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10月02日-08号

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  1. 和歌山市議会 2003-10-02
    10月02日-08号


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    平成15年  9月 定例会                平成15年          和歌山市議会9月定例会会議録 第8号            平成15年10月2日(木曜日)         ---------------------------議事日程第8号平成15年10月2日(木)午前10時開議第1 会議録署名議員の指名第2 議案第1号から同第19号まで第3 請願第7号第4 認第1号 平成14年度和歌山市水道事業決算の認定について第5 認第2号 平成14年度和歌山市工業用水道事業決算の認定について第6 認定第3号 平成14年度和歌山市一般会計歳入歳出決算第7 認定第4号 平成14年度和歌山市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算第8 認定第5号 平成14年度和歌山市食肉処理場事業特別会計歳入歳出決算第9 認定第6号 平成14年度和歌山市卸売市場事業特別会計歳入歳出決算第10 認定第7号 平成14年度和歌山市土地造成事業特別会計歳入歳出決算第11 認定第8号 平成14年度和歌山市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算第12 認定第9号 平成14年度和歌山市住宅改修資金貸付事業特別会計歳入歳出決算第13 認定第10号 平成14年度和歌山市住宅新築資金貸付事業特別会計歳入歳出決算第14 認定第11号 平成14年度和歌山市宅地取得資金貸付事業特別会計歳入歳出決算第15 認定第12号 平成14年度和歌山市駐車場管理事業特別会計歳入歳出決算第16 認定第13号 平成14年度和歌山市老人保健特別会計歳入歳出決算第17 認定第14号 平成14年度和歌山市下水道事業特別会計歳入歳出決算第18 認定第15号 平成14年度和歌山市漁業集落排水事業特別会計歳入歳出決算第19 認定第16号 平成14年度和歌山市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算第20 認定第17号 平成14年度和歌山市母子寡婦福祉資金貸付事業特別会計歳入歳出決算第21 認定第18号 平成14年度和歌山市介護保険事業特別会計歳入歳出決算第22 平成14年度和歌山市物品調達基金運用状況第23 平成14年度和歌山市土地開発基金運用状況第24 報第4号 平成14年度和歌山市一般会計継続費精算報告書第25 議案第20号 人事委員会委員の選任について第26 議案第21号 固定資産評価審査委員会委員の選任について第27 諮第1号 人権擁護委員候補者の推薦について第28 発議第2号 政府開発援助(ODA)の抜本的な見直しと削減を求める意見書案第29 発議第3号 政府税制調査会の答申に関する意見書案第30 発議第4号 政府はイラクへの自衛隊派遣をやめ、イラク復興を国連中心に切りかえるよう対応することを求める意見書案第31 議員派遣の件について         ---------------------------会議に付した事件日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 議案第1号から同第19号まで日程第3 請願第7号日程第4 認第1号 平成14年度和歌山市水道事業決算の認定について日程第5 認第2号 平成14年度和歌山市工業用水道事業決算の認定について公営企業決算特別委員会設置公営企業決算特別委員会委員の選任日程第6 認定第3号 平成14年度和歌山市一般会計歳入歳出決算から日程第24 報第4号 平成14年度和歌山市一般会計継続費精算報告書まで決算特別委員会設置決算特別委員会委員の選任日程第25 議案第20号 人事委員会委員の選任について日程第26 議案第21号 固定資産評価審査委員会委員の選任について日程第27 諮第1号 人権擁護委員候補者の推薦について日程第28 発議第2号 政府開発援助(ODA)の抜本的な見直しと削減を求める意見書案日程第29 発議第3号 政府税制調査会の答申に関する意見書案日程第30 発議第4号 政府はイラクへの自衛隊派遣をやめ、イラク復興を国連中心に切りかえるよう対応することを求める意見書案日程第31 議員派遣の件について総務委員会、教育民生委員会産業企業委員会建設消防委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続審査及び調査について         ---------------------------出席議員(41名)  2番  松井紀博君  3番  野嶋広子君  4番  奥山昭博君  5番  中尾友紀君  6番  片桐章浩君  7番  藤本眞利子君  8番  戸田正人君  9番  東  稔君 10番  芝本和己君 11番  井上直樹君 12番  古川祐典君 13番  尾崎方哉君 14番  山本宏一君 15番  後 みつる君 16番  姫田高宏君 17番  中村協二君 18番  岩井弘次君 19番  松本哲郎君 20番  中嶋佳代君 21番  寒川 篤君 22番  メ木佳明君 23番  北野 均君 24番  遠藤富士雄君 25番  宇治田清治君 26番  貴志啓一君 27番  寺井冨士君 28番  佐伯誠章君 29番  南畑幸代君 30番  大艸主馬君 31番  森下佐知子君 32番  中橋龍太郎君 33番  中 拓哉君 34番  多田純一君 35番  東内敏幸君 36番  山田好雄君 37番  森田昌伸君 38番  和田秀教君 39番  浅井武彦君 40番  浦 哲志君 41番  井口 弘君 42番  奥田善晴君欠席議員(1名)  1番  旅田卓宗君   -------------説明のため出席した者の職氏名 市長         大橋建一君 助役         射場道雄君 助役         植松浩二君 収入役        岡本 弘君 理事市長公室長    松見 弘君 企画部長       的場俊夫君 総務部長       鎌田純雄君 財政部長       奥野久直君 市民部長       西嶋真司君 福祉保健部長     中岡安美君 生活環境部長     木村哲文君 産業部長       松澤 勉君 都市計画部長     市川一光君 建設部長       小上一佳君 下水道部長      小倉常男君 教育委員会委員長   竹内巳喜男君 教育長        山口喜一郎君 教育総務部長     松本 功君 教育文化部長     空 光昭君 消防局長       相坂 勲君 水道局長       楠本喬二君 水道局業務部長    保井孝之君 水道局工務部長    山縣良男君 選挙管理委員会委員長 筒井敏郎君 代表監査委員     伊藤松雄君 人事委員会委員長   田中昭彦君   -------------出席事務局職員 事務局長       川西通夫 事務局次長      鳥居喜久夫 議事調査課長     山ノ井義雄 議事調査課副課長   岡崎広治 議事班長       尾崎順一 調査班長       濱治 匠 庶務班長       中野光進 主査         石本典生 主査         中西 太 主査         奥谷知彦 主任         志賀政廣 主任         藤井一成 主任         柳本真也 主事         小林健太   -------------     午後1時11分開議 ○議長(佐伯誠章君) ただいまから本日の会議を開きます。   ------------- △諸般の報告 ○議長(佐伯誠章君) 諸般の報告をさせます。 ◎事務局長(川西通夫君) 平成15年10月2日付、和財第 410号をもって、市長から追加議案の提出がありました。 議案はお手元に配付いたしております。 次に、同日付、議員貴志啓一君、メ木佳明君、森田昌伸君、中村協二君、以上4人の諸君から、政府開発援助(ODA)の抜本的な見直しと削減を求める意見書案が、また議員メ木佳明君、姫田高宏君、寒川篤君、大艸主馬君、以上の4人の諸君から、政府税制調査会の答申に関する意見書案、政府はイラクへの自衛隊派遣をやめ、イラク復興を国連中心に切りかえるよう対応することを求める意見書案が提出されました。 発議第2号から同第4号としてお手元に配付いたしております。 以上でございます。   ------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(佐伯誠章君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において   貴志啓一君   多田純一君   メ木佳明君 以上3人の諸君を指名します。   ------------- △日程第2 議案第1号から同第19号まで △日程第3 請願第7号 ○議長(佐伯誠章君) 次に、日程第2、議案第1号から同第19号まで、及び日程第3、請願第7号の20件を一括議題とします。 ただいま議題となりました20件についての各委員長の報告を求めます。 総務副委員長尾崎方哉君。--13番。 〔総務委員会副委員長尾崎方哉君登壇〕 (拍手) ◆13番(尾崎方哉君) [総務委員会副委員長] 総務委員会の報告をいたします。 去る9月22日の本会議において当委員会に付託された議件につきましては、慎重審査の結果、いずれも原案どおり可決すべきものと決しましたので、お手元に配付の報告書写しのとおり、議長まで報告した次第であります。 以下、審査の概要を申し上げます。 まず、企画部について申し上げます。 企画調整費中、調査委託料 1,200万円は、長期総合計画第2次基本計画をベースに、本市の魅力を生かした施策の展開を図り、効果的にPRするため、広告代理店並びに都市経営などの有識者から提言をいただくための経費であります。 これについて、各委員から、 1、行政課題に対して有識者の意見を聞くことは一定理解するが、市みずからが策定した基本計画を展開するに当たって、施策の優先順位や具体化の方策を安易に外部にゆだねるのでは、市としての主体性に欠け、到底納得しがたい。 1、若手職員による調査検討チームを設置し、参画させることで、今後の行政運営に生かすとのことだが、その業務内容は主に有識者のための資料収集等であることから、提言に対する職員の意見が反映されるとは思えず、真に職員の資質向上につながるか否か甚だ疑問である。 