○
山下亜緯子議長 次に、日程第8、
議員提出議案第3号 議会の議員の
議員報酬、
費用弁償等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
議案提出者の乾一議員、説明願います。 〔16番 乾 一議員 登壇〕
◆16番(乾一議員) 16番議席の乾一でございます。 ただいま上程されました
議員提出議案第3号 議会の議員の
議員報酬、
費用弁償等に関する条例の一部改正について、
提案理由をご説明申し上げます。 お手元にお配りをしております
議員提出議案の2ページをお開き願います。 本件につきましては、後ほど
担当者から説明がございますが、本年8月に発出されました令和4年度の人事院勧告に基づき、職員の給与改定に関して労使の合意が得られたことから、
議案第68号
一般職の職員の給与に関する条例及び
柏原市
会計年度任用職員の給与及び
費用弁償に関する条例の一部改正についてが提出されたため、議会の議員の
議員報酬、
費用弁償等に関する条例について改正を行うものでございます。 改正内容につきましては、次の3ページをご覧ください。 第1条において、令和4年12月に支給する期末手当の額につきまして、「100分の215」を「100分の225」に改め、第2条においては、令和5年4月以降の期末手当について、「100分の220」に改めるものでございます。 なお、附則におきまして、第1条の規定については令和4年12月1日から適用し、第2条の規定については令和5年4月1日から施行いたします。 説明は以上です。よろしくお願いいたします。
○
山下亜緯子議長 説明は終わりました。 本件については、質疑、
委員会付託及び討論を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声起こる〕
○
山下亜緯子議長 ご異議なしと認めます。よって本件は質疑、
委員会付託及び討論を省略することに決しました。 直ちに採決します。 お諮りします。
議員提出議案第3号 議会の議員の
議員報酬、
費用弁償等に関する条例の一部改正について、可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○
山下亜緯子議長 起立多数と認めます。よって
議員提出議案第3号は原案どおり可決されました。
-----------------------------------
○
山下亜緯子議長 次に、日程第9、
議案第68号
一般職の職員の給与に関する条例及び
柏原市
会計年度任用職員の給与及び
費用弁償に関する条例の一部改正について及び日程第10、
議案第69号 令和4年度
柏原市
一般会計補正予算(第11号)の2件を一括して議題といたします。
議案の朗読を省略して、直ちに説明を求めます。 〔
市川信行 政策推進部長 登壇〕
◎
市川信行政策推進部長 私からは、提出案件のうち
議案第68号についてご説明申し上げます。
追加議案書の1ページをお開き願います。あわせまして、
条例案件参考資料もご参照ください。
議案第68号は、
一般職の職員の給与に関する条例及び
柏原市
会計年度任用職員の給与及び
費用弁償に関する条例の一部改正についてでございます。 今回の改正は、令和4年の人事院勧告について、本年11月18日に改正法が公布され、職員団体と交渉を行った結果、労使双方で合意に至ったことから行うものでございます。 次の2ページをお開き願います。 主な改正内容の1点目は、人員確保の観点等を踏まえ、初任給の引上げ及び若年層職員の給料を中心に平均0.3%引き上げることを基本とするものでございます。 なお、
会計年度任用職員につきましても、常勤職員の給料表を基準としておりますことから、併せて改正を行っております。 2点目は、期末勤勉手当、いわゆるボーナスの民間との支給割合の均衡を図るため、常勤職員は0.1か月引き上げて年間支給月数を4.4か月とし、再任用職員は0.05か月引き上げて年間支給月数を2.3か月とするもので、その引上げ分につきましては、勤務実績に応じた給与を推進するため勤勉手当に配分いたします。 なお、この条例の施行日は公布の日とし、常勤職員の給料表の改定は令和4年4月1日から、ボーナスの改定は令和4年12月1日から、
会計年度任用職員の給料表の改定は令和5年4月1日からといたしております。 以上で
議案第68号の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。 〔
山口伸和 財務部長 登壇〕
◎
山口伸和財務部長 私からは、提出案件のうち
議案第69号について説明させていただきます。
追加議案書の15ページをお開き願います。
議案第69号は、令和4年度
柏原市
