印南町議会 > 2018-01-01 >
03月16日-05号

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  1. 印南町議会 2018-01-01
    03月16日-05号


    取得元: 印南町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-08
    平成30年  3月 定例会(会議の経過) △開議 9時00分 ○議長 皆さん、おはようございます。 ただいまの出席議員は12名であります。定足数に達しています。 これより平成30年第1回印南町議会定例会第5日目の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 ただいまより議事日程に従いまして、議事を進めてまいります。 日程第1、会議録署名議員の指名を行ないます。 会議規則第126条の規定により、本日の会議録署名議員は、         5番 杉谷考祥君         6番 玄素彰人君を指名いたします。 日程第2、「議案第38号 平成30年度印南町一般会計予算について」を議題といたします。 本案について質疑を行ないます。質疑については、お手元に配付の一般会計予算書の質疑に係る区分の順にて行ないます。 まず、1ページから19ページの歳入、13款.使用料及び手数料までの質疑を行ないます。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10番、榎本一平です。おはようございます。 1ページから19ページということで、まず予算全体ということで、印南町の、そういう地方の町の予算というのは、基本的に地方財政計画という標準にするものがありまして、それは国の予算とも大変密着をしております。 それで、最近は財務省が、地方にようさん基金が貯まっているんやということで、これを大変宣伝して地均しをしておりますね。それで、昨年は各自治体に基金がどんだけ貯まっておるんかということで調査にも入ったということを聞いています。印南町の場合は、そういうふうに本当に基金が幾らあるのかというような調査というのが、されたのかどうかということです。 財務省は、今年度はここの基金のところに対しては何も言うてないんですけれども、引き続きここの基金の見直しというのを国から求めていくという姿勢は変わっていないというふうに聞いたんです。 それで、印南町にはそういう基金の調査というのが入ったのかどうかというのが1つです。 それと、あと、議会開会の初日に町長の所信表明の中で、前半の部分で防災の問題についての所信表明の言及が行なわれまして、大変危機感を持ってやらなあかんということが伝わってきたわけなんですけれども。平成30年に災害が発生する可能性とか、予測しないことが起こるというような関係でいいますと、そういう予測しない予算の需要というのを生じる可能性もあると思うんです。このような場合の時を考えて、印南町の一般会計予算ではどのような考え方をしているのかというのを聞きたいんです。 3つ目は、予算というのは、常に経常経費に気をつけて対応しなければならないと思います。なぜかというと、それは弾力性があるかないかに関わってくる話で、確保する必要性があると思うんです。平成30年度の経常経費については、動向というのは基本的にどんな動きになっているのかということです。 それで、あと町税に関連してですけれども、町税は前年度に比べて598万6,000円の減額計上となっております。予算書を見てみますと、たばこ税のマイナス計上が大変大きいというのが分かったんですけれども。それも要因と思うんですけれども、全体の主な原因というのは、どういうことかということです。 それと、あと平成28年度の決算の監査委員からの指摘で、町税の取り扱いについては、未納額が3,895万6,000円あるということで、しっかりと回収に努められたいということで指摘を受けております。これを受けて、平成30年度のそういう集金されていないという町税のところの対応というのは、特に強化点というのは、されているのかどうかということです。 それで、あと給与所得以外の所得というのは、税務課のほうでは、漏れなく把握するためにはどんなことをしているのかということです。 そして、あと固定資産税に関連しては、増改築された家屋というのは、きちんと町のほうでは評価替えというのはされているのかどうかということです。 以上です。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 まず、私のほうから1点目の、近年の財務省からというか、国からのその基金を市町村が持ち過ぎではないかという指導が来ているのかということでございますけれども、実際に財務省がどうのこうの来て、会計検査みたいなそういうのではないんですけれども、県の財政事情のヒアリング等々におきまして、基金が--特に基金の中にも目的基金以外の財政調整基金でございます--その財政調整基金が、国のほうでは、国よりも地方しか裕福ではないかというふうな議論をされているということはよく聞き及んでおります。 目的基金というのは、ある目的があって、それがそこまでお金がたまればそれに使うということですので、実質支出というふうに見なしていただけるんですけれども、財政調整基金につきましては、市町村が何かの時に予算が組めない、そういう中で財政を調整するということですので、そこにかなりの額が残っていて、そこに残しているのに、なおかつ国のほうに地方交付税を上げてくれとか、交付金をくれとか、そういう要望がきついんではないかという議論があるということは聞き及んでいますし、そういうことを受けた中で財政の運営をしてくださいということの指導は受けてございます。 ただ、指導が非常にきつい段階に入るのかなと思ったんですけれども、今の総務省の考え方につきましては、地方もその財政調整基金が必要なんだというふうなところに立ってくれているように聞き及んでおります。そして、総務省が、早く言えば、体を張って調整に入っているということですので、少し安心かなという気は持ってございます。 それから、防災の関係で、もし何かあればということでありますけれども、その議論等につきましても、前回、庁舎の建設の時でしたか、住民の方々の意見を聞く場がございまして、その時に、何かあった時にそういう国の補助金を待っていられない、明日の日にでも土砂を取ってほしいんだ、大きな災害があった時には、市町村のお金の持っているところが勝ちなんだ、というふうな意見をされる住民の方もございました。そういう中におきまして、やはりうちのところも、そういう大きな災害等に見舞われた時に、国の補助金を待っている、災害の何か手続きが必要だということもありますけれども、それよりもお金をということもありまして、安全・安心基金であったりとか、そういうことの中で蓄えは十二分にしていこうというふうに考えております。 それから、経常経費のほうですけれども、このことにつきましては財政の健全化ということの中で、経常経費につきましてもできるだけ抑えていこうということであります。そして、特に今現在は、「安かろう、よかろう」ということと、必要なものは続けていくと、必要でないものについては徹底的に見直せとの予算編成の時のこともありまして、特にランニングコストについては抑えていこうというふうに考えてございます。その見直し作業として、かなり今までであればということの中で、今回、予算上でも削減したところもございます。イニシャルコストはまたということもあるんですけれども、ランニングについては抑えていくということで、その財政の健全化を図っていこうということであります。 そして、ちなみに、起債等の関係でも、庁舎の建設のところでもありましたけれども、そういう中で、健全化比率等につきましても、イエローゾーンとかそういうところには絶対に入れないということは肝に銘じていますし、そういう中でスタートをかけていますので、その点については安心をしていただきたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長 -税務課長- ◎税務課長 それでは、私のほうから、町税のお話のことなんですけれども、本年度598万円減ということで、町税全体で減額予算を組んでいるわけなんですけれども、全体的な流れを申しますと、昨年度の町税予算と比べますと600万円余りの減額、住民税のほうで100万円増、法人税割で100万円増、固定資産税で200万円減、軽自動車税で100万円増、たばこ税で700万円の減となっておりますが、減額理由につきましては、町たばこ税が最も大きくて、健康増進法の成立を受けて、近年の嫌煙ブームや健康志向、また喫煙場所の減少等で、平成29年度決算見込みにおいても減少する見込みであり、平成30年度におきましても、禁煙の流れは10月からの増税と相まって加速するものと推測されることから、前年度予算から700万円を減額し予算計上してございます。 また、平成30年度は固定資産税の評価替えの年であります。家屋については減額する予定であり、また、土地についても下落等があることから、両方で1,100万円の減収を見込んでおります。また、償却資産で昨年度実績を基に900万円の増額予算を計上し、これを合わせて、固定資産税では200万円の減額となる見込みであります。全体的な、大きなところの増減というのは、こういう2つでございます。 それから、町税の取り扱いということで、監査委員のご指摘にあった税収確保ということで努力してくださいということで意見いただいておるんですけれども、それについて、30年度はどういう努力をしているかということだと思うんですけれども、税収の確保については、臨戸訪問とか、催告書、今年催告書もちょっと工夫しまして、文章をきつ目にしたりして、徴収努力しておるところです。そして、また県の紀中県税事務所等とお互い意思疎通しながら、連携しながら、48条とかということで、回収協力をいただいておるところでございます。また、町独自の差し押さえに対しても、今年件数を多くしておるところでございます。 それと、所得の把握ということで、給与所得以外の所得はどのように把握されているかということなんでけれども、公的年金については、社会保険庁等、そういう機関から電子データで送り込んでくれていますので、把握できております。その他、事業等の所得については、昨日で確定申告が終わったんですけれども、確定申告で自主申告をされて、それをもって把握。また住民税の申告についても同じでございます。 それと、増改築をされた家屋については、評価替えをされているのかということだと思うんですけれども、これ増改築の評価替えはしていますということと、この、ちょっと増改築の評価をしているかどうかということも含んでおられるのかなというところで、新増分と合わせて、増改築については現場確認と航空写真等で把握してございます。 質問は以上でよろしかったでしょうか。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 課長、先ほど、たばこ税がまた10月から増税になるというお話だったんですが、これは具体的にまた1本当たり幾ら増えるというのはもう分かっているんですか。 ○議長 -税務課長- ◎税務課長 たばこ税の増税なんですけれども、4年をかけて1箱60円。今年10月から1円、1本当たり。全体で1円です。来年は消費税が上がりますので据え置いて。その翌年また1円、その翌年1円ということで、4年をかけて1箱60円、税で上がる予定です。そのうち、町へ入ってくる税なんですけれども、1本当たり0.43円ということで増税になる予定です。 全体で、現状29年度実績を含めて、町でどのぐらい増えるんかなということで、一応試算してみたところ、110万円程度。29年度と同じような本数が吸われた時には、そのぐらいの税収があるかなという予測をしてございます。 以上です。 ○議長 -6番、玄素彰人君- ◆6番(玄素) 私のほうから3点いきます。 13ページの普通固定資産税の、特に固定資産税のことについてお伺いをしたいんですけれども、今年200万円減ったんやということなんですけれども、これ原因というのは、徴収不足というか、徴収を怠ったのか、どういう理由があったのかというのを教えていただきたいのと。あと、さっきも触れてあったんですけれども、努力していますというのは分かるんやけれども、固定資産とか、他の税と別々に取りにいっているのか。そうやって分けて取りにいってあるのだったら、前年度は何回固定の徴収に行ったのか。例えば、月に3回そういう日を決めて行っていますというようなやり方をしているのか、そろそろ取りにいかなかったら、議会うるさいしなというような調子で行かれているのか。そういったのが具体的に分かれば教えてほしいというのと。あと、地籍調査を今やりやるやないですか。そうしたら、山のほうだったら、面積が倍に増えたというような話を聞いたりするんやけれども、そういったことが実際にあるのか、そういった影響というのが、プラスに働いていると思うんやけれども、そういった影響があるのかということと、そういったことが仮にあったとしたら、固定資産税に関しての激変緩和策みたいなものというのがあるのかということについて、お答えをいただきたいと思います。それが、その13ページ、1点。 それと、次ですけれども、18ページの農林水産使用料のその加工施設の収入なんですけれども、1万円と上がってあんのやけれども、これは別にもうもらわんでもええんかなというように感覚的には思うんやけれども、これ1年通して契約して1万円というふうにしてあるのか、回数で1万円になっているのか、その辺のところが分かれば教えてください。 それと、あと、17ページです、ごめん、飛ばしてしまった。17ページの土地使用料のところ、下のほう。町有地のこの使用料というのが上がっているんやけれども、この使用料というのは具体的に、どういったものが上がっているのかということと。あと、町有地というのはいっぱいあるんやと思うんです。有効活用ということも絡めて言うんですけれども、実際、町有地の中には、例えば、よう出る話ですけれども、あの線路敷のところは町有地ではあると思うんやけれども、長年で、昔から住民の皆さんが車の駐車場として利用しやるけれども、それに対してお金を取りないとかという歴史はあるように思うんです。それはそれでここは判断なんでしょうけれども、それを無理やり取りにいくとか、それを最初から契約してあったわけでもないんでしょうから、その辺は、グレーゾーンで運用していかなあかんねんけれども、だけど、町有地であることは確かなことであって、そういったところが他に何ヶ所もあるのかということを教えていただきたいのと。今実際町有地になるところもあるんやけれども、そういったところに対して、またほんならここ町有地やから停めてええわらよという話になったら、これ今度どうやって運用していくんよという考え方もあるんだと思うんですけれども。今後、そういった町有地ができることによって、そういったことにならんようにどういった対策をしているのか、してないのかについてお答えをいただけたらと思います。よろしくお願いします。 ○議長 -税務課長- ◎税務課長 固定資産税の普通固定資産税で200万円減額しているということで、徴収努力が足りなくて減額しているのか、それとも他の理由があるのかということの質問だと思うんですけれども、固定資産税については、決して徴収努力をしていなくて減額しているものではありません。固定資産税の土地、家屋、償却資産というのがあるんですけれども、今回、土地の下落、その下落について、平均下落が3.5%あります。その分の加味と、家屋についても評価替えでありますので、物価上昇率と経年減価と掛け合わせたところ、減価が出たというところで減額したものと。そして、償却資産については前年度実績と見込みを含めまして900万円の増が見込めるんじゃないかということで計上して、差し引き200万円の減としたものであります。 そして、徴収について、その思いつきで行っているのかという話なんですけれども、これについては、月に何回ということは決めておりませんけれども、毎月、誓約書とかで臨戸して行ったりする件数もありますし、徴収強化月間といいまして、年に何回か設けていますので、その期間に集中して取り組んでおったり、そして毎月、催告を出した後、期限が来て、その後に取りに行く場合というような、計画的に取り組んでおるところでございます。 それともう1点、地籍調査について、今現在行なわれているんですけれども、特に山林とかは地籍調査終わった後、かなり面積差が出て、面積が増えているものもございます。それについては、登記された翌年度から課税反映させていただいておるところでございます。山林については、単価自体は安いんですけれども、面積がかなり大きくなって、税額の増額ということもございます。それについての激変緩和措置はあるのかということですけれども、それは今のところございません。 以上です。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 2点目の農林施設使用料ですけれども、印南町交流・加工施設使用料の1万円なんですけれども、主にアグリコミュニティ稲原の使用料で、加工施設の使用料です。1時間200円ということで、都度都度申請をしていただいてございます。 以上です。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 私のほうから、土地使用料の関係であります。 こちらのほうの17ページのところの土地使用料等につきましては、主なものとしましては、カルフール・ド・ルポさんにその駐車場として貸している部分であったりとか、元の切目川中学のところの一部をWSBさんに貸しているところであったり、ドコモさんとか、KDDIさんとか、そういう通信の基地局に一部貸している部分が主なものであります。それから、個人の方にいろいろと貸している部分の小さなものの積み重ねということであります。 そして、ご参考までに、大きなもの等につきましては、後ほど出てきますけれども、財産運用収入の不動産貸付のところでは外ヶ浜の龍谷ソーラーであったりとか、風力の宮ノ前のアイテックの前のところに事務所として貸している部分等々につきまして、事業用定期借地ということで、後ほどまた出てはきます。 それから、そういう町有地の中で、今後、今、議員がご指摘されたのは、宇杉の廃線敷のところの駐車場かなというふうに思いますけれども、そのところにつきましても今現在は駐車料金というのは取ってございませんし、占用料は取ってございません。ただ、財産管理を預かる総務課の中ではいろいろとそういう部分であったりとか、また地籍調査を実施した中で町有地がいろいろと出てきてございます。ただ、大きな町有地はないんですけれども、車、そこに二、三台停めていますよねとか、いつもというふうなこと等もあります。そういう中で、議論として、一部貸したところもあるんですけれども、そこは町有地ですよ。ずっと置くんだったら借りてくださいというふうなこともしてある場所もあります。 ただ、全てができてございません。特に、今まで無料であって、今までそういう道路の、うちところもここ提供したんやでとか、いろいろな話がある中で、実際に置いているところもあります。今後、検討課題ということの中で、町の皆の財産を占用されているんだから、それをやはり占用料を払っていただきたいという思いはございます。今後、どのように対応していくかを検討したいと思いますけれども、一朝一夕にはいきにくいというのが現実であります。 以上であります。
    ○議長 -6番、玄素彰人君- ◆6番(玄素) 税のところだけ再質問ですけれども、徴収、10回行ったらよかって、20回行ったら終わりとか、質の内容もあるんだろうけれども、じゃ、固定資産税、結局前年度で何回行ったんですかというのを、今ここで言えますかということについて、答弁をいただきたいというのと。 あと所有者がお亡くなりになって、その相続される方が大阪とか、他所にあって、なかなか納税管理人というのも見つからんとかというような事象というのはこれから増えてくるだろうし、実際、今もあるんだと思うんです。そういった方に対して、どこまで追っかけて行って、どこまで行ったら、どこまでのこと努力をやったら、もうこういう不納欠損で落とすとか、もうこれを対象から外すということをされているのかということについて、再度、お聞きをします。お願いします。 ○議長 -税務課長- ◎税務課長 1つ目の固定資産税、何回行ったんかというところの質問ですけれども、それの数字は今持ち合わせてございません。固定資産税だけ集めに行くんじゃなしに、先ほどの質問の中にあったんですけれども、固定資産税、国保、町民税、全てにおいて、人を対象にして、人についている滞納額を集めていきますので、固定資産税一本で絞り込むのはちょっと難しいかなと思ってございます。 それと、所有者に関して、他町村とかで、死亡されてということで、どんな把握をしているのかと、そしてまた不納欠損で落とす時はどこまで調べて落とすのかということだと思うんですけれども、所有者死亡については、即、こちらで把握できかねます。他町村の場合については。それで、納税通知書については、それぞれ死亡者名義で、知らなくてかけている場合もございます。その後、何らかのアクションがあって、その地元の、他町のほうへも役所に住民票とかそういうのを照会かけます。それで、続いて相続人があるということが分かれば、その人に承継通知を送ったりしてやってございます。 それで、不納欠損にする場合については、相続放棄という手続とか、やられますので、そういうのを完了した時にはもう取れないということになりますので、そういう時には、欠損することになると思います。 以上です。 ○議長 -6番、玄素彰人君- ◆6番(玄素) 徴収の努力をしているんだということであれば、回数ぐらいはちゃんと把握して発表していただくというか、答えていただかなかったら、やっぱりもやもやというのはなくならへんと思うんです。多分、行かれたら、行きましたという報告書なりメールなり、よう分からんけれども、そういうのは記録として残ってあるんでしょうから、把握しておいていただけたらということと。あと、町外のやつは分かりましたけれども、町内の方でお亡くなりになって相続人が分からんとかという対応というのはどうされているのか、再度お聞きします。お願いします。 ○議長 -税務課長- ◎税務課長 町内については、死亡届が来て、こちらへも回ってきますので、その後、届け出、葬祭とか終わった後に、また喪主の方とか来ていただけますので、その時に税務課のほうへも寄るように窓口から連携していますので、来ていただいて、相続人届け出を出していただいております。 以上です。 ○議長 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 1点だけ、18ページの13の1の6の1の教育使用料ということで、先般、条例等ございました体育センター空調使用料ということが12万9,000円計上されているわけなんですけれども、これは使用料の収入ということで、単純に3,240円で割ると約40時間ぐらいになるんかなと思うんですけれども、この想定の根拠と、あと免除されることがあると思うんですけれども、その場合の料金というか費用はどこへ出てくるんかな。それの必要経費、ランニングコストというのは、どこへ表れるんかな。もう単純なことなんで、それだけご答弁願えますか。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 それでは教育使用料の関係で、体育センターの空調使用料の12万9,000円の内訳でございます。これにつきましては、3,240円を本則でということの中で、これについては20時間を見込んでございます。これは、株式会社関係で、例えばビーチバレーボール大会だったりとか、バレーボール大会だったりとか、そういうのを、去年のを見込みながら、ここに算出してございます。また、半額においては1,620円でございますけれども、これについては全体で20回、それぞれ2時間としたら40時間または1時間としたら80時間というようなことでは想定してございます。これは特に、クラブ練習、サークル練習等であったりということを想定しながら、こういう予算計上になってございます。 それから、これに関連して支出の中でもいわゆるガス代ということで計上してございますけれども、そのうちの結局、時間数でいきますと、支出は大体240から250時間を予定しています。その中のこれとの差額というのが、結局、主催事業であったり、特にチャリティーバザーであったり、あるいは主催するビーチバレーボール大会であったり、また少年関係で町長杯としているスポーツ大会であったり、そういうことを見込んだ中での差額ということであります。 以上です。 ○議長 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 単純な、課長、質問なんですけれども、ビーチバレーボールとかの時に、その風力というんかそれは別に影響ないんですか。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 風の関係でございますけれども、風については風向が上を向いたり、下を向いたりということの中で調整できるようになってございます。その中で、される方についてはそれを調整していただくという格好であったりとかいうこと考えてございます。 以上です。 ○議長 質疑を終わります。 次に、19ページの歳入、14款.国庫支出金から28ページ21款.町債までの質疑を行ないます。 ○議長 -8番、藤本良昭君- ◆8番(藤本) 8番、藤本です。 執行部におかれましては、日頃住み良いまちづくりに一生懸命頑張っておられることに対して敬意を表したいと思います。 それでは、ちょっと質問をさせていただきます。 歳入の部、25ページです。17款.1項.寄附金、2節.ふるさと応援寄附金200万円が計上されています。これについて、これをいただくのに、どのような対応をされるのか、設定が少し低いように思われますが、いかがでしょうか。 ○議長 -企画政策課長- ◎企画政策課長 それでは、25ページの1項.寄附金、2節.ふるさと応援寄附金の200万円の計上という、金額的には抑えた金額ではないのかというご質問でありますけれども、ふるさと応援寄附金につきましては、過去の実例からいいますと、平成28年度実績で215件の300万円、27年度実績で521件の634万円という推移で来てございます。本年度につきましても昨日現在で315万円、124件という実績でございます。 歳入予算は過少計上という考え方に基づきまして計上しているところでございますが、あくまでもこの数字をクリアしていくということでご理解を願いたいと思います。 以上でございます。 ○議長 -8番、藤本良昭君- ◆8番(藤本) 8番、藤本です。 このことにつきましては、ご存じかと思いますが、串本町や有田川町では、いろいろと工夫されて、過去に納付された方々への呼びかけや、コンビニ納付、クレジットカードで納付を受け付けていると聞いています。また、ポイント制も串本町では実施して、もちろん返礼品も工夫の一つと思われます。このことについての企画課長のご所見をお伺いしたいと思います。 ○議長 -企画政策課長- ◎企画政策課長 応援寄附金の周知につきましては、ホームページ等々、あるいは今ポータブルサイトは楽天で運用実績を積んでいるところでございます。 総務省からの通達が昨年度当初にございまして、このふるさと応援寄附金そのものが非常に過熱気味であるというようなところで、指導が入ってきてございます。 本町といたしましても、本町の強みを活かすという視点に立ちまして、例えばゴルフ場さんとのタイアップであったりとか、あるいは観光分野でのタイアップというようなことも研究課題として県当局とも情報共有させていただきました。何分、その総務省の通達の内容が、我々が提案する内容についてストライクであるというようなご返事もいただいてなかった経緯もございますので、その辺も研究課題として、より多くの皆様方に印南町を応援していただく、そういう仕組みづくりについて検討をしてまいりたいと思ってございます。 以上でございます。 ○議長 -8番、藤本良昭君- ◆8番(藤本) ただいま、企画課長のお話で、我々もそれは理解しております。ゴルフ場等、いろいろなイベントに町内の返礼品ということで出しているということも、これも印南町を売り込む一つのアイデアかな。それによって、ふるさと応援寄附金というのがこれからも増えるような手配をしていただけたらと思うんですけれども。企画政策課、昨年まで町制60周年記念をはじめ、祭り事といいますか、実に多く対応していただきました。大変、ご苦労さんでございました。同時に、この200万円といわず、増額を目指してひとつ頑張っていただきたいと思う。それには、先ほど申し上げましたように、工夫というんですか、アイデアを持って、本当にこのふるさと応援寄附金は、あまり苦労せずして町の財源を潤すということになりますので、ひとつ頑張っていただきたいと思います。 以上です。 ○議長 -6番、玄素彰人君- ◆6番(玄素) 25ページのところで、1つだけ教えてほしいんですけれども、物品売払収入というところで、1千円の科目とってあるのかと思うんですけれども、事前に説明してもらった時、事前説明と言ったらあかんのかどうか分からんのですが、主要施策を説明してもらった時に、町有財産の売却とかということが書いてあったんですけれども、ここじゃなくて他のところで売却ということを考えてあるのかどうかということについて、教えていただきたい。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 場所的には、予算の計上的にはここで、財産売払収入のところでするんでありますけれども、ここに書いている部分につきましては、先ほども言いましたように、財産的に有効的な活用をという中で、今現在予算に計上するだけのどこが幾らというふうなことはまだできていないということであります。ただ、平成30年度におきましても、町有地の有効活用を民間にしてもらおうという中でいろいろと計画はしていますけれども、それがまだ実現していないということの中で、予算には計上していません。 また、今後、それが実現するようになった場合につきましては、場合によっては、歳入予算の補正ということで計上していきたいというふうに考えています。 以上です。 ○議長 -6番、玄素彰人君- ◆6番(玄素) 6番です。 ということは、町有地の売却と書いてあるけれども、今のところ予定はないということで理解したらええんでしょうか。 ないんだったら、分かりやすい予算書みたいな形で町民に配られるんかな、配られるんだったら、努力しますだったら分かるんやけれども、これやったら、もう町有地どこか売却するみたいなイメージになるんで、そんなに厳しいこと言いやるのと違うんですよ。何か、誤解のないようにだけしておいてもらえたらなというふうに思います。 以上です。別に答弁は構わんよ。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 今のご質問のところにつきましては、この主要施策、分かりやすいということの中で、資料で出している部分でありますけれども、タイトル的には時代に合った行財政運営、健全な財政運営というところに載せさていただいておりまして、その中で、特に平成30年度は文書配布経費を削減というふうなことを赤字で載せてございます。このことにつきましては、先ほども一部触れさせていただきましたけれども、ランニングコストを見直そうというのが町行政のほうで徹底してやってございます。毎年、区長さん方に月2回ということであったんですけれども、それを1回に削減するというふうなこと、またあらゆる文書は郵便ではできないのかとか、そういうことを内部的に検討して、そういうことの経費をかなり浮かせているということで、赤字で載せています。 また、物品の一括購入等々につきましても、即予算書でというのも難しいところもありますけれども、そういうことも取り扱っていますし、そういう意味の中で財政の担当の者がこちらの町有地の売却ということで、私も含めて内部的にかなり検討を重ねています。先ほどの言っていただきましたその貸している、事実上占用されている部分の占用料はどうなっているのかとか、この際、そこの土地を有効的に使ってもらうために売れないのかとかいうふうなこと等も検討していますので、そういう意味におきまして、平成30年度においては、町有地の売却等につきまして、健全な財政運営の推進の中の一つの柱ということで置いていますので、その点ご理解いただきたいと思います。 以上です。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 いろいろと30年度で交渉はする予定であります。大きいか小さいかは別としまして、町有地の有効活用ということでしていきたいと考えてございます。 