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  1. 千代田区議会 2019-06-25
    令和元年景観・まちづくり特別委員会 本文 開催日: 2019-06-25


    取得元: 千代田区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-02
    千代田区議会議事録 トップページ 詳細検索 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 令和元年景観・まちづくり特別委員会 本文 2019-06-25 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 131 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯河合委員長 選択 2 : ◯河合委員長 選択 3 : ◯山田副委員長 選択 4 : ◯大串委員 選択 5 : ◯木村委員 選択 6 : ◯小枝委員 選択 7 : ◯桜井委員 選択 8 : ◯はやお委員 選択 9 : ◯内田委員 選択 10 : ◯岩佐委員 選択 11 : ◯岩田委員 選択 12 : ◯うがい委員 選択 13 : ◯小野委員 選択 14 : ◯河合委員長 選択 15 : ◯松本環境まちづくり部長 選択 16 : ◯大森まちづくり担当部長 選択 17 : ◯山下環境まちづくり総務課長 選択 18 : ◯印出井景観・都市計画課長兼計画推進担当課長 選択 19 : ◯夏目環境政策課長 選択 20 : ◯谷田部道路公園課長 選択 21 : ◯須貝基盤整備計画担当課長 選択 22 : ◯笛木特命担当課長 選択 23 : ◯齊藤建築指導課長 選択 24 : ◯加藤住宅課長 選択 25 : ◯佐藤地域まちづくり課長 選択 26 : ◯早川麹町地域まちづくり担当課長 選択 27 : ◯神原神田地域まちづくり担当課長 選択 28 : ◯清水政策経営部長 選択 29 : ◯佐藤財産管理担当部長 選択 30 : ◯亀割企画課長兼政策担当課長 選択 31 : ◯加島施設経営課長兼区有施設担当課長 選択 32 : ◯佐藤財産管理担当課長 選択 33 : ◯河合委員長 選択 34 : ◯河合委員長 選択 35 : ◯河合委員長 選択 36 : ◯印出井計画推進担当課長 選択 37 : ◯河合委員長 選択 38 : ◯印出井計画推進担当課長 選択 39 : ◯河合委員長 選択 40 : ◯小枝委員 選択 41 : ◯印出井計画推進担当課長 選択 42 : ◯小枝委員 選択 43 : ◯印出井計画推進担当課長 選択 44 : ◯小枝委員 選択 45 : ◯印出井計画推進担当課長 選択 46 : ◯小枝委員 選択 47 : ◯印出井計画推進担当課長 選択 48 : ◯小枝委員 選択 49 : ◯河合委員長 選択 50 : ◯印出井計画推進担当課長 選択 51 : ◯河合委員長 選択 52 : ◯河合委員長 選択 53 : ◯印出井計画推進担当課長 選択 54 : ◯河合委員長 選択 55 : ◯岩田委員 選択 56 : ◯印出井計画推進担当課長 選択 57 : ◯岩田委員 選択 58 : ◯印出井計画推進担当課長 選択 59 : ◯河合委員長 選択 60 : ◯はやお委員 選択 61 : ◯印出井計画推進担当課長 選択 62 : ◯河合委員長 選択 63 : ◯はやお委員 選択 64 : ◯河合委員長 選択 65 : ◯木村委員 選択 66 : ◯印出井計画推進担当課長 選択 67 : ◯木村委員 選択 68 : ◯河合委員長 選択 69 : ◯木村委員 選択 70 : ◯印出井計画推進担当課長 選択 71 : ◯河合委員長 選択 72 : ◯木村委員 選択 73 : ◯河合委員長 選択 74 : ◯大串委員 選択 75 : ◯印出井計画推進担当課長 選択 76 : ◯大串委員 選択 77 : ◯印出井計画推進担当課長 選択 78 : ◯河合委員長 選択 79 : ◯岩佐委員 選択 80 : ◯印出井計画推進担当課長 選択 81 : ◯岩佐委員 選択 82 : ◯印出井計画推進担当課長 選択 83 : ◯岩佐委員 選択 84 : ◯印出井計画推進担当課長 選択 85 : ◯岩佐委員 選択 86 : ◯印出井計画推進担当課長 選択 87 : ◯河合委員長 選択 88 : ◯桜井委員 選択 89 : ◯印出井計画推進担当課長 選択 90 : ◯河合委員長 選択 91 : ◯小野委員 選択 92 : ◯印出井計画推進担当課長 選択 93 : ◯小野委員 選択 94 : ◯河合委員長 選択 95 : ◯うがい委員 選択 96 : ◯印出井計画推進担当課長 選択 97 : ◯うがい委員 選択 98 : ◯印出井計画推進担当課長 選択 99 : ◯河合委員長 選択 100 : ◯河合委員長 選択 101 : ◯印出井景観・都市計画課長 選択 102 : ◯河合委員長 選択 103 : ◯小枝委員 選択 104 : ◯印出井景観・都市計画課長 選択 105 : ◯小枝委員 選択 106 : ◯印出井景観・都市計画課長 選択 107 : ◯小枝委員 選択 108 : ◯印出井景観・都市計画課長 選択 109 : ◯河合委員長 選択 110 : ◯小野委員 選択 111 : ◯印出井景観・都市計画課長 選択 112 : ◯小野委員 選択 113 : ◯河合委員長 選択 114 : ◯小野委員 選択 115 : ◯河合委員長 選択 116 : ◯小野委員 選択 117 : ◯河合委員長 選択 118 : ◯小野委員 選択 119 : ◯印出井計画推進担当課長 選択 120 : ◯小野委員 選択 121 : ◯河合委員長 選択 122 : ◯河合委員長 選択 123 : ◯印出井計画推進担当課長 選択 124 : ◯河合委員長 選択 125 : ◯河合委員長 選択 126 : ◯印出井計画推進担当課長 選択 127 : ◯河合委員長 選択 128 : ◯河合委員長 選択 129 : ◯河合委員長 選択 130 : ◯河合委員長 選択 131 : ◯河合委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                 午後1時30分開会 ◯河合委員長 皆さんこんにちは。ただいまから景観・まちづくり特別委員会、開会をさせていただきます。着席にて進めさせていただきます。  本日は初めての委員会でございます。お手元に当委員会の名簿の委員長案を配付いたしましたので、ご確認をいただきたいと思います。丸印がついている理事者が常時出席理事者でございます。  委員の皆様にお諮りをいたしますが、この委員長案でよろしいでしょうか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 2: ◯河合委員長 ありがとうございます。それでは、「(案)」を取らさせていただきます。  名簿をご参照いただきながら、委員及び理事者の自己紹介をお願いをしたいと思います。  まず、委員のほうから紹介をさせていただきます。  委員長を務めさせていただきます河合でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 3: ◯山田副委員長 副委員長の山田です。どうぞよろしくお願いいたします。 4: ◯大串委員 委員の大串です。どうぞよろしくお願いします。 5: ◯木村委員 委員の木村です。よろしくお願いします。 6: ◯小枝委員 委員の小枝です。よろしくお願いします。 7: ◯桜井委員 委員の桜井です。よろしくお願いいたします。 8: ◯はやお委員 委員のはやおです。よろしくお願いいたします。 9: ◯内田委員 内田でございます。よろしくお願いいたします。 10: ◯岩佐委員 岩佐です。よろしくお願いいたします。 11: ◯岩田委員 岩田でございます。よろしくお願いします。 12: ◯うがい委員 委員のうがい友義です。よろしくお願いいたします。 13: ◯小野委員 委員の小野なりこと申します。よろしくお願いいたします。
    14: ◯河合委員長 はい。ありがとうございます。  次に、理事者から順次自己紹介をお願いします。 15: ◯松本環境まちづくり部長 環境まちづくり部長の松本でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 16: ◯大森まちづくり担当部長 まちづくり担当部長の大森でございます。よろしくお願いいたします。 17: ◯山下環境まちづくり総務課長 環境まちづくり総務課長の山下です。よろしくお願いいたします。 18: ◯印出井景観・都市計画課長兼計画推進担当課長 景観・都市計画課長、計画推進担当課長を兼ねております、印出井でございます。よろしくお願いします。 19: ◯夏目環境政策課長 環境政策課長の夏目でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 20: ◯谷田部道路公園課長 道路公園課長の谷田部でございます。よろしくお願いいたします。 21: ◯須貝基盤整備計画担当課長 基盤整備計画担当課長の須貝でございます。よろしくお願いいたします。 22: ◯笛木特命担当課長 特命担当課長の笛木です。よろしくお願いいたします。 23: ◯齊藤建築指導課長 建築指導課長の齊藤です。よろしくお願いします。 24: ◯加藤住宅課長 住宅課長の加藤です。よろしくお願いいたします。 25: ◯佐藤地域まちづくり課長 地域まちづくり課長の佐藤でございます。よろしくお願いいたします。 26: ◯早川麹町地域まちづくり担当課長 麹町地域まちづくり担当課長、早川でございます。よろしくお願いいたします。 27: ◯神原神田地域まちづくり担当課長 神田地域まちづくり担当課長、神原でございます。よろしくお願いいたします。 28: ◯清水政策経営部長 政策経営部長、清水でございます。よろしくお願いいたします。 29: ◯佐藤財産管理担当部長 財産管理担当部長の佐藤尚久です。よろしくお願いいたします。 30: ◯亀割企画課長兼政策担当課長 企画課長、政策担当課長兼務の亀割と申します。よろしくお願いいたします。 31: ◯加島施設経営課長兼区有施設担当課長 施設経営課長、区有施設担当課長を兼務しております加島でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 32: ◯佐藤財産管理担当課長 財産管理担当課長、佐藤でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 33: ◯河合委員長 はい。以上ですね。ありがとうございました。  それでは、休憩をいたします。                 午後1時33分休憩                 午後1時33分再開 34: ◯河合委員長 委員会を再開をいたします。  お手元に本日の日程表をお配りをしております。これに沿って進めさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 35: ◯河合委員長 はい。ありがとうございます。  それでは、日程第1、報告事項に入ります。  まず、環境まちづくり部(1)千代田区都市計画マスタープランの改定について、執行機関の報告を求めます。 36: ◯印出井計画推進担当課長 それでは、都市計画マスタープランの改定についてということでご報告を申し上げます。  環境まちづくり部の資料1-1ということでダブルクリップでとめてありますが、ちょっと資料全体像を確認をさせていただきたいと思います。1枚目が改定の概要でございます。2枚目が改定の検討の体制図。3枚目に都市計画審議会の名簿がございまして、4枚目、1-4として都市計画審議会の改定部会。それから1-5といたしまして、現時点での論点整理、中間まとめのたたき台というところ。最後に、きょうご報告申し上げます四つの計画全体をまとめたスケジュールをちょっと字が小さくて恐縮なんですけれども、A3一枚で表示をしたものというような、これが束の1の資料構成になっております。  それでは、報告をさせていただきたいと思います。  まず、1-1をごらんいただきたいと思いますけれども、計画の改定の背景と目的というところでございます。1998年、平成10年に現行都市計画マスタープランを策定いたしました。まず、なぜ改定するかということで、一つは目標年次を迎えつつあるということでございます。それから、もう一つ大きいのは、やはり人口動向並びに構造が大きく変わってきていることだろうということがございます。それから、これは都市部に共通のことでございますけれども、都市に求められるさまざまな機能、防災ですとかユニバーサルですとか環境、そういったところ、それが特に千代田区には大きく影響を及ぼしているんだろうというようなところです。それらを背景に改定する必要があるんではないかという認識でございます。  