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  1. 町田市議会 2022-09-30
    令和 4年 9月定例会(第3回)-09月30日-08号


    取得元: 町田市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-15
    令和 4年 9月定例会(第3回)-09月30日-08号令和 4年 9月定例会(第3回) 町田市議会会議録第24号 9月30日(金曜日)  出席議員(36名)     1 番   秋  田  し づ か    2 番   渡  辺  さ と し     3 番   小  野  りゅうじ    4 番   笹  倉  み ど り     5 番   小 野 寺  ま な ぶ    6 番   村 ま つ  俊  孝     7 番   木 目 田  英  男    8 番   渡  辺  厳 太 郎     9 番   中  川  幸 太 郎   10 番   矢  口  ま  ゆ    11 番   加  藤  真  彦   12 番   石  川  好  忠    13 番   佐  藤  和  彦   14 番   森  本  せ い や    15 番   東     友  美   16 番   松  岡  み ゆ き    17 番   おんじょう 由  久   18 番   松  葉  ひ ろ み    19 番   白  川  哲  也   20 番   い わ せ  和  子    21 番   田  中  美  穂   22 番   佐 々 木  智  子    23 番   お ぜ き  重 太 郎   24 番   三 遊 亭  ら ん 丈    25 番   戸  塚  正  人   26 番   今  村  る  か    27 番   新  井  よしなお   28 番   吉  田  つ と む
       29 番   山  下  て つ や   30 番   お  く  栄  一    31 番   若  林  章  喜   32 番   熊  沢  あ や り    33 番   細  野  龍  子   34 番   殿  村  健  一    35 番   藤  田     学   36 番   佐  藤  伸 一 郎       ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 出席説明員  市長     石  阪  丈  一     副市長    榎  本  悦  次  副市長    赤  塚  慎  一     政策経営部長 神  蔵  重  徳  総務部長   髙  橋     晃     財務部長   井  上     誠                        いきいき生活部長  地域福祉部長 中  村  哲  也            岡  林  得  生                        臨時接種担当部長  保健所長   河  合  江  美            樋  口  真  央  子ども生活部長         神  田  貴  史     道路部長   萩  野  功  一  都市づくり部長         窪  田  高  博     下水道部長  荻  原  康  義                        市民病院事務部長  会計管理者  今  國  隆  市            服  部  修  久  総務部総務課長         谷     勇  児     教育長    坂  本  修  一  選挙管理委員長               農業委員会会長         篠  崎  愛  治            吉  川  庄  衞  代表監査委員 小  泉  め ぐ み       ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 出席事務局職員  事務局長   鈴  木  秀  行     事務局課長  重  田     淳  議事担当課長 水  元  友  朗     議事係長   新  井  亮  介  議事係    草  柳  雄  一  速記士    波 多 野  夏  香(澤速記事務所)       ――――――――――――――――――――――――――――――――――――     令 和 4 年(2022年) 9 月 30 日(金)     議   事   日   程   第  24  号                                   午 前 10 時 開 議 第 1 会議録署名議員の指名     【総務常任委員会審査報告・質疑・表決】 第 2 第 70号議案 町田市職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例     第 71号議案 町田市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例     第 72号議案 町田市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例     第 73号議案 地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例     第 74号議案 町田市職員の分限に関する条例の一部を改正する条例     第 75号議案 町田市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例     第 76号議案 町田市病院事業企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例     第 77号議案 町田市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例     第 78号議案 町田市一般職の職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例     第 79号議案 町田市非常勤職員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例     第 80号議案 町田市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例     第 81号議案 町田市組織条例の一部を改正する条例     第 83号議案 町田市個人番号及び特定個人情報の利用等に関する条例の一部を改正する条例     第 84号議案 町田市手数料条例の一部を改正する条例     第 88号議案 町田市議会議員及び町田市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例     第 64号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計補正予算(第3号)     認定第  1号 令和3年度(2021年度)町田市一般会計・特別会計歳入歳出決算認定について     【健康福祉常任委員会審査報告・質疑・表決】 第 3 第 87号議案 町田市民病院使用条例の一部を改正する条例     第 64号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計補正予算(第3号)     第 65号議案 令和4年度(2022年度)町田市国民健康保険事業会計補正予算(第1号)     第 66号議案 令和4年度(2022年度)町田市介護保険事業会計補正予算(第1号)     第 67号議案 令和4年度(2022年度)町田市後期高齢者医療事業会計補正予算(第1号)     認定第  1号 令和3年度(2021年度)町田市一般会計・特別会計歳入歳出決算認定について     認定第  3号 令和3年度(2021年度)町田市病院事業会計決算認定について     【文教社会常任委員会審査報告・質疑・表決】 第 4 第 82号議案 町田市高校生等の医療費の助成に関する条例     第 89号議案 旧忠生第六小学校解体工事請負契約     第 92号議案 南大谷子どもクラブの指定管理者の指定について     第 93号議案 町田市大地沢自然交流サイトの指定管理者の指定について     第 64号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計補正予算(第3号)     認定第 1 号 令和3年度(2021年度)町田市一般会計・特別会計歳入歳出決算認定について     【建設常任委員会審査報告・質疑・表決】 第 5 第 85号議案 町田市教育環境整備地区建築条例     第 86号議案 町田市立公園条例の一部を改正する条例     第 90号議案 ペデストリアン1号デッキ上屋補修工事請負契約     第 91号議案 市道路線の認定について     第 94号議案 金森市民住宅外1箇所の指定管理者の指定について     第 64号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計補正予算(第3号)     第 68号議案 令和4年度(2022年度)町田市鶴川駅南土地区画整理事業会計補正予算(第1号)     第 69号議案 令和4年度(2022年度)町田市下水道事業会計補正予算(第1号)     認定第  1号 令和3年度(2021年度)町田市一般会計・特別会計歳入歳出決算認定について     認定第  2号 令和3年度(2021年度)町田市下水道事業会計決算認定について     【提案理由説明・質疑・表決】 第 6 第 97号議案 町田市農業委員会委員の任命につき同意方について 第 7 第 98号議案 町田市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意方について 第 8 第 99号議案 町田市行政不服審査会委員の委嘱につき同意方について 第 9 委員会提出議案第1号 18歳までの医療費助成制度の拡充を求める意見書     【提案理由説明・質疑・表決】 第10 議員提出議案第11号 フリースクール等に通う不登校児童生徒支援調査事業調査研究協力者の対象拡充を求める意見書     議員提出議案第12号 産科医療補償制度において医学的合理性に欠ける個別審査により補償対象外とされた脳性麻痺児に対しても「補償対象基準=28週以上」を適用し、剰余金による救済を執行する新制度設立を求める意見書     議員提出議案第13号 核兵器不拡散条約(NPT)再検討会議の最終文書不採択に関する意見書     議員提出議案第14号 原子力発電所再稼働推進、次世代原子力発電開発検討原子力発電所運転期間延長検討指示に関する意見書     議員提出議案第15号 女性デジタル人材育成を強力に推進するための支援を求める意見書     議員提出議案第16号 緊急事態に関する国会審議を求める意見書     議員提出議案第17号 旧統一協会問題の全容解明と被害者救済強化を求める意見書     議員提出議案第18号 核兵器禁止条約への参加を求める意見書     議員提出議案第19号 性交同意年齢引き上げの刑法改正へ議論を進めることを求める意見書
    第11 議員派遣について 第12 各常任委員会の特定事件継続調査申し出について  議 事 日 程 追 加 の 1 第 1 第 95号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計補正予算(第4号)     第 96号議案 令和4年度(2022年度)町田市国民健康保険事業会計補正予算(第2号)  議 事 日 程 追 加 の 2 第 1 第 95号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計補正予算(第4号)     第 96号議案 令和4年度(2022年度)町田市国民健康保険事業会計補正予算(第2号)  議 事 日 程 追 加 の 3 第 1 議員提出議案第21号 町田市市税条例の一部を改正する条例  議 事 日 程 追 加 の 4 第 1 議員提出議案第22号 町田市市税条例の一部を改正する条例       ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 会議に付した事件  日程第1から日程第12まで及び追加の1の日程第1、追加の2の日程第1、追加の3の日程第1並びに追加の4の日程第1                午前10時 開議 ○議長(戸塚正人) ただいまから本日の会議を開きます。   ―――――――――◇―――――――― △日程第1  ―――――――――――――――――― ○議長(戸塚正人) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において次の議員を指名いたします。  14番 森本せいや議員  15番 東  友美議員  この際、事務局長に事務報告をさせます。  事務局長 鈴木秀行君。 ◎事務局長(鈴木秀行) ご報告いたします。  本日、市長から、追加議案として第95号議案から第99号議案までの5件の送付を受けましたので、直ちに配付いたしました。  以上で報告を終わります。 ○議長(戸塚正人) 事務局長の報告は終わりました。  本日、開会前に議会運営委員会が開催されましたので、協議の結果を委員長から報告願います。  議会運営委員長 山下てつや議員。    〔議会運営委員長山下てつや登壇〕 ◎議会運営委員長(山下てつや) 本日、開会前に議会運営委員会を開催いたしましたので、協議の結果をご報告申し上げます。  まず、9月15日、文教社会常任委員会より提出されました委員会提出議案第1号 18歳までの医療費助成制度の拡充を求める意見書につきましては、本日の議事日程第9として上程し、提案理由説明の後、お諮りいたします。  次に、議員提出議案につきましては、提出締切日までに9件提出されております。これらの議員提出議案の取扱いにつきましては、申し合わせに従い、提案理由説明及び委員会への付託を省略の上、即決をいたします。  次に、9月21日、松岡みゆき議員外3人より提出されました町田市市税条例の一部を改正する条例を上程し、議決してもらいたい旨の動議及び9月29日、佐藤和彦議員外3人より提出されました町田市市税条例の一部を改正する条例を上程し、議決してもらいたい旨の動議につきましては、本日の日程第10の前に順次取り扱います。  次に、追加議案として第95号議案から第99号議案までの5件の送付がありましたので、本件の取扱いにつきまして協議いたしました結果、まず、第95号議案及び第96議案につきましては、本日の議事日程第6の前に追加議事日程として上程し、提案理由説明の後、無通告による質疑を行い、それぞれ委員会へ付託してまいります。その後、本会議を休憩し、委員会を開催いたします。委員会終了後、本会議を再開し、表決を行ってまいります。  次に、人事案件であります第97号議案につきましては、本日の議事日程第6として、第98号議案につきましては、本日の議事日程第7として、第99号議案につきましては、本日の議事日程第8としてそれぞれ上程し、提案理由説明の後、委員会への付託を省略の上、簡易表決による即決をいたします。  次に、議員派遣につきましては、本日の議事日程第11として上程し、簡易表決による即決をいたします。  次に、請願及び陳情につきましては、8月29日以降、陳情1件の提出がありました。  次に、「議会だより」の編集につきましては、8ページ立てで10月30日に発行の予定であります。  以上で議会運営委員会の報告を終わります。 ○議長(戸塚正人) 議会運営委員長の報告は終わりました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第2  ―――――――――――――――――― ○議長(戸塚正人) 日程第2、第70号議案外議案15件及び認定1件を一括議題といたします。  ────────────────────────────────────                  総務常任委員会議案審査報告書 1.第 70号議案 町田市職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例 1.第 71号議案 町田市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 1.第 72号議案 町田市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例 1.第 73号議案 地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例 1.第 74号議案 町田市職員の分限に関する条例の一部を改正する条例 1.第 75号議案 町田市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例 1.第 76号議案 町田市病院事業企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例 1.第 77号議案 町田市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例 1.第 78号議案 町田市一般職の職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例 1.第 79号議案 町田市非常勤職員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例 1.第 80号議案 町田市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例 1.第 81号議案 町田市組織条例の一部を改正する条例 1.第 83号議案 町田市個人番号及び特定個人情報の利用等に関する条例の一部を改正する条例 1.第 84号議案 町田市手数料条例の一部を改正する条例 1.第 88号議案 町田市議会議員及び町田市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例 1.第 64号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計補正予算(第3号)  本委員会は、9月8日付託された上記議案審査の結果、「原案を可決すべきもの」と決定しましたので報告いたします。 1.認定第  1号 令和3年度(2021年度)町田市一般会計・特別会計歳入歳出決算認定について  本委員会は、9月8日付託された上記議案審査の結果、下記の附帯決議を付し、「認定すべきもの」と決定しましたので報告いたします。                         記  次の意見は、全員一致をもって可決したものである。 1 一般会計 (歳出)  総 括 (1)適正な予算執行のために、流用・不用額の原因が発生した場合には早期に補正予算を組むように努められたい。  総務費 (2)ふるさと納税のポータルサイトを新たに利用し納税額を増やした経緯を踏まえ、さらなるポータルサイトへの加入を検討、実行されたい。 (3)ふるさと納税については、市民税控除額と町田市への寄附額の差額が開かぬよう、町田市への寄附が進む方策を講じられたい。 (4)老朽化する公共施設等の維持保全経費は、優先順位をしっかりと行い、物価や資材価格の状況を勘案しながら柔軟に対応されたい。 (5)財政調整基金について、引き続き、物価高騰及び新型コロナ対応等への対応として、市民生活や市内事業者など、影響が著しい環境に対し、柔軟かつ効果的な支援予算を執行されたい。 (6)2050年ゼロカーボン達成のため、市庁舎を含む公共施設に太陽光発電施設の設置を進め、公共施設の電力使用量における再生エネルギー比率100%を達成できるよう取組を進められたい。 (7)市の所有する車両については、市場価格を考慮した上で適正価格での売却をするなど、売却時期・買い替えのタイミング・リースへの変更等、よりメリットが出るよう図られたい。 (8)市有財産は市民の財産でもある。土地なども売却ありきではなく、庁内で有効活用できるよう、慎重に検討すべき。 (9)中期修繕計画に関しては、明確な基準を示すよう努められたい。 (10)公共施設再編に関しては、関係団体と丁寧な調整を行い、計画ありきで進めることのないよう努められたい。 (11)成果指標については、数値目標を設定の上、適切に管理されたい。 (12)郵送については、割引制度が複雑ではあるが、周知徹底によりさらなる利用を促進し、コストの削減に努められたい。 (13)研修の実施に当たり、動画配信やライブ配信等の手法を取り入れて、受講者数は増えたが、面談での研修に劣らないよう、演習等も積極的に取り入れて対応されたい。 (14)女性の管理職の職員割合の増加に努力されたい。 (15)時間外労働については、月45時間、年360時間までの原則を守られたい。特に、年720時間を超える職員が出ないよう徹底されたい。 (16)工事請負契約並びに物品購入契約の市内事業者受注率を引き上げられたい。
    (17)広告換算費は、2021年度に飛躍的に実績が増加されたものの、その数値が目標に反映されていない。よって、より機動的に対応されたい。 (18)シティプロモーションについては、テレビ・新聞・雑誌等の広告換算費だけでなく、WEB、SNS等の指標も重視されたい。 (19)新聞購読者の減少に伴い、広報紙発行の行政費用も減少しているとのことだが、デジタルデバイド対応のためにも、より多くの市民に広報紙が届くように引き続き努められたい。 (20)市のホームページについては、アクセス解析に力を入れ、より利便性の高いものになるよう努められたい。 (21)点字広報に関しては、市民の手に触れやすい場所に設置するよう努められたい。 (22)市民の多岐にわたる生活相談のため、需要が増えている休日相談会や市民センターでの相談会は、さらに増設されたい。 (23)出前講座等の啓発活動を、より効果を高めるように努力されたい。 (24)「選挙出前講座」の内容について、さらに検討されたい。 (25)公営掲示板の高さについて、設置場所を検討されたい。  労働費 (26)勤労者福祉サービスセンター会員数及び事業所数が、複数年にわたって減少しているが、両者の増加に向けて、鋭意努められたい。  農林費 (27)生産緑地指定に関しては、市内に潜在的に存在する生産緑地になりうる土地を生産緑地に指定できるよう努められたい。 (28)生鮮宅配ボックスの市内産農産物の利用率等、詳細データの取得に努め、それを公表されたい。 (29)ふるさと農具館・七国山ファーマーズセンターについては、魅力の向上・リピートさせる取組など、利用者数を向上させる取組を図られたい。  商工費 (30)ターミナルプラザ事業においては、観光バス利用台数の上限がどの程度か把握した上で目標設定をし、利用増、収益増に努められたい。 (31)ターミナルプラザ店舗貸付料滞納については長年の懸案事項となっている。早期に解決できるよう、努められたい。 (32)町田ターミナルプラザ事業及びプラザ町田事業について、ここ数年、大幅な赤字事業となっている。近年の財政状況を鑑み、事業赤字による財政支出を抑えるよう、抜本的な事業改革に取り組まれたい。 (33)原町田大通り滞留空間の整備については、社会実験に対する周辺商業者や地権者の声を尊重されたい。 (34)原町田大通りの滞留空間設置事業について、中心市街地の商店・個人事業主の方々に対し、経済効果が表れるよう、市内事業者へのアンケートなどを行うなど、丁寧に協議されたい。 (35)年間400を超える起業した事業所に対し、起業後の企業支援も続けられたい。 (36)まちだキッズアントレプレナープログラムの実施にあたっては、教育委員会との連携を強化されたい。 (37)町田創業プロジェクトを実施したことが町田市内での起業に寄与をしていることがより明確になるよう、創業プロジェクトの利用と町田市での起業の相関を把握されたい。 (38)起業のみならず、廃業・倒産についても把握し、町田市内全体の経済状況から政策の実現に努められたい。 (39)町田市文化交流センターの運営について、指定管理者から指定管理料0円の提案があったことを受けつつも、文化交流センターの安定した運営が続けられるよう努められたい。 (40)まちなかシネマの上映映画の選定に当たっては、アンケート等の結果を踏まえ、より多様なニーズに応えられるよう努められたい。 (41)デリバリー・テイクアウト支援事業について、個人飲食店へのアンケート調査などの意見交換を行い、飲食店の成長に資するものであるかどうか検証されたい。 (42)町田市薬師池公園四季彩の杜でのイベント開催結果について、大盛況だと評価するイベントに関しては、積極的に来場者数を公表されたい。  次の意見は、賛成多数をもって可決したものである。 1 一般会計 (歳出)  総務費 (43)スケジュール管理システム導入による業務効率化の成果を示されたい。 (44)町田市でここ数年強化しているDXの取組については、市民に対し、より積極的にアピールされたい。 (45)財政指標については、財政力指数や経常収支比率など数値の増減の理由を明確に分析し、予算の策定に当たられたい。 (46)企業版ふるさと納税については、成功している他自治体を参考にしたり、町田市と接点の多い近隣自治体にアプローチしたりするなど、取組を強化されたい。 (47)公共施設再編においては新たな学校づくりも例外とせず、政策的、財政的観点からも、全庁的に取り組むよう努められたい。 (48)自治体間ベンチマーキングについては、課別事業別行政評価シートを活用し、数値での比較を重視したものに取り組まれたい。 (49)テレワークやWEB会議が進む中で、さらなる電子化と意識の醸成により紙削減を図られたい。 (50)市税徴収補助業務を、包括外部委託した結果、一定程度の効果を得られた模様だが、今後も引き続き包括外部委託については、多角的に対応されたい。 (51)未収金回収をより推進し、不納欠損引当金を減らすよう努められたい。  商工費 (52)多くの方が利用したいと考えている中心市街地滞留空間整備事業にあっては、尚一層憩いと賑わいを創出するような設計に向けて努められたい。   2022年9月16日                                      総務常任委員長                                       おんじょう 由 久 町田市議会議長  戸 塚 正 人 様  ──────────────────────────────────── ○議長(戸塚正人) 本件に関し、委員長の報告を求めます。  総務常任委員長 おんじょう由久議員。    〔総務常任委員長おんじょう由久登壇〕 ◎総務常任委員長(おんじょう由久) 今期定例会において、当総務常任委員会に付託された議案16件及び認定1件につきまして、9月9日、12日及び16日に審査を行いましたので、経過の概要及び結果についてご報告いたします。  まず、一括議題として審査いたしました第70号議案 町田市職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例、第71号議案 町田市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、第72号議案 町田市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例、第73号議案 地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例、第74号議案 町田市職員の分限に関する条例の一部を改正する条例、第75号議案 町田市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例及び第76号議案 町田市病院事業企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。  まず、委員より、60歳以降の雇用と年金の継続性の問題で、生活関連手当はどのような取扱いになるのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、生活関連手当は、地域手当、時間外手当は7割になり、通勤手当は、そのままになるとのことでした。  次に、委員より、4月1日以降の施行だと思うが、どういった流れで本人の意思を確認していくのか、また、人数、希望状況によっては再来年の新規の採用も変わってくると思うが、その辺のスケジュール感をお知らせいただきたいとの質疑がありました。担当者の説明によれば、施行は4月1日になるが、来年の採用試験等の影響で、3月末か4月の早い段階で、再来年の4月に60歳を超える方々に対し、制度の説明、意思確認を行っていきたいとのことでした。  次に、委員より、市の職員の部長級の方々が退職されると課長級でいる方々が多いが、みんな係長級になるということで、これまでの制度と変わってくるのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、今、部長級の方が再任用職員になった場合には課長職になる。ただ、この制度が始まった後は部長職であったとしても係長職まで落ちるという形になるとのことでした。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、いずれも全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第77号議案 町田市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。  委員より、育休を緩和するという議案だが、町田市の場合、現状でどのくらいの方々が利用しているか。そして、この条例が可決することにより、どのくらい増えることを想定しているのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、現状、育休を取っている職員は、2021年度は、女性の職員が44名、取得率は100%となっている。男性の職員が34名、取得率は56.7%となっている。今後、育休が2回取れるということになったときにどのぐらい増えるかという想定までは持ち合わせていないとのことでした。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第78号議案 町田市一般職の職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例については、担当者の説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第79号議案 町田市非常勤職員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例については担当者の説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第80号議案 町田市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例について申し上げます。  まず、委員より、住民訴訟が提起された場合に一番問題になるのが過失の定義だと思うが、軽過失と重過失の違いを町田市でどう定義しているのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、現時点では、こういったものが軽過失、重過失という定義のようなものは持ち合わせておらず、それぞれ個々の判断になるとのことでした。  次に、委員より、この定例会で本議案を出した理由は何かとの質疑がありました。担当者の説明によれば、多摩26市の中で11市が本条例を制定していることが分かり、過半数に近い自治体が制定しているという状況が分かった。また、近隣市には免責額が政令で示された額ということも確認できたためであるとのことでした。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第81号議案 町田市組織条例の一部を改正する条例について申し上げます。  まず、委員より、情報化に関することが政策経営部に移るということだが、具体的にどういったことが移るのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、ガバメントクラウドへの移行や、それ以外のパブリックのクラウド、一般に使われているようなクラウドの利用、オンラインでの申請の普及、そういったものを進めていくに当たり、企画から実際実行するまでを全体的に一括で見られるようにするため、このような組織の移行を考えているとのことでした。  次に、委員より、情報システムの導入、管理は総務部が所管するとなっているが、情報システムの導入と管理というのは具体的にどういった中身になるのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、今、総務部の中に情報システム課があり、情報システムの導入と管理を行っている。現状、政策経営部に経営改革室があり、そちらでDXの企画を行っている。この2つをくっつける形で、政策経営部にデジタル戦略室を置くことで、総務部からは情報化に関することはなくなり、政策経営部のほうに移るという全体像になるとのことでした。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第83号議案 町田市個人番号及び特定個人情報の利用等に関する条例の一部を改正する条例については、担当者の説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第84号議案 町田市手数料条例の一部を改正する条例について申し上げます。  まず、委員より、ここ何年間ぐらいに建てられたものが対象になり得るのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、今回、既存の認定を受けるに当たり、特に何年前に建てられたものであるという必要性はないが、長期優良住宅の認定がされるには、それなりに新しいものでないと基準に合致しないので、恐らく10年ぐらい前かと思うとのことでした。  次に、委員より、可決されたら施行が10月1日からということだが、あまりにも周知期間が短いような気がするが、その提出したことと施行の経緯を知りたいとの質疑がありました。担当者の説明によれば、長期優良住宅の普及の促進に関する法律自体は交付日が昨年の5月28日だが、10月1日から施行される。この法律の中には、手数料の話は入っておらず、各自治体で手数料について定めていかなければならないが、定めるところが手数料条例の中になる。建築基準法の中に、手数料の区分や金額が入ってくるので、建築基準法もそういった改正があった。それを受けて、手数料条例を今回の金額で定めるのが趣旨であるとのことでした。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第88号議案 町田市議会議員及び町田市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。  委員より、今回の条例は、今年の4月7日の法改正を受けての改正だが、市議選が終わってまだ半年足らず、今後、物価が落ち着いてきたときに法改正があり得るが、なぜこのタイミングでやるのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、いつ選挙があっても対応できるようにということであり、選挙の実施時期等にはかかわらず、法改正があれば速やかに改正するとのことでした。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第64号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計補正予算(第3号)のうち、当委員会所管部分について申し上げます。  まず、総務部・会計課所管部分については、担当者の説明を了とし、質疑はありませんでした。  次に、財務部所管部分については、担当者の説明を了とし、質疑はありませんでした。  次に、経済観光部所管部分について申し上げます。  まず、委員より、物価高騰対策農業者支援事業についてだが、これは継続性があるものなのか、単年度のみなのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、本事業は、新型コロナウイルス感染症の再拡大に加え、ウクライナ情勢の長期化に伴う原油価格及び物価の高騰の影響を受けている市内農業者の負担を軽減し、農業経営の安定化を図るため、国の交付金を活用して臨時的に実施する事業である。今後は、原油価格及び物価の動向を注視していくとのことでした。  次に、委員より、キャッシュレス決済プレミアムポイント事業は第4弾の考えはあるかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、今回、大型店やコンビニエンスストアも入れ、初めて参加したところからは、ぜひ次もという声をいただいている。基本的には、広く限られた財源をより多くの市民、事業者の皆さんへ届けていくというのが私たちの使命であるので、制度設計や、施策の展開は、限られた財源と相談しながら考えてまいりたいとのことでした。  次に、委員より、キャッシュレス決済プレミアムポイント事業について利用者、市民の声は非常に反応がいいと思うが、大型店舗やチェーン店とかにお金が集中して、あまり個人店舗に恩恵がないというような話も聞こえてきている。そのあたり、調査できているかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、7月に終わったところで、アンケート等の集計はこれからで、これからの調査、分析になるとのことでした。  以上が経済観光部所管部分についてであります。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、第64号議案のうち、当委員会所管部分については、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、認定第1号 令和3年度(2021年度)町田市一般会計・特別会計歳入歳出決算認定については、質疑終結後、反対の立場から、長引く新型コロナ感染症の影響で事業が困難になっている中小業者への各種の財政的支援は重要な役割を担った。また、引き続き取組が求められている。しかしながら、以下の点で問題点を指摘したい。  第1に、当該年度は、町田市5ヵ年計画17-21の最終年度であるとともに、町田市5ヵ年計画22-26の策定が行われた。大型公共事業と市民犠牲の行革、特に公共施設再編計画が市民の声を無視して進められてきたことは問題である。中でも、町田駅周辺公共施設再編構想において、芹ヶ谷公園の一体的整備計画について、市民が声を上げ続けているにもかかわらず、反映されていない。また、他のプロジェクトについても変更を余儀なくされるなど、公共施設再編ありきは問題であり、抜本的見直しが求められている。  第2に、町田市におけるデジタル化推進の取組についてである。デジタル化については、一定の技術を取り入れていくことは当然のことであるが、同時に、その一方で、職員の計画的な削減が進められていることや民間活力導入が推進されていることは問題である。住民に寄り添った市民サービスの提供と安全な情報管理に必要な職員体制を求めるものである。
     第3に、市税等の徴収事務に当たり、税の収納率アップを果てしなく目的に据えるべきではなく、滞納者など、生活困窮問題の解決に当たる取組と職員の体制の強化を求めるものである。  第4に、中心市街地活性化の取組として行われている原町田大通りにおける滞留空間創出社会実験については、計画を強引に進めるのではなく、周辺商店街や地権者など関係者の理解と合意を重視すべきである。  第5に、自衛隊員募集のための個人情報開示については、町田市個人情報保護条例の観点に立ち、町田市として特別な開示は行うべきではないと考える。  以上、市民の暮らしを守るという地方自治体の役割を果たすために、町田市5ヵ年計画22-26の抜本的な見直しを求める。  以上の理由で認定第1号に反対するとの反対討論がありました。  討論終結後、採決の結果、認定第1号のうち、当委員会所管部分については、賛成多数をもって認定すべきものと決しました。  なお、採決終了後、次の附帯決議を付すことに決しましたのでご報告いたします。  まず、一般会計のうち、全員一致をもって可決した意見であります。  初めに、歳出の総括について申し上げます。  適正な予算執行のために、流用・不用額の原因が発生した場合には早期に補正予算を組むように努めることを求めるものであります。  次に、総務費について申し上げます。  まず、ふるさと納税のポータルサイトを新たに利用し納税額を増やした経緯を踏まえ、さらなるポータルサイトへの加入を検討、実行することを求めるものであります。  次に、ふるさと納税については、市民税控除額と町田市への寄附額の差額が開かぬよう、町田市への寄附が進む方策を講じることを求めるものであります。  次に、老朽化する公共施設等の維持保全経費は、優先順位をしっかりと行い、物価や資材価格の状況を勘案しながら柔軟に対応することを求めるものであります。  次に、財政調整基金について、引き続き、物価高騰及び新型コロナ対応等への対応として、市民生活や市内事業者など、影響が著しい環境に対し、柔軟かつ効果的な支援予算を執行することを求めるものであります。  次に、2050年ゼロカーボン達成のため、市庁舎を含む公共施設に太陽光発電施設の設置を進め、公共施設の電力使用量における再生エネルギー比率100%を達成できるよう取組を進めることを求めるものであります。  次に、市の所有する車両については、市場価格を考慮した上で適正価格での売却をするなど、売却時期・買い替えのタイミング・リースへの変更等、よりメリットが出るよう図ることを求めるものであります。  次に、市有財産は市民の財産でもある。土地なども売却ありきではなく、庁内で有効活用できるよう、慎重に検討することを求めるものであります。  次に、中期修繕計画に関しては、明確な基準を示すよう努めることを求めるものであります。  次に、公共施設再編に関しては、関係団体と丁寧な調整を行い、計画ありきで進めることのないよう努めることを求めるものであります。  次に、成果指標については、数値目標を設定の上、適切に管理することを求めるものであります。  次に、郵送については、割引制度が複雑ではあるが、周知徹底によりさらなる利用を促進し、コストの削減に努めることを求めるものであります。  次に、研修の実施に当たり、動画配信やライブ配信等の手法を取り入れて、受講者数は増えたが、面談での研修に劣らないよう、演習等も積極的に取り入れて対応することを求めるものであります。  次に、女性の管理職の職員割合の増加に努力することを求めるものであります。  次に、時間外労働については、月45時間、年360時間までの原則を守られたい。特に、年720時間を超える職員が出ないよう徹底することを求めるものであります。  次に、工事請負契約並びに物品購入契約の市内事業者受注率を引き上げることを求めるものであります。  次に、広告換算費は、2021年度に飛躍的に実績が増加されたものの、その数値が目標に反映されていない。よって、より機動的に対応することを求めるものであります。  次に、シティプロモーションについては、テレビ・新聞・雑誌等の広告換算費だけでなく、WEB、SNS等の指標も重視することを求めるものであります。  次に、新聞購読者の減少に伴い、広報紙発行の行政費用も減少しているとのことだが、デジタルデバイド対応のためにも、より多くの市民に広報紙が届くように引き続き努めることを求めるものであります。  次に、市のホームページについては、アクセス解析に力を入れ、より利便性の高いものになるよう努めることを求めるものであります。  次に、点字広報に関しては、市民の手に触れやすい場所に設置するよう努めることを求めるものであります。  次に、市民の多岐にわたる生活相談のため、需要が増えている休日相談会や市民センターでの相談会は、さらに増設することを求めるものであります。  次に、出前講座等の啓発活動を、より効果を高めるように努力することを求めるものであります。  次に、「選挙出前講座」の内容について、さらに検討することを求めるものであります。  次に、公営掲示板の高さについて、設置場所を検討することを求めるものであります。  次に、労働費について申し上げます。  勤労者福祉サービスセンター会員数及び事業所数が、複数年にわたって減少しているが、両者の増加に向けて、鋭意努めることを求めるものであります。  次に、農林費について申し上げます。  まず、生産緑地指定に関しては、市内に潜在的に存在する生産緑地になりうる土地を生産緑地に指定できるよう努めることを求めるものであります。  次に、生鮮宅配ボックスの市内産農産物の利用率等、詳細データの取得に努め、それを公表することを求めるものであります。  次に、ふるさと農具館・七国山ファーマーズセンターについては、魅力の向上・リピートさせる取組など、利用者数を向上させる取組を図ることを求めるものであります。  次に、商工費について申し上げます。  まず、ターミナルプラザ事業においては、観光バス利用台数の上限がどの程度か把握した上で目標設定をし、利用増、収益増に努めることを求めるものであります。  次に、ターミナルプラザ店舗貸付料滞納については長年の懸案事項となっている。早期に解決できるよう、努めることを求めるものであります。  次に、町田ターミナルプラザ事業及びプラザ町田事業について、ここ数年、大幅な赤字事業となっている。近年の財政状況を鑑み、事業赤字による財政支出を抑えるよう、抜本的な事業改革に取り組むことを求めるものであります。  次に、原町田大通り滞留空間の整備については、社会実験に対する周辺商業者や地権者の声を尊重することを求めるものであります。  次に、原町田大通りの滞留空間設置事業について、中心市街地の商店・個人事業主の方々に対し、経済効果が表れるよう、市内事業者へのアンケートなどを行うなど、丁寧に協議することを求めるものであります。  次に、年間400を超える起業した事業所に対し、起業後の企業支援も続けることを求めるものであります。  次に、まちだキッズアントレプレナープログラムの実施にあたっては、教育委員会との連携を強化することを求めるものであります。  次に、町田創業プロジェクトを実施したことが町田市内での起業に寄与をしていることがより明確になるよう、創業プロジェクトの利用と町田市での起業の相関を把握することを求めるものであります。  次に、起業のみならず、廃業・倒産についても把握し、町田市内全体の経済状況から政策の実現に努めることを求めるものであります。  次に、町田市文化交流センターの運営について、指定管理者から指定管理料0円の提案があったことを受けつつも、文化交流センターの安定した運営が続けられるよう努めることを求めるものであります。  次に、まちなかシネマの上映映画の選定に当たっては、アンケート等の結果を踏まえ、より多様なニーズに応えられるよう努めることを求めるものであります。  次に、デリバリー・テイクアウト支援事業について、個人飲食店へのアンケート調査などの意見交換を行い、飲食店の成長に資するものであるかどうか検証することを求めるものであります。  次に、町田市薬師池公園四季彩の杜でのイベント開催結果について、大盛況だと評価するイベントに関しては、積極的に来場者数を公表することを求めるものであります。  次に、一般会計のうち、賛成多数をもって可決した意見であります。  歳出の総務費について申し上げます。  まず、スケジュール管理システム導入による業務効率化の成果を示すことを求めるものであります。  次に、町田市でここ数年強化しているDXの取組については、市民に対し、より積極的にアピールすることを求めるものであります。  次に、財政指標については、財政力指数や経常収支比率など数値の増減の理由を明確に分析し、予算の策定に当たることを求めるものであります。  次に、企業版ふるさと納税については、成功している他自治体を参考にしたり、町田市と接点の多い近隣自治体にアプローチしたりするなど、取組を強化することを求めるものであります。  次に、公共施設再編においては新たな学校づくりも例外とせず、政策的、財政的観点からも、全庁的に取り組むよう努めることを求めるものであります。  次に、自治体間ベンチマーキングについては、課別事業別行政評価シートを活用し、数値での比較を重視したものに取り組むことを求めるものであります。  次に、テレワークやWEB会議が進む中で、さらなる電子化と意識の醸成により紙削減を図ることを求めるものであります。  次に、市税徴収補助業務を、包括外部委託した結果、一定程度の効果を得られた模様だが、今後も引き続き包括外部委託については、多角的に対応することを求めるものであります。  次に、未収金回収をより推進し、不納欠損引当金を減らすよう努めることを求めるものであります。  次に、商工費について申し上げます。  多くの方が利用したいと考えている中心市街地滞留空間整備事業にあっては、尚一層憩いと賑わいを創出するような設計に向けて努めることを求めるものであります。  以上、認定第1号に対する附帯決議の意見についてご報告いたしました。  以上で総務常任委員会の報告を終わります。 ○議長(戸塚正人) 委員長の報告は終わりました。  これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。第64号議案及び認定第1号を除く議案に対する討論を許します。討論の通告はありません。ほかにありませんか。  10番 矢口まゆ議員。    〔10番矢口まゆ登壇〕 ◆10番(矢口まゆ) 第88号議案 町田市議会議員及び町田市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例について、反対の立場で討論させていただきます。  本条例改正については、国の法改正をそのまま反映させるとのことで、市独自に適正な公費負担額について考え、定めることができるにもかかわらず、それをせずに法改正に倣って市条例も改正する案となります。  特に、これまでも各地で監査請求が何件も発生しているような選挙ポスターの上限額についても、市の選挙管理委員会にて、この上限額が適正かどうかを調査することも、考えることもせず、限度額をさらに引き上げることは明らかな町田市選挙管理委員会の怠慢であると言えるのではないでしょうか。  これまで町田市議会では、議員から一般質問で取り上げられ、改善を求められることも複数回ありながら、ポスターの公費請求の際には、その請求費用の内訳の報告すらいまだ求めず、不正行為に対する予防や適正な上限額について考えることを一切せず、さらに今回の条例改正においても、この金額が適正かを調査研究することなく、このように議会に上程していることは理解ができません。  何の根拠もない国に倣えで上限額の引上げを行う、このような条例案に賛成することは到底できず、反対をいたします。 ○議長(戸塚正人) ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  第70号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第71号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第72号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕
    ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第73号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第74号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第75号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第76号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第77号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第78号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第79号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第80号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第81号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第83号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第84号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第88号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第3  ―――――――――――――――――― ○議長(戸塚正人) 日程第3、第87号議案外議案4件及び認定2件を一括議題といたします。  ────────────────────────────────────                 健康福祉常任委員会議案審査報告書 1.第 87号議案 町田市民病院使用条例の一部を改正する条例 1.第 64号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計補正予算(第3号) 1.第 65号議案 令和4年度(2022年度)町田市国民健康保険事業会計補正予算(第1号) 1.第 66号議案 令和4年度(2022年度)町田市介護保険事業会計補正予算(第1号) 1.第 67号議案 令和4年度(2022年度)町田市後期高齢者医療事業会計補正予算(第1号)  本委員会は、9月8日付託された上記議案審査の結果、「原案を可決すべきもの」と決定しましたので報告いたします。 1.認定第  1号 令和3年度(2021年度)町田市一般会計・特別会計歳入歳出決算認定について  本委員会は、9月8日付託された上記議案審査の結果、下記の附帯決議を付し、「認定すべきもの」と決定しましたので報告いたします。                         記  次の意見は、全員一致をもって可決したものである。 1 一般会計 (歳出)  民生費 (1)市民後見人育成事業における成果指標の定義を「累計」登録者数としているが、登録を取り消す市民後見人が一定数いらっしゃる。評価シートの「その他成果の説明」欄に、年度末時点における市民後見人の登録者数及び受任者数を記載し、事業の実態をより正確に示すよう努められたい。 (2)成年後見制度の利用促進を図る上でも、財源の確保とともに、市民後見人登録者が不安なく後見活動を受任するためのフォローアップや実務研修を充実させ、障がいや高齢福祉と連携し将来に向けての被後見人やその家族も含めた丁寧な対応等に努められたい。
    (3)せりがや会館事業の各利用機関への対応にあたり、親の会の活動の場や市の施策との関係性等、これまでの経緯を踏まえた協議検討を行い、利用団体の活動に支障がないよう丁寧な対応に努められたい。 (4)実地指導の際には、関連する課の職員が共に立ち会う件数を増やし、より専門的な視点での助言が行えるよう努められたい。 (5)町田市障がい者就労・生活支援センターを通して就労した方たちが、安心して仕事を継続していけるよう定着支援等アフターケアの充実を図られたい。 (6)障がい者福祉費の大賀藕絲館事業に関して、月1万円にも満たない、利用者の工賃の引上げが図られるように事業の改善を図られたい。 (7)ダリア園事業については四季彩の杜の連携を強め、入場者数の一層の増加を図られたい。 (8)リス園事業については四季彩の杜の連携を強め、入場者の目標数の増加を図られたい。 (9)授産センター事業の美術工芸館に関して、月7,000円程だという利用者の工賃の引上げが図られるように事業の改善を図られたい。 (10)介護人材バンクの事業を充実し、介護職員の離職率の一層の減少を図られたい。 (11)今後見守りが必要な方が増加するにあたり、見守りの在り方について、庁内他部門との連携やテクノロジーの活用等検討されたい。 (12)旧来の対象者が一般就労者に移行する中、さらにシルバー人材事業の年齢対象者の拡大を図り、新規事業にも取り組まれたい。 (13)ふれあい館(高齢者福祉センター)の職員体制・サービス内容の充実を図り、利用者が楽しく安全に過ごせるよう計画的な建物の維持管理に努められたい。 (14)新型コロナウイルス感染症の影響を受けた生活困窮者に対して、丁寧に聞き取り相談をしながら、自立に向けた支援につなげられたい。また、ケースワーカーなど生活援護課の職員体制の強化を図られたい。 (15)生活保護受給世帯において小中学校入学時や転校時には入学準備金が出るが、市立中学校入学時の入学準備金では指定品の購入額が足りない学校がある。生活保護受給世帯が義務教育を受けるために困ることがないよう、学校教育部と連携し、生活保護受給世帯における金銭的負担軽減に努められたい。 (16)国民年金保険料の産前産後免除申請については、申請し忘れた場合、追加申請できることを周知されたい。 (17)将来の年金受給者の生活安定のため、付加年金加入の広報強化を図られたい。  衛生費 (18)災害時の緊急医療救護所の医薬品確保のためのランニングストック方式による備蓄においては、期限切れなどによる廃棄処分を無くすとともに、備蓄量に応じた実在庫を維持する必要があることから、医療機関と連携し、その確認方法や頻度において検討されたい。 (19)市民の健康保持に取り組む、保健所職員・役職者の勤務時間、勤務体制が過重にならないように、健康維持には特に留意されたい。 (20)保健所のがん予防対策推進事業のPRに関して、デジタル広告に限定せず、看板や横断幕などのアナログ広告も重視されたい。 (21)健診未受診の方の中にはネグレクト等も考えられるため、健診未受診の方の理由の確認に努められたい。 (22)乳幼児健診、歯科健診の集団検診については、以前から課題とされている南地区での実施について早急に実現できるよう、より努められたい。 (23)産後ケア制度をさらに利用しやすくするため、また、産後うつや虐待防止の観点から、利用対象年齢の拡大や費用負担の軽減に努力されたい。 (24)産後ケアについては、第二子以降であっても利用しやすいよう、兄弟姉妹の預け先についての対応を進められたい。特に、市民病院においては保育室を有していることから、連携できないか検討されたい。 (25)こんにちは赤ちゃん訪問事業の申込み件数向上に向けて、市民部と連携し、出生届提出の際の関連手続として案内いただきたい。 (26)妊婦面接への父親の参加者数を増やすよう努められたい。 (27)母親学級(プレママ・パパクラス)の中で、夫婦で産後の役割分担をしっかりと話し合う時間を設けていただくよう検討されたい。 (28)両親学級については、全ての講座が父親にとっても母親と同じように大切なものであり、開催日時や開催場所、開催形態等について見直しを行い、全ての講座で父親の出席率が母親同等となるよう努められたい。 (29)歯科口腔健康診査の受診率を上げるために、歯科医師会と連携したオーラルフレイル予防などの積極的な啓発周知と受診勧奨をされたい。 2 特別会計  国民健康保険事業会計 (30)国民健康保険税の滞納者に対する資格証明書は、病気等の命に関わる緊急時には、速やかに保険証を交付されたい。 (31)糖尿病とその重症化がもたらす病症の大変さをより広報し、糖尿病性腎症重症化予防事業参加者の検査数値のアップを図られたい。  介護保険事業会計 (32)介護保険料の滞納者に対して、給付制限をかけて、必要なサービスが利用できない方を生まないよう、納付推進員と協力して実情をよく聞き取りながら納付につなげていくようさらに努力されたい。 (33)町トレ参加者とその団体をさらに拡大し、介護対象者の増加防止を図られたい。  後期高齢者医療事業会計 (34)ジェネリック医薬品の供給が減っている状況下であるが、医薬品費用の削減のため、ジェネリック医薬品の確保、利用の拡大を図られたい。  次の意見は、賛成多数をもって可決したものである。 1 一般会計 (歳入) (35)貸付金元利収入の生活資金貸付金元金収入に関して、生活資金貸付金の制度は、収入済額が極端に少なく、不納欠損額と収入未済額が大半になっている。貸付金の機能が発揮されておらず、抜本的な事業の見直しを図られたい。 (歳出)  民生費 (36)福祉施設の質の担保のために無通告の立入調査の実施を検討されたい。 (37)保護世帯が増加する中で、母子家庭の比率と絶対数が共に減少しており、母子家庭の自立のための支援策、就業支援策を強化し、保護世帯の減少をさらに目指されたい。 2 特別会計  国民健康保険事業会計 (38)地方税法第15条の7第5項を根拠とする「即時欠損」を行うことは、課税された市税徴収金を消滅させ、住民監査請求及び住民訴訟となる可能性がある。慎重かつ厳格な運用をされたい。 (39)国保税の100%収納に向けて、さらに取組を強化されたい。 (40)国民健康保険の保険者努力支援制度のマイナス点の項目、スコアが低い項目について改善に努められたい。 1.認定第  3号 令和3年度(2021年度)町田市病院事業会計決算認定について  本委員会は、9月8日付託された上記議案審査の結果、下記の附帯決議を付し、「認定すべきもの」と決定しましたので報告いたします。                         記 (1)院内保育については、何年も定員に対し利用者が少ない状況が続いていることから、子育て家庭からの希望の多い、病院利用者の子どもの受入れを実施されたい。 (2)院内保育については、福祉施設に対し受審が努力義務とされている第三者評価を受審し、質の向上に努められたい。 (3)無形固定資産の電話加入権については、「担保価値無し」との説明であり、記載の見直しを図られたい。 (4)病院事業経営の健全化・安定化を図る上でも、小児救急や感染症医療など不採算部門を支える一般会計からの負担金交付金は、必要額の繰入れを引き続き求められたい。 (5)低金利の状況下、従前の高金利の政府資金の借入れに関しては、借換えの方法を検討されたい。 (6)新型コロナウイルス感染症対応については、専用病床の確保と二次医療機関としての職員体制の強化及び一般患者受入れに影響が出ないよう、引き続き努力をされたい。 (7)新型コロナウイルスの感染防止対策として、PCR検査体制の拡充と発熱外来の維持・継続に努められたい。 (8)紹介状なしで市民病院を受診する際に初診料と別に徴収される「非紹介患者加算料(選定療養費)」については、地域のかかりつけ医との機能分担を図る目的であることを市民に十分周知する工夫を継続して努力されたい。   2022年9月16日                                      健康福祉常任委員長                                         石 川 好 忠 町田市議会議長  戸 塚 正 人 様  ──────────────────────────────────── ○議長(戸塚正人) 本件に関し、委員長の報告を求めます。  健康福祉常任委員長 石川好忠議員。    〔健康福祉常任委員長石川好忠登壇〕 ◎健康福祉常任委員長(石川好忠) 今期定例会において、当健康福祉常任委員会に付託された議案5件及び認定2件につきまして、9月9日、12日及び16日に審査を行いましたので、経過の概要及び結果についてご報告いたします。  まず、第87号議案 町田市民病院使用条例の一部を改正する条例について申し上げます。  まず、委員より、非紹介患者加算料について、どのくらいの患者が利用しているのか、また、今回2,000円上げるということだが、導入の狙いを改めて伺うとの質疑がありました。担当者の説明によれば、選定療養費は2018年から導入されたが、2018年は6,605名、2019年は4,702名、2020年は2,976名、2021年は3,196名、そして2022年度は4月から7月で1,286名が支払っている。次に、狙いということだが、今回の改正は、選定療養費自体は200床以上の大病院と地域の医療機関、クリニックの機能分担、それから業務連携を図るための措置として、地域医療支援病院であれば対象になるものであるとのことでした。  次に、委員より、非紹介患者加算料が無料になる場合があると思うが、知らないと、今回値上げになるから、もう市民病院にかかれないと思う方もいると思う。今までどおり無料の方にはきっちりお伝えすることも市民病院の役目ではないかと思うが、周知はどうなるのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、選定療養費を負担しなくて大丈夫な方は、国の公費負担、医療制度とかの受給対象者である方は該当しないということなので、生活保護を受けている方は、選定療養費はもらわない。なお、町田市が実施しているがん検診などで精密検査をしなさいということで指示があった方や、外来から継続して入院になった方はもらわないことになっているので、院内では周知を徹底したい。また、地域のクリニックにも定期的にお知らせをする機会があるので、徹底しようと思っているとのことでした。  次に、委員より、非紹介患者加算料が値上がりすることで周知をしていると思うが、反応は何かあるかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、院内掲示やアナウンスをしているが、今のところ、特に意見は入ってきていないとのことでした。  次に、委員より、今回、非紹介患者加算料が上がることに対して、クリニックや診療所から意見を受けたことはあるのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、今のところ、クリニックからも特に意見はないとのことでした。  次に、委員より、今回、厚生労働省からの通告で一斉に10月1日からということだが、公立病院ではなくても、一般病院でも同じだと思うが、町田市民がよく利用するような200床以上の病院は、この非紹介患者加算料を取るということかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、保健医療機関で地域医療支援病院であれば、選定療養費が上がるということで対象になるとのことでした。  次に、委員より、周知に関して、「広報まちだ」への掲載なども検討しているのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、10月1日号の「広報まちだ」に掲載する予定であるとのことでした。  質疑終結後、反対の立場から、今回は、令和4年度の診療報酬改定で紹介状なしで受診する場合、定額負担の見直しが強行され、市民病院においても、地域医療支援病院として、それに従わなければならないと答弁があった。しかし、市内唯一の公立病院として、昔から市民病院が自分のかかりつけ医だと思っている市民の方も多く存在する。この制度が導入されても、なお加算料を払ってでも市民病院に診てもらいたい、そういう市民がいる以上、風邪や腹痛など近くのかかりつけ病院に行ってくださいという役割分担を強化するという狙いがあるということだが、市民にとっては値上げというペナルティーを非紹介患者加算料の負担ということで押しつけられる、そういう状況にあると思う。市民の生活にさらなる負担を課す本条例には反対をしたいと思うとの反対討論がありました。  討論終結後、採決の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第64号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計補正予算(第3号)について申し上げます。  まず、地域福祉部所管部分について申し上げます。  まず、委員より、款3の民生費、目3の障がい者福祉費の国庫支出金返還金と都支出金の返還金、内容はどういうものか。相当な金額という感じだが、中止になったものがあるのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、2021年度に国や都から概算で交付された負担金や補助金の実績額が確定したことにより、多くもらい過ぎた分について返還するものである。生活介護や就労継続支援B型といった障がい福祉サービスの見込みが多く、実績が伸びなかったというところが原因だと分析しているとのことでした。  次に、委員より、見込みほど増えなかったというのは、社会全体としては落ち着いた状況だったということかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、コロナの影響もあり、通所控えとかで、事業所に通う利用者が少なかったなどの理由があると考えているとのことでした。  次に、委員より、障がいがある人たちが通うべきところに行けなかったということかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、新型コロナの関係で、感染を恐れて通所を控えたり、通所を控えているうちに在宅での生活が安定してしまい通うことができなかったことが原因だと考えているとのことでした。  以上が地域福祉部所管部分についてであります。  次に、いきいき生活部所管部分について申し上げます。
     まず、委員より、歳入のほうで、1つが、国庫負担金の低所得者保険料軽減費、また、都支出金の低所得者保険料軽減費、併せて歳出のほうでも低所得者対策の費用があると思うが、これは何名分の数字なのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、前年度分の精算になってくるが、その実績でいうと、軽減の対象となった方たちは、2021年度の段階では3万5,245人である。こちらの方たちの対象になったものを結果的に精算していくというものであるとのことでした。  次に、委員より、低所得者対策の財源というのは、都や国のほうからのお金と、あとは市のお金という感じで入ってくると思うが、その割合はどうなっているのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、介護保険料の軽減措置については、消費税の増税に伴って、国と都と市で負担をしているものだが、国が2分の1、都が4分の1、市が4分の1を負担するものであるとのことでした。  次に、委員より、消費税の増税分ということだが、これはいつからの話なのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、保険料の軽減措置については、開始は2015年度から、消費税8%の増税に伴うもので開始している。その当時は第1段階の軽減をしていた。その後、2019年度に10%に増税になった際に、第1段階、第2段階、第3段階の軽減措置を行っているとのことでした。  以上がいきいき生活部所管部分についてであります。  次に、保健所所管部分について申し上げます。  委員より、事業・業務委託料ということで、健康観察の対応費用と言ったが、自宅療養が増えていると思うので、この事業そのものを保健所ではなくてどこかに委託しているということかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、現在、自宅療養者については様々な方法で健康観察を行っているが、東京都の事業を利用したり、もしくは、自身で健康観察を実施してもらっているところだが、保健所で健康観察を行っている方に関しては、例えば入院の可能性がある方、ハイリスクな方は、保健所で毎日電話をかけるなどして健康観察を行っている。保健所で雇用した人員、看護師や事務等が電話をかけて健康観察を実施しているという状況であるとのことでした。  以上が保健所所管部分についてであります。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、第64号議案のうち、当委員会所管部分については賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第65号議案 令和4年度(2022年度)町田市国民健康保険事業会計補正予算(第1号)については、担当者の説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第66号議案 令和4年度(2022年度)町田市介護保険事業会計補正予算(第1号)については、担当者の説明をおおむね了とし、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第67号議案 令和4年度(2022年度)町田市後期高齢者医療事業会計補正予算(第1号)については、担当者の説明をおおむね了とし、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、認定第1号 令和3年度(2021年度)町田市一般会計・特別会計歳入歳出決算認定については、質疑終結後、反対の立場から、2021年度は新型コロナウイルス感染拡大の2年目、第5波、第6波が市民生活を襲った。市民の命と健康を守る最前線で昼夜分かたず奮闘してくれた保健所をはじめ、医療、介護、福祉現場の職員の皆様には心から感謝を申し上げたいと思う。しかし、その一方で、厳しさを増す市民生活に国民健康保険税の連続値上げや第8期介護保険事業計画の保険料の引上げなどが行われたことは問題であると考える。保険税の滞納は債権管理部署で一元化をされ、国保であれば返済の見通しが立たなければ資格証のまま、受診抑制が働いて手遅れになりかねない状況になる。また、介護保険では給付制限を受けている高齢者を生んだ。住民の福祉の増進に資することが地方自治体の本旨であるのでコロナ禍の市民に保険税などの値上げを課した2021年度の国保事業会計や介護保険事業計画を含む本決算認定に反対するものであるとの反対討論がありました。  討論終結後、採決の結果、認定第1号のうち、当委員会所管部分については賛成多数をもって認定すべきものと決しました。  なお、採決終了後、次の附帯決議を付すことに決しましたのでご報告いたします。  まず、各会計別に付記された意見のうち、全員一致をもって可決した意見であります。  初めに、一般会計についてであります。  まず、歳出の民生費について申し上げます。  まず、市民後見人育成事業における成果指標の定義を「累計」登録者数としているが、登録を取り消す市民後見人が一定数いらっしゃる。評価シートの「その他成果の説明」欄に、年度末時点における市民後見人の登録者数及び受任者数を記載し、事業の実態をより正確に示すよう努めることを求めるものであります。  次に、成年後見制度の利用促進を図る上でも、財源の確保とともに、市民後見人登録者が不安なく後見活動を受任するためのフォローアップや実務研修を充実させ、障がいや高齢福祉と連携し将来に向けての被後見人やその家族も含めた丁寧な対応等に努めることを求めるものであります。  次に、せりがや会館事業の各利用機関への対応にあたり、親の会の活動の場や市の施策との関係性等、これまでの経緯を踏まえた協議検討を行い、利用団体の活動に支障がないよう丁寧な対応に努めることを求めるものであります。  次に、実地指導の際には、関連する課の職員が共に立ち会う件数を増やし、より専門的な視点での助言が行えるよう努めることを求めるものであります。  次に、町田市障がい者就労・生活支援センターを通して就労した方たちが、安心して仕事を継続していけるよう定着支援等アフターケアの充実を図ることを求めるものであります。  次に、障がい者福祉費の大賀藕絲館事業に関して、月1万円にも満たない、利用者の工賃の引上げが図られるように事業の改善を図ることを求めるものであります。  