○
福永洋一 分科会長 ただいまから
予算決算委員会環境水道分科会を開会いたします。
本日の議事に入ります前に、執行部より発言の申し出があっておりますので、これを許可します。
◎
勝谷仁雄 環境局長 2点の報告がございます。
まず、
環境推進部長の森でございますが、病気で本日欠席いたしております。
それとあともう一点でございますけれども、1月1日付で
人事異動がございまして、アジア・
太平洋水サミットを担当いたします
水保全課副課長、
北里洋祐でございます。
〔
執行部自己紹介〕
◎
勝谷仁雄 環境局長 報告は以上でございます。
○
福永洋一 分科会長 発言は終わりました。
今回、当
分科会において
先議案件として審査を分担します議案は、
補正予算4件であります。
それでは、審査の方法についてお諮りいたします。
審査の方法としては、議案について説明を聴取した後、質疑を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
福永洋一 分科会長 異議なしということで認め、そのようにとり行います。
これより議案の審査を行います。
まず、議第19号「令和元
年度熊本市
一般会計補正予算」中、当
分科会関係分についての説明を求めます。
◎
村上慎一 廃棄物計画課長 廃棄物計画課でございます。
令和元
年度補正予算について御説明させていただきます。
恐れ入りますが、
予算決算委員会環境水道分科会環境局資料、黄色の帯のついた資料になります。
5ページをお願いいたします。
なお、ページのところに
括弧書きの方が書いてございますが、こちらは
予算決算委員会説明資料の全体のページとなっておりまして、そちらは171ページでございます。
まず、総括表にて概要を御説明いたします。
中ほどの
所管予算合計でございますけれども、
指定収集袋製造等関係業務委託等の入札の
執行残のほか、
決算調整によるものを合わせまして総額6億156万7,000円の
減額補正を計上いたしております。これによりまして
環境局の令和元年度の予算は、146億6,241万2,000円となります。
続きまして、その下段の
繰越明許費補正の欄を御覧ください。
継続して事業を進めていきますために、令和2年度に予算を
繰り越しさせていただくものでございます。
上段の20
清掃費の
埋立処理施設周辺環境整備事業1,550万円につきましては、
扇田環境センター周辺の
農道整備工事に
入札参加業者がなく、再公告となったため、予算の
繰り越しをお願いいたすものでございます。
続きまして、2段目の
し尿処理施設解体事業3億6,222万6,000円につきましては、
秋津浄化センターの
解体工事及び
施工管理業務委託でございまして、いずれも令和2年度までの
債務負担行為に係る契約となっておりまして、
契約締結後にそれぞれ
受注業者と協議をいたしました際、
出来高払いの請求はせず、令和2年度の
完了払いのみとなったため、
予算繰り越しをお願いするものでございます。
続きまして、3段目の25
環境保護費の
全国都市緑化フェア関連事業1,612万9,000円につきましては、平成17年に策定いたしました緑の
基本計画の
改定業務の委託の
繰り越しでございます。
当該基本計画策定から現在まで十数年にわたります各施策の調査、照会等に期間を要しますため、
繰越明許費補正を計上させていただくものでございます。
繰越明許費の補正につきましては以上でございます。
◎
桝田一郎 環境政策課長 債務負担行為補正について御説明いたします。
同じ資料の下段の表でございますが、
地域エネルギー事業に係る使用料としまして、限度額1億8,984万円を計上しております。これは、本市が
SDGsの取り組みとして国へ提案した事業の一環で、
自治体SDGsモデル事業に選定された事業でございまして、昨年4月に本市が出資し、
東西環境工場の発電した電力を
本市施設へ供給しております熊本の
地域エネルギー会社の
スマートエナジー熊本が本市の目指す防災・減災の
まちづくりの施策として
大型蓄電池の設置、自営線の敷設等を実施するものでございます。
大型蓄電池につきましては、
南区役所及び
上下水道局庁舎の2カ所に設置し、停電時の
BCP対策のほか、平時は電力の
ピークカットにより、料金の削減を図ります。
なお、
大型蓄電池の設置につきましては、全体として今回の設置を含めて20カ所を想定しております。また、自営線につきましては、
西部環境工場から隣接する
城山公園まで敷設し、同公園に
EV充電拠点を設置します。これにより
広域停電時にも
EV充電拠点を確保することにより、日産自動車との
連携協定に基づくEVを活用した
避難所等への
電気供給の持続性を可能とするものでございます。
説明は以上でございます。この後、それぞれの補正の内容につきまして、順次
担当課長が御説明申し上げます。
