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09月11日-01号

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  1. 練馬区議会 2020-09-11
    09月11日-01号


    取得元: 練馬区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-03
    令和 2年 第3回定例会1 日時 令和2年9月11日 午後1時1 場所 練馬区議会議事堂1 出席議員 50名   1番  きみがき圭子議員   26番  たかはし慎吾議員   2番  やない克子議員    27番  柴田さちこ議員   3番  富田けんじ議員    28番  小泉純二議員   4番  高口ようこ議員    29番  のむら 説議員   5番  はしぐち奈保議員   30番  島田 拓議員   6番  鈴木たかし議員    31番  石黒たつお議員   7番  つじ誠心議員     32番  小川こうじ議員   8番  佐藤 力議員     33番  西野こういち議員   9番  松田 亘議員     34番  酒井妙子議員   10番  土屋としひろ議員   35番  田中よしゆき議員   11番  沢村信太郎議員    36番  上野ひろみ議員   12番  岩瀬たけし議員    37番  福沢 剛議員   13番  しもだ 玲議員    38番  かしわざき 強議員   14番  星野あつし議員    39番  田中ひでかつ議員   15番  かしままさお議員   40番  有馬 豊議員   16番  かわすみ雅彦議員   41番  倉田れいか議員   17番  野沢なな議員     42番  柳沢よしみ議員   18番  小松あゆみ議員    43番  うすい民男議員   19番  坂尻まさゆき議員   44番  吉田ゆりこ議員   20番  井上勇一郎議員    45番  宮原よしひこ議員   21番  白石けい子議員    46番  笠原こうぞう議員   22番  池尻成二議員     47番  小川けいこ議員   23番  かとうぎ桜子議員   48番  小林みつぐ議員   24番  平野まさひろ議員   49番  藤井たかし議員   25番  宮崎はるお議員    50番  関口和雄議員1 欠席議員 なし1 出席理事者   前川燿男   区長       関口和幸   産業経済部長   小西將雄   副区長      産業経済部長兼務 都市農業担当部長   山内隆夫   副区長      佐古田充宏  健康部長   河口 浩   教育長      高木明子   練馬区保健所長   宮下泰昌   技監       健康部長兼務 地域医療担当部長   毛塚 久   区長室長     技監事務取扱 都市整備部長   森田泰子   企画部長     平林 明   土木部長   企画部長事務取扱 区政改革担当部長 大滝雅弘 会計管理室長   堀 和夫   総務部長     木村勝巳   教育委員会事務局   山崎 泰   区民部長            教育振興部長1 出席事務局職員   臼井 弘   事務局長     清水 聡   議事担当係長   齋藤新一   事務局次長    青木 亮   議事担当係長1 傍聴者数 7名1 議事日程  日程第1 会期の決定について  日程第2 議案第85号 区長の専決処分事項の承認について(令和2年度練馬一般会計補正予算)  日程第3 議案第80号 令和元年度練馬一般会計歳入歳出決算  日程第4 議案第81号 令和元年度練馬国民健康保険事業会計歳入歳出決算  日程第5 議案第82号 令和元年度練馬介護保険会計歳入歳出決算  日程第6 議案第83号 令和元年度練馬後期高齢者医療会計歳入歳出決算  日程第7 議案第84号 令和元年度練馬公共駐車場会計歳入歳出決算  日程第8 議案第86号 練馬区国民健康保険条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例  日程第9 議案第87号 練馬区立区民農園条例の一部を改正する条例  日程第10 議案第88号 練馬区医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律の事務に係る手数料に関する条例の一部を改正する条例  日程第11 議案第89号 練馬区が管理する特別区道の構造の技術的基準に関する条例の一部を改正する条例  日程第12 議案第90号 練馬区立小学校および中学校の学校医、学校歯科医ならびに学校薬剤師公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例  日程第13 議案第91号 特別区道路線の認定について(向山四丁目)  日程第14 議案第92号 特別区道路線の認定について(春日町一丁目)  日程第15 議案第93号 特別区道路線の認定について(土支田二丁目)  日程第16 議案第94号 特別区道路線の認定について(土支田二丁目)  日程第17 議案第95号 特別区道路線の認定について(土支田二丁目)  日程第18 議案第96号 特別区道路線の認定について(北町六丁目)  日程第19 議案第97号 特別区道路線の廃止および認定について(土支田四丁目)  日程第20 議案第98号 練馬区立大泉学園希望が丘公園第二期整備工事請負契約  日程第21 議案第99号 練馬区立石神井小学校校舎等改築機械設備工事請負契約の一部変更について  日程第22 議案第100号 練馬区立石神井小学校校舎等改築電気設備工事請負契約の一部変更について  日程第23 議案第101号 練馬区立石神井小学校改築に伴う備品等の買入れについて  日程第24 議案第102号 練馬区立大泉西中学校改築に伴う備品等の買入れについて  日程第25 議案第103号 学校給食用物資の発注の取消しに係る和解について  日程第26 議案第104号 令和2年度練馬一般会計補正予算  日程第27 議案第105号 令和2年度練馬国民健康保険事業会計補正予算  日程第28 議案第106号 令和2年度練馬介護保険会計補正予算                                 以上 ◎事務局長 ただいまの出席議員数50名でございます。      