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令和元年度決算審査特別委員会(第1号) 本文 開催日: 2020-09-09
令和元年度決算審査特別委員会 目次 開催日: 2020-09-09

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  1. 泉南市議会 2020-09-09
    令和元年度決算審査特別委員会(第1号) 本文 開催日: 2020-09-09


    取得元: 泉南市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-28
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1        ◎ 正副委員長の互選        午前10時 開会 ◯南議長 おはようございます。委員各位におかれましては、御多忙の折、御出席をいただきまして、ありがとうございます。  さて、本日より、本特別委員会に付託しました令和元年度各会計決算18件について審査をお願いするものでありますので、よろしくお願いを申し上げます。  それでは、これより正副委員長の選出をお願いするものでございますが、委員長が選出されるまでの間、本委員会の中で年長委員であります岡田好子委員に臨時委員長を務めていただき、委員長の選出につきまして、議事を進めていただきたく存じますので、岡田好子委員、よろしくお願い申し上げます。 2 ◯岡田臨時委員長 おはようございます。ただいま議長からの御紹介のとおり、年長委員ということの指名でございますので、本委員会の委員長が選出されるまでの間、臨時委員長を務めさせていただきます。委員各位におかれましては、どうぞよろしく御協力をお願い申し上げます。  それでは、これより委員長の選出をお願いするわけですが、その選出方法について、この際、御意見等がございましたらお願いいたします。 3 ◯谷委員 指名で。 4 ◯岡田臨時委員長 今、指名というふうに出ましたが、どうですか、いいでしょうか。  〔「異議なし」の声あり〕 5 ◯岡田臨時委員長 異議がないようですので、指名推選をお願いします。  それでは、誰か御指名の方はいらっしゃいますでしょうか。 6 ◯谷委員 古谷委員で。 7 ◯岡田臨時委員長 ほかはないでしょうか。  〔「なし」の声あり〕 8 ◯岡田臨時委員長 それでは、古谷委員は、委員長席にお着きいただきたいと思います。  これをもちまして私の任務を終わらせていただきます。御協力ありがとうございました。 9 ◯古谷委員長 ただいま、皆様方の御推挙をいただきまして、このたび私が本特別委員会の委員長の重責をお受けすることになりました。つきましては、各委員の御協力のもと、委員会の運営をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。  それでは、これより副委員長の選出をお願いするわけですが、その選出方法については、この際御意見がございましたらよろしくお願い申し上げます。
     〔「委員長一任」の声あり〕 10 ◯古谷委員長 ありがとうございます。そうしたら委員長一任ということで、それでは、副委員長は谷委員にお願いしたいと思います。副委員長のお席にお着きください。  ただいま選任されました谷副委員長のほうから、御就任の御挨拶をいただきたいと思います。 11 ◯谷副委員長 委員長の御指名をいただきましたので、副委員長をさせていただきます。よろしくお願いします。 12 ◯古谷委員長 ありがとうございます。      (正副委員長の互選終了) ────────────────────── 13 ◯古谷委員長 それでは、これより理事者の出席を求めたいと思いますので、出席が整うまで、その場で暫時休憩をいたします。       午前10時4分 休憩       午前10時5分 再開 14 ◯古谷委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  会議に先立ち、理事者各位に申し上げます。  先ほど委員各位の御推挙により、私及び谷委員が本委員会の正副委員長の要職を担うこととなりましたので、理事者各位におかれましては、御協力のほどよろしくお願い申し上げます。  ただいまから本特別委員会に付託されました令和元年度泉南市各会計決算18件について、順次審査に入りたいと思います。  今後の日程としましては、早い日程で終了すべく、精力的に会議を進めていきたいと思いますので、委員各位におかれましては、御協力のほどよろしくお願い申し上げますとともに、質問の際には、具体的かつ簡素にお願い申し上げます。  また、コロナ禍でもありますので、端的に質問をやっていただいて、答えていただきたいと思いますので、御協力のほうをよろしくお願い申し上げます。  理事者におかれましては、各委員の質疑に対しまして、その趣旨をよく理解、把握し、明確かつ簡潔な答弁を行い、円滑な進行ができるよう、御協力をお願い申し上げます。  次に、本特別委員会の開催に当たり、理事者から挨拶をお願いいたします。 15 ◯竹中市長 おはようございます。委員長のお許しをいただきましたので、決算審査特別委員会の開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  古谷委員長さんをはじめ、委員の皆様方には、常々市政各般にわたり、深い御理解と御協力を賜っておりますことに対し、厚く御礼を申し上げます。  さて、本日の委員会は、令和2年第3回定例会において付託されました議案第17号、令和元年度大阪府泉南市一般会計歳入歳出決算認定についてをはじめとした議案第34号までの令和元年度における各会計決算について審査をお願いするものでございます。  しかしながら、令和元年度会計内におきまして、元職員によるくみとり券販売所に対する詐欺事件が発覚し、令和2年8月7日に起訴されました。被害額としては90万3,820円となっており、今後の公判における審議に注目しているところでございます。  このようなことから、本決算書に関しましては、被害額として特定できていないものについて、歳入歳出に反映できておりませんことを、改めておわびを申し上げます。  しかしながら、その他の予算執行に関しましては、正確に反映をさせていただいてございます。今後、本来収入すべき被害金額が確定できた段階で調定を行い、当該年度の決算書に過年度分として反映をさせてまいる所存でございます。何とぞ御理解をお願いし、御認定を賜りますよう、お願い申し上げまして、甚だ簡単でございますけれども、挨拶に代えさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 16 ◯古谷委員長 ありがとうございました。  なお、本日、会議の傍聴の申出がございます。傍聴のお取扱いについて御協議いただきたいと思いますが、御意見等はございませんか。────それでは、傍聴者の入室を許可いたします。  〔傍聴者入室〕 17 ◯古谷委員長 それでは、委員各位に申し上げます。市長におかれましては、本特別委員会の議案審査が終結するまで、全て出席されるということをお聞きしております。  つきましては、総括質問は今回行わないことにさせていただきますので、御協力のほどよろしくお願い申し上げます。  それでは、これより会議に入りたいと思いますが、会議の運営方法につきましては、さきの本会議において理事者からそれぞれの議案の概要説明を受けておりますので、これを省略し、各会計の審査については、いずれも質疑から行ってまいりたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 18 ◯古谷委員長 御異議なしと認めます。よって各会計の審査につきましては、内容の説明を省略し、質疑から行うことに決定いたしました。  さらにお諮りいたします。審査の方法につきましては、初めに一般会計の歳入について一括して質疑を行い、歳出については、各款ごとに区切って質疑を行いたいと思います。続いて、各財産区会計及び各特別会計の歳入・歳出について一括して質疑を行い、最後に、各会計決算18件について討論、採決の順に進めてまいりたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 19 ◯古谷委員長 御異議なしと認めます。よって審査の方法につきましては、ただいま申し上げましたとおりの順序で進めてまいります。  なお、質疑並びに理事者の答弁に際しては、着席のままで行っていただきたいと思います。  また、質疑の際にはページ数を言っていただきますよう、あわせて御協力のほうをよろしくお願い申し上げます。         ◎ 歳入全般 20 ◯古谷委員長 それでは、一般会計の歳入全般を議題といたします。93ページから149ページまでの歳入全般について質疑を行いたいと思います。  なお、委員各位に申し上げます。委員1人の質疑時間でございますが、約20分程度として委員会の運営をしてまいりたいと考えておりますので、御協力をお願いします。  また、先ほども申し上げたんですけれども、コロナ禍の状況でもありますので、短めにしていただきますよう、御協力のほうをよろしくお願い申し上げます。  本件については、質疑の通告がございましたので、質疑を許可いたします。  まずは、大森委員の質疑を許可いたします。 21 ◯大森委員 委員長、総括質問もないということなので、市長の質問等の部分で質問時間がちょっと超える場合とか、もうその辺のところはまた考慮してもらってお願いいたします。  それでは、質問項目を提出していますので、それに沿って質問します。  まず、93ページですけれども、各種税の不納欠損、収入未済額が出ていますけれども、理由とか原因とか傾向があればお答えください。  それと、債権管理については、今、市のほうから民間の団体ですかね、そこに業務を委託していると思いますけれども、そういう中で、どんな業務が進んでいるのか、その問題点とか前進面があればお答えください。  それから、高額滞納者がどんな状況にあるのか、減る方向にあるのか、その辺についてお答えください。  それと、インバウンド効果による収入状況について、分かればお答えください。  それと、固定資産税の不納欠損が昨年度に比べてや、この年の1年前に比べて前年度比で1,300万円増えているということなんですけれども、その理由についてお答えください。  それと、予算現額と収入済額との比較で差が大きいものがあるので、その点について、歳入の見積りよりも少ない場合、影響が出てくるんじゃないかと思うので、その点についてお答えください。  見積りが大きすぎると、後のいろんな施策に影響がないかということですね。  それと、分担金、使用料については、火葬場が増えているのは、共立になったので阪南市の分も入ったことと、し尿処理については、ちゃんと対応が適切に行われるようになって、増えたというふうにお聞きしているんですけれども、これで間違いなかったら、それ以上のお答えは、もう時間の制限もありますので結構です。  幼稚園授業料の減については、分かる範囲でお答えください。  それからあと、104ページ、農業公園ですけれども、これは24億円ぐらいで公園を造ったんですかね。総金額がかかったんですけれども、結局歳入歳出でいえば、300万ほどの借地料というか、収入が入っているんですけれども、反対に管理の費用が300万出ているんじゃないかというふうに思うので、その辺の中身についてお答えください。  それと、学校プールの使用料ですけれども、どういう団体が使ったのか、今後この年以降ですかね、学校プールの使用に制限がかかったり廃止されたので、その代替策、どのように提供したのかについてお答えください。  それから、ふるさと納税についてですけれども、ふるさと納税が持つ問題点をどんなふうに考えておられるのか。これは制度としての問題点についてお答えください。 22 ◯上野総務部参事 まず、不納欠損について御説明させていただきます。  令和元年度の不納欠損につきましては1,993件で5,150万9,000円となっておりまして、前年度と比較して約1,400万円の増額となっております。  そのうち、固定資産税が約1,300万円増額の3,212万2,000円、それに併せて都市計画税が約200万円増額の512万8,000円となっており、これらが大半を占めている状況でございます。  固定資産税及び都市計画税の増額の要因につきましては、件数は減少しておりますので、大口の不納欠損処理を行ったためとなっております。  不納欠損全体のうち100万円以上の大口事案につきましては、361件で2,564万6,000円となっております。過去には4億円を超える時期もございましたので、長い期間で考えますと、減額の傾向にあると考えております。  次に、収入未済額についてでございますが、令和元年度の収入未済額につきましては2億7,649万7,000円で、前年度と比較して約6,300万円の減額となっており、少しずつではありますが圧縮されてきております。  続きまして、債権管理の民間委託等という御質問だったと思うんですけれども、市税のほうでは大阪府地方税徴収機構というところに、平成29年度より参加しております。  令和元年度では146件の事案を送付し、徴収率が51.7%、徴収額が2,995万5,000円で、延滞金等を含めた収入確保額が3,157万9,000円ということになっております。  次に、高額滞納者の傾向についてでございますが、令和元年度において100万円以上の高額滞納事案につきまして39件で約1億3,200万円程度ございました。前年度に比べて約3,300万円の減額となっており、年々少しずつではありますが、減額となってきております。  私のほうからは、以上となります。 23 ◯西本税務課長 私のほうから、りんくう公園のインバウンドの効果による収入の件でございますが、りんくう公園につきましては、御存じのように新型コロナウイルスの影響で2か月遅れでこの7月にようやくオープンしたばかりでありまして、同公園内の収入につきましては、今年度の決算ではなく、来年度の決算となるのでございますが、現在、新型コロナの影響で同公園内では多分インバウンドのお客さんは皆無であろうと思うのでございますが、新型コロナウイルスの影響にかかわらず、インバウンドのお客さんの有無に関しましては、市税の歳入決算の影響の観点から申し上げますと、直接大きな影響はないものと認識しております。  そして、予算現額と収入済額との比較についてでございますが、市税の決算に関しまして、予算と収入済額との差が大きいものは法人市民税でございまして、約4,000万円の開きがございました。  この理由に関しましては、法人市民税の歳入予算に関しましては、毎年年始に総務省が公表しております地方財政計画を参考にしておりますが、同計画におきまして、法人の公益収入が好調であり、法人税が前年度より上積みされていたため、法人市民税の歳入に関しましても、前年度決算見込み額より約7,000万円上積みさせていただいた次第でございます。  しかしながら、結果としまして、本年年始辺りからの目に見えない新型コロナウイルスの影響もございまして、予算額までには至らなかったものの、収入額は前年度より約3,000万円プラスであったため、特に市税の歳入に関しましては、影響がなかったと認識しております。  以上でございます。 24 ◯大谷市民生活環境部次長兼環境整備課長 それでは、私のほうからは、火葬場の使用料の収入増と、そして、くみとり手数料の増について御説明申し上げます。  委員御指摘のとおり、令和元年度の共立火葬場のオープンに伴いまして、阪南市の収入が入ったことが大きな理由ですけれども、そのほか令和元年度から使用料の25%の値上げ、そして亡くなられた方、利用者の増加ということも1点ございます。前年度比で100名近い方が増えてございます。  そしてもう1つは、市外の方の利用料が5万円から9万円に80%値上げされているというところでございます。  続きまして、し尿くみとり手数料につきましては、委員御指摘のとおり、正しく本来のあるべき姿で会計処理されたことで、増収となっているものと考えてございます。  以上です。 25 ◯大原産業観光課長 農業公園の使用状況についてでございますが、歳入で一応約600万、デビッド社への未利用地の使用料で約330万、あと、かるがもの里の水道代とか電気代ということで約250万、あと電柱の占用の使用料で15万円ぐらいが入っておりまして、歳出のほうが合計で約950万ぐらい。元年度は250万ぐらいの修繕が出まして、それがなければ、歳出のほうが約100万多いということで維持管理しているところです。  以上です。 26 ◯桐岡教育総務課長 学校プールの使用料につきましては、令和元年度につきましては、デイセンター泉南さんのほうから、信達小学校プールについて、プールの施設の使用許可申請が出てきましたので、使用許可をしております。  なお、その代替策の提案につきましては、昨年申請が出された際には、学校プールについては今後使用しなくなっていく方向性ということは伝えておりますけれども、特にその代替策について、こちらのほうから提案はしておりません。  以上です。 27 ◯岩崎指導課長 私からは、106ページ、幼稚園使用料につきまして、幼稚園授業料の減について御説明いたします。  幼稚園の保育料につきましては、保護者より所得に応じた保育料を頂戴しております。昨年度は下半期、10月からの幼児教育無償化によりまして、6か月分の現年度徴収ということになりましたために減額となっております。  以上でございます。 28 ◯伊藤総合政策部次長兼政策推進課長 ふるさと納税の制度の問題点なんですけれども、どの視点かちょっと把握しづらいんですが、一般的に言われていました、例えばポイントを付けるとかの過度な返礼品競争等に対しては、昨年の税法改正によって一定厳格なルール化が図られたところでございますので、公平な制度という認識で我々も取り組んでおります。  と同時に、本市にとっても貴重な財源になっておりますので、本市にとっては法遵守を徹底した上で、ルールの中でこれからも取り組んでいきたいと考えています。  以上です。 29 ◯大森委員 民間委託している債権管理業務のことなんですけれども、徴収率が51.7%ということで、数字だけ示されたんですけれども、ただこれはどういう評価をしたらいいのか分からないので、例えば市のほうでは、この民間委託の債権管理が評価をどのようにしているのか。評価の基準はどんなふうな形に置いているのか、その点についてお答えください。  それと、学校プールですけれども、デイセンター泉南ということで、障害者の施設の方が御利用されていることで、例えば、向こうからなかったかもしれんけれども、代替案とか温水プールの利用とかいう提案とか、相談に乗ってあげるべきではないかというふうに思うんですよ。あまりにも不誠実な感じがするので、その点ちょっと検討をしていただきたいというふうに思うんです。  それと、これは市長にお聞きしたいんですけれども、やっぱり農業公園が、歳出が100万多かったと、この年はなんか250万の出費があったということですけれども、二十数億、記憶やったら二十五、六億だと思うんですけれども、こういうお金をつぎ込んで、デビッド社とか、いろんな市民が利用されている部分はもちろんありますけれども、費用対効果とかを考えればどうだったのかと。  もちろんもっと内陸部の藤まつりとか、そういうところを支援するような形の対応は、検討できたんじゃないかと思うんですけれども、今後観光問題とか市の開発を考えるときに、やっぱり内陸部の重視というような形のことを、ぜひ検討していただきたいと。  私から言わせれば、農業公園というのは、以前から近隣に同じような組織もあるし、それから、初め貸し農園と言っていましたよね。だけれども、もう未利用地もたくさんあるので、こういうようなのは成功しないよということは、何度も議会で質問したりしてきた中身でした。  そういうことを事前に問題点を指摘した者からすれば、やっぱり農業公園は成功したとはいいがたい部分があると思うので、特に財政状況とか見れば、その点どんなふうに考えておられるのか、お答えください。  それと最後に、最初の質問で抜けたんやけれども、調定書というのがあるんですけれども、これは、現金を収入したときに、会計課にお金の歳入状況を通知するものだと思うんですけれども、これがあって、調定累計と収入累計を比較して、収入累計が調定累計額よりも収入累計が多くなったことが分かって、それで留守家庭児童会のああいう不適切な取扱いが明らかになりました。  それを見て思ったんですけれども、くみとり券の使用についても、予算現額が例えばくみとり券でいうたら3,300万ぐらいになるわけですよね。それで調定累計とか収入累計は、結局お金をくすねていたというか、取っていた職員の分が引かれた金額、数百万が少ない形で収入、予算現額と調定累計額があった。  こういうところをきっちり見ていたら、この事件というのは防げたというか、不正の事実が明らかになったと思うんですけれども、そういうふうな調定書の、記入の仕方は間違っていませんよ。でも、これを見ていれば不正が行われているとか、ちょっとくみとり券の状況が分かっていれば、収入と予算現額の金額が入って当たり前の事業なので、トータル的に見れば、数年間で見れば予算現額が入らなあかんと思うんです。  そんな何百万も差が、調定累計額や収入累計額と差があったら問題であるというところが、どこかで見つけることができたんじゃないかと思うんです。
     こういう調定を見るときにも、何ていうかな、部長から担当者まで全部判こを押していますけれども、会計のほうでも、そういうきっちりした点検しながら調定書をつくっていくとか、もう数字だけ記入していって、はい、それで終わりということじゃないようなことが大事かと思うので、その点どんなふうに考えておられるか、お答えください。 30 ◯竹中市長 私のほうから、農業公園についてお答えさせていただきます。  農業公園、5月と10月ですか、ローズフェスティバルの際には、非常にたくさんのお客さんが来ていただいてございます。他市から見れば、非常にすばらしいスポットだということで、非常に評価が高いところでもございます。  それと、今回海岸にロングパークができたんですけれども、内陸部のほうに大きなスポットというのは少ないものですから、ここはその内陸部の観光スポットの1つの拠点として活用していく必要があろうかというふうに思っています。  最近はこの農業公園を活用いたしまして、農と海のマルシェなんかをやったり、ここを内陸部の1つの観光スポットとしての注目度を上げていくような、そういう施策に取り組んでいっているところでございます。  これからも海岸部とそれから内陸部、双方を連携させたような、そういう観光スポットにつくり上げて、さらなる活性化を求めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 31 ◯東野会計管理者兼会計課長 調定についての御質問ですけれども、会計課としての見解を申し述べさせていただきたいなと思います。  調定につきましては、歳入の確保をするに当たって、事前にこれこれこういう部分で収入が入ってきますということで調定書を、原課が予算に計上した科目で、これだけ入ってきますということで通知してくれるわけです。  会計課としましては、この事案につきましては、当然事後調定の部分で、当然集金してきたであるとか、役所のほうで、くみとり券が販売できたであるということで、その収入した金額を会計課のほうに入金して、その通知書を持って調定を上げるという、その事後調定の類いになってきまして、我々としましては、調定を審査するというか、通知されますので、その役目としては幾つかのチェック項目がございます。  その中でその内容としましては、当然金額であるとか、契約や法令に違反していないであるとか、所属年度であるとか、幾つかのチェック項目、これは一般的に言われている部分について、これは調定の図書とかというのは、ほかにも流布していますので、そういうのを見てもらったら分かると思うんですけれども、そのチェック項目を地方公共団体としまして、チェックしておるということです。  大森委員がおっしゃられた部分で、その累計比較であるとか、これは多分歳出との絡みもあるんだと思いますけれども、一定、歳入についても流れていると。常時金額が積み上がっていくと。委託料は委託料で上がって、毎月支払っていくということで、それの均衡とか、その差について、年度の途中でチェックができるかということになったら、私は基本的にそれはできないかなと考えます。  結果として、出納整理期間を過ぎる。決算を討った段階で委託料の算出、消費税抜きの部分ですけれども、それと使用料との比較でおかしいのかなというように判断すると思いますので、年度の途中での比較というのは、比較してそこから原因を追求するというのは、ちょっと難しいのかなというように考えております。  以上です。 32 ◯桐岡教育総務課長 学校プールの使用に係る障害者施設の相談につきましては、まず本課のほうは施設の管理と維持と使用申請に係る許可を行っておりまして、実際、順番とすれば事業者のほうで、まず事業の目的、何のためにするのかということを明らかにしてもらった上で、その目的を達成するために何をするのかというのを判断していただきたいと考えております。  その上で、その目的を達成するために、どのような施設を使いたいかということが明らかになっているんであれば、関係する部署のほうに相談していただければ、こちらのほうもできる限りの対応はしていきたいと思います。  以上です。 33 ◯上野総務部参事 徴収機構に対する市の評価ということだと思いますが、徴収機構には参加して、令和元年度が3年目となっておりますが、なかなか交渉に応じていただけないとか、いろいろな連絡を差し上げても、コンタクトがなかなか取りづらいといったような徴収困難な事案を送付しております。  その中で、51.7%の徴収率を上げていただいているということは、頑張って効果を上げていただいていると考えております。  以上です。 34 ◯大谷市民生活環境部次長兼環境整備課長 それでは、私のほうからは、くみとり券に関する調定書の決裁の際のチェックについて申し上げます。  会計管理者のほうからありましたように、途中でのチェックについては、ちょっと難しい状況があるとは思うんですけれども、委員御指摘の内容も検討しまして、第三者委員会のほうからいただいています提言にのっとって、業務のほうを進めていきたいと考えております。  以上です。 35 ◯大森委員 調定書は別に途中でという、途中で気がついてもらったら一番いいんやけれども、例えば、僕が手元に持っているのは、決裁日が平成29年3月31日の分の調定書、これは今やったらくみとり券の調定書なんですけれども、これは最終の平成28年度の最終決算の結果の分ですわ。その金額と合うわけですよ。  だから、これで見れば、予算現額が3,761万5,000円と、これだけの予算を立てているわけですよね。  ところが、調定累計額は3,026万6,270円で、収入累計額も同じ金額ですわ。