清瀬市議会 > 2000-03-27 >
03月27日-05号

  • 児童虐待 松山市議会(/)
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  1. 清瀬市議会 2000-03-27
    03月27日-05号


    取得元: 清瀬市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-16
    平成12年  3月 定例会(第1回)          平成12年清瀬市議会第1回定例会会議録3月27日(第5日)出席議員(26名)   第1番   西畑春政君            第2番   久世清美君            第3番   原 まさ子君            第4番   石川秀樹君            第5番   渋谷のぶゆき君            第6番   粕谷いさむ君            第7番   佐々木あつ子君            第8番   霜村昌男君            第9番   小野幸子君           第10番   宇野かつまろ君           第11番   三田きよ子君           第12番   しぶや金太郎君           第13番   石井あきまさ君           第14番   森田正英君           第15番   斉藤 実君           第16番   浅野和雄君           第17番   長谷川正美君           第18番   金子征夫君           第19番   布施哲也君           第20番   長野美保子君           第21番   中村清治君           第22番   友野ひろ子君           第23番   斉藤正彦君           第24番   藤野幸八君           第25番   市川俊朗君           第26番   金丸一孝君出席説明員 市長      星野 繁君 助役      唐木善一君 収入役     齊藤照夫君 教育長     福永 進君 企画部  部長     石津省次君  主幹     森 進一君                     財政課長    小松武重君 総務部  部長     村野 昇君                     庶務課長    後藤知幸君                     防災安全課長  野島春雄君 市民部  部長     山脇新一郎君                     生活環境課長  金子宗助君                     経済課長    高橋喜代二君 健康福祉部  部長     内田 肇君  主幹     松尾厚生君                     障害福祉課長  森田八千代君 建設部  部長     新井正夫君                     都市計画課長  飯田達雄君                     管理課長    笠井 剛君 教育委員会 学校教育部  部長     酒井優充君  主幹     堂免國好君                     教育庶務課長  水越 敏君 生涯学習部  部長     小澤富士雄君---------------------------------------本会議の事務従事者 議会事務局長  岩崎英次君                     事務局次長   森田重三君                     庶務係長    東海孝志君                     書記      浅見 勇君                     書記      伊藤芳子君                     書記      五十嵐みどり君    議事日程(第5号) 3月27日(月)    開議宣告(午前10時)日程第1 議案第1号 専決処分の報告について日程第2 議案第2号 平成12年度清瀬市一般会計予算日程第3 議案第3号 平成12年度清瀬市国民健康保険事業特別会計予算日程第4 議案第4号 平成12年度清瀬市老人保健医療特別会計予算日程第5 議案第5号 平成12年度清瀬市下水道事業特別会計予算日程第6 議案第6号 平成12年度清瀬市駐車場事業特別会計予算日程第7 議案第7号 平成12年度清瀬市土地取得特別会計予算日程第8 議案第8号 平成12年度清瀬市介護保険特別会計予算日程第9 議案第9号 平成12年度清瀬市受託水道事業特別会計予算日程第10 議案第10号 平成11年度清瀬市一般会計補正予算(第4号)日程第11 議案第11号 平成11年度清瀬市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)日程第12 議案第12号 平成11年度清瀬市老人保健医療特別会計補正予算(第2号)日程第13 議案第13号 平成11年度清瀬市受託水道事業特別会計補正予算(第2号)日程第14 議案第14号 清瀬市介護保険円滑導入基金条例日程第15 議案第15号 清瀬市介護給付費準備基金条例日程第16 議員提出議案第1号 清瀬市介護福祉条例日程第17 議案第16号 清瀬市介護保険条例日程第18 議案第17号 清瀬市松山集会所条例の撤回について日程第19 議案第18号 清瀬市まちづくり特別対策事業基金条例を廃止する条例日程第20 議案第19号 清瀬市青年学級開設に伴う職員の設置等に関する条例を廃止する条例日程第21 議案第20号 清瀬市事務手数料条例の全部を改正する条例日程第22 議案第21号 清瀬市議会委員会条例の一部を改正する条例日程第23 議案第22号 清瀬市表彰条例及び清瀬市印鑑条例の一部を改正する条例日程第24 議案第23号 清瀬市職員定数条例の一部を改正する条例日程第25 議案第24号 清瀬市特別会計条例の一部を改正する条例日程第26 議案第25号 清瀬市市税条例の一部を改正する条例日程第27 議案第26号 清瀬市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例日程第28 議案第27号 清瀬市立学童クラブ条例の一部を改正する条例日程第29 議案第28号 清瀬市高齢者住宅条例の一部を改正する条例日程第30 議案第29号 清瀬市廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例の一部を改正する条例日程第31 議案第30号 清瀬市国民健康保険条例の一部を改正する条例日程第32 議案第31号 清瀬市国民健康保険税条例の一部を改正する条例日程第33 議案第32号 清瀬市営住宅条例の一部を改正する条例日程第34 議案第33号 清瀬市都市計画審議会条例の一部を改正する条例日程第35 議案第34号 清瀬市立公園条例の一部を改正する条例日程第36 議案第35号 清瀬市下水道条例の一部を改正する条例日程第37 議案第36号 清瀬市防災会議条例の一部を改正する条例日程第38 議案第37号 清瀬市道の路線の認定について日程第39 請願第4号 介護保険実施についての請願……(継続審議)平成11年第4回定例会日程第40 請願第1号 子どもたちが安心してのびのび暮せる安全な学童クラブを求める請願日程第41 請願第2号 保育行政の充実を求める請願日程第42 陳情第1号 東京都下における自治体の農林水産振興策の一層の拡充及び政府への意見書提出に関する陳情日程第43 議員提出議案第2号 東京都下における自治体への農林水産振興策の一層の拡充を求める意見書日程第44 陳情第2号 東京地方・高等裁判所の裁判官の増員に関する意見書の採択を求める陳情日程第45 議員提出議案第3号 東京地方・高等裁判所の裁判官の増員を求める意見書日程第46 陳情第3号 村山訪朝団を弾劾する陳情日程第47 陳情第4号 雇用と地域経済を守ることに関する陳情日程第48 陳情第5号 「解雇規制法」制定に関する陳情日程第49 陳情第6号 JR労使紛争の早期解決のための意見書の提出に関する陳情日程第50 議員提出議案第4号 JR労使紛争の早期解決を求める意見書日程第51 陳情第7号 清瀬市立中学校給食異物混入事故に対して原因究明と関係者への的確な対応、万全なる安全対策を求める陳情日程第52 陳情第8号 清瀬市学校事務定数問題に関する陳情日程第53 陳情第9号 市内建設業者への発注のリフォーム工事への助成を求める陳情日程第54 陳情第10号 学校に配当された予算の年度途中での減額補正を行わないことを求める陳情日程第55 議会運営委員会の継続審議について日程第56 議会閉会中の議員活動について追加日程第1 議案第38号 平成11年度清瀬市一般会計補正予算(第5号)追加日程第2 議案第39号 清瀬市松山集会所条例追加日程第3 議案第40号 清瀬市教育委員会委員の任命について追加日程第4 議案第41号 清瀬市教育委員会委員の任命について追加日程第5 報告第2号 平成12年度清瀬市土地開発公社事業計画及び予算について追加日程第6 議員提出議案第5号 アレルギー性疾患対策の早期確立を求める意見書追加日程第7 議員提出議案第6号 歯科矯正への保険適用を求める意見書追加日程第8 議員提出議案第7号 中小業者対策の抜本的充実を求める意見書追加日程第9 議員提出議案第8号 雇用保険制度に関する意見書追加日程第10 議員提出議案第9号 ”子育て増税”に反対する意見書追加日程第11 議員提出議案第10号 年金問題に関する意見書追加日程第12 議員提出議案第11号 解雇規制法の制定を求める意見書追加日程第13 議員提出議案第12号 医療制度改革に関する意見書追加日程第14 議員提出議案第13号 清瀬市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例    閉議宣告    閉会宣告(午後5時56分)                            午前10時01分 開議 ○議長(市川俊朗君) おはようございます。 ただいま規定の定足数に達しておりますので、これより平成12年清瀬市議会第1回定例会続会を開催させていただきます。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第1、議案第1号 専決処分の報告についてを議題といたします。 文教常任委員の報告を求めます。 友野委員長。         〔文教常任委員長 第22番 友野ひろ子君 登壇〕 ◆第22番(友野ひろ子君) おはようございます。 それでは、文教常任委員会のご報告をいたします。 文教常任委員会は、3月16日、委員全員出席のもと開催されました。付託された議案の審査を行いました。 議案第1号 専決処分の報告についての審査結果をご報告いたします。 小松財政課長より、提案理由についての説明を受けました。提案理由は、中学校の給食調理業務委託を実施するため、地方自治法第 179条第1項の規定により、平成11年度清瀬市一般会計補正予算(第3号)について、平成12年2月29日に専決処分をしたものである。その内容は債務負担行為の補正であって、中学校の給食調理業務委託として 930万円を債務負担行為としたものである。 質疑では、金子委員より、全体協議会で説明は受けたが、各業者に対する意識の問題が重要で、それが推薦に至った理由につながるだろうと思う。また、人材派遣についての労働条件等にもかかわってくると思うし、文面には記載されてはいないが、そこのところは選考委員、教育委員会としても十分検討されたと考えるが、コスト意識、労働条件はどのようなものだったかを問う。また、レクトンに対する全体の評価、メフォス、その後の改善の努力がどうであったか、また全体評価はどうであったかを問う。 小野委員より、不信感をどうぬぐい去るかが問題だ、教育現場での業者選定についてはどう思うか。 布施委員より、冒頭に質問した推薦理由で、業者の選考委員会の考えが教育委員会の考えと同じですかと問うたときそうだとおっしゃったのは、安全衛生及び管理体制に問題があるのを選んだことになるわけだから、それはやめてほしい。そういうことを触れないで、選考委員会ではそうですけれど、これらを配慮してそっくりそのままとったのではなく、安全衛生及び管理体制に配慮して、最優先じゃないということをおっしゃらないと、つじつまが合わないと思うが、しかしこれは市長の専決ということで、あえて異議は唱えないがという意見。 金丸副議長からは、全協で教育長並びに学校教育部長から1年間の総括について報告があった。私はそれを文書で出してほしいと要請した。また、きょうそれが出るものと思っていたが、27日までに教育長が判断され、見解表明されたいと思う。 中村委員より、幾つかの事例が出たのは非常に残念である。これまでの反省を生かして、子供たちに満足いく学校給食のため教育委員会で十分な指導に努めていただきたいとの要望でした。 市川議長より、選考委員会、教育委員会の判断のプロセスについてのお尋ねがありました。 酒井学校教育部長より、見積もりをとる中で契約予定額を求めていく中でコストを重視し、二中のことも考慮に入れて決めた。今まで機会あるごとに報告させていただいているが、残念なことに異物混入ということがあり、私どもとしてはその都度学校に出向き、学校長と一体となって、もちろん業者を入れて原因究明、改善対策等を一連の協議の中で進めて改善を図ってきたなどの答弁がありました。 教育長からは、異物に関しては大変遺憾に思っている。初め、保護者も入ってもらいガラス張りの中で慎重に進めてきた。こういったことをなくしていくのが教育委員会の立場だと思う。今後二中に限らず清瀬市の小中学校全体の問題として、校長先生、学校の先生、栄養士さん一体となって進めていくことが責任を果たすことになると思う。1年間反省もし、会社側も一生懸命やってくれると思うなどの答弁がありました。 採決の結果、賛成多数、よって議案第1号所管部分は承認と決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 続いて、建設常任委員長の報告を求めます。 浅野委員長。        〔建設常任委員長 第16番 浅野和雄君 登壇〕 ◆第16番(浅野和雄君) おはようございます。 それでは、建設常任委員会の報告をさせていただきます。 建設常任委員会は、3月22日午前10時より、委員全員出席のもと開会し、付託されました11件の議案の審査をいたしました。 それでは、議案第1号 専決処分の報告について、平成11年度清瀬市一般会計補正予算(第3号)の所管部分の審査結果について、ご報告いたします。 初めに、担当者に説明を求めました。これは債務負担行為の補正で、金山緑地公園の池の浄化業務委託として 410万円を債務負担行為としたものであります。 採決の結果、議案第1号 専決処分の報告について、平成11年度清瀬市一般会計補正予算(第3号)所管部分は、全員異議なく承認と決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 報告が終わりました。 それでは、討論を行います。 最初に反対討論ございますか。 小野議員の反対討論を許します。 小野議員。              〔第9番 小野幸子君 登壇〕 ◆第9番(小野幸子君) 日本共産党を代表して、専決処分第1号について、反対の立場から討論いたします。 今、異物混入で給食への信頼性が問われています。それは、衛生的にも安全性からも大丈夫と言われてきた民間委託の二中でのたび重なる異物混入があったことが契機になって、業者への不信が深刻化するとともに、異物混入問題で、PTAや教職員から説明が求められているにもかかわらず、きちんと説明し切れていないことや、民間委託を始めるに当たって、事故発生への市教委の対応が不安と不信をつくり出しているのです。今大事なことは、信頼関係を回復させることです。そういうことからも、今回の業者選定に当たっては信頼回復を第一義的に考えて選考すべきです。 ところが、どうでしょうか。業者選考の結果は、再び二中にレクトンを選定し、墨田区で衛生データの改ざんをやったメフォスという会社も選ばれ、委託されました。レクトンを選定したとこは、市教委が1年間で6回もの事故を起こしている業者の責任を不問に付すことです。メフォスについては、衛生データの改ざんをして墨田区での契約を解除された業者であるにもかかわらず、会社の体質を不安に思っている親や教職員の感情を逆なでする形で市教委は選定しました。一般質問でも、警察不祥事と国家公安委員会のことでやゆする意見もありましたが、これで信頼回復することができますか。 教育長は、業者選定は選考委員会の意見で決まったと言っております。が、最終的には市教委の判断で選定したことです。もし、事故などが起きたとき、選考委員会の責任ではなく、市教委の責任であります。 こうした業者選定に当たって、日本共産党、市民フォーラム、生活者ネット、市民会議の4会派は、給食の民間委託についての考え方は違いますが、信頼回復など、今日の給食問題が置かれている実情を踏まえ、レクトン、メフォスへの委託についての再検討を教育長に申入れをしました。教育長は、2つの業者を外す考えはなく、実質4会派の申し入れを拒否されました。このことは、私たちには納得のいかないものでした。そういう点からも、今後の事故に対する教育長の責任は重いと言わざるを得ません。 私たちは、異物混入については、直営、民営を問わずあってはいけないものと考えます。万一あったときは、きちんとした教育的配慮のもとに対応がされるように求められると考えています。 異物混入は、調理のミスもありますが、それ以外にも不可抗力で起きることも否定できません。そんなときにも、学校全体での取り組み、教師間での情報交流、現場でのマニュアルの確立が必要です。現場任せにせず、教師間の横のつながりとともに、連携した取り組みを援助することが市教委の責任でもあります。 最後に、文教常任委員会での専決処分の審議の中で、学校給食の民間委託には反対だが、専決処分は行政の選択で決まったことだからとの理由で、賛成の立場を表明する議員もいました。これまで民間委託に反対し、業者選定でも、レクトン、メフォスを外すように求めてきたことからも、この専決処分に反対することは当然だと考えます。業者選定の問題で教育長に申し入れをした4会派の皆さんには、ともに専決処分に反対の意思を表明していただきたいと思います。問題点を残したままで中学校全校に民間委託を広げる業者選定にかかわる専決処分には反対です。 これで専決処分の第1号の反対討論を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 次に、賛成討論ございますか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) ほかに討論ございませんね。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) それでは討論を終結して、採決をいたします。 議案第1号を承認することに賛成の方の挙手を求めます。                〔賛成者挙手〕 ○議長(市川俊朗君) 賛成者多数。 よって、議案第1号は承認と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第2、議案第2号 平成12年度清瀬市一般会計予算を議題といたします。 予算特別委員長の報告を求めます。 森田委員長。         〔予算特別委員長 第14番 森田正英君 登壇〕 ◆第14番(森田正英君) それでは、予算特別委員会の報告をさせていただきます。 予算特別委員会は、3月10日、13日、14日の3日間にわたり、全議員が予算特別委員となり開催されました。 審査につきましては、総括、歳入、歳出について順次説明を受けてから審査をいたしましたが、ここでは総括的な説明と質疑の概要について説明させていただき、詳細については省略させていただきます。 初めに、予算の概要ですが、平成12年度一般会計予算の歳入歳出の総額は 220億 1,100万円で、前年度に比べ12億 3,700万円の減で、率にすると 5.3%のマイナスとなり、5年連続のマイナス予算となっております。 こうした中、市財政の現状は、まず市財政の運営に大きく影響する市税収入はほとんど伸びておらず、平成12年度も恒久減税が実施されることによる4億 6,500万円程度の減収が見込まれるなど、厳しいものになっております。 また、平成12年度の各種基金の取り崩し額は5億 9,000万円で、基金全体の残高は5億 2,500万円まで減少してしまう状況で、特に財政調整基金の残高は、平成12年度予算編成後ではわずか 3,000万円という中で、平成12年度はかつて経験したことのない財政運営を強いられることは間違いないという見解が示されました。 そのほか、経常収支比率は93.4%と下がってきており、多少改善は見られますが、財政の硬直化の現状は変わっていません。 このような状況の中、平成10年度より進めている行財政改革も平成12年度には3年目を迎え、着実にその成果を上げてきているという報告もあり、平成12年度においても、中学校4校の給食調理業務の民間委託、清瀬市市民センター等の管理運営を清瀬市文化振興事業団への委託、補助金の見直し、自転車駐輪場の有料化、敬老金や保育料の見直し、さらに人件費では、議員の期末手当、理事者の給与10%、管理職手当50%の削減を予定し、今後もさらに行財政改革を推し進めることにより、簡素で効率的な行財政システムの確立を図っていくことが示されました。 そして、財源の確保が厳しい中、議会や市民の皆様からの強い要望も受けまして、平成12年度の予算を編成し、その主要項目として、基本構想の3つの柱を築くため、39項目の事業が示されました。 また、これを支える歳入の主要項目ですが、市税につきましては、前年度と比べると5億 6,352万円、率で 6.4%のマイナスとなっております。利子割交付金では1億 5,300万円の増で、これは1990年代初めの高金利時代に預け入れられた郵便局の定期貯金が集中的に満期を迎えることにより税収増が見込めるためであると説明がありました。 地方交付税では、普通交付税が2億 6,200万円の増です。 分担金及び負担金では、介護保険制度の導入に伴い、老人保健措置費措置者等の負担金等が減額になったことにより、1億 121万円の減額であります。 使用料及び手数料では 3,505万円の増で、これは市営中里第一住宅建て替え工事終了による使用料の増額と、駐輪場の一部有料化に伴う使用料等の増額によるものであるという説明がありました。 国庫支出金では、介護保険制度導入に伴う老人福祉費負担金及び補助金等が減額となっておりますが、児童手当の支給年齢引き上げにより増額になっており、全体で3億 9,209万円の減となっています。 繰入金では2億 9,132万円、率で48.7%の減となっております。 市債では1億 4,350万円減の3億 9,790万円の計上となっております。 次に、質疑ですが、財政再建団体に転落したら市民の生活を守ることができないと強調する中、本当に財政危機と考えているのか。2000年度予算においてどこにポイントを置いているのかという質問があり、これに対しましては、清瀬市の今置かれている財政状況が危機的な状況でないと判断する材料は全くない。そのため、基礎的な財政体力を平成14年度までに何としてもつくり上げることを主眼に置き編成したという見解が示されました。 また、地方分権が進む中、都市経営が必要なときに、企業誘致等税収対策という観点が感じられない、産業政策についてどう考えるのかという論議があり、これに対しては、清瀬市の持つ資源や人材を生かし、環境や住民の生活を大切にしながら発展を図る内発的な面から考えていきたい、今回の予算の中で具体的なものは出ていないが、都市計画マスタープラン、また、長期総合計画の中で論議いただいているという見解が示されました。 また、経常収支比率について、行財政改革の施策が始まって以来少しずつ減少してきているが、平成14年度までに80%台に乗せるにはさらなる行革を進めなければならない。人件費の今後の傾向についてと民間委託の方向性についての質問があり、これに対しましては、平成14年度までに職員のトータル 600人体制を目指す。経済見通しで個人消費が1%伸びると言われる中、市税が平成14年度までに若干上向くことを期待し、平成14年度まで88.7%の数字をクリアできると予測する。民間委託については、仕事をする中身において経済効率を考える中で選択していくことが大事であるという見解が示されました。 そうした中、行政サービスの影響を考えると、職員を 100人も削減できないのではないか。あるいは、新規採用でも人件費削減につながるのではないかという論議がありましたが、これらに対しましては、人員だけが多いことが仕事量を多くさせるということではない。減らしていかなければこれからの新しい行政需要に対する財源は出てこない。清瀬市の経営体質を変えていかなければならないことをしっかり考えると、得策ではないという見解も示されました。 このほかにも、予算書に基づき、全般にわたり数多くの質疑、意見が出されましたが、ここでは省略させていただきます。 採決の結果、議案第2号 平成12年度清瀬市一般会計予算は、賛成多数で可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 報告が終わりました。 それでは、討論を行います。 最初に、反対討論ございますか。 それでは、霜村議員の反対討論を許します。 霜村議員。              〔第8番 霜村昌男君 登壇〕 ◆第8番(霜村昌男君) 日本共産党を代表して、議案第2号 2000年度清瀬市一般会計予算に対する反対討論を行います。 最初に、新年度予算に何が求められているかという問題です。私どもは、新年度予算編成に対して、不況の中で苦しむ市民の暮らしや命を守ることを第一義に考えた予算をと主張してきました。公共料金の値上げの抑制、福祉の前進、中小業者への支援などは本当に切実な問題となっています。財政難であることは私どもも承知しておりますが、その中でどうして市民生活を守るかを考えたとき、市民生活を守る施策に予算を重点的に配分することが求められております。また、国や都に対する財政危機打開の方向も明らかにしながらも、不要不急の施策の見直しを行うことも重要です。 こうした中で、私どもは今回予算の組み替えを提案しました。これは厳しい財政状況の中にあっても、こうすれば市民の求めている緊急切実な要求にこたえられるということを示したもので、今の市政に求められている対応と確信しております。 具体的には、資本金10億円以上の企業に対する法人市民税の不均一超過課税の是正や、有料化を前提とした駐輪場整備費の凍結、議員の特別手当の廃止など、市民に負担をかけない方法で財源を確保し、保育料値上げの中止や生活資金貸付制度の拡充、緊急融資制度や住宅リフォーム助成制度の創設などを実施するというものです。 私どものこの積極的な提案に対し、市長は受けとめるべきところは真摯に受けとめるとしながらも、考え方の根本が異なる、財源的にも足りない、目先のことだけに手を差し伸べることが市民生活を守ることにはならないと拒否し、あくまで行革を推進する姿勢を崩しませんでした。 新年度予算はプレミアムつき商品券の発行など、市民要求を一定反映しておりますが、保育料値上げや無料駐輪場の有料化、敬老祝い金削減など、市民負担強化、福祉切り下げの行革路線に沿った予算となっており、厳しい市民生活をさらに圧迫するものです。 市長は、所信表明で「現状に甘んじ衰退の道を歩むのか、それともしばらくの苦しさを我慢しながら新しい仕組みを築いていくのか」と迫り、市民にしわ寄せをもたらす行革推進を強調しましたが、予算はまさしくそれをあらわしています。宇野議員が代表質問の中で指摘しましたが、おぼれる者への救済よりも財政を最優先する市政は、自治体の使命からも外れるものであり、市民生活よりも財政再建が重要という市長の姿勢は断じて容認できるものではありません。これは自治体のあり方からいっても主客転倒したものと指摘しておきます。 反対理由の第2は、市の行革と市政運営の問題です。行革が実施された1996年度から本予算までの5年間を見てみると、下水道料金値上げを皮切りに、公共料金の値上げは市民に7億円もの影響をもたらしました。これは市民1人当たり1万 2,000円の負担増です。一方では、中学校給食調理の民営化や敬老祝い金のカットなど、市民の生活や活動に関する予算が減らされています。不況による影響と市の公共料金値上げ等のもとで、市民の生活は窮地に立たされていることは、国保税滞納者が増加傾向にあることなどからも明瞭です。 行革を推進する手法も強引で、かつ問答無用の形で行われています。学校事務職員の削減は、現場との関係でも一方的に実施されましたし、第二保育園の問題でも、当初の公設民営化の方針が民設民営とどんどんエスカレートしています。保育料問題では、議会で決まっていないものを既に確定したかのように市報で報道したり、保護者への通知を出しています。市長は、金がないと言えば何でも許されるとお考えのようですが、こうしたやり方は絶対に支持できません。財政健全化計画にもさまざな問題があり、目標が本当に達成できるかどうか疑問です。減税の実施を初め、地方への負担転嫁など、国や都との関係で歳入に大きく影響します。 また、市長は、景気回復による市税増収に期待をかけていますが、必ずしもそうはいかない現状です。