以上です。 ○議長 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置です。 1点だけお願いします。26ページ、雑入の自動販売機設置料でございます。38万4,000円。29年度は15万6,000円ということで、12万8,000円の増なんですけれども、どこへ設置されているのか。その点だけちょっと聞きたいと思います。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 自販機等につきましては7台。庁舎に2台入れています。それから、公民館に1台、それから体育館にも1台入れています。それから、ダムの公衆トイレのところにも1台入れていますし、印南駅に2台入れています。それを合わせまして7台分を計上してございます。 以上です。 ○議長 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置です。 そしたら、これを購入して設置されていると思うんですけれども、その売り上げ等に関しては町へ入っているのかな。そこの点ちょっとお聞きしたいと思う。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 この雑入のところへ入れている分につきましては、月額幾らで、販売がそれ以下であったとしてもそれだけはいただきます。電気代等のこともございますので、それで業者と契約をして、多く売れたとしてもその売り上げを私どもが把握するわけでもなく、少なくても把握するわけでもなく。ただ、自販機をそこへ置くのは、月額5,000円ですよとか、そういう感じで契約をしてございます。 以上です。 ○議長 -4番、藤薮利広君- ◆4番(藤薮) 4番、藤薮です。 1点だけお聞きします。28ページの4目.緊急防災・減災事業債の中で、説明欄にJアラート設備改修事業というのがございますけれども、この内容についてもう少しちょっと詳しくお願いします。 ○議長 -総務課主幹- ◎総務課主幹 Jアラートの改修事業ということで、30年度新たに、今ついておりますJアラートのシステムを改修いたしまして、新しくさせていただくという予算でございます。後で歳出のほうでまた詳しくあるんですけれども、ただいま説明させていただきますと、新型機に導入することによりまして、大地震発生時等の処理すべきデータ量が膨大な場合は、今まではかなり処理速度が遅かったんで時間がかかっておったということでございます。ただ、この新しいシステムを導入することによりまして、かなり処理時間の短縮が図れるということになっております。 また、気象等の特別警報に係る伝達情報が充実されるということでございます。今の機器は、当初この特別警報というのに対応しておりませんでしたので、無理やり対応させておるというような状況なんですけれども、新型機はそれも対応するということで、情報の充実が図れるということになっております。これの改修に当たりまして、緊急防災・減災事業債事業債、100%充当の70%交付税措置の起債を充当するということでございます。 以上です。 ○議長 -4番、藤薮利広君- ◆4番(藤薮) 4番、藤薮です。 他所の県でも、そのJアラートの誤報というというか、誤発信があったようにニュース等でも聞いたわけなんですけれども、印南町ではそのようなことは多分ないだろうとは思うんですけれども、今まであったJアラートの機械というのと今回のやつとは数段の差があるんだということなんです。それはもう最初の機械を入れる時にはなかなか分からなかったものなんでしょうか。 ○議長 -総務課主幹- ◎総務課主幹 ただいまの質問なんですけれども、最初に導入する際はそこまで当然想定されておらなかったということになりますので、日々の進歩によりまして対応し開発されたということでございます。 以上です。 ○議長 -3番、前田憲男君- ◆3番(前田) 3番、前田です。 25ページの先ほどもありましたけれども、財産売払収入、去年からやっている官公庁オークションの売り上げはここに入るのではないかと思うんですけれども、もしも間違っていたら申しわけないんですが、今年度、旧庁舎の備品を売るとか、ポンプも4台ぐらい買い替えるというような中で、ある程度収入は見込まれると思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 物品売り払い等々につきましてではありますが、かなりの額の場合等につきましては当初予算等でも掲載はするのでございますけれども、あまり高額にならないというふうな場合等につきましては、やはり見込みがついた段階でということの中で上げさせていただいたり、最終的に決算で出てきたりというふうなことが通例であります。高額な場合は、また補正予算というふうなことでさせていただきますけれども、今言われました例えばポンプを先般ヤフーのオークションでやりましたけれども、8万円とかということもそうなんですけれども、そういう場合等でございましたら当初予算で見込まずそのまま流しておいて、最終的にということも多々あることであります。当然、こちらのほうに入るのは入ります。 以上です。 ○議長 質疑を終わります。 次に、29ページの歳出、1款.議会費から47ページ2款.総務費までの質疑を行ないます。 ○議長 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 8点ございます。まず、33ページです。 2の1の2の14の使用料及び賃借料、官庁速報情報提供システム使用料78万5,000円というのがあるわけなんですけれども、私の質問はこのシステムを議員は利用できないのかという単純なことだけです。 2点目です。議長、一応、全部通告で1点1点やるということでよろしいか。 ○議長 はい。 ◆7番(岡本) 2点目です。 34ページです。2の1の4の12の役務費の庁舎等清掃費186万8,000円というのが計上されているわけなんですけれども、前年度、29年度、新庁舎になって、160万円計上されていたと。その前の28年度では、旧庁舎の時は、135万5,000円ということだったわけなんですけれども、これ年々庁舎新しくなって、先ほどからランニングコストを抑えるんだということなんですけれども、年々、これ増額していっているその根拠、その辺についての説明をお願いします。 3点目です。35ページです。2の1の4の19の負担金補助及び交付金、印南町集会所等長寿命化改修補助金ということで800万円、今年計上されているわけなんですけれども。今年度の利用される各区、どのような内容なのかと。この事業は今年で3年目だったか、あと1年間ぐらいだったのかな、トータル的には。その辺の今後の予定と、予定外でもされないという区もあるのか、これまだまだ続けていかなあかんという、今後の予定も含めて、その辺のご説明いただきたいと思います。 4点目です。37ページです。2の1の6の19節.負担金補助及び交付金で、一般コミュニティ助成事業負担金で250万円というのがあるんですけれども、これは祭りの交付金かなと思うんで。その辺、これどこにされるのか。それと同じところで、若者あふれる郷推進協議会補助金310万円というのがあるわけなんですけれども、この詳細の内容についてお答えいただきたいと思います。 5点目です。39ページの2の1の9の11の需用費、建設課、これ、避難道整備補修費ということで200万円計上されているわけなんですけれども、どこをどのようにされるのか、詳細な内容についてご説明いただきたいと思います。 6点目、40ページです。2の1の9の19節.負担金補助及び交付金でブロック塀等耐震対策事業補助金ということで100万円。毎年、これ100万円計上されているんですけれども、昨年の実績についてと、今後これまだまだ必要なものなのであると思うんですけれども、今後の予定等について。要は昨年の実績をお聞かせ願いたいと思います。 次です。同じく40ページの2の1の10の13節.委託料、見守りカメラ設置委託料ということで、287万円8,000円。先般説明の中では、清流小学校と印南駅に今年度は設置だということなんですけれども。これ、今後まだまだ他にも必要な場所があって、予定等はあるのか。その辺についてお答え願えますか。 最後になります。42ページの2の2の2の16の原材料費というところで、原付ナンバープレートが3万円計上されているわけなんですけれども。昨年、ご当地ナンバーというたらいいんかな、カエルのマークのついた、これ昨年の実績で20万6,000円だったんかなと思うんですけれども。今年度、これ3万円ということで、評判というか、この程度でいいんかなと思うんですが、その辺、単純な質問なんですけれども、ご説明いただけますか。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 そしたら、まず最初に33ページのところの官庁速報であります。 これにつきましては、今のところ、職員等で使用している部分であります。もし、また何かいろいろ要るということであれば、今後また検討していきたいというふうに考えておりますけれども、今回の予算等につきましては、今のところ職員等執行部のほうで利用するということで計上してございます。今後の検討次第かなというふうに思っております。また、後日もし必要であれば庁内でも検討していきたいというふうに考えてございます。 それから、次の34ページのところ、清掃につきましてはできるだけ安くというふうなことと、その清掃費の中に、この床を年に1回クリーニングするとか、窓ガラスを1度するとかいうのも一応見込んではございます。ただ、それを実施するかしないかということもございますし、今年度も一部見込んでいたんですけれども、自分達で一度水をかけて流してみようというふうなことで対応しています。予算を組んで全て執行するというふうなことはしてございませんし、その点についてできるだけランニングコストを抑えていこうということは考えております。その1点だけで、清掃だけをもって全然やっていないやないかというふうなことにはならないと思いますし、どうかランニングコストは抑えているというところも見ていただきたいというふうに思っております。 それから、次の35ページの長寿命化の関係でありますけれども、4年目に入ります。一応、この補助制度等につきましては、5年ということで要綱を立ち上げてございます。ですので、4年目ということで、今現在出てきているのが9団体、9自治会等から出てきていまして、1,000万円を上回る補助金になろうかというふうに思っております。その中から、新年度でまた決定をしていくということであります。今のところまだ決定はしてございません。ですので、4年目、そして来年度が最終年度ですというふうなことも、先般、区長会のほうでもご説明をさせていただいていますし、その最終年度で幾らあればできてしまうのかというのは、平成31年度の課題かなというふうに考えてございます。一応、5年で、その要綱は終わるということであります。 その次に、37ページのコミュニティは企画政策課長のほうから、避難道については建設課長のほうからさせていただきます。 私のほうからは、40ページのブロック塀であります。ブロック塀につきましては、毎回補助額を100万円持ってございます。ここのところの防災の関係でありますけれども、先般もありましたように、いくら行政で制度を用意しても、それを活用してくれるのは住民の方々であります。ですので、実際のところ、今、抑えているのが平成29年度でも、現段階においてはブロック塀が全ての実績ではございませんけれども、まだ1件程度でございます。あらゆる場所でPRをしているんですけれども、PRの仕方が他にないのかということが先般の一般質問のところでもありましたし、もう少し使い勝手のいい補助金にならないのかということ等を踏まえた中で、平成30年度の長の所信表明にもありましたけれども、住民の方々とともに進める見える化の防災という中で位置づけていきたいというふうに考えております。ぜひともPRをしていこうというところに力を入れているということでご理解をいただきたいというふうに思います。 それから、見守りカメラでございますけれども、見守りカメラにつきましては、これで小学校区、小学校の部分等については全て4小学校につきます。清流小学校で、子ども達の見守りの玄関口につけることと、それとプラス印南駅、それからAコープ前は、もう既についていますけれども、これで6ヶ所ということであります。今後、要望等があったりとか、ここはやはりつけたしか良いなというのが、先般も印南町生活安全推進協議会を開いたわけですけれども、やはり見守りカメラは有効だなと、先般の事件等の早期解決にもつながったなというふうな声もあったんでございます。そういう中で、県の補助金の関係も見ながら今後は検討していきたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -企画政策課長- ◎企画政策課長 それでは、私の方から、企画費の19節.一般コミュニティ助成事業負担金250万円ということで、これにつきましては印南原区の奈良井地区で四ツ太鼓の新調ということでございます。 それと、若者あふれる郷推進協議会の補助金310万円の詳細ということで、まずこの事業の目的でございますが、若者減少対策として包括連携協定を締結しております龍谷大学を中心に、大学との連携を強化し、若者に当町の魅力を発信し、将来の移住を目指すことにより町のにぎわいを創出するという事業の目的で設置されております協議会でございます。 具体的な内容でございますが、大学連携を通じて合宿団体を誘致し、町民との交流を図る。外部から若者を呼び込み地域の活性化を図り、将来の移住に向けてのつながりをつくるということで。これはもう平成30年度で3年目でございますけれども、スタートは平成28年度で地方創生加速化交付金を充当してスタートしているということでございます。なお、現在平成29年度の実績でございますが、大学等のお集まりいただいている人数は、宿泊者572名。延べで言いますと1,625名ということで。民宿、旅館組合とタイアップした事業を、誘致を加速化しておるということでございます。 以上でございます。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 私の方からは防災諸費の避難道整備補修費200万円でございます。この200万円の予算につきましては、ワークショップ等で確認されてございます避難道等の、通常国庫補助金等で改修に乗らないような里道的な道路であるとか、法定外公共物の関係のところの避難道になっているような場所を中心にここの200万円という予算の中でやりくりをさせていただいております。 主に印南切目地区の狭隘な路地というのがあると思うんですけれども、こういったところの古くなったグレーチングの交換であるとか、路面の補修であるとか、数ある地元からの要望の中から、主に臨時的な対応として、200万円の予算でやりくりしているというのが現状でございます。 以上でございます。 ○議長 -税務課長- ◎税務課長 私のほうからは、42ページの原材料費3万円、原付きナンバープレートということで。昨年は確かにご当地ナンバーということでカエルのナンバーを50cc以下の原付きのナンバーを作成したわけで、現在、50枚程度出ているんですけれども、今回のこの3万円については、農耕用のナンバーということで、100枚作成予定しております。 以上です。 ○議長 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。これ一問一答と言いやった。 最初は通告で全部一通り言うて、あとは一問一答ということだった。もうこのままでいきましょうか。 ○議長 全体、執行部やってから、後はずっと。 ◆7番(岡本) どうしましょうか。一応、このままの流れでいきますか。 ○議長 はい。 ◆7番(岡本) すみません。33ページの官庁速報について、まあまあ今後検討するよというご答弁なんですけれども、検討していただければいいですし。ほんで課長、庁舎に来て議会事務局等で、今即対応としては見ることは可能なのか、今、即。ここへ来れば、自宅じゃなしに。庁舎内だったら見ることは可能なのか、そこまず。今後検討してもらうということの中と。はい、もうそれはそれだけ答えていただければ。 34ページの庁舎清掃費については、これ当初の、昨年の説明だったんですか、この160万円にした時には、それまでは毎日のように掃除していたんですけれども、それを半分にして、その分をその自分達でできない窓の清掃とかに回すという説明だったと思うわけなんですけれども、その当時の説明と何か違うかなと思っております。そこはあれなんですけれども、その辺だけ確認しておきます。 35ページの集会場の長寿命化については、もう今年で、9団体で1,000万円上回るということなんですけれども。これ来年で、予定なんでしょうけれども、完了するんでしょうか、そこだけ。ここへ残ってきているということは、優先順位的に危険なというか、早くせなあかんとこからやってきているんだろうと思うんですけれども、その辺。最終、来年で完了するのか、そこだけで結構です。 39ページの建設課の避難道については、これ課長、その時その時に対応するということなんですけれども。今年についてはまだ決まっていない、一個も白紙やよということでいいのか。前年も実績あると思うんで、前年も200万円ぐらいこれ同じ費用だったと思うんで。大体、毎年消化されていくんかなと思うんで、その辺について最後お答え願えますか。 40ページのブロック塀の件なんですけれども、今年、今のとこ1件だけやよということなんですけれども。これ確認というんか、課長、お聞きするんですけれども、そもそも論的に今あるブロックを補強するのか、それか今後新規でつくるという時にその耐震の補助が適用されるのか。そこだけ確認しておきます。 とりあえず以上です。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 まず、最初に官庁速報の関係でございますけれども、議員が直接来られましてその官庁速報を自分で、パソコンで開くことは、今の段階では不可能でございます。ですので、局長を通じまして局長に取り込んでいただくということでよろしくお願いします。セキュリティの関係がございまして、職員の使うパソコン等々となってございますので、局長に言っていただいて、それをペーパーでいただくということかなというふうに考えています。また議会のほうでお話をいただきたいというふうに考えています。 それから、次の庁舎の清掃でございますけれども、清掃内容につきましては、一応、今、週5日入ってもらってございます。週3日にしまして2回を、ということだったんですけれども、やはりその点につきまして、あと2日は入らないと清掃業者もうまくいかない、こちらもうまくいかないという点がありましたので、今のところ、再度5日入っていただいてございます。ただ、そういった中で、話が違っているじゃないかということでございますけれども、そしたら自分達はということの中で、自分達はその中の窓ガラスを下からホースでかけられないかとか。早く言えば、先般の台風等の時になりますと、このガラスの多い建物は塩がかなり当たります。そういうことがありますので、それは職員で危険のない程度で下から水が当てられないかとかいうふうなこと。またカーペットにつきましても今回、カーペットのほうも一回持っているわけでございますけれども、事務所内はする必要がないんではないか、自分達のところは自分達でと、廊下部分のカーペットのところとか来客用のところ等についてはやっていただこうかとか、そういうふうなこと等については内部的に検討を重ねているところであります。ですので、できるだけ最初に広げますと、それを縮めるというんですか、なくするのは難しいというのは私も分かっていますので、できるだけランニングコストは小さく生んでいこうということに心がけております。その点で、ご理解をいただきたいというふうに考えてございます。 それから、次の集会場の関係でございますけれども、これにつきましては、また平成31年度の予算を編成する段階におきまして、事前に各区にご紹介をするわけでございますけれども、今のところは9団体でございます。ただ、来年度、募集というか、希望がありますかと尋ねたら、また増える可能性があります。今の9団体とは別にということもありますので、最終的に要綱は5年ですので、5年の中で事務局としてはできる範疇、これは800万円が、最終年度もいいのかということも含めた中で実施をしていきたいというふうに考えております。そして、各集会場等が長寿命化等をしていただいて、そちらのほうに一時的な、台風とかそういう時にも避難をしていただくと。先般の質問のところでもありましたけれども、そちらのほうに高齢者ひとり暮らしの方が、危険はないんだけれども怖いとか、そういう中で非難をしたいという場合については、そちらのところを使っていけないかというふうなことも、自主防災会の中でお話をしているところであります。ぜひとも、制度のあるうちに活用をしていただきたいというふうに考えてございます。 それから、ブロック塀でありますけれども、ブロック塀等につきましては、当然、これは今あるブロック塀、特に基本的にはその避難道に面している部分という制限がございます。避難道に面している部分に、避難路を確保するために補強する部分について公費をもって補助しようというものであります。 以上であります。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 避難道の補修のところでございます。再質問でございます。 計画はしていないのかということでございますけれども、各区からも要望は色々といただいております。ただ、我々計画的には実施したいところでありますけれども、日々、区長さんのほうから、またさらにひどい箇所が増えたという報告をいただいたりとかして、現場確認すると、予定していたところよりひどく穴が開いてあったりとかいうような部分も出てきます。 したがいまして、どちらかといえば臨時的な形で持たせてもらっていると。しかも、予算の範囲内で、ということでございます。昨年もそういったところで、大体8ヶ所ぐらいしか、200万円でございますので、8ヶ所ぐらいしかできてございません。今後も200万円の予算の中でやりくりをさせていただきたいというふうに考えてございます。 以上です。 ○議長 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 最後1点、今のその避難道のことで、課長、確認で。 その200万円の中で、小規模というんか、国庫がつかないようなところということで、単純に聞くと、農道整備的な、少額でいくということ、極端な言い方をすると、一発で200万円使うようなこととかいうものじゃなしに、10万円、20万円単位の、そういう考え方、1件につきの枠みたいなものはあるのか。それは、その印南、切目の海岸沿いではなしに、山間部、中山間部等も含めた避難場所についてのその改修にも使えるのかと、そこだけ最後お願いします。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 はい、当然避難道ということで、ワークショップ等で確認されている箇所でございましたら、この補修費を使って対応することは可能というふうに考えてございます。 以上です。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10番、榎本です。 防災分野でちょっと3点ほど質問いたします。 39ページの9目の防災諸費、11節の需用費のところに防災用の資材ということで150万円の計上がされておりますけれども、これは具体的に、どのような分野に関連する予算なのかということです。 40ページです。10目の防災諸費の19節、今回も、私、一般質問で取り上げたんですけれども、耐震改修の補助費ということで404万4,000円ということで計上されておりますけれども、この金額の規模は、今年度は何世帯ほどの改修の目標を持った予算ということで考えられておるのかということなんです。 同じく19節に、感震ブレーカーの補助として21万6,000円です。これは、地震が来たらブレーカーが落ちるということで、火災を防ぐということの対応だと思うんですけれども。29年度では43万円の計上でしたけれども、今年は減額計上となっております。これは、もう29年度の実績を見て減額予算にしたのかということなんです。昨年の実績はどのぐらいで、それで30年度の21万6,000円ということになったのかという、それだけです。 以上です。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 まず、最初に11節の防災用の資材等でございますけれども、ここの部分につきましては防災用の無線の関係であったりとか、防災用のグッズというんですか、小さなものとかを集めていこうというものであります。そして避難センター等に設備を整えていこうというものであります。大量に買うのは別としまして、あらゆる防災用資機材というのを、先般、議会で条例を通していただきましたけれども、備蓄食料のところにも資機材等を整えていこうというものでございます。折りたたみのリヤカーであったりとか、そういう部分等でございます。 それから、次に19節の負担金補助のところでありますけれども、その中の耐震改修のところでありますけれども、そちらのほうにつきましては、この予算で耐震診断、それから耐震設計、それから耐震改修をしますと100万円を超えてきます。最大限でございますけれども。そういう中で、今持っているのは4件分を計上してございます。 それから、感震ブレーカーでございますけれども、感震ブレーカーにつきまして今回減額計上となっておりますけれども、感震ブレーカーの最大のところは2万円までいけるという要綱を設置しているんですけれども、現実的に高齢者の方等が設置するのが1万円までというのが非常に多くあります。そして、平成29年度で、今現在ですけれども10数件の方が設置してくれています。これにつきましても、設置して一番進んでいるというんですか、設置をしてくれたのが、その自主防のほうにうちのところの職員が呼ばれまして、感震ブレーカーを説明してくれというふうなところについては、ほとんどの家がしてくれます。ただ、そこの地域の件数が少なかったもので、10数件で、ほとんどの自主防の参加しているところがしてくれたということであります。ということの中で、やはりPRの仕方というんですか、それに尽きるのかなというふうに考えてございます。ですので、予算は減らしていますけれども、件数的には1万円程度でつくというふうなことの中で、20件程度は必ずやしていただきたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長 よろしいか。 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置です。 2点だけちょっとお聞きしたいと思います。 34ページの財産管理費の中の12節でございます。公衆トイレ管理業務費の60万円でございます。29年度に比べると24万円増となっていますけれども、多分切目駅が増えた分なのかなと思うんですけれども。このことについて、24万円増についての説明をお願いしたいと思います。 そして、2点目でございます。岡本議員からもありました40ページの見守り防犯カメラ設置委託料の件でございます。先ほど答弁の中では、これから来年度も検討していきたいという話でありますが、県の補助金2分の1の活用ということで、よい財源の確保ということでなっておりますが、いつまで県の補助金がでるかというのも、これはどうなっていくかも分かりませんので。今回4小のほうで防犯カメラを設置されたということで、4中のほうについてもやっぱり考えていかなければならないことではあるんかなと思うので。その点、再度、早急に検討されるのか、されないのか、来年度2基、また再来年度2基になれば、かなり遅くなってくるんで。県のほうも2分の1の補助を出していただける時に、もっと予算をとって、一気に4基やるとかという考えはないのかお聞きしたいと思います。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 まず最初に、公衆トイレの管理の関係でございます。この関係の内訳といたしましては、全ての公衆トイレ、印南の駅前です。それから、稲原、切目の駅前、共栄のところ、宮ノ前のところでございます。それから真妻のダムのところであります。5ヶ所ございます。その5ヶ所を月額1万円ということで計上をしてございます。5ヶ所1万円の12ヶ月で60万円ということであります。当然、トイレの管理の経費等について増えてきたのは、切目の駅前ができたりとかということで増えていますけれども。全ての公衆トイレを、今まで差はあったんですけれども、公衆トイレのみの清掃であれば1万円であります。それに公園等がついている場合等については、具体的に申し上げますと印南の浜公園のところでありますけれども、トイレが1万円、それから公園の部分が1万円というふうなことになってございます。そして、その委託等、お願いするところ等につきましては、一部は、今、話も整ってございますけれども、切目の作業所の陽でお願いをするというふうにもなってございます。一部分、切目からスタートして近いところという中では陽のほうにお願いをしようと、遠いところにつきましては、やはり地域の人でお願いをしようというふうに考えてございます。 それから、見守りカメラでございますけれども、当然いろいろと、ということの中で先ほども申し上げましたけれども、生活安全の会議をした時に、そのカメラがなくてもダミーではどうかというふうな意見もありましたけれども、行政としましては、やはり子ども達を見守るのは普通のカメラというんですか、見守りカメラを設置したいというふうな話をさせていただいてございます。そういった中で、できるだけ毎年2ヶ所ではなくてということもあるんですけれども、県の補助金の獲得等のこともあります。町村も一部やっているところがありますので、県の枠の中で今の所2台分をいただくというところで協議を進めていますので、それが、来年度はまた4台で、というチャンスがあれば、まだまだ不安な面があれば設置をしていきたいというふうに考えてございます。何分、有利な財源を確保しようというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。 以上です。 ○議長 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置です。 防犯カメラについては結構でございます。 公衆トイレの管理業務についてですけれども。ちょっと間違っていたらごめんなさい。今課長からのお話の中で、月額1万円でという話だったと思うんですけれども、昨年度は真妻地区では年間6万円とか、他だったら十何万円とか、二十何万円とかいうような話だったと思うんですけれども。今はもう、そうしたら平等性といいますか、平均をとって幾らというように、今、稲原、印南、切目、宮ノ前、真妻、印南浜についてはそうされているんかな。そこのところの確認、お聞きしたいと思います。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 そのトイレの清掃のみのところにつきましては、今、議員が言われましたように、月額5,000円のところで協力をして、早く言えば地域の方が5,000円でも、お金でなくても構わんよというような勢いの中でやってくださる方もおりまして、そうしたら、本当の実費弁償、ガソリン代程度ということの中で、月額5,000円でお願いをしているところもございました。そして、場所によっては2万円というところもございました。トイレだけでございますけれども。そういう中でやはり均一性が保たれていないとご指摘もいただいた中で、一律1万円でというふうにしてございます。 ただ、今現在、印南の駅前の公衆トイレと、それから切目の駅前の公衆トイレ等につきましては、委託が全て成立してございません。とういうのも、先般、当初はシルバー人材センターが印南駅に入っている。その中で使用されるのでしてもらえませんかというふうな話がございまして、それで、今のところ印南駅等については自分達も使うんだからというふうなこと、また近所の方も自分達が使うんだからという中で、実際に委託料というのか、それは払ってはいませんが、してくれているのが現実であります。その部分につきましても、切目の作業所の陽にお願いをして、月額1万円でというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -6番、玄素彰人君- ◆6番(玄素) 議長、14あんねん。 ○議長 先ほどちょっと言うのを忘れたんですけれども、議員が何項目か質問した後で、各課ごとに一つ一つ処理をしていきたいと思いますのでよろしくお願いします。 ◆6番(玄素) その上で、47ページまで14あったら、半分に区切って、例えば、7つ最初やって、一個ずつやっていくというふうにやったほうがええんかなと思うんですけれども、構わんか、14言うて。 ○議長 一通り、14項目を、それを先に言っていただいて、そこで一つ一つ消化していくように進めてまいりたいと思います。