2番目の計画の位置付けでございますけれども、これは千代田区の基本計画に対する部門計画の位置づけでございまして、都市計画法におきましては都市計画の基本的な方針ということで位置づけられております。  それから、2番の計画の位置付けの三つの丸なんですけれども、ご案内のとおり、都市計画の区域というのは、千代田区の区域が都市計画の区域ではなくて、東京の区部では23区が東京都市計画という区域でございます。その広域都市計画としての「東京都市計画区域マスタープラン」、これに即して策定をするというような位置づけになってございます。  計画の期間につきましては、概ね20年、2040年ごろを目途とするということでございます。  改定のポイントとしまして、大きく三つございます。まず第一に、現行都市計画マスタープランに基づく成果検証とその共有ということで、本日、参考として委員の皆様にはお手元に配らせていただいているんですが、昨年度「千代田都市づくり白書」ということで、本編、資料編ということで、少しボリューム感がある資料を作成し、今、千代田区の公式ウェブサイトのほうで公開しております。これについては、データが変わり次第更新するような形で共有を図っております。これらを昨年度まとめ、多様な区民、利害関係者、まちづくりの当事者と共有するような、そういったことを進めてまいりました。  裏面にお移りいただきまして、改定のポイントの二つ目でございますが、検討体制でございます。こちらは資料1-2に全体の構成図が描いてございますが、右側にもございます千代田区都市計画審議会、こちらのほうは常任委員会でもかつて説明をさせていただいたんですが、構成委員20人の中で12人が区民と、過半が区民、その中で6名の区議会議員の委員の皆さんが構成されているということで、23区の中でも最も区民参加が図られている審議会というふうに理解をしております。その都計審で基本的な議論を行っていただき、さらに多角的な専門的な意見をいただくということで──あ、すみません。その次のページが都計審の委員の名簿でございます。1-3ですね。で、1-4が多角的、専門的な議論をお願いするために設置した部会というところになっております。こうした検討体制で進めながら、後ほど申し上げますけれども、庁内としても各事業部横断的な検討をしているところでございます。  それからまた、改定に当たりましては、検討のプロセスもしっかり広報広聴をしていくということでございます。この白書をまとめ、都市計画マスタープランの改定をしていると。こういった計画改定というのをパブリックコメントがあって初めて知ったというような状況が多い中で、そういうことがないように、広報紙、ウェブサイト、あるいはSNSを活用、都市計画マスタープランとしてフェイスブックページを策定して周知を図っていますが、そういったこと。並びに広報広聴課と連携をしながら、都市計画マスタープラン改定についての動画の公開というようなこと。さらには、先般6月11日に、千代田のまちの魅力と課題について、いろいろプレゼンテーションを共有するイベントなども行ってきたところでございます。そういった形で広報についても広く深く図っていくというところでございます。これが2点目。  3点目として、庁内の検討体制ということでございますが、先ほどの資料1-1にございますけれども、千代田区の中では、この1-2の下になります。千代田区都市計画マスタープラン検討部会ということで、副区長を座長にした検討部会をつくり、各部長並びに企画課長が構成員となった検討部会をつくり、節目節目で首脳会議にお諮りをしていくというような検討体制をとっております。  こういった改定の検討のポイントの中で、5番、スケジュールでございますけれども、スケジュールは5に記載のとおりでございますが、先ほどご案内いたしましたA3の1-6もあわせてごらんいただければと思います。  この都市計画マスタープランの区分の中の一番下に、小さいんですけれども、東京都区域マスタープランの改定というのがございます。ちょうど真ん中あたりになりますが、先ほど申し上げました、広域都市計画としてのマスタープランの改定が2020年度中を予定しているということでございますので、こちらのほうの改定の進捗を見据えながら、2020年、令和2年末を目途に改定の検討をしていくというところのスケジュール感で進んでいるところでございます。  次に、検討の中身なんですけど、きょうは余り詳細についてご報告はいたしませんが、本日資料でお配りをしました冊子の部分ですね。資料の1-5、中間のまとめのたたき台ということになっております。 37: ◯河合委員長 どれ。 38: ◯印出井計画推進担当課長 資料1-5、環境まちづくり部資料1-5、冊子になっていますが、「中間のまとめ」たたき台というのをごらんいただければというふうに思います。  これは先ほど参考でお配りした白書をまとめる過程の中で、各部会並びに都計審の委員の皆様からいただいた意見をもとに、これまでの論点を整理したものになっております。  まず、目次のほうをごらんいただければというふうに思います。1枚おめくりいただいて目次になっています。序章のところは、先ほどご説明した都市マスの意義とか役割・位置付けということになっておりまして、第1章のほうで、これまでの江戸由来の千代田区のまちの系譜、それからこの20年の現行都市計画マスタープランに基づくまちづくりの成果と、この間のまちや人の状況の変化、そして、現在の首都の中心千代田区の魅力と価値という形でまとめながら、それを踏まえて、改定の視点というところで整理をしております。  第2章におきましては、現行の理念を継承しながら、少し新たな将来像を検討をしてみようというようなことで整理をしながら、今回、マスタープランの中では、千代田区全域の都市の骨格構造とか将来構造図というようなこともお示しをする必要があるんではないかというところでございます。そのあたりが第2章ということになっています。  第3章が、先ほど第1章で改定の視点ということでまとめて、こういうことで今の取り組みを強化していったほうがいいよね、見直していったらいいよねという改定の視点を踏まえて分野別まちづくりの目標と方針について、現時点での論点を整理しているというところでございます。  地域別まちづくりの方針につきましては、これも先般、都計審の部会の中でさまざま議論をいただいておりますので、今まさに見直しているところでございますけれども、現行の地域を踏まえながら、千代田区全域の中で、まちの動向、あるいはまちのさまざまなネットワークの状況も踏まえて広域的に考えていく必要があるんではないかということで整理をさせていただいております。  第5章につきましては、現行の都市計画マスタープランにもございましたけれども、やはりまちづくりを進める上での参画と協働、あるいは地域のまちづくり構想について、地域まちづくりの動きを支援する体制、さらには現実にまちを育て動かしていくエリアマネジメントの支援、そういったことが書かれていることが一つと、あと最後の目次で第5章の3とございますが、こちらのほうは20年のビジョンなんだけれども、やはり都市の動きというのが非常に目まぐるしいという状況の中で、少なくとも5年に一度はきょうお配りしたような白書というような形で都市の動向のデータを整理して、それを踏まえて臨機に都市計画マスタープランも変えていくというようなことについて、これまでいただいたご意見を踏まえてまとめているところでございます。  本日は、ちょっと中身の説明については割愛させていただきますけれども、今この形から、7月の9日に都市計画審議会を行いますが、若干6月の部会で構成も含めて見直しのご意見がありましたので、少し見直しをしているところでございます。構成をですね。ただ、中身については大きな変化はないのかなというふうに思っておりますので、また都計審に向けて少し部会の議論を踏まえた整理ができましたら、適宜情報提供をさせていただきながら、この特別委員会でご意見を賜るような、そういうふうにしてまいりたいなというふうに思ってございます。  それでは、(1)の都市計画マスタープランの改定についてのご報告は以上でございます。 39: ◯河合委員長 はい。ありがとうございました。  設置理由にもありましたけども、当委員会、諸計画について調査をしていくということで、きょうの日程表にもありますように、1番から4番までの計画について調査をしてまいります。きょうは全体をお示しをしまして、次回から個別に深く調査をしていきたいと思っております。今、概略を説明をしていただきましたけども、この範囲で質疑がありましたらお伺いします。  よろしいですか。 40: ◯小枝委員 全体的な流れのところで理解をさせていただきたいと思います。  検証としての白書をつくりましたと。昨年から都市計画審議会で、区民率も高い、こういうところから住民の声もそこでとれるということでこういった作業を進めてきているということで、最後に日程表がつき、めくると2枚目のところに検討体制というのができているわけなんですけれども、その中で、私も追いかけ切れておりませんので、首脳会議、それから改定検討会、そして都市計画審議会、改定検討部会、主にこの四つの会議体だと思うんですけれども、特徴的な意見が出ておりましたら、まず、そこを聞かせていただければと思います。 41: ◯印出井計画推進担当課長 昨年から白書をまとめる過程でかなり広範にさまざまなご意見をいただいているところでございますので、最も特徴的なことということで申し上げますと、やはり1998年のこの現行都市計画マスタープランを策定したときの人口の動向と現在大きく変わっていると。そういった中で、今後の都市計画の運用のあり方というのをどういうふうにしていくかというところが大きなポイントだよねということは、一番当たり前と言えば当たり前なんですけれども、大きな論点になっているんじゃないかなというふうに思っています。  具体的に申し上げると、さまざまな都市計画におけるインセンティブのあり方。例えば、いわゆる千代田区型地区計画と言われるような、そういった地区計画というのは現状も運用してございます。そういったものについての考え方。それから、開発諸制度を活用した新たなまちの機能更新についても、東京都さんのほうでは見直しの動きがありますけれども、現状の中ではやはり住宅インセンティブがまだ効いているというふうな状況があります。今後そういったところをどうしていくのかと。先般、議会のほうでもご答弁申し上げましたが、住宅基本計画の中では量から質へというようなところがございました。それを今後都市計画の中でどういうふうに議論していくのかというのが多分一番大きなポイントだろうなというふうに思っております。  それから、もう一点大きな傾向としては、千代田区に住む、千代田区で生活することの何ですかね、売りというか、千代田区ならではの生活スタイルということ。これはある種住環境、生活環境についてシビルミニマム的なものが確保される中で、この東京の都心の千代田区ならではの文化ですとか、最先端のさまざまな情報ですとか、それからもちろん江戸城に由来する豊かな緑ですとか、そういったことも含めて千代田区ならではの生活スタイルって何なんだろうとか、そういったことの議論もございました。一方で、世界都市として、我が国の政治経済を牽引する千代田区でございますので、そこに求められる都市機能、その高度な都市機能を維持していく、これは多分今後も変わらないだろうというような視点の中で、何をさらにバージョンアップしていくのか。何を守り、何を向上させ、場合によっては何をスクラップするのかと。そういう世界都市の中枢としての千代田区の今後の都市機能の維持向上というようなところも大きな論点だったのかなというふうに思っております。 42: ◯小枝委員 これだけのボリュームのことをなかなか一言ではというところだとは思うんですけれども、質問というよりは、今おっしゃるところはそういうことなんだろうというふうに思うんですけれども、この20年たっての都市計画マスタープランのあり方をどういうふうに議論を進めていくのかというところで、一つは都市計画ということからの専門的な、やれ地区計画がどうだとか、そういう都市制度的な専門的な視座でどうなのかという議論が1点。それから、こういう限られた敷地面積の中でのインフラとか、そういうところでのリアルな検証というか、限界というか、そういうふうなところでの確認ということが1点。それから、そこまでは一定程度コンサルや専門家の情報として重要部分だと思うんですけれども、もう一点非常に重要なのが、生活実感との兼ね合いの部分だというふうに思うんですね。で、そこら辺が都市計画審議会などを傍聴していても、非常に当の住んでいる皆さんの何を魅力とし、何を将来に向けて守っていきたいのかというところの聞き取りや議論のテーブルが不十分ではないかということが議事録を読んでいてもかなり出てきているんですけれども、その辺はきょうは資料のところではどういうふうに読み取っていったらいいんでしょうか。 43: ◯印出井計画推進担当課長 一つ、検討のプロセスということでございますけれども、資料1-6のA3のスケジュール表をごらんいただきたいんですけれども、先ほどもご説明申し上げましたが、まず、今、千代田区のまちのありようってどうなんだろうということについて、しっかりとしたデータに基づいて、さまざまなまちづくりの当事者の皆さんが共有をしてもらうと。