次に、ダリア園事業については四季彩の杜の連携を強め、入場者数の一層の増加を図ることを求めるものであります。  次に、リス園事業については四季彩の杜の連携を強め、入場者の目標数の増加を図ることを求めるものであります。  次に、授産センター事業の美術工芸館に関して、月7,000円程だという利用者の工賃の引上げが図られるように事業の改善を図ることを求めるものであります。  次に、介護人材バンクの事業を充実し、介護職員の離職率の一層の減少を図ることを求めるものであります。  次に、今後見守りが必要な方が増加するにあたり、見守りの在り方について、庁内他部門との連携やテクノロジーの活用等検討することを求めるものであります。  次に、旧来の対象者が一般就労者に移行する中、さらにシルバー人材事業の年齢対象者の拡大を図り、新規事業にも取り組むことを求めるものであります。  次に、ふれあい館(高齢者福祉センター)の職員体制・サービス内容の充実を図り、利用者が楽しく安全に過ごせるよう計画的な建物の維持管理に努めることを求めるものであります。  次に、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた生活困窮者に対して、丁寧に聞き取り相談をしながら、自立に向けた支援につなげられたい。また、ケースワーカーなど生活援護課の職員体制の強化を図ることを求めるものであります。  次に、生活保護受給世帯において小中学校入学時や転校時には入学準備金が出るが、市立中学校入学時の入学準備金では指定品の購入額が足りない学校がある。生活保護受給世帯が義務教育を受けるために困ることがないよう、学校教育部と連携し、生活保護受給世帯における金銭的負担軽減に努めることを求めるものであります。  次に、国民年金保険料の産前産後免除申請については、申請し忘れた場合、追加申請できることを周知することを求めるものであります。  次に、将来の年金受給者の生活安定のため、付加年金加入の広報強化を図ることを求めるものであります。  次に、衛生費について申し上げます。  まず、災害時の緊急医療救護所の医薬品確保のためのランニングストック方式による備蓄においては、期限切れなどによる廃棄処分を無くすとともに、備蓄量に応じた実在庫を維持する必要があることから、医療機関と連携し、その確認方法や頻度において検討することを求めるものであります。  次に、市民の健康保持に取り組む、保健所職員・役職者の勤務時間、勤務体制が過重にならないように、健康維持には特に留意することを求めるものであります。  次に、保健所のがん予防対策推進事業のPRに関して、デジタル広告に限定せず、看板や横断幕などのアナログ広告も重視することを求めるものであります。  次に、健診未受診の方の中にはネグレクト等も考えられるため、健診未受診の方の理由の確認に努めることを求めるものであります。  次に、乳幼児健診、歯科健診の集団検診については、以前から課題とされている南地区での実施について早急に実現できるよう、より努めることを求めるものであります。  次に、産後ケア制度をさらに利用しやすくするため、また、産後うつや虐待防止の観点から、利用対象年齢の拡大や費用負担の軽減に努力することを求めるものであります。  次に、産後ケアについては、第二子以降であっても利用しやすいよう、兄弟姉妹の預け先についての対応を進められたい。特に、市民病院においては保育室を有していることから、連携できないか検討することを求めるものであります。  次に、こんにちは赤ちゃん訪問事業の申込み件数向上に向けて、市民部と連携し、出生届提出の際の関連手続として案内いただくことを求めるものであります。  次に、妊婦面接への父親の参加者数を増やすよう努めることを求めるものであります。  次に、母親学級(プレママ・パパクラス)の中で、夫婦で産後の役割分担をしっかりと話し合う時間を設けていただくよう検討することを求めるものであります。  次に、両親学級については、全ての講座が父親にとっても母親と同じように大切なものであり、開催日時や開催場所、開催形態等について見直しを行い、全ての講座で父親の出席率が母親同等となるよう努めることを求めるものであります。  次に、歯科口腔健康診査の受診率を上げるために、歯科医師会と連携したオーラルフレイル予防などの積極的な啓発周知と受診勧奨をすることを求めるものであります。  次に、特別会計についてであります。  まず、国民健康保険事業会計について申し上げます。  まず、国民健康保険税の滞納者に対する資格証明書は、病気等の命に関わる緊急時には、速やかに保険証を交付することを求めるものであります。  次に、糖尿病とその重症化がもたらす病症の大変さをより広報し、糖尿病性腎症重症化予防事業参加者の検査数値のアップを図ることを求めるものであります。  次に、介護保険事業会計について申し上げます。  まず、介護保険料の滞納者に対して、給付制限をかけて、必要なサービスが利用できない方を生まないよう、納付推進員と協力して実情をよく聞き取りながら納付につなげていくようさらに努力することを求めるものであります。  次に、町トレ参加者とその団体をさらに拡大し、介護対象者の増加防止を図ることを求めるものであります。  次に、後期高齢者医療事業会計について申し上げます。  まず、ジェネリック医薬品の供給が減っている状況下であるが、医薬品費用の削減のため、ジェネリック医薬品の確保、利用の拡大を図ることを求めるものであります。  次に、各会計別に付記された意見のうち、賛成多数をもって可決したものを申し上げます。  初めに、一般会計についてであります。  まず、歳入について申し上げます。  貸付金元利収入の生活資金貸付金元金収入に関して、生活資金貸付金の制度は、収入済額が極端に少なく、不納欠損額と収入未済額が大半になっている。貸付金の機能が発揮されておらず、抜本的な事業の見直しを図ることを求めるものであります。  次に、歳出の民生費について申し上げます。  まず、福祉施設の質の担保のために無通告の立入調査の実施を検討することを求めるものであります。  次に、保護世帯が増加する中で、母子家庭の比率と絶対数が共に減少しており、母子家庭の自立のための支援策、就業支援策を強化し、保護世帯の減少をさらに目指すことを求めるものであります。  次に、特別会計についてであります。  国民健康保険事業会計について申し上げます。  まず、地方税法第15条の7第5項を根拠とする「即時欠損」を行うことは、課税された市税徴収金を消滅させ、住民監査請求及び住民訴訟となる可能性がある。慎重かつ厳格な運用をすることを求めるものであります。  次に、国保税の100%収納に向けて、さらに取組を強化することを求めるものであります。  次に、国民健康保険の保険者努力支援制度のマイナス点の項目、スコアが低い項目について改善に努めることを求めるものであります。  以上、認定第1号に対する附帯決議の意見についてご報告いたしました。  次に、認定第3号 令和3年度(2021年度)町田市病院事業会計決算認定については、質疑終結後、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を認定すべきものと決しました。  なお、採決終了後、次の附帯決議を付すことに決しましたのでご報告いたします。  まず、院内保育については、何年も定員に対し利用者が少ない状況が続いていることから、子育て家庭からの希望の多い、病院利用者の子どもの受入れを実施することを求めるものであります。  次に、院内保育については、福祉施設に対し受審が努力義務とされている第三者評価を受審し、質の向上に努めることを求めるものであります。  次に、無形固定資産の電話加入権については、「担保価値無し」との説明であり、記載の見直しを図ることを求めるものであります。  次に、病院事業経営の健全化・安定化を図る上でも、小児救急や感染症医療など不採算部門を支える一般会計からの負担金交付金は、必要額の繰入れを引き続き求めるものであります。  次に、低金利の状況下、従前の高金利の政府資金の借入れに関しては、借換えの方法を検討することを求めるものであります。  次に、新型コロナウイルス感染症対応については、専用病床の確保と二次医療機関としての職員体制の強化及び一般患者受入れに影響が出ないよう、引き続き努力をすることを求めるものであります。  次に、新型コロナウイルスの感染防止対策として、PCR検査体制の拡充と発熱外来の維持・継続に努めることを求めるものであります。  次に、紹介状なしで市民病院を受診する際に初診料と別に徴収される「非紹介患者加算料(選定療養費)」については、地域のかかりつけ医との機能分担を図る目的であることを市民に十分周知する工夫を継続して努力することを求めるものであります。  以上、認定第3号に対する附帯決議の意見についてご報告いたしました。  以上で健康福祉常任委員会の報告を終わります。 ○議長(戸塚正人) 委員長の報告は終わりました。  これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。第64号議案及び認定第1号を除く議案及び認定に対する討論を許します。討論の通告がありますので、発言を許します。  第87号議案に対する反対討論。  34番 殿村健一議員。    〔34番殿村健一登壇〕 ◆34番(殿村健一) 日本共産党市議団の一員として、第87号議案 町田市民病院使用条例の一部を改正する条例に対する反対討論を行います。  厚生労働省告示の改定によって、市民病院における非紹介患者加算料を10月1日から平均約1.5倍に値上げする内容です。市民病院はこれまでも二次医療機関として、かかりつけ医からの紹介を基本とした医療を行っており、連携は保たれています。  また、前回、加算料の値上げが行われた2018年には6,600人が非紹介患者として診療を受けていて、コロナ禍でも約3,000人が直接市民病院で受診しています。  一方、10月からはさらなる物価高騰とともに75歳以上の医療費が2倍に引き上げられようとしているなど、医療費に占める自己負担が増えてきている中、加算料の値上げが受診の選択肢を狭め、患者にさらなる負担を強いることになります。公立病院として加算料の引上げは行うべきではありません。  なお、国は今回の条例改正を行わない自治体に対して財政的ペナルティーを課すなど、許されません。少なくとも自治体の裁量に委ねるべきであります。  以上の理由で、第87号議案に反対します。 ○議長(戸塚正人) 以上で通告による討論は終わりました。  ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。
     第87号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第65号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第66号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第67号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  認定第3号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は認定であります。本件の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本件は認定されました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第4  ―――――――――――――――――― ○議長(戸塚正人) 日程第4、第82号議案外議案4件及び認定1件を一括議題といたします。  ────────────────────────────────────                 文教社会常任委員会議案審査報告書 1.第 82号議案 町田市高校生等の医療費の助成に関する条例 1.第 89号議案 旧忠生第六小学校解体工事請負契約 1.第 92号議案 南大谷子どもクラブの指定管理者の指定について 1.第 93号議案 町田市大地沢自然交流サイトの指定管理者の指定について 1.第 64号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計補正予算(第3号)  本委員会は、9月8日付託された上記議案審査の結果、「原案を可決すべきもの」と決定しましたので報告いたします。 1.認定第  1号 令和3年度(2021年度)町田市一般会計・特別会計歳入歳出決算認定について  本委員会は、9月8日付託された上記議案審査の結果、下記の附帯決議を付し、「認定すべきもの」と決定しましたので報告いたします。                         記  次の意見は、全員一致をもって可決したものである。 1 一般会計 (歳出)  総務費 (1)地区協議会について、仲間を増やし、新たな担い手を発掘し、地域課題解決などの新規事業を実施できるよう、さらなる支援をされたい。 (2)町内会自治会の加入促進の取組については、どの取組がどれだけ効果が出ているか、効果検証の手法について考えられたい。 (3)町内会自治会補助金の支給基準について、自主防災組織との整合性に努められたい。 (4)女性悩みごと相談のさらなる周知と、あわせてDVを含め性暴力防止啓発事業の充実を図られたい。 (5)LGBT相談窓口の拡充、さらに男性悩みごと相談窓口の設置について検討されたい。 (6)一人ひとりの犯罪被害や交通事故被害の減少に向けて、町田市交通安全協会、地域防犯力を担う団体等への支援をより強化されたい。 (7)特殊詐欺はその手口が複雑化している。情報提供や訓練においては、様々な手法で幅広い年代に周知されたい。 (8)防犯協会・安全協会とともに安心安全なまちづくりに重要な役割を担う町田消防少年団に対し啓発・支援を充実されたい。 (9)幼児同乗自転車の事故予防への啓発については、園から保護者へ呼びかけしてもらえるよう、子ども生活部と連携されたい。 (10)中学校自転車教室の実施状況について、各学校での動画教材の活用状況を確認されたい。 (11)玉川学園コミュニティセンターでの図書予約受渡しサービスが可能であることを、継続して周知されたい。 (12)マイナンバーカードの普及は、出前申請など積極的な申請支援やマイナンバーカード取得のメリットの周知に取り組むなど、目標を上回ったことは大いに評価する。一方で、マイナンバーカードセンターにおいては、普及率を見ながら、センターの効率的な運用に努められたい。 (13)住民異動の際に、市民の書く手間を省く「窓口申請支援システム」の全庁的な活用を検討されたい。  民生費 (14)子育てサイトの改善においては、他市のサイトも参考にさらなる改善に努められたい。 (15)保育園・幼稚園においては、予防のための子どもの死亡検証(Child Death Review)を徹底し、事故予防に一層取り組まれたい。 (16)教育・保育施設等における散歩時の置き去りや、バスからの降ろし忘れ等、一時的に園児が行方不明もしくは閉じ込めにあった場合については、必ず市へ報告されるよう努められたい。 (17)ベビーセンサーについては、市内の全ての保育園への設置を目指し、設置状況の確認と設置促進に努められたい。 (18)保育士確保の取組については、潜在保育士に対するアンケート結果などをもとに、エビデンスに基づいた取組をされたい。 (19)一時預かり・定期利用保育について、コロナ禍での利用控えが影響し、受入人数は増加したとのことだった。しかし、アフターコロナを見据え、緊急時に利用出来ないということがないよう、申請方法も含め、対策を講じられたい。 (20)一時保育については、利用登録や予約方法について利便性を高められたい。 (21)ファミリーサポートセンター事業については、利用登録の場所を増やされたい。 (22)ショートステイ、トワイライトステイ事業については、その利用ニーズが多様化している。一層の周知に努め、利用の利便性を含め、さらなる拡充に努められたい。また、見守りなどの役割もより周知、認識されたい。 (23)育児支援ヘルパーの質の担保を図られたい。 (24)まこちゃん教室については、学習支援事業と統合するが、様々な視点からの支援として、応募者全員が利用できるよう、さらなる事業の拡充を検討されたい。 (25)おうちでごはん事業については大変好評であるが、希望する方全員に配食できていない状況である。お弁当を作る体制に課題があるとのことだったので、今後給食センター等の活用についても検討されたい。 (26)子ども食堂は、食事提供のみならず、子どもと地域の交流の場であり、子ども施策において重要な役割を担っていることを踏まえ、運営支援策の拡充を図られたい。 (27)ユニセフCFCI(子どもにやさしいまちづくり事業)についての周知をより積極的に行われたい。 (28)学童保育クラブの高学年受入れに伴い、高学年に特化したテーマ(発達、異性との関わり、性暴力など)の支援員研修のさらなる充実を図られたい。 (29)学童保育クラブにおける土曜日や長期休みの昼食提供や、開所日(日曜日、祝日、学校の臨時休校時等)の見直し、特別保育時間の見直し(早朝、夜)など、利用者の声をできる限り反映されたい。 (30)ファミリーサポートセンター事業については、宿泊保育の実施を検討されたい。 (31)ファミリーサポートセンター事業については、利用者が増えている子どもセンターや子どもクラブなどへのポスター掲示で、事業の認知度を高められたい。 (32)子どもセンター、子どもクラブについては、0歳児の利用者数が多いセンター、クラブの取組を参考にして、より一層乳児の居場所確保に努められたい。 (33)冒険遊び場は、子どもの居場所として、地域の多世代交流の場としての子ども施策を担っている事業であることを踏まえ、安定した運営の継続のために、引き続き要綱の見直し、補助金の増額を図られたい。 (34)病児病後児保育の広域連携については、自治体間での制度の違いなどの課題解決に努め、連携先自治体を増やされたい。 (35)有償ボランティア(まちともスタッフ)について、研修に努められたい。また、国家資格等の保有についての把握、処遇については他事業の有償ボランティアとの均衡に努め、実働時間の学校間格差についての再考や活動継続年数についての把握にも努められたい。 (36)医療的ケア児が保育園、学校で安心して学べる環境づくりにさらに取り組まれたい。 (37)子ども発達センターと教育センターの複合化の計画検討の段階から、利用者の声をよく聞き、反映されたい。  消防費 (38)災害時の液体ミルクの供給については、どれだけ確保が見込めるのか都との調整を急ぐとともに、備蓄について引き続き検討されたい。 (39)備蓄物資については、食物アレルギーの方への配慮を引き続き検討されたい。 (40)消防ポンプ車や装備品などは計画的に更新し、装備品のさらなる充実に努められたい。 (41)高額の機材購入については、運営費からの負担ではなく、都度申請などにより購入するような仕組みを検討されたい。 (42)団員の事務作業の負担軽減のため、消防団管理システムのさらなる活用を含め、会計処理にあってはアプリなどの活用も検討されたい。 (43)様々な報道がある中、消防団運営費については、事務局が定期的に監査を実施するなど、第三者から見て使途に疑義を持たれないよう努力されたい。 (44)消防団施設の光熱水費について、施設間の差が大きいことは継続して指摘されているが、改善されていないところがある。しっかりと精査されたい。
    (45)消防団運営費について、部ごとで契約しているガス・電話代・インターネット代の負担が大きい。これも部によって差があるが、精査し必要であれば、光熱水費・通信費として予算化されたい。 (46)自主防災組織補助金の支給基準について、新規と継続では不公平感が見られるため解消されたい。 (47)自主防災組織リーダーフォローアップ講習会修了者においては、その後どのように地域防災力の向上に努めたのか、受講後の具体例を共有されたい。 (48)町内会自治会、自主消防隊とともに、防火防災の啓発に重要な役割を担う町田消防少年団活動に対し啓発・支援を充実されたい。 (49)2020年度に開催されていた子ども生活部と共催の親子向け防災講話を再開されたい。 (50)町田市版BCP「町田市事業継続計画」にあっては、修正が完了したということではなく、これからも常に訓練、検証、見直しを継続されたい。 (51)防災計画において、「やさしい日本語」での表記など、外国人支援対策を充実されたい。  教育費 (52)副校長補佐の全校配置に努められたい。 (53)算数少人数教室については、全校でプロジェクターの利用が可能となるよう努められたい。 (54)災害共済給付の実績値を、校内の事故予防対策に活用されたい。 (55)小学校給食の厨房の空調の改善については、早期に取り組まれたい。 (56)中学校給食が、生徒にとって頼みやすくなるように、給食を取りに行く際の負担軽減など、改善に努められたい。 (57)中学校給食の保護者試食会については、全校での開催を進められたい。 (58)改定された「町田市いじめ防止基本方針」、各学校で作成している「学校いじめ基本方針」については、周知はもちろんであるが、学校いじめ対応チームを中心として、さらなる組織的な対応、そして、現場の教職員へ研修などを通してさらに徹底されたい。 (59)有償ボランティア(図書指導員)について、研修に努められたい。また、図書館司書以外の保有についての把握、処遇については他事業の有償ボランティアとの均衡に努め、実働時間についても他事業の有償ボランティアと乖離の無いように努められたい。 (60)教員のICT活用スキルの向上に、より積極的に取り組まれたい。 (61)ドリルソフト「navima」の教材としての見直し、ソフトそのものの見直し、個人データの利活用、保管について、引き続き検討されたい。 (62)Chromebookの持ち帰りについては、荷物の軽量化の観点から、特に小学校低学年の運用方法について、よく検討されたい。 (63)施設台帳については、学校ごとに記載方法が異なることから、内容を統一されたい。 (64)施設台帳を活用し、法定点検外の建物や建造物について、取りこぼしのないよう、安全対策を徹底されたい。 (65)小中学校の宿泊行事のキャンセル料については、新型コロナ感染症の見通しが立たない中、補助を継続されたい。 (66)外国につながる子どもたちへの日本語指導の支援体制を強化されたい。 (67)けやき教室、くすのき教室において、利用者のニーズをしっかり把握し、さらなる拡充を図られたい。 (68)適応指導教室に来ていない不登校児童生徒、その保護者が取り残されないよう、フリースクール活用支援など、当事者に寄り添い、希望を与える施策の充実に努められたい。 (69)発達障がい、学習障がいなど、支援を求める児童生徒が増えている中で、特別支援教育支援員の増員に努められたい。 (70)スクールカウンセラーについては、オンラインの実施や土日の実施ができないか可能性を研究されたい。 (71)スクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラーについては、さらなる人材確保、支援技能の向上、そして増員に努められたい。 (72)デジタルミュージアムの多方面への活用を検討されたい。 (73)(仮称)国際工芸美術館整備計画は、一体化工事部分も含め、継続して広く市民に説明する機会を設けられたい。 (74)(仮称)国際工芸美術館整備計画の進め方について、今後同様の施設整備の計画時は、計画当初から市民の声をしっかりと聞く機会を設けて計画を策定されたい。 (75)博物館においては、市内アウトリーチ、他自治体博物館・美術館への貸出しなど、所蔵品の積極的活用を進められたい。 (76)市民ホールなど長期間の休館を伴う工事の実施にあたっては、バリアフリー対策などもあわせて実施することを検討されたい。 (77)国際交流センター事業における会員数の極端な減少については、市も危機感をもって、その対策に取り組まれたい。 (78)国際交流センター、外国人支援事業(日本語教室、子ども教室、外国人のための相談など)については、国際交流センター、ボランティアに頼っている現状がある。人材育成も含め、さらなる専門的な対応は必須である。市も一層積極的に介入をし、外国人支援に取り組まれたい。 (79)デジタルデバイド対策事業においては、出張講座の拡充や、他部署の事業との連携にさらに努められたい。 (80)まちチャレの講座受講時の保育サービス提供については、団体ごとに決められた補助額とは別に、保育サービスの提供のための補助を実施されたい。 (81)生涯学習センターの保育室については、価格の見直しや無料開放の検討などで利用率の向上を図られたい。 (82)生涯学習センターの障がい者青年学級について、関係者の意見をよく聞き、事業を継続されたい。 (83)図書館でのレファレンスサービスについて、さらなる周知の工夫に努められたい。 (84)市民の強いニーズである図書の充実のため、図書購入費の予算を増額されたい。 (85)町田市立図書館の図書の蔵書冊数及び選書については、他市図書館、市内大学等、学校図書館などとのネットワークも視野に入れながら、さらなる蔵書の充実に努められたい。 (86)市立図書館と学校図書館とのさらなる連携を深め、目指す姿である「子どもの読書活動を充実させる図書館」の実現に努められたい。 (87)市民文学館においては、中央図書館、国際版画美術館等周辺施設との連携に積極的に取り組まれたい。 (88)国際版画美術館での子ども鑑賞会については、情操教育の面からも今後も積極的に実施されたい。 (89)国際版画美術館の展示について、さらに専門性を発揮した魅力ある展示に努められたい。 (90)国際版画美術館においては、SNS発信、WEBコンテンツの充実等インターネットの活用により来館者の増加に努められたい。 (91)版画工房の一般開放の日数については、増やすことができないか検討されたい。 (92)版画工房の予約方法については、オンライン予約システムを活用できないか検討されたい。 (93)地域スポーツクラブの活動拠点となる新たに整備される小中学校におけるクラブハウスの取扱いは、新たな学校に必要な機能を精査し、総合的に検討されたい。 (94)学校への照明設備の整備については、既存施設の利用状況や地域における利用ニーズ等を踏まえ、具体的な検討を行われたい。 (95)建設から30年以上が経過し、老朽化している市立総合体育館にあっては、今後必要な修繕の主なものに限っても、空調熱源更新修繕に約1億3千万円など、かなりの支出が必要となる。現状のできる限りの修繕を行いながら、しっかりとした修繕計画を立て、維持管理に努められたい。  次の意見は、賛成多数をもって可決したものである。 1 一般会計 (歳出)  民生費 (96)学童保育の質の向上のために、匿名性の担保された利用者及び職員アンケートを実施されたい。 (97)子ども発達センターについては、相談受付から発達検査実施までの期間の短縮に努められたい。  消防費 (98)消防団運営事業において、出動時に誤報だった場合、費用弁償のみという現在のあり方を見直されたい。  教育費 (99)小学校における男女別の更衣については、早急に全校で対応ができるよう予算を確保されたい。 (100)小中学校における市内全体のいじめの認知件数については、議会に報告をされたい。 (101)地域スポーツクラブにおいては、解散があった際に補助金を活用して購入した備品の取扱いをどのようにするか明確にされたい。 (102)夏期学校プール開放事業及び学校温水プール開放事業については、警備業法の許可のあるところへの委託もしくは監視の教育を受けた人材にて必ず実施されるよう努められたい。   2022年9月21日                                      文教社会常任委員長                                         東   友 美 町田市議会議長  戸 塚 正 人 様  ──────────────────────────────────── ○議長(戸塚正人) 本件に関し、委員長の報告を求めます。  文教社会常任委員長 東友美議員。    〔文教社会常任委員長東友美登壇〕 ◎文教社会常任委員長(東友美) 今期定例会において、当文教社会常任委員会に付託された議案5件及び認定1件につきまして、9月13日、14日、15日及び21日に審査を行いましたので、経過の概要及び結果についてご報告いたします。  まず、第82号議案 町田市高校生等の医療費の助成に関する条例について申し上げます。  まず、委員より、永続的に市区町村が継続していけるような制度でなければ、無責任な政策だと思う。マル子の部分も含めた医療費助成についての所得制限に対して、町田市はどのように考えているかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、マル子については、市民の利用を考えて所得制限を撤廃した経緯がある。他市の状況や東京都の財政的な補助の動向などを踏まえて、継続や拡充についても、東京都に町田市の要望などを伝えながら取り組んでいきたいと思っているとのことでした。  次に、委員より、町田市では、神奈川県と隣接していて、大病したりすると市外の病院にかかることが多いという中では、一旦、医療費を払わなくてはいけない。医療費を後から精算するのであれば、行政同士の中でできないかという声が根強いが、何か検討しているのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、本来であれば、近隣の県、都外の市でも、そこで精算できれば一番よいと考えているが、現行の医療保険制度においては、診療報酬の審査機関が都道府県単位に設置されている関係で、神奈川県の医療機関は、神奈川県内の国保連、社会保険診療報酬支払基金が審査をする仕組みになっているため、難しいと判断しているとのことでした。  次に、委員より、今回所得制限があるが、例えば親との関係がうまくいっておらず、病院に行きたくても親に言えないとか、親の理解がなく、ネグレクトぎみで病院に連れて行かないとか、そういったケースが深刻だと思うが、所得にかかわらず、そういったケースが起こり得るということは町田市として考えているかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、今医療にかかれない子どもたちにおけるネグレクトという視点については、それは十分にあり得る状況であると考えている。その家庭ごとに、しっかり状況を確認して、支援の必要性について見極めていっているとのことでした。  質疑終結後、賛成の立場から、こういった事業というのは継続しなければいけない事業だと思っている。東京都からいろいろ制約等もあるかもしれないが、財源等の確保も含めて、東京都の交渉はもちろん、町田市としても財源の確保を今後計画して、この事業が東京都の助成が減って、なくなったとしても継続できるような制度にしていただくよう要望し、賛成とするとの賛成討論がありました。  討論終結後、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第89号議案 旧忠生第六小学校解体工事請負契約については、担当者の説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第92号議案 南大谷子どもクラブの指定管理者の指定については、担当者の説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第93号議案 町田市大地沢自然交流サイトの指定管理者の指定について申し上げます。  まず、委員より、相原保善会の方との連携体制についてはどのように考えているのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、指定管理者からは、提案の中で地元の団体とも協力していきたいと伝えていただいている。我々としても、今まで地元の団体と市役所とで、一緒に大地沢の自然を守ってきたということがあるので、3番目の新たなパートナーを迎えるという姿勢で交渉していきたいとのことでした。  次に、委員より、大地沢青少年センターは、相原保善会の皆さんの協力がなければ、事業が成り立たなくなると思うが、指定管理者との契約の中で、相原保善会との関係はどのように位置づけられているのか。また、相原保善会の皆さんには丁寧な説明をして、今回の事業者とも、指定管理が決まって新しい事業に移っていくことについて、ご理解をいただいていると理解していいのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、まだ指定管理者に指定していないため、契約というものがまだないが、今後話合いをする中で協定を結んでいく。その協定の中に、地元への貢献について、指定管理者のほうから提案いただいているため、何らかの形で書き込んでいくことになるかと思っている。地元の方々への説明については、指定管理者候補者が7月に決定し、ホームページに公表するタイミングで地元の方々にお伝えしている。特に相原保善会は、時々、大地沢青少年センターまで来ていただいているため、直接顔を合わせて話もしている。議案の可決の際には、また地元の方々にも説明していきたいと思っている。新たなパートナーとして迎えたいと思っているため、いずれどこかのタイミングで早めに顔合わせができればと考えているとのことでした。  質疑終結後、反対の立場から、せんだっての条例改正の際にも、公の施設、特に青少年の施設であったというところで、市が責任を持って運営することが必要だということを言ってきた。今回の指定管理者の指定について、保善会との連携や、様々な配慮をされていることは分かったが、民間事業者が行う以上、自主的な講座の料金設定が不確定な点や、これまで青少年施設として、特にお子さんが安価で気軽に参加できるように努力をしてきたことに対して、やはり難しい面があるのではないかと懸念をしている。  よって、第93号議案に反対をするとの反対討論がありました。  討論終結後、採決の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第64号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計補正予算(第3号)について申し上げます。  まず、市民部所管部分については、担当者の説明を了とし、質疑はありませんでした。  次に、子ども生活部所管部分について申し上げます。  委員より、保育園・幼稚園等物価高騰対策支援事業について、その使い道としては、光熱費等、あるいは給食での食材などとなっているが、この使い道については、各園に任せるということなのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、基本的に、食材費の高騰分や、光熱費は入っているが、園バスを持たれているところだと、今度はガソリン代というところも出てくる。そのため、そこまで細かく限定するつもりはないが、当然物価高騰によって影響があるものについて、現在はお願いする予定であるとのことでした。
     以上が子ども生活部所管部分についてであります。  次に、学校教育部所管部分については、担当者の説明をおおむね了としました。  次に、生涯学習部所管部分については、担当者の説明を了とし、質疑はありませんでした。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、第64号議案のうち、当委員会所管部分については、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  最後に、認定第1号 令和3年度(2021年度)町田市一般会計・特別会計歳入歳出決算認定については、質疑終結後、反対の立場から、審査したそれぞれの部門で市民の生活に欠かせない事業の継続、子どもたちのための施策、教育が行われていることは評価をしている。一方、以下の問題点を指摘したいと思う。  第1に、新たな学校づくり推進計画については、今回、特に学童保育クラブについて、同様に統合するという中で児童への影響についての検討の不足などを指摘した。統廃合の計画は見直しをすることが必要だと考えている。  第2に、(仮称)国際工芸美術館整備事業に関連する事業については、関係者の声を一部反映し、こうした点があることは評価しているが、広く市民の声を聞く機会が2021年度に設けられなかったことで合意形成に大きな課題を残してしまっていると考える。広く市民の声を聞き、反映するための見直しが必要だと考える。  第3に、効率的・効果的な図書館サービスのアクションプランに基づいて鶴川図書館の再編が2021年度も進められていたが、直営で残してほしいという意見が引き続き出ていることを重く受け止めるべきだと考える。さらに、市民センター、生涯学習センターにおける民間活力導入の方針についても、利用者からの心配の声が出ているというところを指摘したいと思う。また、2021年度から室内プールの利用料金の値上げが行われ、市民の負担増となったことも課題だと考える。  以上の理由で、認定第1号に反対するとの反対討論がありました。  討論終結後、採決の結果、認定第1号のうち、当委員会所管部分については、賛成多数をもって認定すべきものと決しました。  なお、採決終了後、次の附帯決議を付すことに決しましたのでご報告いたします。  まず一般会計のうち、全員一致をもって可決した意見であります。  初めに、歳出の総務費について申し上げます。  まず、地区協議会について、仲間を増やし、新たな担い手を発掘し、地域課題解決などの新規事業を実施できるよう、さらなる支援をすることを求めるものであります。  次に、町内会自治会の加入促進の取組については、どの取組がどれだけ効果が出ているか、効果検証の手法について考えることを求めるものであります。  次に、町内会自治会補助金の支給基準について、自主防災組織との整合性に努めることを求めるものであります。  次に、女性悩みごと相談のさらなる周知と、あわせてDVを含め性暴力防止啓発事業の充実を図ることを求めるものであります。  次に、LGBT相談窓口の拡充、さらに男性悩みごと相談窓口の設置について検討することを求めるものであります。  次に、一人ひとりの犯罪被害や交通事故被害の減少に向けて、町田市交通安全協会、地域防犯力を担う団体等への支援をより強化することを求めるものであります。  次に、特殊詐欺はその手口が複雑化している。情報提供や訓練においては、様々な手法で幅広い年代に周知することを求めるものであります。  次に、防犯協会・安全協会とともに安心安全なまちづくりに重要な役割を担う町田消防少年団に対し啓発・支援を充実することを求めるものであります。  次に、幼児同乗自転車の事故予防への啓発については、園から保護者へ呼びかけしてもらえるよう、子ども生活部と連携することを求めるものであります。  次に、中学校自転車教室の実施状況について、各学校での動画教材の活用状況を確認することを求めるものであります。  次に、玉川学園コミュニティセンターでの図書予約受渡しサービスが可能であることを、継続して周知することを求めるものであります。  次に、マイナンバーカードの普及は、出前申請など積極的な申請支援やマイナンバーカード取得のメリットの周知に取り組むなど、目標を上回ったことは大いに評価する。一方で、マイナンバーカードセンターにおいては、普及率を見ながら、センターの効率的な運用に努めることを求めるものであります。  次に、住民異動の際に、市民の書く手間を省く「窓口申請支援システム」の全庁的な活用を検討することを求めるものであります。  次に、民生費について申し上げます。  まず、子育てサイトの改善においては、他市のサイトも参考にさらなる改善に努めることを求めるものであります。  次に、保育園・幼稚園においては、予防のための子どもの死亡検証(Child Death Review)を徹底し、事故予防に一層取り組むことを求めるものであります。  次に、教育・保育施設等における散歩時の置き去りや、バスからの降ろし忘れ等、一時的に園児が行方不明もしくは閉じ込めにあった場合については、必ず市へ報告されるよう努めることを求めるものであります。  次に、ベビーセンサーについては、市内の全ての保育園への設置を目指し、設置状況の確認と設置促進に努めることを求めるものであります。  次に、保育士確保の取組については、潜在保育士に対するアンケート結果などをもとに、エビデンスに基づいた取組をすることを求めるものであります。  次に、一時預かり・定期利用保育について、コロナ禍での利用控えが影響し、受入人数は増加したとのことだった。しかし、アフターコロナを見据え、緊急時に利用出来ないということがないよう、申請方法も含め、対策を講じることを求めるものであります。  次に、一時保育については、利用登録や予約方法について利便性を高めることを求めるものであります。  次に、ファミリーサポートセンター事業については、利用登録の場所を増やすことを求めるものであります。  次に、ショートステイ、トワイライトステイ事業については、その利用ニーズが多様化している。一層の周知に努め、利用の利便性を含め、さらなる拡充に努められたい。また、見守りなどの役割もより周知、認識することを求めるものであります。  次に、育児支援ヘルパーの質の担保を図ることを求めるものであります。  次に、まこちゃん教室については、学習支援事業と統合するが、様々な視点からの支援として、応募者全員が利用できるよう、さらなる事業の拡充を検討することを求めるものであります。  次に、おうちでごはん事業については大変好評であるが、希望する方全員に配食できていない状況である。お弁当を作る体制に課題があるとのことだったので、今後給食センター等の活用についても検討することを求めるものであります。  次に、子ども食堂は、食事提供のみならず、子どもと地域の交流の場であり、子ども施策において重要な役割を担っていることを踏まえ、運営支援策の拡充を図ることを求めるものであります。  次に、ユニセフCFCI(子どもにやさしいまちづくり事業)についての周知をより積極的に行うことを求めるものであります。  次に、学童保育クラブの高学年受入れに伴い、高学年に特化したテーマ(発達、異性との関わり、性暴力など)の支援員研修のさらなる充実を図ることを求めるものであります。  次に、学童保育クラブにおける土曜日や長期休みの昼食提供や、開所日(日曜日、祝日、学校の臨時休校時等)の見直し、特別保育時間の見直し(早朝、夜)など、利用者の声をできる限り反映することを求めるものであります。  次に、ファミリーサポートセンター事業については、宿泊保育の実施を検討することを求めるものであります。  次に、ファミリーサポートセンター事業については、利用者が増えている子どもセンターや子どもクラブなどへのポスター掲示で、事業の認知度を高めることを求めるものであります。  次に、子どもセンター、子どもクラブについては、0歳児の利用者数が多いセンター、クラブの取組を参考にして、より一層乳児の居場所確保に努めることを求めるものであります。  次に、冒険遊び場は、子どもの居場所として、地域の多世代交流の場としての子ども施策を担っている事業であることを踏まえ、安定した運営の継続のために、引き続き要綱の見直し、補助金の増額を図ることを求めるものであります。  次に、病児病後児保育の広域連携については、自治体間での制度の違いなどの課題解決に努め、連携先自治体を増やすことを求めるものであります。  次に、有償ボランティア(まちともスタッフ)について、研修に努められたい。また、国家資格等の保有についての把握、処遇については他事業の有償ボランティアとの均衡に努め、実働時間の学校間格差についての再考や活動継続年数についての把握にも努めることを求めるものであります。  次に、医療的ケア児が保育園、学校で安心して学べる環境づくりにさらに取り組むことを求めるものであります。  次に、子ども発達センターと教育センターの複合化の計画検討の段階から、利用者の声をよく聞き、反映することを求めるものであります。  次に、消防費について申し上げます。  まず、災害時の液体ミルクの供給については、どれだけ確保が見込めるのか都との調整を急ぐとともに、備蓄について引き続き検討することを求めるものであります。  次に、備蓄物資については、食物アレルギーの方への配慮を引き続き検討することを求めるものであります。  次に、消防ポンプ車や装備品などは計画的に更新し、装備品のさらなる充実に努めることを求めるものであります。  次に、高額の機材購入については、運営費からの負担ではなく、都度申請などにより購入するような仕組みを検討することを求めるものであります。  次に、団員の事務作業の負担軽減のため、消防団管理システムのさらなる活用を含め、会計処理にあってはアプリなどの活用も検討することを求めるものであります。  次に、様々な報道がある中、消防団運営費については、事務局が定期的に監査を実施するなど、第三者から見て使途に疑義を持たれないよう努力することを求めるものであります。  次に、消防団施設の光熱水費について、施設間の差が大きいことは継続して指摘されているが、改善されていないところがある。しっかりと精査することを求めるものであります。  次に、消防団運営費について、部ごとで契約しているガス・電話代・インターネット代の負担が大きい。これも部によって差があるが、精査し必要であれば、光熱水費・通信費として予算化することを求めるものであります。  次に、自主防災組織補助金の支給基準について、新規と継続では不公平感が見られるため解消することを求めるものであります。  次に、自主防災組織リーダーフォローアップ講習会修了者においては、その後どのように地域防災力の向上に努めたのか、受講後の具体例を共有することを求めるものであります。  次に、町内会自治会、自主消防隊とともに、防火防災の啓発に重要な役割を担う町田消防少年団活動に対し啓発・支援を充実することを求めるものであります。  次に、2020年度に開催されていた子ども生活部と共催の親子向け防災講話を再開することを求めるものであります。  次に、町田市版BCP「町田市事業継続計画」にあっては、修正が完了したということではなく、これからも常に訓練、検証、見直しを継続することを求めるものであります。  次に、防災計画において、「やさしい日本語」での表記など、外国人支援対策を充実することを求めるものであります。  次に、教育費について申し上げます。  まず、副校長補佐の全校配置に努めることを求めるものであります。  次に、算数少人数教室については、全校でプロジェクターの利用が可能となるよう努めることを求めるものであります。  次に、災害共済給付の実績値を、校内の事故予防対策に活用することを求めるものであります。  次に、小学校給食の厨房の空調の改善については、早期に取り組むことを求めるものであります。  次に、中学校給食が、生徒にとって頼みやすくなるように、給食を取りに行く際の負担軽減など、改善に努めることを求めるものであります。  次に、中学校給食の保護者試食会については、全校での開催を進めることを求めるものであります。  次に、改定された「町田市いじめ防止基本方針」、各学校で作成している「学校いじめ基本方針」については、周知はもちろんであるが、学校いじめ対応チームを中心として、さらなる組織的な対応、そして、現場の教職員へ研修などを通してさらに徹底することを求めるものであります。  次に、有償ボランティア(図書指導員)について、研修に努められたい。また、図書館司書以外の保有についての把握、処遇については他事業の有償ボランティアとの均衡に努め、実働時間についても他事業の有償ボランティアと乖離の無いように努めることを求めるものであります。  次に、教員のICT活用スキルの向上に、より積極的に取り組むことを求めるものであります。  次に、ドリルソフト「navima」の教材としての見直し、ソフトそのものの見直し、個人データの利活用、保管について、引き続き検討することを求めるものであります。  次に、Chromebookの持ち帰りについては、荷物の軽量化の観点から、特に小学校低学年の運用方法について、よく検討することを求めるものであります。  次に、施設台帳については、学校ごとに記載方法が異なることから、内容を統一することを求めるものであります。  次に、施設台帳を活用し、法定点検外の建物や建造物について、取りこぼしのないよう、安全対策を徹底することを求めるものであります。  次に、小中学校の宿泊行事のキャンセル料については、新型コロナ感染症の見通しが立たない中、補助を継続することを求めるものであります。  次に、外国につながる子どもたちへの日本語指導の支援体制を強化することを求めるものであります。  次に、けやき教室、くすのき教室において、利用者のニーズをしっかり把握し、さらなる拡充を図ることを求めるものであります。  次に、適応指導教室に来ていない不登校児童生徒、その保護者が取り残されないよう、フリースクール活用支援など、当事者に寄り添い、希望を与える施策の充実に努めることを求めるものであります。  次に、発達障がい、学習障がいなど、支援を求める児童生徒が増えている中で、特別支援教育支援員の増員に努めることを求めるものであります。  次に、スクールカウンセラーについては、オンラインの実施や土日の実施ができないか可能性を研究することを求めるものであります。  次に、スクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラーについては、さらなる人材確保、支援技能の向上、そして増員に努めることを求めるものであります。  次に、デジタルミュージアムの多方面への活用を検討することを求めるものであります。  次に、(仮称)国際工芸美術館整備計画は、一体化工事部分も含め、継続して広く市民に説明する機会を設けることを求めるものであります。  次に、(仮称)国際工芸美術館整備計画の進め方について、今後同様の施設整備の計画時は、計画当初から市民の声をしっかりと聞く機会を設けて計画を策定することを求めるものであります。  次に、博物館においては、市内アウトリーチ、他自治体博物館・美術館への貸出しなど、所蔵品の積極的活用を進めることを求めるものであります。  次に、市民ホールなど長期間の休館を伴う工事の実施にあたっては、バリアフリー対策などもあわせて実施することを検討することを求めるものであります。  次に、国際交流センター事業における会員数の極端な減少については、市も危機感をもって、その対策に取り組むことを求めるものであります。  次に、国際交流センター、外国人支援事業(日本語教室、子ども教室、外国人のための相談など)については、国際交流センター、ボランティアに頼っている現状がある。人材育成も含め、さらなる専門的な対応は必須である。市も一層積極的に介入をし、外国人支援に取り組むことを求めるものであります。  次に、デジタルデバイド対策事業においては、出張講座の拡充や、他部署の事業との連携にさらに努めることを求めるものであります。  次に、まちチャレの講座受講時の保育サービス提供については、団体ごとに決められた補助額とは別に、保育サービスの提供のための補助を実施することを求めるものであります。  次に、生涯学習センターの保育室については、価格の見直しや無料開放の検討などで利用率の向上を図ることを求めるものであります。  次に、生涯学習センターの障がい者青年学級について、関係者の意見をよく聞き、事業を継続することを求めるものであります。  次に、図書館でのレファレンスサービスについて、さらなる周知の工夫に努めることを求めるものであります。  次に、市民の強いニーズである図書の充実のため、図書購入費の予算を増額することを求めるものであります。
