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09月20日-03号

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  1. 印南町議会 2018-05-25
    09月20日-03号


    取得元: 印南町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-08
    平成30年  9月 定例会(会議の経過) △開議 9時00分 ○議長 皆さん、おはようございます。 ただいまの出席議員は12名であります。定足数に達しています。 これより平成30年第3回印南町議会定例会第3日目の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 ただいまより議事日程に従いまして、議事を進めてまいります。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議規則第126条の規定により、本日の会議録署名議員は、          8番 藤本良昭君          9番 古川眞君を指名いたします。 日程第2、「議案第68号 手と手で話そう 印南町手話言語条例の制定について」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -住民福祉課長-住民福祉課長 議案第68号 手と手で話そう 印南町手話言語条例の制定について。 手と手で話そう 印南町手話言語条例を次のように定める、でございます。 提案理由について申し上げます。 言語は、お互いの感情を分かり合い、知識を蓄え、文化を創造する上で不可欠なものであり、人類の発展に大きく寄与してまいりました。手話は、音声言語である日本語と異なる言語であり、手指や体の動き、表情を使って視覚的に表現する言語でございます。聾者は、物事を考え、コミュニケーションを図り、お互いの気持ちを理解し合うために、また知識を蓄え、文化を創造するために必要な言語として、手話を大切に育んでまいりました。こうした中で、障害者の権利に関する条約や障害者基本法において、手話は言語として位置付けられましたが、手話に対する理解の広がりをいまだ感じる状況に至ってございません。手話が言語であるとの認識に基づき、手話の理解と広がりをもって地域で支え合い、手話を使って安心して暮らすことができる印南町を目指し、この条例を提案するものでございます。 4ページの条文に移らせていただきます。 手と手で話そう 印南町手話言語条例。 第1条(目的)、この条例は、手話が言語であるとの認識に基づき、手話を普及させ、かつ、地域において手話が使用されやすい環境を整備するための町の責務並びに町民及び事業者の役割を明らかにすることにより、ろう者とろう者以外の者が共生することのできる地域社会の実現に資することを目的とする。 第2条(基本理念)、手話は、独自の言語体系を有する文化的所産であり、ろう者が大切に伝承し、かつ、育んできたものであるということに鑑み、手話についての理解及び手話の普及は、手話を必要とする町民が手話により意思の疎通を円滑に行う権利を有しており、その権利は最大限尊重されるべきであるという認識に基づいて行わなければならない。 第3条(町の責務)、町は、町民及び事業者の手話についての理解の促進を図り、手話が使用されやすい環境を整備するために、次に掲げる施策を推進するものとする。 第1号、手話に対する理解及び手話の普及に関する施策。 第2号、手話による意思疎通や情報取得に関する施策。 第3号、手話通訳者派遣等手話による意思疎通支援に関する施策。 第4号、前3号に掲げるもののほか、町長が必要と認める施策。 第4条(町民等の役割)、町民及び事業者は、第2条に定める基本理念に対する理解を深め、前条各号に掲げる施策に協力するよう努めるものとする。 第5条(施策を推進するための方針)、町長は、第3条各号に掲げる施策を推進するための方針を定めるものとする。 第2項、町長は、前項の方針を定めようとするときは、ろう者、手話通訳者その他の関係者の意見を聴かなければならない。 第6条(財政上の措置)、町は、手話に関する施策を推進するため、必要な財政上の措置を講ずるよう努めるものとする。 附則、この条例は、公布の日から施行する。 以上、よろしくご審議の上、議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長 本案について質疑を行います。 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 課長、ちょっと教えていただきたいんですけれども。この印南町手話言語条例の制定について、これは大変良いことだと私は思うわけなんですけれども、今、条例の中で第1条の(目的)から第6条の(財政上の措置)ということで、6つのことを言われたわけなんですけれども、この条例ができることによりまして、今までとどのように違うことになるのか。その辺、具体的なご説明をいただきたいと思います。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 第1条に(目的)、第2条に(基本理念)ということで、この目的、理念が印南町の中に広がっていくというのがまず一つだと思ってございます。 それで具体的に、ではどういうふうになっていくのか、ということでございます。また一般会計の補正予算のところでも提案させていただきますけれども、社会福祉協議会のところで手話に対する理解、手話の普及に関する施策というふうなところの教室であるとか講座とか、そういったことをやっていただこうかなという予定にはしてございますけれども。その前に第5条ですけれども、この(施策を推進するための方針)というのを掲げる予定にしてございます。その段階におきまして、聾者、それから手話通訳者、その他の関係者の意見を、町長が聞きますよということになってございます。その中で、聴覚障害者団体であるとか社会福祉協議会であるとか、そういった関係団体の方の意見を聞きながら、手話を印南町の中へどうやって広めていくかの方針としていく、という予定になってございます。 以上でございます。 ○議長 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 6つについてあまり詳しくは分からなかったわけなんですけれども。後ほど出てくる中に、社会福祉協議会の中に補助金が二百三十何万円か出ている分は承知しているわけなんですけれども。あと聞くわけなんですけれども、印南町の職員さん、手話できる方が今現在おられるのか、その辺について。窓口に来られた時に、職員さんじゃなくても対応できる方がおられるのか。例えばこの議会の傍聴に、今日は誰もお見えじゃないわけですけれども、傍聴に来られた時に、対応できる方がおられるのか。あといろんな、町には年間色々イベントございますけれども、そういうところに来たいよと、参加したいと、あった時には対応できるのか。近々であれば11月にかえるフェスティバルとかも催されますけれども、その時にそんなことにも対応できるのか。それと気の付くところでは、長時間の講演とかになると、1人の方ではなかなか、私らも見ていましても、10分サイクルぐらいかで通訳される方とかが替わられていますけれども、複数の方も必要ではないんかなと思うんですけれども。その辺については対応できるのか。その辺、ご答弁いただけますか。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 当然、職員の中に手話を通訳できる職員は、今の段階では、誰もおらないということでございます。ただ、聾者の方、それから関係団体の方が、この印南町にどのような期待を持たれているのか、まず意見を聞く、どの程度のことを求められているのかにつきましても意見を聞く、というのが一つ方針となってございます。その中で、どういう対策ができるのかが具体的に見えてきた段階で、それぞれの細かい対策ということになろうかと思います。 とりあえず、この条例は、本日皆様方に議決いただいたら、これはもう生まれたてのよちよち歩きの赤ちゃんみたいなところでございます。また先生方のご理解とご協力、それからまた意見をいただく中で、立派な大人に成長していく。そういう条例にしていきたいと考えてございます。 以上です。 ○議長 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 これからだという課長の答弁なわけなんですけれども。これ条例って、言うたら、町の法律ですよね。何か事あってから、「いやいや、それまだなんやよ」という話にはならなくて、これ整備された中で進めるのが法律ではないのかなと私は思うわけです。普通そういうふうな捉え方するのが当然じゃないのかなと思うわけなんです。作っておいて「これから進めていくよ」ということは、あり得るのかなと私は思うわけなんですけれども。 話は変わりますけれども、長の行政報告の中でも職員採用について触れられて、一般職と土木職、それで保健婦さんの採用については触れられていたわけですけれども、まだ来年これ今度4月からでも採用するよ、ということで触れられているんならまだまだ理解もできるんですけれども。町長も先般、行政報告の中で、聾者の方とかと懇談されて「色々手話の勉強もさせていただいたんだ」ということだったわけなんですけれども。町長がこれ勉強されて対応されていくのか。その辺、できていないのが不思議でしようがないんですけれども。 これそんな状況の中で条例を上げるというのは、良いことで、私は反対はしませんけれども、そういうことではなしに条例を上げるのは、これから作るようでは、聾者の方、その家族や関係者の方に失礼な話じゃないんかなと思うわけなんですけれども。話飛びさがして申し訳無いですけれども、社会福祉協議会に色々サークルのようなものを作られるとか、そういうものが整った状況で、「いやいや、これでいけるんやよ」というところでするほうが良いのじゃないか。意見を聞くというのはあるんですけれども、意見は聞いてもうたら良いんですけれども。他所から来られた方に、町民だけじゃなしに、議会の傍聴だったら町外からも全国からでも傍聴に来られることもあろうかと思うわけなんですけれども、条例まで上げていて対応できる方がいないというのはどうかなと、そのように思うわけなんですけれども。私は決してこのことについては反対しませんし、大変良いことだと思っているわけなんですけれども、スタート当初からそのような状況の中ではいかがなものかなと。時期尚早感というものが否めないわけなんですけれども。 こういう状況の中で進めていくということについては、町長の覚悟が必要やと思うわけなんですけれども、町長がこれどれだけの覚悟を持ってやられるのか。決意表明とか「頑張ります」とか、そういうことではなしに、その思いを語っていただきたい、この場で。それで、できていない手話に対する職員のこととかについても、期日をもって「いつ採用する」とか「どういうことでする予定や」ということも、具体的なことを述べていただきたい。それくらいの腹積もりをもってこれ条例を上げられているのか、印南町の法律なわけですから、そこについて。私これ最後で終わりますけれども。決して反対しません。大変良いことだと思いますけれども、聾者の方やその関係者に失礼の無いような対応をしたいと思う。私の議員の一員としてそのように感じておりますので、町長から最後よろしくお願いします。 ○議長 -町長- ◎町長 町長にということでございます。まず反対をしない、賛成はするということであるので、是非賛成していただきたいというふうに思います。そしてまた、ここの手話条例の目的、第1条に書いてございます、「この条例は、手話が言語であるとの認識に基づき、手話を普及させ、かつ、地域において手話が使用されやすい環境を整備するための町の責務並びに町民及び事業者の役割を明らかにすることにより、ろう者とろう者以外の者が共生することのできる地域社会の実現に資することを目的とする」というふうに書いてございます。この目的に書いたとおりであります。 以上です。 ○議長 次、ほかにありませんか。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10番、榎本です。 手話言語条例を制定する自治体は大変、全国的に増えてきているんです。和歌山県下で言いますと、隣の日高川町は既に制定されております。そして古座川町なんかも作っているということで。それで県の段階、市の段階で見ますと、県そのものも作っておりまして、あと和歌山市、紀の川市、橋本市なんかもこの条例というのは既に制定をされております。それで、この背景には何があるかということは、2011年に障害者基本法が改定されたんです。それで法律にきちんと「手話を言語とする」ということが史上初めて定められたというのが大きな背景にあると私は思うんです。それで先ほど岡本議員の質問の中にも、「これから町としては講座を開いたり教室を開いたりということをするんだ」というご答弁がありましたけれども。職員の中に手話を実践できる方、まだおられないということなんですけれども。そこのところは今後、職員の方にも機会を見つけてそういう手話の研修に携わってもうて、実際に職員の方が手話をできるようにしていくという、そういう計画も持たれているのかどうかということなんです。それが1点です。 そしてもう1つは、私、前々回の一般質問の中で、新生児の聴覚検査のことを質問させてもうて。今、大変、医学が発達しておって、自分の意思を表示できない小さい新生児の子でも簡単に聞こえているか聞こえていないかの検査をすることができるという、そういう医療関係があるわけなんです。それで僕は、今日はこの条例案を見ておりまして、実際僕自身は手話なんかは全然ようしません。こんな手の形なんかも一切分からんのですけれども、実際、僕が手話のそういうテクニックを習得するということになれば、大変時間もかかるし手間暇もかかるし、若い子みたいにすぐによう覚えんと思うんですよ。ですから、そういう聴覚障害の発見が早くできるというそういう環境がある中で、印南町として若いうち、小学校、中学校、そういう若い世代の中で早く手話を浸透できるようになったらええん違うか。若いうちから手話に親しんでもうて実践することができるということの中で言ったら、教育現場の中でも積極的に印南町としてそういう手話の講座を開いたり、小さい子どもさんから手話に親しんでもらうためにそういう環境作りをしていくというのが大変有効ではないんか。それはこの条例案に示されている第3条と第5条に関わってくる問題だと思うんですけれども。町長は関係者の方にもお話を聞かなあかんというこの条文がありますので、そこのところもありますけれども。私の今日の提案としては、そういう若い頃から手話に親しんでもらうための環境作りというのも積極的にやっていただきたいと思うんですけれども。見解よろしくお願いします。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 我々も色々とそういった現場での対応というのも想定しているところです。窓口へ来られた時に、最低挨拶ぐらいはできるようにならなあかんのと違うんかとか、どういったコミュニケーションでこの後のあなたの要望を受け取れば良いのかといったようなことも、最低限の手話というのは、やはり必要かなというふうには考えてございます。 また、まだこれは教育委員会と詳細詰めてはございませんけれども、元々小学校や中学校におきましても手話講座というんですかね、こういったものもやってございますので、そういったところでもう少し回数を増やしていくとか、議員の提案のあったようなことというのは可能かも分かりません。 ただ、それは我々がそう思っているだけであって、聾者の方が本当にどんなふうなことを望んでいるのかというのは、なかなかまだ掴めていない状況でありますので、まず聾者の方々に意見を聞かせていただき、その中で具体的なできる範囲の対策を行なっていくというのが大切なことかなということでございます。したがいまして、町長もこの施策を実施していく上におきましては、「関係者の皆さんの意見を聞かせてくださいね」というふうなことも、条例で定めさせていただいているのが、そういうところでございます。 以上でございます。
    議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) そうですね。今、課長がご答弁いただいたように、聾者の方々のお話、意見をきちんと聞いて一緒にやっていくと、進めていくというのは非常に大事なことだというふうに思います。 最後に、今日は私が提案させてもうた、若い世代からそういう手話に親しむということで言えば、学校現場のこともちょっと指摘させてもうたんですけれども、ここら辺は教育長、今日は私の提案については、どのような見解をお持ちでしょうか、それだけです。 ○議長 -教育長- ◎教育長 現在も各学校においては、手話教室という形で実際に学習をしたり、それから例えば合唱においても手話を伴った形の中で歌ったりとか、そういった教育をしてございます。また、社会福祉協議会とも連携しながら、この夏休みも手話教室というのを4ヶ所でやっていただきました。そういったところへも小・中学生が参加できる機会を持っております。そういったところでさらに関係機関と連携しながら進めていきたいと思っております。 以上です。 ○議長 ほかに。 -4番、藤薮利広君- ◆4番(藤薮) 4番、藤薮です。 ただいま教育長から、「学校現場の中でも手話の教室を開いている」とお聞きしたんですけれども、子ども達の手話に対する到達度というんですか、身振り手振りやって手話をしているんやけれども、皆さん4回ぐらいやって、どの程度、手話ができるようになっているんでしょうか。やはり、本当に手話で話せるようにしようと思ったら、いろんな表現の仕方があると思うんで、なかなかただ教えてもうただけでは難しいんじゃないか。どの程度、子ども達ができるようになっているのかということをお聞きしたいと思います。 ○議長 -教育長- ◎教育長 今ご指摘ございましたけれども、簡単な挨拶とかそういったあたりのところは、その数回の中で子ども達というのは理解しているんだろうなと考えます。ただし様々なところの中で、やはり対応していく中でのやりとりというところについては、さらにやはり学習の機会が必要かなと思っております。 以上です。 ○議長 -4番、藤薮利広君- ◆4番(藤薮) 4番、藤薮です。 小学校、中学校に限らず、こども園のほうへも、やっぱり小さい時から教えていくというのが必要になってくるんじゃないかと思うんです。私もこの条例に対しては反対はしません。良いことだと思うんですけれども。なかなか先ほど来から聞いていますと、条例が上がってくるあれが早いんじゃないかなと。もうちょっとしっかりと詰めて、「県下でもやっているから印南町もやる」というんじゃなしに、もう少し煮詰めた状態で。先ほど岡本議員の質問の中でもあったと思うんですけれども、やはり職員さんも手話が使えるというような体制ができている中でこういう条例が上がってくるのは、僕は良いことだと思うんですけれども、何もまだできていない。小学校とかではやってくれているんやけれども、そこだけではなかなか難しいじゃないかなと思いますが、いかがですか。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 平成26年9月の定例会でございますけれども、手話言語法の制定を求める意見書が議員発議で提出され、この時全会一致で可決されてございます。提出者は藤本先生、それから賛成者が榎本先生、藤薮先生、井上先生、前田先生、村上先生。その後、同意見書を衆議院議長、それから参議院議長内閣総理大臣、それから必要な大臣に提出してございます。そういった議会の動きというものも、我々受けとめながら、今回に至ったということでございます。 以上でございます。 ○議長 ほかに。 -1番、中島洋君- ◆1番(中島) 1番、中島です。 今色々意見聞いていて、やっぱりどっちが先かという問題より、このことに真剣に取り組んでいくという姿勢が一番大事だと思います。執行部の方もこの条例出すに当たって、本当に今、岡本さん、藤薮さん言われた、心配されるようなことは無いようにしていただきたいと思う。やっぱりそれだけどっちが先でも僕は良いと思います。やっぱり先というか、やる気の問題であって、一生懸命取り組んでいただきたいと思うんで、それぐらいの覚悟を持ってやっていただけるんかな、ということだけお伺いしたいです。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 先ほどからも申し上げてございますけれども、本日議決いただきますと、いよいよこの条例を施行していかなければならないということでございます。そうなりますと、町も、それから町民の皆さんも、この条例の施行の責任というんですか義務というのが発生してきますので。