池田市議会 > 2018-09-05 >
09月05日-01号

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  1. 池田市議会 2018-09-05
    09月05日-01号


    取得元: 池田市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-19
    平成30年  9月 定例会議事日程   平成30年9月5日  午前10時  開議日程議案番号件名第1報告第9号処分報告について  専決第5号 平成30年度池田市一般会計補正予算(第4号)第2報告第10号平成29年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率について第3報告第11号処分報告について  専決第6号 池田市立幼稚園条例の一部改正について第4議案第70号池田市立石橋会館条例の制定について第5議案第71号池田市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について第6議案第72号池田市北部大阪都市計画国道176号沿道地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について第7議案第73号池田市建築基準法施行条例の一部改正について第8議案第74号池田市立図書館条例の一部改正について第9議案第75号池田市立石橋会館新築及び池田市立なかよしこども園増築工事請負契約の締結について第10議案第76号(仮称)池田市立新学校給食センター建設用地造成工事請負契約の締結について第11議案第77号損害賠償の額を定めることについて第12議案第81号平成30年度池田市病院事業会計補正予算(第1号)第13議案第82号平成30年度池田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)第14議案第83号平成30年度池田市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)第15議案第84号平成30年度池田市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)第16議案第85号平成30年度池田市一般会計補正予算(第5号)第17議案第78号池田市有功賞表彰について第18議案第79号池田市固定資産評価審査委員会委員の選任について第19議案第80号財産区管理委員の選任について第20議案第86号平成29年度池田市病院事業会計決算の認定について第21議案第87号平成29年度池田市水道事業会計決算の認定について第22議案第88号平成29年度池田市公共下水道事業会計決算の認定について第23議案第89号平成29年度池田市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について第24議案第90号平成29年度池田市財産区特別会計歳入歳出決算の認定について第25議案第91号平成29年度池田市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について第26議案第92号平成29年度池田市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について第27議案第93号平成29年度池田市一般会計歳入歳出決算の認定について第28 一般質問出席議員     1番    小林吉三     3番    冨田裕樹     4番    荒木眞澄     5番    倉田 晃     6番    西垣 智     7番    浜地慎一郎     8番    小林義典     9番    多田隆一     10番    中田正紀     11番    三宅正起     12番    石田隆史     13番    白石啓子     14番    藤原美知子     15番    前田 敏     16番    内藤 勝     17番    川西二郎     18番    山田正司     19番    渡邉千芳     20番    馬坂哲平     21番    細井 馨     22番    木下克重説明員    市長         倉田 薫    副市長        藤田雅也    副市長        木田公彦    教育長        田渕和明    教育委員       木村和美    病院事業管理者    石田勝重    上下水道事業管理者  長尾伊織    市長公室長      北浦 博    総合政策部長     衛門昭彦    総務部長       乾 正澄    市民生活部長     中田雅夫    環境部長       根津秀徳    福祉部長       小松 伸    子ども・健康部長   岡田和也    都市建設部長     鎌田耕治    消防長        梶田忠彦    病院事務局長     福田哲郎    技監兼上下水道部長  福井 誠    管理部長       亀井隆幸    教育部長       齋藤 滋本会の書記    事務局長       桝野祐子    事務局次長      岡田正文    事務局長代理     太田原慎也    事務局主幹      小畑雄大---------------------------------------             市議会諸般報告事項◯6月4日     市議会定例会          市議会だより編集特別委員会          ・5月臨時会及び6月定例会号(160号)の編集について◯6月11日     土木消防常任委員会          ・付託議案の審査◯6月12日     厚生常任委員会          ・付託議案の審査◯6月13日     文教病院常任委員会          ・付託議案の審査◯6月15日     総務常任委員会          ・付託議案の審査◯6月25日     各派代表者会議          ・6月定例会継続会について          議会運営委員会          ・6月定例会継続会の運営について          市議会定例会継続会◯6月26日     市議会定例会継続会          議会運営委員会          ・意見書の採択について◯7月10日     市議会だより編集特別委員会          ・5月臨時会及び6月定例会号(160号)の編集について          豊田市(愛知県)視察来庁          (9名 職員の人材育成について)◯7月13日     市議会だより編集特別委員会          ・5月臨時会及び6月定例会号(160号)の編集について          まちづくり防災特別委員会          ・川西市キセラ川西整備事業について          ・当委員会の本年度調査研究事項等について◯7月17日     平塚市(神奈川県)視察来庁          (6名 不登校対策について)◯7月18日     石巻市(宮城県)視察来庁          (2名 子ども・子育て支援施策について)◯7月19日     会津若松市(福島県)視察来庁          (7名 不登校対策について)          茅ヶ崎市(神奈川県)視察来庁          (7名 総合窓口業務について)◯7月23日     空港・交通問題調査特別委員会          ・平成30年度10市協運動方針(案)等について          ・当委員会の本年度調査研究事項等について          二市(川西・池田)連絡会議(於 川西市)          ・市議会の運営等について◯7月24日     瀬戸市(愛知県)視察来庁          (9名 小中一貫教育について)◯7月27日     大阪国際空港周辺都市対策協議会通常総会(於 伊丹シティホテル)          ・平成30年度運動方針(案)及び事業計画(案)等について◯8月21日     大阪府市議会議長会総会(於 KKRホテル大阪)          ・平成29年度大阪府市議会議長会会歳入歳出決算等について◯8月22日     文教病院常任委員会行政視察(仙台市・山形県)  ~23日     ・「仙台市民図書館について、せんだいメディアテークについて」          ・「探究型学習について」◯9月3日     各派代表者会議          ・9月定例会について          議会運営委員会          ・9月定例会の運営について---------------------------------------     午前10時00分 開会・開議 ○前田敏議長 おはようございます。 まず、定例会開会の前でございますが、昨日の台風21号によりまして、当市においても大変大きな被害がもたらされました。家屋の損壊、停電、倒木など、停電はなお一部まだ継続されているということで聞いております。被害に見舞われました皆様には、心よりお見舞い申し上げたいと思います。 また、職員の皆様におかれましては、巡回あるいは点検、さらには市民の皆さんの問い合わせ等に適切に対処いただきまして、お礼を申し上げておきたいと思います。 今後、復旧に関しまして、何かと業務多様になるかと思いますけれども、確実に、スピーディーに対応をお願い申し上げておきたいと思います。 それでは、去る8月29日告示のありました本市定例会をただいまより開きます。 この際、倉田市長より御報告申し上げたい旨の申し出がありますので、これをお受けいたします。倉田市長。     (倉田市長-登壇) ◎市長(倉田薫) おはようございます。 お許しをいただきまして、少し台風21号に関する池田市内の被害状況について御報告を申し上げたいと思います。 まず、台風21号による被害を受けられた皆様方にお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復旧をお祈り申し上げたいと思います。 きのうの関西国際空港の一部水没とまで表現されたあの状態を見ますと、関西国際空港開港以来、初めての大災害、大被害であったことは言うまでもないと思いますが、本市においても議会棟の屋根をカバーしている鉄板が飛ぶなど大きな被害が出ております。これも過去にないような風による被害ではなかったかという認識をいたしております。その被害の状況について、現状わかる範囲で御報告を申し上げたいと思います。 昨日の最大瞬間風速は、消防本部の場所でありますけれども、39.8mであったと推測をいたしております。最大雨量は午後3時から午後4時の間で43.5mm、したがって、雨量のほうはそんなにひどいものではありませんでしたが、風による被害が続出をしているのではないかと思っております。 消防本部のほうも、災害対応出場としては66件出場いたしておりますが、その中で、けがによる搬送が3件、したがって、軽症者3名という報告を受けております。 倒木の件数は、恐らく大小合わせて100を超えることになるのかなと思っています。その中で、一番皆様に御迷惑をかける結果になっておりますのは、愛宕神社付近での倒木が、やっぱり五月山ドライブウェイを塞いでおりまして、どうも電線を巻き込んでいる可能性が強いということで、復旧にまだ少し時間がかかるのかなと、このように思っております。 避難者の数は、ピーク時は、昨日の午後2時現在でございますが、16の共同利用施設等に30世帯、49名が避難をされておりました。夜間の分につきましては7世帯、16名が4つの共同利用施設に、これはどうも停電の影響による避難だと聞いておりますが、避難をされておりましたが、きょうの午前8時現在、避難者は全て帰宅をされたというふうに伺っております。 その停電でございますが、恐らく池田市内の率でいきますと4割強が停電をしていたのではないかと思っております。今なお復旧されていないところが3割弱あるようでございますので、暗い中、一夜を過ごされた方々が、大変不安感の中で過ごされたことと、お見舞いを申し上げたいと思います。 その対応でございますが、私の家にまで人がお見えになったり、あるいは電話がかかってきたり、恐らく議員の皆様のお宅にもお邪魔されたり、あるいは電話がかかってきたり、いつになったら復旧するのと。停電はやむを得ないわけですが、見通しを聞きたいと。市長なら何がしかのホットラインの情報があるやろうという思いでお電話をいただいたりするのですが、残念ながら、市長とても、あるいは関西電力の幹部でも、その見通しが立たないというのが今回の状況であったのかなと思っています。 ただ、見通しが立たないなら立たないで、その連絡をとり合うということが必要でございまして、前に本町通りかいわいで飲食店が多数停電による被害を受けたことがありまして、あのときも関西電力とも話をいたしまして、できる限りホットラインをつないでいこうという話をいたしましたので、一応役所と関西電力とのホットラインはつながっておりますが、その都度出てくる相手側の職員が変わります。したがって、ホットラインの用をなしていないというのが実情でございますので、今後、大阪府市長会等を通じて、同じような災害があったら困りますけれども、せめて豊能地区あるいは三島、あるいは泉南、そういうふうなグループで対応できる職員を窓口に配置をして、そして、市は市で、当然市のほうに問い合わせが来るわけですから、市民の皆様方に、現在の停電の状況はこうだ、復旧の見通しはこうだという御説明ができるようなホットラインを今さらながらでありますけれども再度構築をするべく連絡を取り合いたいと思っております。 水道のほうは、そういう意味では水道当局としての断水はございませんでしたが、停電によって受水槽から高架水槽に送るポンプが稼働しないため、マンション等における断水が起こっていることは、御承知のとおりであります。 ただ、通常は受水槽の横に蛇口がついているようでございまして、受水槽までは水が行っているわけですから、そこに行かれますと、いわゆる給水車が出動することなく、そのタンクに来ている水を蛇口で出すことができるようでございます。ただ、そのことを御存じない方が多いそうでございますので、そういう問い合わせがあったら、水道の窓口でお話をしたり、あるいはホームページに掲載をしたりさせていただいて、そのためのPRを徹底させていただいているところでございます。 それから、教育施設でございますが、施設そのものの大きな倒壊等はございません。今回の定例会でも幾つかの学校関係の予算を出していただいておりますが、そのような状況にはほぼ至らないであろうというのが現状の推測でございます。ただ、学校によっては、クーラーの空調機の室外機が風によって倒れたりしているところはあるようでございますが、それは手持ちの修繕費等で対応できると。ほぼ今は、復旧をしているところであります。 ただ、現在も石橋南小学校、秦野小学校、渋谷中学校では停電が続いておりますので、きょうも開校はいたしておりますが、給食を食べた後、下校していただくことになっております。あおぞら幼稚園も午前中だけ授業をさせていただくということでございます。なかよしこども園については、いわゆる幼稚園部分については、もうきょうは帰っていただいて、保育所部分については、基本的には午前中ということでございますが、保育でございますので、お迎えに来られるまでお預かりすることになるのかなと思っております。