     次に、町田市立図書館の図書の蔵書冊数及び選書については、他市図書館、市内大学等、学校図書館などとのネットワークも視野に入れながら、さらなる蔵書の充実に努めることを求めるものであります。  次に、市立図書館と学校図書館とのさらなる連携を深め、目指す姿である「子どもの読書活動を充実させる図書館」の実現に努めることを求めるものであります。  次に、市民文学館においては、中央図書館、国際版画美術館等周辺施設との連携に積極的に取り組むことを求めるものであります。  次に、国際版画美術館での子ども鑑賞会については、情操教育の面からも今後も積極的に実施することを求めるものであります。  次に、国際版画美術館の展示について、さらに専門性を発揮した魅力ある展示に努めることを求めるものであります。  次に、国際版画美術館においては、SNS発信、WEBコンテンツの充実等インターネットの活用により来館者の増加に努めることを求めるものであります。  次に、版画工房の一般開放の日数については、増やすことができないか検討することを求めるものであります。  次に、版画工房の予約方法については、オンライン予約システムを活用できないか検討することを求めるものであります。  次に、地域スポーツクラブの活動拠点となる新たに整備される小中学校におけるクラブハウスの取扱いは、新たな学校に必要な機能を精査し、総合的に検討することを求めるものであります。  次に、学校への照明設備の整備については、既存施設の利用状況や地域における利用ニーズ等を踏まえ、具体的な検討を行うことを求めるものであります。  次に、建設から30年以上が経過し、老朽化している市立総合体育館にあっては、今後必要な修繕の主なものに限っても、空調熱源更新修繕に約1億3,000万円など、かなりの支出が必要となる。現状のできる限りの修繕を行いながら、しっかりとした修繕計画を立て、維持管理に努めることを求めるものであります。  次に、一般会計のうち、賛成多数をもって可決した意見であります。  初めに、歳出の民生費について申し上げます。  まず、学童保育の質の向上のために、匿名性の担保された利用者及び職員アンケートを実施することを求めるものであります。  次に、子ども発達センターについては、相談受付から発達検査実施までの期間の短縮に努めることを求めるものであります。  次に、消防費について申し上げます。  消防団運営事業において、出動時に誤報だった場合、費用弁償のみという現在のあり方を見直すことを求めるものであります。  次に、教育費について申し上げます。  まず、小学校における男女別の更衣については、早急に全校で対応ができるよう予算を確保することを求めるものであります。  次に、小中学校における市内全体のいじめの認知件数については、議会に報告をすることを求めるものであります。  次に、地域スポーツクラブにおいては、解散があった際に補助金を活用して購入した備品の取扱いをどのようにするか明確にすることを求めるものであります。  次に、夏期学校プール開放事業及び学校温水プール開放事業については、警備業法の許可のあるところへの委託もしくは監視の教育を受けた人材にて必ず実施されるよう努めることを求めるものであります。  以上、認定第1号に対する附帯決議の意見についてご報告いたしました。  なお、委員会提出議案第1号 18歳までの医療費助成制度の拡充を求める意見書については、全員一致をもって当委員会より提出することに決しました。  以上で文教社会常任委員会の報告を終わります。 ○議長(戸塚正人) 委員長の報告は終わりました。  これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。第64号議案及び認定第1号を除く議案に対する討論を許します。討論の通告はありません。ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  第82号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第89号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第92号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第93号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第5  ―――――――――――――――――― ○議長(戸塚正人) 日程第5、第85号議案外議案7件及び認定2件を一括議題といたします。  ────────────────────────────────────                  建設常任委員会議案審査報告書 1.第 85号議案 町田市教育環境整備地区建築条例 1.第 86号議案 町田市立公園条例の一部を改正する条例 1.第 90号議案 ペデストリアン1号デッキ上屋補修工事請負契約 1.第 91号議案 市道路線の認定について 1.第 94号議案 金森市民住宅外1箇所の指定管理者の指定について 1.第 64号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計補正予算(第3号) 1.第 68号議案 令和4年度(2022年度)町田市鶴川駅南土地区画整理事業会計補正予算(第1号) 1.第 69号議案 令和4年度(2022年度)町田市下水道事業会計補正予算(第1号)  本委員会は、9月8日付託された上記議案審査の結果、「原案を可決すべきもの」と決定しましたので報告いたします。 1.認定第  1号 令和3年度(2021年度)町田市一般会計・特別会計歳入歳出決算認定について  本委員会は、9月8日付託された上記議案審査の結果、下記の附帯決議を付し、「認定すべきもの」と決定しましたので報告いたします。                         記  次の意見は、全員一致をもって可決したものである。 1 一般会計 (歳出)  衛生費 (1)温室効果ガス排出量削減のため、省エネルギーや再生エネルギーの導入拡大を強化されたい。 (2)石綿(アスベスト)に関して、飛散防止強化に努められたい。 (3)市庁舎南口の電気自動車充電器の設備は急速充電できるものに変えられたい。 (4)水素ステーションの誘致と水素エネルギーの普及啓発に取り組まれたい。 (5)アライグマ・ハクビシン防除事業のさらなる周知を図られたい。 (6)指定喫煙所における閉鎖型・加熱式たばこ専用などの新たな受動喫煙対策を検討されたい。 (7)公共用水域の水質改善へ向けて、公共下水道への接続や合併処理浄化槽への切替え啓発活動を、さらに努力されたい。 (8)ごみ量及び資源化率など成果指標をわかりやすく工夫して記載されたい。 (9)生ごみの削減に向け、「食品ロス削減推進計画」を策定されたい。 (10)町田市バイオエネルギーセンターが稼働したことにより成果指標の見直しをされたい。 (11)町田市バイオエネルギーセンターの管理運営に当たっては、適正・公正・安全に行われるよう市が充分関与できるようにされたい。 (12)多摩地域26市において、町田市の資源化率は24位なので、新たな資源化施設の整備前に、取り組むべきことを検討されたい。 (13)町田市バイオエネルギーセンターの市民への施設見学対応を行い、ごみの分別や減量に対しての啓発活動をされたい。 (14)リレーセンターみなみは、施設の老朽化が進んでいるため、設備・機器の修繕について必要箇所を厳選して実施されたい。 (15)家族等の手助けがなく、自身でごみ出しが困難な市民のニーズを把握されたい。  土木費 (16)豪雨災害を防ぐために、土砂や草木などの除去を行うなど調整池及び水路の管理・点検に一層取り組まれたい。
    (17)トンネル・橋梁等管理計画へのドローン等、新技術のさらなる活用を図られたい。 (18)「市民通報アプリ・まちピカ町田くん」を、さらに市民に活用いただくため、認知度の向上を図られたい。 (19)新設の道路整備や運行車両の増加により、カーブミラーの要望が増えている。歩行者の安全も配慮しながら、現場に即したサイズの対応で必要な場所への設置を推進されたい。 (20)シェアサイクルの利便性向上のため、さらなる他自治体への乗り入れが可能となるよう、拡充に努められたい。 (21)南町田地域・多摩境駅の駐輪場需要が多く、慢性的なキャンセル待ち状態が続いているため、駐輪場の早期拡大等の対策をされたい。 (22)市民要望に応えて、駅周辺などへの公共トイレの設置を検討されたい。 (23)老朽化に伴い、町田駅前公共トイレについて、大規模修繕の検討をされたい。 (24)公共トイレの防犯向上に対して、すべての個室に警備機械が導入されたが、さらなる防犯強化のため、公共トイレ外側へも、非常ボタン設置を検討されたい。 (25)狭あい道路拡幅事業については、整備待ちが多くある。市民要望に応えられるよう進められたい。 (26)行政収入を確保するためにも、災害・停電時LED街路灯「消えないまちだ君」の広報活動を積極的に行い、全国発信・推進向上に取り組まれたい。 (27)生活道路の整備については、早期整備を望む声がある。市民要望に応えられるよう進められたい。 (28)生産緑地事業について、都市農地の保全や活性化のための持続可能な取組をされたい。 (29)鶴川駅南口アクセス道路整備に当たっては川崎市住民の声も聞いて、安全性の確保に留意されたい。 (30)成果指標については、事業を実現するために何をするか具体な内容、数値を設定されたい。 (31)地域公共交通の導入については、地域に存在する民間等の移動支援を活用した新たな地域交通のあり方を推進されたい。 (32)市民のニーズをさらに把握しながら、市民バスの事業継続に努められたい。 (33)地域コミュニティバスの運行内容の見直しについては、利用者の利便性が低下することがないようバス事業者・各地域協議会と協議のうえ、丁寧に対応されたい。 (34)路線バスのバス停における上屋やベンチ等の設置についてはバス事業者と連携して、市民からの設置要望に丁寧に対応されたい。 (35)町田市内鉄道駅ホームドア整備事業を、さらに進められたい。 (36)身近な公園の管理について公益的活動団体(ボランティア)の管理だけに頼るのではなく、公園及び周辺の活性化が図られるような管理手法を検討されたい。 (37)公園や緑地等の維持管理に協力してもらっている公益的活動団体(ボランティア)が活動しやすい環境づくりをさらに推進されたい。 (38)公園の整備に当たっては、各団体の声を聞いて、整備を着実にして、インクルーシブ遊具の導入を強化されたい。 (39)公園の魅力向上と活用促進のため、キッチンカー出店等の実証実験をさらに実施されたい。 (40)鶴間公園テニスコートの防音壁については、騒音を防ぐために必要な施設を早急に整備されたい。 (41)公園でのボール遊びなどの利用ルールを、適切に周知されたい。 (42)忠生スポーツ公園の整備を着実に進められたい。 (43)管理不全空家については、民法の改正を視野に入れ、行政としても改善に向け適切な管理に取り組まれたい。 (44)特定緊急輸送道路沿道建築物の耐震化推進のため、所有者への働きかけに一層取り組まれたい。  次の意見は、賛成多数をもって可決したものである。 1 一般会計 (歳出)  土木費 (45)近隣の他自治体の駅前市街地再開発等のまちづくりの取組を、参考にされたい。 1.認定第  2号 令和3年度(2021年度)町田市下水道事業会計決算認定について  本委員会は、9月8日付託された上記議案審査の結果、下記の附帯決議を付し、「認定すべきもの」と決定しましたので報告いたします。                         記 (1)管渠費、処理場費について、老朽化した施設の更新は後年度の負担をできるだけ増やさないよう、黒字分の費用を活用しながら前倒しで進められたい。   2022年9月21日                                      建設常任委員長                                         渡 辺 厳太郎 町田市議会議長  戸 塚 正 人 様  ──────────────────────────────────── ○議長(戸塚正人) 本件に関し、委員長の報告を求めます。  建設常任委員長 渡辺厳太郎議員。    〔建設常任委員長渡辺厳太郎登壇〕 ◎建設常任委員長(渡辺厳太郎) 今期定例会において、当建設常任委員会に付託された議案8件及び認定2件につきまして、9月13日及び21日に審査を行いましたので、経過の概要及び結果についてご報告いたします。  まず、第85号議案 町田市教育環境整備地区建築条例について申し上げます。  委員より、初めに、地区の区分で用途制限を緩和、強化する理由は何か。2点目に、それぞれ第一種、第二種の建築物の用途の内容を詳しく教えてほしいとの質疑がありました。担当者の説明によれば、第一種教育環境整備地区を定める予定の旧忠生第六小学校の敷地だが、用途地域が第一種中高層住居専用地域になるので、用途地域上はそのままだと建築ができないという現状がある。旧忠生第六小学校のところに給食センターを建築するために、用途制限の緩和が必要になってくる。今回の条例の内容として、旧忠生第六小学校に関しては、建築できる用途の制限を緩和すると同時に、旧忠生第六小学校に関しては、壁面の位置の制限を、現状では特に制限がないところを5メートルという制限を設ける。それと、建物の高さの最高限度が現状では31メートルという制限だが、20メートルという制限をかける。東光寺公園のほう、第二種教育環境整備地区に関しては、現状で準工業地域という用途地域で、給食センターの建築は可能だが、建物用途の制限を強化して、給食センター以外の工場は建築できなくする。敷地面積の最低限度も現状では特に制限がないが、1,000平方メートル以上という制限を設ける。現状では、建築物の高さの最高限度が31メートルという制限だが、20メートルに制限を強化する。制限の緩和と強化するところを同時につくったというのは、都市計画的な考え方で、町田市内で何か緩和をするということであれば、別の部分で強化をしなければいけないというような考え方が都市計画的にあるので、そういった考え方に基づいて、緩和と強化を定めるものになる。  2点目だが、第一種教育環境整備地区に関しては、建築できるものとして給食センターができるようになる。面積に関しては3,000平方メートル以内という制限を設けてある。それから、体育館ももともとできないが、条例を定めることによって面積要件として3,000平方メートル以内の体育館が建築できるようになる。あと、面積の要件として200平方メートル未満の観覧場ができるようになる。第二種教育環境整備地区だが、給食センター以外の工場ができないという制限強化になるが、3,000平方メートル以内の給食センターができるという条例の内容になっているとのことでした。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第86号議案 町田市立公園条例の一部を改正する条例について申し上げます。  まず、委員より、駐車場及び照明設備について料金設定がそれぞれ施設によって異なるが、その理由について聞かせてほしいとの質疑がありました。担当者の説明によれば、野津田公園北テニスコートの料金については、これまでも公園施設の中で設定をしているテニスコートの料金と同料金ということである。附属設備の照明設備についても同様である。本町田後田グラウンドについては利用料金が違うというのは恐らく小山上沼公園のグラウンドとの料金の違いかと思われるが、一般的な野球とか、サッカーとかができるグラウンドの利用料金については、ほかの公園施設と同様に2,090円、そして、小山上沼グラウンドはサイズが少々小さいものであり、これについては芹ヶ谷公園に既にあるグラウンドと同程度の設備ということで同料金ということにしているとのことでした。  次に、委員より、照明設備については30分単位の金額が異なるが、これは面積等が違うということかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、設備自体がグラウンドの照明と、それからテニスコートの照明ということで規格が違うので、それによる料金の違いであるとのことでした。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第90号議案 ペデストリアン1号デッキ上屋補修工事請負契約については、担当者の説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第91号議案 市道路線の認定については、担当者の説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第94号議案 金森市民住宅外1箇所の指定管理者の指定については、担当者の説明をおおむね了とし、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第64号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計補正予算(第3号)について申し上げます。  まず、環境資源部所管部分については担当者の説明を了とし、質疑はありませんでした。  次に、都市づくり部所管部分について申し上げます。  まず、委員より、交通事業者燃料価格高騰対策支援事業において金額について、国から示されたメニューのとおりで金額を今回助成しているということでよいかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、支援単価については、それぞれ事業者のほうへヒアリングをさせていただき、町田市で決定しているとのことでした。  次に、委員より、交通事業者燃料価格高騰対策支援事業についてトラック事業者とか運送事業者が入っていないが、選ばなかった理由を教えてほしいとの質疑がありました。担当者の説明によれば、あくまでも市民の足であるバス、タクシーが、今後のコロナの状況がどうなっていくか分からない中で、そこの事業者を支えていこうということを考えて、今回の支援先とさせていただいたとのことでした。  次に、委員より、交通事業者燃料価格高騰対策支援事業について見込み台数というのはどれぐらいあるのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、乗合バスの市内営業所保有で175台、市外営業所保有で約200台、貸切りバスで250台、法人タクシーは410台、個人タクシーで125台を想定しているとのことでした。  以上が都市づくり部所管部分についてであります。  次に、下水道部所管部分については、担当者の説明を了とし、質疑はありませんでした。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、第64号議案のうち、当委員会所管部分については全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第68号議案 令和4年度(2022年度)町田市鶴川駅南土地区画整理事業会計補正予算(第1号)については、担当者の説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第69号議案 令和4年度(2022年度)町田市下水道事業会計補正予算(第1号)については、担当者の説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、認定第1号 令和3年度(2021年度)町田市一般会計・特別会計歳入歳出決算認定については、質疑終結後、反対の立場から、本委員会の各部の事業は、市民生活の基盤に関わる大変重要な施策、また、さらに安全で豊かで衛生的に暮らせるための設備など、事業推進が必要なものがほとんどだと考える。2021年度にはバイオエネルギーセンターも稼働した。しかし一方で、一歩間違うと多額な費用がかかる不要不急の箱物事業が優先され、他の施策を圧迫してしまうという事業も盛り込まれることになる。  そういう点から、第1に、この間、並行して進めてきた4つのもりの整備事業で、2021年度は、その中でも多額な費用が支出された野津田公園スポーツの森整備の事業についてである。多目的グラウンドや陸上競技場のバックスタンド整備など、2021年度11億6,858万円、また、2018年度から4年間で54億2,900万円かけてこうした整備が進められてきた。  第2に、今後の町田駅周辺再開発など、多額の費用が必要となるまちづくりを推進するための起因となるモノレール延伸事業についてである。十分な情報提供や優先順位について市民合意が得られているとは思えない。北部地域の公共交通網整備については、莫大な費用や期間のかかる多摩都市モノレール事業ではなく、BRTなどの早期に実現できる新たな施策も検討すべきであり、東京都にも働きかけるべきである。大型公共事業優先の市政から市民生活に寄り添う施策を求めて、2021年度一般会計決算認定に反対するとの反対討論がありました。  討論終結後、採決の結果、認定第1号のうち、当委員会所管部分については、賛成多数をもって認定すべきものと決しました。  なお、採決終了後、次の附帯決議を付すことに決しましたのでご報告いたします。  まず、一般会計のうち、全員一致をもって可決した意見であります。  初めに、歳出の衛生費について申し上げます。  まず、温室効果ガス排出量削減のため、省エネルギーや再生エネルギーの導入拡大を強化することを求めるものであります。  次に、石綿(アスベスト)に関して、飛散防止強化に努めることを求めるものであります。  次に、市庁舎南口の電気自動車充電器の設備は急速充電できるものに変えることを求めるものであります。  次に、水素ステーションの誘致と水素エネルギーの普及啓発に取り組むことを求めるものであります。  次に、アライグマ・ハクビシン防除事業のさらなる周知を図ることを求めるものであります。  次に、指定喫煙所における閉鎖型・加熱式たばこ専用などの新たな受動喫煙対策を検討することを求めるものであります。  次に、公共用水域の水質改善へ向けて、公共下水道への接続や合併処理浄化槽への切替え啓発活動を、さらに努力することを求めるものであります。  次に、ごみ量及び資源化率など成果指標をわかりやすく工夫して記載することを求めるものであります。  次に、生ごみの削減に向け、「食品ロス削減推進計画」を策定することを求めるものであります。  次に、町田市バイオエネルギーセンターが稼働したことにより成果指標の見直しをすることを求めるものであります。  次に、町田市バイオエネルギーセンターの管理運営に当たっては、適正・公正・安全に行われるよう市が充分関与できるようにすることを求めるものであります。  次に、多摩地域26市において、町田市の資源化率は24位なので、新たな資源化施設の整備前に、取り組むべきことを検討することを求めるものであります。  次に、町田市バイオエネルギーセンターの市民への施設見学対応を行い、ごみの分別や減量に対しての啓発活動をすることを求めるものであります。  次に、リレーセンターみなみは、施設の老朽化が進んでいるため、設備・機器の修繕について必要箇所を厳選して実施することを求めるものであります。  次に、家族等の手助けがなく、自身でごみ出しが困難な市民のニーズを把握することを求めるものであります。  次に、土木費について申し上げます。  まず、豪雨災害を防ぐために、土砂や草木などの除去を行うなど調整池及び水路の管理・点検に一層取り組むことを求めるものであります。  次に、トンネル・橋梁等管理計画へのドローン等、新技術のさらなる活用を図ることを求めるものであります。  次に、「市民通報アプリ・まちピカ町田くん」を、さらに市民に活用いただくため、認知度の向上を図ることを求めるものであります。
