大阪市議会 1969-03-06 03月06日-02号
昭和44年は、4を二つ合わせたしあわせの年であるという話がございますが、本年は、第1に恵まれない人々とお年寄りや子供を大切に、次の柱が、次の世代の育成と暮らしの安定、向上のために、その次が住みよい健康な環境をつくる、4番目の柱として、長期計画に基づく積極的な都市開発の推進と万国博関係事業の総仕上げというふうになっております。総予算額が5,471億。
昭和44年は、4を二つ合わせたしあわせの年であるという話がございますが、本年は、第1に恵まれない人々とお年寄りや子供を大切に、次の柱が、次の世代の育成と暮らしの安定、向上のために、その次が住みよい健康な環境をつくる、4番目の柱として、長期計画に基づく積極的な都市開発の推進と万国博関係事業の総仕上げというふうになっております。総予算額が5,471億。
されたことによりまして、さらにまた予想される個人市民税の減収に対しては、地方交付税の増収を期待することによりまして、極力一般財源収入の確保につとめ、歳出についてはあくまでも積極的に都市再開発を進めつつ、万国博覧会関連事業の総仕上げを行ないますとともに、同時に万国博覧会関連事業に片寄ることなく、特に社会福祉、教育、下水道、道路舗装などに力を注ぎまして、まず恵まれない人々とお年寄りや子供を大切に、次の世代の育成と暮らしの
まず、歳出面から見ると、わが党が常に一貫して主張している独占大会社奉仕の市政をやめ、市民の暮らしと健康を守る市政の実現、これを無視して、主として独占大会社本位の都市計画を重点施策としています。
しかし予算案を見ると、中馬市長の言う、勤労市民の暮らしと健康を守る予算は、全く軽視されており、反面、万国博の開催を口実として、万国博関連事業を最重点とした、大資本の利益に奉仕する予算は一段と強化されています。 まず本予算案の歳入から見ると相次ぐ公共料金の引き上げと、増税による市民負担の増大をはかる予算案であります。
市長は、予算説明の中で市政の三つの大きな目標として、第1、安全で住みよい大阪市、第2、お年寄りと子供を大切に、すみずみまで日の当たる市政、第3、長期の計画で積極的に町の立て直しをはかるということを掲げるとともに、二つの重点事業として、第1、市民生活に直結する市政については、市民の安全と健康、暮らしの安定、良好な生活環境、文教の充実、第2は、都市再開発、過密化対策の推進による町づくり、当面万国博関連事業
第1に、市民生活に直結する市政につきましては、市民の安全と健康、暮らしの安定、良好な生活環境、文教の充実等を目ざして、まず市民の安全と健康を守る施策としまして、歩道橋67橋の架橋、その他交通安全施設や救急施設の整備、交通事故相談所の新設など、交通安全及び事故対策を拡充しますとともに、公害対策につきましては、設備改善融資の増額をはかるなど、公害防止、防除の実施段階へ一歩を進めることとしたのであります。
第5に、市民の暮らしにかかわる公共料金の値上げをやめる。第6に、国民健康保険料の値上げをやめる。第7に、生活困窮者の差し迫つた要求を解決する。第8に、中小零細業者に無担保、保証人なしの融資額の大幅引き上げと手続きを簡素化し、保証協会手数料を廃止、勤労市民の大幅減税を行なう。第9は、心身障害児の差し迫つた要求を解決する。
同時に、今回の大阪市のとつた処置は、独占資本と自民党政府の諸政策によつてきわ立つてきた社会保障諸制度の改悪、とりわけ医療保険制度の抜本的改悪に追随するだけではなく、一体となつて住民の暮らしと健康の一そうの破壊に道を開く、許しがたい攻撃であります。
市民の暮らしと何ら関係のない10種類の補助金、負担金を打ち切ること、すなわち阪神高速道路公団や、国直轄事業、観光ホテルの建設資金への貸付金、工業用水道、商工会議所建設補助金等で44億円となります。
また、前述の状況の中において良好な生活環境、暮らしの安定、文教の充実などを目ざして、市民生活に直結する諸事業費を積極的に計上することとしたのであります。すなわち、まず市民の日常生活に密着した末端道路の舗装並びに下水道枝管の整備に特に重点を置いて、その経費を増額することといたしました。