その他公立の保育所は全て開園をいたしております。民間のさつき保育園は、停電中でございますので、保健福祉総合センター等にお越しをいただいて、もし暑ければ、そこで涼んでいただくというふうな対応をとっているようでございます。 以上、ちょっと順不同でございますけれども、現状わかる限りの御報告とさせていただきます。 なお、きょうのお昼の休憩のときには、これらを文章にしてまとめたものを議長経由で議員の皆様にも配付をさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いを申し上げたいと思います。 以上で、台風21号に対する被害状況の報告にさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○前田敏議長 ありがとうございました。 それでは、事務局長より出席議員数並びに諸般の報告をさせます。議会事務局長。 ◎議会事務局長(桝野祐子) 御報告いたします。 ただいま御出席は21名、全員でございます。 なお、お手元に池田市議会の諸般の報告事項をプリントで配付しておりますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。 ○前田敏議長 次に、本日の会議録の署名議員を指名いたします。   6番  西垣 智議員   18番  山田正司議員の両議員にお願いをいたします。 次に、今議会の議事運営について、議会運営委員会の結果を、議会運営委員会副委員長より御報告願います。藤原美知子副委員長。     (藤原議員-議会運営委員会委員長-登壇) ◆議会運営委員会副委員長(藤原美知子) 去る9月3日、議会運営委員会を開きましたので、その結果を御報告いたします。 まず、今議会の会期につきましては、9月5日から26日までの22日間とし、議案審議方法につきましては、報告案件3件、表彰案件1件並びに人事案件2件を除く21議案は、関係常任委員会に審査付託し、決算議案8件につきましては、理事者の説明とそれに対する質疑を省略して、議会閉会中の関係常任委員会に審査付託することになっております。 次に、議事の順序につきましては、お手元の議事日程表の順により、本日は、まず、日程第1から第3までの報告案件を順次審議し、引き続いて日程第4から第16までの議案を順次上程し、提案説明、質疑の後、それぞれの関係常任委員会に審査付託することになっております。 常任委員会につきましては、7日に土木消防常任委員会、10日に厚生常任委員会、11日に文教病院常任委員会、12日に総務常任委員会をそれぞれ開催願う予定をいたしております。 次いで、継続会は25日と26日を予定いたしており、委員長報告、討論、採決を行い、そして表彰案件並びに人事案件を審議し、決算議案8件を議会閉会中の関係常任委員会に審査付託した後、一般質問を行うことになっております。 一般質問要旨の提出は、13日の午前9時から午前11時までと決定いたしております。 請願・陳情につきましては、締め切り期限である4日の午後5時までに提出のあったものにつきましては、議会開会中の関係常任委員会に審査付託することに決定していましたが、提出はなく、したがって、それ以後に提出されたものは議会閉会中の委員会付託とすることに決定しております。 さらに、意見書案の提出は、14日の正午までとなっております。 終わりに、25日、再度、議会運営委員会を開催することとなっております。 以上、議会運営委員会の報告を終わります。 ○前田敏議長 ただいまの報告の順序で議事を運営いたしますので、よろしくお願いいたします。 では、これより議事に入ります。 まず、日程第1、報告第9号、処分報告、専決第5号、平成30年度池田市一般会計補正予算を議題に供します。 理事者の説明を求めます。総合政策部長~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △報告第9号 処分報告について 地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、下記の事項について次のとおり専決処分したので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求める。          記  平成30年度池田市一般会計補正予算(第4号)  平成30年9月5日 提出       池田市長 倉田 薫理由 平成30年7月豪雨等による災害復旧に係る経費を予算化する必要が生じたので、専決処分したものである。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~総合政策部長(衛門昭彦) ただいま上程になりました報告第9号、専決第5号、平成30年度池田市一般会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。 恐れ入りますが、議案及び説明並びに参考資料の1ページをお開き願います。 今回の補正は、大阪府北部を震源とする地震、平成30年7月豪雨及び台風12号による災害復旧に係る経費を予算化する必要が生じたため、平成30年8月17日付で専決処分させていただいたものでございます。 3ページの第1条の歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出予算の総額に4億4,600万円を追加し、予算総額をそれぞれ409億2,109万8千円とするものでございます。 第2条は地方債の補正で、5ページの第2表に記載のとおり、災害復旧事業に係る市債を2億8,600万円追加するものでございます。 それでは、歳出より事項別に御説明申し上げます。 恐れ入りますが、14ページをお開き願います。 款13予備費につきましては、地震や豪雨などによる被害への応急工事などに充当したため、1億4,900万円を増額させていただくものです。 款14災害復旧費につきましては、猪名川緑地、五月山緑地、学校教育施設社会教育施設及び五月丘5丁目の五月山斜面の本復旧の工事請負費として2億9,700万円を追加させていただくものでございます。 次に、歳入につきまして御説明申し上げます。 10ページにお戻り願います。 款18繰入金、項1繰入金、目1基金繰入金の財政調整基金繰入金は、今回の歳入歳出補正に係る財源不足額を財政調整基金の繰り入れの増額により調整するものでございます。 款20市債は、災害復旧事業債といたしまして2億8,600万円を追加させていただいております。 なお、災害復旧事業の概要は29ページに、施工箇所図を31ページ以降に掲載しておりますので、御参照願います。 説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○前田敏議長 説明は終わりました。 本件に関し、質疑願います。白石啓子議員。 ◆白石啓子議員 報告第9号、専決第5号、平成30年度池田市一般会計補正予算(第4号)についてお尋ねいたします。 歳入歳出にそれぞれ4億4,600万円を追加し、歳入歳出をそれぞれ409億2,109万8千円とするとあります。歳出の災害復旧費の補正額として、一般財源から1,100万円、地方債で2億8,600万円、計2億9,700万円を猪名川緑地災害復旧工事他としています。 豪雨による運動施設の表土の流出、五月山緑地の一望台と秀望台の土砂流出及び倒木、池田中学校のグラウンド南側のフェンス、五月山児童文化センター山の広場、五月丘雑種地などの災害復旧工事の進捗状況とほそごう学園のサブグラウンドの復旧工事について、地震については、地震により擁壁に亀裂が発生し、友星幼稚園が旧伏尾台小学校に避難しています。工事期間と工事の内容についてお尋ねいたします。 また、2つ目には、ほそごう学園サブグラウンドの擁壁の亀裂について、同じ時期に伏尾台が開発されているので、調査をするとのことでありました。調査の内容と結果についてお尋ねいたします。 ○前田敏議長 環境部長。 ◎環境部長(根津秀徳) ただいま白石議員さんの猪名川と五月山緑地の工事について御答弁申し上げます。 五月山緑地におきましては、2カ所ございまして、一望台の斜面と、あと秀望台から100m下った斜面が2カ所崩落いたしました。斜面の復旧工法に関しましては、昨年の10月の台風で行いましたのり面崩壊の工法と同じで、コンクリートの四角の枠をつくりまして、そこにアンカーボルトを打ち込みまして固定するというような工法を行う予定でございまして、工期は今年度末を予定しております。 猪名川グラウンドに関しましても、当初のグラウンドを復旧するという形でございまして、グラウンドを平らにならして、グラウンドに土を入れて、普通のグラウンドと同じような形で5cmぐらいの土を入れまして、外野のところも平坦な形にしまして行いたいなと思っておりまして、期間としましては、これも今年度末を目標にして、なるべく早く行いたいと考えております。以上でございます。 ○前田敏議長 管理部長。 ◎管理部長(亀井隆幸) 白石議員さんの御質問に御答弁申し上げます。 ほそごう学園の旧伏尾台小学校の南側の擁壁の部分でございますが、被害内容は先ほど議員さんがおっしゃられたとおりでございます。こちらにつきましては、擁壁そのものを全面改修するのではなく、部分的に補強を行うということを予定しておりまして、主な施工方法といたしましては、鉄筋そのものを挿入するというような補強となっております。それから、工事期間の件でございますけれども、予備費を頂戴いたしまして、既に設計のほうが8月の下旬に整っております。今回、御承認いただきましたら、9月中旬ぐらいまでには業者決定をさせていただきまして、その後、工事のほうにかかり、おおむね12月下旬をめどに工事のほうを竣工させていきたいなというふうに考えております。以上でございます。 ○前田敏議長 都市建設部長。 ◎都市建設部長(鎌田耕治) 伏尾台地区の擁壁などの現況調査についてでございますが、発災後、7月1日から17日までの間に擁壁の調査を行っております。調査の結果、クラック数は約200カ所発見されておりますが、今回の地震により特に広がったということは、大きく推測されておりません。特に緊急性を要する宅地については見受けられませんでしたので、御報告申し上げます。以上でございます。
    前田敏議長 白石啓子議員。 ◆白石啓子議員 御答弁ありがとうございました。 それでは、最後に質問させていただきます。 先ほど市長より御報告がありましたが、昨日の台風21号に伴う暴風雨で市内でも深刻な被害が出ています。池田市においても災害の対応について努力をしておられることと思いますが、いまだに停電が続いている地域やマンションに、関西電力の協力のもと電気の復旧に全力を挙げていただきたいと思います。 電気の停止に伴い、水道が使えなくなり、不安の声が寄せられています。停電で断水しているマンションに給水車の派遣が必要ではないかと思いますが、対応についてお尋ねいたしまして、質問を終わります。 ○前田敏議長 上下水道部長。 ◎技監兼上下水道部長(福井誠) 停電に伴いますマンションへの給水車の件ということでございますけれども、冒頭、市長からの説明でもございましたように、受水槽のところに蛇口、共用栓がついておる状況でございます。それを利用していただくことによりまして対応していただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。以上でございます。 ○前田敏議長 質疑を終わります。 本件に関し、これを承認するに異議ありませんか。     (異議なしの声あり) 異議ないものと認めます。 よって、報告第9号、処分報告については、これを承認するに決しました。 次に、日程第2、報告第10号、平成29年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率についてを議題に供します。 理事者の説明を求めます。総合政策部長~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △報告第10号 平成29年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率について 地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第3条第1項及び第22条第1項の規定により、平成29年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率について、次のとおり報告する。  平成30年9月5日 提出       池田市長 倉田 薫~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~総合政策部長(衛門昭彦) ただいま上程になりました報告第10号、平成29年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率について御説明申し上げます。 恐れ入りますが、議案及び説明並びに参考資料の37ページをお開き願います。 本件につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、健全化判断比率4指標の状況と公営企業における資金不足比率について御報告申し上げるものでございます。 38ページの表を御参照願います。 上の表の健全化判断比率から御説明いたします。 まず、実質赤字比率でございますが、この指標は、一般会計の実質赤字額が標準財政規模に占める割合をあらわすものでございます。 平成29年度決算は17年連続の黒字決算となり、赤字額は生じておりません。したがいまして、「-」表示といたしております。 なお、各指標の算定の分母となる標準財政規模につきましては、一般財源ベースの標準的な財政規模をあらわすもので、本市の平成29年度の標準財政規模は、臨時財政対策債発行可能額を含めまして208億7,382万5千円となっております。 次に、実質赤字比率でございますが、これは一般会計と財産区を除く特別会計及び企業会計の全ての会計をトータルした実質赤字額が標準財政規模に占める割合をあらわすものです。 本市の場合は、昨年度まで生じておりました国民健康保険特別会計の実質赤字も平成29年度決算で解消し、全会計で黒字または資金剰余が生じており、連結実質赤字額は生じておりませんので、「-」表示となっております。 次に、実質公債費比率でございますが、これは一般会計における地方債の元利償還金と一般会計から繰り出している公営企業債の償還のための準元利償還金の合計額が標準財政規模に占める割合をあらわすもので、3カ年の平均値で表示することとなっております。 本市の場合は、平成27年度からの平均で4.7%となっており、早期健全化基準の25%を下回っている状況でございます。 次に、将来負担比率でございますが、これは一般会計が将来にわたって負担すべき負債総額が標準財政規模に占める割合をあらわします。 一般会計が負担すべき負債につきましては、地方債の現在高、退職手当の支給予定額、公営企業債の償還に充てる一般会計の負担見込額などとなっております。 本市の場合は、その総額が標準財政規模の15.4%となっており、早期健全化基準の350%を下回っている状況でございます。 次に、下の表の公営企業における資金不足比率でございます。 