1、基本計画自体は、他都市に置きかえても通用するものであると思慮される。この点、財政逼迫の折、かかる予算を計上する以上、和歌山市としての独自性が発揮できるよう万全を期されたい。 1、既に職員による各種プロジェクトチームが編成され、種々活動されていると思慮するが、真の課題は、そこから生み出される提言や報告を受けとめる行政側の体制づくりが重要である。加えて、参加職員に重複が見られる点についても十分配慮され、鋭意取り組まれたい。 1、大手広告代理店に委託するにしては、金額的に余りにも貧弱であると思慮されるところから、果たして効果的な提言が出されるか危惧される。この点、委託先の選定に当たっては、大手だけでなく、個人またはグループ等、各分野からのプロポーザルが可能となるような方策について研究検討されたい。 等々の意見、要望がありました。 次に、審査の冒頭、当局から報告のあったシステム導入等に関する研究結果に関連して、委員から、近年、全国的に行政を効率化し、市民サービスの向上を図るといった目的で自治体の電子化が進められており、本市においても、例えば、証明書類の発行の時間の短縮等、市民サービス向上に一定の効果は認められるが、今後のシステム導入に当たっては、費用対効果を十分に考慮するとともに、情報化が急激に進むことにより、本来の市民との人間的な触れ合いといった行政の基本姿勢が阻害されることのなきよう事に当たられたいとの要望がありました。 次に、財政部について申し上げます。 財政調整基金繰入金11億 9,255万 3,000円に関連して、委員から、今回の補正後の当基金残高並びに今年度末の見通しについてただしたところ、当局より、補正後の基金残高は19億 6,235万円となり、今後も取り崩しが予想されるため、年度末には約10億円になる見通しであるとの答弁がありました。 これに対して、委員から、当基金の大幅減少により、来年度予算は今年度以上の緊縮財政を余儀なくされるものと危惧される。 加えて、特に土地造成事業下水道事業等、慢性的に赤字を抱える特別会計もあるところから、単に一般会計のみならず、特別会計を含めた全体的な財政予測を立てることが重要であり、事ここに至っては、大英断を下す必要もあるのではないかとの意見がありました。 次に、庁舎管理に関連して、委員から、先般、本庁舎において火災報知機の誤作動があったが、かかる誤作動が頻繁に発生するようでは、事が起こった際、迅速な避難活動に支障を来すことになる。この点、警報装置の整備・点検について、万全を期されたいとの指摘がありました。 最後に、総務部について申し上げます。 一般管理費中、委員報酬99万 6,000円を初めとする情報公開・個人情報保護審議会に係る諸経費 108万円について、委員から、今回の補正は、同審議会の開催回数の増加に伴う計上であるとのことだが、前年度実績等を勘案し、必要な予算は当初予算で計上するのが本来の姿であるところから、当局の無計画な姿勢が招いた安易な予算計上であると言わざるを得ない。この点、今後はかかることのなきよう対処されたいとの指摘がありました。 次に、一般管理費中、私立幼稚園耐震診断調査補助金 100万円は、地震に対する防災対策が急がれる中、私立幼稚園児の安全を確保するため、幼稚園園舎の耐震診断調査に要した費用を補助するものでありますが、これに関連して、委員から、当該予算は、市内の私立幼稚園20園に対し、耐震診断に係る調査をした結果、希望のあった3園のうち、1園分のみの計上となっており、今回の対象外での実施については、現在のところ未定であるとのことである。一方、公立幼稚園については、平成17年度までに全額市の予算で実施されることとなっている。 この点、私立幼稚園は県の所管であるとのことだが、真に市内の子供たちの安全確保といった観点から、例えば、耐震診断を義務づけるなどの行政指導や診断後の補強工事の費用負担等、県とも十分協議する中で、総合的に対処されるよう切に望んだのであります。 関連して、委員から、今回の補助率は、本市の要綱で規定されているものを参考に2分の1としたとのことだが、事は市民の生命にかかわる問題であることから、単に補助金要綱云々ではなく、より診断が受けやすくなるよう柔軟に対応されたい。 また、例えば、本市には一級建築士等の資格を持った職員も多数採用されていることから、それら職員による耐震診断を実施するなど、何らかの方策について研究、検討されたいとの要望がありました。 次に、議案第19号、和歌山市長等の倫理に関する条例の制定について、委員から、本条例案は、さきの6月定例会の当委員会審査における各委員からの指摘内容を改めて精査したものであるとのことだが、市長初め、みずからが襟を正し市政に当たるという姿勢を明らかにしようとすることについては一定評価できるところから、今後の運用に当たっては、万遺憾なきよう対処されたいとの要望がありました。 以上が審査の概要であります。 何とぞ同僚各位の御賛同をお願いして、当委員会の報告を終わります。(拍手) ○議長(佐伯誠章君) 次に、教育民生副委員長戸田正人君。--8番。 〔教育民生委員会委員長戸田正人君登壇〕(拍手) ◆8番(戸田正人君) [教育民生委員会副委員長] それでは、教育民生委員会の報告をいたします。 去る9月22日の本会議において、当委員会に付託された議件につきましては、慎重審査の結果、いずれも原案どおり可決すべきものと決しましたので、お手元に配付の報告書写しのとおり、議長まで報告した次第であります。 以下、審査の概要を申し上げます。 まず、福祉保健部について申し上げます。 元気70パス事業に関連して、本事業はジョイフル愛のサービス事業を再構築し、新たに70歳以上を対象に、公衆浴場の利用やバス利用、またバス利用との選択制による市営駐車場1時間無料の制度化を行うものであります。 これに対して、各委員から、 1、今回対象年齢が70歳以上に引き上げられているが、本市における各高齢者施策を見たとき、その対象年齢にばらつきが生じているところから、例えば、他の高齢者施策についても事業名を工夫するなど、利用される市民の方々にとって、対象年齢等、事業内容がわかりやすいものとなるよう一考を要されたい。 1、市営駐車場を利用する際、本人確認を行うため、一たん駐車場管理事務所に立ち寄り、そこで1時間無料券を発行するとのことだが、かかる対象者が高齢者であることを考慮し、実際、運用するに当たっては、その利便性の向上を図る方策について、いま一度、研究検討されたい。 1、バスを利用する際、乗車1回につき100円の負担で距離を問わず無制限に利用が可能になるとのことだが、例えば、将来、利用者の増加により、バス会社側の運営が困難との判断が示された場合、交付金の増加による財政負担や事業の見直し等に危機感を抱くところから、ジョイフル愛のサービス事業を再構築した点を十分考慮に入れ、本事業の継続を図られたい。 1、前回の委員会審査において、事業を見直すのであれば、福祉の原点に立ち返り、かかる事業内容を十分精査し、再構築するよう指摘した経緯もある。特に、制度の不正利用問題については、かねてから厳しく指摘され、今回、老人優待利用券への写真添付による本人確認等、不正防止に一定の改善が見受けられたことは評価するが、今後、事業を進める上で、新たな事象が生じた場合、再度内容を検討するなど、十分対処できるよう事に当たられたい。 等々の意見、指摘、要望がありました。 次に、支援費支給制度事業にも関連して、委員から、障害児支援費にかかるサービス利用について、当局答弁では、家庭から各施設等への送迎といった移動介護が新設されたものの、その対象施設には学校が含まれていないとのことである。しかしながら、利用者側からすれば、当然学校施設への送迎の要望は極めて高いものと思慮されるため、今後、学校施設を対象に含めるなど、研究検討されたいとの要望がありました。 関連して、委員から、移動介護について、例えば、保護者が急病になるなど緊急を要する場合には、通学であっても、その受け入れが可能とのことでもあり、家族の負担軽減を図る意味からも、より柔軟に対応できるよう検討されたいとの要望がありました。 また、委員から、成長過程における児童の多様な障害に対して、専門的な介助、知識が今後さらに必要になると思慮されるところから、ホームヘルパー等がより専門的な知識を身につけるための必要な研修を行政独自でも実施するなど、積極的に対応されたいとの要望がありました。 次に、市立保育所運営事業にも関連して、委員から、今定例会においても、障害児の入所増加に伴う加配保育士配置に要する諸経費が計上されているが、障害児を抱える保護者の方々の子育てに対する悩みなど、さまざまな相談を受け入れる体制づくりが今後さらに必要であると思慮されるところから、保健所における発達相談員等とも連携をとる中で、より一層体制の充実を図られたいとの要望がありました。 次に、本市における食中毒予防対策について、市内のある企業の社員食堂において集団食中毒が発生し、 113名もの多数の患者が出た旨、新聞報道されていたが、企業では衛生面において、当然、食品衛生責任者を配置するなど、ある程度の予防はされていたと推察されるが、このように集団的に発生している現状を考慮したとき、今後、保健所としても、食中毒の発生を未然に防ぐ、また被害を拡大させないようにするためにも、原因究明や徹底した点検、あるいは行政指導を行うなど、再発防止に向け、万全を期されたいとの要望がありました。 次に、老人大学事業にも関連して、委員から、本事業については、過日の委員会においても種々指摘した経緯もあるが、その後の進捗状況についてただしたところ、当局より、各委員から要望のあった点については、現在、アンケート調査等を実施し、その結果を踏まえ、前向きに検討してまいりたい旨の答弁がありましたが、委員から、今後、高齢者福祉施策を進めていく上で、病気にならない、元気なお年寄りをつくるなど、生きがい対策として、本事業が施策の中でも非常に重要な位置づけになるものと思慮される。この点、当局答弁を聞く限り、事業に取り組む姿勢に積極性が見られないところから、担当部としても、ただ単に検討するだけではなく、さらに内容を精査し充実させる中で、より積極的に取り組まれたいとの強い要望がありました。 続きまして、市民部について申し上げます。 地区会館建設事業に関連して、過日、園部毒物カレー事件の容疑者宅跡地が裁判所の競売に付され、当該地区の自治会が用地取得に参加したが、落札できなかったとの報道もなされていたが、かかる土地の今後の使用に関しては、特段の理由により、地元住民の思い、あるいは市民の注目を集めるものでもあることから、市の現行制度の行える範囲で何らかの援助ができるよう要望がありました。 