まちについて自分の周りのことはもちろんですけれども、地域、都市について理解をしてもらうというような作業を昨年してきたと。それについては、ウェブサイトのほうでも広報紙のほうでも概略を継続してこれまでもこれからも紹介する中で、とにかく都市計画マスタープランを改定しているんだよと。先ほども申し上げましたが、パブコメになって初めて知るということがないようにしたいよねという形での周知の努力はさせていただいております。  それから、さまざまなまちづくりの活動をする、いわゆるまちのキーパーソンの人たちを通じて、こういった都市計画マスタープラン改定についての状況を、周知を図る、と。先般6月11日に行ったイベントにおいても、かなりそういった形で都市計画マスタープランということに対して、多分普通では関心を持たないんだろうけれども、まちのキーパーソンの人たちの意見を通して関心を持ってきている動向というのがフェイスブック等のリーチの状況を見ても明らかになってきているというふうに思っております。  そういったことと、あともう一点は、世論調査ですね。これまで長らく多分区民世論調査30年以上積み重ねられてきておりますけれども、まちづくりの分野の世論の動向というのは、かなり定点観測的なもので経年で把握するということができるのかなというふうに思っています。そこをしっかり把握するとともに、昨年度、今年度とこの都市計画マスタープランに関する個別の世論調査を実施し、これからも進めていくというところでございます。またあわせて、都市計画マスタープラン調査の一環として昼間区民に対してもアンケートをとるというようなことも実施をしておりますし、今後、区政モニターを通じたグループヒアリングですとか、先般行ったイベントのもう少しカジュアルな展開とかも含めていろいろな意見を聞いていきたいというふうに思っています。  それから、都市計画審議会というところで、いわゆるなぜ都計審にこだわるかということになると、やはりオーソライズする意味での一番民主的な正当性というんですかね、さまざまな意見はこれからも個別にもヒアリングはしていきますし、耳は傾けていきたいと思っているんですけれども、そういった中での都市計画審議会のほうで節目節目でオーソライズをしていただくと。それから、都市計画審議会で最終的に案としてぼんとオーソライズしたときにパブコメをするんじゃなくて、このスケジュール表にもございますけれども、先ほど目次だけご説明をした中間のまとめのたたき台を、これをたたき台から中間のまとめにして、まさに中間の折り返しの段階でパブリックコメントと公聴会を実施しようというふうに予定をしております。そういうことで、できるだけ幅広く区民の意見を聞きながら、さらに都市計画というのは、いわゆる地権者。地権者を抜きにしては考えられないという要素があるのも、またこれ、事実でございます。ですので、いわゆる事業者、法人、個人の千代田区に住まわれていない地権者の方々の意見にも耳を傾けなければならないというふうに思っていますので、それらを総合的に進める中で、ご指摘のような、区民あるいは住民、利害関係者の意見を積み重ねて、策定を進めてまいりたいというふうに思っております。 44: ◯小枝委員 皆さんも質疑をしたいと思いますので、私だけがということではいけないと思うんですけれども、大変気になりますのは、都市計画審議会が決める、これはもう事実ですし、地権者や事業者法人との共有ということも大切なことというのは、もうこれは当然のことなんですけれども、20年後にどうあるべきかといって20年歩んできて、これから20年後にどうあるべきかというのを決めるときに、やはり住むまちとして、あるいは商売するまちとして、まあ、麹町・番町エリアと神田地域とは若干違うんでしょうけれども、それぞれのやはり住んでいる、あるいは営業しているリアリティーというのがあるわけなんですね。そこからすると机上の空論になってはいけない。で、両方をくっつけなきゃいけない。で、エリアごとに特徴が違う。困っていることも違う。共通していることがあるとすれば、マンション建てかえで困っているというようなこと。マンション建てかえで困っているから、容積緩和して量的拡大ということではなくてという問題意識を持っていると先ほど課長はおっしゃったわけですけれども、じゃあそれについてどういうふうな方法論があるかというのは、もう、まち場でいろいろな勉強会がもう進行しているという状況からすると、やっぱりそこの、何というか、知恵とか知識とか、エネルギーのドッキングというのか、テーブルを一つにするという方法がないと、先生方の都市計画的なノウハウや環境的な仕組み、手法については大いに知恵をいただくとともに、地域の中でマンションをリノベーションしたり、あるいは建てかえたり、そのことを行政としても応援したりということと、量的な拡大だけでは地域の魅力や質や活気や歴史はつなげないというリアリティーを、このままで行くと机上の空論で行ってしまうんじゃないかという心配を私は持っています。  で、この日程表を具体に見ますと、ちょうど都市計画マスタープランのパブコメのところはここになるんですかね、上から青い線の2本目と3本目、「(含む)」となっているんですけど、前にもらった紙ですと、ちょうど令和元年の第2という7、8、9のところにそれが載っているんですね。先ほどおっしゃったように、パブコメで知るということをしたくないとおっしゃっていたんですけど、今、実感としては、その到達度というのはどんなふうに考えていらっしゃいますか。 45: ◯印出井計画推進担当課長 1点、このスケジュールについては、都市計画審議会並びに部会等々で案という形で出しておりますので、たしか3月の都市計画審議会では7月の後にパブリックコメントをするような、そういうスケジュール感になったのかなというふうに思っていますが、少しそのあたりは3カ月ぐらい後ろ倒しになっていると。この1-6のグラフで言うと…… 46: ◯小枝委員 どう見るんですか。 47: ◯印出井計画推進担当課長 あ、グラフじゃない、表で言うと、真ん中ぐらいに都市計画審議会というような、都市計画マスタープランの枠組みの中の下から3行目に都市計画審議会というのがあって、10月28日の都市計画審議会で中間のまとめをして、その後オーソライズできればパブコメをしたいと、中間のまとめを論点整理をしたいというようなそういうスケジュール感になっています。あわせて、それがまとまってきた段階で公聴会をすると。上に上っていただいて公聴会をするというようなイメージになっています。折り返し点でそんなことをするようなイメージになっています。今、スケジュールについてはその補足と。  あと机上の空論にというお話でございますけれども、都市計画審議会と部会を中心にしているということでそういうご指摘を受けるのかなと思うんですが、例えば、今の都市計画審議会の各学識委員の先生方だったり、あるいは検討部会の各委員の先生方だったり、皆さんそれぞれ地域でプロジェクトを抱えていたり、かかわっているという先生方が非常に多くなっております。例えば、法政大学の福井先生なんかで言えば、東郷公園の関係もプロジェクトの座長としてかかわっていただいておりますし、あるいは法政大学と東京理科大学が中心になって、外濠を中心としたまちづくりということにもかかわっていただいています。そのほかの先生方につきましても、千代田区の地域のさまざまなテーマで地域を知っている先生方に今回お願いした経緯がありますので、全くまち場を知らないような状態での議論ということではないのかなというふうに思っています。場合によっては、それこそ私より、例えば博士論文とかで千代田区を対象に研究したとか、そういう先生もいらっしゃいますので、千代田区のことについてはよく熟知された先生にご議論いただいているというふうに認識をしておりますし、まさに区議会議員の先生方、委員の皆さん6名にも入っていただくと。地域から選ばれて地域を一番よく知っている区議会議員の先生方にも都計審ではご意見を賜っているということもございますので、そういった意味で机上の空論になってしまうということを、ちょっと私のほうからそういう分析というのはなかなか今できないのかなというふうに思っています。 48: ◯小枝委員 どうしてもこの話をするとそういうやりとりになっちゃうんですけど、決して、何というか、否定して言っているのではなくて、先生方が立派な方で各地で活躍しているのもよく知っていますが、それでもやっぱり生活者ではない。だからずれが生じる。東郷公園のことだけであれば東郷公園で行き違いがあればやり直しの協議会でもう一回できるけれども、都市マスはそうはいかないわけなんです。そうはいかないというのは、都市計画マスタープランというのは、それに基づいて地区計画なり都市計画をかけるから、その方向に向かって進むという枠組みになるわけですよね。そうすると、非常に具体的に言えば、議論があるところだから具体的に言えば、番町エリアで今の都市計画マスタープランというのは、60メーター以上の地区計画というのは、なかなか、マスタープランからすると、民間は勝手でも行政はそれに基づく誘導はできないという一つの方向性としてはなっているわけです。そこをどうしていくかということになるぐらい重要なことだということが1点と。  それからもう一点は、これはちょっと私固有の問題意識になるのかもしれないんですけれども、生活者というふうに言うのは、平成の5年ぐらいの神奈川県における調査においては、例えば妊婦の人を500か何かサンプル調査をして、超高層における流産率とか、あとは子どものこういう、耳、三半規管、目のあり方、非常に発育過程や、そういう何というのですかね、子どもを産み育てるというふうなフィールドとしては非常にふさわしくないということを、厚労省、当時厚生省だと思いますけれども、調査としては出ているわけで。このまま行けば千代田区におけるタワマン化というものが激しく進むと思うんですけれども、そのことが暮らしや生活とどういうふうにかかわっていくのかということについての検証は、今の人物立てではできないだろうというふうに私は思っています。  だから、じゃあどうしたらいいかということが行政側はいつも悩むと思うんですけれども、だから私が言いたいのは、やっぱり議論をいろんな、特に出張所エリアごとに多様性ということで言えば、男女もミックス、外国人や障害のあるなしもそういった少数者の方の議論、それからいろいろな今のような専門分野や何かの知見を持つ人の問題意識などもしっかりと出した上で千代田区の20年後の将来を決めないと、もう日々、こう、やってみなくちゃわからない、やってみたらこうだったという、質の高い開発を目指したつもりがそうではない結果になってしまうということを避けなければならないなというふうに思うので、もう一段住民とともに生活感覚を持った議論をしなければならないだろうというふうに思うわけなんです。このまま行ってしまえば、どうしても、再開発って悪いことではないんですけど、どうしても床面積をふやす側の再開発しかイメージできないことになってしまうんではないかと。でも、住民がそれを選ぶなら、それはいいんですね。でも、今のままですと、住民がそれを選ぶのではなく、大きな経済力を持つ大手資本のここ一、二年の短期経済の中でそうなっていくのでは、どうかなというふうに思うので、課長の見識と目の黒いうちにはそんなことしませんというのもあるのかもしれませんけれども、やっぱり都心のこのポテンシャルの高さというのが、いかんせん力関係としてはそういうふうになっていく流れ。で、もっと、だから、住民参加での議論の場を各出張所ごと、あるいは課題別ごとに、この夏、本当に働き方改革に反しますけれども、休みなくやっていただきたいというふうに私は思っているんです、(発言する者あり)10月のパブコメということであれば。いかがでしょうか。 49: ◯河合委員長 答弁するの。する。  計画推進担当課長。 50: ◯印出井計画推進担当課長 ちょっと、こう、何をお答えしていいかわからなくなってしまったんですけれども。  都市計画マスタープランの中で示す階層というんですか、レイヤーというものと、今お話があったのは、それを具体化して地域まちづくりの構想に進めるときの地域での検討というところのちょっと認識の違いなのかなというふうに思っています。この都市計画マスタープランの中でも、都市マスにおけるさまざまな分野別な課題、あるいはこの各地域における要は喫緊の課題、それらを踏まえて地域まちづくりを促すというところは当然あるわけですけれども、そこのレイヤーでの議論の中で、我々としては、きょうスケジュールでお示しをしたスケジュール感の中で、複数回、パブリックコメントとリアルな公聴会を重ねることで、時間を置きながら、しっかりと双方向に、まさに生活者のご意見を賜ってまいりたいというふうに思っているところでございます。  それから、なかなか逆にそういう公聴会等々で平場でご意見を賜りづらいような状況もあるのかなと。例えば外国人の方ですとか、障害のある方ですとか、そういった人の多様性に対応するものについては、我々のほうできめ細かくヒアリングを並行して行って、それを共有をしながら区民参画を深めてまいりたいというふうに考えております。 