資金不足比率につきましては、それぞれの企業における資金不足額と事業の規模を比較するものでございます。 病院事業会計、水道事業会計及び公共下水道事業会計の全ての公営企業で資金不足はございません。したがいまして、「-」表示といたしております。 以上、本市の財政につきましては、引き続き健全な段階にありますことを御報告申し上げます。よろしくお願い申し上げます。 ○前田敏議長 説明は終わりました。 本件に関し、質疑願います。小林吉三議員。 ◆小林吉三議員 報告第10号、平成29年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率についてお尋ねいたします。 平成29年度は、17年連続の黒字決算ということで、実質赤字比率は「-」表示、連結実質赤字比率も関連会計を対象とした連結でも黒字ということで、同様の表示ということでした。 この計算の分母になる標準財政規模は208億7千万円ということでしたが、そのうち臨時財政対策債発行可能額についてお聞かせください。 2点目ですけれども、実質公債費比率、3カ年の平均値ということですけれども、昨年の4.4%から4.7%に上がっています。単年度で言うと5.1%になるのではないかと思います。昨年度、単年度で4.1%になっていると思いますけれども、1.0%以上上がるというのは、割合で言うと大きい値だと思います。単年度の実質公債費比率とその数値が上がっている要因についてお聞かせください。 3点目は、実質公債費比率の分子になっている地方債の元利償還金、準元利償還金の額についてお聞かせください。 4点目ですけれども、将来負担比率は平成28年度から大きく下がっています。この要因についてお聞かせください。また、平成29年度の負債の総額、そして負債の内訳についてお聞かせください。以上、よろしくお願いします。 ○前田敏議長 総合政策部長。 ◎総合政策部長(衛門昭彦) ただいまの小林吉三議員さんの御質問に御答弁申し上げます。 まず、標準財政規模のうち、臨時財政対策債発行可能額でございますが、16億5,213万7千円となってございます。 続きまして、実質公債費比率が単年度で約1%増加している件でございますが、これは元利償還金で約2億円増加しているものでございます。 続きまして、地方債の元利償還金でございますが、34億1,424万3千円となっております。準元利償還金につきましては8億4,853万3千円でございます。 それから、将来負担比率のパーセントが8%ほど減っておりますが、これにつきましては、充当可能基金ということで、8億8,582万円増加しておりまして、これが最大の要因と考えております。 続きまして、将来負担額の総額でございますが509億3,831万9千円、内訳といたしまして、地方債の現在高が337億3,582万1千円、公営企業債の償還に充てる一般会計の負担見込額が130億5,101万3千円、退職手当の負担見込額が41億5,148万5千円となっております。以上でございます。 ○前田敏議長 質疑を終わります。 これをもって報告第10号を終わります。 次に、日程第3、報告第11号、処分報告、専決第6号、池田市立幼稚園条例の一部改正についてを議題に供します。 理事者の説明を求めます。管理部長。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △報告第11号 処分報告について 地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、池田市立幼稚園条例の一部を改正する条例を次のとおり専決処分したので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求める。  平成30年9月5日 提出       池田市長 倉田 薫理由 子ども・子育て支援法施行令の一部改正及び子ども・子育て支援法施行規則の一部改正に伴い、本条例の一部を改正する必要が生じたので専決処分したものである。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎管理部長(亀井隆幸) ただいま上程になりました報告第11号、処分報告について、専決第6号、池田市立幼稚園条例の一部改正について御説明申し上げます。 恐れ入りますが、議案及び説明並びに参考資料(その2)の1ページから19ページまでを御参照賜りたいと存じます。 今回の改正は、子ども・子育て支援法施行令の一部を改正する政令及び子ども・子育て支援法施行規則の一部を改正する内閣府令が平成30年8月31日に公布、9月1日に施行されたことに伴い、本条例の一部改正について専決処分させていただいたものでございます。 改正の内容でございますが、7ページをお開き願いたいと存じます。 別表第2の改正関係でございますが、未婚のひとり親に係る保育料について、地方税法に規定する寡婦(寡夫)控除を適用して算定することを定めるとともに、園児の保護者及び当該保護者と同一の世帯に属するものが保育料の基準となる日に指定都市の区域内に住所を有した者であった場合における市町村民税の所得割の額の計算方法について定めるものでございます。あわせて所要の規定の整備を行うものでございます。 改正条例附則関係でございますが、この条例は平成30年9月1日から施行するものとし、また、所要の経過措置を設けるものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、説明を終わらせていただきます。御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○前田敏議長 説明は終わりました。 本件に関し、質疑願います。白石啓子議員。 ◆白石啓子議員 報告第11号、処分報告について、専決第6号、池田市立幼稚園条例の一部改正についてお尋ねいたします。 子ども・子育て支援法施行令の一部改正及び子ども・子育て支援法施行規則の一部改正に伴い、本条例の一部を改正する必要が生じたので専決処分にしたものであるとあります。 国が、みなし寡婦から寡婦を認めたので、これまでのみなし寡婦、今まで池田市が市独自でしていたのに、国が定めた分、これまでやっていた国の補助金が出るのかどうか、お尋ねいたします。 それと、私立、公立の幼稚園についてもお尋ねいたします。 ○前田敏議長 管理部長。 ◎管理部長(亀井隆幸) 白石議員さんの御質問に御答弁申し上げます。 今回の改正の関係で、今、補助金という言葉がございましたですけれども、もともとこの4月から、いわゆる応能負担を適用させていただきまして、それをこの4月から実施させていただいているところでございます。 今回の改正の背景は、いわゆる未婚のひとり親を地方税法上の寡婦としてみなした上で、その保育料に係る市町村民税の算定を行って、いわゆるひとり親家庭の支援の充実を図るということですので、通常、今までの税法上の寡婦については適用をしておりましたが、今回、未婚のひとり親家庭についてもそういう適用をさせていただくというものでございますので、直接的な補助金とは関係ないものというふうに考えておりますが、今回このひとり親家庭が実際に対象になるのかということとなりますと、現在の段階におきましては、みなし寡婦の適用となるような方はおられないというところが現状でございます。以上でございます。 ○前田敏議長 白石啓子議員。 ◆白石啓子議員 再質問させてください。 今まで市がみなし寡婦の援助をしていましたね。それを今度、国がするということになれば、損失、まあ言うたら今まで出ていた補助があるのかどうか。市として今後どうしていくのかというのをお尋ねします。 ○前田敏議長 管理部長。 ◎管理部長(亀井隆幸) 白石議員さんの御質問に御答弁申し上げます。 今回の改正につきましては、保育料の算定に対して、みなし寡婦を通常の税法上の寡婦と同様の形としてみなすということですので、そこの部分については特に変更がないものというふうには考えております。以上でございます。 ○前田敏議長 質疑を終わります。 本件に関し、これを承認するに異議ありませんか。     (異議なしの声あり) 異議ないものと認めます。 よって、報告第11号、処分報告については、これを承認するに決しました。 次に、日程第4、議案第70号、池田市立石橋会館条例の制定についてを議題に供します。 理事者の説明を求めます。総合政策部長~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △議案第70号 池田市立石橋会館条例の制定について 池田市立石橋会館条例を次のように制定する。  平成30年9月5日 提出       池田市長 倉田 薫理由 本市に市立石橋会館を設置することに伴い、本条例を制定するものである。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~総合政策部長(衛門昭彦) ただいま上程になりました議案第70号、池田市立石橋会館条例の制定について御説明申し上げます。 恐れ入りますが、議案及び説明並びに参考資料の41ページから51ページまでを御参照願います。 本条例につきましては、平成31年4月に供用開始予定の池田市立石橋会館の設置に関する事項を定めるものでございます。 条例の内容でございますが、48ページをお開き願います。 まず、第1条関係でございますが、石橋会館の設置について、第2条関係では、石橋会館の位置について定めるものでございます。 次に、第3条関係から第7条関係までは、指定管理者による管理について、第8条関係では、開館時間及び休館日について定めるものでございます。 第9条及び第10条関係では、それぞれ使用の許可並びに制限について、第11条及び第12条関係では、それぞれ使用料並びに使用料の不還付について定めるものでございます。 次に、第13条関係から第16条関係では、会館の使用に関する事項について、第17条関係では、損害賠償の義務について、第18条関係では、本条例の施行に係る必要事項の規則への委任について定めるものでございます。 附則関係でございますが、この条例は平成31年4月1日から施行するものであること、また、準備行為を定めるとともに、関係条例の規定を整備するものでございます。 最後に、別表関係でございますが、使用料の額について定めるものでございます。 まことに簡単ではございますが、説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○前田敏議長 説明は終わりました。 本件に関し、質疑願います。白石啓子議員。 ◆白石啓子議員 議案第70号、池田市立石橋会館条例の制定についてお尋ねいたします。 市立石橋会館を設置することに伴い、本条例を設置するということであります。指定管理者による管理とありますが、今まで会館にいた管理人を置かないと聞いています。会館の申し込みや鍵の受け渡し、掃除などの管理人がしていた業務は今後どうなるのか、お尋ねいたします。 また、使用時間について、これまで夜間は午後10時までだったのに、午後9時までとなっています。短過ぎるのではないかと思いますが、これまでの使用状況についてお尋ねいたします。 ○前田敏議長 総合政策部長。 ◎総合政策部長(衛門昭彦) ただいまの白石議員さんの御質問にお答えをいたします。 まず、これまで管理人さんが住み込みでいらっしゃいましたけれども、今後の指定管理といたしましては、新たな運営委員会を立ち上げていただきまして、通いでの管理人を想定いたしております。 それから、使用の状況でございますが、今回、午前9時から午後10時までの開館時間を短くしておりますが、これまでの実績が非常にそこは少ないということで、地域の皆様との協議の結果、午前9時から午後9時までの開館時間とさせていただいたものでございます。以上でございます。 ○前田敏議長 質疑を終わります。 では、議案第70号、池田市立石橋会館条例の制定については、総務常任委員会において御審査願うことにいたします。 次に、日程第5、議案第71号、池田市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題に供します。 理事者の説明を求めます。子ども・健康部長。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △議案第71号 池田市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について 池田市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を次のように定める。  平成30年9月5日 提出       池田市長 倉田 薫理由 家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、本条例の一部を改正するものである。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎子ども・健康部長(岡田和也) ただいま上程になりました議案第71号、池田市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について御説明申し上げます。 恐れ入りますが、議案及び説明並びに参考資料53ページをお開きください。 本条例は、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、本条例の一部を改正するものです。 次に、条例の内容について御説明申し上げます。 57ページをお開きください。 第7条、第17条及び第46条の改正関係については、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、連携施設及び食事の提供の特例の規定を改めるものです。 次に、附則の改正関係については、家庭的保育事業における食事の提供の経過措置を設け、また、あわせて文言の整理を行うものです。 次に、改正条例附則関係については、この条例は公布の日から施行するものでございます。 簡単ではございますが、説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○前田敏議長 説明は終わりました。 本件に関し、質疑願います。藤原美知子議員。 ◆藤原美知子議員 議案第71号、池田市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてお尋ねいたします。 本条例改正は、厚生労働省の省令第61号の一部改正に伴うものということであります。2点質問したいと思います。 まず、1点目は、食事の提供の特例の規定を改めるということでありますが、家庭的保育事業は、ゼロ歳から2歳までの乳幼児が対象で、安全面、栄養面など、より注意が必要な食事の提供が求められると思います。自園調理ができない場合の外部搬入に民間事業所を加えることになりますが、安全面、栄養面など今後どのような形でチェックをしていこうと考えておられるか、お尋ねをしたいと思います。 もう一点は、食事の提供の経過措置について、5年から10年へと延長されるということであります。これを延長すれば、自園調理への環境整備ができるのかどうか、この間の状況も踏まえてお答えいただきたい。そして、5年間では進まなかったというのはどこに原因があると考えておられるのか、この点についてお尋ねをします。