令和 4年 12月 定例会 令和4年12月
新宮市議会定例会会議録 第3日(令和4年12月14日)
---------------------------------------議員定数15名、現在員13名、
出席議員13名、氏名は次
のとおり。 1番 大西 強君 2番 大坂一彦君 3番 大石元則君 5番 岡崎俊樹君 6番
三栗章史君 7番 濱田雅美君 8番 東原伸也君 9番
久保智敬君 10番
榎本鉄也君 11番 竹内弥生君 13番 松本光生君 14番
屋敷満雄君 15番 福田 讓君
---------------------------------------欠席議員 なし。
---------------------------------------議事日程 令和4年12月14日 午前10時開議 日程1
一般質問 別冊
一般質問通告表 番号(5)から
---------------------------------------会議に付した事件 日程1
一般質問 別冊
一般質問通告表 番号(5)から(7)まで
---------------------------------------地方自治法第121条
の規定による出席者 市長
田岡実千年君 副市長 向井雅男君
企画政策部 部長
新谷嘉敏君
企画調整課長 峪中直樹君
商工観光課長 津越紀宏君 総務部 部長 稗田 明君 次長兼
秘書課長 南 守君 参事兼
防災対策課長 竹田和之君
総務課長 赤木博伯君
税務課長 安井正典君
市民生活部 部長 西山和視君
市民窓口課長 南 拓也君
生活環境課長 竹田和博君
健康福祉部 部長兼
福祉事務所長 福本良英君
保健センター長 西 洋一君
新型コロナワクチン接種推進室長 小内洋二君
建設農林部 部長 木村雅洋君
農林水産課長兼農業
委員会事務局長 生駒貴男君
熊野川行政局 局長 下路 拓君
住民生活課長 勢古口千賀子君
医療センター 事務長 奥 靖君
庶務課長 岡本真治君
水道事業所 所長 望月敬之君 消防本部 消防長 垣内一男君
庶務課長 中家茂樹君 教育
委員会 教育長 速水盛康君 教育部 部長 尾崎正幸君
教育政策課企画員 富田英之君
文化振興課長 栗林圭一君
---------------------------------------本会議
の事務局職員 局長
岸谷輝実 次長兼
庶務係長 辻坂有美
庶務係主任 中尾 愛 次長補佐兼
議事調査係長 岡崎友哉 議事調査係主任 大居佑介 第3日(令和4年12月14日)
---------------------------------------
△開議 午前10時00分
△開議
の宣告
○議長(
榎本鉄也君) おはようございます。 ただいま
の出席議員は13名であります。 定足数に達しておりますので、これより本日
の会議を開きます。 本日
の議事日程は、別紙にて配付いたしたとおりであります。御了承願います。
---------------------------------------
△日程1
一般質問
○議長(
榎本鉄也君) それでは、日程に入ります。 日程1、
一般質問を行います。 別冊、
一般質問通告表の番号5から順次発言を許可いたします。
---------------------------------------
△大西強君
○議長(
榎本鉄也君) 1番、
大西議員。
◆1番(大西強君) (質問席) 質問を行います。 質問
の趣旨は通告しているとおりですが、質問
の趣旨は、市長、教育長
の理念、その中で基本的な理念、行政
の公平性
の確保について。 なぜこれを趣旨にするか。行政あるいは我々議会は、
新宮市民が住んでいて幸せだと思えるまちをつくるために我々が活動する。私は昭和19年生まれですので、太平洋戦争
の真っただ中で生まれた。生まれたときは、旧
帝国憲法、そして昭和20年に敗戦を迎えて、戦争
の惨禍から、帝国主義から脱却して現在
の日本国憲法、平和、自由、平等。私は現在78歳ですが、ですから、ほとんどこの自由、平等
の社会で恩恵を受けてきたわけです。 そこで、私が子供
のとき、生まれたときは、同級生、友達なんかも、お父さんが戦死して親
のない友達も多くいたわけです。幸い私は、私
の父親が目が不自由だったもんで、戦争に行けない。その代わり、大砲を造るために、私
の父は鉱山で働いていたわけです。ですから、私は、戦争中、山陰
の島根県
の三瓶山というところ
の鉱山で腹へ入って、母親
の、生まれた
のが東北、仙台
の鉱山で生まれた。そして、1年後に敗戦して、父も母も三輪崎
の人ですから、三輪崎へ帰ってきた。それから中学校を出るまで十数年間、みんなが貧しかった。公平ということや。ですから、そこに住んでいて我々が幸せを感じるという
のは、平等だということなんや。その時分、自動車を持っている家庭なんかなかった。私
の家
の裏すぐ、
田岡市長のところから出たところ
のあそこは県道だった。国道は一番海岸側。私が中学生
のときに、私
の家
の裏
の通りが国道になったんです。しかし、舗装はされていなかったんや。ですから、そこにバスが通りますから、土煙がもうもうでね。だから、大きな農家でも、トラックを持っている農家なんてほとんどなかった。
リヤカー、
リヤカーいうたら自動車みたいなやつやけれどもね。車輪
のついた車へ箱を乗せて、それを人力で引っ張る。
リヤカーでみんな農作業をしていたんですよ。ですから、みんな貧しかった。 そのときから考えると、今、夢みたいな生活ですね。しかし、幸せを感じるかというたら、不満いっぱいでしょう。なぜか。格差があるから。ですから、人間が幸せを感じる
のは、貧しくてもみんな貧しい、そうすると不満を持っていないから、そのときそのとき楽しい思い出がいっぱいあるんです。ですから、人は公平に扱われるということが一番幸せ。ですから、差別
のない公平な、我々は、行政は、市民に対して公平な行政を提供するということは一番大事。それが行政
の基本だと思います。 そこで、そこへ列挙している事柄は、
人事評価制度の弊害、これは、新宮市が行っている
人事評価は、
差別制度ではないか。公平公正に評価ができるんか。
損害賠償請求事件、この事件
の取扱いに、これは議員間
の争いです。それに対する市長
の対応が公平か。新宮市
政治倫理条例、何
のために新宮市
政治倫理条例が設置された
のか。行政
の公平性を確保するために設置したんです。その設置したコンセプトは、行政
の公平性
の確保を目的として設置したんやね。 その中で、13名
の議員
の中で、市長が大石元則議員を人権擁護
委員に推挙したことは公平であるか。
公有財産無償貸付契約、新宮市が三輪崎区に対して、新宮市
の用地を無償で貸与したときに、その条件として建物は建ててはならないと、市当局
の許可がなくては建物を建ててはいけないという契約がありながら、現在、三十数件建物が建っている。40年にわたって特定
の人がこれを借りとる。借りたときは、用地だけという条件で借りている。それが建物を建てても地賃は上がっていない。これが公平か。 それで、項目をそれだけ上げているけれども、なぜ上げたか。
一つ一つの項目を質問するためじゃないんです。行政
の公平性
の確保についてどこへ飛ぶか分からん、話が。
総務部長、そのときに、通告していないと、
通告内容から逸脱しているからいうて議長に発言止められるんでね。どこへ飛んでもええように、それだけ列挙している。だから、今言うたように、ここへ通告している
のは、
一つ一つ行政の公平性が確保されている
のかと。例として、教材としてそこへ上げている。 そこで、この新聞、新聞社という
のは民間企業で市民なんです。しかし、みんな頭入れておいてもらわなあかん。市民や、だから新聞社を批判したりすることは我々は問題があるんです。しかし、人が人を評価する。これ
人事評価制度のことですよ。人が人を評価するときに公平に評価できる
のか。みんなそれぞれ、その人を好きだと、好きな人には、欠点も長所に見える。嫌いな人には、長所も欠点に見えるでしょう。そこで、教育長、韓非子
の愛憎之変
のフレーズを一つ書いている、そういうことです。 ですから、我々一般人は、他人を侮辱したり、他人
の名誉を毀損することは法律で禁止されているんや。事実
の有無にかかわらずや。本当
のことであっても。例えば、僕は
高校時代退学処分を食らっている。それは私自分から言うているんです。自分から言う
のは構ん
のや。だけど、僕が言わんうちに、人が、これ
選挙前でしょう、一般
の人が、あの大西、悪で、
高校時代退学処分を
食ろうたんやと、そういうことを言うたら、これ
名誉毀損罪なんや、それは事実であっても。ところが、我々議員、あるいは新聞社はそれが事実だったら構ん。
名誉毀損の不法行為は免除される。ですから、新聞社という
のは一般人じゃない。だから、我々、先に言うとかんとね、訴え出てきたりする。 なぜ言うかいうたら、新聞社という
のは権力者なんです。そうでしょう。「The pen is mightier than the sword」や。新聞社という
のは権力者。議員
の殺傷与奪
の権力持つわけ。だから、我々議員は市長を監督するんや、これ。監督しているんや。新聞社も、我々市長も議員も監督しているんや、これ。それで、大西
のやった行為
の事実を、悪い事実を大きく報道しようと、いい事実、手柄を小さく報道する
のも自由なんや、これ。だから、政治家という
のは、新聞社に対してなかなか苦情は言えないんです。 だから、今、ああいうインターネットで悪いうわさを流されて自殺したりする人も出ているじゃないですか。ですから、この侮辱罪も、罪を重くするように法改正もなった。そこで、この新聞社を批判するんじゃないですよ。
人事評価のこと言やんやで。人が人を評価するときに、評価するほうが正しい
のか。公平に評価しているか。その教材に言うんやで。なぜか。議員
の中でも何度も言うているのにね、新聞がこう報道するんや。議員
の中にも、セクハラ問題をいつまでもやっていると。議員間
の争いを議会でやるべきでないという意見があるて、意見あるやろ、言うとるやろ。ずっとこれ。大西に関する報道。名前書いてないやろ、これ。名前書いてなかっても、これは大西
のことやいう
のみんな知っとんるや。だから、我々
市議会議員は
選挙に立つときに、顔写真もポスターも、大西強と大きく名前を書いて貼っとるんやから、大西
のことを報道するときは名前を書いてくれと、かまんさかい。名前書いてくれたあたら反論できるんや。名前書いていないから、
名誉毀損にならん
のや。事実やないことですよ。新聞社でも事実やないことで、人
の名誉を傷つけることを報道したらあかんで。ほいたら名前を書いたあたら事実やないということをば主張できるけれども、名前、書いてないやないか、これ。 いいですか。私は、昭和50年、今から48年前に
市議会議員になって、その前は新宮
の警察官やったんや、新宮署
の。新宮市政に50年関わってきとるんやだ。その間、この新聞はこう書いとる。
新宮市議会では、長年にわたり
議員同士の個人的な争いにより、本来すべき住民
のため
の議論
の時間が潰されている
のが実情で、これを異常な議会と称されても反論はできないだろう。これ一番新しいやつや。
コロナ禍で大変なときに、また無駄な
議員同士の争いで、無駄な税金を支出すると。全て、これはずっと報道されているが、全部大西や。いいですか。長年
議員同士の個人的な争いにより、この48年間、
議員同士の個人的な争いで、大西を抜きにした争い、大西とは関係なくて、この後ろにおる
議員同士が争いらした覚えは、思い出そう思うてもない
の。議員同士やで。
議員同士の争いが起こって議会が紛糾する。必ず相手は大西や。大西
の相手は変わりますよ。だから、大西を批判しているんや、これ。 それはええわ。
議員同士の争いで、住民
のため
の議論
の時間が潰されている
のが実情で、これを異常な議会と称されても反論はできないだろう。反論するんや、今から。大西や、常に。
議員同士の争いがどうして市民
のためじゃないんですか。現在争っている
のは、大西と
屋敷満雄議員や。何が無駄な争いですか。
田岡市長が、新宮港
埠頭株式会社と新宮市と港
の土地
の売買契約、これが結ばれてたんや。10年後に買い戻す、11億円で。それを市長が5億円ぐらいまけたると言い出したんや。それで、議会が反対したら、それは元なんや、5億円まけたるということ話しやったんやだ。そんなことは許さんぞと言うたら、時間がたってきたんで、一応、その
支払い期限を先に延ばすいう議案を市長は上げてきたんや。そうでしょう。それで、大西は反対したんや。そしたら、採決で同点になったんや。そのときも
榎本議長は、同点になったから、議長裁決したんや。議長が裁決して契約どおり履行せえということで否決したんや、市長
の提案を。そしたら、市長が、強兄いやん覚えとけよと言う
のは分かるわだ。市長が提案してきた議案を大西が潰したんやから。その5億円誰が払うんないうて。市民に損害かけることやろ。反対したんや。ほいたら、
屋敷議員が覚えとけよ言うんや。覚えとけいうことは報復するということや。報復されやんや、今。 その覚えとけよ言いやるところへ、元
のこの
女性議員が大西にセクハラされたいうて訴えてったんや。それで、これ紛争になっとるんや。港
の土地を5億円まけるまけん
の個人間
の議員同士の争いが、何
の市民に関係ないことや。全て大西と議員とするが大変な問題
のときばっかりや。そうでしょう。
屋敷議員が、今、
三輪崎区長。その
三輪崎区長と新宮市と、あそこへ建物建てたらあかんという契約があるんや。その区長自らあそこへ建物を建てとるやろう。それはどうなと言うてるわけや。何が議員間
の争いが市民
のためにならん
のな。重大なことしか言わん、50年近く。 不正を、三輪崎
の港へ議会
の承認も受けんと何億も
の土砂を無断で入れて、業者から金もろうて、それを大西が追及する
のは、議員として
の当たり前
のことと違うか。そしたら、争い起こるんや。証拠もないのに、議場で何言やんな、侮辱した、
名誉毀損やって訴えてくるんや。裁判したら、ちゃんと裁判所へ汚職があったこと、証拠渡しとるわ。それが市民
のためにならん
のか。 これ見てよ。オリンピック
の問題、佐川元理財局長
の賠償問題、これはどこ
の市な、
新法救済法から、
市議会議員が焼却場
の、ここと違うで、よそやで、業者から7,000万円もろうて、市
の焼却場
の建設事業を特定
の業者にやらせて汚職で捕まっとるやないか。違うか。そしたら、時間がたってくから、この50年間
の間に大西が不正を、要するに個人間
の争いをやめたことあるんや。個人間
の争いが市民に関係ないと言うんやったら、大西だけや、
榎本議長は二十数年見てきたある、議会で
議員同士がもめる
のを。片一方は常に大西や。相手側はいろいろ変わるんや。 だから、市民
の皆さんに聞いといてもらわな。こうやで。僕が
当局提案に反対していたんや。そしたら、議員全部、大西、反対せなあかん。あんなん通したらあかん、やれやれ。おだてられて反対しとったんや。それで採決になったんや。そのときはもう30人ぐらいおるんや。二十何人おるんや。採決になったんやだ。そのとき共産党
の議員が2人おったんや。決を採って、賛成
の方は起立願いますと言ったらみんな立って、反対した
のは共産党2人と大西だけや。 それで、議員になったけれども、政治
の汚さにあきれて、議員は採決が一番大事や。
委員会でぐたぐた言うても何にもならん。採決が大事やになったんで、
一般質問をやめたんや。1年、2年、
一般質問せなんだ時期がある。そしたら、
委員会で、また別
のことやで。1年、2年たった後、また別
の件でもめたときに、僕が反対
のことをがんがん言うたんや。そしたら、その
先輩議員が、大西、おまえ、
一般質問らしたことない、おまえ
の一般質問聞いたことない。
一般質問せんとやね、陰でこそこそ言うなとどなりつけてきたんや。それで、何を言いやるんや、俺は
新宮市政のことで知らんことは何にもないんや。知り尽くしたある。知ったある
のに何で質問せんならん
のやと言うたんや。そしたら、おまえ、ああ言うたらこう言うて、へ理屈ばかりこねてと言われたんや。ああ、そうか。じゃ、知ったあることでも質問したらええんや
の。するわいうて。 それで、
一般質問を通告して、
総務部長に、あの土地、あの二束三文
の使い物にならん土地、誰から買うたんや。何する
のに買うたんないうて始めたんや。あんな道
のない土地を買ういうて、何に使うんなと。誰に頼まれて買うたんなと追及を始めたんや。ほいたら、
総務部長何いうて答弁した。道はあります。道、どこにあると言うたら、あぜ道や。ここで言う道という
のは、建築業法でいく3メーター以上
の道
のことや、車
の入る道路を言うんや。あぜ道らあったって、何
の仕事にも使えんやろう。そんな答弁するんやで、当局が。 そしたら、議長が、休憩。休憩して連れ出されて、やめよと。質問をやめよ、こらえたってくれ。何言やんないうて。ほいたら、そのときそれを追及する
のを
後援会長を呼んだあた。
後援会長は夫婦で2階から見やる。始まって間なしに休憩を取って、半日ぐらい、俺はやる言うし、向こうは止めるし、そして結局説得されてやめたんや。やめたということは
議員個人間
の紛争は収まったんや。そしたら、
後援会長が怒ってや。もうおまえみたいなやつは応援したらんいうて。それからずっと応援してくれへん、情けない。 なぜか。議長をするときに、その議員
の力を借りなんだら、その人を議長にできなんだ。
選挙したら1票差でなったけれどもね。だから、その人に頼んだんや、俺を議長にしてくれいうて。だから、その義理があるんで、その追及をやめたんや。ええことですか。個人間
の紛争は収まったんや。違うでしょう。そういう不正なことを市民に知らせる
のが仕事じゃないん。誰ができるんないうんやで。 だから、今、言うたように、1回、そういう義理で市民
の紛争を止めたけれども、それは悪いことやと思うで。違いますか。そこで、そういうことなんや。そこで、それは
榎本議長が議員になる直前やから、
榎本議長は知らん
のや。知っている
のは、今言うたように、この間辞めた議員や。分かってるやろ。真実というものは、大西がやったことを誰も知らんやろう。市長、あんた、縁
の下