◎
村上慎一 廃棄物計画課長 廃棄物計画課でございます。
続きまして、
歳出予算について御説明いたします。
恐れ入りますが、
環境局資料の9ページ、全体資料では175ページをお願いいたします。
まず、この表の
記載方法でございますけれども、
事業実施に当たりまして、
予算流用を行い執行した経費が含まれるものにつきましては、
事業名の先頭に丸印をつけております。この中には需用費から
備品購入費などの
支出科目の更正のための節の組みかえなども全て含まれております。
それでは、
廃棄物計画課関連分について御説明させていただきます。
目の10
清掃総務費の1,052万9,000円の
減額補正でございます。こちらの主な要因としては、
人件費の減額でございます。
次に、目の15
じん芥処理費2億79万9,000円の
減額補正の主な内容について御説明いたします。
1番の
ごみ収集経費(経常)270万円の増額でございますけれども、
クリーンセンターの
車両燃料代の増加と
車両修繕費の増加が主な要因でございます。
次に、2番の
ごみ収集経費(政策)1億6,735万5,000円の減額でございますけれども、
廃棄物収集運搬業務委託の入札の
執行残によるものでございます。
次に、4番の
東部環境工場ごみ処理経費は、3,620万円の減額でございます。これは、ごみの焼却量の減少に伴いまして
焼却灰等運搬業務委託費の
減額等によるものでございます。
次に、目の20
特別清掃費2億694万9,000円の
減額補正の主な内容について御説明いたします。
1番の
指定収集袋製造等関係経費6,598万5,000円の減額。
それから10ページに移りまして、全体資料では176ページになります。
2番の
資源物再
資源化推進経費3,466万8,000円の減額、4番の旧
リサイクル情報プラザ解体経費3,006万7,000円の減額、5番の
資源物持ち去り
対策経費179万9,000円の
減額補正でございますけれども、これらは全て入札の
執行残によるものでございます。
次に、6番の
PCB廃棄物適正処理推進経費202万円の
増額補正につきましては、
嘱託職員を2名雇用したことに伴いまして増額をお願いするものでございます。
次に、7番の
埋立処理経費(経常)1,670万円の
減額補正につきましては、
扇田環境センターの2期目の
埋立処分場の
供用開始が
埋め立てごみの減少によりまして遅れましたために、
下水道使用料等を減額するものでございます。
次に、8番の
埋立処理経費(政策)5,980万円の
減額補正につきましては、処分場で予定いたしておりました
工事範囲が減少いたしまして4,900万円を減額したものによるものでございます。
廃棄物計画課関連分は以上でございます。よろしくお願いいたします。
◎
緒方宏行 浄化対策課長 続きまして、
浄化対策課より説明いたします。
環境局資料10ページ、同じく全体資料176ページの下段、目の25
し尿処理費5,849万7,000円の
減額補正でございます。
主な内容といたしまして、2番の
秋津浄化センター解体経費5,869万9,000円の
減額補正でございますが、
解体工事及び
施工管理業務委託等の入札の
執行残によるものでございます。
続きまして、資料11ページ、全体資料で177ページをお願いいたします。
目の30
浄化槽管理費6,504万7,000円の
減額補正の主な内容について御説明いたします。
2番の
小型合併処理浄化槽設置費助成5,206万円の
減額補正につきましては、
単独処理浄化槽や
くみ取り便槽から
合併処理浄化槽に入れかえる転換、新築等での設置による
通常新設、
熊本地震で被災した
合併処理浄化槽の設置、入れかえに対する
災害新設の3つの
補助項目の中で、特に
災害新設の申請数が
減少傾向にありまして、当初に比べ4割弱の
見込みであったことによるものでございます。
3番の
被災合併処理浄化槽設置支援経費1,297万2,000円の
減額補正でございますが、こちらは
下水道事業計画1期において、
熊本地震に起因して
合併処理浄化槽の設置者を対象に
復興基金を活用した
補助事業でございまして、申請数が
減少傾向にあり、当初に比べ5割弱の
見込みであったことによるものでございます。
以上でございます。
◎
桝田一郎 環境政策課長 同じ資料の中ほどでございます。目の10
環境保護総務費でございます。3,400万6,000円の増額を計上しております。
内訳としまして、まず下段の職員の
人件費といたしまして、
年度中途の増員に伴う4,153万9,000円の増額でございます。
次に、
環境政策課分でございますが、主なものを御説明いたします。
2番の
温暖化対策推進経費といたしまして1,773万円の増額を計上しております。これは、本市の
地球温暖化対策実行計画の改定を予定しておりましたが、
熊本連携中枢都市圏13