午後1時0分開議 ○小泉純二議長 ただいまから令和2年第三回練馬区議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 この際、議席の変更についてお諮りいたします。 会議規則第4条第3項の規定により、お手元に配付いたしました議席変更表〔別掲〕のとおり、議席をそれぞれ変更したいと思いますが、これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小泉純二議長 ご異議なしと認めます。よって、議席変更表のとおり、それぞれ議席を変更することに決定いたしました。 次に、会議録署名議員を会議規則第119条の規定に基づき議長より指名いたします。     11番  沢村信太郎議員     27番  柴田さちこ議員以上のご両名にお願いいたします。 この際、区長より発言があります。    〔前川燿男区長登壇〕 ◎前川燿男区長 少し時間がかかりますので、マスクを外させて頂きます。 令和2年第三回練馬区議会定例会の開会に当たり、区政運営に対する所信の一端を申し述べ、区議会ならびに区民の皆様のご理解とご協力をお願いしたいと思います。 はじめに、令和2年7月豪雨、先日の台風10号により、犠牲となられた方々に哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。 次に、新型コロナウイルス感染症について申し上げます。 昨日までに区内の感染者は863人に上り、32人の方がお亡くなりになっています。改めて、深く哀悼の意を表し、現在も療養されている皆様の一日も早い回復を祈念申し上げます。 5月25日に東京都の緊急事態宣言が解除され、一旦は収束に向かうかに見えましたが、経済活動との両立を目指す中で、6月下旬以降、感染が再び拡大し、都内では8月1日に過去最多の472人が確認されました。現時点では、新規陽性者数は減少傾向にあるものの、その速度は緩やかであり、再増加への警戒が必要となっています。また、医療機関の負担が長期化しており、今後の重症患者数の推移に警戒が必要な状況にあります。 今回の第2波を乗り切る緊急対応が喫緊の課題となっていますが、事態が長期化することも覚悟して取り組まなければなりません。先月28日、国は、新型コロナウイルス感染症に関する今後の取組を決定しましたが、その内容は当面の指針や目標を示すにとどまっています。現場への影響は、今後の具体化を待たなければ見通すことができません。国には、更に歩を進めて、情報公開の徹底、当面と長期にわたる基本計画の策定、都道府県には、広域的な視点に立った、実効性のある具体的対応が求められています。 事態は日々刻々と変化しています。基礎的自治体である区は、区民、現場の声を受けとめ、実態に合わせて、必要な事業を重点的・機動的に実施していきます。国や都と連携し、引き続き、新型コロナウイルス感染症から区民の命と健康を守り、生活を支えるため、全力で取り組む考えです。 今後、厳しい財政状況が見込まれる中、限りある財源は、困窮する区民・事業者の支援をはじめ、真に必要な使途に充てるべきものと考えています。 8月18日、感染の拡大を踏まえ、区におけるPCR検査体制の充実強化、感染患者を受け入れている病院に対する経営支援、合わせて8億527万円となる補正予算専決処分しました。機を逸せず取り組むべきであることから、専決処分による対応を行ったものです。区議会の皆様のご承認をお願い申し上げます。 これに続き、本定例会には、補正予算案を提案しています。感染拡大防止医療提供体制の充実、区民・事業者への支援、区民生活に不可欠な社会インフラの維持、景気対策工事、物品購入など緊急に取り組むべき対策を取りまとめ編成しました。 次に、専決処分による補正予算および提案している補正予算案に計上した事業を中心に、区の取組について申し上げます。 第1に、感染拡大の防止と医療提供体制の充実についてです。 感染拡大防止のため、感染者を早期に発見し、適切な療養につなげるとともに、感染者への医療提供体制を充実します。 感染症対策の中心である保健所では、電話相談や受診案内、陽性者への聞き取りや入院・ホテル療養の調整・移送、濃厚接触者の検査と健康観察、検体採取・搬送など多岐にわたる業務に追われています。 今回の第2波では、若者の感染者が多く、行動範囲の広さや協力に消極的な方の存在などにより、調査に時間がかかるようになっています。職員は、土日も含めて夜間までの勤務を余儀なくされてきました。 保健所の感染症対策は20人体制で運営してきましたが、増加する業務に対応するため、保健師の兼務発令、人材派遣の活用、業務の仕分による事務職対応の導入などにより、現在は64人体制としています。保健所の体制強化は大きな課題であり、感染状況などを見極めながら、業務に支障が生じることがないよう、力を尽くしていきます。 一方で、会食や家庭内での感染が広がっている現在では、積極的な検査による早期発見に集中する段階にあると考えています。疫学調査の見直しを含めた国への働きかけも視野に、各区保健所や東京都と協議を進めてまいります。 PCR検査が必要と判断された区民が、身近な場所で速やかに検査が受けられる体制を構築します。 7月から、全国の自治体に先駆けて、練馬区医師会協力の下、診療所における唾液PCR検査を開始し、8月末時点で112か所の診療所で、累計2,366人の実績を上げています。 また、区コールセンター等の紹介枠等を設定した医療機関に対し、実績に応じて支援を行うことにしました。6月末まで光が丘第七小学校跡施設に臨時開設していたPCR検査検体採取センターでは、762人の検査に対応しました。更なる感染拡大やインフルエンザの流行に備えるため、石神井公園駅付近の高架下に、今月26日、センターを新たに開設します。 高齢者や障害者の入所施設でのクラスターを防ぐため、新規入所者PCR検査費用を助成します。 