市長は、目標を達成するために人件費削減を強調し、職員数をさらに減らしていく方針を示していますが、仮に目標とする30名の職員を減らしたとしても、市長の公約を実現できるかどうか、厳しいものがあります。市長は、職員が多いことを悪とは考えていないが、都市経営論の立場から考えると、職員を減らさないと新しいまちづくりの財源がない、今日までの政策選択についてもすべてについて見直すと答弁していますが、その新しいまちづくりについても具体策は示されておりません。 また、すべての事業を正職員でやれとは私どもも考えておりませんが、要は政策選択の問題だと思います。その政策選択も行革の中で既に後退し始めています。小中学校の自校直営方式による学校給食、公立保育園の民営化、乳幼児医療費の無料化制度が他市に追い抜かれるなど、清瀬市の代表的な施策が色あせてきています。 こうした施策を後退させておいて、何が都市間競争なのでしょうか。私どもは、市民から喜ばれている施策を維持しながらも、若い職員の採用などで人件費や経費の削減は可能であることを示してきました。しかし、市長はそれは一時的なものとし、あくまでも行革を実施し、市の体質を根本的に変えていくことを強調しています。そうした考えから浮かび上がってくる行革というものは、結局のところ公共料金の値上げや業務の民間委託など、市民に我慢を押しつける政治そのものではないでしょうか。そういうものに賛成するわけにはいかないのです。 反対理由の第3は、地方自治に対する市長の姿勢です。市の財政危機打開のためには、国や都の関係抜きには論じられません。地方分権が実施されようとしている今日ではなおさらです。税金をゼネコンや大銀行支援に大盤振る舞いする一方で、社会保障制度を切り下げる自自公政治に対しても、シルバーパスの有料化を初め、老人福祉手当や老人医療費助成制度の廃止など、福祉を大幅に切り捨てる石原都政に対しても、市長は、税収が減り国や都も財政難だからやむを得ないと容認しています。都の福祉見直しの主な10事業だけでも1万 1,000人の市民に影響しますし、特にシルバーパスは、現在無料で交付を受けている高齢者 4,966人の97%、 4,800人が有料となる大改悪です。市民への影響とともに市財政にも多額の被害がもたらされますが、市長は包括補助でカバーされると、都を擁護しています。 市民の暮らしと地方自治を守るためにも、国や都の悪政とはきっぱり闘うべきですが、市長はそうした立場に立ち切れておりません。21世紀は地方分権の時代とも言われており、地方自治そのものについての考えが試されます。地方分権一括処理法は住民自治が本当に花開くものとはなっていませんが、市長は責任も強まるが選択の幅が広がると、歓迎する受けとめ方をしています。財源の伴わない地方分権は市財政をさらに窮地に追い込むものであり、市長のように手放しでは喜べません。 また、市政にも民主的な運営が今以上に求められてきます。市政運営の基本に市民の合意を得る努力を最大限行うことを据える。計画段階からの市民の参画を初め、さまざまな分野への市民参加を拡大していくことも重要となります。ところが、市の現状は、情報公開でも市民参加でも対応がまだまだ不十分で、いつになったら市民参加条例をつくるのか、定かではありません。 反対理由の第4は、歳出部分の問題です。予算組み替え案は財源も明確にし、予算額も示して、市民施策の充実を求めました。一例を挙げるならば、住宅のリフォーム助成制度は 500万円の予算で1億円からの経済効果が期待できるものです。これはまちの建設業者ばかりか、一般市民や市財政にもプラスとなるものですが、検討すらしようとしておりません。生活資金制度や福祉施策の拡充は、消費も強まり、新たな経済効果が生まれると提案しました。しかし、市長はそうした姿勢に立てず、福祉施策の拡大が経済効果につながらないと否定しています。生活資金の貸付事業費は、拡充どころか前年度より減らされている実情です。 スタート直前の介護保険では、特に低所得者対策が重要となっていますが、市の考えはあくまでも介護保険法や国の特別対策の範疇であり、市独自には保険料減免も利用料助成も考えていません。保育料の値上げは、子育て支援重視の立場からも、子育て世代の生活実態からも、今行うべきではありません。しかも、保育料の値上げをお願いしながら、子供たちのおやつ代等を削るとは言語道断です。 教育では、学校運営費が過去5年間で最低に抑えられる一方、教育振興費の積算単価も前年度比10%カットとなっています。子供たちの健やかな成長のためにも、教育予算の拡充は多くの市民の願うところです。教育予算の削減に当たって、教育長は今まで支障を来さないとしてきたものが、今回は支障があるかもしれないと、率直な見解を示されましたが、その持つ意味は教育の最高責任者として重大です。 以上の事柄から歳出関係を見ても、福祉や教育に標準をあわせた行革が実施されているわけで、私どもが予算に反対する理由の一つとなっています。 反対理由の最後は、平和、憲法に対する見解の問題です。ガイドライン法容認の見解が市長や助役から示されてきましたが、これは参戦を禁じた憲法と相いれないものであり、平和を希求する国民の願いに逆行するものです。市長などの見解は容認できません。 以上、予算案に対する反対理由をるる述べてきましたが、予算委員会の冒頭にも述べましたように、予算というものは国や都に対する姿勢や、市政運営の手法など、総合的に市長の政治姿勢が問われるものです。予算を見ればその自治体の基本姿勢がわかるとも言われていますが、予算は市政をうつす鏡であり、市政の根幹です。本予算は、市民要求が一定部分反映されていますが、全体としては市民負担強化や福祉施策の後退など、市民に財政難をしわ寄せする予算であり、地方自治のあるべき姿、地方自治の原点を踏まえたときに、とても賛成できるものではありません。 よって、議案第2号 2000年度清瀬市一般会計予算に反対するものです。 最後に、今議会における公明党長谷川議員の発言の問題です。 本会議や予算特別委員会、16日の議運でも指摘してきましたが、3月8日の長谷川議員の一般質問での発言は、政党間論争の節度さえわきまえず、日本共産党に悪罵とも言える攻撃を行うなど、議会議員としての民主主義に対する見識が問われるものでした。このことは本会議での議長発言にも示されています。 しかも、長谷川議員は、市民要求を反映し、市政の諸問題に言及すべき一般質問は5分間にとどめ、3分の2の10分間を共産党攻撃に費やすという、前代未聞の質問を行いました。これまで会派や議員が見解を述べることはありましたが、今回の長谷川議員の発言は、こうした慣例や一般質問制度の悪用にもつながるもので、前例にならないよう、議長として厳正な対処を行うべきです。 次に、長谷川議員が日本共産党に言及した内容について、私たちの見解を述べさせていただきます。 長谷川議員は、新聞「赤旗」が国民の不安にこたえて、公明党と創価学会の政教一体、問題の特集記事を連載したことを取り上げ、日本共産党こそ政教一体という陳論を展開しながら、我が党の綱領路線をねじ曲げ、日本共産党が目指す社会は強制的一元社会であり、共産党による日本社会の精神となると攻撃しました。 そもそも新聞「赤旗」が特集記事の連載を始めたのは、公明党の政権参加を契機に、創価学会という特定宗教団体によって、国の政治や民主主義が左右されるのではないかという、大きな不安が国民の中に広がったからにほかなりません。 そして、その不安は根拠があるものなのです。創価学会は自分たちの宗教を国の宗教にし、国民の心の問題を一つの宗教で押さえ込んでしまおう。日本社会を精神的に支配しようという野望を持ったことがある宗教団体です。創価学会の国立戒壇を国会の議決でつくるという目標を持って、そのための政界進出を公然と掲げて生まれたのが公明党やその前身である公明政治連盟です。その目標のためにも、文字どおり政教一体の活動が繰り広げられ、数々の反社会的事件も引き起こされました。公明党委員長の要請で、当時の自民党田中角栄幹事長が著者に出版の中止を求め、圧力をかけたことまで明らかになった1969年の言論出版妨害事件で国民の批判が沸騰し、これを契機に創価学会は反省を迫られ、1970年5月の本部総会で、当時の池田会長は創価学会と公明党の関係は分離するとの猛省行為を行わざるを得なくなりました。 しかし、その猛省も実は表面を繕うだけのものであり、その後も政教一体ぶりは変わりませんでした。 重大なのは、公明党の政権参加により、この政教一体ぶりが一層露骨になっていることです。今年2月に行われた大阪府知事選挙や京都市長選挙では、公明党の推す候補者の演説会で、創価学会の旗である三色旗が打ち振られ、創価学会の組織名が入った横断幕が広げられ、文字どおり政教一体の選挙が展開されました。京都の公明党代表は、演説会で三色旗を振ってなぜ悪いとまで居直りました。 国民の不安にこたえた日本共産党の新聞「赤旗」の報道は、実に的を得たもので、日本の政治と民主主義の前途がかかっていると言っても過言ではありません。 日本共産党は、日本社会の現実を科学的に分析して、どんな問題でも国民が主人公で取り組み、国民多数の意思で解決して、大方針、党綱領をもって全国津々浦々で活動しています。この党綱領路線とそれに基づく活動が評価され、今日本共産党への国民の支持と共感の場が毎年広がり、日本共産党は地方議会において自民党や公明党などを追い抜き、第一党、 4,500人近い地方議員を擁するまでに躍進しています。国民の自由と民主主義を守る点でも、日本共産党の態度は一貫しています。 戦前の暗黒時代、天皇制政府による侵略戦争、国内の専制支配が行われたとき、どんな弾圧や迫害も恐れず、日本共産党は侵略戦争反対と国民主権の旗を掲げ、自由と民主主義のために闘い抜きました。 最近でも、国民の皆さんと力を合わせて、戦争法や盗聴法など、自由と民主主義を破壊する攻撃と闘い、今も闘っています。過去から現在まで生命をかけて自由と民主主義のために闘ってきた党だからこそ、日本共産党は将来の社会における自由と民主主義も国民に保障できるのです。 私たち日本共産党は、その理論的基礎とする科学的社会主義に深い確信を持っていますが、それを国民に押しつけるつもりは毛頭ありません。信教の自由を初め、自由と民主主義が全面的に花開く社会を目指しています。 大田区議会で、公明党区議が、自分たちの気に入らない一部週刊誌を区立図書館からなくすよう求めた事実は、公明党こそ言論抑圧の党であることを示しています。 長谷川議員が言う日本社会の精神支配は、公明党と一体の創価学会こそが昔持った野望であり、それが現在でも清算されていないのではないかという疑念を多くの国民が抱えていることを強く指摘しておきたいと思います。 また、長谷川議員は、日本共産党が予算案に賛成しないから教条的だと攻撃しました。一体公明党は何を基準に政治に取り組んでいるのでしょうか。日本共産党は、住民の暮らし第一に、国政でも地方政治でも全力を挙げています。市の今回の予算案は、既に論戦を通じて明らかになっているように、保育料値上げ、教育予算の大幅カットなど、住民に負担増と福祉、教育の切り下げをもたらすものであり、住民の利益を第一に考えるなら、到底賛成できるものではありません。日本共産党は市民の暮らしを守る立場から予算案に反対するとともに、どこをどう考えたらよいか、積極的に建設的対応を示して論戦しました。予算案に対する組み替えの具体的内容を提案し、介護保険条例についても、低所得者向けの保険料の減免を盛り込んだ独自の条例案を提出しました。公明党が加わる小渕連立政権のもとで国民の暮らしは深刻さを増しており、地方自治体がその本来の役割を発揮して、市民の暮らしを守るよう、市民と力を合わせて引き続き全力を挙げる決意を申し述べて、討論を終わるものです。              〔発言する者あり〕 ○議長(市川俊朗君) 静粛にお願いいたします。 議長よりお願い申し上げます。 この市議会は、前回も申し上げましたとおり、自由闊達な論議の場を確保するつもりでございますけれども、我々はあくまで市政の論議をすべくここに負託を受けているわけであります。また、今は予算の反対討論をいただいているわけでありますので、その枠内に十分とどまられるよう、議長から重ねてお願い申し上げます。 引き続きまして、次に賛成討論はございますでしょうか。 それでは、しぶや金太郎議員の賛成討論を許します。 しぶや議員。             〔第12番 しぶや金太郎君 登壇〕 ◆第12番(しぶや金太郎君) 民主クラブを代表しまして、予算案に対する討論を申し上げます。 歳入歳出それぞれ 220億 1,100万円の平成12年度予算案に、賛成する立場からご意見を申し上げます。 行政改革、財政再建に向けて、星野市長以下、市職員の皆さんが不退転の決意で責任ある施策を展開していることに、まず高く評価をいたします。その成果が平成12年度当初に、平成14年度目標の数字であった71名の職員削減を実現させたことにあります。このことなどにより、人件費の対前年度比3億 2,500万円の減を生み出しました。備えあれば憂いなし、財政調整基金が 3,100万円では、おっかなびっくりで自治体経営をしていっているようなものであります。徹底した見直しにより財源を確保するのは急務であります。市民生活を守るためにも急務であります。 その見直しの1つが清瀬市文化振興事業団の設立による4市民センターの業務委託でありますが、一方、こうした抜本的組織改革の断行により、今までなれ親しんできたものががらがらと変わっていきます。当然、各部、各課においては、その業務の遂行に削減の影響、組織改革の影響が出ていると思われますが、もとより民間企業では生き残りのために常にサービス内容の向上と業務の効率化を図っていることに思いを寄せられ、よりよきまちづくりに向けてのこの組織改革の重大局面を、星野市長以下大いに志を発揮し、協力し合って乗り切っていってもらいたいと願っております。 ところで、この3年間の庁内の提案制度による業務改善、新しい施策の提言等の数が32というのは、少し少ないのではないかと思います。お金がないときには知恵を出す。知恵が出ないときには汗を出す。市役所入り口の宣言塔などは、日曜大工の得意な職員の方が本来の仕事の合間を見て塗り直すなど、柔軟性ある対応が望まれます。公僕という言葉が今や死語となってしまいましたが、捨てる神あれば拾う神あり。前向きに生きる人には天と大地が見方するであります。重ねて申し上げますが、行政全体のここ一番の奮起を期待します。 また、財源の確保にもかかわることですが、受益者負担の適正化についてであります。清瀬市使用料審議会の答申に従って、11年ぶりに保育園の保育料を改定することになりました。低所得者に十分に配慮しながら、このことはもっと早くに取り組むべきでしたが、今後は定期的に見直しを図っていくことを改めて申し添えておきます。 また、5カ所の市営自転車駐輪場が有料化されますが、公共サービスの利便性を高めていくわけですから、そこにかかる経費については応分のご負担をお願いするのが妥当であります。 また、民間活力の導入、民間委託についても支持をいたします。アメリカなどでは、学校の運営そのものを民間委託し始めています。市役所は倒産しないという安全性があるところと、いいかげんな仕事をしていたら最後には倒産してしまう民間とでは、やはり危機意識に差が出るでしょう。民間でできるところは民間に任せていくべきであります。 さて、第二中学校の給食調理の民間委託による異物の混入が問題となりましたが、民間委託調理に限らず、市の直営調理においても、双方の異物混入を徹底的に阻止し、情報公開と明確な責任ある対応により、給食調理に対する信頼性を高めていくことを確認しておきます。 さて、今年は例年になく雪が多いようですが、しかし、ヒマラヤ山脈では 6,000メートルにある氷河が解け出し、湖を形成し、土石流となってふもとの部落を襲っていくという危険性が増していると、NHKの報道にありました。海面の上昇についても危惧されております。地球温暖化であります。ダイオキシンを初めとする環境ホルモンは人間や動物の体をむしばみますが、温暖化は地球の形を変えてしまいます。資源循環型社会の構築、環境問題解決のための具体的な歩みが求められていることは、だれもが周知しているところであります。 当市におきましても、ISO 14001取得の前段であるエコアース計画を昨年からスタートさせています。また、今年度予算においては生ごみの堆肥化促進のために、大型生ごみ処理機による集合住宅でのリサイクル実験が1カ所で行われます。ぜひこれを成功裏に導いて、可燃物の約3割を占める厨芥物の資源循環を進める大きなきっかけとしていってほしいと思います。 また、清瀬市廃棄物減量等推進審議会の答申であるごみ収集袋の指定制の導入についても、その目的と意義について広く市民の皆様にご理解を得られるよう、努力を望みます。 さらに、これは農業振興にもかかわることですが、生分解ビニールマルチの普及のための助成は、金額は8万 6,000円と極めてわずかですが、環境に優しい、環境保全、自然循環型農業を進めていく上で、期待の持てるところであります。 さて、高齢者福祉の基盤整備でありますが、平成12年、平成13年度で新たにケアハウスが整備されることで、施設を選ぶ市民の皆様の選択肢が広がり、快適な老後のステージがまた1つ用意されるわけで、大変にありがたい話です。 次いで、介護保険制度であります。1号被保険者の月額保険料が 3,155円と設定されました。一生懸命勉強しても国の対応が変わってしまうという状況下で、やっとここまでたどりついたというのが、担当者の皆さんの正直な実感だと、厚生常任委員会の答弁にありましたが、本当にご苦労さまです。2月22日現在では、認定申請受付件数 1,052件、審査認定件数 870件、審査会開催回数34回を数え、今ではさらにこの数字もふえているわけですが、4月1日制度運用開始に向けて鋭意努力されている関係者の皆さんに、心から敬意を申し上げます。 苦情相談、処理については、一連の流れを掌握し、全責任を持って話ができる市職員が対応することがベストだと考えるという答弁もあり、また保険外のサービスとして、紙おむつの給付や配食サービス、さらに自立と認定された方へは生活支援としてのホームヘルプサービスやデイサービスの一般福祉施策を考えているということですので、新しい社会保障制度のため、まだまだ課題の多い介護保険制度でありますが、市担当者の皆さんの介護保険事業計画に従っての誠意ある努力に信頼を寄せ、大いに期待をしているところであります。 さて、高齢化率16%、各駅停車に乗るがごとくの気分で高齢者がふえていると、その高齢者の数の変化にスピードに鈍感になりがちでありますが、実は新幹線のぞみに乗り込んでいるようなものであります。高齢化率25%という名古屋駅はあっという間にやってきます。あと9%増加すれば、単純な比例計算ですが、ざっと28億円が今の老人保健医療会計50億円に加えて必要になってきます。 183万円を計上しての徘回高齢者探索サービス事業に見る無線端末の利用、こうしたIT革命、あるいはロボット技術の進化による地域社会の新しいサポーターの出現に期待を寄せることも考えられますが、しかし人口動態の構造的変化、超高齢化社会が完全なる姿となってそのマイナスの側面がだれの目にも明らかになる前に、従来の施策に加えて健康づくり対策推進会議を庁内で発足させ、市民の健康確保に知恵を絞っていく試みは、まことに時宜を得たものだと思います。 以上、福祉が集積している清瀬市は、安心して年が重ねられる、安心して病気になれるということですが、本来望まれるのは、生涯現役の人生だろうと思います。病院のまち清瀬から、清瀬市に住めば健康になる、生涯現役のまち清瀬にバージョンアップさせるつもりで、健康対策に取り組んでもらいたいと思います。 さて、美しいものを美しいと思えるあなたの心が美しい。相田みつをさんの詩であります。自然の美しさにしばし我を忘れる場所が身近にあればこんなにうれしいことはありません。2000年の今年から始まる、自然を守る会の協力で生まれた清瀬カクタリまつりは、市民の心を和ませるすてきな取り組みです。また、この夏にはカタクリ林のすぐそばに、清瀬市立清瀬せせらぎ公園が完成します。台田の桜並木、金山湧水池、緑地公園、柳瀬川遊歩道、せせらぎ公園、カタクリの林とつながる柳瀬川ゾーンは、21世紀の多摩の新名所となっていくでしょうし、カクタリまつりが、蛍観賞まつり、桜まつりと並んで柳瀬川三大まつりに発展していくことを大いに楽しみにしたいと思います。けやき通り、ロードギャラリー、椅子のあるまち、屋敷林、雑木林に生産緑地、そして柳瀬川ゾーン、清瀬市の目指す田園都市が徐々に姿をあらわしてきている、そんな思いがいたします。 次に、子供たちの環境整備、子育て支援であります。老朽化した保育園の改修や小中学校の補修改修に、今年度も1億 1,600万円の予算を計上し、特に問題となってきたトイレにつきましても計画的に順次改修を進めていく旨の答弁もあり、積極的に改善に努めております。また、要望の強かった第9学童保育所も開設の運びとなりました。また、小学校では外国人による英語指導が始められます。 さて、先日の清瀬中学校の卒業式では、正門のところで、校長先生が卒業生たちに胴上げをされたそうであります。学校教育の荒廃が伝えられる中で、何か明るい兆しを感じさせられる話題であります。教育行政の努力がこうした形で一つ一つ実ってきていると評価をいたします。信頼関係の広がり、深さ、強さのある中で子供たちを育てることが最高の教育環境であります。五小、九小の統廃合が平成13年度末を目途に具体的に示されましたが、この信頼関係を最重要視して、新しい学校をつくっていくんだという情熱で取り組んでいってもらいたいと要望します。 その他、商工振興策の一環としてのプレミアム商品券への助成、コミュニティーバスの運行調査、松山集会所の開設などの新しい取り組みについても支持をいたします。 さて、こうした現下のとるべき必要な施策を展開しながら、緑や水の自然との調和と、集積している医療、福祉資源の活用を踏まえた清瀬市の21世紀のまちづくりをどう進めていくかという、長期総合計画、都市計画マスタープランの作成が進められているところでありますが、これにつきましても大いに期待を寄せるものであります。 以上、民主クラブは、市長所信の冒頭にある、優先的施策の明確化、簡素で効率的な市政、行政、人件費や扶助費の圧縮、使用料や補助金の適正化など、着実に進める必要がある。現状に甘んじ衰退の道を歩むのか、それともしばらくの苦しさを我慢しながら新しい仕組みを築いていくのか、大きな分かれ目だという、星野市長の現状認識と将来展望に全面的な共感を覚え、民主クラブは市長所信を強く支持するものであります。冬来たりならば春遠からじ、ここを乗り切れば明るい21世紀の展望が清瀬市に開いてくると信じます。 以上、他会派の皆様の平成12年度予算案に対するご支持、ご理解をお願い申し上げまして、民主クラブを代表しての賛成討論といたします。 ○議長(市川俊朗君) ほかに討論ございますか。 浅野議員の賛成討論を許します。 浅野議員。             〔第16番 浅野和雄君 登壇〕 ◆第16番(浅野和雄君) それでは、公明党を代表しまして、平成12年度清瀬市一般会計予算案に対し、賛成する立場から討論を行います。 本年、西暦2000年は、4月から地方分権一括法や介護保険制度が施行されるなど、歴史的な転換点になるであろうと言われております。しかも、深刻な財政危機が多くの自治体を直撃し、自治体にとってはまさに正念場の1年とまで言われているのは、既にご承知のとおりであります。また、清瀬市におきましても、市制30周年という節目の年でもあります。 ここで、先ほど小渕政権の話も出ましたので、まず初めに国の2000年度予算にも触れておきたいと思います。 公明党の連立参加によりまして、これまでにない生活密着型の予算配分にあると言えます。言いかえれば、従来の予算では優先順位の低かった国民生活に直結する政策が大きく前進をしております。例えば、児童手当制度では、支給対象年齢を、現行の3歳未満から今年の6月分から小学校入学前まで拡大しています。その結果、支給対象者は現行の約 256万人から倍を超える約 570万人にふえております。また、保育サービスの充実では2000年度から5カ年計画で新エンゼルプランもスタートします。4月からの介護保険の特別対策として、高齢者の保険料を半年間徴収せず、利用者負担も3年間は3%に軽減するなどの、きめ細かな配慮もされております。 また、公共事業の質の変化もここで指摘しておきたいと思います。予算規模は同じですけれども、その中身が高度情報通信社会の基盤づくり、あるいは中小ベンチャー企業対策、交通機関のバリアフリー化、公営住宅へのエレベーター設置や良質な公共賃貸住宅の供給増など、生活密着型の公共事業に重点配分されている点です。その他、教育政策の拡充なども挙げられますが、ここでは省略させていただきます。 さて、当市の平成12年度の一般会計の予算規模は、前年度より 5.3%減の 220億 1,100万円で、5年連続のマイナス予算となっております。これは、介護保険制度の導入に伴い、一般会計の高齢者対策事業が介護保険特別会計に移行したことによるもので、編成方針にも明らかなように、長引く景気の低迷と恒久減税や社会経済情勢等の大きな変化を反映し、市税収入の大幅な減収が見込まれるなど、また財政調整基金などの各種基金の残高も大幅に減少し、ここ数年来で最も厳しく、深刻な財政状況です。 このような中、歳入面では、市税の例えば休日窓口の開設や、臨戸徴収などの地道な努力で徴収率のアップを目指したり、可能な限り、国、東京都の補助金等の財源確保に努めております。 一方、市民生活に直接関係する施策等については、レベルダウンを招くことのないよう配慮するとともに、本格的な少子高齢社会への対応や、ごみ、環境問題、地域振興を目指す農商工対策、学校施設や備品の充実、さらには椅子のあるまちづくりや花のあるまちづくり、カタクリまつり、公園の環境整備等、個性的で魅力あるまちづくりを推進していくための関係経費の予算計上を図っているなど、市行政の努力を高く評価するものであります。 そして、4点にわたってその理由を述べさせていただきたいと思います。 その第1は、財政健全化に向けての努力を高く評価したいと思います。これまで、私は戦後生まれの団塊の世代が60歳を迎える2005年が社会経済のターニングポイントとなるとの視点から、当市の財政健全化は2005年までに達成するよう強く求めてまいりました。財政運営の目安ともなる経常収支比率は平成8年度には 100.7%と危機的状況でしたけれども、平成10年度以来本格的な行財政改革に積極的に取り組んできた結果、平成10年度が99.2%であったものが、平成12年度では、人件費、物件費、補助費など、歳出全体についてさらに徹底した見直しや創意工夫をすることにより、93.4%が見込まれるなど、このまま努力を続ければ、平成14年度の目標である80%台達成の可能性の見通しが立ったことや、平成11年度に13.9%の見込みの公債費比率も、これをピークに平成12年度以降は下がっていくとの見通しも、ともに明らかにされたことです。 また、当市の財政硬直化の大きな要因として、歳出全体に占める人件費の割合が高いことが指摘されてきましたが、定員適正化計画において、平成14年度までに71名の職員削減を目標に、退職者不補充で積極的に取り組んできた結果、平成12年度当初には目標達成が見込まれ、また初めて当初予算で対前年比 4.9%減の2億 9,500万円の減となるなど、その努力の成果があらわれてきていることです。 第2は、豊かな心や優しい心をはぐくむ施策や、緑や環境の保全、地域活性化への施策などに心を砕いている点です。今回初めて予算計上されたカタクリまつりは、清瀬市が誇るカタクリの景観を内外に広くアピールするもので、多くの人に自然の保護、育成への関心を高めていくと思われます。 また、継続して実施される花のあるまちづくりや、椅子のあるまちづくり事業なども、清瀬市の優しい温かな市政を内外に広くアピールしています。 また、9月オープン予定の空堀川自然学習園整備事業の完成や、公園事業の拡充、さらに公園整備台帳の作成が予算計上されていることは、学校5日制完全実施や勤務形態の変化などからふえることが予測される余暇を、市民が身近で活用でするための環境整備が求められる中、大変時宜を得たものと思います。 また、地域活性化への施策として、元気を出せ商店街事業や、市内共通商品券への助成は、不況の嵐にもめげず頑張っている商店主などに大きな励まし、支援となり、地域活性化への大きな呼び水となることが期待されます。 さらに、環境保全型農業推進事業費が今回初めて計上されましたが、これは私も実施を提案してきました有機農業などを推進するもので、都市型近郊農業として大変有望と考えているところであり、またダイオキシン類対策として講演会やセミナー等の実施、委員会の設置や分析調査など、継続的な取り組みも高く評価できます。 次に、ごみ問題では、各種リサイクルの中で最もおくれている生ごみの堆肥化対策として、今回初めて集合住宅に実験的に生ごみ処理機を設置する予算が計上されたことも評価したいと思います。 第3は、少子高齢社会に対する施策の拡充の点からです。4月1日からスタートする介護保険制度の基盤整備の拡充や、保険料の低額化などに粘り強く取り組んできた努力に対し、また介護保険対象外の自立と認定された方への生活支援のホームヘルプサービスやデイサービスなどの実施や、三多摩で初めてという徘回高齢者探索サービス事業の実施、コミュニティーバス運行のための調査費の計上や、訪問指導による生活習慣病や介護予防活動の地域健康づくり推進事業の実施なども、高く評価したいと思います。 さらに、第9学童クラブの開設や第一保育園、第六保育園の改修や、私立保育園施設整備等への助成、学童クラブ運営経費の拡充などは、我が党が積極的に推進してきた少子化対策の観点からも評価でき、今後のさらなる拡充を期待していきたいと思います。 第4に、教育関係についてですけれども、市内中学校全5校での学校給食の調理部門のみを民間委託することは、他市に誇れる直営方式が守れ、また削減した財源で給食食器の改善等ができることにより、温かい給食が正しい姿勢でおいしく食べられるなど、生徒はもとより保護者にとっても大変すばらしい選択と思います。 ご承知のとおり、学校給食は教育課程上特別活動に位置づけられており、食事という生きた教材を通し、正しい食事のあり方を体得するとともに、人間関係の育成を図ることがその主な目的となっています。しかし、以前はアルマイト食器のため温かい料理は食器が熱く手で持てないため、いわゆる犬食いと言われるかがみ込んで食べる姿勢になり、教育の現場で正しい食事のマナーを身につけることができない状況でした。私は、5年前に食器改善案として、薄く、軽く、強い、高強度磁器食器の導入を提案しましたけれども、アルマイト食器などより3倍重いとの理由から、職員の増員要求等があって実現できなかった経緯を考えますと、民間委託することで実現したことは、学校教育上大変意義のあることと思います。 また、今議会の一般質問で取り上げました二中の異物混入の問題が、実は全小中学校の問題でもあり、今後の共通の課題として改めて認識されたことも大きな前進と受けとめています。 その他、21世紀を担う子供たちに国際語である英語に接する機会をつくる小学校の英語教育指導の実施や、小中学校の施設改修工事、またスクールカウンセラーやボランティア相談員など、教育相談事業の拡充や、情報、教育推進事業の拡充など、評価したいと思います。 最後に、市民センターの管理業務等を清瀬市文化振興事業団に委託し、受付窓口を夜間10時まで延長するなど、市民サービスの向上を図るための予算計上もされていることをつけ加えまして、私の賛成討論といたします。