51: ◯河合委員長 ちょっと休憩します。                 午後2時13分休憩                 午後2時22分再開 52: ◯河合委員長 委員会を再開します。  答弁から入らせていただきます。計画推進担当課長。 53: ◯印出井計画推進担当課長 ただいま小枝委員からいただきました。今後の検討のプロセスの中で、例えば公聴会のあり方等も含めて、また都計審の中での議論も踏まえて、鋭意検討を進めてまいります。 54: ◯河合委員長 よろしいですか。  ほかにございますか。 55: ◯岩田委員 先ほどの小枝委員の質問に対する答弁で、いきなりパブコメなんていうようなことのないように区民の方にはアナウンスをしていきますというようなお話があったんですけど、例えば公聴会にしろパブコメにしろ、それに対するアナウンスの仕方というのはどういうふうに変えるんですか、変わるんですか。今までと同じようだと、結局はちょっとリアルに言うと、番町地区で何かこういううわさがあるんだけど、いや、そんなの知らなかったよというような住民の方がたくさんいるという今現実があって、前と同じようなやり方だったらまた同じようなことになると思うんですけど、回数をふやすとか、いろいろあると思うんですけども、あとは何かその方法とか、それをどういうふうに変えるんでしょうか。 56: ◯印出井計画推進担当課長 先ほどもご説明を申し上げたところなんですけれども、要は、平成30年度については、本体の検討までしていないで、いわゆるまちの動向の情報についてこういう形で整理をするというような取り組みを進めてまいりました。で、これを今さまざまな形で発信をし、イベント等を通じながら人づてを伝えながら都市マスを変えているよということをお知らせするような努力をしています。そのあたりというのは、多分これまでとは違う、少しソーシャルな形での情報の拡散ということは20年前にはなかったんだろうとは思うんですけれども、そういうことに取り組みながら、広報についても、1面、2面とかで特集的にやるチャンスも一つ考えてはおりますけれども、少し息長く、それこそ都市計画とは何かとか、そういうところから連続的なコラムをする中で、粘り強く周知をしてまいりたいというふうに思っています。  それから、先ほど申し上げたように、リアルにやっぱり都計審の先生方とか我々のほうから、千代田区の都市の状況をお伝えするというようなチャンスも6月のイベントのときのような形で、今後も少し検討していきたいなというふうに思っております。 57: ◯岩田委員 そのさまざまな発信をしているとかの努力をしているって、だからそれを具体的にどういうふうなことをしているのかを聞きたいんですけど。 58: ◯印出井計画推進担当課長 具体的に申し上げます。20年前はフェイスブックページというのはなかったと思いますが、フェイスブックページを立ち上げて、都市計画マスタープランというテーマでもって情報発信し、拡散を図っております。6月11日の6時30分に、千代田区の都市と魅力について、都計審の先生、それから都計審委員とまちで活動する方も含めたトークイベントを行う中で、このプロセスをお知らせをしました。それからウェブサイトのほうで、この、本日お配りしている白書を公開をさせていただきました。それから、先ほどのフェイスブックについては、4月の下旬から週に3回以上情報発信をさせていただいております。それから、広報のほうについても、6月の5日号ですとか、それから今後も定期的に、連載の形式で、このプロセスなり都市計画って何なのということについて情報を出させていただきます。それから、広報のユーチューブのほうで20年間の都市の動向についての動画も作成していただいて、これも広報で公開したこれまでの動画の再生回数の中では比較的多く、早い段階で、本当は何十万と言いたいところですけれども、まあ4桁ぐらい、千の大台に行っているというような状況もありますので、小さいことかもしれませんけれども、そういったことを積み重ねながら、今後も引き続き情報発信と拡散、皆さんの認知を図り、共感を得ていきたいと思っております。 59: ◯河合委員長 よろしいですか。  ほかにございますか。 60: ◯はやお委員 今回、特別委員会が設置されて、そして本来であればこの都市マスの計画については都市計画審議会を中心に回していく。これは流れとして決裁されたことですから。で、そういう中でも、今回、議会としては注視していかなくちゃいけないということで、この都市マス、いろいろな諸計画、まちづくりのものについて特別委員会が設置されたと。こういうことなんで、確かに会議体の検討体制ということで、これは、書かれているのは、千代田区議会のほうが千代田区のほうの執行機関のほうに報告、意見ということ、これは当然のことなんです。より具体的になっていくというのは、この特別委員会がどういう形で、この決められた、設定されたスケジュールの中で、今のところだと定例会ごと、もしくは閉会中といえどもとやるということになるということであれば、これは委員長のほうの議事整理の中でスケジュール化していかなくちゃいけない。ここのすり合わせをちょっときちっとしていただきたいということが一つ。  協働と参画のガイドラインというところで、パブコメぐらいだったものが、今回、公聴会をやるということになった。それでこの公聴会をどういうスタイルでやっていくのかというところが大きな課題なんで、今、整理されているのか、されてないのであれば次回きちっとここのところをはっきりさせていただきたい。つまり、いかにたくさんの方の意見を広聴しながらこの計画が進んでいくのか。で、先ほどの話の区議会の意見をどうやって取り込みながら整理していくのかということが有機的になっていかなくちゃいけないので、この辺を、きょうわからなくても、そこをはっきりさせていただければと思っています。  あともう一つは、中間まとめというのが先ほどありましたように、やっぱりもう中間まとめでパブコメをする。これは下部組織のほうのいろいろな会議体の中での骨子みたいなものができたからだろうと思うんですけど、この辺をもう一度皆さんにわかりやすく、こんなことをやる、それをパブコメをして、そしてまだまだ修正がきくんだ、公聴会でこういうふうなスタイルでやっていくんだ、また幅広に意見をとっていくんだということをわかりやすく答弁いただければお願いしたいと思います。 61: ◯印出井計画推進担当課長 議会の報告については、今後、都市マスの改定までのプロセスの中で節目のタイミングもございますので、そのあたりも含めて調整させていただくということで、我々のほうとしてもお願いをしたいと思います。それからまた、予算事業としては企画総務委員会の所管にもなるので、その節目の中で常任委員会とのすり合わせについてもぜひよろしく、我々としてはお願いをしたいというふうに思っております。
     それから、公聴会については、先ほど小枝委員のほうからもご質問がございました。我々のほうとしては、一般的に都市計画決定をする中での公聴会という手順・手続がございます。それについては、一定程度の申出書を出していただきながら、一人何分と、自治体によってさまざまですけれども、申出書を出していただいて、一定程度物理的に許す範囲で5人なり10人なりというような形でお伺いするというスタイルが一般的でございます。ただ、今の感じで言うと、すごくたくさん来るのだろうなとは思うんですけれども、場合によっては、そういう関心がなかなか高まらないときについては、さまざまな取り組み、都市計画、まちづくりに関するシンポジウムとか、そういったことと抱き合わせをしながら公聴会をやるということもございますので、その辺のやり方も含めて検討させていただきたいというふうに思っております。  また、中間のまとめというものについては、今たたき台で、先ほど目次をご案内しましたが、多分漏れている、生活者の視点等々もありました、漏れている視点もあるんだろうなというふうに思いますし、意見の違いはさまざまあると、方向感も違いはあると思うんですけれども、その辺も含めて肉づけをしたり、反対──反対というか、異なる意見を伺ったりというようなことで進めていくと。それを都計審のほうにお返ししながら議論を整理していただくと。ですので、きょうお配りした、少し枠組み的な、レジュメ的な中身が書いてございますけれども、これを今後どう膨らませていくかの中に反映をさせていただくということでございます。当然、冒頭申し上げましたように、その節目節目の中で特別委員会でのご意見もこの中に反映できるような形で、都計審、部会のほうにご報告をしてまいりたいというふうに思っております。 62: ◯河合委員長 よろしいですか。 63: ◯はやお委員 はい。 64: ◯河合委員長 次回、ちょっとその日程的なことも含めて、もう一度お示しをしたいと思っています。  木村委員。 65: ◯木村委員 時間もあるんでしょうから、端的に2点だけ伺います。  この分野別の方針で、災害問題というのが柱の一つになっていますよね。それで、これは検討部会等でも災害の専門家がいらっしゃらないようで。災害、要するに防災の専門家がいらっしゃらないようなんだけれども、その辺の防災の視点がどう都市マスの中に組み込んでいくのか。これはまちづくりの方向性に大きくかかわってくると思うんで、どう考えているのか1点伺いたい。  それから、都市計画法上はいわゆる上位計画、要するに区域マス。東京都のですね。これと、それからこれに即してというふうな縛りがあるわけでしょ。で、東京都の全体的な区域マスと、それから千代田区の独自性、個別性。で、この辺の兼ね合いというのは、一応上位計画は配慮するけれども、やはり基本は住民やまちの人たち、地権者の意向を酌んでというのが中心なんだというふうに捉えていいものなのかどうか。ちょっとその辺の、上位計画と千代田区の都市マスとの関係といいましょうか、都市計画法上は即して上位計画に従ってということなんで、区としては、いや、どうでもいいんだとは言えないと思うんだけれども、その辺のやはり兼ね合い方というのは住民自治と上位計画との関係なんで、区の考え方でもお示しいただけたらと思います。 66: ◯印出井計画推進担当課長 災害に特化した専門家の先生ということではございませんが、部会のほうの芝浦工大の村上先生なり、小澤一郎先生については、エネルギーの面、あるいは復興事前準備という、最近、国交省のほうでも復興を踏まえた事前のまちづくりということに力を入れておりましたけれども、そういった部分での見識のある先生方からさまざまご意見を頂戴しております。防災については非常に重要なテーマだというふうに思っております。親会である都計審の中でもそういうご意見を賜っておりますけれども、ある程度今の中でも十分専門性を踏まえたご意見がいただいているんじゃないかなと思いますが、もし足らないことがあれば、我々のほうでさらに調査を深めていくというようなことかなというふうに思っています。  2点目、区域マスタープランとの関係でございますけれども、木村委員ご指摘のとおり、都市計画法上は区域マスタープランに即して策定するというふうになってございます。ですので、要はこの東京の真ん真ん中の千代田区の日本の経済を牽引するところを、こういうような、何ですかね、変えられないというか、変えることができないだろうとか、そういう部分というのは、当然23区の都市計画の中で継承はしていくんだろうなというふうに思うんですけれども、仕組み上は、東京都の区域マスに対して区から意見を申し出るというような仕組みは残っておりますし、都計審の中でも、要は広域的な都市計画と千代田区が、例えば周辺区との連携の中で、結節点である秋葉原ですとか市谷ですとか四谷ですとか、そういったところのまちづくりを考えるときに、広域的な都市計画を考える東京都に対して意見を申し出るということもあるのかなというふうには思っていますし、それ以外についても区として何か申し上げることがあれば意見を申し出るという可能性はあるのかなというふうに認識をしております。 67: ◯木村委員 ちょっと一つだけです。委員長。 68: ◯河合委員長 木村委員。 69: ◯木村委員 今、地震が活動期に入ったと、そう言われているわけですよね。それで首都圏に4,000万人が生活し、それで地盤が軟弱で、交通機関が網の目のように発達し、で、地下空間がもう世界的にも有名なほど発達していると。そこを直下型地震が襲うというのは人類史上まだ経験がないわけですよ。私はすごく危機感を持っているんです。で、防災の専門家というのは、もう共通して一極集中の是正しかないと言っているわけですよ。これが一丁目一番地だと。これが防災対策のかなめだと。これはもう、東大の先生も言っているし、京都大学の河田先生も言っているし、名古屋大、一丁目一番地と言っているのは名古屋大学の先生かな、要するに防災の専門家が皆さん共通して、そう言うわけですよ。で、そういう視点というのは、やはり私、必要だと思うんですよ。ここで防災というのが、どちらかというと、国際協力、地震があっても事業継続できるような視点が、自治法上、国際協力に勝つんだなんて自治体の責務としては定めていないわけですよ。