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令和5年3月16日建設委員会−03月16日-01号
令和5年3月16日建設分科会−03月16日-01号

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  1. 姫路市議会 2023-03-16
    令和5年3月16日建設委員会−03月16日-01号


    取得元: 姫路市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-11
    令和5年3月16日建設委員会−03月16日-01号令和5年3月16日建設委員会 令和5年3月16日(木曜日) 建設委員会 第5委員会室 出席議員  重田一政、山口 悟、白井義一三輪敏之、  井川一善、井上太良松岡廣幸三木和成、  金内義和 再会                9時55分 上下水道局             9時55分 前回の委員長報告に対する回答 ・浸水対策事業の推進に関連し、施設整備と並行して、市民に対して積極的に広報啓発活動を行うことについて 市担当職員のみならず、地域住民による清掃活動の積み重ねが大規模浸水被害の軽減につながることから、しっかりと積極的な広報活動と併せた浸水対策に取り組んでいく。 議案説明議案第34号  姫路下水道条例の一部を改正する条例について 報告事項説明甲山浄水場更新事業浄水場建設事業について ・浸水対策事業実施状況について ・姫路雨水管理総合計画(案)に関する市民意見募集パブリックコメント)の実施結果について
    質疑・質問            10時09分 ◆問   現在、大規模浸水対策事業を進めているが、それらが完了したときには、姫路雨水管理総合計画(案)で浸水リスクが大きいとされている地域リスクは解消されるのか。 ◎答   その解消を目指して、シミュレーションにより各地区の浸水リスクを評価しながら、施設整備を進めており、3年から5年程度の中間評価浸水リスク減少率検証していきたい。 ◆問   以前は、もっと浸水していた地域が多かったと感じる。  過去に大きな管を入れて、浸水が収まったという事例等があれば、説明してもらいたい。 ◎答   数値での明確な検証はできていないが、既に幹線工事実施した安田周辺において、令和4年9月1日の豪雨は、周辺住民から以前なら床上浸水するような降り方だったと聞いているが、道路冠水で収まった事例がある。 ◆問   汐入川才西放水路幹線等基幹河川に接続して排水する浸水対策事業を行っているが、パブリックコメント意見にもあるとおり、大雨で河川水位が高い時の排水作業についてどのように対応するのか。 ◎答   全国的に基幹河川等からのバックウォーターによる浸水被害事例が多数報告されている。  そのような被害を防ぐため、河川側のゲートを閉鎖してバックウォーターを防ぎながら、ポンプによる強制排水を行うため、基幹河川をはじめその他の普通河川にもポンプ施設整備を行っているところである。 ◆要望   内水対策に加えて、国・県と連携した外水対策にもしっかりと取り組まれたい。 ◆問   大規模整備事業は、設計から全て日本下水道事業団に委託しているのか。 ◎答   大型のポンプ場シールド工事は、本市では経験のない高難事業であるため、日本下水道事業団事業を委託している。  また近年は、浸水老朽化対策事業規模が大きくなっており、職員数の観点からもアウトソーシングしている状況である。 ◆問   産業局にも関係するが、旧来の皮革排水処理方法だけでなく、現在技術を用いた方法研究は行っていないのか。 ◎答   兵庫県立工業技術センターにおいて、皮革事業者等と協力してクロムを使わないなめしの方法等研究がされており、一部ではその成果報告されている。  全てがその成果によるものではないが、現在の皮革排水の水質は過去と比較するとかなり改善されている。  また、皮革事業者廃業等影響排水量も減少している。 ◆問   浸水対策として雨水浸透ます設置助成を行っているが、申請件数はどれくらいなのか。 ◎答   令和4年度はゼロ件である。  浸水対策として、雨水貯留タンク雨水浸透ますの2つの助成制度があるが、雨水浸透ますは、その効果が分かりにくい。PRが十分でないと考えているので、道路側溝等設置した雨水浸透ます効果検証し、設置に適した適地マップと併せて市民に分かりやすく広報していきたいと考えている。 ◆問   雨水がたまるのが目に見える雨水貯留タンクと比べて、雨水浸透ます効果は伝わりにくいと思う。  助成件数を増やすには、対象件数を減らし、助成率を上げることも考えてはどうか。 ◎答   効果検証を行いながら、しっかりとその効果をPRしていく。  また、助成制度の内容についても検討していきたい。 ◆問   雨水浸透ます効果は、ユーチューブ等SNS雨水が浸透していく映像を掲載するなどして、見える化をしていく必要がある。  また、雨水浸透ますの新たな設置契機となるのは、住宅の新築や増改築の機会なので、ハウスメーカー等への情報提供効果的と考えるがどうか。 ◎答   浸水対策事業に理解し協力してもらうためには、広報が非常に重要と考えている。  現在、上下水道局では、若手職員による新たな広報に取り組んでおり、SNSへの動画掲載も含め、積極的に取り組んでいきたい。  あわせて、従来からの広報紙やホームページにも掲載し、周知していきたい。 ◆要望   しっかりと取り組まれたい。 ◆問   昨今の物価高騰建築コスト上昇から、増額補正のための議決更正が必要となる場合も出てくると思うが、予算要求から入札契約までの間には時間差があり、その間にも物価上昇している。  物価上昇を見据えた入札価格設定は困難と思うが、どのような対応を考えているのか。 ◎答   昨今の上下水道に関わるコンクリート管等特定資材価格は、通常の物価上昇率を大きく超え、4割近く上昇しているものもある。  現在、企業の経営基盤影響を及ぼすような大規模事業については、建設工事費デフレーター等の指標を見ながら総事業費の見直しをかけている。  また契約締結後の急激な物価変動に対しては、物価スライド条項を柔軟に適用するなどして、対応していきたいと考えている。 ◆要望   ぎりぎりの予算ではなく、余裕を見た予算要求が必要と考える。  工事担当局では認識していると思うが、予算査定時には、しっかりと説明資料を整え、財政局に説明してもらいたい。 上下水道局終了          10時39分 【予算決算委員会建設分科会上下水道局)の審査意見取りまとめ          11時49分 (1)付託議案審査について ・議案第31号〜議案第34号、議案第36号、議案第37号及び議案第40号、以上7件については、いずれも全会一致で可決または同意すべきものと決定。 (2)陳情報告について ・陳情第23号について報告。 (3)閉会継続調査について ・別紙のとおり閉会中も継続調査すべきものと決定。 (4)委員長報告について ・正副委員長に一任することに決定意見取りまとめ終了        11時55分 閉会               11時55分 【予算決算委員会建設分科会意見とりまとめ】...