    ○議長(市川俊朗君) ほかに討論ございますか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) それでは、討論を終結して、採決をいたします。 議案第2号を可決することに賛成の方の挙手を求めます。                〔賛成者挙手〕 ○議長(市川俊朗君) 賛成者多数。 よって、議案第2号は可決することに決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第3、議案第3号 平成12年度清瀬市国民健康保険事業特別会計予算を議題といたします。 厚生常任委員長の報告を求めます。 三田委員長。        〔厚生常任委員長 第11番 三田きよ子君 登壇〕 ◆第11番(三田きよ子君) それでは、厚生常任委員会の報告をいたします。 厚生常任委員会は、3月21日火曜日午前10時から、委員全員出席のもとに開かれました。 議案第3号 平成12年度清瀬市国民健康保険事業特別会計予算の審査内容のご報告をいたします。 初めに、総括、歳入歳出一括して小指国保年金課長に説明を求めました。説明では、総額で歳入歳出48億 4,240万円、前年度比 6.5%増で、主な内容は、歳入では、国保税が13億 8,781万 1,000円として、一般被保険者国保税は医療給付費分で2万 2,931人、1万 2,426世帯、収納率95%と設定、それと新たに介護保険制度が始まり、40歳以上64歳までの2号被保険者の保険税を人数で 6,362人、 4,892世帯、収納率90%として設定し、11億 8,412万 5,000円、退職被保険者保険税は1億 8,946万 4,000円、収納率97%としている。繰越金は前年度赤字のためゼロ円である。歳出の主なものは、保険給付費の31億 700万円、老人保健拠出金13億 2,551万 9,000円で、介護保険により少なくなる見込みで、前年より10%減額して予算化されている。介護給付負担金として 7,749人の2万 9,000円で、2億 2,472万 1,000円を支払い基金に納付するなどというものでした。 説明が終了した後、質疑、意見を受けました。 石井委員からは、前年度赤字の中で工夫をして予算をつくっている。収納率90%から95%に引き上げているが、収入の確保の見通しはどうか、取れなかった場合は一般会計からの持ち出しとなるのか。介護保険が始まり老人拠出金の今後の見通しはどのようになっていくのかとの質問があり、課長からは、95%の収納率でやらせてもらい、厳しい状況ではあるが、努力はしていく。一般会計との関係はどのようになっていくのかははっきりはしていない。介護保険と拠出金の影響は来年度は10%少ないが、平成10年度の拠出金不足分が平成12年度分と合わさってくるため、平成14年度になってみないとわからないし、極端に減額にはならないと答弁がありました。 佐々木委員からは、国保財政がなぜこのように厳しいのか、国の負担率や東京都のペナルティーの問題をどのように見ているのか、検討委員会では、老人の数が多い、医療機関が多いためかかりやすいとしているが、どのように受けとめているのか。医療費の伸び率をどのように推計しているのか、95%や90%の収納率は達成できるのか、介護保険税との関係では合算されてかえって厳しくなるのではないかとの趣旨の質問が出され、課長からは、国保財政の赤字状態は構造的な問題と思うし、社会保障の立て直しを検討してもらいたいと考えている。都のペナルティーについては区部との格差是正のための制度で、負担の公平を加味したものであり、最低需要額、最低収入額に応じて調整交付金 4,000万円、 5,000万円もらっているが、制度的に問題はある。加入者がふえてきていること、医療費が5%、6%伸びてきているし、その分が赤字になっていくと見ている。谷野税務課長からは、90%の収納率について、前年度が90.5%の収納であったので、それを根拠にして設定したと答弁がありました。 しぶや副委員長からは、市民の健康づくりの施策はどのような内容でやっていくのかとの質問があり、リューマチに落語がよい、良質の水を老人に飲んでもらうといった提案もありました。それと、4億 4,000万円の滞納繰越金、高額医療費問題で質問がありました。松尾健康福祉部主幹からは、平成12年度健康づくり対策推進委員会を発足させ、文化的要素も取り入れ、楽しい企画でさまざまな事業を展開していくが、少しでも医療費が少なくなるように関係機関と協議していく考えであるとした答弁がありました。谷野税務課長からは、前年度より滞納は 2.7%の増加と見ており、収納は 1.5倍の努力目標を設定していると答弁がありました。課長からは、高額医療費は1件当たり80万円を超える医療費を 240件と見て3億 130万 4,000円、それを共同事業交付金として 5,233万 6,000円歳入であり、 3,209万 4,000円を拠出金として支払い、按分の仕組みが説明されました。 長野委員からは、東京都の補助金の減額とペナルティーの引き上げ問題、限度額を50万円に引き上げていくことと収納率の関係では税収が大きくプラスになると見ているのか、医療費通知は年2回どうしても出さなければならないのか、その財源は何か、 135万円を医療費の予防的なものに使っていった方が効果的ではないかとの質問があり、谷野税務課長からは、限度額と税収の関係では、45万円では対象が 476世帯、50万円では 419世帯で、収納率との関係ではほとんどプラスにはならないと思うと答弁がありました。課長からは、都の補助金の問題で、最低需要額から最低収入額を差し引いて補助金が出る。ペナルティーは 7,000万円あり、補助額からペナルティーを引いた残りの額が都支出金として交付されてくるもので、制度的な問題だと答弁がありました。医療費通知は繰入金の職員人件費等 8,778万 7,000円の中に入っており、国の通達でやっているのでやめるわけにはいかない仕組みであるとの説明でした。 金丸副議長からは、国保の制度上の問題と都の 4,600万円減額されてきている問題と今後の見通し、健康増進の推進体制についての質問があり、課長からは調整交付金は保険給付費、老人拠出金の賦課総額の割合で決まり、ペナルティーは国の限度額53万円とのシステム上の問題である。松尾健康福祉部主幹からは、現在でも市の保健婦が中里、中清戸地域に保健指導に行っているが、平成12年度からは庁内に推進委員会を設置して努力していくこと、市民のいろいろな行事に市側が入っていきたいと答弁がありました。 星野市長からは、清瀬市は担税力の低い人が多いこと、制度上改善していくことが求められる。赤字の状況の改善は現在7億 3,700万円を一般財源で補てんしているが、今後も市民の理解のもとに赤字補てんをしていく考えであるが、限界もあるので、今後の大きな検討課題であるとの答弁がありました。 佐々木委員からは、根本的な国の制度改革を求めるもので、市長もそのように表明しており、打開策を共同で進めていきたい。限度額の引き上げが盛り込まれているが賛成していきたいとの意見の表明がありました。 質疑、意見を終結して、採決した結果、議案第3号 平成12年度清瀬市国民健康保険事業特別会計予算は、全員賛成で可決と決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 議案第3号を可決することにご異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) ご異議なしと認め、議案第3号は可決と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第4、議案第4号 平成12年度清瀬市老人保健医療特別会計予算を議題といたします。 厚生常任委員長の報告を求めます。 三田委員長。        〔厚生常任委員長 第11番 三田きよ子君 登壇〕 ◆第11番(三田きよ子君) それでは、議案第4号 平成12年度清瀬市老人保健医療特別会計予算の審査の内容を報告いたします。 初めに、総括、歳入歳出一括して、小野高齢福祉課長から説明を受けました。歳入歳出予算の総額で40億 430万円で、歳入の主なものは、支払い基金交付金で27億 5,690万 3,000円で、介護保険の関係で前年度より2億 6,996万円の減額、国庫支出金が8億 286万 3,000円で、前年度より2億 5,096万 5,000円の減額、都支出金は1億 9,828万 5,000円で、前年度より 6,293万 1,000円、繰入金も2億 4,520万 3,000円で、 7,820万 6,000円の減額となり、比較では6億 6,210万円の減額となっています。歳出は、医療諸費、老人保健施設の療養費等の減額があり39億 5,309万 2,000円で、前年より6億 6,161万円の減額となっているとのことでした。予算書に沿って詳しい説明がありましたが、詳細については省略させていただきます。 その後、質疑、意見をお受けいたしました。 佐々木委員からは、介護保険に移行することによりどれだけのお金が浮くのかとの質問があり、小野高齢福祉課長からは、これまでは一般会計からの繰出金で老人医療の5割負担分で計算されていたが、来年度は9億円に対して12分の1になり、 7,000万円ほど浮く計算になるとの答弁がありました。 しぶや副委員長からは、一般財源はどの項目に当たるのかとの質問があり、高齢福祉課長より、医療費過年度分や審査手数料過年度分等、総額で2億 1,856万 4,000円になるとの説明がありました。 質疑、意見を終結して、採決をした結果、議案第4号 平成12年度清瀬市老人保健医療特別会計予算は、全員異議なく可決と決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 議案第4号を可決することにご異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) ご異議なしと認め、議案第4号は可決と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第5、議案第5号 平成12年度清瀬市下水道事業特別会計予算を議題といたします。 建設常任委員長の報告を求めます。 浅野委員長。        〔建設常任委員長 第16番 浅野和雄君 登壇〕 ◆第16番(浅野和雄君) それでは、議案第5号 平成12年度清瀬市下水道事業特別会計予算の審査結果について、ご報告いたします。 初めに、総括、歳入歳出一括して提案理由の説明を担当者に求めました。歳入歳出それぞれ14億 9,780万円と定めたもので、前年度に比べ 1,220万円の減額となっています。歳入の主なものは、前年度と比較しまして分担金及び負担金は 228万 8,000円の減で 364万円、使用料及び手数料では 2,330万 3,000円増の9億 9,970万円、一般会計からの繰入金は 2,795万 5,000円減の4億 210万円、市債では 520万円減の 8,230万円を計上しております。 次に、歳出の主なものとしましては、下水道事業費では前年度に比べ 1,098万 5,000円減の6億 5,142万 4,000円で、その内訳は下水道管理費で 2,697万 5,000円減の1億 7,496万 8,000円、下水道維持管理費で 1,335万 1,000円増の3億 8,459万 1,000円、下水道建設費で 263万 9,000円増の 9,186万 5,000円となっております。また、公債費では前年度に比べ 121万 5,000円減の8億 4,537万 6,000円で、その内訳は償還元金で 2,019万 9,000円増の3億 5,981万 5,000円、利子で 2,141万 4,000円減の4億 8,556万 1,000円です。 次に、質疑の主なものとしましては、職員数が9名から7名に減員した理由は、まだ水洗化されていない地域はどこか、借入金の借りかえについて、流域下水道の水質検査について、下水道台帳整備についてなどの質疑がありましたが、詳細は割愛させていただきます。 採決の結果、議案第5号は全員異議なく可決と決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 議案第5号を可決することにご異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) ご異議なしと認め、議案第5号は可決と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第6、議案第6号 平成12年度清瀬市駐車場事業特別会計予算を議題といたします。 総務常任委員長の報告を求めます。 斉藤正彦委員長。        〔総務常任委員長 第23番 斉藤正彦君 登壇〕 ◆第23番(斉藤正彦君) 総務常任委員会のご報告をいたします。 総務常任委員会は、3月15日午前10時から、委員全員出席のもと開催され、付託された案件について審査を行いました。 それでは、議案第6号 平成12年度清瀬市駐車場事業特別会計予算の審査結果について、ご報告いたします。 この議案について、高橋経済課長より説明を受けました。平成12年度歳入歳出予算の総額は1億 2,080万円とするもので、前年度と比較いたしますと、金額で 300万円、率で 2.5%の増となる予算でございます。歳入では、使用料及び手数料は前年度より 500万円増の1億 278万円を計上しております。 なお、予算上の1日の平均の利用台数で申し上げますと、平成11年度が 585台に対しまして平成12年度は 615台を見込んでおります。これを曜日別の1日平均の利用台数で見ますと、日曜、祭日が 820台、土曜日 775台、平日が 522台となります。 次に、歳出につきましては、駐車場費が前年度より 200万円減の 5,532万円、公債費は事業借入金元金償還費、償還利子を含む 5,947万円を計上し、今年度は予備費として 600万円を計上しておりますとの説明を受けました。 質疑では、斉藤実委員より、使用料及び手数料5%増は西友の制度等が変わった影響で伸びるのか、平成12年度は1日平均 615台を見込んでいるが、最高に満杯になったときは1日平均何台ぐらいになるのでしょうかの質問に対し、西友が 2,000円以上買い物するとすべて2時間まで利用できるようになり、サービスが向上し利用が見込める。利用台数は朝夕使って最高で 800台とか 900台は可能ではないかとの答弁がありました。 藤野委員より、地下の部分24時間営業はできないのでしょうかの質問に対し、防犯上の問題、費用対効果の問題など、検討していかなければならない。定期貸しの場合24時間使用できるように検討していますとの答弁があり、金丸委員からは、決算委員会のときも言ってきましたが、駐車場の水回りの件、工事をした場合どのくらいの費用を見込んでいるのかの質疑に、多額の費用がかかるとなるとすぐには難しい、検討していきたいとの答弁がありました。詳細につきましては割愛させていただきます。 質疑を終結して、採決の結果、議案第6号 清瀬市駐車場事業特別会計予算は、全員異議なく可決と決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 議案第6号を可決することにご異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) ご異議なしと認め、議案第6号は可決と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第7、議案第7号 平成12年度清瀬市土地取得特別会計予算を議題といたします。 建設常任委員長の報告を求めます。 浅野委員長。        〔建設常任委員長 第16番 浅野和雄君 登壇〕 ◆第16番(浅野和雄君) 議案第7号 平成12年度清瀬市土地取得特別会計予算の審査結果について、ご報告いたします。 初めに、総括、歳入歳出一括して担当者に説明を求めました。本予算は、歳入歳出それぞれ1億 9,770万円と定めるものです。これは、平成9年度に取得した神山公園用地の特別会計分7億 6,800万円の借入償還金と利子を歳出に、またその財源となる一般会計への財産売払収入と利子分の一般会計繰入金を歳入に、4年分割で予算措置するもので、この方法で4年間で特別会計の財産はすべて一般会計の財産となります。 なお、平成12年度は3年目に当たります。 採決の結果、議案第7号は全員異議なく可決と決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 議案第7号を可決することにご異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) ご異議なしと認め、議案第7号は可決と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第8、議案第8号 平成12年度清瀬市介護保険特別会計予算を議題といたします。 厚生常任委員長の報告を求めます。 三田委員長。        〔厚生常任委員長 第11番 三田きよ子君 登壇〕 ◆第11番(三田きよ子君) 議案第8号 平成12年度清瀬市介護保険特別会計予算の審査の内容について、ご報告いたします。 初めに、総括、歳入歳出一括して提案理由の説明を森谷介護保険課長から受けました。説明では、歳入歳出総額は21億 9,440万円で、歳入の主なものは、保険料が1億 681万 4,000円、国庫支出金は、負担金で3億 9,984万 1,000円、補助金で 6,857万 5,000円の、合計で4億 6,841万 6,000円、支払い基金からの交付金は6億 5,973万 8,000円となっている。都支出金は、負担金で2億 4,990万 1,000円、繰入金は一般会計からの繰り入れが3億 8,268万 9,000円、介護給付費準備基金からと介護保険円滑導入基金からの繰り入れが3億 2,683万 6,000円、歳出の主なものは、職員人件費や介護認定審査会費等の総務費が1億 4,729万 4,000円、保険給付費で19億 9,920万 8,000円、基金積立金が 3,529万 5,000円と設定したとのことです。 資料として、介護保険移行による影響額についての一覧表もいただき、詳しく説明を受けましたが、詳細については割愛させていただきます。 その後、質疑、意見を受けました。 佐々木委員からは、最終的に繰り出し等を差し引いて残っていく金額は幾らになるのかと質問があり、内田部長からは、介護給付費用の繰出金を差し引いた額で2億 5,029万 9,000円、これのほか1億 3,270万円を事務費等で繰り出す、それから訪問介護利用者特別負担分や、シルバーピア関係経費、コミュニティーバスの調査費等にかかる予定で、2億 5,000万円という金額は残らないものと考えるとした答弁がありました。 石井委員からは、介護保険対象外の高齢者の入浴サービス事業はどのようになっていくのかと質問があり、部長からは、デイサービスでの入浴や訪問入浴で今までどおりサービスが提供できるように、信愛や清雅苑と協議をしていると答弁がありました。 質疑、意見を終結して、採決を行った結果、議案第8号 平成12年度清瀬市介護保険特別会計予算は、全員異議なく可決と決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 議案第8号を可決することにご異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) ご異議なしと認め、議案第8号は可決と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第9、議案第9号 平成12年度清瀬市受託水道事業特別会計予算を議題といたします。 建設常任委員長の報告を求めます。 浅野委員長。        〔建設常任委員長 第16番 浅野和雄君 登壇〕 ◆第16番(浅野和雄君) それでは、議案第9号 平成12年度清瀬市受託水道事業特別会計予算の審査結果について、ご報告いたします。 初めに、総括、歳入歳出一括して担当者に提案理由の説明を求めました。歳入歳出予算の総額は、前年と比べて歳入歳出それぞれ 7,526万 1,000円減の6億 4,017万 6,000円とするものです。また、給水件数では2万 8,300件、配水量は 810万 9,000トンを予定しているとのことです。配水管工事では全長 2,110メートルを予定し、その結果総延長は14万 5,545メートルになる見込みです。 次に、質疑では、井戸の水質検査について、消火栓の新設箇所について、竹丘浄水場跡地利用の進捗状況について、消火栓の移設について、漏水調査のローテーションなどについての質問がありましたけれども、詳細は割愛させていただきます。 採決の結果、議案第9号は全員異議なく可決と決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 議案第9号を可決することにご異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) ご異議なしと認め、議案第9号は可決と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第10、議案第10号 平成11年度清瀬市一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。 総務常任委員長の報告を求めます。 斉藤正彦委員長。        〔総務常任委員長 第23番 斉藤正彦君 登壇〕 ◆第23番(斉藤正彦君) 議案第10号 平成11年度清瀬市一般会計補正予算(第4号)所管部分の審査結果について、ご報告をいたします。 本議案は、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ5億 7,831万 4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ 244億36万 6,000円とするものですが、既に本会議で説明が終わっておりますので、歳入歳出にかかわる所管部分について、所管課長の説明を受けた後、審査に入りました。 金丸委員より、消防団第二分団器具置場寄附金について、どのような内容で経過してきたのか、集会所についての使用管理の問題など、寄附金に関して市が自治会にお願いしたというようなことはないと思うがと質問があり、経過内容に関しましては、中清戸消防団器具置場の2階に中清戸集会所的なもので使用しておりましたので寄附金を受けましたとのこと、また市の方から寄附金をお願いしたというようなことはありません。消防器具置場に関しては第四分団が基本になっておりまして、上清戸もそうですが、調査をした結果、自治会の皆さんで使うには少し狭いということで、少し広くした分だけ寄附をしたいという申し出がありましたので、寄附を受けましたとのこと。そして、管理の問題ですが、消防団が第一に優先して使い、自治会、ゲートボールの会、婦人会なども使用し、あいているときは一般の方に使用していただくようになると思いますとの答弁がありました。 藤野委員より、松山集会所の件、工事はいつ終わり、使用に関しての時期、今裁判が行われているが経過についての質疑があり、完成については3月末までに、オープンについては裁判の判決をいただいた後に予定をしており、裁判はこれまで4回の口頭弁論があり、判決がおりる時期については4月下旬から5月ではないかとの答弁があり、斉藤実委員より、関連で判決の時期が4月下旬から5月と聞くが、控訴された場合の使用についての質疑がありましたが、基本的には裁判中でも利用できますが、今回は判決が出た後オープンをさせていただきたいとの答弁がありました。 西畑副委員長より、まちづくり特別対策事業基金の問題や、用途地域の見直しの問題などの質疑がありましたが、詳細につきましては割愛させていただきます。 質疑を終結して、採決の結果、議案第10号、所管部分は、全員異議なく可決と決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 次に、文教常任委員長の報告を求めます。 友野委員長。         〔文教常任委員長 第22番 友野ひろ子君 登壇〕 ◆第22番(友野ひろ子君) 議案第10号 平成11年度清瀬市一般会計補正予算(第4号)所管部分の審査結果について、ご報告いたします。 初めに、小松財政課長より説明を受けました。既に総括についての説明は終わっていましたので、歳入歳出にかかわる所管部分についての説明を、水越教育庶務課長より受けました。小学校学校管理費の工事請負費 1,000万円は、清瀬第九小学校並びに第十小学校のプールの循環浄化装置の老朽化による設置がえのためのものである。両校とも23年から26年経過しているもので、その都度必要に応じて修理して今日まで対応してきた。昨年の保守点検で修理も難しいという状況になったための補正である。 質疑として、宇野委員より、財源の説明をしてほしいとの発言がありました。これに対し、小松財政課長から、 1,000万円は都の振興交付金が 870万円、 340万円が一般財源で措置してある。施設維持では四中下水道工事の関係で 230万円、公共用財産の方の基金から繰り入れたものを一般財源の方に充当、財源変更したものであるとの説明がありました。 採決の結果、議案第10号 平成11年度清瀬市一般会計補正予算(第4号)所管部分は、全員異議なく可決と決しました。  以上、報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 続いて、厚生常任委員長の報告を求めます。 三田委員長。        〔厚生常任委員長 第11番 三田きよ子君 登壇〕 ◆第11番(三田きよ子君) 議案第10号 平成11年度清瀬市一般会計補正予算(第4号)所管部分の審査の内容について、ご報告いたします。 歳入歳出の説明をそれぞれ担当課長に求めました。主なものは、民生費負担金、老人福祉費負担金で、 3,415万円は特別養護老人ホーム等への入所の増加によるものであること、民生費国庫負担金では、生活保護費 4,812万 8,000円の増加、民生費国庫補助金では、介護保険事業費補助金4億 6,211万 9,000円、衛生費都負担金では56万 6,000円が減額されてきていること、そして国民年金印紙売払代金については、当初月額保険料を1万 4,000円で計算したが、国の据え置き法案で1万 3,300円となったため、 8,075万 4,000円を減額されたというものでした。 歳出では、介護保険制度施行準備事業費で介護保険円滑導入基金に4億 6,211万 9,000円を積み立てる。生活保護関係扶助費は 6,778万円の増加で、保護措置人員の増加のためである。現在生活保護措置数は 682世帯、 1,000人との説明でした。保健事業費では、市民健康診査費が 726万 4,000円の減額で、健診者の減少のためとのことです。 説明の後、質疑、意見を受けました。 意見では、佐々木委員より、市民健康診査は 726万 4,000円減額されている。病気の早期発見、早期治療の立場から、ふやしてこそすれ、減らしていくことは市民の要望とは相反する。また、生活習慣病と位置づけられた疾患者に対しては、健診から排除することは高齢者の健康と実情からいっても納得できるものではない。その点を考えて補正予算の所管部分については反対をしたいと表明されました。 