田辺市議会 2007-03-12 平成19年 3月定例会(第3号 3月12日)
近年の出生状況を見ますと、平成17年は、出生数が106万2,530人と過去最低で、出生数が死亡数を下回った結果、初めて我が国の人口が減少に転じました。また、合計特殊出生率も前年の1.29を0.03ポイント下回り、1.26と過去最低を記録しました。本市におきましても、平成12年から出生数が死亡数を下回り、人口減を生じています。
近年の出生状況を見ますと、平成17年は、出生数が106万2,530人と過去最低で、出生数が死亡数を下回った結果、初めて我が国の人口が減少に転じました。また、合計特殊出生率も前年の1.29を0.03ポイント下回り、1.26と過去最低を記録しました。本市におきましても、平成12年から出生数が死亡数を下回り、人口減を生じています。
出生数及び合計特殊出生率は年々低下しつつ歯どめがかからない状況にあり、昨年はついに我が国が人口動態統計をとり始めて以来初めて、出生数が死亡数を下回り、総人口が減少する結果となりました。いよいよ人口減少社会が現実のものとなってきたところであります。
また、人口は死亡数が出生数を上回り、初めて日本の人口が自然減となりました。 このような状況の中、国におきましては、少子化社会対策会議において、「新しい少子化対策について」と題して、具体的施策への取り組みが6月20日に決定されました。
全国における自殺死亡の現状は、平成10年に大幅に増加し、以後やや減少傾向を示しながらも、年間死亡数が3万人を超える状況が続いており、人口10万人当たりの自殺死亡率は平成16年24.0、平成17年24.2でした。
日本の総人口は、これまで大正元年に5,000万人、昭和42年に1億人を突破し、緩やかな増加を続けてまいりましたが、昨年8月に公表されました人口動態統計速報では、1月から6月までの半年間では、死亡数が出生数を初めて上回り、約3万1,000人減少したことから、早ければ平成18年にも人口が減少する可能性が考えられ、我が国の総人口が減少するという人口減少社会は、予想を上回る早さで迫ってきています。
成人保健対策費に関連して、60年から平成3年までの3大死因の死亡数及び死亡率に係る資料によると、3大成人病と言われるがん、脳血管疾患、心疾患のうち脳血管疾患のみ死亡率が下がり、その他は依然高く、本市の平均寿命は伸びていない。
最近、各種成人病等に関する突然死が社会問題化されていますが、このほど県がまとめた平成2年度の人口動態統計からの調査等の内容からしますと、ある資料では老衰死亡率は人口10万人当たり47.1で、2年連続の全国トップ、一方、病気における死因は成人病が多く、上位はがんで人口10万人対比224.0人で死亡者数は2,393人、次に心疾患と続き、人口対比188.3人で、死亡数は2,012人、そして脳疾患は人口対比
出生率アップの問題に移っていきたいと思いますが、本市の出産、死亡数は、調べてみますと昭和62年、63年、平成元年と過去さかのぼって実数を挙げてもらいました。
次に、本県の平成元年度のがんと乳児の死亡率についてでございますが、がんの死亡数は 2,337人で、人口10万に対する割合は217.2 で、全国第5位でありまして、本県の人口の37%を持つ和歌山市の比率は36.2%でございます。乳児死亡数は55人で、出生数1,000 人に対する割合は 5.3%で全国第10位でありまして、同様に本市の比率は30.9%でございます。 以上でございます。