そういったところにつきましては、今後、皆様方のご意見、また関係団体のご意見をいただきながら、具体的な必要な施策を進めていくというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -1番、中島洋君- ◆1番(中島) 1番、中島です。 今、担当課長のほうから聞きました。やっていくんだということで理解します。私も社会福祉の、充て職ですけれども、役をもうているんで、どうか一生懸命取り組んでいただいて、実りのある成果を出していただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長 ほかに。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより「議案第68号 手と手で話そう 印南町手話言語条例の制定について」を採決いたします。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することに、ご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第3、「議案第69号 損害賠償の額を定めることについて」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -総務課長- ◎総務課長 議案第69号 損害賠償の額を定めることについて、であります。 まず最初に、提案理由について申し上げます。去る5月25日午前8時50分頃、相手方車両町道風早線を走行中、後部座席に乗車していた子どもがぐずり出したため、路側帯に停車しようとしたところ、グレーチングが跳ね上がり、車両、普通車でございますが、普通車のガソリンタンク及びタンクガードを破損させたものであります。今般、相手方と円満解決に至ったことを受け、議会の議決を求めるものでございます。なお、今後はこういったことが起こらないよう、町道管理を徹底してまいりたいと考えてございます。 それでは、本文に移らせていただきます。 次のとおり道路の管理の瑕疵による損害賠償の額を定めることについて、地方自治法第96条第1項第13号の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 1、相手方、●●●●●●●●●●●●、●●●●。 2、事故の概要、これにつきましては今申し上げたとおりでございます。 3、損害賠償額、4万5,868円でございます。 以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長 本案について質疑を行います。 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置です。 今、課長からご説明あったように、側溝のグレーチングが、踏んだ際に跳ね上がって、ガソリンタンクの部分が破損されたということなんですけれども。僕も議員させていただいて、3回目になるのかな、こういう案件というの。その時も円満解決されたと思うんですけれども、車の部分の破損だけでこれ済んで良かったんかなと。これが死亡事故に至らなかったことが幸いかなと思うんですけれども。今も課長お話しのように、前の時もこういう案件の時に「町道管理を徹底していく」ということなんですけれども。今、職員さんも大変ご苦労されているし仕事もあるんで、なかなか管理を徹底するというのは、印南町も広うございますんで、なかなか厳しいんかな。ただこういう側溝だけやけれども、また山崩れ、山から石が崩れて落ちてきたとかというのも、多分補償の対象になると思うんです。その時にやっぱり業者さんに委託して総点検をするか、もしくは地元のことですから、区長さんが一番地域のことを知っていると思うんで、区長会等でお話させていただいて協力を求めるというのが一番ベストになるんかなと思うんですけれども。その点いかがですか。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 町道管理という部分でございます。先生ご指摘のように、町道については全体で780ほど路線がございます。その中で町道管理ということの中でやっておるわけでございますけれども、日頃は地元の区長さん、または前回、印南町の道路パトロールボランティア設置ということの中で、社会福祉協議会と協定を結び、日頃町中をよく行ってられるヘルパーさんの目で、高齢者の方、あるいは子どもはどうかとか、そういう方の目でもって、その道路はどうかという情報をいただいてございます。今後とも自治会または業者さんもそうなんですけれども、色々そういう話をさせていただいてございます。その中で町道管理に努めてまいりたい。 以上でございます。 ○議長 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置です。 今、課長からお話のあったように、780路線ほどあると思うんですけれども、やっぱり今回はグレーチングということなので、それを、総点検を1回していただいて、そういう箇所があればねじ留めするなり、やっぱり、1回徹底やったほうが良いんかなと思うんで。もしそういう大きな事故の時に、また町長さんなり大変ご苦労されると思うんで、その点また前向きに検討していただきたいと思います。 以上です。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 この件がございまして、この路線界隈のグレーチングあるいは溝蓋等については、歩いて確認してございます。また日頃は、草であり竹でありとかいうようなことはございます。随時その現場へ行きながら、そういう話をしてございます。そういうことの中で、皆さんのご協力をいただきながら、また何かあれば言っていただきたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -4番、藤薮利広君- ◆4番(藤薮) 4番、藤薮です。 1点だけお聞きします。このグレーチングが跳ね上がったということなんです。普通、車が乗ってもなかなか跳ね上がるようなことは無いと思うんですけれども、なぜ跳ね上がったかということを確認しているんでしょうか。横断溝であれば踏む回数も多いんですけれども、側溝というのはなかなか踏まない。 それで、側溝自体がこれ町道になるんでしょうか。側溝というのは白線の外に多分あると思うんですけれども。白線内は町道であって、白線の外もやはり町道という認識でよろしいんでしょうか。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 2点ございました。まずはグレーチングの跳ねた原因であります。そのグレーチングにつきましては現場へ行って確認させていただいて、その原因を究明しました。その中でグレーチングの端のほうがこれまでの摩耗、劣化によって若干曲がってございました。その中で道路の下の、いわゆる肩の部分と隙間ができていた。その所に停車しようとした車が、それを踏んだ時に跳ね上がったというような現状であります。いわゆる経年劣化、摩耗ということの中で、若干曲がってしまっていたというのが原因であります。 先ほどの2点目ですけれども、道路であるかどうかという話でありますけれども。基本的に道路法の中においては、車道がいわゆる白線の中及び路肩でなる。路肩については、これは安全走行あるいは一時停止、緊急時停止する、その中に安全性を高めるために路肩を設けてございます。ここの道路につきましては、この路肩については1.8mとってございます。この部分ですけれども、その部分については緊急時そういう停まるためにということで安全走行のためにとっているものでございます。 以上でございます。 ○議長 -4番、藤薮利広君- ◆4番(藤薮) 4番、藤薮です。 道路を走っていますと、側溝に溝蓋が無いような道路もたくさん見受けられるわけなんですけれども。そういった所も、今後は側溝に溝蓋をしていくような計画もされているのでしょうか。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 いわゆる道路という一つの構造物として、車道と路肩というのが一体として道路となります。その点につきましては必要に応じて、日々確認をしながら、「ここは危険や」と、あるいは「ここは必要や」というような所であれば、部分的にも改修したり、あるいは溝蓋を付けたりとか、そういうことは随時やってございます。また、気が付けば色々言っていただければ、必要に応じてやっていきたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10番、榎本です。 今回のこういう瑕疵のある損害賠償の額を定める件について言えば、もちろんここの部分が、元々最初から、走る車両との間で事故が起こると思っていた場所ではなかったというふうに思うんですけれども。今、皆さんの議論を聞いておりまして、私なんかの意識としては、グレーチングといったら4隅にそれぞれピンを打っておいて、ずれたり容易に動かんようにしているイメージがあるんですけれども。今の議論を聞いておったら、いろんなグレーチングがあるみたいですね。ですから、今課長から指摘がありましたように、私たちも地域を見回っておって、そういう部分があれば積極的に、行政側にも「こんな場所がありますよ」と提案もするというお仕事もあると思うんですけれども。4本のピンで留めているグレーチングだったらそんなに事故起こらんと思うんですけれども、それ以外で、無いグレーチングを優先して、玉置議員も主張されたように、やっぱり工夫して、そこの所を優先して総点検ということも対応していく必要があるのではないでしょうか。それだけです。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 ボルトで留めるグレーチングというのもございます。いわゆる道路の所をどれだけの車両が、台数が通るかとか、そういう頻度の問題もありますし、あるいは直線か、あるいは斜めか、あるいは曲線かというようなところがございます。それらに応じて対応しているものでございまして、先生ご指摘のように、今後はそういう道路のいわゆる通行量が多い所につきましては、よく注意しながらということでやっていきたいというように考えます。 以上でございます。 ○議長 よろしいですか。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより「議案第69号 損害賠償の額を定めることについて」を採決いたします。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することに、ご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第4、「議案第70号 平成30年度印南町一般会計補正予算(第3号)について」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -総務課長- ◎総務課長 議案第70号 平成30年度印南町一般会計補正予算(第3号)。 平成30年度印南町一般会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。 第1条(歳入歳出予算の補正)、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億3,547万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ51億8,252万9,000円とする。 2項として、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 第2条(地方債の補正)、地方債の追加及び変更は「第2表 地方債補正」による。 まず最初に、提案理由について申し上げます。 平成29年度の決算に伴います前年度繰越金及び財政調整基金への積立金。また台風20号及び21号の被害に伴う災害復旧費。小学校普通教室等空調整備事業に係る工事設計委託料。防災対策としまして、避難道整備(浜の会場前及びこども園裏側の避難路またはブロック塀の撤去)、海抜表示の更新、ホームページ改修。ドローンの研修等の経費及び行政訴訟に係る経費。訴訟内容につきましては、去る6月26日に被告を印南町とする住民訴訟の訴えがあった旨、和歌山地方裁判所により訴状が送達されました。原告は石川県の方で、印南町に土地を所有しており、土地所有権確認請求事案等でございます。その付近の里道敷等の関係の争いであります。町としましては、却下を求め争うものでございます。 1枚おめくりいただきまして、「第1表 歳入歳出予算補正」。 歳入としまして、10款.1項.地方交付税では9,100万円の増額。 12款.1項.負担金では154万4,000円の増額。 14款.1項.国庫負担金では4,040万4,000円の減額。2項.国庫補助金では6,685万4,000円の増額でございます。次の3項.国庫委託金で10万8,000円の増額。 15款.1項.県負担金では98万円の増額。2項.県補助金では91万6,000円の増額。3項の県委託金では18万円の減額でございます。 18款.2項.特別会計繰入金では1,326万3,000円の増額。 19款.1項.繰越金では5,744万6,000円の増額でございます。 20款.3項.雑入では825万1,000円の増額。 21款.1項.町債では3,570万円の増額。 歳入合計2億3,547万8,000円を増額し、51億8,252万9,000円とするものでございます。 1枚おめくりいただきまして、次に歳出としまして、2款.1項.総務管理費では7,863万7,000円の増額。2項.徴税費では101万円の増額。3項.戸籍住民基本台帳費で289万円の増額です。 次に、3款.1項.社会福祉費では161万5,000円の増額。 4款.1項.保健衛生費では3,728万8,000円の増額。 5款.1項.農業費では45万8,000円の減額。2項の林業費では3万5,000円の減額でございます。 次の8款.1項.消防費では145万円の増額。 9款.2項.小学校費では1,150万3,000円の増額。4項.社会教育費では11万6,000円の増額でございます。5項の保健体育費では45万円の増額。6項.幼児対策費では2,672万3,000円の増額でございます。 10款.1項.農林水産業施設災害復旧費では1,273万5,000円の増額。2項の公共土木施設災害復旧費では2,605万4,000円の増額。3項.文教施設災害復旧費では350万円の増額。4項.公共・公用施設災害復旧費では1,700万円の増額でございます。 13款.1項.予備費では1,500万円の増額でございます。 歳出合計2億3,547万8,000円を増額し、51億8,252万9,000円とするものでございます。 次の事項別明細書につきましては省略させていただきます。 2枚おめくりいただきまして、16ページでございます。 歳入詳細でございます。 10款.1項.1目.地方交付税、普通交付税としまして9,100万円の増額でございます。 12款.1項.1目.民生費負担金、私立広域保育園保育料として12万円の増額。5目の農林水産施設災害復旧費負担金、平成30年農地農業用施設災害復旧費負担金として142万4,000円の増額でございます。 次の14款.1項.1目.民生費国庫負担金、2節の児童福祉費国庫負担金5,110万9,000円の減額でございます。こども園運営費国庫負担金が主なものでございます。後ほどこれは組み替えというふうになってございます。3目の公共土木施設災害復旧費国庫負担金、1節の平成30年道路河川災害復旧事業国庫負担金として1,070万5,000円の増額でございます。次の2項.1目.総務費国庫補助金289万円の増額、マイナンバー制度システム整備補助金でございます。2目の民生費国庫補助金では5,671万1,000円の増額。主なものはこども園運営費交付金でございます。先ほどの負担金のところから交付金のところに持ち替えということでございます。次の7目.農林漁業施設災害復旧費国庫補助金として725万3,000円の増額。平成30年農地農業用施設災害復旧事業国庫補助金でございます。3項.2目.民生費国庫委託金、国民年金事務費交付金として10万8,000円の増額でございます。 15款.1項.1目.民生費県負担金98万円の増額。3節の普通保育園及びこども園運営費の県負担金でございます。負担率につきましては4分の1でございます。2項.1目.総務費県補助金、わかやま防災力パワーアップ補助金として52万9,000円の増額でございます。2目の民生費県補助金76万5,000円の増額。主なものは児童福祉費県補助金として、第3子以降の保育料助成事業及び保育所緊急整備事業の県補助金であります。1枚おめくりいただきまして、4目の農林水産業費県補助金37万8,000円の減額。主なものは市町村森林所有者情報活用推進事業補助金が主なものでございます。3項.3目.農林水産業費県委託金、1節の管理捕獲県委託金として18万円の減額でございます。 次に、18款.2項.1目.特別会計繰入金として1,326万3,000円の増額。2節の後期高齢者医療事業特別会計、また3節の介護保険事業特別会計からの精算分でございます。 19款.1項.1目.繰越金、平成29年度から30年度への繰越金として5,744万6,000円の増額でございます。 次の20款.3項.2目.雑入では825万1,000円の増額。主なものは、1節の雑入で町有物件災害共済金、また、2節の過年度収入で前年度保育所運営費の国・県の負担金でございます。 次に、21款.1項.2目.過疎対策事業債、小学校普通教室等空調整備事業として1,050万円の増額でございます。4目の緊急防災・減災事業債、これにつきましては、避難路の整備事業として650万円の増額でございます。5目の臨時財政対策債では20万円の増額。これは額の確定によるものでございます。次の6目.災害復旧事業債では、農地農業用施設また道路河川施設、漁港施設の災害復旧事業として1,850万円の増額でございます。 1枚おめくりいただきまして、歳出でございます。 2款.1項.1目.一般管理費では6,609万5,000円の増額でございます。13節の住民訴訟弁護士委託料。先ほどご説明させていただいたとおりでございます。また、19節の職員研修受講料、これにつきましては、ドローンの操縦技能の技術取得の研修等の経費で82万2,000円の計上。また25節の財政調整基金積立金の増額。繰越金のほぼ2分の1相当額を積み立てるというルールでございます。次の9目の防災諸費としまして1,254万2,000円の増額です。避難路の整備、浜の会場前とこども園裏の避難路の整備、またブロック塀等の撤去及びホームページの改修委託料が主なものでございます。次の2項.2目の賦課徴収費では101万円の増額であります。23節の償還金利子及び割引料、過誤納の還付金が主なものでございます。3項.1目.戸籍住民基本台帳、13節のマイナンバーシステムの整備費として289万円の増額でございます。 3款.1項.1目.社会福祉総務費、19節の社会福祉協議会補助金としまして233万7,000円の増額であります。手話言語及び災害対応関連予算等の増額でございます。3目の高齢者福祉費の28節の繰出金で83万円の減額でございます。7目の国民年金事務費、13節の電算委託料につきましては、保険料の免除に伴うシステムの改修としまして10万8,000円の増額でございます。 次に、4款.1項.1目.保健衛生総務費では3,728万8,000円の増額でございます。御坊市外五ヶ町病院経営事務組合負担金、日高病院の負担金であります。交付税分でございます。 次に、5款.1項.3目.農業振興費では2万2,000円の増額でございます。農業次世代人材投資事業の増額、また経営所得安定対策補助金の、これは減額でございます。6目の鳥獣害対策費では48万円の減額でございます。2項1目の林業振興費3万5,000円の減額でございます。 8款.1項.2目.非常備消防費では60万円の増額、11節の消防団員安全装備、作業用の安全手袋の購入費の増額等でございます。3目の消防施設費では85万円の増額でございます。19節の消火栓等の設置工事の関係でございます。印南の上野山に住宅が増えてきたのを受けまして、1ヶ所に消火栓を増設するものでございます。水道会計への負担金でございます。 9款.2項.1目.学校管理費では、小学校普通教室等空調整備工事設計委託料が主なものでございます。4小学校全てにエアコンを、来年の夏の整備を目指しスタートさせたものでございます。4項.4目の文化財保護費では11万6,000円の増額。5項.3目の体育施設費では、修繕費として45万円の増額でございます。6項.1目.幼児教育費では2,672万3,000円の増額であります。19節のこども園の増築整備補助金が主なものであります。園児数、特に低年齢児の増加に伴う保育室の増設でございます。 1枚おめくりいただきまして、10款.1項.1目.