    ◆6番(玄素) はい、分かりました。 それでは、まず30ページのほうからいきます。人件費に関すること、これ最初の段階で聞いたらよかったかも分からんですけれども、質問したいと思います。特に総務費のところで質問しますけれども、全体ということでお聞きいただけたらと思います。 人件費に関して後ろのほうの資料に、現在人件費率13.4%、ほんで今年も退手組合のほう特別負担金があるから出しているということであるんやけれども、今若い方がたくさん入っておられて、人件費というのは例えば300万円台ぐらいで若い方は賄えるんだと思うんですけれども。これ結局最終的には給料が上がってくるわけで、その辺のバランスというのをちゃんととらなんだらあかんと思うんですね。これ人件費に関して、人件費率例えば15%以上超えたらこれはアラートやよというふうなこと設定されているのかどうかということについて、まずそれ1点、お聞かせをいただきたいと思います。 それから、2点目なんですが、32ページの人事評価の制度の運用に関しての委託料というのが、13節の委託料と14のシステム使用料というところあるんかなというふうに思うんですけれども、これ人事評価というものの具体的な内容は、結局、今はC評価がほとんどで運用されていると思うんですけれども、これをある程度給料も含めて差別化をするという方向での下での、これは人事評価の業務の委託をするのかということをお聞きしたいと思います。これが2点目。 それと3点目、その下の19節の負担金補助金及び交付金のところですけれども、職員研修受講料というのが65万5,000円ということで出ていますけれども、具体的にこれは若者というか新採の方を対象にしているんか、それとも全員を対象にしているんか、何回ぐらいやりやるのかということについてお聞きしたいと思います。 それと、次の33ページです。委託料、14の使用料、文書費のところです。この例規のソフトとデータベース使用料というところがあるんですけれども、これはお金に関してどうのこうのというつもりはないんですけれども。これ、要は、条例改正しました、規則改正しましたということになったら、変わっていくんだろうと思うんだけれども、これは、実際は、これも委託をして勝手にやってくれやんのか。自分らで、各課で、これはこう変えていかないと駄目なのかということについて教えていただけたらと思います。 その次、35ページなんですけれども、夜間の警備委託料というのが委託料のところで462万7,000円とあります。これ委託先というのが1社なんだと。今、決定さているのは1社やと思うんですが、何社か見積もりをとってやられているんか。その契約の年限、例えば、1年契約でしているのか、5年契約にしているんか、ということについて教えてもらいたいと思います。 それと、あと、ここのところかどうか分からんのですけれども、その下の使用料及び賃借料のところに印刷機リース料というのがあると思います。これは総務で刷る時の印刷機やと思うんですけれども、さっき経費を削減していくんやというお話あったと思うんですけれども、これ各課にコピー機とか印刷機というのがばらばら、ほとんど需用費で見ているんだと思うんですけれども、このコピー機のカラーとか、その1枚当たりの単価というのが、一緒に統一されて交渉をしているんかどうか。例えば、総務課のコピー機は1枚白黒6円ですよ、だけど、生活環境課は8円ですよ、教育課は10円ですよというようなことになっているんか、なっていないんか。一括して、それは交渉すればいいというふうな考えなんですけれども。事業費も、もちろん嵌まるところ、嵌まらんところというのもあるのは理解しているんですけれども。そこに関して、答弁いただけたらと思います。 あと、36ページの12節.役務費のところの企業信用調査料18万2,000円とあるんですけれども、今年これ具体的に何か調査する予定があるのか。去年は、例えばどういったことに活用されたのか、お聞きしたいと思います。 それから、次の37ページの委託料の新規事業調査委託料についてなんですけれども。これは、去年、宅地造成か何かするためにこの調査委託料というのが計上されているんですけれども、今年この委託料を利用する予定が具体的にあるのかどうかということと。去年、違ったら訂正してほしいんですが、この費用でやった印南町の中へ宅地をつくるための調査をするんやということについて、もう一定結論が出たのか、まだペンディングなのかということについてお聞かせいただけたらと思います。 それと、さっきも質問ありましたけれども、19節の負担金のところでは、若者あふれる郷推進協議会補助金というのが310万円あります。これ具体的に、お金の配り方というか詳細、どういったところにこの予算が幾らどういう形で落ちているんかということについて、もう一回。僕、ちょっとさっき理解できなんだのでお聞かせをいただけたらと思います。 その同じページの37の12の役務費のところで、通信回線費というのがあります。この通信回線費に関しては、この中へWi-Fiを今回入れるということの利用料が入っているんだと思うんですけれども、Wi-Fiのこの利用料、要はランニングコスト、これ幾らぐらいなのかというのが分かれば教えてください。 それと次のページ飛ばします。39ページ、さっきもありましたJアラートの改修のところなんですけれども。Jアラート、これ運用をするのは全くええ話なんでしょうけれども、これJアラートを扱える方が、これ扱える方って、これ扱えなあかんのか分からんのですが、何人いらっしゃるのか。皆、総務課の方が全部使えるのか。いざ災害となった時に、誰々来れん、誰々来れんというような話になった時に、いやもう使える人いないんですよという話になったら困るんで、その辺のところをお聞きしたいと思います。 それと、40ページのこれもさっきありました見守りカメラなんですけれども、方向性、さっきも玉置議員から質問あったように、これもうやるというのを最初に計画立てて、ここまでやりますというのを示してほしいというのと。あと、県警と何かタイアップして防犯カメラを設置するというようなこともできるのかなというふうに思っているんやけれども。そういったことができるのか、できんのかについて教えていただけたらと思います。 それと最後、46ページの調査関係です。調査員の報酬というのがぱたぱたとあるんですけれども、この調査員の委嘱、委託というのを多分するんだと思うんですけれども、これどんなような選考のされ方をされているのか。例えば、あの人、まあまあ役所に、印南町の役場にいらっしゃったからあの人に言うたら間違いないというような依頼の仕方をするんか、一応、区長会通じて公募みたいな形でやるんかということについて。 以上、お願いをしたいと思います。 ○議長 ここで暫時休憩いたします。 ただいま10時35分です10時50分まで休憩いたします。 △休憩 10時35分 △再開 10時50分 ○議長 ただいま10時50分です。 休憩前に引き続き議案審議を続けます。 -総務課長- ◎総務課長 まず、1点目のところであります。 人件費が歳出に占める割合が、ある比率を超えると、昇給がなくなるとかというのは決めているのかとか、そういうことを考えているのかとか、どんだけ占めるんなというふうなことだと思うんですけれども。今のところ具体的にその比率というんですか、今は大体300万円から400万円で若い職員があるんだけれどもという話だったんですけれども、このまま伸びていけばということは当然想定はしていますけれども、具体的にというのは、数字をもってというのは、してございません。 次に、人事評価制度の反映というところの質問かと思いますけれども、その反映等については、 ○議長 課長。一問一答で。 ◎総務課長 すみません。 ○議長 -6番、玄素彰人君- ◆6番(玄素) 今の人件費についてなんですけれども、結局これから先を考えた時に財政を圧迫する要因というのは、人件費と、僕が思うにですよ、水道の会計と農集の会計と、あと過度な公共事業の実施と、職員の気の緩みかなというふうに思っているです。その一つやということで質問させていただいたんですけれども。そのことだけお分かりをいただいたら、もう僕はこの質問の趣旨、意味というのが通ると思うんで、そのことをお伝えしておきたいと思います。これは別に答弁は結構です。次をお願いします。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 そうしたら、次の人事評価制度の反映でございますけれども、委託している部分等がございますけれども、システム等はその部分も使っていたりと、また職員の評価する側もされる側もというふうなことの中で、研修を重ねていくということも予定はしていますけれども。そういった中で最終的に人事評価の最終決定等につきましては、トップがするというふうになっていまして、一般職等々の者につきましては、副町長のところというふうになってございます。 そういった中で、反映するのは全て全員がC、全員がBと、全員が何というのでは、最終的に目標はございません。ただし、この人事評価を導入するに当たり、長の考え方の中にその職員がやり甲斐を持ってというふうなことがございます。モチベーションアップになるような人事評価制度の構築というふうなことがございまして、その中で、いろいろと苦慮しているわけでございますけれども。そういった中で、今回の昇給等につきましても全員がC扱いをしているわけではございません。Cの者もあれば、Bの者もあるというふうなことでございます。ただし、その職員に明らかにそういうことが分かり、職員もそれだったらというふうなことをして、次のステップにいくということは大前提であります。 ランク的にはA、B、C、D、Eというふうに5つの区分に分けてしてございます。議員が言われましたC評価というのは、できてCということで職員の間では言っていますけれども、良好でよかってC、特によかって良好B、極めてよかってAというふうなことであります。それ以下になるということになりますと、やはり何かをしたとかということで、その人に説明をしたりというのが所属長がどんどんやっているところであります。そういうモチベーションが上がる人事評価でありたいというふうに考えてございます。 以上です。 ○議長 -6番、玄素彰人君- ◆6番(玄素) ここで質問したかったのは、要はC評価、D評価、E評価、A評価、B評価に対して、例えばA5%、B10%、C70%、D10%、E5%ぐらいの割合をもたせて、やる気のある職員さんを伸ばしていくというような考えの下で質問をさせてもろうたんですけれども。Bもあれば、Cもあるということやけれども、実際、比率はどれぐらいなんですかということだけお答えください。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 人員の配置の今運用基準的にはこしらえていますけれども、あくまでも参考というふうに、制度の参考というふうに聞いていただきたい。決定ではございませんけれども。極めて良好Aにつきましては、職員が管理職以外の場合でしたら5%ぐらいで抑えようと。特に良好というのが25%ぐらいで抑えようというふうに収めてございます。そして、他ができてCということになってございます。やや良好でないとか、良好でないというのは、ある程度長からかなりの注意を受けた者とか、そういうふうな扱いをしていますけれども。そういった中でするんですけれども、あくまでもこの小さな組織であります。82名の組織であります。誰か1人何かをしますと、その組織といいますか、1人で1人の仕事をすることは不可能であります。組織として、チームとして、例えば総務課であるならば、総務課の課員全員がまた担当二、三名がというふうなことで目標を設定して、その目標を達成できたのは自分1人ではなく、組織のそういうチームで目標が達成できたというふうに抑えていますので。そういう中でこのパーセントがいいのかというふうなこともありますし。逆に特に良好にならなかった職員があったとするならば、その人1人なのかというふうなことも、課長会ではいろいろと分析をしてございます。やはり、そのチームの中で1人がよかって、1人が悪かったとそういうことがあり得るのか、ということもやっていますので、非常に人事評価というのは難しいというふうに考えてございます。ただ、長が言われる、モチベーションが上がるようなことをせよ、というふうなことの中で、種々検討をしているところでございます。 以上でございます。 ○議長 -6番、玄素彰人君- ◆6番(玄素) 6番。 1人がよかって、1人が悪かったというような話をしているんじゃなくて、はっきりその辺のところというのを設定したらどうか、という提案をさせてもろうてあるんで。聞くんやけれども、今年度の職員の評価というのは、C評価だけですか、Bもあるんですか、Dもあるんですか、Aもあるんですか。その比率はあるんですか。何人ですか、ということについてお答えを再度ください。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 今年度人数的なものは、差し控えさせていただきますし、パーセントもちょっと控えていきたいというふうに考えます。 何分小さな組織ですので、ここで何人ですよとかいうふうなことをお示しすると、やはり組織が、ということも議員先生方には考えていただきたいというふうに思ってございます。大きな組織ではございませんし、大きな出先を何ヶ所も持っているわけでもございませんので、できるだけということであります。そういった中で、やはりB評価もありますし、今年度1月1日に昇給した実際のお話でございますけれども、B評価、C評価、D評価と3種類に分かれてございます。 以上でございます。 ○議長 次。 -総務課長- ◎総務課長 次に、職員研修であったり、法制のソフト支援システムということだと思うんですけれども。例規集等々の法制の支援システムと機械的な支援システムを使ったりとか、また、ある民間の会社でいろいろと教えてもらったりはするんですけれども。やはり各市町村によりまして、条例の表現であったりとか、文言等が異なっているという中で、全てをそちらのほうでしてもらって、こちらのほうへいただくというのではございません。こちらのほうで精査をした中で、こういうふうな思いなんだけれども表現はどうしたらいいんだろう、というふうに尋ねて、ということであります。 私も、その法を全てそちらのほうで、こういう思いで全てそれを書いてくれないのか、というふうなことを伝えたんですけれども、やはり莫大な金額がかかってきます。それを日高地方で組んではどうなのか、というふうなことも検討しましたけれども、やはり難しいというふうなことの中で。今現在やっているのはコンピューターを使った支援システムと、それからマンパワーで一部お尋ねをして教えてもらうという程度であります。 それと同じところで職員の研修でありますけれども。その職員研修につきましては、若者の研修であったり、若い職員の研修であったり、今いろいろと資格等が問われてきてございます。防災の関係でも資格等が問われてきていますので、そういう資格取得のための講習会であったりとか、そういうことにつきましてもその研修費用を活用しているということであります。 以上です。 ○議長 -6番、玄素彰人君- ◆6番(玄素) 今、2点、一遍に答えてくれたんやと思うんですけれども、構わないですけれども。僕質問で、具体的内容について答弁をお願いしてあるんであまり時間使い過ぎたら皆に嫌われてしまうんで、もう周辺をそぎ落として、質問したことに対して端的に答弁していただけたらと思うんですけれども。 僕、例規集というところで言いたかったんは、要はその外注するとか、せんとかじゃなくて、その条例とか、規則改正に対してちゃんと対応できてあるんか。要は3年前の条例まだ直っていなかったよ、どこどこの課だったら。どこどの課はまだ要綱改正していなかったよ、ちゃんと入れていなかったよということがあるんか、ないんかという。そういうようなヘッジはとれているんかということで質問をさせていただいているんです。今そのような状況にあるんか、ないんかということだけ、再度お聞かせいただきたいのと。 人事評価の職員研修に関しては、職員研修の内容についてお聞かせを。その上のページ、32ページです。よう聞かせてもろうてあるんで、どんなことをやっているんですかということだけお答えをいただけたらと思います。お願いします。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 職員研修につきましては、今までと同じような地方公務員としてのというふうな通常的なものとともに、資格的なものということの中で、一例、極々本当の一例でございますけれども、例えばドローン、防災的にドローンを飛ばします。防災だけではございませんけれども、そのドローンを飛ばす時に、その資格といいますか、認可といいますか、そういうものを必要とする、安全対策のためにというふうなことがございます。そういう研修を受けさせたりとかをしてございます。そういう資格を取るための講習を受けさせて、できるだけ課を問わず取らそうというふうなこと等もやってございます。 ◆6番(玄素) ドローンの研修だけですか。 ◎総務課長 それと今までと同じく通常の研修、県から言われてくる研修とか、そういうふうなところで大阪でやるとか、そういうふうな通常の公務員としての研修であったり、専門的な各課が抱える部分に町の職員として5名参加するかというふうな中でさせたりというふうなこともしてございます。 以上でございます。 ◆6番(玄素) 例規は。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 例規につきましては、私達今職員として要綱もそうですし、仮に今まで活用していなかった要綱が眠っていないかとか、そういうことも日々言うているわけでございますけれども。一部には校正が間に合っていないという部分もあろうかと思います。ただ以前よりも今は例規集につきまして、特にホームページでアップをしてございます。その時にも例規集が間違っていたらどうしようというふうな声もあったんですけれども、一応出してみよう、議会のご質問もあったということもありましたんですけれども、ホームページにアップをして、いろいろとあればご意見としていただこう、そして直していこうというふうなことも考えてございますし。その中で要綱はホームページにアップしていませんけれども、できるだけ今にあった改正を早くするというふうなことに心がけております。一部には改正が間に合っていない部分もあろうかと思います。 以上でございます。 ○議長 -6番、玄素彰人君- ◆6番(玄素) 人事評価とか、その職員の研修とか、じくじく僕内容について何か責め立てるような言い方をしやるけれども。要は何かと言うたら、人件費を減らしていくためにということで言えば、人の力を最大限伸ばすことというのがやっぱり大事なんやというところからきているんです。 だから、ここの研修の中においても、その職員のモチベーションが上がる、2の仕事が3できるようになるという力が人には備わってあるというふうに思うんで、そういった観点から、そういう検討をしていただきたいということで質問をさせていただきました。ぜひとも職員一人一人の力が伸びていく、それによって余計なと言うたら怒られるかも分からんけれども、過度に人件費だけが高くなるという状況は避けてほしいということだけ申し上げておきたいと思います。答弁結構です。次お願いします。 ○議長 次。 -総務課長- ◎総務課長 庁舎の夜間の警備でございますけれども、これにつきましては、この新庁舎に来る時を機としまして、警備の仕方も若干変わるという中で入札をしてございます。参加していただいたのは2社でございます。今まで旧庁舎でもしてもらっていたところと、また新たなところというふうなことで、2社が競争に参加をしていただきまして入札をしたところであります。実際には、今しているのは旧庁舎でしている業者ではなくて、それより安価なところということの中でそこに落札をしてございます。契約期間につきましては、契約自体につきましては1年で、なおかつそのままでよければ更新をしますということであります。ただずっと更新をするのではなくて、1年毎更新をして再度というふうなことになってございます。 以上でございます。 ○議長 -6番、玄素彰人君- ◆6番(玄素) なかなか小さい消臭器であるとか、コピー機であるとかというのは、議会の議員の先生方にはなかなかその過程といういのが分かりにくいんだと思うんですね。今回のその庁舎の委託料というところで、その夜間の警備ということで質問をさせてもうたんですけれども、これに関連するというか、質問はもう僕もあまり時間もとらせたら悪いんで、あとの分に関しては控えさせてもらおうとは思うんやけれども。要は町の税金、町民の税金というか、国民の税金を使ってやるんやと、それに対して説明責任のとれるような実施をしてほしいという思いがあって、ここだけ特にとりたてて質問をさせていただきました。冒頭もあったように、無駄を削減するんやということを高らかにやられているんだろうから、そういったところに関しては、そういった気持ちでやっていただきたいということを申し上げておいて、もう答弁結構なんで、そのことをお願いして、私の質問、この件に関してさせていただきたいと思います。 以上です。次お願いします。 ○議長 次。 -総務課長- ◎総務課長 そしたら、これも同じことになろうかと思いますけれども、印刷機のリース料等につきましても、こちらに来る時に一気にということの中で統一させてございます。カラーコピーどこで焼いても1枚幾らといふうなこと等で統一をして、何枚以上からはどうですよということで、できるだけ安価でというふうにしてございます。 今、議員もおっしゃられましたように、私達職員は、今年度は特に「安かろう、よかろう」、それから賢いお金の使い方と。けちではないですよと。賢いお金の使い方ですよと、予算の執行ですよということを肝に銘じて対応してございますので、その点だけはご理解いただきたいというふうに思っております。 以上です。 ○議長 -6番、玄素彰人君- ◆6番(玄素) このコピー機の値段というのは、事業の嵌まってある地籍とか、そういったものに対しても同じ値段であるんかだけ再度お願いします。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 全て統一をさせてございます。そして支払い等々につきましては、補助金対応ということでやってございます。 以上でございます。 ○議長 次。 -企画政策課長- ◎企画政策課長 それでは、私のほうから企画費の12節.企業信用調査についてでございます。18万2,000円の予算計上ということで、民間の企業信用調査への役務費ということでの計上でございます。なお平成29年度実績で申し上げますと、1件、企業調査を実施してございます。 以上です。 ○議長 -6番、玄素彰人君- ◆6番(玄素) この企業調査については1件、具体的にどういったところというのが、言えなかったら結構なんですけれども、言えるんだったら言うてください。 それと、今年に関して、そういった企業の調査を実施する予定というのは、具体的にこの金額を見たらあんのかなと想像するんやけれども、あるんか、ないんかについてお答えください。 ○議長 -企画政策課長- ◎企画政策課長 企業名は差し控えさせていただきますけれども、町内の古井地区にあります工場跡地を購入予定ということでの調査を1社してございます。 それと新年度のこの予算計上の中で、そういった事例を想定しているのかということにつきましては、企業誘致につきましても、いろんなアンテナを立てながら、当然のごとく町内への誘致活動についても日々アンテナを立ててございます。そういった中で、企業さんとのマッチング等々もしながら調査費の支出ということも想定をしてございます。 以上です。 ○議長 よろしいか。 次。 -企画政策課長- ◎企画政策課長 それでは、13節の委託料、新規事業調査委託料の300万円ということについてでございます。これは平成28年度の決算特別委員会でもこの委託料の詳細についてもご説明をさせていただいていますけれども。一つは住宅宅地整備について基本的な調査を実施してございます。 平成29年度につきましては、平成28年度の調査実績を踏まえて、例えば宅地造成をここでする場合はどれぐらいの工事費が要るのかと。あるいは、どれぐらいの金額の取得がリミットなのかというようなことを、その28年度実績ベースの内容、成果品に基づいて調査をしてございます。平成29年度の予算の計上についてはございませんけれども、28年度実績ベースで調査をしておるとういことでございます。 以上です。 ○議長 -6番、玄素彰人君- ◆6番(玄素) これ、今年の新規調査の、何か予定はあるんでしょうかということと、その宅地のやつに関しては一定の成果が出てあるんであれば、今年度の予算で、それに関するものって出てくるんだろうと思うんですけれども。要は宅地の造成に関しては一旦終了したのか、方向性というのが、もう1個また次のステージへ上がるんかどうかについて、再度答弁お願いします。 ○議長 -企画政策課長- ◎企画政策課長 調査実績に基づきまして、特に沿岸部、印南地区を中心に28年度予算で調査をさせていただいてございます。 当然ながら宅地造成をする場合、ほぼほぼその山を切って谷間を埋めるとか、そういった大規模なことは今のところ想定してございませんけれども、既存の農地の取得をある程度水面下でも動き、あるいは所有者に対しても打診をさせていただいたという経緯でございます。 しかしながら、農地法のいろんな縛りがございますので、これについても県当局と今調整をしているということで、その成果品に基づく宅地造成事業については、さらなるスピード感をもって取り組んでまいりたいというふうに考えてございます。 ○議長 次。 -企画政策課長- ◎企画政策課長 それでは、37ページの19節.若者あふれる郷推進協議会補助金310万円の計上でございます。先ほど岡本議員からの質問にもお答えさせていただきましたけれども、平成28年度からの活動スタートでございます。具体的に申し上げますと、大学等の合宿を誘致して、こちらのほうに来られる学生さんが、印南町の子ども達、あるいは印南町の一般の住民さん、こういった方々と交流することを条件として、最大、2泊3日以上ですけれども、5,000円の助成を行なうと。1泊の場合は3,000円の助成を行なうということでございます。 記憶に新しいところで言いますと、昨年の夏、関学さんの落研が1週間程度合宿されまして、公民館で寄席を行ないました。あるいは清流小学校でアカペラサークルさんが子ども達と同じ音楽を楽しむと。あるいは、つい最近ですけれども、印南こども園のほうで、大学生、保育大学の方々がお見えになられて子ども達と触れ合うと。こういった住民との交流、子ども達との交流を条件として、一定の助成を行なうということでございます。あくまでも推進協議会の事業ということで、4月に総会がありまして、そこから印南町の補助金の交付要綱に基づきます補助申請、それと年度末の実績報告ということでございます。 以上です。 ○議長 -6番、玄素彰人君- ◆6番(玄素) 端的にお答えいただきたいんですが、要はこっちでの交流を目的として来られた方がこっちに泊まると。泊まった時に、その人の人数分に応じて、各旅館に払うお金と考えたらいいのか。3,000円、5,000円というのは。どこに払うかだけ。ごめん、理解不足で申しわけないです。お願いします。 ○議長 -企画政策課長- ◎企画政策課長 あくまでも大学等の団体に、その人数分によって助成金をお支払するということでございます。 以上です。 ○議長 次。 -総務課長- ◎総務課長 私のほうから通信回線のWi-Fiでございますけれども。今庁舎内でやっているということでございますけれども、今まさに工事をしてございます。もうほぼ完成というところでありますけれども。それにつきましてのネットワークの回線使用料等がこの中に含まれてございます。実際に金額的に言いますと、月額7万3,000円であります。年額87万6,000円という使用料がかかってきます。このことにつきましては、この事業は総務省の交付金をいただいてやるわけでございますけれども。これをやりますと庁舎内は全てWi-Fiが飛びかっているということと、庁舎外の住民の方が仮に避難をされてきた時に、この駐車場の半分ぐらいまではそれで賄える、Wi-Fiが使えるということであります。逆にこの回線使用料は要るんですけれども、例えば一例を申し上げますと、議会等の中でモバイル的なWi-Fiが利用していたとなれば、それをやめてこちらのほうに乗り換えということの中で、そういうところの減額等も期待できるというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -6番、玄素彰人君- ◆6番(玄素) ここに37ページの12の役務費のところへがらがらと入ってあるんだけれども、これ、分けられるんだったら分けてもろうたほうが分かりやすいかなというのが、僕らから見たらの思いなんです。だから質問させてもらったんですけれども。あとそのWi-Fiに当たっては、多分電波飛んでいる、先ほど見たら電波飛んであったんですわ。パスワードを入れるようになって、パスワード入れるの不便やなと。パスワード入れた後にこれどれぐらいもつんかというのも分からんのですが、入れたわ使い勝手悪いわというような話になったら、何のために入れたんよ、何のためのランニングコスト払うんよ、という話になってくるんで、その辺はどういう形になっているのかと。 あとそのWi-Fiを使った方の利用人数というのは、ちゃんと実績として出てくるんか。カウントできるんかどうかということについて再度お願いします。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 私のほうから、まず最初にWi-Fiの使い勝手ということでございますけれども、例えば外に飛んでいる部分もございます。その部分を捉まえまして、例えば学生であったりとか、まあまあ役場の庁舎の付近で入り浸りというふうなこと等も想定をしているわけでございますので。その使用については、若干の今言うたようにパスワード的なもの等で制限がされて、使い勝手のところはありますけれども、そういうふうなことを考えてございますし、そうなってきてございます。ただ、災害時におきましては、そのパスワードが一気に変更するという予定であります。使い勝手をよくするというふうなことになってございますので、その点でご理解をいただきたいということであります。 ただ、議員さんであったり、職員であったりという場合等につきましては、また一度、まだ完成ということで引き継ぎは受けていませんけれども、完成して新たなステージになった時には、議会事務局のほうにもお知らせをするというふうなことを考えてございますので、議会事務局のほうでよろしくお願いしたいなというふうに思っております。 それから、それをアクセスしたというか、利用したというもののカウントにつきましては、できるかどうかというのは、今、私のほうで把握はしていませんので、大変申しわけございませんが答弁は差し控えたいというか、できないということでよろしくお願いをします。 ○議長 次。 -総務課長- ◎総務課長 Jアラートの使える人ということなんですけれども、先ほどもありましたけれども、質問の中でですけれども、このJアラート自身が、町独自でやっているシステムではございませんで。早く言えば、国民保護法に則って内閣府から出てきたものが直接自動で鳴らすというものであります。そして警報時、また震度4以上の地震等々の時もそうでありますけれども、自動で気象庁が鳴らすというふうなものであります。既に警報の時であれば、機械的な声がする場合があろうかと思いますけれども、それは全て役場が鳴らしているんではなくて、役場のシステムへそれが流れてきまして、そこから流れるというものでございます。 その後におきまして、役場は防災行政無線を使って、新たに住民の方々に危険等々について周知をしているというものであります。その危険の時の広報につきましては、総務課の職員の今のところ半分以上ぐらいは、そのシステムは使えるというもので、全職員はまだ使えるところには及んでいないというのが現実であります。 以上です。 ○議長 -6番、玄素彰人君- ◆6番(玄素) 全部勝手にやってしまうんやということだったら、誤報なんかは起きることはないんだろうと思うんやけれども、その誤報とかが起きた時に、地震揺って、さあ誤報が流れた、それを止めよと言うた時に、いやこれ勝手に国のことしやるさかい、わいら分からんねんというような話になったら悪いから、この質問をしているんです。