関連して、委員から、新聞報道によると、地元自治会が落札者から当該土地を買い戻すことについて、市の方に支援を要請されているとのことだが、現行制度の範囲で何らかの補助が果たして可能なのか、いま一度、当局の見解を求めたのであります。 助役より、地元自治会に対しては、現状では非常に困難であるが、例えば、自治会が自治会館の建設に供するための用地取得等の補助に関する申請があれば、現行制度を適用する中で対応させていただく旨、説明を行ったとの答弁がありましたが、これに対して、委員から、さきの当局答弁を聞く中で、自治会からの要望に基づき、特段の対応が可能であると類推できるような答弁もなされていたが、あたかも自治会に対して期待を持たせるような発言は厳に慎むべきではないか。 この点、発言する際は、誤解を招くことのなきよう十分整理した上で、明確な答弁をするよう留意されたいとの厳しい意見がありました。 次に、SE委託についての報告にも関連して、前回の委員会審査にて指摘のあった点について、再度、関係部局並びに関係機関に協力を依頼し、あらゆる方策を検討、協議した結果、現行のシステムについては、各担当課独自の専門性からも、1つの課において予算の管理及び事業内容を把握することは困難であるとの報告がなされたが、本市も電子自治体を目指すのであれば、将来的にシステムの一元化ができるよう、いま一度、関係部局に対して強く働きかけられたいとの要望がありました。 次に、住宅新築資金貸付事業並びに宅地取得資金貸付事業に対して、委員から、両事業は、本来、生活困窮を理由に借り受けるものではなく、かかる資金を活用し、個々の財産をふやすといった性格のものであり、単なる経済的理由等により滞納することはゆゆしき問題である。 この点、当然、計画性を持って返済する義務があることから、市としても滞納を一掃できるよう、最大限の努力を傾注されたいとの要望がありました。 関連して、委員から、何らかの理由はあるにしろ、中には 120カ月以上と長期にわたって滞納している事例も多く見受けられることから、地道に償還計画を立て、返済している方々に対する公平・公正への不満をなくす意味からも、例えば、ある一定の期間が経過すれば即座に法的措置を講じるなど、市としての方針を明確にし、悪質な滞納者に対しては毅然たる姿勢で臨まれたいとの要望がありました。 次に、まち美化対策にも関連して、飲料水等自動販売機の設置については、市の方に届け出を行い、許可されるものと思慮するが、許可をおろす際、設置場所については、単に地図に位置を示すだけで、直接現場調査等は行われていないとのことである。 この点、実際の申請手続は、販売会社が設置場所を提供している市民にかわって行われており、現場では道路管理に支障が出るため撤去命令が出され困惑しているといった現状もあると聞き及ぶところから、担当部としても、設置許可を与える際に、道路管理を行う部局と連携を図り、届け出の段階で適正に措置をすべきであるとの厳しい指摘がありました。 次に、過日の本会議でも議論のあった住民基本台帳カードの交付状況に関連して、委員から、カード普及低迷の要因の一つには、例えば、カードを交付する際、希望者の多くは写真つきカードを選んでいるが、それには写真の持参が必要との周知が図られていないため、再度来庁して交付手続をしなければならないといった煩わしさに原因があるのではと思慮される。この点、例えば担当窓口にデジタルカメラを設置し、その場で撮影を行い、パソコン処理による写真つきカードを即座に交付することができれば、その煩わしさも解消され、効率的な発行にもつながり、ひいては普及率を向上させる方途にもつながるのではないか。 この点、前回の委員会審査においても、当局は、多くの市民に交付し、少しでも自己負担が軽減できるよう努力する旨答弁されていたにもかかわらず、普及率低迷についての原因すら精査できていないことから、果たして推進していく意欲があるのか到底理解に苦しむと厳しく指摘をするとともに、市民に自己負担を課してまで行政にとって必要と決めた以上、まず普及率の目標を定め、その目標をいかにして達成するかといった方策等を十分に精査し、精力的に取り組まれたいとの強い要望がありました。 最後に、教育委員会について申し上げます。 廃園問題に関する取り組みについての経過報告にも関連して、かかる問題についての代案として、交流保育、在園児の転園等に関する配慮、跡地利用の3点について、6月定例会以降、2園の保護者等に対し計4回の説明会を行ったが、保護者の方々は基本的に廃園反対の立場であり、代案について協議を行うところまでは至らず、教育委員会としては、今後も保護者や地域の方々の御意見をいただきながら、代案等について、さらに検討を重ね、御理解いただけるよう努力いたしたい旨の報告がありましたが、これに対して、各委員から、 1、報告を聞く限り、廃園のための代案ということでは結果が決まっており、そのような当局の姿勢自体が事を難しくさせているのではないか。6月定例会において採択された請願の趣旨を尊重するならば、まず対案をつくる前に、保護者や地域の方々の意見を十分聞く機会を持ち、忌憚のない話し合いを重ねるといった当局の姿勢が最も必要ではないか。 1、話し合いの内容は協議と言うにはほど遠いと聞き及ぶところから、当局が従来から全く同じ手法で協議を行っていれば、保護者の方々等との感情的なもつれが起こるばかりで、到底理解が得られないのは当然である。 1、今回の廃園問題は、行財政改革といった点では市長の政治的責任もあると思慮するところから、保護者の方々への説明会等にも積極的に出席する中で、市長としても、廃園に至った理由など、行革に対しての熱意をもっと市民に伝えるべきではないか。 1、教育の場において行革を推し進める上で、充足率の低下を理由に廃園が進められることは、地域の方々にとっても非常に寂しいものがあり、地域を活性化させるといった観点からも、いま一度、園を存続させるべく、何らかの方策を検討されたい。 1、来年度の3歳児募集の期日が迫る中、2園の3歳児募集についての当局説明は、話し合い云々ということの中であいまいさを残しており、そのような姿勢が保護者の方々の混乱を招いている原因でもある。その点、早急に3歳児募集についての明確な方針を打ち出し、保護者の方々への説明会を実施するなど事に当たられたい。 1、市内全体の3歳児募集をおくらせることが、あたかも2園の廃園問題が要因になっているとの感情を市民全体に抱かせるのではないかと危惧される。本来、市教委の混乱により多大な御迷惑をおかけしている以上、当然、その責任を果たす意味からも、少なくとも残る12園については、早急に3歳児募集に取り組まれたい。 1、3歳児募集期日が迫る中、保護者の方々の不安を払拭する意味でも、例えば、3歳児募集に際し、平成18年3月末の廃園の方針がある旨、明確に示すことを前提に御理解をいただいた上で入園していただくといった方策もあるのではないか。この点についても、市長部局とも相談した上で、保護者等との協議の場における一つの選択肢として取り組まれてはどうか。 1、仮に廃園問題に係る関係条例が12月議会に上程され、たとえ否決になったとしても、教育委員会としては、規則改正により募集を取りやめることも可能であるとの判断だが、条例上明記されている園において募集されないといったことは、法令主義、民主主義を旨とする行政にとって、相反する立場をとることになる。 この点、条例である以上、その最終判断は議会にゆだねられるが、当局としても、市民に対して説明責任を果たした上で、行政改革を推進していくのが本来のあり方ではないか。 等々の意見、指摘、要望がありました。 次に、和歌山市立幼稚園運営協議会設置に関する報告にも関連して、委員から、同協議会においては幼保一元化等についても議論されるとのことで、昨今の少子化が進む中、国の関係省庁が異なるとはいえ、幼児教育といった点では、その内容に格差がなくなってきているものと思慮されるところから、協議会の中でも、かかる事象について十分議論されたいとの要望がありました。 さらに、委員から、同協議会において、幼児教育の充実を目指すための施策を検討されるとのことからも、今議論されている廃園問題のように、地域から公立施設がなくなるといった場合、幼保一元化といった手法もあり、この点、廃園問題に関する当局の経過報告を聞く限り、いまだ説明責任を十分果たしているとは言いがたい。さきの議会において採択された請願の「熟慮」「一考」とは、さらに保護者や地元住民との話し合いを重ねるよう努力をすべきであるとの意味でもあり、教育委員会として廃園を決定している以上、保護者の方々が納得できる具体的な手だてについて、さらに踏み込んだ話し合いができるよう鋭意努力されたいとの要望がありました。 次に、県立向陽高等学校における中高一貫教育の実施にも関連して、委員から、去る7月22日の定例知事会見直前に、県教委から唐突にその方針が伝えられ、8月に市立小・中学校校長会への説明の後、特に市教委として協議は行っていないとのことである。中高一貫教育については、例えば、学校間格差の助長、受験戦争の低年齢化等々多くの課題が生じ、公立小・中学校への影響も大きいことを踏まえると、県市における詳細な詰めもないまま実施されることについて、市教委としても、教育現場に携わる方々の意見、実情を十分検討した上で、早急に県教委に対し、正式に申し入れるなど対応されたいとの強い要望がありました。 関連して、委員から、実際、中高一貫教育に係る県教委の進め方を見るとき、市教委が校長会や教育現場に説明を行っていない段階で、進学塾等が説明会を開催しているといった事実は、既にその情報を流していることのあらわれで、このこと一つとっても、市教委を無視した形で進められていると言っても過言ではない。 この点、本市の公立学校で学ぶ子供たちへの教育は、市教委あるいは教育長に頼らざるを得ないことからも、本問題に限らず、市教委としての責任を果たす意味からも、情報収集に精力的に努められたい。 ましてや、新しい新学習指導要領により学力低下が叫ばれる中、ますます公立学校に通う子供たちを置き去りにするような施策はゆゆしき問題であり、このことについて、市教委としても十分状況を把握した上で、県教委に対し、厳重に抗議するよう求めた次第であります。 また、委員から、かかる一貫教育については、将来的に学校強化にもつながるのではないかと思慮されるところから、本市における公立学校の教育水準の向上を図る意味からも、教員の指導意欲を促す点においては、一定評価できるものであるとの意見もありました。 次に、公立小・中学校における学力低下対策にも関連して、委員から、各学校現場においてさまざまな取り組みが行われていると思慮するが、実際、それらの取り組みについては、いわば学校任せ、教員任せとなっている現状があり、今後、さらに学校間における格差、また私学や塾に通う児童との格差など、学力に大きな差がついてくるのではないかと危惧されるところから、市教委としても、現状を認識した上で学力を向上させるべく、具体的な方針を早急に打ち出すべきであるとの意見がありました。 