自治体の責務は住民と滞在者の命を守るということでしょう、自治法で言っているのは。だからその視点でマスタープラン等つくってもらわないとこれは困るわけで、やはり防災の視点というのは、もちろんこの先生たちももちろん防災にも造詣が深いと思うんだけれども、文字どおりの専門家が、私は、常時かどうかはともかくとして、固まる前に防災の専門家の知見をやっぱり仰ぐというのは、これはどうしても必要だと。その辺は今後の進める過程でぜひご検討いただけないか、ちょっとそれだけ確認させてください。 70: ◯印出井計画推進担当課長 今回の会議の中でも防災についてのご質問を頂戴をいたしました。東京一極集中の是非ということについての議論で、ここで論評は避けますけれども、いわゆる先ほど申し上げた、東京の都市計画あるいは日本の国土の形成の中で、そういったことについて千代田区がどういう形でそれに対してということについてはなかなか難しい状況があるのかなというふうに思っております。  で、一極集中についての見方でございますけれども、交流は活性化しているけれども、必ずしも昼間人口がふえているとか、就業者人口が極端にふえているとかということではないというような状況でございます。我が国の人口が減少傾向を迎える中で、どうやってその交流を促していくかというのがやっぱり首都東京の中心に求められているんだろうなというふうに思っています。しかしながら、ご指摘のとおり、交流する過程の中で、新たな災害の危険という視点もあるんだろうなというふうに思いますので、そのあたりについては、またきょうご意見頂戴したということも含めて、今後議論を深めてまいりたいというふうに思います。 71: ◯河合委員長 議論を深める。いいですか。議論を深めるで、いいですかね。 72: ◯木村委員 ……は……で…… 73: ◯河合委員長 はい。  ほかにございますか。 74: ◯大串委員 ちょっと木村委員のと重なるかもしれないんですけども、都市計画マスタープランを新たに改定するときに、何に危機感を持っているのかというのをもっとわかりやすく書いたほうがいいんじゃないか。都計審の最初のほうで、私、これを述べたと思うんですけれども、ちょっと目次からすると第1章のところがそうなるのかと思うけれども、第1章を読むと、論点がいっぱいそれぞれ項目ごとに書いてあるから、ちょっと網羅的過ぎて、何に危機感、今の千代田区のまちづくりの何に危機感を持って今回改定するのかという視点を、もっと区民にわかりやすく書かないといけないと思う。(「そうだ」と呼ぶ者あり)ね。ただ20年の期間が来たから改定するんです、じゃなくて、どうだから改定するんだという視点をもっと書いてくれないと、区民の皆様と共有するわけでしょ。その点は、僕、足らないと思うんだけど、どうでしょうか。 75: ◯印出井計画推進担当課長 その点につきましては、都市計画審議会でも同様のご意見を賜っております。じゃあ、何に一番重点を置くかということは今後議論をしていくことなんだろうなというふうに思っておりますけれども、先ほど申し上げましたとおり、計画改定の背景には、やっぱり人口動向の大きな変化があるんだろうなというふうに思いますので、そのあたりにどう対応していくかというところが大きなポイントになってきているというふうに思っております。  しかしながら、そのほかにあるさまざまな都市に求められる機能についても、千代田区は世界都市東京の真ん中として、ある意味オールマイティーに高度な都市機能を求められていると。どこかについて手を抜くというわけにはいかないという状況もあるということについては、ちょっとご理解を賜りたいなというふうに思っています。  でも、その上で、さらに千代田区ならではの何かということについては、都計審でも部会でも、さまざまご意見をいただいています。文化ですとか緑ですとか、そういうソフトの面だというようなお話もありますし、今ご指摘ありました災害に対する強靭性だということもありますし、その辺について、何を最もということについては、これからさまざまな意見を伺うプロセスの中でも、ご意見を賜りながら検討してまいりたいというふうに思っています。 76: ◯大串委員 ぜひお願いしたいんだけれども、僕は現行のマスタープラン、非常にその点よくできていますよ。現行のマスタープランには、過度に経済性、効率性、快適性を求め過ぎたと。その結果として人口が減少してしまった。これは何とかせにゃいかんという危機感を書いてありますよ。それで、心の豊かさを実感できるまちづくりに展開しましょうと。それが都市マスの最初のスタートです。  僕はね、だから、そういうような、区民に投げかけるような危機感と。何でつくるのかというのをね。今、示して、出してくれといってもあれですけども、それをぜひこの中間のまとめの中にはきちんと書いてもらいたい。よろしくお願いします。 77: ◯印出井計画推進担当課長 おっしゃるとおり、現行の都市計画マスタープランの理念ということについては、現在も継承できる内容があると。しかしながら、多分この都市計画マスタープランに沿って最も進めてきたことは、やっぱり定住人口の回復だと思うんですよね。定住人口を回復する中で、この都市計画マスタープランが目指していた豊かさというのが得られたのかどうかというのは、これはしっかりと検証する必要があって、引き続きそれが宿題になってくるんだろうなというふうには思っています。  きょういただいたご意見も、また今後、部会、都計審のほうでご報告しながら、先ほど申し上げましたが、さらに検討を深めてまいりたいと思います。 78: ◯河合委員長 よろしいですか。  ほかに。 79: ◯岩佐委員 二つ、端的にお伺いします。  やっぱり高度な都市機能というのはどうしても外せないという、今ご答弁にもあったとおり、さまざまなところに出てくるんですけれども、千代田だけで全てを完結させるわけではないので、人口の動向というのは、多分ベースとして、すごく資料も出されていますし、それをベースに考えられていると思うんですけども、他区のいわゆる開発の動向ですとか、いろんな新しい駅もできるわけですし、そういった他区のここ10年、20年で見えてくる動きというのは、一つ、このベースとして考えていかなきゃいけない要素だと思うんですね。そこは、今ちょっとざっと見させていただいた感じでは、ないんですけれども、それはこれから用意していただくことは可能なんでしょうか。 80: ◯印出井計画推進担当課長 一つ、他区のということであれば、千代田区というのは江戸城に由来しておりますので、いわゆる御門があるようなところが隣接区との結節点になっているというようなところでございます。その結節点こそが大事だよねという議論がありますので、その意味で言うと、周辺区との連携、相乗というような論点は、具体的に何をどう進めるのかというところまでまとめられていませんけども、ございます。  それから、他区で例えばテーマになっていることというようなご指摘なんでしょうかね。他区で。 81: ◯岩佐委員 うん。 82: ◯印出井計画推進担当課長 他区で重点として捉えられているような課題は何かというようなことを踏まえているのかということで言えば、おおむね都心区で言うと、やはり環境とか防災とかということについてかなり力を入れながら、やっぱり生活の豊かさを実感できるような緑とか水辺とか文化、そういったことについては強調されているんだろうなというふうに思います。  それから、最も、特に都心部で言うと、要は都市基盤も市街地も機能更新をしなければならないようなところが多い中で、今申し上げたさまざまな課題を解決しながら、どうやって機能更新したらいいんだろう。一方で、どうやって事業を成り立たせればいいんだろうということについて、さまざまな開発諸制度の活用の方向も含めて、周辺区の中では議論になっているのかなというふうに思っています。 83: ◯岩佐委員 その周辺区のやはり活用方法というのは、量的なものとか動向を含めて、これは把握しておかないといけないと思うんですね。というのは、結局、人口は減少していくことがわかっている。その中で、床の取り合い、人の取り合いになるんですよね。そういうことにどれだけ対応していくのかというのを、ちょっと指針の一つとしてデータが欲しいというだけの話なので、他区がもちろん決定打になるわけではないと思うんですけども、20年後、それより先のものを、建物はもっと長く残るわけですから、そういったものを、これから建てていくための指針になるものとしては、やはり人口推計だけじゃなくて、いわゆるほかの地域との建物とか開発、あるいはまちづくり、ほかの地域のまちづくりの動向というのは、しっかりと、千代田だけで完結させない。できない、完結できないのでということを踏まえて、そこを一つの要素としてそろえていただきたいということですけれども、いかがでしょうか。 84: ◯印出井計画推進担当課長 すみません。ちょっと先ほどのご答弁は、もしかしたら私は誤解していたかなというふうに思っています。それこそまさに東京23区の都市計画の中で、いわゆる東京、世界都市の東京としての都市機能をどういうふうに分担していくかというところにつながってくるのかなというふうに思っております。都市計画審議会の会長の岸井先生は、いわゆる東京23区のさまざまな拠点が、一般的に20年から30年ぐらいの機能更新、式年遷宮というふうに岸井先生はご指摘いただいていますけれども、そういったものを繰り返しながら、オール東京としての活力を維持していくというような意味で、周辺区とうまく連携をしていくということはあるんだろうなというふうに思いますし、一方で、周辺区とパイを食い合うというようなこともあるんだろうなと思います。  ですので、先ほど大串委員からあったように、じゃあ、千代田区の強みって何なのということをしっかり出さないと、やっぱり周辺区との関係においても、千代田区においてデメリットが出てくるのかなというふうに思っていますので、その辺も、今後どこまで議論が深まるかわかりませんけどもご指摘をいただいたところでございますので、またご報告させていただいて、検討させていただきたいと思います。 85: ◯岩佐委員 すみません。あと、もう一点。20年後ということで、20年後に生きている人にちゃんと意見を聞いていきたいと。つまり、若い方をもうちょっと巻き込んでご意見をいただけないと、今ここにいる人たちが20年後というと、もうバリアフリーだよねという話になり、(発言する者多数あり)生きていますか。私はぎりぎりだと思うんですけどね。そう。なんですけど、(発言する者あり)20年後にまさに子育てをしていたり、20年後に本当に活躍している人たちが、どういうまちをつくっていきたいのかというのを、もう今からやっぱり共有していかなきゃいけないという意味では、今もうさまざまフェイスブックだ何だと、すごいいろんなツールを使われて、発信、すごくいいことだと思う。見せていただいて、これは本当に画期的だなと思っているんですけれども、そこがまた若者に届きやすいやり方、それから若者とそこを情報共有しながら意見を出してもらうという、そういう機会を、どこまでこの一つ一つの計画に入れられるかというのはまた別の話なんですけど、方向性を決める一つの情報にはなると思うので、ぜひそこの若者の巻き込みというものをお願いしたいんですけども、いかがでしょうか。 86: ◯印出井計画推進担当課長 まさに20年後、このまち、千代田の中核を担っているであろう世代の人たちに対して、意見を聞くというか、あるいはアイデアを出してもらうとか、そういったことができないかなということについては、少し検討させていただきたいというふうに思います。 87: ◯河合委員長 よろしいですか。  桜井委員。 88: ◯桜井委員 先ほど木村委員も岩佐委員もおっしゃっていましたけど、この都市マスというものが、ここの都市計画を決めていくに当たって、大変基本的な、中心的なものになっていくわけですから、このことについていろんなご心配をされるのは、ごもっとものことだ。  で、千代田区のこの都市マスを決めていくということに当たっては、先ほどから議論が出ている、周辺区との兼ね合いだとかということについては、まさにそのとおりで、道路一つとってみても、千代田区だけで道路があるわけじゃありませんから、その道路というのは新宿に行ったり港区に行ったり中央区に行ったりするわけで、その道路というのは、この都市マスの計画をつくる上においても、大変ベースになる、大変重要なファクターなわけですよね。ですから、そういう面においても、やはり周辺区との兼ね合いというのは、先ほどご答弁はいただきましたけど、非常に大切なものだというふうに私も思います。  先ほどご答弁いただいているので、ちょっと僕は違ったところの質問をさせていただきたいんだけど、この、今はこの都市マスをつくるために、こういう理念でやるべきだとか、大串さんも先ほどすばらしいことをおっしゃっている。皆さん心配をされて、こういうところが足りないんじゃないか、こういう視点でやったほうがいいんじゃないかと盛んに言っていらっしゃる。全くそのとおり。  で、この2番目の計画の位置付けのところで、このできた後。できた後の、この都市マスというのは、「区民、企業等、行政、多様な主体がまちづくりの方向性を共有し」、当然の話だけど、共有するわけですよ。