そういったことにはなりませんか。また、それの対応はとれているんですか。また、そういった練習はする予定ですか、していませんか、ということについて再度答弁ください。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 以前、何月か忘れましたけれども、正月でしたか、1月でしたか、県から誤報が流れまして大変な騒ぎになったんですけれども、それを実際に止めることは、こちらの機械では、できないということなんです。県もそれが誤報かどうかも分からないというふうなことだったんです。問い合わせはどんどんするんですけれども、やはり地震が起こり得るというふうなこと等につきましても、その時は最終的には県が誤報でしたというのが、時間がかかった後に報告がされたということが現実でございます。 非常に防災の予知というのが難しい状況になっていますけれども、そういうことが起こった時に、どこへ問い合わせて、どういうふうに情報を確認したらいいかというのは、今のところは、総務課の今も言いましたように半数ぐらいの職員は分かっていますけれども、他の職員は分かっていないかなというふうなことに思います。 ただし、今、日直業務をやってございます。日直業務の中で、今まではなかったんですけれども、金曜日の4時頃から日直に当たっている職員につきましては、当然住民福祉課の窓口業務とともに、こういうJアラートがというふうなこと、また気象警報がというふうなこと等のことをたびたび再三にわたり説明を受けなければならないとしていますので、少しはましかなというふうに感じます。今後ともその研修に励んでいきたいというふうに考えています。 以上でございます。 ○議長 次。 -総務課長- ◎総務課長 次、見守りカメラのことでありますけれども。どこにどうというのは今のところ全て計画を立てていませんけれども、要望があったりとか、また日々いろいろの中でということで、県と話をしながらということもあるんですけれども、設置する時には必ず警察とは協議だけはしてございます。そして、警察は事件性とかというのをかなり重視しまして、例えば小学校前より、もっとこっちしか、というふうなこともいろいろあります。交通量が多いとか、いろいろあるんですけれども、うちのところのスタンスとしては、今のところはできるだけ子ども達の見守り安全をという中でということで協議をして、今設置しているところでございます。 ただ、県警とという中に、その財政的な面も含まれているのかなと思いますけれども、県はなかなかその財政的な面は、支援はしてくれない。県警はですよ、してくれないのが現実であります。 以上です。 ○議長 次。 -企画政策課長- ◎企画政策課長 それでは、私のほうから、46ページの2目の指定統計費の1節.報酬費。まず調査員の決め方と申しますか、公募と申しますか、そういうご質問であったかと思います。基本的に調査員の条件というのがございまして、大きく6項目ございます。その内容を縷々説明をするとまた時間的な制約もございますけれども、そういった条件に当て嵌まる、あるいは経験値ですね、経験された方に対して調査依頼を行なってございます。これ委嘱するのは、国勢調査は総務大臣でございますけれども、その他のここに書いてあります工業統計等につきましては知事の委嘱でございまして、その委嘱状を知事が発行し、調査を任命するということで事務を取り扱ってございます。 以上でございます。 ○議長 -6番、玄素彰人君- ◆6番(玄素) ここのところで僕が質問したかったんは、要は公募でやるんか、やらんのか。条件はもちろんあるのは分かるんですが、その条件を公募にかけるんかどうかということで質問をさせてもらったんですが、もう一回明確な答弁をお願いします。 ○議長 -企画政策課長- ◎企画政策課長 今のところ県から公募をせよというような指導というのは特別ございません。したがいまして、県の指導の範疇の中で、必要な公募の仕方等々もありましたら県の指示に従うということで、ご理解を願いたいと思います。 以上でございます。 ○議長 ほかに。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 次に、47ページから56ページまでの歳出3款.民生費についての質疑を行ないます。 ○議長 -1番、中島洋君- ◆1番(中島) 1番、中島です。 55ページの在宅育児支援助成費ですけれども、どういう助成をされるのか、一つお聞かせください。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 これにつきましては、平成30年度からの児童福祉分野の新規事業として実施するものでございます。 事業の概要でございますけれども、生後2ヶ月を超えて1歳に満たない第2子以降の乳児を、家庭内で保育している父母に対し、月額3万円を支給するというものでございます。保育園等へ入所された場合は対象とならないということでございます。半分の2分の1については県の委託金を充当しまして、半分の300万円については、町単費によって新規事業として実施するものでございます。 以上です。 ○議長 -1番、中島洋君- ◆1番(中島) ありがたい支援事業やと思いますけれども、2人目からと言うことですけれども、お金とか、その所得に応じてとかそんな縛りはあるんですか。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 第2子につきましては、父母の市町村民税の所得割の合計額が7万7,101円未満の世帯というふうに、県の規定でございますけれども、決まっております。それを町も準用したいというふうに考えます。また、第3子以降のものについては、所得制限は設けないというものでございます。この7万7,101円という基準でございますけれども、保育認定、基本的に保育料の基準額表におけるC1階層という階層がございます。その階層の住民税の所得割合計額が7万7,101円未満ということでございます。 この施策は、第2子以降を対象とする多子軽減ということの範疇で実施するものでございまして、この基準を印南町も準用するということになります。所得制限等については以上です。 ○議長 -1番、中島洋君- ◆1番(中島) よく分かりました。 ほんまにええ施策というか、ええ支援やと思うんで、7万円幾ら所得制限あるということですけれども、これも将来なくしていただきたいと。そうしたらやっぱり「子育てするなら印南町」という印南町のキャッチフレーズもあると思うんで、その辺もう一度考えていただき、なるべく所得制限をなくしていただきたいと思うんですけれどもいかがですか。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 町単の事業で実施する範疇については、議員ご指摘のように所得制限を設けないと、事業拡大は十分可能であるというふうには考えます。 ただ今年度から始めます新規事業でございますので、これからの実施状況、それと事業効果というようなものも我々は見極める必要があると。そのことをもって判断する必要があるというふうに思います。現時点において、事業拡大等を判断する時期にはないというふうには考えております。ご理解いただきたいと思います。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10番、榎本です。 1点だけ。50ページの20節に扶助費ということで、先日からもご報告の中にありましたけれども、新しく今年度からスタートするんだということで、精神通院の医療費助成ということで、30年度ということで360万円、計上されております。これは基本的に通院をされている方全員の分の規模の予算計上だというふうに考えたらいいのかどうか。また、この助成事業の内容についてご答弁いただけたらと思います。 以上です。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 50ページです。新しく実施する精神通院医療費助成、今回360万円の予算計上となっております。これにつきましても、印南町が新規の事業として実施する事業でございます。 内容につきましては、自立支援医療の中の精神通院医療費助成というものが、国の助成、県の事業として今現在実施されております。ただ、その事業については一部負担金が発生しております。所得の段階で6段階あるんですけれども、月の限度額が2,500円から一定以上の所得のある方は2万円までの限度額をもって基本的に1割負担が必要となってくると。今回の事業はその1割負担を全額町費によって支援させていただく、助成させていただくという新規の事業でございます。 今現在でございますけれども、2月1日現在でございますけれども、町内にはそういった精神通院医療の対象者が85名おります。それぞれの所得段階層において、ひと月限度額いっぱい使った場合の試算をして、その80%相当額を今回当初の予算として計上しているわけでございます。なかなか全額になりますと460万円相当が必要になってくる。動向を見ながら必要であれば、補正は必要であると。扶助費でございますので、予算がないから実施できないというようなものではございませんので。当初の見込みとしては全額利用した場合の8割程度を見込んでいるということでございます。 以上です。
    ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) こういう助成事業は、その該当されるおうちの方からは大変望まれておったというふうに、僕も住民の方から聞いたこともあるんですけれども。ここら辺は新しくスタートをすると、それできちっとその対象者のおうちの方のところには、こういう事業を利用してもらう、活用してもらうということで、住民の皆さんへの周知の方法というのは、これからどのように考えておられますか。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 これは、4月からの実施事業でございますので、今予算の審議に先行してでございますけれども要綱の作成、それと3月に入ってからでございますけれども、住民福祉課の職員が分担して、保健師も踏まえて、1軒1軒臨戸訪問によって、家族の方、ご本人に説明をさせていただいているところでございます。3月中にはそういった説明を終えて、4月からの事業の移行を円滑にしていきたいとこのように考えております。 以上です。 ○議長 よろしいか。 ◆10番(榎本) はい。 ○議長 ほか。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 次に、56ページから62ページまでの歳出4款.衛生費について質疑を行ないます。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10番、榎本です。 58ページ、3目に感染症等の予防費ということで、13節に委託料として各種の接種の費用が計上されております。2,986万9,000円ですかね。この予算規模というのは、それぞれの接種の対象者の方々が全員受けられる体制となっているのかということなんです。 それと60ページの5目に健康増進事業費ということで、13節の委託料。この塩分摂取量検査委託料というのがあります。20万8,000円ですか。29年度の予算のところにはなかったんですけれども、また新しくこういう塩分をどんだけとっているんかというような検査を委託すると思うんですけれども。この事業の中身について、内容について、ご答弁いただきたいと思います。 以上です。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 まず58ページの感染症予防費の中で委託料、それぞれの個別健診、高齢者等のインフルエンザということでございます。全員が受診できる予算の計上というようなものは行なっておりません。前年度の実績を基に判断すると。当然対象者については、把握はしておるわけでございますけれども、予算計上においては実績等を参考に計上しておるというようなことでございます。不足等が発生した場合は所要の補正予算は講じるつもりでございます。 続いて、60ページ、健康増進事業についての塩分摂取量検査委託料につきましては、今回、新規の事業として実施する事業でございます。健診等で委託しているキタデ、それから日高病院等に対して、所要の予算、委託料を計上するというようなことでございます。これについては、健診精度をより高めて健康増進を図りたいというような、保健センターで今回新規事業を検討した中で、この塩分摂取量の検査委託、それと、この上にありますけれども、肺がんのCT検査の委託、これを新年度からの新規の事業として予算計上をさせていただいたということです。 以上です。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 例えば僕が塩分の検査をしてほしいということになったら、これは、いつも6月か7月に町の健診をやられていますけれども、その中でいろんな対応をしていただいて、キタデか日高でそういう分析をしてもらうと、そういう流れでよろしいんでしょうか。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 具体的な検査の方法でございますけれども、議員ご指摘のあったように、毎年実施しているつれもて健診、この中で尿検査を行ないます。この尿検査の中の検査項目を1つ増やすというようなことでございますので、この検査をするために受診される方が、手間がかかるというようなことはございません。 ○議長 よろしいか。 質疑を終わり…… 挙手する時にきちっと言うてもらわなんだら困ります。 -4番、藤薮利広君- ◆4番(藤薮) 4番、藤薮です。 59ページの13節、13と15節の中に斎場の整備の工事費とか、いろいろあるわけなんですけれども、この斎場に、雨に濡れないように屋根をつけるんだということをお聞きしているんですけれども、その規模というのか、どのぐらいの大きさのものにするのか。また斎場使用時には工事していたら全く問題はないのか。その点お願いします。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 斎場ですけれども、斎場は昭和63年に稼働し約30年が経過しています。屋根の大きさとしましては11.2m角を今のところ計画してございます。軒高4.15m、バスの高さ大体3.6m程度かなと思うんですけれども、それが坂道になっていますので十分入れるようなものをつくりたいと考えてございます。 工事中において斎場を使用できないかというと、そこの斎場の屋根を壊してということは一切しませんし、支柱4本建てるんですが、それが邪魔にならないようにしたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長 質疑を終わります。 次に、62ページの歳出5款.農林水産業費から、69ページ6款.商工費までの質疑を行ないます。 -2番、夏見公久君- ◆2番(夏見) 2番の夏見です。 まず、68ページのいなみかえるの宿補助金についでですけれども、これについては先般から問題出ておる部分だと思うんですけれども。たまたま私、全体的には話させてもらいますけれども、この補助金、事業助成金というような格好で出ている部分について、出した時点で検討、書類審査をし、その後それが効果的にしているのかという点検なり、効果なりは、年度をまたがってでも行なっているのかということが1つと。 この助成金について、これは内容がどんなになっているのかという格好でお聞きしたいんですけれども。他の部分はまあまあ、以上です。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 まず最初に、かえるの宿の補助金は別としまして、全般的な補助金の対応でございますけれども、補助金等につきましては事業計画を出していただいて、最終的に事業実績を出していただくということであります。そして、翌年度の予算ヒアリングの時につきましては、各課で担当者が作成をしまして、原課の課長が目を通して総務課のほうに提出をしてもらうんですけれども、その補助金の団体の事業シートといいますか、補助金のシートを出していただきます。出していただいて、このままその額でいくのかどうかというふうなこと等につきまして、予算ヒアリングの時に十二分に精査を行なうようになってございます。 以上でございます。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 私ども担当課でございますけれども、一連の流れとしましては、交付申請いただいて交付決定します。内容も精査します。その後、実績報告を受けてそれもチェックします。それに対して額が決定するという形になってございます。 そして補助の内容なんですけれども、人件費だとか、あとは研修費の一部というような感じで考えてございます。 以上です。 ○議長 -2番、夏見公久君- ◆2番(夏見) 夏見ですけれども。 今、補助という格好の中で出てきた中で人件費とかいうのが入っているように思う報告も出ていましたけれども、普通まあまあ部会なりなんなりという格好の中で、こういう補助の事業を助けてほしいよという中で、向こうが運営している補助を組んだけれども、補助金は既得権というようなものもあると思うんですけれども、そこらの加減で人件費までその事業を進めていく中で、見やんならんのかなというのが。それよりも、こういうことをやりたいので、資材なり、こういうPRなりの費用がどうしても強化をしたいので応援してほしいというような勘定であればええけれども、運営をしていくのに人件費が足らんのやと。それをしてほしいよというのがそこの事業であるのか、ないのかという点。もちろん部門によって、その福祉的とか何とかで、これは助けてあげなならんというのはあると思うんですけれども、ここらの並んでいる事業については、若干そこら検討する必要あるんじゃないかと思います。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 かえるの宿なんですけれども、事務所を移転して3年経過してございます。今、自立に向けた流れというのを構築したいと考えております。その中でも業績を伸ばしていると、私どものほうは非常に順調な運営されていると感じてございます。その中で、今年度少し補助のほうを削減してございますけれども、これを段階的に進めてまいりたいと、このように考えてございます。 以上です。 ○議長 -2番、夏見公久君- ◆2番(夏見) 私は段階的にとか、進んでいるとかというんじゃなくて、補助の、中へ入って向こうの、ただ単に補助金を渡しているんだったら、そこの帳簿なりを、運営している中の部分まで点検をしているのかということと。これ前には人件費と私聞いたので、人件費を助けなならんのであれば前回からでも出ているのに、これ56万円出しているけれども、56万円ですよというんじゃなくて、前の機会から、50万円のまた費用もこれを守るのにいっているんでしょう。そこらの加減、一遍。今年はもうこれ消せとか、返せよとか言うことないけれども、今後そこらを十二分に各課の課長は検査し、物品の購入の時には点検にも行き、機種も調べ、それから2年後、3年後、それが生きて使われているのか、その組織はそれを利用しているのかという辺りの経過というのも追うて、それを1ヶ所にまとめて、まあまあ今年は安全なり、農業振興を図るんやとかというところへ、3年ぐらいの間で莫大的に固めて突っ込んでいくのほうが効果があるんじゃないかと思うので、この質問させてもらいました。もうそれは、答弁はよろしいです。 ○議長 ほかに。 -4番、藤薮利広君- ◆4番(藤薮) 4番、藤薮です。 68ページの13節.いなみ魅力発信プロジェクトアドバイザー委託料。これ昨年度もございましたけれども、今年度の委託内容についてお聞かせいただきたいと思うんです。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 いなみ魅力発信プロジェクトアドバイザー委託料でございますけれども、本年度で3年目でございます。継続事業でございます。本年度は、30年度は引き続き商品開発のプロジェクトアドバイザーだったり、特産品の商品化及び販売戦略等を計画しているところでございます。コスト面の研究だとか、ブラッシュアップを図れるところを図って、商品化を確立したいと考えてございます。 以上です。 ○議長 -4番、藤薮利広君- ◆4番(藤薮) 4番、藤薮です。 商品開発ということなんですけれども、混ぜご飯かな。それ以外にも何か商品開発というのをお考えになっておられるのでしょうか。 それと、この開発に至っては、稲原のアグリのところを使うていろんな食品のサンプルじゃない、そういうのをしているんかとは思うんですけれども、どうなんでしょうか。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 混ぜご飯以外にということでございますけれども、現在、混ぜご飯に集中して進めてございます。 そして、加工所ですけれども、稲原のアグリコミュニティを主に使ってございます。 以上です。 ○議長 -4番、藤薮利広君- ◆4番(藤薮) 4番、藤薮です。 先ほど、アグリの加工所の使用状況を見ますと、ほんと安価だったように思うんですけれども。あの安価でそこ使用して、商品開発とやっているように思うんですけれども、その程度でいいものができるんでしょうか。あの使用料から見たら、そんなに回数も使われていないように考えるわけなんですけれども。いかがですか。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 主に使っているんですけれども、前回といいますか、最近では公民館なども使わせていただいたという経緯がございます。 以上です。 ○議長 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 幾つかあるんですけれども、3点。まず1点目、65ページの5の1の6の8、報償費。有害駆除捕獲報償費1,420万3,000円ということなんですけれども。これ昨年よりも300万円ぐらい増えているわけなんですけれども。最近鳥獣害大変また多くなったなということは私らも農業をしていて感じているんですけれども、この詳細の内容について。捕獲等の種別、頭数等の割合について、お答え願えますか。 それと、2点目です。66ページの5の2の1の19、負担金補助及び交付金で、森林整備地域活動支援交付金事業補助金に300万円出されているわけなんですけれども。これ長の行政報告の中でも紀中森林組合に新年度で実施する森林整備地域活動交付金事業に対して助成をしたいとの行政報告があったわけなんですけれども。この団体は印南町森林組合でもないわけですけれども、26年だったですか4つの団体が合併しているわけなんですけれども。各町の足並み揃うて連携して行なうのか、各町村の負担割合はどうなっているのか。私の言いたいのは、町の団体でもないところに補助金を出すことについての見解もお聞かせ願いたいと思います。 もう1点は、68ページの5の4の1の19、負担金補助及び交付金で、印南町加工品研究会補助金の112万4,000円のこの詳細についてお願いします。 以上です。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 まず、1点目です。 鳥獣捕獲の報償費についてですけれども、どういう種別かという形で申し上げますけれども。29年の実績、想定で申し上げますと、まず猿から述べさせてもらいます。猿は銃、おり合わせて70頭です。そして、イノシシ、これはかなり多うございます、銃とわな合わせて1,024頭。そして、アライグマ67頭。鹿、これは285頭。カラスが514羽という形で計算してございます。非常に多くなっていますが、増加で考えてございます。 ○議長 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 29年度実績はこれだけやということで、これぐらい多いんで今議会に300万円ぐらい増額されているということなんですけれども。私らも捕獲して減ることが一番の対策かなと思ってあれなんですけれども、全くすごい数で。個人名は結構なんですけれども、1人当たりの年間の報償費で貰われている方、最高にというんか、1人でどれぐらい捕獲されていて、どれぐらいの報償金を受け取られているのか。その辺について再度ご答弁いただけますか。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 資料を持ち合わせていないんですけれども、分会で請求来たりとか、個人で来たりとか、様々ございます。かなり量は増えているということで認識しています。 以上です。 ○議長 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 以前にも他町村でいろいろと問題もあったかと思うんで、町内にはそのような事例、事案等はないのか。あるんであれば、どのようなことであったのか。なければないで結構なんですけれども。最後そこだけ把握されているのか、もしされていないのであれば、ちょっと数が大きいなと思うのと、増額されていることで、そのようなことも思うんでそこだけお願いします。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 捕獲に対しての問題というのはございません。把握しているものはございません。 あと、捕獲した後の撮影などというのは、研修はしております。前回、先日も皆さん招集させてもらって説明会を開いてございます。 以上です。 ○議長 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 確認で、課長、今ここじゃなくて結構ですけれども、分会でその把握されている、捕獲の、その辺でその大体どれぐらいとられているんか、1人当たりにすればですよ。その辺、今ここで結構、今じゃなくて結構なんですけれども、後日またそういう資料がございましたらいただければと思っております。 以上で結構です。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 森林整備地域活動支援交付金事業の助成でございますけれども、今年度30年度ですけれども、印南町内において、搬出間伐及び皆伐を推進するに当たり事前調査、合意形成、既設作業路の改良活動に対する経費として助成をしたいと考えています。これは他町村のほうが進んでいるような状況でございまして、合併したことにより印南町の活動範囲、事業範囲が広がったと考えてございます。それに対しての助成補助という格好でございます。 以上です。 ○議長 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 先ほど聞いたあれとちょっと答弁が違うんですけれども。その捉え方、紀中森林組合という印南町の団体じゃないところに補助金を出すことについての見解を端的にまず言っていただきたいのと。答えられなかったら、他町の4つの団体が合併して26年になっているわけなんですけれども、他の団体の町の負担割合とその整合性、うちの出している分と、その辺の。その2点について明快な答弁でもう終わりたいと思います。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 紀中森林組合ということですけれども、印南町も一部ございます。一部というか組合に入っています。農協さんと同じような感じかなと思うんですけれども。他町に対しての負担割合というのは今回ございません。今までも他町で行なっている事業に対しての印南町の分の負担というのもございません。町それぞれで助成をしているという形になってございます、今のところ。 以上です。 ○議長 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 合併したんですさかい、団体つくって印南町だけまた別にするんだったら、合併した意味もないしやで。その辺の考え方に、何のために紀中組合へ出すんかという、そこの見解、出す根拠。出さんならん根拠。合併して町の団体じゃないところに出している根拠についての説明と。印南町のあれやさかい出すんやよという、それだったら合併した意味ないです。そこのそのことだけ端的にお答えください。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 合併して1年、2年、経過してございますけれども、林業振興に対しては印南町のほうもどんどんしていかなければならないというふうに考えてございます。その中で、印南町で取り組むべきものに対して補助の要請があったということで、それに対して補助を考えているという形でございます。 以上です。 ○議長 最後。 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 それ課長、答弁に全くなっていない。そんなんでは納得できん。もっと明快な300万円も出すんやさかい、きちっとしたあれでないと。これ今年から出して初めてするんやさかい、もっときちんとした説明できんと。こんなもの、私は認められません。 以上で結構です。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 この補助金につきましては、今、原課の産業課のほうでも説明はありましたけれども、財政の担当のほうからということで、私のほうから補足させていただきます。 これにつきましては、その紀中の全て構成している地域が全て負担するものではなくて、この部分の実際の事業は印南町内でやる部分であります。ですので、印南町がこの300万円を負担するということであります。そして、その事業の内容の詳細につきましては、後日また担当課で聞いてもらったら分かるかと思いますけれども、基本的に印南町が印南町の山林を事業するという中で、印南町の持ち分ということであります。全てを割ってその部分の印南町の持ち分ではございませんので、その事業に対して印南町の部分のみということであります。ご理解をいただきたいと思います。 以上です。 ○議長 ほかに。 -産業課長- ◎産業課長 加工品研究会の事業でございますけれども、今年度は先ほども申し上げましたけれども混ぜご飯の商品化です。販売戦略に向けて取り組んでいくという計画でございます。 以上です。 ○議長 -9番、古川眞君- ◆9番(古川) 1件、お願いいたします。 67ページ、1水産振興費のところの19です。最後に印南町漁業振興対策事業補助金1,200万円というのがあるんですけれども、この振興対策というこの内容、詳細、ちょっとお聞きしたいと思うんですが、お願いします。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 水産振興費の部分の中で、漁業振興対策費なんでございますけれども、通年やっている事業でございますけれども、マダイの放流、稚魚放流、磯場の維持事業だとか、あとは、トコブシ、稚貝ですけれども放流の事業。あとは漁船の保険料の補填だとか燃油の補填。今回新規でトラック、2トン貨物とかというその漁協で使う運搬車の購入も考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -9番、古川眞君- ◆9番(古川) 今の漁船の補填というふうなことがあったんですけれども、その漁船の補填という内容はどういうことになりますか。お願いします。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 漁船の保険料の補填だとか、あと漁船の燃油の補填だとかいうところをしてございます。 以上です。 ○議長 よろしいか。 -8番、藤本良昭君- ◆8番(藤本) 遅くなっていますので、端的に質問させていただきます。 66ページ2項.林業費、1目.林業振興費、13節の委託料。委託費で、説明欄に森林病害虫等防除伐倒駆除委託費205万2,000円ということで上がっております。その欄には、林地台帳システム導入委託料も上がっております。この2つについて質問させていただきます。 まず、森林病害虫等防除事業伐倒駆除委託費というのは、これはどこへ委託されるのか。また、作業内容等詳細をお聞きしたいと思います。それと林地台帳システム導入委託料。このことにつきましては159万9,000円ということでございますけれども、これの詳細をお願いしたいと思います。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 まず、森林病害虫等の防除伐倒駆除委託費でございますけれども、まず場所ですけれども島田マリンパークの防潮林の伐倒駆除、さらに近年、当町に発生しておりますカシナガが媒介するナラ菌により枯れている樹木の伐倒の委託でございます。森林組合さんに作業委託をする予定でございます。 以上です。 ○議長 -8番、藤本良昭君- ◆8番(藤本) これについて森林組合というんですけれども、この入札方法やとか、特にこの伐倒駆除ということになれば、最近はやっていますシイの木やとかナラの木の被害状況の現状と、今後もこの防除を続けていかれるのか、それをまずお聞きしたい思います。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 森林組合さんへの委託でございますけれども、近隣の森林組合さん3社に見積もり依頼します。その結果で最も安価なところに委託契約し、作業を進めていきたいと考えてございます。 ナラ枯れの被害ですけれども、本町の被害は今年度ピークと考えられております。今後も必要があれば、あるところについては防除を続けていきたいと、このように考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 林地台帳システム導入の委託料の件なんですけれども、平成31年から林地台帳の管理が法的に義務づけられておりまして、この30年度中にシステムの整備をするための費用でございます。 以上でございます。 ○議長 -8番、藤本良昭君- ◆8番(藤本) ただいまのお話ですと、県からそういうシステムの指導をいただいて、そして、これから活用するということでございますけれども。私もこの仕事に携わってきた1人でございますけれども、このシステム導入によって特に心配するのは、地籍調査やとか何か、終わっておればいいんですけれども、終わっていない地域やとか、あるいは地上権の境界は精度の高いものをつくっておられるのか。それであれば大いに活用できると思うんですけれども、その点で、その資料をいただいて参考程度になるのか、あるいは誤りを、誤謬をば訂正する、役場で訂正するというような方向でもっていくのか。それでないと私が担当したころにはかなり間違っているというんですか、町内のいろんな森林簿、あるいは作業図、そういったものが間違っていた。それをそのまま県からいただいて使用してもいろいろ問題があるんじゃないかなと思いますけれども。産業課としては、今後このシステム情報を得てどのように活用されるのか。また今言いましたように心配はないのか。その点お聞きしたいと思います。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 ただいまのご質問ですけれども、現在、県が保有している森林簿のデータ、それと地図データを導入して一括管理したいと考えてございます。導入後は町で更新作業をいたしますけれども、地籍調査が終了したところというのは反映していくように、このようにしていきたいと考えてございます。 以上です。 ○議長 ここで暫時休憩いたします。 ただいま12時8分です。13時10分まで休憩いたします。 △休憩 12時08分 △再開 13時10分 ○議長 ただいま、13時10分です。 休憩前に引き続き議案審議を続けます。 次に、69ページの歳出、7款.土木費から、78ページ、8款.消防費までの質疑を行ないます。 -4番、藤薮利広君-