     次に、新設の道路整備や運行車両の増加により、カーブミラーの要望が増えている。歩行者の安全も配慮しながら、現場に即したサイズの対応で必要な場所への設置を推進することを求めるものであります。  次に、シェアサイクルの利便性向上のため、さらなる他自治体への乗り入れが可能となるよう、拡充に努めることを求めるものであります。  次に、南町田地域・多摩境駅の駐輪場需要が多く、慢性的なキャンセル待ち状態が続いているため、駐輪場の早期拡大等の対策をすることを求めるものであります。  次に、市民要望に応えて、駅周辺などへの公共トイレの設置を検討することを求めるものであります。  次に、老朽化に伴い、町田駅前公共トイレについて、大規模修繕の検討をすることを求めるものであります。  次に、公共トイレの防犯向上に対して、すべての個室に警備機械が導入されたが、さらなる防犯強化のため、公共トイレ外側へも、非常ボタン設置を検討することを求めるものであります。  次に、狭あい道路拡幅事業については、整備待ちが多くある。市民要望に応えられるよう進めることを求めるものであります。  次に、行政収入を確保するためにも、災害・停電時LED街路灯「消えないまちだ君」の広報活動を積極的に行い、全国発信・推進向上に取り組むことを求めるものであります。  次に、生活道路の整備については、早期整備を望む声がある。市民要望に応えられるよう進めることを求めるものであります。  次に、生産緑地事業について、都市農地の保全や活性化のための持続可能な取組をすることを求めるものであります。  次に、鶴川駅南口アクセス道路整備に当たっては川崎市住民の声も聞いて、安全性の確保に留意することを求めるものであります。  次に、成果指標については、事業を実現するために何をするか具体な内容、数値を設定することを求めるものであります。  次に、地域公共交通の導入については、地域に存在する民間等の移動支援を活用した新たな地域交通のあり方を推進することを求めるものであります。  次に、市民のニーズをさらに把握しながら、市民バスの事業継続に努めることを求めるものであります。  次に、地域コミュニティバスの運行内容の見直しについては、利用者の利便性が低下することがないようバス事業者・各地域協議会と協議のうえ、丁寧に対応することを求めるものであります。  次に、路線バスのバス停における上屋やベンチ等の設置についてはバス事業者と連携して、市民からの設置要望に丁寧に対応することを求めるものであります。  次に、町田市内鉄道駅ホームドア整備事業を、さらに進めることを求めるものであります。  次に、身近な公園の管理について公益的活動団体(ボランティア)の管理だけに頼るのではなく、公園及び周辺の活性化が図られるような管理手法を検討することを求めるものであります。  次に、公園や緑地等の維持管理に協力してもらっている公益的活動団体(ボランティア)が活動しやすい環境づくりをさらに推進することを求めるものであります。  次に、公園の整備に当たっては、各団体の声を聞いて、整備を着実にして、インクルーシブ遊具の導入を強化することを求めるものであります。  次に、公園の魅力向上と活用促進のため、キッチンカー出店等の実証実験をさらに実施することを求めるものであります。  次に、鶴間公園テニスコートの防音壁については、騒音を防ぐために必要な施設を早急に整備することを求めるものであります。  次に、公園でのボール遊びなどの利用ルールを、適切に周知することを求めるものであります。  次に、忠生スポーツ公園の整備を着実に進めることを求めるものであります。  次に、管理不全空家については、民法の改正を視野に入れ、行政としても改善に向け適切な管理に取り組むことを求めるものであります。  次に、特定緊急輸送道路沿道建築物の耐震化推進のため、所有者への働きかけに一層取り組むことを求めるものであります。  次に、一般会計のうち、賛成多数をもって可決した意見であります。  歳出の土木費について申し上げます。  近隣の他自治体の駅前市街地再開発等のまちづくりの取組を、参考にすることを求めるものであります。  以上、認定第1号に対する附帯決議の意見についてご報告いたしました。  次に、認定第2号 令和3年度(2021年度)町田市下水道事業会計決算認定については、質疑終結後、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって認定すべきものと決しました。  なお、採決終了後、次の附帯決議を付すことに決しましたのでご報告いたします。  管渠費、処理場費について、老朽化した施設の更新は後年度の負担をできるだけ増やさないよう、黒字分の費用を活用しながら前倒しで進めることを求めるものであります。  以上、認定第2号に対する附帯決議の意見についてご報告いたしました。  以上で建設常任委員会の報告を終わります。 ○議長(戸塚正人) 委員長の報告は終わりました。  休憩いたします。              午後零時7分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後1時9分 再開 ○議長(戸塚正人) 再開いたします。  休憩前に引き続き、議事を続行いたします。  これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。第64号議案及び認定第1号を除く議案及び認定に対する討論を許します。討論の通告はありません。ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  第85号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第86号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第90号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第91号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第94号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第68号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第69号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  認定第2号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は認定であります。本件の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本件は認定されました。  これより第64号議案の討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) これをもって討論を終結いたします。
     これより表決に入ります。  第64号議案を採決いたします。本案に対する各常任委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  これより認定第1号の討論に入ります。討論の通告がありますので、発言を許します。  認定第1号に対する反対討論。  21番 田中美穂議員。    〔21番田中美穂登壇〕 ◆21番(田中美穂) 日本共産党市議団の一員として、認定第1号 令和3年度(2021年度)一般会計・特別会計歳入歳出決算認定について、反対の立場で討論を行います。  昨年度は特に新型コロナの感染拡大が続き、感染者が第5波、第6波と増加する中での対応、検査センターの継続、ワクチン接種事業のスタートなど、対応を取られてきたことは大いに評価、感謝をするものです。検査の拡充、保健所の抜本的な強化を引き続き求めます。  また、子育て世帯への臨時特別給付金事業、義務教育就学児医療費助成制度の所得制限の撤廃、中学校全員給食の具体化への計画が作成されたことなど、市民の暮らしを支える事業や市民の願いに応える事業が行われてきたことも重要です。  一方、以下の点を指摘します。  第1に、新型コロナの長期化での雇用の不安定化や生活の見通しの不安がある中で市民への負担増を行ってきた点です。特に国民健康保険税を他自治体では新型コロナの影響を考慮して据え置いた例もある中、町田市は法定外繰入れを減らしていく計画に基づき連続引上げを行ったこと、介護保険料の引上げや、また、室内プールの利用料の値上げなども行われました。  第2に、2021年度は町田市5ヵ年計画17-21の最終年度であり、計画スケジュールありきで大型開発や公共施設の再編などが市民合意を得ずに進められてきたこと、職員削減が継続して行われ、さらに次の5ヵ年計画22-26の計画が策定されてきたことです。  例えば、芹ヶ谷公園芸術の杜事業では、国際版画美術館、(仮称)国際工芸美術館の整備について、当年度、広い層への説明がなされないまま進められてきたことや、芹ヶ谷公園の自然や国際版画美術館を当初の目的から外れずに守ってほしいという市民との議論が深く行われずに計画が進められてきたことが、その後の現状につながっていることを指摘します。利用者、幅広い市民、専門家の意見に耳を傾け、計画の抜本的な見直しが必要と考えます。  また、鶴川駅前図書館の指定管理者制度について、様々課題の指摘がありながら導入を進めてきたこと、ひかり療育園、大地沢青少年センター、子ども発達センター、生涯学習センターや市民センターの民間活力導入に向けた取組が進められてきたことについて、現場で市民や利用者に直接関わる事業や施設を次々と指定管理者を含め民営化していくことで市民ニーズをつかみ、施策に反映させていく自治体職員の本来の役割が果たせなくなることを問題と考えます。  学校を統廃合する新たな学校づくり推進計画について見直しを求める請願が出された学校も含め、4地区の具体化が昨年5月に出された推進計画の周知が不十分な中、進められています。学童保育の統合における影響についての認識も丁寧に想定することが必要です。何より子どもたちに大きな負担を強いる学校統廃合計画は見直し、中止が必要と考えます。  第3に、まちづくりについて、都市づくりのマスタープランの策定が行われ、多摩都市モノレール延伸を前提に計画がされている点です。費用対効果や確実に需要が見込める地域を通ることなどを理由として延伸ルートが決定しましたが、建設やまちづくりに莫大な費用や時間のかかるモノレールだけでなく、比較、選択可能な他の環境に優しい公共交通手段も検討すべきと考えます。  以上の理由をもって、認定第1号に対する反対討論といたします。 ○議長(戸塚正人) 以上で通告による討論は終わりました。ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  認定第1号を採決いたします。本件に対する各常任委員長の報告は認定であります。本件の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。よって本件は認定されました。  お諮りいたします。この際、第95号議案及び第96号議案を日程に追加し、一括議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) ご異議なしと認めます。よってこの際、第95号議案及び第96号議案を日程に追加し、一括議題とすることに決しました。   ―――――――――◇―――――――― △議事日程追加の1 日程第1   ―――――――――――――――――― ○議長(戸塚正人) 第95号議案及び第96号議案を一括議題といたします。  本案について、市長から、提案理由の説明を求めます。  副市長 榎本悦次君。    〔副市長榎本悦次登壇〕 ◎副市長(榎本悦次) それでは、補正予算の議案についてご説明申し上げます。  第95号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計補正予算(第4号)につきまして、その概要をご説明申し上げます。  今回の補正予算は、新型コロナウイルスワクチンの一種であるオミクロン株対応ワクチンの接種にかかる必要経費や、東京都の補助を活用し、高齢者等インフルエンザ定期予防接種を無料で実施するための必要経費を計上するものでございます。  また、2022年9月に国が新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金の申請期間延長を決定したことを受け、町田市でも引き続き本制度を活用し、生活困窮世帯の自立支援につなげるものでございます。  そのほか、国民健康保険事業会計決算書の訂正に伴う補正を行うものでございます。  8ページをご覧ください。  第1表、歳入歳出予算補正につきましては、まず、歳入において、分担金及び負担金、国庫支出金、都支出金、繰入金を増額しております。  9ページをご覧ください。  歳出におきましては、総務費にて総務管理費、民生費にて生活保護費、衛生費にて保健衛生費を増額しております。  その結果、歳入歳出それぞれ30億5,275万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,771億6,153万8,000円とするものでございます。  14ページをご覧ください。  第13款、分担金及び負担金、113万8,000円の増額につきましては、予防接種費他市負担金を計上しております。  第15款、国庫支出金27億2,801万5,000円の増額につきましては、感染症対策費補助や感染症対策費負担金などを計上しております。  第16款、都支出金1億8,932万2,000円の増額につきましては、高齢者等インフルエンザ予防接種補助事業費補助を計上しております。  第19款、繰入金1億3,428万1,000円の増額につきましては、財政調整基金繰入金及び国民健康保険事業会計繰入金を計上しております。  16ページをご覧ください。  続きまして、歳出の主なものについてご説明申し上げます。  第2款、総務費3,201万8,000円の増額につきましては、生活困窮者自立支援事業にかかる会計年度任用職員人件費や、財政事務費として財政調整基金積立金を計上しております。  第3款、民生費5,986万2,000円の増額につきましては、生活困窮者自立支援費を計上しております。  第4款、衛生費29億6,087万6,000円の増額につきましては、予防接種費として、新型コロナウイルスワクチン接種や高齢者等インフルエンザワクチン接種にかかる事業・業務委託料などの必要経費を計上しております。  以上、一般会計補正予算の概要につきましてご説明申し上げました。  次に、第96号議案 令和4年度(2022年度)町田市国民健康保険事業会計補正予算(第2号)について、その概要をご説明申し上げます。  21ページをご覧ください。  今回の補正予算は、歳入歳出それぞれ2,856万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ439億1,066万9,000円とするものでございます。  本補正は、2022年8月31日に令和3年度(2021年度)町田市国民健康保険事業会計歳入歳出決算書を訂正したことに伴い、歳入において、第6款、繰越金、歳出において、第6款、諸支出金の増額を行うものでございます。  以上、国民健康保険事業会計補正予算の概要につきましてご説明申し上げました。  よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(戸塚正人) 市長の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。ただいま議題となっております議案に対する質疑を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) これをもって質疑を終結いたします。  第95号議案及び第96号議案は健康福祉常任委員会へそれぞれ付託いたします。  あらかじめ会議時間の延長をいたします。  休憩いたします。              午後1時25分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後2時18分 再開 ○議長(戸塚正人) 再開いたします。  お諮りいたします。この際、第95号議案及び第96号議案を日程に追加し、一括議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) ご異議なしと認めます。よってこの際、第95号議案及び第96号議案を日程に追加し、一括議題とすることに決しました。   ―――――――――◇―――――――― △議事日程追加の2 日程第1   ―――――――――――――――――― ○議長(戸塚正人) 第95号議案外議案1件を一括議題といたします。  ────────────────────────────────────                 健康福祉常任委員会議案審査報告書 1.第 95号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計補正予算(第4号) 1.第 96号議案 令和4年度(2022年度)町田市国民健康保険事業会計補正予算(第2号)  本委員会は、9月30日付託された上記議案審査の結果、「原案を可決すべきもの」と決定しましたので報告いたします。   2022年9月30日                                      健康福祉常任委員長                                         石 川 好 忠 町田市議会議長
     戸 塚 正 人 様  ──────────────────────────────────── ○議長(戸塚正人) 本件に関し、委員長の報告を求めます。  健康福祉常任委員長 石川好忠議員。    〔健康福祉常任委員長石川好忠登壇〕 ◎健康福祉常任委員長(石川好忠) 今期定例会において、当健康福祉常任委員会に付託された議案2件につきまして、本日審査を行いましたので、その結果についてご報告申し上げます。  まず、第95号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計補正予算(第4号)につきましては、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第96号議案 令和4年度(2022年度)町田市国民健康保険事業会計補正予算(第2号)につきましては、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  以上で健康福祉常任委員会の報告を終わります。 ○議長(戸塚正人) 委員長の報告は終わりました。  これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  第95号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第96号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第6  ―――――――――――――――――― ○議長(戸塚正人) 日程第6、第97号議案を議題といたします。  本案について、市長から、提案理由の説明を求めます。  市長 石阪丈一君。    〔市長石阪丈一登壇〕 ◎市長(石阪丈一) それでは、第97号議案 町田市農業委員会委員の任命につき同意方についてご説明申し上げます。  本議案は、町田市農業委員会委員の定数14名に対し、現在欠員となっております1名につきまして、任命いたしたく、提案するものでございます。  今回の農業委員会委員の任命に当たりましては、農業委員会等に関する法律第9条第1項の規定に基づき、農業者等に候補者の推薦を求めるとともに募集を行ったところ、石阪丈芳氏1名の推薦がございました。  石阪氏は、農業に関する経験を有し、人格、識見ともに大変優れた方でありまして、町田市農業委員会委員の職務を適切に行うことができる最適任者と思料されますので、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定に基づき、議会の同意を求めるものでございます。  よろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(戸塚正人) 市長の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。ただいま議題となっております議案に対する質疑を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) ご異議なしと認めます。よってただいま議題となっております議案については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  第97号議案を採決いたします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり同意されました。  休憩いたします。              午後2時24分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後2時25分 再開 ○議長(戸塚正人) 再開いたします。   ―――――――――◇―――――――― △日程第7  ―――――――――――――――――― ○議長(戸塚正人) 日程第7、第98号議案を議題といたします。  本案について、市長から、提案理由の説明を求めます。  市長 石阪丈一君。    〔市長石阪丈一登壇〕 ◎市長(石阪丈一) それでは、第98号議案 町田市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意方について、ご説明申し上げます。  本議案は、2016年10月から町田市固定資産評価審査委員会委員として、町田市の税務行政にご尽力をいただいております大森綱光氏が本年9月30日をもって任期が満了いたしますので、その後任として中根敏則氏を選任いたしたく提案するものでございます。  中根氏は、不動産鑑定士としてその実務に携わり、豊富な経験はもとより、人格、識見ともに大変優れた方でございます。  町田市固定資産評価審査委員会委員として、最適任者と思料されますので、地方税法第423条第3項の規定に基づき、議会の同意を求めるものでございます。  よろしくご審議の上、ご同意賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(戸塚正人) 市長の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。ただいま議題となっております議案に対する質疑を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) ご異議なしと認めます。よってただいま議題となっております議案については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  第98号議案を採決いたします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり同意されました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第8  ―――――――――――――――――― ○議長(戸塚正人) 日程第8、第99号議案を議題といたします。  本案について、市長から、提案理由の説明を求めます。  市長 石阪丈一君。    〔市長石阪丈一登壇〕 ◎市長(石阪丈一) それでは、第99号議案 町田市行政不服審査会委員の委嘱につき同意方について、ご説明いたします。  本議案は、町田市行政不服審査会の委員5名のうち、野村武司委員の任期が本年9月30日をもって満了いたしますので、引き続き委嘱いたしたく、提案するものでございます。  野村氏は、人格、識見ともに大変優れた方であり、町田市行政不服審査会委員として最適任者であると思料されますので、町田市行政不服審査会条例第3条第2項の規定に基づき、議会の同意を求めるものでございます。