感染者で、軽症や無症状の方が自宅療養を行うケースが増えています。食品を中心とした生活必需品や血中の酸素飽和度測定器などをお届けし、療養を支援します。 感染患者の入院、帰国者・接触者外来の設置により経営が悪化している病院に対する支援が、国や都の措置では不足しており、区独自の支援を行います。これまでの減収相当額を補助するだけでなく、今後の患者受入れについても実績に応じて支援します。 日々、感染リスクにさらされながら最前線で奮闘している医療従事者の皆様に、更なる感謝の気持ちを表す応援アートの準備を進めています。 第2に、区民・事業者への支援についてです。 最も苦しむのは、収入の道を断たれた区民や事業者の皆さんです。影響の長期化を見据え、生活再建支援や、子育て支援、事業者の事業継続の下支えを行います。 住居確保給付金の予算を増額し、申請の増加に対応します。利用者の約75%は、給付金だけでは家賃を賄い切れていません。このため、区独自に生活再建支援給付金を支給します。 また、今後、生活保護申請の増加が見込まれることから、予算を増額します。 子育てのひろばや児童館は、定員、遊び方などで、密を避ける工夫をし、6月1日から再開しました。練馬こどもカフェは、貸切りが可能なホテルカデンツァ光が丘とカフェココでは、新規開始にこぎつけましたが、それ以外の3店舗では、再開が困難なため、今月からオンライン版を試行します。保健相談所では、6月から乳幼児健診を、8月から母親学級など健康教育を、順次再開しています。 子ども家庭支援センターでは、自宅で過ごすことが多い保護者が、子育ての悩みを抱え込まないよう、オンラインによる子育てのひろばを実施しています。支援が必要な家庭に対しては、登園自粛期間中も保育所等への登園を促すなど、育児負担の軽減や見守りに取り組んでいます。 今年度出生した新生児のいる家庭に対して、健診での移動時の感染を避けるためタクシー利用にも使える、こども商品券、2万円分を区独自に配付します。 事業者に対する緊急対策として、3月から開始した区独自の特別貸付は、上限額引上げなどの拡充を行い、融資の受付は3,276件に上っています。利子補給金信用保証料の予算を増額し、引き続き、資金繰りを支援します。 練馬区商店街連合会が実施するプレミアム付商品券事業を支援します。 過去最高のプレミアム率30%の商品券販売に2倍を超える申込みがあり、昨日から利用されています。 今月から、練馬ビジネスサポートセンター中小企業診断士を増員します。チームとして、感染対策事業活動の両立について事業者への出張相談を開始し、助言に基づく感染対策等の経費を補助します。 第3に、社会インフラの維持についてです。 保育、学校、介護・障害福祉サービスを維持していく体制を整えます。 保育所等は、緊急事態宣言期間中も登園自粛要請を行った上で、エッセンシャルワーカーの方々が業務を継続できるよう、本区では一貫して原則開園としました。保育所等事業継続の一助となるよう、従事者の皆様に区独自の特別奨励金を支給します。 2学期が始まりました。区立小中学校では、学習内容の重点化、ICT機器の活用、学習指導サポーターなどによる個々人に応じた指導の充実を進め、教育水準の確保に取り組んでいます。 新型コロナウイルス感染症への不安の中、夏季休業が明けたこの時期、子どもたちの心のケアには、注意が必要です。教育委員会では、スクールカウンセラーなどによる学校の相談体制を強化するとともに、スクールソーシャルワーカーを必要に応じて家庭にも派遣し、きめ細やかな支援を行っています。 小中学校および幼稚園の感染予防対策として、トイレの手洗いの自動水栓化のほか、各学校・園が実情に合わせて、必要な物品を購入できるようにします。また、私立幼稚園感染症対策物品の購入費用を補助します。 緊急事態宣言解除後、街かどケアカフェ、はつらつセンターなどの高齢者施設の全てを再開しました。いきがいデイサービスなどの介護予防事業も順次再開しており、利用者は徐々に増えています。 緊急事態宣言期間中も業務を継続した介護・障害者通所施設では、利用控えなどにより、利用率が一時落ち込んでいましたが、現在は緊急事態宣言以前と同様に回復しています。これらの施設職員を対象に、感染症対策オンライン研修を7月末に開始しました。 特別養護老人ホームなど高齢者や障害者の入所施設では、感染予防・発生時対応の強化が急務です。PCR検査費用の補助に加え、感染予防アドバイザーの派遣、クラスター発生時の法人枠を超えた職員相互派遣体制の構築を行います。 次に、まちづくりについてです。 災害に強いまち、道路・鉄道、公園は、区民の日常生活、安全・安心な暮らしを支える上で、欠くことのできない都市インフラです。 これらの整備は、長い年月を要するものであり、計画的に取組を進めていくことが必要です。 昨年、台風15号、19号、引き続く大雨でさまざまな課題が浮き彫りになり、災害対策再点検の中で、対応策の検討を進めてきました。 保育所やごみ収集など施設・事業の継続可否避難所開設の時期等をあらかじめ定めておく行政のタイムラインを5月に策定しました。台風接近4日前から情報収集、検討をはじめ、2日前に施設・事業の継続可否避難所開設を決定します。7月には、全庁を挙げた訓練を行ったところであり、今後ともより実効性のあるものとしていきます。 地域の皆様と協働した防災を更に進めます。 昨年度は、関町地区で地域別防災マップを作成し、図上訓練やまち歩きなどのワークショップを通じて、地域特有の災害リスクを共有しました。今年度は、マップを活用して地域の皆様が適切な行動が取れるよう、訓練を実施します。 加えて、先月から旭町地区でも地域別防災マップの作成を始めています。災害時の避難所や避難拠点における感染症対策が重要な課題となっています。マスク、消毒液、段ボール間仕切りなどの備蓄を増やします。消毒液は、常時一定量を確保するため、新たに貯蔵庫を2か所設置します。 練馬区総合治水計画を改定し、東京都が実施する河川・下水道の整備と連携して、令和19年度までに、1時間当たり75ミリの降雨に対応できる流域対策を進めます。今月、素案を公表し、区議会ならびに区民の皆様のご意見を頂いた上で、年度内に成案とします。 