市町村のうち、本市を含め18
市町村での
共同策定への変更に伴う委託料の増額でございます。この
共同策定は、
熊本連携中枢都市圏ビジョンに基づくもので、
策定事務の効率化のほか、
温暖化対策の補完、波及、
推進効果があると考えております。
共同策定は全国初の試みでありますが、策定に当たっては、国や熊本県との整合性を図り、各
市町村の特性を生かした実効性の高い計画となるよう取り組んでまいります。
なお、
共同策定の
対象市町村につきましては、
策定費用として応分の負担をお願いしております。また、この
共同策定につきましては、先月改めて
熊本連携中枢都市圏18
市町村で
共同策定を実施することとなりましたが、この件につきましては、2050年、
温室効果ガス排出実質ゼロ宣言とあわせまして、3月開催の
委員会で御説明させていただきたいと思います。
次に、3番の
エネルギー政策推進経費といたしまして1,680万6,000円の減額につきましては、
エネルギーハウスや
太陽光発電への
補助事業への
決算調整でございます。
次に、12ページをお願いいたします。全体資料178ページでございます。
7番の
水道事業会計繰出金でございます。国が定めました
地方公営企業への
繰出基準に基づいた
決算調整といたしまして80万円の減額を計上しております。
以上でございます。
◎
松本光裕 環境共生課長 環境共生課でございます。
続きまして、目20
緑化推進費について御説明申し上げます。171万9,000円の
増額補正を計上いたしております。
主な内容を御説明いたしますと、1番立田山
管理経費につきましては、立田山憩の森からの落石によります
隣接家屋への外壁の
補修費用の相当額といたしまして、15万4,000円の賠償金を計上いたしております。
2番
自然環境保全経費につきましては、緑の
じゅうたんサポーター制度で頂きました寄附金の基金への
積み立て経費を計上いたしております。
続きまして、飛びまして5番
緑化推進経費につきましては、住宅や
事業所を緑化される方への
支援制度でございます。つながりの
森づくり補助金の
申請状況を踏まえまして100万円の
減額補正を計上いたしております。
以上でございます。
◎永田努
水保全課長
水保全課でございます。
同じく、
環境局資料の12ページ、下段、全体資料の178ページでございます。
目25
地下水保全対策費、
東部堆肥センター管理運営経費2,370万円の減額でございます。これは、
東部堆肥センターの
指定管理料のうち、
燃料光熱費1,624万円、
車両費397万円などを減額するものでございます。
以上でございます。
◎
近藤芳樹 環境総合センター所長 環境総合センターでございます。
続きまして、
環境局資料13ページ、全体資料の179ページになります。
目の30
環境総合センター費でございます。113万9,000円の減額を計上しております。内訳といたしまして、1番の
感染症対策経費は、
非常勤職員の共済費4,000円増加分でございます。
次に、2番の
環境総合センター施設管理経費(経常)は、電気料の
執行残114万3,000円の減額でございます。
以上でございます。
◎
桝田一郎 環境政策課長 同じ資料の中段でございます。
1番の
下水道事業会計繰出金でございます。国が定めました
地方公営企業への
繰出基準に基づいた
決算調整といたしまして7,063万2,000円の減額を計上しております。
説明は以上でございます。
○
福永洋一 分科会長 次に、議第31号「令和元
年度熊本市
水道事業会計補正予算」、議第32号「同
下水道事業会計補正予算」、議第33号「同
工業用水道事業会計補正予算」、以上3件について、一括して説明を求めます。
◎
江藤徳幸 経営企画課長 経営企画課でございます。私からは
上下水道局所管3会計の令和元
年度補正予算について説明させていただきます。
青色の表紙、
環境水道分科会資料、
上下水道局の1ページをお願いいたします。
まず、
水道事業会計の
補正予算でございます。
1、2ページには
補正予算書にあります議案をつけております。
3ページから御説明させていただきます。
予算決算委員会説明資料では185ページからでございます。
1、総括の
収益的収支でございます。
補正額のところでございますが、収益は1億2,896万2,000円の増額、費用は1億8,052万1,000円の増額となり、補正後の
収益的収支差額5,155万9,000円減少し、25億6,675万3,000円となる
見込みでございます。
下の表、
資本的収支でございますが、収入は5,767万円の増額、支出は2,153万8,000円の減額となり、その結果、収支は7,920万8,000円増加し、
不足額は63億4,103万6,000円となる
見込みでございます。
なお、この
不足額につきましては、
減債積立金や