ですから、予算現額と調定累計額、収入累計額との差が700万あるわけですよね。  だから、ここに気がついたらおかしいなと。700万もくみとり券で収入が少ないというわけはないんやと。くみとり券の中身が分かっている人であれば、これは監査委員の人も言うていますわ。そういう中身が分かっていれば、こんな収入が少ないということは気がつくはずやった。気がつくもんだというふうに書かれていましたわ。  だから、数字だけ見ても、やっぱり700万の差があるということを、例えばもう部長から全部判こを押しているんやからね。これは十何年間続いてきたわけやから、ちょっとこういうところに気がついてもらえれば、この事件は早くに防げたということなんです。  総務のほうにお願いしたらいいのか分かりませんけれども、やっぱり各部署で例えば調定書なんかも、もう数字だけ記入してやるんじゃなくて、こういうところにも目を見張らすような、そういう日々の仕事は大変かもしれませんけれども、もうそういうところをちょっと徹底してもらうように。調定書1つでひょっとしたらこの事件が防げたかもしれない。もっと早く発覚したかもしれないということがありますので、そういうところも含めて議論をしてほしいと思います。  調定書についてどこからも、これについて意見が出てこないのは何でかなと思うんやけれども、こういうところもちょっと検討してほしいというふうに思います。  それと、農業公園については、市長、僕は農業公園はあまり内陸部という感じがしないんですよね。大分、山を開発したこともありますし、バスで行くわけでしょう。  そやから、藤まつりなんかですれば、例えば和泉砂川駅から、お客さんに歩いて来てもらえれば、その周辺の商店とか、今民家なんかをお借りして軒先でいろんなお店も出してはるとかしているし、あそこでもいろんなお祭りをされたけれども、そういうのができたんじゃないかというふうに。  今も言いましたけれども、農業公園を提案されたときから、これはどうかというふうに批判してきた者からすれば、やっぱりこれは成功したとはいいがたいなと。  もちろん市長がおっしゃるように、これからのこととしては、いろんな活用を考えて、収入をどんどん増やしていってもらうとか、泉南市の名前を広めてもらうために活用してもらうというのは、当然、それは否定しませんけれども、今後の施策を考えるときに、これからできたら僕はもっと、何ていうかな、内陸部というのはそういう藤まつりみたいなことを想像しながら言うているので、それもまたこれからの施策をつくる上では考えていただきたいというふうに思いますので、何かあればお答えください。  それと、プールのやつはまた障害者の方にもそうやって、市のほうもいろんな相談があれば乗りますよと言っていたということはお伝えしておきますので、またあればぜひ相談に乗ってあげていただきたいというふうに思います。  それからあと、債権管理のやつは、頑張っているというのは、もちろん頑張っているんだろうと思うので、例えばもうあまりひどい取立てがあったらどうかとかいうようなことも心配しますので、もうちょっと具体的な中身で、こういう前進があったとか、また言えるような形で、市民に説明が付くような形で、また評価してもらったらいいというふうに思いますので、もうそれだけにしておきます。  幾つか質問があったので、答えられる範囲で答えてもらえるようにお願いします。 36 ◯古谷委員長 もう端的にお願いします。 37 ◯竹中市長 農業公園ですけれども、農業公園だけでも、今、ローズフェスティバルとか非常ににぎわっているんですけれども、これから農業公園だけ行くとか、あそこだけ行くとかいうんじゃなしに、いろんなところを回ってもらうような、そういうルートを考えていく必要があろうかというふうに思います。  そういう意味では、山手のほうの1つの大きなスポットであるし、ロングパークもそういう意味での1つの大きなスポット、そこを起点にしていろんなところに回っていただくような。  季節季節の花のスポットがあちこちにありますので、そういうところを紹介しながら回っていただける。そうすることによって、市内全域にその辺の活性化が広がっていくんじゃないかというふうに思っております。(「あれば、もういいですわ、いいです、いいです」の声あり) 38 ◯古谷委員長 もういいですか、次にいきますよ、もう。(「いいですよ」の声あり)もう40分以上たっているので。  次の質疑にまいります。岡田委員の質疑を許可いたします。 39 ◯岡田委員 よろしくお願いいたします。  まず、93ページの固定資産税なんですが、土地も家屋も増収をされたということなので、ちょっと努力されていることがあればお聞きしたいのと、あと空き家になっているところの滞納の状況、それが分かればお聞かせいただきたいと思います。  それと、101ページからの衛生費ですが、さっき火葬場の利用状況、大森委員から質問が出たんですが、多目的室がありますね、その使用に関してお聞きしたいと思います。  それと、108ページのくみとりに関してですが、これも大森委員がされたんですが、窓口と販売店の収入の割合というのをお聞かせいただきたいと思います。  それと、ちょっと戻りますが105ページです。市営住宅というのは、本当に居住の場であり、本当に安定が必要で、なおかつ本当に平等でないといけないと思うんですが、例えば高齢の方で、またかつ、ひとり世帯の方というのがどれぐらいいらっしゃるのか、お聞かせいただきたいと思います。  また、同居家族に変更があったりした場合、申請とかそういうのが要るのかどうかもお聞かせいただきたいと思います。  さらに、保証人というのはなくても大丈夫なのか、以上、ちょっとお聞きしたいと思います。  114ページの個人番号カードの交付事務費ですが、これは2022年までに国はほぼ全体に交付していただきたいということなんですが、泉南市の状況をお聞かせいただきたいと思います。  それと、生活困窮者の就労準備支援事業の、これも生活困窮者の現状と、また自立支援のため、しっかり支援が要ると思うんですが、この就労の状況をお聞かせいただきたいと思います。  133ページの新子育て支援交付金、これも現況と、あと切れ目のない支援というのがすごい大事だと思いますので、特に0歳から1歳児の保育に変わるときですね。こういうところの状況もお聞かせいただきたいと思います。  あと、143ページのがん検診、日本のがん検診の検診率が低いんですが、コール・リコールとかいろいろしていただいているんですが、この有効性、リコールの、リコールをしていただいたという、その状況をお聞かせいただきたいと思います。  189ページのコンビニの交付負担金、これも住民票と印鑑登録証明が取れるんですが、ほかはこれからどうされるのか、計画があればお聞かせいただきたいと思います。  それと、時間帯、コンビニでも24時間開いているんですけれども、そのうちこの交付できる時間というのが決まっていれば、教えていただきたいと思います。  また、コンビニの今されている交付状況、これもお聞かせください。  201ページのホームレスの巡回相談指導事業の負担金、これのホームレスの把握ですね。ホームレスも高齢化とかされているかなとは思いますので、状況が分かればお聞かせいただきたいと思います。  その中で、やっぱり男性と女性の比というのがあるのかどうか。以上、お聞かせください。  過ぎましたか。ごめんなさい、143ページまでですか。 40 ◯古谷委員長 143ページまでです。 41 ◯岡田委員 がん検診まで、ごめんなさい。  以上、すみません、よろしくお願いいたします。 42 ◯西本税務課長 失礼します。私のほうからは、家屋の固定資産税の課税について、空き家の課税でございますが、居住されているとか、空き家にかかわらず税法上、登記簿の登録者には課税することとなってございまして、しかしながら、おっしゃるように、家屋の空き家の固定資産税の徴収に関しましては、滞納を含めまして苦戦する場合がございますが、今後も全力を尽くして徴収してまいりたいと思います。  そして、固定資産税にかかわらず徴収に関しましては、今年度からPayBといった徴収の方法の収納機関も増加して、向上に努めてまいりたいと思います。  以上です。 43 ◯大谷市民生活環境部次長兼環境整備課長 それでは、私のほうからは、火葬場の多目的ホールの利用の状況と、そしてくみとり券の販売店及び窓口の割合について御説明を申し上げます。  まず、火葬場の多目的ホールですけれども、昨年度は1件のみでございました。これはいろいろ考えるわけですけれども、こちらのほうは、やはり私どものほうでいろいろ考えるわけですけれども、葬祭業者のほうのビジネスということで、自社のホールを優先されるという傾向がございまして、そのような状況にあると考えてございます。  そしてまた、くみとり券の販売店と窓口の割合ですけれども、販売店においては1,873万6,000円、59%でございます。そして窓口のほうですけれども、環境整備課のほうで1,319万3,670円ということで、41%となってございます。  以上です。 44 ◯眞田住宅公園課長 私のほうからは、空き家の対応状況ということで、空き家の対応につきましては、空家特措法施行以降、市民の方から危険な空き家があるであるとか、周辺に悪影響を及ぼしている空き家があるというような御相談をいただいておりまして、それにつきましても、一軒一軒所有者の方をお調べして、適正管理を促すような御通知をさせていただいていると。  特に、劣化状況のひどい空き家等につきましては、空家特措法に基づきまして、指導助言であるとか、勧告といったような形で、現在進めさせていただいているといった状況でございます。  次に、市営住宅でございます。高齢でひとり世帯の比率ということでございます。今、手元に資料がございませんので、後ほど御報告をさせていただきたいと思います。  それと、保証人に関しましてですが、以前は新規に入居される場合に、保証人の方を求めておったところなんですけれども、条例を改正させていただいて、現状で新規で入居される場合には、緊急連絡人ということで、緊急の場合の連絡先を登録していただくというような形で入居していただけるというふうになってございます。  私のほうからは、以上でございます。 45 ◯田代保健推進課長 私のほうからは、がん検診の受診率とコール・リコールがどのような状況かということにつきまして、御答弁させていただきます。  まず、肺がん検診は令和元年度の受診率が5.8%、胃がん検診が4.2%、大腸がん検診が12.6%、前立腺がん検診が13.9%、子宮がん検診が24.2%、乳がん検診が18.1%となっておりまして、前年度と大きな差は見られておりません。  コール・リコールについてなんですけれども、新たながん対策ということで、子宮がん検診につきましては二十歳の方、乳がん検診につきましては40歳の方への無料になるクーポン券の送付、それから節目年齢の方への受診勧奨通知によりまして、検診の受診率は確実に延びておりまして、特に女性のがんの検診については、クーポン券の効果が大きいというふうに感じております。  以上です。 46 ◯大谷市民生活環境部次長兼環境整備課長 失礼します。先ほど火葬場の多目的ホールの使用状況について、ちょっと漏れがあります。  1件と申し上げましたけれども、夜間1件でございまして、昼間は15件でございます。  以上です。 47 ◯西本市民課長 私のほうからは、マイナンバーカードの発行の状況と、あとコンビニ交付についての御質問が2点ありましたので、お答えさせていただきます。  まず、マイナンバーカードなんですけれども、現在、大阪府内43自治体中29位ということで、交付率18.08%となっております。申請率でいったら22.23%ということで、順調に申請者は伸びているという状況です。  また、世帯別で状況を確認しましたところ、およそ4件に1件、マイナンバーカードを持っているという数字が出ております。  続きまして、コンビニ交付なんですけれども、昨年度から開始しまして、昨年度の実績……。 48 ◯古谷委員長 歳出やから後です。149ページまでね。 49 ◯高尾生活福祉課長 私のほうからは、生活困窮者就労準備支援と、それからホームレス巡回相談指導の2点についてお答えさせていただきます。  まず、生活困窮者就労準備支援につきましては、委託をしておりまして、人権協会のここサポ泉南というところへ委託をしております。  事業内容につきましては、就労体験が乏しく、直ちに求職活動を行うことが困難な生活困窮者に対して、就労意欲の喚起や一般就労に向けた基礎能力の形成を目的として、職場実習活動等による社会参加、就労体験の場の提供を行うということでございます。  それから、取組内容につきましては、生活習慣形成のための指導、訓練、就労の前段階として必要な社会的能力の習得、事業所での就労体験の場の提供を行うということになっておりまして、平成元年度の実績につきましては、受講者が13名で就労された方は4名ということになってございます。  それから、ホームレスの自立の関係ですけれども、ホームレスの事業につきましては、元年度の実績としましては延べ6人です。6人のうち女性はお一人おられました。  それから、宿泊先としましては、阪南市にある香港大飯店と、それから羽曳野希望館という2か所の宿泊先でございます。  以上でございます。 50 ◯石谷保育子ども課長 私のほうからは、新子育て支援交付金について説明させていただきます。  この交付金は、大阪府のほうが出しております100%の補助金となっております。内容といたしましては、市町村が地域の実情に沿って取り組む事業を支援するために交付いただいているお金となっております。  泉南市のほうでは、優先配分枠事業といたしまして4事業、市町村計画枠事業といたしまして3事業プラス1事業、あと成果配分枠としての事業もございます。  委員御指摘の0歳から2歳までの切れ目のないという部分につきましては、特に書いていただいた133ページの分につきましては、図書館で行っております4歳半健診の折に実施しますブックスタート事業、初めてお子さんを健診に連れてきた保護者の方に絵本をプレゼントして、絵本の読み聞かせをいただく内容とともに、子育てについてのいろんな悩みを聞かせていただく事業となっております。  また、夏休みの居場所づくり事業といたしまして、前年度については青少年センターで夏休みの居場所づくりを実施した事業について、この交付金を活用させていただいております。  それ以外にも、保育所のほうで家庭支援員、家庭支援の先生方への支援であるとか、あと家庭支援員といいまして、虐待防止の観点から、家庭訪問であるとか、あと家庭児童相談室での家庭支援の拠点づくりの準備事業として活用をさせていただいております。  あと、保健センターのほうで、妊産婦の歯科健康診査ということにも活用させていただいておりまして、出産前から出産後、また子どもの成長に合わせた形で市の子ども・子育て支援事業計画に沿った形のいろんな事業に対して、この交付金を使わせていただいているという内容になっております。
     以上です。 51 ◯岡田委員 ありがとうございました。衛生費のところで、火葬場、例えばコロナの感染者ですね。泉南市ではそれで亡くなられた方はいらっしゃらないわけなんですが、出た場合の火葬対応をちょっとお聞かせいただきたいと思います。  それと、市営住宅に関してですが、例えばDV被害とか、あとホームレス対応の中で使ったりできるのか、また地域によっては子育て世帯で一定期間、このときだけという、帰りたいという方も貸し出すように、今されているところもあるんですが、そういう方の、何ていうのか、置いてある場所が、置いてある個数、そういうのがあるのかどうか、お聞かせいただきたいと思います。  それと、個人カードのあれなんですが、これは例えばホームレスの方とか、こういう方はちょっと住民登録をしていない方に関しては、できないんですかね。そこを確認させていただきたいと思います。  また、来年3月から健康保険の、それに関してもカードの一体化というのに関して、市はどういうに対応されていくのか、それに関してもお聞かせいただきたいと思います。  それと、新子育て支援のことで、今いろいろお聞かせいただいて、本当にいろんなことで使っていただいて、特にネグレクトの親へのサポートとか、そういうのにもまたしっかりと力を入れていただきたいというふうに思います。  がん検診のところですが、例えば市で受診される方、また職場で受診される方、また、人間ドックで受診される方と、本当にバラバラだと思うんですが、そういうデータというのは、パッとまとめることができているのか、市では。ちょっとそこをお聞かせいただきたいと思います。  以上です。 52 ◯大谷市民生活環境部次長兼環境整備課長 それでは、火葬場におけるコロナでの感染症による死亡者の受入れについて御説明申し上げます。  まず、感染症の死亡者におかれましては、御遺体の部分について非透明性の納体袋への収納と密封でもって棺桶に入れて、そして火葬場のほうに搬入していただきます。  そしてまた、御遺族の方々におきましては、5名までとさせていただいております。  そして、拾骨につきましては、立会いをすることはできませんで、火葬場のほうに御遺族の方に取りに来ていただくというふうになってございます。  以上です。 53 ◯眞田住宅公園課長 市営住宅の入居に関してでございます。  市営住宅の入居につきましては、入居するには、公募の方法によるというのが原則となってございます。ただ、災害であるとかといった場合に、災害で仮設入居といった場合、目的外の使用ということで、使用を認める場合も原則ございます。  先ほどの御指摘のDVであるとかホームレス、あるいは子育て世帯というような形の方の優先入居ということでございますが、本市の市営住宅の入居の場合、複数の方が応募されますと、抽せんという形を取らせていただいています。  その際に、そういった例えば高齢者の世帯であるとか母子の世帯と、障害のある方といった方につきましては、それぞれの困窮度を評定させていただいて、倍率を上げるような形で抽せんのほうをさせていただているというのが実情でございます。  先ほどの御質問にありました高齢者、70歳以上の単身世帯というのの件数が67件ということでございます。  以上です。 54 ◯田代保健推進課長 私のほうからは、がん検診の受診が、市で受診されたり職場で受診されたり人間ドック等で受診された場合のデータがまとめられているのかという御質問について、お答えさせていただきます。  結果としましては、実施主体がそれぞれのデータを持っておりまして、現在のところ情報連携はできておりません。  泉南市の場合、国民健康保険、国保の方が人間ドックの費用助成をされておりまして、例年若干数は変わるかと思うんですが、年間1,000人程度の方が受けておられます。  その中には、胃がん検診、肺がん検診、大腸がん検診が含まれているんですが、先ほど言いました市のがん検診の受診率には、これらの数は一切含まれておりません。この方々をカウントできましたら、市の受診率も上がることにはなるんですが、現在のところ、その制度上、別ということになっております。その点につきましては、今後の課題だと認識しております。  以上です。 55 ◯西本市民課長 私のほうからは、個人番号カードの住所登録していない方の発行についてですけれども、もちろん個人番号カードの発行につきましては、居住地、住所を置いている自治体で発行するということになっていますので、ホームレスの人たちにかかわらず、まず御自身が置いている住所、泉南市にお住まいであっても、他市に住所を置いておれば、そちらで発行していただくというのが基本になっております。  以上です。 56 ◯伊藤総合政策部次長兼政策推進課長 マイナンバーカードのこれからの応用の件についてなんですけれども、今現在決まっているのが来年3月の国民健康保険証等のマッチングなんですが、今現在はマイナンバーカードの発行等、マイナポイント等を利用できるように、マイナンバーのIT支援という業務を行っております。  今後、国のほうからどういった効用が付加されていくのかを見極めた上で、電子署名ということもありますので、総務課をはじめ、関係各課と連携して、対応できる仕組みづくりを考えていきたいと思います。  以上です。 57 ◯岡田委員 ありがとうございます。くみとり券に関してですが、これから市としてどうしていくのかというのは、ちょっとはっきりとお考えだと思うので、もしもお考えがあればお聞かせいただきたいと思います。  それと、市営住宅はやっぱりいざというときのためにDV被害とか、ホームレスの方、本当に対応がすぐにできるように、これは必要だと思います。  それと、個人カードですね。これは本当にコンビニで、後でコンビニも出てくるんですけれども、コンビニでやりたいんですけれども、地域によってはコンビニがないというところもあるので、そういう方たちにカードの、何ですかね、交付できるような、そういうのも行く行くは考えていかなければならないんじゃないかなというふうに思います。  それと、がん検診です。やっぱり市としてどれぐらいかというのは、はっきりと正しい数字というのは必要だと思うので、今も課題だとおっしゃったんですが、市として制度上のいろんな問題があるかなとは思うんですが、そういうデータをまとめてきちっとできるというのは、これから必要だと思いますので、考えていただきたいという、これは要望で終わらせていただきたいと思いますが、よろしくお願いいたします。 58 ◯大谷市民生活環境部次長兼環境整備課長 それでは、私のほうから、くみとり券の今後について御説明、答弁申し上げます。  第三者委員会の提言にありますように、最終のゴールとしまして、くみとり券廃止に向けて関係者のほうと調整し、進めてまいりたいというふうに考えてございます。  以上です。 59 ◯西本市民課長 コンビニで個人番号カードを、ちょっとすみません、聞き取りにくかったんですけれども、個人番号カードを発行するということですか。 60 ◯岡田委員 コンビニでしたくてもできない方とかがいらっしゃるので、これは189ページのほうで質問する内容かもしれないので結構です。 61 ◯古谷委員長 あと要望だけだから、オーケーですね、終わりです。  次に、河部議員の質疑を許可いたします。 62 ◯河部委員 ちょっと冒頭に1つ確認というか、お聞きをしたいんですけれども、今もうお二人質疑をされたので、今さらになるんですけれども、今決算については、冒頭市長のほうからも御挨拶の中でありましたように、今般のし尿くみとりに関わって、元職員の方が詐欺罪ということで逮捕されて、その額については90万三千何がしということも含めて、本来であれば本決算に含まれる金額であるものの、それが含まれていないということで、後年度の中できっちり処理、回収できた段階でしますよということであったと思うんですけれども、改めてそういった中で本決算を審査していかなければいけないということです。  冒頭、市長からもあったんですけれども、やっぱりここ2年間、平成29年、30年を含めて決算不認定ということも含めて、議会がそういう判断をしているわけですけれども、改めてそういう状況の中で本決算を進めていかなければいけないというところの、今後の市長の処理の進め方といいますか、決意も含めて、改めて確認をしておきたいと思います。  本来であれば、含まれている市民の皆様方にも、サービスや様々な事業に生かされるべきそういった手数料、それがやっぱり含まれていないということも含めて、私はやっぱりその回収、さきの本会議等でも民事による訴えも含めて考えるということもありました。  例えば、第三者委員会では、販売所と会計課に納入される額の差額について、少なくともこの14年間では4,200万円という額も明らかになっている中で、そういった額も含めて民事でやっていくということだと思います。  改めて、やっぱり市長は任期を全うして、今後の市政運営に当たるということも含めて、この間、御答弁があったと思いますので、その任期内でやっぱりきっちりこの辺の整理といいますか、決着をきちっと付けていくということも含めて、質疑に入る前に、冒頭に改めてお聞きを、確認をしたいと思うんですが、どうでしょう。 63 ◯竹中市長 まず、今年度の決算といいますか、令和元年度の決算につきましては、先ほど冒頭申し上げましたとおり、詐欺の結果の金額の90万円ほどが、この中に本来でしたら収入として入るべき金額であるわけでございます。  これについては、令和2年度の決算の中に含めていきたいというふうに思っております。近々こういうのも確定するだろうというふうに思いますので、その確定した段階で、この令和2年度の決算の中に含めていきたいというふうには思っております。  そして、一昨日報告させていただきましたけれども、不起訴となったわけでございますけれども、この横領のあった金額というのは、まだこれから我々も調査し、それから弁護士にも相談した上で、民事で争っていかないといけない。民事で請求していかないといけない。  この金額が確定した段階で、その当該年度にこれも含めていきたいというふうに思っております。それがいつできるかというのは、明確にいつというのは、裁判の関係もあることで、はっきり分かりませんけれども、私の任期はあと2年足らずでございます。その間には、極力全てを明確にして、正しい形での決算を打っていきたいというふうに思っておるところでございます。 64 ◯河部委員 ぜひそれは、しっかりと進めていただきたいということを改めて申し上げておきたいなと思います。  それでは、歳入に関わって何点かお聞きしたいと思いますけれども、個別、どこということではなくて、本決算との背景も含めての質問をしたいと思うんですけれども、今回の令和元年度決算については、平成31年度前半ありますけれども、泉南市として第6次行革が策定をされて、スタートした初年度でもあると思います。  その第6次行革が始まって1年目という決算の中で、その第6次行革の中でも様々な改革案が載せられていたと思うんですけれども、それが本決算には、歳入としてどのように反映をされているのか、個別の部分ということじゃなくて、全体としてどういう反映がされているのかということを、お聞きしたいなと思います。  それと、その第6次行革については、その改革案の中に、個別施設計画ができて以降、本年度中に、改めて見直しをかけて策定をするというふうにも書かれているんですけれども、今現在、策定の進捗状況がどうなっているのかということをお聞きしたいと思います。  あわせて、見直しのポイントについては、その個別施設計画ということには触れているんですけれども、例えばそれ以外の見直し、この間の起こっている問題も含めて、例えば見直しのポイントとして、そこにしっかりと含めていくということもあれば、お聞きをしたいなと思います。 65 ◯清野行革・財産活用室参事 まず、第6次行財政計画、歳入における令和元年度の効果ということなんですけれども、まず、計画における歳入につきましては、税収確保の効果額として1,500万円、その他の債権の効果額といたしまして1,000万円、その他の歳入確保として1,000万円を歳入の取組額として、計画において設定しているところです。  