の力持ちという言葉知ったあるか。知ったある
の。人には長所と欠点があるんや。物事には必ず表と裏がある。そうやろ。そこ
の立木
の葉っぱでも、表と裏があるんや。表はピカピカ光っとる。裏はがさがさや。必ずこの紙でも表と裏がある。物事には必ず表と裏がある。この
新宮市政の50年来
の表も裏も知り尽くした
のは大西しかないんや。 いいですか、市長。あんたを大西がおらなんだら、あんたは市長になってないやろうと言うたんや。それをビデオで見たんや。そしたら、後ろで、あんたを応援した議員は2人だけやった。今、3人やけれどもね。議員やで。現職
の議員であんたを応援した
のは2人だけやった。そしたら、それを言うたら、あそこからビデオを撮っとる。ほいで見たら、その議員がこうしている。あんたが、何でか言うたら、縁
の下
の力持ちやから。縁
の下で支えている
のが見えない。分かるやろ。表で運動していることは見えるんや。だから、
田岡市長は、大西がどんな苦労して
田岡市長を市長にしたか知らん
のや。本人は知らん。表に出えへん、縁
の下におるから誰も知らん。あんたを表で応援しやる
のは、こっちは陰で見やるから知ったあるで。今、彼は元県議会議員
の弟と熊野川町を回りやる。皆、知ったあるで、こっちは。どう応援しているか。本人は大西が応援している
のは知らんのに。知らんさか、誰
のおかげで市長になったんなと言う。 だから、真実をみんな知ってるんかやで。どうしてあんたを市長に、大西がいなかったら市長になっていないと言うたときに、それを
新宮市民でそのとおりやという
のは、
榎本議長一人だけやないですか。そうでしょう。知っている
のは。縁
の下、こうやって見やるで。縁
の下で見やった
のは
榎本議長一人や。違いますか。 この新聞、この
コロナ禍で大変なときに、裁判で
議員同士の争いで無駄な税金使ういうて批判されとるわ。のう市長、あんたもやで。あんたもこの間やで。元
女性議員に負けて33万円損害出したと。この損害は、33万円は
大西議員が責任あるから、そやから
大西議員に33万円請求する言うたやん。言うのにや、
大西議員、33万円は少ない金額や言うけれども、大事な税金やから、
大西議員に請求すると言うたんやで、あんた。そんなこと言うたか。教育長。その一つだけ触れるんや。そう言ったん違うで。この33万円は民主主義を守るため
のコストや言うたんや。民主主義を守るため
のコストとしては少ない金額やと言うたんや。そこだけ取るな。そうやろう。 今度、議員2人減らせいうて出てきたやろう。そしたらあかん、減らしたらあかんいうて、減らせという
のは否決されたやろう。民主主義を守る
のはこの2人やで。2人議員減らしたって構ん
のちゃうんか。2人減らしたら、1,200万円予算浮いてくるんや。減らすなと言うた
のは、民主主義
のコストからしたら1,200万円ぐらい安いいうことや。そやろ。そういうことやないか。 市民
の意見をあんたに、市長が立派で何も欠点がなかったら、13人も要らん
のや。一人も要らん
のや、あんただけに任しといたらええんや。だけど、権力者という
のは何をするか分からんから、主権者である市民は我々代表入れてあんたを監督しやるんや。そやから、人、皆、ここ
の議員も、職員も、市民も、大西が33万円損害をかけたいうて、
人事評価のことを言いやるんやで、教育長。そしたら、その前に大西が一般企業から新宮市に対する協力金2億円取ってきたやろう。2億円やで。大西
の能力と業績を誰も知らんげ。報道らされたことない。違うんか。大西がいなかったら、あの2億円は入ってないんや。大西は市民に2億円もうけさせたんや。ほんでこれ33万円損かけたんや。教育長、2億円取ってきて100点かいねと思うたら、まあ33万円と弁護士費用を入れたら100万円や。ほったらこれ0.5%やで。おまえ、全部合うたあるけれども、一つだけ間違うたある。99点。99点いうたらエースと違うか。2億円もうけさせて33万円損かけたさかいうて、33万円損をかけた
のを新聞でたたきまくられてやで。だから、大西
の能力と業績は全然市民に報道されん
のや。ちょっとした微々たる失敗を報道されまくる。こんな評価あるか。 あそこ
の蜂伏
の新宮南インターチェンジ、あれは金額に換算できんけれども、要った工事費だけで7億円や。大西がつけたんや。大西
の能力がなかったら、あれはついてない。みんな市長がすること。我々は市民に利益
のあることはせなあかんで、倫理的に。そやけど、我々は、当局
の監視監督しやるんやで。行政は、市長が責任や、第一義的にはね。そやけど、市長ができんから、大西
の力を貸してくれ、強兄やん
の力貸してくれ言うから、俺
の能力を貸したって、それでつけたんや。だから、大西がなかったらついていない。ほいたら、大西は市民に7億円もうけさせとるんや。それは誰も報道してくれん。誰も知らん
のや。それも知ったある
のは
榎本議長だけや。議長連れてったさか。 合併もそうやろ。誰も知らん
のや。だから、インターチェンジもテープカットしやる
のは、上野
のときつけたんやで。テープカットには、次
の佐藤さんや。ほんで建設部長や。俺、全然行ってない。合併
のときも行っていない。大西がどれだけ
のことをしたあると思う。大西
の能力と業績ら、ただ
の一度も報道してくれていない。していないところへ、33万円損かけたいうてたたかれるんや。だから、何で
榎本議長は大西をかばうかと。裏を知っとるからや。見えんところを知っているから、何で怒りやるか、何でそういうことをしたか知っているからや。知っている
のはほかに誰もおらん。 副市長
の家庭
のことを言うと悪いけれども、この前もちょっと言うたから。副市長
のお父さんは僕
の恩人や。言いやるやろう。副市長
のお父さんは、どえらい厳格で、大西がセクハラしたら、本当やったら玄関へも入れてくれんで。どえらい怖い人やった。だから、恩になった、なったけれども、大西は評判も悪い、そやけど約束したことはきちっと守ったあるから、信用あったんや。信用してくれたあたから、かわいがってくれたんや。僕は恩を受けたけれども、あだで返したあたら、何もかばってくれるはずないやないですか。だから、新宮港埠頭、新宮方式を完成させたで、大西は。どういうことな。したけど、副市長とこのお父さんがなかったらできていない。お金なかったらできへん。そういう恩。 そやから、みんな、何か
榎本議長、何しても大西
の味方やと言うけれども、違うと思うで。
榎本議長と俺は何
の利害関係もないんや。利害関係ないという
の違う、党派も違うもん。この間も定数減、久保議員ら反対したけれども、俺は賛成した。全然主義も違うし、違うけれども、何で大西を擁護するかというたら、裏を知っているからや。 大西が縁
の下で一生懸命に頑張っていることをみんな知らんから、ここへ出てきて偉そうなこと言うて、どうもならんて。あんな品
のない、落とせと書いたあるで、これ。この新聞やで。1票
の責任。政策や人柄重視。今度
の選挙ね、この新聞は人柄で選べ言うたんや。人柄で選ばれたら、俺が上がるわけないやないかい。違うか。むちゃくちゃやで。あの大西みたいに、ここで偉そうによ、あれやこれや、俺やったんや、俺やったんやと自慢こきまくりやる
のは、あんな人間大嫌いや、僕はね。人柄が悪い。裏を知り尽くしたあるんや。 そやけど、教育長、コノテガシワという木があるんや。何でコノテガシワいうかいうたら、コノテガシワ
の葉っぱは裏も表もぴかぴかしている。裏表がない。だから、子供
の手、赤子
の手は甲も手のひらも同じ色や。わがら年いってきたら、こっちは黒うて、こっちは白い。年いってきたら裏表が出てくるんや。子供
の手は純真や。当たり前や、利害がないから。だから、大西は子供
の手
のように裏表
のない人生を歩もうと決心しとるから、裏を出すんや、これ。裏表ないんや。そやけど、裏を隠して表を飾っている人は、人から見たらええように見えるから。にこにこしてよ。 だから、議会という
のはもともと
議員同士の争いでしょう。来年
の4月に
議員同士で争うんや。ほいて、ここへ来て賛成、反対、
議員同士や。いいですか。だから、なぜか。45年前に大西は県議会議員に立ったんや。そして、
選挙の間際になったら市長が議員
の中から擁立してきたんや。その議員はこの間
の選挙で最下位やって、ほんで引退表明したあたんや。引退表明。それとやったんや。ほいたら、当時4人立ったんや。4人立って、もう一人は県議会議長やで。もう一人は社会党
の委員長やで。4人立ったらこの議員がトップ当選や。市長が後ろ盾。そこで、ここでや、市長、タヌキや言うたった。ほたら、休憩と言われて、表へ引っ張り出されて、大西、市長は新宮市
のお父さんや。親に向かってタヌキとは何事な、訂正せいと怒られたんや。それで、僕は、何を言いやるんや、新宮市
のお父さんやったら、4人
の子供を公平にせんかい。その人も新人やったけれども、年は一番上やったんや。お父さんが長男ばかりかわいがって、俺、一番あかんやん。長男ばかりかわいがったら、弟
の息子はぐれる
のは当たり前なんや。分かるか。おやじもくそもあるか言うてやりまくったってん。そんなんやで。そやのに、ちゃう、ほいたらトップ当選や。そやから、そういう経験で公平にせなあかん
のかいうて。ほいで、結局、それをやったんで、2人おったから、片一方は実力者や、県議会
の。ほいで、1人でやって、市長は自分
の子分やな、県議会へ行かしておるから、県は新宮市
のことをいっこもしてくれん。してくれなんだ。ええんか言やんやで。新宮市
の選出
の県議会議員は
新宮市民が選ぶんやから、市長は公平にせいと。市長が肩入れしたら、そしたら市長に協力するはずなんや。そうじゃなしに、市長は公平にして、みんな
の力でせなんだら。 だから、大西は表に出ることないんや。この
新宮市政の必ず裏表、なぜあの人が市長になったか、なぜあの人が落選したか、あの問題はどうなったか、それを必ずこの20年来、
榎本議長に言うんや。それは、先に言うていくことは分析しやる。これはこうなるぞと。なんで、あんたを市長に応援した。対抗馬は同級生で同じクラスや。なんでか。45年前に港へ反社会勢力
の荷役業者を連れてきたからや。同級生でクラスメイトやっても、僕はあかん。 それで、純粋なあんたを擁立した。だから、40年前
のその出来事がずっと大西を引っ張っていくんやで。とにかく公平やなきゃあかん、行政いう
のは。正義を通すんやだ。それで、あんたを、純粋やから。そしたら、大西、あんた無責任やと。あんな行政も政治もやったことない者して、片一方は大物やろう。自民党県連
の幹事長や。それを、素人を市長にして言うて攻撃を受けた
のは俺やのに。そのあんたが4期目やで。あんな無責任やいうて、大西を攻撃しまくってや、そのした人が、今あんたを応援しやるんやで。ほいたらこれどうなるんや。4期しやるんや。 そこで怒る
のは、これからこの項目も言うけれども、別に大西に応援してもろうたさかいうて、大西
のポリシーを全部聞けら言いない。聞いてくれんでも構んよと。そやけど、大西が意見を言うたら、御意見伺いましたと、検討しますと言うてくれたらそれでええんや。一々一々恥をかかせてや、
人事評価は地方公務員法で義務づけられたあるんやとか、それはもうクリアした。義務規定やないで。何でそれに8年もかけたかというたら、義務規定やったら、あんたはS、A
の給料を上げると言うたから。義務規定やったら、その成績を給与に反映しなければならないと書いたあるから、あんたが提案してきたときに、この議員らが義務規定や思ったあたら議案通っていくやないか。だから、義務規定やないんやで。やっとみんな全員が義務規定やない
のを理解したんや。8年。8年かかってやっと義務規定やない。 ほんで、あんたは
人事評価は民間では当たり前や。民間では当たり前や言うたんやで。誰もそんなこと聞きない。民間は
人事評価やりやる
のは知っとる。僕は公務員に対して、公共に対してこんな査定基準が曖昧な
人事評価をやったら
差別制度と違うかということをずっと説きやる、市長。だから、あんたは、
人事評価は民間で当たり前と言うてるんや。民間やったら、あんた、市長に座ってられん。民間
の常識を言うんやったら。のう、市長。あんたはここ
の株式会社
の社長や。そうでしょう。市民は株主や。株主総会で社長を選ぶときは半数
の株主
の出席で、そのまた半数
の信任得なんだら、社長になれん
のや、民間は。ここに2万7,000人や、有権者。違うんか、人口、どんなけな。今、有権者、何人ぐらいなんですか。2万1,000人か2万2,000人ぐらいあるんかな。あるやろう。とにかく、この間
のあんた
の市長
選挙、過半数
の市民は投票したんや。そのうち
の過半数が7,500や。7,500取ったか、あんた。取っていないやろう。民間
の常識やったら社長になれん
のや。そういうこっちは聞きないのに、民間では当たり前やと。市長、そやから、民間は、成績は売上高とか契約やとか、そういうものである程度数値化できるけれども、市役所
の職員
の能力・業績らをどうしてできるんなと。
○議長(
榎本鉄也君) 会議中ですが、10分程度休憩いたします。
△休憩 午前11時02分
---------------------------------------
△再開 午前11時16分
○議長(
榎本鉄也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
一般質問を続けます。 1番、
大西議員。
◆1番(大西強君) (質問席) 質問を続けます。 教育長、市民から大西さん
の質問は難しくて分からん、市民にちょっと分かるような質問をしてくれと言われたんで。僕は市民に質問しやるんと違う。僕は教育長に質問しやるんやで。教育長が分かったらいいんや。そうでしょう。僕は若いときから、31歳で議員になっとるから、子供
の保育所
の保護者会長とか議員は持たされるでしょう。演芸会や学芸会で挨拶させられるときに、来てる父兄に挨拶してええんか、子供に分かるように挨拶してええんか悩むんや。難しいで。そやから僕に任せてくれと。それで、教育長に質問しやるんで、教育長は国語
の先生やから、教育長が分かったらええんや。 市長は政治家や。だから、市長は
選挙を考えんならん。教育長は
選挙を考えんでもええんでね。だから、社会福祉協議会は
人事評価をやめたんや。市長
の人事権が及ばん。あなたも基本的には独立執行機関やから、教育
委員会
の人事評価、やめられるんや。いいですか。だから、市長が教育長を指名して、我々が選んだんや、市民
の代理で選んだんや。それで、そこへ座ったあるんや。だから、教育長は、例えばこの
人事評価は職員
管理に有効や思ってしやるんかも分からんけれども、これはまずいなと思っても、市長に指名されとるんで、市長がやっている以上、同調せなあかんと、市長に義理感でしやるかも分からん。そうでしょう。市長に指名されたからや。だから、市長に気を遣うんや。 市長が大石元則議員を人権擁護
委員に指名したんや。ほいだら、大石元則議員は
田岡市長に人権擁護
委員にしてもろたんや。こっちは
田岡市長を監視・監督せんなん。
田岡市長の義理になったら、言いたいこと言えんやろう。それで、法的に議員から出さなあかんやつについては、あくまでも市長が指名せなあかん
のやで。そやけども、そうなってくると、議員がポスト欲しさに議長にごますりやったら、監視・監督できんやないか。だから、どうしても行かんならんやつは、議長
の推薦がなかったらあかんで。 それで、議会やで、議員が出る場合、議長は各会派に3人やったら3人
の委員を出さんならん、各会派から推薦してくれ言うて。そして、慣例として、市長に言うて、市長が指名しとるから、監査
委員も行きやるやろう、都市計画審議会も行きやるん違うか。まだちょっとはある。それは何でか言うたら、市長
の義理にならんように。市長にポストを与えてもろたら、市長
の顔色見るやろ。だから、公平性がない。全部、大西が議長
のときにやってきたんや。それで今、誰も行っていない。そやのに、今度、大石元則議員を人権擁護
委員に推薦したんや。
田岡市長、これ来てから10年余り。
新宮市議会で人権啓発
の大切さを活動してきた
のは、大西より活動しやる人、大石誠之助、名誉市民にするときからずっと、なぜ大石誠之助を名誉市民にせんならんかずっと説いてきやる。だから、人権思想を啓蒙した大石誠之助を名誉市民にすることによって、人権
の大切さをみんな学ぶことになると、ずっとやってきたんや。大石議員がそんな人権
のことを言いやる
の聞いたこともないし。 それで、なぜ大石誠之助を名誉市民にするか。いいですか。
田岡市長を市長に押し上げた貢献者やろう、大西は。そしたら、大石誠之助を名誉市民にしてほしいと言うてた、研究している先生らは
田岡市長を応援していない。違う人を応援したある。だから、頼みに行ったら市長に蹴られたんや。そしたら、彼らは大西さんに頼んだら、
田岡市長は大西さん
の言うことを聞くやろうと僕
のところに来るんや。そやけど、その政策が僕は嫌やったら蹴りますよ、僕は人に頼まれたって。第一、僕をば応援してくれたわけじゃない。違う
のを応援しやるんやから。 だから、ええことやと、大賛成やと。そやけれども、俺が
田岡市長に頼んで、
田岡市長がオーケーしても議会は否決されるでと、俺が動いたら。だから、影響力がある相手側に頼みに行ってこいと、向こうへ行かせた。それで、僕は裏や。
一般質問もしたし、賛成討論もするで。するけれども、俺、あっち表出せと。そうせなんだら議会が通らん。それで、案の定、否決されたんや。粘って粘って7年後にしたんや。そういうことなんやで。 だから、
田岡市長を応援したばかりに頼まれるんや。僕は人にものを頼まれたら、嫌やいうてよう断らん
のや。だから、この
人事評価も、
医療センターの看護師さんに、田岡頼むぞ、頼むぞ言うたんや。ほいたら、田岡に投票してくれたんやろうな。そしたら、
人事評価する言うたんで、僕
のところに来るんや。やめさせてくれいうて。何でか田岡を応援したから来るんや。これやめてくれ言うたら、あかん。やめん
のや。分かるやろう。物すごいつらいで、応援したばっかりに。そういうことなんです。 合併
のときは、市長は上野市長やったんや。上野市長を応援した
のは大西一人、議員で。だから、合併対策
委員長は、上野は絶対判を押さん