農地農業用施設災害復旧費、平成30年農地農業用施設災害復旧工事請負費としまして1,273万5,000円の増額でございます。これにつきましては、去る6月19日から20日にかけての豪雨被害によるものでございます。次の2項.1目.道路橋梁災害復旧費、平成30年道路河川災害復旧工事請負費として1,755万円の増額であります。同じく6月19日から20日にかけての豪雨被害に伴うものでございます。2目の漁港施設災害復旧費、台風20号等に伴います印南漁港及び島田漁港の災害復旧工事の測量設計の委託として850万4,000円の増額でございます。次の3項.1目.文教施設災害復旧費、修繕費としまして350万円の増額。また、次の4項.1目.公共・公用施設災害復旧費として1,700万円の増額でございます。いずれも台風21号等によります応急対策及び各施設等の災害復旧費の計上でございます。 次に、13款.1項.1目.予備費では1,500万円の増額であります。 1枚おめくりいただきまして、次に「第2表 地方債補正」(追加)でございます。最初に、起債の目的:災害復旧事業債。限度額:1,850万円。起債の方法:証書借入。利率は年3%以内(ただし利率見直し方式で借り入れる政府資金及び地方公共団体金融機構資金について、利率の見直しを行なった後においては、当該見直し後の利率)。償還の方法:政府資金については、その融資条件により、銀行その他の場合にはその債権者と協定するものによる。ただし、町の財政上の都合により据置期間及び償還期間を短縮し、または繰上償還もしくは低利に借り換えすることができるものでございます。 次に、(変更)でございます。限度額のみの変更であります。最初に、起債の目的:過疎対策事業債。補正前限度額:2億4,480万円に1,050万円を追加しまして、補正後限度額:2億5,530万円とするものであります。この追加部分につきましては、小学校普通教室等空調整備事業の設計の財源でございます。 次に、起債の目的:緊急防災・減災事業債。補正前限度額:700万円に650万円を追加し、補正後限度額:1,350万円とするものであります。この追加部分につきましては、避難路整備事業の財源でございます。 次に、起債の目的:臨時財政対策債。1億4,400万円に20万円を追加し、補正後限度額:1億4,420万円とするものでございます。追加部分につきましては、額の確定によるものでございます。 なお、起債の方法、利率、償還の方法につきましては変更がございません。 以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長 本案について質疑を行います。 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 6点ほどあるんですけれども、先、一応全部通告して1個1個でよろしいですか。 ○議長 はい。 ◆7番(岡本) そしたら、まず1点目です。20ページの2の1の1の19の負担金補助及び交付金で82万2,000円というのがあるわけなんですけれども、職員研修受講料ということでドローン研修費ですという説明があったわけなんですけれども。これ今年、職員の方がドローンの資格か何かの受験をされていたかなと思うわけなんですけれども、この研修とかで、どのような資格を持たれているのか。それで、何名ぐらいそういう資格を持った職員が庁内にはおられるのか。それがまず1点目です。 2点目です。同じく20ページの2の1の9の13の委託料、ホームページ改修委託料、緊急地震速報システム改修委託料で合わせて98万3,000円と。Jアラートとこれ一体化するとの説明があったわけですけれども、今までと、一体化することによってどのように利便性が良うなるのか。その辺についての詳細の説明。 3点目です。21ページの3の1の1の19節、負担金補助及び交付金の233万7,000円の社会福祉協議会補助金とありますけれども。先ほど来の条例の中でもあったかと思うわけなんですけれども、印南町で手話ボランティアセンターを立ち上げるということだったわけなんですけれども、この詳細、内容についてのご説明をいただきます。 4点目です。22ページの8の1の3の19節の負担金、補助及び交付金で、消火栓の設置工事負担金ということなんですけれども。課長の説明で、上野山が住宅かなり増えたので、消火栓を1ヶ所増設するということなんですけれども。すごく家も増えてきているわけなんですけれども、この1ヶ所だけのあれで、今後これで賄えるのか。その周辺の地形的なものから、これで良いのかどうかということだけで結構でございます。 続きまして、24ページです。10の4の1の7の賃金、人夫賃の100万円、駅前公共施設のということの詳細の説明と、同じく11節の需用費の1,500万円、修繕費ということで、どこの集会所のどれぐらいの規模のものがあるのか説明をお願いします。それと同じく14節の使用料及び賃借料の100万円、この機械借上、これこの間の台風の時ということだったんですけれども、どのような作業だったのかという、簡単で結構でございます。 最後に、25ページです。13の1の1の予備費で1,500万円、これ予備費ということなんですけれども、これこの間の台風対策に対する「何が出てくるか分からんから」というところの予備費だ、ということだったわけなんですけれども、今想定される中で、この1,500万円で足りるのか。どのようなものが想定されるのか。分かる範囲で結構なんですけれども。 とりあえず以上、これで通告ですけれども1点ずつお答え願えれば。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 私のほうから、まず最初に20ページの一般管理費の職員の研修費のドローンでございます。これにつきましては、昨年度も実施していますけれども、今年度もあと10名程度を取得させようということでございます。10名程度で、昨年も10名ということで、20名程度の職員がドローンを操縦することができるということでございます。これは、どこの団体でそういう研修を受けるかと言いますと、一般社団法人の地域再生防災ドローン利用推進協議会というところが、主催するというか講師に来てくださるものでございます。学科と実地をあわせてするものでございます。 それから、それを取得しますとどういうことになるのかと言いますと、操縦技能証明書というのが発行されます。それを発行していただきますと、国土交通省の関係の中で、例えば昼間であってイベント的なところで飛ばそうとなれば、そういう資格の持った者があるのかということが問われます。通常は人の上を飛ばすことはできませんので、そういう場合は国土交通省の許可が要りますということです。その許可を取る時にその者がそういう資格、受講をした受講証明書を持っているのかということが問われるというものでございますし、行政としましてもそういう研修を受けさせて災害時であったとしても安全に操縦をさせるということを目的として増やすものでございます。そして、できるだけ災害時等でございますので、多くの職員がドローンの操縦ができるということを目指せということでございますので、それに向かって研修を追加して実施するものでございます。 以上です。 ○議長 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 よく分かったんですけれども、これは20名、今、持たれているということなんですけれども、受験された方は皆さん全員合格だったという認識で良いのか。それと今までにこの技術を活用されて、どこかで何か活動されたようなことはあるのか。もう簡単で結構です。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 今、合格して取っているのは10名であって、今回の予算がいただければ、あと10名追加するというものであります。最初受けました10名については全員そういう資格を取得することができたということでございます。また新たな10名ということと。今までこのドローンを、ということでございますけれども、当然、災害時を想定していますので、災害訓練の時にもやりますし、先般の台風等の中で台風の風がおさまった中で、印南地域につきましては、上空から一度、屋根が飛ばされた状況ということで飛ばして映像化をしたものもございます。また、公共施設の中の屋根等でございますけれども、例えば上道の改良住宅の屋根がかなりやられている所もございます。そういう所についてドローンを飛ばしてできないかというふうなこと等でございます。そういった場合につきましては、総務課の職員が行くのではなくて、建設課にもその資格を有する者がございます。その者が飛ばしてくる、そして建設課長に報告をするというふうなものでございます。非常に活用の範囲が今後ますます増えてくるのではないかというふうに考えてございます。 以上です。 ○議長 次。 -総務課長- ◎総務課長 次の防災諸費でございます。防災諸費につきましては、ホームページの改修委託料ということと、緊急地震速報のシステムの改修委託料ということでございます。この2つにつきましては別物でございます。ホームページの改修委託料につきましては、今、Jアラート、気象庁のほうから警報等が発令されて住民の方に自動的に行政無線で発表されます。それを受けまして、うちところの職員が参集をして、ホームページの「防災」のところ、一番左の上のほうに防災のボタンがあると思いますけれども、そこに「現在、印南町にこういうふうな警報が発令されています。後の気象情報に十分注意してください」というふうなことを手で打ち込んでございます。それをリンクさせようというものであります。だからJアラートから飛んできたものを、そのままリンクをさせるということでございます。職員が着くまでにそのホームページが先に立ち上がっている。だから印南町のホームページを見ていただくと、「今、印南町にこういうふうな警報が発令された」というのが即分かるというシステムでございます。 それから、緊急地震速報の関係でございますけれども、これにつきましては、今現在、教育委員会のほうを主としまして8校の学校と公民館が緊急地震速報をつけてございます。民間のシステムでございますけれども、同じく気象庁等のデータを基に、瞬時に地震が起こり得るというふうなことで、小学校でも外の運動場に向けてマイクで放送したりというふうなこと等が自動で鳴るものでございます。その機械の「親」の部分が公民館にございます。そして「子」の部分が各学校、そして「孫」の部分がこの役場の総務課の所についてございます。それを、やはりこの庁舎しか安全だというふうなことの中で、親をこの庁舎の総務課の防災室の所につけよう、そして、子を各学校にというふうにしよう。先般の公民館の停電の時もそうだったんですけれども、公民館が停電しますと、その子、学校にそれを送れないということが出てきます。それでは困るということの中で、役場に親を持ってきまして、役場から各学校に全て流してしまうというふうなことであります。その引き換えの経費等が今回の補正予算の経費でございます。 以上です。 ○議長 次。 -住民福祉課長-住民福祉課長 社会福祉協議会の補助金が233万7,000円でございます。これにつきましては、先ほど議員のほうから手話のボランティアセンターの立ち上げというふうなご質問もあったかと思いますけれども、そのボランティアセンターを立ち上げるという計画は今のところございません。それをまず前段にお話しさせていただいておきまして、今回の233万7,000円の補助金の中には、昨日来からの一般質問の中にもございましたけれども、災害対応といったようなところで、要援護者台帳の整備というふうなものも考えてございます。要支援者、現在300名程度ございますけれども、この要支援者のところの台帳をもう一度チェックし直すというようなことも、今回の補助金の中に盛り込んでございます。また、それに係る超過勤務手当であるとかホームヘルパーさんの人件費であるというのも含めてございます。また手話条例につきましては、この条例の担保になる施策ということで、現在考えているのが、小・中学校に36クラス現在ありますけれども、こういったところに講師もクラス単位で派遣できたらなというふうにも計画してございますし、また町内の事業者等への講座というのも10回程度考えてございます。また我々職員等、また一般の方等の教室というのも、月に2回程度のことで10月から始めて3月までやっていきたいなというふうに考えています。そういったことで、総計233万7,000円の補助金ということでございます。 以上でございます。 ○議長 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 私、このボランティアセンターというのは、先般、議会前の全員協議会の場で事前説明の時にざっと説明いただいたんですけれども、その時にメモ書きしていたんで。それがもし違うんだったら総務課長から1回、その時のあれが違うんだったら違うと言っておいていただければ。違ったら直す、確認です。それだけです。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 その中に色々と含まれている金額的なものと、それから今現在、社会福祉協議会にお願いしまして、ボランティアセンターを立ち上げる時に資機材、スコップであったりとか一輪車であったりとか手箕であったりとか土嚢袋であったりとかいうのがございます。そういう部分等につきましては、報道等でもされていますけれども、全社協、県社協が主となって地域のまちの社会福祉協議会と連携して現地ボランティアセンターを立ち上げるというものでございます。 その資機材等につきまして、今、紀北、紀南のほうにはステーションと言いますか置く所があるんだけれども、紀中のほうに無いんだという話等がございました。そして住民福祉課長等と話をしまして、それであればちょうど良いんではないかと、印南町にそのステーションを置いてもらおうやないかと。早く言えば、色々の施設の所で置ける部分について資機材等については社会福祉協議会のほう、県社協を中心とするわけでございますけれども、そちらのほうから一輪車であったり土嚢袋であったりとか色々を置いてもらおうと。そしたら、紀中のステーションとなれば、災害があった時にいち早く印南町がその資機材を使えるんではないかというふうな取り組みもございます。それを是非ともということの中で、前回そういう時の人件費、その準備等もございますし、この間の台風のこともございますし、手話のこともありますし、そういう中で色々と計上していただきたいということを住民福祉課長と協議して、今回の予算額になったものでございます。ですので、その中にそういう一部も含まれているということでご理解をいただきたいと思います。 以上です。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 その次に、22ページの消防の関係であります。消防の施設費のところの消火栓であります。上野山の地域でかなり家が増えてございます。そして、これで良いのかということでございますけれども、今、水源を消防が確保しているのは、避難センターに防火水槽が1個ございます。そして消火栓が1つも無いという状況であります。ただ、もう少し家が増えればということもあるんですけれども、あいにく消火栓を引くにしても、水道の本管が来ていないというのがネックでございます。ですので、今回1ヶ所しか設置できないのは、水道の本管の来ている所までということでございます。また住宅がどんどん増えてきますと、必要に応じて消火栓も増やしていきたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 簡単なことなんですけれども、水道管来ていないということなんですけれども、林野火災とかいうのも想定されるので、この際されてはどうですか、そこだけ。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 林野火災等もございますけれども、あくまでも水道というのは生活水が主でございますので、今後、消火栓のためだけに水道管を走らすということは今のところは検討してございません。ただ、今後住宅が増えてくるにしたがいまして、その水道管の太さを大きくしていただくとか、そういうこと等については協議していきたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長 次。 -総務課長- ◎総務課長 次は、24ページであります。24ページの公共・公用施設の災害復旧ということであります。その上には文教施設等も載せてございますけれども、これにつきましては全協の時にもご説明させていただきましたけれども、この予算をする時に非常に金額的に絞ることが難しい時期でございました。台風21号という大きな被害を受けたということの中で、予想以上の暴風雨であったということでございます。そういう中で金額を弾き出しているわけでございますけれども、これで全てが賄えるかどうかということもこの段階では非常に分かりにくい点もございましたし、これで余るのではないかという議論も、非常に分かりにくいところがございます。ただ、この時もご説明させていただきましたけれども、とにかく応急処置をさせてもらうための費用が欲しい、また、ブルーシートだけかけているのではなくて、次の台風が来たらということ、また大雨が来たらというふうなこと等のために、今回正確な積み上げではございませんけれども、持たせていただきたいというお願いのもとで持ったわけでございます。 文教施設等につきましても、各学校、4小4中につきましても少なからず、かなり被害が出てございます。それにつきましても、子どもの安全に関わる部分につきましては大至急、応急的に求めてしまうというふうなこと。また、公共・公用施設等につきましては、具体的にということでございますけれども、今色々と言ってきてもうている部分でございますけれども、先ほども少し触れましたけれども、上道の改良住宅等につきましてかなりダメージを受けてございます。新たに建った部分、または以前から建っている部分等について、昭和49年建ての部分等もございますけれども、そういう部分がかなりダメージを受けてございます。屋根等の損傷等もございますし、シャッター部分もありますしというふうなこと等がかなり出てございます。切目川団地も出てございます。またJRの印南駅舎、また印南駅舎の横の駐輪場。それから役場のこの本庁の自転車置き場。それから切目大型共同作業所、陽の入っている部分でございます。またはその前の切目社会教育センター、これにつきましては、かなり屋上の防水シートがはね飛ばされているということでございます。また、印南の肥料工場の大型作業所の部分、また旧の水産加工の部分等でございます。 そういう中で、これとは別に各集会所等についても被害が出てございます。例えば山口の研修センターであったりとか、宮ノ前の集会所等、また川又の集会所等、そういう被害も出てきてございます。その部分につきましては地元負担ではございますけれども、役場の関係の中で役場の共済に入っていただいているという部分で、共済で半額下りて、地元からあと半額をいただく、そして全額、町から払うというものでございます。実質的には地元が使用している部分については全て地元負担でございますけれども、役場のこの予算の中を通していくというものでございます。ですので、今回そういうふうな部分も見込んだ中でかなりの額が出てくるのではないかということ。これはあくまでも総務課と、今言ったのは建設課部分でございますけれども、生活環境課が所有している建物、また今まで対応してきた部分等につきましても、それがその特会で見るのが良いのか一般的な災害のこの部分で見るのが良いのかというふうなこともあった中で、できるだけ1ヶ所で災害の費用を計上しようやないかということで、今回このところに計上をさせていただいてございます。ここで一括で計上するしか、後で「台風21号の時の被害額は」ということが分かるのではないのかということ。 この予備費の1,500万円につきましても同じですので続けて説明をさせていただきますけれども、この1,500万円で足りるのかどうかということも非常にアバウト、という言葉がどうかとは思いますけれども、で計上させてもうています。それはいち早く直したいという思いから計上させていただきまして、応急的な部分等につきまして本体の予算で足らなければ、この予備費を活用したいということでございます。ただ、大きな工事等になりますと、また別に補正予算を組ませていただくということでご理解いただきたいというふうに考えてございます。 以上です。 ○議長 次。 -9番、古川眞君- ◆9番(古川) 1件、質問させていただきます。21ページの衛生費のところなんですが、これ御坊市外五ヶ町病院経営事務組合の負担金として3,728万8,000円、これ負担金としてありますけれども、この負担金の詳細というのをお聞きできますか。お願いします。