    ◆4番(藤薮) 4番、藤薮です。 71ページの19節.負担金補助及び交付金なんですけれども、町道の草刈りというふうに明記されているわけなんですけれども。このフルーツラインは前々から樮川区が草刈りをしてくれているんですけれども、なかなか面積も広いし単価的にも安い、これは何とかしてもらえんのか、ということを言われているんですけれども。ここは区じゃなしに業者に刈ってもらうということはできないんでしょうか。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 草刈りの補助金につきましては、ただいまの議員の質問の、フルーツラインのところでございます。現場のほうも、再三確認もさせてもらっております。平成30年度がスタートした段階で、もう一度区長さん方とご相談させていただく中で、補助金ではちょっとやっぱり難しいということであるならば、当然工事の中で予定している部分もありますので、そういったところにつきましても検討はしていきたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -8番、藤本良昭君- ◆8番(藤本) 8番議員、藤本です。 2点について、お尋ねします。 まず、71ページの2目.道路維持費、13節.委託料、説明欄に橋梁点検業務委託料3,300万円、そしてその下にトンネル点検業務委託料400万円と計上されています。橋梁の長寿命化事業が町内、無事に進められているわけですけれども、本年度予算計上されている橋はどこを点検予定となっていますか。また、トンネルにおいても最近増えております。その中で、どこを点検されるのかお聞きしたいと思います。 もう1点は、75ページの一番下に、6項.地籍調査費、2目.地籍調査事業費、13節の説明欄に地籍調査委託料1億8,244万2,000円が計上されています。本年度はどの地域を取り組まれるのか、前にもちょっと説明いただいたわけですけれども、再度お願いしたいと思います。また、これによりどのぐらい残っているのか。併せて完了年度はいつ頃になるのかをお聞きしたいと思います。これは、概略で結構でございますので、ひとつお願いしたいと思います。 この2点について、よろしくお願いします。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 まず、橋梁点検の業務委託料の3,300万円の分でございます。これにつきましては、今予定しているのは15m以上の橋梁が10橋ございます。これにつきましては、引き続き県のほうの委託を行ないまして、県のところでこの業務を委託してやっていただこうと思っております。 それと、あと15m未満の橋梁が87橋あるわけですけれども、これにつきましては業者入札というふうなことを考えでございます。 さらに、トンネルの点検業務でございます。トンネルの点検業務につきましては、現在町内の印南町が管理するトンネルは2つトンネルがございます。1つは、ちょうど大峠奈良井線にある大峠トンネルと、もう1つは古屋みなべ線、いわゆるフルーツラインのところにある古屋のトンネルでございます。 このうち、大峠のトンネルにつきましては地元のこれは区長さん含め関係者の皆さんと協議を済ませておりますけれども、このトンネルにつきましてはかなりの劣化ということでございます。元々は国道の部分ではあったんですけれども、劣化が激しいということで、これにつきましては閉鎖するという方向で進めてございます。 あと、古屋トンネルが平成30年度の点検業務の対象となるトンネルでございます。 以上でございます。 ○議長 -8番、藤本良昭君- ◆8番(藤本) 8番、藤本です。 大峠のあれは町道になるんですか。昔からの大峠のこのトンネル、かなり古くなったので閉鎖するということですけれども、そうなれば道路が使えなくなるということでよろしいんでしょうか。この調査の手法、どのように進められるのかということをお聞きしたいわけでございます。 いわゆる、我々この橋梁の点検だとかトンネルの点検だとかというのについてはちょっと素人でございます。例えば、トンネルの場合だったら、打音というんですか、機械器具を使って調査するとかいうようなこともありますし。また橋梁の点検ですけれども、これは成果品といいますか、どのような方法で答えとして出てくるのか。このランクといいますか、どういう橋が、問題点があるんやというようなことを、成果品はどのようなことでこちらへ回答が来るのか、その点でお聞きしておきたいと思います。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 橋梁点検のほうの調査につきましては主に目視、それから打音による調査が基本となってございます。これによりまして、ひび割れ、空洞等を確認するというような調査が基本となってございます。 トンネルの部分ですけれども、大峠トンネルにつきましては地元関係者等も協議を済ませた上で閉鎖させてほしいということで、これにつきましては問題ないかなというふうに考えています。ただ、トンネルを使わないだけであって、当然そこのところまで山とか畑とかもございますので、そこへ出入りは当然町道として管理していくということでございます。 あと、トンネルの調査でございますけれども、これにつきましても基本的には目視、打音を中心に行なうところですけれども、必要に応じて点検車を使ったレーダーによる測定というようなことも予定してございます。 以上でございます。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 地籍調査事業の1点目でございます。 平成30年度につきましては、樮川の一部、それから印南原の一部、羽六の一部、立石の全域の合計6.35k㎡、約5,000筆になりますけれども、これにつきまして計画してございます。現在までの当町の進捗状況でございますけれども、全体で48.3%まで進んでございます。当町の完了予定につきましては、平成36年度を目途に国に計画、要望を上げているところでございます。 以上でございます。 ○議長 -8番、藤本良昭君- ◆8番(藤本) 8番、藤本です。 平成36年までということで、かなりまだまだ残っていると、48.3%とお聞きしましたけれども。とにかくこの事業はできるだけ積極的に取り組んでいただけたらということで。今後ともこのままの現在やっているような外注による事業実施、あるいは委託で進めるのか。他の町村では、他府県でも直営で実施して前に進んでいるというようなことも聞いております。直営は考えられないのかお聞きします。このことは、少しでも早く終了して、例えばこの山の場合、高齢化がどんどん進んで、境界立ち会い、境界が分からんねんというようなことになって大変難しくなってくるからでございます。早く完了に向けてもう少しスピードアップできないのか、またこれによって公共事業がスムーズに取り組まれるのではないかということで、私も今まで何回かこの地籍調査の早期完了を目指していただきたいということを言ったわけですけれども、いかがでしょうか。担当課としてその点でよろしくお願いしたいと思います。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 ちょっと、記憶は定かではないんですけれども、議員のご提案のあった直営事業、いわゆる職員がやってしまうというようなことだと思うんですけれども、これにつきましては御坊市、みなべ町、由良町で1筆地調査のみ実施しているというふうなことであったと思います。現在は、行なっているところというのはないと伺っておりますけれども、地籍調査の工程を追う中で、土地所有者との協議である、選定である、また安全管理というふうな1筆調査における確認の業務というのも結構現場で出てくるところであります。担当職員が3名以上、現地にいなければならないというようなことも聞いてございます。したがいまして、当町の地籍調査職員とはいえ用地交渉等の地籍用地係という係のところでやっておりまして、兼務でやっているというようなこともございます。そういうこともございまして、なかなかこの直営でやっていくというのは難しいかなというふうに考えております。 まず、事業完了のスピードアップではございますけれども、とにかくまず国家予算のところで地籍調査の国家予算がどの程度つくのか、それを受けて和歌山県でどの程度つくのか、それで印南町というこういう流れになってございます。そこのところで、なかなか交付金が思ったように我々の要望額に届かないというのが一つ原因かなというふうに考えてございますので、引き続き議員のご提案いただいた件も考え合わせながら、今後は国・県に対して予算の獲得について要望してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長 ほかに。 -3番、前田憲男君- ◆3番(前田) 3番、前田です。 73ページの3項.1目.19節の備考欄にダム・発電関係という会費が2項目あるんですけれども、今、切目川ダムは発電とは無関係であると思うんですけれども、この費用というのはどういうようなものなんでしょうか。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 これにつきましては、現在和歌山県内に、有田川の町長さんが会長を務めている団体でございますけれども、ダムの関連に係る行財政の措置を国に求めていくというようなところで、ダムのある団体で組織しておる協議会でございます。ここの負担金ということで、平成30年度から新たにこの団体に加わって、協議また国・県への要望活動を実施していくというこういう団体でございます。 以上でございます。 ○議長 よろしいか。 ほかに。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 榎本です。 当初の予算なんでちょっとお聞きしたいんですけれども、72ページの13節から22節に関わりまして、町道の整備工事の予算がそれぞれずっと計上されておりますけれども。町道の整備というのはその町道が走っている地域の皆さん方の要望なんかもあると思うんですけれども、この町道の整備というのは印南町大変面積が広うございますので、各地域に計画的にまた公平にその町道の整備工事というのが進められているという認識であるのかどうかという。極端に道路の整備工事が遅れておるというような地域というのはもうないというふうに把握しておいたらよろしいですか。そのことだけです。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 今回、提案させていただいている各種道路関係でございます。この道路につきましては、印南町におきまして地域再生計画という計画を国のほうに提出してございます。この地域再生法に基づく地域再生計画というものがまず認定されないと、こういった事業はできないということになってございます。 この中におきまして、基本にあるのは「安全・安心で魅力ある生活基盤の実現による住み続けたくなるまちづくり」を達成するためということで、特に災害時の救援物資の輸送を迅速にするための整備であるとか、ルートの多重性を確保する、狭い地区における安全な避難路を確保するといったように、それぞれ細かい定めがございまして、その中で適合していくルートを選出して、選定してこの交付金をもらって整備するということでやらせてもらっております。 この議員の質問のありました、町道、それでほとんどのところは大丈夫なのかということだと思うんですけれども、その地域、地域によって交通量も違うというようなこともあります。通学路になっているのか、なっていないのかというようなこともありますし、また農道的町道というのも当然ございます。 そういったところがございますので、これら全てを幅員5mの道路に変えていくというようなことが、それが道路行政の正しいということにもならないかなというふうに思っております。したがいまして、各地域から上がってくる要望といったものを大事にしながら、具体的な対策が講じられるのか、技術的、財政的な視点を持って可能な限り対応していくということかと思います。 以上です。 ○議長 よろしいか。 質疑を終わります。 次に、78ページから94ページまでの、歳出9款.教育費について質疑を行ないます。 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置です。 2点だけ、お願いします。 86ページの社会教育総務費の中の7節.賃金でございます。教育相談賃金と子どもと親の相談員賃金のことで。相談員が何名おられるのか。そして29年度に相談が何回あったのか。ちょっと教えていただきたいと思います。 そして、91ページ、3目.体育施設費の14節.使用料及び賃借料ですけれども、町民プール敷地借上料の305万2,000円。今回29年度より34万円減額されていますけれども、決算委員会でも2ヶ年にわたっていろいろ議論した中で34万円減額ということは、かなり相手方と相談した中で34万円が減ったということで、成果があるのかなと思うんですけれども、このことについて決算委員会でもいろいろございましたけれども、来年度に向けてまた減額していただきたいよ、相談お願いしますよという話をしているのか。そして、32年6月で契約が切れるということで、契約が切れた時点で半額にしてよとかいろいろ駆け引きはしていると思うんですけれども、どの方向で進められているのか、お願いしたいと思います。 以上です。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 それでは、まず初めに86ページの7節の賃金で教育相談員賃金というところであります。現在、相談していただける先生は1名でございます。また、回数でございますけれども、週に2回ないしは3回ということで、年間を通じて相談に応じているというような格好でございます。 それから、91ページであります。体育施設費の14節の使用料及び賃借料ということで、町民プール敷地借上料というのがございます。305万2,000円ということであります。 今年度に当たっては、これまで交渉してきた結果として今年度においては前年度、平成29年度の1割を下げてお貸しいただけるというようなことでまとまりました。その後は、という話でございましたけれども、次年度においては2割、また次の平成32年度については4割ということで、その中でご理解をいただきながら所有者の方にご協力をいただいて減額できたというような過程であります。 以上でございます。 ○議長 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置です。 今、賃貸のことですけれども、今課長からお話のあった今年は1割を下げたということで、来年度が2割、32年度4割ということは、決算委員会で2ヶ年にわたっていろいろ議論した中で成果が出ているのかな、職員一丸となって頑張っていただいているのかなと思っております。 これからも、ぜひ町民のためにこういうことがあれば精いっぱい頑張っていただきたいと思います。 以上です。 ○議長 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 3点。 81ページの9の2の1の7の賃金で、学校図書館司書賃金172万円というのがあるわけなんですけれども、これは常雇いじゃこの金額じゃないのかなと。これ、どういう雇い方をするのか。それと、今までも司書の方というのはおられたと思うんですけれども、今までとどのような、今回の場合と違いがあるのか。まずそれが1点と。 2点目は、今も質問ありました91ページの町民プールの件なんですけれども、今年は1割、来年が20%で32年度が40%ということなんですけれども、この1割下げられた根拠。どういうことで1割、去年、この間の決算でもあれほど言われていたし、上げてきた中で、下げられた根拠。それとこれ32年で終わるのか、それ以降についてのご答弁。計画は持たれてあるか。 3点目が、92ページの9の6の1の19の負担金補助及び交付金で、こども園増築整備補助金ということで2,250万円というのが計上されているわけなんですけれども。県補助金が1,998万8,000円活用されるのかなと思うんですけれども、この施設の規模の詳細、内容。どのようなものをどの場所にされるのか。その目的について。この3点についてご答弁いただけますか。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 まず1点目です。81ページでございます。 学校教育管理費の7節の賃金の学校図書館司書賃金172万円ということであります。この172万円につきましては、一定の司書資格ということの中で、資格持ちということの中で、学習支援員と同じく1日8,000円ということの中で雇用したいというふうに考えてございます。年間通じて215日程度ということで雇用していきたいと。 運用の仕方、あるいは活用の仕方についてであります。 かねてから、印南町では図書のまちづくりということでやってございます。その中で、各図書室をつなぐ、いわゆるバーチャル的な図書館としての活動を目指してやってございますけれども、その中の一環として、今年については図書館司書を公民館に配置し、小・中学校・園ということの中で、それぞれの図書室を回っていただいて、その中の図書の活動について学校の図書担当の先生と一緒になりながら、いわゆる読書の勧めをしてまいりたいというようなことを考えてございます。 今年度においては、特に各機関を組織しながら学社連携の中で図書のまちづくり委員会なるものをつくりながら、読書計画、図書のまちづくり計画等を仕上げて、より皆さんに図書の味わいをということで取り組んでいきたいというふうに考えてございます。 それから、91ページでございます。 先ほど、玉置議員からもご質問ございましたけれども、町民プールの敷地料、借上料についてであります。 算出の根拠というような話でありますけれども、所有者の方との相談の話であります。その中でのいわゆる1割、2割、4割というようなことであります。元々の契約につきましては、平成32年までは特に平米当たり幾らというようなことで3年間は今の金額を据え置くというようなことで契約をされてございます。 その中においても、ましてや所有者の方が、今の、現状あるいは皆さんの子どものためにという思いの中で、それではという話の中でこの金額になってきたということでございます。 すみません、それでは、92ページでございます。 幼児対策費関係であります。19節の負担金補助及び交付金の、こども園の増築整備補助金ということでございます。2,250万円の補助ということであります。これにつきましては、2,250万円は県の基金を使いながら3分の2をいただいて--約2,000万円ですけれども、その中で町負担がルール分の12分の1を出しまして、園が主体となって園増築をされるということであります。内容としてお伺いしてございますのが、現在のこども園の園舎がございます。その園舎のいわゆる門から見て右手側にデッキ部分があります。そのデッキ部分に保育室を2部屋増築するというような計画と伺ってございます。 平米数につきましては、2部屋で128.68㎡ということで、この保育室を設ける中で、保育の充実あるいは部屋の増築によって新たな新規の転入あるいは子ども達の受け入れということで、昨今では特に0歳、1歳、2歳児の方が保育を見てほしいという要望、あるいはそういった、両親が働くというような格好が生活スタイルとして増えてございます。その中での、今後の対応ということで、今回の増築というようなことでございます。 以上でございます。 ○議長 -1番、中島洋君- ◆1番(中島) 1番、中島です。 もう一度、確認のためにお聞きしたいんですけれども、91ページの賃借料のプールの件なんですけれども、この件については地権者の方がおられます。それで、やっぱり長年の話し合いというか、今至っていなかったんだけれども、今回、地権者の方に本当に理解していただいて、こちら側の意見と向こうの意見と折り合ってスムーズに、スムーズにはいっていないと思うけれども、理解をしていただいた上の1割、2割、4割の交渉成立に至ったということで理解していいんでしょうか。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 14節の町民プールの敷地料についてであります。 先生ご指摘のとおりでございまして、所有者の方が十分にご理解いただいたというようなことであります。その中ででも、1割、2割また32年度は4割と、それ以上についてはということの中でも、32年度以降、5年間ですか、5年間についても4割でというような話をしていただいてございます。その中での、子ども達のより交流場所あるいは地域の触れ合い場所ということで使っていただきたいというようなお返事をいただいています。 以上でございます。 ○議長 -1番、中島洋君- ◆1番(中島) 1番、中島です。 理解していただいたということは、本当によかったなと思います。この件については、バブル崩壊後土地の値打ちも下がりました。そしてまた、東日本大震災後、津波の被害が想定される地域の土地の値打ちも、僕の土地もそうですけれども、大きく下がったことです。その時点から、問題視されていたのではないかなと思います。 歴代の関係者の方も、交渉成立にも至らなかったことから考えますと、この交渉の金額が高いか安いかは、それぞれ人の考えはあると思いますが、地権者の方にもご理解をいただいて前に進んだということは大きな成果であったのではないかと私は思います。本当によかったと思います。これで理解しました。はい、すみません。 ○議長 -4番、藤薮利広君- ◆4番(藤薮) 4番、藤薮です。 83ページの3目.特色ある学校づくり実践研究事業(町指定)なんですけれども、今年度はどのような計画を立ててやっているんでしょうか。 ○議長 -教育長- ◎教育長 今年度については、平成30年度については、特色ある学校づくり実践研究事業ということについて、小学校は印南小学校、それから中学校は切目中学校という形の中で、一つはやはり授業力を上げていくという中で授業改善をしていくという中での授業づくりの研究であります。とともに、英語活動も始まっていきますから、外国語活動という中で印南小学校なんかは研究を進めると、そういうことも校長からも伺っています。さらには、園・小連携とそういうところも含めながら印南小学校のほうは研究を進めていくと。 切目中学校については、以前から地域とともに歩む学校づくりが進められていますから、それを土台にしながら授業づくりを改善していくと、そういったところを中心にして研究を進めていくということであります。 以上です。 ○議長 よろしいか。 ほかにありませんか。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 次に、94ページの歳出10款.災害復旧費から、111ページの一般会計予算書の最後までの質疑を行ないます。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 榎本です。 95ページの1項に公債費のことが、お金が計上されております。公債費は過去に借りた起債を元金と利子の償還の具合ということなんですけれども。そこで一つ、一時借入金の利子をできるだけやっぱり少なくするための資金繰りというのもあると思うんですけれども、印南町の場合はそこのところはどのような工夫をされているのかということです。 それから、101ページです。101ページのウのところに級別職員数というのがありまして、平成29年2月時点と平成30年2月時点の比較表というのがあるんですけれども。ちょっと見ておりますと29年2月の時点で、1級で17人があるんですけれども、30年2月には24人となっています。5級のところでは、平成29年2月では13人ですけれども30年2月には9人ということになっておるんですけれども。ここの職員の方のこの人数の変動というのは、何か理由があるのかどうかということです。それだけです。 ○議長 -会計管理者- ◎会計管理者 現時点では、一時借り入れはしてございません。 ○議長 -総務課主幹- ◎総務課主幹 101ページの級別職員数ウのところのご説明です。 平成29年2月1日現在で1級17名であったものが、30年2月1日現在で24人になったということになりますけれども、これにおきましては、新規採用職員の増によるものでございます。あと、5級の分に関しましては退職職員がいましたので減になっておるということでございます。 以上です。 ○議長 よろしいか。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) そうですか。 新規の職員ということになれば、本来は年度の初めとかになるん違うんですかね。それで、退職となったら3月の末とかということになると思うんですけれども、普通はですね。今のご答弁ちょっと分からんので、ちょっとなんですけれども、お願いできませんか。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 ここで押さえているのが、押さえる月なんです。4月1日で押さえていませんので、この場合に29年2月1日に押さえていまして、2月1日でしたら28年度の職員の状況を出しています。そして、29年4月1日に新たに職員が数名入ってきたというふうなことで、その時には30年2月1日には増えているということと。また上位のほうの5級の関係等につきましても28年度中にはその級であったんだけれども、1月1日で昇級をさせています、それで4月1日でまた昇格とかいろいろ出てきていますので、5級が増えたり減ったりというふうなことであります。 また、退職者等々によりまして、上位のほうの給与につきましては減っているというものであります。 以上です。 ○議長 ほかに。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 最後に、歳入歳出全般にわたる質疑を行ないます。 ◆議員 「なし。」 ○議長 以上をもって、印南町一般会計予算についての質疑を終わります。 討論を行ないます。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより、「議案第38号 平成30年度印南町一般会計予算について」を採決いたします。 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 ここで、暫時休憩いたします。 ただいま13時49分です。14時5分まで休憩いたします。 △休憩 13時49分 △再開 14時05分 ○議長 ただいま14時5分です。 休憩前に引き続き議案審議を続けます。 日程第3、「議案第39号 平成30年度印南町国民健康保険事業特別会計予算について」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 それでは、特別会計予算1ページでございます。 議案第39号 平成30年度印南町国民健康保険事業特別会計予算。 平成30年度印南町国民健康保険事業特別会計予算は、次に定めるところによるものでございます。 第1条(歳入歳出予算)、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1,280,533千円と定める。第2項.歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は「第1表 歳入歳出予算」によるものでございます。 第2条(一時借入金)、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額は、140,000千円と定めるものでございます。 第3条(歳出予算の流用)、地方自治法第220条第2項ただし書の規定により歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。 第1号、各項に計上した経費に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用でございます。 予算の概要についてご説明いたします。 国民健康保険事業につきましては、平成30年度より広域化による運営が開始され、和歌山県に財政運営が移管されることにより、予算構造が大きく変わります。歳入項目では国庫支出金、療養給付費等交付金、前期高齢者交付金、共同事業交付金が廃止され、これと相関する歳出項目として老人保険拠出金、介護納付金、後期高齢者等支援金、前期高齢者交付金拠出金も廃止されます。これらに伴い、予算規模においては昨年と比較して3億4,477万4,000円と、大きな減額となってございます。 歳入の主なものでございますが、広域化に伴う最大の効果として、本年度国民健康保険税の減税が図られること等により、昨年度と比較して2,600万円の減額を見込んでおります。県支出金におきましては、保険給付費に見合う財源として保険給付費等交付金が新たに収入されることにより、7億8,284万9,000円の増額計上となっております。 また、歳出においては、本年度より新たな支出項目として、国民健康保険事業費納付金を新設し、広域化に伴う財政運営を行なう県に対し一定の納付金を拠出するもので、当初3億6,923万円を見込むものでございます。保険給付費につきましては、昨年度までの給付実績から試算したもので、対前年度2,457万2,000円の減額計上となっております。 それでは、2ページの「第1表 歳入歳出予算」でございます。 歳入、1款.国民健康保険税、1項.