次に、本市における防災教育のあり方にも関連して、委員から、中学校の総合学習時間を活用した心肺蘇生法並びに応急手当ての学習については、いまだ実施されていない状況にあるが、防災教育の一環として、中学生に対し実施することにより、将来、仮に災害が起こった場合、かかる経験が地域の生命、財産あるいは自分の家族を守るための中心的な役割を担うことにもつながると思慮されるところから、その実現に向け、早急に取り組まれたいとの要望がありました。 加えて、近い将来発生することが予測される東南海・南海地震に対応するため、新たに防災局を設置されると聞き及んでいるが、市教委としても、局内に防災教育を行うための部署についても配置されるよう、関係部局に対し働きかけられたいとの要望がありました。 関連して、委員から、各学校施設等の耐震診断を行った際、その作業行程をビデオカメラに記録していると思慮されるところから、子供たちへの防災教育を進めていく上での身近な生きた教材として活用できるよう検討されたいとの要望がありました。 また、施設管理にも関連して、各学校において、運動会等、グラウンドを使用する機会が多くなっているが、一度雨が降るとグラウンドが使用できなくなるなど、いまだ整備されていない学校もあるやに聞き及ぶところから、学校施設の充実を図る意味からも、早急に何らかの対策を講じられたいとの要望がありました。 次に、本市における児童に対する防犯体制にも関連して、委員から、全国的に見ても、児童を対象としたさまざまな事件が多発しているところから、教育委員会としても、警察、各学校等、関係機関との連携を密にする中で、かかる事犯が発生しないよう、万全の体制で臨まれたいとの要望がありました。 次に、過日の本会議でも議論のあった和歌浦ベイマラソンwithジャズにも関連して、委員から、市長は本議会において、将来的にはフルマラソンを視野に入れ実施する方向で努力したい旨の答弁をなされており、実現するには、交通事情等さまざまな課題もあると思慮するが、不祥事続きの本市にとって、明るい話題になることからも、開催実現に向け、鋭意努力を傾注されたいとの要望がありました。 次に、本市における生涯学習振興にも関連して、委員から、生涯学習の場としては、現在、コミュニティセンターや子どもセンターを利用していると思慮するが、十分成果が得られていない現状も見受けられる。 加えて、先日、文部科学省が発表した、こども居場所構想など、今後ますます学校施設を活用する方針が打ち出される中、例えば本市においても、小学校校舎を地域の生涯学習施設として活用することにより、狭い地域でのより利用しやすいサービスが提供できるミニコミセン的なものを設置するなど、学校を地域コミュニティーの中心的役割を担う場として位置づけるといった施策についても、一度研究検討されたいとの要望がありました。 以上が審査の概要であります。 何とぞ同僚各位の御賛同をお願いいたしまして、当委員会の報告を終わります。(拍手) ○議長(佐伯誠章君) 次に、産業企業副委員長井上直樹君。--11番。 〔産業企業委員会副委員長井上直樹君登壇〕(拍手) ◆11番(井上直樹君) [産業企業委員会副委員長] 産業企業委員会の報告をいたします。 去る9月22日の本会議において、当委員会に付託された議件につきましては、慎重審査の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しましたので、お手元に配付の報告書写しのとおり、議長まで報告した次第であります。 以下、審査の概要を申し上げます。 まず最初に、産業部についてであります。 議案第9号、損害賠償の額を定めるについて、委員から、昨年9月、和歌山城内に設置されているベンチが破損し、負傷事故が発生したとのことであるが、事は人命にかかわる問題でもあり、そういう点で、城内のこうした施設について総点検を実施するなど、万全を期されたいと望んだのであります。 次に、観光振興費中、イベント委託料に関連して、委員から、和歌浦ドラゴンボート選手権は年々参加者の人数もふえてきており、今後も人気が高まっていく事業であると思慮するが、ことし、本事業は悪天候を理由に中止されたが、その際、参加費は返還されていないやに聞き及ぶ。この点、参会者の半数近くが県外の方であり、遠路本市の事業に参加されていることなどを考慮したとき、イベント保険等、こうしたもので参加費を返還できないかどうか一度調査されたいとともに、例えば参加費の一部を返すなど、何らかの方策が講じられるよう研究検討されたいとの要望がありました。 当局より、参加費は返せる方向で、できたら検討いたしたい旨の答弁がありました。 関連して、委員から、本事業は、和歌山ドラゴンボート協会へ委託していると思慮するが、参加費を保険の適用等で返還できるかどうかについて明確に答えられない一方で、参加費の返還に向けて検討するといった答弁が行われているところから、参加費の返還に関する権限等についてただすも、検討したいということで明確な答弁が得られないなど、当局の説明を聞いていると、市が主催しているにもかかわらず、事業内容を十分把握しているとは言いがたい。こうした状況の中で、かかる参加費返還云々の当局答弁は、余りにも無責任な説明であると言わざるを得ないとし、本市が主催者という立場であるならば、もっと責任を持った確たる答弁があってしかるべきではないかとの意見がありました。 また、関連して委員から、参加費返還の質問がなされたが、今後、例えば募集要項等に参加費の概要を詳細に明記するなど、参加者の理解が得られるよう、この点、十分配慮されたいとの要望がありました。 次に、中心市街地の活性化事業に関連して、委員から、懸案となっている旧丸正百貨店跡地の利用問題について、その後の経過等をただしたが、今現在も具体的な計画も示されていないなど、何ら進展しておらない状況であるところから、この点、当該地域が衰退している現状を見たとき、行政としても、中心市街地の活性化に向け支援できるよう、努力を傾注されたいとの要望がありました。 次に、かねてより種々論議となっている中央卸売市場事業について、委員から、さきの6月定例議会の当委員会において、水産物卸売業者の倒産に伴い、現在、1社体制に至っているが、市当局としては2社体制での運営を目指し、関係機関に働きかけていく旨の方針が示されたが、その後の進捗状況についてただされ、当局より、全国中央市場水産卸協会へ業者のあっせんを依頼していますが、かかる業者の目途が立っていないのが現状で、今後、2社体制での運営に向け、より一層努力してまいりたいとの答弁がありました。 委員から、かかる事態に対して、市民の方から2社体制での運営を望む声を聞き及ぶことからも、一日も早く実現できるよう、鋭意取り組まれたいとの要望がありました。 次に、生活環境部についてであります。 環境保全対策費中、ソフト製作委託料 300万円の補正は、土壌汚染対策法施行に伴い、水質汚濁防止法に係る特定事業場の管理、土壌汚染指定区域台帳の管理等を行うシステムを構築しようとするものであります。 委員から、以前からIT関連の事業については、過大投資にならないよう、費用の軽減等、全庁問題として指摘している経緯がある。今回の当該システムの構築に当たり、本市において対応できない情報は、地下水の関連情報のみであるにもかかわらず、全体をリンクさせる技術を含めて委託されることについては納得しがたい。この点、ソフト製作が高度に専門的なものを除き、庁内において技術や費用対効果などを検証できる体制といったものをつくっていくべきではないかとし、今後の検討課題とし取り組まれたいとの意見がありました。 次に、塵芥処理事業にも関連して。 現在、ニカド電池やボタン電池の収集については、リサイクル協力店あるいは電池回収箱のある店を利用されるよう、市のホームページにも掲載されているが、現在、市役所内においては、かかる使用済み電池の分別収集が行われていないのが現状である。この点、費用の問題等が発生すると思慮するが、市当局みずからが率先して役所内における電池を収集するなど、こうした取り組みについて、一度研究検討されたいと望んだのであります。 また、関連して、一般の方が青岸クリーンセンター等へ粗大ごみを搬入できるのは、午後12時から3時までと限られているが、その時間帯は非常に混雑を来しているため、事業者の方がスムーズに搬入できないやにも聞き及ぶところから、かかる解消に向け、何らかの方策を一度検討されたいと望んだのであります。 最後に、水道局について申し上げます。 審査の冒頭、当局より、和佐配水池築造工事の入札において談合情報があり、情報どおりの共同企業体が最低価格を提示し、金額も情報どおりだったので、落札を保留し、現在、参加企業体から事情聴取を進めている旨の報告がありました。 これに対して、委員から、従前からこうしたケースの場合、個別に参加業者からの事情聴取を行っているが、かかる聞き取り調査の内容のみで談合の有無を判断するのは難しい面があると思慮する。そういう点で、行政が客観的な基準に基づいて判断できるよう事に当たられたいとし、こういった談合にかかわる問題に対しては、厳正に対処されたいと望んだのであります。 以上が審査の概要であります。 何とぞ同僚各位の御賛同をお願いして、当委員会の報告を終わります。(拍手) ○議長(佐伯誠章君) 次に、建設消防副委員長中橋龍太郎君。--32番。 〔建設消防委員会副委員長中橋龍太郎君登壇〕(拍手) ◆32番(中橋龍太郎君) [設消防委員会副委員長] 建設消防委員会の報告をいたします。 去る9月22日の本会議において当委員会に付託された議件につきましては、慎重審査の結果、いずれも原案どおり可決すべきものと、また請願第7号については、採択すべきものと決しましたので、お手元に配付の報告書写しのとおり、議長まで報告した次第であります。 以下、審査の概要を申し上げます。 まず、消防局についてであります。 新消防庁舎に関連して、委員から、内部に設置される災害対策本部の防災設備については、現在、検討中ということであるが、新消防庁舎はもう既に巨額の費用を投じて建設に着工しており、今の段階において防災設備を検討中では、今後、導入時に配管などに支障が生じるのは明らかであり、非常に計画性がないと指摘せざるを得ない。事は市民の生命・財産にかかわる問題であるところから、早急に県が設置予定の新防災センターにおける防災設備に関して、県とも連携を図り、本市として万全の防災対策を構築するよう最大限の努力を傾注されたいとの強い指摘があり、また災害対策本部室の面積は約40坪ということであるが、災害時には、代表者だけでも50名となり、相当な人数が集まると予想される会議室という点では、非常に狭隘ではないかと危惧するところであり、いま一度、防災設備の配置も勘案する中で、研究検討すべきであるとの意見がありました。 