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 詳細につきましては、当初予算でも説明させていただいておるとは思いますけれども、この今回補正させていただく3,728万8,000円につきましては、普通交付税といいまして、交付税で病院経営事務組合関係の負担金が措置されます。その普通交付税のものが今回3,728万8,000円ということでございます。したがいまして、当初予算では6,096万9,000円の予算計上になってございますけれども、これにつきましては、日高病院における一般病棟の工事負担金であるとか土地購入費であるとか、病院の施設に今まで起債とか借りて病院が事業をしてございますけれども、そういった部分であるとか、当然、病院内の色々な医療機器であるとか、そういったリースであるとかというふうな、病院経営をしていくために必要な経費というのを、市町村が共同で、御坊市とそれから美浜町、日高町、由良町、日高川町、印南町で、共同で持っているというのが、この日高病院の総合事務組合の負担金ということになってございます。当初予算で6,096万9,000円を計上しておって、今回3,728万8,000円の増額をさせていただいているところですけれども。また12月時期になると、今度は特別交付税というのが、ルールでございまして、それにつきましてはまた12月議会で補正させていただくという形になろうかと思います。 以上でございます。 ○議長 -6番、玄素彰人君- ◆6番(玄素) 6番です。 4つあります。20ページの1つ目は、ホームページ改修委託料というところがあったと思います。さっき岡本議員からも質問があったと思うんですけれども、ここのこのホームページとシステムの改修委託料98万3,000円の中に、これは過疎債とか緊急防災の事業債とかそういうのは嵌めてあるんかどうかということ。あとさっき「情報を手入力していたやつを手入力せんで良いように」ということであったと思うんですけれども、防災無線の情報に関しても今、手入力されていると思うんですけれども、この改修費の中で一遍にいくような計画になっているのかということをまず1点お聞きします。 それと2点目、ちょっと上へ上がってもうて、弁護士の委託料についてなんですけれども、これ大体、事件の内容は分かっているんであれなんですが。結局、里道を越境して家建てられたり侵入したりというのが結構あるように聞くんですけれども、それに関して今回のこの事件って起こっていると思うんですが。ほかに里道を管理している所、越境している所を、町で、例えば何ヶ所ありますと把握されているのか、ということについて、2つ目お聞きします。 それと3つ目なんですけれども、同じ20ページの海抜標示板のところですけれども。これだんだんペンキ薄くなってきて交換するというふうに思っているんですけれども。今回、例えば今まで1回2回拭いて綺麗にされてきたと思うんで、いっぱいいっぱいになったんで交換されるんだろうけれども、そこが問題であるんならば、強化シール張ったりとか、要はそこの見えなくなる所を見えるようにしたら良いんで、今度こそもうちょっと長持ちするようなものというようなことを普通考えるんだと思うんですが。前回、最初購入した時よりももうちょっと強化したものを買われるのか、何枚買われるのかということについてお伺いします。 それとあと23ページ、これ最後ですけれども、エアコンの空調のところです。エアコンの空調に関して一般質問のほうでもさせていただいたんですけれども、1つ目としては、これでエアコン入ることによって小学校の、中学校もそうですけれども、授業が快適に送れるというふうになるんだと思うんですね。行政報告の中には、学力テストは、残念ながらあの行政報告の内容を聞いていると、去年よりも小学校も中学校も落ちているんだろうなというふうに思いますし、現町政になってからは多分、前町政よりも中学校、小学校とも下降気味という傾向は続いているんだろうなというふうに思います。今回このエアコン導入に当たって国のほうでも「夏休み、冬休みというのも、同時に考える機会になってください」というような、一つ注釈みたいなのが付いていたと思うんですけれども。学校の成績がどうやからと、もちろん先生に頑張ってもらわなあかんところもあるんですが。例えば海南市なんかは多分1週間から10日ぐらい夏休みを短縮して、エアコン入っている所です、もう既に入っている中では、そうやって授業時間を確保する。結果としてそれが毎日タイトになっている先生方のご負担を緩和するということにもなるんだろうと思うんですけれども。教育委員会でそういった検討をされるのかということがまずこのエアコンのうちの1つ。 それから2点目なんですけれども、これは一般質問とも関連してくるところなんですけれども、これ平成26年に、今度トラフ地震が起こった時の被害想定というのが出ていると思うんです。印南町には普通に住まれている家とか建物含めて8,100件あって、これがトラフのシミュレーションによれば50%を超える家が全壊または半壊になっていると思うんです。単純に今の津波想定区域というのを見た時に、僕のこれ大体の見通しなんですけれども、印南と切目で1,000件近いお家が浸水するだろうと。だったら1世帯に2人住まわれているとして2,000人の方というのはどこか避難せなあかんと。ほなどこへ避難するのよと。今、切目の中学校は浸水区域になったあって、印南の小学校、体育館、中学校も浸水区域になっています。この2,000人の方というのをどこに収容するのかなと考えた時に、今の町にそのプランというのは、あるんだったら言ってほしいんですけれども、無いように思います。僕の頭の中だったら、例えばゴルフ場を使わせてもらう、例えばバックアップとして稲原の小学校、中学校を使わせていただく。切目川筋に関しては印南・切目小学校と、例えばラ・グレース、かつ清流小学校・中学校というのがその避難先になるのかなというような想定を考えるんですけれども。これエアコンに関しての質問なんですけれども、だったらその時に、冬の物すごい寒い時をこれは想定しての26年のシミュレーションだと思うんですが、夏の物すごい暑い時に、例えばそういった所に避難されてきて、扇風機で対応できるんですか、ストーブで対応できるんですか、それだけの用意できているんですか、と言ったらできていないと思うし、それがちゃんとできていなかったら、ほかの復旧復興も遅れてくる。大災害の想定をイメージした中で、今回のクーラーの設計を出す時に、そういうところも設計に載せておけば防災対策も一緒に進められるし、発電機をそういったところに購入して置いておけばその対応ができる、という趣旨で質問させていただいたんです。だから今回の設計の中にそういったことも踏まえて、別にどうしてもやれとは言えへんですし、最終責任とられるのは執行部の方ですからあえて言いませんけれども、そういうようなことをお含みいただきたいんやけれども、そのことについて避難計画も含めて、どなたでも結構なんで答弁をしていただきたいというふうに思います。 それとエアコンのところで3つ目なんですけれども、設計料1,000万円出ています。他所の町で今回5つの小学校と2つの中学校の設計でも同じように金額1,000万円ぐらいで、ほぼそんなに変わらず出ていたんですけれども。この1,000万円の算定の根拠というのは何なんでしょうか。例えば「見積もりの段階からこういうふうにしてとっています」ということについてお聞きしたいと思います。 以上、4つお願いします。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 まず最初に、私のほうの20ページの防災諸費のところであります。ホームページのところでございますけれども、このホームページ等につきましては、緊急地震速報システムでございますけれども、財源は一般財源で、起債等は嵌めてございません。ただ、議員おっしゃること等につきましては、その起債で、例えば緊防であったりとか過疎債等が嵌まらないのかというふうなことでございますけれども、過疎債等につきましても印南町はかなり有効に活用してございます。ただ、その過疎債も、申請すれば普通に付いてくるというものではございません。全体枠がございまして、その中でいかに印南町に配分してもらおうかということでございます。そういう中で長のほうにお願いしまして、かなり強烈にということの中で、早く言えば今、後からの質問にも出てきていましたけれども、学校の空調整備等につきましても、これは設計であって、その後に工事本体の補正予算がまた出てきます。その財源等につきまして、過疎債とかも活用したいというのが財政当局の私の思いであります。ただ、その大きな金額を即、補正で確保できるのかということもありますので、それはトップにお願いしまして強烈にアピールしていただきたいというふうに考えてございます。そういう中で、この部分については今の段階では全て単独でいこうということで実施してございます。 今後、過疎債が嵌まるようであって、印南町に配分されたものが余るのであればまた考えて、起債は後付けでオーケーということでございますので、いかんことはないんですけれども、ただ、これの部分等については単独でいきたいということ。またパワーアップの補助金等もあるんですけれども、新たに防災対策についてやり換えるのであれば付くんでありますけれども、一部改修とかそういう場合については駄目ですよというような話がありまして、単独で組んでございます。 以上です、1点目は。 ◆6番(玄素) リンク。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 防災無線とのリンクでありますけれども、今回ホームページとリンクさせるのは、先ほども申し上げましたけれども、Jアラートの関係とリンクさせます。今現在、先ほどの手話のところでもございましたけれども、今、ホームページの中に広報の行政無線というチャンネルを持っています。そちらのほうにうちところの職員が夕刻、朝、放送した内容を文字で起こしてございます。それはそういう方からお声をいただきまして、「できれば文字で」という声がございました。「当然ですね」というような話の中で、職員が起こしてございます。できるだけ行政の放送内容を伝えるツールの1つとして、職員が、例えば6時に放送する部分であれば、夕刻の5時にもう入力をしておくと。「少し早いですよ」というふうなことを言いながらやっていますし、万が一、緊急の場合は抜かったことが出てくる場合もありますけれども、特に防災については必ず載せるというふうなことでやってございます。 それとリンクできないかということだと思うんですけれども、それとは今のところリンクはできないということでございます。その無線とリンクさせること等についても検討したんですけれども、金額的に莫大な予算が要ってくるという中で、今のところはマンパワーでいこうということでなってございます。 以上でございます。 ○議長 -6番、玄素彰人君- ◆6番(玄素) 6番。 もう答弁は、よっぽどだったらまたしてもうたらと思うんですけれども。このホームページの委託もそうですし、例えばさっきのドローンの研修とか海抜標示板とか、嵌めようと思ったら嵌められるんかなというふうに思うんです。ほかのやつとの差もあるし、金額もということやけれども、200万円、300万円の、3,000万円、7,000万円とか1億円程度のものが嵌まってこれが嵌まらんというのは、ちょっと理由としてはどうかなということは申し上げておきたいと思うんですけれども。要は、別に起債したからといって、借金の額は増えるけれども最終的に印南町へ返ってくる額があるんですから。これ自分の立場に立って考えたら、それは得するほうを採るのかなというふうに思うんで。その辺のところを考慮してやっていただけたらなというふうに思います。答弁はあったらあれですけれども結構です。次、お願いします。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 今のところの100万円、200万円の感覚でございますけれども、私たちは決して100万円、200万円が安いというふうな感覚は一切ございません。得な財源、有利な財源ということでございます。ただ、先ほども申し上げましたように、過疎債であったりというのが非常に厳しい中で、かなりの金額を印南町に落としてもらうというのを、色々の活動の中でやってもうてございます。一つ例に挙げますと、本郷地内の所で今、法面の工事をやってございます。あれにつきましても起債を嵌めてございます。特段の配慮等をいただきまして「早く直せ」というふうな指令の下で、起債をそこに別枠で嵌めたわけでございます。それにつきましても、前の議会でも申し上げましたけれども、強烈に国のほうにアタックしていただいて付けてきたというものでございます。そういう中で、決して「100万円、200万円だったらもうええわ、起債無しでも」ということは考えてございませんので、その点だけご理解いただきたいというふうに思います。 以上です。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 それでは私のほうからは、2款.1項,1目.13節.委託料の住民訴訟弁護士委託料に関連しての質問だったかというふうに思います。この件につきましては、里道敷についての、ということであります。そのほかに里道に関連して、というような事件はございません。また里道敷等について、今地籍調査してございますけれども、その中で里道敷があれば、それを占用を出したりとかいうようなことの中で、一定の手続を踏まえて境界を確定しているというような状況でございます。 以上でございます。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 先ほども出ていましたけれども、海抜標示板でございます。これにつきましては200ヶ所を予定してございます。そして職員が、防災の日にとか地域の自主防とかで、拭きに回ったり、管理していたんですけれども、もう拭いてもあまり字が出てこないということがあるので、今回やり換えようということでございます。ただ、質等につきましては、前回よりは少し良くなっているという程度のものでございます。ですので何年間もつかということもありますけれども、張り替えていくのも一つの防災のあれかなということもありますし、拭くのも一つの防災の啓発かなというふうなこともありますので、ご理解いただきたいと思います。 以上です。 ○議長 -教育長-
    ◎教育長 エアコン、空調についての1点目、休業の日数をどうするのかというご指摘であったかと思いますけれども。現在、小学校は空調入っていませんから、冬休みのほうで2日間、それから中学校については、冬休み2日、それから夏休みで3日という形で短縮しております。猛暑という中で、今年度は7月に校外活動の中で亡くなるというような事例も全国的には起こってきています中で、子ども達の健康管理、それから快適な学習環境、そういったことも含めて日数検討していきたいと思っております。そういう状況で今後検討してまいりたいと思っています。 以上です。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 私のほうからは、空調の2つ目ということで、南海トラフ地震の被害を想定して設計委託料を考えていったらどうですか、ということなんですけれども。今回この委託料については、小学校の普通教室等への空調設備の設置整備委託料でございます。今のところ考えていないんですけれども、町長部局、総務課等と今後検討してまいりたいと思います。 以上です。 ○議長 -6番、玄素彰人君- ◆6番(玄素) 多分、質問したのは、設計するに当たってどういうような形で1,000万円の見積もりを立てたのかということのやつなので。今のは入れるつもりは無いということの話ですかね。総務課長あたりから来るのかなと思ったんやけれども違うんか。今のは2点目のことか。もうええよ。3点目どうぞ。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 3点目の設計委託料1,053万円は高いのではないか、どういう根拠ですかということなんですけれども。今、予算の段階であります。概算で全教室入れたいなということで設計委託料を持っていますんで、今後、入札に当たりましては詳細のほう検討しまして、設計の入札の時の価格を出していきたいなと思ってございます。 以上です。 ○議長 ほかに。 -3番、前田憲男君- ◆3番(前田) 3番、前田です。 今と同じ23ページの学校管理費の委託料、小学校のエアコンですけれども、この前、小学校の父兄の女の方、10人ぐらいのところに「ちょっと来てほしいよ」ということで、子育てとか、特にこの学校のエアコンの話になったんですけれども、「本当にその4校一遍にやってくれるんか」とか、「夏休みも工事になって、結局は2学期からしか使えんようなことにならんのか」というような中で、「嘆願書ももう作ってあるんや」というような形でした。大変不安になったり敏感になったりしているんで、まだ予算は全部取れていないと思うんですけれども、しっかりとしたタイムスケジュールをPTAのほうへ伝えるようなことはしているんでしょうか。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 完成時期の話だと思うんですけれども、周知はしているのか、ということもございますけれども。町長の行政報告の中にもありましたけれども、夏休みまでに完了したいという思いでやっています。それで実際、今回、設計予算のほうを議決いただきまして、今後、本体工事の補正としまして、今年度中にはかかっていって、春休み・連休等を見越して完成していきたいなと今は思ってございます。 以上です。 ○議長 -3番、前田憲男君- ◆3番(前田) 予定ということになるんでしょうけれども、不安を和らげるために、広報紙とか、またここでしっかりしたスケジュールを言っていただいて議会だよりに書いたりすることもできると思うんですけれども。そういうことをお願いしていきたいと思います。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 今、予定の話で、想定の話なんですけれども、「夏休みまでに」ということで、「夏までに」ということでご理解いただきたいなと思います。 以上です。 ○議長 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置です。 2点ほどお聞きさせていただきます。20ページでございます。9目の防災諸費でございます。11節の需用費の避難道整備補修費400万円でございますけれども、どこの箇所か。 そして15節の工事請負費と多分17節の公有財産購入費の件でございます。こども園と、それで町道浜会場前線と町道要害山線を連絡する延長30mの道幅を拡幅するということなんですけれども。購入されたことについては、地元の協力というのは必要不可欠であって、協力していただいてありがたいなと思うんですけれども。この道幅、今何mあって、どのぐらい幅を広げるのか。そして浜地区であればかなり民家が密集されていると思うんですけれども。家屋もございます。地震が揺った時を想定して、家屋が崩壊した時に、この道幅で要害山のほうへ避難できるのか。その点お聞きしたいと思います。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 それでは私のほうからは、防災諸費の11節の需用費の避難道整備補修費で、何ヶ所かということであります。これにつきましては、先ほど来から総務課長のほうから申し上げてございますけれども、まずこども園の避難道、こども園の園舎の裏手にある山口西ノ地線へつながる避難道であります。この部分についてのフェンス等について破損、劣化が認められますので、これを新たにやり換えるということであります。それから、特にブロック塀等、最近倒れてくるというような事故がございました。その関連で調べた中で、町道付近で特に避難道と生活道として使われる所等、チェックしてございます。その中でまずは3ヶ所予定してございます。1点目は、印南町西ノ地の久保里谷線、いわゆる千代徳さんの所から小学校へ上がってくる道でございますけれども、その上がる左手の上に、法面の上にブロック塀が乗っています。その部分を撤去ということであります。また、同じく西ノ地の東浜、元村の本村東浜線ですけれども、そちらのブロック塀、特に高い所にございますので、その部分をやり換えて、一定の柵をするというようなことでございます。もう1点につきましては、宇杉のほうに楠本商店があります。その手前に接骨院さんがございますけれども、あそこは町有地でございます。その周辺をブロック塀で覆ってございます。その不安な所、裏側でございますけれども、その部分のやり換えをというふうに考えてございます。 それから、工事請負費、また公有財産購入費でございますけれども、現在は90cmから1m弱とか1m20とかいうような形で道がついてございます。浜集会所前でございますけれども。その部分について、追加で2m、新たに幅員を設けまして、合計3mから3m余り、そういうような道を考えてございます。