3
欠席議員(0名)
4
事務局職員出席者
事務局長 中 西 健
書記 倉 本 文 和
5
説明のため出席した者の
職氏名
町長 平 野 嘉 也
副
町長 西 上 邦 雄
教育長 森 下 英 男
会計課長 辻 本 寛 美
企画公室長 辻 本 和 也
総務課長 古 倉 充
観光振興課長 茶 原 敏 輝
福祉保健課長 尾 家 和 代
建設課長 苗 代 勝
生活環境課長 小 西 敏 嗣
防災危機対策室長 井 上 哲 也
診療所事務長 苗 代 千 春
消防長 中 西 清
教育次長 田 中 宏 人
富貴支所長 岡 本 哲 明
午前10時14分 開会
○
議長(
松谷順功) 開会に先立ちまして、今
定例会の運営について申し上げます。今
定例会におきましても、
新型コロナウイルス感染予防のため、
マスクを着用することといたします。また、発言については、
町長並びに
教育長は登壇の上発言をお願いしますが、その他の
執行部及び
議員は、原則、自席にて発言することといたします。また、本
議会会期における
審議等の模様を、
傍聴席よりタブレットにて試験的に
ライブ配信を行いますので、
議員の皆様及び当局にお知らせいたします。
それでは、ただいまから
令和3年第4回
高野町議会定例会を開会します。
これから本日の
会議を開きます。
本日の
議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。
日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第126条の規定により、
議長において、7番大西君、9番負門君を指名します。
日程第2、
会期の決定についてを議題とします。
お諮りします。本
定例会の
会期は、本日から12月13日までの14日間としたいと思います。これに御
異議はありませんか。
〇
議員(「
異議なし」)
○
議長(
松谷順功)
異議なしと認めます。
よって、
会期は本日から12月13日までの14日間と決定いたしました。
お諮りします。議事の都合により、12月1日、2日、3日、4日、5日、6日、7日、11日、12日は本
会議を休会としたいと思います。これに御
異議ありませんか。
〇
議員(「
異議なし」)
○
議長(
松谷順功)
異議なしと認めます。
したがって、12月1日、2日、3日、4日、5日、6日、7日、11日、12日は本
会議を休会とすることに決定しました。
議事日程第3、諸般の
報告を行います。
地方自治法第121条の規定により、本
定例会の
説明のため出席を求めた者は、
町長並びに
教育長であります。
高野町
監査委員から、
地方自治法第235条の2第3項の規定により
例月出納検査報告については、お手元に配付の
報告書をもって
報告といたします。
当局からの
報告事項はありませんか。
○
町長(
平野嘉也) 特にございません。
○
議長(
松谷順功) なしと認めます。これで諸般の
報告を終わります。
平野町長に
行政報告並びに
提案理由の
説明をお願いいたします。
平野町長。
○
町長(
平野嘉也) 皆様、おはようございます。
このたび
令和3年第4回
高野町
定例会の御案内を申し上げましたところ、
議員の
皆様全員御出席賜りまして、誠にありがとうございます。後ほど
説明させていただきますが、今回の案件は、
議案26件、同意1件でございます。御審議のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、政府、第1次
岸田内閣が10月4日に発足し、第49回
衆議院選挙の後、11月10日に第2次
岸田内閣が再スタートいたしました。12月6日より
臨時国会が開催されまして、
新型コロナの
感染拡大防止、
社会経済活動の再開と次の危機への備え、新しい
資本主義の起動、防災・減災など安全・安心の確保など、
歳出総額が35兆9,865億円となっております。政府に対しては、この大切な時期を乗り越えていけるような政策、そして
予算配分を進めていただくよう、強く要望していきたいというふうに思っております。
また、さきの
衆議院選挙の
投票率は、国全体の55.93%に対しまして、
高野町では75.34%となり、前回より高くなりました。要因としてはいろいろあると思いますが、
コロナ禍でありますが、
選挙公報をしっかり充実していただいたこと、また
広報会場、
選挙会場での
感染対策防止、その取組もよかったのかなというふうにも思っておるところでございます。
そして、
新型コロナウイルスの
感染者は
緊急事態宣言解除の9月以降、全国で急激に
減少傾向にございますが、これは
ワクチン接種が進んだことが要因の一つであると考えられます。本町においては、今回、3回目の
ワクチン接種について迅速に対応すべく、
関係機関と連携を共に取り組んでいるところでございます。
その
ワクチンでございますが、3回目の
ワクチンについていろいろと
懸念材料もございます。3回目の
接種で
モデルナの
ワクチンが約半分割当てとなっております。1箱10
バイアル、10本入っておりまして、1