関連して、委員から、橋梁の耐震対策について、災害時の橋梁の役割は、交通網、ライフラインの確保という観点から非常に重要なものであるが、当局においては大規模な橋梁しか状態把握されておらず、中小の橋梁については、いまだ調査が及んでいない。市民の生活、安全、そして生命を預かる消防局として強く具申し、全庁体制のもと、一刻も早く実態の掌握に努められたいとの要望がありました。 次に、下水道部についてであります。 河川管理に関連して、委員から、河川区域内において不法建築物が多々見受けられるが、放置期間によっては占有権が発生するのではないかと危惧するところであり、また災害時には被害を拡大するおそれがあるところから、今後においては、県河川の管理者とも十分連携を図り、しかとした対策を講じられたいとの要望がありました。 次に、都市計画部についてであります。 公園管理費中、管理委託料 681万 2,000円の減額補正について、委員から、今回の減額理由は契約金額の差金ということであるが、公園管理に関しては、地元の方々による掃除や危険箇所の修理など、いろいろ協力をいただいている公園がある中で、地元で対応できない修理について、担当課に依頼しても、予算がないという理由で放置されている箇所も多々見受けられる。これでは、地元において公園管理をするという意欲がなくなるのではないか。公園は、子供など地域の方々の憩いの場でもあり、修理については、急を要する内容もあるところから、今後は、行政の立場において早急に対応できる予算の確保を図られたいとの要望がありました。 関連して、委員から、児童公園については、現在、約 230カ所が設置され、多くの子供たちの遊び場になっているが、その児童公園が設置されるまでは、神社の境内地がその代役を果たし、現在も地域の子供たちの遊び場となって、準公園的な存在となっている。しかし、境内地にある倒壊のおそれのある古い大木の防止策など、その維持管理については非常に苦慮している神社がほとんどであるところから、行政として、今までの経緯を踏まえた中で、何らかの方策を検討されたいとの意見がありました。 次に、生産緑地法に関連して、委員から、現在の農業経営は非常に困難で、後継者が育たない状況となっているが、金沢市などでは、農地などの適正な保全を図るため、生産緑地を導入し、市街化区域の農地を守るという姿勢を示している。本市においても、市長が過日の本会議で、農地は食糧を生産するばかりではなく、美しい景観の形成や洪水時の遊水地として、また防災空間の提供など、かけがえのない多面的機能を有していると答弁されており、今後、農地が果たす潜在的役割は大変重要であるところから、いま一度、生産緑地法の運用について、十分研究検討されたいとの意見がありました。 最後に、建設部についてであります。 土木費中、和歌山駅西口地下通路機械設備保守管理委託業務に関連して、委員から、地下通路の日中の管理に係る業務を職員管理から機械管理に変更することは、市民生活に直結する業務を扱う市職員として、不測の事態に対応しなければならない職務の性質上、杞憂するところである。今後、市民生活に支障を来すことのなきよう、安全業務に携わる職員の人数の確保に鋭意努力されたいとの要望がありました。 関連して、委員から、和歌山駅前広場が整備され、和歌山市の玄関口が整えられたことは非常に喜ばしいことではあるが、今後、高額の予算が維持管理費として当然のごとく費やされることと推測されるが、各地域においては、市民の方々が必要とする生活関連のわずかな予算を確保するのに大変苦慮されている現状もうかがえることからも、予算の有効活用については、より慎重に対応されたいとの意見がありました。 次に、橋梁の耐震状況について、委員から、現在市内にある橋梁の耐震度について、当局はほとんど掌握できておらず、いざ災害が発生した場合の対応に強い懸念を抱くところである。防災への対応が遅きに失することのないよう、担当部として強いイニシアチブをとり、早急に各橋梁の状態把握に努め、関係各部とも十分連携を図り、防災体制の確立に鋭意努力されたいとの意見がありました。 次に、住宅行政に関連して、委員から、現在、市営住宅への入居希望者が後を絶たない中、全体で57団地あるうち、実に43団地が老朽化等のため新規募集ができない状態であり、しかも居住している各戸の収支も赤字となっている現状である。今後、建てかえともなれば莫大な費用が必要となってくるため、そういう状況を勘案すれば、現在の住宅政策の見直しの時期が来ているのではないか。ついては、遊休地と化している団地の民間への払い下げ、また民間住宅の借り上げ及び賃貸住宅入居者への家賃補助等の制度の導入は、土地売却による市の財政再建につながり、また将来本格的な高齢社会を迎える和歌山市にとって、住宅借り上げは民需活性化、家賃補助制度は定住化を促進する有効な方策であると考えられ、いま一度、本市の住宅政策について一考を要されたいとの強い要望がありました。 以上が審査の概要であります。 何とぞ同僚各位の御賛同をお願いして、当委員会の報告を終わります。(拍手) ○議長(佐伯誠章君) 以上で各委員長の報告は終わりました。 ただいまの各委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐伯誠章君) 質疑なしと認めます。 討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。 大艸主馬君。--30番。 〔30番大艸主馬君登壇〕(拍手) ◆30番(大艸主馬君) 日本共産党を代表して、議案第1号から第4号、第8号、第13号から第16号、第18号に対して反対の立場で討論をいたします。 まず、議案第1号、一般会計補正予算は、増額補正額11億 5,031万円に対し、財政調整基金からの繰り入れが11億 9,255万 3,000円となっています。基金の取り崩しで年度残高も少なく、来年度の予算編成が相当厳しいものとなることが予想されます。 こうした状況にもかかわらず、相変わらずその目的がはっきりしない予算が計上されております。企画部の政策推進による調査委託料 1,200万円です。 長期総合計画第2次基本計画をベースに、本市の魅力をうまく生かした施策の展開を図るとともに、その展開の道筋や本市の将来像を効果的にPRするための調査ということです。そのために、地域経済や都市戦略などの専門家から提言をもらうということです。また、あわせて庁内の若手職員を中心とする調査検討チームを設置し、この調査に参画するとのことでした。 しかし、専門家の人選は業者に委託するとか、若手職員は専門家のために現状把握の資料づくりや課題の取りまとめを行うということです。 さまざまな課題に専門家の意見を聞くことは悪いことではありません。しかし、市みずからが策定した基本計画を総花的と評価したり、その優先順序や施策の具体化について、みずから考えた上で専門家の意見を聞くということでなく、まず提言してもらわないと前に進めないというようなことでは困ります。何でも外部委託して済まそうとするなら、企画部は文字どおり委託部となる、こういう意見がありましたが、このことに同感です。このようなその場しのぎの安易な予算計上には反対いたします。 環境保全対策費 300万円は、土壌汚染対策法に基づく土壌汚染台帳管理システムを構築するソフト製作委託料で、2分の1が国庫補助事業です。 特定施設、特定有害物質、地下水環境等のデータベース化を行い、市民からの問い合わせに対応するものと説明されています。 地下水の情報のみが和歌山市としてつかんでいないもので、あえてすべてを業者任せにする安易な委託をすべき性格のものでないと思われ、賛成できません。 さて、今回の補正予算は、1億 9,000万円余の生活関連予算、身体障害者児への支援費の増額、元気70パス、合併浄化槽補助増額など、当然賛成できるものであります。 私立幼稚園の耐震診断調査補助などは、積極的に予算措置すべきものですが、対象20園のうち、わずか1園分とのことです。補助率は、市の補助金要綱で定める最大値の2分の1の補助ということですが、公立幼稚園と違って費用の負担が大きいことから、県に対して補助を求めることや補修の補助率の引き上げなどがなくては、耐震診断そのものが進まないと思われます。 次に、議案第2号及び第3号については、それぞれ住宅新築資金貸付事業特別会計及び宅地取得資金貸付事業特別会計で、借受金からの昨年度繰上償還による今年度の収入見込みの減額であります。 この借受金の性格は、生活に困窮する方が借り入れするものでなく、資産をふやすためのものであり、当然、定期的に返済すべきものであり、我が党議員団も、かねてより強く指摘してきたものです。 当局はこれまで放置してきたものを、努力して改善できたものと思われますが、いまだ120カ月以上も滞納しているケースが住宅分と宅地分合わせて50件以上もあるなどの事態は、当局の怠慢によるものであります。今後、さらなる努力が必要で、本特別会計には賛成できません。 議案第4号、下水道事業特別会計の補正予算は、消費税の更正決定による平成11年から平成13年度分の1億 8,000万円余の返還金の補正であります。 本案は、特定収入を財源として支出しているもののうち、課税対象支出を特定することにおいて、市当局と税務署との間に技術的部分の相違があったものですが、特定収入の課税対象支出額は合理的な計算に基づき特定されるものと説明されており、技術的部分の相違を税務署に指摘された平成14年度分以降分とするのが妥当と思われ、賛成できません。 議案第7号、第8号の物品購入契約は、いずれも高規格消防自動車の購入であり、その目的については反対するものではありません。 第7号は随意契約で、その理由も妥当で、賛成いたします。 第8号は指名競争入札で、その入札状況から、談合の疑いを排除できず、反対いたします。 議案第11号から第18号は、工事請負契約の締結であります。 さきの議会より指名競争入札から一般競争入札に改善されましたが、議案第13号、第14号、第15号、第16号及び第18号は県外業者であり、落札率は90%台から96%台と、いずれも競争原理上から見て納得できるものでなく、賛成できません。 最後に、議案第19号、市長等の倫理条例制定については、市政から不正をなくす決意に立ち、みずから襟を正し、開かれた市政実現を目指すもので、賛成いたします。 以上を指摘いたしまして、討論といたします。(拍手)