令和元年度における税収確保につきましては、現年及び滞納繰越分を合わせた目標徴収率95.5%に対して、実績におきましては96.49%となり、徴収率として約1%の増加、金額的な部分として比較は難しいところはあるんですけれども、予算ベースと比較しますと、決算額としては予算額よりも約7,000万円程度の増加額となっております。  その他の債権の効果額なんですけれども、一般会計における市税以外の滞納繰越分として約1,200万円を歳入しております。  その他の歳入確保なんですけれども、大きなものといたしましては、土地の売払い収入、こちらが約2,000万円などということになっております。  続く、計画の見直しの状況なんですけれども、6次計画につきましては、個別施設計画における更新時期、費用等を踏まえ、その後の対応を考えるため、本年度において計画の見直しを実施するとしているところです。  実際、歳入歳出面における収支の見直しに当たりましては、計画策定後に発生している事象、例えばなんですけれども、コロナ禍の影響によります今後税収に影響があるんではないかでありますとか、特別会計における繰出金等の影響、その点を時点修正として反映を実施し、令和2年度中に計画の見直しに取り組みたいというふうに考えております。  以上です。 66 ◯下薗行革・財産活用室参与 個別施設計画の進捗ということですが……(「第6次行革の見直しの進捗」の声あり) 67 ◯清野行革・財産活用室参事 見直しの進捗なんですけれども、例えばなんですけれども、令和元年度の決算の状況でありますとか、令和元年度における取組状況及び令和2年度中における上半期までの取組状況等を勘案いたしまして、個別施設計画、大きな経費の増も見込まれますので、そういった経費の増を併せながら、財源対策について令和2年度中にまとめたいというふうに考えております。  以上です。 68 ◯河部委員 見直しのポイント、具体的にもうちょっとお聞きをしたかったんですけれども、例えば個別施設計画だけじゃなくて、先ほど答弁にもありましたように、今回のコロナ禍の関係で、収入であるとか、あるいは経済も含めてかなり落ち込んでいる中で、来年度に反映されるような税収であるとか様々な、本来であれば市に毎年ある程度決まった額が入ってくるという部分に、かなりの影響が出てくるというふうに思われます。  例えば、そういったものもこの第6次の中でなんらかしっかり、こういう点を見ながら改革していかなければいけないというふうになるのかどうか。それは見直しのポイントになるのかどうか、その辺も聞いておきたいなと思うんです。  例えば使用料・手数料、4年に1回見直しをやっているやつについても、本来であれば、この令和元年度、平成31年度から見直しをするということで提示はあったんですけれども、大幅な見直しはもう実際のところはされていなかったと思うんです。  その辺についても、今後やっぱりそういったコロナ禍がどのように影響するのか、当然市民生活がかなり厳しい状態になっているということであれば、その見直しも行政としては見送らざるを得ないのかなというふうに思いますけれども、そんなことも含めて、今後の見通しみたいなやつをお聞きできたらなと思います。  あと、さっきちょっと債権の関係のほうの答弁もいただいたんですけれども、毎年債権徴収計画をつくって、これだけの額を徴収していきますよという計画も出されているんですけれども、例えば令和元年度の徴収計画、当初であれば徴収額として2億3,952万1,563円ということで、これだけ回収しますよということになっているんですけれども、例えば実際に徴収結果だけを見ると、1億9,205万1,469円ということで、大体目標に対しての率が80.18%ということで、80%の徴収結果になっていて、100%ではないということです。当然職員の方も頑張って徴収されているんだと思うんですけれども、目標を立てた計画には、やっぱり100%いっていないということも含めて、毎年毎年これがどう影響してくるのか。  額にすると、ざっと5,000万ぐらいが回収できていないんですけれども、歳入面で非常に大事な部分に当たってくると思うので、その辺の計画を立てたものの、やっぱりしっかりと今後どう反映させていくのかというとこら辺のお考えも、お聞きをしたいと思います。 69 ◯清野行革・財産活用室参事 まず、6次行革の計画見直しのことなんですけれども、税収減に関しましては、コロナ禍の影響が今後想定されるところではあります。実際にその税収減につきましても、この国全体の収支、税収の状況でありますとか、市における、例えば市税の収支の状況等も踏まえて、まず収支計画自体を立てていきます。  収支計画をベースにして財源対策が必要な部分について、それをどういった形で手当てしていくのかというのを、検討していくというふうな流れで、計画の見直しを進めていくような形になります。  確かに使用料につきましては、令和元年度、その全体につきまして見直しの検討を実施する中で、一部の使用料・手数料の見直しを実施したところでありますが、そういった点も全体的な話としては踏まえながら、計画見直しを、後半、6次計画における令和3年、令和4年というふうな形の収支及び財源対策を、どういった形で考えていくのかについて、見直しを実施して計画としてまとめていきたいというふうに考えております。  続きまして、債権徴収計画の歳入という部分なんですけれども、まず徴収計画につきましては、平成30年度施行されました債権管理条例におきまして、毎年度債権管理に取り組む目標としての各債権を管理する担当課において、各それぞれ計画を策定したものを取りまとめた額になっております。  委員御指摘のとおり、令和元年度に関しましては、目標徴収額2億3,900万円に対し、80.18%の徴収実績、約1億9,200万円の徴収実績ということで、目標額に対しては到達していないというふうな形になります。  目標の設定に当たりましては、税や保険料といった定期的に納付の発生するものですとか、返還金など臨時的に発生するものなど、それぞれの債権により、やはり状況というのは異なっているわけなんですけれども、目標の設定に至っては、前年度実績などを参考に、取り組むべき目標としての努力分も含めて、目標設定という形でつくり、及び取りまとめたものが目標徴収額という形になっているところです。  でも、確かに債権管理に関しましては、税収も含めた歳入の根幹をなす部分でありますので、この80.18%という形で終わるのではなく、債権管理の取組についても、全庁的な取組として引き続きしっかりと取組を進めてまいりたいと考えております。  以上です。 70 ◯河部委員 ありがとうございます。あと2点だけ聞きたいことがあるんですけれども、1つは、今回、し尿くみとりの関係で、手数料がざっと手元計算で3,200万ぐらい手数料として計上されていると思うんですけれども、実際にあとのページの委託料として出ている分が、ざっと計算で3,500万ぐらいの委託料として支払っているんですけれども、単純にこれを差引きすると300万ぐらいの差が、これが年度で出ています。  この辺については、僕の計算で合うているのかどうか、実際にその差額、それぐらいの差が出ているのかどうか、ちょっと確認しておきたいなと思います。 71 ◯大谷市民生活環境部次長兼環境整備課長 失礼します。くみとり券の歳入と歳出の関係の部分だと思いますけれども、まず、決算書の108ページのほうに、衛生手数料のくみとり手数料の2の清掃手数料の備考欄のほうに、し尿くみとり手数料普通券、無臭券、特殊券、そして従量制の4つの種類がありますけれども、それらの合計が3,192万9,670円になってございます。  そして、歳出についてですけれども、ちょっと249ページになるんですけれども、し尿くみとり委託料が3,507万9,113円となってございます。  この中には、消費税相当額が含まれますので、それを除きますと3,219万7,190円になってございます。その引き算になるんですけれども、決算書上では、マイナス26万7,520円となります。  ちょっと詐欺事件の部分が、冒頭、市長のほうから説明もありましたけれども、90万3,830円、収入として仮に考慮しますと、全体としては、実態としては63万6,310円の黒字になっているというふうな状況でございます。  以上です。 72 ◯河部委員 分かりました。消費税の分があって、実際にはその90万円のやつを除いたとしても26万ぐらいのマイナスということで、大体通常これぐらいになるということだと思いますけれども、ちょっと決算予算も含めてですけれども、この間の第三者委員会のほうから、予算書、決算書について非常にやはり分かりにくいものになっているというような指摘もあったと思うんですが、例えば来年度以降、こういった指摘を受けて何らかの対応をされるのかどうか、その辺だけをちょっとお聞きしたいと思います。 73 ◯山上総務部長 予算書、決算書の様式についてなんですけれども、この様式については法で規定されているという形で、様式の変更はなかなか難しいというところでございます。  ただ、その補足する資料、予算書の場合は予算のあらまし、決算書については決算のあらましというのを作成しておりますので、そちらのほうで補足の説明を充実していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 74 ◯古谷委員長 以上で通告による質疑を終結いたします。ほかに質疑はございませんか。────以上で一般会計の歳入部門の質疑を終結いたします。       (歳入全般の審査終了)  ────────────────────── 75 ◯古谷委員長 理事者の入替えのため、その場で暫時休憩いたします。       午前11時33分 休憩       午前11時34分 再開 76 ◯古谷委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。          ◎ 議会費、総務費 77 ◯古谷委員長 次は、150ページから198ページまでの款議会費、総務費を一括議題とし、質疑を行います。
     本件については、質疑の通告がございますので、質疑を許可いたします。大森委員の質疑を許可いたします。 78 ◯大森委員 まず、168ページ、南ルートですけれども、計画の概要、いつ完成する見込みの計画であるのかとか、予算、金額、どのように考えているのかとか、どんな工法でやるのかということですよね。  それと、実際に南ルートがどんなものなのか、その中身について教えてほしいと。例えば車が利用するんだったら、車の利用台数を1日何台というふうに考えているのか。通行料は幾らぐらいになると思っているのか。  それから、そういう南ルートができることによって、泉南市の収入はどんなふうに見込まれているのか、どんなふうに計画しているのか、そういうことについてお答えください。  続きまして、171ページですけれども、防災備蓄事業ということで、災害用備蓄の状況とか、物資の内容と、その充足率はどうなっているのかということ。  それからまた、一昨年の台風21号の教訓を踏まえて、備蓄物資の充実強化、それから停電対策などはどんなふうに取り組まれておられるのか。  それから、防災情報伝達推進事業、同じページですけれども、災害に関する情報発信の強化、多重化ということで、防災無線の放送の電話案内サービスの運用が始まっていますけれども、この年の運用実績はどうだったかと。  防災放送が聞こえにくいという場合に、折り返し電話するという中身だというふうに理解しているんですけれども、ちょっとその辺について教えてください。  それから、178ページの総合相談事業の委託先、それから相談内容、それに関わる件数、それから179ページ、人権協会の補助事業の予算額の算定方法とか、決算内容について、どのような点検というか、確認というか、されているのか、お答えください。  それから、189ページ、個人番号カード交付事業ということですけれども、先ほど歳入のところで質問もありましたけれども、普及率が18.08%とおっしゃったのかな。これで何か順調に伸びているという答弁だったんですけれども、これは順調に伸びているというふうに見ていいのか。  僕の実感としては進んでいないなと。あれだけお金をかけてやっているのに、こんなことをするより、ほかに必要とする事業が何ぼでもあるんじゃないかと思うんですけれども、もう年度目標とか、それから順調に伸びているというんですけれども、例えば計画ではどんなふうに考えてはったのか。何年度までに何%とかいう計画があったと思うんですけれども、その辺のところとちゃんと比較して、普及状況について説明していただきたいと思います。お願いいたします。 79 ◯伊藤総合政策部次長兼政策推進課長 南ルートに関してなんですけれども、あくまで国家プロジェクトという認識でございます。したがって、事業規模等、実施時期等はここで明言することは厳しい状況ではございますが、我々にとっては南ルートの部分というのは、空港機能の充実と空港の防災強化という点と、2本目のルートを地域の回遊性も含めて、活性化の熟成ということを、2つの視点で強く要望している状況でございます。  現在、実施時期も当然なんですけれども、総工費で2,000億から3,000億以上と言われている中で、どういった工法がいいのかというのも含めて、今後きっちりとしっかりと、本市を含めた10市の強い思いもありますので、要望活動は続けていきたいと思っております。  以上です。 80 ◯木津西危機管理課長 私のほうからは、防災情報伝達推進事業の台風21号を受けての防災無線放送の電話案内サービス、これは令和元年度から始まったんですけれども、それの運用状況について御説明させていただきます。  まず、台風21号の教訓を踏まえまして、災害時における市民の皆様への情報伝達手段の多重化を図るため、令和元年6月に導入いたしまして、現在も運用しております。  令和元年度の運用実績ですが、防災無線放送の放送内容を36回提供させていただき、236回の着信、いわゆる御利用がございました。主な内容としては、防災関係、台風が接近してくる前の住民の皆様への注意喚起であるとか、あと避難所の開設また大阪880万人訓練、そういった防災関係の放送とテレホンサービスでの提供を行っております。  また、これ以外に、防犯関係、特殊詐欺であったりとか、高齢者の行方不明等の放送についても、防災無線放送を行ったのと併せて、電話案内サービスで情報提供させていただいております。  今後も引き続き市民の皆様への情報伝達手段の多重化、強化には努めてまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。  以上でございます。 81 ◯宮本総合政策部参事 それでは、私のほうから災害用備蓄の状況、内容、それと一昨年の台風21号の教訓を踏まえて、充実強化はどうかということに対して答弁させていただきます。  災害用備蓄物資につきましては、大阪府と市町村が策定した大規模災害における救援物資の備蓄方針に基づきまして、食料やミルクなどの食料品とあと毛布などの重要11品目を計画的に備蓄しております。  これら重要11品目の目標数量の充足率ですけれども、本年令和2年4月現在で食料を含む全ての品目で、目標数量を充足することになりました。  それと次に、台風21号の教訓を踏まえての部分ですけれども、停電対策としまして、新たに令和元年度にポータブル発電機とあとスタンド式照明器具、投光器3脚とコードリール、これの備蓄を新たに開始しました。これは小・中学校の体育館の避難所において停電が発生した場合に備えてのものになります。  あと、避難所の環境改善としまして、避難所のマット、シート、クッション性を備えたシートの備蓄も新たに開始しました。  あと、プライバシー保護としまして、防災用のマルチルームであるとか、今回のコロナで言われているその間仕切りのパーティションであるとか、そういうものも備蓄をしております。あと、段ボールベッドも備蓄をしております。  以上です。 82 ◯大濱人権推進課長 それでは、私のほうからは、178ページの総合相談事業の委託先、内容、件数等について御答弁させていただきます。  まず、委託先につきましては、一般社団法人の泉南市人権協会に委託を行っております。相談内容につきましては、人権相談、就労相談、進路相談、生活相談の4相談事業を総合相談事業として業務委託を行っております。  また、その件数でございますが、昨年度人権相談につきましては9件、就労相談につきましては250件、進路相談23件、生活相談207件の合計489件となってございます。  それと179ページ、人権協会の補助事業でございます。これにつきましては、予算の算定方法とあと決算書の点検確認についてでございます。  人権協会につきまして、昨年度の実績を申しますと、人権啓発事業といたしまして、発達障害や虐待、高齢者の居場所、また生きがいや見た目問題など、体験型学習を取り入れた講座を6回程度、また市民の交流を目的とした啓発事業や、現地学習であるフィールドワークの実施、また市や各種団体との共催による全市的な事業の開催、また行政との連携を取るための各会議等にも参加していただいているというふうな実績で、事業を行っていただいております。  積算の方法につきましては、そういった過去の実績であったり、前年度の決算額等を考慮しながら、補助額を決定しているというところでございます。  この補助額の点検確認につきましては、今お話しさせていただいた実績報告書を年度末に提出いただきまして、その実績、また補助額に対する決算額等を提出いただき、その内容を精査、確認させていただいているというところでございます。  以上です。 83 ◯西本市民課長 そうしましたら、マイナンバーカードの件なんですけれども、18.08%の交付率、これは2020年8月16日現在の数でございまして、3月31日現在の交付率が14.2%ということで、3か月半の間に4%程度上がったということで、これは伸び率はかなりの伸び率であります。  実際、交付円滑化ということで、昨年秋に国のほうから計画を出しなさいということで、泉南市としても出させていただいているんですけれども、今出した資料が手元にないので、数字については大体30%ぐらいを目指すということであったと思うんですけれども、あくまでこれはコロナ禍の前の段階の数字で、マイナポイント事業を行うというていで出した数字でございます。  実際、4月に入ってコロナの影響で申請はどんと初めは落ちました。ただ、定額給付金をオンライン申請で行うという国の発表を受けまして、非常に多くの方々からの申請が行われたということが伸びた1つの要因でございます。  あと、それに加えまして、この9月からマイナポイントの事業が始まっておりますが、それに向けて7月ぐらいから、ちらほらとやっぱりちょっと申請数が増えてきたということで、本来目標にしていたポイントをすることによって普及率を高めようということではなく、定額給付金の申請に使えるということで、多かったのかと思っています。  以上です。 84 ◯大森委員 南ルートは国家プロジェクトということなんですけれども、内容については分からないんですかね。基本的なことでしょう。いつ完成するつもりで事業に取り組んでいるのか。こんな内容が分かれへんような国家プロジェクトというのは、その国家プロジェクトというてええんか、どこの国かなというふうな気がしますわね。  日本の国で先進的な資本主義の国で、民主主義の国で中身が分からないと。それはいろんな要望があるかもしれませんけれども、そういう中で、泉南市が期成同盟をつくって、金額はわずかとはいえ、毎年お金を出すと。こんな財政難の中でそんな必要があるのかなと。  国家プロジェクトがどんなふうに進んでいるかということは、例えば電話なり、今ホームページなんかを見れば分かるわけでしょう。こういうのはちょっともう見直したらどうですかね。今、南ルートというて、市民の人は例えばこれだけ聞いたらごっついあれですよね、いいなという人はいますわ。  これができて泉南市と関空が結びついて、人がいっぱい来たらええというふうに、そういうふうなパッとそういうイメージが湧くかもしれませんけれども、具体的な中身というのは、もう全くないでしょう。北ルートを見たって、もう通過都市になって、泉佐野市にいろんな問題もありましたわね。通行料を取るかとかいう問題もあるしね……。 85 ◯古谷委員長 これ、質問だけもう言ってください。毎回同じことやから。 86 ◯大森委員 毎度同じことを質問させて、それで早期早期と言うているわけでしょう。こういう無駄遣いはやっぱりもう見直すべきやと。国家プロジェクトだろうが何だろうが、こんな全然見通しも展望も示されへんやつを、委員長は今もう同じ質問するなとおっしゃったんで、ちょっと的確にいつつくるのか、それだけでもちょっと言うてくださいよ。いつまでにつくる。早期というのはいつなのか。それが答えられへんようなものは、もうやめるべきだというふうに思うので、お答えください。  それと次のマイナンバーがありましたけれども、そうですね、一律10万円の支給のときに、これを登録すればということだったけれども、実際に一律10万円の給付とマイナンバーは全然連携しませんでしたよね。口座番号が分かればいいだけの話で、本人がきっちり証明できればええだけの話で、結局それを利用してマイナンバーの比率を上げようということでしょう。  ほんで、もうここは大混乱、市役所の中は大混乱したということで、批判が強い中身ですわね、どっちかというとね。  あまりこういうのに力を入れて、また何かいろんな計画をつくりなさいというふうに、国から言われているみたいやけれども、これもそんな忙しい市の職員の皆さんに、もっとほかの仕事があるんじゃないかと思うんですけれども、30%の目標から見れば、決して順調という数ではないと思うので、同じ質問になって申し訳ないですけれども、ちょっとその辺のところをお答えいただきたいというふうに思います。  それと、これも質問で、さっき伊藤次長がおっしゃっていたけれども、いろんな付加が付くと、国民健康保険とかね。付けば付くほど漏えいしたときの問題は大きくなっていくわけですよね。それはいろんな付加を付けて利用を促進するんやけれども、そうすればそうするほど、漏えいしたときに、大きな被害が及ぶと。  そんな点は、市としてはどんなふうに考えておられるのか。付加されるからええということだけじゃないですわね。漏えい対策なんかはどんなふうに考えておられるのか、お答えください。  それと、人権協会にいろんな相談を委託されていますけれども、人権に関わる相談は9件なんですよね。これやったら就労とか生活相談をもっと取り組めるようにしたらどうかというて、いつも質問するんですけれども、そうするとちゃんと委託先の人権協会の人にいろんな研修を受けてもらって、そういう相談体制をされていますというふうにおっしゃるんやけれども、何か話が逆転しているような気がするんですよね。  人権協会にいろんな仕事をしてもらうために、そういう総合相談事業を持っていって、持っていってという言い方はよくありませんけれども、持っていってというんじゃなくて、そこにお願いすると。いろんな専門は人権のはずやのに、その生活とか就労とか進路のことも学習してもらってやってもらうと。  本来なら生活相談とか就労とか、それにもっと詳しい特化したような相談を充実すべきやと。人権相談はもちろん人権協会にお願いしてもらうとかいうことは可能やけれども、そうすることによって、相談の専門性とか、それからいろんな費用の削減なんかも図れるんじゃないかと思うので、その点について、どんなふうに考えておられるのか、お答えください。  それと、いろんな備蓄用品がほぼそろっているということですけれども、具体的中身を聞いていくと、どうなのかなということがあるので、これで満足しているというふうなことに、実際に一般的な、今、被災地でも普通の生活というか、今送っているような生活が送れるだけの備蓄になっているのか。そういうメニューのもとでの充足率100%と言えるのかどうか、その点について検討を加えてほしいので、そのお考えについてお答えください。 87 ◯伊藤総合政策部次長兼政策推進課長 南ルートに関してなんですが、事業内容や規模から判断すれば国家プロジェクトであるという認識は強く持っております。市単独ではとても実現できないということは考えております。  また、泉南市として主導して要望するのかということだと思うんですが、やはりおととしの台風のときにも孤立した部分もありますし、そもそも関空というのは海上空港という、他に類を見ない特性を持っております。  また、空港島の3分の1というのが本市の行政区域ということで、そこで働かれている市民の方も1,000人以上いらっしゃると聞いております。  こういった面を考えると、関空の安全対策というのは、市にとっても大きな責務であるため、その施設整備やアクセスルートの複数の確保というのは、強く要望していくべきであると考えております。  また、先ほどの市にとってのことなんですが、これは、もう1点の地域の活性化という観点でいくと、交通インフラ整備が新しくもたらす波及効果というのは、定住促進も含め、雇用促進や企業誘致などにも及ぶものであると考えていますので、今後も引き続き、要望はしていきたいと思います。  また、早期実現ということですが、こちらは本市を含めた市町と連携しながら、継続して要望することが大切だと思っておりますので、今後も続けていきたいと思っております。(「いつまでの計画なのかということを、それだけ端的に答えてくれと言うてるんです」の声あり)  事業の計画に関してですけれども、今後要望していく段階の中で、国と協議をしていくことになると思うので、今現在事業内容、規模等というのは、こちらのほうでは、まだ明言することはできない状況でございます。  あわせて、マイナンバーのほうなんですが、今後いろんな効能、機能が付加されていくというのが国の主導で始まるのであれば、本市においても行政の、セキュリティ担当の総務課を中心に、関係各課と連携して対応していきたいと思っております。  以上です。 88 ◯大濱人権推進課長 それでは、総合相談の件について答弁させていただきます。  確かに人権相談につきましては、令和元年度9件という形で少なかったんですけれども、人権相談とかをしてというお話なんですけれども、市民の利便性を考えると、やはり人権、就労、進路、生活というのは、人権に関わってくる大きい課題もございます。  もちろん特化して、専門性というところではございますが、大森委員の御質問の中にもございましたが、大阪府のそういった研修も受けていただいた相談員を適正に配置していただいておりまして、各4相談の事業には対応できるノウハウを身につけていただいている相談員を配置させていただいているというところでございます。  その相談を受けた課題から、また、その課題を解決するための啓発事業につなげるという点からも、やはりこの4相談事業は継続して、人権協会に委託していくというふうな形で進めていくのが適正ではないかというふうに考えております。  以上です。 89 ◯木津西危機管理課長 備蓄の考え方についての再質問がございましたかと思いますけれども、お答えさせていただきます。  まず、災害時の備蓄で、重要11品目とされるものがございます。大阪府と府内の市町村が策定した大規模災害における救援物資の備蓄方針に基づいた物品です。  