     よろしくご審議の上、ご同意賜りますよう、お願いいたします。 ○議長(戸塚正人) 市長の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。ただいま議題となっております議案に対する質疑を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) ご異議なしと認めます。よってただいま議題となっております議案については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  第99号議案を採決いたします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり同意されました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第9  ―――――――――――――――――― ○議長(戸塚正人) 日程第9、委員会提出議案第1号を議題といたします。  本案について、提出者から、提案理由の説明を求めます。  文教社会常任委員長 東友美議員。    〔文教社会常任委員長東友美登壇〕 ◎文教社会常任委員長(東友美) 委員会提出議案第1号 18歳までの医療費助成制度の拡充を求める意見書についてご説明いたします。  東京都は令和5年度から子どもの医療費助成制度を18歳まで広げることを決めました。東京都の提案は、所得制限と窓口負担200円を設け、3年間は東京都が全額負担し、それ以降は市区町村が2分の1を負担するというものであります。  このことについて特別区長会は、区が自主財源を上乗せして所得制限なし、自己負担なしで来年度から実施することを発表しました。一方で、財政力が弱い多摩、島嶼の市町村は23区と同様の上乗せを行うことは困難であり、このままでは多摩格差が一層大きくなります。  現在、義務教育就学児医療費助成でも23区は完全無料化が実現していますが、多摩26市では11市が全ての年齢で所得制限、6市が一部の年齢で所得制限があり、23市が通院時の一部負担を設けています。  コロナ感染症収束は見通しが立たず、物価高騰が子育て世帯を直撃しています。お金の心配なく子育てするためにも、子どもの医療費負担軽減が重要で、どの自治体も助成制度の拡充に努力しています。東京都のどこに住んでいても、市区町村の財政力にかかわらず子どもが安心して医療が受けられるようにすべきであります。  よって町田市議会は、東京都に対し以下のことを実施し、18歳までの医療費助成制度の拡充を求めるものであります。  1、高校生等医療費助成事業における財源負担の見直し。令和5年度から実施予定である高校生等医療費助成事業について、令和8年度以降は市に財政負担が生じる仕組みとなっている。子どもの成長に合わせた切れ目のない子育て支援を継続的に実施していくために、都が責任を持って恒久的に財源を負担するよう見直されたい。  2、子どもの医療費助成における所得制限や一部負担金の撤廃。義務教育就学児医療費助成事業について、市区町村の財政状況により所得制限や自己負担の取扱いに格差が生じており、広域自治体である都が積極的に格差を是正すべきである。高校生等医療費助成事業も含めて所得制限や一部負担金を撤廃するなど、子育て支援施策として医療費助成制度を再構築されたい。  以上、2項目につきまして、町田市議会として、18歳までの医療費助成制度の拡充を求める意見書を委員会として提出することに全員一致で決しました。  以上、議場にいる議員の皆様のご賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(戸塚正人) 提出者の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。ただいま議題となっております議案に対する質疑を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託をいたしません。  これより討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  委員会提出議案第1号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。ただいま議決されました委員会提出議案の条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) ご異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字、その他の整理は議長に委任することに決しました。  この際、松岡みゆき議員外3人から提出された町田市市税条例の一部を改正する条例を上程し、議決してもらいたい旨の動議について、これより表決に入ります。  お諮りいたします。本動議の賛否について表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本動議は可決されました。   ―――――――――◇―――――――― △議事日程追加の3 日程第1   ―――――――――――――――――― ○議長(戸塚正人) 議員提出議案第21号を議題といたします。  本案について、提出者から、提案理由の説明を求めます。  16番 松岡みゆき議員。    〔16番松岡みゆき登壇〕 ◎16番(松岡みゆき) それでは、議員提出議案第21号 町田市市税条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。  まず、ただいまの動議につきましてご理解いただきましたこと、ありがとうございます。  本案は、現在実施しています都市計画税の税率100分の0.24の軽減措置を令和5年度まで延長し、3年目となった長引く新型コロナウイルス感染拡大による市内の経済状況はもとより、さらに追い打ちをかけてロシアによるウクライナ侵攻の影響での物価高騰や円安の影響、企業のリストラなどから市民や事業者の暮らしを守るため、市内の経済状況を勘案し、これまでどおり納税者の税負担の軽減を図るものであります。  令和4年度の26市の都市計画税の税率を見ましても、町田市を含んだ10市が0.24以下となっております。先の見えない経済状況を勘案した近隣自治体の取組を顧みましても、引き続き実施されるべきものと考えます。  なお、施行期日は令和5年4月1日からとなります。  以上、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(戸塚正人) 提出者の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。ただいま議題となっております議案に対する質疑を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) ご異議なしと認めます。よってただいま議題となっております議案については委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  議員提出議案第21号を採決いたします。  本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成少数であります。よって本案は否決されました。  この際、佐藤和彦議員外3人から提出された町田市市税条例の一部を改正する条例を上程し、議決してもらいたい旨の動議について、これより表決に入ります。  お諮りいたします。本動議の賛否について表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本動議は可決されました。   ―――――――――◇―――――――― △議事日程追加の4 日程第1
      ―――――――――――――――――― ○議長(戸塚正人) 議員提出議案第22号を議題といたします。  本案について、提出者から、提案理由の説明を求めます。  13番 佐藤和彦議員。    〔13番佐藤和彦登壇〕 ◎13番(佐藤和彦) それでは、まちだ市民クラブ、公明党、自由民主党、選ばれる町田をつくる会の共同提案であります議員提出議案第22号 町田市市税条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。  都市計画税は現在、議員立法による軽減措置として100分の0.24を適用しておりますが、時限的な措置であるため、その期限である令和4年度末をもって本来の規定である100分の0.3の適用となります。  本案は、その都市計画税について軽減措置を継続するため、令和6年度まで100分の0.27を提案するものでございます。  新型コロナウイルス感染症の長期化、ロシアによるウクライナ侵攻による影響を踏まえた市民生活や市内の経済状況を支え、施策を最優先に考え、状況の変化に応じて柔軟に対応すべきであることは言うまでもありません。  一方、同時に高齢化の進展により社会保障関係費が増大し、構造的収支不足と言える状況が顕在化しております。特に町田市は高度成長期に整備した多くの公共施設が老朽化しております。これら公共施設の改修や建て替え、道路や公園等のインフラ資産の適正な管理のために、その維持コストが年々増大しているのが現状であります。  令和2年度の都市再生特別措置法の改正により、この老朽化した都市インフラの改修について一定の条件の下、都市計画税の充当が可能となりました。この条件を満たし改修を進めるなどの構造的収支不足を解消する努力を怠れば、そのつけを子どもたちの世代に負わせることになります。  本案は、このコロナ禍における市民負担への配慮と構造的収支不足の解消、持続的な発展を勘案し、都市計画税を基準値である100分の0.3から100分の0.27に軽減するものでございます。  以上、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。。 ○議長(戸塚正人) 提出者の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。ただいま議題となっております議案に対する質疑を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) ご異議なしと認めます。よってただいま議題となっております議案については委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  議員提出議案第22号を採決いたします。  本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第10  ―――――――――――――――――― ○議長(戸塚正人) 日程第10、議員提出議案第11号から第19号までを一括議題といたします。  お諮りいたします。本案については、会議規則第37条第3項の規定により、提案理由の説明を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) ご異議なしと認めます。よって本案については提案理由の説明を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。ただいま議題となっております議案に対する質疑を許します。  3番 小野りゅうじ議員。    〔3番小野りゅうじ登壇〕 ◆3番(小野りゅうじ) 議員提出議案第16号 緊急事態に関する国会審議を求める意見書について、2点質疑いたします。  1点目、これまで緊急事態発生時に災害対策基本法や新型インフルエンザ等対策特別措置法などにより対処してきたことが不十分であると考える理由をお伺いいたします。  2点目、緊急事態発生時の課題への対処について、立法や法改正での対処のみならず憲法論議が必要であると考える理由をお伺いいたします。 ○議長(戸塚正人) 16番 松岡みゆき議員。    〔16番松岡みゆき登壇〕 ◎16番(松岡みゆき) それでは、ただいまの質疑にお答え申し上げます。  (1)の緊急時に対処してきたことが不十分である理由はでございますが、まず、さきの東日本大震災やコロナ感染症対策においては、今までの法体制では限界があることが分かりました。それは皆さんもご存じのように、日本国憲法第29条の財産権の保障と第22条に移動の自由の保障がございますが、これらは平時においては有効です。しかし、一旦緊急事態があったときに有効でないことが判明しました。  まず第1に、憲法で財産権の保障があるので、東日本大震災において道路に流されてきた道路を塞ぐ自動車の所有者を判明しなければ撤去できないなど、支援に大変に時間がかかり、助かるはずの多くの命が亡くなったという被害がございました。  第2に、憲法で移動の自由の保障がありますので、コロナ感染症対策では海外から日本に来た人に数日間移動せず、人々に感染させないためとどまっていくべきでしたが、それが守られずに移動された方もおられ、感染拡大へとつながりました。  このことから見ましても、今までの憲法で定められた法体制では限界があり、不十分だと考えます。  次の(2)の緊急事態でなぜ憲法論議が必要かにお答え申し上げます。  さきに述べたように、法改正での対処のみでは限界があり、国民の命が守られないことが判明いたしました。つまり、緊急事態が起きたときに国民の命を守るためには、憲法で新しい条項を新設する必要がございます。憲法に緊急事態を設けていないのは先進国で日本のみです。今、国会において緊急事態が起きたときどうするのか、緊急事態を憲法に位置づけるのかさえ審議されておられません。  先日、静岡での台風大災害、また先日にも北朝鮮からの度重なるミサイル発射がございまして、国民も危機感を覚えております。今後も南海トラフ巨大地震、首都直下地震、感染症、豪雨災害などが予想されておりますので国民が大変不安に思っております。まずもって、本当にこのままで国民の命が守られるのかを国会で審議していただきたいと思います。  最後に、この意見書の採択の現状ですが、47都道府県では、6月議会までに採択されたところは17府県と36%に上っております。また、市区町村議会の採択数も23市区町議会で、そのうち都内においては7市区議会が採択され、広がりを見せております。ぜひとも町田市議会においてもご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(戸塚正人) 28番 吉田つとむ議員。    〔28番吉田つとむ登壇〕 ◆28番(吉田つとむ) 議員提出議案第14号 原子力発電所再稼働推進、次世代原子力発電開発検討原子力発電所運転期間延長検討指示に関する意見書というものに関して若干質疑をさせていただきます。  2点、質疑したい場所を説明したいと思います。ちょうど中段の少し下あたりになりますが、「次世代型原発の開発については、基本的な原理は既存の軽水炉と変わるものではなく、絶対安全はないものと考えます」と。その言葉の部分を質疑したいと思いますが、この原子力の開発に関しましては次世代型の原子力を推進している人自身、これが絶対安全だと言って進めているのを私はあまり聞いたことがないので、まず、この提案者の方は、次世代型原発を進める中で、誰かこういう人が、いや、絶対安全だと言っているよという例示を示していただければありがたいなというのが1点目です。  それから2番目が、そもそも原子力ということ自体が、技術的なことが絶対安全ということはないという考えなのかどうか。  この2点、若干視点を変えて質疑しますが、2点目は、今言いましたように、原子力というものが、これは絶対安全とは言えないという前提でそもそも考えているかどうか。  2点、お尋ねします。  なお、これは尋ねる人間の立場では聞いておりません。あくまで文面からの質疑でございます。 ○議長(戸塚正人) 2番 渡辺さとし議員。    〔2番渡辺さとし登壇〕 ◎2番(渡辺さとし) 吉田つとむ議員のご質疑にお答えをさせていただきます。  1点目は、次世代型原発の安全性というところと、誰が安全性をうたっているかというご質疑かと思います。  現在、国内で稼働してきた原発は福島第1原発と同じ軽水炉構造となっております。次世代型原発は、革新軽水炉、また、小型モジュール炉、こういったものが開発をされておりますが、基本的な構造は軽水炉と変わりません。  そういった意味では、福島事故の要因と見られる津波に関して、冷却機能を喪失したときに、例えば、福島事故後、防潮壁の改善や電力等を高台に配置するなどの対応はしてあっても、そもそも日本は地震大国で、いつどこで大きな地震が起こるか分からない以上、絶対に地震の起こらない土地がない、そういったことが言えない以上、福島と同様の事故は起こり得ると考えるのが必然ではないかと考えます。  また、この次世代型原子力発電の推進に関しては、意見書にも書かせていただきました、本年8月24日のGX実行会議で総理によって指示をされているところであると認識をしております。  大変恐縮なんですが、2点目のご質疑のところを完全に聞き漏らしてしまったものですから、もう一度おっしゃっていただけると非常にありがたいんですが。 ○議長(戸塚正人) 暫時休憩いたします。              午後2時52分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後2時53分 再開 ○議長(戸塚正人) 再開いたします。 ◎2番(渡辺さとし) (続)今のご質疑に関しては、以上の答弁となります。 ○議長(戸塚正人) 28番 吉田つとむ議員。    〔28番吉田つとむ登壇〕 ◆28番(吉田つとむ) ちょっと先ほどの答弁では分かりにくかったので、もう1回質疑することと、それから、尋ねられたこと自体がどういう質疑だったかというのを言われたものですから、2点についてお話をしたいと思います。  先ほどの答弁の中で私がお聞きしたかったことと少し返答が違ったんじゃないかと思います。私は、この次世代型の原発を今推進しようとしている人たちが絶対安全だと言って進めているのかどうかという点を聞いたんですよね。恐らく進めている人たちも、私の知っている限りでは絶対安全だと言っているわけではなくて、現状よりも安全性が高いんじゃないかなと言って進めているんじゃないかなと思いますので、絶対安全という言葉が出てきている意味合いをお聞きしているわけです。  誰か、いや、この原発は、新しく開発するものは絶対安全だよというようなことを言っている人がいるのかどうか。とりわけこの次世代型という、今推進しようとしていることが絶対安全という言葉で言っているのかどうか。相対的に、今のものよりは安全ですよと言っているんじゃないかなと思うんですけれども、その点はどうでしょうかというのが1つ目の質疑です。  もう一つ、2番目の質疑は、ちょっと、1回質疑を私はカットしてあげましたので、少し余計にしゃべらせてください。福島原発のことに関しまして、菅元総理は雨の日に行かなかったんです。行くつもりだったのにやめたんです。私は運悪く、その日、雨で、雨の中を原発のほうに向かっておりました。別に危険があったっていいと思って行っているわけじゃなくて、これは誰かが行ったほうがいいだろうなと思って進んでおりましたので、そういうエピソードを添えまして再度質疑しますが、この原子力というもの自体は原子核反応を前提にしていますので、核分裂をするか、あるいは核融合するかで、どちらにしても何らかの影響が出る。アルファ線だ、ベータ線だ、ガンマ線だと、いろいろなものが、あるいは中性子線、そういうものが出てくるのはもう前提にされているわけです。  そもそも原子力というのは絶対安全と言えないという考えでおられるのか、それとも、相対的に安全なものを選択してくださいという見地で言われているのか。それがちょっと分からないので、提案者のほうは皆さん一致した考えだろうと思うんです。一致した考えだとして、原発に反対なのか、それとも絶対反対なのか、それとも、より安全なものだったら仕方がないのかなという点を見込まれているのか、その点をお答え願いたいと思います。 ○議長(戸塚正人) 2番 渡辺さとし議員。    〔2番渡辺さとし登壇〕 ◎2番(渡辺さとし) 吉田つとむ議員のご質疑にお答えをさせていただきます。  次世代型原発を推進している人が本当に次世代型原発が安全であるかどうかという点でございますが、現段階でそのような話をしているという認識はございません。現に高温ガス炉に関しましては、茨城県の大洗で原子力機構が安全性の確保に向けた実験中であるというふうに認識している点からも、まだまだ研究の余地、実験中であるというふうな認識をしております。  2つ目のご質疑でございますが、そもそも原発に対して提案者がどのように考えているのかという話でございますが、意見書の最後にもございますが、原発依存の低減、脱炭素社会の実現を目指して今後とも省エネルギーの徹底や再生可能エネルギーの普及大幅拡大のための施策を充実するように政府に求めていきたい、そういった立場でございますので、現段階で原発の再稼働には反対をしております。 ○議長(戸塚正人) ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) ご異議なしと認めます。よってただいま議題となっております議案については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。  3番 小野りゅうじ議員。    〔3番小野りゅうじ登壇〕 ◆3番(小野りゅうじ) 立憲民主党の小野りゅうじでございます。
     議員提出議案第16号 緊急事態に関する国会審議を求める意見書に、立憲民主党、まちだ生活者ネットワークを代表し、反対の立場で討論を行います。  緊急事態への対応に関して憲法第54条は、参議院の緊急集会について規定しています。現行法制はこの規定を頂点として、自然災害、感染症などの事態に対して、災害対策法制、感染症対策法制など緊急事態に対処する法体系を整備しているため、現行憲法に緊急事態に関する規定を新たに設ける必要はないと考えます。  憲法に緊急事態条項を設けるべきというご意見かと思いますが、その内容は、政府が自ら緊急事態を認定さえすれば、国会を通さずに法律同様の政令を定めて、国民の権利を制限し、義務を課すことができるようにするものです。最高法規である憲法は、国民の権利や自由を国家権力から守るための規定であり、国会を通さずに人権規定に制限を加えるような権力を政府に与えることは民主主義を弱体化させるものであると考えます。  緊急時に国民の命と生活を守るための施策や法整備が必要であるとは思いますが、憲法に緊急事態に関する規定を新たに設ける必要はないと考え、本意見書に反対します。  以上、議員提出議案第16号に対する反対討論といたします。 ○議長(戸塚正人) ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  議員提出議案第11号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成少数であります。よって本案は否決されました。  議員提出議案第12号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成少数であります。よって本案は否決されました。  議員提出議案第13号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成少数であります。よって本案は否決されました。  議員提出議案第14号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成少数であります。よって本案は否決されました。  議員提出議案第15号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  議員提出議案第16号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成少数であります。よって本案は否決されました。  議員提出議案第17号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成少数であります。よって本案は否決されました。  議員提出議案第18号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成少数であります。よって本案は否決されました。  議員提出議案第19号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(戸塚正人) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) なしと認め、確定いたします。  賛成少数であります。よって本案は否決されました。  お諮りいたします。ただいま議決されました議員提出議案の条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) ご異議なしと認めます。よって条項、字句、数字、その他の整理は議長に委任することに決しました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第11  ―――――――――――――――――― ○議長(戸塚正人) 日程第11、議員派遣についてを議題といたします。  お諮りいたします。地方自治法第100条第13項及び会議規則第166条の規定により、お手元にご配付いたしました議員派遣についてのとおり、閉会中に議員派遣を行いたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) ご異議なしと認めます。よって議員派遣についてのとおり、閉会中に議員派遣を行うことに決しました。  お諮りいたします。ただいま議決されました議員派遣について変更を要するものについては、その措置を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) ご異議なしと認めます。よって議員派遣について変更を要するものについての措置は議長に委任することに決しました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第12  ―――――――――――――――――― ○議長(戸塚正人) 日程第12、各常任委員会の特定事件継続調査申し出についてを議題といたします。  各常任委員長から、目下委員会において調査中の特定事件につき、閉会中の継続調査の申し出があります。  お諮りいたします。委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査に付することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(戸塚正人) ご異議なしと認めます。よって委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決しました。  以上をもって本日の日程はすべて終了いたしました。  今期定例会に付議された案件はすべて議了いたしました。  会議を閉じます。  これをもって令和4年第3回町田市議会定例会を閉会いたします。              午後3時6分 閉会   ――――――――――――――――――  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。   議  長  戸   塚   正   人   署名議員  森   本   せ い や   署名議員  東       友   美...