国民健康保険税におきましては2億8,570万3,000円でございます。 2款の使用料及び手数料、1項の手数料におきましては8万円の計上でございます。 次の3款.県支出金、1項.県補助金におきましては8億7,940万6,000円の計上。2項の財政安定化基金交付金につきましては1,000円の計上となるものでございます。 続いて、4款の財産収入、1項の財産運用収入につきましては1,000円の計上でございます。 次の5款.繰入金、1項.一般会計繰入金におきましては1億1,528万円の計上でございます。 次の6款.繰越金、1項.繰越金におきましては1,000円。 7款の諸収入、1項.延滞金及び過料につきましては5万2,000円でございます。 次のページ、3ページ、2項の預金利子につきましては1,000円。3項の雑入におきましては8,000円。 歳入予算額を12億8,053万3,000円とするものでございます。 次の4ページ、歳出でございます。 1款.総務費、1項.総務管理費におきましては1,107万6,000円。2項の徴税費におきましては640万2,000円。3項の運営協議会費におきましては15万1,000円の計上でございます。 次の2款.保険給付費、1項の療養諸費つきましては7億6,062万7,000円。2項の高額療養費におきましては1億730万1,000円。3項の出産育児諸費におきましては630万円。4項の葬祭諸費におきましては60万円の計上でございます。 次の3款.国民健康保険事業費納付金でございます。1項.医療給付費分におきましては2億4,253万円。2項の後期高齢者支援金等分におきましては8,510万4,000円。3項の介護納付金分におきましては4,159万6,000円となるものでございます。 次の4款の共同事業拠出金、1項の共同事業拠出金におきましては1,000円。 5款の保険事業費、次のページ、5ページでございます。1項の保険事業費におきましては909万2,000円。2項の特定健康診査等事業費におきましては773万7,000円の計上でございます。 6款の公債費、1項の公債費におきましては10万円の計上となるものでございます。 次の7款.諸支出金、1項の償還金及び還付加算金におきましては100万2,000円となるものでございます。 8款の基金積立金、1項の基金積立金におきましては1,000円。 9款.予備費、1項の予備費におきましては91万3,000円の計上。 歳出当初予算額を12億8,053万3,000円とするものでございます。 次のページ、6ページでございます。 「歳入歳出予算事項別明細書」の1の総括につきましては、説明を省略いたします。 次に8ページの歳入の詳細についてでございます。 8ページ、2.歳入でございます。 1款.1項.1目.一般被保険者国民健康保険税につきましては、本年度2億8,000万円の計上でございます。2目の退職被保険者等国民健康保険税におきましては570万3,000円。広域化に伴う効果として、減税を図ることによる減額計上となるものでございます。また、被保険者の減少に伴う減収も、減額の大きな要因となってございます。 続きまして、9ページでございます。 2款.1項.1目の督促手数料につきましては、昨年と同額の計上の8万円でございます。 続いて、3款.1項.1目の保険給付費等交付金につきましては8億7,940万6,000円の計上となるものでございます。保険給付費等交付金につきましては、広域化に伴い、新たに設けられた予算項目でございます。普通交付金につきましては、出産育児一時金及び葬祭費以外の保険給付費全額が県より交付されるものでございます。また、保険者努力支援、特定健診等市町村の特殊事情への財政措置として、特別交付金が交付されるものでございます。 次の財政対策補助金、財政調整交付金におきましては、広域化に伴い、今年度より廃目となるものでございます。 次の2項.1目の財政安定化基金交付金につきましては1,000円の科目留保の計上となるものでございます。予期せぬ給付増、それから保険税の収納不足が生じた場合、県からの臨時的な資金の貸付交付を受けるため、科目留保として本年度から計上するものでございます。 次の10ページでございます。 県負担金(高額医療共同事業負担金、それと特定健診等負担金)、これにつきましても広域化に伴い、本年度より廃目となるものでございます。 続いて、4款.1項.1目の財産運用収入につきましては1,000円の科目留保の計上でございます。 5款.1項.1目.一般会計繰入金におきましては1億1,528万円の計上でございます。昨年と比べて519万円の減額計上となるものでございます。被保険者の減少に伴う基盤安定制度繰入金の減少が主なものでございます。 続いて、11ページでございます。 6款.1項.1目の繰越金におきましては1,000円の計上でございます。平成29年度からの繰越金については、科目留保として本年度1,000円の計上でございます。29年度国保会計の運営につきましては、保険給付費の増加から非常に厳しい状況でございます。 続いて、7款.1項.1目の一般被保険者延滞金5万円の昨年と同額計上。2目の退職被保険者等延滞金、3目の過料につきましてはそれぞれ1,000円の科目留保計上でございます。 続きまして、2項.1目の預金利子につきましても1,000円の計上でございます。 3項.1目.滞納処分費、2目の違約金及び延納利息、3目の一般被保険者第三者納付金につきましてもそれぞれ1,000円の計上でございます。続いて、12ページでございます。4目.退職被保険者等第三者納付金、5目の一般被保険者返納金、6目の退職被保険者等返納金、7目の雑入につきましては、それぞれ1,000円、1,000円、1,000円、2,000円の計上となるものでございます。 国庫支出金、13ページの療養給付費等交付金、前期高齢者交付金、共同事業交付金については、広域化に伴い、科目廃止するものでございます。 続きまして、14ページでございます。 歳出でございます。 3.歳出、1款.1項.1目の一般管理費におきましては、本年度980万5,000円の計上でございます。昨年と比べて70万3,000円の減額でございます。減額の主な理由は、昨年度は広域化に伴う電算システム改修委託料129万6,000円の計上が、臨時的経費があったため、本年度はその部分が減少したためでございます。続きまして、2目の連合会負担金におきましては127万1,000円。22万3,000円の若干の増額計上となるものでございます。 続きまして、15ページ、2項.1目の賦課徴収費におきましては640万2,000円。昨年度と比べて20万3,000円の若干の増額計上となるものでございます。 続きまして、3項.1目の運営協議会費おきましては15万1,000円。昨年度と同額の計上になるものでございます。 続きまして、16ページでございます。 2款.保険給付費でございます。 予算の算定では過去3年間、平成26年度、平成27年度、平成28年度、この3年間の保険給付費の平均値に一定の伸び率を乗じ算出したもので、本年度はほとんどの目で減額見込みとなるものでございます。 まず、1目.一般被保険者療養給付費におきましては、本年度7億1,600万円の計上で、昨年と比べまして1,600万円の減額となるものでございます。2目.退職被保険者等療養給付費におきましては2,400万円の計上。対前年度比800万円の減少でございます。3目の一般被保険者療養費におきましては1,700万円。100万円の減額計上となるものでございます。4目の退職被保険者等療養費におきましては80万円の計上。若干12万円の増額計上となるものでございます。続いて、5目の審査支払手数料におきましては282万7,000円。14万8,000円の増額となるものでございます。 2項.1目の一般被保険者高額療養費におきましては1億円の計上。昨年と比べて400万円の増額見込みでございます。続きまして、2目の退職被保険者等高額療養費におきましては700万円の計上。300万円の減額見込みでございます。3目の一般被保険者高額介護合算療養費におきましては30万円の計上。4目の退職被保険者等高額介護合算療養費におきましては1,000円の計上でございます。 続きまして、17ページでございます。 3項.1目の出産育児一時金につきましては630万円の計上でございます。出産育児一時金におきましては減額見込みでございます。本年度当初15人の対象を見込んでおるものでございます。 4項.1目の葬祭費におきましては60万円の計上でございます。昨年度と同額の計上となるものでございます。 続いて、3款の国民健康保険事業費納付金でございます。広域化に伴い、財政運営を行なう県に対し一定額を拠出する新たな予算項目でございます。県において算定された市町村標準保険料率等により算定された医療給付費、後期高齢者支援金、介護納付金それぞれの予算を見込むものでございます。 まず、1目の一般被保険者医療給付費分でございます。2億4,060万3,000円の計上でございます。続いて、2目の退職被保険者等医療給付費分につきましては192万7,000円の計上でございます。 2項.1目の一般被保険者後期高齢者支援金等分におきましては8,435万6,000円。2目の退職被保険者等後期高齢者支援金等分におきましては74万8,000円の計上となるものでございます。 18ページでございます。 3項.1目の介護納付金分におきましては4,159万6,000円の計上でございます。 4款.共同事業拠出金、1項.1目.その他共同事業拠出金でございますけれども、基本的に広域化に伴い、高額療養費に係る事務は県に移譲されるため、各事業目においてゼロ計上となっておるものでございますが、経過的措置として1目のその他共同事業拠出金を科目留保として1,000円計上してございます。 続きまして、19ページでございます。 5款.1項.1目の保健衛生普及費でございます。909万2,000円。昨年と同規模の計上となるものでございます。 続きまして、2項.1目の特定健康診査等事業費におきましては773万7,000円の計上でございます。47万5,000円の増額となるものでございます。増額の主な要因でございますが、13節.委託料において特定健診システム改修委託料の計上でございます。これにつきましては、特定健康診査の計画期間第3期の対応のために法定で定められた分のシステム改修を図るものでございます。 続きまして、6款.1項.1目の利子につきましては10万円の計上でございます。一時借入金の利子を計上するものでございます。 続きまして、20ページでございます。 7款.1項.1目の一般被保険者保険税還付金におきましては、昨年と同規模の計上。100万円となるものでございます。2目の退職被保険者等保険税還付金、3目の償還金におきましては、それぞれ1,000円の計上でございます。 8款.1項.1目の国民健康保険事業基金積立金におきましては1,000円の計上でございます。 9款.1項.1目の予備費におきましては、本年度91万3,000円の予算調整額の計上額となるものでございます。 21ページ、それから22ページの老人保健拠出金から前期高齢者交付金拠出金までにつきましては、広域化に伴い運営が県に移管されたため、全て科目廃止するものでございます。 23ページから29ページまでの給与費明細書につきましては、説明を省略いたします。 以上、よろしくご審議のほどお願いいたします。 ○議長 本案について、質疑を行ないます。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10番、榎本です。 いよいよ4月から新しい制度でスタートします。 そこで、8ページの保険税に関連して確認をしたいと思うんです。 平成30年度の印南町の被保険者の世帯と人数について。これは確認です。 それから、ちょっと制度が変わったというところでご答弁いただきたいんですけれども。9ページの1項に県の補助金というのがあります。これまでは、県からの予算として財政調整交付金とかといって一定の比率で印南町にも歳入のほうで入ってきたんですけれども、4月からもうこういうものがありませんので。その代わりに保険給付費等交付金ということで8億7,940万6,000円が計上されておりますけれども、この保険給付費等交付金、どのような役割を果たすのかということが、新しい制度なので、ご答弁をいただきたいと思います。 それから、歳出に移りますと14ページなんですけれども、1項.2目の連合会負担金ということで、30年度からも負担金払う予算なんですけれども127万1,000円ということになりますけれども。この町と県と連合会の関係というのは30年度からはどういうふうになるのかということです。 それから、16ページの保険給付費に関連してなんですけれども、これまでは医療費がたくさんかかる場合には、そういう場合に対応してということで、各市町村がお金を出し合って国保の連合会にお金をプールして、そこから例えば30万円や、80万円やと高い医療費の対応をされとったんですけれども。4月からは予算書にも共同事業交付金というのがもうありませんので、そういう場合は、これから県が責任を持ってそういう高額医療の分野も対応するというふうに認識をさせてもらったらいいのかということです。 それから、医療費にも関係してくることなんですけれども、19ページの1項の1目の保健衛生普及費ということで、13節の委託料にドックの関連するお金ということで797万6,000円ということで計上されております。これは、いつも定員に対して多くの人の申し込みがあって、あふれる人が大変多いというふうに聞いておりますけれども、平成29年度の状況と、30年度はそこら辺の対応というのはどのように考えておるのかということです。 以上です。 ○議長 -税務課長- ◎税務課長 30年度からの国民健康保険事業の世帯人数と世帯数ということでございますけれども、世帯人数としては3,026人を見込んで計算しております。世帯数については1,460世帯を想定して見込んでございます。 以上です。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 それでは、まず14ページでございます。 連合会の負担金でございます。国保連合会、県と市町村の関係でございますけれども、主に市町村からは診査支払業務、医療機関からのレセプト、診療報酬の請求について点検、それと支払業務を委託しておるわけでございます。ここの費用につきましては、そういった委託経費に対して共同で実施する分の応分の印南町の負担分と。 内容でございますけれども、まず均等割として被保険者規模に応じて一定の均等割、印南町の場合は5,000人未満の被保険者になりますので、均等割は38万円の計上となります。それに加えて、被保険者1人当たり単価205円。この合計が本年度127万1,000円になるというものでございます。今のところ平成29年度の資金の流れをそのまま移行して、県、市町村、国保連合会が運営されるわけでございますけれども。今後、県から直接医療費を国保連合会に支払われるというような、直接払いというような方法も考えられるというようなことでございますけれども、初年度においては29年度のシステムをそのまま踏襲して実施するという予定になってございます。 続いて、9ページの県支出金の保険給付費等交付金の質問もあったかと思います。それについて若干歳入のほうですけれども説明いたします。 これにつきましては、後で説明させていただく保険給付費とも連動するわけでございますけれども、広域化に伴って今までは印南町の保険給付費は印南町の一般財源、すなわち国保税によって賄うことが基本となっておりました。広域化に伴って、印南町において支払う義務が生じる保険給付費においては全て県が支弁してくれるというふうなものでございます。9ページの3款.1項.1目の1節.普通交付金の8億6,792万8,000円、これが医療費に当たる部分です。これにつきましては、保険給付費(保険給付費の中には出産育児一時金、それと葬祭費等がございますけれども、)この出産育児一時金と葬祭費を除いた全ての保険給付費が、県から交付されるというふうなものでございます。 次の2節の特別交付金でございますけれども、これについては保険者努力分、インセンティブを与える部分として県が一定評価して、その評価割合に基づいてそれぞれの市町村に交付されるというようなことになってございます。保険者努力支援分、それから特別調整交付金として、これについては未就学児の医療費がかさむ町について一定割合で交付されてくると。都道府県繰入金(2号分)、それから特定健康診査等交付金は今までどおり3分の2が337万2,000円として交付されると。都道府県繰入金(2号分)につきましては、特殊事情によって税等に減額が生じる部分を勘案して交付されてくる仕組みとなってございます。県の納付金については、以上でございます。 それと、16ページの保険給付費の動向等でございますけれども、これは先ほども申し上げたように、26年から28年までの3ヶ年平均によって試算してございます。その中で、議員ご指摘の高額療養費、今までは共同事業として一定額80万円まで、それと80万円を超える高額療養費については、一定の拠出金等をプールしまして、そこの大きな財政運営の中からそれぞれの町の格差を是正して保険財政の安定化を図っていたものが、全て県のほうへ移譲されます。そして、それぞれ市町村単位で高額療養費を計算していたんですけれども、県下一本で運営されることによって、印南町から御坊市へ転出するとか、御坊市から逆に印南町へ転入するとかというようなことは、全て通算される仕組みになっておりますので、県が一括管理した中で高額療養費については対応されてくるというような仕組みでございます。 続いて、19ページ、人間ドックです。これの実施状況と本年度の予算計上等についてでございます。本年度も昨年と変わらずキタデさんで190人、それから日高病院で60名の方を想定して人間ドックを募集するわけでございます。昨年度の実施状況でございますけれども、定員に若干結果として減少が生じている状況でございますが、ほとんど定員いっぱいの申し込み状況の中で運営がされているということでございます。ただ、これを増やすについては日高病院さんとの調整もございまして、なかなか増やしにくいという現実がございます。ただ、毎年申し込まれるというふうなことではなくて、前年度抽選で当たった方は次の年はご遠慮いただくとかというようなことで、平均のとれた人間ドックの受診等に努めておるわけでございますけれども、運悪く複数年にわたって受診されていない方もおる現実というふうなものは捉えておりますが、公平な募集、それと公平な抽選によって保険事業つれもてドックを実施していきたいというふうに考えております。費用等については、特に項目等についても変わるわけではございません。引き続いて国保、保険事業の中で適正な運営に努めてまいりたいと、このように考えております。 以上です。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 今日の予算書を見ましても、療養給付費よりもやっぱり高額医療費のほうが予算を増額計上されております、給付のところで。 それで、今の課長のご答弁で言えば、特に高額医療80万円とか、以上とかかかるやつは今までプールしておって対応したんやけれども、それも県のほうに移譲するんだということなんですけれども。そうなりますと、高額医療の制度を使う時の窓口というのは、この4月からも役場のほうで窓口の受け付けはここでしてくれるというふうに考えたらいいのかということ。 それと、あと人間ドックのことなんですけれども、今、課長のほうからご答弁のあった定員の枠、また予算を増やすということがなかなか難しいんだと。病院関係ともやりとりをせなあかんということなんですけれども。増やしにくくなっている要因というのは何なんでしょうか。それだけです。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 住民さんにとって、広域化に伴って手続が直接県に行ってもらわなければならないというようなことは何一つございません。今までどおり町の窓口で対応させていただくことになるかというふうに思います。若干保険証の様式であったり、申請書の様式というようなものは、変更が加えられるということでございますけれども、何ら不便を来たすものではないというふうなことでございます。 それと人間ドックで増額しにくいというのは、保険財政というか国民健康保険の一般財源の中で運用しなければならないというようなことが、まず一番大きな要因でございます。それと、増員をする可能性としては、キタデさんの場合はある程度の増員は受け入れてくれるんですけれども、なかなか日高病院については医師と専門職との都合により、これ以上の増員はちょっとご遠慮願いたいというような申し出もあるわけでございます。 今後、住民さんの意見それから財政運営状況を踏まえて、拡大も視野に入れて検討していきたいと、このように考えます。 ○議長 よろしいか。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 討論を行ないます。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより「議案第39号 平成30年度印南町国民健康保険事業特別会計予算について」を採決いたします。 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 日程第4、「議案第40号 平成30年度印南町後期高齢者医療特別会計予算について」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 それでは、31ページです。 議案第40号 平成30年度印南町後期高齢者医療特別会計予算。 平成30年度印南町後期高齢者医療特別会計予算は、次に定めるところによる。 第1条(歳入歳出予算)、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ214,462千円と定める。第2項.歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は「第1表 歳入歳出予算」による。 第2条(一時借入金)、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額は、40,000千円と定める。 第3条(歳出予算の流用)、地方自治法第220条第2項ただし書の規定により歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。 第1号、各項に計上した経費に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用、でございます。 平成30年度の予算概要についてご説明いたします。 本年度は、2年に1回の保険料見直しの年度となっております。平成30年度、平成31年度、2ヶ年における保険料均等割額は4万5,812円、所得割率は8.80%となり、均等割については前回と比較して1,635円の増額で、所得割については0.13%の引き下げとなります。また、限度額も引き上げ、軽減本則の拡充や軽減特例の見直し等の制度改正の影響により、平成30年度の保険料においては、前年度に比較して556万8,000円の増額となっています。これに伴い、歳出において後期高齢者医療広域連合納付金が、昨年と比較して増額計上となるものでございます。 その他の予算につきましては、療養給付費試算値の動向により、若干の変動はあるものの、構造、規模とも昨年度並みの計上となってございます。 続いて、32ページ、「第1表 歳入歳出予算」でございます。 歳入、1款.保険料、1項の後期高齢者医療保険料につきましては6,676万8,000円。 2款の使用料及び手数料、1項の手数料におきましては1,000円の計上。 3款の繰入金、1項の繰入金におきましては1億4,579万4,000円の計上でございます。 4款.繰越金、1項の繰越金におきましては1,000円。 5款の諸収入、1項の雑入におきましては189万8,000円。 歳入当初予算額を2億1,446万2,000円とするものでございます。 続きまして、33ページ、歳出でございます。 1款.総務費、1項の総務管理費におきましては744万6,000円。2項の徴収費におきましては26万2,000円。 2款の後期高齢者医療広域連合納付金、1項の後期高齢者医療広域連合納付金におきましては2億614万4,000円でございます。 3款.公債費、1項の公債費におきましては10万円。 4款.諸支出金、1項の償還金及び還付加算金におきましては51万円の計上でございます。 歳出当初予算額を2億1,446万2,000円とするものでございます。 34ページ、「歳入歳出予算事項別明細書」、1の総括につきましては、説明を省略いたします。 次に、36ページの歳入の詳細についてでございます。 36ページ、2.歳入でございます。 1款.1項.1目の後期高齢者医療保険料につきましては6,676万8,000円の計上でございます。保険料の見直しや制度改正の要因から、広域連合試算値において増額計上となるものでございます。前年度比較556万8,000円の増額となるものでございます。 2款.1項.1目の手数料におきましては1,000円の計上でございます。 3款.1項.1目の一般会計繰入金におきましては1億4,579万4,000円。療養給付費繰入金が昨年と比較して減額されたことが主な要因でございます。226万8,000円の対前年度減でございます。 続いて、37ページ、4款.1項.1目の繰越金におきましては1,000円の科目留保の計上でございます。 5款.1項.1目.雑入におきましては189万8,000円。昨年と同額の計上でございます。人間ドック等補助金を計上するものでございます。 続いて、38ページ、3.歳出でございます。 1款.1項.1目.一般管理費におきましては744万6,000円の計上。昨年と比較しまして59万1,000円、人件費の増額が主な要因でございます。 2項.1目の賦課徴収費におきましては26万2,000円。昨年と同額の計上となるものでございます。 39ページ、2款.1項.1目の後期高齢者医療広域連合納付金におきましては2億614万4,000円。昨年と比較して270万9,000円の増額でございます。保険料等負担金が、昨年と比較して増額となっていることが主な要因でございます。 3款.1項.1目の公債費におきましては、一時借入金利息10万円を計上するものでございます。 4款.1項.1目の保険料還付金におきましては50万円。2目の還付加算金については1万円。昨年と同額計上でございます。 次の40ページから46ページまでの給与費明細書につきましては、説明を省略いたします。 以上、よろしくご審議のほどお願いいたします。 ○議長 本案について、質疑を行ないます。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10番、榎本です。 保険料の改定がされたということで、後期高齢者医療の大変深刻な事態になっています。この制度は、75歳以上の方々が対象になるんですけれども、今、課長からご報告がありましたけれども、均等割が増額となります。 それともう1つ、深刻な話は、この制度には以前は9割、8割、7割、5割、2割と特例軽減があったんですけれども、現在はもう7割軽減と2割軽減の特例しかありません。しかし、この30年度からは制度が見直されまして、7割軽減の方は5割軽減まで引き落とされます。そして、2割軽減の方は、もう軽減特例がなくなるということで、大変深刻な事態になると。多分4月に、後期高齢者の保険料の通知が対象者に届きますと、対象の家の人びっくりするのと違うか、何件か多分ここの窓口にも問い合わせが来るのではないかと私予想するんですけれども、大変深刻な事態です。 それで、印南町ではこの特例軽減を、2割、7割、5割受けている方の対象の人数と、そして影響を受ける方は、今回の措置で何人の方が影響を受けるかということなんですけれども。お願いします。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 議員ご指摘のように、本年度から制度改正がなされる。今まであった軽減特例の見直しが図られると。これにつきましては、段階的に縮小を国は方針として持っておるわけでございまして、最終的にはもう7割、5割、2割の政令軽減分が残るのであろうというふうには想定されます。 そこで、平成30年度における試算値でございますけれども、今現在7割軽減を受けている方としては大体702名を想定しております。そのうち9割軽減が349人、8.5割軽減が353人という内訳として押さえております。 今回の軽減特例の見直しによって、7割から5割に減額される方は大体89名。影響額としては81万8,928円の均等割の増額があるというようなことでございます。また、所得割の軽減において2割軽減がなくなる方については201名。これが一番たくさんの人が影響を受けるわけでございますけれども、全体額としては91万4,864円を試算してございます。5割軽減については149名、2割軽減が106名という中で、今申し上げたような方に影響が出てくるというようなことでございます。 当然やはり増税というような考えで、負担が増えたというようなことでお問い合わせ等はあるというふうには十分想定しておるわけでございますが、説明責任を果たす中で理解を求めていくということになるかと思います。 以上です。 ○議長 よろしいか。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 討論を行ないます。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10番、榎本です。 議案第40号に対して、簡潔に討論を行ないます。 この医療制度は、75歳以上の人が対象となっております。この制度が存在する以上、保険料が高騰し、被保険者の負担が増えるのは明らかであります。 平成30年度の保険料は値上がりになり、さらに特例軽減の縮小が行なわれます。元々この制度が導入される時に多くの批判があり、その批判を緩和する目的として、この特例軽減ができた経過があります。これまでは、この特例軽減で保険料が一定抑えられてきた部分もありますけれども、特例軽減の縮小は大変深刻な問題であると私は認識しております。 この制度に加入している被保険者は、やはり圧倒的に所得の低い方々です。このような状況の人達に、保険料の値上げ、軽減措置の縮小は負担を増やすばかりであります。 私は、この2つの問題を反映しているこの予算には賛成することはできません。 以上です。 ○議長 討論を終わります。 これより「議案第40号 平成30年度印南町後期高齢者医療特別会計予算について」を採決いたします。 この採決は、起立によって行ないます。 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。        賛成10、反対1(10番) ○議長 起立多数であります。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 日程第5、「議案第41号 平成30年度印南町介護保険事業特別会計予算について」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 それでは、47ページ、議案第41号 平成30年度印南町介護保険事業特別会計予算。 平成30年度印南町介護保険事業特別会計予算は、次に定めるところによる。 第1条(歳入歳出予算)、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1,005,049千円と定めるものでございます。第2項.歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は「第1表 歳入歳出予算」による。 第2条(一時借入金)、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額は90,000千円と定めるものでございます。 第3条(歳出予算の流用)、地方自治法第220条第2項ただし書の規定により歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定めるものでございます。 第1号、各項に計上した経費に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用、でございます。 本年度の介護保険事業特別会計については、第7期計画期間初年度の事業運営を行なうための予算計上でございます。計画期間における各保険事業の必要量の見直しを行ない、新しい保険料率による予算を計上しているものでございます。 