日野市議会 2023-02-28 令和5年第1回定例会(第2日) 本文 開催日: 2023-02-28
市立病院ではPCR検査の実施やコロナ専用病棟を設けるなど、公立病院として市民の健康維持のために重責を担ってきたところでございます。
市立病院ではPCR検査の実施やコロナ専用病棟を設けるなど、公立病院として市民の健康維持のために重責を担ってきたところでございます。
まず、現在運用しておりますコロナ専用病棟、50床を完全に一般病床へ戻した場合、コロナ関連のベッド確保料としての都補助金が、令和3年度比で約14億円減額となってきます。このため令和3年度の決算額で当てはめますと年間の総収入は少なくとも9.6億円の赤字となる計算になります。
設備面での対策として、国や都のコロナ関連の補助金を活用し、病棟から切り離した形でしっかりとしたコロナ患者への対応ができるように、北側駐車場内に発熱外来専用棟の設置や主にエアロゾル予防として、病室内の空気圧を調整することで、室内から室外へ空気の流出を抑えることが可能なヘパフィルターをコロナ専用病棟の全ての病室に設置する等、様々な医療機器の購入や設備の改修を図ってまいりました。
精神患者のためのコロナ専用病棟もつくり、八月はNHKで特集も組まれ、命の最後のとりでとしての実態が報道されました。 ところが、東京都は、今議会に松沢病院を含む全都立・公社病院の独立行政法人化―独法化というふうに略しますけれども、独法化のための定款を提出予定です。定款が議決されれば、今後の議会で廃止条例提出の見通しです。
病棟一つ潰してコロナ専用病棟になり、その分の収益が上げられないような中で、経営をしている状況がございます。 併せてですけれども、こちらはコロナに関係なく、やはり世の中として人口が減少します、高齢化は進みますという状況がございました。コロナが起こったことによって受診動向が随分変わってきてるんじゃないかと思っております。
さらに、その後の定期調査におきましても、コロナ専用病棟からの異動を希望するスタッフはおらず、しばらくは4月から継続した看護スタッフで新型コロナウイルス対応病棟を運営してまいりました。ただ、御心配いただきましたように、コロナ対応が長期間になってまいりました。数名ずつ、他の病棟勤務看護師とのローテーションを徐々に行ってきたところでもございます。
その中で、稲城市立病院ではコロナ専用病棟が設置されているところであります。新型コロナウイルス感染症の疑いのある患者様、そして陽性者を受け入れている市立病院では、不在者投票の事務を担う職員や立会いの方々におかれましては、感染防止を徹底した上で対応してくださることと考えます。
病床につきましては、1病棟をコロナ専用病棟として運用することで20床、その他の病棟の一部を専用病床とすることで8床確保し、計28床で運用しております。 コロナ専用病棟を設けたことにより新規入院患者数は減少しておりますが、空き病床を柔軟に活用することで、一般診療への影響を最小限にするよう取り組んでおります。