貫井・富士見台地区で、震災時に建物の倒壊や延焼被害のおそれのある密集住宅市街地整備促進事業を実施しています。桜台地区での新たな密集事業への着手に向け、先月、まちづくり協議会を設置し、基本方針となる、重点地区まちづくり計画の検討を始めました。令和3年度中の事業着手を目指します。 これらの地区に次いで、危険性が懸念される田柄、富士見台駅南側、下石神井の3地区を、区独自の、防災まちづくり推進地区に指定しました。老朽家屋の除却、狭隘道路の拡幅、危険なブロック塀等の撤去などに集中的に取り組みます。7月には、地区の指定と取組内容を周知するため、オープンハウスによる説明会を開催しました。今後とも、地域の皆様と防災上の課題を共有し、災害に強いまちづくりを進めていきます。 次に、都市インフラ整備まちづくりの推進についてです。 石神井公園南口西地区市街地開発事業については、本年春に予定していた都市計画原案の説明会を、感染拡大により延期し、7月に実施しました。年内の都市計画決定を目指して手続を進め、都市計画道路補助232号線の整備と合わせて、再開発事業の実施による安全で魅力あふれるまちの実現に取り組んでいきます。 西武新宿線連続立体交差事業については、昨年2月に、側道および駅前広場の計画と合わせて、都市計画素案説明会を開催しました。 本年3月には、連続立体交差化、側道、駅前広場の都市計画案および連続立体交差化環境影響評価書案の説明会を予定していましたが、感染拡大のため延期しました。その後、まちづくりニュースの配布や権利者への個別訪問を行うなど、計画の周知に取り組んできました。現在、説明会の開催に向けて準備を進めています。沿線各駅周辺まちづくりについても、地域の皆様と協議を進めています。 また、都市計画道路補助230号線の青梅街道・新青梅街道区間の事業化に向け、年内には現況測量に着手する予定です。 大江戸線の延伸については、東京都と駅やトンネルの構造、車庫などの課題について、具体的な協議を重ねています。7月に事業認可を得て、大泉学園町の新駅予定地付近大泉学園通りの拡幅整備に着手したほか、大泉学園町地区をはじめとする沿線地域でも、地域の方々とともにまちづくりの検討を進めています。大江戸線の延伸は、練馬区が今後も発展し続けるために、必ず実現しなければならない事業であり、早期事業化を目指して、引き続き、都と協議を進めていきます。 先月末、遊園地としまえんが94年の歴史を閉じました。最終日の消灯式には、区内外から多くの人々が詰めかけ、別れを惜しみました。 先月18日には、ワーナーブラザースジャパン、西武鉄道などから、ハリー・ポッター・スタジオツアー施設のオープンが発表されています。練馬城址公園段階的整備に合わせ、ロンドンに次いで世界で2番目となる施設の整備が正式に決定したことは、区として大いに歓迎したいと思っています。 7月に、区は都に対し、水とみどり、防災、にぎわいの機能を備えた公園の実現に向け、要請書を提出しています。区民にとって大切な場所であるこの地が、練馬区の新たな魅力となるよう、都をはじめ関係者と力を合わせていきます。 次に、プラスチックごみ削減への対応強化についてです。 7月からレジ袋の有料化が始まりましたが、区では、庁舎売店と喫茶コーナーで1か月前倒しして実施しました。また、ペットボトル削減のため、区役所のアトリウムにマイボトル給水器を設置するなどの取組も進めています。 区民の皆様には、資源・ごみ分別アプリお知らせ機能を活用して、啓発メッセージを発信しています。産業団体をはじめ各種団体には、区の取組を紹介し、削減への協力を要請してきました。東京あおば農業協同組合とは、プラスチックごみ削減の具体化を協議しており、土に混ぜると、水と二酸化炭素に分解される農地用シートの活用などについて、検討を進めていきます。 新型コロナウイルス感染症の拡大は、区政に様々な影響を及ぼしています。 コロナ禍において、様々な問題が浮き彫りになりましたが、最も重要な課題はデジタル化の推進です。区役所に来なくても様々な手続や準備ができるようにします。電子申請や申請書ダウンロードの拡大を更に進めるとともに、保育所の入園相談などの窓口は抜本的に改善します。保育所探しから入園申請、更には入園後に至るまで、全ての手続を、オンラインで完結できる仕組みの構築に着手します。同時に、オンライン化を妨げている書面、対面、押印などの規制を見直します。 混雑による密を避けるため、現在行っているオンライン窓口混雑情報に、10月から保育所の入園相談、1月からはマイナンバーカード交付の予約機能を追加します。感染防止利便性向上のために、非対面式のキャッシュレス収納を進めます。行政の仕事のあり方を改善するため、テレワーク環境の構築などを進めていきます。 次に、区財政に対する感染症の影響です。 区財政の先行きは極めて厳しく、今後の区政に大きな影響をもたらすと思われます。内閣府が今月8日に発表した4月から6月までのGDPは、年率換算で28.1%減少、戦後最大の落ち込みとなりました。今後の日本経済の前途を楽観視することはできません。 影響は既に区財政に及んでいます。財政調整交付金の当初算定額は昨年度を約90億円下回っています。来年度は財政調整交付金に加え、税収の大幅減が避けられず、かつて経験したことのない本格的な財政危機に見舞われることを覚悟しなければなりません。 しかも、感染症対策が求められる中で、予算総額の5割以上が扶助費をはじめとした義務的経費で占められており、区財政の自由度は極めて低いものとなっています。優先順位を見極め、必要な施策は時期を逸することなく確実に実行する一方で、聖域なく事業を見直し、歳出を削減しなければなりません。既に、美術館や図書館の構想、映像文化のまち構想は、策定時期を延期することとしましたが、他の事業についても必要性・緊急性を総点検し、アクションプラン、公共施設等総合管理計画事業の見直しを進めます。 この難局を乗り越え、持続可能な財政運営を堅持するため、区議会の皆様、区民の皆様とともに全力を尽くしていきたい。ご理解とご協力を重ねてお願い申し上げます。 なお、本定例会には、決算議案のほか、これまで述べたものを含め27件の議案を提出しております。