質疑、意見を終結して、採決を行った結果、議案第10号 平成11年度清瀬市一般会計補正予算(第4号)所管部分は、可決と決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 最後に、建設常任委員長の報告を求めます。 浅野委員長。        〔建設常任委員長 第16番 浅野和雄君 登壇〕 ◆第16番(浅野和雄君) 議案第10号 平成11年度清瀬市一般会計補正予算(第4号)所管部分の審査結果について、ご報告いたします。 初めに、総括の説明は既に終わっておりましたので、歳入歳出にかかわる所管部分について、担当者に説明を求めました。歳出では、款7土木費、項3都市計画費の公園緑地費で 1,351万 5,000円が減額補正となっています。そのうち緑地保全事業費では 380万 7,000円が減額補正で、これは東京都の新たな緑地保全地域の指定により清瀬市の保全区域 4,785平米を初め、解除した使用料及び賃借料分で、また花卉植栽事業費では40万円、空堀川自然学習園整備事業費では 930万 8,000円がそれぞれ減額補正となっています。 質疑では、四季折々の花の剪定や手入れなどについて、東京都から新たに指定を受けた緑地保全地域はどこかなどの質疑がありましたが、詳細は割愛させていただきます。 採決の結果、議案第10号は全員異議なく可決と決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 第26番、金丸議員の発言を許します。 ◆第26番(金丸一孝君) ただいま委員長報告をいただきまして、各常任委員会の報告をいただいたわけですけれども、この中で、総務委員会、それから文教委員会、建設委員会においての所管部分については私ども賛成をさせていただきましたけれども、厚生委員会については反対をしたということで、総括的なこの議案に対しての態度については委員会で述べておりませんので、述べさせていただきたいというふうに思います。この議案には反対をさせていただきます。 以上です。 ○議長(市川俊朗君) それでは、以上で、質疑・討論を省略して、採決をいたします。 議案第10号を可決することに賛成の方の挙手を求めます。                〔賛成者挙手〕 ○議長(市川俊朗君) 賛成者多数。 よって、議案第10号は可決と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第11、議案第11号 平成11年度清瀬市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。 厚生常任委員長の報告を求めます。 三田委員長。        〔厚生常任委員長 第11番 三田きよ子君 登壇〕 ◆第11番(三田きよ子君) 議案第11号 平成11年度清瀬市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)の審査の内容について、ご報告いたします。 小指国保年金課長より説明を受けました。内容は、歳入歳出それぞれ 1,769万 6,000円を追加して、総額で歳入歳出それぞれ49億 6,732万 5,000円にするもので、主な内容は、老人保健拠出金で、拠出金が支払い猶予となっていたものを、影響率が 1,769万 6,000円で、今回補正するものとの説明がありました。 質疑、意見を終結して、採決をした結果、議案第11号 平成11年度清瀬市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)は、全員賛成で可決と決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 議案第11号を可決することにご異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) ご異議なしと認め、議案第11号は可決と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第12、議案第12号 平成11年度清瀬市老人保健医療特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 厚生常任委員長の報告を求めます。 三田委員長。        〔厚生常任委員長 第11番 三田きよ子君 登壇〕 ◆第11番(三田きよ子君) 議案第12号 平成11年度清瀬市老人保健医療特別会計補正予算(第2号)の審査の内容について、ご報告いたします。 総括、歳入歳出一括して、小野高齢福祉課長より提案理由の説明を受けました。歳入歳出それぞれ3億 2,845万 7,000円を追加し、歳入歳出それぞれ50億 2,838万 9,000円とするもので、要因は医療費の増加で、医療給付費の国庫分2億 9,312万 5,000円、医療給付社保分 2,583万 7,000円の事業費合計3億 1,896万 2,000円の増額補正であるとの説明でした。 採決を行った結果、議案第12号 平成11年度清瀬市老人保健医療特別会計補正予算(第2号)は、全員異議なく可決と決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 議案第12号を可決することにご異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) ご異議なしと認め、議案第12号は可決と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第13、議案第13号 平成11年度清瀬市受託水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 建設常任委員長の報告を求めます。 浅野委員長。        〔建設常任委員長 第16番 浅野和雄君 登壇〕 ◆第16番(浅野和雄君) それでは、議案第13号 平成11年度清瀬市受託水道事業特別会計補正予算(第2号)の審査結果について、ご報告いたします。 初めに、総括、歳入歳出一括して、担当者に提案理由の説明を求めました。歳入歳出予算の総額6億 9,550万 1,000円から、歳入歳出それぞれ1億 1,824万 1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ5億 7,726万円とするものです。歳入での減額は、都水道局よりの水道事業管理に要する委託金のうち 8,642万 6,000円の減額や、水道事業建設工事に要する委託金のうち 3,316万 2,000円の減額がその主な要因で、また歳出での減額は、水道管理費の配水費 3,783万 8,000円や、給水費 3,713万 3,000円、業務費 944万円などの減額、さらに建設改良費 3,316万 2,000円などの減額がその主な要因となっております。 採決の結果、議案第13号は全員異議なく可決と決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 議案第13号を可決することにご異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) ご異議なしと認め、議案第13号は可決と決しました。 それではここで暫時休憩させていただきます。休憩中に議会運営委員会並びに代表者会議を開催いたします。時間につきましては後刻ご連絡を申し上げます。 なお、午後の再開につきましては午後2時ごろを目途にいたしております。 以上でございます。                            午前11時56分 休憩---------------------------------------                            午後2時41分 開議 ○議長(市川俊朗君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第14、議案第14号 清瀬市介護保険円滑導入基金条例、日程第15、議案第15号 清瀬市介護給付費準備基金条例、以上2件を会議規則第34条の規定により一括議題といたします。 厚生常任委員長の報告を求めます。 三田委員長。        〔厚生常任委員長 第11番 三田きよ子君 登壇〕 ◆第11番(三田きよ子君) 議案第14号 清瀬市介護保険円滑導入基金条例と、議案第15号 清瀬市介護給付費準備基金条例の審査の内容について、ご報告いたします。 この2つの条例は、会議規則第87条の規定に基づき、一括議題として審査を行いました。提案理由の説明を森谷介護保険課長より受けました。清瀬市介護保険円滑導入基金条例では、介護保険法により設置を定められているもので、法の円滑な実施を図るため、国の特別対策として3年を期限にして実施する。公布の日から施行し、平成14年3月31日に限りその効力を失うものであること、清瀬市介護給付費準備基金条例も、介護保険法第 147条第2項第1号に規定する事業運営機関における財政の均衡を保つために基金を設けるため条例を制定するものであるとのことでした。施行は平成12年4月より実施するということです。 採決の結果、まず最初に、議案第14号 清瀬市介護保険円滑導入基金条例は、全員異議なく賛成で、可決と決しました。 次に、議案第15号 清瀬市介護給付費準備基金条例を採決した結果、委員全員賛成で、可と決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 議案第14号を可決することにご異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) ご異議なしと認め、議案第14号は可決と決しました。 次に、同じく採決をいたします。 議案第15号を可決することにご異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) ご異議なしと認め、議案第15号は可決と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第16、議員提出議案第1号 清瀬市介護福祉条例、日程第17、議案第16号 清瀬市介護保険条例、以上2件を会議規則第34条の規定により一括議題といたします。 厚生常任委員長の報告を求めます。 三田委員長。        〔厚生常任委員長 第11番 三田きよ子君 登壇〕 ◆第11番(三田きよ子君) 議案第16号 清瀬市介護保険条例、議員提出議案第1号 清瀬市介護福祉条例の審査の内容について、ご報告いたします。 議案第16号、議員提出議案第1号は、会議規則第87条の規定により、委員の了解を得て一括議題として審査いたしました。 初めに、議員提案の説明を霜村議員に求めました。提案理由は、介護保険法が平成12年4月1日より施行されることに伴い、市内の高齢者が安心して暮らし、必要なときに必要なサービスが受けられるような制度にするために、国の介護保険法に定めるもののほか、清瀬市が運営する介護保険等について必要な事項を定めるため、議員提案で介護福祉条例案を提案した。 主な内容としては、初めに目次を置き見やすくしたこと、第1章総則では、目的、基本理念、要介護者の権利、市や居宅サービス事業者、市民の責務をうたっていること、第3章では、保健福祉事業として高額介護サービス費等貸付事業を行う、第4章では在宅支援事業で介護保険給付対象外の高齢者への支援事業を行う、第5章の保険料では、第1号被保険者の保険料区分を6段階とし、第1段階、介護保険法施行令第39条第1項第1号に掲げる者を基準額の4分の1とし、さらに第6段階目は4分の7にする。保険料の徴収猶予、減免については市の原案に1項目追加し、特別な事由があるときには市長が猶予、減免ができるとした。第6章運営では、介護保険運営協議会の設置をうたった。第7章は、情報の提供と個人情報の保護を明記し、第8章では苦情の解決及び相談で、介護サービス苦情調整委員会の設置をうたっているとの説明がありました。 続いて、議案第16号の提案理由の説明を森谷介護保険課長に求めました。説明では、介護保険法の施行に伴い、介護保険サービスの給付等を開始するため条例を提案した。内容の主なものは、第1条で市が行う介護保険について、第2条で介護認定審査会の委員の定数を定め、第3条で規則への委任をうたっている。第4条で保険料の額を定め、第1号被保険者の区分を5段階とし、基準保険料を 3,155円とする。第5条は保険料の納期で、1年度を6期に区分して納める。第6条で賦課期日後において被保険者の資格取得、喪失があった場合の算定方法を定め、第7条では保険料の額の通知、第8条は延滞金についての定めを置き、第9条では保険料の徴収猶予、第10条は保険料の減免をうたった。第11条は保険料に関する申告の期日を定めている。第12条から第16条までは罰則規定を定め、第17条は条例の施行について必要な事項は規則で定めると委任をうたっている。 附則として、平成12年4月1日より施行すること、保険料の額については、平成12年度及び平成13年度は特例となり、その額が明記されている。清瀬市介護認定審査会の委員の定数を定める条例は廃止するとした説明の内容でした。 その後、一括して質疑を受けました。 質疑の内容を簡潔に報告いたしますと、しぶや副委員長からは、市側に、市が提案している介護保険条例と共産党の提案している介護福祉条例との相違点はどこにあるのかと質問が出され、森谷課長からは、市の原案と共産党の提案の中には幾つかの相違点がある。基本理念や権利の点では介護保険法第1条で既にうたっているところであり、老人福祉法の中でも示されているとの解釈に立っていると答弁がありました。 長谷川委員からは、市側に、共産党の言うように福祉と介護を一緒にくくった場合対応のしようがあるのかないのかと質問があり、森谷課長からは、現在介護保険の業務を行っていて、歴然と介護と福祉と区分されているわけではないが、厚生大臣の諮問機関でもサービスの質の確保など検討されている。しかし、それに対応していくには市が財政的な負担が生じてくる。現在でも人件費、事務費で1億 3,000万円の負担がある中では、市独自の施策は厳しい。これらの動きなどを見ていきたいと答弁がありました。 石井委員からは、議員提案の霜村議員に質問があり、第2章のすべての高齢者等となっているが、その考え方と在宅生活支援事業はどこの財源でやっていく考えなのか。保険の中だと1号被保険者にはね返るおそれがあるがとの質問でした。霜村議員は、高齢者はいずれ介護を必要とする状況になることが考えられるので、すべての高齢者を対象にして安心できるものにしていくという基本理念をうたったものである。在宅支援事業については、認定から外された人でも現行のサービスを後退させることなく福祉サービスの手が差し伸べられていくよう盛り込んだものであると答弁がありました。 原委員からは、市側に、総合福祉条例のようなものをつくる考えがあるのか。いつごろになるのかと質問がありました。内田健康福祉部長は、介護保険の見直しの時期が過ぎたら福祉総合条例のようなものをつくらなければいけない時期になると思うと答弁されました。 また、石井委員からは、保険料の6段階にした根拠について霜村議員に質問され、霜村議員は、第6段階目は所得では年間 460万円以上の人で、約 407名としたが、実態報告をもとに算出した数字である。 佐々木委員からは、市側に、条例に理念や権利、責務を盛り込み、高齢者の生活と人権をどれだけ守っていくかが問われていると思う。老人の虐待の現実や営利目的の業者が参入してきている現状からも、実施主体の清瀬市がどれだけ介護福祉に力を注いで充実させようとしているのか、考えを問うと質問されました。内田健康福祉部長は、市の条例で現在の福祉が後退することなくやっていけると考えている。その背景としては、介護保険法と高齢者の事業計画があると答弁されました。 原委員からは、高齢者の生活と福祉を守っていくためには、条例に理念や権利等がうたわれていることが必要と思うし、財源的にも裏づけがあるので、共産党の条例案に賛成していきたいと表明されました。 長野委員からは、市側に、介護保険は懐疑的に考えてきたが、どうしても立ち上げなければならない制度で、市当局も苦労されてきている。整備された条例を、3年後と言わずもっと早い段階で出す考えはないのか、共産党の条例案はすばらしい内容ではあるが、執行は行政なので市の原案は重く受けとめている。市長の見解を伺いたいとの趣旨の質問があり、初めに森谷課長からは、状況は流動的である。ある程度見える範囲でスタートさせていただきたい。平成14年度には見直し作業に入り、国は一定の政策を出してくると思われる。保険料の設定についても起伏があってやっとここまでたどり着いた感がある。市だけではなく、市民とともに社会資源を活用して進めていきたい。星野市長は、法律に書いてあることはできるだけ省略して条例をつくっていった。共産党提案の第4章の第10条を介護保険で賄うと基準額が高くなってしまう。今まで積み上げてきて、体制をつくってスタートさせる中で最善の努力をしていく考えであると答弁されました。 意見では、石井委員からは、国の制度であり、法に基づいてやられるものだ。介護サービスの拡大解釈や施設の充足率からいって、保険料を高く設定する考えは問題がある。6段階の保険料の基礎データは不確実であり、流動的な中では基本的なものを決めておくことが必要だ。共産党の条例案には反対し、市の案には賛成する。 しぶや副委員長からは、極めて簡潔な条例で、具体的なことについては介護保険事業計画に示されている。苦情相談等については職員が当たるのが最善であると述べられ、並々ならぬ決意が感じられた。共産党の条例案に反対し、市の案に賛成する。 長谷川委員からは、拡大解釈された条例案には賛成できない。市の案に賛成する。 原委員からは、理念にこだわっていたが、星野市長の答弁でよりよいものにしていくとの考えが示されたので、市の案に賛成していく。 長野委員からは、市の条例案に賛成する。介護保険の趣旨からいって、一般施策を盛り込むことは外れていくのではないかと考え、一般財源を充てるべきだ。徴収猶予の問題でも市の内容でもクリアできる中身になっていると考えている。 佐々木委員からは、実施主体が市で福祉、介護の大事業が始まろうとしている。市の条例では市民の要望に十分こたえていく内容としては不足しており、そのために福祉条例案を提案しているものであると表明されました。 質疑、意見を終結して、採決を行いました。初めに、議員提出議案第1号 清瀬市介護福祉条例について採決をした結果、賛成者少数で否決と決しました。続いて、市長提出議案第16号 清瀬市介護保険条例について採決した結果、賛成者多数で可決と決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 報告が終わりました。 それでは討論を行います。討論ございますか。 まず最初に、石井議員の討論を許します。 第13番、石井議員。             〔第13番 石井あきまさ君 登壇〕 ◆第13番(石井あきまさ君) それでは、議員提出議案第1号 清瀬市介護福祉条例に反対し、議案第16号 清瀬市介護保険条例に賛成する討論を行わさせていただきます。 まず、議員提出議案第1号 清瀬市介護福祉条例に反対する理由を述べさせていただきます。介護福祉条例は、基本理念を述べております第2条から条例の枠を越えたものとなっているのであります。憲法94条によれば、地方公共団体は法律の範囲内で条例を制定することができると規定しているのであります。しかるに、第2条は介護保険事業の運営等に当たっては、すべての高齢者等が人間として云々と定めております。そもそも、介護保険法によれば、この制度は加齢に伴う心身の変化に起因する疾病等により要介護状態になった者に、必要な保健、医療、福祉サービスを給付する制度であります。すべての高齢者が対象でないことは明らかであります。したがって、第2条は条例から逸脱した規定となっており、認められません。さらに、厚生常任委員会の質疑おいても、提案者自らが拡大解釈であると認めていたことを、つけ加えさせていただきます。 次に、第9条、高額介護サービス費等資金貸付事業、そして第10条、在宅生活支援事業に問題があるのであります。これはいわゆる横出しサービス事業であり、この事業の費用は第1号被保険者の保険料にはね返るのであります。清瀬市は施設整備が進んでいるため他市よりも比較的高い保険料となるのであります。これを低く抑えることが行政当局の努力の対象となるのであります。このため、清瀬市ではこれまでの介護サービスの水準を低下させないため、介護保険から漏れてしまう部分については一般財源を使い手当てしていく方針が決定されているのであります。こうした点から、共産党の提案の介護福祉条例を採用すると、第1号被保険者の保険料がさらに高くなることが予測され、このことは市民負担をさらに増すことになり、市民福祉の立場から賛成できないものであります。 最後に、第11条の保険料の額についてであります。市の条例の5段階方式に対し6段階方式を採用しております。この方式によれば、第1段階の保険料を半分にし、そこで足りなくなった約 333万円ほどを市の条例による第5段階をさらに細分化し、第6段階を設定しそこで補完しようとする考えであります。しかし、この提案は数字的な根拠が恣意的であり、正確なものとはなっておりません。介護保険制度の肝心かなめの保険料が説得力のない数字では、条例として体裁を整えているとは言えないのであります。 以上、指摘した多くの点から、議員提出議案第1号 清瀬市介護福祉条例に反対するものであります。 次に、議案第16号 清瀬市介護保険条例は、介護保険法の施行に伴い介護保険サービスの給付等を開始するに当たって条例をするものとなっております。この条例は、総合的に見て基本的な根幹部分を定めたものとなっております。したがって、行政の介護保険制度にかける理念は入っておりません。しかし、高齢者介護のみならず、高齢者に対する、保健、医療、福祉サービス等を、充足的、計画的に提供するサービスの基本的な目標は、今年2月に提案されました高齢者保健福祉計画、いわゆる介護保険事業計画に明確に確定されているのであります。国際連合における高齢者のための五原則である自立、参加、ケア、自己実現、尊厳を踏まえ、高齢者がいつまでも健康で、生き生きと住みなれた地域で暮らしていけるまちづくりの実現を目指しているのであります。平成12年度からの5年間はこの計画に基づいて整備が推進されるのであります。 そもそも介護保険制度は国の制度であり、介護のサービスの総量や介護単価など、介護保険の基本となる部分は市の裁量を越えるものであります。また、3月に入ってもショートステイの要介護度別のサービス期間が変更されるなど、今後も多くの変更が予測され、制度自体が揺れ動いている状況にあるのであります。また、3年後の見直しなど、制度改善も予測されておるのであります。 このようなことから、介護保険条例はあくまで根幹を定めるにとどめ、運用で幅を持たせていくことが適切であろうと考えるのであります。清瀬市は施設整備が多摩27市の中でも上位に位置しているため保険料が高くなる事情を抱えております。清瀬市介護保険条例は、こうした清瀬市の置かれている状況を踏まえ、市民の負担をなるべく低く抑える努力がなされているのであります。 以上のようなことから、議案第16号 清瀬市介護保険条例に賛成するものであります。 各会派の皆さんにおかれましては、どうぞご賛同をお願いするものであります。 ○議長(市川俊朗君) ほかに討論ございますか。 佐々木議員の討論を許します。 第7番、佐々木議員。              〔第7番 佐々木あつ子君 登壇〕 ◆第7番(佐々木あつ子君) それでは、議案第16号 清瀬市介護保険条例に反対し、議員提出議案第1号 清瀬市介護福祉条例に賛成する立場から討論をいたします。 この議案は厚生常任委員会で審議され、委員長の報告どおり、私は賛成の立場で意見を申し述べましたが、改めて賛成討論をさせていただきます。 日本共産党の条例提案の第1の理由は、介護保険の施行を目前にして、実施主体である清瀬市の保険料、利用料がどうなるのか、今までの福祉や今後の高齢者福祉や事業展開がどうなるのかといった、市民の不安にどうこたえ、その基本となる条例をどのように制定されるかが問われる問題でありますので、条例の目的を介護と福祉を統一したものとし、老人福祉法の精神を具体化することにしたわけであります。 第2の理由は、低所得者層への救済や認定漏れの要援護高齢者について、またこれまでのサービスを後退させないことや、基盤整備をしていく市の責務を明確にすること、事業運営をする上では、運営協議会の設定や苦情処理の機構の確立が必要であるとしたことであります。 第3の理由は、こうした2つの条件が満たされることで、高齢者福祉施策の一環としての介護保険制度が円滑に進められるものと考えます。ところが、清瀬市長提案の介護保険条例はこれらの要件が全くなく、保険料を納めていただく手続だけに絞られたものでしかありません。したがって、これらの要件と条件が兼ね備わることが重要であると考え、日本共産党の提案とさせていただいた次第です。 さて、審議の内容に触れます。市長は、条例の中に目的や理念について、国の制度に明記してあり、二重、三重に市の条例にうたう必要はないとのご答弁でした。明記して何か不都合があるのかとの質問に対しては、明確な答えはありませんでした。また、福祉がどうあるべきかとの質問に、健康福祉部長は、この介護保険条例において今後総合福祉条例の検討することを示唆した答弁がありました。このことは、介護保険条例の不十分さを認めたことであり、介護と福祉の結合の重要性を現場の責任者として認められたことではないでしょうか。 今回の介護保険の条例で最大の問題である低所得者層の救済については、私どもは所得 460万円以上の6段階を新設し、その財源で第1段階層を救済するとの提案をし、その具体的な財源も示しました。なぜ 460万円以上の6段階を新設したかについては、保険料にはね返ることを抑えるために応能負担の考えのもとに高額所得の6段階を設けさせていただきました。委員会では、資料の正確さを問う質問で、6段階の人が何人いるのかあやふやではないかとの質問がありました。介護保険課長もはっきりとは言い切れないとの答弁でありましたが、条例提案に当たり一貫して私どもの資料を求めたことに提出されなかった市の責任に期する問題であります。その人数については市の実態調査の資料と全協で出された資料から算出したもので、目安として考えるべきと、霜村議員も述べてきました。 私たちは、基本は非課税世帯から保険料は取るべきではないと考えております。が、差し当たって第1段階の階層への救済について取り上げた次第であります。救済しなければならない事例は現実の中で実際として想定されるもので、その一つとして生活保護基準以下の生活の人や、無年金者などの低所得者の方たち、40歳から営々と保険料を支払う中で低所得の状態が長期化されることなど、想定されることがあります。条例の中では、保険料徴収猶予は6カ月しか認められていません。ですから、私どもはこれらに見合わない人たちを市長の権限で配慮できる条項を加えたものであります。条例に柔軟性を持ち、どんな事例においても低所得者の立場に立って対処できることになぜ拒むのでしょうか。 次に、認定漏れの要援護高齢者の救済をどうするかについてですが、私どもの条例提案第4章第10条は居宅介護支援事業でありまして、いわゆる認定漏れの要援護高齢者や自立と判定された病弱、虚弱高齢者をどう救済するかであります。ここにこそ介護保険と福祉の連携を明確に位置づけた理由があります。保険で除外された方は一般会計の福祉で対処しますということを、条例で役割を分担しているものです。小金井市は市がその提案をしていますし、東久留米市や狛江市では、要綱や規則を別途に設けて救済策を打ち出しているのです。委員会審議の中で、市長は条例の中でこれをうたうと保険料にはね返るとされ、条文自体に問題があるとされました。保険料にはね返らないようにするため、市長の裁量で一般会計の福祉施策で実施できるよう「市長が別に定める」とわかりやすくしたものであります。 市長は、これまでの厚生常任委員会で、今までの福祉は後退させないと言明されました。しかし、利用料の負担問題では、認定された人と認定外の人との整合性を重んじられ、今まで無料の方が有料になることはいたし方ないとのお考えでありました。通所入浴サービスの存続の問題、利用料が新たな負担になりお金がかかる問題、これは実際に後退するものであります。市長は、二言目にはお金がないと言って消極的な対応に終始しています。介護保険導入に当たり、市の負担が軽減されることで、予算上は、当日の資料によっても2億 5,000万円浮く予算があります。その2億 5,000万円をどう使うかが問われているわけであり、当然福祉を後退させないで、介護保険を利用しやすいものに、第一義的に使うべきであります。 質疑の中では、2億 5,000万円についてはケアハウスやシルバーピアなどに使うとしていますが、本来国や都が負担すべきものです。利用料の軽減では、今までへルパー支援を無料で受けていた方に対し、引き続き援助をした場合でも 150万円程度で済む問題であります。このくらいのお金はあるのではないですか。ところが、市長のお考えは、浮くお金はほかに回し、高齢者施策を後退させるものでは許されないことであります。 運営協議会や情報公開、苦情処理問題についても一言触れさせていただきます。