これについては、充足率のほうは一応本年度、泉南市のほうは全て充足するということになります。ただ、御指摘のとおり、その目標となる数値については、今後やはり見直し等も行われていくこともあろうかと思いますので、そこで見直しが行われたものについては、柔軟に泉南市のほうも、その新たな基準に基づいて対応してまいりたいというふうにも考えております。  また、重要11品目以外の物品につきましても、やはりこれは全国で頻発する災害等で必要になってきた事項であるとか、他の災害の教訓を踏まえて、我々のほうも日々どういったものを備蓄していかないといけないのかということは検討といいますか、研究しておりますので、その中でしっかりと検討してまいりますし、対応してまいりたいというふうに考えております。  台風21号での教訓も踏まえた停電対策の物品についても、一度にはちょっと難しいんですけれども、複数年かけてしっかり計画立てて備蓄のほうをしていきたい、そういった対応をしてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 90 ◯西本市民課長 マイナンバーの計画の見直しの件でございます。  今年度の目標に関しては、昨年度策定したものということで、これは国からの照会という形で、全国一律で出しておるんですけれども、コロナ禍において、この計画変更等もしなさいよという話は来ておらない中で、その目標はそのまま継続するということで、実際に最終的には、最低は絶対に20%を超えるだろうと。  あと、うまくいけば、25ぐらいまでは行くのかなというふうに見ておりますので、30からすれば、そういう結果に終われば、健闘はしたのかなというふうになるのかなと思っております。  以上です。 91 ◯古谷委員長 大森委員、3回目なので、もうお昼なので、御協力お願いします。 92 ◯大森委員 分かりました。  市長、南ルートの早期というのは、いつのことを差しているんですか。いつから計画されていて、早期というのは、いつまでですか。こんなんズルズルやって意味があるのかと。  防災のことは、市長も一緒やと思うけれども、実際はもうこの内陸部というか、関空のことも大事ですよ。だけれども、一番すぐ取り組まなあかんのは、この地元のことですわね。地元というか、こういう人が住んでいて、いろんな対応をしているところで、去年21号台風で大変なこともありましたから、そういうところで早期でこういうことで、いろんなことをしようというなら分かりますよ。  この話をしていると長くなるので、早期というのはいつのことを言うてんのか、年度も期限も決められないものを、早期で実現するんだというても、もう全く意味がない、税金の無駄遣い、そんなんに要望するならね。  早期というのは、いついつまでということできっちり国に迫るべきですよ。もう、それもできないんやったら、もういろんなホームページやインターネットや電話やいろんな方法で、それこそ国会議員の人に動いて、状況をつかむだけで十分だというふうに思いますので、その点についてお答えください。 93 ◯竹中市長 南ルートの要望は、平島市長の時代からの要望を続けているわけでございます。2年前の台風によって、橋に船がぶつかって空港機能が全く使えなくなった。全く封鎖をされた状態になったわけでございます。  ああいう状態を解決するためには、もう1本いつでも通れる海底のトンネルをつくって、それによっていつでも空港と内陸部が連絡が取れるような状態にするということが必要なわけでございます。  この早期にというのは、いつまでかということでございますけれども、一日も早くという意味でございます。早期というのはそういう意味合いで使っているわけでございます。  この要望というのは、これからもずっと続けて、できるまで続けないとできませんので、それまで続けていきたいというふうに考えてございます。 94 ◯古谷委員長 会議の途中ですが、午後1時半まで休憩いたします。       午後0時 2分 休憩       午後1時30分 再開 95 ◯古谷委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  それでは、岡田委員の質疑を許可いたします。 96 ◯岡田委員 よろしくお願いいたします。  最初に、166ページの十二本松の除去があるんですが、これについて、ここはもともと投票所だったところでもあるんですが、そこを除去してから多分2回ぐらい選挙があったと思うんですけれども、影響のこととか分かれば教えていただきたいと思います。  177ページの人材育成事業の内容と人数を教えていただきたいと思います。  それと、178ページの人権相談事業、これはさっきも大森委員が質問されたんですが、進路選択に関しては、グッとこれは増えているんですが、年代的にやっぱり中学生、高校生の相談が多かったのかどうか、お聞きしたいと思います。  それと、先ほど間違えました189ページのコンビニ交付負担金、これは泉南では使える店舗が何店舗あって、あと住民票と印鑑証明が取れると思うんですが、ほかは何か取れるものがあれば教えてください。  また、コンビニの時間帯とこの交付の手続ができる時間帯というのは違うと思うんですが、時間帯も分かれば教えていただきたいと思います。
     それと、このコンビニ交付の利用をされている状況をお伺いしたいと思います。  以上です。 97 ◯阪口総合事務局長 十二本松遥拝所除去に伴う選挙への影響ということで、平成30年の台風21号によりまして、十二本松遥拝所がかなり被災しまして、雨漏りがひどく、屋根なり天井なりが剥がれるというような状態で、選挙で使えるような状況ではないということで、区のほうとも相談させていただきまして、建物については、そのまま放置すると危険だということもありまして、除去の方向で進めさせていただきました。  それに伴いまして、投票所が1つなくなりますので、そこにつきましては、信達中学校を新たに投票所として設けると。それに伴いまして、投票に行く距離とかが遠くなる方とかもいらっしゃいましたので、信達公民館と信達中学校の2つの投票区を考え併せて、その投票区の線引きを変えたところです。  選挙の投票率等については、2つ合わせた投票率で前回とあまり変わっていないのかなと思っております。  以上です。 98 ◯西本市民課長 私のほうからコンビニ交付について答弁させていただきます。  まず、コンビニで交付できる種類ですね。先ほど御質問があったとおり、泉南市においては、住民票と印鑑証明の発行が可能となっております。昨年度の実績としまして、住民票が375通、印鑑証明が280通となっております。  開始初年度ということで少なかったんですけれども、今年度コロナ禍等の影響もありまして、この4月から7月の実績ですけれども、住民票が235通、印鑑証明が193通ということで、徐々にではありますが、発行状況は伸びているというところです。  交付できる時間帯なんですけれども、24時間365日開いているコンビニエンスストア等で実施しておるわけで、あとスーパーマーケット等もありますけれども、それのマルチコピー機というもので発行するんですけれども、朝6時半から夜の11時まで、これが365日、メンテナンス日以外は可能であるということになっています。  以上です。 99 ◯大濱人権推進課長 私のほうからは、総合相談事業について御答弁させていただきます。  先ほどの大森議員の質問、答弁とかぶるんですけれども、この相談事業につきましては、人権、就労、進路、生活相談を4相談事業、総合相談事業としておりまして、件数のほうは人権が9件、就労250件、進路23件、生活が207件の合計489件でございます。  子どもからの相談につきましては、昨年度より人権協会といたしまして、キッズ相談というのを月1回始めさせていただいたんですけれども、実績は昨年度はございませんでした。もう少し子どもたちへのチラシの配布であったりとか、周知のほうをこれから力を入れていく必要があるというふうに考えております。  以上です。 100 ◯岡田委員 ありがとうございます。今の人権相談の進路に関する相談というのはグッと増えているんですが、これはやっぱり高校とか大学についての相談じゃないのかなというふうに思うんですが、学校との連携、そこが分かれば、何かされていることがあれば、教えていただきたいと思います。  それと、コンビニ交付、さっきもちょっと言いかけたんですが、本当に地域でコンビニのないところもありますし、市役所に来るにも遠いところもありますので、そういったところを、これからどういうふうに考えていかれるか、お考えがあればお聞かせいただきたいと思います。 101 ◯大濱人権推進課長 進路の相談についてなんですけれども、主には奨学金に関する御相談がほとんどというふうに聞いております。  奨学金を申請する時期等がございまして、2年ほど前からちょっと間に合わなかったというような状況も数件ございましたので、昨年度よりもその時期を早めて相談いただいた方には、奨学金の手続ができるような対策を取っているというところでございます。  すみません、先ほど人権啓発事業についての答弁もさせていただいておりませんので、人権啓発事業、ヒューマンライツセミナーと題しまして、テーマは「外国人と居場所を考えよう」ということで、2回講座を実施いたしております。  これにつきましては、参加者数は延べ30名程度ということで、大人から子どもまでの居場所づくり、それと外国人に対する居場所づくりというふうな内容で実施させていただいております。  もう1つの人権啓発リーダーの要請講座というのも計画を立てておったんですけれども、新型コロナの影響で、この講座については中止とさせていただいております。  以上です。 102 ◯西本市民課長 コンビニ交付につきまして地域でないところもあるということなんですけれども、今回今まで市役所に来てもらわなければ取れなかった。あるいは郵送請求等でしか取れなかったという部分について、プラスアルファでコンビニエンスストア並びにイオンさん等、そういった大型のスーパーマーケットでもマルチコピー機を置いてあるところでは取れるということで、ないといえばないんですけれども、実は今まで以上に利便性が高まっているのかなというところで、御理解いただければと思います。  あと、泉南市でも実現に至っていませんが、先進市、例えば四條畷市であるとか、大阪市もこの7月からですか、始まっていますが、電子申請ということで、いろんな手続を電子でできると。マイナンバーカードを活用してできるという、そういうプラットフォームも利用してやっている自治体もおられます。  コロナの交付金等を活用してやられている自治体もたくさんおられますので、我々も担当課としては、できるだけそういったものを入れていただきたいということで、関係部署には要望して、引き続きやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。 103 ◯岡田委員 1点確認なんですが、コンビニ交付できるというのは、全部のコンビニ店でできるのかどうかというのだけ。あと、何か所か分かれば、数を教えていただきたいと思います。 104 ◯西本市民課長 今ここで全部どこができるというのをお答えするのは、なかなか難しいんですけれども、いわゆるメジャーなコンビニエンスストア、これにつきましては、市内にあるコンビニについては間違いなく確実にできます。  すみません、泉南でも、ヤマザキ、ファミリーマート泉南、そこだけちょっとできないということで、それ以外はできるということで、あと全国でもいろんなほかの市内にないような、いろいろなブランドのコンビニもありますが、そういったところの主なところもできるということになっています。 105 ◯古谷委員長 ほかに質疑はございませんか。 106 ◯河部委員 通告はもうしていなかったんですけれども、3点だけ聞かせてもらいたいと思いますけれども、1つは、158ページの職員採用事業に関わってですけれども、現在の定員管理計画に基づいて、今どのような採用状況になっているのか、教えていただきたいと思います。  それと、168ページのふるさと寄附推進事業の関係で、当初は約7,000万の予算を組まれている中で、補正が1億5,800万強、組まれているんですけれども、この令和元年度予算、決算については、相当ここ年々ふるさと寄附、納税のほうが増えているとは思うんですけれども、それの返礼品も併せて増えているのかなとは思うんですけれども、その辺の、この令和元年度の状況を教えていただきたいと思います。  最後に、172ページの自主防災組織の関係ですけれども、この令和元年の段階で、市内の自主防災組織をつくられた、今現在の稼働している団体の数を教えていただきたいと思います。 107 ◯川端総合政策部長 採用の関係なんですけれども、定員管理といたしましては、令和元年でいきますと417名、令和2年といたしましては419名という実績になっております。  今年度も採用に向けて今募集をかけて、1次のペーパー試験が終えられたところになっております。  あと、ふるさと納税の返礼品の状況なんですけれども、一応市内の産品を増やすようにといって、要は飽きが来ないといったらおかしいですけれども、やっぱり返礼品を見て、ふるさと納税をされる方も多いですので、そういう形で人気の部分は、より人気が出るような形で伸ばさせていただくとかいう工夫をしながらやっています。  また、何かブランド化を考えながら返礼品を増やしていきたいというふうにも考えておりますので、今現在でも返礼品を提供していただいている業者さんにも、いろいろアイデアを頂きながら、またアイデアを提供しながらといいますか、相談しながら、そういうところで伸ばしていきたいというふうに考えております。  自主防災組織については、担当のほうから回答させていただきます。 108 ◯木津西危機管理課長 私のほうからは、自主防災組織の現状のほうを御説明させていただきます。  まず、自主防災組織の市内における活動を行っていただいている団体数ですが22団体で、組織率としましては、全世帯のうち自主防災組織のある地区の組織を割り戻しますと、62.20%という形になります。  平成30年の兎田区が設立されまして、それ以降ちょっと新規設立はないという状況になっております。  以上でございます。 109 ◯河部委員 定員管理の関係ですけれども、今、部長のほうからは、元年度は417、令和2年度は419ということでお聞きしたんですけれども、これは市の持っている定員管理計画の、この平成31年度以降、令和2年度以降はどうなっているのか、ちょっと分からないんですけれども、それまでの計画での目標値を見ると、たしか平成31年度、令和元年度については433という目標値を立てていたと思うんですけれども、実績から見ると、やっぱり16名ほど少ないという実績にはなっているのかなと思います。  その辺、やはり今現在、これからの退職者の増加も含めて、きちっとした適正な採用を進めないと、今後の職務に当たる方の内容も含めて、大変になるのかなと思いますので、その辺のお考えがあれば聞きたいなというふうに思います。  あと、ふるさと納税の関係ですけれども、何ていうんですかね、ここは去年から増えたということではないんじゃないのかなと思います。  一定の当初からの計画というのか、やっぱり予算化しにくいのかなと思うんですが、その辺、しにくいのであればそれでいいんですけれども、やっぱり一気に当初組んだやつから決算が終わった数字でいくと、3倍ぐらいに増えているので、その辺のやっぱり計算立てはどうなのかなというふうに思うので、その辺のお考えも聞きたいなというふうに思います。 110 ◯川端総合政策部長 定員管理計画につきましては、まさに今年度計画立てて、見直すように段取りをしているところでございます。それにはやっぱり行革の部分も絡みますので、そこの部分と連携した上で、定員管理をやっぱり行く行くのところまで見据えて、職員の定数というものを考えていかなければいけないのかなと思います。  退職者もこれからどんどん増えていきますので、その辺のことも加味しながら、定員管理については考えていかなければいけないというふうに思っていますので、よろしくお願いいたします。 111 ◯伊藤総合政策部次長兼政策推進課長 ふるさと納税の予算措置なんですが、端的に言うと当初では見込みづらいです。令和元年度4億7,000万の御寄附を頂きましたけれども、その前年は1億3,000万で3倍強という数字になりました。今年度も当初予算は2億なんですが、今回の定例会で補正を上げさせていただいています。  やはり当初見込むときに、御寄附者のマーケットのほうが読みにくいのと、トレンドニーズというのがちょっと把握しづらいところがあります。ただ、市としてはできるだけ御寄附を頂けるような取組を、先進的に、斬新的にやっているというふうに考えているので、今年度も好調に推移しております。  以上です。 112 ◯谷副委員長 こちらも通告はしておりませんけれども、1点だけお聞きしたいと思います。  179ページ、配偶者からの暴力相談、また防止事業について、この現状等々が分かれば教えていただきたいと思います。 113 ◯大濱人権推進課長 配偶者からの暴力防止事業の件でございます。  これにつきましては、相談というか、DV相談ということで、うちのほうは受付しております。ここは昨年度であれば、例えば年間74件の相談を受けたうち、2件の方を命に危険があるということで、一時保護施設に送致しております。  令和元年度につきましては、全体といたしまして103件、30件程度増えているんですけれども、そのうち1件が命の危険があるということで、一時保護施設に送らせていただいたということでございます。  ここ数年を見ますと、少しやっぱり増えてきたというふうな状況になっておりますので、今後も命に関わる施策ではございますので、相談等を適切に速やかな対応が取れるように対応していきたいと考えております。  以上です。 114 ◯谷副委員長 ありがとうございます。今年もコロナ禍というところで、そういうDV被害というのが増えてきているというふうにも聞いておりますので、市を挙げて、ぜひ取り組んでいただきたいなというふうに思います。 115 ◯古谷委員長 以上で議会費、総務費の質疑を終結いたします。      (議会費、総務費の審査終了) ────────────────────── 116 ◯古谷委員長 理事者の入替えのため、その場で暫時休憩いたします。       午後1時50分 休憩       午後1時51分 再開 117 ◯古谷委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。          ◎ 民生費、衛生費 118 ◯古谷委員長 次に、198ページから251ページまでの款民生費、衛生費を一括議題とし、質疑を行います。  本件については、質疑の通告がありますので、質疑を許可いたします。大森委員の質疑を許可いたします。大森委員、御協力ください、短めで。 119 ◯大森委員 特別養護老人ホームの待機者の数について、それから、こういうところに入れない場合の方で、24時間見守り体制が泉南市の場合、どんなふうな形で実現しているのか。  213ページですけれども、水道料金・下水道使用料福祉助成事業ですけれども、利用者数について教えてください。  それから、217ページですけれども、子ども医療助成事業ですけれども、年齢の拡充を求める声が僕の周りでも聞かれますし、市政に興味を持っているような方なんかの、今リーフレットなんかが配られていますけれども、高校卒、18歳までとかいう要望も上がっていますけれども、年齢の拡充について検討しているのか、していないのか、お答えください。  それから、231ページ、生活保護の利用状況ということで、泉南市の1人のケースワーカーが持っている生活保護利用者の数は何人ぐらい、平均で持っているのか。国の基準ではどうなっているのかについてお答えください。  それから、233ページ、国保ですけれども、限度額が幾らで、この限度額に達する人というのは、4人家族でいうたら年収幾らくらいからになるのか。それから、年収200万円の方で4人家族、夫婦と子ども2人ということでいえば、この方の国保料というのは幾らぐらいになるのか。  それから、233ページですけれども、保健センターですけれども、保健所と保健センターと、明確に仕事が違っていて、保健センターというのは、感染症対策については担当しないというふうになっていると思うんですけれども、そういうことであれば、例えば泉南市でのコロナの感染症の方の例えば後追いの接触者とか濃厚接触者がないというような調査などもできないというのは、これからコロナ対策のことを考える上で弊害になると思いますので、その点どんなふうに考えておられるのか。  それから、247ページ、ごみ収集についてですけれども、緊急時、災害時の対応についてお答えください。  それから、248ページですけれども、し尿処理費についてですけれども、証拠がなくなっていると、証拠隠滅されたとかいうふうにおっしゃっているけれども、どういうものがなくなっているのか、書類が。  例えば、でも公用車の管理の帳面なんかを見せてもらうと、もともと公用車の管理をされていないと、記入をされていないということがあるので、文書管理についても、なくなっていたのか、ちゃんと記入されたものがあったのか。その辺もちゃんとできていたのかというふうに思いますけれども、文書管理についての実態をお答えください。  それと、警察のほうでは、着服については起訴できないということですけれども、報告では、着服した元市の職員は着服を認めていると、もう謝罪もあったということでしたけれども、その点について、着服を認めていたということで間違いないのか、認めた内容についてはどういう中身だったのか。  最後ですけれども、250ページの双子川浄苑についてですけれども、ここから流れている処理水とか臭いについて、環境アセスというんですか、どんな状態になっているのか。処理水についても問題がないと。臭いについても問題がないと。ただ、バキュームカーなんかが通るときには臭いがすることがあるかと思いますけれども、双子川浄苑からの処理水については、環境的には問題がないのかと思いますけれども、その点についてお答えください。  その上に立って、処理水に問題がなければ、バキュームカーが通らないような地域への自主環境整備補助金については見直す必要があるんじゃないかと思いますけれども、その点についてお答えください。 120 ◯藤原長寿社会推進課長 それでは、まず特別養護老人ホームの待機者数について御答弁申し上げます。  令和2年4月1日現在で127名の申込みがございます。実際、この内訳といたしまして、3か月以内に入所を希望されているのが48名、3か月から1年以内に入所希望が22名となっております。1年以内の入所の希望は、足しまして70名の方が希望されております。  1年以上でも構わない方は34名、そのほか介護保険施設のほうに、介護老人保健施設等に既に入所されている方につきましては23名で、計127名の内訳となっております。  ほか、この24時間の介護保険での見守りにつきましては、24時間の定期巡回・随時対応型の訪問介護看護サービスというものがございます。これは済生会のほうで、老人居宅介護等事業ということで、定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業泉南という形で、令和2年8月現在で約7名の方が、この24時間の対応を受けております。  内容といたしましては、医師の指示に基づきまして訪問介護、またコールセンターを設けておりまして、24時間体制で随時の相談とかを受け付ける状況となっております。また、定期巡回をいたしておりまして、日常生活上必要な介護等を行っております。  続きまして、水道料金、下水道使用料の福祉の助成の実績でございますが、令和元年度は決算といたしまして638世帯で113万3,990円の決算を打っております。  以上です。 121 ◯高尾生活福祉課長 私のほうからは、生活保護利用状況についてということで、1人のケースワーカーの担当世帯数は、国の基準と合わせてどうかというお問合せでございます。  令和2年4月末で、保護世帯数が764件でございます。ケースワーカーが、正職のケースワーカーが8名、プラス任期付のケースワーカーとして1名、平均で86.1世帯を担当していると。国の基準につきましては、1人のケースワーカー80世帯というふうな状況でございます。  以上でございます。 122 ◯田代保健推進課長 私のほうからは、保健所と保健センターの感染症対策における業務が明確になっているのかどうかという御質問に対して答弁させていただきます。  保健所につきましては、都道府県には地域保健法によって保健所を設置する義務がありまして、また保健所政令市、高槻市とか枚方市、吹田市などは、地域保健法の規定によって保健所を設置できる政令指定都市、中核市及び政令で定める市を言っております。  そちらでは、本来都道府県が実施している保健所業務を市が実施しているものとなっております。それらの政令で定める市以外は、保健所の設置権限はなく、都道府県管轄の保健所に属することとなりますので、本市の場合は泉佐野保健所の管轄となっております。  感染症対策につきましては、今回の新型コロナウイルスにつきましては、新型インフルエンザ等特別措置法に基づいて実施をしているんですが、御指摘いただいておりました陽性者への対応、濃厚接触者への対応というものにつきましては、都道府県の保健所の業務と法律で位置づけられております。  その中で、市町村の業務としましては、住民の皆さんへの感染予防策や感染拡大防止策の普及啓発、また新型コロナウイルスのワクチンができた折には、住民接種という部分が市町村の実施主体となる業務となりますので、それに向けて今後準備を進めていきたいと考えております。  以上です。 123 ◯竹本清掃課長 私のほうから、ごみ収集について、緊急時、災害時の対応についてということでございますので、お答えさせていただきます。