一般会計補正予算(第11号)でございます。 第1条では、歳入歳出予算の総額に1億8,287万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を300億437万1,000円とするものでございます。 それでは、事項別明細書に沿って説明させていただきますが、今回の歳出の各費目におきましては、本年度の人事異動及び人事院勧告に伴う職員給与費の調整を行ったため、事項別明細書のページ数がかなり多くなってございます。したがいまして、歳出の説明におきましては、個々の職員給与費についての説明は省略させていただきます。 なお、職員給与費の補正総額といたしましては4,381万4,000円の減、その内訳といたしまして、給料が354万円の減、職員手当等が2,447万2,000円の減、共済費が1,580万2,000円の減となっております。 それでは、歳出から説明させていただきますので、23ページをお開き願います。 目4財産管理費1億1,500万円及び次の目5企画費5,750万円は、さきの補正予算(第6号)で増額させていただきましたが、11月に入りましてから、まちづくり応援寄附金が想定以上に増加しておりますことから、改めて基金積立金及び返礼品に係る費用等を増額するものでございます。 次に、少し飛びまして、28ページをお開き願います。 下段の目2予防費5,404万2,000円は、国の令和4年度補正予算(第2号)の成立に伴い、妊娠期から出産・子育てまで一貫した支援といたしまして、従来の相談支援を拡充しました伴走型相談支援に係る費用と相談支援と一体的に行う経済的支援といたしまして、妊娠時の出産応援給付金及び出産時の子育て応援給付金をそれぞれ5万円ずつ給付するための費用で、その財源の一部は国庫及び府支出金でございます。 次に、1ページ飛びまして、30ページをお開き願います。 目1農業
委員会費マイナス74万3,000円のうち農業
委員会事務費合計で14万5,000円は、国が推進しております農業
委員会による情報収集等業務効率化支援事業といたしまして、国の農業
委員会サポートシステムへの
データ入力用タブレット端末に係る費用でございまして、その財源は全額府支出金でございます。 以上で歳出の説明を終わらせていただきます。 続いて、歳入の説明をさせていただきますので、少し戻っていただきまして、20ページをお開き願います。 款14国庫支出金3,676万1,000円、下段の款15府支出金878万5,000円は、歳出の各事業に対する補助金でございます。 次のページをお開き願います。 上段の目1指定寄附金1億1,500万円は、まちづくり応援寄附金の大幅な増加に伴う増額でございます。 下段の目2雑入2,232万7,000円は、今回の補正における収支均衡を図るため計上するものでございます。 以上で歳入の説明を終わらせていただきます。
議案第69号の説明は以上でございます。よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。
○
山下亜緯子議長 以上で説明は終わりました。 これより本2件について一括して質疑に入ります。質疑ありませんか。
◆11番(
中村保治議員)
議案第69号 令和4年度
柏原市
一般会計補正予算(第11号)のうち、款4衛生費 項1保健衛生費 目2予防費、出産・子育て応援交付金事業について質疑させていただきたいと思います。 今回の私の個人質問の質問の中で、ライフステージや子どもの年齢に応じた切れ目のない支援について、国のほうでは物価高克服・経済再生実現のための総合経済対策として、2022年度第2次補正予算、12月2日に成立をいたしました。具体的に、本市、出産・子育て応援交付金事業として計上されたわけであります。 この伴走型相談支援と一体的に行う経済的支援のための予算と説明がありましたが、経済的支援の対象者や事業の周知についてお伺いをいたします。
◎
森口秀樹福祉こども部長 経済的支援の対象者ですが、令和4年4月1日以降、事業開始日までに出産された方には、遡及して出産応援給付金と子育て応援給付金を合わせて10万円、現金で給付し、また事業開始日以降に出産を予定している方には、妊娠期に出産応援給付金5万円と出産後に子育て応援給付金5万円を現金で給付してまいります。 周知につきましては、ホームページや広報を活用し広く案内するとともに、準備が整い次第、対象者となる方に申請書を郵送してまいります。
◆11番(
中村保治議員) 妊娠、出産、子育てに関連する経済的な負担は大きく、経済的支援は必要だと思います。 今回、出産応援給付金と子育て応援給付金それぞれ5万円を現金支給するとのことですが、定期的におむつなどの育児関連物品を支給することで家庭の様子が確認できることもあると思いますが、現金支給と決めた理由についてお伺いいたします。
◎
森口秀樹福祉こども部長 出産・子育てにおいては、経済的負担となる部分は各家庭様々であることや、経済的支援を特に必要としている家庭に早急に支援を届けることができることから、現金支給をすることといたしました。 妊娠期では、妊婦健診受診のための交通費や出産・育児物品の購入、出産後は、産後ケアや一時預かり、家事・育児
サービスの利用料にも充てていただくなど、妊産婦が安心して出産し、子育てできるよう支援してまいります。
◆11番(