バイアル当たり10回分。しかし、半量で済むということで、20回分が取れるようなことになってきます。また、
ファイザーの
ワクチンは1回0.5ccというようなことで、
接種段階で混乱が生じることも予想されます。また、2月からは5歳から11歳までの
子供たちへの
ワクチン接種、
ファイザー製の別
ワクチンが始まる見込みでございますので、
ワクチンの種類が3種類になるというふうなことも考えられます。また、町内の1回目、2回目は、先ほど申しましたが
ファイザー製の
ワクチンでございまして、3回目の
接種は
交差接種で、
モデルナの
ワクチンが
接種できるようになりますが、
接種を希望する方はどうも少ないように感じることができます。
また、
モデルナの場合、1
バイアル当たりの
接種人数も多く、
接種計画を立てることが非常に困難になるということは簡単に予測できます。
モデルナの
ワクチンを
接種することになると、国費ではありますが、冷蔵庫の購入、また
設備工事、
保存容器の
購入費等費用が発生いたします。不必要で煩雑な
事務処理が増え、
事務方、また
接種現場は当然混乱することが予想できます。
これらのことから、
小規模自治体には
ファイザーの
ワクチンのみとしてほしい。また、国、県は
交差接種の
安全性を国民に広く周知してほしい。これらのほうを私のほうから直接知事、また
国会議員、町から
町村会に依頼をして、県知事、国に強く働きかけているところでございます。これまで
集団接種の実施を担ってきた町、また
接種を受ける
地域住民にとって看過できない問題が出るのではないかと懸念しております。
ただ、御承知のとおり、新たな
ウイルス、
オミクロン株の世界的な拡大を受け、今後、
日本国内での急拡大も非常にこれも懸念されるところでございます。政府は、全ての国を対象に緊急避難的な
予防措置として、まずは
外国人の入国については本日午前0時より、全世界を対象に
入国禁止とされました。拡大しないことを祈るばかりでございます。町としては3回目の
ワクチンを進めるとともに、引き続き、
マスクや換気、
界面活性剤による手洗いやエタノールによる
手指消毒、手、指の消毒、それらの徹底を広く町民に呼びかけてまいりたいと思います。
話題は変わります。8月
議会、
臨時議会にて御承認いただきました
来訪者向けクーポン事業は、御好評をいただきまして、10月8日から販売を開始して、10月26日に第1期が完売いたしました。
商品券は、現在11月22日時点ではございますが、55.3%換金しており、短期間で5,500万円のお金が町内で回ったことになります。第2期につきましては、昨年
販売分や今年度の販売1期分の課題を洗い出し、販売時期や開始時期、そして購入できる
条件等も今後検討していきたいと考えておるところでございます。
また、5万円の
町民向けの
クーポン事業、
町民向け商品券配布事業につきましても、
高野山地区の住民もそうでありますが、
宅配サービスを御希望の地域の
皆さんにも
高野山の
参加事業所の商品を御購入いただき、御好評をいただいておるところでございます。22日時点で約4,700万円分、予算の約3分の1が換金されたようです。今後は、この仕組みが
町主体ではなく
事業所主体で運営いただけるようになれば、さらに
高野町での町内での消費が促されるのではないかと考えておるところでございます。
このような中、町では新
年度予算の編成真っ最中でございます。来年度もウイズコロナの年となることを覚悟し、
新型コロナウイルス感染症対策に万全を期すとともに取り組んでまいりたいというふうに考えております。年明けには各課から出された
予算要求案の査定が始まります。
町長選挙のため
骨格予算となることが予想されますが、選択と集中による
事業の
見直しも含め、町民の皆様に本当に必要な
事業をしっかりと精査した上で、3月の
議会に
予算案を提出したいと考えておるところでございます。
そのほか、8月以降の主な
事業として
報告させていただきます。
先日、
高野山会議を開催させていただきました。11月26日から28日でございます。28日には約300人の方々が
クラシックコンサートにもお越しいただくことができました。第2回目は、当初の
目的達成のために、次年度は6月30日から7月3日までの4日間を予定しておるところでございます。
当初の
目的というのは、最終的に、将来的に持続可能な社会をつくっていくための大切な
世界会議にしていきたいというものが当初の
目的でございます。中国との
オンライン交流会も行いました。11月9日、
担当者レベルで
交流会を実施しております。また、町内14か所で9月以降行ってきました
タウンミーティングも、14か所で、11月10日をもって終了させていただきました。2年ぶりということで、多くの質問、また要望もいただきましたので、早急に対応する案件は、今各課で対応に走っているところでございますが、しっかりいただいた内容は漏れなく回答できるように進めてまいりたいというふうに思います。
そして、
新型コロナウイルスワクチン、本町での2回の