    ○議長(佐伯誠章君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐伯誠章君) 討論を終結します。 日程第2、同第3の20件の採決をします。 まず、議案第1号から同第4号まで、同第8号、同第13号から同第16号まで、同第18号の10件を一括して採決します。 この10件に対する各委員長の報告は、いずれも可決であります。 この10件は、いずれも各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(佐伯誠章君) 起立多数。 よって、議案第1号から同第4号まで、同第8号、同第13号から同第16号まで、同第18号の10件は、いずれも各委員長の報告のとおり可決と決しました。 次に、議案第5号から同第7号まで、同第9号から同第12号まで、同第17号、同第19号の9件を一括して採決します。 この9件に対する各委員長の報告は、いずれも可決であります。 この9件は、いずれも各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(佐伯誠章君) 起立全員。 よって、議案第5号から同第7号まで、同第9号から同第12号まで、同第17号、同第19号の9件は、いずれも各委員長の報告のとおり可決と決しました。 次に、請願第7号を採決します。 本件に対する委員長の報告は採択であります。 本件は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐伯誠章君) 御異議なしと認めます。 よって、請願第7号は委員長の報告のとおり採択と決しました。 しばらく休憩します。     午後2時15分休憩   -------------     午後2時42分再開 ○議長(佐伯誠章君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。   ------------- △日程第4 認第1号 平成14年度和歌山市水道事業決算の認定について △日程第5 認第2号 平成14年度和歌山市工業用水道事業決算の認定について ○議長(佐伯誠章君) 日程第4、認第1号、平成14年度和歌山市水道事業決算の認定について、及び日程第5、認第2号、平成14年度和歌山市工業用水道事業決算の認定についての2件を一括議題とします。 当局から説明を求めます。--楠本水道局長。 〔水道局長楠本喬二君登壇〕 ◎水道局長(楠本喬二君) 平成14年度和歌山市公営企業の決算に関し、認第1号及び認第2号について御説明申し上げます。 まず、水道事業会計でございますが、消費税等を除き、事業収益85億 8,331万 1,345円に対し、事業費78億 6,606万 3,607円で、7億 1,724万 7,738円の純利益となってございます。 また、工業用水道事業会計では、事業収益22億 8,914万 3,632円に対し、事業費17億3,953万 9,234円で、5億 4,960万 4,398円の純利益となってございます。 以上でございます。 ○議長(佐伯誠章君) 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐伯誠章君) 質疑なしと認めます。   -------------公営企業決算特別委員会の設置 ○議長(佐伯誠章君) お諮りします。 ただいま議題となりました2件の決算の認定については、12人の委員をもって構成する公営企業決算特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査に付することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐伯誠章君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。   -------------公営企業決算特別委員会委員の選任 ○議長(佐伯誠章君) お諮りします。 ただいま設置されました公営企業決算特別委員会委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により、 野嶋広子君   奥山昭博君 藤本眞利子君  井上直樹君 松本哲郎君   寒川 篤君 遠藤富士雄君  寺井冨士君 南畑幸代君   大艸主馬君 森田昌伸君   井口 弘君 以上12人の諸君を指名したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐伯誠章君) 御異議なしと認めます。 よって、ただいま指名しました12人の諸君を公営企業決算特別委員会委員に選任することに決しました。 この際、ただいま選任されました委員諸君に通知します。 本日閉会後、直ちに公営企業決算特別委員会を招集しますから、委員長の互選をお願いいたします。   ------------- △日程第6 認定第3号 平成14年度和歌山市一般会計歳入歳出決算から △日程第24 報第4号 平成14年度和歌山市一般会計継続費精算報告書まで ○議長(佐伯誠章君) 次に、日程第6、認定第3号、平成14年度和歌山市一般会計歳入歳出決算から、日程第24、報第4号、平成14年度和歌山市一般会計継続費精算報告書までの19件を一括議題とします。 当局から説明を求めます。--奥野財政部長。 〔財政部長奥野久直君登壇〕 ◎財政部長(奥野久直君) 平成14年度和歌山市一般会計初め各会計歳入歳出決算に関し、認定第3号から認定第18号までの認定関係、決算報告書、基金運用状況調書及び継続費の精算報告書につきまして、一括して御説明申し上げます。 まず、平成14年度和歌山市一般会計及び特別会計の決算についてでございます。 歳入におきましては、一般会計で 1,405億4,629万 8,582円、特別会計で 1,186億5,352万 7,035円で、歳入純計では 2,434億8,298万 9,823円となるものでございます。これは、対前年度比4.48%の増となってございます。 歳出におきましては、一般会計で 1,388億 6,812万 1,202円、特別会計で 1,367億5,586万 3,342円で、歳出純計では 2,599億714万 8,750円となるものでございます。これは、対前年度比6.02%の増となってございます。 次に、実質収支でございますが、一般会計におきましては11億 4,856万 8,969円の黒字であり、特別会計では 184億 1,943万 6,307円の赤字となってございます。 また、地方自治法第 233条第5項の規定に基づき、平成14年度和歌山市一般会計、特別会計決算報告書を、同法第 241条第5項の規定に基づき、平成14年度基金運用状況調書をそれぞれ提出いたしております。 まず、決算報告書でございますが、これは一般会計初め各会計の主要事業の概要及び成果について報告するものでございます。 次に、基金運用状況調書でございますが、物品調達基金の運用につきましては、平成14年4月1日に廃止されたことに伴い、平成14年度末現在高はゼロ円となっております。 土地開発基金の運用では、基金19万 5,481円の運用利息収入によりまして、平成14年度末現在高は1億 5,572万 8,761円となってございます。 また、地方自治法施行令第 145条第2項の規定に基づき、継続費精算報告書を提出いたしております。これは、和歌山駅前広場整備事業につきまして、平成12年度から平成14年度にかけて総額37億 627万 9,000円で完了いたしましたので、議会に報告するものでございます。 以上でございます。 ○議長(佐伯誠章君) 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐伯誠章君) 質疑なしと認めます。   -------------決算特別委員会の設置 ○議長(佐伯誠章君) お諮りします。 ただいま議題となっている19件のうち、認定第3号から同第18号までの16件の各会計決算については、12人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査に付することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐伯誠章君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。   -------------決算特別委員会委員の選任 ○議長(佐伯誠章君) お諮りします。 ただいま設置されました決算特別委員会委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により、 松井紀博君   中尾友紀君 片桐章浩君   戸田正人君 東  稔君   後 みつる君 姫田高宏君   岩井弘次君 メ木佳明君   宇治田清治君 浅井武彦君   奥田善晴君 以上12人の諸君を指名したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐伯誠章君) 御異議なしと認めます。 よって、ただいま指名しました12人の諸君を決算特別委員会委員に選任することに決しました。 この際、ただいま選任されました委員諸君に通知します。 本日閉会後開催の公営企業決算特別委員会終了後、決算特別委員会を招集しますから、委員長の互選をお願いします。   ------------- △日程第25 議案第20号 人事委員会委員の選任について ○議長(佐伯誠章君) 次に、日程第25、議案第20号、人事委員会委員の選任についてを議題とします。 市長から提案理由の説明を求めます。--大橋市長。 〔市長大橋建一君登壇〕 ◎市長(大橋建一君) それでは、議案第20号、和歌山市人事委員会委員の選任について御説明いたします。 和歌山市西浜2丁目1番36号、流川治雄君は、平成15年10月5日をもって任期満了となります現委員の谷澤和夫君の後任として選任するものであります。 同君は、人格が高潔で、地方自治の本旨及び民主的で能率的な事務の処理に理解があり、かつ人事行政に関し識見を有していると思われますので、地方公務員法第9条第2項の規定により、議会の同意を求めるものであります。 何とぞよろしくお願いいたします。 ○議長(佐伯誠章君) 質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐伯誠章君) 質疑なしと認めます。 お諮りします。 ただいま議題となっている議案第20号については、会議規則第36条第2項の規定により、委員会の付託を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐伯誠章君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。 議案第20号を採決します。 この採決は、無記名投票をもって行います。 議場の閉鎖を命じます。 〔議場閉鎖〕 ○議長(佐伯誠章君) ただいまの出席議員数は40人であります。 投票用紙を配付させます。 