それで、連携・協働しながら主体的に取り組む、その取り組みを進めていく際の方針となるということで、ここをさらっと書いているけど、このところというのはとても大切なところで、区の広報に載せたから終わりだとかというようなことは全くないだろうけども、いかにこれを、区のね、区民にも──区民というのは住んでいらっしゃる方も働いていらっしゃる方も、またはここに書いていらっしゃる多様な主体、行政。全てにそれを浸透してその方向性を共有していくかというところがとても大切なところだと思うんです。  そこのところは、これからこの委員会がやっていく形の中で、どういうような手段で区としてはやっていくというようなことは、るるお示しいただけると思うんだけども、そこら辺のところは、今の段階としてどんなことを考えていらっしゃるのかというところが、もしお示しできるんだったらお願いできますか。 89: ◯印出井計画推進担当課長 策定のプロセスという意味で言うと、先ほどご指摘を賜った、例えば公聴会のあり方について検討していきますということになるのかなと思うんですけれども、この都市計画マスタープランを実践していく中で、地域にどういうような協議体制をつくっていくのかということについては、きょう資料として冊子でお配りした中間のまとめのたたき台の資料1-5の中の一番最後のほうになりますけれども、32ページのところで、少し理念的な書きぶりだったり、あるいは地域まちづくりの推進ということで、今は、例えば道路整備のプロジェクトに対応したまちづくり協議会みたいなのがあるわけですけれども、もう少し幅広く地域まちづくりを考えるような、そういった組織というのを今後検討していこうよとかということもございます。  実は、これというのは今のマスタープランにも書いてあったことなんですけれども、やはり時間の経過の中でうまく回ってこなかったのかなということもありますので、今いただいたご指摘を踏まえて、このあたりの実効性ということも含めて検討するようにしていきたいというふうに思います。 90: ◯河合委員長 はい。よろしいですか。  小野委員。 91: ◯小野委員 一つ教えていただきたいんですけれども、まだ読み込んでいないので、勉強不足で申しわけありません。この計画をつくるに当たって、さまざまな視点で練られていると思うんですけれども、ヒートアイランド対策は、やはりこの計画には非常に重要なのではないかなと思います。特に20年後にどのぐらいの気温上昇であるとかいうところも、よく理解はしていないんですけれども、そうした視点が盛り込まれているかということと、あと、この審議会の委員の中に、そうした環境の、いわゆる環境整備ではなくて、まさに地球全体の環境問題として今いろんなことを言われていますけれども、そうした視点を持った専門家の方が入っていらっしゃるのか教えていただけますか。 92: ◯印出井計画推進担当課長 前段の話については、ちょっと中身の話になってしまうところがあるんですけれども、すみません、今ちょっと、ぱっと何ページというふうに、例えば22ページとか24ページとか、環境とか温暖化対策等については書いてあるのかなというふうに思いますが。すみません。  一言で言って、ヒートアイランド対策、上流での温暖化対策というのは、都市の集中に対する負の部分というようなところがあるのかなというふうに思っていますけれども、それについては、逆にこの集積のメリットを生かしながら、エネルギーの負荷をお互いにやりくりしながら、今後どうやって都市をマネジメントしていくかというような、そんな議論もございます。まさにそういったことについてご専門が、部会の中では芝浦工大の村上先生ですとか都計審の千葉大学の村木先生とか、まさに地域エネルギーデザインのそういった低炭素まちづくりとか、ご専門であるかなというふうに思っています。  それからもう一つ、具体的なヒートアイランド対策について言うと、やはりグリーンインフラというような視点があるのかなと。ただ単純に見える緑じゃなくて、いわゆる水をしみ込ませて共有するような、そういった都市部におけるグリーンインフラの進展ということも含めて、今、部会の座長の池邊先生とか、さまざま知見がある方からキーワードをいただいていますので、その辺についても議論はしていますし、さらに一層そういうことについての検討を深めていきたいというふうに思います。 93: ◯小野委員 ありがとうございます。 94: ◯河合委員長 よろしいですか。  うがい委員。 95: ◯うがい委員 うがいです。  さっき何回回ったとか、どれぐらいの主張があるだとかというような、数字であらわされる、何でしょうね、どれぐらいの関心度というのが結構わかりやすかったりするので、いわゆるKPIみたいなものが何かと設定されるとわかりやすいのかなと思うんですが、その辺は、設定されるようなことはこれからもあるんでしょうか。 96: ◯印出井計画推進担当課長 今ご指摘は、この周知に関するKPIというような。 97: ◯うがい委員 だけじゃなく、いろいろ。 98: ◯印出井計画推進担当課長 まあ、周知について言うと、今回、例えば区の公式ウェブサイトを通じた、あるいはフェイスブック等ソーシャルメディアを通じた中で、リーチだとか、あるいは拡散だとかというデータについては把握できるようになっていますので、その辺も含めて、そういった目標を設定する、指標を設定するということは、一つアイデアとしてあるのかなというふうに思っています。  それから、そもそもまちづくりについてのKPIについては、既存の現行の都市計画マスタープランの中でも、進捗の物差しということでは、ございました。そのあたりについては、どの部分を継承しながら、逆にその数字に泳がされてもいけないという部分もあるので、その辺も見据えながら、今後そういう指標について、新たな計画の中にしっかり落とし込んでいくのかどうかというのは検討していきたいと、そういう視点も踏まえて検討していきたいというふうに思っています。 99: ◯河合委員長 よろしいですか。  ちょっと休憩します。                 午後2時59分休憩                 午後3時08分再開 100: ◯河合委員長 それでは、委員会を再開します。  次に、環境まちづくり部(2)千代田区景観まちづくり計画の策定について、執行機関の報告を求めます。 101: ◯印出井景観・都市計画課長 それでは、千代田区景観まちづくり計画の策定についてご報告申し上げます。  環境まちづくり部資料2から始まるものをごらんいただきたいと思います。2-1が概略を説明したものでございます。2-2が、この計画の検討の中心になる景観審議会の委員の名簿と、あと議論を深める小委員会の名簿。さらに、今現在、景観まちづくり計画(たたき台)というものがございますけれども、それの概要版のA3の資料がございます。それから、景観まちづくり計画(たたき台)という本編がございます。  以上が今からご説明する資料でございますけれども、何でこんな景観まちづくり計画がここまでできているのという話があるのかなと思うんですけども、ご案内のとおり、本年4月に千代田区は景観行政団体になりました。景観行政団体になる前に、景観計画の概要については、それまでは景観行政団体だった東京都と十分すり合わせをする中で、景観行政団体として東京都から千代田区に移管したという経緯がございます。その計画の中で景観まちづくり計画の内容について協議内容になっておりますので、ここまでまとまっているということでございますので、その点はご理解をいただきたいなというふうに思っております。  資料2-1でございますけれども、計画策定の背景と目的ということについては、今申し上げました。景観行政団体になって、景観行政の主体として都市景観形成の指導をしていく上で、景観計画を策定しなければいけない。それの指導基準となる景観計画を策定しなければいけないんですけども、景観行政団体になって初めて策定ができるという状況ですので、本年の、本年度になってから検討を始めたということでございます。  2番の計画の位置づけにつきましては、記載のとおり景観法に基づく景観計画ということで、長期計画の分野別計画であり千代田区都市計画マスタープランを踏まえた計画とするということになっております。  3番の計画の期間でございますけれども、計画の期間については、この景観計画が、どちらかというと行政が何か施策を取り組む景観計画というよりも、景観指導をする、景観形成を図る上での一つ上位のガイドラインということになってございますので、特段その計画期間は設けてございません。  策定のポイントといたしましては、現行の自主条例、千代田区が自主条例で取り組んでいる状況でございます。ことしの、今年度については引き続き自主条例における指導と、いわゆるつなぎ条例という東京都の景観計画を引き継いでいるのがありますけれども、現行のこういった計画の理念とか概要を踏まえながら策定している、策定するというところでございます。ただ、今回、ただ、今の自主条例の中身をそのままということではなくて、強化ポイントとしては、地域区分を、少し、2地域を3地域にしたというところと、今まで事前協議について、条例等で根拠がなかった。任意に指導をさせていただいていたということがありますので、そのあたりについて条例化をするということ。それから、屋外広告物についても、指導する方向で、少し考え方をまとめているというところでございます。  スケジュールについては5番に記載のとおりでございまして、これについては、先ほど申し上げましたとおり、景観計画の中身については、東京都との事前協議の中で、ある程度東京都の広域景観計画との連携も踏まえて、調整はされてきております。ただ、それはあくまでも東京都と千代田区の間の行政同士の調整でございますので、このたたき台を景観審議会でいろいろ練っていただきながら、先ほど1-6というA3のスケジュール表がありますけれども、それに、そのスケジュールに従いまして、同様にパブコメと公聴会を開催しながら計画を、本年度中に決めてまいりたいというふうに思っております。  ただ、若干、本年度中に決めて、来年度の4月からの運用ができるかどうかについては、要は、それ、景観について建物の景観指導という形で、いわゆる一般の皆さんの建築計画に対して一定の規制をかける指導になるものですから、その周知期間も踏まえて、その運用の中のバッファ期間というのをどうとるかというのは、ちょっと今少し検討しなければならないかなというふうに思っていますけれども、我々のほうとしては、来年度、来年、令和2年3月までに策定をし、この計画に沿って現行の景観条例を改正してまいりたいなというふうに思っております。  それでは、時間も余りあれですので、概要のA3の中で少し若干ご説明をさせていただきたいなというふうに思っております。  まず初めに網掛けのところにございますけれども、こちらについては、我々千代田区としては、東京都とか国に先立って、平成10年から景観まちづくり行政に取り組んできたということでございますので、その実績を踏まえて、今後とも進めていきたいというところでございます。  その中で一つ大きいのは、第1章の景観まちづくりの計画の目的の中で、「リレー」という言葉がございます。このリレーというのは、時間軸のリレーと両隣のリレーというような意味合いがございますので、こういったコンセプトを引き続き継承していきたいというふうに思っております。  下のほうに行きまして、第2章でございますけれども、景観まちづくりの目標ということでございます。これは現行自主条例に基づく景観形成マスタープランを継承しているところでございますけれども、二つ目の目標2、これについて、「江戸-東京の歴史を伝える水辺と緑の自然を守る」とあったんですけれども、「守り、活かす」と。あ、失礼しました。「活かす」とあったんですけども、「守り、活かす」と、「守る」を加えたというようなところでございます。  おめくりいただいて、第3章になります。こちらのほうが地域区分の見直しということで、今まではいわゆる旧美観地区、都市計画でかつて美観地区という都市計画があったんですけれども、その美観地区であった地域とそれ以外という区別、地域区分だったんですけども、3区分にしました。美観地域、これが。ほぼ旧美観地区に該当する皇居周辺の地域でございます。それから麹町地域、さらに神田地域ということで、三つの地域区分に分けたというところでございます。  それから、その三つの地域区分の中でも重点的に景観形成を図るところとして、美観地域については、これ、ちょっと重点的にといいながら何か矛盾するんですが、全域を重点地域と。美観地域全域はもう重点地域なんだよという位置づけをさせていただいています。それから、麹町地域については、地図の左にありますけれども、外濠は重点地区なんだよということでございます。神田地域においては、神田川・日本橋川を重点地区なんだよというふうに指定しております。さらに麹町地域におきましては、このA3の地図の下に特別眺望景観というのがございますけれども、国会議事堂と東京駅丸の内駅舎というところの見え方ですか、それを特別景観基準ということで、その前後の景観に配慮するというような、そういうようなことを記載してございます。  