保険料の問題や利用者の介護実態、サービス事業者の情報など含めて、被保険者、介護、福祉の専門家、保険者が常に事業運営を円滑にさせるための専門的な協議をする機関を設けるのは当然ではないでしょうか。苦情処理は認定審査の結果にとどまらず、サービス事業者とのかかわりも含め、親切な対応で介護と福祉が享受できるようなシステムが大変必要です。 各会派の皆さんからは、この介護福祉条例についての反対理由が述べられましたが、石井委員は、条例案の第2条の理念の中に「すべての高齢者」云々とあるが、介護保険は虚弱な要介護者を対象にしているので矛盾しているとおっしゃいました。介護保険法でも、介護保険条例でも、65歳以上のすべての高齢者を対象に保険料を徴収することが義務づけられているのであり、要介護者へのサービスだけを規定しているものではありません。民主クラブや公明党は、条例提案第4章第10条の居宅介護支援事業を施策としてやれば保険料にはね返るとの一点張りですが、私どもの提案はあくまでも保険料にはね返らないように「市長が別に定める」と、一般会計での施策の選択の道を示しているのです。 それから、私たちの条例案を評価していただいた委員もおりましたが、結果的には目的や理念も何もない市の条例案を支持されました。市長に3年後の見直しのときにはいいものにしてほしいとの願望を述べられましたが、何が問題で、どう改善するのか、具体的には何も示されませんでした。そういう中で市長に検討を求めても何が変わるのか極めて疑問であります。 さらに、長谷川委員からは、私どもの条例の提案が遅過ぎるとの意見がありましたが、我々のところに市の条例が明らかにされたのは2月25日であります。しかも、最終答申が示されたのは開会日の3日前です。それで3月3日までに条例案をつくらなければならないのが実情でした。また、2月14日には私どもは議運の中で介護保険に関して議員提案を行うことを申し上げました。このことは長谷川委員もご存じであるはずです。また、性格の違う条例を提案して審議ができないと述べられましたし、非常識だとまで述べられました。介護と福祉は同一のものであり、一貫して審議するのは当然です。非常識の言葉はそっくりお返ししたいものであります。 最後に、今まさに4月からスタートを控え、ケアプランのおくれ、利用料が高くなることが経済的な理由となり、必要なサービスまでも削り込む人まで現実の問題が出されています。国が財源を減らしてきたことは、保険料の高騰化や基盤整備のおくれにつながっていることは言うまでもありません。よりよい制度にするために、私たちは住民の意見を多くつかみ、3年後の制度見直しや苦情処理に対しても、市民が参加し、協議会や委員の設置が必要であることを提案してまいります。国への財源支援をこれからも一層求めるとともに、低所得者層への救済や現行のサービスを後退させないことは引き続き検討されなければならないことを申し述べ、今後高齢者福祉総合条例案も提案していくことを表明し、議員提出議案第1号 清瀬市介護福祉条例に賛成し、議案第16号 清瀬市介護保険条例に反対する立場を表明して、討論を終わらせていただきます。 ○議長(市川俊朗君) ほかに討論はございますか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) それでは、討論を終結して、採決をいたします。 議員提出議案第1号を可決することに賛成の方の挙手を求めます。                〔賛成者挙手〕 ○議長(市川俊朗君) 賛成者少数。 よって、議員提出議案第1号は否決と決しました。 次に、同じく採決をいたします。 議案第16号を可決することに賛成の方の挙手を求めます。                〔賛成者挙手〕 ○議長(市川俊朗君) 賛成者多数。 よって、議案第16号は可決と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第18、議案第17号 清瀬市松山集会所条例の撤回についてを議題といたします。 この議案は市長より撤回したい旨の申し出がありましたので、これを承認することにご異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) ご異議なしと認め、清瀬市松山集会所条例の撤回については承認することに決定いたしました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第19、議案第18号 清瀬市まちづくり特別対策事業基金条例を廃止する条例を議題といたします。 総務常任委員長の報告を求めます。 斉藤正彦委員長。        〔総務常任委員長 第23番 斉藤正彦君 登壇〕 ◆第23番(斉藤正彦君) それでは、議案第18号 清瀬市まちづくり特別対策事業基金条例を廃止する条例の審査結果について、ご報告いたします。 小松財政課長より提案理由の説明を受けました。この議案は、基金の設置目的が達成されたため条例の廃止をするものです。 質疑がございませんでしたので、直ちに採決の結果、議案第18号は全員異議なく可決と決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 議案第18号を可決することにご異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) ご異議なしと認め、議案第18号は可決と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第20、議案第19号 清瀬市青年学級開設に伴う職員の設置等に関する条例を廃止する条例を議題といたします。 文教常任委員長の報告を求めます。 友野委員長。         〔文教常任委員長 第22番 友野ひろ子君 登壇〕 ◆第22番(友野ひろ子君) それでは、議案第19号 清瀬市青年学級開設に伴う職員の設置等に関する条例を廃止する条例の審査結果について、ご報告いたします。 岸社会教育課長より説明がありました。まず、条例の内容は、条例の設置根拠となっている青年学級振興法が、地方分権一括法の中で廃止されることから条例を廃止するものである。附則については、第1項は廃止条例の施行期日を定めるものである。附則2項は非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の別表の中の青年学級講師等の報酬の規定を削除するものであるとのことでした。 採決の結果、議案第19号は全員異議なく可決と決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 議案第19号を可決することにご異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) ご異議なしと認め、議案第19号は可決と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第21、議案第20号 清瀬市事務手数料条例の全部を改正する条例を議題といたします。 総務常任委員長の報告を求めます。 斉藤正彦委員長。        〔総務常任委員長 第23番 斉藤正彦君 登壇〕 ◆第23番(斉藤正彦君) 議案第20号 清瀬市事務手数料条例の全部を改正する条例の審査結果について、ご報告申し上げます。 この議案は、地方自治法(昭和22年法律第67号)の改正等に伴い条例の整備を行うものであります。 質疑では、金丸委員より、議案第20号の資料のところで手数料の改定となっておりますが、屋外広告物等の経過や許可に関してどのくらいの利用があり、どのようなところが使用しているのかの質疑に対しまして、手数料の改定ですが、都議会に提案されており、まだ議決はされておりませんが、22日の委員会で審議される中、市といたしましては東京都に準じて整備をし、各市の状況も見ながら今回提案させていただいたというものです。屋外広告物の許可に関しては、平成12年度は3万 5,000円の予算、平成10年度は実績で6件、内訳につきましてはコンビニ等の看板、商店の立て看板などですとの答弁がありました。 西畑副委員長からは、地方分権法で各自治体で手数料も決められるわけですので、東京都ができない場合でも当市として実行できると思うので賛成していく。 意見では、金丸委員より、東京都が4月1日施行するからと言っても何が何でも合わせなければならないという理由はない。売り出しの看板など個人商店の影響も少し出てくるなど、この議案には反対するとの意見がありました。 質疑、意見を終結いたしまして、採決の結果、議案第20号は賛成者多数、よって可決と決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決を行います。 議案第20号を可決することに賛成の方の挙手を求めます。                〔賛成者挙手〕 ○議長(市川俊朗君) 賛成者多数。 よって、議案第20号は可決と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第22、議案第21号 清瀬市議会委員会条例の一部を改正する条例を議題といたします。 議会運営委員長の報告を求めます。 金子委員長。         〔議会運営委員長 第18番 金子征夫君 登壇〕 ◆第18番(金子征夫君) ご報告いたします。 議会運営委員会は、3月16日に開催いたしまして、付託された案件の審査と議員提出議案等の協議を行わせていただいたところであります。 それでは、議案第21号につきまして報告いたします。 内容は、組織改正に伴い総務常任委員会の所管について、市民部のうち清瀬市民センターを削除するものであります。 審査の結果は、全員異議なく可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 議案第21号を可決することにご異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) ご異議なしと認め、議案第21号は可決と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第23、議案第22号 清瀬市表彰条例及び清瀬市印鑑条例の一部を改正する条例を議題といたします。 総務常任委員長の報告を求めます。 斉藤正彦委員長。        〔総務常任委員長 第23番 斉藤正彦君 登壇〕 ◆第23番(斉藤正彦君) 議案第22号 清瀬市表彰条例及び清瀬市印鑑条例の一部を改正する条例の審査結果について、ご報告いたします。 この議案は、民法(明治29年法律第89号)の改正に伴い条例の整備を行うものであります。 質疑がございませんでしたので、直ちに採決をいたしました。議案第22号は全員異議なく可決と決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 議案第22号を可決することにご異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) ご異議なしと認め、議案第22号は可決と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第24、議案第23号 清瀬市職員定数条例の一部を改正する条例を議題といたします。 総務常任委員長の報告を求めます。 斉藤正彦委員長。        〔総務常任委員長 第23番 斉藤正彦君 登壇〕 ◆第23番(斉藤正彦君) 議案第23号 清瀬市職員定数条例の一部を改正する条例の審査結果について、ご報告いたします。 この議案は、職員定数を削減するため条例の整備を行うもので、清瀬市職員定数条例(昭和29年清瀬町条例第9号)の一部を次のように改正するものです。第2条中、市長の事務部局の職員 503人を 485人に、教育委員会の職員 175人を 150人に、合計 695人を 652人に改めるものです。 附則といたしまして、この条例は平成12年4月1日から施行するというものです。 意見では、金丸委員より、市民センターの事業団化などは理解できるが、学校給食の問題、委託料などの関係で将来的に必ずしも削減に結びつかない、この議案には反対します。 藤野委員からは、行政改革の一環として、当市の職員は他の市と比較すると 130人余り多い。これからも民間委託のできるものは積極的に行い、サービスの低下を招かないように経費の削減を図っていかなければならないと思うので、賛成をしていくとの意見。 斉藤実委員、粕谷委員からは、施策の選択が変わってくれば当然行政改革も行わなければならない。どこを削減すべきかという面ではまだまだ削減もできると思うので、この議案は賛成します。 意見、質疑を終結して、採決の結果、議案第23号は賛成者多数、よって可決と決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 議案第23号を可決することに賛成の方の挙手を求めます。                〔賛成者挙手〕 ○議長(市川俊朗君) 賛成者多数。 よって、議案第23号は可決と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第25、議案第24号 清瀬市特別会計条例の一部を改正する条例を議題といたします。 厚生常任委員長の報告を求めます。 三田委員長。        〔厚生常任委員長 第11番 三田きよ子君 登壇〕 ◆第11番(三田きよ子君) 議案第24号 清瀬市特別会計条例の一部を改正する条例の審査の内容について、ご報告いたします。 初めに、提案理由の説明を森谷介護保険課長より受けました。平成12年4月1日より介護保険が実施されることに伴い、特別会計に清瀬市介護保険特別会計を追加するための条例提案とのことでした。 質疑、意見を終結して、採決を行った結果、議案第24号 清瀬市特別会計条例の一部を改正する条例は、全員異議なく可決と決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 議案第24号を可決することにご異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) ご異議なしと認め、議案第24号は可決と決しました。---------------------------------------
    ○議長(市川俊朗君) 日程第26、議案第25号 清瀬市市税条例の一部を改正する条例を議題といたします。 総務常任委員長の報告を求めます。 斉藤正彦委員長。        〔総務常任委員長 第23番 斉藤正彦君 登壇〕 ◆第23番(斉藤正彦君) 議案第25号 清瀬市市税条例の一部を改正する条例の審査結果について、ご報告いたします。 この議案は、地方税法(昭和25年法律第 226号)の改定に伴う規定の整備及び固定資産税等の納期の特例を実施するため、条例の整備を行うものであります。 質疑がありませんでしたので、直ちに採決いたしました。議案第25号は全員異議なく可決と決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 議案第25号を可決することにご異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) ご異議なしと認め、議案第25号は可決と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第27、議案第26号 清瀬市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例を議題といたします。 厚生常任委員長の報告を求めます。 三田委員長。        〔厚生常任委員長 第11番 三田きよ子君 登壇〕 ◆第11番(三田きよ子君) 議案第26号 清瀬市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例の審査の内容について、ご報告いたします。 提案理由の説明を内野生活福祉課長より受けました。理由は、社会福祉法の改正により設置基準の変更によるものとのことでした。 質疑、意見を終結して、採決を行った結果、議案第26号 清瀬市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例は、全員異議なく可決と決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 議案第26号を可決することにご異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) ご異議なしと認め、議案第26号は可決と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第28、議案第27号 清瀬市立学童クラブ条例の一部を改正する条例を議題といたします。 厚生常任委員長の報告を求めます。 三田委員長。        〔厚生常任委員長 第11番 三田きよ子君 登壇〕 ◆第11番(三田きよ子君) 議案第27号 清瀬市立学童クラブ条例の一部を改正する条例の審査の内容について、ご報告いたします。 提案理由の説明を、村野児童課長より受けました。理由は、第9学童クラブを設置することと、各学童の定員の変更を行うための条例の整備ということでした。定員の変更は、第1学童は80人を70人に、第2学童は80人を70人に、第4学童は40人を50人に、第5学童は80人を40人に、第6学童は80人を70人に、第8学童は40人を50人に、そして新しくできる第9学童は50人にするというもので、改正前と同じ総定員は 480人ということでした。 質疑では、佐々木委員から、定員の改正を行って入所希望者は全員入所できているのかと質問が出され、村野児童課長からは、全員入所可能である。1人だけ保留にしてあるとの答弁がありました。 質疑を終結して、採決を行った結果、議案第27号 清瀬市立学童クラブ条例の一部を改正する条例は、全員異議なく可決と決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 議案第27号を可決することにご異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) ご異議なしと認め、議案第27号は可決と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第29、議案第28号 清瀬市高齢者住宅条例の一部を改正する条例を議題といたします。 厚生常任委員長の報告を求めます。 三田委員長。        〔厚生常任委員長 第11番 三田きよ子君 登壇〕 ◆第11番(三田きよ子君) 議案第28号 清瀬市高齢者住宅条例の一部を改正する条例の審査の内容について、ご報告いたします。 提案理由の説明を小野高齢福祉課長より受けました。地方自治法の改正により条例を整備する必要があるため提案したもので、罰則規定の改定で、文言の整理と当該5倍に相当する金額が5万円を超えないときは5万円とすることを加える。改定された条例は4月1日から施行するとのことでした。 佐々木委員より、罰則を強化していくことには賛成できないと意見が述べられました。 質疑、意見を終結して、採決を行った結果、賛成多数で、議案第28号 清瀬市高齢者住宅条例の一部を改正する条例は可決と決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 議案第28号を可決することに賛成の方の挙手を求めます。                〔賛成者挙手〕 ○議長(市川俊朗君) 賛成者多数。 よって、議案第28号は可決と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第30、議案第29号 清瀬市廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 厚生常任委員長の報告を求めます。 三田委員長。        〔厚生常任委員長 第11番 三田きよ子君 登壇〕 ◆第11番(三田きよ子君) 議案第29号 清瀬市廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例の一部を改正する条例の審査の内容について、ご報告いたします。 提案理由の説明を、金子生活環境課長より受けました。廃棄物処理手数料の適正化を図るための条例の整備が必要であるというものです。現行では、廃棄物処理手数料は一般家庭の1カ月の排出量が50キログラムを超える量、及び事業所等の1カ月の排出量を中間処理場の柳泉園組合の手数料の引き上げに沿って、10キログラムにつき 300円であるものを10キログラム 400円に改定するというものです。 質疑、意見では、佐々木委員より、対象となる人数やどのような人が該当するのかとの質問があり、金子生活環境課長からは、対象者は飲食店関係の方が93件、市からの廃棄物の処理の許可業者19社であること、柳泉園の処理原価が1キログラム当たり26円として、市の事務手数料を14円に設定したことと答弁がありました。 佐々木委員からは、市民にとっては実質負担増となることから反対すると意見が表明されました。 質疑、意見を終結して、採決をした結果、議案第29号 清瀬市廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例の一部を改正する条例は賛成多数で可決と決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 議案第29号を可決することに賛成の方の挙手を求めます。                〔賛成者挙手〕 ○議長(市川俊朗君) 賛成者多数。 よって、議案第29号は可決と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第31、議案第30号 清瀬市国民健康保険条例の一部を改正する条例を議題といたします。 厚生常任委員長の報告を求めます。 三田委員長。        〔厚生常任委員長 第11番 三田きよ子君 登壇〕 ◆第11番(三田きよ子君) 議案第30号 清瀬市国民健康保険条例の一部を改正する条例の審査の内容について、報告します。 提案理由の説明を小指国保年金課長より受けました。国民健康保険法の改正により条例の改正を行うもので、罰則規定を改めるものです。保険税の滞納者に保険証の返還を求めるものと、これに応じない場合には過料を科すということで、過料の額を2万円から10万円に改正するものである。加入者に対して調査のための必要書類の提出を求めることができるとして、これに応じなかった場合は過料を科すことができる。過料は2万円から10万円に改めるものとの説明がありました。 質疑の中では、佐々木委員より、不況の中で保険料を払えなくなる場合も多分に考えられる、何をもって滞納とするのか。分納をしようとしている場合の取り扱いはどのように考えているのかとの質問があり、谷野税務課長からは、滞納者の基準は納期の20日後に督促状を発送した時点で滞納者とする。分納や納期に間に合わなかった場合については市役所に事前に連絡をしていただき、対処していきたい。そういう場合は保険証を取り上げる対象から外していくという措置をとっていきたいと答弁がありました。 長野委員からは、これまでに過料を科すということがあったのかと質問があり、小指国保年金課長からは、そうした事例はなかったと答弁がありました。 佐々木委員からは、滞納者に対して過料の増額や保険証の取り上げを条例の中で明文化されていくことには反対であるとの意見表明がありました。 質疑、意見を終結して、採決の結果、賛成者多数で、議案第30号 清瀬市国民健康保険条例の一部を改正する条例は可決と決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決いたします。 議案第30号を可決することに賛成の方の挙手を求めます。                〔賛成者挙手〕 ○議長(市川俊朗君) 賛成者多数。 よって、議案第30号は可決と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第32、議案第31号 清瀬市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を議題といたします。 厚生常任委員長の報告を求めます。 三田委員長。        〔厚生常任委員長 第11番 三田きよ子君 登壇〕 ◆第11番(三田きよ子君) 議案第31号 清瀬市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の審査の内容について、ご報告いたします。 谷野税務課長より提案理由の説明を受けました。提案理由は、介護保険法及び介護保険法施行法の施行に伴い、2号被保険者の保険税を介護納付金課税額として合算して課税し、徴収することを定めたこと、課税限度額の45万円を50万円に改定する、それらの条文の整備をするという内容でした。 意見では、佐々木委員より、税額の改正については意見を保留させていただき、介護保険に係る介護納付金課税の問題では、新しい制度の発足でもあるので推移を見ながら検討していきたい、今回は賛成をしたいと表明されました。 質疑、意見を終結して、採決を行いました。採決の結果、議案第31号 清瀬市国民健康保険税条例の一部を改正する条例は、全員異議なく可決と決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 議案第31号を可決することにご異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) ご異議なしと認め、議案第31号は可決と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第33、議案第32号 清瀬市営住宅条例の一部を改正する条例を議題といたします。 建設常任委員長の報告を求めます。 浅野委員長。        〔建設常任委員長 第16番 浅野和雄君 登壇〕 ◆第16番(浅野和雄君) それでは、議案第32号 清瀬市営住宅条例の一部を改正する条例の審査結果について、ご報告いたします。 初めに、提案理由の説明を担当課長に求めました。提案理由としては、地方自治法の改正に伴う改正、及び清瀬市営中里第一住宅の建て替えに伴い戸数を変更するため条例を整備するものです。 なお、この条例の施行は平成12年4月1日からとなっております。 質疑では、罰金が5万円になるというのはどういう考え方か、悪質な場合とはどういうものか、過去に罰金を取られるような例はあったのかなどの質疑がありましたが、詳細は割愛させていただきます。 採決の結果、議案第32号は全員異議なく可決と決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 第8番、霜村議員の発言を許します。 ◆第8番(霜村昌男君) 私は、議案32号の審議に当たり、建設常任委員会では、勘違いから賛成の態度を表明しましたが、訂正し、反対させていただきます。 ○議長(市川俊朗君) すべて報告が終わりました。 それでは、質疑・討論を省略して採決をいたします。 議案第32号を可決することに賛成の方の挙手を求めます。                〔賛成者挙手〕 ○議長(市川俊朗君) 賛成者多数。 よって、議案第32号は可決と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第34、議案第33号 清瀬市都市計画審議会条例の一部を改正する条例を議題といたします。 建設常任委員長の報告を求めます。 浅野委員長。        〔建設常任委員長 第16番 浅野和雄君 登壇〕 ◆第16番(浅野和雄君) それでは、議案第33号 清瀬市都市計画審議会条例の一部を改正する条例の審査結果について、ご報告いたします。 初めに、提案理由の説明を担当課長に求めました。本条例の改正は、地方分権一括法により都市計画法の改正に伴い条例を整備する必要があるためです。 なお、資料の新旧対照表により説明がございましたが、省略させていただきます。 また、施行は平成12年4月1日からとなっています。 質疑では、委員に関し、清瀬市職員が関係行政機関の職員となったことについて、市民の範囲、対象はどのように考えているのか、都市計画法の改正の影響についてなどの質疑がありましたが、詳細については割愛させていただきます。 採決の結果、議案第33号は全員異議なく可決と決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 議案第33号を可決することにご異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) ご異議なしと認め、議案第33号は可決と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第35、議案第34号 清瀬市立公園条例の一部を改正する条例を議題といたします。 建設常任委員長の報告を求めます。 浅野委員長。        〔建設常任委員長 第16番 浅野和雄君 登壇〕 ◆第16番(浅野和雄君) それでは、議案第34号 清瀬市立公園条例の一部を改正する条例の審査結果について、ご報告いたします。 初めに、提案理由の説明を担当課長に求めました。