以上です。 ○前田敏議長 子ども・健康部長。 ◎子ども・健康部長(岡田和也) 藤原議員さんの御質問にお答えいたします。 まず、食事の提供に関する特例のことでございますが、ただ、池田市の実例を申し上げますと、この家庭的保育事業、いわゆる5人以下の保育ママというのは、実際そういった事業はしておりません。まず、今後も、もしそういう形で認可という形にする場合、やはりこれはなかなか難しいのではないかなと。 まず、一つは、保育料自体は、これは認可保育所と小規模保育事業も全く一緒でございます。これに例えば保育ママになりますと、保護者の方はやっぱり認可保育所を望まれますので、家庭的保育事業の食事の提供の特例でございますけれども、あくまでこれは国のほうが全国レベルの省令という形で出したものでございますから、池田市にとっては、そういった事業をしていませんけれども、今回、条例の改正という形に対応したということでございます。 それと、あと経過措置について、今5年を10年という形なのですけれども、もともとこれは制度の始まる平成27年4月以前に、こういった保育ママをされた事業所に対しての経過措置が5年間であったと。ただ、5年では、もともと保育ママの事業者さん自体が個人でされているところが多い。例えば、自分の家で保育をするというのが条件でございますから、今の特例で外部搬入で認められる連携施設あるいは関連法人、学校給食センター自体がもともとなかなか困難であったと。それであれば、当然そういう実績があるものに広げてもいいのかなというような形で、国のほうが省令を改正されたと思います。 ただ、今、現状は、例えば弁当対応でされているところもございますしという形でございますので、10年でできるだけ、この経過措置の間で、自園調理になるような体制を整えてくださいよというのが、今回の省令も含めて、今回の池田市の条例の一部改正の趣旨でございます。以上でございます。 ○前田敏議長 藤原美知子議員。 ◆藤原美知子議員 御答弁ありがとうございます。 池田市ではないので、なかなか考えられないかと思うのですけれども、全国的にやっているから条例に記載しないといけない。これもよくわかります。 でも、万が一、今後そういうことができた場合には、やっぱり先ほど私が質問しましたように、ゼロ・2歳って本当にちょっとした変化でも大きな影響を与えますので、やっぱり安全面、栄養面をどのように確保していくのかというのは、これから十分考えておかないといけない。条例に掲げた限りは、やっぱりそういったことも考えておかなければならないというふうに私は思うのですが、そのあたりの見解だけお聞かせください。以上です。 ○前田敏議長 子ども・健康部長。 ◎子ども・健康部長(岡田和也) 今現在、当然、認可保育所、あるいはもともとの認可外の保育施設のガイドラインもございますし、当然、そういった形に準じながら、もし今回のようなケースも出てきましたら、当然、市としてそういったものを定めた上で、給食の提供については指導していきたいなとは思っております。以上でございます。 ○前田敏議長 質疑を終わります。 では、議案第71号、池田市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正については、厚生常任委員会において御審査願うことといたします。 次に、日程第6、議案第72号、池田市北部大阪都市計画国道176号沿道地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正についてを議題に供します。 理事者の説明を求めます。都市建設部長~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △議案第72号 池田市北部大阪都市計画国道176号沿道地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について 池田市北部大阪都市計画国道176号沿道地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例を次のように定める。  平成30年9月5日 提出       池田市長 倉田 薫理由 建築基準法の一部を改正する法律の施行に伴い、本条例の一部を改正するものである。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~都市建設部長(鎌田耕治) ただいま上程になりました議案第72号、池田市北部大阪都市計画国道176号沿道地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。 恐れ入りますが、議案及び説明並びに参考資料の69ページから73ページを御参照いただきたいと思います。 改正の理由でございますが、建築基準法の一部を改正する法律の施行に伴い、建築基準法第52条第6項の規定が改正され、本条例において建築物の容積率の最高限度の規定を定めていることから、条例の一部を改正するものでございます。 内容についてでございますが、71ページをお開き願いたいと思います。 第4条関係でございますが、建築基準法の一部を改正する法律の施行に伴い、老人ホームなどの共用の廊下及び階段について、共同住宅と同様に容積率の算定基礎となる床面積から除外するものでございます。 附則でございますが、本改正条例は公布の日または建築基準法の一部を改正する法律第1条の規定の施行の日のいずれか遅い日から施行するものでございます。 以上、簡単ではございますが、説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○前田敏議長 説明は終わりました。本件に関し、質疑願います。小林吉三議員。 ◆小林吉三議員 議案第72号、池田市北部大阪都市計画国道176号沿道地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正についてお尋ねいたします。 本議案は、建築基準法の一部を改正する法律の施行に伴い、改正されるとの説明でした。 質問の1点目ですけれども、容積率の緩和、共同住宅と同様に老人ホーム等の共用の廊下及び階段について容積率の算定基礎としないということに改正された背景についてお聞かせください。 2点目ですけれども、この地区計画は、大阪府指定のみどりの風促進区域のうち、国道176号沿道の指定された区域内において、緑化や景観などの一定の要件を全て満たして建築される場合に、建蔽率や容積率が緩和されるということが制定されたものですけれども、この制度が適用された件数をもし今お持ちでしたらお聞かせください。 3点目ですけれども、平成9年に共同住宅について共用廊下と階段について容積率の算定基礎となる床面積から除外するという法の改正があったわけですけれども、このとき老人ホーム等がこの緩和に入らなかった理由についてお聞かせください。 4点目ですけれども、改正される文言で「老人ホーム等」という用語がありますが、「老人ホーム等」の定義の中にはどのようなものが含まれるのか、お聞かせください。以上、よろしくお願いします。 ◎都市建設部長(鎌田耕治) 小林吉三議員の御質問に順次お答え申し上げます。 まず、今回の建築基準法の改正の背景でございますが、まず建築基準法の改正につきましては、既存ストックの活用の促進を図るためという大前提がございまして、今回、高齢者社会になりまして、老人ホームなどの需要が高まっておる中で、共同住宅から老人ホームなどへの転用、用途変更をする場合において、共同住宅としてはもう大きい容積をいただいている分でございますけれども、それを用途変更すると容積オーバーになってしまうという障害が出てまいりますので、同様に共同住宅の算定に合わせて用途変更を促して、既存ストックの活用を図るというのが目的であると聞いております。 それと、この地区計画の申請における届け出などの件数でございますが、区域内におきましては、平成24年4月1日の創設から57件の申請がございますが、57件中、この建蔽率や容積率の緩和に至った物件については、現在ゼロ件でございます。 それと、平成9年に共同住宅が容積の緩和を改正されたということで、なぜ共同住宅だけだったのかということでございますが、その当時の時代の背景といたしまして、高齢化社会というよりは共同住宅、要するに住宅についての需要が高かったため、そういう容積の緩和を受けて、戸数の増減を図ったというふうに考えられております。 それと、4点目、「老人ホーム等」ということでございますが、それらの関連する規定の用途につきましては、特別養護老人ホーム、グループホーム、有料老人ホーム、また児童福祉施設などは、これに該当するということでございます。以上でございます。 ○前田敏議長 質疑を終わります。 では、議案第72号、池田市北部大阪都市計画国道176号沿道地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正については、土木消防常任委員会において御審査願うことにいたします。 次に、日程第7、議案第73号、池田市建築基準法施行条例の一部改正についてを議題に供します。 理事者の説明を求めます。都市建設部長~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △議案第73号 池田市建築基準法施行条例の一部改正について 池田市建築基準法施行条例の一部を改正する条例を次のように定める。  平成30年9月5日 提出       池田市長 倉田 薫理由 建築基準法の一部を改正する法律の施行に伴い、手数料に係る規定について、項目を追加する等の必要が生じたため、本条例の一部を改正するものである。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~都市建設部長(鎌田耕治) ただいま上程になりました議案第73号、池田市建築基準法施行条例の一部改正についてでございますが、御説明申し上げます。 恐れ入りますが、議案及び説明並びに参考資料の75ページから79ページを御参照いただきたいと思います。 改正の理由でございますが、建築基準法の一部を改正する法律の施行に伴い、手数料に係る規定について、項目を追加する等の必要が生じたため、本条例の一部を改正するものでございます。 内容についてでございますが、77ページをお開きいただきたいと存じます。 別表の改正でございますが、建築基準法の一部を改正する法律の施行に伴い、建築基準法の施行に係る申請に必要な手数料のうち、建築基準法第43条第2項第1号に規定する認定に必要な手数料等の規定を追加し、また、あわせて所要の規定の整理を行うものでございます。 附則でございますが、本条例改正につきましては、公布の日または建築基準法の一部を改正する法律第1条の規定の施行の日のいずれか遅い日から施行するものでございます。 以上、簡単ではございますが、説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○前田敏議長 説明は終わりました。 本件に関し、質疑願います。小林吉三議員。 ◆小林吉三議員 議案第73号、池田市建築基準法施行条例の一部改正についてお尋ねいたします。 本議案は、建築基準法の一部改正の施行に伴い、手数料に係る規定について項目を追加されるということです。議案書の79ページの別表なのですけれども、手数料の新たな規定が2点、改正後の7の項目、道路に2m以上接しなければならないという接道義務と39の項が加わりますが、それぞれ規定された背景についてお聞かせください。 2点目ですけれども、改正される手数料の額について、その根拠についてお聞かせください。 3点目は、建築基準法では「道」と「道路」と用語が使い分けられています。それぞれどのように規定されているのか、概略をお聞かせください。以上、よろしくお願いします。 ○前田敏議長 都市建設部長。 ◎都市建設部長(鎌田耕治) ただいまの小林吉三議員さんの御質問に順次お答え申し上げます。 別表の7項と39項の追加についての背景ということでございますが、もともと建築基準法の中で、道路に2m以上接道しなければならないという規定の中で、建築基準法の道路以外の道というものがございまして、それらについては建てる前にこの許可が必要であったと。建築審査会の同意が必要であって、非常に手間のかかる申請であったということの許可でございますが、今回、この7の項が追加されましたのは、法運用から随分年数がたってまいりまして、一定の安全基準を満たすものであれば、簡易な認定で処理をしようということで、申請の期間を短くしたり、申請手数料を安くしたりということで、迅速な処理ができるような形で今回改正されたということでございます。ですから、建築審査会の同意が必要のない申請として2万7千円という形でございます。 39項でございますが、これは、特に今現在、改正された背景といたしましては、オリンピック関連で、通常の仮設建築物というのは1年以内の許可と定められておったものが、オリンピックの背景を見ますと、プレオリンピックから施設がずっと1年以上存在する期間が生じるということに対して、この法律で許可をできないということになりまして、1年以上の許可を定めたものでございます。こちらのほうにつきましては、逆に建築審査会の同意が必要ということで、16万円という形になっております。 額についても、先ほど一部説明しましたとおり、建築審査会の同意が第43条第2項第1号のほうは要らないので2万7千円、第85条第6項のほうにつきましては建築審査会の同意が必要になってきますので16万円という形で、事務手数料として増減という形の対応でございます。 この額につきましては、大阪府域として、狭い府域でございますので、大阪府と同額にさせていただいております。 あと、道路と道についてでございますが、建築基準法上の道路といいますのは、4m以上の公共の例えば市の認定道路というのが代表的なものでございまして、それ以外のもの、例えば私道で4mないものなどについては、特に道路でないという判断になってございます。いわゆる勝手道などにつきましては、空地という呼び方をしておりまして道、建築基準法上のものにつきましては道路というふうな定義で区別しておるものでございます。以上でございます。 ○前田敏議長 質疑を終わります。 では、議案第73号、池田市建築基準法施行条例の一部改正については、土木消防常任委員会において御審査願うことにいたします。 次に、日程第8、議案第74号、池田市立図書館条例の一部改正についてを議題に供します。 理事者の説明を求めます。教育部長。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △議案第74号 池田市立図書館条例の一部改正について 池田市立図書館条例の一部を改正する条例を次のように定める。  平成30年9月5日 提出       池田市長 倉田 薫理由 池田市立図書館の移転に伴い、本条例の一部を改正するものである。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育部長(齋藤滋) ただいま上程になりました議案第74号、池田市立図書館条例の一部改正について御説明申し上げます。 恐れ入りますが、議案及び説明並びに参考資料の81ページから85ページを御参照願います。 