その中で、まずはできる所からということの中で、集会所前を通って約30m、今現在、家の手前までということで考えてございます。その中で皆さんがよりいち早く避難できる、あるいは混雑しないということの中で、低い地域には避難路が幾つあっても構わない、できる所から、というふうに考えてございます。 以上です。 ○議長 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置です。 今、課長からのお話のあったように、「できる所から」ということなんですけれども、そしたらこの30mで要害山へは到達しないのかというのをお聞きしたいのと。 町長も就任されて6年と7ヶ月ぐらい経つと思うんですけれども、マニフェストの中で僕もよう耳にタコできるほどお聞きしましたけれども、「強靭で安全・安心なまちづくり」ということをやっぱり強く思っていただいていると思うんですけれども、6年7ヶ月でかなり避難道整備は着々と進んでいるんではないかなと、僕はそのように思っております。なかなか100%というのは無理ですけれども、島田地区にしろ元村地区にしろ、この沿岸筋の本郷なり宇杉なり地方なり、かなりできておるようには見えております。今回この浜の西側ですね、こういうような要害山のほうへ行かれるということなんですけれども。僕、提案ですけれども、浜東の方、中島先生もおられますけれども、僕もあそこの避難タワーのことでも何回か質問もさせてもらいましたけれども、あれもう機能しません。何とかあそこもそういうのを着々と進めていただきたいと思う。 とりあえず先ほどの件、これ30mでクリアできるのか。できなければ、できるだけ早急に議論していただいて、できるような方向性で持っていっていただきたいと思いますので、その点どうですか。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 特に浜区においては、先生がご指摘のように密集してございます。その中で区のほうから、自主防災会から強い要望ということで、できる限り早くということも聞いてございます。その中でできる所からということで取り組んでいこうと、できる所からやれば次につながるというようなことでやってございます。今おっしゃられるように、要害山へ上がる道までは若干まだ足りません。しかしながら、これができればまた次というようなことを考えてございます。その中で地域の自主防災会、あるいは浜区の方々に皆さんに、ご協力をいただきながらというふうに考えてございます。 また、先ほど避難道をこれまでやってきたというような実績でございます。これまで24年度以降でございますけれども16路線、避難道、避難路を手がけて、工事費については4億円かけてきているというようなことであります。皆さんがいち早く助かる道を、ということでやってございますので、今後とも避難道の整備について、ご協力をよろしくお願いしたいというように思います。 以上でございます。 ○議長 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置です。 もう結構でございます。今、課長からお話あったように、16路線の4億円投入してされてきたということで、犠牲者ゼロを目指して頑張っていただきたいと思います。そして、これが完成ではありません。まだ道半ばと思うんですけれども、できるだけ地元の協力を得ながら、12月にでもこうやって提案していただけるように頑張っていただきたいと思います。 以上です。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 各議員の皆さんの質疑を聞きながら、何点か質問いたします。 20ページの9目の防災諸費、各議員の皆さんからも質疑がありました。13節と15節に関連して、今、玉置議員の質問の中で、この避難道の整備の中でブロック塀の対応も考えているということで、上道、元村、宇杉ということで具体的なご説明がありましたけれども。大阪北部地震が起こりまして、各自治体が一斉に危険なブロック塀を点検、あれは確か目視ですかね、するという行動が起こりまして、印南町でも担当課のほうで職員の皆さんが地域に出回って対応してくれたと思うんですけれども。その結果、前回の臨時議会では、切目小学校の危ないブロック塀の撤去費用ということで早速対応をされたというふうに思います。それで大阪北部地震が起こった直後に印南町がブロック塀を全地域にわたって点検をして、把握されていると思うんですけれども。今回3つの対応をするということなんですけれども、「これは対応が必要だな」というのは、全体の数から言えばどれぐらいの割合になるのかなということなんです。まだまだブロック塀の対応せなあかん箇所があるのかどうかということなんです。 それと23ページの2項の小学校費、1目の学校管理費で、13節の委託料ということで、これも各議員から質問がありました。今回、工事費ではありませんけれども1,053万円の計上ということで。学校現場と各学校の保護者の皆さんが大変要望されている。やっと実現をする方向にいっているんですけれども、これから4小の設置工事の入札もあると思うんですけれども、この各小学校の空調設備設置については、やっぱり地域に密着した公共事業だというふうに私は思うんです。入札も色々な制約があって制度もあると思うんですけれども、今回のこの小学校の空調設備の工事については、是非地元の電気屋さんとかそういう方も参加をしていただいて、地域密着型の公共事業で地域の商売をされておる方が潤うような対応もしていただきたいというふうに思うんです。それが1点です。 そしてもう1つは、今後入札も行われますけれども、工事の進め方なんですけれども。これは4つの小学校を同時に工事していくのか、1校ずつ順番に工事していくのか。そこのところ、工事の方法については、現時点でどのような構想を持たれているのか。ここのところは2点目でお願いをいたします。 そして最後に、24ページの3項の1目の文教施設の災害復旧費ということで今回350万円の予算が計上されておりますけれども、ここのところ内容についてご説明いただきたいと思います。 以上です。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 それでは私のほうからは、防災諸費の中で避難道に絡んで、ブロック塀のことについてお答えさせていただきます。職員さんが皆一斉に集まって、7月の上旬だったかと思います。その中では特に多くは個人の家庭、個人の所有というのがほとんどでありました。その中で町道に面したという所もございますので、その部分については注意喚起をしながら、「個人で対応できるなら」ということの中でもやってございます。また町道敷で、または町道に面して、あるいは避難路に面してということで、町の持ち物である部分について、ここは危ないという所をチェックしたのがこの3件と。まずはこの3件から始めたいということであります。また、この中ででも日々歩いている中で、町の持ち物であって危ないものがあれば、その都度対応してまいりたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 1点だけお聞きしたいんですけれども。危険なブロック塀を、これがほんまに危険かどうかと、鑑定する専門家もおると思うんですよ。それでは現在のところ、ブロック塀が倒れるかどうか、危険なブロック塀かと鑑定するそういう専門の人というのは、印南町ではまだまだ不足されておると、そういうふうな認識でおられるのかどうかです。それだけです。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 ブロック塀ということで個人の家庭のブロック塀も含めてでございますけれども、先般、今建設課長からもございましたように、自主防、それから教育委員会、学校現場、それと町職員ということの中で、各町職員も各地域地域の職員を張り付けまして、全ての路線を回れというふうなことの中でピックアップをしてございます。そして件数が手元に無いんですけれども、何百件というふうなものがあって、それを整理して、再度自主防災会の役員さんたちにお願いし、また通学路を学校の先生にその場で地図に入れていただいて、そこに面しているもの等をしたわけでございます。そして、やはり主となるのは、自主防災会の中で「あなたところのブロック塀が危険だと思うんであれば、今、役場に補助金が充実しています」と、そういう中をPRしてほしいということでお知らせをしたわけでございますし、長の判断によりまして、その補助等につきましても「もう少し出して、スピードを上げろ」というふうなことの中で、10万円だったやつが20万円まで、20万円だったやつが40万円までというふうに、倍に上げてPRをしたところでございます。そういった中で県と連携をしまして、今現在、県が建築士、印南町では2名程度であったと思うんですけれども、その方々と県が連携しまして、うちところの全ての情報を県のほうに渡してございます。そしてその方たちが「もう自分たちの時間で回らせてくれ」というふうなことで現在、渡しているところであります。ですので、それを持って、もし判定が必要であれば判定しますよと。ただし県と私たちの話の中では無料ですかということを聞いてございます。基本的には点検するのは無料と、ただ交通費等については実費でいただく場合があるかも分かりませんということでございます。そういう場合については役場のほうに連絡してほしいということを伝えてございます。これからそういう建築士の方等が回られる予定でございます。 以上です。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 それでは、空調設備の設計の話なんですけれども、1つ目、地域に密着した業者が潤う対応をしてはどうか、ということなんですけれども。入札の中で審査会等がございますので、そのルールの中でまた業者は選定されると思ってございます。 工事の進め方、2つ目なんですけれども、4校同時に行うか1校ずつかということなんですけれども、なるべく4校同時に行なっていかな夏までには間に合わないと思ってございます。 以上です。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 先に24ページの文教施設の災害復旧費のも答えてください。それからやりとりしてもうたらと思います。お願いします。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 文教施設災害復旧費の需用費で350万円持たせていただいているんですけれども、これについては先ほども総務課長のほうからも話あったと思うんですけれども、台風21号による文教施設の概算復旧費でございます。なるべく早くという思いで持たせていただいていますんで、これが足るか足らないかというところは後の問題になってくると思うんで、その点ご理解いただきたいなと思ってございます。 以上です。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 工事の進め方は分かりました。そしたら地元のそういう電気関係の仕事をしている業種の方なんかも、この入札のところには参加できる条件があるということで、そういう可能性もあるということで把握しておいたらよろしいですかね。 ○議長 -副町長- ◎副町長 私のほうから答弁させていただきたいと思います。今課長のほうから、私も審査会の長でございますので、今後、設計をできるだけ早くして12月中に工事を発注したいと考えております。そのやり方につきましては、4校は全て一括して入札したいんで。それを4校一括にするか1校ずつにするか2校ずつにするかとかいうこともございます。その中で私もできるだけ地元の業者に発注はしたいと思っておりますけれども、やはり工事内容の技術的なこともありますし、それから、できるだけ夏までにという思いもありますので、それができるかどうか、地元の業者でその辺が可能かどうかということも検討して決定したいと、そのように考えております。 以上です。 ○議長 ほかに。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより「議案第70号 平成30年度印南町一般会計補正予算(第3号)について」を採決いたします。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することに、ご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 暫時休憩いたします。ただいま11時4分です。11時20分まで休憩いたします。 △休憩 11時04分 △再開 11時20分 ○議長 ただいま11時20分です。 休憩前に引き続き、議案審議を続けます。 日程第5、「議案第71号 平成30年度印南町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -住民福祉課長-住民福祉課長 議案第71号 平成30年度印南町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)。 平成30年度印南町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 第1条(歳入歳出予算の補正)、第1項、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ330万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億1,724万3,000円とする。 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による、でございます。 本議案の提案理由についてご説明させていただきます。 平成29年度決算処分により確定した平成29年度事務費及び人件費に係る精算金について、一般会計繰出金の補正並びに平成29年度の出納整理期間中に賦課収納された広域連合への保険料等の負担金の計上、また、保険料軽減特例の見直しに伴うシステム改修委託料の計上が主なものでございます。 1枚おめくりいただきまして、「第1表」歳入の部でございます。 4款.繰越金、1項.繰越金276万1,000円の増。 6款.国庫支出金、1項.国庫補助金54万円の増。 以上、歳入補正合計330万1,000円を既定の予算に増額し、補正後の歳入予算を2億1,724万3,000円とするものでございます。 歳出の部でございます。 1款.総務費、1項.総務管理費140万7,000円の増。 2款.後期高齢者医療広域連合納付金、1項.後期高齢者医療広域連合納付金189万4,000円の増。 以上、歳出補正額合計330万1,000円を既定の予算に増額し、補正後の歳出予算を2億1,724万3,000円とするものでございます。 1枚おめくりください。次の事項別明細書は省略させていただきます。 34ページでございます。歳入の詳細でございます。 4款.繰越金、1項.繰越金、1目.繰越金276万1,000円の増、平成29年度の繰越金でございます。 6款.国庫支出金、1項.国庫補助金、1目.後期高齢者医療補助金54万円の増でございます。これにつきましては高齢者医療制度の円滑運営事業費の補助金の分でございます。 続きまして、歳出の詳細でございます。 1款.総務費、1項.総務管理費、1目.一般管理費140万7,000円の増でございます。主なものにつきましては、平成29年の精算分でございます一般会計への繰り出しというものが主なものでございます。 続きまして、2款.後期高齢者医療広域連合納付金、1項.後期高齢者医療広域連合納付金、1目.後期高齢者医療広域連合納付金189万4,000円の増でございます。出納整理期間中でございます4月、5月に収納された保険料の分でございます。 以上、よろしくご審議の上、議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長 本案について質疑を行います。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10番、榎本です。 今、課長から提案理由の説明がありましたけれども、35ページの1項.1目の一般管理費、13節の委託料ということで、システム改良の委託料ということで54万円が計上されております。これは、確認だけなんですけれども、このシステムを改良しなければならないというのは、後期高齢者医療制度の中で所得の低い方への軽減措置、ずっと9割、8.2割、5割、そして2割ということで、何種類かの軽減措置がありますけれども、特に9割軽減措置がこの間、一貫して軽減率を下げられてきました。元々は9割やったんですけれども7割に、そして5割にと。そして今回はその5割をなくしてしまうと。そのためのシステム改良ということで54万円の計上になっていると理解をさせてもうたらよろしいですか。それだけです。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 議員の質問のとおり、社保等の元被扶養者の方の均等割の軽減のところの軽減がなくなっていくということでございます。 以上でございます。 ○議長 よろしいか。 ほかに。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 今提案されております議案の第71号に対して討論を行います。 今回の歳出の1目の一般管理費の13節.委託料で54万円が計上されております。後期高齢者医療制度の中に所得の低い被保険者に対して9割、8.5割、5割、2割の軽減措置がありますが、特にこの9割軽減はこの間、7割、5割と割合がダウンしてきております。そして被保険者の負担が増加しています。今回の予算に計上されているシステム改修は、現状の5割までダウンした軽減措置を平成31年度からなくしてしまう、そのための改修費用の予算計上ですので、私は賛成することはできません。大変深刻な状況になると思います。平成31年度から新たに75歳になる後期高齢者医療制度に加入する人は、2年間に限り5割軽減が適用になるとも課長のほうから聞いておりますけれども、このような措置をとるならば軽減措置を平成31年度からも続けるべきと私は考えるものであります。以上の観点から、この議案には賛成することはできません。 以上です。 ○議長 討論を終わります。 これより「議案第71号 平成30年度印南町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について」を採決いたします。 この採決は、起立によって行います。 本案は原案のとおり決定することに、賛成の方は起立願います。        賛成10、反対1(10番) ○議長 起立多数であります。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第6、「議案第72号 平成30年度印南町介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -住民福祉課長-住民福祉課長 議案第72号 平成30年度印南町介護保険事業特別会計補正予算(第2号)。 平成30年度印南町介護保険事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 第1条(歳入歳出予算の補正)、第1項、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,239万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ10億3,312万円とする。 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による、でございます。 本議案の提案理由についてご説明させていただきます。 平成29年度決算処分により確定した介護給付費及び地域支援事業費に係る支払基金からの精算金の補正並びに介護給付費等の精算に伴う一般会計繰出金の計上、また、介護保険制度改正に伴う電算システム改修に係る国庫補助金の計上及び介護予防住宅改修費、介護予防生活支援サービス事業費の決算を見込んだ補正計上をするものでございます。 1枚おめくりください。「第1表」歳入の部でございます。 3款.国庫支出金、2項.国庫補助金83万円の増。 7款.繰入金、1項.一般会計繰入金83万円の減。 8款.繰越金、1項.繰越金2,066万3,000円の増。 9款.諸収入、3項.雑入173万3,000円の増。 以上、歳入補正合計2,239万6,000円を既定の予算に増額し、補正後の歳出予算を10億3,312万円とするものでございます。 歳出の部でございます。 1款.総務費、1項.総務管理費1,239万6,000円の増。 2款.保険給付費、2項.介護予防サービス等諸費100万円の増。 3款.地域支援事業費、1項.介護予防・生活支援サービス事業費900万円の増。 