よろしくご審議のほど、お願いいたします。 以上をもちまして、私の所信表明を終わります。 ○小泉純二議長 次に、諸般の報告をいたします。 財政健全化判断比率報告1件、練馬区産業振興公社ほか7団体の経営状況に関する書類19件、定期監査結果報告2件、例月現金出納検査結果報告4件、財政援助団体等監査結果報告1件および住民監査請求の監査結果報告1件について、区長および監査委員より報告がありました。 詳細につきましては、お手元に写しを配付してありますので、お目通し願います。 これより日程に入ります。 日程第1・会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 今定例会の会期は、本日から10月16日までの36日間といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小泉純二議長 ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 次に、日程第2・議案第85号を議題といたします。 本件に関し、理事者に報告を求めます。    〔山内隆夫副区長登壇〕 ◎山内隆夫副区長 ただいま上程されました議案第85号・区長の専決処分事項の承認について、ご説明申し上げます。 これは令和2年度練馬一般会計補正予算であり、新型コロナウイルス感染症対策として、福祉施設および診療所へのPCR検査費用の助成やPCR検査検体採取センターの新規設置に要する経費、新型コロナウイルス感染症患者を受け入れている病院に対する経営支援に要する経費、合わせて8億526万5,000円を増額補正したものです。これにより、予算規模は3,625億9,872万5,000円となります。 この議案は、新型コロナウイルス感染症の直近の感染拡大を踏まえ、緊急に対応する必要があったため、地方自治法第179条第1項の規定に基づく専決処分を行い、同条第3項の規定に基づき報告するものです。 ご審議の上、ご承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○小泉純二議長 ただいま理事者から報告がありましたが、本件に関し、ご質疑のある方はご発言願います。 ◆8番(佐藤力議員) 動議を提出いたします。 ただいま上程されております議案につきましては、区長の専決処分事項の報告であります。本件は急を要するものであり、かつ適切な措置と考えられますので、この際、質疑および委員会付託を省略し、直ちに報告どおり承認されますようお諮り願います。    〔「賛成」と呼ぶ者あり〕 ○小泉純二議長 お諮りいたします。 ただいまの動議のとおり決定することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小泉純二議長 ご異議なしと認めます。よって、本件は報告どおり承認することに決定いたしました。 次に、日程第3・議案第80号から日程第7・議案第84号まで、以上5件を一括議題といたします。 本件に関し、理事者に決算概要の説明を求めます。    〔小西將雄副区長登壇〕 ◎小西將雄副区長 ただいま上程されました議案第80号から第84号までの令和元年度一般会計および4特別会計の歳入歳出決算について、ご説明申し上げます。 はじめに、全会計の決算総額です。歳入については4,120億8,230万円、前年度と比較して69億9,585万円、1.7%の増となりました。歳出については4,050億5,108万円、前年度と比較して75億2,813万円、1.9%の増となりました。 議案第80号・令和元年度練馬一般会計歳入歳出決算について申し上げます。 歳入総額は2,742億2,325万円、歳出総額は2,682億4,866万円、歳入歳出差引残額は59億7,459万円、翌年度へ繰り越すべき財源2億3,543万円を差し引いた実質収支額は、57億3,916万円です。 このうち、28億7,000万円を練馬区決算剰余金の基金編入に関する条例第3条の規定により、基金に積み立てています。 歳入について申し上げます。 収入済額は2,742億2,325万円、予算現額に対して13億1,338万円の減であり、収入率は99.5%です。前年度と比較して68億8,713万円、2.6%の増となりました。 予算現額に対して、収入済額の増減が大きかった款について申し上げます。 まず、減になった款です。 第18款・繰入金。収入済額は26億3,999万円、予算現額に対して26億902万円の減であります。これは、基金繰入金の減によるものです。 第21款・特別区債。収入済額は43億5,618万円、予算現額に対して5億7,282万円の減であります。これは主として、保健福祉債や土木債の減などによるものです。 次に、増となった款です。 第10款・特別区交付金。収入済額は929億645万円、予算現額に対して13億5,484万円の増であります。これは特別交付金の増によるものです。 第15款・都支出金。収入済額は232億7,265万円、予算現額に対して4億7,603万円の増であります。これは主として、都補助金における土木費補助金の増などによるものです。 次に、歳出について申し上げます。 支出済額は2,682億4,866万円、予算現額に対する残額は72億8,798万円であり、執行率は97.4%です。前年度と比較して71億8,292万円、2.8%の増となりました。 不用額は69億9,846万円、予算現額に占める割合は2.5%です。前年度と比較して11億4,885万円の増となりました。 款別の執行状況について申し上げます。 第1款・議会費。支出済額は10億197万円、不用額は2,770万円、執行率は97.3%です。 第2款・総務費。支出済額は206億9,664万円、不用額は9億8,103万円、執行率は95.5%です。不用額の主なものは、職員人件費の残などです。 第3款・区民費。支出済額は183億7,120万円、不用額は3億8,638万円、執行率は97.9%です。不用額の主なものは、国民健康保険事業会計繰出金の残などです。 第4款・産業経済費。支出済額は43億1,448万円、不用額は3億968万円、執行率は89.0%です。