のやから。上野に判を押さそうと思ったら大西に頼まなあかんて、僕
のところに来るやろう。それで、大西と上野と。だから、裏は皆知らん
のや。ほいだら、大西は上野や。強兄やんはどんな協力もすると言っておいて裏切ったいうて。相手方いったというて。何を言やんないうて。おまえがあかんて言うんやったら、あかんて議会で言え言やんのに、やりますと言ってやっておいて、判をつくようになってから嫌やいうて通るかてなったんやだ。そんなことは通らんぞというて。こうせえ言ってもあかん。 そしたら、違うんや。
後援会長が来たんや、僕
のところへ。合併して、強君、上野が再選されるかね言うから、無理やろ
のと言うたった。そんなんやったら辞めるわ言う。自分
の選挙で上がるか上がらんかで許せん
のや、そんなもん。裏がそうなんや。知っとる
のは
榎本議長や。裏を知ったあるんや。だから、大西やなかったら、合併はできていないんや。大西が自分
のした実績ら自慢らする
のは大嫌いや。そやさかい、合併
の言うてないやろう。だから、説明したりやるやないか。あんな連中おるから。分かるね。新聞でよ。こういう信用がないようになったら、大西
の意見は。 教育長、この教員
のセクハラ問題、平成27年に僕は
一般質問しとるんや。分かる
の。とにかく後ろでよ。許せんで。誰も自慢したないんや。大西
の信用がなくなったら、大西
の意見を初めから聞いてくれん
のやから、仕方なしに言うとるんや。だから、この教員
のセクハラ問題、平成27年言やるんやで。そのときセクハラで処分を受けた
のは207人やったんや。今、280人超えてきたあるんや。どんどん増えてきやる。セクハラ問題を問題にして質問している大西が、セクハラしたというて、誰が聞いてくれるんや、意見。そうやろう。後ろでよ。ほんまにくずが。それで説明しやるんや。裏、だから
人事評価のこと言いやるんや。表と裏あって、縁
の下
の力持ち、縁
の下で一生懸命やりやる人
の功績は、それがあって物事は成功するんやけれども、縁
の下でやりやる人は、その業績は評価されん
のや。大西は構ん
のや、されんでも。それが信念やから。 ところが、こんなにしてこのセクハラ
のぬれぎぬを着せられて、そうやろう。セクハラは人権侵害やいうて、子供にも人権あるんやいうて、こんなこと許さんと言いやる大西が自分がセクハラしやったいうて、誰が意見を聞いてくれるんな。それをまだ言うとるんや。あんたとこの裁判でよ、いいかげんにせなあかんで。新宮市
の弁護士は新宮市
の代理人や。屋敷
の代理人と違うんや。公平に言わんかい。どういうことな。 この間この説明したやろう。これ、侮辱発言やない言うんや。
名誉毀損に当たらない言うんやで、ここ
の弁護士は。だから、教育長、国語
の先生や。「原因は何か言うたら、誰が見てもお手々なんや。お尻を触ったお手々なんや。それがセクハラになったあるやないかいうて書かれとるやないか、判決で」いうて。女の子
の尻を触る
のは痴漢やろう。痴漢と違う言うんや。痴漢と同義やない言うんや。大西はセクハラで痴漢や言われとるけれども、セクハラと痴漢は同義やない。新宮市
の弁護士やで。屋敷
の弁護士が言うんやったら、まだ話は分かる。両方とも市民
の代理人やから、新宮市
の弁護士は偏ったらあかんやろう。弁護士は、皆、弁護士偉い思たある、何を言うとるんな。 昨日、がん
の検査を受けてきたんや。3か所や。食道は消化器外科、のどは頭頸部外科、乳がんは乳腺科、三つ分かれたあるんやで。医者言うたら医者やけれども、全部専門があるんや。ええか。あんたところ
の弁護士は行政法にはたけたあるか知らんけれども、
名誉毀損もセクハラも刑法犯罪や。俺、元和歌山県警
の刑事や。刑事主任や。刑法は俺
の専門。専門家
の意見聞かんとや。セクハラあったいうて判決下りてないやないか。これ、教育長、そこへ韓非子
の書いとるけれども、市長、矛盾という言葉知ったあるやろう。盾と矛、これも韓非子
の故事や。ええか。 科学は実験するんや。理論立てて実験するんや。ほいで、実験で理論が正しいかどうか
の実験をする。政治、倫理は実験できんやろう。どうするんな。歴史から学ぶんや。そうでしょう。こういう事件があった、その結果、どうなった。今、歴史や。ロシアがウクライナに攻め込んどるんや。今、最中や。評価できへん。この結果、プーチンが勝つんか、プーチンが失脚するんか、これ見やる。まだ終わっていない。それで、歴史から学ぶやろう。 だから、我々は何が正しいかは分からん。市長
の価値観と大西
の価値観は違うんや。だから、大西はこの
人事評価はあかんと、公正に評価できない。なぜか。孔子、こういう思想家
の理論、そういうものをやる、あるいは自分が、これ、今、セクハラ問題、ぬれぎぬを着せられたある。それで、当局、すると、当局はことごとく市長は大西に不利な発言をする。そやけれども、真実を知っている
のは大西しかないんや。分かるでしょう。 みんな、優秀な人やから、冷静に聞いてくれよ、後ろも。
市議会議員でもしようか思いやるんやから。だから、冷静に聞いたらええんや。大西が局
の職員と話しやった。そしたら、彼女が、「
委員長、旅行日程できました」「ああ、そうか」言うて、「これでどうですか」と言うてここへ来たんや。「どらよ」言うたんや。言うたとき、手はこうや。それが当たったんやね。そしたら、彼女はセクハラされたと思ったんや。思ったらセクハラされたんや。思う
のは自由や。ところが、大西は何
の関心もない。「どら」言うたときに偶然当たったんや。そやから、ここでや、裁判になったら、大西はその女の子
の尻をば関心を持って触ったのに、俺は知らんと当たったんや言いやるから、本当に大西
の言うとおり、何も知らん
のかどっちか。知っとん
のは大西一人や。違うか。誰も知らん
の、そやろう。その大西が、私は本当に知らん
のや、何
の関心もない、「どらよ」とこうしたんや、それだけ
のことやで。 そやけど、彼女は女性やから、不意に大西
の手が尻に当たったときに、当たったと、セクハラされたと感じたんや。そやから、大西は何
の関心もないし、触る気もないし。それが本当なんや。それは本当なんやと言うても信用してくれん
のや。関係ない
のが、触ったんやと。触ったらセクハラやないかいいうて。 そこでや、そこへ通告しとる韓非子
の故事。市長、彼女がそのちょっとした接触をセクハラされたと感じたということは、大西を信用していないからや。そのとき、その
女性議員と会派を組んだあた
のは、その会派組んだあた
のも、うちへ招待して御飯食べに行くということは一緒に招待しとるんや。その会派を組んでいるその男性議員がもしそういう状態で彼女
の尻へちょっと当たっても、彼女はセクハラされたと思うかな。それが、仲良く毎日議会が始まったらしょっちゅう一緒に食事をしやった子がなぜ変わったか。それは前
の西側駐車場
の払下げ問題や。なぜ分かるかいうたら、そのときに彼女だけ来なんだんや。それで聞いたんや。どうしたんや、彼女、何で来なんだんやと聞いたら、その払下げ
の反対派
の議員と、キャプテンと一緒に御飯を食べに行きやったと言うてた。僕は賛成派
の急先鋒やろう。そこで彼女は変わったんや。ほいたら大西を信用できんようになった。 そこで、もう時間ないんで、最後にそれを説明しておきます。その韓非子
の、そこへ載せてる。いいですか。今、僕が説明したことやで。「故に主に愛有れば、則ち智当たりて親を加え、主に憎有れば、則ち智当たらず、罪せられて疏を加ふ」市長、その「主」という
のは市長
のこと。王様
のこと。
人事評価のことを言やんやで。
人事評価がいかに。 この故事です。教育長、弥子瑕という家来、ここで言うたら
総務部長や。弥子瑕は衛
の国、新宮
の市長に仕えていたんや。この韓非子という
のは法治主義者なんです。僕は好きじゃない。ないんで、そやけれども、この韓非子
の主張や。ほいだら、その王様は、無断で王様
の車へ乗ったら足を斬り落とすぞという規則をつくった。ほいだら、その家来、弥子瑕という家来を王様は物すごく寵愛していたんや。ほいだら、その家来
の母親が倒れたと。病気で死にそうやという連絡が入ったんで、守衛に王様
の許可を得たあるからいうて、王様
の車で駆けつけたんや。そしたら、その王様は弥子瑕は偉いやつやと。足を斬り落とされる
のを覚悟で俺
の車で母親を見にいったと。親孝行や。褒めて褒美を取らしたんや。そう書いたある。 そのときは、家来は優秀やと評価したんや。ところが、この王様はこの家来を信用できなくなったんや。嫌いになったんや。なったら、あの弥子瑕はうそを言うて、俺
の車を無断で乗って行ったと。それで罰を与えたんや。この家来は、やっていることは同じことやのに、王様がその家来を好きか嫌いかで、好きなときは褒美を取らせて、嫌いになったらそれを理由で処刑する。それで、この韓非子は、だから、王様
の、君主
の、市長
の進言するときは、市長
の顔色を見いもうてせなあかんでと書いたある。そうや
の。分かる。だから、王様に、市長に評価されようと思ったら、人間、どうしても市長に好かれなんだらあかんということや。ごまをすらなあかんということや。 その故事、こういう2,000年も続いているこういう成句は真理
の一つでもあるんやで。この間、性悪説を言うたけれども、そういう人間
の出来事をこういう思想家が判断するんやね。だから、この間言うた性悪説
の荀子は、法律らで縛ったって、教員みたいにどんどんセクハラする不正な教員が増えてくると、やっぱり倫理を教えなあかんという
のは、荀子
の説。孟子もね。だから、この韓非子は、そんなこと言いやったらまとまらんから、徹底的に法律で規制して、破る者は徹底的に処分せえと。それが国を平和に統一できることやという主義なんや。法治絶対主義なんや。法律で縛れと。そういうふうに政策にはあるんや。 だから、これを読んでいたら、この韓非子
の主張は今
の中国
の習主席
のやり方とよく似てるんやね。だから、オミクロン株で中国はもめているのに、物すごい規制が厳しいやろう。それで問題が起こっているわね。だから、ああいう
のを見て、ところが2,000年たった今になったら、大体評価される
のは、荀子や孟子
のやっぱり倫理を教育で子供
のときに教えとかなんだら、法律ではなかなか取り締まりできんという
のが、そっち
のほうが評価されとる。この韓非子
の法治主義は、なかなか普及せんというか、評価されてないんで。そういうことで、こういうふうに、幹部が、権力者が部下を評価するということは、どうしても権力者
の感情が入る。だから、侮辱発言やとなってん。 横道へそれたんで、あんなことぐたぐた言うとるから、また次
の機会に港
のことも三輪崎区
のことも言います。 終わります。
○議長(
榎本鉄也君) 会議中ですが、午後1時まで休憩いたします。
△休憩 午前11時48分
---------------------------------------
△再開 午後1時00分
○議長(
榎本鉄也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
一般質問を続行いたします。
---------------------------------------
△大坂一彦君
○議長(
榎本鉄也君) 2番、大坂議員。
◆2番(大坂一彦君) (質問席) マスク、御無礼します。 それでは、よろしくお願いいたします。 本定例会、12月定例会
の初日に議員定数削減
の議決を求められ、私は、将来
の新宮市をも見据え、そのためには、今は現状
の定数を確保しておくべきと
の自分
の考えで、信念を持って反対
の討論をさせてもらったんですが、その様子を有り難くも私を御支援くださっている方がネットで見ておられたようで、その晩にお電話をいただきました。「丁寧にしゃべろうとしているのはよう分かったけれども、俺に説明してくれたときに言うていた言葉がなかったけれども、あれはどうしたんな」と
のことでありました。討論
の際に書き留めておいた文言が抜けておったんです。「あんた
の考えは、俺はこうやって聞けるから理解もできるし、意見もできるけれども、ただ単に賛成、反対や、あかんで。市民に丁寧に説明をちゃんとせんと分かってもらいにくいで」と助言くださった
のが、この方であります。 そこで、反対
の討論
の際に抜けてしまった言葉を、恐縮ながらこの
一般質問の冒頭
の時間を拝借し、お伝えさせてください。 あのとき抜けた
のは、「身を切る改革について」
の部分で、「私
の考えとして
の身を切る改革は、定数を減らして議員
の考え方や発言
の機会、また頭数を減らすようなことはせず、定数はそのままにして、我々議員
の報酬を下げるという考え方でどうであろうという
のが私
の考えであります。私
の中
の身を切る改革ではないか。ただ、それについて、また動議を重ねる
のではなく、そこは
議員同士でしっかり議論し合って決めていくことではないかと思っています」という部分であります。この件に関しては、一応
の決着を見ました。さらに今ここで、それについて足したり引いたりはいたしません。抜けてしまった部分だけをお伝えさせてもらって、今回
の一般質問へと進ませていただきます。よろしくお願いします。 それでは、今回も市民
の皆さんと同じ目線を大切にしながら、
一般質問をさせていただきます。 初めに、毎回この件についてはお聞きしてまいりました。今回もお尋ねいたします。 まずは、新型コロナウイルスについてであります。 飲み薬が承認されたり、重症化リスクが低くなってきたことで、以前より多少悲壮感は薄くなりつつも、最近
の県から発表される新規感染者数は、また4桁近く数える日もある昨今、さらには、年明けには第8波
の到来かとも報道がなされております。市民は年末年始を迎えるに当たり、いまだ不安な毎日であります。このような状況で、3年もの長きにわたり大変な御苦労をいただいて日々
の診療や業務に携わってくださっている医療従事者
の方々へ、まずもって心より感謝申し上げます。本当に御苦労さまでございます。 そんな中
の医療センターに、まずはお聞きします。 少し前、
医療センターでクラスター発生と
のことを聞きました。その後から現在まで、
医療センターの状況はいかがでしょうか。また、このコロナがために他
の診療科
の受診に支障を来すようなことはないでしょうか。
◎
医療センター庶務課長(岡本真治君)
医療センター庶務課、岡本より答弁させていただきます。 11月
の初旬と中旬に病棟や医局内でクラスターが発生し、外来診療や救急で受入れ制限をかけることになりましたが、11月25日に通常どおり復旧しております。 それ以降、特に診療科
の受診に支障を来すような事例は確認されておりません。
◆2番(大坂一彦君) ありがとうございます。 医師、看護師
の方々
の仕事も様々な御苦労はおありだと思いますが、今は混乱することなく通常診療されておられる。安心して受診いただけると考えてよろしいですね。
◎
医療センター庶務課長(岡本真治君) 現時点では特に混乱することなく通常診療を行っておりますので、安心して受診いただければと思います。
◆2番(大坂一彦君) 安心しました。 改めまして、先生方、看護師さんをはじめ、事務作業をされる方々を含む医療に従事しておられる方々に心から敬意を表しますとともに、引き続き、市民
の安心・安全
のために御尽力賜りますよう心よりお願い申し上げます。 続けます。 これは保健センターにお尋ねします。 前回
の9月議会で、感染者
の全数把握
の見直しと同じく感染者
の自宅療養期間
の短縮、療養中
の外出に関する見直し案が発表された旨、御答弁いただきました。その後、新たに発表されたり、市民が押さえておいたほうがいいような情報はありませんでしょうか。
◎
保健センター長(西洋一君) 保健センター、西より答弁させていただきます。 9月議会で答弁させていただきましたとおり、感染者
の全数把握、感染者
の自宅療養期間
の変更はございません。自宅療養期間は、感染者は7日間、濃厚接触者は5日間
の自宅療養となっております。 市民
の方にお願いしておきたい
のは、年末年始、帰省される方も多くいらっしゃると思われ、会食される機会も多くなると思われますが、感染予防
の基本でありますマスク
の着用、手指消毒、お部屋
の換気等を行っていただき、感染リスクを減らしていただきたいと思っております。
◆2番(大坂一彦君) それでは、前回お聞きしたとおり、感染者
の自宅で
の療養期間は、症状がある方は7日間、無症状
の方も基本7日間だが5日目に抗原検査等で陰性
の場合は、翌日に自宅療養が解除となるということでしたよね。 そして、療養中
の外出については、症状
のある方は症状が軽快してさらに24時間を経過してから、マスク着用など
の感染対策をしっかり取って公共交通機関を使わず、食料品等生活に必要なもの
の購入に限り外出できるという認識で、今日現在はよろしいですね。
◎
保健センター長(西洋一君) 今日現在も議員がおっしゃるとおり、感染者
の自宅で
の療養期間は、症状がある方は7日間、無症状
の方は7日間だが5日目
の抗原検査等で陰性
の場合は、翌日に自宅療養が解除となります。 また、療養中
の外出については、症状
のある方は、症状が軽快してさらに24時間を経過してから、マスク着用など
の感染対策を取って公共交通機関を使わず、食料品等生活に必要なもの
の購入に限り外出ができるものとなっております。9月議会で答弁させていただきましたとおり変更はございません。
◆2番(大坂一彦君) 御丁寧に恐縮です。了解です。 3年余りが経過し、この
コロナ禍のフェーズは変わってきたとはいえ、市民はいつ誰が感染してもおかしくない現状へ
の不安、そのときにどう対処、対応したらいい
のか分からないという不安はいまだに持っておられます。どうか、そんな不安な市民
の受皿であっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
◎
保健センター長(西洋一君) 全国的に感染者が増大しております。新型コロナウイルス感染症につきましては、和歌山県が主体となって対応していただいておりますが、市民
の方
の不安等
の相談など、いろいろあると思われます。 保健センターとしましても、いつでも御相談に対応できるように準備はしております。相談内容によっては、再度、県