以上、歳出補正合計2,239万6,000円を既定の予算に増額し、補正後の歳出予算を10億3,312万円とするものでございます。 1枚おめくりいただきまして、次の事項別明細書につきましては省略させていただきます。 42ページの歳入の詳細でございます。 3款.国庫支出金、2項.国庫補助金、4目.介護保険事業費補助金83万円の増でございます。これにつきましては、介護保険制度の改正に伴うシステム改修の補助金でございます。 7款.繰入金、1項.一般会計繰入金、1目.一般会計繰入金で83万円の減額でございます。これにつきましては、上記のシステム改修費の国庫補助金の財源振り替えということで、事務費の繰入を一般会計のほうへさせていただくものでございます。 8款.繰越金、1項.繰越金、1目.繰越金2,066万3,000円の増でございます。これにつきましては、平成29年度からの繰越金ということでございます。 9款.諸収入、3項.雑入、3目.雑入173万5,000円の増でございます。主なものにつきましては、社会保険の診療報酬支払基金からの精算金としての122万5,000円が主なものでございます。 続いて、歳出の詳細でございます。 1款.総務費、1項.総務管理費、1目.一般管理費で1,239万6,000円の増でございます。これにつきましては、一般会計のそれぞれの精算した分の一般会計への繰り出し分ということでございます。 2款.保険給付費、2項.介護予防サービス等諸費、1目.介護予防サービス等諸費、これにつきましては100万円の増でございます。介護予防の住宅改修費の増額となってございます。 3款.地域支援事業費、1項.介護予防・生活支援サービス事業費、1目.介護予防・生活支援サービス事業費につきましては900万円の増でございます。これにつきましては、町が行う介護予防の取り組みでございます介護予防・生活支援サービス事業費の増額ということでございます。 以上、ご審議の上、議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長 本案について質疑を行います。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10番、榎本です。 課長、ご質問するんですけれども、介護保険を受けるためには、「受けたいんや」ということで窓口へ行って、すぐに受けられるわけじゃないんですね。認定というのが、ハードルがあるわけなんです。医者の判断とかいろんな人の手続があって、その中に総合事業という段取りもあるんですけれども。例えば昨年度の印南町の介護保険の認定率というのはどのようになっていますか。それで県下的に言うたら、印南町の介護の認定率は高いほうですか、低いほうですか、ということなんです。 その関係、関連して43ページの1項の1目の介護予防・生活支援サービス事業費ということで、19節に介護予防・生活支援サービス事業費として900万円、かなり大きな額が計上されておるわけですけれども、これは簡単に言えば介護の認定に至るまでの間の手続をして、できるだけ介護制度にお世話にならんような対応をしようということでやられている事業と思うんですけれども、ここに900万円の増額がありますけれども、この理由について答弁いただきたいんですけれども。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 率につきましては、ちょっと数字は手元に持っていないんですけれども、直近の状況でご説明させていただきますと、居宅サービスの受給者が現在268名、これ5月1日現在でですけれども、いらっしゃいまして、これの認定者は472名となってございます。また施設介護につきましてのサービス受給者は126名で、このうち126名が認定者ということでございます。それで県下の位置というのがどうかなということでございますけれども、県下での数字も現在資料を持ち合わせてございませんので、また必要でございましたら後日提出させていただきます。 それから、介護予防・生活支援サービス事業費の900万円増額ということでございますけれども、元々当初予算のところから、事業者の状況とかちょっと見えない部分もございましたので、比較的抑えて当初から計上していたというところもあるんですけれども、要支援の人が現在通っている訪問型の施設であるとか、印南町では三和デイサービスができたりとか、あと美浜町のほうにも美浜デイサービスができるというようなこともございまして、当然、社会福祉協議会であるとか北出であるとかニチイであるとかという所がこのサービスをやっているんですけれども、ちょっと増えている傾向には当然ございます。そういう増えているというのは、じゃどういうことかということですけれども、今年の3月末の状況で115名の方が利用していたんですけれども、今回8月の末で136名と、21名の方が増えてございます。そういった需要があるのかなというようなことで、今回2,460万円の予算現額になると思うんですけれども、それを見込んで補正予算対応させていただいているということでございます。 以上でございます。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 私が今、問題意識を持ったのは、県下的に印南町の認定率がどうやったかというのは、課長、資料を持ち合わせていないということで、また後で教えていただけたらと思うんですけれども、もし認定率が低い状況でずっと推移していくならば、それは一体何が原因なのかということで言ったら、1つはこの今、900万円の予算計上されているこういう印南町としての取り組みがうまいこといっておるという理由で認定率が下がっておるということになれば非常に良い傾向なん違うかな。そこのところの関連を知りたかったんで質問させてもうたんです。もうご答弁よろしいです。 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより「議案第72号 平成30年度印南町介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について」を採決いたします。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することに、ご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第7、「議案第73号 平成30年度印南町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -生活環境課長- ◎生活環境課長 45ページでございます。 議案第73号でございます。平成30年度印南町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)。 平成30年度印南町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 第1条(歳入歳出予算の補正)、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ22万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億5,193万4,000円とする。 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 予算補正の内容でございますが、平成29年度決算による繰越金及び平成29年度事業分の消費税、地方消費税の確定、また、農集施設機能強化工事に係る旅費の計上が主なものでございます。 1枚おめくりください。「第1表 歳入歳出予算補正」の歳入でございます。 6款.繰越金、1項.繰越金250万円に22万5,000円を増額し、272万5,000円とする。 歳入合計、1億5,170万9,000円に22万5,000円を増額し、1億5,193万4,000円とするものでございます。 歳出でございます。 1款.総務費、1項.総務管理費3,112万円に20万3,000円を増額し、3,132万3,000円とするものでございます。 4款.予備費、1項.予備費88万2,000円に2万2,000円を増額し、90万4,000円とするものでございます。 歳出合計、1億5,170万9,000円に22万5,000円を増額し、1億5,193万4,000円とするものでございます。 1枚おめくりください。48ページ、49ページの歳入歳出補正予算事項別明細書の総括につきましては説明を省略させていただきます。 1枚おめくりください。50ページ、歳入の詳細でございます。 6款.1項.1目の繰越金250万円に22万5,000円を増額し、272万5,000円とするものでございます。平成29年度決算に伴います繰越額の確定によるものでございます。 歳出の詳細でございます。 1款.1項.1目の一般管理費3,112万円に20万3,000円を増額し、3,132万3,000円とするものでございます。詳細につきましては、旅費で12万円、公課費で8万3,000円の増額でございます。 4款.1項.1目の予備費88万2,000円に2万2,000円を増額し、90万4,000円とするものでございます。予算調整によるものでございます。 以上でございます。ご審議の上、ご承認賜わりますようよろしくお願いいたします。 ○議長 本案について質疑を行います。 -6番、玄素彰人君- ◆6番(玄素) 6番です。 もうこれ旅費だけのことなんで旅費についてお伺いしたいんですけれども。今、説明で農集の機能強化のための旅費やということの説明受けました。12万円やと。2つあるんですけれども、1つは農集の機能強化のための旅費であるんならば、事業費嵌まらんのかなと。要は国・県支出金、地方債その他、一般財源で全部見てあるということになると思うんですけれども、事業費嵌まる旅費じゃないですかということまず1つと。 具体的に、何人でどこへ行かれるのか、ということについて答弁いただけますか。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 旅費につきましては、過疎債、事業債のほうで工事費のほうを見てございますので、今回、一般財源のほうで持たせていただいてございます。 そして何名がどこへ行くのか。2名が、この機能強化の契約先であります株式会社西原環境という所がございます。それが、自社工場が新潟県の長岡市にございます。そちらのほうへ行っての、試験検査のための旅費でございます。 以上でございます。 ○議長 -6番、玄素彰人君- ◆6番(玄素) 6番です。 要は事業債充てるということは、その旅費に関しては一般会計から丸々繰り出しということでないんかなということを再度確認と。 あと新潟県へ行かれると、検査に行かれるということなんだけれども。その何を検査するの。検査する義務があるんかどうか。実際どういった検査されるんかということについて、もう1回お願いできますか。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 事業債につきましては、今のところ一般財源ということで考えてございます。 検査についてですが、膜分離装置が今、海外生産でやってございます。それについての試験検査でございます。立ち会わなくてはならないと考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -6番、玄素彰人君- ◆6番(玄素) 試験、立ち会わないと駄目なんですね。 ◎生活環境課長 はい。 ◆6番(玄素) そしたら結構です。 ○議長 ほかに。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより「議案第73号 平成30年度印南町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について」を採決いたします。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することに、ご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第8、「議案第74号 平成30年度印南町水道事業会計補正予算(第3号)について」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 53ページ、議案第74号でございます。平成30年度印南町水道事業会計補正予算(第3号)についてでございます。 補正の理由でございますが、印南地区上野山への消火栓の設置及び公用車の新リース車への変更等に伴います歳入歳出の予算補正でございます。 それでは、予算を説明させていただきます。 第1条、平成30年度印南町水道事業会計の補正予算(第3号)は、次に定めるところによる、でございます。 第2条、平成30年度印南町水道事業会計予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。 収入、1款.水道事業収益2億255万7,000円に85万円を増額し、2億340万7,000円とする。1項.営業収益1億3,517万1,000円に85万円を増額し、1億3,602万1,000円とするものでございます。 支出、2款.事業費2億4,078万1,000円に91万6,000円を増額し、2億4,169万7,000円とするものでございます。1項.営業費用2億1,495万6,000円に91万6,000円を増額し、2億1,587万2,000円とするものでございます。 1枚おめくりください。収益的収入及び支出の収入でございます。 1款.水道事業収益、1項.営業収益、3目.受託工事収益の受託工事収益60万6,000円に85万円を増額し、145万6,000円とするものでございます。消火栓設置工事補償費の85万円でございます。 収益的収入及び支出の支出でございます。 2款.事業費、1項.営業費用、4項.総係費3,503万5,000円に6万6,000円を増額し、3,510万1,000円とするものでございます。その内訳等でございます。賃借料264万円に6万2,000円を増額し、270万2,000円とするものでございます。公用車リース料の6万2,000円でございます。保険料3万1,000円に4,000円を増額し、3万5,000円とするものでございます。公用車損害保険料の4,000円でございます。8目.受託工事費の受託工事費60万6,000円に85万円を増額し、145万6,000円とするものでございます。消火栓設置工事費の85万円でございます。 以上でございます。ご審議の上、ご承認賜わりますようよろしくお願いいたします。 ○議長 本案について質疑を行います。 -6番、玄素彰人君- ◆6番(玄素) 2つ教えてください。もう聞いてあって、僕聞き損じてあったかも分からんのですけれども、この消火栓というのは、町の土地へ設置するのか民間の土地をお借りして設置するのかということと。 あと22ページのこの総務消防費のところでは消火栓等設置工事負担金。負担金ということで支出をしてあるんですけれども、この54ページのところの受けのところでは、消火栓設置補償費というふうに記載があるんですね。これ単純なミスなんか、これどっち正しいんかと言ったら多分この負担金なのかなというふうに思うんですが。その点だけ2つ答弁願います。
    議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 消火栓の設置場所ですが、公共地でございます。 続きまして、この補償費と謳われていることについては問題無いと考えています。ただ今後においては整合性を図っていきたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -6番、玄素彰人君- ◆6番(玄素) 補償費で問題無いんですね、もう1回。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 この54ページからについては実施計画ということで附属説明資料になりますので、問題無いと考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -6番、玄素彰人君- ◆6番(玄素) これ負担金と補償費だったらここに記載すべき文言はどっちが良いんでしょうかと言ったら、どないに答えられますか。もう1回答弁。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 文言的に言いますと負担金が良いのではないかと考えてございます。 以上でございます。 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより「議案第74号 平成30年度印南町水道事業会計補正予算(第3号)について」を採決いたします。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することに、ご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 ここで暫時休憩いたします。ただいま11時53分です。13時まで休憩いたします。 △休憩 11時53分 △再開 13時00分 ○議長 休憩前に引き続き、議案審議を続けます。 日程第9、「認定第1号 平成29年度印南町一般会計歳入歳出決算の認定について」から、日程第16、「認定第8号 平成29年度印南町水道事業会計決算の認定について」まで一括上程し、議題といたします。 町長より一括して説明を求めます。 -会計管理者- ◎会計管理者 認定第1号から認定第8号は、平成29年度印南町一般会計歳入歳出決算、及び国民健康保険事業、後期高齢者医療、介護保険事業、滝ノ岡専用水道事業、農業集落排水事業、同和対策新築家屋貸付金の各特別会計歳入歳出決算認定、並びに、水道事業会計決算の認定についてでございます。 私のほうからは、平成29年度印南町一般会計決算のほか、6事業特別会計決算を地方自治法第233条の規定により、監査委員の意見書を付けて提出し、認定を求めるものでございます。平成29年度決算全体の説明の前に、決算書の構成についてご案内いたします。 最初に、認定第1号から認定第8号までに続きまして、監査委員の平成29年度印南町決算審査意見書を、その次に平成29年度印南町決算附属資料を、さらに、別冊の一般会計決算書ですが、その冊子末尾の206ページからは財産に関する調書をつけてございます。また、その次の別冊は認定第2号から8号までの6つの特別会計決算書と印南町水道事業会計決算報告書となってございます。水道事業については、後ほど生活環境課長からの報告がございます。なお、監査委員の意見書の資料として、平成29年度会計別実質収支一覧表、町税等の収納状況一覧表を添付してございますので、ご高覧賜りたいと存じます。 それでは、まず全体の概要につきまして、平成29年度印南町決算附属資料によりご説明申し上げます。こちらでございます。よろしいでしょうか。 おめくりいただきまして、1ページ、2ページをご覧ください。平成29年度決算状況について、各会計別にご案内してございます。 まず、特別会計を含む全体の合計から申し上げますと、収入済額は84億8,292万8,530円で、前年比12億823万1,693円の減でございます。 不納欠損額は、合計326万9,415円で、前年比384万6,991円の減でございます。一般会計で325万円余りの減、国保や同和新築の特別会計でも合わせて24万5,000円余りの減となってございます。 次に、収入未済額は合計4億1,916万1,173円で、このうち繰り越し事業による収入未済額として、国庫支出金1億3,876万4,359円、県支出金3,312万9,000円、地方債8,460万円が含まれてございます。 続きまして、支出済額は合計83億486万7,825円で、前年比11億6,224万2,903円の減でございます。また、翌年度繰越明許額は3億5,074万1,000円で、前年比2億8,679万9,000円の増でございますが、主に国の補正予算における事業採択による繰り越しがあったためでございます。 以上、一般会計並びに6事業特別会計全ての歳入歳出差引合計では、1億7,806万705円の黒字決算となってございます。 1枚おめくりいただきまして、これは、一般会計に限っての歳入と歳出の分析で、科目別に構成比率を算出し、前年度と比較してございます。 まず、歳入でございます。科目、1款.町税は9億6,210万9,786円で、前年比2,467万5,109円の増でございます。 3款から9款の各種交付金につきましては、景気低迷が続く中ではございますが、7款のゴルフ場利用税交付金以外は増額となってございます。 10款.地方交付税は21億6,374万3,000円で、前年比2,394万7,000円の減でございます。 14款.国庫支出金は5億7,164万7,006円で、前年比5,612万9,318円の減でございます。 15款.