今申し上げました三つの景観の地区に対応しまして、これからこれを現実に指導していくガイドラインというのを別途つくっていくということになるかなというふうに思います。  次に右上に行っていただいて、美観地域の景観まちづくりの方針・基準でございます。これは、後ほど本編の30ページからございますけれども、ごらんいただければなというふうに思うんですが、美観地域というのは、全ての範囲が先ほど申し上げましたとおり重点地域でございます。こちらのほうでは、大きな街区と大規模建築物という立地特性から、目標と景観形成方針として、ここにもございますように、「歴史性を活かした首都の風格にふさわしい景観をつくる」といったような方針を掲げてあるということでございます。すみません。ここで先ほどの特別眺望景観が別途定めてあるということでございます。ちょっと順番を間違えました。  第5章では麹町地域の景観まちづくりの方針・基準ということになってございます。本編は後ほどごらんいただきたいんですけれども、38ページからでございまして、やはり敷地規模が大きい立地特性などから、景観形成の目標と方針として、「大きな敷地割りから生まれるゆとりある街並みをつくる」などを方針を掲げているというところでございます。それから、先ほど申し上げたとおり、麹町地域の中で外濠を重点地区として、水辺と緑と一体となった、外濠らしい景観形成を図るというようなことを掲げているところでございます。  第6章が神田地域の景観まちづくりの方針・基準ということになっております。本編は後ほどごらんいただければと思うんですが、50ページからというふうになっております。神田は敷地規模が小さい立地特性を踏まえて、目標と方針として、界隈を貫くメインストリートをつくるというようなところ、そのあたりを少し、一つ掲げております。  下の、A3の下に行っていただいて一番左下、第7章が眺望景観の保全・創出ということで、こちらのほうは、千代田区固有の景観をつくる眺望景観、それを際立たせるために、こういった眺望の保全・創出に向けた基本方針を定めるということで、本編でごらんいただきたいんですけれども、73ページから幾つか特徴的な眺望景観を出しております。この概要版の中では、桜田門から国会議事堂ということをお示ししているところでございます。  第8章につきましては、これは固有の建物や橋梁等の景観資源の保全・活用ということで、これについては、現行の条例の中でも景観まちづくり重要物件というものがございますが、この景観法に基づいて、景観重要建造物と法に基づく指定をすることによって、相続税の減免とかが受けられるような仕組みになっております。一方で、現行の景観まちづくり、現行条例に基づく景観まちづくり重要物件というのは、保全・改修に対する支援をするということでございます。ただ、法に基づく指定をすると、例えば建てかえをするときに区長の許可が要るとか、そういう意味で、何というんですかね、変更するときの規制は強くなるというところでございます。  第9章が公共施設の景観整備。道路、公園、河川、それらというのは江戸以来の歴史に積み重ねられた資源であるということで、千代田区の景観の骨格を成しているということで、これについての景観の整備について規定をするものでございます。  第10章は屋外広告物の景観誘導ということになります。これについて、なかなか難しい状況がありまして、景観法の立てつけで言えば、景観行政団体になって、こういう形で景観を規定することによって、区が屋外広告物条例を区独自で制定できるという立てつけになっているんですが、それは東京都が条例で東京都の権限を外さないと、区としては条例が制定できないというような状況で、当面そういう状況は想定できないという中で、我々としては神田・麹町、それから皇居周辺の美観地区、それぞれ沿った、条例を根拠とした屋外広告物の景観形成についての指導をしていきたいというふうに考えております。  最後、ちょっと折り込んで、第4部の中で、一つは景観まちづくり運用の考え方というところでございます。こちらについては──あ、すみません。景観まちづくりの協議・届出に行きます。  景観まちづくりの協議・届出というのは、やはり景観というのは建築計画が早い段階からいろいろ協議・指導をしないと、例えば見直しができないということになってまいりますので、そういった事前協議について、一定の規模の建築物を対象に、協議・届出を実施するというようなことになっております。それから、東京都のほうでは引き続き、開発諸制度を使う大規模な都市の再開発ですとか、そういったものについては東京都の自主条例が残っておりますので、そういったものについては、東京都の自主条例の中で事前協議という仕組みがあるんですけれども、そこの段階でも区側の景観のアドバイザーの意見が反映できるような形で、都と区が連携をとって進めていきたいというふうに思っております。  第12章でございますけれども、地区の景観まちづくりの展開ということでございます。これについては、先ほどの都市計画マスタープランの議論とも重なるところがあるんですけれども、やはり住民の合意に基づく景観形成というのは、地区の現状とかニーズに応じて適切な手法を選択しながら、積極的に景観形成をしていくということになるのかなというふうに思います。麹町地区では形態意匠を含めた地区計画を制定しているところもございますけれども、そういった地域まちづくりの中で、景観形成に関する地区計画を考慮していったりとか、そのあたりについては、地域まちづくりと連携をして検討していく必要があるんじゃないかなというところでございます。  最後、13章については、景観まちづくりの推進方策というところで、景観アドバイザーですとか景観まちづくり審議会ですとか、まあ、景観審については、公募区民、区議会議員の委員の、いわゆる区民の代表の方にも入っていただいておりますけれども、そういったものもしっかり活用しながら、景観指導についてのPDCAを働かせていきながら景観行政を進めていくというところでございます。  以上、非常に駆け足ですけれども、景観まちづくり計画の現状におけるたたき台というところでございます。これについては、先ほど申し上げましたとおり、今後、景観審とか、これも多分、先ほど都市マスでもご指摘がありました、この委員会における報告のタイミングと、パブコメですとか審議会にかけるタイミングですとか、庁内でのオーソライズのタイミング等もあるのだろうなと思いますので、その辺、すり合わせをしていきながら、最終的には来年の令和2年の第1回定例会における条例改正も含めて、議会にもしっかりご意見を賜りながら、検討を深めていきたいというふうに思っております。
     以上でございます。 102: ◯河合委員長 はい。駆け足でご説明をいただきまして、ありがとうございました。  質疑を受けます。ございますか。 103: ◯小枝委員 皆さんお急ぎと思いますので、中身ではなくて、手順・手続のところだけ確認をしておきます。  きょう出てきたものがたたき台ということで、これが素案になって、案になって、確定という。この原文について、実際手を動かした方々というのは、行政の担当者というのはあると思うんですけどけれども、ほかに、何ですか、コンサルタントや、あるいは景観アドバイザー、そういった、誰がここの中身を今つくり込んだのかというところ、まず、すみません、ちょっと、ちょっと聞かせてください。 104: ◯印出井景観・都市計画課長 ご案内のとおり、多分10年来、もしかしたら15年ぐらいになんなんとする東京都との協議の中で、この計画のまさにたたき台のたたき台という形は、ずっと10年来温めておいたところでございますので、その当時からの先輩職員の手も動いているんでしょう。で、コンサルも適宜協力を仰ぎながら、今回、都市マスともあわせてさらに検討する中で、議論を深めてきたというところでございます。誰がどうというか、組織として検討を深めてきたということでございます。 105: ◯小枝委員 まあ、そうだと思いますが、今、直近で手を、窓口でやっていらっしゃる景観アドバイザーの方々については、これに関しては、とりわけはかかわっていないんですか。 106: ◯印出井景観・都市計画課長 東京都との協議が大詰めになる中で、先ほど名簿でお示しをしました景観審議会の小委員会、その中にはアドバイザーの先生方も入っていらっしゃいます。景観審以外の、景観に関してご専門のアドバイザーの方も入っていらっしゃいますので、そこの中で、もう数次にわたって議論はされてきただろうし、東京都との協議が少し波を持っていきそう、通りそうになるような時期もかつてあったり、あるいはもう、どうにも決裂しそうだなという時期も数年前にあった中で、そこでも検討をいただいていますので、いろいろこれまでのそういったアドバイザー、景観審の先生方の目は通っているというふうに理解はしています。 107: ◯小枝委員 すみません。あと2点ですけれども、今回、色彩についても新たにというか、千代田区的には新たに入ってくると。日々、こういった美観地区についての定めはあったけれども、なかなかほかは弱かったということもあって、規制というか指導がなかなかできないという悩みもありましたが、その点については、しっかりとなされるようになっている、そういう立てつけになっているのかということが1点と。  この概要版の表紙のところにも書いてありますけれども、「景観を保全創出するのは、地域を構成する人々の営みの集積です」と。つまり、本当に人々の営みの集積としての現在があり、これからがあるわけですので、その点では、これが区民、地域の、まちの計画になっていかなきゃならないというところからすると、何かこう、先ほどのSNSとか、そういう顔の余り見えないあれではなくて、しっかりと説明会なりをやって、出張所ごとなどで、こういう都市マスも一緒でも、そういったことでやって、それで、とりあえず意見を言ってくださいと。そんなハードルを高くしないで、皆さんの思っていることをね、日々悩んでいたり困ったり不安に思っていることを言ってくださいというような場面のつくり出しについては、必要なんじゃないかなというふうに思うんですけれど、その2点、いかがでしょうか。 108: ◯印出井景観・都市計画課長 前段の色彩等については、景観法に基づく届け出を受けて、最終的には法に基づいて、形態と意匠については勧告とか変更命令ができるというようなことになっています、制度的には。当然、その変更命令をするということになると、ご指摘のとおり、色彩についても大体こんな色でいいよねというわけにはいかないので、ここの本編に書かれてあるような、具体的な色の限度を指示をしているというところでございますので、制度的な立てつけはそうなっていますよということでございます。  2点目については、先ほどと同じ議論なのかなと。我々としては公聴会とパブコメをやろうというふうに思っておりますけども、公聴会のやり方については受けとめさせていただいて、検討をさせていただきたいと思います。 109: ◯河合委員長 よろしいですか。  ほかにございますか。 110: ◯小野委員 ありがとうございます。これ、審議会のときにも、まさにこの住民の方々の参画というのをどのようにしていくかというプロセスのところで丁寧にご説明をいただきまして、今までになかったパブコメ、公聴会を入れていただきました。  一方で、これから公聴会はどんなふうに進めていくかということをお考えになるということなんですけれども、例えばこういう方法はどうでしょうかという方法論について、こちらから提案をしていくというのはいかがなものかと思いまして、これはお伺いです。今から考えるということをおっしゃっていたんですけれども、公聴会について、いろんな手法があると思うんです。先ほど、申出書を書いていただいて10名くらいでやると。そうすると、100回やっても1,000人だと。非常に回数をこなすのが大変なんじゃないかなと正直言って思ったんですね。一方で、もうちょっと数をたくさんまとめて、さらに皆さんが自由闊達に語れる場というのをつくる手法って幾つかあると思うんですけれども、そうしたことをこちらから提案をするとしたら、それを却下するか採用してくださるかは別として、提案するとしたら、それが可能なのか。また、そういう提案をするとしたら、大体いつごろまでに提案をすれば、それについての検討をしていただけそうなのかという、この2点をお願いいたします。 111: ◯印出井景観・都市計画課長 今ご指摘の点でございますけれども、都市計画の運用の中における公聴会のやり方というのは、一つのやり方があると、先ほど少しご紹介申し上げました。さすがに100回とかはやらないと思いますけど、多分1回で、例えば物理的に、許容範囲の中で、10人に話を聞くのか5人なのかというような、そんなようなことなのかなというふうに思います。それで、先ほども都市マスの中でありましたが、それを地域別でやるのかというような、そういう検討の仕方もあるんだろうなというふうに思っています。  