の担当にお電話していただくことになることもあると思われますが、その点は御理解いただいた上で、少しでも安心していただけるよう対応してまいります。
◆2番(大坂一彦君) 何とも心強い御答弁ありがとうございます。 引き続きどうぞよろしくお願いいたします。 続きます。 新型コロナワクチン接種推進室にお尋ねします。 現在、早い方では5回目
の接種を推進されていますが、現在
の接種状況はどのような状況ですか。
◎
新型コロナワクチン接種推進室長(小内洋二君) 新型コロナワクチン接種推進室、小内より答弁させていただきます。 現在
の接種状況についてですが、本市におきましては、10月3日以降、オミクロン株対応ワクチンをメインに接種を進めているところでございます。 当初、市内
の医療機関で
の個別接種により実施しておりましたが、その後、3回目以降
のワクチン
の接種間隔が5か月から3か月に短縮されたことで対象者が短期間に増加し、医療機関
の負担が大きくなることから集団接種も実施しているところでございます。 なお、12月11日時点で
のオミクロン株対応ワクチン
の3回目から5回目まで
の合計接種率は27.26%となってございます。
◆2番(大坂一彦君) ありがとうございます。 なるほど、このワクチン接種ですが、3回目を済まされて4回目へ
の接種に戸惑いを持たれている方が結構おられるようなんですが、そのあたり、どのようにお感じでしょうか。
◎
新型コロナワクチン接種推進室長(小内洋二君) オミクロン株が主流となり、従来株に比べ重症化率や致死率が低くなっていることなどから、感染症へ
の危機感が薄らいでいることも大きな理由
の一つと考えております。全国的に感染者が増加する中、これから年末年始を迎え人と
の接触機会も多くなることから、オミクロン株対応ワクチン
の有効性を理解していただき、早期にワクチンを接種することを検討していただきたいと考えております。
◆2番(大坂一彦君) そういうことですよね。 前回
の御答弁で、4回目接種は重症化予防を目的として実施されていますといただいています。今も同じスタンスで市民に接種をお勧めしているんですよね。
◎
新型コロナワクチン接種推進室長(小内洋二君) 議員御指摘
のとおり、4回目
の従来型ワクチン
の接種につきましては重症化予防を目的として実施しておりましたが、オミクロン株対応ワクチン
の接種が始まってからは、現在流行しているオミクロン株に対して、従来型ワクチンを上回る重症化予防効果や短い期間である可能性はあるもの
の感染予防効果や発症予防効果に加え、今後
の変異株に対しても有効である可能性が高いとして接種を推奨しているところでございます。
◆2番(大坂一彦君) そうなんですよね。 そんな中、先日
の報道で、感染法上
の位置づけを今
の2類からインフルエンザ相当
の5類へ引下げかなどと予測めいたことが報じられておりました。また、先週土曜日
のオンライン
の読売新聞
の記事で、コロナワクチン
の無料接種見直し議論へ検討を進めるとも書かれていた
のですが、これら
の話が進んでくると、ワクチン接種はもちろん治療費も自己負担となり、なかなか接種が難しくなる
のであったり、いわゆる受診控えが増える
のではとも懸念されますが、推進室へそのような情報は入っていませんか。
◎
新型コロナワクチン接種推進室長(小内洋二君) 新型コロナ感染症
の治療費と新型コロナワクチン接種
の接種費用につきましては、それぞれ感染症法と予防接種法上
の位置づけに基づき費用負担が決められているところですが、12月2日に感染症法と予防接種法
の一部が改正されました。感染症法
の改正につきましては、附則に新型コロナ感染症
の位置づけについて速やかに検討する規定が追加されたことで、今後、現在
の2類相当とする位置づけ
の見直しに向けた議論が加速するものと考えております。 また、予防接種法
の改正につきましては、コロナワクチン
の位置づけについて、これまで同法附則第7条において特例臨時接種としていたものを、改正後は、同法第6条第3項
の臨時接種として見直すもので、接種に係る費用について、現時点では、令和5年3月31日まで国が引き続き全額負担することとなってございます。今後も国
の動向を注視し、情報収集に努めてまいります。
◆2番(大坂一彦君) 今、御答弁
の新しい資料もいただきました。また、昨日
のちょうどこれをプリントアウト終わった後、何げにネット
のニュースを見たときに新たな動きもあったようであります。いろいろ日々刻々と変わっているような状況だと思っております。どうか、どうぞしっかりと情報収集いただきまして、また我々市民へ
の情報提供をくれぐれもよろしくお願いしたいと思います。 また、前回
の9月議会
の折には、ワクチン接種後
の副反応
のことをお聞きしましたが、先日、耳にした
のが、これも実は報道なんですが、コロナに感染したが軽症で安心していた
のもつかの間、その後
のひどい後遺症に悩まされているという話。推進室や保健センターにこのような相談や情報は届いていませんか。
◎
保健センター長(西洋一君) 保健センター、西より御答弁させていただきます。 保健センターにおいて、今
のところ感染後
の後遺症に関する相談や情報については受けておりません。また、ワクチン接種推進室並びに新宮保健所にも確認しましたが、感染後
の後遺症に関する相談や情報については受けていないということです。
◆2番(大坂一彦君) ありがとうございます。安心しました。 いずれにしても、今しばらくはやはり適切なワクチン接種と自分自身で感染対策をしっかり施し、予防していかなければなりません。そして、これも毎回申しておりますが、接種をお願いする側として、市民
の不安や情報をしっかり踏まえた上で、今後とも、どうぞ市民に適切な御指導をお願いします。 続きまして、これも毎回お聞きしています。
コロナ禍における経済についてお尋ねいたします。 先日、新型コロナウイルス感染症や物価高騰などで影響を受ける市民生活
の支援と地域経済
の活性化に寄与することを目的に、全市民に1万円
の商品券を交付という市地域応援商品券交付事業がなされましたが、利用状況など把握されておられますか。
◎
総務課長(
赤木博伯君) 総務課、赤木より答弁させていただきます。 現在
の利用状況でございますが、昨日12月13日までに各店舗事業所様からは1億3,631万7,500円
の御請求をいただきました。予算額に対しましては約50.5%が既に御利用いただいたということとなっております。
◆2番(大坂一彦君) それは、8月1日現在、新宮市に住民票を有している人に1万円分
の商品券を世帯主宛てに世帯全員分を郵送されたんですよね。 この到着にかなり
の差があって、うちにはまだ届かへん
のやけれどもなど何件か御連絡をいただきました。早かったところと遅かったところでは約一月
の差があったとか、市民からそんな声は届きましたか。
◎
総務課長(
赤木博伯君) 今回、商品券
の交付に当たり、引換方式にする
のか、また郵送方式にする
のか、あるいはそれを組み合わせた方式にする
のか検討を行いましたが、市民
の方
の手間や引取りに来られる
のが難しい方へ
の対応、全世帯を考えた中で
の配布期間など総合的に勘案し、ゆうパックによる郵送方式とさせていただきました。 議員御指摘
の点につきましては、約1万5,000世帯を郵便局員さんが1軒1軒訪問
の上で配布するということもありまして、限られた人員
の中、地域ごとで遅い早いがございました。確かに、1回目
の訪問で受け取りいただいた方と、1回目
の訪問時は不在で2回目
の訪問時に受け取りになられた方ではかなり
の差が出ており、御迷惑をおかけしたところでございます。 市民
の方からは、配布
の期間中、市役所にも確認
のお電話もかなりいただきまして、その際には、配布状況を確認したり、事情を御説明するなどして御理解や御容赦をいただきながら対応してまいったところでございます。
◆2番(大坂一彦君) 市民
の手間や取りに行けない方々へ
の配慮としてゆうパックを採用された。いろいろお気遣いいただいた上、御苦労もあったようです。 でも課長、市民
の気持ちになって考えると、1か月
の差となるとやっぱり心配しますよね。それに、遅く届いた方は利用できる日がその分短くもなります。その点、議論
の余地があるとして、それ以外、皆さん、年末年始を前におおむね喜んでおられたと私は思っております。ありがとうございます。 それと、これに関連してではありますが、前回も少し気になりお尋ねしたんですが、これより先に販売していたプレミアム付商品券
のほうは、その後、どうでしょうか。9月議会で
の御答弁では、8月末時点で販売冊数は2万8,376冊、購入率52.4%、金額にしますと1億9,863万2,000円
の販売額と
のことでした。これと比較して、現況はどうでしょうか。
◎
商工観光課長(
津越紀宏君) 商工観光課、津越より答弁させていただきます。 プレミアム付商品券
の販売状況でございますが、直近11月末時点
の数字でございますが、販売冊数は3万4,283冊、購入率といたしまして63.3%でございます。金額にしますと2億3,998万1,000円
の販売額でございます。 ちなみに、昨年
の11月末
の数字でございますが、購入率が62.7%でございましたので、昨年と比べまして0.6%ほど増加しております。
◆2番(大坂一彦君) なるほど、昨年比よりは微増といいますか増えてはいるんですね。落ち込みがなくて本当よかったと思います。 さらにですけれども、前回、市役所
の職員さん方にも、この施策
の広報役、いわゆる宣伝マンになっていただくべく、このプレミアム付商品券
の購入を勧めさせてもらったんですが、職員さん向けに、その後、追加
の広報はいただけましたでしょうか。
◎
商工観光課長(
津越紀宏君) 職員向けには、庁内にて広報は行っております。 なお、年末年始を控えまして販売、使用期間も残り1か月半となりましたので、さらに職員向けにも広報したいと考えております。
◆2番(大坂一彦君) 誠にもって恐縮なんですけれども、どうぞよろしくお願いいたします。 長期にわたる、この
コロナ禍にウクライナ情勢なども加わって
の燃油高、さらに円安なども絡んで
の物価高などなど、これから寒さも増してくる時期に市民生活において大変な苦しみでもあります。また、商売人にとっては、相変わらず売れない、売りにくい
の大変厳しい状況です。さきに販売を開始したプレミアム付商品券
の購入、利用できる期間も大分押し迫ってきましたが、市内事業者
の痛みや苦しみを少しでも緩和できるよう、また一般
の市民
の方にも喜んでいただける施策となりますよう、さらなる御尽力をぜひお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
◎
商工観光課長(
津越紀宏君) プレミアム付商品券
の販売、使用期間も、先ほど御説明したとおり残り1か月半となっておりますので、引き続きプレミアム付商品券
の販売促進につきましては、あらゆる手段を使いましてしっかり広報していきたいと考えております。
◆2番(大坂一彦君)
コロナ禍で苦しむ市民、市内業者
のために、今後もぜひ
の御尽力をお願いいたします。そして、この項を閉じます。 項目2であります。 インボイス制度についてでありますが、来年10月から始まるこのインボイス制度、適格請求書等保存方式だそうで、これ言葉はよろしくないかもしれませんが少々厄介な感じですよね。国税庁
の行うこの施策、市役所としては直接関係ないかとは思いますが、この制度について関係される課で、少しできれば分かりやすく御説明いただけませんか。
◎
税務課長(
安井正典君) 税務課、安井が答弁させていただきます。 適格請求書等保存方式
のことを一般にインボイス制度と呼んでいますが、このインボイス制度について説明します。 なお、インボイス制度とは、消費税における軽減税率など複数税率に対応させるために定められたもので、御承知
のとおり所管は国、税務署になります。 インボイス制度が導入されることで、主な改正点は、第1に、請求書、領収書
の表示明細が変わること、第2に、税務署へ
の登録が必要になるが、これは事業主
の任意でよいということです。 第1
の請求書
の表示明細が変わることについては、税率ごとに区分して合計した対価
の額、つまり税率8%
の税抜き
の売上額、税率10%
の税抜き
の売上額を新たに記載することです。 第2
の登録が必要になるが事業主
の任意でよいについてですが、まず消費税
の仕組みについて簡単に説明します。改正後も基本的には変わりません。事業者は物を仕入れて販売する場合、仕入れたときに仕入先に消費税を払い、販売したときに販売先から消費税をもらいます。払った消費税ともらった消費税
の差額を当該事業主
の消費税として税務署に納付することになります。改正後は、当該事業主は、仕入先がインボイス登録をしていない場合、仕入先に払った消費税を相殺できず、販売先からもらった消費税をそのまま税務署に納めることになります。また、現在は、年間売上げ1,000万円以下
の事業主は免税事業者として申告及び納税は不要となっていますが、改正後、登録を行った場合、売上げ1,000万円以下でも申告及び納付が必要になります。そのほか、販売先が全て消費者
の場合、インボイス
の請求を求められることもないので登録する必要がないようにも思われます。このように登録について事業主
の任意になっている
のは、事業
の規模、取引先等、様々な条件で登録するかしないかは、事業主各自が自己責任で判断してもらうためと考えます。 なお、登録期限は令和5年3月31日、制度施行は令和5年10月1日でございます。
◆2番(大坂一彦君) 御丁寧な説明ありがとうございます。 ただ課長、今
のように丁寧に御説明いただいても、100%理解する
のってなかなかこれ難しいと思われます。 今
の御説明にもありましたが、市内
の事業所においては、現
コロナ禍で従来
のように売上げが伸ばせず、残念ながら消費税
の免税事業者になってしまったところとかもあります。また、元より免税事業者ではあったけれども、取引先には、やはりこの制度にのっとった請求書等を求められるため、その他
のメリットはあまり感じられないが登録しなければならないと思っているなどなど、実に様々であります。特に、個人事業主
の割合が多い我がまちでは、このような思いを抱えておられる方が少なくない
のではないかとも思います。 商工会議所では、来るべきその日に向けて様々なセミナー、勉強会を開催されてもおられます。ただ、そこに属さず聞きに行けない方とか、行きたいけれども日程が合わずなかなか行けずにいる市内業者さんもあろうかと思うんです。かといって税務署には聞きに行きにくいしなどなど、何らかの動きを起こそうにもちゅうちょしてしまっている事業所、お店も結構ある
のではと思います。 そこで、市役所として、そんな事業所さんや店舗さん
の相談
の窓口や手助けをできるようなことは考えておられませんでしょうか。
◎
税務課長(
安井正典君) 国税
の制度に係ることもあり、直接
の窓口が税務署ということもございますので、市としてできることには限界もあるところではございますが、市
の窓口に関連するパンフレット等も置いてありますので、それを配布させていただいたり、市
の窓口に相談に来られた事業者さんに対しては、登録
の判断や手続がスムーズに行えるよう、可能な範囲において制度
の概要
の説明や助言等もさせていただけたらと考えているところでございます。
◆2番(大坂一彦君) ありがとうございます。 今
の御答弁
の特に後半
の部分は、今回一番いただきたいお答えでありました。ぜひ、この件で相談に来られた方々には、でき得る限りで結構だと思います、でき得る限り助言やサポートをお願いします。 今回、これを取り上げさせてもらうにあたり、御課へ最初に相談に行ったときに、この2枚組
の説明書を見つけて頂いてきました。これ私なりに勉強というか調べたところ
の資料よりかみ砕いた説明がなされ、比較的分かりやすく書かれているように思いました。 そこで、例えば、この中にあるようなインボイス制度が始まりますという、この中にあるような説明を、相談に行った折に教えていただけるようになればと思っておりました。ふだん
の窓口業務に加え、さらなる業務
の追加となって職員さん
の負担は少し大きくしてしまうかも分かりません。そこは大変恐縮なんですが、市内
の中小
の事業者にとってこの制度は結構悩み深い問題であろうと思います。 また、このインボイス制度
の導入で弱い者をさらに弱くしてしまう。いや、企業側が免税事業者やフリーランスと
の取引を敬遠する懸念もあるなど少々心配な面も見え隠れいたしております。 ただ私は、この制度をやめてしまえと論ずるために今回取り上げた
のではありません。来年3月には制度へ
の登録も締め切られます。もう間もなくです。
コロナ禍で売上げは落ちるわ、またこのような難解な消費税
の仕組みができてきたわ、ただでさえ、頭
の痛い状況に中小
の個人事業主
の割合が高いこの地元
の役所として、これに対して何らかのサポートをお願いしたく、またこの制度に関係する事業所さん
の何らかの気づきになればと、今回取り上げてみました。担当課としてはいかがでしょうか。
◎
税務課長(
安井正典君) 議員おっしゃいますとおり、今回
のインボイス制度により影響を強く受ける
のは、これまで免税事業者であった中小
の事業者さんや個人事業主
の方々であるという側面がございます。 担当課といたしましても、そうした業者さんがスムーズに制度に対応していただけるよう、できる限り相談
の受付や制度
の周知に努めてまいりたいと考えております。
◆2番(大坂一彦君) ぜひ、よろしくお願いいたします。 先般、政府もこのインボイス制度に沿って新たに消費税を納めることを選んだ事業者に対しては、税負担を和らげる激変緩和措置
の導入も検討していると
の記事も見られました。このような情報もしっかりキャッチいただいて、相談に来られた市内業者さんにお知らせいただければありがたいと思います。ぜひよろしくお願いします。 そして、項目3に移ります。 自身
の4年間を振り返り、総括と再確認であります。 私、こちらに来させてもらうようになって早いもので3年半、まさに
