価値観も異なる全ての住民が議員によって代表されていると言えるほどの議員数が望ましいと考えています。
そういう意味では、本来は少数精鋭ではなく、多数精鋭であるべきだと考えます。それを前提に、どのように議会を改革したら議会活性化が今よりもできるかを論議すべきだと考えます。
また、全国町村議会議長会が町村議員の報酬等の在り方検討委員会を設置して、二〇一九年に二年間にわたる研究会の最終報告を出しています。議員報酬の低さと議員定数の少なさが無投票当選につながることや、議員定数の削減により当選ラインが上昇することも議員の成り手不足の原因の一つであることや、議員定数は、討議できる人数として、一常任委員会につき少なくとも七、八人を基準とすることなどがまとめられています。
この報告書からも、
宇佐市議会がこれまでの選挙のたびに議員定数を減らしていることは議員の成り手不足にもつながっていく問題であると考えますので、これ以上の削減には反対いたします。
私は議員はそれぞれ貴重な存在だと考えますし、有権者の多くが議員定数削減を求めているとは思えません。議員個人の努力と併せて、議会としての議会の活性化が改めて問われているのではないでしょうか。
以上、反対討論といたします。
◯議長(衛藤博幸君)ほかに討論はありませんか。
九番 河野睦夫君。
◯九番(河野睦夫君)九番 河野睦夫です。
議員提出議案第一号
宇佐市議会議員の定数に関する条例の一部改正について、賛成の立場で討論をいたします。
我々市議会議員の仕事は、言うまでもなく、市民の多種多様な意見や要望を議会で取り上げ、市政に反映させ、市民の福祉の向上を目指すことにあります。多様な民意を集約し、社会状況、財政状況を勘案し、最適な選択肢を示すことが議会に課せられた重要な責務であります。
議員が減ることにより民意が市政に反映されなくなるという考え方もありますが、直接市民との触れ合いの中で民意を募ることはこれまで以上に重要なことではありますが、昨今、SNS等様々な方法で民意を募り、また発信することも可能になっています。的確な民意の把握のために必要な手段ともなっています。定数が減ったことで民意が反映されにくくなるとは言えない状況にもあります。
また、市民の皆様から、議員は具体的にどのような活動をしているのかもっと知らせるべきだといった厳しい意見をいただくこともあります。我々が現在の状況に安住することなく、絶えず緊張感を持って活動することにより、我々議員の資質向上も図れるのではないでしょうか。今以上に議員は自らが考え、動き、そして学び、我々議員が緊張感を持って不断の努力と研さんをすることを多くの市民の方は求められているのではないでしょうか。議員定数について、議会が自ら身を切り、改革をしていく姿勢を示すこと、また、それ以上に、洗練された議員一人一人がより多くの、より多彩な市民の意見を集約し、議員の職務に努めることが議会の弱体化を阻止することにもなるのではないでしょうか。
議員定数については、今後も、市民の方々の御意見は無論、人口などの宇佐市を取り巻く様々な社会状況の変化、財政状況の推移などを議会として常にしっかり把握しつつ、検討し続けていくことも大事なことと考えます。今後、新たな時代、真に市民の方々のために開かれた市議会になるため、今回、議員定数二減であると考えています。
以上で、賛成の討論といたします。
◯議長(衛藤博幸君)ほかに討論はありませんか。
(「討論なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)討論なしと認めます。
討論を終結いたします。
これより、
議員提出議案第一号を表決システムにより採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の方は賛成のボタン、反対の方は反対のボタンをお押し願います。
ボタンの押し忘れはございませんか。
(「なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)押し忘れなしと認め、確定いたします。
(表決)
◯議長(衛藤博幸君)賛成多数であります。
よって、
議員提出議案第一号は原案のとおり可決されました。
~ 日程第七
議員提出議案の上程(
議員提出議案第二号) ~
◯議長(衛藤博幸君)日程第七、
議員提出議案第二号
宇佐市議会議員の議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
二十一番 浜永義機君。
◯二十一番(浜永義機君)二十一番の浜永でございます。
提案理由について御説明をいたします。
議員提出議案第二号は、
宇佐市議会議員の議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部改正についての件でございますが、これは
人事院勧告に基づく
国家公務員の給与改定に準じて、議員の期末手当の額を改定するための改正を行うものであります。
御審議のほどよろしくお願いします。
◯議長(衛藤博幸君)これより本案に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「質疑なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)質疑なしと認めます。
本案に対する質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本案は、会議規則第三十七条第三項の規定により、この際、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決をいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)御異議なしと認めます。
よって、委員会付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「討論なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)討論なしと認めます。
討論を終結いたします。
これより、
議員提出議案第二号を採決いたします。
本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)御異議なしと認めます。
よって、
議員提出議案第二号は原案のとおり可決されました。
~ 日程第八
議員提出議案の上程(
議員提出議案第三号) ~
◯議長(衛藤博幸君)日程第八、
議員提出議案第三号
宇佐市議会会議規則の一部改正についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
議会運営委員長 浜永義機君。
◯議会運営委員長(浜永義機君)
議会運営委員長の浜永でございます。
提案理由について御説明いたします。
議員提出議案第三号は、
宇佐市議会会議規則の一部改正についての件でございますが、これは、女性をはじめとする多様な人材が議会へ参画するための環境整備を図るため、会議等への欠席の届出に関し、育児、看護、介護等を新たに規定するものであります。さらに出産の欠席事由として産前・産後期間を定めるため、会議規則の一部を改正するものであります。
よろしく御審議のほどお願いします。
◯議長(衛藤博幸君)これより本件に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
五番 中本 毅君。
◯五番(中本 毅君)質疑をいたします。
改正後のですね、対象に疾病というのが入っていますけれども、これはどういった疾病の範囲を想定しているのでしょうか。
◯議長(衛藤博幸君)二十一番 浜永義機君。
◯議会運営委員長(浜永義機君)その辺についてはまだ審議をしていません。
◯議長(衛藤博幸君)ほかに質疑はありませんか。
五番 中本 毅君。