     大規模災害が発生したときには、泉南市の防災計画に基づいて、また災害対策本部が設置され、災害廃棄物については清掃班が担当するというふうに位置づけをされております。  その中で、清掃課としてどういった形で対応するのかということで、国の指導をいただきながら、この3月に泉南市の災害廃棄物処理計画というのを作成させていただいたところでございます。  大きな部分でいえば、災害を想定して事前準備、また平時の備え、初動対応、そういったものに重点を置いて計画をつくらせていただいたところでございます。  それに基づいて、清掃課としてどうするかというところで、災害が発生した場合には、その災害の状況、どういった廃棄物が出るのかとか、まず、そういった状況を調べた上で対応していくという計画をつくらせていただいたところでございます。  また、今回のコロナにおきましても、清掃課のほうで陽性者が1名、濃厚接触者が20名近く出まして、皆様には大変御心配、御迷惑をおかけしたわけでございますけれども、これにおいても、泉南市の清掃課としまして、どういった体制で対応ができるかというところを、事前に整理をしておりまして、最低人員を確保した上で、なおかつ通常業務が困難になる可能性があるということで、市民の皆様に、資源ごみの排出抑制のお願いをしてきたところでございます。  市民の皆さんの御協力の上で、今回そのもとで遅滞なく無事に収集ができたということで、私としてはありがたく思っております。市民の皆様の御協力には大変感謝をしております。  以上でございます。 124 ◯加渡福祉保険部次長兼保険年金課長 国民健康保険におけます賦課限度額と世帯の収入状況による保険料についてですけれども、まず限度額につきましては、医療分、支援分、介護分、この3つそれぞれで賦課を行いますので、医療分については、所得33万円の控除前で484万円、支援分で563万4,000円、介護分で486万1,000円、この金額になりますと、限度額になってくるということになります。  それと、収入状況によります保険料ですけれども、世帯の状況とか人数とか、そういったところで違ってくるんですが、一般的な夫婦と子どもさん2人の世帯でいきますと、世帯所得が200万円ですと43万9,000円程度、300万円で63万2,000円程度、400万円で77万6,000円という保険料になります。  これは収入額ではなくて、所得ということになりますので、この所得額からまた控除、33万円引いて、そこから積算をするということになります。  以上です。 125 ◯岡坂家庭支援課長 失礼します。私のほうからは、子ども医療制度の件についてお話しさせていただきます。  これは、0歳児から中学3年生までの入通院医療費の助成を行い、経済的負担を軽減することが目的でございます。  平成29年に、対象年齢を中学3年生までに拡大しておりますが、さらに高校3年生までというお話でございましたが、3か年延長することは、現時点では非常に厳しい、財政的にも厳しい状況でございますので、今後も引き続き、府の制度の動向や、また近隣市町村の状況も確認しつつ、見守って見ていきたいと思っております。  以上です。 126 ◯宮阪市民生活環境部長 それでは、し尿処理費のくみとり券について、どのような書類がなくなっているかというところと、本人が認めているのは何かという部分について御説明させていただきます。  どのような書類がなくなっているかにつきましては、第三者委員会の報告書で、販売所に支払った手数料から逆算しているとかいうところから、一定お分かりになるかと思いますけれども、領収書の類い、それと市役所の環境整備課で販売していた記録の一部、こういったものでございまして、具体的なことは、まだ今後の刑事事件、刑事訴訟であるとか、あと民事も含めまして、あまり詳しいことを申し上げれば、本人に抗弁の準備をされるおそれがございますので、その細かいところについては御容赦いただきたいと思います。  それとあと、本人が元職員が何を、どういうふうなことを認めていたのかという部分につきまして、令和元年10月3日に告訴をさせていただいた中身の42万何がしの分については、本人も認めているというところで、我々が聞き取った中で、本人も認めているというところでございます。  それと、文書管理につきましては、また担当課長のほうから説明させていただきますけれども、あと双子川浄苑の処理水の話なんですけれども、処理水については、水質汚濁防止法に基づきまして、BODであるとかCOD、それとSS、それと窒素、リンなどについて測定をいたしておりまして、基準値以下で処理場の設計値というのを、それぞれ設けておりまして、全てここ数年基準値以下という状況になっております。  それと、バキュームカーが通らない地区の自主環境整備補助金についての見直しということでございますけれども、バキュームカーにつきましては、公共下水道が完全に整備されている区域以外、泉南市内どこでも走っておりますので、そのバキュームカーによって、この地域の自主環境整備補助金が補助しているという意味ではございませんので、一般質問でもお答えしたとおり、地区への様々な事業に対する理解であるとか、その運営と継続について、協力を得るためを目的としているものでございますので、今後とも3地区、補助金を出している3地区について、それぞれに誠意を持って対応していくというふうに考えてございます。 127 ◯大谷市民生活環境部次長兼環境整備課長 それでは、私のほうからは、公用車の管理、また運転業務について御説明申し上げます。  公用車の記録が十分記載されていないというところがございまして、その点について改めて、記録をきちっと書くように指導をしているところでございます。  以上です。 128 ◯高尾生活福祉課長 先ほどのケースワーカーの担当の平均世帯数です。ちょっと数字の誤りがありました。申し訳ございません。  「86.1世帯」と答えたんですが、「84.9世帯」というふうに訂正させていただきます。よろしくお願いします。 129 ◯大森委員 特別養護老人ホームですけれども、やっぱりこの建設誘致というんですか、建設、公的なものも含めてですけれども、やっぱりこれだけの待機者がおると。1日1件以上、介護殺人や介護自殺が起こっている状況の中で、この対策というのは、もう待ったなしやと思うんですよ。  市長、こういう建設について、早期に一日も早くやってもらう必要があるんやけれども、市長はどんなふうに考えておられますか。  それと次に、水道料金の福祉助成ですけれども、これが来年度から廃止になるんですかね。これはやっぱり高齢者の方が利用されている638世帯ですよね。  一応、コロナ禍のもとで今水道の基本料金を半額にしていますけれども、やっぱり水道というのは命に関わるものなので、市長の考えもあるでしょうけれども、この制度については、コロナ禍の特例ということで、来年度も引き続きやってもらうということが大事かなと思うんです。その点について、市長、どんなふうに考えておられるのか。  それと次に、生活保護の利用状況ということでお聞きしたいんですけれども、国平均よりも上回っていると。国の平均が1人のケースワーカーで80世帯で、これも本当に多くて、国の基準でも大変やと言われている中で、泉南市がこれを超えているわけで、この改善というのは、市長、一日も早くやっぱり早期にやってもらわなあかん問題だというふうに思うんですよ。この点についてどのように考えておられるのか、お答えください。  それから、保健所、保健センターの件ですけれども、保健所が今はもうパンク状態というふうに言われているのは、感染者が出た場合に、その方がどんな行動をして、どういうところで濃厚接触なりしたかということが、把握とか追跡調査の体制が本当にとられへんということが、今、保健所の方々の仕事量が増えて大変ということなので、やっぱり泉佐野の保健所では、泉南などのことまでなかなか目が行き届かない。  やっぱり地元を知っている人が、そういう調査をすることが大事かなと思うんですけれども、そういう意味で、この感染症対策、泉佐野の保健所任せにはできない部分が、カバーできるような体制ができないか、その点についてお答えください。  それから、ごみ収集のやつで、21号台風の経験とかを得て、いろんな対策を取っていただいていることがよく分かりました。今回のコロナでいえば、もしか感染者がもっと増えていたりとかしていれば、本当に市民の協力もありましたけれども、1人の感染者で、あとの方は陰性ということで対応できたということ。  市長の説明を聞いて思ったんですけれども、やっぱり市の職員の中に経験者がおって、ごみ収集車なんかに乗った経験のある方がいらっしゃって、そういう人がいろいろ助けてくれたという面があったと思うので、全て民営化してしまうと、市のほうでそういう応援する体制ができなくなるんじゃないかというふうに思うので、その点どんなふうに考えておられるか、お答えください。  それと、し尿処理についていえば、着服を認めた。これは詐欺の部分になるのか知りませんけれども、42万円だけについて元職員は認めているわけなんですかね。それ以外のところの過去については、全く言及はなかったとか、それはもうはっきりしたところは分かりませんけれども、それ以外のところは着服した元職員は認めていないのか、その辺のところをちょっと答えられる範囲で答えていただきたいと。  もしか、42万円以外は元の職員は認めていないんやということになれば、またそれは対応がどう変わるのかというて心配になるので、その点についてお答えください。  それから……。 130 ◯古谷委員長 もうそんなもんにしてください。 131 ◯大森委員 公用車の管理については、これは、いや、これからしてもらうということじゃなくて、公用車の管理の実態を見れば、大事な、し尿処理に関するような書類があったのか、結果とすれば、今なくなったというふうに言うているけれども、ちゃんと着服した元職員が付けていたのか。それを市の市民生活環境部としてちゃんと把握していたのかということが心配なので、もう昔のことで分からないのなら、もう仕方がありませんけれども、その点についてお答えください。  それと……。 132 ◯古谷委員長 大森委員、一旦もう切ってください。もう30分たっているので、答弁を……。 133 ◯大森委員 これでもう2問目は終わるから、次のやつで。  自主環境整備補助金については、双子川からの水もきれいなんでしょう。言うたら市外の行政区ですよ。市外の行政区については、双子川に接しているからということで、補助金が出ていると理解しているんやけれども、水についても環境上問題がないと。処理水、樫井川が流れている水には、もう環境上、問題がないと、バキュームカーも通れへんということであれば、環境整備補助金については、見直しをすべきじゃありませんかということを聞いているので、的確にお答えください。 134 ◯竹中市長 まず、老人ホームの建設でございますけれども、市として直接老人ホームを建設し、運営するということは考えてございません。民間でたくさんあるわけでございまして、そちらのほうでの運営をしていただくという方向で考えてございます。  御存じだと思いますが、本市の高齢者施策、特に認知症施策なんかは、地域ぐるみで、地域全体で支え合っていこうということを前提にしまして、在宅での見守りであったりとか、それを前提にしておりますので、あまり老人ホームの建設促進ということは、特に考えてございません。  それと、水道の福祉減免でございますけれども、これは本市の水道部が、水道事業そのものを広域水道企業団に統合した際に、暫定的な措置として、この水道減免の継続をさせていただいたわけでございます。これも今年令和2年度で終わることになりますので、それ以後の継続というのは考えてございません。  それと、生保のケースワーカーでございますけれども、今の状況で基準よりも超えているということでございますが、今忙しい中で頑張っていただいているわけでございます。  人事異動の時期にその状況を見ながら、その辺の人員については考えてまいりたいというふうに思っております。  それから、ごみ収集ですね。確かに先般コロナウイルスの濃厚接触者がたくさん出て、2週間の自宅待機というのがされたわけでございます。その際には、非常に手薄になりまして、元清掃の経験者がちょっと電話の対応とか、そちらのほうにやっていただいたということがございました。  ごみ収集も今はまだ非常にたくさんの職員がおります。新規の職員の採用は特にやっておりませんので、ある一定人員の数が少なくなってきた段階では、民営化を進めていく必要があるというふうに思っております。  ただ、完全にゼロにすることはございません。電話での対応ですとか、ごみの収集計画やとか、そういうものは市で独自でやっていかないといけない。そういう事業がたくさんございますので、その要員としては何名かは残しておかなければならないということでの対応をさせていただくというふうに考えてございます。  私からは、以上です。 135 ◯田代保健推進課長 私のほうからは、保健所がコロナ対策でパンク状態であるということで、カバーできる体制ができないかということの御質問に対してお答えさせていただきます。  委員おっしゃるとおり、本当に感染者がたくさん増大しているときには、もう保健所も本当に大変な状況でございました。それを改善していく施策としまして、まず1点目は、一般質問のほうで御質問をいただいておりましたが、PCR検査が保健所を介さずに直接かかりつけ医で検査ができる体制が徐々に整ってきております。  また、保健所を介さない地域検査センターの設置のほうも進んでおります。これによりまして、保健所がそういうPCR検査の受診調整の部分から、その業務をせず、行けるような地域での体制を整えるということが1点です。  あと、陽性者が出た場合の濃厚接触者のフォローアップ体制、濃厚接触の方の検査の調整であるとか、その方々の健康観察とか、そういった部分については、保健所の業務と切り離して、別の専用のセンターを設置して実施していくということで進めておられます。  これによりまして、保健所は積極的な疫学調査、陽性者への対応、またクラスター対策の強化に重点的に取り組んでいけるというふうな方向となっております。  市としましては、できるだけ患者を増やさないための感染拡大防止策を、引き続き市民の方に啓発のほうを行っていきたいと思っております。  以上です。 136 ◯宮阪市民生活環境部長 それでは、くみとり券の事件の分ですけれども、元職員が42万円以外に過去の分は認めていないのかというところでございますけれども、令和元年10月3日に業務上横領で我々が告訴する前に、様々な聞き取りを行った段階で、本人からはその分、42万円については横領を認めていたと。  ただ、その過去の分については、ちょっと曖昧な供述を当時しておりまして、それ以降、警察の逮捕等がありまして、本人がどう供述をしているのかというのは、我々は知り得ていないというところでございます。  それと、自主環境整備補助金でございますけれども、これは昭和53年頃から、周辺地区と協議が整って、この自主環境整備補助金を地元3地区に出しているわけなんですけれども、平成19年にはし尿処理場の焼却施設の廃止に伴って、減額の協議を行うなど、施設の状況の変化に応じた協議を行っているところでございまして、基本的には3地区に、誠意を持って対応すべきものと考えてございます。  今後も施設の状況の変化がない中で、補助金の減額が可能であるかについては、3地区それぞれと協議が必要なことから、今後協議の議題にのせることが可能かどうかは検討していきたいというふうに考えてございます。 137 ◯大谷市民生活環境部次長兼環境整備課長 それでは、私のほうからは、公用車の管理について御答弁申し上げます。  まず、前職員が使用していた公用車につきまして、運転記録がないということでございます。すなわち、記録がされていないということでございます。  以上です。 138 ◯古谷委員長 大森委員、ラストですよ。端的にお願いします、40分しゃべっているので。 139 ◯大森委員 まず、特別養護老人ホームの件に関しては、やっぱり地域で支え合うということは、それはもう今の状況では必要なことだし、その先頭に泉南市が立っているのはもちろん分かっているんですけれども、地域で持つというても、もう老老介護的になってしまいます。  それから、本当に命に関わることやから、もうどれだけ住民に任せられるかということも、やっぱり議論になっていることです。  それを考えると、やっぱり特別養護老人ホームの建設というのは、考えていかなあかんし、これも進んできたものが、そういう老人ホームに対する補助金が減らされて、一気にこれが沈んでいったという、国のそういう施策のもとで減っていったという経過がありますので、それをまたいろんな機会にぜひ検討していただきたいというふうに思います。  それと、自主環境整備補助金ですけれども、誠意を持ってという意味が分かれへんのですよね。環境被害が各3行政区の中にどんな被害があるのか。これを明確にして、それでそういう補助金の中で、その団体の中で環境汚染なんかがあった場合には、どんな対応をしてくれているのか、それに必要な金額はもちろん出す、被害に対しては補償するということは、それは分かりますよ。  今言うているのは、そういう科学的な資料がないわけでしょう。泉南市外の分については、樫井川に流す処理水については、もう環境水準を上回っていないわけでしょう。問題ないわけでしょう。くみとりの車ももちろん通らないわけでしょう。そこが一番金額が多いわけでしょう。そんな話ないですよ。  市民の税金を扱っているんやから、その誠意を持ってそういう団体に接することももちろんやけれども、まず泉南市民の税金を預かっている、税金を出してくれている人に対して、みんな苦労して出しているんやから、預かる者として誠意を持ってお金の、公金の扱い方については議論してもらわなかったら困るので、市長、この問題も担当者任せにせんと、よく実情を聞いて、僕なんかはもう完全に疑問を持っています。  今も言うたように、新家川に、樫井川に、環境なりの水を流しているところに、それからバキュームカーが通れへんところに自主環境整備補助金は出す必要はない。まして、泉南市内の2行政区よりも高い金額を出すなんていうのは、どうしても説明が付かないと思うので、こういう疑問を持っているので、これは担当課任せにせず、ちゃんと市長も間に入ってよくよく聞いて、泉南市の財政状況を見ながらも、やっぱり効果的な運用を考えてもらうと、こういうお金を双子川浄苑の改修費用にも回したりできるわけやから、それはもうぜひ担当任せにせず検討してください。  あと、国保について、さっき質問が漏れたんやけれども、結局486万円の所得で、賦課限度額が90万ぐらいに、まだ70万かな80万かな、なるという状況、それから所得200万、収入でしたかね、所得でしたか、200万でも43万円の保険料になるというのは、やっぱりこれは高すぎると。  今、全国知事会なんかでも、1兆円の保険料の引下げのための費用を回してくださいというふうな要望書を上げているということを考えれば、やっぱり保険料が高すぎるというのは、もう間違いないことだと思うんですよ。  そういう認識があるかというか、できるだけ、その保険料をやっぱり引き下げるべきだという立場で考えておられるのか、その点についてお答えください。  それと、最後ですけれども、やっぱり市長、コロナ禍のもとで、水道料金の引下げというのは、いの一番にこれはコロナ対策のときに取ってくれましたわね。基本料金半額と、そんな金額は多くありませんけれども、これはやっぱり喜ばれていますよ。  だから、高齢者の皆さんで今638人が利用しているものを、バサッと、よく水道料金のそういう統廃合のことなんていうのは、こうした事情が分かりませんから、僕らだってそういう統廃合したからって、何でこうやって福祉基金が切り下げられなあかんのやと疑問に持つぐらいですよ。  だから、これはまた継続について、コロナ禍とか経済の状況を見ながらやけれども、ぜひまた検討していただきたいというふうに思いますので、答弁をよろしくお願いいたします。 140 ◯竹中市長 水道の福祉減免ですけれども、福祉減免は、暫定措置として去年と今年の2年間で終わらせていただきます。  ただ、水道のコロナでの減免措置、これは当然、もし水道が本市の水道だったら当然黒字経営をやっていたわけですから、その黒字の幅の中で当然減免するというのは、少し措置できたわけですけれども、統合している関係で、市の判断ですぐにできないということで、企業団のほうには話をいたしました。  統合している団体、全部そろって要望書を出して、折衝をさせていただいた。結果として、2分の1減免が本市の場合が認められたわけでございます。  このコロナの状況がいつまで続くかによりまして、また改めて考えていかないといけないなというふうには思いますけれども、まだまだ続くようであれば、さらに企業団のほうと改めて折衝させていただきたいというふうに思います。 141 ◯加渡福祉保険部次長兼保険年金課長 国保の件についてお答えを申し上げます。  まず、限度額ですけれども、トータルで92万円が今現状泉南市の最高限度額となっておりますが、医療分で57万が頭打ち、支援分で19万で頭打ち、介護分で16万で頭打ちと、この合計が92万ということで、金額がそれぞれ違うということになります。  保険料そのものなんですけれども、まず、政令軽減といたしまして、低中所得層、この方々に対しての減額が、申請がなくても行っておりまして、これも元年度の決算額が5億8,660万幾らという金額になっております。  泉南市におきましては、これ以外に市独自で減免策を講じておりまして、主に何かと申しましたら、非課税世帯であったり均等割のみの世帯、こういった方々にも減免を受けていただくということで、所得割の軽減を行っておるところです。  これが元年度の決算額で4,560万という金額になってございまして、国保の広域化になりますので、年々軽減率を1割ずつ減らしていくということになります。  それで、令和6年からは、府下統一の減免基準ということになります。これでも一定救済策があるんですが、泉南市独自の非課税減免、または均等割の所得階層の方に対する減免が、一定そこでなくなるということになってしまいます。  泉南市の状況としましては、やはり多子世帯もしくは医療費が低い、こういったことが現実問題としてございますので、これは国保の大阪府の運営方針、今改正を行っておりますので、この中にも本市の状況を説明するため、広域化連絡会議、こういったところで声を上げていっているところでございます。  減額に向けたことが、かなうような努力はさせていただいているという状況でございます。 142 ◯宮阪市民生活環境部長 自主環境整備補助金の件でございます。いわゆるこういう迷惑施設というふうに捉えられている施設を、必ずどこかに設置しなければ、行政の執行が不可能でございますし、市民全員が公平になるような場所に設置するというのも、不可能な問題でございます。  こういったことに対して、一定の協力をしていただいた地域に対して、様々な自治体において、その地域や住民に対して支援あるいはそれに応えるべき施策を行っているというふうに認識いたしております。  その当時、建設した当時に周辺地域の理解と協力を得ることを目的とした補助金でございますので、そういう意味でもう随分建設からたったから、もう知らないよというようなことにはならないというふうに思いますので、そういう意味で誠意を持って対応すべきであるというふうにお話しさせていただいたところでございます。  今後、補助金の減額が可能であるかについては、3地区それぞれと協議が必要なことから、今後協議の議題にのせることは可能かについては、検討していきたいというふうに考えてございます。 143 ◯古谷委員長 次に、岡田委員の質疑を許可いたします。 144 ◯岡田委員 よろしくお願いいたします。  まず、201ページのホームレスの巡回相談指導事業の負担金のところなんですが、ホームレスの方の実態、高齢の方とかいらっしゃると思うんですが、それとまた活動状況と2つ教えていただきたいと思います。  また、208ページ、これは通告にないんですが、障害をお持ちの方の補装具についてなんですが、この見直しというのは何年に一度されているのか、お聞かせいただきたいと思います。
     218ページの子ども医療助成費、これも大森委員、おっしゃったように、私も本当に高校3年生までは希望するんですが、財政上ちょっと厳しいところがあるんですが、入院に関しては減ってきていると思うんですが、この入院の方、病気で入院の場合とけがで入院の場合と分けて、分かれば教えていただきたいと思います。  また、助産施設の入所、これも現況を教えていただきたいと思います。  219ページの未婚児童扶養手当、これも未婚なので、どちらかというと若い方が多いと思うんですが、年代的に分かれば教えていただきたいと思います。  それと、237ページの産後ケア、母子健康診査事業というのは、本当に盛りだくさんいろんなことを今していただいているんですが、その中でショートステイとデイサービスと、短時間のデイサービス、これの状況をお聞かせいただきたいと思います。  239ページのワクチンですが、これも高齢者の肺炎球菌の感染症のワクチンが5年延長になって、令和元年度には接触歴のない方に個別通知を実施して周知を図っていただいていますし、また、風疹予防ということで、妊娠を希望する女性とその配偶者、妊婦の方に実施をしていただきました。これの状況をちょっとお聞かせいただきたいと思います。 145 ◯高尾生活福祉課長 朝からも歳入のところでホームレスのことを答弁させていただきました。令和元年度は6人中1人が女性だということでお答えをさせていただきました。  年齢別というのか、高齢者の方というのは、申し訳ございませんが、把握はしていませんので、よろしくお願いします。  それから、このホームレスの事業に関しては、ホームレスの、すみません、ちょっと資料を出します。 146 ◯古谷委員長 先にいこうか、誰か。 147 ◯田代保健推進課長 私のほうから、まず産後ケアの件なんですけれども、産後ケアは退院直後の母子に対して心身のケアや育児のサポート等を行って、産後も安心して子育てができる支援体制を確保するものとなっております。  また、母子保健法改正によりまして、今現在は4か月未満の産婦と乳児が対象なんですが、来年度からは1年未満ということになっております。  昨年度の実績では、ショートステイが延べ15日、デイサービスと短時間デイはゼロとなっております。実人員では、ショートステイで3名です。  それから、予防接種の件ですが、まず、高齢者肺炎球菌ですが、令和元年度は接種率が22.5%、それから風疹の妊娠を希望する女性とその配偶者の方の分につきましては、162名の受診でございました。  高齢者肺炎球菌につきましては、コロナの感染症の影響で、本来であれば前年度5歳刻みで対象が決まっているんですが、前年度の対象であったけれども、外出を自粛ということで接種できなかった方については、救済措置として今年度、一応2月末までに申請いただいて、対象範囲を拡大して接種するということで、申請のほうを現在いただいているところでございます。  以上です。 148 ◯岡坂家庭支援課長 失礼します。まずはじめに、子どもの医療費助成についてですけれども、通院と入院の数ということで御質問されたんですが、今のところ、その区分の数値はつかんでおりません。  ただ、全体の件数といたしまして、8万3,397件の方が御利用されているということは、実績として上がっております。  これに関しましては、先ほども御質問がありましたように、今のところは他市の現状とかも確認しながら、考えてまいりたいと思っております。  次に、助産施設の内容でございますが、これは経済的負担の軽減をすることによって、安心して出産できるような事業ということでございます。  助産入院を受けることができない方は、経済的に困難な状況にある妊産婦に関して、助産費用の一部を負担し、助産施設にて出産してもらうと。  ちなみに令和元年度は入所者数が3件でございました。病院としましては、りんくう総合医療センターとなっております。  最後に、未婚の児童扶養手当の件でございますけれども、これに関しましては、一応まだ結婚されたことのないひとり親の方、その方に関して児童扶養手当を臨時的に支払うということでございます。金額は1人当たり1万7,500円となっております。  