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1. 岸和田市議会 2021-12-15
   令和３年第４回定例会（本会議　第４日目）　本文 開催日:2021年12月15日

   
   取得元: 岸和田市議会公式サイト
   最終取得日: 2022-11-21
   2021年12月15日：令和３年第４回定例会（本会議　第４日目）　本文 ▼最初のヒット発言へ（全 0 箇所） 　　　午後２時４５分開会 ◯桑原佳一議長 　ただいまから本日の会議を開きます。 　まず、議員出席状況を事務局長から報告させます。 ◯高井哲也事務局長 　本日の議員出席状況をご報告申し上げます。 　ただいまの出席議員は全員です。 　以上、報告を終わります。 ◯桑原佳一議長 　次に、本日の会議録署名者を会議規則第８１条の規定により、私から４番殿本議員、５番反甫議員を指名します。 ◯桑原佳一議長 　まず、市長から発言をしたいとの申出がありますので、発言を許します。永野市長。 ◯永野耕平市長 　少しお時間を頂きたいと思います。 　私はＳＮＳをやっておりまして、ツイッターとフェイスブックとインスタグラムをやっております。そこでは、私個人が日頃感じたことを個人として発信したり、また市民の皆さんからもご意見も頂いたりしております。 　また、大阪維新の会の顧問としての立場、大阪維新の会の副政調会長をやっておりますので、そういう立場での発言、また、その中には、括弧書きではありますけれども、岸和田市長という自分の公職についても記載して、アカウントを持っております。 　今回、この後提案をさせていただきます子育て世帯に対する臨時特別給付金については、全国的な議論が行われてまいりました。テレビでも多くやられていましたし、また、ＳＮＳ上でもかなり双方向の議論ができますので、市民の皆さんも多くＳＮＳで議論をされておられました。 　今の時代はＳＮＳも非常に重要な民主主義の議論のツールでもありますので、私もそこに参加する中で、自分の考えを述べるということも政治家として行ってきておりました。 　今回、この臨時特別給付金について、１２月２４日に皆様方に振込をいたしますという内容の投稿をツイッターとフェイスブックで行いました。これは、私としましては、そういう方向でどうやらできそうであるということを確認した上で、自分の意気込みも込めて、またそういったことについて国の動きにも、そしてまた民意にも一定の刺激になると思いまして、そういう発言をしてまいりました。 　その内容が、市として決定されていないのに、あたかも市としての決定であるかのような誤解を招く内容であったというご指摘が多くの議員からございまして、この場で謝罪させていただきたいと思っております。
   　内容については、意図するところは、ぜひ１２月２４日に子育て世帯の方々に１０万円を一括でお振り込みする方向で調整させていただきたいということを書きたかったわけなんですけれども、文章が稚拙だった、また説明不足であったことによって、まるで決定したかのような書き方になってしまいました。このことについて、書き方について非常に稚拙であったと思いますので、この場でおわびしたいと思っております。 　議会の皆様は、この間、非常に協力していただきましたし、この議案についても、審議のスケジュールについても非常にご協力いただいております。 　この件については、議会とともに力を合わせて、市民のために頑張っていきたいという思いでございますので、決して議会軽視でありますとか、自分１人で勝手に決めているというようなことではございませんので、必ず議会の皆さんとともに議論を重ねて、市民のためにやっていきたいという思いでありますので、どうかその点ご理解いただいて、お許しいただきたいと思っております。どうぞよろしくお願いします。 　　　〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ◯桑原佳一議長 　京西議員。 ◯１６番　京西且哲議員 　通告はしていませんが、今、市長の謝罪ということでお聞きしました。 　私はツイッターもフェイスブックもやっていないので分からないのですが、誤解を招くツイートをされたのは見させていただきました。 　市長がおっしゃるように、自分のネットワークの中で、ツイッターなりフェイスブックで間違った通知、表現をしたということの謝罪あるいは訂正は、今の時点までにフェイスブックでされたのかどうかお尋ねします。 ◯桑原佳一議長 　永野市長。 ◯永野耕平市長 　内容についての訂正、修正はしておりません。 ◯桑原佳一議長 　京西議員。 ◯１６番　京西且哲議員 　本当にそういう誤解を招くようなツイート、書き込みをしたということの反省がご自身の中で確認をされた、自分でもそう思った時点で、やはりまずもって議決を得るまではこれは確定ではないという正しい情報を流すべきであったと思うのですが、そこは何でされないのですか。 ◯桑原佳一議長 　永野市長。 ◯永野耕平市長 　すぐに訂正をさせていただきたいと思います。 ◯桑原佳一議長 　京西議員。 ◯１６番　京西且哲議員 　分かりました。そういった意味で、我々も議会も理事者の皆さん方も分刻みで動いていると思います。そんな中で間違った情報をご自身が流されたことをご自身で確認されたら、やはりその辺はすぐに正しい情報をツイートするとかという形で、混乱を招かない、混乱を収拾する動きをこれからはしっかりと心がけていただきたいし、こういう間違ったツイート、書き込みをしないということをしっかりと肝に銘じて、これからも市長という形での立場があるのですから、しっかりと反省してやっていただきたいと申し上げておきます。 ◯桑原佳一議長 　永野市長。 ◯永野耕平市長 　先ほど申し上げたとおり、政治家のＳＮＳのアカウントというのは政治的発言でありまして、公務に関わること、公的なことについては、岸和田の場合は岸和田市のアカウントで行っております。 　今回の私の発言したアカウントというのは、私個人の政治家のアカウントでありますので、そこで発言した内容について、本来であれば議会で取り上げるような内容ではないと思っております。 　ただ、今回の件については、先ほどの幹事長会で私もご説明させていただいたとおり、議会の方々に対して軽視するようなつもりもなく、とにかく皆様方と一緒にやっていきたいという思いの中で、ただ書き損じをいたしまして、また説明不足でありましたので、この点の不十分さについて謝罪させていただいたところであります。 　ご指摘いただいたとおり、修正はなるべく早いほうがいいと思いますので、すぐに修正してまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いします。 　　　〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ◯桑原佳一議長 　稲田議員。 ◯２１番　稲田悦治議員 　今お話を聞かせていただきましたけれども、そもそも提案された今回の議案は理事者側については２１日に提案される予定だったと聞いております。しかしながら、もう１６日、明日、各市民に文書を発送するという手順をされておりました。 　その中で、２４日に振り込みますと断定して文書を送るわけですよね。議会が後ですよね。それは当初、四役会議や幹事長会なんかで話をされたのかしれませんが、説明に来られた財務部長も同じような形で、２１日に提案させていただいて、１６日にはこの文書を出しますというようなお話もされていたらしいです。それって議会運営上、いいのですか。 　市長は以前からもそうですけれども、全然議会を軽視しておりませんとおっしゃいますけれども、今回私が感じたのは、市長のみならず、理事者も一緒になって議会を無視しているのか、そういう印象を受けて仕方がないですね。 　我々が以前からよく申し上げていますように、決して市長に対して反感を持ってどうこうするわけじゃないわけですね。一緒に共に頑張りましょうと、以前から私もお伝えしているつもりです。 　再三こういったことがありましたよね。昨年も、当時の議長から市長に対して、いろいろと申入れもあったかと思います。 　しかし、また今回こういう形で、なおさら今度は理事者まで一緒になってそういうことをやられてきて、四役会議で、１５日、今日提案しなければおかしいやないかと言われるまで、このままいくつもりやったということですよね。理事者も議会を無視してというような、やはり印象を受けて仕方ありません。 　だから、間違った、どうこうじゃなしに、やはり本当にしっかりと考えていただきたいんです。理事者ももちろんそうです。何ぼ市長がやったからというたって、きっちりと理事者は理事者でやっぱりはっきりと市長に対して申し上げることは申し上げていただきたい。これを一緒になって、やっているから仕方ない。我々議会もそうですけれども、これをこうしてまた開いて、これで賛成と言うのですけれども、議会としての立場、位置づけ、そういったものはあります。もちろん議員一人一人もあります。 　やはり双方が信頼関係でやっているわけですから、それを何度となくこうされてくると、いくらその場で謝っていただいても、あまり伝わってこない、響いてこない。このことだけ申し上げておきます。 ◯桑原佳一議長 　永野市長。 ◯永野耕平市長 　ご指摘いただいたことをしっかりと肝に銘じて、今後も理事者とともに、議会をしっかりと尊重して、一緒に歩ませていただきたいと思っております。ありがとうございます。 　　　〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ◯桑原佳一議長 　河合議員。 ◯１４番　河合馨議員 　私も同じで、一言だけ市長にお尋ねと、今後の議会との二元代表制という意味をもって改めてお聞きしたいのですけれども、１つは先ほど京西議員からの問いに、すぐにまずはＳＮＳ等々で修正等々なさると。これはそれで１つの誠意ということで受け止めさせていただきます。 　ただ、私自身も昨年、市長といろんな形で対話等々を進めさせていただいて、１年間、議会運営を含めて進めさせていただきました。そんな中で議長に着任以来、市長と二、三か月、こういったことがありました。 　それについて、二元代表制の執行権を持つ市長のいろいろな案件につきまして、議会としては正当に審議させていただくという手前で１年過ぎてまいりましたけれども、またぞろ、今回、先ほどの答弁を聞いていますと、書き込みは政治家としての考えを書き込んだ。これは当然僕はいいことだと思っています。 　それは理解させていただきたいのですが、あくまでも今回の中身を見せていただきますと、やっぱり岸和田市長として支給しますと。前段の専決処分での５万円の支給については我々議会も承認していますから。しかし、今回のこれから出されてくる案件の１０万円の現金支給については、やはり議会の議決をもって初めて、僕は、そういう書き込み等々で市長が率先してやっていただくことをＰＲしていただくのは、それは結構かと思いますけれども。今後も議会の位置づけ、何も軽視している、してないとは思っていません。 　昨年１年間、市長がいろいろとお取り組みいただいた件については私も理解もしていますし、ただ、今後もこういったように発信で誤りがあったから、今回は申し訳ないということで、今後もこういうふうな形で議会の議決をもって、市長の発言についてはやはり岸和田市の決定になりますので、議会の議決を得た上で、速やかに発信なさっていただくのはいいのかなと。