これは(仮称)自然学習園として整備を図ってきた公園に、清瀬市立清瀬せせらぎ公園の名称をつけて維持管理を図っていくための条例整備です。 質疑では、駐車場、駐輪場の内容についてでは、市の土地で駐車場は約8台、駐輪場は約40台を予定している。学習管理棟に関し車いす対応として身障者用トイレ等へのアクセスはスロープなどどのように対応されるのかについては、配慮しているつもりですが、今後の慎重を期していきたい。また、どれぐらいの予算でできたのかについては、平成9年から平成12年度までで事業費は5億 5,400万円ほどとのことでした。その他、今後の公園の発展の展望についてや、地域住民との関係や、田んぼの利用方法など、多くの質疑がありましたが、割愛させていただきます。 採決の結果、議案第34号は全員異議なく可決と決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 議案第34号を可決することにご異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) ご異議なしと認め、議案第34号は可決と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第36、議案第35号 清瀬市下水道条例の一部を改正する条例を議題といたします。 建設常任委員長の報告を求めます。 浅野委員長。        〔建設常任委員長 第16番 浅野和雄君 登壇〕 ◆第16番(浅野和雄君) 議案第35号 清瀬市下水道条例の一部を改正する条例の審査結果について、ご報告いたします。 初めに、提案理由の説明を担当課長に求めました。これは、地方自治法及び下水道法施行令の改正に伴い条例を整備するためのものです。条例改正の主な点は、ダイオキシン類対策特別措置法の施行により、下水道に排出されるダイオキシン類の水質規制が実施されることにより、放流水へのダイオキシン類にかかわる水質基準の換算数値が、下水道法施行令第9条の4、第3項に追加されたことにより、現第3項が4項になることによるものと、条例「第35条、詐欺その他不正の行為により使用料の徴収を免れた者は、その徴収を免れた金額の5倍に相当する金額(当該5倍に相当する金額が5万円を超えないときは5万円とする。)以下の過料を科する」の条文を新たに追加にするものなどです。 質疑では、34条中の1万円を5万円に変えた理由について、下水道の詐欺不正行為とはどういうものがあるのかなどの質疑がありましたが、詳細は割愛させていただきます。 採決の結果、議案第35号は全員異議なく可決と決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 第8番、霜村議員の発言を許します。 ◆第8番(霜村昌男君) 議案35号も議案第32号同様態度を訂正し、反対とさせていただきます。 ○議長(市川俊朗君) それでは、報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 議案第35号を可決することに賛成の方の挙手を求めます。                〔賛成者挙手〕 ○議長(市川俊朗君) 賛成者多数。 よって、議案第35号は可決と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第37、議案第36号 清瀬市防災会議条例の一部を改正する条例を議題といたします。 総務常任委員長の報告を求めます。 斉藤正彦委員長。        〔総務常任委員長 第23番 斉藤正彦君 登壇〕 ◆第23番(斉藤正彦君) それでは、議案第36号 清瀬市防災会議条例の一部を改正する条例の審査結果について、ご報告をいたします。 この議案は、清瀬市防災会議条例(昭和38年清瀬町条例第17号)の一部を次のように改正するものです。第1条中「第16号第5項」を「第16号第6項」に改めるものです。 附則といたしまして、この条例は平成12年4月1日から施行するものであります。 質疑がございませんでしたので、直ちに採決を行いました。議案第36号は全員異議なく可決と決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 議案第36号を可決することにご異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) ご異議なしと認め、議案第36号は可決と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第38、議案第37号 清瀬市道の路線の認定についてを議題といたします。 建設常任委員長の報告を求めます。 浅野委員長。        〔建設常任委員長 第16番 浅野和雄君 登壇〕 ◆第16番(浅野和雄君) それでは、議案第37号 清瀬市道の路線の認定についての審査結果をご報告いたします。 初めに、提案理由の説明を担当課長に求めました。清瀬市道2195号線は、中清戸一丁目、清瀬第十小学校の北側で、都市計画道路東3・4・7号線と接続していますが、宅地開発のため受け入れたものです。 質疑では、将来東3・4・7号線の裏道となる可能性や十小に近いなど危険性もあるが、安全対策は検討されているのかについては、先般東京都と十小の校長や教頭先生、また教育委員会、都市計画課、防災安全課、管理課で協議検討した。学校側からも信号機やカーブミラーの設置等の安全対策の要望があり、今後要望していきたいとの答弁でした。 採決の結果、議案第37号は全員異議なく承認と決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決いたします。 議案第37号を承認することにご異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) ご異議なしと認め、議案第37号は承認と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第39、請願第4号 介護保険実施についての請願を議題といたします。 厚生常任委員長の報告を求めます。 三田委員長。        〔厚生常任委員長 第11番 三田きよ子君 登壇〕 ◆第11番(三田きよ子君) 請願第4号 介護保険実施についての請願の審査の内容について、ご報告いたします。 この請願は、平成11年第4回定例会からの継続審議となっているもので、直ちに審査に入り、各委員から意見が出されました。 佐々木委員からは、介護保険に対する不安は解消されておらず、今後も救済していかなければならない。特に低所得者の救済もぜひやっていく必要がある。基盤整備や現行の福祉サービスを後退させないためにも、請願に賛成していきたい。 石井委員からは、現行サービスについても一般財源でやっていくと言われた。苦情窓口も設置すると言っている。市の努力もあって保険料は低く抑えている。要介護認定の問題や保険料などの制度的な問題では賛成できないので、請願には反対する。 しぶや副委員長からは、市は介護認定から漏れてしまった高齢者に対しても施策を実施するとしているので、請願には反対する。 原委員からは、請願された項目についてはいろいろ努力されている点も多いが、よりよい介護保険にしていくために請願に賛成する。 長野委員からは、この間多くの要望もかなえられているし、市も努力されていると思う。請願の項目 100%賛成というわけではないが、賛成をしていきたい。 長谷川委員からは、さきに審議された介護保険条例、介護福祉条例と同じ理由で、請願には反対すると意見が表明されました。 意見を終結し、採決を行った結果、請願第4号 介護保険実施についての請願は、賛成者3名、反対者3名の可否同数でしたので、委員長は委員会条例第16条の規定により委員長裁決とし、請願第4号は採択と決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決を行います。 請願第4号を採択することに賛成の方の挙手を求めます。                〔賛成者挙手〕 ○議長(市川俊朗君) 賛成者少数。 よって、請願第4号は不採択と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第40、請願第1号 子どもたちが安心してのびのび暮らせる安全な学童クラブを求める請願を議題といたします。 厚生常任委員長の報告を求めます。 三田委員長。        〔厚生常任委員長 第11番 三田きよ子君 登壇〕 ◆第11番(三田きよ子君) 請願第1号 子どもたちが安心してのびのび暮らせる安全な学童クラブを求める請願の審査の内容について、ご報告いたします。 請願者の寺川さんがお見えでしたので、休憩をして、請願の趣旨を説明していただきました。趣旨は、念願の第9学童クラブが開所されることについては大変感謝していることが述べられました。しかし、4月1日の開設を目前にして、安全な生活を保障するためには不安があり、特に第三小学校との管理区分のないままでの開所であること、トイレが部屋から離れ過ぎていること、土曜日の保育体制の問題、公園での遊び場の問題など、危険がないように改善を求めるというものでした。 質疑を受けた後、休憩を閉じて会議を再開し、質疑、意見を求めました。 佐々木委員からは、学校内空間での保育の安全性、トイレの位置の問題、土曜日の5学との合同保育について、責任の問題、三小の空き教室での保育について、今後学校側との協議をしていく考えがあるのかなどの質問が出されました。 長野委員からは、土曜日の合同保育が望ましい保育と考えているのか、各クラブが保育の基本方針を持って運営しているわけで、運営上の合同はあり得ないと思うが理事者はどう考えているのか。トイレはもっと近くにあってしかるべきで、もっと心身の安全に配慮するべきだとの質問が出され、原委員からは、土曜日の合同保育については、各クラブごとに保育するべきではないか。いろいろな問題で保護者の不安にこたえる返事が返ってこない。行政はきちんと対応してほしいと思うがとの質問がありました。 石井委員からは、照明の問題、トイレに一緒に行くこと、校庭の使用について、しぶや副委員長からは、指導員の質を考えに入れて配慮するなど考慮するべきとの質問が出され、これに対して、村野児童課長からは、土曜日の合同保育についてはこれまで土曜日の登所の状況が10%前後であり、集団で保育するのが基本であるから、少人数よりも5学と9学がそれぞれ登所してみて合同で保育を行う考えであること、職員体制のために合同にするものではない。体制は、ベテランの正職員を2名、臨時職員を1名、パート職員を1名置く。トイレや保育場所の問題、安全の配慮については教育委員会と相談していく。警備員は現在有人警備が4時から5時になっているが、子供たちの保育の時間にあわせて4時30分から6時30分に時間をずらしてもらうことにしている。学童クラブは基本的な生活習慣、食事や排泄などを教えていく場でもあるので、上の子が下の子をトイレに連れていくなどの指導もしていく。毎月1回指導員の協議もしているので、現場の意見に沿って運営していきたいとの趣旨の答弁があり、内田健康福祉部長からは、長い間かかって協議して結論を出してきたので、この形でスタートしていきたい。今後は保護者や指導員の意見も取り入れてよりよいものにしていきたいと答弁がありました。 星野市長からは、学校側といろいろ協議を重ねて現在の結論に達したが、心配されているようなことや事故がないように、最善を尽くしていきたいと答弁がありました。 意見では、長野委員からは、子供たちにとっての生活の場としての第9学童の空間をきちんと確保していくべきであり、他の場所も考慮に入れて協議していくべきだ。保護者の陳情には賛成したい。 石井委員からは、余裕教室を利用して第9学童クラブをつくるという点で大きな課題がクリアされてきている。陳情項目に反対するものではないが、陳情者の話を聞いたが問題に挙げていることはかなり配慮されてきていると思うので反対したい。 しぶや副委員長からは、市も努力してきているし、要求が 120%、 130%は無理、同意しがたい。 原委員からは、市の努力は評価する。しかし、園庭がないことや、陳情で言われたトイレの問題、土曜日の体制など改善していくべきで、賛成したい。 長谷川委員からは、多くの要望に沿って第9学童クラブができることになっており、その願いと出されている陳情は矛盾していると思うので賛成できないと、意見表明がありました。 質疑、意見を終結して、採決を行いました。結果は、賛成者3名、反対者3名の可否同数でしたので、委員長は委員会条例第16条の規定により委員長裁決を行い、請願1号 子どもたちが安心してのびのび暮らせる安全な学童クラブを求める請願は、採択と決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決を行います。 請願第1号を採択することに賛成の方の挙手を求めます。                〔賛成者挙手〕 ○議長(市川俊朗君) 賛成者少数。 よって、請願第1号は不採択と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第41、請願第2号 保育行政の充実を求める請願を議題といたします。 厚生常任委員長の報告を求めます。 三田委員長。        〔厚生常任委員長 第11番 三田きよ子君 登壇〕 ◆第11番(三田きよ子君) 請願第2号 保育行政の充実を求める請願についての審査の内容のご報告いたします。 初めに、請願者の市川さんがお見えでしたので、会議を休憩して、請願者に趣旨説明をしていただきました。趣旨は、少子化問題の改善に向けて、親が安心して働き、子供を産み、育てられる環境の整備を求める。子供を育てている若い保護者にとっては、不況に加え、消費税の増税、公共料金の値上げなど、大きく生活を圧迫してきている。そうした中で今回市から提示されている保育料の大幅値上げは避けてほしい。また、改定を行う前には保護者に十分な説明を行ってから実施するべきである。そして、保育料については条例化の方向を目指してほしい。第二保育園の民間委託については市民に十分な説明をしていくことが大切で、突然言われて現場では混乱が生じている。産休明け保育や延長保育など、保育内容の充実を求めるとしたものでした。 休憩を閉じて、会議を再開し、質疑、意見を求めました。 保育料について、佐々木委員からは、不況の中で保護者は苦しい生活状態に置かれている。現在の保育料の50%もの値上げはすべきではない。1年間の激変緩和で20%値上げの措置がとられても、平均的なD6、D7階層の人で月々 6,000円の値上げになる。また、保育料の算出根拠の中に管理的経費 3,000万円も入っているなど、高い値上げ幅になっている。 長野委員からは、18階層が12階層になった理由はどこにあるのか。また、値上げ幅が大き過ぎる。20%ぐらいならのむこともできたかもしれない。激変緩和措置を3年ぐらいに延ばすことはできないのかとの質問が出され、村野児童課長からは、C階層までは変えていない。D5階層までは配慮した改正である。激変緩和により保育料が下がる人も出てくる。清瀬市の保育料は、改定して27市の平均になっても既に6市が改定を予定している状況である。階層の変更については、児童福祉法の改正があり、保育所を利用する市民が共働き世帯が多くなって、一般化されてきている。そのため均一化を図っている。家庭に与える影響を考えた。 星野市長からは、受益者負担について、保育料については使用料審議会で十分審議をいただいた結果である。10年間据え置いてきたし、見直しについては議会からも強く要請されてきていた。既に限界に来ているので値上げをお願いしたとの趣旨の答弁がありました。 長野委員からは、延長保育をどのように進めていくのか、長い要望であり、公立だからできないということはまかり通らなくなるので、努力するべきと思うがとの質問があり、村野児童課長からは、駅前保育園以外はやっていない。国と東京都の制度にのってやっていくと人員の配置が必要になってくる。今後検討して実施していくようにしていきたいと答弁がありました。 佐々木委員、長野委員、金丸副議長からは、第二保育園の民間委託問題での質問があり、公設民営と言っていたのに民設民営と表明するに至った経過と、民設と公設の違い、事業計画の見通しの甘さがあったのではないか。規制緩和策の影響はないのかなどの質問が出され、内田健康福祉部長からは、第二保育園については、保護者説明会を行ってきているが、東京都の補助金がつかなかったことで平成12年度は見送り、その後に民設民営で受け入れ枠の拡大なども図って検討したい。その場合、第二保育園を一たん廃園にして新たに開園することになる。東京都に平成11年度は都内で21園の補助申請があったが、民間の3件の補助だけが審査を通った。民間以外は補助金を受けるのが難しい状況をかんがみて、早い建て替えを考え、民営と考えている。平成11年度までは保育園の運営は社会福祉法人でしかできなかったが、これからは規制緩和により株式会社も参入できることになるとの答弁でした。 星野市長からは、公設民営がよいとは思うが、補助金の関係でできなくなってきており、さまざまな選択肢があると考える。今回の場合は東京都の大きな福祉の考え方の変更によって計画を変更せざるを得なくなったものであるとした答弁でした。 意見では、石井委員からは、保育料の値上げについてはどこかでやらなければならないことであり、今やらないともっと大幅な値上げにつながる。激変緩和や、2人目、3人目の子供に配慮された案だと考える。他の請願項目についても理解はできるが、やむを得ない。 しぶや副委員長からは、石井委員と同意見であると表明されました。 佐々木委員からは、民間委託は賛成できない。保育料の値上げについては反対である。請願項目全部に賛成していきたい。 長谷川委員からは、保育料値上げについては結構だ。大幅、小幅ということは考えられない。民間委託をなぜ区別するのか、民間でやっている方に申しわけないと思う。 原委員からは、保育料については保護者の中にも意見がいろいろあるが、請願の内容については賛成できる。 長野委員からは、市内の子供たちと子育て世代が安心して生活していけるような施策の充実を求めてきている。保育料については引き上げ幅の縮小をお願いしているものである。延長保育など、保育内容の拡充のために関係団体との協議と説明を行っていくべきだという意見表明がありました。 質疑、意見を終結して、採決を行いました。請願第2号 保育行政の充実を求める請願は、賛成者3名、反対者3名、よって、委員長は委員会規則第16条の規定により委員長裁決を行い、採択と決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決を行います。 請願第2号を採択することに賛成の方の挙手を求めます。                〔賛成者挙手〕 ○議長(市川俊朗君) 賛成者少数。 よって、請願第2号は不採択と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第42、陳情第1号 東京都下における自治体の農林水産振興策の一層の拡充及び政府への意見書提出に関する陳情を議題といたします。 総務常任委員長の報告を求めます。 斉藤正彦委員長。        〔総務常任委員長 第23番 斉藤正彦君 登壇〕 ◆第23番(斉藤正彦君) 陳情第1号 東京都下における自治体の農林水産振興策の一層の拡充及び政府への意見書提出に関する陳情の審査結果について、ご報告いたします。 陳情者がお見えでございませんでしたので、直ちに質疑、意見等をお受けいたしました。 西畑副委員長より、食料の自給率は41%まで低下している。陳情の内容が清瀬市に全部当てはまらない面もありますが、政府に対して食料自給率を上げるためにもこの意見書提出は賛成する。 藤野委員から、都市農業を発展するためにも賛成する。 粕谷委員から、環境保全型農業の普及を図り、食料自給率を上げていかなければならないので、賛成いたします。 斉藤実委員より、この陳情の中で清瀬市でできるところは積極的にやっていただき、自給率については危機感を持っているので、賛成いたします。 金丸委員より、農作物、米の自由化など、日本の農業にも打撃を与えている。農業の抜本的改革を望み、この陳情には賛成いたします。 質疑、意見等を終結して、採決の結果、陳情第1号は採択と決しました。 なお、意見書につきましては委員長一任ということで了承されました。 以上、報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決を行います。 陳情第1号を採択することにご異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) ご異議なしと認め、陳情第1号は採択と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第43、議員提出議案第2号 東京都下における自治体への農林水産振興策の一層の拡充を求める意見書を議題といたします。 これはだたいま陳情第1号の意見書でございます。 採決をいたします。 本案を原案どおり可決することにご異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) ご異議なしと認め、議員提出議案第2号は可決と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第44、陳情第2号 東京地方・高等裁判所の裁判官の増員に関する意見書の採択を求める陳情を議題といたします。 総務常任委員長の報告を求めます。 斉藤正彦委員長。        〔総務常任委員長 第23番 斉藤正彦君 登壇〕 ◆第23番(斉藤正彦君) 陳情第2号 東京地方・高等裁判所の裁判官の増員に関する意見書の採択を求める陳情の審査結果について、ご報告いたします。 陳情者がお見えでしたので、休憩をして、陳情者の趣旨説明を受けました。その後会議を再開し、質疑、意見をお受けいたしました。 斉藤実委員からは、大都市の地方裁判所の民事裁判官が単独で担当している訴訟事件数は約 250件、また東京高等裁判所の民事裁判官が主任として担当している事件数は裁判官1人当たり約 110件弱もある。市民に身近で使いやすい解決手段を提供し、適正かつ敏速に解決するためにも裁判官の増員は必要と思う、この陳情には賛成する。 粕谷委員からは、裁判は時間がかかると思っていたが、増員すれば早く解決するというものでもないが、裁判官に過重な負担がかかっているのではないかと思うので、この陳情には賛成します。 藤野委員からは、裁判に対して十分な審理を尽くしていかなければならないと思うが、昭和49年と平成8年を比較すると、22年間の間に地方裁判所の民事事件数は62%ふえ、弁護士数は56%ふえたのに対し、裁判官の定員はわずか 8.8%ふえただけということは、裁判官の増員が必要と思う。この陳情には賛成する。 西畑副委員長からは、裁判には時間がかかり過ぎるなど、国民に理解されにくいところがある。だからこそ司法の重要な役割があり、訴訟が起きたときなど敏速に対応するためにも裁判官の増員に賛成していく。 金丸委員からは、適正かつ敏速な裁判を受けるためには、証拠調べや慎重な審議が必要で、人権問題にもなりかねない。司法という面が担うものが大きいと思うので、この陳情に賛成するとの意見があり、質疑、意見を終結して、採決の結果、陳情第2号は全員異議なく採択と決しました。 なお、意見書につきましては委員長一任ということでご了承をされました。 以上、報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決を行います。 陳情第2号を採択することにご異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) ご異議なしと認め、陳情第2号は採択と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第45、議員提出議案第3号 東京地方・高等裁判所の裁判官の増員を求める意見書を議題といたします。 これはただいまの陳情第2号の意見書でございます。 採決をいたします。 本案を原案どおり可決することにご異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) ご異議なしと認め、議員提出議案第3号は可決と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第46、陳情第3号 村山訪朝団を弾劾する陳情を議題といたします。 総務常任委員長の報告を求めます。 斉藤正彦委員長。        〔総務常任委員長 第23番 斉藤正彦君 登壇〕 ◆第23番(斉藤正彦君) 陳情第3号 村山訪朝団を弾劾する陳情の審査結果について、ご報告いたします。 陳情者がお見えでございませんでしたので、直ちに質疑、意見をお受けしました。 藤野委員からは、村山訪朝団は相当の成果を上げている。これを弾劾するようなことは賛成できない。 斉藤実委員からは、拉致問題や日本の構想に対して非難するなど、この陳情はなじまないでの反対します。 金丸委員より、村山訪朝団については、国と国との外交のあり方の問題、話し合いのルートを確立するという意味で大きな成果を上げたと思うので、この陳情には反対するとの意見がありました。 詳細につきましては割愛させていただきます。 質疑、意見を終結して、採決の結果、陳情第3号は賛成者なし、よって、不採択と決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決を行います。 陳情第3号を採択することに賛成の方の挙手を求めます。                〔賛成者挙手〕 ○議長(市川俊朗君) 賛成者なし。 よって、陳情第3号は不採択と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第47、陳情第4号 雇用と地域経済を守ることに関する陳情、日程第48、陳情第5号 「解雇規制法」制定に関する陳情、以上2件を、会議規則第34条の規定により一括議題といたします。 総務常任委員長の報告を求めます。 斉藤正彦委員長。        〔総務常任委員長 第23番 斉藤正彦君 登壇〕 ◆第23番(斉藤正彦君) 陳情第4号 雇用と地域経済を守ることに関する陳情、陳情第5号 「解雇規制法」制定に関する陳情、以上2件については、類似案件でございますので、会議規則第87条の規定により一括議題として審議いたしました。 陳情者の方がお見えでしたので、休憩をして、陳情者の趣旨説明を受けた後、審査をいたしました。 陳情第4号は、雇用や地域経済に重大な影響を及ぼす大量の人員削減、事業所の閉鎖、統廃合の移転等については事前に自治体に届け出て、自治体や議会との協議等の規定、要綱などを義務づけるなどの内容で、陳情第5号は、最高裁の判例では会社が経営上の理由で労働者を整理、解雇する場合には、1.人員削減を行うことを迫った必要性があること、2.解雇を回避する努力を尽くされていること、3.解雇する者の選定基準と具体的選定が合理的であること、4.労働組合と労働者に対して十分に説明し協議が尽くされていることという要件など、整理、解雇の4条件を含む解雇規制法の制定を関係機関に働きかける内容です。 質疑、意見では、金丸委員より、日産の武蔵村山工場の問題などは地域経済にありとあらゆるところに影響が出てくる。雇用の問題が大きな不安を与えると思うし、景気対策にも大きな影響が出てくる。国が何らかの対応を行うことによって市政運営にもプラスの影響が出てくる。したがって、雇用問題には賛成する。 斉藤実委員からは、地域経済に重大な影響を及ぼす大量の人員削減などは、自治体が企業に対して物申すような姿勢を持ち、議会も具体的な策を講じていくということで、陳情第4号は賛成する。陳情第5号は、整理解雇の4要件は決まっている。リストラ等生活に困る人がまだまだ出てくると思う。そういう意味では少しは規制をした方がよいと思うので、この陳情には賛成していく。 藤野委員より、完全失業率は 4.7%にも達している。雇用問題は深刻な問題ではあるが、企業の合理化等、労使間で話し合っていくべきと思うので、この陳情第4号、5号には賛成しかねる。 粕谷委員からは、景気の低迷する中、民間企業である以上経営の根幹にかかわる部分を規制していくのはいかがと思う。この陳情2件には反対する。 西畑副委員長からは、日産の影響などよくわかるが、雇用の問題など、ある意味では労使関係もスムーズに行われたと思う。雇用問題は議論していかなければならないと思うが、陳情第4号、5号には賛成しかねるとの意見がありました。 質疑、意見を終結して、採決の結果、陳情第4号、陳情第5号は、賛成者少数で不採択と決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 陳情第4号を採択することに賛成の方の挙手を求めます。                〔賛成者挙手〕 ○議長(市川俊朗君) 賛成者少数。 よって、陳情第4号は不採択と決しました。 次に、同じく採決をいたします。 陳情第5号を採択することに賛成の方の挙手を求めます。                〔賛成者挙手〕 ○議長(市川俊朗君) 賛成者少数。 よって、陳情第5号は不採択と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第49、陳情第6号 JR労使紛争の早期解決のための意見書の提出に関する陳情を議題といたします。 