翌年度への繰越明許費が2億2,609万円あり、プレミアム付商品券事業経費および被災農業者支援経費によるものです。 第5款・地域文化費。支出済額は75億3,395万円、不用額は2億6,649万円、執行率は96.6%です。なお、文化センター維持運営費において、予備費から充用を行っています。 第6款・保健福祉費。支出済額は801億3,831万円、不用額は13億2,384万円、執行率は98.4%です。不用額の主なものは、生活保護法に基づく保護費の残などです。 第7款・環境費。支出済額は119億7,168万円、不用額は2億1,572万円、執行率は98.1%です。翌年度への事故繰越しが1,343万円あり、歩行喫煙等の防止経費によるものです。 第8款・都市整備費。支出済額は43億6,755万円、不用額は8,940万円、執行率は98.0%です。 第9款・土木費。支出済額は124億2,691万円、不用額は3億3,093万円、執行率は97.4%です。 第10款・教育費。支出済額は312億6,548万円、不用額は13億4,225万円、執行率は95.7%です。不用額の主なものは、幼稚園費の各種助成費の残などです。翌年度への繰越明許費が5,000万円あり、少年自然の家の維持運営費によるものです。 第11款・こども家庭費。支出済額は678億1,698万円、不用額は16億3,373万円、執行率は97.6%です。不用額の主なものは、私立保育所運営経費の残などです。 第12款・公債費。支出済額は52億2,305万円、執行率は100.0%です。 第13款・諸支出金。支出済額は31億2,046万円、執行率は99.8%です。 第14款・予備費については、第5款・地域文化費に1,600万円を充用しました。文化センター維持運営費の不足分に充てたものです。 続いて、特別会計について申し上げます。 議案第81号・令和元年度練馬国民健康保険事業会計歳入歳出決算についてです。 歳入については、収入済額645億9,338万円、予算現額に対して5億2,647万円の減、収入率は99.2%です。これは繰入金の減などによるものです。 歳出については、支出済額641億954万円、不用額は10億1,031万円、執行率は98.4%です。不用額の主なものは、保険給付費における一般被保険者療養給付費の残などです。 次に、議案第82号・令和元年度練馬介護保険会計歳入歳出決算についてです。 歳入については、収入済額563億1,303万円、予算現額に対して3,502万円の増、収入率は100.1%です。これは介護保険料の増などによるものです。 歳出については、支出済額557億6,086万円、不用額は5億1,715万円、執行率は99.1%です。不用額の主なものは、保険給付費の残などです。 次に、議案第83号・令和元年度練馬後期高齢者医療会計歳入歳出決算についてです。 当会計につきましては、本年7月の監査委員による審査の過程で、保険料の還付事務において不適切な会計処理が判明しました。その結果、本来の決算額に対して、485万9,200円異なる数値を決算額として、提出せざるを得なくなりました。まことに申し訳ございません。 決算額を申し上げます。 歳入については、収入済額164億7,014万円、予算現額に対して7,611万円の減、収入率は99.5%です。 歳出については、支出済額164億4,952万円、不用額は9,673万円、執行率は99.4%です。 次に、議案第84号・令和元年度練馬公共駐車場会計歳入歳出決算についてです。 歳入については、収入済額4億8,250万円、予算現額に対して915万円の減、収入率は98.1%です。 歳出については、支出済額4億8,250万円、不用額は915万円、執行率は98.1%です。 次に、令和元年度決算における普通会計決算の財政指標について申し上げます。 実質収支比率は、前年度を0.4ポイント下回り、3.3%となりました。 経常収支比率は、前年度を1.2ポイント下回り、83.1%となりました。 公債費負担比率は、前年度を0.2ポイント下回り、2.7%となりました。 また、令和元年度における年間を通じた歳計現金等の収支については、平均残高24億7,533万円で推移しました。 以上、令和元年度一般会計および4特別会計の歳入歳出決算について、ご説明申し上げました。 本決算につきましては、監査委員各位の厳正な審査と、それに伴う貴重なご意見、ご指摘をいただきました。先ほど説明申し上げましたとおり、その審査の過程で、後期高齢者医療会計において、不適切な会計処理が判明いたしました。重ねておわび申し上げます。 以上で説明を終わらせていただきます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○小泉純二議長 ただいま理事者から決算概要の説明がありましたが、本件に関し、ご質疑のある方はご発言願います。 ◆8番(佐藤力議員) 動議を提出いたします。 ただいま上程されております議案につきましては、この際、質疑を省略し、直ちに議長を除く議員49名をもって構成する決算特別委員会を設置し、本議案を付託されますようお諮り願います。    〔「賛成」と呼ぶ者あり〕 ○小泉純二議長 お諮りいたします。 ただいまの動議のとおり決定することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小泉純二議長 ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第6条第1項の規定により、お手元に配付いたしました名簿〔別掲〕のとおり、議長より指名いたします。 次に、日程第8・議案第86号から日程第25・議案第103号まで、以上18件を一括議題といたします。 本件に関し、理事者に提案理由の説明を求めます。    〔小西將雄副区長登壇〕 ◎小西將雄副区長 ただいま上程されました議案第86号から議案第103号までの18議案について、ご説明申し上げます。 議案第86号・練馬区国民健康保険条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例であります。 