〔投票用紙配付〕 ○議長(佐伯誠章君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐伯誠章君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を点検させます。 〔投票箱点検〕 ○議長(佐伯誠章君) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。 本件に同意することを可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載の上、点呼に応じて順次、投票を願います。 点呼を命じます。 〔鳥居事務局次長・氏名点呼〕 松井紀博君、野嶋広子君、奥山昭博君、中尾友紀君、片桐章浩君、藤本眞利子君、戸田正人君、東稔君、芝本和己君、井上直樹君、古川祐典君、尾崎方哉君、山本宏一君、後みつる君、姫田高宏君、中村協二君、岩井弘次君、松本哲郎君、中嶋佳代君、寒川篤君、メ木佳明君、北野均君、遠藤富士雄君、宇治田清治君、貴志啓一君、寺井冨士君、南畑幸代君、大艸主馬君、森下佐知子君、中橋龍太郎君、中拓哉君、多田純一君、東内敏幸君、山田好雄君、森田昌伸君、和田秀教君、浅井武彦君、浦哲志君、井口弘君、奥田善晴君。 〔各議員投票〕 ○議長(佐伯誠章君) 投票漏れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐伯誠章君) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了します。 議場の閉鎖を解きます。 〔議場開鎖〕 ○議長(佐伯誠章君) 開票を行います。 会議規則第30条第2項の規定により、立会人に片桐章浩君、尾崎方哉君、岩井弘次君、以上3人の諸君を指名します。 よって、3君の立ち会いを願います。 〔立会人所定の位置に着く〕 〔投票点検〕 ○議長(佐伯誠章君) 投票の結果を報告します。   投票総数   40票 これは先ほどの出席議員数に符合しております。 そのうち   有効投票   40票   有効投票中     賛成   40票 以上のとおり賛成が全員であります。 よって、本件は原案に同意することに決しました。   ------------- △日程第26 議案第21号 固定資産評価審査委員会委員の選任について ○議長(佐伯誠章君) 次に、日程第26、議案第21号、固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題とします。 市長から提案理由の説明を求めます。--大橋市長。 〔市長大橋建一君登壇〕 ◎市長(大橋建一君) それでは、議案第21号、和歌山市固定資産評価審査委員会委員の選任について御説明いたします。 和歌山市秋月 171番地の2、森本由美子君は、平成15年10月16日をもって任期満了となります現委員の久保義和君の後任として選任するものであります。 同君は、知識、経験ともに豊富で、固定資産評価審査委員会委員として適任と思われますので、地方税法第 423条第3項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。 何とぞよろしくお願いいたします。 ○議長(佐伯誠章君) 質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐伯誠章君) 質疑なしと認めます。 お諮りします。 ただいま議題となっている議案第21号については、会議規則第36条第2項の規定により、委員会の付託を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐伯誠章君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。 議案第21号を採決します。 この採決は、無記名投票をもって行います。 議場の閉鎖を命じます。 〔議場閉鎖〕 ○議長(佐伯誠章君) ただいまの出席議員数は40人であります。 投票用紙を配付させます。 〔投票用紙配付〕 ○議長(佐伯誠章君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐伯誠章君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を点検させます。 〔投票箱点検〕 ○議長(佐伯誠章君) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。 本件に同意することを可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載の上、点呼に応じて順次、投票を願います。 点呼を命じます。 〔鳥居事務局次長・氏名点呼〕 松井紀博君、野嶋広子君、奥山昭博君、中尾友紀君、片桐章浩君、藤本眞利子君、戸田正人君、東稔君、芝本和己君、井上直樹君、古川祐典君、尾崎方哉君、山本宏一君、後みつる君、姫田高宏君、中村協二君、岩井弘次君、松本哲郎君、中嶋佳代君、寒川篤君、メ木佳明君、北野均君、遠藤富士雄君、宇治田清治君、貴志啓一君、寺井冨士君、南畑幸代君、大艸主馬君、森下佐知子君、中橋龍太郎君、中拓哉君、多田純一君、東内敏幸君、山田好雄君、森田昌伸君、和田秀教君、浅井武彦君、浦哲志君、井口弘君、奥田善晴君。 〔各議員投票〕 ○議長(佐伯誠章君) 投票漏れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐伯誠章君) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了します。 議場の閉鎖を解きます。 〔議場開鎖〕 ○議長(佐伯誠章君) 開票を行います。 会議規則第30条第2項の規定により、立会人に奥山昭博君、古川祐典君、後みつる君、以上3人の諸君を指名します。 よって、3君の立ち会いを願います。 〔立会人所定の位置に着く〕 〔投票点検〕 ○議長(佐伯誠章君) 投票の結果を報告します。   投票総数   40票 これは先ほどの出席議員数に符合しております。 そのうち   有効投票   35票   白票      5票   有効投票中     賛成   35票 以上のとおり賛成が多数であります。 よって、本件は原案に同意することに決しました。   ------------- △日程第27 諮第1号 人権擁護委員候補者の推薦について ○議長(佐伯誠章君) 次に、日程第27、諮第1号、人権擁護委員候補者の推薦についてを議題とします。 市長から提案理由の説明を求めます。--大橋市長。 〔市長大橋建一君登壇〕 ◎市長(大橋建一君) 諮第1号、人権擁護委員候補者の推薦について御説明いたします。 和歌山市三木町堀詰42番地、谷口昇二君は、平成15年12月31日をもって任期満了となりますが、同君は人権擁護委員を歴任され、推薦基準にふさわしいと思われますので、引き続き法務大臣に候補者として推薦するため、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会にお諮りするものでございます。 何とぞよろしくお願いいたします。 ○議長(佐伯誠章君) 質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐伯誠章君) 質疑なしと認めます。 お諮りします。 ただいま議題となっている諮第1号については、会議規則第36条第2項の規定により、委員会の付託を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐伯誠章君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。 諮第1号を採決します。 この採決は、無記名投票をもって行います。 議場の閉鎖を命じます。 〔議場閉鎖〕 ○議長(佐伯誠章君) ただいまの出席議員数は40人であります。 投票用紙を配付させます。 〔投票用紙配付〕 ○議長(佐伯誠章君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐伯誠章君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を点検させます。 〔投票箱点検〕 ○議長(佐伯誠章君) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。 本件に異議のない諸君は賛成と、異議のある諸君は反対と記載の上、点呼に応じて順次、投票を願います。 点呼を命じます。 〔鳥居事務局次長・氏名点呼〕 松井紀博君、野嶋広子君、奥山昭博君、中尾友紀君、片桐章浩君、藤本眞利子君、戸田正人君、東稔君、芝本和己君、井上直樹君、古川祐典君、尾崎方哉君、山本宏一君、後みつる君、姫田高宏君、中村協二君、岩井弘次君、松本哲郎君、中嶋佳代君、寒川篤君、メ木佳明君、北野均君、遠藤富士雄君、宇治田清治君、貴志啓一君、寺井冨士君、南畑幸代君、大艸主馬君、森下佐知子君、中橋龍太郎君、中拓哉君、多田純一君、東内敏幸君、山田好雄君、森田昌伸君、和田秀教君、浅井武彦君、浦哲志君、井口弘君、奥田善晴君。 〔各議員投票〕 ○議長(佐伯誠章君) 投票漏れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐伯誠章君) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了します。 議場の閉鎖を解きます。 〔議場開鎖〕 ○議長(佐伯誠章君) 開票を行います。 会議規則第30条第2項の規定により、立会人に松井紀博君、中尾友紀君、井上直樹君、以上3人の諸君を指名します。 よって、3君の立ち会いを願います。 〔立会人所定の位置に着く〕 〔投票点検〕 ○議長(佐伯誠章君) 投票の結果を報告します。   投票総数   40票 これは先ほどの出席議員数に符合しております。 そのうち   有効投票   40票   有効投票中     賛成   35票     反対    5票 以上のとおり賛成が多数であります。 よって、本件は異議なしと決しました。   ------------- △日程第28 発議第2号 政府開発援助(ODA)の抜本的な見直しと削減を求める意見書案 ○議長(佐伯誠章君) 次に、日程第28、発議第2号、政府開発援助(ODA)の抜本的な見直しと削減を求める意見書案を議題とします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 貴志啓一君。--26番。 〔26番貴志啓一君登壇〕(拍手) ◆26番(貴志啓一君) ただいま上程されました発議第2号につきまして、提出者を代表して提案理由の説明を申し上げます。 