本件は、池田市立図書館を移転することに伴いまして、本条例の一部を改正するものでございます。 それでは、内容につきまして、83ページを御参照願います。 まず、第2条につきまして、移転に伴い、その位置を改めるものであること、また、現在の図書館駐車場の管理が不要となるため、第8条の駐車場使用料に係ります規定及び駐車場使用料の別表を削るものでございます。 最後に、附則といたしまして、この条例は平成31年5月1日から施行するものであること並びに準備行為に係る規定を設けるものでございます。 簡単でございますが、説明は以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○前田敏議長 説明は終わりました。 本件に関し、質疑願います。藤原美知子議員。 ◆藤原美知子議員 議案第74号、池田市立図書館条例の一部改正についてお尋ねいたします。 市立図書館の移転に伴い、住所の変更、駐車場に関する規定を削るという内容であります。 委員会付託ですので、2点だけ質問させていただきたいと思います。 1点目は、サンシティの3階に移転をするということですけれども、これについては、私も何度か市の南部に図書館が欲しいということで求めてきましたので、歓迎をするものであります。ただし、箕面市とか豊能町でも3カ所、4カ所図書施設があるのです。そういったことを考えると、池田市はまだまだ図書館が少ないのではないかなというふうに私は思います。 本市でも、各地の人たちの利便性を考えるということであれば、丘の上の図書館を存続させながら新しく駅前に開設するという選択肢がなかったのかどうか。この点についてお尋ねいたします。 2つ目は、駐車場の問題です。 これまで丘の上の図書館では1時間以内は無料という形で使えておりました。今度はサンシティの駐車場を利用するということになるのかなと思うのですけれども、そうなりますと、これまで同様1時間以内無料という扱いができなくなるのかなというふうに心配をしておりますが、車で来られる方への配慮はどのように考えておられるのか、お尋ねをしておきたいと思います。以上です。 ○前田敏議長 教育部長。 ◎教育部長(齋藤滋) ただいまの藤原議員さんの御質問に答弁申し上げます。 サンシティのほうに移転するということで、現在の丘の上の図書館ですが、丘の上の図書館自体がもう老朽化しておりまして、蔵書はそのまま全部移転してサンシティのほうで集約して図書館のほうを運営していきたいと思います。 図書館の増設につきましては、今のところ、財政状況もありますのであれですが、石橋地区に拠点施設として新しく図書館をつくっていくというふうな計画案もございます。 それから、駐車場ですが、サンシティの駐車場は、サンシティそのものの駐車場であって、図書館の駐車場でございませんし、図書館の駐車場はありませんので、サンシティの駐車場を駐車料金を払って御利用いただくというようなことになるかと思います。以上でございます。 ○前田敏議長 質疑を終わります。 では、議案第74号、池田市立図書館条例の一部改正については、文教病院常任委員会において御審査願うことにいたします。 次に、日程第9、議案第75号、池田市立石橋会館新築及び池田市立なかよしこども園増築工事請負契約の締結についてを議題に供します。 理事者の説明を求めます。総務部長。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △議案第75号 池田市立石橋会館新築及び池田市立なかよしこども園増築工事請負契約の締結について 下記の請負契約を次のとおり締結する。          記1 契約の目的  池田市立石橋会館新築及び池田市立なかよしこども園増築工事2 契約方法   制限付一般競争入札3 契約金額   金203,040,000円4 契約の相手方 大阪市中央区北浜東2番16号         株式会社内藤ハウス         大阪支店         執行役員支店長 古澤一也  平成30年9月5日 提出       池田市長 倉田 薫理由 池田市立石橋会館新築及び池田市立なかよしこども園増築工事を施工するに当たり、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものである。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎総務部長(乾正澄) ただいま上程になりました議案第75号、池田市立石橋会館新築及び池田市立なかよしこども園増築工事請負契約の締結について御説明申し上げます。 恐れ入りますが、議案及び説明並びに参考資料の86ページをお開き願います。 本件につきましては、87ページに記載していますとおり、去る7月5日に制限付一般競争入札の公告を行い、5者から入札参加申請がございました。資格審査の結果、全てが入札参加資格要件を満たしておりましたので、8月16日に入札を行い、第1回目の入札において、消費税を含め2億304万円で株式会社内藤ハウス大阪支店が落札したもので、請負契約を締結するものでございます。 なお、工事の内容につきましては、総合政策部長のほうから御説明を申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ○前田敏議長 総合政策部長。 ◎総合政策部長(衛門昭彦) それでは、建築工事の内容につきまして、事前に配付させていただいた参考図面に基づき御説明申し上げます。 右下記載の図面番号1/4、工事概要書を御参照願います。 建物の概要でございますが、今回の工事では、池田市立石橋会館新築工事及び池田市立なかよしこども園増築工事を行うもので、建築工事に伴う電気設備工事、機械設備工事、外構整備工事並びに石橋前池公園外構整備工事などを行うものでございます。 建物は、どちらも鉄骨造地上1階建てで、延べ床面積は石橋会館が493㎡、なかよしこども園の増築園舎が465㎡となっております。 次に、図面番号2/4、付近見取図、配置図を御参照願います。 工事場所は石橋4丁目6番2号及び1号の一部で、石橋前池公園の西側、なかよしこども園の既存園舎の北側に石橋会館を新築し、その西側になかよしこども園を増築するものでございます。 次に、図面番号3/4、平面図を御参照願います。 石橋会館には、受け付け等を行う事務室を初め和室、調理室、多目的ホール、小集会室、大集会室などをそれぞれ配置し、なかよしこども園の増築園舎には、3歳以下の児童の保育室と調理室、子育て支援センターなどを配置するものでございます。 最後に、図面番号4/4でございますが、上段に石橋会館の立面図を、下段になかよしこども園の増築園舎の立面図を掲載いたしております。 まことに簡単ではございますが、説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○前田敏議長 説明は終わりました。 本件に関し、質疑願います。白石啓子議員。 ◆白石啓子議員 議案第75号、池田市立石橋会館新築及び池田市立なかよしこども園増築工事請負契約の締結についてお尋ねいたします。 今回、入札業者は、契約相手方ですが、株式会社内藤ハウスという初めて聞く名前なのですが、池田市内と大阪府内の実績についてお尋ねいたします。 それから、石橋会館の新築、そしてなかよしこども園の増築により、園庭が三角形になって狭く感じられるのですが、子どもたちが思い切り遊べる広さになっているのかお尋ねいたします。また、遊具についてもお尋ねいたします。 ○前田敏議長 総務部長。 ◎総務部長(乾正澄) ただいまの白石議員さんの御質問にお答えいたします。 この株式会社内藤ハウス大阪支店でございますが、本市での実績はございません。ただ、大阪府内におきましては、主にマンションや商業施設の立体駐車場を建設している案件が幾つかございます。以上でございます。 ○前田敏議長 子ども・健康部長。 ◎子ども・健康部長(岡田和也) 白石議員さんの園庭の面積について御答弁させていただきます。 もともとなかよしこども園ということで、保育所と幼稚園が同一敷地内にあったわけなのですが、確かにこの図面を見ますと保育所の面積は若干狭くなっておりますが、もともとなかよしこども園の幼稚園側の園庭がございますので、それと両方をうまく活用しながら対応したいと。 それと、もともと今回、幼保連携型認定こども園に移行するに当たりまして、園庭面積の基準というのがございますけれども、その面積基準は必要面積が706㎡なのですけれども、実際この幼稚園側と保育所側の園庭面積を合算しますと1,143㎡でございますので、認可基準は満たしているところでございます。 遊具につきましては、適時、低年齢児にあったような遊具等、当然そういうものを考えながら適切に、最新の遊具は安全性も大分満たしておりますので、そういったもので対応したいと思っています。以上でございます。 ○前田敏議長 内藤勝議員。 ◆内藤勝議員 ただいま上程されております議案第75号、池田市立石橋会館新築及び池田市立なかよしこども園増築工事請負契約の締結についてお伺いします。 今、内藤ハウスについては、白石議員からもありましたけれども、最近、契約案件で思うのですが、過去、倉田市長も議員時代、こういった大きな契約案件には、電気工事図面、管工事図面等々があったと思うのです。今回、本体については2億円強の予算ですけれども、電気工事については6,500万円という大きな契約内容だと思うのですが、こういったときに、どういった特徴のある電気工事をされるのかといった面が全然我々には示されておりません。しかし、これを契約案件として審議するわけなのでございますけれども、そこらの考え方についてお伺いしておきたいなと思います。 ○前田敏議長 総務部長。 ◎総務部長(乾正澄) ただいまの内藤議員さんの御質問にお答えしたいと思います。 確かに以前は電気工事等の図面もつけておったということでございますが、今回はつけておりません。申しわけないです。 ただ、今後の対応につきましては、一度検討したいというふうに考えますので、よろしくお願いいたします。 ○前田敏議長 質疑を終わります。 では、議案第75号、池田市立石橋会館新築及び池田市立なかよしこども園増築工事請負契約の締結については、総務常任委員会において御審査願うことにいたします。 次に、日程第10、議案第76号、(仮称)池田市立新学校給食センター建設用地造成工事請負契約の締結についてを議題に供します。 理事者の説明を求めます。管理部長。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △議案第76号 (仮称)池田市立新学校給食センター建設用地造成工事請負契約の締結について 下記の請負契約を次のとおり締結する。          記1 契約の目的  (仮称)池田市立新学校給食センター建設用地造成工事2 契約方法   随意契約3 契約金額   金447,320,880円4 契約の相手方 池田市緑丘2丁目8番13号         松井エンタープライズ株式会社         代表取締役 松井東一  平成30年9月5日 提出       池田市長 倉田 薫理由 (仮称)池田市立新学校給食センター建設用地造成工事を施工するに当たり、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものである。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎管理部長(亀井隆幸) ただいま上程になりました議案第76号、(仮称)池田市立新学校給食センター建設用地造成工事請負契約の締結について御説明申し上げます。 恐れ入りますが、議案及び説明並びに参考資料の108ページから127ページまでをお開き願いたいと存じます。 本議案は、(仮称)池田市立新学校給食センター建設用地造成工事を施工するに当たり、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 まず、契約の目的でございますが、新学校給食センター建設用地造成工事に係るものでございます。 契約金額及び契約の相手方でございますが、新学校給食センター整備事業におきまして、基本契約を締結しております株式会社第一食品を代表企業とするグループ構成企業のうちの土木企業者であります松井エンタープライズ株式会社と消費税を含めた4億4,732万880円で請負契約を締結するものでございます。 109ページには、建設用地造成工事の予定地を図示したものを付しておりますので、御参照賜りたいと存じます。 次に、110ページをお開き願いたいと存じます。 新学校給食センター整備事業に係る事業者の選定の経緯でございますが、平成29年4月28日に公募型プロポーザル、DBO方式による募集を行いましたところ、複数の企業で構成された一つのグループから参加の申し込みがあり、公正な事業者選定が行われるよう学識経験者等で構成する選定委員会を3回開催いたしました。応募者につきましては、株式会社第一食品グループの1グループでございました。 結果、選定事業者でございますが、代表企業は運営・維持管理を行います株式会社第一食品で、構成企業といたしまして、設計及び工事監理業務は株式会社小河建築設計事務所、建設は株式会社昭和工務店池田支店、調理設備は株式会社アイホー大阪支店、土木工事は松井エンタープライズ株式会社となっており、これらの構成企業を最優秀提案者として決定し、平成29年7月24日に基本契約の締結を行ったものでございます。 112ページから113ページには、参考といたしまして、新学校給食センター整備事業におけるこれまで実施いたしました設計業務、道路拡幅工事及び納税猶予地代替地整備工事の契約内容及び今回の契約内容について記載いたしておりますので、御参照賜りたいと存じます。 以上、まことに簡単ではございますが、説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○前田敏議長 説明は終わりました。 本件に関し、質疑願います。藤原美知子議員。 ◆藤原美知子議員 議案第76号、(仮称)池田市立新学校給食センター建設用地造成工事請負契約の締結についてお尋ねいたします。 新学校給食センターの造成工事について、議会の議決が必要ということで上程されたものであります。 2点お尋ねをしたいと思います。 既に第一食品グループとして土木事業者は松井エンタープライズに決まっていたものですけれども、造成工事については補助対象外ということで工事を先行して行うということであります。国の補正予算の関係で給食センターの開設予定が1年おくれとなってしまったわけですけれども、今年度の国の補助金確保について、今、大変努力をされていただいているというふうに思いますし、私も7月に政府交渉で要望してきたところであります。今年度の見通しと、万一補助金がつかない場合、また1年おくらせるのかという心配もあるかと思いますので、この点について見解を伺いたいと思います。 2点目は、契約金額ですけれども、事業者選定段階で提示された金額ということなのか。参考図面を見ますと、一部図面の中で、全部が土地を買収できたということではないみたいですので、欠けている場所がありますが、金額の算定はどのように行われたのか、お尋ねをしておきたいと思います。以上です。 ○前田敏議長 管理部長。 ◎管理部長(亀井隆幸) 藤原議員さんの御質問に御答弁申し上げます。 