これは、国からの通知を踏まえ、新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等に対する傷病手当金の支給について、適用期間を延長するため所要の改正を行うものです。 次に、議案第87号・練馬区立区民農園条例の一部を改正する条例であります。 これは、南田中四丁目区民農園の拡張に当たり、当該農園の位置の規定を改めるとともに、石神井台二丁目区民農園を新設するものです。 次に、議案第88号・練馬区医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律の事務に係る手数料に関する条例の一部を改正する条例であります。 これは、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律等の一部改正に伴い、条例で引用している同法等の規定が項ずれおよび条ずれしたため、規定の整備を行うものです。 次に、議案第89号・練馬区が管理する特別区道の構造の技術的基準に関する条例の一部を改正する条例であります。 これは、道路構造令の一部改正を踏まえ、自転車通行帯に係る規定を新たに設け、その設置要件を定めるほか、自転車道の設置要件に設計速度に係る要件を新たに加えるものです。 次に、議案第90号・練馬区立小学校および中学校の学校医、学校歯科医ならびに学校薬剤師公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例であります。 これは、都立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師公務災害補償に関する条例の一部改正に伴い、介護補償の限度額について、東京都との均衡を図るため額を引き上げるとともに、民法の一部改正に伴い、障害補償年金の支給停止期間等の算定に用いる利率を改めるものです。 次に、議案第91号から議案第96号までの特別区道路線の認定についてであります。 これらの道路は、都市計画法に基づく開発許可などにより設置された道路であり、これらを特別区道路線として認定することにより、住民の利用に供するものです。 次に、議案第97号・特別区道路線の廃止および認定についてであります。 これは、都市計画法に基づく開発許可により、新たに設置された道路が既存の特別区道路線と接続し、1つの路線となることに伴い、特別区道路線の廃止および認定を行うものです。 次に、議案第98号・練馬区立大泉学園希望が丘公園第二期整備工事請負契約であります。 これは、練馬区立大泉学園希望が丘公園の整備を行うに当たり、工事請負契約を締結するものです。 次に、議案第99号・練馬区立石神井小学校校舎等改築機械設備工事請負契約の一部変更について、および議案第100号・練馬区立石神井小学校校舎等改築電気設備工事請負契約の一部変更についてであります。 これらは、平成31年第一回練馬区議会定例会において可決いただいた契約について、新型コロナウイルス感染症感染拡大を防止するため、工事を一時中止したことに伴い、工期を変更するものです。 次に、議案第101号・練馬区立石神井小学校改築に伴う備品等の買入れについて、および議案第102号・練馬区立大泉西中学校改築に伴う備品等の買入れについてであります。 これらは、それぞれ石神井小学校および大泉西中学校において、児童・生徒、教員等の利用に供するため、備品等を購入するものです。 次に、議案第103号・学校給食用物資の発注の取消しに係る和解についてであります。 これは、新型コロナウイルス感染症感染拡大を防止するため、区立小中学校を臨時休業したことに伴い、給食用物資の発注を取り消したことにより生じた損害の補償について、納入事業者と合意するものです。 以上をもちまして、提案理由の説明とさせていただきます。 ご審議の上、ご可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○小泉純二議長 ただいま上程されております議案について、ご質疑のある方はご発言願います。 ◆8番(佐藤力議員) 動議を提出いたします。 ただいま上程されております議案につきましては、この際、質疑を省略し、直ちに所管の委員会に付託されますようお諮り願います。    〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
    小泉純二議長 お諮りいたします。 ただいまの動議のとおり決定することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小泉純二議長 ご異議なしと認めます。よって、議案第98号から議案第103号まで、以上6件につきましては企画総務委員会に、議案第86号につきましては区民生活委員会に、議案第88号につきましては保健福祉委員会に、議案第89号および議案第91号から議案第97号まで、以上8件につきましては都市整備委員会に、議案第90号につきましては文教児童青少年委員会に、それぞれ付託いたします。 次に、議案第87号につきましては、都市農業・みどり環境等特別委員会に付託いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小泉純二議長 ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 次に、日程第26・議案第104号から日程第28・議案第106号まで、以上3件を一括議題といたします。 本件に関し、理事者に提案理由の説明を求めます。    〔山内隆夫副区長登壇〕 ◎山内隆夫副区長 ただいま上程されました議案第104号から議案第106号までの令和2年度練馬区一般会計、国民健康保険事業会計および介護保険会計の各補正予算について、ご説明申し上げます。 はじめに、令和2年度都区財政調整における区別算定について申し上げます。 本区の算定結果については、基準財政収入額775億3,199万6,000円、基準財政需要額1,583億6,390万3,000円であり、普通交付金は808億3,190万7,000円となりました。 次に、財政計画の修正について申し上げます。 