本案は、政府開発援助(ODA)の抜本的な見直しと削減を求める意見書案でありまして、地方自治法第99条の規定により、内閣総理大臣、外務大臣、財務大臣及び経済財政政策担当大臣あて意見書を提出しようとするものであります。 文案はお手元に配付のとおりでございます。 何とぞ同僚各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。(拍手) ○議長(佐伯誠章君) 質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐伯誠章君) 質疑なしと認めます。 お諮りします。 本件は、会議規則第36条第2項の規定により、委員会の付託を省略することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐伯誠章君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。 討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐伯誠章君) 討論なしと認めます。 発議第2号を採決します。 本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐伯誠章君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は原案のとおり可決と決しました。   ------------- △日程第29 発議第3号 政府税制調査会の答申に関する意見書案 ○議長(佐伯誠章君) 次に、日程第29、発議第3号、政府税制調査会の答申に関する意見書案を議題とします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 メ木佳明君。--22番。 〔22番メ木佳明君登壇〕(拍手) ◆22番(メ木佳明君) ただいま上程されました発議第3号につきまして、提出者を代表して提案理由の説明を申し上げます。 本案は、政府税制調査会の答申に関する意見書案でありまして、地方自治法第99条の規定により、内閣総理大臣、総務大臣及び財務大臣あて意見書を提出しようとするものであります。 文案はお手元に配付のとおりでございます。 何とぞ同僚各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(佐伯誠章君) 質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐伯誠章君) 質疑なしと認めます。 お諮りします。 本件は、先例により委員会の付託を省略することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐伯誠章君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。 討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐伯誠章君) 討論なしと認めます。 発議第3号を採決します。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(佐伯誠章君) 起立多数。 よって、本件は原案のとおり可決と決しました。   ------------- △日程第30 発議第4号 政府はイラクへの自衛隊派遣をやめ、イラク復興を国連中心に切りかえるよう対応することを求める意見書案 ○議長(佐伯誠章君) 次に、日程第30、発議第4号、政府はイラクへの自衛隊派遣をやめ、イラク復興を国連中心に切りかえるよう対応することを求める意見書案を議題とします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 大艸主馬君。--30番。 〔30番大艸主馬君登壇〕(拍手) ◆30番(大艸主馬君) ただいま上程されました発議第4号につきまして、提出者を代表して提案理由の説明を申し上げます。 国際的な合意のない中で、米英軍は大量破壊兵器の存在を口実としてイラクへの軍事攻撃を開始し、圧倒的軍事力により大規模戦闘は終結しました。 しかし、その後の軍事占領の中で、米軍の死者は大規模戦闘時を上回っています。テロや戦闘状態が続いている米英軍の占領支援への自衛隊派遣に問題があることを指摘し、本案は、政府はイラクへの自衛隊派遣をやめ、イラク復興を国連中心に切りかえるよう対応することを求める意見書案でありまして、地方自治法第99条の規定により、内閣総理大臣、外務大臣及び防衛庁長官あて意見書を提出しようとするものであります。 文案はお手元に配付のとおりでございます。 何とぞ同僚各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。(拍手) ○議長(佐伯誠章君) 質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐伯誠章君) 質疑なしと認めます。 お諮りします。 本件は、先例により委員会の付託を省略することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐伯誠章君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。 討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐伯誠章君) 討論なしと認めます。 発議第4号を採決します。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(佐伯誠章君) 起立少数。 よって、本件は否決と決しました。   ------------- △日程第31 議員派遣の件について ○議長(佐伯誠章君) 次に、日程第31、議員派遣の件についてを議題とします。 お諮りします。 本件については、お手元に配付の写しのとおり派遣したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐伯誠章君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。 お諮りします。 ただいま議員派遣の件について議決されましたが、派遣場所、派遣期間等に変更があった場合、その決定については議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐伯誠章君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。 お諮りします。 ただいま議案等が議決されましたが、その条項、字句、数字、その他整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(佐伯誠章君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。   ------------- △総務委員会、教育民生委員会産業企業委員会建設消防委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続審査及び調査について ○議長(佐伯誠章君) この際、報告します。 総務委員長、教育民生委員長、産業企業委員長、建設消防委員長及び議会運営委員長から、会議規則第 103条の規定により、お手元に配付の申出書のとおり、閉会中の継続審査及び調査をしたい旨の申し出があります。 お諮りします。 各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査に付することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐伯誠章君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。 以上で本定例会の日程は全部終了しました。   ------------- △議長のあいさつ ○議長(佐伯誠章君) 閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。 本定例会は、去る9月10日開会以来本日まで、議員各位におかれましては、諸議案の御審議等に連日御精励を賜り、加えて議事運営に当たりましても御理解と御協力を賜りまして、ここに閉会の運びとなりましたことを心から厚く感謝申し上げます。 殊のほか厳しかった残暑も去り、錦秋の好季節を迎え、議員各位には一層の御自愛を賜り、市政発展と市民福祉向上のため、ますますの御活躍を御祈念申し上げまして、閉会のごあいさつとさせていただきます。 ありがとうございました。   ------------- △市長のあいさつ ○議長(佐伯誠章君) 大橋市長。 〔市長大橋建一君登壇〕 ◎市長(大橋建一君) 閉会に当たり、一言ごあいさつ申し上げます。 議員各位におかれましては、去る9月10日の開会以来、本会議あるいは委員会を通じて、連日慎重かつ熱心に御審議をいただき、まことにありがとうございました。 本定例会に提案いたしました一般会計補正予算案、特別会計補正予算案を初め、和歌山市長等の倫理に関する条例案等の諸議案につきましては、いずれも御賛同いただきました。厚く御礼申し上げます。 本会議及び委員会審議で賜りました御意見、御提言につきましては、十分に尊重、留意しながら、市政運営に全力で取り組んでまいる所存でございますので、なお一層の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。 これから日一日と秋の色が濃くなってまいります。スポーツの秋でございます。今議会でも御質問いただきました和歌浦ベイマラソンwithジャズが今月26日に開催されます。集計が完了しておりませんが、現段階でエントリーは昨年よりおよそ 1,000人多い 7,200人余りに達し、特に新たに設けましたハーフの申し込みが 1,650人と聞いております。私も、最短のコースであります2キロにエントリーいたしております。 天高く馬肥ゆる秋、食欲の秋ということで、つい食べ過ぎがちになりがちな季節ではございますが、議員各位におかれましては健康に十分御留意され、ますます御活躍されますよう御祈念申し上げ、閉会のあいさつといたします。 ありがとうございました。 ○議長(佐伯誠章君) これにて平成15年9月10日招集の和歌山市議会定例会を閉会します。     午後3時26分閉会   ------------- 地方自治法第123条第2項の規定によってここに署名する。  議長  佐伯誠章  議員  貴志啓一  議員  多田純一  議員  メ木佳明...