総務常任委員長の報告を求めます。 斉藤正彦委員長。        〔総務常任委員長 第23番 斉藤正彦君 登壇〕 ◆第23番(斉藤正彦君) 陳情第6号 JR労使紛争の早期解決のための意見書の提出に関する陳情の審査結果について、ご報告いたします。 陳情者がお見えでしたので、休憩をして、陳情者の趣旨説明を受けました。 その後会議を再開し、質疑、意見では、国鉄が分割民営化され、JR労使紛争が10年以上経過している中で、当事者が高齢化及び家族や子供たちの将来を考え、人道上からも一日も早く問題を解決するよう、誠意を持って話し合うべきなど、国会でも参議院各会派が政府に申し入れを行うなど、早期解決を望むと、各委員からの賛成意見がありました。 質疑、意見を終結して、採決の結果、陳情第6号は全員異議なく採択と決しました。 なお、意見書につきましては委員長一任ということで了承されました。 以上、報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決を行います。 陳情第6号を採択することにご異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) ご異議なしと認め、陳情第6号は採択と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第50、議員提出議案第4号 JR労使紛争の早期解決を求める意見書を議題といたします。 これはただいまの陳情第6号の意見書でございます。 採決をいたします。 本案を原案どおり可決することにご異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) ご異議なしと認め、議員提出議案第4号は可決と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第51、陳情第7号 清瀬市立中学校給食異物混入事故に対して原因究明と関係者への的確な対応、万全なる安全対策を求める陳情を議題といたします。 文教常任委員長の報告を求めます。 友野委員長。         〔文教常任委員長 第22番 友野ひろ子君 登壇〕 ◆第22番(友野ひろ子君) 陳情第7号 清瀬市立中学校給食異物混入事故に対して原因究明と関係者への的確な対応、万全なる安全対策を求める陳情の審査結果について、ご報告いたします。 陳情者がお見えでしたので、休憩して趣旨説明を受けた後、審査をいたしました。陳情の内容は、昨年4月から清瀬第二中学校においてスタートした給食の検証、調理業務の民間委託についてでありました。給食への異物混入事故に対しての原因の究明と、事故に対しての的確な対応と、万全な安全対策を求めるものでした。 質疑としては、終始二中の保護者へ渡った学校長からのお知らせについての質疑、答弁が続き、今年4月から始まるレクトン、メフォスなどの業者選定についての疑問、異物混入等による事故発生時及びその後の対応のマニュアルの設置、生徒や保護者への信頼回復など、質疑、答弁が繰り返し展開されました。 答弁として、酒井学校教育部長からは、お知らせが保護者へ渡った後校長に来ていただいて確認をしたが、実際と異なっていたということであった。保護者へのお知らせの文書などは慎重にされるべきではないかと申し上げた。また、異物混入の話があったときなど、すぐに学校現場に行き、対応した。教育長からは、この1年間子供たちにも喜ばれ、保護者の方々にも安心していただけるよりよい学校給食を心がけ、万全を配してきたつもりだったが、異物混入などが相次ぎ起こったことに対して大変遺憾でならない。今後これらのことを反省し、よりよい給食を目指していくことは私の心からの気持ちです。ぜひ皆さんにご理解いただきたい。校長会でも申し合わせをしている。私は校長先生方の決意を信じていきたいとの答弁がありました。 質疑、意見を終結して、採決をした結果、陳情第7号 清瀬市立中学校給食異物混入事故に対して原因究明と関係者への的確な対応、万全なる安全対策を求める陳情は、全員異議なく採択と決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決を行います。 陳情第7号を採択することにご異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) ご異議なしと認め、陳情第7号は採択と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第52、陳情第8号 清瀬市学校事務定数問題に関する陳情を議題といたします。 文教常任委員長の報告を求めます。 友野委員長。         〔文教常任委員長 第22番 友野ひろ子君 登壇〕
    ◆第22番(友野ひろ子君) 陳情第8号 清瀬市学校事務定数問題に関する陳情の審査結果について、ご報告申し上げます。 陳情者がお見えでしたので、休憩をし、趣旨説明を受けた後、審査に入りました。 陳情の内容は、清瀬市職員組合は2月22日、市当局、市教委より、来年度より都栄養士未配置校に配置されている2名の市学校事務職員のうち1名を引き揚げ、その代替として臨時事務職員を配置する旨の提案を受け、このような学校事務職員の臨時職員化は事務処理のレベルダウンを招き、教育信用組合の事業破綻に伴う学納金の処理、文書公開に向けた事務分掌の増大など、大きな分野の仕事がふえ、勤務条件の格差を生むことになる。よって、市学校事務職員の引き揚げの撤回を要求する旨のものでした。 質疑、意見として、臨時職員化による時間帯シフトや電算処理への不安、勤務条件の格差はどうか、年度途中での急な実施通告は信頼関係を崩すものではないかなどがあり、水越教育庶務課長より、都職員サイドが中心的にやられている給与問題や、給与支給、福利厚生事業費等は、ご承知のとおり数年前に全都的に電算システムに変わっており、事務の軽減が図られている。また、教育信用組合の破綻で急遽平成12年度予算にパソコンの各学校への配置で、学校事務の中で特に主力になる経理事務、予算担当事務は都職の方あるいはその市の職員の方等で対応していただいているが、パソコン導入により、経理事務なので担当数は軽減可能でないかと考えている。4月1日からのスタートを前に、市教委としては各学校ともその辺十分調整を図りながら、支障がないようにやっていきたいと考えている。 市長より、今清瀬市が置かれている状況はご理解いただけていると思う。これをどう再建に向けて努力していくかは最も大きな課題である。同様な状況下にある近隣の他市の状況を調査してみると、すべて一人体制である。事務職員については栄養士の問題が出ているが、清瀬市は統一献立をやっているからその裏腹の問題として職員を一人つけていただくわけだが、そういう事務であれば臨時職員で対応できるだろうという判断である。他の市でいえばすべて臨時職員のところもある。また、市が派遣している事務職員も嘱託職員もある。このように、何らかの体制で取り組んでいるところが随分ある。いずれも今置かれている都市の財政状況を考えたものになってきている。清瀬市も同様な体制でやらせていただいて、この難局を乗り切っていきたいので、ぜひご理解をいただきたいとのお答えでした。 採決の結果、賛成少数、よって陳情第8号は不採択と決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 陳情第8号を採択することに賛成の方の挙手を求めます。                〔賛成者挙手〕 ○議長(市川俊朗君) 賛成者少数。 よって、陳情第8号は不採択と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第53、陳情第9号 市内建設業者への発注のリフォーム工事への助成を求める陳情を議題といたします。 総務常任委員長の報告を求めます。 斉藤正彦委員長。        〔総務常任委員長 第23番 斉藤正彦君 登壇〕 ◆第23番(斉藤正彦君) 陳情第9号 市内建設業者への発注のリフォーム工事への助成を求める陳情の審査結果について、ご報告いたします。 陳情者がお見えでしたので、休憩をして、陳情者の趣旨説明を受けました。その後会議を再開いたしました。 質疑、意見では、斉藤実委員より、リフォームのあっせん事業、最近の状況、あっせん件数と金額についての質疑があり、高橋経済課長より、平成10年度申し込み 122件、実績で91件、金額は 2,201万円、平成11年度は2月末までで申し込みは 108件、実績で69件、金額は 2,097万円との答弁がありました。 西畑副委員長より、住宅資金利子補給で32万円ぐらいになっておりますが、資金の総額はどのくらいまで使えるのでしょうかの質疑の対し、この利子補給は住宅改造資金融資制度で、工事金額が 300万円以内で3%の利子補給を行っているとの答弁がありました。 金丸委員より、住宅資金貸付制度あっせん事業の問題、利子補給に関してあっせん事業 108件の申し込み、実績69件の制度の関係についての質問があり、住宅改造資金の利子補給に関しましては別の制度であり、現在の住宅改良資金融資の対象者は8件で 1,800万円になっているとの答弁がありました。 質疑、意見を終結して、採決の結果、陳情第9号は賛成者少数で、不採択と決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 報告が終わりました。 討論ございますか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) それでは、直ちに採決を行います。 陳情第9号を採択することに賛成の方の挙手を求めます。                〔賛成者挙手〕 ○議長(市川俊朗君) 賛成者少数。 よって、陳情第9号は不採択と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第54、陳情第10号 学校に配当された予算の年度途中での減額補正を行わないことを求める陳情を議題といたします。 文教常任委員長の報告を求めます。 友野委員長。         〔文教常任委員長 第22番 友野ひろ子君 登壇〕 ◆第22番(友野ひろ子君) 陳情第10号 学校に配当された予算の年度途中での減額補正を行わないことを求める陳情の審査結果について、ご報告いたします。 陳情者がお見えでしたので、陳情の趣旨説明を受けた後、審査に入りました。陳情の内容は、昨年度、本年度と予算の削減に関する依命通達が出されたことについてのもので、学校に配当された予算の年度途中での減額補正を行わないでほしい旨の陳情でした。 陳情者がお見えでしたので、休憩をして、陳情の趣旨説明を受けた後、審査に入りました。質疑、意見として、布施委員、小野委員、宇野委員より、予算の立て方の問題があるのではないか。 中村委員より、私学の立場から、学校運営、学校経営を考えても、もちろん教育現場での物の大切さやリサイクルの仕方やいろいろ教えていると思うが、節約したり、教材の工夫をしたり、資源を大切にという観点からも、もっと節約できるのではと思う。教育長が清瀬市は1人1万 4,000円も消耗品代にかかっていたという話だが、大きな数字だと思う。他の市で少ない市があるが、やはりそういう工夫をしているのかなと思う。今全庁舎で節約したり節電したり工夫をしている。その意味も含めて、学校教育現場の方もできる限り子供たちに教育内容の中での節約をしてもらってほしい。したがって、年度途中の補正も必要だと思う。 金子委員より、この教育予算を見直し、減額補正することについては、何の問題もないと思う。ただ、教育に対する一つの考え方として、聖域的なというか、やはり教育百年の大計に立つという意味を堅持していただきたいと思っている。 教育長より、教育振興の予算を負担金やいろいろあるわけだが、それらを押しなべて各市を調査したところ、清瀬市は全体像の中でかなり上位にあったことを知っておいていただければありがたい。例えば、教材用の消耗品が小学校1人当たり清瀬市は1万 4,000円、東久留米市 7,000円、東村山市1万 1,000円、田無市 9,700円、小平市 9,900円、東大和市 6,900円、武蔵村山市1万 1,000円、保谷市1万 3,000円、こういうことで、必ずしもその内容の持って行き方、きちんと対応する方法はあるのではと思う。今後とも支障を来さないようにとお願いする気持ちであるとの答弁でした。 質疑、意見を終結して、採決の結果、賛成多数、よって陳情第10号は採択と決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(市川俊朗君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 陳情第10号を採択することに賛成の方の挙手を求めます。                〔賛成者挙手〕 ○議長(市川俊朗君) 賛成者少数。 よって、陳情第10号は不採択と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第55、議会運営委員会の継続審議についてを議題といたします。 お諮りいたします。 議会閉会中、議会運営委員会を継続審議することにご異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) ご異議なしと認め、本件は閉会中の継続審議に付することに決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 日程第56、議会閉会中の議員活動についてを議題といたします。 お諮りいたします。 お手元に配付いたしましたとおり、議会閉会中それぞれの行事に出席し、活動することを承認することにご異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) ご異議なしと認め、さよう決定させていただきます。 以上で本日予定の日程はすべて終了いたしましたが、ここで先ほどの議会運営委員会でご了解をいただいております日程の追加14件をお願いいたします。 ここで暫時休憩させていただきます。再開は5時10分前、4時50分とさせていただきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。                            午後4時38分 休憩---------------------------------------                            午後4時52分 開議 ○議長(市川俊朗君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。 ここであらかじめ時間延長をさせていただきます。ご協力をよろしくお願い申し上げます。 それでは、追加日程第1、議案第38号 平成11年度清瀬市一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。 提案者の説明を求めます。 唐木助役。 ◎助役(唐木善一君) それでは、議案第38号 平成11年度清瀬市一般会計補正予算(第5号)につきまして、ご説明をいたします。 今回お願いいたします補正予算は、主に職員の人件費のうち、平成11年度に定年退職または勧奨退職なさる職員の退職手当特別負担金の関係でございまして、予算の詳細につきましてはそれぞれごらんいただくということでご了承いただき、概略のご説明をさせていただきます。 今回の補正は、非常に財政の厳しい折でございますので、中身を十分精査いたしまして、特に12月議会におきまして議決いただきました0.28%の給与改定6カ月分、期末勤勉手当の 0.3カ月引き下げ分、また管理職手当の50%カット分など、また定年及び勧奨退職者等の特別負担金を支出科目ごとに精査をしたものでございまして、特別負担金総額で2億 4,300万円となるわけでございますが、ただいまの精査によりまして、その不足額1億 1,302万 6,000円の補正をお願いするものでございます。これは5ページのところをごらんいただければおわかりいただけると思います。 その財源といたしましては、今度4ページの方になりますが、財政調整基金からの繰入金 6,600万円、特別交付税が交付決定を受けましたことから 4,702万 6,000円をそれぞれ充当させていただくものでございます。 また、人件費以外でございますが、歳入におきましては、椅子のあるまちづくり事業に寄せられました寄附金 200万円、教育環境の整備に寄せられました寄附金の50万円、緑地保全に寄せられました寄附金10万円をそれぞれ計上したものでございます。 一方、歳出におきましては、歳入におきます寄附金を公共用財産の取得及び建設基金、これは総務費になりますが 200万円、緑地保全基金、これは土木費ですが、10万円を積み立てますとともに、既に予備費より充用して第三小学校にパソコン5台を購入いたしておりますので、予備費に50万円をそれぞれ計上したものでございまして、歳入歳出それぞれ、一番最初のページになりますが、1億 1,562万 6,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算額の予算の総額を 245億 1,599万 2,000円とするものでございます。 以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(市川俊朗君) 説明が終わりました。 質疑をお受けいたします。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) それでは、質疑を終結して、採決を行います。 議案第38号を可決することにご異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) ご異議なしと認め、議案第38号は可決と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 追加日程第2、議案第39号 清瀬市松山集会所条例を議題といたします。 提案者の説明を求めます。 唐木助役。 ◎助役(唐木善一君) 議案第39号 清瀬市松山集会所条例につきまして、ご説明を申し上げます。 これは、議案第17号で提案をさせていただきました清瀬市松山集会所条例のご審議の中で、葬祭の取り扱い及び午後10時以降の使用時間の延長の問題につきまして、ご議論、ご指摘がございまして、再調整をさせていただくこととしたため、議案第17号は撤回をさせていただき、改めて再提案をさせていただくものでございます。 主な改正点でございますが、議案第17号では、別表の備考中第3項に使用時間の延長がございましたが、この規定を削除させていただき、原則として午後10時以降の使用につきましては、特別な事情がある場合にのみ認めさせていただく、こういうものでございます。 したがいまして、午後10時以降の延長への対応につきましては、施行規則の第3条のただし書き「市長が特に必要と認めたときはこれを変更することができる」こういう第3条がございますが、このただし書きの規定によりまして対応をさせていただくことになります。 また、特別な事情とは、火災等により福祉施設や公営住宅等での受け入れが困難なため一時的に受け入れる場合だとか、地域の自治会や商店街等が1年間の事業計画を決定する総会など、自治会等の事情により夜間に行わなければならない場合などが考えられると思います。 また、葬儀の取り扱いにつきましては、運用で対応してまいりたいと考えておりますが、基本的には、特別な事情がない限り葬祭が優先されるべきものと考えておるところでございます。それは、どこのご家庭でも同じことだと思いますが、遺族にとりましては、深い悲しみの中、故人を弔う大きな儀式でありますから、できる限りその受け入れをしていく必要があり、これはご理解をいただけるものと思っております。 会議や趣味で利用される場合は1カ月も2カ月も前から会場を確保できますけれども、葬祭の場合にはそれができませんので、それと全く並列という考えでいきますと、葬祭では使用できなくなってしまう、こういうことになくわけであります。したがいまして、特別な場合を除きまして、葬祭を優先させることにつきましては、先ほど申し上げました理由も含めまして、ご理解をいただけるものと考えておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(市川俊朗君) 説明が終わりました。 質疑をお受けいたします。 第15番、斉藤実議員。 ◆第15番(斉藤実君) それでは、何点か質問させてください。 基本的には私はこれは総務常任委員会でもう一度やるべきだというふうに思っておりますので、まず申し述べておきたいと思います。 まず、私の質疑は、あそこの場所の周辺の住宅環境を守るという立場で、何点かお聞きしたいと思います。 まず1点目は、この条例、今回出たわけですけれども、その条例の作成に当たって、今までの経過から、あの周辺の市民たち、特に反対をなされている市民たちとどういうコンタクトをとって、その結果この条例にどういう形でその内容が生かされているのか、お伺いしたいと思います。 それから、この条例の中にもあります特別の設備ということが書いてありますけれども、この特別な設備というのはどの程度のものがあるのか、教えていただきたいと思います。 それから、今助役の方で説明がありました葬儀は別として、商店街や自治会の総会等、夜間延びる場合があるというふうにおっしゃっていましたけれども、この認識的には年にそれこそ何回かというような解釈でよろしいのかどうなのか、とりあえずその3点についてお伺いしたいと思います。 ○議長(市川俊朗君) 山脇市民部長。 ◎市民部長(山脇新一郎君) まず1点目の、条例制定に当たりまして周辺住民の方とのコンタクトの問題でございますけれども、この件につきましては、総務委員会でも申し上げてありますように、条例制定に当たりましては議会の議決を要するわけでございまして、議会の議決を得る前に市民の方に表に出していくということになりますと、これは議会軽視ということになるわけでございまして、条例制定の中身についてのコンタクトはとっておりませんけれども、約1年半にわたりまして、住民の方との話し合いの機会を持たせていただきました。そういう中で、反対という立場ではございましたけれども、いろいろなご意見をいただいておりまして、そういう意味ではご意見、できるだけ取り入れさせていただいた。 例えば、10時以降の使用の問題もそうでございますし、葬儀の場合におきましても、全体的に葬儀が優先ということではなくて、やはり変更ができない場合がございますので、そういう場合には会議あるいは集会等が優先される場合もある、そういう考え方で今回の条例も制定させていただいておりますので、中には運用で対応させていただく部分もございますけれども、考え方としてはそういう考え方に立って条例を制定させていただいたということでございます。 それから、2点目の特別の設備でございますけれども、あそこには放送設備が備えてございますけれども、この放送設備のことを指してございます。 それから、3点目の夜間使用の回数でございますけれども、これは例えば自治会だとか商店街が重要な案件を決定する、そういう機会が必ずあるわけでございますので、そういう機会のときのみということで、恐らく1回から2回、場合によってはその中身をよく精査させていただきますけれども、3回ぐらいあるかなというふうには思っておりますけれども、これは受け付けの段階でよく中身を聞かせていただいて対応をしていくということになると思います。 ○議長(市川俊朗君) 第15番、斉藤実議員。 ◆第15番(斉藤実君) 夜間10時以降使うことが余りないというふうに私も思っておりますけれども、今市民部長が重要な案件を決める場合というふうにおっしゃっていますけれども、これはあくまでも会議という意味合いでいいのかどうなのか。また、放送設備、設備の関係ですけれども、特にカラオケ等について、10時以降利用のことはまずあり得ないというふうに私は思っていますけれども、そういう意味では、先ほど部長が重要な案件を審議すると、そのために10時過ぎになるというようなことをおっしゃっていましたけれども、それを再度確認したいと思います。 それと、昼間の部分の、例えば持ち込み云々と書いてありますね。放送設備は当然備えつけであるわけですけれども、今持ち運びのカラオケセットみたいのがあるわけですね。そういうのも持ち込みはどうなんですか。私はできれば、あそこは集会、会議等に使っていただき、余りそういう大きな音が出るようなこと、特に10時までと決まっていますけれども、あの周辺考えてみますと、9時過ぎでもかなり暗くなって皆さん安らかにお休みになる方もいらっしゃいますので、その辺どうなのか、お伺いしたいと思います。 それと、一番最初の市民要望について、ここは私と部長と見解が相違すると思うんですけれども、私の見解は今まで1年半、いろいろ部長はご苦労されてコンタクトをとっていたというのは私もわかっておりますけれども、その中で、今まで反対をしている人たちは、ハード面であそこに建物を建てられるのが嫌だということでいろいろ話し合いをしたと思うんです。その運用についてはなるだけ、建物反対なのに運用についていろいろ条件を出すのはおかしいという考えもありまして、そんなにたくさんは出ていないと思うんです。たまには口を滑らして条件的なことを言った方もいらっしゃるというふうに私は思っておりますけれども、そういう意味では、陳情、請願のときに私も言いましたけれども、ボタンのかけ違いがここまで大きくしてしまったんだというふうに何度か言っていますけれども、一番最後の詰めのときにこの条例文を持って、案文を持っていって、これでどうでしょうかということは、私もそこまでは要望しません。そういう意味では、やはり最終的な詰めの段階で、地元に行って今まで反対されていた方に会って、4月か5月に開設をしたいと、そのためにはこういうことを規則で決めたいんだと、それでどうだろうかという話をなさっても、私は間違いはないというふうに思っております。そういう意味では、先ほど部長は10時以降なるだけ使わないと言うけれども、結局その条例の中、最初は10時以降入っていたわけですよね。そういう意味では、きちんとその辺の市民が何を要望していたのかというのが、私は把握されていなかったのかなという気がするんです。 市民も、例えば今お聞きになれば、いやそういう運用上の問題だったらまだいろいろ条件がありますよと、多分おっしゃるというふうに私は思っているんですけれども、その辺、部長はどう思っているんですか。               〔「関連」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) 第19番、布施議員。 ◆第19番(布施哲也君) 今の関連ですけれども、助役さんがるるこの条例についての考え方、説明されました。その考え方はこの条例に触れられていないわけですよね。だから、条例というのは実際にわかりやすく、運用で云々ということは当然否定しませんけれども、条例でちゃんと触れておくというのが基本的な市の姿勢だと思います。そういう意味で、今助役さんの実際の使い方の説明、特に10時以降のこと、葬儀とほかの現に集会施設を使っている場合との関連、その説明と市民部長の答弁というのは明らかに違うんです。市民部長の答弁が私は正しいと思います。そういう意味では、行政がこの条例を提案するに当たっての説明と答弁が違うというのは重大な問題ですので、やはりこういう条例は撤回していただきたいと思いますので、その内容についての考え方と、撤回されるかどうかについて、お伺いしたいと思います。 ○議長(市川俊朗君) 山脇市民部長。 ◎市民部長(山脇新一郎君) カラオケの関係でございますけれども、私どもといたしましては、当然ああいう地域性を考えておりますから、市としてカラオケセットを用意するということは考えていないわけでございまして、当然10時以降の、仮に持ち込んでそういうことが計画されたとしましても、それは規制をさせていただくという考え方でございます。 それから、周辺住民の方への周知といいますか、意見聴取につきましては、ちょっと私どもの考え方と異なっておりますけれども、私は議会に示す前にそういう市の考え方を住民の方へ事前に出していくということにつきましては、今までの議会の経過等を見ておりまして、議会軽視ということになる可能性が高いというふうに理解をしております。 それから、助役の説明と私の見解が違うんじゃないかということでございますけれども、違わないんでございます。私が申し上げたのは、例えば先ほど助役も申しておりましたように、会議だとか趣味の場合には事前に会場を確保できるわけです。ご意見がありましたように、並列でやりなさいよということになりますと、葬儀というのはどうしても突然発生するわけでございますから、そういう意味では使えなくなってしまうわけですね。ですから、そうではなくて、特別な本当に変更ができない以外は、これは先におさえておられる方にお願いをしてあけていただく、それが前提ですよということを私は申し上げたわけでございまして、助役と何ら考え方は変わっていないわけでございます。 ○議長(市川俊朗君) 唐木助役。 ◎助役(唐木善一君) 私、この条例の説明をさせていただきましたけれども、説明と条例がそういうことが条例に記載されていないんじゃないか、こういうご質問でございますけれども、条例をごらんいただければおわかりいただきますように、集会所の使用につきましては、私先ほど申しましたように、文化活動、会議、集会、葬儀その他これに類するものに使用することができるということがございますし、それから先ほど言いましたような葬儀等が入ったときにつきましては、第11条に使用承認の取り消し等というところがございまして、その他市長が公益上特に必要があると認めるとき、こういうようなことがございまして、こういったことの運用の中で集会所のより有益な使用に供させていただきたい、このように考えているところでございます。 ○議長(市川俊朗君) 第19番、布施議員。 ◆第19番(布施哲也君) 今の2回目の説明、そして市民部長の答弁でしたら結構なんです。さっきのお話ですと、葬儀の場合には当然お譲りいただく、それが前提じゃないということですよね。それは葬儀にこだわらずに、ほかの問題でもいろいろ過去に例があったかどうかは別にして、どうしても使わなければいけない場合が出てくるんですよね。そういう場合、可能ならばぜひ譲ってほしいというのは当然あってもしかるべきだと思いまして、その場合、場合によってはどうぞと、いいですよと、私どもはほかの場所を借りればいいんですからということで、お譲りになる場合だってあるんですよ。それは別に否定しません。そういうことはぜひやっていただければいいことで、それから、葬儀のことは頭からもう葬儀になった場合には必ず譲らなければいけない、あるいは譲らせる、そういうことではないわけですね。その辺、ちょっと確認させていただきたいと思います。それはどういうことかというと、当然当事者とお話し合いをする中で、そういうことでしたらどうぞという市民の善意に期待するという、そういう考え方が背景にあってのものなのかどうなのか、ぜひその辺につてお聞きしたい。 ○議長(市川俊朗君) 唐木助役。 ◎助役(唐木善一君) 先ほどもご説明申し上げましたように、こちらは集会所でございますので、2カ月前から利用の申し込みを受けるわけでございます。ところが、葬儀の場合は、申し上げるまでもなく急に必要が入ってくるわけでございます。ですから、そのあたりは先ほど私も申し上げましたとおり、どこのご家庭でも葬儀という、ご遺族にとって大変な儀式があるわけでございますので、私どももそうですが、そこはぜひご理解をいただいて、譲っていただいて、葬儀に使わせていただければと、このように思っております。 ○議長(市川俊朗君) 第19番、布施議員。 ◆第19番(布施哲也君) 結局民民に任せるということでいいわけですよね。それはある程度の行政の譲ってもらったらどうですかというようなことを、葬儀を実施する場合にはそういうことを行政がお話しするのはいいんですけれども、当事者に当然お任せするという、そういうことでいいわけですよね。 ○議長(市川俊朗君) 唐木助役。 ◎助役(唐木善一君) そういった形でお話ができればこれは一番よろしいかと思いますけれども、私ども一応管理権を持っていますので、ですから、そこらは状況によりましてはぜひ私どもがお願いすることもあり得るということは、言えると思います。 ○議長(市川俊朗君) ほかにございますか。 第20番、長野議員。 ◆第20番(長野美保子君) 私ども総務委員会の方に委員を送り出していないものですから、少し質問させていただきたいわけですけれども、4条でこういうふうに4つのものが並列的に並べられていると、当然同じような扱いになるんだろうなと思うわけですけれども、葬儀自体はそれ自体をとってみると、非常にご遺族の悲しみを考えると、それが第一義的に出てくるわけですけれども、結局松山集会所をつくったということは、要するにある意味では葬儀場なわけですよね。集会所なんだけれども、でも、最優先のものが常にあるということは、そこの集会のあとの3つの機能というのが非常に薄まってくるというか、その部分になってくると思うんですよ。そしたら、葬儀場にしておいて、あいている間はどうぞと言った方が、私などはもっと市民にとっては親切なのかなと思いますし、結局そこの団体の力関係とか、団体の人たちによってシルバー人材センターの方が話しやすい人には文化活動を続けられるし、そのときに葬儀がたまたま入った家族は残念ながらそこでの葬儀を行えないというような状況がどうしても起きてくるだろうと、私は思うんですね。だから、そのあたりもう少ししっかりと、条例でうたえなければ施行規則なりできちんとやっておかないと、大変なことになるんじゃないかなという懸念を、私は持っております。 ですから、シルバー人材センターが5時までということであれば、それ以降の次の日からの葬儀に関する申し込み等をどこかで受け入れられるような、そういった体制を整えておく必要があろうかと思うんですが、そのあたりについてはどうでしょうか。 ○議長(市川俊朗君) 山脇市民部長。 ◎市民部長(山脇新一郎君) 5時以降の対応につきましては、竹丘地域市民センターで対応していくという考え方でございます。 それから、この条例上並列になっております。これは表現上こういう形になるわけでございますけれども、先ほども申し上げましたように、葬儀の場合には並列になれないんですよ。ということは、会議とか趣味の集まりの場合には2カ月前から会場をおさえられるわけです。しかしながら、葬儀の場合にはそういうわけにいかないわけですよね。どこのご家庭でもそうだと思いますけれども、葬儀を行うということは大変な儀式なわけでございます。ですから、恐らく会議あるいは趣味の集まり、こういった場合には普通は譲っていただけるというふうに考えておりますし、もしもその日のうちにほかの会場でもいいんだということになれば、ほかの会場を探して、そちらをご利用いただくということもできるわけでございますから、考え方としてはそういうことでございます。 ○議長(市川俊朗君) 第20番、長野議員。 ◆第20番(長野美保子君) ですから、そういうことでしたら、第1条の1項の中に、それこそ葬儀はどのほかのものにも優先して使うことができるとうたってもよろしいんじゃないですか。そのほかに第二義的に文化活動、会議、集会等で使えるとしてもおかしくないと、私は思んです。実際的には反対されている方たちは、葬儀ができるということで、自分の家の前で頻繁に行われること自体が非常に懸念があるということで、この間1年半なりの時間を費やして議論をしてきているわけですから、やはりそのあたりを十分に考慮しなければいけないと私は思いますね。初めの段階で「葬儀もできる集会所」ということで言ってきているにもかかわらず、実際的な運用の中でほとんど葬儀に使われていく状況が、1万 5,000円という安い価格の中ではあり得るんじゃないかと、私は思うんです。だから、それはそれなりに市民感情を受け取りながら詰めていく必要があるだろうということで、答弁は結構でございます。 ○議長(市川俊朗君) ほかにございますか。質疑ございますか。 第15番、斉藤実議員。 ◆第15番(斉藤実君) 管理の面でお聞きしたいんですけれども、例えば年何回か10時以降使う場合、そのときのかぎの授受といいますか、管理等、それから冬なんか火を使ったりいろいろ、あそこはコンロとかあるわけですよね。そういう意味では火気の管理、普通だったら、市民センターとかあれは10時ごろまで守衛さんがいるわけですから、最後帰ったあとチェックすると思うんですけれども、あそこはその場合はどうなっているのか。 それと、今の葬儀とあれの関係なんですけれども、私は確かにお葬式というのは重大な、大きな儀式といいますか、その家庭にとっては大きなものだというふうに思うんですけれども、通常考えれば、例えば友引には葬儀をしないとか、それから今火葬場、この辺ですと多摩と所沢ですか、ありますけれども、かなり多摩も火葬場は込んでいるというふうに聞いております。そういう意味では、順番がとれなければ葬儀屋さんの方からとれないからというふうにずらす場合もあるわけですね。ですから、必ずしもきょう亡くなったからきょうお通夜とか、あしたお通夜にしなければいけないということでは、お葬式の慣習といいますか、それはないと思うんです。そういう意味では、先ほど幅を持たせて運用という形に私は聞いておるんですけれども、そういう面では今までの1年半の経過、反対している市民たちの思いというのを部長はわかっていると思いますので、その辺はきちんとした対応をしていただければ、私はいいのかなというふうに思っています。 ○議長(市川俊朗君) 山脇市民部長。 ◎市民部長(山脇新一郎君) 10時以降の使用の場合の取り扱いでございますけれども、これは重要な会議ということで事前にわかるわけでございますから、これは例えばシルバーの方と私どもの方で事前にそういう対応について協定といいますか、そういった取り決めをさせていただいて、対応できるようにしていきたいというふうに考えております。 それから、あそこは火気、例えばガス台だとかそういうものは用意しておりませんで、電気式のコンロということでございまして、これは使用者に責任を持って管理をしていただくということで対応していきたいというふうに考えております。 それから、どうしても変更ができない場合というのがあると思います。あそこでそういう使用をされるかどうかわかりませんけれども、講師をお願いしてどうしても変更できないようなケースも出てくるだろう。それまでも葬儀優先しろということは、これは難しいだろうというふうに考えております。 ですから、年間の葬儀の件数、これは市民葬儀でいきますと月に5件ぐらいでございまして、その中には都営住宅でやられる方とか、お寺でやられる方とかおりますから、会議あるいは趣味等で申し込まれていた方がすべてそういう事態で取り消すということが、どうもそういう想定をされているのかどうかわかりませんけれども、そう件数はないというふうに考えているんですね。たまたま会議等が入っていない場合もあるわけですから、ただ、どうしても変更できないというケースもありますよ。それ以外につきましては葬儀という、そういった重要な儀式を考えていただいて、できるだけ譲っていただこうということでございます。 ○議長(市川俊朗君) ほかに質疑ございますか。 第26番、金丸議員。 ◆第26番(金丸一孝君) 今の市民部長の答弁を聞いてみますと、この間の総務委員会で、結局そこの辺があいまいで、一つは葬儀というか、これでそういうものができるんですかということでいろいろ議論になったところじゃなかったのかなというふうに思うんですね。それはまたいろいろ集会施設とあわせてこの葬儀という問題を両立させるということは、非常にいろいろそれぞれの利害が絡む問題ですし、難しい側面もあろうかと思いますけれども、そこのところが葬儀の場合には待ったなしでやられるという問題を考えあわせますと、やはり何らかのめり張りがないと、譲っていただくとか、譲っていただかないというような形になっちゃうと、これはいろいろな支障も来す側面というのもあるんじゃないかというような意見で、結局撤回をされて、それで新たに差しかえするというような形になったんじゃないかというふうに理解しているんですけれども、その辺についてはいかがですか。 ○議長(市川俊朗君) 唐木助役。 ◎助役(唐木善一君) 市民部長がるる申し上げておりますけれども、先ほど来繰り返しになりますけれども、要は集会所ということでもう2カ月前からお受けしていますので、どんどん予定が入っている。ところが、葬儀の場合にはそれこそ急に入ってくるわけでございますので、葬儀という特別なこういうご事情をぜひご理解いただいて、私どもとすれば、先ほども説明させていただきましたように、葬祭が優先をさせていただいてご利用いただけるような方法で私どもは運用してまいりたい、このように思っております。 特にいろいろ細かいことを申し上げたらまたいろいろご意見出ようかと思いますので、とにかく集会所が今言ったような形で急なご要望が出るわけですから、それに優先してこたえていきたいと、こういうことでございます、繰り返しになりますが。 ○議長(市川俊朗君) 意見、討論ございますか。 第19番、布施議員。             〔第19番 布施哲也君 登壇〕 ◆第19番(布施哲也君) 清瀬市松山集会所条例に対する反対の討論をさせていただきます。 まず、この条例そのものの前提になる松山集会所については、私どもは一つには市長がよくおっしゃる現在の財政状態が悪い中、できる限り新しい施設はつくらない。今ある施設を有効に活用するというのが、市の今現在の基本方針ではないかと思います。そういう基本方針からすれば、この松山集会所、当初から葬儀のできる集会所、葬儀のための施設ではないというような答弁を盛んにされてきております。今の論議の中でその辺が大分おかしくなってきてはおりますけれども、葬儀云々は別にしまして、こういう集会所を果たして今の清瀬市の財政状況の中で建てる必要があるのかどうなのか、非常に疑問です。 そして、この条例、今の論議の中でも、その実、実際は葬儀場を清瀬市につくる。葬儀が優先する施設を清瀬市につくるということを一方では主張しておきながら、それを覆い隠すような、市民に対してやはり現状を正しく説明していない。葬儀のできる施設ということであるならば、これは葬儀場だ。葬儀場をつくるのであるならば、ちゃんとそのことを市民の前に説明すべきだというふうに思います。 したがいまして、この条例に対して反対するものです。 以上。 ○議長(市川俊朗君) ご静粛にお願いいたします。 ほかに討論ございますか。 第15番、斉藤実議員の討論を許します。             〔第15番 斉藤 実君 登壇〕 ◆第15番(斉藤実君) それでは、時間も遅くなりましたけれども、どうしても言いたいことがありますので、話をさせていただきたいと思います。 この条例について、私は今まで総務常任委員会の中でもるる、建設反対に対して私の意見をいろいろ述べてきました。その中で、今回この条例制定に当たりまして、何点か反対の理由を述べさせていただきたいと思います。 まず1つは、理事者側はまた違う見解を持っていると思いますけれども、現在市民から裁判を起こされております。それがまだ一審の結論も出ないまま係争中です。判決は4月下旬か5月の連休明け、判決内容についても、市の方が勝つというような理事者のお答えがあったわけですけれども、これはあくまでも予定でありまして、私はやはり一審の判決も出ない前にこういうのを決めるのはどうかと。そこまで開設にこだわらなくても、議会の中で、これ以上、6月まで全くこの審議ができないと、審議する方法がないということでしたらわかるんですけれども、臨時議会もありますし、閉会中の総務常任委員会の開設も可能だというふうに私は思っております。そういう意味ではもうちょっと選択肢を広げてもいいんじゃないかというふうに思っております。 それから、集会所そのものについてですけれども、これはやはり今布施議員もおっしゃいましたけれども、あの周りを見てみますとたくさんの集会所、集会ができる、会議ができる場所もございます。そういう意味では、行財政改革を一生懸命取り組んでいる現在、今つくる必要が本当にあるのかどうなのか、その辺が私自身もまだ納得はしておりません。 それから、先ほど市民部長にも言いましたけれども、今まで、これまでの経過、特に反対をしている市民の皆さんたちとの経過の中で、例えば、あそこのシルバー人材センターの中につくると決めた時点、そして工事を開始した時点、そして今回具体的にその運用を決めるその条例の制定の時期、この3つの大切な節目といいますか、時期に、私は周辺市民に対する周知ないしはお願いが足りなかった。それがここまで、1年半以上引っ張ってきた原因だというふうに思っております。そういう意味では、これからのことも含めて、やはりこの条例には反対をしたいというふうに思っていますので、ぜひご賛同をお願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(市川俊朗君) それでは、第26番、金丸議員の討論を許します。             〔第26番 金丸一孝君 登壇〕 ◆第26番(金丸一孝君) 本当は、きょうは自席で意見を開陳させていただこうと思っておりましたけれども、図らずも討論というような形になってしまいました。 私は、今討論をされたお2人とはちょっと立場が違うんですけれども、この松山集会所条例について、反対の立場から討論をさせていただきたいというふうに思っております。 これまでこの集会所の問題については、地域住民の待ち望んでいらっしゃる方もたくさんいらっしゃいますし、この施設が必要な施設であるという立場で、私たちは議会での議論も参加をしてまいりました。そして、この松山商店街の皆さんたちも商店街としての狭い、葬儀を自宅をやる上でも本当に困っているというような実態なんかも含めて、今までも議会の中でそういう切実な状況があるということも話をし、その必要性については理解をしてきたつもりであります。 ただ、もう一つの側面として、この問題について、やはり地域住民の方でいろいろなご意見があり、反対をされている方もいらっしゃる。そういう中で、相互の理解を得ていくということが非常に大事だろうということ。さらには、先般の議会で請願、陳情が出されました。私どもも今のような議論を展開しましたけれども、こういう市民の皆さんの声を、少数意見を、議会で不採択にして葬り去るということについては、やはりとるべきじゃないということで、市が住民の皆さんと十分話し合うようにということを求めて、その請願にも賛成いたしました。 今回この集会所条例が提案をされるに当たりまして、いろいろ検討もいたしました。最大の問題はこの問題が係争中だということです。まだ第一審判決も出ていない。こういう中で、なぜこれを今あえてやらなければならないかという問題です。やはりこうした中で、住民の皆さんから訴えがあって係争中になっているわけですけれども、そういう問題を市が一審の判決も待たずにこういう形で強行するということは、住民と市の信頼関係というものも崩すものじゃないかというふうに思います。そういう面で、私はこの条例については賛成はできないという立場を表明しておきたいというふうに思います。 ただ、今後地域住民の皆さんと、いろいろ運営上の問題、そういう点についても大いに意見を聞いて、先ほども出ましたけれども、円滑な運営がより一層図られるように、心から要望し、討論を終わりたいと思います。 以上です。 ○議長(市川俊朗君) それでは、ほかに討論ございませんね。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) それでは、質疑・討論を終結して採決をいたします。 議案第39号を可決することに賛成の方の挙手を求めます。                〔賛成者挙手〕 ○議長(市川俊朗君) 賛成者多数。 よって、議案第39号は可決と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 追加日程第3、議案第40号 清瀬市教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 提案者の説明を求めます。 星野市長。 ◎市長(星野繁君) 議案第40号 清瀬市教育委員会委員の任命についてでございますが、平成12年3月31日付で任期満了となる片岡敦子委員を、引き続き教育委員として任命したいと考えておりますので、ぜひともご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由とさせていただきます。 よろしくお願いします。 ○議長(市川俊朗君) 説明が終わりました。 人事の案件につきましては、慣例により、質疑、討論を省略して、無記名投票を行います。 ただいまより議場の出入り口を閉鎖いたします。                  〔議場閉鎖〕 ○議長(市川俊朗君) ただいまの出席議員数は25名です。 投票用紙を配付いたさせます。                 〔投票用紙配付〕 ○議長(市川俊朗君) 投票用紙の配付漏れはございませんね。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) それでは、投票箱を改めさせます。                 〔投票箱点検〕 ○議長(市川俊朗君) それでは、開票立会人に、第9番小野幸子議員、第10番宇野かつまろ議員にお願い申し上げます。 記載の方法は、賛成または反対というような記載をしてください。賛否を表明しない白票や賛否の明らかでないものは、会議規則第71条第2項によりまして反対とみなすことになります。 それでは、順次投票をお願いいたします。                  〔投票〕 ○議長(市川俊朗君) 投票を終了いたします。 開票をお願いいたします。                  〔開票〕 ○議長(市川俊朗君) それでは、投票の結果を報告いたします。 投票総数25票、うち賛成25票、反対ゼロ票、よって、議案第40号は同意と決しました。 議場の閉鎖を解きます。                  〔議場開鎖〕--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 追加日程第4、議案第41号 清瀬市教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 提案者の説明を求めます。 星野市長。 ◎市長(星野繁君) 議案第41号 清瀬市教育委員会委員の任命についてでございますが、平成12年3月31日付で退職の申し出をいただいております根岸正委員の後任といたしまして、清瀬中学校の校長をされておりまして、今月3月31日に定年退職されることになっております井上淳也先生を教育委員として任命させていただきたく、ご提案をさせていただいております。 井上先生の経歴については、別紙資料としてお手元に差し上げておりますが、清瀬中学校の校長先生をされておりまして、過去には北多摩北地区公立中学校長会の会長であるとか、あるいは多摩地区の公立中学校の校長会の連合会副会長だとか、清瀬市の中では、公立小中学校の校長会の会長等々を歴任されておりまして、清瀬市の教育行政の充実発展のために貢献いただけるものと確信しておりますので、ぜひご賛同を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(市川俊朗君) 説明が終わりました。 人事の案件につきましては、慣例により質疑、討論を省略して、無記名投票を行います。 ただいまより議場の出入り口を閉鎖いたします。                  〔議場閉鎖〕 ○議長(市川俊朗君) ただいまの出席議員数は25名です。 投票用紙を配付いたします。                 〔投票用紙配付〕 ○議長(市川俊朗君) 投票用紙の配付漏れはございませんね。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) それでは、投票箱を改めさせます。                 〔投票箱点検〕 ○議長(市川俊朗君) それでは、開票立会人に、第11番三田きよ子議員、第12番しぶや金太郎議員にお願い申し上げます。 記載の方法は、賛成または反対というような記載をしてください。賛否を表明しない白票や賛否の明らかでないものは、会議規則第71条第2項によりまして反対とみなすことになります。 それでは、順次投票をお願いいたします。                  〔投票〕 ○議長(市川俊朗君) 投票を終了いたします。 開票をお願いいたします。                  〔開票〕 ○議長(市川俊朗君) それでは、投票の結果を報告いたします。 投票総数25票、うち賛成23票、反対2票、よって、議案第41号は同意と決しました。 議場の閉鎖を解きます。                  〔議場開鎖〕 ○議長(市川俊朗君) それでは、ここで井上淳也氏をご紹介申し上げます。              〔教育委員 井上淳也君 登壇〕 ◎教育委員(井上淳也君) 井上でございます。清瀬市では、教員として、教頭として、それから校長として、16年間お世話になりました。その経験が今後の清瀬市の教育に少しでも生かしてもらえればという気持ちでお引き受けいたしました。今後ともよろしくお願いいたします。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 追加日程第5、報告第2号 平成12年度清瀬市土地開発公社事業計画及び予算についてを議題といたします。 これは各会派から1名ずつ出ております土地開発公社の報告でございます。既に先般の評議員会でもご承認をいただいておりますので、配付されております報告書をごらんいただくということで、ご了承をお願いいたします。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 追加日程第6、議員提出議案第5号 アレルギー性疾患対策の早期確立を求める意見書を議題といたします。 直ちに採決をいたします。 議員提出議案第5号を可決することにご異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) ご異議なしと認め、議員提出議案第5号は可決と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 追加日程第7、議員提出議案第6号 歯科矯正への保険適用を求める意見書を議題といたします。 直ちに採決をいたします。 議員提出議案第6号を可決することにご異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) ご異議なしと認め、議員提出議案第6号は可決と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 追加日程第8、議員提出議案第7号 中小業者対策の抜本的充実を求める意見書を議題といたします。 直ちに採決をいたします。 議員提出議案第7号に賛成の方の挙手を求めます。                〔賛成者挙手〕 ○議長(市川俊朗君) 賛成者少数。 よって、議員提出議案第7号は否決と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 追加日程第9、議員提出議案第8号 雇用保険制度に関する意見書を議題といたします。 直ちに採決をいたします。 議員提出議案第8号に賛成の方の挙手を求めます。                〔賛成者挙手〕 ○議長(市川俊朗君) 賛成者少数。 よって、議員提出議案第8号は否決と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 追加日程第10、議員提出議案第9号 "子育て増税"に反対する意見書を議題といたします。 直ちに採決をいたします。 議員提出議案第9号に賛成の方の挙手を求めます。                〔賛成者挙手〕 ○議長(市川俊朗君) 賛成者少数。 よって、議員提出議案第9号は否決と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 追加日程第11、議員提出議案第10号 年金問題に関する意見書を議題といたします。 直ちに採決を行います。 議員提出議案第10号に賛成の方の挙手を求めます。                〔賛成者挙手〕 ○議長(市川俊朗君) 賛成者少数。 よって、議員提出議案第10号は否決と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 追加日程第12、議員提出議案第11号 解雇規制法の制定を求める意見書を議題といたします。 直ちに採決を行います。 議員提出議案第11号に賛成の方の挙手を求めます。                〔賛成者挙手〕
    ○議長(市川俊朗君) 賛成者少数。 よって、議員提出議案第11号は否決と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 追加日程第13、議員提出議案第12号 医療制度改革に関する意見書を議題といたします。 直ちに採決を行います。 議員提出議案第12号に賛成の方の挙手を求めます。                〔賛成者挙手〕 ○議長(市川俊朗君) 賛成者少数。 よって、議員提出議案第12号は否決と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 追加日程第14、議員提出議案第13号 清瀬市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 直ちに採決を行います。 議員提出議案第13号を可決することにご異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市川俊朗君) ご異議なしと認め、議員提出議案第13号は可決と決しました。--------------------------------------- ○議長(市川俊朗君) 以上で日程は全部終了いたしました。 これをもちまして会議を閉じ、平成12年、西暦2000年、清瀬市議会第1回定例会を閉会いたします。 大変ご苦労さまでございました。                            午後5時56分 閉会--------------------------------------- 地方自治法第 123条第2項の規定によりここに署名する    清瀬市議会議長   市川俊朗         議員   渋谷のぶゆき         議員   中村清治...