接種を終えた皆様は、11月1日現在で86.5%になったということをこの場でも
報告しておきたいと思います。
また、和歌山市の
給水応援要請についてでございますが、10月3日に
水管橋が崩落いたしまして、本町も10月3日より水道局から
応援要請がありまして、10月12日までの10日間、
給水活動を行いました。いろいろな状況の中で、市町村の
応援協定をしっかり活用してまいりたいというふうに考えておるところでございます。
国民文化祭が開かれて、
高野町といたしましては11月3日、文化の日には、
世界遺産高野山シンポジウムを開催。また、11月7日、日曜日には
北紀太鼓フェスティバルを開催。そして、11月14日、これは
高野山国際こどもコーラスフェスティバル2021を開催させていただきました。
合唱祭につきましては、当初の
目的達成のために、先ほども申しましたが、当初の
目的というのは、
高野山会議は
世界会議でございますが、この合唱は
国際こどもコーラスの
フェスティバルを大きくしていきたい文化的な
事業として誘客も考えて、文化的な側面も促進していくということをしっかり進めてまいりたいというのが
目的でございます。それの達成のために、次年度は8月11日、山の日のあたりを含む2日間を予定しておるところでございます。
それでは、本
定例会において御審議いただく
審議案について御
説明させていただきます。
議案は26件でございます。
議案第55号、
高野町
職員の
給与に関する
条例の一部を
改正する
条例については、
人事院勧告による
職員の賞与の
期末手当の
引下げを行うための
改正でございます。新聞、またメディア等々で出ておりますが、
国家公務員等は
引下げは延期いたしますが、本町におきましては
人事院の
勧告どおり、また世の中の
経済状況をしっかり考慮した中で進めてまいりたいと思います。
議案第56号、
高野山森林公園設置及び
管理条例の一部を
改正する
条例については、
ゲートボール場を
屋内多目的広場に名称を
変更・改定するもので、
ゲートボール場を
ゲートボール専用として利用するものではなく、
少年野球クラブや、また
学童軟式野球大会での
利用実績を鑑み、また
テニスボールの利用も行う予定でありますから、
多目的に利用できる施設として位置づける必要があることを考え、またそれにより施設の利用の促進を図るものでございます。
議案第57号、
高野町
国民健康保険条例の一部を
改正する
条例については、
健康保険法施行規則一部
改正に伴い所要の
改正を行うため、
産科医療保険制度の
見直しに伴い、
出産育児一時金の
支給額を見直すもので、
少子化対策として
重要性に鑑み、出産一時
金総額42万円を維持して、
医療保険制度掛金の
減額分4,000円を、被
保険者への
支給額に加算し支給するための
条例及び規則の
改正でございます。
議案第58号、
高野町
神谷簡易水道使用条例を廃止する
条例について、
議案第59号、
高野町
神谷簡易水道基金条例を廃止する
条例について、
議案第60号、
高野町
特別会計条例の一部を
改正する
条例については、
神谷簡易水道事業の
簡易給水施設に
事業形態を
変更する
改正で、
神谷簡易水道の
給水人口減少による
水道法第11条の廃止を行うためのものでございます。
議案第61号、
高野町
水道事業の
設置等に関する
条例の一部を
改正する
条例については、
水道事業の
簡易水道事業に
事業形態を
変更する
改正で、
水道法第3条第3項による
給水人口減少による
簡易水道事業への
変更で、同法第10条による
事業の給水及び
給水量の
変更を行うものでございます。
議案第62号、
高野町
水道事業給水条例の一部を
改正する
条例について、続いて
議案第63号、
高野町
水道事業分担金徴収条例の一部を
改正する
条例について、
議案第64号、
高野町
水道分担金の
徴収等の特例に関する
条例の一部を
改正する
条例について、
議案第65号、
高野町
上水道基金条例の一部を
改正する
条例については、
水道事業の
簡易水道事業に
事業形態を
変更する
改正でございまして、
水道法第3条第3項による
給水人口減少による
簡易水道事業への
変更で、同法第10条による
事業の
変更を行うものでございます。
議案第66号、
高野町
水道事業布設工事監督者の
配置基準及び
資格基準並びに
水道技術者の
資格基準に関する
条例の一部を
改正する
条例については、
水道事業の
簡易水道事業に
事業形態を
変更する
改正で、
簡易水道事業への
変更に伴う
水道法施行令第5条第2項(
布設工事監督者の資格)及び同法第7条第2項(
水道技術管理者の資格)の
資格取得に係る
変更のためでございます。
議案第67号、
高野町
消防団員の定員、任免、
給与、
服務等に関する
条例の一部を
改正する
条例については、
消防団に
機能別団員制度及び
休団制度を導入するに
当たり、
条例の整備を図るもので、団員の確保に苦慮している
消防団の実情に応じて地域の
防災力の充実、強化を図るため、
消防団OB等による
災害支援を
目的とした