中村保治議員) 経済的支援として現金支給に決められた理由については理解できましたが、流産や死産された方も対象となるのでしょうか。また、今回の事業は、経済的支援だけではなく、流産や死産をされた方を含め妊産婦への伴走型相談支援が大切だと思います。本市では、どのように妊産婦に寄り添い、相談支援を行うのか、お伺いします。
◎
森口秀樹福祉こども部長 国から通知がありました
自治体向けQ&Aによりますと、流産・死産された方につきましては、出産応援給付金の5万円のみが給付の対象となり、妊娠届を令和4年4月1日以降に提出された方が対象とされています。 伴走型相談支援につきましては、妊娠届出時及び妊娠8か月頃、出生届出時に保健師や助産師などが妊産婦と対面で面談ができる体制を整え、内容としましては、子育てに関する
サービスなどを記載した子育てガイドを用いて、妊産婦それぞれに合った支援プランを提供してまいります。 また、継続的な支援が必要な妊産婦には継続的に訪問などを行い、不幸にも流産や死産された方につきましても、おおさか不妊専門相談センターで実施しているグリーフケアに関する相談やサポート事業などを案内してまいります。
◆11番(
中村保治議員) 妊娠期から子育て期は、家庭環境の変化により、悩みや困り事が増えるため、子育て家庭に寄り添える相談体制を整え、できるだけ早く事業を開始し、必要な支援が困っている家庭に届くようにお願いします。 また、流産や死産を経験された方にも、専門的な相談支援につなぐことなど丁寧に関わっていただきたい。妊娠はするけれども、2回以上の流産・死産を繰り返す不育症の方なども含まれます。不育症の方も、医療機関で相談・受診することで80%以上の方が出産することができると言われていますが、検査や治療のための経済的負担が大きいため、赤ちゃんを諦める人もいます。国から通知があった
自治体向けQ&Aでは、流産・死産された方は出産応援給付金の5万円のみが対象とのことですが、給付額の拡大など、市独自で給付の在り方を検討していただきたいと思います。 また、流産・死産された方へ、先ほど部長の答弁にありましたが、グリーフケアとして、例えば東大阪市ではホームページから相談窓口へアクセスができるようになっています。
柏原市でも、ぜひこのような方法を取り入れていただきたいと思います。 また、本会議でも提案させていただいたように、チャットやアプリを活用して、孤立することのないように、お一人お一人に寄り添った支援をお願いしたいと思っています。 そして、先ほどもお話しございましたけれども、妊娠・出産期から子育て家庭に寄り添う、ここのテーマがこれから非常に大事になってくる。必要な支援につなげていく、また伴走型相談支援ということで具体的な提案もさせていただきたいと思うんですけれども、まず一部を紹介させていただきたいと思います。 出産までの見通しを寄り添って立てる、産前産後
サービスの利用を一緒に検討する、夫の育児休業取得の推奨もしていく、また産後ケアなどの
サービスや育休給付、保育所への入所手続もお手伝いする、求職相談窓口を紹介する、そして先輩家族と出会う機会、父親交流会など悩みを共有できる仲間づくりの機会を紹介したり、これから、今回のゼロ歳から2歳を中心に、今回の提案が、また国も動き出しましたけれども、大きくこれから子育て支援体制を整えていくべく、今後ともよろしくお願いしたいと思います。 以上でございます。
○
山下亜緯子議長 他にありませんか。
◆9番(
橋本満夫議員) 同じ、目2予防費、出産・子育て応援交付金事業です。 これ、事前に頂きましたこの説明資料なんですけれども、1.事業の目的が、全ての妊婦・子育て家庭が安心して出産・子育てができる環境を整備することを目的とするとあります。 そういう中で、この事業が、児童福祉費ではなく、なぜ予防費に計上されているのかをお尋ねいたします。
◎
森口秀樹福祉こども部長 出産・子育て応援交付金事業は、妊娠期から経済的支援と伴走型相談支援を一体的に行うものとされております。 一体的に実施することで、相談機関へのアクセスがしやすく、産後ケアや一時預かり、家事支援などの必要な
サービスにつなぐなど、必要な支援が確実に妊婦・子育て家庭に届くことから、母子保健事業と連動させ、子育て世代包括支援センターにおいて事業を実施することから、予防費に計上しております。
◆9番(
橋本満夫議員) 今の答弁では、相談機能を充実させていきたいというお答えでした。 あと一つだけお尋ねします。 事業費の詳細についてお尋ねいたします。
◎
森口秀樹福祉こども部長 この事業は、令和4年4月以降に出産された方を対象に、遡及して実施するもので、事業費に係る主な内訳につきましては、経済的支援部分の妊娠期の出産応援給付金が3,000万円、出産後の子育て応援給付金が2,000万円、委託料として、交付金事務従事者派遣業務委託料が98万1,000円、健康管理システム改修業務委託料が220万円となっております。 また、伴走型相談支援部分につきましては、看護師及び助産師の報酬として35万6,000円、その他に事業実施に係る消耗品費や通信運搬費等を計上しております。 財源の内訳ですが、システム改修に係る経費は100%国庫補助金で賄われ、その他の経費については、国庫補助金が3分の2、府補助金が6分の1、市負担が6分の1となっております。