まず、補助金関係でございますが、昨年、本体工事のいわゆる補助金のほうが不採択になったということを受けとめまして、今回、補助採択の見通しということでございますが、平成31年度当初での補助申請を再度行っておるところでございます。 本年度も平成30年度における国の前倒し予算に向けて取り組んでいるといいますか、それに向けて対応しているということでございますけれども、具体的な動きといたしましては、大阪府市長会、それから近畿市長会、全国市長会におきまして、そのお力もおかりしながら要望活動を行ったほか、市長並びに副市長のほうも文部科学省に対して何度も要望活動を直接行っていただいているところでございます。とりわけ、文部科学大臣、文部科学副大臣、それから国の要職に対して直接お話をいただいたことも功を奏しまして、先日、国のほうから国会議員、それから文科省の官僚のほうも学校視察、とりわけ学校給食施設、給食センターのほうも視察をいただいております。 実際、現給食センターの視察をいただいて、今、現行の給食センターについて、こういう老朽化している状況であるから、私どもとしましては計画的に順次新しい給食センターの建設に向けて取り組んでいるという実情を十分理解していただいたのかなというふうに認識しております。 その結果、今現在、国のほうにおきましては、平成30年度の補正予算案ということで、そのメニューの中に学校給食施設の部分についてもメニュー出しというような形を検討されるというふうに聞いておりますので、今回につきましては明確にそういうものがあるということですので、今回は補助のほうが採択されるであろうというふうに期待しております。 もし、万が一つかなかったらということですが、そういうことは、ちょっと今回につきましては想定していないと言うたらおかしいですが、全力を挙げて獲得に向けて努力していきたいというふうに考えております。 それから、今回の契約の金額でございますが、もともとの提案金額というのは、建設の本体工事と合わせての提案金額という形になっておりましたので、今回、新たに、議員さんもおっしゃられましたように、この造成工事につきましては補助対象外ということもありますので、そこを切り分けて設計のほうから取り出しておる関係もありますので、再度調整して、そこを精査して、妥当な金額を調整して決定させていただいたということでございます。以上でございます。 ○前田敏議長 質疑を終わります。 では、議案第76号、(仮称)池田市立新学校給食センター建設用地造成工事請負契約の締結については、文教病院常任委員会において御審査願うことにいたします。 次に、日程第11、議案第77号、損害賠償の額を定めることについてを議題に供します。 理事者の説明を求めます。病院事務局長~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △議案第77号 損害賠償の額を定めることについて 下記のとおり損害賠償の額を定めるため、議会の議決を求める。          記1 相手方    ●● ●         ●●●●         ● ●●2 損害賠償の額 金50,000,000円  平成30年9月5日 提出       池田市長 倉田 薫理由 平成28年3月23日に死亡した●●●●氏に係る医療事故による●●●氏等に対する損害賠償の額を定めるため、地方公営企業法第40条第2項及び市立池田病院事業の設置等に関する条例第9条の規定に基づき、本議案を提出するものである。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~病院事務局長(福田哲郎) ただいま上程になりました議案第77号、損害賠償の額を定めることについて御説明申し上げます。 恐れ入りますが、議案及び説明並びに参考資料の128ページをお開き願いたいと存じます。 本件につきましては、下記のとおり、医療事故に伴う損害賠償の額を定めるため、議会の議決を求めるものでございます。 損害賠償の相手方は記載のとおりでございます。 損害賠償の額は5千万円でございます。 この額をもちまして和解したく存じますので、損害賠償の額を定める地方公営企業法第40条第2項及び市立池田病院事業の設置等に関する条例第9条の規定に基づきまして、本議案を提出するものでございます。 参考資料の129ページから130ページにかけまして、医療行為の内容、和解の経緯を記載させていただいておりますので、若干御説明を申し上げます。 平成28年3月17日、閉塞性黄疸の疑いで、かかりつけ医からの紹介により市立池田病院の外来を受診し、同日入院となり、入院後、急性膵炎を発症し、重症化したため、同年3月21日に高次医療施設へ転院となりましたが、同年3月23日に死亡されたものであります。その後、同年3月25日より計5回の院内事例検討会を開催し、本事案を検証した結果、同年4月25日、CTからの重症度の判定を正確に評価することがおくれたことについて、本院内部の体制に問題があったことを確認いたしました。御遺族様へは、同年4月17日に本事案の経緯を御説明し、同年6月18日にCTの所見について御説明を申し上げました。 その後、平成29年10月11日に、御遺族様より5千万円の損害賠償請求の書面が届き、院内の医療事故の報告や再発防止策を検討するMRM委員会、いわゆるメディカルリスクマネジメント委員会に報告をし、委員会より訴外での和解による早期解決が望ましいとの御意見を得ましたので、平成30年2月16日、再発防止策を送付するとともに、同年7月21日、御遺族様に謝罪を行い、解決金5千万円をお支払いすることで、仮合意書を締結したものでございます。 なお、MRM委員会からは、市立池田病院は、研修医を教育する立場であり、CTからの重症度の判定の正確な評価がおくれた点は、研修医をフォローする市立池田病院内部の体制における反省点であると思われるので、今後は環境整備を行うべきである。また、和解金の額については、保険会社も支払いの範囲内と考えており、損害としての額は過大な額ではないという意見をいただいております。 まことに簡単ではございますが、説明を終わらせていただきます。 最後になりましたが、当院でこのような医療事故が発生しましたことにつきまして、患者様、市民の皆様に深くおわびを申し上げます。以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○前田敏議長 説明は終わりました。 本件に関し、質疑願います。藤原美知子議員。 ◆藤原美知子議員 議案第77号、損害賠償の額を定めることについてであります。 医療事故による損害賠償事案ですけれども、議案書に詳細に書かれておりますので、私のほうからは1点だけ、こういった事故はもう二度と起こしてはならないというふうに思っておりますけれども、その再発防止に向けて、MRM委員会の意見のとおり、院内体制を含む環境整備がこれから必要になってくるというふうに思いますが、この方向性について詳しく聞かせていただけたらと思っております。以上です。 ○前田敏議長 病院事務局長。 ◎病院事務局長(福田哲郎) ただいまの藤原議員の御質問に対して御答弁申し上げます。 再発防止策につきましては、ERCP後の膵炎の予防・治療のため、院内規定というものを改めて設けさせていただいております。 内容につきましては、2人以上の消化器内科医師で検討して診察に当たる。診察及び診療方針について検討する。あるいは、重症化の際には迅速に対応するという細かな規定を設けさせていただいております。また、定期的に医師、看護師に対して、いわゆるERCP後の膵炎に関する研修を実施するということ。また、加えまして、CT検査等の検査結果の見落とし等を防止するために、電子カルテ上に、放射線医師からの結果を依頼した医師が未確認、見ていないという場合には、アラートが出るというようなシステムを設けまして、見落としを防止するというような策を検討しているところでございます。以上でございます。 ○前田敏議長 木下克重議員。 ◆木下克重議員 議案第77号、損害賠償の額を定めることについてでございますけれども、これはもう委員会付託でもありますし、そしてまた相手のあることで、示談が成立をいたしており、余りとやかく言うべき問題ではありませんので、私も藤原議員とはよく似たことでございますけれども、こういうことは絶対あってはならないということを要望にかえさせていただきたいなというふうに思います。 議案書を見ますと、平成28年3月17日にかかりつけの病院から紹介を受けて、その日に市立池田病院のほうに入院をされて、そして池田病院でカテーテル治療やあらゆる治療をしてよくならないから、日曜日の晩ぐらいに千里の救命救急センターのほうに行かれたということで、そして23日に亡くなられたと。御主人や娘さんにとったら、自分の母親が入院して1週間で亡くなるということは、本当にこれは痛ましいことであって、まずは本当に亡くなられた市民の冥福を心からお祈りを申し上げたいなというふうに思います。 ちょっと私はきょう、もうやめておこうかと思ったのですけれども、恐らく何人かはやったことがあるかもわかりませんけれども、私もこのカテーテル治療を十数回やっています。カテーテルといったら、血管のところに管を入れるということを言うのです。心臓とか、いろんな箇所に、細い管を入れて、薬を入れたり、いろんな処置をすることをカテーテル治療と言います。 肝臓の場合は、これを肝臓塞栓術と言います。だから、小さいがんができていたら、股の下から細い管を入れて、割ときつい抗がん剤を入れて潰すと。そして、そこにがんに対する栄養分になるようなものをやるのを防ぐために、そこの血管をきれいに塞いでしまうというのがカテーテルでありまして、これも大きく言えば手術なのです。割と危険を伴う手術でありまして、そして、私も今まで35年議員をやっていますけれども、こういう死亡事故があったのは、私の記憶では、これが2回目だったと思います。 そして、亡くなられた方には本当に申しわけないかもわかりませんけれども、大体土日をまたいでいます。ドクターが少ないときに大体こういう事例が起こってきておりまして、どうすることもできないかもわかりませんけれども、だけど、市民病院にとって、この患者さんはどうにもならない、どうにもできないという場合は、もうとことん診なくて、やっぱり阪大系は阪大系の病院で、千里の救命救急センターや、いろんなところの上部病院がありますので、それは連携をより密にこれからとり合って、やっぱり一人でもこういうことが絶対起きないように、私は今後内部で十分に徹底事項を強めていっていただきたいなというふうに思います。 それと、気になったのは、この議案書を見ますと、67歳の方の解決金が5千万円。これは支払いの範囲内で5千万円が適当でみたいなことが書いてあるわけです。人の命は5千万円では買えないですよ、こんなもの。だから、やっぱりこれからは、患者はもう医者を信じるしかないのです、はっきり言いまして。私もこれを十何回やっていて、まだ元気にぴんぴんやっていまして、医者は余りよくないと言うて、最近、大分医者から厳しい指導を受けて、倉田市長のほうから若干フォローをいただいておりますけれども、こういうことはもう絶対ないように、自信がなかったら自信がないで、やっぱり上の方に相談する。相談して、らちが明かなかったら、やっぱり千里の救命救急センターとか阪大病院とか、幸い池田病院の近くにはそういう病院がありますので、それを徹底していただくことを強く要望して終わりたいと思います。以上です。 ○前田敏議長 質疑を終わります。 では、議案第77号、損害賠償の額を定めることについては、文教病院常任委員会において御審査願うことにいたします。 次に、日程第12、議案第81号、平成30年度池田市病院事業会計補正予算を議題に供します。 理事者の説明を求めます。病院事務局長~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △議案第81号 平成30年度池田市病院事業会計補正予算(第1号)(総則)第1条 平成30年度池田市病院事業会計の補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。(収益的収入及び支出)第2条 平成30年度池田市病院事業会計予算(以下「予算」という。)第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を、次のとおり補正する。               収入                                (単位:千円)科目既決予定額補正予定額計第1款 病院事業収益12,115,679190,00012,305,679第2項 医業外収益288,419140,000428,419第3項 特別利益-50,00050,000               支出                                (単位:千円)科目既決予定額補正予定額計第1款 病院事業費用12,478,89850,00012,528,898第3項 特別損失-50,00050,000       平成30年9月5日 提出                           大阪府池田市長 倉田 薫~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~病院事務局長(福田哲郎) ただいま上程になりました議案第81号、平成30年度池田市病院事業会計補正予算(第1号)について御説明を申し上げます。 恐れ入りますが、議案及び説明並びに参考資料の139ページをお開き願いたいと存じます。 今回の補正につきましては、一般会計繰入金の追加及び医療事故の和解に伴う損害賠償に係る補正をさせていただくものでございます。 第2条、収益的収入及び支出でございますが、収入では1億9千万円を増額しまして、総額を123億567万9千円とするものでございます。 支出では5千万円を増額しまして、総額を125億2,889万8千円とするものでございます。 次に、141ページにまいりまして、補正予算実施計画でございますが、後段の説明書により御説明申し上げますので、恐れ入りますが、150ページをお開き願いたいと存じます。 収益的収入の病院事業収益1億9千万円の追加は、医業外収益、他会計負担金で、高度医療に要する経費への繰入金として、一般会計より1億4千万円、特別利益、その他特別利益で、医療事故の和解金の支出に対しまして、当院が加盟しております医師賠償責任保険より全額補填される保険金として5千万円を追加するものでございます。 収益的支出では、病院事業費用、特別損失、その他特別損失5千万円は、医療事故損害賠償の和解金として5千万円を追加しております。 なお、医療事故に伴います和解金の額につきましては、先の議案第77号を上程させていただいております。 以上、まことに簡単ではございますが、説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。以上でございます。 ○前田敏議長 説明は終わりました。 本件に関し、質疑願います。小林吉三議員。 ◆小林吉三議員 議案第81号、池田市病院事業会計補正予算(第1号)についてお尋ねいたします。 本補正は、収益的収入に1億9千万円を加え、収益的支出に5千万円を加えるものです。 先ほどの議案で議論がありましたけれども、今回の議案には医療事故に係るものも入っております。