それから、私のほうでも少し申し上げましたが、場合によっては余り関心が高まらないとすれば、何かシンポジウム的なことを合わせ技でやるのかというのもありますので、その進め方についてはご意見をいただきながら、これについても、多分スケジュール的には秋の段階で景観審である程度オーソライズをしていただいて、その後に公聴会なりパブコメなりということがありますので、また、この委員会のスケジュール感との見合いの中で、ご提案を賜るということはあるのかなというふうに思います。それについてどうするかはまた別の議論があると思うんですけども、そんな状況かなというふうに認識をしております。 112: ◯小野委員 ということは、9月ぐらいまでに。 113: ◯河合委員長 小野委員。 114: ◯小野委員 ありがとうございます。9月ぐらいまでに、大体こんな感じはいかがでしょうかというのがあれば、提案の余地はあるという捉え方でよろしいでしょうか。 115: ◯河合委員長 小野委員、具体的なその公聴会のやり方とか、今、案があれば、それも含めて。 116: ◯小野委員 そうですね。あ、今申し上げても、よろしいですか。 117: ◯河合委員長 あ、今言ったのね。ごめん。聞いていなかった。 118: ◯小野委員 うん。あ、はい。ありがとうございます。ワークショップの方法をとるというのが一つあると思うんですけれども、ワークショップのやり方って幾つかあって、10人くらいというのは、すごく細やかに聞ける一方で、正直言って限られた人しか、ここには多分来ないのかなと思います。パブコメって、一見よさそうで、実は反対意見を持っている人のほうが圧倒的に集まりやすいと私は思っています。一方で、それについて、もっとこうだったらいいと思います、これについては基本賛同です、その辺のことも含めて、いろんな方々からご意見をいただくというのはすごく大事だと思います。  ですので、こうした、これから世論調査をどのようにされるのかとか、それからパブコメをどのように進めていくのか、さらには公聴会をどのように展開していくのかという中で、やり方について、すくい上げられるご意見ってすごく変わってくると思っているんですね。なので、そこに応じて、例えばワークショップの方法でやっていくというのはありじゃないかと思います。ワークショップの方法はいろいろあるので、この場で細やかにご案内するのものではないんですけれども、そうしたものを採用していただける可能性が少しでもあるとしたら、大体、次の委員会までに用意すればいいのかということを伺いたくて、今、質問いたしました。  以上です。 119: ◯印出井計画推進担当課長 ちょっと今この瞬間にご答弁することはできないんですけれども、ただ、前提として、冒頭申し上げましたとおり、この景観計画のたたき台というのが、景観行政団体を東京都から移管するプロセスの中で、都との協議を踏まえて、ある程度調整されたものとしてつくってきた経緯、それから冒頭ありましたけども、この10年来検討した経緯というのもあります。その中で、今ご提案のあった方式がふさわしいのかどうなのかということについては、ちょっとなかなか難しいのかなというふうに思っています。一方で、少し駆け足で説明しましたけども、今後の地域における景観形成のあり方ということに、この計画策定後、展開する段階については、まさにそういう手法も検討可能なのかなというふうに思います。今の段階ではそういった認識でございます。 120: ◯小野委員 ありがとうございます。 121: ◯河合委員長 よろしいですか。  ほかに。よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 122: ◯河合委員長 はい。次に環境まちづくり部(3)千代田区駐車場整備計画の改定について、執行機関の報告を求めます。 123: ◯印出井計画推進担当課長 それでは、駐車場整備計画の改定についてご説明をいたします。資料3を、環境まちづくり部資料3をごらんください。  駐車場整備計画は、区は都市計画法に基づいて、駐車場整備地区という、都市計画を指定する、決定すると、駐車場法によって計画をつくらなきゃいけないというような、そういう立てつけになっております。市町村がつくるということになっております。で、区は平成8年に計画を策定して、平成15年に改定をしたと。そういう経緯であるということを、まず申し上げておきます。  1番目、計画改定の背景と目的でございますけれども、いわゆる駐車台数の需給関係の意味では、目標をある程度達成して、目標年次が平成22年ということで経過している中で、要は、これも先般の本会議でもご質問ございましたけれども、自動車の保有動向ですとか、都心における自動車の流入の状況が大きく変わってきたのかなというふうに思います。それから千代田区に住まう人の自動車に対する考え方、あるいは高齢化ということも大きく変わってきたのかなというふうに思っています。その中で、駐車場の量的整備から、まちづくりと連携した質的な整備を進めていくと。そういう必要が高まっているのではないかということ。これも再三、神田地域、麹町地域問わず、議会のほうからご指摘を受けているところでございますので、それらを踏まえて、今、改定する必要があるんじゃないかなというふうに認識をしております。  計画の位置付けとしては、記載のとおり、長期計画に対しては部門別計画であり、都市計画マスタープランを踏まえた計画ということになろうかなというふうに思っております。  計画期間としましては、これはビジョンというよりも、駐車場ですとか自動車の動向については、比較的データとして捉えやすいところがありますので、今ちょっと仮置きではございますが、10年間として計画を改定をしたいというふうに思っております。  計画改定のポイントにつきましては、一般論としては先ほど申し上げたとおりでございます。しかしながら、まちづくりの関係性という観点で言えば、ここに記載がございますけれども、神田地域において業務商業ビルがワンルーム、ファミリーマンションになることによって、低層部がエントランスと駐車場の出入り口だけというようなものが、街区の中に二つ、三つ、四つとできる中で、神田らしいにぎわいというのが低下しているんじゃないかというような、そういうご指摘がございました。我々も問題点として認識をしています。それから、麹町地域におきましても、麹町大通りや日本テレビ通り沿いについて同様な状況、本当に低層部に顔が見えないというか、そういったビルができてしまってきているというような状況がございますので、そのあたりについて、問題意識として改定のポイントというふうに認識しています。  最後にもう一点なんですけれども、やはり我が国の中でも最も交通利便性が高い都市千代田区なのかなというふうに思っております。そんな中で、マンションにおける駐車場の稼働率が非常に低くなっているというような状況がありまして、現行の付置義務の乖離した実態があるんじゃないかなと。そのあたりに対して、どういった対応ができるかというのは改定のポイントになっております。  スケジュールとしましては、都市計画マスタープランとおおむね歩調を合わせる中で、令和2年度中、令和3年3月までに改定をしていきたいという予定でおります。  報告は以上でございます。 124: ◯河合委員長 はい。ありがとうございました。  質疑をお受けします。ございますか。よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 125: ◯河合委員長 はい。  それでは、次に、環境まちづくり部(4)千代田区緑の基本計画、駐車場整備計画の改定について、執行機関の報告を求めます。(発言する者あり)えっ。終わりましたね。すみません。え、今どこやったんだっけ。(「緑」と呼ぶ者あり)あ、緑だ。千代田区緑の基本計画の改定について、執行機関の報告を求めます。(発言する者あり) 126: ◯印出井計画推進担当課長 環境まちづくり部資料4をごらんください。  緑の基本計画は都市緑地法第4条に規定される市区町村の緑地の保全、緑化の推進に関する基本計画のことでございます。それに向けて目標と位置づけのための施策を示す、いわゆる緑とオープンスペースに関する総合的な計画というふうに言われております。  現行計画は平成10年3月に策定をしています。きょうは現行計画はお示ししていないんですけども、現行計画のテーマとしては、緑心都心、緑の心、都心千代田ということを掲げておりまして、要は区部における緑の拠点としての千代田区の重要性、それからやっぱり身近な緑の重要性という二つの視点から、緑の、緑化の推進に取り組むというようなしつらえになっております。  1番の改定の背景と目的でございますけれども、一つは目標年次を迎えているということがございます。それから、この間、都市緑地法ですとか都市公園法とか、緑やオープンスペースに関するさまざまな法制度が変わってきております。Park-PFIという言葉等もお耳に入ったことがあるかなというふうに思いますし、最近では、市民緑地認定制度というようなところについてもお聞き及びかなというふうに思っております。  それからもう一方で、都市における緑の価値というのが非常に高まってきたというところでございます。東京都の都市づくりのグランドデザインの中でも、都心部における緑の価値が非常に高いんですよということが大変強調されているというような、そんな状況があるのかなというふうに思いまして、今般、都市計画マスタープランと連携しながら改定を進めるものということでございます。  これについても、位置付けにつきましても同様で、基本計画の部門別計画であり、都市マス等を踏まえた計画となってございます。  計画期間につきましては、3番の計画期間につきましては、都市マスと同様おおむね20年と考えております。  改定のポイントとしましては、やはりなかなかグラウンドレベルの土地が少ない千代田区でございます。そこにおいて、緑の評価手法の見直し、いわゆる立体的に緑化をしていくとか、あるいはよく見える緑のあり方とか、そういうことを踏まえて、緑被率だけ、緑被率の視点ももちろん大事ですけども、緑視率、「被」と「視」が難しいですが、緑視率の観点ということも採用するなど、都市における緑の評価について議論する必要があるのではないかというのは一つ。  それからもう一つは、やはり皇居を抱える千代田区においては、生物の多様性の観点から、緑の保全、緑化の推進を重視する必要があるのではないかということが一つございます。それから、そこに、次に記載がありますけれども、公共施設、公園とか道路等、そうした緑の資産の棚卸というものについても検討をする必要が、都市計画の観点から検討する必要があるんじゃないかなということでございます。  そしてもう一つは、官と民の敷地における緑の連携と活用。これは先ほど申し上げましたが、市民緑地認定制度などによって、民のつくる空間と緑を、本当に公園と同じような形で多くの人が使えるような、そういう環境整備が必要になってきているだろうということでございます。  最後、5ですけれども、スケジュールについては記載のとおりになりますが、これも都市マスと軌を一にして、令和2年度末、令和3年3月までに策定をしていきたいというふうに予定しております。  ご報告は以上でございます。 127: ◯河合委員長 はい。ありがとうございました。  質疑を受けます。ございますか。よろしいですか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 128: ◯河合委員長 はい。  次に、(5)番の地域まちづくりの動向についてというのがあるんですけども、ちょっとお諮りをしたいんですけども、大分時間が過ぎましたので、この(5)番に関しては次回に送らせていただきたいと思いますけども、よろしいでしょうか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 129: ◯河合委員長 ありがとうございます。それでは、これで本日の報告事項を終了させていただきます。  あと、各計画について、議会とのスケジュールのお話がありましたけども、これは閉会中に各委員の皆様にはお示しをしたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。  次に日程2、その他に入ります。委員の皆さんから何かございますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 130: ◯河合委員長 なし。  執行機関からは何かございますか。ありませんか。  はい。次に、日程3、閉会中の特定事件継続調査事項について、閉会中といえども委員会が開会できるよう議長に申し入れたいと思いますが、よろしいですか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 131: ◯河合委員長 はい。ありがとうございます。  それでは、本日はこの程度をもって委員会を閉会いたします。お疲れさまでした。                 午後3時47分閉会 発言が指定されていません。 Copyright © Chiyoda City, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...