そして、一応、令和元年度はみなしということになっておりましたけれども、今年度からは課税対象と、ちゃんと税金が控除される形になっているというふうに聞いております。  以上です。 149 ◯梶本障害福祉課長 失礼いたします。私のほうからは、障害者自立支援給付事業のうち、補装具の給付費の件でお尋ねということですので、答弁させていただきます。  令和元年度の実績で、件数のほうは交付件数が63件ございました。1年前はちょうど58件でしたので、若干増えてきております。そしてあと、修理の件数が46件、これも前年は37件でしたので、伸びてきておるところでございます。  お尋ねのところは、見直しということで、お尋ねいただいていたかと思うんですけれども、これは制度の見直しということでよろしかったんですか。それともその機器の見直しという意味でしょうか。 150 ◯岡田委員 指針が決まっていると思うんですが、そういうのはやっぱり声を拾い上げて増やしていくとか、そういう見直しですね、話し合って声を聞いて、そういうのをされているかどうかというのを。 151 ◯梶本障害福祉課長 すみません、そういう制度的なもの、種類を増やすとか、そういうお話かと思うんですけれども、今現行の補装具費支給事務取扱の指針というものは、平成30年3月23日に制定されているものでありまして、そこから今度その次は令和元年9月12日に一部改正が行われて、追加とかそういうのが行われております。  その後、令和2年3月31日も同じようにまた一部改正が行われまして、細かなところの修正が行われたところでございます。  というふうに、この補装具環境もいろいろその技術的な進歩ですとか、そういうものも新しいものが開発されたりしておりますので、毎年こういう形で少しずつ見直しはされているところでございます。  以上です。 152 ◯高尾生活福祉課長 すみません、ホームレスの高齢者の状況でございますが、先ほど言いましたように6人いるんですが、6人中1人が77歳ということで高齢者の方がお一人ということでございます。  それから、ホームレスの活動ということでございますが、ホームレスの巡回相談指導事業ということで、これは負担金として出しているんですが、市町村、公共施設管理者、地域住民等と連携協力し、新たなホームレスに関する情報を収集するとともに、ホームレスの迅速な発見、把握に努めるということで、大阪府の社会福祉士会が、ホームレスの方を回ったり、そういうような活動をしていただいております。  それから、これは北大阪ブロック、南大阪ブロックというふうにブロックでやっておりまして、そこに負担金を出していたところでございます。  昨年度は泉南市がその幹事市をしていたということで、負担金も泉南市に入ってきていて、泉南市がその全部をまとめて払っていたということでございます。  今年度、令和元年度は泉南市がその幹事市でしたので、その決算額は大きいんですが、令和2年度は、泉南市は幹事から外れておりますので、決算額は少なくなるというふうな見通しになってございます。  以上です。 153 ◯岡田委員 ありがとうございます。ホームレスの方というのは、本当に脱するまでの支援というのは、すごく長期的に見ておかないといけないなというふうに思うんですが、今後、抱えている問題は様々で、やっぱり社会と関わりたくないという方も、中にはいらっしゃるかもしれませんので、長期的に考えていただきたいと思います。  それと、ちょっとずれるかもしれないんですけれども、ホームレスの方の今回の特別定額給付金への対応状況が分かれば、教えていただきたいと思います。  それと、先ほどの子ども医療の件は、入院の方に関して、病気で入院が何名か、けがで入院が何名かというのを、ちょっとお聞きさせていただきました。  それと、産後ケアなんですが、ショートステイとかいろいろお聞きしたんですが、その方たちの声ですね。何か拾った声があれば、お聞かせいただきたいと思います。  障害者の方の補装具も、何が必要かとかいうと、一番はやっぱりその人たちの声だと思うので、時にはアンケートを取ったり声を聞いたりとかして、しっかりとそれを受け止めて、また次に検討するときに、出していただければなというふうに思います。  以上です。 154 ◯東野会計管理者兼会計課長 私、特別定額給付金の担当でしたので、先ほどホームレスへの対応ということの御質問がございました。  何らかの形でその啓発活動をしたであるとか、アナウンスをしたというのは、特にはないんですけれども、実際には住民票が泉南市に元あった方、消除されておりましたので、復活をしていただきました。1人は知人だったと思います。  もう1人はどういう形やったか分かりませんけれども、もとのところに復活をしていただきまして、その方への対応としましては、住所地設定をしましたので、基準日以後、最初に住所地設定をいたしましたので、お二人には給付したという記憶がございます。  ただ、巡回であるとかというところの部分については、ちょっと私どもではやってございません。  以上でございます。 155 ◯田代保健推進課長 産後ケア利用者の方の声ということなんですけれども、特にアンケートを取っていたりということはなく、私のほうに声としては入ってきていないんですけれども、やはり今後の施策を考えていく上で、そういった声をどういうふうに拾っていけたらいいかというのを、ちょっと検討したいと思います。  また、利用者につきましても、なかなか伸びていないというのもありますので、それも併せて検討していけたらと思っております。 156 ◯岡坂家庭支援課長 先ほどの子ども医療の数でございますけれども、延べの数は分かっておるんですけれども、細かい数に関しましては、また後で調べて資料として出させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 157 ◯古谷委員長 以上で通告による質疑を終結いたします。ほかに質疑はございませんか。────以上で民生費、衛生費の質疑を終結いたします。      (民生費、衛生費の審査終了) ────────────────────── 158 ◯古谷委員長 理事者の入替えのため、その場で暫時休憩します。       午後2時51分 休憩       午後2時52分 再開 159 ◯古谷委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。      ◎ 農林水産業費、商工費、土木費 160 ◯古谷委員長 次に、251ページから285ページまでの款農林水産業費、商工費、土木費を一括議題とし、質疑を行います。  本件については、質疑の通告がございますので、質疑を許可いたします。大森委員の質疑を許可いたします。大森委員、ちょっと協力してくださいね。45分やったから、さっき、頼みます。 161 ◯大森委員 全体でいうと、大分短い、全然問題もないんと違いますん。  257ページですけれども、食と観光をセットにということで、いろんなこういう地場産業の発展のキーワードになっているみたいですけれども、そういう取組が何かあるのかということと、学校給食の地場産業の活用にということで、これもなかなか難しいみたいですけれども、何か数が足りへんということです。  ただ、保育園とか、そういう小さな単位ですればできるんじゃないかということとか、それから、どうしても学校給食にこれだけの量が必要やから、地元の皆さんにこういうものをつくってくださいとか、これだけの量を何とか集めてくださいとか、もちろん市だけじゃなくて、農協とか漁協の協力が必要だと思いますけれども、そういうのが検討されていないのかどうか。  それから、260ページで、水産振興費ということで、とにかくこれはもうアナゴの売出しということに関わるんですけれども、どんな状況になっているのか、お答えください。  261ページですけれども、地元商店の支援と、それから買物困難者への対策を、どんなふうに考えておられるのか。  やっぱり業者がどんどん減っていって、大変な状況になって、新家も、市長がランドマークやと言うてくれるような山側のスーパーが廃業されるとかになってきていますので、ちょっと対応が必要だと思いますので、対応というか、なかなかうまいこといかないし、対応も大変だと思いますけれども、お考えをお示しください。  それから、264ページの観光振興費ですけれども、サザンぴあにこの間行きましたら、どうですかね、何かやっぱりちょっと利用者が少なかったように感じたし、平日だったこともあるんですけれども、それと、早く閉まっていたようなんですけれども、利用者の推移とか、地場産の販売について、どんな状況なのか。  ロングパークが成功したというふうにお聞きしているのに、サザンぴあであまり売上げが伸びていないということが、僕の心配に終わればいいんですけれども、その辺の対応についてお答えください。  それから、266ページ、278ページとか全体にわたるんですけれども、公園管理で、これもいつも出てくる質問なんですけれども、トイレとか雑草というか、草刈りの問題の対応についてお聞かせください。  それと、俵池公園のトイレがやっぱり壊されて、大変なんですってね、市の職員の方の対応が。それとか、牧野公園も朝早くから子どもが集まったりして、いろんな苦情が寄せられているということもお聞きして、市の対応もいろいろ大変だと。  りんくう公園のサザンぴあの隣にあるトイレも、なかなか管理がうまいこといかへん状況があるようですけれども、その辺の対策について、どのようなことを進められておられるのか、お答えください。  それから、交通安全対策ですけれども、市に、白線などのいろんな修繕の要望をしたりして、遅れ遅れでも対応してもろうているんですけれども、これは府ですよと言われるような歩道の白線とかの修繕がもう全然遅くて、これはどうなっているんですかね、ちゃんと府のほうに言うてもろうているのか、府のほうの予算が少ないのか、ちょっとその状況が分かれば教えてください。それか僕の勘違いでちゃんと要望したら付けてくれますよということになっているのか、その辺についてお答えください。  それから、269ページですけれども、やっぱり状況が変わってきて、コミバスのいろんな路線の対策なんかも、ルートの変更とかいろいろ対応してもらっていますけれども、それ以上に買物難民、買物困難者、そういう地域が増えたりとか、高齢で車の運転ができへんという方が急激に増えてきたりとか、山間部にかかわらず、高齢化して車を手放す人も増えてきているので、これに見合ったような形でのコミバスの対応が必要かと思います。その点、どんなふうに考えておられるのか。  それと、バス停に椅子を置いてほしいというのは、これも幾つかの議員からもいつも要望が出ているんですけれども、なかなか難しいという答弁ですけれども、2か所ほど置かれているんですよね。それをお聞きしたのもあるんですけれども、せめて駅前とか、結構利用者の多いところでは、バス停を何とか置いてもらえないかと。  それは、行く行くは屋根も付けてほしいんですけれども、今もう暑い中で、そのバスを待つというのは大変なんで、駅とか拠点の、拠点と言うたらオーバーですけれども、駅前とか結構いろんなルートのバス停になっているところとかについては、設置を前向きに検討していただきたいんですけれども、その点についてお答えください。  それから、砂川樫井線の進捗状況ですけれども、何か一般質問の中で、令和6年の完成を目指してということをお聞きしたんですけれども、新家から一丘までと、一丘から和泉砂川駅ということで、この地域に、この単位でどれぐらいのどういう進捗状況か、一丘から新家のところはどれぐらいか、砂川から一丘のところ、砂川からのところではどんな具合、一丘までは行かへんのか、踏切のところまでは、いつぐらいまでとか、それを一遍分けて説明してもらえますか。  それと、項目のところにはなかったんですけれども、新家駅で海側にタクシーを止めて乗降口をつくってほしいという意見も聞いたので、これはどんなふうに考えておられるか、お答えください。  それと、284ページですけれども、市営住宅の、これも問題ですけれども、いろんな方が質問をされていますけれども、建て替えとか引っ越しなどの市の方向性が定まっていないので、住民の不安が大きいのではないかと。  財政のところの相談もあるんでしょうけれども、ちょっと早く方向性を決める必要があるんではないかと。それこそ、早期に一日も早く対応を考えてもらわなあかんと思うんですけれども、その点についてお答えください。  それと、284ページですけれども、空き家対策ですけれども、空き家バンク、一遍、泉南市内で家を探しているんやという人のお話を聞いてみたら、登録がなかったんですよね。なかなか登録するまでには難しいということなんですけれども、やっぱり需要はあるので、この空き家バンクのホームページに名前を、こういう空き家がありますということを載せなくても、ちょっとこういう相談窓口とかになるような形でもしていかないと、空き家バンクというたって、もう全然登録されているところがないというのも、どうかと思いますので、その点についてと。  あと、放置された状況の住居の対応とか、代執行してもええという法律ができましたけれども、代執行に関わるような物件があるのかどうか、お答えください。  消防費は次でしたかね。 162 ◯古谷委員長 次です。 163 ◯大森委員 ほな、以上、お願いします。 164 ◯伊藤都市整備部次長兼道路課長 安全対策費の歩道の白線の件なんですけれども、大阪府には言っているのかということで、お聞きした分については、当然伝えさせていただいております。  対応については、府内の対応となっておりますが、一括発注等で行っていると思われますので、大阪府についても、順次対応していっていただいているというふうに考えております。  砂川樫井線の進捗状況についてですけれども、現在、新家・一丘延伸の部分については、用地買収の進捗率といたしましては62%、現在河川設計について、新家川と柳谷川に架かる橋梁の詳細設計は完成しております。  今年度、既設道路の取付け詳細と用水路等の水門関係の設計委託を行う予定としておりまして、今年度用地買収については完了に向けて取り組んでまいりたいというふうに考えております。  続いて、一丘砂川間、尋春橋から砂川までの間ですけれども、未供用区間については、ほぼほぼ完成となっておりますけれども、舗装工事と一部和泉砂川駅前で用地買収が必要となっている地権者の方が1件おられます。この方と現在引き続き交渉を継続しているという状況でございます。  次、新家駅ですよね。これについては、海側のタクシー乗り場ということについて、私どものほうでお聞きしておりまして、手続については、現在タクシー会社等についてお聞きして、設置可能というふうに現在聞いておりますので、間もなく進んでいくものというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 165 ◯岡市民生活環境部参事 私のほうからは、地元商店の支援及び買物難民対策についてという御質問に対しまして、御答弁させていただきます。  地元の商店の支援に関しましては、中小企業の資金の融資利子補給制度というのがございまして、そちらのほうで一応府でありますとか、あるいは公金を融資された場合に、その利子の補給をさせていただいておりまして、令和元年度におきましては、申請が91件ございました。  商店といいますと、新たに泉南市内で商店をされるという方に対しましては、空き店舗の補助という形で、13店舗分の予算を確保させていただきまして、順次空き店舗を利用される方に対しまして、家賃、上限3万円になるんですけれども、そちらの補助を行っております。  あと、買物難民対策についてでございますけれども、特に御質問のありました新家方面でありますとか、あるいは一丘団地、あるいは砂川といった山手のほう、大規模なスーパーというのがございませんので、買物をされるのに非常に大変だというところは重々把握をしているところでございます。  現在のところ、山手のほうを中心にいたしまして、民間の事業者さんが移動販売という形で、泉南市内で10か所ほど移動販売をしていただいているところでございます。
     ただ、やはり1週間に1回程度の移動販売でございますので、常時月曜日から日曜日までの間、毎日お店に行って、なかなか買物できないというようなことで、大変お困りになられる方も多いというふうに思いますけれども、山手のほうに大きなスーパー等をつくるということに関しましては、いろいろな問題等ございますので、今後希望される民間事業者さんがもしございましたら、そちらのほうとも随時お話合いのほう、検討のほうを進めていきたいなというふうに考えております。  続きまして、サザンぴあの件につきましてでございます。  早く閉まっているのではないかという御質問がございましたけれども、現在営業時間は朝の8時30分から夕方の17時、5時までが一応営業時間というふうになってございます。  ただ、やはり商品の仕入れの量でありますとか、中で飲食するお店もございますけれども、最後までそこの品が十分に足りないというところで、早めにちょっとお店を閉めているというような状況もあるというふうにお聞きしております。  ただ、ロングパークがオープンをいたしまして、かなりお客様も増えてきているというお話を聞いておりますので、営業時間内は立ち寄っていただくお客様、全てに対しましてサービスが提供できるように、またこちらからも働きかけていきたいなというふうに考えているところでございます。  ちなみに、参考といたしまして、昨年度の7月と8月のサザンぴあの入場者数と、今年7月、8月、ロングパークがオープンしてからの入場者数を計算いたしますと、今年度は約5,000人ほどお客様が増えているというようなデータを頂いております。  私からは以上です。 166 ◯眞田住宅公園課長 私のほうからは、まず公園の管理についてでございます。  公園の草刈りなんですけれども、泉南市内に130か所あまりの公園がある中で、約80公園程度は、地元の自治会様の御協力をいただきまして、管理をお願いしているといった状況になっております。  残りの公園につきましては、市のほうで直営で管理をさせていただいているわけなんですけれども、予算的な話もありまして、草刈りについては年1回程度になっております。  それ以外で、予算が許す限りは2回というような形を取らせていただいていると。あまりにもひどいような状況になって、立入りもできないような状況になってきますと、職員で直接刈っているといった場合もございます。  御指摘のあった俵池公園のトイレなんですけれども、先日手洗いの排水のパイプが、ちょっと破損しておりまして、どうも壊されたのかなといった状況になっております。  これらについても、ほかの遊具であるとか、公園施設の修繕もある中で、予算の範囲内で対応していきたいというふうに考えております。  牧野公園なんですけれども、今年度の当初、ちょうどコロナで学校が休みになっておった時期ぐらいになるかと思うんですけれども、牧野公園で、早朝から子どもが集まって騒がしいといったような声が、近隣の住民の方から寄せられておりました。  防犯カメラ等で確認したところ、確かに朝の4時、5時といったような時間にたくさん集まってきて、公園のあずまやの上に乗ったりとかというような形で遊んでいるといった状況も見受けられたんですけれども、その後学校等が始まりましたら、そういった現象はないといった状況になっております。  次に、サザンぴあのトイレなんですけれども、ロングパークが開園しまして、ロングパークで新しくできた施設の部分については、新しいトイレということできれいと。  サザンぴあの横のトイレにつきましては、既存のトイレということで、若干老朽化も進んでおるということで、どうしても比べられてしまうと、いわゆる汚いとかというような状況になっておるんですけれども、管理を大和リースとサザンぴあで協力しながらやっていただくという形になっておりますので、引き続き管理を徹底してやっていただきたいなというふうに考えております。  続きまして、市営住宅でございます。  市営住宅につきましては、老朽化や耐震性能等が不十分な住棟が存在するという中で、市営住宅の長寿命化計画に基づきまして維持管理を実施しているといったところでございます。  今後も市の将来人口や世帯構成の変化等に十分対応しつつ、需要や財政規模に応じた戸数の維持管理が必要であるというふうには考えております。それら市営住宅を取り巻く周辺環境の中で、耐用年数が迫ってきている住棟の更新といったものの必要性についても、十分認識しているところではございます。  今後、それらのFM等との整合性を図りながら、それらの更新であるとか、そういった形の事業手法であるとか時期等について検討を行いつつ、それらの計画の中で早期にスケジュール等、それらを示していく必要があるというふうに考えております。  続いて、空き家でございます。  空き家バンクにつきましては、登録件数ゼロ件ということでございます。住宅公園課のほうの窓口にも、空き家の相談ということで、年間何件か来られて、空き家を処分したいとか貸したいとかいったような形の御相談も寄せられることがございます。  その際には、市のほうでもこういったものを実施しておりますので、どうですかというような御紹介はさせていただいて、空き家バンクに協力していただいている事業者さんの紹介とかもさせていただいておるところなんですけれども、空き家の所有者の方の事情もいろいろございまして、なかなか進んでいないといった状況になっております。  相談の窓口ということなんでございますが、今まで年に1回程度、空き家関係のセミナーを開いて、その後個別相談といった形でさせていただいておったんですけれども、今年度に入りまして、宅建協会でありますとか不動産協会等々、協定を結ばせていただいて、今後、期間はまだ決めかねておるんですけれども、定期的に空き家関連の相談会を開いていきたいというふうに考えております。  代執行に該当するような件数はということなんですけれども、現在市のほうで特定空家というのを1件指定させていただいておりまして、その分につきましては、いわゆる空家特措法の中で助言、指導、次に勧告、命令、代執行という流れの中で、現在勧告までさせていただいているといった状況になっております。  今後所有者の方の対応次第で、法に従いまして粛々と進めていく必要があるのかなというふうに考えております。  以上でございます。 167 ◯大原産業観光課長 私のほうから、学校給食で地の野菜をということなんですが、給食センターへ供給していくという量が、一農家であったり個人的な農家で対応するというのは、なかなか難しい状況です。  言われていた保育所であればどうかというのは、また農家さんのほうと相談しながら、1回検討はしてみたいなと。不作のときもありますので、農家さんはその辺を引き受けるというのが、なかなか難しいのかなと思いますが、一応検討していきたいと思います。  あと、あなごの売出しについてでございますが、岡田浦の漁業組合のほうで養殖事業を行ってもらっているんですが、昨年度市場価格で販売ということを行いまして、約4,000匹を売っています。今年度は約1万5,000匹を販売予定ということで、ロングパークの海のマルシェのほうで、煮あなご丼であったりとかあなご丼の提供を始めているというような状況です。  以上です。 168 ◯大谷市民生活環境部次長兼環境整備課長 それでは、私のほうからは、コミバスに関する御質問にお答えいたします。  まず、買物難民対策ということですけれども、様々なリクエストを頂いております。ですので、今後運行ルートとか運行の本数であるとか、そういうふうな要望に関して、バス会社との協定の更新が令和4年4月になってございまして、その前の令和3年度に、市民ニーズを把握するためのアンケートの実施を予定してございます。  その結果を分析しまして、できる限り市民の利用しやすい運行方法を検討してまいりたいというふうに考えてございます。  そして、2つ目のコミュニティバスの椅子あるいは腰掛け、また雨よけとかの設置に関することなんですけれども、利便性向上のために、そのような椅子等の設置をしていきたいというふうには検討したいと考えておるんですけれども、その設置に当たっては、道路管理者をはじめ関係各所との協議、またバスの乗り降りや歩道の利用者の通行に支障にならない幅員の確保等の検討が必要であります。設置が可能か、そして財源の確保と併せて検討を進めてまいりたいというふうに考えてございます。  以上です。 169 ◯大森委員 まず、農産物で今日も答弁してもろたんかな。煮あなご、梅干しがこれから泉南市の水産・農産物で売り出していきたいということで、ふるさと納税の返礼品にも考えたいというふうにおっしゃっていたと思うんやけれども、商品化のめどというのは、もう付いているんですか。  この間、缶詰を頂いたり、煮あなごのを頂いたりしたんですけれども、その辺の状況が分かれば教えていただきたいと。  商品化すれば、煮あなごは漁協になるんでしょうかね。梅干しはなんか会社をつくるのか、その辺のところもちょっと説明してもらえますか。  それと、移動販売が山の手でも結構盛んにやられているようですけれども、なかなか定着しない部分もあるのかなと。  一丘団地でも生協さんは引き続きしてくれてはるのかな、ほんでも何か漁協のほうは何か一旦中止、停止みたいになっていると思うので、その辺の難しさとか、援助なんか考えておられるなら、お答えください。  それから、サザンぴあについては、もう店が早く閉まっているというときは、もう逆にいうたら売り切れて成功しているというふうに思ったぐらいがええということなんですよね。  人数も増えているということなので、本当に地場産のやつを見ても、ときたま和歌山の、僕らもよう知らんような地名のものが置いてあったりしていて、何やと思ったりすることがあるんやけれども、できるだけ、やっぱり地場のものというか、泉南産と書いてあるものを置くような努力をしていただきたいんですけれども、その点についてお答えください。  それから、公園管理で大変な状況とか分かったし、費用が何ぼあっても足りへんというようなお話も聞いたことがあるんですけれども、先進地域の状況とかを一遍調べてもらう、もちろんそんなんは調べてはるやろうし、僕も聞きながら思ったのは、蚊の音なんか若い人が嫌がるというから、あんなん流すところもあるというふうに聞いたりしたので、そういうのもちょっと怒るだけとか、見守る、学校に通報するとか、警察に通報するだけという解決方法じゃなくて、やっぱり何かみんな気持ちよく使える公園にしようというふうな雰囲気になるような、またなんかそういうのに取り組んでいただきたいというふうに思います。  砂川樫井線でいうたら、新家・一丘地域と尋春橋から砂川は、やっぱり2段階に分けて考えるのがええみたいですけれども、和泉砂川駅から尋春橋までは、ほぼ完成ということで、あと舗装工事とかあるみたいですけれども、完成時期は大体いつごろというふうに予定されているのか。  新家・一丘も買収が来年度ということで、たしか一般質問で、令和6年に完成というたのは、新家から和泉砂川駅まで全体ということなんですかね。ちょっとその辺のところも教えてください。  以上です。 