コロナ禍に見舞われた日々でありました。もちろんコロナ関連だけではなく、その他
の様々な案件をこの
一般質問の場や各種
委員会、はたまた直接その課
の窓口へ相談に行かせてももらいました。まだまだ歴
の浅い私
の問いかけにも、その都度、真剣に御対応いただき大変ありがたかったです。ありがとうございます。 そこで、ここからは、以前に問うてきたことなどを項目別に分け、幾つかピックアップして再度お尋ねし、その後どうなっているかなどを再確認させてもらいたいと思います。3年半にわたる内容ですし多岐にわたりますので、今日、それをさらに深くとはなかなかまいりませんが、もし、御答弁
の中、さらに深くお聞きしたいようなことになれば、その担当課へ、また行かせてもらいますので、その際に少々詰めさせていただければとも思います。よろしくお願いします。 まずは、無駄を省いて稼げる自治体へ関連ですが、私はこの3年半、基本、これをベースにしてきました。小さな経費
の削減が重要で、事務用品や消耗品に対するコスト意識を持っていただきたく、無駄を省いて稼げる自治体へとよく言わせてもらってきました。 初めて登壇させてもらった令和元年9月
の一般質問で、窓口封筒に広告を募集してはと提案しました。ありがたいことに、これはすぐに実行され、今でも続けていただいています。この窓口封筒
の現在
の状況を教えてください。
◎
市民窓口課長(南拓也君) 市民窓口課、南より答弁させていただきます。 窓口封筒へ
の広告募集につきましては、大坂議員から
の御質問、御提案を契機といたしまして、令和元年から封筒
の無償提供を受けるという形で毎年実施しており、コスト面
の効果としましては、それまで予算がかかっていました封筒作成費
の抑制につながっているところでございます。
◆2番(大坂一彦君) 恐縮です。でも課長、早々に取り組んでもらった上に今も続けてくれているんで大変ありがたいんですが、正直申しますと、私
のイメージとはちょっと違うんです。その封筒
の無償提供を受ける1社を募る
のではなくて、市民が各課窓口に来られ、必要な書類を持って帰られるとき
の封筒なので、窓口に来られた市民
のニーズに合った業者さん、五、六社、それぞれに広告をお願いして載せてもらうことで、窓口に来てそれを見た市民は必要な知識を得て、それに携わり広告をしてくださる業者さんも我が仕事をアピールできて、その上、役所は広告収入を得られるという、まさに市民、業者、役所がウィン・ウィン・ウィンになれるシステムだと考えております。 ぜひ、その辺をもう少し詰めにまた御課へ行かせていただきたいと思いますので、その際にはどうぞよろしくお願いします。 また、これは前回
の9月議会にお伝えだけしたんですが、堺市に住む私
の友人が送ってくれた堺市
の広報紙をお渡しして、それはタブロイド判サイズ
のカラー
の新聞形式ということで、新宮市
の広報紙よりサイズも大きめで、タブロイド判
の新聞紙なので、文字も少し大きく見やすくなっているようにも思え、また紙質も、あの手
のほうがともすれば安価に済む
のではないかと思い課長にお預けしました。その後、お調べいただけましたでしょうか。
◎総務部次長兼
秘書課長(南守君) 秘書課、南より答弁させていただきます。 まずは、大坂議員におかれましては、情報提供いただき誠にありがとうございました。いただいた情報を基に、現在、単価等につきましては確認させていただいております。 今後は、経費比較、メリット、デメリットも含めまして調査研究を行ってまいりたいと考えております。
◆2番(大坂一彦君) 課長、私は、新宮市
の広報紙を決して否定しているわけではありません。議会だよりを含め新宮市
の広報紙は、よそに負けない自慢できるものだと思っております。 ただ、今回
のように他
の自治体
のものを見て、市民が少しでも見やすく、それが今より安価に作れるんならと調査研究
の御提案をしてみたので、そこ
のところはぜひ御理解ください。 抑えられる経費は極力抑える、その努力はし続けてやっと効果が現れてくるものです。どうぞ引き続き調査研究をお願いします。最終的な結果、結論が出ましたらまた教えてください。お願いします。 続きまして、稼げる自治体へということで、ふるさと納税についてもよく触れさせていただきました。 昨日、岡崎議員も聞いておられましたが、いま一度、担当課にお聞きします。 ふるさと納税
の現況はいかがでしょうか。
◎
企画調整課長(峪中直樹君) 企画調整課、峪中より答弁をさせていただきます。 これまで、中間事業者と連携しまして魅力ある返礼品づくりや寄附をしていたいただくポータルサイト
の追加など納税額
の増加に向け取組を行ってまいっております。 寄附額につきましては、一昨日、1億円を突破してございまして、昨日現在で約1億500万円となってございます。
◆2番(大坂一彦君) そうなんですってね。岡崎議員がこれについて最初に問われたとき、いわゆるふるさと納税に最初に問われたとき
の額が1,000万円余りで返礼品
の数も55件程度、それが今は1億円を超え、今
の課長
の御答弁にもありましたが、1億円を超え返礼品
の数も1,000件を超える、サイト
の内容もすばらしくなっていると、昨日、岡崎議員、報告されておられました。 確かに大幅なアップであります。これは、先ほど
の御答弁
のようにポータルサイトを2社から8社に増やしたことや、中間業者に業務委託したことなどが功を奏してアップしたと
のこと。また、昨日
の岡崎議員へ
の市長
の御答弁では、これからも2億円、3億円を目指していきたいと力強い意気込みも聞かれました。 ただ、現状
の1億円から2億円、3億円という
のは、そんなに容易じゃないと思うんです。ポータルサイトってもうそんなに増やせないでしょうし、私は、これまで幾度となく新宮市と同規模
の市町や近隣町村
の好事例を紹介し、それらを参考にしながら、またかでありますが、ふるさと納税に特化した部署
の設置をその都度都度に申してまいりました。 先ほど
の御答弁がごとく、役所としてポータルサイトを増やしたり、業務を委託したりして数字は確かに伸びてきてはおりますが、それにとどまらず、専属
の部署でふるさと納税についてもっと調べ上げ、意見交換し合い、いかにしたら新宮市
のふるさと納税をもっと伸ばせるかをぜひ議論してもらいたいと思います。 また、例えば、市民に、新宮市
のふるさと納税どうしたらいいと思いますかと率直に問うてみる
のもありじゃないかとも思います。そうしたら、他地域にふるさと納税をされた方々
の経験上、あそこはどうだった、こうだったと
の明るいお知恵もいただけるかもしれません。 ただ、過去に、専門
の部署を設けるには人手が足りない旨
の御答弁もいただいておりますが、大きな組織じゃなくてもいいんです。それを真剣に話し合える少数精鋭
の部署で活発な議論
の下、さらなる飛躍を望みたいと思っております。 また、返礼品
のヒントとなればと、令和2年6月には、交流人口を増やすためにも、ふるさとを離れ遠方に住まわれている方々が帰省する際に使える宿泊券やレンタカー券、帰ってこれない方々
のためにお墓
の草刈り券など
の提案もいたしました。その他、もっともっとユニークで実用的で喜ばれる返礼品って皆さん
のお知恵で作れると思います。再度、ぜひ
の御検討をお願いいたします。 それとです。これは無駄を省く云々ではないんですが、前回9月議会に取り上げたマイナンバーカード
の件をいま一度ここでお聞きしたいと思います。その後どうでしょうか。
◎
市民窓口課長(南拓也君) 市民窓口課、南より答弁させていただきます。 先般、各課に依頼しまして、マイナンバーカードに係る事業調査を行い、取りまとめを行ったところでございます。 現在は、市民サービスにつなげられるようよりよい制度設計を行うため、他
の自治体など
の状況把握や情報収集に努めているところでございます。まずは来年度、コンビニ交付事業実施に向けて進めているところでございます。
◆2番(大坂一彦君) ありがとうございます。 各課に依頼した事業調査
の取りまとめが全てなされ、何らかの方向性や答えが出ましたら、ぜひまた教えてください。よろしくお願いします。 このマイナンバー制度、市民皆さん
の生活においては本事業をうまく利用いただいて、1万5,000ポイント、いわゆる1万5,000円や2万ポイント、2万円を受け取っていただき、役所においては、これはさき
の教育民生
委員会
の折にも申しましたが、これはただ単に登録者数を増やすだけではなく、いかに新宮市独自
のサービスを各課連携
の下につくれるかがこの事業
の肝だと考えます。そして、最終的には、ぜひ市民に喜ばれる制度として確立いただきたいと思います。引き続き、よろしくお願いいたします。 この項目中では、まだまだ申してきたことがあるんですが、令和3年12月議会では、市指定
のごみ袋へ
の広告募集できないかや、令和4年6月には図書館における雑誌
のスポンサー制度など、その他、何かしらで市民サービス
の向上とともに稼げる自治体となるべく、どうぞ今後も調査研究をいただきたいとお伝えして、次に移らせていただきます。 続いて、教育についてであります。 令和3年3月
の一般質問で、当地方から大学入試共通テストを受験するには、どうしても慣れないホテルに前泊しなければならなくて、多くが、それが大変ハンディキャップになる
のではとお伝えさせていただきました。もちろんすぐにどうこうできる問題ではないと思いますが、この時期が近づいてくると、どうしてもその思いが増してきます。紀北
の子たちは自宅から通えるというか、受験に行けるんです。紀南に住む者は、基本ですけれども、前日バスや電車に乗ってホテルに泊まり、翌朝自分で起きて、知らぬ土地で、また電車かバスを使って試験会場入りしたりするわけですよね。これはハンデ以外
の何ものでもないように思います。不公平なような気がします。紀南
の子たちも、せめて朝、自宅を出て間に合うようなところで試験を受けさせてあげられないでしょうか。ぜひ、いま一度、関係機関へさらなる働きかけをお願いします。 また、令和4年3月には、県庁
の国際課へ行って話を聞き、国際課が行っていた青少年交流事業などを活用して、オンラインで生
の外国語に触れる機会を増やす取組をしてはどうかと提案させてもらいました。そのとき
の県庁
の国際課課長は、どうぞぜひ県を利用してくれればとまで言ってくれていたと記憶しています。子供たち
のために使えるコネクションやらパイプや方法を有効に利用させてもらえばいいと思うんです。 この件に関して、担当課でその後、何らかの話合いはありましたでしょうか。
◎
教育政策課企画員(富田英之君) 教育政策課、富田より答弁させていただきます。 現時点におきまして、県教育
委員会
のほうからは、交流事業について
の案内は届いておりません。ただ、令和5年度に和歌山県人会
の世界大会が開催されるということで、後日、関係される方々がその説明に来庁されることになっております。詳細が分かってくる中で、学校
の教育活動
の一環としてお手伝いできることがございましたら、また協力していきたいと考えておるところです。
◆2番(大坂一彦君) GIGAスクール構想などで環境は整ってきていると思います。児童生徒が貴重な体験をできるいい機会になればありがたいと思います。ぜひ積極的に情報をつかみに行ってほしいです。よろしくお願いします。 また、このとき、同じときですが、私
の拙い陸上競技
の経験を基に、小学生、中学生
の子供たちが机
の上で
の勉強だけではなく運動で頑張る経験も貴く、その頑張りを応援する保護者たち
の姿がまち
の活性化につながるはずともお伝えしました。決して遠くないであろう中学校
の再編問題も、その辺
のところも御考慮いただき、様々な角度から検証いただいて、子供たちを中心でお進めいただきたいと思います。これに関しても、担当課
の御答弁をいただきたいと思います。
◎
教育政策課企画員(富田英之君) 学校で行われている学習活動につきましては、机上で行う学習以外にも、運動部活動など
の体育的な学び、また美術や音楽など
の文化的な学び、自分たち
の生活をよりよくしていくため
の自主的な学びなど多岐にわたっております。それら
のバランスをしっかりと取りながら教育活動を続けていくことが子供たち
の健やかな成長につながり、それが学校
の活性化、果ては地域
の活性化にもつながっていく
のではないかと考えておるところです。 現在検討中
の中学校
の再編でも、子供たち
の健全な成長にとってどのような学び
の場が適している
のか、その点をしっかりと考えながら進めていくことになろうかと考えております。
◆2番(大坂一彦君) 全くおっしゃるとおりだと思います。 未来ある子供たち
のために、ぜひ慎重審議を重ねてお願いしたいと思います。よろしくお願いします。 そして、この項目
の最後として、丹鶴ホールについてお聞きします。 先般、丹鶴ホールを御利用いただいた方々にアンケート調査をされましたよね。その内容を別
の機会でいいですので、ぜひ教えてください。お願いします。 それと、丹鶴ホール関連で、歴史と文化
の薫るまち新宮市
の文化複合施設、丹鶴ホールができてはや1年余りが過ぎ、先月11月には様々な文化行事や展示がなされておりました。私も何度か足を運ばせてもらったり、お手伝いもさせてもらったりもしました。 そのとき、遠方から展示に来られた方、この方は絵
の先生だった
のですが、こんなすばらしいきれいなホールで展示できて本当にうれしいですと大変喜んでおられ、後にお礼
のお手紙まで送ってくれていました。 そんな丹鶴ホール、11月23日には第76回和歌山県美術展覧会として、県展、ジュニア展
の新宮会場として開催され、大変多く
の方々
の入場があったと聞いております。これは、この後、上富田町、橋本市と会場を変え開催された
のですが、その地元関係者から、ぜひ来年もこちらで開催してほしいと
の御意見を預かりました。 この方
の「こちらで」には、よくよく聞いてみると少し含みがありまして、願わくばここで、いわゆる丹鶴ホールで。もし、それがかなわなければ、ぜひ新宮
の地でということでありました。その方は地方展開催に当たり、いわゆる新宮市でやるに当たり、割当て金
のことなどを心配されて
のこの言葉だったと思いますが、新宮市が誇る文化を発信する場
の丹鶴ホール、その他
の行事など
の兼ね合いもあろうかとは思いますが、協力できることはぜひしてあげてほしいと思いますが、いかがでしょうか。
◎
文化振興課長(栗林圭一君) 文化振興課、栗林から答弁させていただきます。 和歌山県展、ジュニア展につきましては、丹鶴ホール開館前から毎年開催しており、多く
の方に御来場いただいております。本年11月には会期5日間で731人
の御来場をいただき、丹鶴ホール開館直後開催
の昨年を上回る御来場をいただきました。 担当課といたしましては、来年も11月に開催する方向で、県
の担当者と調整させていただいております。
◆2番(大坂一彦君) 大変前向きな御答弁、想定していた
のより前向きな御答弁、本当にありがとうございます。その方にもその旨お伝えさせてもらいます。ぜひ、実現できますようお願いして、次に移ります。
○議長(
榎本鉄也君) 会議中ですが、10分程度休憩いたします。
△休憩 午後1時57分
---------------------------------------
△再開 午後2時10分
○副議長(東原伸也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
一般質問を続けます。 2番、大坂議員。
◆2番(大坂一彦君) (質問席) それでは、続けます。 続いて、医療についてであります。 令和3年12月議会において、今はおかげと解消されておりますが、
医療センターの産婦人科
の医師不足問題に触れ、また引き続き令和4年3月定例会
の一般質問で、婦人科
の仕事に長く携わってこられた方
のお話を紹介し、来る2024医師、看護師にも及ぶ働き方改革へ
の早期対応を求めました。そのあたりをまたお聞きしたいと思います。 産婦人科のみならず、他
の診療科
の医師
の確保は大丈夫ですか。また、あのとき
の産婦人科みたいなことはないですよね。
◎
医療センター庶務課長(岡本真治君)
医療センター庶務課、岡本より答弁させていただきます。 和医大等に積極的に医師派遣
の要望を行っておりますが、診療科によっては医師確保が難しい科もございます。内科医師については、当院に限らず全国的に不足しており、特に地方においてはその状況が顕著に表れているようです。当院も継続的に医師派遣
の要望を行っている中、何とか最低限
の医師数を派遣していただいている状況です。ただ、和医大側も当院が地域
の2次医療機関として重要視していただいており、その点については配慮していただいております。
◆2番(大坂一彦君) 全国的にも大変厳しい状況であることは理解しております。引き続き、よろしくお願いいたします。 また、重ねて
のお尋ねになりますが、働き方改革へ
の対応は大丈夫でしょうか。現段階で、どのような対応を準備しておられますか。
◎
医療センター庶務課長(岡本真治君) 働き方改革により、再来年度から医師にも時間外休日労働
の上限規制が施行されます。 当院としては、和歌山県病院協会や県医務課、和歌山県医療勤務環境改善支援センターまたは新宮労働基準監督署にアドバイスをいただきながら、また医師
の勤務状況や内容
の把握を行っているところであり、その後
の進捗についても適切に行ってまいります。
◆2番(大坂一彦君) こちらもまた大変難しいかじ取りだと思います。市民
の命を守る医療
のために、ぜひ
の御尽力をお願いいたします。 さき
の教育民生
委員会
の質疑でもありましたが、
医療センターで看護師数が足りないということなどはないでしょうか。
◎
医療センター庶務課長(岡本真治君) 看護師
の不足についても、以前から全国的に問題となっており、当院においても、採用試験を増やし、また看護補助者としてナースエイドを多く雇用して、看護師
の増加や業務
の軽減を図っておりますが、まだまだ不足している状況です。 今後は、奨学金
の貸付枠を拡充するなどにより、さらなる看護師
の確保に向け取り組んでまいります。
◆2番(大坂一彦君) もう本当、御苦労に痛み入ります。 先ほども申しましたが、市民が安心・安全