機能別団員制度を導入して
団員確保計画を講ずるとともに、長期間にわたり活動に従事することができない
基本団員の
活動環境を整備することを
目的とした
休団制度を導入するものでございます。
議案第68号、
高野町
特別職の
職員で
非常勤のものの報酬及び
費用弁償に関する
条例の一部を
改正する
条例については、
機能別団員と
基本団員の公平を図るとともに、
非常勤消防団員の
報酬等の基準に基づき処遇の
見直しを行うもので、
高野町
消防団において新たに
機能別団員制度を導入するに
当たり、
機能別団員には
年額報酬を不支給とし、従来の
消防団員と公平を図るとともに、
非常勤消防団員の
報酬等の基準に基づき
費用弁償であった
出勤手当を
見直し、
出動報酬を創設して
災害出動に当たっての
処遇改善を行うものでございます。
議案第69号、
高野町
非常勤消防団員に係る
退職報償金の支給に関する
条例の一部を
改正する
条例につきましては、
退職報償金の
支給要件等について
条例の整備を図る必要があるため、
勤務年数が5年未満の
基本団員や
機能別団員には
退職報償金が支給されないこととするほか、
退職報償金の額を算出するに当たって、
勤務年数に算入されない期間について定めるものでございます。
議案第70号、
令和3年度
高野町
一般会計補正予算(第5号)につきましては、
歳入歳出それぞれ1億2,760万円の増額となり、
予算総額は57億8,940万円となりました。歳出で主なものとしまして、
人件費総額1,439万7,000円の減額、
財政調整基金積立金3,359万円の増額、
新型コロナウイルスワクチン接種事業費1,468万円などを計上させていただいておるところでございます。
議案第71号から
議案第79号につきましては、
令和3年度
高野町
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)など9
特別会計の
補正予算でございます。
議案第80号、
町道の
路線認定については、
町道筒香線と
県道川津高野線の
管理交換のため、
町道筒香線と
県道川津高野線の
交換協議に関わる
現川津高野線の一部を
町道と認定し、
令和4年4月の
道路法第17条第3項に基づく
協定締結に備えるためのものでございます。
同意は1件でございます。
固定資産評価審査委員会委員の選任について同意を求めることは、
任期満了に伴う再任について同意を求めるものでございます。
議案については以上でございます。各
議案の詳細につきましては
担当課長より御
説明をいたしますが、どうぞ
慎重審議を賜りまして御同意いただきますようお願い申し上げ、開会に
当たりの
提案説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○
議長(
松谷順功)
日程第4、
議案第55号、
高野町
職員の
給与に関する
条例の一部を
改正する
条例についてを議題とします。
本案について、
提案理由の
説明を求めます。
古
倉総務課長。
○
総務課長(古倉 充) すみません。
皆さん、おはようございます。
では、
説明させていただきます。
議案第55号、
高野町
職員の
給与に関する
条例の一部を
改正する
条例について。
高野町
職員の
給与に関する
条例(昭和40年
高野町
条例第29号)の一部を
改正したいので、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により
議会の議決を求める。
令和3年11月30日提出。
高野町長 平野嘉也。
提案事由。
人事院勧告に基づき、
期末手当の
支給月数の
改正を行うため。ということで、後ろに概要を追記してますので、それで
説明させていただきます。
4枚めくっていただいてよろしいですか。お願いします。
高野町
職員の
給与に関する
条例の一部を
改正する
条例についての概要です。
期末手当の改定(第18条関係)
民間の
特別給の
支給割合との均衡を図るための
引下げでございます。
一般職員4.45か月分を4.3か月分。再任用(
任期付)
職員2.35か月分を2.25か月分ということです。
下のほうに表があるんですが、その赤のほうを注目して見てください。
支給月数、
一般職員1級から3級というところで、
令和3年度12月期が1.125か月分で、合計で2.4と。最終的には4.3か月分と。
令和4年度以降なんですが、6月期と12月期が1.20か月分と。それで4.3か月分ということになります。
次の表を見ていただきたいんですけども、
特定幹部職員4級、5級です。
令和3年の分が、12月期が0.925か月分で2.0で、4.3か月分。
令和4年度以降が、6月と12月が1.0、1.0ということで、4.3か月分です。
1枚めくっていただいてよろしいですか。お願いします。再
任用職員1級から3級なんですが、
令和3年度の12月が0.625か月分で1.35か月分で、合計で2.25か月分と。
令和4年度以降なんですが、6月と12月が0.675か月分で2.25か月分となってます。