財政調整交付金のうち普通交付金を減額した一方、財政調整基金繰入金、一般繰越金をそれぞれ増額しました。これにより財政計画全体では26億3,147万2,000円増額し、その全額を計上しました。 次に、議案第104号・令和2年度練馬一般会計補正予算について申し上げます。 新型コロナウイルス感染症対策として、5月、6月、8月補正予算に続き、このたびの予算は歳入歳出ともに74億2,448万3,000円の予算としました。 感染拡大防止医療提供体制の充実、困窮する区民・事業者への支援、区民生活に不可欠なインフラの堅持等に要する経費を更に増額するとともに、区内の中小企業支援として、景気対策工事等に要する経費、国の法改正等への対応に要する経費を計上しました。これにより、当会計の予算規模は3,700億2,320万8,000円となります。 歳出について、各款の主な事項を申し上げます。 第2款・総務費では、手指消毒用エタノールを貯蔵する施設を整備する経費、テレワーク環境を構築する経費等を計上しました。 第3款・区民費では、窓口情報提供システムに、予約機能を導入する経費等を計上しました。 第4款・産業経済費では、新型コロナウイルス感染症に対応するための特別貸付の増額、専門家の出張相談、感染対策に係る経費の補助に要する経費のほか、農園の整備に要する経費等を計上しました。 第5款・地域文化費では、協力掲示板の建て替えに要する経費、地域施設の維持補修に要する経費等を計上しました。 第6款・保健福祉費では、生活再建支援給付金の支給、住居確保給付金および生活保護費の増額、福祉施設の感染予防物資の購入や職員相互派遣体制の構築、定期予防接種の実施や新生児応援品の贈呈に要する経費等を計上しました。 第7款・環境費では、古紙集団回収の支援に要する経費等を計上しました。 第8款・都市整備費では、高齢者集合住宅の管理に要する経費等を計上しました。 第9款・土木費では、路面改良、掘削道路の復旧等に係る工事費および公園等の維持管理に要する経費等を計上しました。 第10款・教育費では、小中学校におけるトイレの手洗いの自動水栓化や改修工事および幼稚園、小中学校への感染予防物品の追加配備に要する経費等を計上しました。 第11款・こども家庭費では、子育て施設等従事者特別奨励金やひとり親世帯臨時特別給付金の支給、保育・子育て施設への感染予防物品の追加配備に要する経費等を計上しました。 第13款・諸支出金では、減債基金への積立金を計上しました。 歳入については、先に述べた一般財源のほか、特定財源において国庫支出金、都支出金、繰入金等を増額しました。 債務負担行為の補正については、議案第104号第2表のとおり、北町福祉作業所の大規模改修工事、路面改良工事、小中学校における学校営繕費設備改修工事などについて、新たに限度額を計上しました。 次に、議案第105号・令和2年度練馬国民健康保険事業会計補正予算について申し上げます。 歳入歳出ともに4,009万3,000円増額しました。これにより、予算規模は633億5,954万4,000円となります。 補正の内容は、歳出において、保険料の減額、免除に要する経費等を増額し、国民健康保険事業費納付金を減額するもので、これらに要する歳入として、都支出金、繰入金を増額するものです。 次に、議案第106号・令和2年度練馬介護保険会計補正予算について申し上げます。 歳入歳出ともに6億8,257万5,000円増額しました。これにより、予算規模は569億9,912万7,000円となります。 補正の内容は、歳出において、地域支援事業費、基金積立金および諸支出金を増額するものです。これに要する歳入として、支払基金交付金、都支出金等を増額するものです。 以上をもちまして、提案理由の説明とさせていただきます。 ご審議の上、ご可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○小泉純二議長 ただいま上程されております議案について、ご質疑のある方はご発言願います。 ◆8番(佐藤力議員) 動議を提出いたします。 ただいま上程されております議案につきましては、この際、質疑を省略し、直ちに議長を除く議員49名をもって構成する予算特別委員会を設置し、本議案を付託されますようお諮り願います。    〔「賛成」と呼ぶ者あり〕 ○小泉純二議長 お諮りいたします。 ただいまの動議のとおり決定することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小泉純二議長 ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 ただいま設置されました予算特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第6条第1項の規定により、お手元に配付いたしました名簿〔別掲〕のとおり、議長より指名いたします。 次に、請願・陳情について申し上げます。 本日までに受理いたしました請願・陳情は、お手元に配付いたしました文書表のとおりであります。 陳情第75号を除く請願・陳情につきましては、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 次に、陳情第75号につきましては、交通対策等特別委員会に付託いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小泉純二議長 ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 以上で本日の日程は終了いたしました。 これをもって散会いたします。      午後2時1分散会 △(イメージ)議席変更表 上のフレームにあります「関連文書表示」ボタンまたは「表示」ボタンをクリックすると案内図等が表示されます。 △(イメージ)決算特別委員会委員名簿 上のフレームにあります「関連文書表示」ボタンまたは「表示」ボタンをクリックすると案内図等が表示されます。 △(イメージ)予算特別委員会委員名簿 上のフレームにあります「関連文書表示」ボタンまたは「表示」ボタンをクリックすると案内図等が表示されます。...