県支出金は3億7,738万9,815円で、前年比4,503万8,079円の増でございます。 16款.財産収入は2,940万6,902円で、前年比1,029万4,303円の減でございます。 17款.寄附金は349万円で、前年比48万円の増でございます。 18款.繰入金は1億1,347万1,000円で、前年比2億9,421万3,000円の減でございます。 21款.地方債は6億6,110万円で、前年比7億1,420万円の減でございます。 続きまして、4ページ、歳出でございます。 2款.総務費は13億3,557万3,284円で、前年比9億5,479万8,594円の減でございます。 3款.民生費は9億6,636万8,977円で、前年比6,696万3,142円の減でございます。 4款.衛生費は4億9,375万3,522円で、前年比6,324万7,478円の減でございます。 5款.農林水産業費は3億303万8,023円で、前年比1億278万934円の増でございます。 6款.商工費は1,827万4,754円で、前年比1,910万3,946円の減でございます。 7款.土木費は7億9,848万2,147円で、前年比1億4,567万150円の増でございます。 8款.消防費は1億8,784万7,114円で、前年比235万7,932円の増でございます。 9款.教育費は5億2,122万7,931円で、前年比327万3,933円の増でございます。 10款.災害復旧費は3,718万504円で、前年比2,120万5,239円の減でございます。 続きまして、5ページには、一般会計の歳出性質別経費の状況について、科目別の構成比と前年度との比較を表にしてございます。 まず、人件費については、職員構成の若年化により、前年比2.95%減の6億2,994万8,000円でございます。 2番目の物件費については、前年比2.2%減の5億5,417万8,000円でございます。 3番目の維持補修費については、町道等の修繕の増額に伴い、前年比27.32%増の2,034万9,000円でございます。 4番目の扶助費については、臨時福祉給付費の減額により、前年比11.14%減の5億2,708万2,000円でございます。 5番目の補助費等については、日高広域消防事務組合負担金及び御坊市外五ヶ町病院経営事務組合負担金の増、さらに町制60周年記念イベント実行委員会への補助により、前年比3.08%増の7億6万3,000円でございます。 11番目の投資的経費については、前年比40.66%減の12億4,545万9,000円でございます。 続きまして、6ページをご覧ください。 平成29年度末地方債現在高合計は91億327万5,000円でございます。29年度は7億6,325万3,000円を償還しましたが、新たに、一般会計において6億6,110万円の地方債を発行してございます。なお、新規借り入れの中には、実質地方交付税に代わる臨時財政対策債1億4,650万円も含まれてございます。 次の7ページ、8ページは、款別決算財源内訳表でございます。また、9ページから20ページには、29年度中に実施しました主な事業とその効果について、21ページから25ページには、各種団体事業に対する補助金交付状況について記載してございます。後ほどご高覧賜りたいと存じます。 続きまして、26ページは、引き上げ分の地方消費税収に伴う市町村交付金で、これは、年金、医療及び介護の社会保障給付並びに少子化に対処するための社会保障4施策に対する市町村交付金の経費の一覧表でございます。 次の27から30ページまでは、同和対策新築家屋貸付金の決算明細書についてのご案内です。27ページの一番上の区分見出し「起債償還」と、28ページの一番上の区分見出し「個人償還」とが対になってございます。町が国や県に返済するものを「起債償還」、個人が町に返済するものを「個人償還」として表示してございます。現在、起債償還の残っている分でございますが、29ページの後ろから3列目、29年度末現債高合計は313万9,739円と、現在ここまで減少してございます。また、個人から償還してもらうことにつきましては、30ページ中央部分の一番下、29年度末未償還元金の合計は1,381万6,378円でございます。この同和新築貸付金についての滞納は現在、元金・利子を含めまして、右欄の6件、1,437万円8,590円で、貸付額約10億円に対して1.37%の滞納状況でございます。 1枚おめくりいただきまして、31、32ページ、これは平成29年度土地開発基金運用状況調書でございます。預金で1億3,583万円4,600円を保有していた土地開発基金につきましては、平成29年4月1日付で廃止となり、安全安心基金への積み立てとなっています。大字宮ノ前の1,244.8㎡の土地については、普通財産として一般町有地となってございます。 次の33ページに、地方自治法の規定により、監査委員の土地開発基金運用状況審査意見書を添付してございます。全体の概要、附属資料については以上でございます。 それでは、続きまして、一般会計の決算書に移らせていただきます。 認定第1号 平成29年度印南町一般会計歳入歳出決算の認定についてでございます。 まず、歳入についてご説明申し上げます。 印南町一般会計歳入歳出決算書の1、2ページをご覧ください。 1款.町税の収入済額は9億6,210万9,786円で、内容的に見ますと、1項.町民税では、給与や農業所得の伸びなどから、個人町民税は874万4,279円の増となり、法人町民税は443万9,100円の増となり、全体で1,318万3,379円の増。2項.固定資産税は、家屋の新築や太陽光発電設備等償却資産の伸びなどから1,509万4,193円の増。3項.軽自動車税は、所有年数に伴う経年重課等によって74万6,870円の増。4項.たばこ税は434万9,333円の減となってございます。 1枚おめくりいただきまして、3ページ、4ページ。10款.地方交付税21億6,374万3,000円の内訳は、普通交付税19億926万4,000円、特別交付税2億5,447万9,000円でございます。 14款.国庫支出金の収入未済額1億3,876万4,359円は、翌年度に繰り越しした事業のものでございます。 1枚おめくりいただきまして、5、6ページ。18款.繰入金は1億1,347万1,000円でございます。その詳細についてご説明いたしますので、50ページ、51ページをご覧ください。1項.基金繰入金は8,409万円で、前年比2億9,852万円の減でございます。内訳は、1目.財政調整基金繰入金6,000万円、2目.漁業振興基金繰入金909万円、3目.安全安心基金繰入金1,500万円の取り崩しでございます。1枚おめくりいただきまして、2項.特別会計繰入金は2,938万1,000円で、前年比430万7,000円の増でございます。内訳は、後期高齢者医療特別会計繰入金1,273万3,000円、介護保険事業特別会計繰入金1,664万8,000円でございます。 それでは、申し訳ございませんが、お戻りいただきまして、7ページ、8ページをご覧ください。 歳入合計、収入済額は55億6,550万7,786円で、前年比8億5,981万2,561円の減となってございます。不納欠損額は252万7,415円、収入未済額は3億7,089万3,446円でございます。 以上が一般会計の歳入でございます。 続きまして、歳出でございます。 歳出につきましては、29年度の特色について事項別明細書のほうで説明申し上げます。64ページ、65ページをご覧くださいませ。 2款.総務費は13億3,557万3,284円の支出でございます。その主なものを項目別に見ていきますと、1枚おめくりいただきまして、下のほう、13節.委託料では、新制度対応支援業務委託料に319万6,800円、また新地方公会計支援業務委託料に391万3,920円を支出してございます。1枚おめくりいただきまして、25節.積立金は総額5億8,256万円をそれぞれの目的基金へ積み立ててございます。詳細は備考欄をご高覧ください。 1枚おめくりいただきまして、70、71ページ。4目.財産管理費は6,147万6,491円の支出で、前年比540万9,196円の増でございます。これは、印刷機リース料の増、公園遊具保守点検や修繕料の増などが主な要因でございます。 3枚おめくりいただきまして、76、77ページ。6目.企画費、11節.需用費では、町制60周年記念式典運営費として72万7,110円を支出してございます。19節.負担金補助及び交付金は3,609万9,519円の支出で、その主なものは、1枚おめくりいただきまして、奈良井地区への祭礼用具を助成した一般コミュニティ助成事業負担金250万円、また若者定住促進を目的とする賃貸住宅等家賃助成金891万3,470円や、新築住宅等取得助成金1,500万円、さらに町制60周年記念イベント実行委員会補助金488万4,003円、若者あふれる郷推進協議会補助金274万4,000円でございます。 7目.電子計算費は7,070万1,526円の支出で、前年比4,780万8,326円の減でございます。 1枚おめくりいただきまして、80ページ、81ページ。9目.防災諸費は2億1,913万554円の支出で、前年比1億5,929万5,321円の増でございます。これは、1枚おめくりいただきまして、大規模災害時に備えている備蓄食糧の賞味期限が迫り、再整備した費用や、13節.委託料、15節.工事請負費の体育センター空調設備設置工事に伴う事業費などが主な要因でございます。 2枚おめくりいただきまして、86、87ページ。2項.2目.賦課徴収費は1,210万8,040円の支出で、前年比1,516万3,402円の減でございます。これは、1枚おめくりいただきまして、13節の固定資産評価更新業務の委託料の減や、23節の法人町民税還付等の過誤納還付金の減額が主な要因でございます。 3項.戸籍住民基本台帳費は2,513万8,512円の支出で、前年比152万2,579円の増でございます。主な要因は、人件費のほか、1枚おめくりいただきまして、13節の委託料、社会保障・税番号制度システム整備費による増額でございます。 4枚おめくりいただきまして、98ページ、99ページ。3款.民生費は9億6,636万8,977円の支出でございます。その主なものを項目別に見ていきますと、1項.1目.社会福祉総務費は1億6,136万6,850円の支出で、前年比174万1,783円の減でございます。 2枚おめくりいただきまして、2目.障害福祉費は2億121万8,690円の支出で、前年比283万6,961円の増でございます。 1枚おめくりいただきまして、3目.老人福祉費は2億3,610万7,314円の支出でございます。その主なものを見ますと、1枚おめくりいただきまして、13節の在宅介護支援センター委託料で、前年比156万7,000円増の1,578万円の支出、また家族介護継続支援事業委託料では、前年比51万4,000円増の943万7,000円の支出となってございます。28節の介護保険会計への繰出金は、前年比95万6,710円増の1億5,815万9,970円でございます。 1枚おめくりいただきまして、4目.地域包括支援センター費は1,591万6,452円の支出で、前年比5万5,383円の減でございます。 2枚おめくりいただきまして、112、113ページ。8目.後期高齢者医療費は1億4,913万4,040円の支出で、前年比230万8,215円の減でございますが、後期高齢者医療会計への繰出金の減額によるものでございます。 1枚おめくりいただきまして、114、115ページ。9目.臨時福祉給付費は、消費税率引き上げによる影響を緩和するため、低所得の方々に制度的な対応を行うまでの間、暫定的・臨時的な措置として、26年度から3ヶ年、金額等変更して支給されていたものでございますが、29年度は前年度からの繰越額を中心に展開し626万9,826円の支出となり、前年比7,447万6,712円の減となってございます。 2項.児童福祉費は1億1,955万325円の支出で、前年比350万5,675円の減でございます。これは、出生数減少などから児童手当の扶助費が減ったことが主な要因でございます。 1枚おめくりいただきまして、116、117ページ。4款.衛生費は4億9,375万3,522円の支出でございます。その主なものを項目別に見ていきますと、1項.1目.保健衛生総務費は1億2,421万9,489円の支出で、人件費のほか、1枚おめくりいただきまして、19節.備考欄、6項目、御坊市外五ヶ町病院経営事務組合負担金1億1,841万4,000円の支出が主なものでございます。 2目.母子保健事業費、1枚おめくりいただきまして、13節.委託料では、妊婦健診委託料として466万2,910円、20節.扶助費では、一般不妊治療費助成及び特定不妊治療費助成として、合わせて58万316円を支出してございます。 引き続き、120、121ページの3目.感染症予防費は2,979万8,078円の支出で、前年比80万1,154円の増でございます。 1枚おめくりいただきまして、122、123ページ。4目.環境衛生費は1億321万6,181円の支出で、前年比146万9,380円の減でございます。これは、11節で火葬炉修繕等の斎場営繕費の増額116万3,214円はございましたが、1枚おめくりいただきまして、19節で浄化槽事業補助金の減額294万6,000円、28節の農業集落排水会計への繰出金の49万6,800円の減額が主な要因でございます。 1枚おめくりいただきまして、126、127ページ。2項.清掃費は1億3,359万9,022円の支出で、前年比4,186万9,725円の減でございます。これは、1目.19節のクリーンセンター運営費負担金の減額や清掃センター運営費負担金の減額があったためでございます。 1枚おめくりいただきまして、3項.水道費については6,929万3,046円の支出で、前年比1,794万4,851円の減でございますが、主に人件費の減、及び、29年度から水道事業が公営企業会計に移行したため、水道事業会計への補助金は支出したものの簡易水道事業会計への繰出金がなくなったことによるものでございます。 引き続き、128、129ページ。5款.農林水産業費は3億303万8,023円の支出で、項目別に前年度との相違を見ていきますと、1項.農業費は2億2,341万9,059円の支出で、前年比8,625万2,076円の増でございます。 2枚おめくりいただきまして、132、133ページ。3目.農業振興費は4,270万6,406円の支出で、前年比1,309万1,021円の増でございます。 1枚おめくりいただきまして、134、135ページ。4目.農地費は9,144万2,686円の支出で、前年比7,345万1,705円の増でございます。これは、踊谷池改修工事に関連する13節.測量設計調査委託料や15節.工事請負費の支出が主な要因でございます。なお、先の議会でもご説明申し上げましたように、7,508万8,000円は翌年度に繰り越してございます。 1枚おめくりいただきまして、136、137ページ。6目.鳥獣害対策費は1,890万7,080円の支出で、前年比640万2,535円の増でございます。これは、8節の有害駆除捕獲報償費の増額や、19節の防護柵設置支援補助金の増額が主な要因でございます。 2項.林業費3,252万5,213円の支出で、前年比2,753万2,533円の増でございます。これは、1枚おめくりいただきまして、主に15節の林道本川西神ノ川線工事請負費によるものでございます。 引き続き、138、139ページの3項.水産業費は3,358万7,079円の支出で、前年比1,271万8,502円の減でございます。 2枚おめくりいただきまして、142、143ページ。4項.地域振興費は1,350万6,672円の支出で、前年比171万4,827円の増でございます。これは、13節.委託料で、28年度から3ヶ年計画で取り組んでいます「いなみの魅力発信~地産外商プロジェクト~」に要する費用として、いなみ魅力発信プロジェクトアドバイザー委託料に560万円、1枚おめくりいただきまして、19節の印南町加工品研究会補助金に121万4,000円の支出が主な要因でございます。 1枚おめくりいただきまして、146、147ページ。7款.土木費は7億9,848万2,147円の支出で、その主なものを項目別に見ていきますと、2枚おめくりいただきまして、150ページ、151ページ。2項.2目.道路維持費は1億6,362万8,069円の支出で、前年比4,955万913円の増でございます。これは、15節で橋梁長寿命化修繕工事請負費の増や、新たに法面対策工事請負費の1,999万6,200円の支出があったためでございます。 3目.道路新設改良事業費は9,378万5,047円の支出で、前年比822万3,997円の増でございます。これは、1枚おめくりいただきまして、13節で4路線の改良工事測量設計等委託費に4,068万4,680円の支出があり、前年比3,237万4,080円の増となり、15節では町道稲原道成寺1号線道路改良工事請負費の減はあったものの、17節で町道南谷山口2号線及び町道殿平農免線の用地購入費に2,398万1,002円の支出があったことなどが主な要因でございます。 4目.辺地対策事業費は6,626万2,179円の支出で、前年比1,393万9,629円の増でございます。 2枚おめくりいただきまして、156、157ページ。5項.住宅費は、前年比2,639万4,807円増の2億5,072万8,882円の支出で、上道改良住宅建替工事に関連する費用が主なものでございます。 1枚おめくりいただきまして、6項.地籍調査費は1億6,231万4,578円の支出で、地籍調査委託料の増額により、前年比4,758万2,528円の増でございます。また、先の議会でもご説明申し上げましたように、4,779万9,000円は、翌年度に繰り越してございます。 3枚おめくりいただきまして、164、165ページ。9款.教育費は5億2,122万7,931円の支出でございます。その主なものについてご説明申し上げます。 3枚おめくりいただきまして、170ページ、171ページ。1項.教育総務費、3目.20節.扶助費で、準要保護児童生徒就学援助費28万5,875円を支出してございます。これは、小・中学校入学前の入学準備金として援助したものでございます。 1枚おめくりいただきまして、2項.小学校費、1目.7節で臨時職員賃金は、前年比213万9,528円の増で912万2,088円を支出し、学習支援員賃金については、前年比221万400円増の890万3,200円を支出してございます。 さらに3枚おめくりいただきまして、178、179ページ。3項.中学校費、1目.13節の委託料では、町内3中学校普通教室等に空調設備設置のための監理業務委託費として291万6,000円、15節で設置工事請負費3,982万2,800円をそれぞれ支出してございます。これで4中学校全てに空調設備を設置することができ、教育環境を整えた中で、なお一層の学力向上に期待するところでございます。 2枚おめくりいただきまして、182、183ページ。4項.社会教育費は、前年比409万7,235円増の4,131万9,562円の支出でございます。 2枚おめくりいただきまして、2目.11節.修繕料では195万1,526円の支出でございます。 2枚おめくりいただきまして、190、191ページ。5項.保健体育費は2,308万8,817円の支出で、前年比242万1,403円の増でございます。これは、1枚おめくりいただきまして、各校中学生の運動部、中体連の近畿大会及び全国大会の出場による中学校体育大会派遣費が前年比161万1,744円増の236万7,840円に至ったことが主な要因となってございます。 1枚おめくりいただきまして、194、195ページ。6項.幼児対策費は2億2,227万5,684円の支出で、前年比1,801万1,044円の増でございます。これは、1枚おめくりいただきまして、13節の広域保育園園児委託料の減額や、19節の認定こども園運営費補助の減額はございましたが、認定こども園施設型給付費の長時間保育、短時間保育で合わせて前年比2,165万6,880円の増額が主な要因でございます。 3枚おめくりいただきまして、202、203ページ。11款.公債費は6億9,340万1,980円の支出でございます。元金の返済が6億4,254万1,286円、1枚おめくりいただきまして、利子につきましては5,086万695円を償還してございます。 一般会計の歳出合計、支出済額は54億2,811万1,126円でございます。 ここで申し訳ございませんが、15ページまでお戻りいただきまして、実質収支に関する調書でございます。 歳入総額55億6,555万8,000円、歳出総額54億2,811万1,000円でございます。歳入歳出差引額1億3,744万7,000円のうち、翌年度へ繰り越すべき財源として1,808万円を差し引いた、実質収支額1億1,936万7,000円の黒字決算でございます。 一般会計については以上でございます。 なお、206ページからの財産に関する調書につきましては、地籍調査の実施等により、若干の変動はございますが、後ほどご高覧賜りたいと存じます。 