過年度分損益勘定留保資金等で補填する予定でございます。
次に、4ページに
収益的収支の
水道事業収益でございます。
収益は1億2,896万2,000円増額計上しております。主な内訳ですが、
下水道受託工事の増加により、
受託工事収益が4,693万4,000円の増や、龍神橋、
明午橋補修工事に伴う補償金が4,488万4,000円の増となったことなどでございます。
次の5ページは、
収益的収支の
水道事業費用でございます。
費用は1億8,052万1,000円増額計上しております。
支払消費税のほか、
人件費や
修繕費など
決算調整に伴い
増減額を行った結果、
増額補正となるものでございます。
次の6ページ上段、
資本的収支の
資本的収入でございます。
収入は5,767万円増額計上しております。主な内訳ですが、
下水道受託工事の増に伴う
工事負担金5,500万円や加入金の増でございます。
続きまして、下段、
資本的支出でございます。
支出は2,153万8,000円減額計上いたしております。
人件費や
請負工事費など
決算調整に伴い
減額補正となったものでございます。
以上が
水道事業会計でございます。
次の7ページ、
下水道事業会計の
補正予算でございます。
7ページから9ページには、
補正予算書にあります議案をつけております。
10ページから御説明させていただきます。
予算決算委員会説明資料では191ページからでございます。
1、総括の
収益的収支でございますが、収益は1億1,757万円の増額、費用は9,763万5,000円の増額となり、補正後の
収益的収支差額は1,993万5,000円増加し、19億7,620万8,000円となる
見込みでございます。
続きまして、下の表、
資本的収支でございますが、収入は1億6,705万4,000円の増額、支出は2億2,156万7,000円の増額となり、その結果、収支は5,451万3,000円減少し、
不足額は73億2,507万6,000円となる
見込みでございます。
なお、この
不足額につきましては、
過年度分損益勘定留保資金等で補填する予定でございます。
次の11ページに
収益的収支の
下水道事業収益でございます。
収益は1億1,757万円増額計上いたしております。主な内訳ですが、
一般会計からの
負担金や
補助金が減少する一方で、
長期前受金戻入が9,000万円、その他、
特別利益で
退職給付引当金収益化額8,848万5,000円などが増額したものでございます。
次の12ページ、
収益的収支の
下水道事業費用でございます。
費用は9,763万5,000円増額計上いたしております。
資産減耗費や
支払消費税の増、
支払利息の減のほか、
人件費、委託料など
決算調整に伴い
増減額を行った結果、
増額補正となるものでございます。
次の13ページ、3、
資本的収支の
資本的収入でございます。
収入は1億6,705万4,000円増額計上いたしております。その内訳ですが、雨水分を含む
国庫補助金1億4,861万円の増額などでございます。
次の14ページ、
資本的支出でございますが、支出は2億2,156万7,000円増額計上いたしております。
建設改良費で備考欄に内訳を記載しておりますが、
資源循環形成事業が1億1,147万3,000円の増額、
災害復旧事業で1億2,245万円の増額などでございます。
以上が
下水道事業会計でございます。
次に、15ページ、
工業用水道事業会計の
補正予算でございます。
15ページには、
補正予算書にあります議案をつけております。
16ページから御説明させていただきます。
予算決算委員会説明資料では199ページからでございます。
これは、
城南工業団地の
入居企業へ
工業用水道を供給しているものでございます。Ⅰ、業務の予定量ですが、
供給事業所数は11カ所で変化はございませんが、年間総給水量が1,787立方メートル減少し、5万5,211立方メートルと見込んでおります。
下段のⅡ、令和元年度2月
補正予算、1、総括をごらんください。
収益、費用とも24万5,000円の減額で、補正後も
収支均衡予算でございます。
資本的収支の補正はございません。
17ページをお願いいたします。
収支的収支の主な内訳でございますが、収益では
給水収益を20万4,000円減額、費用では
維持管理経費の
執行残などを減額計上いたしております。
以上が
工業用水道事業会計でございます。
令和元
年度補正予算の説明は以上でございます。
○
福永洋一 分科会長 以上で議案の説明は終わりました。
これより質疑を行います。
分担議案について質疑及び意見をお願いいたします。
◆
古川智子 委員 すみません。ちょっと素朴な疑問ですが、
環境局、13ページの
環境総合センター費、2番の
環境総合センター施設管理経費、これは