亡くなられた市民の方に哀悼の意を表するものです。確実な再発防止策の実践を私は求めるものです。 質問の1点目、150ページの収益的収入と収益的支出の表で、その他特別利益の項目にある医師賠償責任保険ですけれども、大阪府医師会の記述があります。大阪府医師会と医師賠償責任保険との関係、また賠償金が支払われる仕組みについて、お聞かせください。 2点目は、当初予算で収益的収入121億1,567万9千円、収益的支出124億7,889万8千円で、3億6,321万9千円の赤字となっていました。今回、高度医療への対応ということで、一般財源からの繰り入れがあったわけですけれども、平成30年度の現状の収支見込みについてお聞かせください。以上、よろしくお願いします。 ○前田敏議長 病院事務局長。 ◎病院事務局長(福田哲郎) 小林吉三議員のただいまの御質問に順次お答え申し上げます。 まず、1点目、医師賠償保険の件ですけれども、それぞれのかかわりということで、まず保険の加入先につきましては、大阪府医師会が保険の加入先ということになっております。取り扱いの代理店として大阪府医師協同組合、それから、実際の保険の取り扱い会社といたしまして損害保険ジャパン日本興亜株式会社というふうなかかわりになっております。 次に、平成30年度の決算見込みということでございますが、現在のところ当初予算どおりに推移をしているところでございます。以上でございます。 ○前田敏議長 質疑を終わります。 では、議案第81号、平成30年度池田市病院事業会計補正予算は、文教病院常任委員会において御審査願うことにいたします。 次に、日程第13、議案第82号、平成30年度池田市国民健康保険特別会計補正予算を議題に供します。 理事者の説明を求めます。福祉部長。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △議案第82号 平成30年度池田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 平成30年度池田市の国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。(歳入歳出予算の補正)第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ74,766千円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ10,560,463千円とする。2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。  平成30年9月5日 提出    大阪府池田市長 倉田 薫~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ◎福祉部長(小松伸) ただいま上程になりました議案第82号、平成30年度池田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につきまして御説明を申し上げます。 恐れ入りますが、議案書は151ページから164ページをお開き願います。 今回の補正は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ7,476万6千円を追加し、予算総額をそれぞれ105億6,046万3千円とするものでございます。 それでは、歳出から事項別に御説明を申し上げます。議案書は158ページをお開き願いたいと存じます。 歳出につきましては、款6諸支出金、項1償還金及び還付加算金、目5償還金について、平成29年度療養給付費等負担金、また特定健康診査等負担金に係る国・府支払基金への精算による償還金1億3,583万6千円を追加するものでございます。 また、159ページの款7、項1、目1の繰上充用金は、平成29年度決算において累積赤字が解消され、不要となった8,500万円を減額するというものでございます。 加えて、160ページは、歳入歳出の差額を款8、項1、目1の予備費としまして2,393万円を計上するものでございます。 次に、歳入について御説明を申し上げます。 恐れ入りますが、156ページまでお戻り願います。 款6、項1、目1の繰越金につきましては、平成29年度の実質収支の黒字分である7,476万6千円を前年度繰越金として計上するというものでございます。 説明は以上でございます。よろしく御審査賜りますようお願い申し上げます。 ○前田敏議長 説明は終わりました。 本件に関し、質疑願います。藤原美知子議員。 ◆藤原美知子議員 議案第82号、平成30年度池田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてお尋ねいたします。 本補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7,476万6千円を追加し、総額を105億6,046万3千円とするものであります。 2点質問したいと思います。 1点目は、累積赤字が全て解消されたということで、予算化していた繰上充用金も不要になるほど黒字になった。これは医療費の支出が少ないという点で本当に喜びたいと思いますが、繰上充用金を2年前ぐらいから予算に計上されておりますけれども、あえて予算化する必要はないのではないかというふうに考えますが、今後のことも含めて見解を伺いたいと思います。 2点目は、医療給付費についてですが、1人当たりの医療費は毎年そのときの流行によって変化があると思いますけれども、前年度と比べて今回はどのぐらい減少しているのか、お聞かせをいただきたいと思います。1人当たりの医療費です。その傾向は平成30年度も続いているのかどうか。この点について、よろしくお願いいたします。 ○前田敏議長 福祉部長。 ◎福祉部長(小松伸) 藤原議員さんの御質問に順次お答え申し上げたいと思います。 まず、繰上充用金でございますが、当初予算に必要なのかどうか。本市としましても保険者として、いろんな要素を加味し、検証した結果の予算取りではございましたが、確かに予想を上回る給付総額の減額ということが生じまして、若干当初の想定とは違った形になりましたが、これは粛々と今後も適正な予算化に努めてまいりますので、引き続き厳なる検証を重ねさせていただきたいと存じます。 また、医療費総額でございますが、1人当たり確かに減少しておりまして、主に入院費の医療費において減少が顕著な部分がございました。そして、特に入院の日数が減っているということもありますので、1人当たりでいいますと、保険給付費の1.4%減という検証をしておりまして、対前年度増減でいいますと4,400円ばかりの減額であったかというふうに分析をしておるところでございます。以上でございます。 ○前田敏議長 質疑を終わります。 では、議案第82号、平成30年度池田市国民健康保険特別会計補正予算は、厚生常任委員会において御審査願うことにいたします。 次に、日程第14、議案第83号、平成30年度池田市介護保険事業特別会計補正予算を議題に供します。 理事者の説明を求めます。福祉部長。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △議案第83号 平成30年度池田市介護保険事業特別会計補正予算(第1号) 平成30年度池田市の介護保険事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。(歳入歳出予算の補正)第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ148,161千円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ9,247,382千円とする。2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。  平成30年9月5日 提出    大阪府池田市長 倉田 薫~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎福祉部長(小松伸) ただいま上程になりました議案第83号、平成30年度池田市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)につきまして御説明を申し上げます。 恐れ入りますが、議案書は165ページから183ページをお開き願いたいと存じます。 今回の補正は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億4,816万1千円を追加し、予算総額をそれぞれ92億4,738万2千円とするものでございます。 それでは、歳出から事項別に御説明を申し上げます。 議案書は176ページをお開き願います。 款1総務費、項1総務管理費、目1一般管理費につきましては、システム改修に係る国庫補助金419万円の確定に伴う財源更正でございます。 また、177ページの款5、項1基金積立金、目1介護給付費準備基金積立金につきましては、平成29年度決算の繰越金から償還金を差し引きし、交付金の追加分を加算した後の額9,367万8千円を介護給付費準備基金に積み立てるというものでございます。 次に、178ページの款6諸支出金、項1償還金及び還付加算金、目3償還金につきましては、平成29年度の国・府支払基金からの介護給付費負担金や交付金及び国・府からの地域支援事業交付金の超過受け入れによります5,448万3千円を返還するというものでございます。 では、続きまして、歳入について御説明を申し上げます。 議案書は、170ページにお戻りいただきたいと存じます。 款4国庫支出金、項2国庫補助金、目3事務費補助は、介護保険制度改正に伴うシステム改修費補助419万円を加えるというものでございます。 また、171ページの款5、項1支払基金交付金、目2地域支援事業支援交付金は、平成29年度の地域支援事業の交付金の不足分64万1千円の追加交付を受けるというものでございます。 また、172ページの款8繰入金、項1他会計繰入金、目1一般会計繰入金は、システム改修に係る419万円の国庫補助金が確定をしたために、一般会計からの繰入額を減額するものでございます。 また、173ページの款10、項1、目1の繰越金は、平成29年度決算の繰り入れ歳入歳出を差し引いた額で1億4,752万円となっております。 説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○前田敏議長 説明は終わりました。 本件に関し、質疑願います。白石啓子議員。 ◆白石啓子議員 議案第83号、平成30年度池田市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)についてお尋ねいたします。 歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億4,816万1千円を追加し、歳入歳出予算の総額を92億4,738万2千円とするとあります。 歳入の国庫支出金、事務費補助として419万円、介護保険事務費補助、システム改修補助とお聞きしましたが、システム改修の具体的な内容についてお尋ねいたします。以上です。 ○前田敏議長 福祉部長。 ◎福祉部長(小松伸) 白石議員さんの御質問にお答えを申し上げます。 システム改修費の内容ということでございますが、介護保険制度の改正に伴いまして、大きく分けると3点挙げられると考えております。 まず、1点目は、高額医療介護合算サービス費あるいは高額医療介護合算予防サービス費の見直しがございました。これに対応する内容。そして、2点目は、高額介護サービス費の見直し、年間上限額等の設定ができました。これらの見直しに係る内容。3点目は、介護保険における利用者負担割合の見直し。現役並み所得の方に対する割合の見直しということが法改正されましたので、これに対応する内容ということでございます。以上でございます。 ○前田敏議長 質疑を終わります。 では、議案第83号、平成30年度池田市介護保険事業特別会計補正予算は、厚生常任委員会において御審査願うことにいたします。 次に、日程第15、議案第84号、平成30年度池田市後期高齢者医療事業特別会計補正予算を議題に供します。 理事者の説明を求めます。福祉部長。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △議案第84号 平成30年度池田市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号) 平成30年度池田市の後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。(歳入歳出予算の補正)第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ54,764千円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,872,440千円とする。2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。  平成30年9月5日 提出    大阪府池田市長 倉田 薫~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎福祉部長(小松伸) ただいま上程になりました議案第84号、平成30年度池田市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)につきまして御説明を申し上げます。 恐れ入ります。議案書は185ページから195ページをお開きいただきたいと存じます。 今回の補正は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ5,476万4千円を追加し、予算総額をそれぞれ18億7,244万円とするものでございます。 それでは、歳出から事項別に御説明を申し上げます。 議案書192ページをお開き願います。 歳出につきましては、款2、項1、目1の後期高齢者医療広域連合納付金に出納整理期間中に収納した保険料の合計額である5,476万4千円を追加するものでございます。 これは、出納閉鎖期間における大阪府後期高齢者医療広域連合の収納時期の捉え方が本市と異なるために、例年発生をするものでございます。 続きまして、歳入について御説明を申し上げます。 190ページにお戻りいただきたいと存じます。 款5、項1、目1の繰越金は、先ほど御説明申し上げました出納整理期間中の収納額5,476万4千円を追加するものでございます。 説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○前田敏議長 説明は終わりました。 本件に関し、質疑願います。白石啓子議員。 ◆白石啓子議員 議案第84号、平成30年度池田市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)についてお尋ねいたします。 歳入で前年度繰越金5,476万4千円、歳出で後期高齢者医療広域連合に負担金として5,476万4千円追加とあります。前年度の保険料の追加分の件数についてお尋ねいたします。