予算の概要でございますが、介護保険料については、昨年度と比較して937万1,000円の増額計上となるものでございます。支払基金交付金においては1,715万円の減額となります。これは、第2号被保険者保険料の負担率が本年度より28%から27%に引き下げられたことにより、相関する予算項目である第1号被保険者保険料負担率を22%から23%に引き上げられたことによるものでございます。 また、介護保険給付費においては、事業計画及び前年度実績精査により本年度は減額計上となるため、国庫支出金、県支出金、一般会計繰入金において、それぞれ前年度と比較し、減少計上となるものでございます。 それでは、48ページ、「第1表 歳入歳出予算」、歳入でございます。 1款.保険料、1項の介護保険料につきましては1億9,641万8,000円でございます。 2款の使用料及び手数料、1項の手数料におきましては1,000円の計上となるものでございます。 次の、3款.国庫支出金、1項.国庫負担金におきましては1億6,774万9,000円。2項の国庫補助金につきましては8,149万4,000円の計上でございます。 次の、4款.支払基金交付金、1項の支払基金交付金におきましては2億6,474万8,000円の計上。 5款.県支出金、1項の県負担金につきましては1億4,465万4,000円。2項の県補助金につきましては286万1,000円。3項の財政安定化基金支出金におきましては1,000円でございます。 次の、6款.財産収入、1項の財産運用収入につきましては1,000円でございます。 49ページ、7款の繰入金、1項の一般会計繰入金につきましては1億4,711万3,000円。2項の基金繰入金につきましては1,000円の計上となるものでございます。 8款の繰越金、1項の繰越金につきましては1,000円。 9款の諸収入、1項の延滞金、加算金及び過料については2,000円。2項の預金利子につきましては1,000円。3項の雑入につきましては4,000円でございます。 歳入当初予算を10億504万9,000円とするものでございます。 次に、50ページ、歳出でございます。 1款.総務費、1項の総務管理費につきましては755万4,000円。2項の徴税費におきましては71万8,000円。3項の介護認定審査会費につきましては1,338万1,000円でございます。 2款の保険給付費、1項の介護サービス等諸費につきましては8億9,200万円。2項の介護予防サービス等諸費につきましては4,343万円。3項のその他諸費につきましては82万5,000円。4項の高額介護サービス費につきましては2,105万円の計上でございます。続く、5項の高額医療合算介護サービス費におきましては405万円の計上でございます。 次の、3款.地域支援事業費、1項の介護予防・生活支援サービス事業費につきましては1,837万2,000円。2項の一般介護予防事業費につきましては80万8,000円。3項の包括的支援事業・任意事業費につきましては237万5,000円。4項のその他諸費につきましては13万2,000円の計上でございます。 4款.財政安定化基金拠出金、51ページになります。1項の財政安定化基金拠出金につきましては1,000円の計上でございます。 続いて、5款の基金積立金、1項の基金積立金については1,000円、 6款の公債費、1項の公債費については10万円。 7款の諸支出金、1項の償還金及び還付加算金につきましては15万1,000円。2項の.延滞金につきましては1,000円でございます。 8款.予備費、1項の予備費につきましては10万円の計上となるものでございます。 歳出予算の合計を10億504万9,000円とするものでございます。 続きまして、52ページでございます。 「歳入歳出予算事項別明細書」の1の総括につきましては、説明を省略いたします。 次に、54ページ。歳入の詳細でございます。 54ページ、2の歳入、1款.1項.1目の第1号被保険者保険料につきましては本年度1億9,641万8,000円。昨年と比較しまして937万1,000円の増額でございます。先ほども申し上げました第2号被保険者保険料率の見直しにより、第1号保険料負担率が引き上げられたことにより増額となることが、主な要因でございます。 2款.1項.1目.督促手数料については1,000円の計上でございます。 3款.1項.1目.介護給付費負担金につきましては1億6,774万9,000円の計上でございます。昨年と比較して552万1,000円の減額でございます。保険給付費の減額に伴い、減額計上となるものでございます。 続いて、55ページ、2項.1目の調整交付金につきましては7,574万2,000円。昨年と比較して664万6,000円の減額。2目の地域支援事業交付金につきましては92万4,000円。昨年と比べて35万9,000円の増額。3目の地域支援事業総合事業交付金につきましては482万8,000円。129万2,000円の増額でございます。 続きまして、4款.1項.1目の介護給費交付金におきましては2億5,953万5,000円の計上で、昨年と比較して1,840万3,000円の減額となるものでございます。第2号被保険者保険料負担割合の引き下げにより減額となるものでございます。2目の地域支援事業支援交付金につきましては521万3,000円。125万3,000円の増額となるものでございます。これにつきましては、地域支援事業費の増額により交付金を増額するものでございます。 5款.1項.1目の介護給付費負担金につきましては1億4,465万4,000円の計上。昨年と比べて468万2,000円の減額でございます。介護給付費全体の減額に伴う一定割合の減額となるものでございます。 続いて、2項.1目の地域支援事業交付金につきましては44万8,000円。地域支援事業費が増額したことにより交付金を増額するものでございます。続きまして、56ページでございます。2目の地域支援事業総合事業交付金につきましては241万3,000円。昨年と比較して64万7,000円の増額でございます。対前年度地域支援事業費の増額により交付金を増額するものでございます。 3項.1目の交付金につきましては1,000円。 6款.1項.1目の財産運用収入については1,000円。 7款.1項.1目の一般会計繰入金におきましては1億4,711万3,000円、昨年と比べて1,201万7,000円の減額となるものでございます。介護給付費、職員の人件費、事務費において減額計上となったためでございます。 続きまして、57ページ、2項.1目の介護給付費準備基金繰入金につきましては1,000円の科目留保の計上でございます。 8款.1項.1目の繰越金につきましては1,000円の計上となるものでございます。 9款.1項.1目の第1号被保険者延滞金、2目.過料につきましてはそれぞれ1,000円の科目留保の計上でございます。 2項.1目の預金利子につきましても1,000円の科目留保のための計上でございます。 3項.1目.第三者納付金、2目の返納金におきましてもそれぞれ1,000円の計上となるものでございます。58ページでございます。3目の雑入につきましては2,000円の計上でございます。 続いて、59ページ。 3の歳出でございます。 1款.1項.1目の一般管理費におきましては745万8,000円。昨年と比べて797万円の減額でございます。人件費、それと事務費の減額が主な要因となるものでございます。 次のページ、60ページでございます。2目の連合会負担金につきましては9万6,000円の計上で、6,000円の減額となるものでございます。 2項.1目の賦課徴収費につきましては71万8,000円、6,000円の若干の増額計上となるものでございます。 続いて、3項.1目の介護認定審査会費につきましては894万8,000円。29万7,000円の増額となるものでございます。 2目の認定調査等費につきましては443万3,000円。昨年と比べて118万4,000円の減額計上となるものでございます。 次の、61ページでございます。 2款.1項.1目の介護サービス等諸費につきましては本年度8億9,200万円。昨年と比べて3,960万1,000円の減額でございます。前年度までの実績精査により、事業費、給付費の減額を見込むものでございます。 続いて、2項.1目の介護予防サービス等諸費につきましては4,343万円の計上。821万4,000円、昨年と比べて増額計上をするものでございます。実績精査等により、事業費、給付費の増額を見込むものでございます。 3項.1目の審査支払手数料につきましては71万7,000円。4,000円の減額となるものでございます。 2目の電算処理システム料につきましては10万8,000円。1万2,000円の減額計上でございます。 次の、62ページでございます。 4項.1目の高額介護サービス費につきましては2,100万円の計上でございます。昨年と同額計上となるものでございます。 2目の高額介護予防サービス費につきましても昨年と同額計上の5万円でございます。 5項.1目の高額医療合算介護サービス費につきましては400万円の計上。 2目の高額医療合算介護サービス費につきましても5万円、昨年とそれぞれ同規模の計上でございます。 3款.1項.1目の介護予防・生活支援サービス事業費(第1号事業)につきましては本年度1,572万円の計上で、622万円の増額計上となるものでございます。前年度において、経過的措置として、年度中の段階的な事業を計上しておりましたが、今年度からは12ヶ月、通年ベースの予算計上をしたため、比較すると増額となるものでございます。 次に、2目.介護予防ケアマネジメント事業費につきましては265万2,000円。48万円の減額を見込むものでございます。 63ページ、2項.1目の一般介護予防事業費につきましては80万8,000円。62万3,000円の減額となるものでございます。 3項.1目の包括的・継続的マネジメント事業費につきましては14万2,000円。 2目の任意事業費につきましては13万9,000円。 3目の在宅医療・介護連携推進事業費につきましては174万1,000円の計上でございます。3目の増額要因でございますけれども、在宅医療サポートセンター事業費の新規計上が主な要因でございます。 4目の生活支援体制整備事業費につきましては2万1,000円の計上となるものでございます。 続いて、64ページでございます。 5目の認知症総合支援事業費につきましては本年度33万2,000円の計上となるものでございます。 総合相談事業費につきましては、廃目でございます。これにつきましては、一般会計へ事業を移行したために、介護保険事業の計上がなくなったものでございます。事業については、引き続いて一般会計で実施するというものでございます。 4項.1目の審査支払手数料につきましては13万2,000円の計上。 4款.1項.1目.財政安定化基金拠出金につきましては1,000円の科目留保の計上となるものでございます。 続いて、65ページ、5款.1項.1目の介護給付費準備基金積立金については1,000円の計上。 6款.1項.1目の利子につきましては、一時借入金の10万円の計上でございます。 7款.1項.1目の第1号被保険者保険料還付金につきましては15万円。 2目の第1号被保険者還付加算金については1,000円。 2項.1目の延滞金につきましては1,000円の計上となるものでございます。 66ページでございます。 8款.1項.1目.予備費につきましては10万円の計上でございます。 67ページから73ページの給与費明細書につきましては、説明を省略させていただきます。 以上、よろしくご審議のほどお願いいたします。 ○議長 本案について、質疑を行ないます。 -10番、榎本一平君-
    ◆10番(榎本) 課長、1点だけご答弁いただきたいんですけれども。もし間違うとったら言うてください。 61ページの介護サービス等諸費に関連してなんですけれども。デイサービスに関連して、大変制度が変わるというふうに文献で読んだんです。というのは、基本報酬が大きく引き下げられるんだということで、何時間から何時間の間では、あれ点数が決まっているんですか。それがぐっと引き下げられるということが始まるということを読んだのですけれども。そのことに関連しては、印南町の介護保険事業には直接どういう関係、影響があるのか、ないのかということ。やっぱりどちらかというとデイサービスをやっている事業者の方のほうに大きく関係することかなと思ったんですけれども。ちょっと基本的な見解をお願いします。それだけです。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 議員ご指摘のように、法改正、制度改正に伴って、平成30年度から報酬単価が見直されると。その中で一番大きな、うちにも介護サービス諸費の計上の中で勘案したところは、デイサービスの時間単位が細分化されて、それぞれの報酬単価が制定される。結果として、事業者さんサイドでは減収を見込むことになるかというふうには考えます。 しかしながら、利用者さんにそれが影響するかというようなことではないというふうには捉えております。より細分化した中で、適正な事業の実施に事業者さんが努力していただく。それに対して応分の保険給付費をうちは報酬単価としてお支払いするというようなことでございます。 結果として、デイサービスに関連する予算については減少傾向に今年は計上しておるものでございます。 以上です。 ○議長 よろしいか。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 討論を行ないます。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより「議案第41号 平成30年度印南町介護保険事業特別会計予算について」を採決いたします。 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 ここで、暫時休憩いたします。 ただいま15時6分です。15時20分まで休憩いたします。 △休憩 15時06分 △再開 15時20分 ○議長 ただいま15時20分です。 休憩前に引き続き議案審議を続けます。 日程第6、「議案第42号 平成30度印南町滝ノ岡専用水道事業特別会計予算について」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -生活環境課長- ◎生活環境課長 75ページでございます。 議案第42号 平成30度印南町滝ノ岡専用水道事業特別会計予算。 平成30年度印南町滝ノ岡専用水道事業特別会計予算は、次に定めるところによる。 第1条(歳入歳出予算)、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ9,776千円と定めるものでございます。第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は「第1表 歳入歳出予算」による、でございます。 第2条(一時借入金)、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額は3,000千円と定めるものでございます。 本年度の予算の内容でございますが、昨年度に比べ、58万8,000円の増額となってございます。切目川河川改修に伴います補償費及び経費の増額等でございます。その他につきましては、昨年度と同様の通常経費の予算計上でございます。 1枚おめくりください。 76ページです。「第1表 歳入歳出予算」の歳入でございます。 1款.1項.使用料は100万1,000円でございます。 2款.1項.財産運用収入は1万円でございます。 3款.1項.繰越金は200万円でございます。 4款.1項.預金利子は1,000円でございます。2項.雑入は676万4,000円でございます。 歳入合計977万6,000円でございます。 77ページ、歳出でございます。 1款.1項.総務管理費は902万7,000円でございます。 2款.1項.公債費は5万円でございます。 3款.1項.予備費は69万9,000円でございます。 歳出合計は977万6,000円でございます。 78、79ページの歳入歳出予算事項別明細書につきましては説明を省略させていただきます。 80ページをお開きください。 歳入の詳細でございます。 1款.1項.1目の上水道使用料は100万1,000円で、昨年度と同額でございます。 2款.1項.1目の財産運用収入は1万円で、昨年度と同額でございます。 3款.1項.1目の繰越金は前年度より30万円増額の200万円で、決算を見込んでございます。 4款.1項.1目の預金利子は1,000円の科目設定でございます。2項.1目の雑入は前年度より28万8,000円増額の676万4,000円でございます。これにつきましては、切目川河川整備計画の改修工事に伴う機能回復補償費の増額によるものでございます。 82ページ、歳出の詳細でございます。 1款.1項.1目の一般管理費は前年度より5万7,000円減額の902万7,000円でございます。主に光熱水費、修繕料でございます。 2款.1項.1目の利子は5万円で、前年度と同額でございます。 83ページでございます。 3款.1項.1目の予備費は69万9,000円で、予算調整によるものでございます。 以上でございます。ご審議の上、ご可決賜りますようお願いいたします。 ○議長 本案について、質疑を行ないます。 -6番、玄素彰人君- ◆6番(玄素) もうゴール見えてきたんで、ちょっと喋らせてください。 簡易水道会計については、将来性ということでお聞きをしたいんですけれども、今水道会計また後であるんで、それは先だっての宿題のやつきっちりやらせてもらうんですが、ここだけ水道会計入っていないわけです。僕決算の時にも聞かせていただいたんやけれども、ここの管、滝ノ岡の管というのは古くなって更新時期を迎えているというふうに理解してあるんですけれども、このやり替えというても結構あそこあるんで、お金かかるんやろうなと思っているんです。 今、ここの会計だったら、こういう専用水道の特別会計なんで、辺地債とかも嵌まるんかな、過疎債とか嵌まるんかなと思ったりもするねんけれども。この方針をどうするのかというのを、全体で、要は執行部の中で話されているんかということを気にしてあるんですけれども。これ今500万円入ってあるさかいにという考え方の中で、この500万円を入れてくれやるさかいに、水道管ももうやっぱり町としてやってあげましょう、というようなイメージで考えられているんか。特別会計やということも分かっていて申し上げるんやけれども。それか管はやり替えなあかんというのは、将来的に必ず決断せなあかんと思うんです。 この管をやり替える際には、要はあの組合に対してどの程度お金を出して、というようなことを言うてやり替える方向なんか。いやいや、もうあそこ人口減ってきて、そんなに水道使いやる人ないさかいに、このままずっとほっておいて、まだ20年、30年つなぎつなぎやっていたら何とかなろかい、というような中で運用を考えているんか。一課長でその判断というの分からなかったら、副町長、町長で答えてもらったらと思うんですが、どういうような考えで今あるのかということだけ、これだけ教えてください。お願いします。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 管をやり直すに当たっては、昨年度、設計費用というのを出していただこうということで、設計会社にお願いして、これぐらい設計費用は要りますよということで、先にそれを管理組合のほうへお示しさせていただきました。 そしたら、その金額ちょっと大きいということで、設計費用からしてよう取り組まないということでございました。もちろん管全体をやり直すとなれば、何億円という金額が必要になってくるかと思いますけれども、そういうのも以前にお話しされたというのを聞いております。その時にも組合のほうでは、その部分についてはよう持たないというようなことを伺っております。 以上です。 ○議長 -6番、玄素彰人君- ◆6番(玄素) 概算見積もりは、要は2億円かかる、3億円かかる、5億円かかるとかというような数字はぴちっとは大体出てきてあるのかということと。あとじゃあ、こういうのほっといて、ようせんよ、ようせんよと言って、ずっと20年、30年、ようせんよ、ようせんよでいかれるんか、その他のこと何か考えておられているのか。そこについてもう一回答弁お願いします。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 管に要る費用というのは、まだちょっと出てきておりません。設計費用で金額のほうは手元に何もないんですけれども、金額いったというのは聞いております。 それでその時に、もうそれ設計段階で、もうようしないということでございました。あと20年、30年そのまま置いとくのかということですが、やっぱり管を替えるに当たっては多大な費用が要ります。それについては、まだ検討はしてございません。 以上でございます。 ○議長 -6番、玄素彰人君- ◆6番(玄素) 検討とは、どんな検討するんかいなと正直思うんです。ほっておくということを検討と言うならそうなるんか分からんけれども、これ副町長、副町長も生活環境課長も長かったと思うんで、状況は把握されていると思うんですけれども、これどうやっていったらええというふうな、今の現状でいいです。今ぱっと結論出すというのも難しいんでしょうけれども、どういう方向でいったらええかなというのがあれば、お答えをいただきたいと思います。 ○議長 -副町長- ◎副町長 私も今、議員おっしゃられるように、生環の課長もやっておりました。私の時からも、自治会のほうへいろいろとうちのほうで、もし管の更新をやるんであれば、負担を出していただけますかと。金額はまだ分からないですけれども、負担はどうですかという話をしてきました。自治会のほうでは、これ以上新しく入ってくる人がないんやと。もう各家庭老人が多いということで、若い人が今後増える見込みがないんで、今の500万円の年間の費用が精いっぱいやと。多少は自治会にも残っているんやけれども、そこをお金出せということになったら、なかなか厳しいんやという返事をいただいておりますし。私が課長をやっている以後も、今、課長のほうからもありましたけれども、そういう打診はしておるんですけれども、なかなか同じような状況やということで聞いております。 ただ、議員言われるように、今後はもしその費用が出せなくても、やはり町としては町民でございますので、何か方法を考えていかなければいけないのかなというふうには思っております。 以上です。 ○議長 質疑を終わります。 討論を行ないます。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより「議案第42号 平成30年度印南町滝ノ岡専用水道事業特別会計予算について」を採決いたします。 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 日程第7、「議案第43号 平成30年度印南町農業集落排水事業特別会計予算について」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -生活環境課長- ◎生活環境課長 それでは、85ページ、議案第43号でございます。平成30年度印南町農業集落排水事業特別会計予算。 平成30年度印南町農業集落排水事業特別会計予算は、次に定めるところによるでございます。 第1条(歳入歳出予算)、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ151,709千円と定める、でございます。第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は「第1表 歳入歳出予算」によるでございます。 第2条(地方債)、地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第2表 地方債」による、でございます。 第3条(一時借入金)、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額は、3,000千円と定める、でございます。 本年度の予算の内容ですが、施設の機能強化に向けて、膜分離装置やポンプなど工事費等の予算を計上してございます。その他につきましては、通常経費の予算計上でございます。 1枚おめくりください。 86ページ、「第1表 歳入歳出予算」の歳入でございます。 1款.1項.負担金は1,000円でございます。 2款.1項.使用料は1,940万1,000円でございます。 3款.1項.国庫補助金は3,600万円でございます。 4款.1項.財産運用収入は20万円でございます。 5款.1項.繰入金は7,560万6,000円でございます。 6款.1項.繰越金は250万円です。 7款.1項.預金利子は1,000円でございます。 8款.1項.町債は1,800万円でございます。 歳入合計は1億5,170万9,000円でございます。 88ページ、歳出でございます。 1款.1項.総務管理費は3,112万円でございます。 2款.1項.下水道事業費は7,200万円でございます。 3款.1項.公債費は4,770万7,000円でございます。 4款.1項.予備費は88万2,000円でございます。 歳出合計は1億5,170万9,000円でございます。 次の89、90ページの歳入歳出予算事項別明細書につきましては、説明を省略させていただきます。 91ページでございます。 歳入の詳細でございます。 1款.1項.1目の負担金は1,000円の科目設定でございます。 2款.1項.1目の下水道使用料は1,940万1,000円で、前年度より90万円の減額でございます。 3款.1項.1目の農林水産費国庫補助金は3,600万円で、機能強化事業の国庫補助分でございます。 4款.1項.1目の財産運用収入は20万円で、昨年度と同額でございます。 92ページでございます。 5款.1項.1目の一般会計繰入金は6,560万6,000円で、起債償還分と機能強化事業過疎債分でございます。2目の基金繰入金は1,000万円で、昨年度と同額でございます。 6款.1項.1目の繰越金は250万円で昨年度と同額でございます。 7款.1項.1目の預金利子は1,000円で科目設定でございます。 8款.1項.1目の町債は1,800万円で、機能強化事業の下水道債分でございます。 1枚おめくりください。 94ページの歳出の詳細でございます。 1款.1項.1目の一般管理費につきましては3,112万円で前年度より134万8,000円の減額でございます。内容につきましては、膜洗浄点検及び機能強化事業実施設計委託料の減によるものでございます。 95ページでございます。 2款.1項.1目の農業集落排水事業は7,200万円で、農業集落排水施設機能強化事業工事でございます。30年度は古井地区の施設の工事を予定してございます。 3款.1項.1目の元金は3,963万4,000円で、前年度より42万4,000円の増額でございます。2目の利子は807万3,000円で、前年度より42万3,000円の減額でございます。 4款.1項.1目の予備費は88万2,000円で、予算調整によるものでございます。 96ページは、第2表の関係でございます。 「第2表 地方債」。起債の目的:下水道事業債。限度額:1,800万円。起債の方法:証書借り入れ。利率:年3%以内(ただし、利率見直し方式で借り入れる政府資金及び地方公共団体金融機構資金について、利率の見直しを行なった後においては、当該見直し後の利率)。償還の方法:「政府資金については、その融資条件により、銀行その他の場合にはその債権者と協定するものによる。ただし、町財政上の都合により据置期間及び償還期限を短縮し、又は繰上償還もしくは低利に借換えすることができる。」 97ページには起債に関する調書を掲載してございます。後ほどご高覧いただきますようお願いいたします。 以上でございます。ご審議の上、ご可決賜りますようお願いいたします。 ○議長 本案について、質疑を行ないます。 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 1点、95ページの2の1の1の15節の工事請負費の7,200万円の件なんですけれども。農集排水施設機能強化事業ということで、これ古井地区ということだったんですけれども、この事業の詳細、内容についてご説明いただけますか。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 工事の内容ですが、膜分離装置、またスクリーン、ポンプ、ブロア等の更新、補修でございます。 補助金については国庫補助が2分の1。補助残については地方債、また下水道地方債の過疎債、また下水道債を充ててございます。 以上でございます。 ○議長 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 ここの中、財源内訳を見ると、下水道基金からまず1,000万円出していますよね。そういうこともあるんですけれども、将来的なことも含めて、これやと、それはそれとして、地元の受益者の負担というのはないわけで、確認の意味で、ないんか。その辺だけをお聞きしておきます。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 地元負担はございません。 以上です。 ○議長 -6番、玄素彰人君- ◆6番(玄素) 92ページの今、岡本議員からも触れられたところなんですが、基金繰入金の1,000万円というところに関して質問します。 特別会計ですから、これもう収支ぴったり合うというのが理想なんでしょうけれども、これ見たら、この繰入金のところが、間違っていたらご指摘ください、赤字の部分なのかなというふうに思ってあるんです。 もし赤字だとするならば、今下水道の基金は1億5,000万円ぐらいですか、6,000万円あるんやと。単純に繰り入れずっとしていったら、15年何とかもつんやという計算はできるんですけれども。さっきの処理膜みたいな話で、これまた10年ほどしてきたら、例えば15年以内に、こういう施設の更新とかというのをやり替えてしまうと、今度また新たな借金と新たな負担というのがかかってくるんだと思うんです。 だからそういう、要は経営的感覚で、これまたあれやと思いますよ、企業会計移行しますとかという話にならんとも限らんとは思うんですけれども。そういった、例えば15年先までこういった、今回は膜の更新あるというのは分かったんだけれども、15年先まで基金1,000万円ずつ赤を繰り入れていたらなくなるさかいに、こういったことをしていかなあかんということを、これ毎年1,000万円赤やという前提で話していて、違うたらごめんなさいやで、なんですけれども、どうしていったらええというふうな。要は15年先まで更新のイメージというのが計画としてあるんかということと。 単年度の赤字であろうこの1,000万円をどういうふうにしていったら解消できるというふうに思っておられるんか。この起債のしてある部分も簡易水道事業債とかで、借りてあるやつも何かこう、交付税の償還、最初約束してくれてあったやつよりもちょっと下がってきやんねんと、そんな話も聞くんですけれども。この債権、要は下水道債に関してはそういうこともあり得るんかということも含めて、方向性についてお答えをいただけたらと思います。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 施設の更新につきましては、今年度古井地区で来年度山口地区、同程度のものを予定してございます。それをすることによって施設が長寿命になっていくと考えています。ただ、30年も40年ももつかというと、そうではないように思います。またその時、それまでにはいろいろと考えていかなくてはならないのかなと考えてございます。 そしてまた、1,000万円の繰り入れにつきましては、昨年度も、この3年、4年につきましては、1,000万円近く繰り入れております。基金が減っていることは確かでございます。 以上でございます。 ○議長 -6番、玄素彰人君- ◆6番(玄素) もう一回確認なんですけれども、処理膜今年と来年やったら、この先15年、特に大きな出費は農業集落排水事業においてはないという理解をしておいたらええんかという理解で、僕は今答弁を聞いていたらそんなに思ったんですけれども。違ったら訂正してほしいんですけれども。そういう理解でええのかということについて、再度答弁してください。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 15年という確約はできませんが、今回の改修工事、また来年も予定しています改修工事をすることによっては、長寿命になるという、それは自信ございます。 以上でございます。 ○議長 よろしいですか。 ◆6番(玄素) はい、結構です。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10番、榎本です。 91ページには使用料として1,940万1,000円計上されております。それで3月時点の3つの地区の農集への加入率、加入状況はどのようになっているのか、ちょっと過去に遡って加入が前進しているんか、もう変わらんのかというところの基本点を確認しておきたいというふうに思います。 それから、95ページの工事のことなんですけれども、地方債も使って工事をするということで、農集の地方債が現時点で約6億3,000万円ほどあるわけですけれども。私も一つ、これは後々予算書の使用料のところに住民の皆さんの使用料にはね返ってこないのかということで、夕べ考えていたんですけれども。そこら辺の基本的な見解をお願いします。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 まず1点目の加入率でございます。平成29年度で89.3%になってございます。全体戸数では364戸、そのうち325戸が加入してございます。接続してございます。 それと工事に対しての過疎債、下水道債、今後個人への負担は上がらないのかということですが、今のところ考えてございません。 以上でございます。 ○議長 よろしいですか。 質疑を終わります。 討論を行ないます。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより「議案第43号 平成30年度印南町農業集落排水事業特別会計予算について」を採決いたします。 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 日程第8、「議案第44号 平成30年度印南町同和対策新築家屋貸付金特別会計予算について」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -総務課長- ◎総務課長 議案第44号 平成30年度印南町同和対策新築家屋貸付金特別会計予算。 平成30年度印南町同和対策新築家屋貸付金特別会計予算は、次に定めるところによる。 第1条(歳入歳出予算)、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1,182千円と定める。2項として、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は「第1表 歳入歳出予算」による、でございます。 まず最初に、予算の概要について申し上げます。 同和対策新築家屋貸付金につきましては、もう既にご承知のこととは存じますけれども、この制度は、平成8年度に既に貸し付けは終了してございます。借入金の返済と個人からの償還が続いている状況のみでございます。だから、町から国への借入金の返還が平成33年度まで、また、個人への貸付金の償還が平成32年をもって終了する運びとなってございます。 予算の内容としましては、歳出予算118万2,000円のうち、そのほとんどである112万7,000円が借入金の返済に充てるもので、それに対し歳入歳出予算につきましては、個人からの償還に加え、不足する部分を減債基金からの繰り入れによる対応をするものでございます。 1枚おめくりいただきまして、「第1表 歳入歳出予算」。 歳入としまして、1款.1項.県補助金では1,000円。 2款.1項.財産運用収入として1,000円。 3款.1項.減債基金繰入金で50万4,000円。 4款.1項.繰越金5万2,000円。 5款.1項.預金利子1,000円。2項.貸付金元利収入として62万2,000円。3項.延滞金加算金では1,000円の計上でございます。 歳入合計118万2,000円とするものでございます。 次に、歳出としまして、1款.1項.同和対策費で3,000円。 2款.1項.公債費として112万7,000円。 3款.1項.予備費では5万2,000円の計上でございます。 歳出合計118万2,000円とするものであります。 次の事項別明細書につきましては、省略をさせていただきます。 2枚おめくりいただきまして、104ページでご説明をさせていただきます。 まず最初に、歳入としまして、1款.1項.1目の貸付助成県補助金。1節の償還推進補助金としまして1,000円の計上でございます。 2款.1項.1目の財産運用収入、1節.基金運用利子として同じく1,000円の計上でございます。 3款.1項.1目.1節の減債基金繰入金として50万4,000円の計上であります。 次に、4款.1項.1目.1節の前年度繰越金として5万2,000円の計上でございます。 次に、5款.1項.1目.1節の預金利子として1,000円の計上。 2項.1目.1節の貸付元利収入として62万1,000円。また2節の過年度分貸付元利収入として1,000円の計上であります。 3項.1目.1節の延滞金として1,000円の計上であります。 1枚おめくりいただきまして、歳出であります。 1款.1項.1目.同和対策総務費として3,000円の計上であります。 2款.1項.1目.元金として101万7,000円の計上。2目の利子として11万円の計上でございます。 3款.1項.1目.予備費として5万2,000円の計上であります。 次のページの地方債に関する調書につきましては、説明を省略させていただきます。後ほどご高覧いただきますようお願い申し上げます。 以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長 本案について、質疑を行ないます。 ◆議員 「なし。」 質疑を終わります。 討論を行ないます。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより「議案第44号 平成30年度印南町同和対策新築家屋貸付金特別会計予算について」を採決いたします。 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 日程第9、「議案第45号 平成30年度印南町水道事業会計予算について」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -生活環境課長- ◎生活環境課長 109ページ、議案第45号 平成30年度印南町水道事業会計予算について、でございます。 まず、提案理由について申し上げます。 水道会計は、地方公営企業法の適用により、公営企業会計となってございます。公営企業会計では、一事業年度の経営活動に伴って発生する全ての収益と費用を表す3条予算の収益的収支と、建物、施設の建設といった支出の効果が次年度以降に及ぶものや、企業債の元金償還などの費用とその財源となる収入を表す4条予算の資本的収支に分けて整理することとなってございます。 今年度の予算の内容ですが、総務省より将来にわたって安定的に事業を継続していくための、中長期的な基本計画である経営戦略の策定の要請があり、それに要する経費及び財源等を予算計上してございます。その他につきましては、通常経費の予算計上でございます。 それでは、予算の説明をさせていただきます。 第1条(総則)、平成30年度印南町水道事業会計の予算は、次に定めるところによる、でございます。 第2条(業務の予定量)、業務の予定量は、次のとおりとするでございます。第1号、給水戸数:3,800戸。第2号、年間総給水量は1,040,250立方メートルを予定してございます。第3号、一日平均給水量は2,850立方メートルを予定してございます。年間給水量を365日で除した数字でございます。 第3条(収益的収入及び支出)、収益的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定めるでございます。 収入でございます。1款.事業収益は202,557千円でございます。その内訳でございます。1項.営業収益は135,171千円で、水道使用料金等でございます。2項.営業外収益は66,389千円で、他会計補助金、長期前受け金、加入負担金等でございます。3項.特別利益は997千円で、平成29年度に長期前受け金として収益化できなかったもの等でございます。 支出でございます。 1款.事業費は240,804千円でございます。その内訳でございます。1項.営業費用は214,979千円で、原水及び浄水、配水及び給水に要する経費、減価償却費、人件費などの総掛かり費でございます。1枚おめくりください。110ページでございます。2項.営業外費用は25,774千円で、企業債償還利子、消費税等でございます。3項.特別損失は51千円で、過年度損益修正損等でございます。 第4条(資本的収入及び支出)、資本的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。(資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額34,634千円は、引継現金24,419千円及び当年度損益勘定留保資金10,215千円で補てんするものとする。)でございます。 この4条は、建物や施設の建設といった、支出の効果が次年度移行に及ぶものや、企業債の元金償還などの費用とその財源となる収入をいいます。収入額が支出額に対し3,463万4,000円不足してございます。その補てんをまず3条予算であります収益的収支による留保した現金、損益勘定留保資金1,021万5,000円と、残りの不足分については引継現金2,441万9,000円をもって補てんするものでございます。 損益勘定留保資金とは3条予算で、現金による支出の伴わない費用で、具体的には減価償却費、資産、減耗費など過去に支出した建設費等を費用化したものでございます。計算式としまして、(減価償却費+資産減耗費-長期前受金+当年度純利益-特定収入額)の計算式で表されます。引継現金とは簡易水道事業会計から引き継いだ基金でございます。現在、現金預金として所有しているお金でございます。 それでは収入でございます。 1款.資本的収入は55,472千円でございます。その内訳でございます。1項.負担金は1,000千円で、上道改良住宅建替えによる水道管移設補償費でございます。2項.他会計補助金は54,471千円で、一般会計からの補助金、公債費の元金償還分でございます。3項.固定資産売却代金は1千円で科目設定でございます。 支出でございます。 1款.資本的支出は90,106千円でございます。その内訳です。1項.建設改良費は6,146千円で、上道改良住宅建替えによる水道管の移設工事費、水利施設等保全高度化事業負担金等でございます。2項.企業債償還金は83,960千円で、起債償還の元金でございます。 第5条(一時借入金)、一時借入金の限度額は100,000千円と定める、でございます。 第6条(予定支出の各項の経費の金額の流用)、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定めるでございます。 第1号、営業費用と営業外費用との間でございます。 111ページでございます。 第7条(議会の議決を経なければ流用することのできない経費)、次に掲げる経費については、その経費の金額を、それ以外の経費の金額に流用し、またはそれ以外の経費をその経費の金額に流用する場合は、議会の議決を経なければならないとするものでございます。 第1号、職員給与費:13,186千円でございます。 第8条(他会計からの補助金)、統合水道に係る統合前の簡易水道の建設改良のために発行された企業債の元利償還金に要する経費について一部を充当するため一般会計からこの会計へ補助を受ける額は、63,643千円、でございます。今まで同様の一般会計から繰り入れられる起債の償還金でございます。 第9条(たな卸資産購入限度額)、たな卸資産の購入限度額は2,000千円と定める、でございます。水道の量水器の購入費用等でございます。 1枚おめくりください。113ページ。ここからは予算の補足説明書となりますが、説明させていただきます。 1.平成30年度印南町水道事業会計予算実施計画について説明させていただきます。 収益的収入及び支出の収入でございます。 1款.1項.営業収益は1億3,517万1,000円でございます。1目.給水収益は1億3,225万円で、水道使用料金でございます。2目.その他の営業収益は231万5,000円で、消火栓等の維持管理の負担金でございます。3目.受託工事収益は60万6,000円で、消火栓等設置工事の負担金でございます。 2項.営業外収益は6,638万9,000円でございます。1目.受取利息及び配当金は1,000円で、科目設定でございます。2目.他会計補助金は1,117万円で、一般会計から繰り入れの起債の利子償還分及び経営戦略策定分でございます。3目.加入負担金は172万8,000円で、新規加入20件分を予定してございます。4目.長期前受金戻入は5,348万9,000円でございます。5目.雑収益は1,000円で科目設定でございます。 1枚おめくりください。114ページでございます。 3項.特別利益は99万7,000円でございます。1目.過年度損益修正益は1,000円の科目設定でございます。2目.その他特別収益は99万6,000円の長期前受金戻入で、平成29年度に収益化できなかった分でございます。 115ページでございます。 2款.事業費、1項.営業費用は2億1,497万9,000円でございます。1目.原水及び浄水費は5,579万5,000円で、主に修繕費、薬品代、受水費、光熱水費でございます。2目.配水及び給水費は2,119万6,000円で、修繕費、委託料、光熱水費、材料費等でございます。1枚おめくりください。116ページです。4目.総係費は3,505万8,000円で、人件費や委託料が主なものでございます。117ページでございます。5目.減価償却費は1億232万3,000円で、事業目的で取得した資産、水利権等でございます。保有している建物、機械設備など固定資産の取得価格を耐用年数で割り、1年当たりの費用として計上したものでございます。水利権など法律上の権利につきましても、有償で取得したものに限って、資産として計上されます。6目.資産減耗費は1,000円で、たな卸資産減耗費の科目設定でございます。8目.受託工事費は60万6,000円で、羽六地区の消火栓設置工事費でございます。 1枚おめくりください。118ページ。 2項.営業外費用2,577万4,000円でございます。1目.支払い利息及び企業債取扱諸費は1,772万4,000円で、企業債償還の利息分でございます。2目.雑支出は5万円でございます。3目.消費税及び地方消費税は800万円を予定してございます。 3項.特別損失は5万1,000円でございます。1目.固定資産売却損は1,000円で科目設定でございます。2目.過年度損益修正損は5万円でございます。 119ページでございます。 資本的収入及び支出の収入でございます。 3款.1項.1目.負担金は100万円で、上道改良住宅建替えによる支障となる水道管の移設に伴う補償費でございます。 2項.1目.他会計補助金は5,447万1,000円で、一般会計からの繰り入れる起債償還分の元金でございます。 3項.1目.固定資産売却代金は1,000円でございます。 1枚おめくりください。120ページで支出でございます。 4款.1項.建設改良費は614万6,000円でございます。1目.配水設備改良費は406万7,000円でございます。2目.資産購入費は207万9,000円でございます。2項.1目.企業債償還金は8.396万円で、企業債償還金の元金でございます。 121ページ、2.平成30年度印南町水道事業予定キャッシュ・フロー計算書でございます。 まず、キャッシュ・フロー計算書について説明させていただきます。 一事業年度における資産収支の状況を、一定活動区分別に表示したものでございます。その計算書により、一事業年度における現金の流れを知ることができます。 1番の業務活動によるキャッシュ・フローは、事業活動によって稼ぎ出した資金の増減を表したものでございます。ここを見ることで、企業の経営活動によって生み出された資金収支の流れが分かります。よい企業は数字がプラスになっています。金額が大きければ大きいほど健全な企業であると判断できます。 2番の投資活動によるキャッシュ・フローは、企業が将来の利益獲得及び資金運用のために、設備投資や企業に対する投資により、どれほどキャッシュを支出したか、固定資産や有価証券の売却等によって、どれほどキャッシュを回収したかを示すものです。経常的に設備投資を行なっている場合は、投資活動によるキャッシュ・フローはマイナスとなる傾向にあります。 3番の財務活動によるキャッシュ・フローは、営業活動及び投資活動を維持するために、資金をどのように調達して返済したかを示すものです。例えば、成長過程にある企業が自己資金以外の投資を積極的に行なっている場合、多額の資金調達を行なうため、財務活動による正味のキャッシュ・フローがプラスになる傾向があります。 それでは、キャッシュ・フロー計算書について、若干説明させていただきます。 1番の業務活動によるキャッシュ・フローの当年度純利益がマイナス3,351万4,000円となってございます。これは3条予算の収益的収入及び支出の税抜きで収支したものでございます。これから現金が動かない、現金での支出等を必要としない費用、これには減価償却費や長期前受金等がございます。これらを差し引くことで、現金のみの流れが把握でき、業務活動においては1,464万7,386円のプラスとなってございます。 1枚おめくりください。122ページでございます。 2番の投資活動によるキャッシュ・フロー。4条予算の資本的収入及び支出で、当年度の固定資産の取得に係る費用で、建設改良費のうち量水器分を除いた606万7,000円に対し、起債元金償還分の一般会計からの補助金や、負担金の収入5,598万1,000円をそれぞれ税抜き金額で表したものでございます。差し引きしますと4,574万5,038円のプラスとなってございます。これら1番、2番の業務活動、投資活動におきましては、良好であると考えてございます。 3番の財務活動によるキャッシュ・フローでございます。これにつきましては、今までの建設改良費に要した企業債の償還でございます。この支出が非常に大きく、8,395万9,851円となってございます。全体のキャッシュ・フローでは、あくまでも予算上でございますが、資金残高が期末において2,356万7,427円がマイナスとなるという予算となってございます。 123ページから128ページの給与明細書につきましては、説明を省略させていただきます。後ほどご高覧ください。 129ページです。 4、平成30年度印南町水道事業予定貸借対照表(当年度分)。平成31年3月31日時点の分を129から131ページに掲載してございます。 貸借対照表とは、決算日時点など、ある一定時点の企業の財務状態を表すものです。損益計算書と並んで重要な財務諸表でございます。毎年の決算日をその区切りとし、資金の調達原資、すなわちお金を誰に出してもらったか、あるいは誰にお金を返さなくてはならないのかといったことを、貸方、借方で表します。貸方には返済を必要なものとそうでないものとに分かれ、返済が必要なものを負債、必要でないものを資本と呼びます。貸方を資産と呼び、その企業の財産を表します。 このように、貸借対照表は資産、負債、資本といった3つに大きく分けられます。資産イコール負債プラス資本という図式が成り立ち、この会計の計算構造を恒等式として表す重要な基本式でございます。詳細については、説明を省かせていただきます。 132ページ、5、平成29年度印南町水道事業予定損益計算書(前年度分)。平成29年4月1日から平成30年3月31日までの分でございます。 損益計算書とは、3条関係の収益的収入及び支出で、会計期間1年間の経営成績を表す計算書でございます。費用と収益を比べ、その差額を利益として表してございます。これにより、費用、収益、利益を把握することができ、会計期間における経営状況を知ることができます。これで、133ページに平成29年度分の当年度純利益、マイナス2,986万7,111円と今現在なってございます。 次の134ページでございます。 6番、平成29年度印南町水道事業予定貸借対照表(前年度分)、29年度分でございます。貸借対照表につきましては、先ほど説明したとおりでございます。 137ページでございます。 7.工事請負費明細書でございます。 (1)配水設備工事。路線名等:上道改良住宅建替に伴う水道管移設工事。位置:西ノ地。工種:管路施設。延長:45m。口径:75mm。管種:HPPE(高性能ポリエチレン樹脂管)でございます。工事費は100万円でございます。 以上でございます。ご審議の上、可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長 本案について、質疑を行ないます。 -6番、玄素彰人君- ◆6番(玄素) 6番です。 細かい計算のことについてはもう聞かないんで、大枠のところだけ。僕の認識が合っているかどうかということで、答弁いただきたいと思います。 要は、平成29年度のこの最初の年度において、133ページの一番下にある当年度末処分利益余剰金マイナス2,986万7,111円、これが率直に言って赤字やという僕は認識しているんですが、それでええんかどうかということと。あと今年のこの予算で言うたら122ページの資本金増減額、資本に係る換算差額2,356万7,427円というのがあるんやけれども、これは今年の赤の予定額という理解をしたらいいのかということと。その下に1億7,987万3,309円というのが、これは今まで基金で持ってあったやつを取り崩して現金にして、今年約2,350万円赤出して、残ったのがこの1億8,000万円ぐらいになりますよという認識でええのかどうかということが、まず1点としてお聞きします。 それと、さっきの簡水のところでお話をしたんですけれども、これ要は赤字なんです。それで今、今年終わったら1億8,000万円ぐらいになると。毎年2,500万円ずつ借金していたら、6年、7年でまたこれ足りんなという話になって、どこからお金持ってくるんですかという話になってくると思うんです。加えて、もう大体水道の事業はやられてあるのかなと思うんですけれども、印南の管もやっていないんやと思うんです。もちろん会計を預かる所管の課長としては、僕、課長ばかり責めるんと違って、こういうのは執行部の中でやっぱり一緒に考えてもらうべきものやと思ってあえて言うんやけれども、印南の管のやる予定とかというのが今あるのかなとか、10年、15年後どうなんのかなと。あの時に何もせなんださかいに、こんなになったなと。皆さんは退職されてあんのか分からんねんけれども、後任された者にやっぱり禍根を残さんようにしてほしいということで言えば、そういった水道の計画というのはちゃんとできているのかなというのが気になるんです。印南の管の更新はまだその時期に達してあるのか、達していないのか分からないんですけれども、予定されてあるのであれば、いつ頃やる予定で、どれぐらいの金額借りてというようなイメージ、少なくともイメージは持っておいてもらわんと、これあと7、8年でパンクすると、これごめん、数字間違ってあったら訂正してほしいんです。今の借金、赤字の額というのが違ったら僕また改めるんであれなんですけれども。僕の今の知識の中で見る限りそう思ってあるんで言いやるんですけれども。やっぱり先のこと考えておかないと駄目ですよねということになってくるんだと思うんです。今までは繰入金とか繰越金とか消費税の還付金とか、そういうのを何とかだましだまし入れて、何とか会計を保ってきてあんねんけれども、これからはそうはいかんというような前提で質問するんですけれども。 今、僕の最初言った数字の認識と、2点目今後の事業計画というのがしっかりされているのかどうか、どんなに考えているんかということについて、再度答弁願います。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 まず初めに、133ページでございます。 これにつきましては、議員おっしゃるとおりで、純利益としましては2,986万7,111円のマイナスとなってございます。これには減価償却費、また長期前受金戻入金額が入っているためでございます。 それともう1つ、122ページの2,356万7,427円のマイナスとなるということについてでございますが、これにつきましては、30年中の予算を全執行いたしますとこの金額になるということでございます。ちなみに29年度の実際の現金のフローチャートでございますが、ここには出てきてございませんが、また決算の時にご説明しますが、当初では650万円のマイナスということで計上してございました。それが今現在決算見込みとしましては、500万円のプラスということになってございます。 2番の印南の管についてでございますが、今すぐという計画はございません。ただ、先ほど今年度の経営戦略というのを予算項目の中に入れさせていただいてございますが、その中で今後検討してまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長 -6番、玄素彰人君- ◆6番(玄素) ごめんね、要は僕の認識が間違ってあるという理解でええんかなと今思ったんですけれども。133ページの2,900万円とかというのは、これは減価償却費も含まれてこの数字になってあるから、本当の水道料金に入ってきましたよ、使いましたよ、差し引きはと言ったら、これ500万円と理解したらいいのかな。そうではないのですか。 ◎生活環境課長 そうです。500万円のプラス。 ◆6番(玄素) 500万円のプラスなんやね。 ◎生活環境課長 はい。 ◆6番(玄素) だったら心配はせんでええんかも分からんね。 ◎生活環境課長 29年度。 ◆6番(玄素) 29年度はプラスでいったというのは、その他の消費税の還付金であるとか、繰越金とかそういうのなしのベースで計算してあんのか、それともいやいや、そういうの入れてこういう何とかプラスにしていますというんか、というのはどっちなんですかということについて、もう一回教えてくれませんか。 要は収入1億円ありました、支出1億円ありました、0円ですというたら、よくできていますねという話になるんだと思うんです。だけれども、いや、収入1億円でした、支出1億2,000万円でしたという単純な計算をした時に、2,000万円と出るのはやっぱり駄目だよねということで言いやるんですが、この2,000万円が仮に出てあるとするんならば、それは減価償却によるものですよと。繰越金で今までのためてあったやつそこへ無理やり当て嵌めてこれ500万円にしたんですよと、収入と支出が、バランスが安定してあんのかどうかということの意味で、もう一回答弁いただけませんか。 この29年度で言うたら分かりやすいと思うんで、この29年度はそういった余計な今まで余ってあるやつを入れんと、差し引き、収入金額と支出した金額があまり混ぜものせんで、分かってくれるかな、混ぜものせんと、収支でプラス500万円になったんかということについて、もう一回答弁ください。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 そうです。減価償却とか29年度のキャッシュ・フローでは、きちんと510万円ほどのプラスになってございますので。混ぜものはないもので現金だけのベースで500万円のプラスになります。 ○議長 -6番、玄素彰人君- ◆6番(玄素) 僕の認識が間違ってあったらごめんなさいなんですけれども、これ財政の主幹もいらっしゃるから、財政組む時に水道会計のやつというのは分かるんかな。総務課長でも主幹でもと思うんやけれども。それできてあるんか、できていないんか、今の議論聞いていて大体イメージは掴めてもらったと思うんです。極力僕も議員の先生方にも皆さんにも分かりやすいような説明を今させてもらって質問したつもりなんですけれども。これ大丈夫なんか、あかんのかといって言われた時に、これからの企業会計になった中で、使った金額と収入とが均衡するんかどうかということの所見を聞かせていただきたいんですけれども、どうでしょうか。これで最後。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 平成29年度の最終な決算はまだ水道のほうも出ていないということでございますけれども、今の議論等踏まえまして、減価償却を入れますと赤字に確実になりますということであります。 それと議員おっしゃられます印南の工事とか、いろいろ工事した場合につきましても赤字にはなります。投資する経費が今のところはないということであります。起債を借りたとしてもということと、こうなってきますと企業会計といいますか、企業会計になりますと有利な起債というのもなくなってきてございます。ですので、その起債というか、その返還等々につきましても、受益者の負担ですというのがルールであります。そのための企業会計の見える化ということでありますけれども、そうなってきますと印南の議論もありましたけれども、それをするにはこれから経営戦略を立てていきますけれども、非常に厳しい点も出てくるのかなというふうに思っております。 ただ、平成29年度だけをいきますと、一部基金といいますか、基金ではもう既に持っていませんけれども、特会の中で基金と言われる部分をそのまま預貯金としてこの会計に持っていってございます。それが1億8,000万円ぐらいのお金を平成29年度には持って独立しているわけでございます。それを基金と言わずして、その会計の中で保管をしているということであります。それを一部積み崩すということではないんですけれども、会計上の中で言えば、一部利用するということがあるのかなというふうに考えてございます。 以上です。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10番、榎本です。 全く基本的なことで質問いたします。 公営企業会計の経営の状況を図る幾つかの指標というのがあると思うんです。今日は1点だけ、不良債務についてどうかというのが、大変大きな要素になると思うんですけれども。この予算書で見ますと134ページから135ページにかけて、平成29年度の水道事業の予定の対照表というのがありますけれども。ここで注目をされるのが、134の2、流動資産合計というのが2億1,466万8,121円あります。これに対して135ページの大きな4のところに流動負債合計というのがありまして、これが9,674万8,347円ということで、この負債が資産を超えたら大変なことになってくるわけなんです。でもこの予算書を見てみますと、今回の29年度の場合は不良債務というのは、負債が資産を超えておりませんので、この不良債務というのは発生をしていないということで、基本的に考えたらいいんかなということ、それだけです。 以上です。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 134ページ、2番のところに流動資産合計で2億円あります。そして135ページのところに流動負債合計9,600万円。この中にはほとんどが企業債償還元金8,400万円ぐらいの分が入ってございます。ですので、負債企業ではないということでございます。 以上でございます。 ○議長 質疑を終わります。 討論を行ないます。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより「議案第45号 平成30年度印南町水道事業会計予算について」を採決いたします。 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 日程第10、「閉会中の継続調査の申し出について」を議題といたします。 各委員長から、目下委員会において調査中の事件について、会議規則第75条の規定によって、お手元に配付いたしました申し出のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りします。各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。 お諮りします。本定例会の会議に付された事件は、全て終了しました。会議規則第7条の規定により、本日で閉会したいと思います。これにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本定例会は、本日で閉会することに決定しました。 これで本日の会議を閉じます。 平成30年第1回印南町議会定例会を閉会いたします。 △閉会 16時26分地方自治法第123条第2項の規定により、下記に署名する。      平成  年  月  日        印南町議会議長        印南町議会議員        印南町議会議員...