◆9番(
橋本満夫議員) それを細かくしたのが、国は、出産応援給付金として5万円、子育て応援給付金として5万円の計10万円を支給し、少子化対策の一つにも寄与すると言っています。 まず、国の全額負担でないことに私は疑問を感じます。今後、毎年、
柏原市は、事業費の6分の1に当たる約900万円に近い予算を市独自に支出する必要があります。冨宅市長、どうか、ぜひ市長会などを通じて、この事業は国が全額を持ってすべきだと私は考えておりますので、機会がありましたら市長会を通じて国へ要望をお願いいたします。 以上です。
○
山下亜緯子議長 他に質疑ございませんか。--ないようですので、これにて質疑を終結します。 本2件については、
委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声起こる〕
○
山下亜緯子議長 ご異議なしと認めます。よって本2件はいずれも
委員会付託を省略することに決しました。 これより本2件について一括して討論に入ります。討論ありませんか。
--討論なしと認めます。よってこれにて討論を終結します。 直ちに採決します。 お諮りします。
議案第68号
一般職の職員の給与に関する条例及び
柏原市
会計年度任用職員の給与及び
費用弁償に関する条例の一部改正については、原案どおり可決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声起こる〕
○
山下亜緯子議長 ご異議なしと認めます。よって
議案第68号は原案どおり可決されました。 続いて、お諮りします。
議案第69号 令和4年度
柏原市
一般会計補正予算(第11号)は、原案どおり可決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声起こる〕
○
山下亜緯子議長 ご異議なしと認めます。よって
議案第69号は原案どおり可決されました。
-----------------------------------
○
山下亜緯子議長 以上で、本日の
議事日程は全て終了しました。 本
定例会に付議されました案件の審議は全て終了しました。
-----------------------------------
○
山下亜緯子議長 定例会閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 去る11月29日に開会しました本
定例会も、皆様のご協力の下で25日間の会期を終え、本日、無事閉会の運びとなりました。
議員各位には、提案されました各案件につきまして、終始熱心にご審議賜り、心から御礼申し上げます。 さて、令和4年の1年が、あと数日で終わろうとしております。先日発表されました今年の漢字は「戦」という字でありました。その文字に表現されるとおり、ウクライナ侵攻に心を痛めることもあった一方で、北京冬季オリンピックやワールドカップでは、国民の期待を一身に背負い、競技の戦いの場で懸命に頑張る選手の方々から大きな感動と勇気を与えられました。 市及び市議会も、市民の
皆さんの暮らしをよくするため、今後も様々な課題に立ち向かってまいります。 皆様におかれましては、晴れやかな気持ちで新年をお迎えになられますようお祈りいたしまして、閉会の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 それでは、冨宅市長から挨拶を受けます。 〔
冨宅正浩 市長 登壇〕
◎
冨宅正浩市長 令和4年第4回
定例会の閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。 去る11月29日に開会をいたしました本
定例会も、長期間にわたりご審議、ご決定を賜り、厚く御礼を申し上げます。 さらに、本日ご提案申し上げました
追加議案に対しましても、ご審議いただき、ご決定を賜り、改めて厚く御礼を申し上げます。 本会議、各
委員会を通じまして、皆様方から賜りましたご意見、ご要望を十分に参考にしながら市政運営に努めてまいりたいと思いますので、今後におきましてもご理解、ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 さて、あと1週間ほどで新年を迎えます。どうか皆様方におかれましては、寒さ厳しき折、くれぐれもご自愛の上、健やかに新年をお迎えいただきますよう祈念申し上げ、私からの閉会の挨拶とさせていただきます。今年も1年間お世話になり、本当にありがとうございました。
○
山下亜緯子議長 これにて、令和4年第4回
柏原市議会定例会を閉会いたします。
△閉会 午前11時2分
----------------------------------- 地方自治法第123条第2項によりここに署名する。
柏原市議会議長
山下亜緯子 柏原市議会副議長 新屋広子
柏原市議会議員 大木留美
柏原市議会議員
大坪教孝...