以上です。 ○前田敏議長 福祉部長。 ◎福祉部長(小松伸) 白石議員さんの御質問にお答えを申し上げます。 収納した件数ということでございますが、約3千件を数えてございます。これには、口座振替分と、そして納付書による納付分、そして、実は還付金の留保分というものをカウントしてお返しするということもありますので、還付金の留保分だけでも390件を数えています。合計しますと3千件相当ということでございます。以上でございます。 ○前田敏議長 質疑を終わります。 では、議案第84号、平成30年度池田市後期高齢者医療事業特別会計補正予算は、厚生常任委員会において御審査願うことにいたします。 次に、日程第16、議案第85号、平成30年度池田市一般会計補正予算を議題に供します。 理事者の説明を求めます。総合政策部長~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △議案第85号 平成30年度池田市一般会計補正予算(第5号) 平成30年度池田市の一般会計補正予算(第5号)は、次に定めるところによる。(歳入歳出予算の補正)第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,126,702千円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ42,047,800千円とする。2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。(繰越明許費の補正)第2条 地方自治法第213条第1項の規定により繰り越して使用することのできる経費は、「第2表 繰越明許費補正」による。(債務負担行為の補正)第3条 債務負担行為の追加は、「第3表 債務負担行為補正」による。(地方債の補正)第4条 地方債の変更は、「第4表 地方債補正」による。  平成30年9月5日 提出    大阪府池田市長 倉田 薫~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~総合政策部長(衛門昭彦) ただいま上程になりました議案第85号、平成30年度池田市一般会計補正予算(第5号)について御説明申し上げます。 恐れ入りますが、議案及び説明並びに参考資料の197ページをお開き願います。 今回の補正は、第1条で、歳入歳出予算の総額に11億2,670万2千円を追加し、予算総額をそれぞれ420億4,780万円とするものでございます。 第2条は、繰越明許費の補正で、201ページの第2表に記載しております五月山体育館改修事業を次年度に繰り越して使用できる経費として予算に定めるもので、市債を活用して五月山体育館、プールの天井改修を行うものでございます。 第3条は、債務負担行為の補正で、202ページの第3表に記載のとおり、石橋会館管理事業における新会館の機械警備費及び図書館管理事業における池田駅前に新設する図書館の建物借り上げ料について設定するものでございます。 第4条は、地方債の補正で、203ページの第4表に記載のとおり、都市計画事業に係る市債で1億4千万円、社会教育施設整備事業に係る市債で2億6,010万円、災害復旧事業に係る市債で6,400万円を追加発行するものでございます。 それでは、歳出より事項別に御説明申し上げます。 恐れ入りますが、218ページをお開き願います。 款2総務費、項1総務管理費、目1一般管理費の需用費及び備品購入費は、石橋会館の開設に伴う備品購入などの費用、積立金は、井口堂会館の売却及び井口堂北会館のエレベーター設置を使途とする寄附金の受け入れによる公共施設整備基金積立額の増額、目11共同利用施設管理費は、井口堂北会館の改修に係る設計委託料でございます。目22社会保障・税番号制度推進費は、住民基本台帳法施行令等の一部を改正する政令施行に伴い、住民票、マイナンバーカード等に旧姓を記載するためのシステム整備に係る電算委託料、目24市制80周年記念事業費は、平成31年に迎える市制施行80周年を盛り上げるための事業の実施主体となる80周年記念事業実行委員会への補助金でございます。 款3民生費、項1社会福祉費、目1社会福祉総務費の償還金利子及び割引料は、過年度分の臨時福祉給付金等事務費補助や障がい福祉関連の負担金などの精算に伴う国・府への返還金、繰出金は、国庫補助金の内示による介護保険事業特別会計への一般会計繰出金の減額でございます。 目8授産施設管理費は、来年4月にオープンするくすのき学園の新園舎への移転に伴う引っ越しや備品購入などの費用でございます。 項2児童福祉費、目1児童福祉総務費の償還金利子及び割引料は、施設型給付等に係る児童福祉費負担金や保育対策総合支援事業費補助などの国・府への返還金でございます。 目5こども園管理費は、来年4月に開園する幼保連携型認定こども園、なかよしこども園及びひかりこども園、2園の引っ越しや備品購入などに係る費用でございます。 220ページの項3生活保護費、目1生活保護総務費の委託料は、生活保護法等の改正に伴う制度改正対応のためのシステム改修に係る電算委託料、償還金利子及び割引料は、過年度分の生活保護費負担金等の精算に伴う国・府への返還金でございます。 目2扶助費は、生活保護法等の改正に伴い新設される進学準備給付金でございます。 款4衛生費、項1保健衛生費、目1保健衛生総務費の償還金利子及び割引料は、過年度分の母子保健衛生費負担金などの精算に伴う国への返還金、目5病院費の病院企業会計繰出金は、高度医療に係る経費に対する繰出金でございます。 222ページの款5労働費、項1労働諸費、目1労働諸費の工事請負費及び繰出金は、シルバー人材センターの事務所、作業所、倉庫を集約するための施設整備に係る費用でございます。 款7商工費、項1商工費、目3観光費の負担金は、うまい池田PR実行委員会においてシティープロモーション事業を展開するための負担金、補助金は忍者プロジェクトを支援するための補助金で、いずれも寄附金を財源といたしております。 224ページの款8土木費、項4都市計画費、目6公園整備費の工事請負費は、五月山体育館改修事業の一環としてプールの天井を改修するものです。 款10教育費、項1教育総務費、目2事務局費の償還金利子及び割引料は、子ども・子育て支援交付金の国への返還金でございます。 項6社会教育費、目2社会教育振興費は、市制施行80周年記念式典での演奏などに合わせ、市吹奏楽団の団服を新調するものでございます。 目5図書館費の役務費は、図書館本館を池田駅前に移転するための引っ越し費用、委託料は図書館システムの更新に伴う設備保守点検委託料、備品購入費は指定寄附金を財源として新図書館の児童書の充実を図るための図書費でございます。 目14社会教育施設建設費の委託料は、新図書館への移転に伴う図書館システムの更新に係るシステム構築委託料、工事請負費は新図書館の整備に係る費用、備品購入費は新図書館の書架などの購入費用でございます。 226ページの款13予備費は、歳入歳出調整による284万7千円の増額でございます。 款14災害復旧費、項1災害復旧費、目1災害復旧費の工事請負費は、6月の大阪府北部を震源とする地震により被災した渋谷中学校及び北豊島中学校の災害復旧工事に係る費用でございます。 次に、歳入について御説明申し上げます。 210ページにお戻り願います。 款14国庫支出金、項1国庫負担金、目2民生費国庫負担金は、過年度分の児童手当の精算に伴う追加交付分及び進学準備給付金の給付に対する国の負担金でございます。 項2国庫補助金、目1総務費国庫補助金は、住民基本台帳法施行令等の一部を改正する政令施行に伴うシステム整備に対する国庫補助、目2民生費国庫補助金の生活困窮者自立支援補助は、生活保護法等の改正に伴うシステム改修費用に対する国庫補助でございます。 款16財産収入、項2財産売払収入、目1不動産売払収入は、井口堂会館の売却額の確定による追加でございます。 212ページの款17寄附金、項1寄附金、目1指定寄附金のみんなでつくるまちの寄付金は、井口堂北会館のエレベーター設置、うまい池田PR実行委員会及び忍者プロジェクトへの支援、新図書館への児童書の充実を目的とする寄附金でございます。 款18繰入金、項1繰入金、目1基金繰入金の財政調整基金繰入金は、今回の歳入歳出補正に係る財源不足額を繰り入れの増額により調整するもので、みんなでつくるまち推進基金繰入金は、市制施行80周年記念事業のために繰り入れるもの、アクティブシニア応援基金繰入金は、シルバー人材センター建設のために繰り入れるものでございます。 214ページの款19諸収入、項6雑入は、平成28年度の補助金に係る事業者からの返還金でございます。 款20市債、項1市債、目4土木債は、五月山体育館プールの天井改修工事、目8教育債は、新図書館の整備工事、目9災害復旧事業債は、渋谷中学校及び北豊島中学校の災害復旧工事に係る市債でございます。 216ページの款21繰越金は、平成29年度決算における実質収支のうち、財政調整基金への積み立てを除く額を平成30年度に繰り越すものでございます。 なお、参考資料といたしまして、241ページから248ページに事業概要や工事施工箇所図を掲載しておりますので、御参照願います。 説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○前田敏議長 説明は終わりました。 本件に関し、質疑願います。小林吉三議員。 ◆小林吉三議員 議案第85号、平成30年度池田市一般会計補正予算(第5号)についてお尋ねいたします。 本補正は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ11億2,670万2千円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ420億4,780万円とするものです。 質問の1点目は、款2総務費、項1総務管理費、目22社会保障・税番号制度推進費の電算委託料の内容ですけれども、この改修内容について、これを実施する背景についてお聞かせください。 同じく目24市制80周年記念事業費で委員会が上げられていますけれども、どういうことをやるのか、現在考えておられることについてお聞かせください。 款5、項1、目1労働諸費、シルバー人材センター建設工事について、今回なぜセンターを建てるのか、お聞かせください。 款8土木費、項4、目6の五月山体育館改修工事、プールの天井の改修ということですけれども、繰越明許も出されていまして、来年度にかかるのかなと思うのですけれども、その工事のスケジュールについてお聞かせください。 款14、項1、目1災害復旧費ですけれども、渋谷中学校と北豊島中学校の渡り廊下等の災害復旧ですけれども、渡り廊下については耐震性についてチェック内容から外れていたという件があるわけですけれども、今回の改修で耐震性についてあるものにされるのか、お聞かせください。以上、よろしくお願いします。 ○前田敏議長 市民生活部長。 ◎市民生活部長(中田雅夫) システム改修の内容でございますけれども、住民票並びにマイナンバーカードに旧姓を併記するための改修でございます。 続きまして、80周年の内容でございますが、今回は市民の方に来年迎えます80周年をPRすることが一番の目的となっておりまして、ロゴマークの作成と来年に向けてプレ80周年としてのPRが主なものとなっております。 シルバー人材センターでございますけれども、これに関しましては、まず、今、3カ所に事務所、倉庫、それから作業場が分かれております。それを1カ所に集めることによりまして、今、シルバーに登録されている方の負担を少なくするというものでございます。以上でございます。 ○前田敏議長 環境部長。 ◎環境部長(根津秀徳) 小林吉三議員さんの五月山体育館に関するスケジュールということでございますけれども、今から設計を始めまして、なるべく早くしたいとは考えておるのですけれども、来年の夏ごろに再開したいと考えております。以上でございます。 ○前田敏議長 管理部長。 ◎管理部長(亀井隆幸) 小林吉三議員さんの御質問に御答弁申し上げます。 今回の渋中と北中の内容でございますが、議員さんがおっしゃられたとおり、いわゆる渡り廊下各階のつなぎ目の補修、それから廊下部分のエキスパンションジョイント部分の復旧工事がメーンでございます。北中についても同様に南校舎とのつなぎの部分であったり、校舎の3階の天井スラブの復旧というような工事になっております。 議員さん御指摘のとおり、耐震性の問題についてでございますけれども、耐震補強工事そのものにつきましては、学校施設本体が倒壊しないようにを目標に行っているというような工事でございますので、今回のようなはりとか柱などの構造に係る以外の被害箇所につきましては、やっぱり地震の揺れ、それから建物の構造、劣化の状況によって一部が破損したということになりますので、今回はそこの部分について改修を行うというような内容でございます。以上でございます。 ○前田敏議長 小林吉三議員。 ◆小林吉三議員 御答弁ありがとうございます。 五月山体育館のプール天井の改修ですけれども、来年夏というスケジュール感を示されたのですけれども、高齢者を含めて健康管理のために通っておられる方がありまして、ぜひ代替施設をというような声も寄せられています。そういう代替対応というものは考えておられないのか、お聞かせください。 それから、最後の学校施設関係ですけれども、先般の大阪北部地震では、学校施設において耐震性の抜けがあったということで悲しい事故があったわけですけれども、今回の事案を含めまして、学校施設、それから通学路の危険性のチェックなどをされていると思いますけれども、その状況についてお聞かせください。 ○前田敏議長 環境部長。 ◎環境部長(根津秀徳) 小林吉三議員さんの五月山体育館の代替ということでございますが、今、市が独自で保有している皆さんにオープンにするプールは1つしかございませんので、今、現時点では代替ということは正直考えておりません。申しわけございません。以上でございます。 ○前田敏議長 管理部長。 ◎管理部長(亀井隆幸) 小林吉三議員さんの御質問に御答弁申し上げます。 学校施設につきましては、御承知のとおり耐震補強工事については100%もう終わっております。 ただ、今後、今回みたいな地震あるいは台風の被害を受けましての事象につきましては、やっぱり一定老朽化というようなことが大きな課題であるというふうに考えておりますので、今後、建物の長寿命化であったり、防災機能の強化というような観点に立って、計画的に、できるところから進めていきたいというふうに考えております。以上でございます。 ○前田敏議長 質疑を終わります。 では、議案第85号、平成30年度池田市一般会計補正予算は、それぞれの関係常任委員会において御審査願うことにいたします。 本日は、これをもって散会いたします。 なお、次回継続会は、25日、午前10時より開会いたしますので、よろしくお願いいたします。 慎重審議ありがとうございました。     午後0時08分 散会---------------------------------------                       市議会議長  前田 敏                       署名議員   西垣 智                       署名議員   山田正司...