170 ◯大原産業観光課長 ふるさと返礼品の煮あなごについては、今まで蒲焼きであったり白焼きというので、大阪市内のうなぎ屋さんに出して、それを返礼品としていたんですけれども、なかなか手間賃が高くて採算が合わないというところがありまして、今ロングパークのほうで出している煮あなごを調理してくれているところでつくったら、ある程度採算が合ってくるのではないかという話がありますので、その辺を変えていきたいなということで、今考えています。その事業主体は岡田浦の漁業組合になってくると思います。  梅干しに関しては、農業塾のほうで今年試しにつくって、できたものをサザンぴあへ出荷して、今販売してもらっていると。ふるさと納税の返礼品については、サザンぴあで、泉南物ということで、野菜とほかそういうのとセットで梅干しも入れてもらって、返礼品はできないのかなということで、今考えている状況です。  以上です。 171 ◯伊藤都市整備部次長兼道路課長 砂樫なんですけれども、完成時期については、新家・一丘区間について令和6年から7年について完成するであろうということでございます。  尋春橋から砂川の区間なんですけれども、用地交渉がございますので、いつということは、なかなか答えられないんですけれども、用地交渉の契約完了後から2年ないし3年後の完成開通というふうな形で進めていけるだろうというふうに考えております。  以上です。 172 ◯岡市民生活環境部参事 私のほうからは、移動販売というのがなかなか定着していかないということで、何かの援助はできないかという御質問に対して御答弁させていただきます。  たしかに移動販売というのは、なかなかやはりニーズにどれだけ応えられるかというところが、非常に大きな問題であるのかなというふうに考えております。  先ほど10か所ほど回っていただいているという民間事業者さんと併せまして、個人の事業主さんが、今現在のところ泉南市内で2か所移動販売をしていただいております。  個人事業主さんは、お一人、お二人でやられているところでございますので、なかなか大変なんですけれども、頑張ってやっていただいておりまして、市としても今後そういった方々に対して、何か援助ができないかというようなことも検討してまいりたいと思っております。  あと、サザンぴあの地場産品についてでございます。現在のところ、サザンぴあのほう、特に野菜に関して、大体泉南市内の野菜というのは、大体5割から6割程度、泉南市産のを置いていただいているというところでございます。  ただ、なかなか品ぞろえとか、あと量とかの問題もありますので、どうしてもそこでも足らないというものに関しましては、泉南市外からの野菜とか果物とか、そういうようなものを仕入れて販売をしていただいているということをお聞きしております。  ただ、サザンぴあのほうも公園のオープンに伴いまして、やはり地場産品というのをPRしていきたいというふうなこともおっしゃっていただいておりますので、また新しく農産物直売所の出荷規程というのを設けまして、新たな農産物を仕入れていただける方々を募集したりですとか、そういった努力もしていただいておりますので、今後また品ぞろえ等々、若干の変化というのが見受けられてくるのではないかなというふうに期待しております。  以上です。 173 ◯大森委員 そうしたら、梅干しとか煮あなごなんかも商品化に向けて、またぜひ給食で使っていただけるようにしてもろうたら、わざわざ大阪市内まであなごを持っていって、ルートにかかる費用だけでも、運送料だけでも大変やというお話があったけれども、それはやっぱり地元でやれば、環境にもええし、そういう費用もかかれへんと思うので、ぜひ検討していただきたいというふうに思いますけれども、その点どうですか。  それと、バス停については検討していただけるという答弁だったと思うんですけれども、具体的にどうですか。いろんな条件を見ながらということでしたけれども、全部一括というのは、もちろん無理なことだと思うし、条件が整わないところもあると思うので、取りあえず早急に、今言いましたような例えば駅前とか、ルートで幾つか利用が多いところとかは、先行的にというかね、早くから検討してもらいたいんやけれども、その点、どうですか。  検討してもらっても、やっぱり難しいですというような問題やないので、今も言うたように、もうこんな暑い中、ずっと立って待ってもらうというのも、本当に困っていて、そういう要望が強いので、それについてお答えください。  それと最後に、観光振興策の中で、今日も午前中質問して、ロングパークにお客さんがいっぱい来ているということですけれども、インバウンドという点では、コロナもあって外国からのお客さんはということは難しいというお話があったし、去年の決算の中でも、そんなにインバウンドの収入はなかったと。  もちろん空港関連はいろいろあるでしょうけれども、インバウンドのお客さんが泉南市の観光地にという形は難しいというふうに、そういう答弁もあったと思うんですけれども、インバウンドを盛んに言うていましたけれども、これについては、今後についてもコロナのことを含めて考えても、見直しが必要ではないかというふうに思うんですけれども、その点どんなふうに考えておられますか、お答えください。 174 ◯大原産業観光課長 あなご、梅干しの給食センターであるとか保育所で提供してというお話ですけれども、あなごについては昨年度だったと思うんですが、子ども園のほうからあなごを買いたいと。それを食育、こういう養殖していてという説明を子どもさんらにした上で、その後、あなごの天ぷらやったと思うんですけれども、そういうので食べてもらったというのはあります。  実際に保育所のほうから、そういうお声がけがあれば、ある程度農家さんにしろ、漁業組合にしろ、なかなかボランティアというわけにはいかないのであれですけれども、正規の値段でということであれば、そういう提供というのは前へ進んでいくんではないかなと思います。  その辺は産業観光課としても調整というか、そういうことはやっていきたいと思っています。  以上です。 175 ◯岡市民生活環境部参事 駅前等々でそういったスーパー等とかの進出に対しての補助金とか、そういったものは検討できないかということに関してなんですけれども、どうしても店を出されるのは民間事業者さんという形になりますし、なおかつやはり採算が取れないというところと、非常にシビアに民間さんはいろいろ計算をされますので、実際に進出を促すような施策というのが、市としてそれができるのかどうかという点も、ちょっと考慮していかなければならないなという点がございます。  今後については、先ほど申しましたけれども、すみませんが、検討をさせていただくということで、よろしくお願いいたします。  あと、インバウンドに関してでございます。確かにこのコロナ禍の影響で、もうニュースでよく言われているのが、以前のように戻るのは、あと2年ぐらい先じゃないかというふうにも言われております。  ただ、いずれこのコロナ禍が終息した後は、やはり日本というのは、海外から行きたい国ナンバー1というのも、この間もニュースで流れておりましたし、ある程度、やはり収まってくるとインバウンドも徐々にまた復活してくるのかなというふうには考えてございます。  特に今現状で、私どものほうで何ができるのかというのを考えた結果、今年度キャッシュレス決済等の推進事業補助金というのをつくらせていただきまして、市内の店内の小売業、飲食業の方がキャッシュレス化をできるような機械を導入されたときに、補助金のほうを市からお出しできるような制度。  なお、このキャッシュレス決済等と書いてございますのは、単なるキャッシュレスの決済だけではなくて、インバウンド対応、あと多言語化対応でありますとか、あとウェブサイトの多言語化というようなところの補助金のほうをお出しできるような制度にしておりますので、今後、公園もできたことでありますし、インバウンドが増えたときに市内の事業者さんが経済的にお金を落としていただけるというような仕組みづくりというのを、今の段階で行っていこうというふうに考えてございます。  以上です。 176 ◯大谷市民生活環境部次長兼環境整備課長 それでは、私のほうからは、コミバスに関連する御質問にお答えいたします。  御指摘のとおり、駅前の部分であるとか、あるいは利用者の多いバス停に優先順位を置いて検討しているところでございます。  ただ、先ほども答弁申し上げましたけれども、設置するとなれば、ほぼほぼ歩道になっていきます。歩道を利用されている方の通行に支障を来すということであれば、ちょっと問題になりますので、その辺については一定の幅員が必要であろうというふうに考えてございます。  また、猛暑対策の交付金というのがありまして、そういうのを活用していきたいと思っているんですけれども、やはり取り合いの状況ですので、ちょっと先になるかもしれませんけれども、粘り強く交付金を使えるようにしていきたいと考えてございます。  以上です。 177 ◯古谷委員長 ほかはないですね。────以上で農林水産業費、商工費、土木費の質疑を終結いたします。  (農林水産業費、商工費、土木費の審査終了) ────────────────────── 178 ◯古谷委員長 会議の途中ですが、午後4時まで休憩いたします。       午後3時35分 休憩       午後4時    再開 179 ◯古谷委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。         ◎ 消防費、教育費 180 ◯古谷委員長 285ページから336ページまでの款消防費、教育費を一括議題にし、質疑を行います。  本件については、質疑の通告がございますので、質疑を許可いたします。大森委員の質疑を許可いたします。 181 ◯大森委員 まず、287ページですけれども、消防団事業についてお聞きします。  現在の消防団の団員数、定員が決まっているんじゃないかと思うんですけれども、確保できているのかどうか、状況について、なかなか地元で仕事も地元という方は少なくなって大変かと思うので、その状況について教えてください。  それから、泉南市全体として、各分団の団員数の状況が分かれば教えてください。  それから、この年、消防団員の火災出場等の状況はどうか。大苗代で火事があったときに、一丘団地の入り口ぐらいでしたけれども、西信達の人らもたくさん来てくれはったみたいなんですけれども、あれも普通の日やったんかな。そういう参加者の皆さんも御苦労されていると思うんですけれども、火災の出動状況が分かれば教えてください。  それから、今も言うたように、5分団で市内の全域で火災の対応をどのような形でしているのか、お答えください。
     299ページですけれども、学校プールについてお答えください。台風があって、プールが壊れたりしたものもあるということで、そういう想定外の中でのプールの廃止ということがあったにしろ、説明責任とか情報公開が十分されていたのかどうかということについて、市の見解を、教育委員会の見解をお聞かせください。  それから、修繕費についても、目測ということもあったようですが、それとどこまで修理するかということにも関わってきますけれども、修繕費、実際にかかった金額、一部の補修にとどまった場合もあるかもしれませんけれども、あまりにも差が大きいと。  それから、プール槽の修理については、もうきっちり把握というか、点検しないままきている状況とかあるので、修繕費についても、大きな何ていうか、修繕できないというふうな前提を抱かせるような金額の見積りになっていたのではないかということについてお聞かせください。  それから、夏の一般開放も結局中止になったので、本来であれば、やっぱりそういう市民プールなどの建設についても、計画してから廃止のプログラムなんかも考えるべきではなかったかと。学校プールについては、温水プールの利用ということですよね。それなりの代替策とかを考えてから、廃止されたと。これはいろいろ問題はあっても、それが普通ですわね。  そやから、市民プールの建設について、これも明確な計画がないのに、学校プールの廃止、一般開放を中止にしたというのは問題だと思うので、その点についてどう考えておられるのか。  そもそも市民プールの建設について、具体的な計画というのはどうなのか、お答えください。  それから、学校プールや一般開放、特に一般開放が中止になったということで、市民とか子どもらの夏の過ごし方について、いろいろ考えてくれていますけれども、今年の夏なんかは、やっぱり見ていたら、屋外で遊べるものとか、プールをしている家庭がいっぱいありましたわ。  そういうことから考えても、夏には子どもたち、プールというのがやっぱり大事やないかと。夏にしかできない経験ですよね。そういうのを提供する責任というか、子どもたちの外遊びが減っていることも、今、社会的な問題になっているので、やっぱりプールというのは必要で、代替施設、それに対応するものでいえば、それにふさわしいものを責任を持ってやる必要があると。  市民プールもできていないという状況は、やっぱり問題であると思うので、その点についてお答えください。  それから、302ページですけれども、教師の多忙化の解消についての取組状況について、お答えください。  それからあと、300ページとか303、313ページと、何か所かにわたりますけれども、老朽化校舎の改善とか、建て替えの問題について質問します。  築年数で古いものから3つ学校の状況を教えてください。  それから、給食センターの築年数も分かれば、お答えください。  それから、問題になっているのは、学校の特別教室とか体育館のエアコン設置、普通教室がこの年完成したんですかね。ですけれども、特別教室ができていない問題、それから学校体育館には大型扇風機を今年置いてもらいましたけれども、やっぱりエアコン設置が必要やということを考えているんですけれども、市の見解についてお答えください。  それからあと、304、311ページ、給食センターのこと、今も言うたように、築年数のお答えと、それから建て替え問題はどんなふうに考えておられるのか。  いっときたくさんありました給食に不純物が入っている、不純物というんですか、異物が入っているような問題は改善しているのかについてお答えください。  それと、何ページまでと言いましたかね、委員長。 182 ◯古谷委員長 336ページです。 183 ◯大森委員 公債費のところで、償還計画についてお聞きしますけれども、ピーク時が平成27年、28年というふうにお聞きしたんですけれども……(発言する者あり)これいいですかね、ページ数が違うのかな。 184 ◯古谷委員長 教育費だけ。 185 ◯大森委員 336ページの公債費というのは。 186 ◯古谷委員長 公債費は違います。 187 ◯大森委員 ほなら、今の教育費関係のところまで。 188 ◯古谷委員長 教育費関係までにしておいてください。 189 ◯大森委員 はい。 190 ◯木津西危機管理課長 それでは、私のほうから、消防団の団員数の現状でありますとか、火災出動の状況、活動の状況について御説明をさせていただきます。  まず、令和2年4月現在で消防団員の団員数ですが、条例定数173名に対し、1名欠員の172名となっております。欠員は1名ということになっております。  分団ごとの構成人員につきましては、西信達分団が26名、鳴滝分団が26名、樽井分団が31名、信達分団が43名、新家分団が26名、女性分団が20名となっております。欠員については、信達分団で1名出ております。欠員につきましては、各分団において人選いただいて補充いただいておるというのが現状でございます。  令和元年度における消防団の火災出動の状況につきましては6件となっております。これは全て建物火災となってございます。  この6件の火災に対して出動いただいた団員の人数でございますけれども、延べ106名となってございます。  また、これ以外に3件の出動がございました。これはいずれも誤報でございます。たき火を火災と見間違った住民の方からによる通報で、一旦現場には急行するんですけれども、安全が確認された後、撤収ということになっております。これも含めて出動回数としては9回ということになりますけれども、実際の火災活動は6回ということになります。  続きまして、全市内を5分団でカバーできておるのかという御質問だったかと思いますけれども、泉南市消防団におきましては、地域で活動していただいておる5分団で、市内全域を5つのエリアに区分けして、5分団の申し合わせにより、それぞれ1つの区域を主たる活動区域として担当し、市内全域を24時間体制で網羅していただいてございます。  実際は消防本部が火災の規模、発生場所等を分析して、最適なというか、最寄りの分団に対して出動を要請すると、このような形での火災対応を行っておるということでございます。  ですので、火災の規模が大きければ複数分団、最大5分団に出動要請をかけていくというような形になります。  私のほうからは、以上でございます。 191 ◯岩崎指導課長 私からは、2点、教師の多忙化の取組状況につきましてと、プールの廃止についての説明責任について御答弁させていただきます。  まず、教師の多忙化の取組状況につきましては、平成30年度より部活動、ノークラブデーを設けておりますとともに、毎週水曜日は定時退庁日ということでお取組いただくように、学校に通知をしております。  また、昨年度より学校教職員の勤怠管理システムを導入いたしまして、学校に登校された折にカードを用いてパソコンに到着時刻をインプット、それから退勤されるときに、ICカードを用いてと。  この結果、毎月毎月どういった先生方の勤務状況かということは、教育委員会のほうに報告をいただいております。その中で一定、超勤の多い先生方に対しては、管理職を通じて、業務の見直しや面談を行いながら、業務改善を図っていただいていると聞いております。  もう1点は、昨年度の3学期、1月より午後7時以降の学校への電話対応を控えるようにということで、保護者に通知をさせていただいております。午後7時以降の電話対応については、教育委員会等で対応いたしますということで、学校では基本原則として午後7時以降、保護者からの電話対応を行わないというような形で対応をしておるというところでございます。  2点目のプールに関しましては、昨年度温水プールを活用した小学校7校につきましては、6月から学校に出向きまして、学校プールを温水プールで行うことの説明会を開かせていただいたところでございます。  また、今年度から新たに3校が、信達小、砂川小、西信達小学校につきましては、信小、砂小については2月に保護者説明会をさせていただきました。西信達小学校については、2月、急遽コロナ禍で臨時休業間際ということで、ちょっと延びておりまして、間もなく9月に保護者説明会を行わせていただくという予定になっております。  私からは、以上でございます。 192 ◯桐岡教育総務課長 私のほうからは、まずプールの修繕費でございます。  平成31年度、令和元年度につきましては、プールにつきましては信達小学校、砂川小学校、西信達中学校プールを使用して授業を実施するということになっておりましたので、この3つのプールを使用するに当たりまして、修繕にかかった費用につきましては37万5,840円となっております。  それから、2点目、老朽化しています校舎の築年数の古いものから3つということで、泉南中学校が新築されましたので、一番古いのは西信達中学校、その次が西信達小学校、3つ目が信達小学校となっております。(「年数は」の声あり)  年数が、令和2年3月1日現在で計算しますと、西信達中学校が経過年数が63年、西信達小学校が55年、信達小学校が55年になっております。  続きまして、給食センターに関してですけれども、給食センターの築年数につきましては、昭和45年に建設しておりますので、経過年数が50年となっております。  なお、給食センターの建て替えと、新たな給食の提供スキームの検討問題につきましては、これまで民間の企業の誘致、それから近隣の市町村との広域連携、それと民間の調理場の活用したデリバリー方式、それから最後に泉南市単独での建て替え、一応この4つをメーンにして検討を進めてまいりました。  それで、民間調理場の誘致と近隣の阪南市との連携というふうなのをメーンに今年度進めてきましたけれども、阪南市との連携につきましては、取りあえず7月までに結論を出すという形で、両市で検討を進めてきました。  その中で、両市が考えております場所のメリット、デメリットを検討して、最後には泉南市に建てるという前提でのメリット、デメリットを互いに検討してきました結果、7月末までに結論が出ないというふうな返事をいただきました。  まずは、うちのほうとしても選択肢の1つ、広域での連携というのを打ち切りまして、残りました民間調理場活用方式のデリバリー方式、それと市単独での建て替え、この2つに絞って、改めて検討をしている状態でございます。  それからもう1つ、給食に係る異物混入の現状についてですけれども、令和元年度につきましては、中学校が14件、小学校が10件となっておりまして、平成30年度から比べますと、中学校につきましてはプラス3、小学校につきましてはマイナス5という結果となっております。  以上です。 193 ◯大森委員 市民プールについて回答がなかったので、これは答えてほしいということです。  市長が御答弁されたんですかね、5年とかいう話がありましたけれども、具体的なことになっているのか。それこそ一日も早く、早期に実現しなあかん中身だと思うんですけれども、市民プールについての、これは市長も考えているとおっしゃったんですけれども、それはもうやっぱり学校プールの廃止、一般開放の中止に対応するものだと思いますので、するなら一日も早くというふうに思いますので、一年でも早くと思いますので、この考え方についてお答え願いたいと思います。  それと、プール廃止については、説明責任は十分だというふうには思えません。台風があったということはありますから、それを見ても緊急になったんだというふうに思うので、ということです。  修繕費等についてですけれども、この年には4校でプールを開いたんでしたかね、学校プール授業をやったんですかね。3校でしたかね。(「3校です」の声あり)そこの3校はあれでしょう、それと東小学校は全く被害はなかったんですね、台風被害はなかったんですね。  あと、樽井小学校とか新家小学校は非常に軽微な、プール槽には問題なかったと、そういうのが樽井小学校や新家小学校、ほか幾つかあったと思うんですよね。  そういうことを考えれば、修繕費がそんなにかからず、学校プールの運営ができたんじゃないか。取りあえずは、この年に開いていた4校のプールと東小学校については、引き続き利用できたと思うんですよね。  そういうふうなことの検討とかいうのが、使えるものはやっぱり使うべきだったと。それがやっぱり泉南市の財政に寄与するものだと思うんです。  それは何でそういうことをしなかったのか。もう一律、もう全部廃止にして、プールを使わせへんのやと。そのほうが差がなくてええんやと、反対運動も収め、反対の声なんかも、みんな一緒に諦めてくれと言えるからというのは、例えば教育的観点で見た場合どうなのか。  実際にすぐにつくらなあかん市民プールもできていない状況の中で、こういう選択がどうだったのか、その点についてもお答え願いたいというふうに思います。  それと、西信達中学校・小学校、信達小学校の老朽化問題ですよね。これこそ本当に早期にもう一日でも早く解決しなあかん問題ですけれども、これについては、いろんな議員が質問もしていますけれども、具体的に対応策というのは、市のほうではどんなふうに、特に市長のほうではどんなふうにこれを考えておられるのか、お答えくださいということです。  あと、学校給食については、阪南市との共同を考えていたけれども、これが御破算になったようですけれども、これを一番初めに持ってきたというのは、これが一番最適だということで、多分取り組んできた中身で、僕らもデリバリーとか民間委託とかじゃなくて、それはもう公的にこんなんやってほしかったんやけれども、今さら御破算の理由を聞いたって仕方ないかもしれませんけれども、ちょっとこれ、どうなっているのか、もう少し詳しい説明をしてもらいたいというふうに思います。  それから、教師の多忙化問題ですけれども、7時以降は教委に電話をするようにということにしたということで、教委の皆さんは7時以降に残っているわけですかね。何時まで残っているのか知らんけれども、これも大変な話ですわね。  これでどうなのか、そんな電話がかかってこないとか、電話の数が減ったとか、それなりの効果があったとか、教委には負担にはそんなになっていないとか、その辺のことが分かれば教えてほしいと思います。  あとは、教師の多忙化の解消というのは、やっぱりもう言うても教員増が一番手っ取り早くて、子どもたちにとっても一番プラスなので、そういうふうな要望活動に取り組まれているとか、そういう動きとか、それから、これに関わって言えば、少人数学級の実施に向けての取組なんかされているのか、その点についてお答えください。 194 ◯竹中市長 市民プールについてお答えいたします。  市民プールについては、以前にも一般質問等でお答えしているかと思うんですが、やはり給食センターをまず第一に考えてございます。  給食センターは、先ほど担当のほうから説明いたしましたように、いろんな方法を検討した結果、阪南市と一緒にやるのが1つの案じゃないかということで、阪南市とも調整いたしました。  しかしながら、阪南市と一緒にやろうという結論に至らなかったということで、実際のところ、完全に破綻したわけでもなく、まだまだ調整の余地があるのかなという状態の中断といいますか、そういう状態で話は終わってございます。  したがいまして、その辺の話が進んだ上で、給食センターの方向性が決まり、給食センターができたら、その次に市民プールということを考えてございました。となりますと、5年ほど先かなというふうに私は思っておったところでございます。  給食センターのほうが、デリバリーという最終結論に至れば、もっとプールのほうが時期的に早くなろうかなというふうに思っていますので、その辺はちょっと時間的な、範囲がかなり広いんですけれども、それぐらいのスケジュール感で進めていこうかなというふうに思ってございます。 195 ◯岡田教育部長 失礼します。私のほうからは、その学校プールを使わずに、温水プールの利用のほうに切り替えていったことについて御答弁申し上げます。  委員御指摘のように、確かに台風被害から使えるプールを修繕するのは、非常にお安くいけておりますけれども、実際に被害が出ておりますプールにおいては、その配管とかプールを動かしてみないと実際に使えるかどうか、分からないです。  そういったところには、また一定の額、数百万レベルでのプールの運営委託といいますか、稼働させるというのは経費がかかります。それをしてまで修繕するかというふうなことの検討も必要だったというところで、実際に全体をもう温水プールに切り替えていこうという流れがありました。  もちろん、その際、非常にこの夏の酷暑で、プールも暑いというふうな状況もございましたので、そういったところも勘案して、屋内温水プールの利用に切り替えていっておりますので、その辺りは御理解賜りますように、よろしくお願いいたします。 