田辺市議会 2021-03-24 令和 3年第2回定例会(第5号 3月24日)
全国知事会、市長会、町村会は、国庫負担を1兆円増やせば国民健康保険税は協会けんぽ並みに引き下げることができると言っています。これが国民健康保険加入者の願いです。 次に、後期高齢者医療制度について。70歳以上の窓口負担が1割負担から段階的に2割負担にされました。それが終了し、今度は75歳以上の後期高齢者医療にも2割負担という法案が国会に提出され、2022年度から導入されようとしています。
全国知事会、市長会、町村会は、国庫負担を1兆円増やせば国民健康保険税は協会けんぽ並みに引き下げることができると言っています。これが国民健康保険加入者の願いです。 次に、後期高齢者医療制度について。70歳以上の窓口負担が1割負担から段階的に2割負担にされました。それが終了し、今度は75歳以上の後期高齢者医療にも2割負担という法案が国会に提出され、2022年度から導入されようとしています。
全国知事会は、2014年、国保に公費を1兆円投入することで、国保税を協会けんぽ並みの負担率にすることを国に要求し、国保の都道府県化が実施された2018年以後も引き続き国の定率負担の引上げを求めています。全国市長会も、国庫負担割合の引上げを要求しています。国保税を協会けんぽ並みに引き下げる方法として、事実上の人頭税である均等割、平等割、世帯割をなくすことも提案しています。
その中身は、1、公費の投入による保険料の引き下げ、2、均等割、平等割を廃止し、国保料を協会けんぽ並みに引き下げていく、3、保険証の取り上げや強権的な差し押さえをやめる、4、都道府県化を利用したさらなる保険料の値上げを許さない、この4つの柱から成るものです。 保険料については、これまでも高過ぎて払えないとして、引き下げを求める声が相次いでいます。
都道府県化の議論の際、全国知事会は、少なくとも協会けんぽ並みの保険料、税とするため、国は1兆円の投入をと要望しましたが、結局3,400億円のみにとどまりました。 今後、高齢化や医療技術の進歩などにより、医療費の増大が予測されます。