◯五番(中本 毅君)審議をしていないけども疾病を盛り込んでいるというのは、どういった趣旨なんでしょうか。
十三番 辛島光司君。
◯十三番(辛島光司君)暫時休憩していただきたいと思います。
◯議長(衛藤博幸君)ほかに質疑はありませんか。
(「質疑なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)質疑なしと認めます。(「暫時休憩してれと」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)あ、そうか。じゃ、暫時休憩なのかね。失礼しました。では、暫時休憩を求めるがありましたので、暫時休憩いたします。
休憩 午前十一時五十分
───────────────
再開 午後零時〇〇分
◯議長(衛藤博幸君)休憩前に引き続き、会議を開きます。
答弁を、二十一番 浜永義機君。
◯議会運営委員長(浜永義機君)一般的にはですね、病気とかけがも含まれます。そういうことです。
◯五番(中本 毅君)分かりました。以上です。
◯議長(衛藤博幸君)ほかに質疑はありませんか。
(「質疑なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)質疑なしと認めます。
本件に対する質疑を終結いたします。
本件は、会議規則第三十七条第二項の規定により、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決をいたします。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「討論なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)討論なしと認めます。
討論を終結いたします。
これより、
議員提出議案第三号を採決いたします。
本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)御異議なしと認めます。
よって、
議員提出議案第三号は原案のとおり可決されました。
~ 日程第九 意見書案の上程(意見書案第一号) ~
◯議長(衛藤博幸君)日程第九、意見書案第一号 大分県
主要農作物等種子条例制定等を求める意見書を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
産業建設常任委員長 吉田泰秀君。
◯産業建設常任委員長(吉田泰秀君)産業建設常任委員長の吉田でございます。
意見書案第一号 大分県
主要農作物等種子条例制定等を求める意見書についての件でございますが、二〇一八年、主要農作物種子法が廃止されたことを受け、来たる気候変動に備え、大分県において将来にわたり持続的に主要農作物の生産、安定供給及び品質確保を維持できるようにすることは、県内の農業者への支援及び県民の安心安全な食糧の安定供給を行うために重要です。
気候変動への対応及び先進的な環境保護の観点から、国連も推進する持続可能で循環型の地域社会を大分県で実現するために、地域の食文化を支えてきた固有の品種、いわゆる在来種の発掘・保護・奨励及び県が知的財産権を有する品種の保護・奨励を条例で定めることで、醸造業の振興、地域文化の継承、生物多様性の保護、地域ブランドの創出及び食育の推進に貢献できます。
以上のことから、大分県において、条例の制定をはじめ、必要な措置を講じるよう要望するものです。なお、提出先は大分県知事であります。
よろしく御審議くださいますようお願いいたします。
◯議長(衛藤博幸君)これより本件に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「質疑なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)質疑なしと認めます。
本件に対する質疑を終結いたします。
本件は、会議規則第三十七条第二項の規定により、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決をいたします。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「討論なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)討論なしと認めます。
討論を終結いたします。
これより、意見書案第一号を採決いたします。
本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)御異議なしと認めます。
よって、意見書案第一号は原案のとおり可決されました。
~ 日程第十 決議案の上程(決議案第一号) ~
◯議長(衛藤博幸君)日程第十、決議案第一号 ロシアによる
ウクライナ侵攻に対し
平和的解決を求める決議を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
総務常任委員長 川谷光紹君。
◯総務常任委員長(
川谷光紹君)
総務常任委員長の川谷光紹です。
決議案第一号 ロシアによる
ウクライナ侵攻に対し
平和的解決を求める決議案についての件でございますが、これは、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻はウクライナの主権及び領土の一体性を侵害し、武力の行使を禁ずる国連憲章の重大な違反であり、国際秩序の根幹を揺るがすもので、断じて容認できるものではなく、また、プーチン大統領は核兵器の使用を示唆するような発言をしていますが、非核・平和自治体宣言を掲げる宇佐市として、核兵器の廃絶と世界恒久平和の実現を願う立場から強い憤りを覚えるものであります。
宇佐市議会として、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻とプーチン大統領の発言に対して厳重に抗議するとともに、ロシア軍による攻撃を停止し、ウクライナから完全撤退するよう、また関係国政府においては一日も早い
平和的解決に向けた外交努力を行うよう強く求めるために、本決議案を提案いたします。
以上で提案理由の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いします。
◯議長(衛藤博幸君)これより本件に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「質疑なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)質疑なしと認めます。
本件に対する質疑を終結いたします。
本件は、会議規則第三十七条第二項の規定により、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決をいたします。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「討論なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)討論なしと認めます。
討論を終結いたします。
これより、決議案第一号を採決いたします。
本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
◯議長(衛藤博幸君)御異議なしと認めます。
よって、決議案第一号は原案のとおり可決されました。
以上をもちまして、今期定例会に提出をされました議案等の審議を全て終了いたしましたので、令和四年三月第二回
宇佐市議会定例会を閉じ、閉会いたします。
御苦労でございました。
閉会 午後零時〇七分
○右、会議の経過を記録して、事実と相違ないことを証するため、ここに署名する。
令和四年三月十五日
宇佐市議会議長 衛 藤 博 幸
署 名 議 員 高 橋 宜 宏
署 名 議 員 中 村 明 美
宇佐市議会...