続きまして、特別会計決算書についてご説明申し上げます。 認定第2号 平成29年度印南町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてでございます。 国民健康保険事業特別会計の運営つきましては、依然として厳しい状況が続いてございますが、その概要についてご説明申し上げます。 1ページ、2ページをご覧ください。 まず、歳入でございますが、3款.国庫支出金は、前年比3,065万3,508円の増。 4款.県支出金は1,273万5,706円の減でございます。これは、保険給付費の増加による療養給付費負担金や財政調整交付金の増額によるもの、また、高額医療共同事業負担金の減額によるものでございます。 1枚おめくりいただきまして、歳入合計、収入済額は15億2,298万8,854円で、前年比6,006万1,245円の減でございます。 続いて、歳出でございます。 1枚おめくりいただきまして、5ページ、6ページ。2款.保険給付費は8億7,532万4,755円の支出で、前年比1,281万1,835円の減でございます。 4款.介護納付金は、前年比112万5,098円の増。 5款.後期高齢者等支援金は、前年比91万102円の減。 7款.共同事業拠出金は、前年比2,640万2,292円の減でございます。 1枚おめくりいただきまして、歳出合計、支出済額は15億4,661万7,092円で、前年比3,496万3,916円の減でございます。 さらに1枚おめくりいただきまして、9ページ、実質収支に関する調書でございます。歳入総額15億2,298万9,000円、歳出総額15億4,661万7,000円、歳入歳出差引額2,362万8,000円の赤字決算でございます。 続きまして、認定第3号 平成29年度印南町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてでございます。 後期高齢者医療特別会計につきましては、歳入歳出ともに前年度より増加していますが、主な要因は療養給付費の増加でございます。 48、49ページをご覧ください。 まず、歳入でございますが、1款.後期高齢者医療保険料は、前年比597万7,000円の増でございます。これは、被扶養者軽減措置が一部縮小されたことなどが考えられます。 3款.繰入金は、1億4,705万6,040円で、前年比204万8,215円の減でございます。主に療養給付費繰入金の減額によるものです。 5款.諸収入については、前年度療養給付費負担金返還金の減額により、前年比175万5,950円の減でございます。 歳入合計、収入済額は2億2,619万7,910円で、前年比266万4,580円の増でございます。 続いて、歳出でございます。 1枚おめくりいただきまして、50ページ、51ページ。1款.総務費は、前年比174万203円の減でございます。これは療養給付費の一般会計繰出金の減額が主な要因でございます。 歳出合計、支出済額は2億2,331万4,102円で、前年比217万882円の増でございます。 1枚おめくりいただきまして、52ページ、実質収支に関する調書でございます。歳入総額2億2,619万8,000円、歳出総額2億2,331万4,000円、歳入歳出差引額288万4,000円の黒字決算でございます。 続きまして、認定第4号 平成29年度印南町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてでございます。 第6期介護保険事業計画の3年目で、前年度に引き続き、介護保険給付費が減少してきてございますが、その概要についてご説明申し上げます。 63、64ページをご覧ください。 まず、歳入でございますが、1款.保険料は、保険料の算定基礎となる被保険者等の所得増加などにより、前年比243万7,707円の増でございます。 次に、3款.国庫支出金で2,022万312円の減。 4款.支払基金交付金で615万4,000円の減。 5款.県支出金で870万3,220円の減。 また、7款.繰入金では、人件費分も含め95万6,710円の増となってございます。 1枚おめくりいただきまして、歳入合計、収入済額は10億7,383万2,003円で、前年比1,709万7,992円の増でございます。 続いて、歳出でございます。 1枚おめくりいただきまして、67、68ページ。2款.保険給付費は、ただいま申し上げましたように減少傾向にあり、前年比206万456円の減でございます。また、地域支援事業費においては1,223万9,674円の増となってございます。 1枚おめくりいただきまして、歳出合計、支出済額は10億1,932万4,366円で、前年比4,589万173円の増でございます。 さらに1枚おめくりいただきまして、71ページ、実質収支に関する調書でございます。歳入総額10億7,383万2,000円、歳出総額10億1,932万4,000円、歳入歳出差引額5,450万8,000円の黒字決算でございます。 続きまして、認定第5号 平成29年度印南町滝ノ岡専用水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてでございます。 110ページ、実質収支に関する調書をご覧いただきたいと存じます。 ほぼ前年度と同様の決算状況で、歳入総額1,211万8,000円、歳出総額808万6,000円、歳入歳出差引額403万2,000円の黒字決算でございます。 続きまして、認定第6号 平成29年度印南町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についてでございます。 古井・山口・共栄3地区の農業集落排水事業特別会計は、毎年度、基金を繰り入れながら厳しい財政状況が続いているところでございますが、その概要についてご説明申し上げます。 まず、歳入でございます。119、120ページをご覧ください。 4款.繰入金につきましては、一般会計から起債償還分繰入と基金繰入、合わせて前年比499万6,800円の減でございます。 続いて、歳出でございます。 1枚おめくりいただきまして、121、122ページ。1款.総務費は、前年比282万9,475円の減でございます。 1枚おめくりいただきまして、123ページ、実質収支に関する調書でございます。歳入総額8,101万5,000円、歳出総額7,828万9,000円、歳入歳出差引額272万6,000円の黒字決算でございます。 続きまして、認定第7号 平成29年度印南町同和対策新築家屋貸付金特別会計歳入歳出決算の認定についてでございます。 詳細につきましては、先ほど附属資料の中で説明させていただきましたので、ここでは実質収支に関する調書について申し上げます。 136ページをご覧ください。歳入総額121万9,000円、歳出総額112万6,000円、歳入歳出差引額9万3,000円の黒字決算でございます。 認定第1号から認定第7号につきましては以上でございます。監査委員の意見書も十分にご案内申し上げられませんでしたが、ご高覧賜りたいと存じます。 分かりにくいところも多々あったかと存じますが、ご審議の上、全ての決算について認定賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 私のほうからは以上でございます。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 認定第8号 平成29年度印南町水道事業会計決算の認定についてでございます。 平成29年度印南町水道事業会計決算を、地方公営企業法第30条第4項の規定により、監査委員の意見書をつけて提出し認定を求めるものでございます。 水道事業会計につきましては、平成29年4月より公営企業会計としてスタートしたところであり、初めての決算報告となります。 会計の仕組みが、官庁会計の単式簿記・現金主義から、企業会計では複式簿記・発生主義へと変わってございます。 それでは、決算報告書に基づき、ご説明申し上げます。 143ページでございます。収益的収入及び支出の収入が2億86万4,228円、支出が2億3,468万4,749円でございます。 続きまして、資本的収入及び支出の収入が5,798万3,040円、支出が8,830万4,781円で、どちらも税込みでございます。 合計、収入で2億5,884万7,268円、支出で3億2,298万9,530円でございます。 144、145ページは収益的収入及び支出の詳細で、税込みでございます。 収入につきまして、水道事業収益決算額は2億86万4,228円。内訳としまして、営業収益1億3,581万3,248円、営業外収益6,505万980円でございます。特別利益はございません。 支出につきましては、事業費決算額は2億3,468万4,749円。内訳としまして、営業費用1億9,981万3,212円、営業外費用2,880万3,537円、特別損失606万8,000円でございます。 146、147ページでございます。資本的収入及び支出の詳細で、こちらも税込みでございます。 収入につきまして、資本的収入決算額は5,798万3,040円。内訳としまして、負担金400万2,040円、他会計補助金5,398万1,000円、固定資産売却代金はございません。 支出につきまして、資本的支出決算額は8,830万4,781円。内訳としまして、建設改良費778万4,272円、企業債償還金8,052万509円でございます。資本的収入額が資本的支出額に不足する額3,032万1,741円につきましては、引継現金で補填してございます。 148ページでございます。損益計算書につきましては、税抜きで表示してございます。平成29年4月1日から平成30年3月31日の間の収益と費用を明らかにし、水道事業の経営成績を報告するものでございます。 営業収益は1億2,592万4,503円、営業費用は1億9,415万3,240円で、営業損失は6,822万8,737円でございます。 営業外収益は6,487万9,261円、営業外費用は2,197万7,888円で、差し引きますと、営業外利益は4,290万1,373円となり、営業外利益と営業損失を合算しますと、経常損失が2,532万7,364円、特別損失が606万8,000円で、平成29年度の純損失は3,139万5,364円で、当年度未処理欠損金となります。 149、150ページの欠損金計算書につきましては、資本金は当年度期首・期末とも残高は4億8,521万1,504円でございます。資本剰余金はございません。利益剰余金で前年度処理額はなく、当年度変動額は当年度純損失の3,139万5,364円で、当年度末残高の資本金は当年度未処理欠損金の3,139万5,364円が差し引かれ、4億5,381万6,140円でございます。 151ページ、欠損金処理計算書につきまして、当年度末の未処理欠損金は3,319万5,364円で、全額を繰越欠損金とするものでございます。 152、153ページ、貸借対照表でございます。これも税抜きとなってございます。平成29年度末、平成30年3月31日時点の資産と負債、資本を一覧表示した報告書でございます。資産の部には現金・預金といった財産が、負債の部には、企業債といった返済義務のある負債が記載されてございます。資産の合計金額と、負債と資本の合計金額が一致してございます。 資産の部につきましては、有形固定資産と無形固定資産の固定資産合計は24億2,741万2,637円でございます。流動資産は、現金預金2億765万2,973円、未収金1,273万1,477円、貯蔵品20万340円で、流動資産合計額は2億2,058万4,790円で、資産合計は26億4,799万7,427円でございます。 負債の部につきましては、固定負債12億6,187万7,427円、流動負債合計は9,630万191円、繰延収益合計は8億3,601万647円で、負債合計額は21億9,418万1,287円でございます。 資本の部につきましては、資本金4億8,521万1,504円、余剰金は欠損金の3,139万5,364円で、資本金合計は4億5,381万6,140円でございます。 資産合計と負債・資本合計がそれぞれ26億4,799万7,427円で、貸借が一致するものでございます。 154ページ、キャッシュ・フロー計算書でございます。現金の流れを3つの活動に分けて表示してございます。1番の業務活動では3,911万4,282円のプラスでございます。2番の投資活動では5,076万9,779円のプラスでございます。3番の財務活動では8,052万509円のマイナスとなっており、3つの活動による資金増加額は936万3,552円で、資金期末残高は2億765万2,973円となってございます。 155、156ページの注記につきましては、重要な会計方針等に係る事項でございます。 157から160ページは事業報告書で、議会議決事項につきましては、予算議決2件でございます。工事の概況につきましては、送水管布設工事の1件、支障水道管移設工事の2件でございます。 1枚おめくりください。業務量につきましては、給水人口:8,236人、前年度比112人の減。給水戸数:3,818戸、前年度比69戸の増。年間総配水量は135万4,653立方メートルで、前年度比3万4,844立方メートルの減。年間総給水量:98万1,855立方メートル、前年度比1万459立方メートルの減。有収率は72.5%、前年度比1.1%の増でございます。(2)から(5)につきましては、収支の前年度との比較で、平成28年度は実績がございません。 160ページの企業債につきましては、前年度末残高14億2,635万809円で、本年度償還額は8,052万509円で、本年度末残高は13億4,583万300円でございます。 161、162ページは3条予算の収益的収入及び支出の明細でございます。 163ページは4条予算の資本的収入及び支出の明細でございます。 164ページ、165ページの固定資産明細書につきましては、資産の増減を表したものでございます。 有形固定資産では、年度当初の現在高は25億561万155円、当年度増加額は721万3,261円で、年度末現在高は25億1,282万3,416円でございます。減価償却の累計額は、当年度増加額の1億301万9,773円で、年度末現在高から減価償却累計額を差し引きますと、年度末償却未済額は24億980万3,643円でございます。 無形固定資産は日高川の水利権で、年度当初現在高は1,869万3,200円で、当年度減価償却高108万4,206円を差し引きますと、年度末現在高は1,760万8,994円でございます。 年度末の額が152ページの固定資産に反映してございます。 166、167ページの企業債明細書につきましては、年度末償還残高は13億4,583万300円でございます。 以上でございます。ご審議の上、ご承認賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長 以上で提案理由の説明が終わりました。 ここでお諮りします。 ただいま議題となっています平成29年度各決算8件につきましては、11名の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、それに付託の上、閉会中の継続調査とすることにしたいと思います。 これにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。よって、本件は11名の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、それに付託の上、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。 お諮りします。ただいま設置されました決算審査特別委員会の委員選任には、委員会条例第7条第4項の規定により、1番 中島洋君、2番 夏見公久君、3番 前田憲男君、4番 藤薮利広君、6番 玄素彰人君、7番 岡本庄三君、8番 藤本良昭君、9番 古川眞君、10番 榎本一平君、11番 玉置克彦君、12番 堀口晴生の、以上11名を指名したいと思います。 これにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、決算審査特別委員会は11名の諸君をもって選任することに決定いたしました。 ここで、委員会条例第8条第2項の規定により、正副委員長互選のため、暫時休憩いたします。 △休憩 14時00分 △再開 14時11分 ○議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 決算審査特別委員会の委員長、副委員長の互選の結果を申し上げます。 委員長に榎本一平議員、副委員長に玉置克彦議員が選任されましたので、報告いたします。 日程第17、「報告第3号 平成29年度財政健全化判断比率及び資金不足比率について」を上程いたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -総務課長- ◎総務課長 報告第3号 平成29年度財政健全化判断比率及び資金不足比率について。 平成29年度財政健全化判断比率及び資金不足比率を、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により、次のとおり報告する。 1枚おめくりいただきまして、この財政健全化判断比率及び公営企業会計に係る資金不足比率につきましては、地方公共団体財政健全化法の規定により、毎年度監査委員の審査に付した上で議会に報告し、公表しなければならないとされているものでございます。 まず最初に、財政健全化判断比率につきましては、4つの比率区分がございます。普通会計としまして、一般会計、同和対策新築資金家屋貸付金特別会計、滝ノ岡専用水道事業特別会計の3会計を対象とした実質赤字比率。また連結実質赤字比率は一般会計と6特別会計及び水道事業会計全ての会計が対象でございます。また、実質公債費比率、将来負担比率につきましては、一般会計と6特別会計及び水道事業会計全ての会計に一部事務組合等の会計が対象となってくるものでございます。 それでは、まず最初に、実質赤字比率でございます。実質赤字比率は、普通会計、全て黒字決算であり、表記はございません。 また、連結実質赤字比率につきましても、対象となる会計のうち、国民健康保険事業特別会計においては赤字が発生しましたが、全体として黒字となったため、表記はございません。 次に、実質公債費比率についてでございますが、実質公債費比率とは、ごく簡単に申し上げますと、歳入いわゆる地方交付税や普通交付税等の経常的に収入される一般財源、標準財政規模に対する、借入金や基金返済額の占める割合でございます。その比率が7.1%でございます。昨年度、平成28年度決算に比べて0.3%高くなっていますが、この比率が25%でイエローゾーン、早期健全化団体、35%になりますとレッドゾーン、財政再生団体であります。当町においては、財政状況が健全であると判断できるものであります。 次に、将来負担比率についてでございますが、これは、将来財政を圧迫する可能性の度合いを示すものでございます。これにつきましては、負担額を基金等充当可能財源が上回っているため、比率の表記はなく、健全な財政運営がなされているということが判断できるものでございます。 次に、公営企業会計に係る資金不足比率についてでございます。 対象会計につきましては、印南町水道事業会計、農業集落排水事業特別会計の2会計でございます。いずれの会計においても資金不足は発生しておらず、比率の表記はございません。 次のページ以降に監査委員審査意見書を添付してございますので、後ほどご高覧賜りますよう、お願い申し上げます。 以上、報告いたします。 ○議長 本案について質疑を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 以上で報告第3号の報告を終わります。 日程第18、「閉会中の継続調査の申し出について」を議題といたします。 各委員長から、目下委員会において調査中の事件について、会議規則第75条の規定によって、お手元に配付いたしました申し出のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りします。各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。 お諮りします。本定例会の会議に付された事件は、全て終了しました。会議規則第7条の規定によって、本日で閉会したいと思います。これにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本定例会は本日で閉会することに決定いたしました。 これで本日の会議を閉じます。 平成30年第3回印南町議会定例会を閉会いたします。 △閉会 14時17分地方自治法第123条第2項の規定により、下記に署名する。      平成  年  月  日 印南町議会議長 印南町議会議員 印南町議会議員...