もしくは文書の中で、もう少し我々が見ても、決定ではなしに、こういうふうな形で進められれば問題はないかと思いますが、その点だけ、私も今回、うちの幹事長、議会運営委員会の委員長からもお聞きしましたけれども、ちょっと残念かなという思いをしましたので、改めてこの場で今後の市議会との対応についても、二元代表制ということをいい意味での信頼関係を持って進めていただきたいということをお願いしたいと思います。 ◯桑原佳一議長 　永野市長。 ◯永野耕平市長 　本当におっしゃるとおりで、自分の未熟さを痛感しております。今後も、自分なりにしっかりと皆さん方と協力関係をつくれるように頑張ってまいりますので、よろしくご指導ください。ありがとうございます。 　　　〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ◯桑原佳一議長 　雪本議員。 ◯１９番　雪本清浩議員 　今、市長も謝罪していただきましたけれども、私から考えましても、こういうことは今回が初めてではございません。 　先ほども、党の立場とかいろいろおっしゃられましたけれども、市長も一市民でありますけれども、でも、公人です。決定権のある方なんです。そんな方が書かれるということは、やはり十分注意していただかないと。ご自分の思いもあると思いますけれども。先ほど他の議員からもありましたけれども、理事者となってやられましたら、私たちも一生懸命岸和田市がどうなっていけばいいのかということを考えて発言もさせていただいていますけれども、これでは議会のことは何も考えてないのかと逆に考えてしまいました。 　先ほどもご意見もありましたけれども、当初、２１日に議会にかけるということを、逆に議会は協力しようと思って日にちを早めたわけなのです。しかしながら、それよりも早くそういうＳＮＳで発信されているということは非常に遺憾に考えております。どうかこれからはそういうことがないようによろしくお願いいたします。 ◯桑原佳一議長 　永野市長。 ◯永野耕平市長 　お伝えいただいたことをしっかりと胸に刻んで頑張ってまいります。そして、議会がご協力いただいていることについては、重ねて感謝申し上げます。ありがとうございます。 ◯桑原佳一議長 　これより日程に入ります。 　日程第１、議案第９３号令和３年度岸和田市一般会計補正予算を上程します。 　本件について、提案理由の説明を求めます。永野市長。 ◯永野耕平市長 　上程いたされました議案第９３号について、提案の理由をご説明申し上げます。 　議案第９３号の令和３年度岸和田市一般会計補正予算（第１２号）については、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ１４億９，１０５万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ８６６億１，４８５万１千円に補正しようとするものであります。 　新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中で、１８歳以下の子を養育する子育て世帯に対して支給する１０万円相当の給付について、早期に現金支給したいため、歳出予算には３款民生費に子育て世帯臨時特別給付金支給事業を、歳入予算には国庫支出金を追加計上するものであります。 　以上、提案の理由をご説明申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ◯桑原佳一議長 　ただいまの提案理由の説明について、質疑に入ります。質疑はありませんか。中井議員。 ◯２２番　中井良介議員 　この際、動議を提出します。 　ただいま議題となっております議案第９３号につきましては、委員会付託を省略し、本会議において即決されんことを望みます。 　　　〔「賛成」の声あり〕 ◯桑原佳一議長 　ただいまお聞きのとおり、中井議員から委員会付託を省略し即決されたいとの動議が提出され、所定の賛成者がありますので、動議が成立しました。よって、本動議を直ちに議題とし、採決します。 　お諮りします。本動議のとおり決することにご異議ありませんか。 　　　〔「異議なし」の声あり〕 ◯桑原佳一議長 　ご異議なしと認めます。よって、本動議のとおり決定し、本会議における質疑を続行します。 　他に質疑はありませんか。 　　　〔「なし」の声あり〕 ◯桑原佳一議長 　質疑なしと認めます。 　討論に入ります。討論はありませんか。 　　　〔「なし」の声あり〕
   ◯桑原佳一議長 　討論なしと認めます。 　これより議案第９３号を採決します。 　お諮りします。本件は、これを可とすることに決しましてご異議ありませんか。 　　　〔「異議なし」の声あり〕 ◯桑原佳一議長 　ご異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 　次に、お諮りします。ただいま議案第９３号が議決されましたが、その条項、字句、数字、その他の整理を要するものにつきましては、会議規則第４３条の規定により、その整理を議長に委任することにご異議ありませんか。 　　　〔「異議なし」の声あり〕 ◯桑原佳一議長 　ご異議なしと認めます。よって、議案第９３号に係る条項、字句、数字、その他の整理は議長に委任することに決しました。 　本日は、これをもちまして散会します。 　　　午後３時０５分散会 Copyright (c) Kishiwada City Assembly, All rights reserved....