196 ◯岩崎指導課長 私からは、教員の多忙化、7時以降の電話の対応の件と、それから教員増等に取り組まれている動きがあるならばということについてお答えいたします。  午後7時以降、この1月から行っておりますが、今年度始まってすぐ学校がコロナの影響で休校となりました。学校が再開したわけですが、現実、この間、7時以降に学校にかけたけれども、出ないのでということで、教育委員会に入った電話は特にございません。  学校のほうに聞きますと、特に中学校ですけれども、やはり7時以降という時間の意識を保護者の方がかなり持っていただいたということで、電話をする、電話がかかってくるという回数も、それから時間も大分減りましたというお話は伺っているところです。一定の効果はあったかというふうに感じております。  2点目の教員増に取り組んでいる動きにつきましては、やはり学級編制、学級の定数に関しまして、少人数学級ということはあったんですけれども、今現在我々ができるとしたら、大阪府が取り組んでおられる加配教員の要望ということで、様々な学校の課題に対して、きめ細かく対応できるように要望していっているところでございます。  また、少人数学級につきましては、あらゆる機会を通して要望をさせていただいているというところでございます。  以上でございます。 197 ◯桐岡教育総務課長 阪南市との広域連携に関する詳細につきましては、まず、阪南市とは、共に共立についてはメリットがあるということで共通認識ではおりまして、それをもとに検討を進めてまいりました。  その中で、特に泉南市の現在の給食センターの隣に建て替えるということで、現行の給食を止めることなく、新しい給食センターを建てられるのではないかということで、協議を進めてまいりましたけれども、実際に先ほど言いましたとおり、本市の給食センターが、築50年を迎えておりまして、もうできるだけ早くというようなスケジュール感を持って協議を進めておりました。  そのために、7月末までに何とか合意をしたとしても、稼働できるのが令和8年、急いだとしても令和7年になるということで、できる限りうちとしては早めの着手を望んでおりましたけれども、阪南市のほうで、7月末までに結論を出すのは難しいというようなお答えをいただきましたので、ここは両市のスピード感の違いかなと考えておりますけれども、先ほど市長から答弁させていただいたように、まずは1回、取りあえずは中断という形で結論を出させていただきました。  以上です。(「老朽校舎の計画、西信達中学とか」の声あり) 198 ◯古谷委員長 オーケーですね、もう30分たつけれども。(「少しだけ」の声あり)最後です。 199 ◯大森委員 忘れんうちに、消防団のことでちょっと聞き忘れたので、欠員1名というて、よく組織されているなと思って関心して聞いていたんですけれども、やっぱり高齢化率の影響とかはないのかとか、あとりんくう南浜とかいうところはどんなふうな体制で、そういう工場なんかで火事が起きたときの対応があるので、こういうところの消防団の人らの出動なんかはあるのなと思ったので、ちょっとお答えください。  それと、結局、西信達中学校・小学校、信達小学校、古いもの3つ上げてくださいというと、もう55年から63年でしょう。こんなんこそちょっと競い合ってどういうふうな改善、建て替え計画をするのかというようなことで答弁してもらわなあかんのに、これにお答えがないというのは、それだけ深刻な問題で、打つ手がないのかなというふうに思ったりして、それじゃ済まない問題やし、本当にどう考えておられるのか、お答えください。  どう考えているのか、どういうふうにこの建て替えしていこうと考えておられるのか。財政難だからで済む問題ではないですよね。これは繰り返しほかの議員も質問していることなんですけれども。  それと、市民プールをいつ造りますか、いつごろできますかと聞いたら、給食センターをして、その次に市民プールという答弁もどうかなと思うんですよね。  これは全く別問題なので、財布は1つやということかもしれませんけれども、その答弁の問題について、1つ指摘しておきます。  それと、給食センターについては、やっぱりこれは最善の方法で、中断ということですが、市長もできるだけ引き続きお話ししたいということなので、これは何とかまとまるようにしてほしいんやけれども、まとまらない場合、どうするのか、これももう本当に大変なことになって、阪南市はそれほど急いでいないということやけれども、泉南市は本当に、もう今日あしたの問題やということだと思うんですよね。  こういう問題が今まで放置されてきたということについて、本当に教育が大事にされてこなかったのかなというふうに思います。これについて、ちょっと答弁はもう結構なので、答えられないと思うので、これは結構ですわ。  それと、市民プールがやっぱり5年ほど先にかかるということであれば、やっぱり使える4校と、それからこの年に使っていた4校のプールと、東小学校とか樽井小学校とか新家小学校とか、やっぱり使うべきじゃなかったんですかね。  もうこれも何か行き当たりばったりで、それは学校プールが先生方に負担になるとかいうのはよく分かりますけれども、それから一般開放なんかすれば、どれだけ大変な思いを、市の方がされているのか分かるけれども、もうちょっと計画的にやらないと、子どもたちの楽しみを奪うことになっていくし、泉南市の教育行政に対して、やっぱり不審が生まれると思うんですよね。  その辺について、ちょっとお答えください。市民プール、市長、5年じゃやっぱり遅いですよ。今まで一般開放していたものが、市民が夏休みにプールを利用できていたものがなくなったんですから、その対応を考えてから、まずそれを考えなあかんことであって、学校プールは潰す、もう全部使えるものも含めて閉鎖してしまう。  市民プールは5年先と。給食センターを先にしなあかんからなんていうようなことは、市民にとってはもう理由にならないというふうに思うので、学校プールもプール槽の修理については、まだ詳しい中身は見ていないんでしょう。
     一丘小学校のプールなんかは、プール槽は壊れていないんじゃないかという話を聞きますね。雨が降っても水が減ったりせえへんから、プール槽は大丈夫じゃないかという話を聞いたりしますし、砂川小学校は市民からの寄附であえて整備したものですよね。それもそういうふうに一方的に使わないようにするというのは、やっぱり問題やと思いますので、この学校プールの再開について、もう一遍検討できないかどうか、その点についてお答えください。 200 ◯木津西危機管理課長 そうしましたら、消防団の再質問に対してお答えさせていただきます。  まず、りんくう南浜については、どこの分団が対応するのか、担当しているのかという御質問かと思うんですけれども、これも3つのエリアに分かれておりまして、内陸部から海側を見まして左から樽井分団、真ん中が鳴滝分団、一番右側が西信達分団ということで、それぞれ地元分団がしっかり対応していただいていると。火災の規模によっては複数の分団で対応するという形になろうかと思います。  それと、欠員1名の補充、これはなかなか難しいのではないかという御質問かと思うんですけれども、消防団については全国的にもやはり地域でそういう活動をする方の高齢化であったりとか、あと自営業の方が少なくなってきて、サラリーマン化が進んでいる中で、人材確保が困難な状況があるということは、これはもう全国的に言われていることでございますし、泉南市でもそういう側面はきっとあると思います。  ただ、これは信達分団が1名欠員になっておるんですけれども、しっかり若手の中で、活動いただける方をしっかり人選するのでということも、地元の分団の幹部の方からもお話としていただいておりますので、44名で一番大所帯の信達分団でありますので、1名減ではございますけれども、しっかり人選いただいて、また御報告いただけるものというふうに考えております。  以上でございます。 201 ◯岡田教育部長 何点か御答弁いたします。  まず、学校老朽化の観点、この辺については本当に私ども待ったなしの状況にあるというふうには考えてございます。  ただ、現在私たちが取り組んでおります学校の統合再編計画の中で、当然その老朽化に関することと、子どもたちの減少による単学級化の解消、それから小中一貫教育の推進、そして調整区の解消など、様々な要素ちゃんと勘案して意見交換を進めて、案を早急につくるという段階にございます。  年内にも複数原案をお示ししてまいりたいと思いますので、そういったところで一旦老朽化については、案をお示しできるかというふうに考えてございます。  それから、市民プールの関係でございますけれども、これについては、かねてより民間活力導入ということも含めて検討ということでございますけれども、今のところ、さほどなかなか動きが取れていないのが現状でございます。そこはまたしっかり取り組んでいきたいと思います。  また、給食センターについてでございますけれども、これについては、やはり学校の教育には給食は必要だと認識してございます。その中で、これまで取り組んではきましたけれども、やはり今後、GIGAスクールであったり、学校教育に金がかかる時代となってきます。  その中で給食センターについては、最もやはりコストメリット、かつサービス提供の質の高いものを提供できるように、しっかり考えていきたいというふうに思っておるところでございます。  そのような中で、学校プールの関係でございますけれども、やはり使えるかどうかテストするためだけでも金がかかる、あるいは一夏使うだけでも、年間当たり数百万の修繕費がかかるというような状況にございます。  こういったところでは、やはり学校プールについては当面そういったことを再開するという予定はございません。  以上です。 202 ◯古谷委員長 お待たせしました。次に岡田委員の質疑を許可いたします。 203 ◯岡田委員 よろしくお願いいたします。  1件だけなんですが、307ページの学校給食センターですが、ここで排気筒の設置工事を書かれているんですが、これはどういうもので、大体耐用年数というのはどれぐらいか、教えていただきたいと思います。  あと、給食センターに働かれている方に言われたんですが、空調がないと言われていますが、どうでしょうか。計画を教えてください。 204 ◯桐岡教育総務課長 まず、排気筒の改修工事ですけれども、これは現在使っています排気筒のほうがひび割れ等をしてきましたので、それを使わないように現在の排気筒の上にふたをして、それをバイパスする形で、新たな排気筒をつくったものでございますので、具体的には耐用年数はちょっと不明ですけれども、新しく金属でつくっておりますので、そんなに短いものではないと考えております。  それと、給食センターの空調につきましては、現在スポットクーラーを入れておりますけれども、実際に働いている方から特に空調、スポットクーラーの効きが弱いという意見を聞いております、確かに。実際に熱を使う場所でございますので、うちのほうでもまず調理施設、それから調味料等の保管庫等、必要なものを急に一気にはできませんので、できれば手のつけやすいところから検討していきたいと考えております。  ただ、調理場につきましては、学校とか事務所に入れるような空調機器というのは入れられませんので、実際に調理場に据えつけるようなクーラーがどれくらいかかるのかというのは検討は進めていきたいと考えております。  以上です。 205 ◯岡田委員 ありがとうございます。ちょっと要望なんですが、やっぱり熱中症で自分たちの体は自分たちで守らないといけないということで、もう倒れそうになったら早めに休もうといって、話し合われているそうなので、ぜひともそういう方が出ないように、よろしくお願いいたします。これは要望とさせていただきます。  以上です。 206 ◯古谷委員長 本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。 207 ◯河部委員 1点だけなんですけれども、決算委員会で言うような内容でもないかもしれませんけれども、今閉鎖しているとか、先ほどの学校プールも含めて、教育施設は結構多いと思うんですけれども、この時期、やっぱり草がたくさん生えて非常に道を見にくくしたりとか、邪魔になったりしているので、その辺は適宜管理をお願いしたいんですけれども、私の地元の鳴滝小学校の前の鳴滝プール、あそこのちょうど角のところが、すごいもう草が生えて、曲がり角がもう見えないんですよね。  だから、あの辺もきちっと適宜刈っていただいて、やっぱり事故が起こらないようにしていただきたいと思うんですけれども、何か御回答があったら。 208 ◯桐岡教育総務課長 委員御指摘のとおり、現在使用しなくなった施設につきましては、増加しておりまして、その管理については、心を砕いておる状態でございます。  その際に、市民の方から注意があった場合には、もうすぐに管理するようにしていますけれども、実際に施設が多くて、手が回らない状況、目が届かない状況というのは発生しておりますので、その分については御指摘のとおり、特に近所に迷惑がかかる部分については、積極的に維持管理してまいりたいと考えております。  以上です。 209 ◯谷副委員長 こっちは簡単に1点だけ、御質問させていただきます。  294ページのいじめ問題対策委員会で、これは年何回ぐらい、この委員会というのを開催されているんでしょうかね。 210 ◯岩崎指導課長 委員御質問のこの会議ですけれども、昨年度は1回開催をさせていただきました。  以上でございます。 211 ◯谷副委員長 このいじめ問題対策委員会というのは、第三者的な視点で点検や助言等を行うということなんですけれども、昨年1回というところで、何かこの委員会で指摘とか助言等々は、いろいろそういう話合いはあったんでしょうかね。 212 ◯岩崎指導課長 この委員会でありました委員からの御指摘というものにつきましては、やはり学校、毎学期ごとにいろいろ問題行動の調査を上げております。その中でのいじめの認知件数、やはりこのいじめの認知件数と解消率ということが、やはり多いから、少ないからということではなくて、しっかりと積極的に認知をしていきなさいと。そしてそれに対してとことん解消に向けて、子どもたちの対応をしてください。そういった助言をいただきました。  ですので、学校としては本当に子どもたちの発するサインを見逃さないようにして、しっかりいじめに対して向き合っていただきたいという、必ず誰にでもどこにでも起こり得るということを、しっかりベースに置いて、日々子どもたちを見ていただきたいという御意見、御指導をいただいております。  以上でございます。 213 ◯古谷委員長 以上で消防費、教育費の質疑を終結いたします。      (消防費、教育費の審査終了) ────────────────────── 214 ◯古谷委員長 理事者の入替えのため、その場で暫時休憩します。       午後4時45分 休憩       午後4時46分 再開 215 ◯古谷委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。   ◎ 公債費、諸支出金、予備費、災害復旧費 216 ◯古谷委員長 次に、336ページから345ページまでの款公債費、諸支出金、予備費、災害復旧費を一括議題とし、質疑を行います。  本件については、質疑の通告がありますので、質疑を許可いたします。大森委員の質疑を許可いたします。 217 ◯大森委員 たくさんの方に来ていただきましたけれども、質問がそんなにありませんので、まず336ページですけれども、公債費の償還なんですけれども、ピーク時が平成26年、27年というふうにお聞きしたんですけれども、公債費のピーク時からこの決算時、今後の見通しについてお答えください。  それと、公債費がやっぱり返還というのは、泉南市の償還というのが、泉南市のやっぱり財政に大きく関わってきて、それが財政難の理由の1つにもなっていますので、公債費については、いろんな制限がかかっているかと思うんですけれども、その制限の内容についてお答えください。  それから、343ページですけれども、復旧に関わることが書かれていますので、復旧内容について説明していただきたいというふうに思います。  それから、せっかくの機会なので、国保会計、引き続き質問させてもらってもいいのかな。 218 ◯古谷委員長 国保はないです。 219 ◯大森委員 以上、お願いいたします。 220 ◯桐岡教育総務課長 災害復旧につきましては、修繕費と工事請負費に分かれておりまして、修繕と工事請負費を合わせまして、合計で6,300万円程度かかっております。  その実際に修繕した学校につきましては、ほぼ全小・中・幼稚園になっておりまして、16校・園となっております。  その中で、具体的に修繕箇所といたしましては、西信達中学校については校舎の屋上、それから外周フェンス、一丘中学については外周フェンス、信達中学校は屋上のメッシュフェンス、それから西信達小学校は、屋内運動場の屋根の改修、それから雄信小学校は屋内運動場の屋根の改修、一丘小学校は外周フェンスと屋内運動場の床の改修、くすのき幼稚園については園舎、樋の改修とアルミサッシガラス等の改修、泉南中学校につきましては、校舎のドーム屋根の撤去、信達小学校は屋上の防水めくれの修繕、砂川小学校はプールフェンスの改修等が主な改修箇所になってまいります。  以上です。 221 ◯赤野財政課長兼行革・財産活用室参事 私のほうからは、公債費の件について御答弁差し上げます。  公債費のピークについてなんですけれども、平成26年、27年、28年というのが高くなっておりました。26年度が31億3,966万5,000円、27年度が29億8,667万7,000円、28年度が29億353万8,000円、これは元利償還金合わせてなんですけれども、普通会計ベースで回答させていただいております。  これらのピークは過ぎまして、今令和元年度の決算額が25億5,206万7,000円ということで、ピーク時よりは下がってきております。  今後、施設の個別施設計画、こういう内容をどう進めていくか、どういう事業内容にするかということで、地方債残高であるとか、公債費については増減はしていくと思われます。  令和元年度の実質公債費比率が10.4%ということであったので、財政判断基準というのがありまして、早期健全化基準というのが実質公債費比率では、これは25%となっております。ここには当然達することはないと思われるんですけれども、そこまではいかないように、今後の地方債の償還財源を確保しながら事業を進めていくということになると思います。  以上です。 222 ◯伊藤都市整備部次長兼道路課長 343ページの災害復旧費の内容ということなんですけれども、これについては、平成30年度の7月梅雨前線豪雨による災害ということで、楠畑集落へ向かう市道楠畑線ののり面の滑落した部分についての機能復旧を行ったものでございます。  復旧内容については、延長9.5メーター、路肩補強工といたしまして、同じく9.5メーター、それに伴うモルタル吹付工72平米となっております。  以上です。 223 ◯大森委員 教育関係については、21号台風の影響が出たところの改修復旧ということでいいんですかね。このときに、学校プールの改修について、もう潰すのありきでというか、学校プール廃止ありきでしていたから、こういうのに載せなかったんですかね。  国のこういう災害の復旧のやつを利用すれば、そんなに市の負担にならずに改修できたのと違うかと。  何度も言いますけれども、見積額よりも実際は安価で済んでいるし、全ての学校がプールが潰れているといって説明がありましたけれども、東小学校は潰れていなかったということでしょう。  だから、こういうようなのをきっちり活用して、泉南市は財政難やから何度も言うように、国からのこういうお金を活用しないとできないわけでしょう。何で学校プールの改修にこういうものを利用しなかったのか。  もうこの機会に潰してしまおうと。一般開放も金もかかるし、大変やから、そういう部分の検討は必要ですけれども、あまりにも一方的なやり方で、それはなかなか納得が得られるものではないと思うんやけれども、こういう復旧のための国の予算を21号の台風のときに大分手厚く国はやっていたと思うんですけれども、何で利用して学校プールの改修にしなかったのか、その点についてお答えください。  それと、償還についてはあれですかね、前年度よりも増やさない方向とか、なんか元利償還額以上のせえへんとか、そんないろんな制限というか、公債費がどんどん増えないようにとか、今はありませんけれども、無駄な公共事業がどんどん、無駄というか、不要不急のものをどんどんして財政悪化にならないように、そういう制限があると思うんですけれども、その点について説明してください。 224 ◯岡田教育部長 この台風21号に係る災害復旧でプールをなぜという話でございますけれども、まず、この災害復旧につきましては、申請まで本当に時間が短くて、その中で見積りをして設計をして出さなあかんというところがございまして、プールについてはそういったことをするためにも金がかかったということで、しておりません。  また、プールにつきましては、外見上だけではなくて、もう既に内部のバックヤードのポンプやとか配管が老朽化しておりまして、そういった部分は、こういった災害復旧とはまた別のところで、相当なコストをかける必要が考えられますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。 225 ◯赤野財政課長兼行革・財産活用室参事 公債費についてなんですけれども、よく市債の発行については、元金償還額以下に抑えるというのを基本として財政を考えております。  しかしながら、個別施設計画を進める上で、どうしても平成30年度決算では、地方債残高が増えました。泉中建て替えであったり、火葬場の建設であったりということで増えております。  そういったことを繰り返しながら、少しずつ健全化していくということになると思います。  以上です。 226 ◯大森委員 岡田部長、学校プールは、前も説明いただいたけれども、それは全国で減っていっていますわ。それはもう維持費が大変とか、それから学校統廃合の際に2つの学校で1つずつあったプールを1つに減らすとか、そういうことはありますけれども、全国で2年間で一気に、それも学校プール全て潰すと。  市民プールもないようなところでプールを潰すと、なくすというようなことは、僕もいろいろ調べてみたけれども、僕の調べた範囲ではなかったですわ。  それは本当にちょっとやり過ぎというかね。こんなやり方というのは、もうひどいと思いますよ。それプラス、台風21号があったからというて、プールを廃止するとかしたようなところは、これも全国で聞いたことありませんわね。  泉南市だけがこういうふうな形で21号台風を理由にしてプールを潰すと。それで、国への補助ももらっていないと、申請もしていないと。  短期間でできなかったと言うけれども、僕が聞いた説明は、今度は短期間でもいいと。早く直さなあかんからね、学校プールとかいろんな施設で、台風被害で二次被害が出たらあかんから、短期間で見積りを上げてくださいということの国や府のそういう連絡があったから、だから見積額が多くなっていると、異常に多くなっていると。実際にかかる費用よりも多くなったのは、短期間で見積を上げなさいということでやっているわけですよ。  だから、短期間やから見積りを上げることができなかったというのは、その説明というのは、以前の説明とは異なっているというふうに思いますよ。  そういう意味でいうたら、もう本当にこの機会に学校プールを潰そうと、なくそうと、いや、それはそれなりの代替施設、市民プールなどを造る計画があるとか、できているとかいうのでしたらいいですよ。  それがないまま、やっぱりこういう進め方というのは、それは市民の納得、これからこの時期に何とか来たかもしれませんけれども、納得できる、納得してもらえることはないというふうに思うし、納得していても不信感が残るようなやり方でなかったかというふうに思います。  ちょっと質問としては、短期間やから見積りができなかったとか、請求できなかったというのは、そんなのはもう理由に、もしかそれが本当に理由だったら、理由にならないですよ。もうそんなのは怠慢、せっかく国が補助金を出すと言うているのに、何でその申請をしなかったのかという責任が問われますよ。  まして、財政難の泉南市で、国の補助金を活用してエアコン設置とかしてきたんでしょう。その点どんなふうに考えておられますか、お答えください。 227 ◯岡田教育部長 失礼します。災害復旧の際に、短時間に見積り上げられなかったことにつきましては、これまでも何度か御答弁しておりますように、その見積りを上げる際にも、実際にプールを動かせるのかどうか、外部発注をして業者委託をして動かした上でないと判断できない。そういったところがありましたので、見積りができなかったというところでございますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。 228 ◯古谷委員長 大森委員、もう端的にお願いします。 229 ◯大森委員 岡田部長の答弁で、やっぱり納得できません。見積額って出しているでしょう、僕が資料をもろうたとおり。だから、短期間やからということで、大きな金額で上げている。その理由の中には、プールの水槽が壊れている可能性があるからと、ちゃんと書かれているわけでしょう。  プールのプール槽が潰れたかどうかというようなことは、それで見積りができる、でけへんという判断基準にはならないと思いますよ。見積額を出していますよね。プール槽が潰れている、ずっとこれについては、そういう修理も含めて高い見積額のやつを出しているのと違いますか。それをちゃんと国に申請していたらできたのと違いますか。その点だけお答えください。 230 ◯桐岡教育総務課長 プールに係る修繕につきましては、ほかの学校も含めまして、自分らでできるところは自分らで見積りという形で出しております。特にプールにつきましては、目に見えるところにつきましては、当然自分らで見積りした上で見積額を出しておりますけれども、先ほど部長が答弁いたしましたとおり、目に見えない部分につきましては、当然僕らでは見積りできないので、僕らが見積りした部分プラスアルファ、専門の業者に見てもらって、見積りを出してもらうという作業が必要になりましたので、こちらのほうで見積もった金額以上のものがかかるというふうな回答しか、当時はできませんでした。それで、国のほうに申請というのはしておりません。  以上です。 231 ◯古谷委員長 以上で公債費、諸支出金、予備費、災害復旧費を終結し、一般会計の歳出部分の質疑を終結いたします。
    (公債費、諸支出金、予備費、災害復旧費の審査終了) ────────────────────── 232 ◯古谷委員長 本日の会議はこの程度にとどめ延会とし、明日10日午前10時より、会議を開きますので、委員各位におかれましては、御参集いただきますようお願いいたします。  本日は長時間にわたり、大変お疲れさまでした。ありがとうございました。        午後5時2分 延会                    (了) © Sennan City, All Rights Reserved. ↑ ページの先頭へ...