の医療を受けられますよう、これからも引き続き、さらなる御尽力をお願いしまして、次に移ります。 続きます。 防災についてであります。 令和2年6月議会にて、旧西道、神倉、磐盾地区
の住民
の避難所が市役所前
の福祉センターか橋本
の隣保館であることに触れて、高齢者には遠くて不便であることを伝え、神倉小学校や県立新宮高校を避難所にできないかを問うた
のですが、その後、その辺
のさらなる御検討はいただけましたでしょうか。
◎総務部参事兼
防災対策課長(竹田和之君) 防災対策課、竹田より御答弁させていただきます。 台風など風水害
の際
の避難所につきましては、新設
の文化複合施設
の1か所が増え、23か所
の避難所を優先して開設することにしております。市広報に掲載するなどして市民
の皆様にお知らせしているところでございます。 これら
の避難所につきましては、危険な地域から避難をしていただきたい、また避難所自体が被害を受ける懸念
のあるような施設は開設をしないといった観点から選定しておりまして、どうしても避難所まで遠くなってしまう地域がございます。市民
の皆様には御不便をおかけしていると思いますが、御理解
のほどをお願いしたいと思います。 また、新たに避難所で避難者が密にならないように多様な避難先を選択していただけるよう、親戚知人宅や旅館、ホテルへ
の避難について
の推奨も行っており、旅館、ホテルへ
の宿泊避難につきましては補助も実施しております。 なお、台風など事前に降雨などが見込める場合につきましては、雨風が強くなって避難が困難な状態になる前に避難をしていただきたいという考え
の下、雨や風が強くなる前、しかもできるだけ暗くなる前に高齢者等避難レベル3を発令し、早く安全に避難場所まで避難をしていただけるよう努めているところでございます。余裕を持って、早めに避難先まで移動していただけますようお願いしたいと思っております。
◆2番(大坂一彦君) 御答弁
の内容、よく分かります。よく分かるんですが、風雨がひどくなることを見込んで早めに避難する。これがなかなか難しいらしいんです。特に御高齢
の方は、一度でも経験された方は比較的動けるそうなんですが、何せ初めてという方はどうしても二の足を踏んでしまうそうで、この初動
の遅れが懸念されます。 また、令和2年12月議会で、毎回、大雨
のとき
の冠水被害に悩む市民
の悲痛な声を伝え、冠水しやすい場所へ
の対応と配慮、そのような特別冠水しやすい場所には止水板などを配布できないかを検討も求めました。このときには、簡易な水土のう
の作り方を出水期前に広報紙で紹介したいと
の御答弁でありました。 ただ、大雨
のときには、ほとんど毎回冠水を覚悟される
のってどれだけつらいか。やはり、それは経験された方々にしか分からないと思うんです。さらに、この方とは別
の地区
の方からも、道路からあふれてくる水で困っているお話を先日聞きました。ただ、この方には詳しいところをまだ聞きに伺えていないので、お話を伺ってから、また御課に相談に参ります。その際にはよろしくお願いします。 いつ何どき起こるか分からない天災地変、様々な角度から
の研究検討をここでまた改めてお願いして、次に移ります。 観光についてです。 今年
の6月議会において、残念ながら赤字路線と
の発表があったJR紀勢線、新宮白浜間について沿線
の各自治体が危機感を共有し、胸襟を開いて真剣に議論する必要性を訴えました。 そのときにも申した
のですが、これってやっぱり新宮単独で動いてもなかなか解決する問題ではなく、沿線
の各自治体
一つ一つがまずは点として考え、意見を出し合い、さらには、その
一つ一つを結んで文字どおり線となって初めて効果が現れてくるものだと考えます。 その後、この点において、何らかの協議は行われましたでしょうか。
◎
企画調整課長(峪中直樹君) 企画調整課、峪中より答弁をさせていただきます。 和歌山市から新宮市まで
の紀勢本線沿線
の市町村24自治体で構成します紀勢本線活性化促進協議会におきまして、今年10月14日に、新宮白浜間
の路線
の維持に向けた地域活性化や利用促進等
の諸問題を議論すべく新宮白浜部会というものを設置いたしまして、白浜以南
の沿線自治体8自治体になりますが、それと和歌山県、JR等が一体となりまして議論を始めたところでございます。
◆2番(大坂一彦君) ありがとうございます。 JR沿線
の新宮から白浜間
の自治体
の部会ができて、議論しようとしてくれている
のが分かりました。 6月にこれに触れた際、市長
の御答弁にも、廃線はあり得ません、しっかり協議を進めていくと
の力強い言葉ももらっております。先ほども申しましたが、新宮市単独でどうこうできる問題ではないと思いますが、やっぱりそこは我が新宮市がイニシアチブを取って、先頭になってお進めいただきたいと思います。ぜひよろしくお願いします。 また、これも今年
の6月議会、9月議会と2回にわたり、この春から運航を開始した瀞峡へ
の川舟
の件ですが、これは、私自身
の乗船体験を基に新宮市
の新たな観光
の起爆剤ともなり得ると思った
のですが、玉置口乗船場まで公共交通がないことや、車で訪れる観光客に対して道中、看板が少な過ぎて分かりにくいことを指摘させてもらいました。それらはその後どうなりましたでしょうか。
◎
熊野川行政局住民生活課長(
勢古口千賀子君)
熊野川行政局住民生活課、勢古口より答弁させていただきます。 川舟センターから玉置口乗船場まで
の送迎
の件につきましては、公社理事会にて協議を重ねております。 また、看板につきまして、宮井大橋付近
の大型看板につきましては、県観光振興課に設置を依頼し協議を進めております。また、ガードレール上
の小型看板につきましては、設置に向けまして協議しているところであります。
◆2番(大坂一彦君) ありがとうございます。 宮井大橋付近
の今御答弁にありました県
の観光振興課に設置を依頼して協議中、実現できればと思っております。 今
の御答弁と、昨日、課長と
の話
の中で、ガードレール状
の、宮井大橋を新宮方面から来て宮井大橋を右折して入っていって、いわゆる玉置口に向かう道々、道中
の案内が不足している旨、6月、9月で申して、そのときに北山村、おくとろ温泉という小さい看板がガードレール上にありますよと。国定公園であるがためにそういう看板がすごく難しいというふうな御答弁もいただいてはおったんですけれども、北山村さんがそのように明示されておられるので、あのような形
のものやったら何とかできんかなというふうなことを重ねてお伝えしてまいりました。 先ほどに戻るんですが、昨日
の課長と
のやり取りであったり、今
の御答弁、すごく前向きにできるんじゃないかなぐらい
の勢いで思っております。実現に向けて、大変ありがたく思っております。すごく前向きな姿勢が見れたので、ありがたいと思いました。 とにかく観光客目線で、たとえガードレール上
の小さな看板でも、しっかり分かりやすく標示して道中を導いてあげることが、今後、さらなる飛躍になるとも考えます。関係各方面へさらに働きかけいただいて、実現に向けて、ぜひお力をお貸しください。お願いします。 そして、これは直接観光には関係ないんですが、熊野川町
の関連として、運行から1年余り経過したデマンドタクシーについて、熊野川町内
の各地で様々な声を聞いたので、今年
の6月議会に、地域
の課題
の洗い出し
のため各地区で意見交換会
の場を設けてはと提案したところ、秋を前に一度計画してくださった
のですが、コロナが再度猛威を振るい始めて断念したこともありました。ただ、先月11月21日
の昼間と夜
の2回、熊野川総合開発センターにて開催いただきました。ありがとうございます。 私的には、ぜひ両方とも行かせてもらいたかった
のですが、昼間は常任
委員会
の日程と重なり出席できず、夜
の部に行かせてもらいましたが、これまた残念なことに地元から
の出席者が夜はなく、お流れとなってしまいました。ただ、昼
の部には何人か出席された旨、聞いております。どのような御意見がありましたでしょうか。
◎
企画調整課長(峪中直樹君) 企画調整課、峪中より答弁をさせていただきます。 御参加いただいた住民
の皆様から
の御意見といたしましては、便数
の追加ですとか、運行ダイヤ
の見直し、そして田辺市本宮町や北山村など熊野川町域外へ
の運行、診療所におきます診察後
の待ち時間へ
の対応などというものがございました。 意見交換会には、私ども企画調整課と
熊野川行政局で出席をしてございますので、いただいた御意見は今後
の運行
の検討材料とさせていただきたいというふうに考えております。
◆2番(大坂一彦君) 6月議会でもお伝えいたしましたが、私が個々にお聞きしたときにも実に様々な声がありました。お一人
の方ですが「子供たちに勧められて免許を返したので、このデマンドタクシーはありがたいし頼りにしている。でも少し使い勝手がね」などです。もちろん、それら全てを実現させることは難しいとは思います。ただ、それらは、そこに暮らしておられる方々
の生
の声であります。実現可能なことはぜひいち早くお進めいただいて、難しいと思われることでも何かしら
の工夫によって、御要望近くなりませんかね。今後も、このような市民に寄り添う取組をぜひ続けていただければありがたいと思います。どうぞよろしくお願いします。 あと、観光関連で高田について、もう一つ。 先日、ある団体
のウオーキングイベント、桑ノ木
の滝、出合
の滝を巡る企画ですが、これかみさんと参加させてもらったんですが、最初
の桑ノ木
の滝へはまずまず整備もされていたんですが、二つ目
の出合
の滝へ向かう道中なんですが、そこへ至るまで
のいわゆる山道は、少々というか随分荒れてしまっていて、川に架かっている途中
の橋、ルートとしてこの橋を渡って、向こう岸からまた山へ登るようになっているんですが、その橋が途中で崩落して渡れなかったり、少し岩場を登るために補助となるロープやくい
の類いがところどころ緩んでいたりしたんです。あれは危ない。それで、翌日早々に商工観光課へ行って、写真に収めてきたその現状を見てもらいながら説明したところ、近いうちに現場見てきますと
のことだったので、「もし行くなら、僕も一緒に行かせてほしいよ」とお願いし、予定いただきました。一度は雨で流れたものの2度目
の11月15日は天気も晴れ、津越課長、商工観光課
の松平さん、役所OB
の中前さんと私
の4人で、出合
の滝へ向かう道中
の現状を確認しに行ってまいりました。 世の中は、低登山ブームであったり、そこそこ
の山道をウオークする
のが盛んなんだとか。そんな中、あの山道を歩き登りに来てくれたよそ
の人たちが、渡らなければならない橋が崩落していたり、安全
のため
のロープやくいが緩んでいて、それでけがなどされたらとんでもないので、そんなことになる前に手を施す必要があると思いました。 津越課長、その際にはありがとうございました。その後、あの道へ至る道
の件はどうなりましたでしょうか。
◎
商工観光課長(
津越紀宏君) 商工観光課、津越より答弁させていただきます。 先日
の現場へ
の調査、御同行ありがとうございました。 高田地区におきましては、日本
の滝百選であります桑ノ木
の滝をはじめ、風光明媚な滝は数多くございます。遊歩道につきましては、今回御指摘いただきました件を含めまして、優先順位をつけながら整備していくよう庁内でも検討しているところでございます。
◆2番(大坂一彦君) あの辺りを内鹿野渓谷と言うそうなんですね。これ枚数が少なくなって、すごく貴重なイラストマップと聞いています。ここにも渡る橋
のことが出ているんです。これはもう当然、流される前
のしっかりした絵になっておるんですが、内鹿野渓谷、一枚岩があったり、ズリ石と呼ばれる岩があったりで、ウオーカーやハイカーには大変喜ばれると思います。健脚な方で片道1時間弱、慣れない私などは1時間半ほどかかる、いわゆる遊歩道というよりは、低登山道だと思うんですが、その道中
の景色はとてもすばらしく、これはちゃんと整備して、もっと多く
の方に知ってもらいたいと思いました。そして、高田に泊まってもらって温泉に入ってもらいましょうよ。このように、磨けば光る観光素材
の原石が新宮市にはまだまだたくさんあると思います。 御答弁にもありましたが、優先順位をつけるならなるべく早くつけてもらって、整備するところはきっちり整備いただいて、その上でどんどんPRして、高田に、新宮に、もっともっと多く
の方においでいただきましょうとしまして、この項目を閉じます。 最後
の項目であります。 エコ広場について。 この件に関しても、何度か
一般質問で取り上げさせてもらいました。 これに関しては遡る前に、まず新設された常設エコ広場についてお尋ねいたします。 新規開設後、どうでしょうか。その他、既存
のエコ広場
の会場
のごみが減ったとか、何らかの変化は見られますでしょうか。
◎
生活環境課長(竹田和博君) 生活環境課、竹田より答弁をさせていただきます。 10月より開設させていただきました常設エコ広場
の利用状況ですけれども、10月は、1回1日当たり平均110人、11月は150人と増加傾向にあります。また、休日明け
の利用が多い状況であります。 現在、分別状況や排出量、混雑状況、また周辺
の安全状況等を分析調査をしておりますが、大きな混乱はなく、市民からは「利用しやすくなった」、「大変便利になった」、「ありがたい」、そういったお言葉をいただいております。 常設エコ広場開設後、まだ2か月で、利用状況や排出量
の調査分析を進めている段階ではありますが、従来
のエコ広場
の利用が減った等、大きな変化はございません。日曜エコ広場につきましては、利用者
の若干
の減少傾向という
のが今、見られているところでございます。
◆2番(大坂一彦君) ありがとうございます。 私がこのエコ広場について最初に触れた
のは、令和元年12月
の一般質問で、当時で開始からもう16年余りが経過しており、ごみを出す側、それを支える運営員さん
の高齢化や社会状況
の変化等も考えると、制度にひずみが出てきていないかと問うた
のが最初でありました。 あれからもう3年余りがたっております。今回、またこの件に触れるに当たり、市内3か所
の運営員さんにお話を伺いました。そのうち
のお一人は「委任状を見ると、最初にもろた
のが平成17年6月1日になったあるわ。それこそ、俺その頃はまだ50代やったさか
の、そりゃ無理も利かんようになってきたあるよ」。それでも今、その方は頑張っておられます。また、別
の方は「6人でやってきていたのに、今は4人やで。2人減ったらやっぱり回るもんも回らんわよ」と
のお話。私
の地元も、今朝も行ってきたわけですが、4人体制でしたが、お一人、体を悪くされて、今は3人でしのいでくれています。そして、その意見を聞いた3人
の皆さんがくしくもおっしゃった
のは、「常設できたけれども、うち
のごみは減ってないで」であります。 もちろん、既存
のエコ広場
のごみを減らすために常設を開始した
のではないことは十分分かっております。ただ、申し上げたい
のは、3年前にも申し上げたとおり、このすばらしいシステムにもひずみができているということです。その上、あれからさらに3年が過ぎました。全国に誇れるすばらしいシステムではありますが、開始から20年余りが過ぎて、何らかの次
のシステムを急ぎ検討すべきだと思います。担当課としてはどのようにお考えでしょうか。
◎
生活環境課長(竹田和博君) エコ広場方式につきましては、運営開始から20年余り経過しており、高齢化等
の影響により当時とは状況が変わってきている、異なっているというふうに感じております。また、エコ広場運営員につきましても、高齢化により新たな人材
の確保が難しくなってきている状況にあるという
のも事実でございます。 令和4年10月から常設エコ広場
の運用を開始し、多く
の市民
の皆様に御利用いただいているところであり、今後
の資源物
の収集につきましては、従来
のエコ広場、また常設エコ広場、日曜エコ広場、ふれ愛収集事業等、総合的に検討していく必要があると感じております。
◆2番(大坂一彦君) そうですよね。 ごみ
の問題は、市民生活において切っても切れない大きな問題です。少しでも前に進めておいたほうがよいと考えます。御検討
のほどよろしくお願いします。 また、前回
の9月議会において、運営員さん
の報酬1分17円をせめて20円にできないかとお願いさせてもらいました。運営員さん、寒い日も暑い日も雨でも雪でも降っても照っても、コロナなどという訳
の分からぬものが蔓延しだしたときにも、ただ捨てればごみとなってしまうものを資源とするべく頑張ってくれています。この御尽力
のため
の報酬です。モチベーション向上にもつながると思われ、これは私、無駄になるとは思いません。これについてもどうぞさらなる御検討をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。 結びとなりますが、市長をはじめとする市当局、職員
の皆さんにおかれましては、どうぞ今後とも
新宮市民のために御尽力いただきますようお願いいたします。また、私でありますが、今後も市民
の皆さん
のためにお役に立てるべく、皆さんと一緒に汗をかかせてもらいたいとも思っております。どうぞ何なりお声がけくださいとお伝えいたしまして、私
の今年
の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
---------------------------------------
△大石元則君
○副議長(東原伸也君)
一般質問を続けます。 3番、大石議員。
◆3番(大石元則君) (質問席) こんにちは。これより、議長
の許可を得て
一般質問を始める前に一言おわびいたします。 私、不意にも体調を崩し、昨日本会議を欠席することになり、皆様に御心配、大変申し訳なく思っております。昨日、完全休養させていただいたおかげで体調も回復し、
一般質問をさせていただけることに心から
の感謝を申し上げます。
コロナ禍の中でありますので、検査も陰性であり、かかりつけ医
の判断をいただいた上で
の登壇であることを報告いたします。念
のためマスク着用
の発言といたします。 それでは、
一般質問を始めます。 まずは、本日12月14日にお生まれ
の方々をお祝いしたいと思います。 市長、今日
の誕生花とその花言葉を御存じでしたら教えていただけないでしょうか。
◎市長(
田岡実千年君) 調べてまいりました。 私が調べたサイトによりますと、本日12月14日
の誕生花はナンテンでございます。花言葉は「よい家庭」と
のことであります。
◆3番(大石元則君) ありがとうございます。皆さんと共に、本日誕生日を迎えられた皆様をお祝いし、今日
の日が幸せに満ちた日になることを祈念いたします。 私も今日
の日に感謝している一人であります。家庭が幸せであること、これほどありがたいことはないと思います。そのために我々、公務をあずかっている者がその職責を全うしてこそ、
新宮市民の幸せは守られていくものと思えてきました。私たちは今、歴史と文化
の都市、新宮市
の住民であります。率先して住みよいまち新宮、住み心地
のよい新宮を目指すべき立場にあると私は考えますが、市長
のお考えを聞かせてください。
◎市長(
田岡実千年君) 全く議員おっしゃるとおりだと思います。 新宮市に住んでよかった、新宮市に住んで幸せだと市民
の皆さんが実感いただけるよう、また議会、行政、両輪で頑張りたいと思います。
◆3番(大石元則君) よろしくお願いします。 私、現在、市民
の負託を受けて
市議会議員として働いております。常々少しでも市政に貢献できないかと苦心してまいりました。ようやく皆さんと協力しながら住み心地
のよい新宮市を目指そうと決意するに至りました。そのために全身全霊でもって取り組みたいと思います。 今回
の一般質問から、皆さんと共に身近なところから考え、時々は大きなことも考えながら課題解決に当たっていきたいと考えますので、適切なる対応をお願いしておきます。 私は、学生時代
の4年と社会人になって
の3年、計7年だけ郷里を離れただけで、人生
の大半を農業
の現場で生かされてきました。 今年
の和歌山県知事
選挙において、農林水産業
の振興に尽力すると力強く公約された岸本さんが当選されました。今こそ自然
の宝庫である和歌山県にあって、新宮市においても農林水産業
の振興に力を注ぐべきときが来たように、私には感じることができます。
田岡市長の見解を求めます。
◎市長(
田岡実千年君) おっしゃるとおり、今回
の知事
選挙において当選された岸本周平新知事
の演説、新宮市においても告示後、早い時期に個人演説会が行われましたが、その際も、この農林水産業、第1次産業にしっかり力を入れて取り組みたいと大変ありがたいことを表明していただいて、うれしく思ってございます。市と県と一緒になってしっかりと一次産業を支えたいと思います。
◆3番(大石元則君) ありがとうございます。私も現場を預かる一人として励んでまいりたいと思います。 それでは、担当課に質問します。 我が国
の森林は、戦中戦後
の大量伐採により大きく荒廃してしまいました。しかし、先人
の様々な努力により造成された結果がようやく実り、現在、その約半数が建材用材や木質バイオマスなどとして利用可能な状況に達しており、伐採する時期を迎えております。このことは資源として需要期を迎えた立木
の伐採及び販売により林業をなりわいとして収益を上げることが可能になったことを意味するものであります。しかし、その一方で、若い林齢
の森林が少ないなど
の偏りもあります。今
の時期に再造林が適切に行われないと、将来的な林業
の維持や森林
の自然界へ
の多面的機能
の発揮が確保されなくなるという危険性を有しております。 そこで、担当課である農林水産課において、今
のこの問題をどう捉えている
のでしょうか。
◎
農林水産課長兼農業
委員会事務局長(生駒貴男君) 農林水産課、生駒より回答させていただきます。 議員おっしゃるとおり、本市
の森林
の多くが伐期を迎えておりますので、今後
の林業政策
の展開に当たっては、適時に伐採、造林及び間伐等
の保育を実施することによって、切って使って植えるという森林
の循環的な利用を促進することが喫緊
の課題であると捉えています。
◆3番(大石元則君) 私も切って使って植えるといった森林
のサイクル
の保持が、一番大切であると考えております。森林は、このサイクル
の中で林産物
の生産や山崩れなどを防ぐ保全、洪水を防いだり水を蓄えて時間をかけて流出させる水源
の涵養、はたまた二酸化炭素吸収による地球温暖化
の防止など多く
の環境保全に貢献しております。風が吹けばおけ屋がもうかるということわざがあります。一見関係
のないように見える物事が、実は因果関係でつながっているという昔から
のことわざでございます。このことは森と海
の関係にも言える
のではないでしょうか。 さて、魚つき林という言葉を御存じな
のでしょうか。
農林水産課長、いかがでしょうか。
◎
農林水産課長兼農業
委員会事務局長(生駒貴男君) 昔から漁業を営む地域では、沿岸部
の森林を保護する習慣
のあるところが多く、それら
の森が魚つき林と呼ばれており、森林に降った雨が海に栄養分を供給し、プランクトンが増え、魚が豊富になると言われています。魚つき保安林として森林法で指定される保安林
の一つとなっています。
◆3番(大石元則君) 確かにそうです。生態系と言われる言葉が生まれるはるか昔
の江戸時代、森と海
のつながりは経験的に理解されていた
のであります。今では沿岸部
の森林だけではなく、海から距離
のある川
の上流
の森林生態系と海
の生態系がつながっていることも明らかにされております。海と山は川によってつながっている
のです。私たちが食する海
の資源も、その多くが沿岸漁業によるもので、山からつながる川から
の栄養分で支えられていると言えます。このように森林
の環境保全は、林産物はもとより海産物にもよい影響を与え、私たち
の食を支え続けてくれていると言えます。 では、山からつながる海
の話になりますが、新宮市において漁業
の中心となる貝類
の生産状況
の現況をお聞かせください。
◎
農林水産課長兼農業
委員会事務局長(生駒貴男君) 数年前までは三輪崎海岸周辺には豊富な海藻が自生しており、アワビ類やイセエビ
の生育場所や漁場となっていましたが、現在、当地方においても海水温
の上昇を背景とした著しい磯焼け
の進行により、自生していた海藻が消滅し、アワビ類やイセエビ
の水揚げ量が減少しております。 本課では、令和4年1月より高水温適正海藻を用いた藻場
の再生に取り組んでおり、現在、夏期
の海水温
の上昇や波
の影響が少ないと思われる生育場所が確定したことから、年次的な高水温適正海藻
の生育と、一定期間成長させた海藻を漁場に繁殖させ、従来に近い漁場を取り戻すため
の取組を進めているところです。 水産部門としましては、まず海藻類が枯渇してしまった漁場を復旧する取組を継続することが将来的な漁場環境
の改善、保全につながり、その結果、市場に少しでも多く
の地元海産物が流通すれば、議員御質問
の市民
の食へ
の貢献
の一助になる
のではないかと考えています。
◆3番(大石元則君) ありがとうございます。魚つき林について、既に理解された上で
の取組に感謝を申し上げます。 我々を取り巻く環境は刻々と変化しております。そういった環境に対応するため
の取組は常に不可欠であると思います。これは長期的な取組になるとは思いますが、地道な取組が近い将来、実を結ぶように私には思えてなりません。ぜひ今後とも続けていただきたいものと思います。 ここで、市民
の食という言葉が出ましたので、先日開催された農林産物品評会について少しお話ししたいと思います。 コロナウイルス
の影響で3年ぶり
の開催となりました。この品評会も今回で71回を迎えることになりました。これまで地元
の農林産物がたくさん集まり、にぎわいを見せてきましたが、これまで私も出品させてもらっております。毎回楽しみにしているわけでございますが、今年も気候的には恵まれた条件にあったとは言えませんでした。それにもかかわらず、大変すばらしい産物が集まっていたように思います。関係者
の働きかけが功を奏したと、私には思えました。実際、何点ほど集まった
のでしょうか。
◎
農林水産課長兼農業
委員会事務局長(生駒貴男君) 今回は201点
の品物が集まりました。
◆3番(大石元則君) これまでと比べて、点数的にはどうだったんでしょうか。
◎
農林水産課長兼農業
委員会事務局長(生駒貴男君) 前回は235点でしたので数は少し少なくなっています。 3年ぶりということで、周知
の部分でうまく連絡が行えていない等、改善点も見受けられましたので、次回はより多く
の品物を出品していただけるよう、例えば、新規
の方に参加を呼びかけ出品者を増やす取組などを考えていきたいと思っています。
◆3番(大石元則君) 既に改善されるべき点を把握されているということは、次回に向けて
の準備が始まっていると、私にはそう思われてなりませんので、次回
の開催を楽しみにしたいと思います。 さて、全国的に言えることでありますが、担い手不足による耕作放棄地が増加している中、農業を取り巻く環境も大変厳しいと思います。特に、新宮市にあっては限られた耕地面積、大消費地から遠く離れた交通
の不便等々、紀北筋において条件がかなり悪くございます。そんな中で、本市では新規就農者
の相談が増えてきていると伺っております。これから
の希望
の星であろうと思います。 さて、先ほど
の農林産物品評会でありますが、この品評会を開催していただくことは、農家
の皆さんや家庭菜園で作っている方々
の目標や動機づけにもなり得ます。農業者や新規就農者
の皆さん方へ
の支援も含め、こういった品評会を今後も継続して発展させていただくことをお願いしておきます。 それでは、改めてお聞きします。 和歌山県においては全面積
の7割余りが森林であります。新宮市にあっては、9割は森林となっていると聞いております。 では、新宮市
の森林
の面積と新宮市が
管理している市有林
の面積を教えていただきたいと思います。
◎
農林水産課長兼農業
委員会事務局長(生駒貴男君) 新宮市
の森林
の面積は約2万3,000ヘクタールです。そのうち、市有林につきましては約2,000ヘクタールとなっています。
◆3番(大石元則君) 2,000ヘクタールも
の森林を市が所有されているということであります。 ところで市長、新宮市にあってはバイオマス発電が始まっております。既に市有林においても伐採が進んでいると聞いております。効率を重視して間伐だけではなく皆伐が推奨されています。切って使うめどはついてきたように、私には思われます。 次に、植えることが大切になってくる
のではないでしょうか。山を活性化するチャンスでもありますが、植栽がうまくいかないとはげ山となります。バイオマス発電は、山
の保全が担保されてこそ生かされるものと考えます。もろ刃
のやいばとも言えます。市有林は率先してお手本となる立場にあると私は考えます。市長
の責任は重大であろうと思います。自然が守られてこそ
の農林水産業
の振興であると、改めて思っております。市長
の考えをお伺いしたいと思います。
◎市長(
田岡実千年君) 先ほど来、議員も担当課も言っていましたように、切って使って植える、そういう循環をしっかりと行っていくということだと思います。
◆3番(大石元則君) 獣害対策を十分にされることとは思いますが、今後
の対応に注視してまいりたいと思います。 あと、森林環境税については、次回に取り上げさせていただくこととして、この項は終わらせていただきます。 次に、市民
の健康を維持するためには、ふだん
の健康
管理が大切になってきます。私は失敗してしまいましたが、今回。行政
の立場で市民
の皆様に何を提供できてきている
のか、それをお聞かせください。
◎
保健センター長(西洋一君) 保健センター、西より答弁させていただきます。 保健センターといたしましては、健康づくりとしまして市民ウオークを開催しております。本年度は、新型コロナウイルス感染症
の影響で3年ぶり
の開催となり、約100名
の方
の参加をいただいております。 次に、健康教育事業としまして、健康増進法
の保健事業
の一環で、心身
の健康について意識を高め健康に関する知識
の普及啓発
のため講演会等を開催しております。また、令和3年度は、リフレッシュ体操を年間63回開催し、延べ959名
の方
の参加をいただいております。 次に、健康診査事業としましては、がん検診や特定健診を行っております。病気
の早期発見、早期治療を目的とした各種がん検診を受診することにより、自分
の健康を守るため
の動機づけとなるように行っています。
◆3番(大石元則君) ありがとうございます。 担当課にあっては、ふだんから
新宮市民の健康について心がけられ、健康増進事業や健康診査事業を推進されてきていることは理解できます。職員
の皆さん、お一人お一人
の市民へ
の健康へ
の不断
の働きかけ
の努力が新宮市
の住み心地
のよさにつながっていると、私には確信されます。 ここで一点だけ、
医療センター事務長にお伺いしたいと思います。よろしいでしょうか。 コロナ対応で大変多忙な中、恐縮なんでありますが、
医療センターも健康診断に関わってくれております。特にがん検診については、市民
の皆さん
の健康を保持する上で取り組まれていると思います。 胃がん検診についてでありますが、バリウムを飲む胃
のエックス線検査は実施されているようでありますが、直接胃カメラを使って
の胃がん検診は、この健康診断票には、検査内容について
医療センターにおいては丸印がついていないんですが、この点についてどうなっているんでしょうか。
◎
医療センター事務長(奥靖君) 今
の検診
のことですけれども、基本的には、まずバリウム
のほうを優先でやっていると思います。それで異常が発見されれば、胃カメラということになると思います。
◆3番(大石元則君) ということは、バリウム検査によって異常が発見されたら、
医療センターでも即、胃カメラを使った検診がなされるという理解でよろしいでしょうか。
◎
医療センター事務長(奥靖君) 検診というよりも、まずバリウムで異常が発見されれば、今度は診療という検査項目になっていくと思いますので、検診という意味で
の胃カメラではなくなっていくと思います。 まずはバリウムで検診して、それでちょっと異常がある場合は、再度、今度カメラを飲んで見ていくというようなことになると思います。
◆3番(大石元則君) あえてここで質問させていただきました
のは、バリウム検査
の場合、得手不得手がありまして、バリウムを飲んで一時辛抱しないといけないと。げっぷをしてはいけないと。こういう実態があります。だったら胃カメラを直接飲んで検査していただいたほうがいい場合もあると思うんですけれども、この場合においてどう考えておられますか。
◎
医療センター事務長(奥靖君) カメラを苦手な方、もちろんバリウムを苦手な方、両方いると思います。そこは先生
の判断でなると思いますので、その点につきましては、この段階で胃カメラ優先、バリウム優先という
のがなかなか答えにくいと思いますけれども、基本的に僕はカメラを飲みます。カメラ
のほうがすっと見ていただけるので。ただ、やはり基本最初は何でもそうですけれども、胃がん検診
の場合は、まずバリウムからという
のが基本かなというふうに思っています。
◆3番(大石元則君) よく分かりました。どうもありがとうございます。 さて、あえてここで質問しておきたい事項が、
保健センター長にあります。 私
の最近
の健康
管理の実態として、市民
の皆様が健康を目指して、ラジオ体操はもちろんでございますが、前
の議会でも質問させていただいたんですけれども、ウオーキングやランニングでもって健康増進を図られている方が目につくようになったと思います。担当課ではどのように把握されているんでしょうか。
◎
保健センター長(西洋一君) 先ほど御答弁させていただきましたとおり、3年ぶりに市民ウオークを開催させていただきました。予想より確かに多く
の方、100名
の方
の参加いただいておりますので、市民
の方もやっぱりそういうように、ウオーキングについて興味を持っていただいて、健康意識を持っていただいてあると思っております。
◆3番(大石元則君) 最近とみに人数が増えているように実感しているんですが、その点についてはどうでしょうか。
◎
保健センター長(西洋一君) 3年ぶりに開催させていただきましたが、以前、3年前は100名ちょっと切るぐらい
の参加をいただいておりました。
◆3番(大石元則君) そこで、市民
の皆さんがウオーキングなりランニングを通じて、トレーニングいうか、健康増進
のために歩かれよう、走られようとするときに、どうしても散策コース以外に市道とか、特に農道とか、自然
の道を生かした従来型
の、これは都市建設課
の担当に当たると思うんですけれども、よく歩かれている
のを見かけます。 特に、前にも申しましたように、木ノ川地区では風光明媚で車
の量も少のうございます。そういった中で、担当課として都市建設課に、担当が違ったとしても、歩く人たちや走る人たち
の健康
のために
保健センター長の立場で整備していただく、要は草がぼうぼうになっていたら、歩く人、走る人
のためによくないんで、どうか整備していただけませんかというようなお声がけをした経緯はこれまでございますか。
◎
保健センター長(西洋一君) 大変申し訳ありませんが、今年、
保健センター長にならせていただきまして、今
のところ、そういうような要望をしたときはございません。
◆3番(大石元則君) ありがとうございます。多分そうだろうと思って、後
の質問に生かしたいので、今
の御返事本当にありがとうございます。 以上です。
○副議長(東原伸也君) 会議中でありますが、10分間程度休憩いたします。
△休憩 午後3時07分
---------------------------------------
△再開 午後3時19分
○副議長(東原伸也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
一般質問を続けます。 3番、大石議員。
◆3番(大石元則君) (質問席) それでは、
一般質問を続けさせていただきます。 次
の項に移ります。 その前に、私は、ふだんであれば、この場にいないものと思っておりました。
市議会議員になるきっかけをいただいた
のは11年前になりますが、被災してからであります。あのとき
の反省を深く肝に銘じて、
市議会議員にならせてもらっております。 と申します
のは、新宮市においても、紀伊半島大水害、豪雨
の記録が新宮市
のほうから発行されております。この20ページ
の中に被災した我が家がございます。あのとき周辺では、お隣も、さらにその下
のお隣も、皆さん避難されておりました。我が家だけ、なぜか避難することができませんでした。 その当時、今でもそうですが、消防団活動をして、12時に取りあえず解散が指示されたので、朝
の搾乳
のために家に帰りました。その帰る途中も木ノ川
の様子を確認しながら帰って、少し雨がきつくなったと思って帰ったところ、夕食も取らずに現場へ駆けつけましたので、搾乳
の後。次
の日
のことを考えて夕食を手短に取ってぐっすりと眠っておりました。そのときに、朝、普通だったらもう少しゆっくり起きる
のですが、胸騒ぎして起きたら、家
の周りが川になっておりまして、家
の中
の居間が、家
の中そのものが川となって流れておりました。一番心配だった
のは、一番奥にいた母親
の部屋でありまして、これは絶体絶命
の場所でございました。私どもは、辛うじて増築した家屋
の2階におりましたので、浸水は免れました。家もろとも流されても不思議じゃなかったんですが、奇跡が起きました。これは、ただ
の奇跡ではございません。三つ
の要素があります。 大水害が起こる前に河川
の氾濫があって、家につながる堤防を越えてきましたので、堤防
の壁を補強していただいて壁を造っておりました。その壁があったおかげで、それ以上、流木が流れ込まずに済みました。 それで、あと一つは、自分たち
の家が父親
の代から
の強固なものでありましたので、下
のほうはもぬけの殻でしたが、屋根一つで残ることができました。川
の流れが変わった
のもあります。堆積した土砂が流出して川
の流れが変わった
のです。 ただし、母親はその範疇になかったので、多分駄目だったと思うんですが、母
の備えがよかったんですね。過去50年前に、昭和29年
の6月23日に被災しておりましたので、事前に布団
の上に両手に荷物を持って夜を明ける
のを待っていたそうなんです。でも、部屋に川
の水が流れ込んできたせいで流されました。その後は、無残な部屋
の様子でした。流されたおかげで一命を取り留めることができました。一旦
の雨で終わったので、熊野川町
のような大きな浸水被害はございませんでした。ただし、全壊です。 この三つ
の奇跡が重なり、そして今、自分がこうしております。ただ1点、悔やまれる
のは、なぜ周り
の人たちが逃げていたのに、自分たちだけが逃げられなかった
のか、いまだに悔やんでおります。この教訓を下に、今回質問させていただきたいと思います。 さて、11年前は大水害でした。同じ年
の3月11日、東北では大震災がありました。神戸大震災から16年、さらに、また東北
の大震災から16年目も迫ってまいります。これは奇遇ではないかもしれませんが、次は、関東地方で
の直下型か、南海トラフ地震に代表されるような日本列島周辺における震源とする地震があっても不思議はございません。 あと一つ列記しておきたいことがございます。参考までに。1854年12月23日、安政元年、安政
の東海地震、マグニチュード8.4と推定されております。昭和
の東南海地震は1944年、昭和19年12月7日、マグニチュード7.9、午後1時35分頃
の地震発生であります。さらに、昭和
の南海地震は1946年12月21日、午前4時19分マグニチュード8.0とあります。期せずして、12月に地震が起こっております。 災害は、このように市民
の生活を奪ってしまうものであります。これから起こるであろう大きな災害を目前にして、日々
の準備が市民
の皆さんには必要であろうと思います。行政
の立場で取り組まなくてはならないと思います。かけがえ
のない命を守るために、私たちに、今、何ができる
のでしょうか。担当課
の所見をお聞きいたします。
◎総務部参事兼
防災対策課長(竹田和之君) 防災対策課、竹田より答弁させていただきます。 新宮市
の地震対策につきましては、揺れ対策と津波対策があります。 昭和21年
の南海地震において、住宅
の倒壊により火災
の被害が甚大であった状況から、揺れ対策に重点を置き、住宅
の耐震診断、耐震改修、ブロック塀
の改修改善と家具転倒防止器具
の取付けに力を入れ、耐震性
の向上を図っております。この揺れ対策を進めていく上で、周知を図るため市広報や出前講座、また家具転倒防止器具
の取付けで訪問した折に、ハザードマップ
の解説により、自宅におけるリスク
の認識や耐震性向上
の必要性を説明し理解を促した上で、住宅
の耐震化やブロック塀
の改修改善
の補助
の利用に結びつけております。 また、津波対策につきましては、東京大学大学院片田特任教授よりアドバイスをいただき、逃げる防災を推進しております。 取組としましては、揺れ対策と同様に出前講座などでハザードマップ
の周知を行い、自宅
のリスクや避難先
の把握をしていただき、適切な避難に結びつけるようにしております。 以上です。
◆3番(大石元則君) ありがとうございます。 明確なる答弁に感謝いたします。引き続き
の御尽力をお願いするものであります。 次に、この巨大地震
の発生が危惧されております中、当地域においても、常に防災対策課と連携されていると思いますが、消防本部や消防団
の活動が重要になると思っております。 そこで、お尋ねいたします。 巨大地震が発生した場合、消防職員や消防団員
の方は、どのように活動することになっている
のでしょうか。
◎消防本部
庶務課長(中家茂樹君) 消防本部庶務課、中家より答弁させていただきます。 平成23年に東日本大震災を経験しまして、改めて地震
の恐ろしさを再認識いたしました。また、議員がおっしゃるとおり、当地域におきましても、南海トラフ巨大地震
の発生が危惧されているところでございます。 消防職員、消防団員につきましては、まず消防本部地震警備計画や地震発生時
の消防団員活動マニュアルなど事前計画をしておりますので、これに基づき活動することになってございます。 また、今年11月に実施しました秋
の火災予防運動消防団総合訓練におきましても、地震発生を想定した中継送水訓練を実施しましたし、消防職員もそうな
のですが、消防団員
の方々も日頃から訓練を積んでいただいております。そうして、いざというときに備えております。
◆3番(大石元則君) ありがとうございます。 一致団結して事に当たることができる準備を、今後とも続けていただきたいと思います。 そこで、市民
の皆さんにお願いしたいと思います。 津波も心配でありますが、まず揺れに対応していただくこと、特に今
の説明をいただいた中にも耐震補強
の事業がございます。様々な角度から行政
の立場で取り組まれてきている経緯が、今
の説明で市民
の皆様にも分かったと思います。具体的に行動していくこと、大きな災害を前に、でき得る限り
の準備をしていくこと、これが私たちに残された生きる手だて
の一つとなると思います。今後とも、市民
の皆さんへ
の働きかけが必須不可欠と思います。 そういった中で、私は今、大事なときに来ていると思います。東北
の大震災から復興が行われて11年、かなり復興も進んできて、大きな被災
の跡形も限られてきているようにあります。 だが、現実
のものとして、ここに全記録
の冊子がございます。この冊子は、東北地方
の東北新聞社
の作品であります。この中には、被災、津波
の現況が克明に写されております。特筆すべきは、被災に遭った人
の中で、最後まで避難を呼びかけた職員
の方
のお話も載っております。被災
の経験が薄れていく中、ロシアにおけるウクライナ侵攻や
コロナ禍にあって、災害が身近にありながら遠のいているような気がいたします。ぜひ、この機会に当時
の実体験された方々
の証言なり、市民
の皆さんが今どのように災害に対して意識を持たれている
のか、実態調査をされるいい機会でもあると思います。市民
の皆様に準備していただくために、いま一度、準備を促すため
の施策を考えていただきたいものと思いますが、担当課としては、どのようにお考えでしょうか。
◎総務部参事兼
防災対策課長(竹田和之君) 私も先々月、姉妹都市である名取市
のほうに視察に行ってまいりました。復興
のほうは大分進んでおりますが、近辺
の状況、陸前高田市であるとかも視察に行ってまいりましたけれども、当時
の状況が、まだ鮮明に残っているところもあります。そういった中で、そういう経験をされた方
の講演会などを行うという
のは大変貴重なことだと思いますので、また課に持ち帰って、ちょっと計画等を協議していきたいと思います。
◆3番(大石元則君) ありがとうございます。 直接的な防災へ
の意識向上に努めることにより、一人でも多く
の方々
の市民
の命が守られるものと確信しております。今後
の取組に期待いたしたいと思います。 次
の項に移ります。 企画調整課
の業務内容についてであります。 ふだん、企画調整課にあっては、どのような業務に携われている
のでしょうか。
◎
企画調整課長(峪中直樹君) 企画調整課、峪中より答弁をさせていただきます。 企画調整課
の業務内容につきましては、市
の事務分掌規程により定められておりますが、主なものといたしましては、総合計画
の策定及び推進に関すること、重要施策
の調整及び推進に関すること、特命に関すること、ふるさと納税に関することなどがありますが、市における重要施策
の企画、立案、調整をつかさどる部署が企画調整課であるというふうに考えてございます。
◆3番(大石元則君) ふだん
の業務
の多忙さがうかがえるようでありますが、企画調整課にお願いしたいことが大なり小なりございます。 と申します
のは、健康づくりに関しても都市建設課
の方に御意見を伺いたいと思っております。身近にある問題から大きな問題まで、横串を刺して、各担当課
の連携を取っていただく
のが企画調整であろうかと思います。その中にあって、先ほど健康増進
のために歩く人
のため、ランニングする人
のために、市道や農道
の保全
管理が必要になってきていると思います。本来なら都市建設課にや、農林水産課にお願いするところではありますが、各課においては、道路
の維持目的
のために、各地域において予算が限られてきております。 そこで、企画調整課
の担当
の方にお願いしたい
のでありますが、健康増進するために各担当課、農林水産課、農道整備、都市建設課、市道、歩く人や走っている人
のために整備を促進していただけるようお願いしていただくことができないものな
のでしょうか。特に、木ノ川地区においては高齢化が進んでおります。その中にあって、限られた予算で年1回、せめて予算づけをしていただいて、今は大丈夫なんです。冬
のときなので、市道に繁茂する草木も限られております。でも、最盛期に年1回は道路整備をお願いしたいと思っております。いかがでしょうか。
◎
企画調整課長(峪中直樹君) 市道
の管理等は都市建設課
のほうで行っていただいております。 先ほど保健センター
のところで
の御質問にもありましたことではございますけれども、基本的にはその事業をされている課から、このことについては直接所管というものがございますので、都市建設課
のほうに言っていただく
のが一番スムーズに進む
のかなというふうには考えてございます。 また、健康増進
のほうで言いますと、今、保険会社等とも包括連携協定という
のを結んでおります。その中で、市と包括連携
の協定先と連携して、今より、よりよい市民サービスを合わせた事業という
のは展開できる。そういうところでは、企画調整課も連携をしてやっていきたいというふうに考えております。
◆3番(大石元則君) ありがとうございます。 もちろん地元
の方々も率先して整備に取り組んでくれている上で
のお願いであることを申し添えさせていただきます。今後
の各課
の取組に期待したいと思います。 では、時間がかかり、一朝一夕ではいけない議案でありますが、可能性が出てきた新宮市にとって活性化案があります。それは、高田地区から三佐木蜂伏地区へ
のトンネル工事です。トンネルを抜くことにより、高田地区が活性化されるとともに、三佐木地区はもちろん、旧市街ともつながり一周することができます。 直近では、企画調整課
の御尽力により、新たな交通網体系が整備されております。ただ一つ残念な
のは、行って帰ってくるルート
のように思います。今回トンネルを抜くことができれば、新宮市街から高田へ、三佐木蜂伏地区へ、そして新宮市街へ。逆に、新宮市街、旧市街から三佐木蜂伏、そしてトンネルを抜けて高田地区へ。さらに、旧市街へと巡ることができます。東京都内においては山手線がございます。右回り、左回り、十二分に活用ができると思います。担当課
の御意見をお聞かせください。
◎
企画調整課長(峪中直樹君) 今、議員おっしゃられました県道高田線
の整備になるかと思いますが、こちらにつきましては県道となりますけれども、これまで毎年4月に和歌山県
のほうに、新宮市として予算編成に向けた要望という
のを行ってございます。その中におきましても、例年、国道168号を補完するルートとしても、県道高田相賀線
の延長
の早期事業化を求めておるところでございます。
◆3番(大石元則君) ありがとうございます。 部長、どうぞ。
◎
企画政策部長(
新谷嘉敏君) この事業
の内容は、課長が説明したとおりでございます。 ただ、議員言われますとおり、これはかねてから
の地元
の悲願でもございます。ただ、残念ながら事業化に至っていない現状がございます。 次年度
の要望につきましても、来年度に向けた事務作業が、これから開始されるところでございます。その点につきまして、先ほど御指摘いただいた企画調整課
の役割についてでございますが、原課、担当課という
のは、それぞれが担当していただいているわけですけれども、企画調整課においては、その事業
の進め方、また要望内容等について補完的な役割を十分これまで以上に果たしていきたい、そのように考えてございます。
◆3番(大石元則君) これから
のお仕事ぶりに、希望を持って静観させていただきたいと思います。どうか、新谷
企画政策部長がおられるうちに事業化がなされれば、とてもありがたいと思いますが、向井副市長、めどはどうなんでしょうか。元
企画政策部長として
の立場もございます。
◎副市長(向井雅男君) これまで何度か高田蜂伏線
の道路については、県
のほうに要望させていただいたとおりです。調査費
の関係で、県も少し動いていただいておりますが、今回、新知事
の体制が取られましたので、改めて、先ほど新谷部長
のほうからありましたとおり、新年度に向けて少し手法を考えながら、もう一度要望させていただきたいというふうに思っております。
◆3番(大石元則君) 大いに希望
の持てた御返答だったので、そこで
田岡市長、いよいよ
田岡市長の出番が来たと思います。 と申します
のは、私、木ノ川生まれですが、過去において、町道から笠丸山
の下をトンネルで抜いて、それまでは、塩見峠をあくせくしながら通われた時代
の話です。その当時から、トンネルを抜いて高田とつながろうじゃないかと。海と山の幸をお互いに交流しようじゃないかという意識がありました。ただ、時代が時代だったので、夢物語で終わってしまっております。今こそ、
田岡市長のリーダーシップ
の下、トンネルを抜いていただけたらと思うんですが、いかがでしょうか。
◎市長(
田岡実千年君) このことについては、ずっと要望を続けておりますが、なかなか市だけといいますか、これは県
の事業でございますので、事業化していただくためには、県が行っていただくわけでありまして、私
のリーダーシップ
の下と言われましたが、しっかりと要望したいと思っております。 この道路、11年前に高田地区が孤立したわけでありますが、やはり第一番目には災害に強い道になりますし、もちろんふだん
の生活道路でもありますし、何よりも観光、またグリーンランドに合宿で宿泊している方々が、このトンネルが抜ければ、くろしおスタジアムややたがらすサッカー場までもランニングで行けるような、そういった本当に一石何鳥にもなる道路だと思っております。 なかなか予算的なことを考えると簡単には事業化にならない
のかなという、今まだそういった感覚でございますが、しっかりと市長として熱意を持って頑張ってまいりたいと思います。
◆3番(大石元則君) ありがとうございます。 私も、任期が許す限り地元
の方々と協力しながら要望を上げてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 以上で、私
の質問したいことは以上な
のでございますが、若干、病み上がり
のせいもあり、担当課
の方々には大変御迷惑をかけた結果になった点については、深くおわびいたします。至らなかった点について、再度、3月議会にてフォローさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 今後とも、市長を筆頭とする行政と議会を代表される議長
の下、議会と行政と
の両輪でもって、市民生活
の向上に向けてお互いに切磋琢磨してまいりたいと思います。 今日
の誕生花はナンテンでありました。ナンテンは困難を転じて福となしてくれると思います。そう聞いております。ぜひ、今日
の日を幸福へ
の道へつながるスタートラインとさせていただきたいと思います。 これから
の御協力に期待するとともに、本日、皆様に御答弁いただいたこと、深く感謝して、私
の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
---------------------------------------
△延会
の宣告
○副議長(東原伸也君) お諮りいたします。 本日は、この程度をもって延会いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(東原伸也君) 御異議なしと認めます。 よって、本日はこれをもって延会とすることに決定いたしました。 本日はこれにて延会いたします。
△延会 午後3時49分...