電気量が予想よりも少なかったためにということで減額なんですが、本当に素朴な疑問で申し訳ないんですけれども、稼働している日数はそんなに変わらないと思うんですが、なぜこんなに
電気料金が減ったのか教えていただけますか。
◎
近藤芳樹 環境総合センター所長 電気料金の減額ですけれども、平成30年に
環境総合センターの
空調設備の入れかえを行いました。それに伴いまして、省エネ型のエアコンを使用することによりまして、約10%の
電気量の削減を行ったところです。
以上です。
◆
古川智子 委員 ありがとうございました。やはり入れかえて10%も違うんですね。御説明ありがとうございました。
◆北川哉 委員
環境局の
説明資料の中の10ページの
PCB廃棄物適正処理推進経費で
嘱託職員の
人件費が増えておりますけれど、この
PCB廃棄物というのは、量的に増えてきているのでその人員を増やすという形になっているのか、やはり
PCB自体はもう作らないというか、そっちの方に何か進んでいるのかとか、そういったところがちょっと疑問に思いましたので、お答えいただければと思います。
◎
千原直樹 ごみ減量推進課長 ごみ減量推進課でございます。
もう御存じかもしれませんが、昭和43年に
カネミ油症事件というのがありまして、これを契機に昭和47年以降には、製造、輸入とも禁止されている物質でございまして、大変古いものですから、その調査というものをするためにというのが1点と、それと
PCBの特措法でその
PCBの濃度とか、あるいは含む機器によって
処分期限が定められておりまして、来年度いっぱいに処分をしなければならない、例えば、蛍光灯の
安定器等については来年度いっぱいまでに処分をしなければなりませんので、その処分をちゃんとしてもらえるかどうか、あるいは機器がどれくらいあるかどうか、そういったことを調査するために
嘱託職員を新たに2名雇用したということでございます。
以上でございます。
○
福永洋一 分科会長 質問では
PCB自体が増えているのかという質問もあったと思いますが。
◎
千原直樹 ごみ減量推進課長 PCB自体は先ほど申しましたように、昭和47年以降、製造、輸入とも禁止されておりますので、増えているということはないんですけれども、ただ、古いものですから、それがどのくらいあるかというような調査をしなければならないということで、新たに2名雇用したということになります。
以上でございます。
◆北川哉 委員 ありがとうございます。新たに作られてはないということは思っていたんですけれど、やはり見つけるのが大変、多分困難ではあると思う、古くもう保管されたまんま眠っているというのが多分あると思うので、今後、有害性があるものですので、しっかり探して処理していただきたいと思っております。よろしくお願いします。
○
福永洋一 分科会長 ほかにありませんか。
◆
島津哲也 委員 すみません、私も
環境局の11ページの3番に
エネルギー政策推進経費のところで、補正の方が1,680万6,000円ということで、
エネルギーハウス、太陽光の減ということで先ほど御説明ありましたけれども、もうちょっと詳しく教えていただければなと。その減になった要因といいますか、そういうところまで把握されていればお願いします。
◎
桝田一郎 環境政策課長 補助の減額の内容でございます。
このEV、エコカーの補助でございますけれども、もともと200台ということで見込んでおりましたけれども、今のところ150台といった
見込みを今、立ててございます。それから、ゼロ
エネルギーハウスでございますけれども、当初40件ということで補助枠を確保しておりましたけれども、今のところ半分ぐらいというような
見込みでございます。
その他は、高断熱窓改修につきましても補助枠を少し下回るというような状況でございまして、エコカーにつきましては、私どもがメーカー、ディーラー様に聞き取りをしまして、大体このくらいということで
見込みを立てておりましたが、まだここまで至っていないということで、今、2月いっぱいの申し込みをいただいていまして、本来3月が、そもそも決算で多いというところもございますけれども、まだ昨年聞き取りをしましたのにちょっと至っていないと。
それからゼロ
エネルギーハウスでございますけれども、こちらにつきましては、私どもが改善しまして、手続で今まで事前の申し込みを事後申し込みとしまして、手続の簡略化ですとか、受け入れがしやすいようにということで改善をいたしましたが、まだまだこのゼロ
エネルギーハウスにつきましては、メーカーさんもちょっと手が回らないということで、なかなか推進するに至っていないということもちょっと聞いております。ゼロ
エネルギーハウスが建っていないというではないんですけれども、申請に対してやはりこの需要が多く、まだまだ建てているところが多いということで、申請にちょっと手が回らないといったことも聞いてございます。
そういったことで、私どもの想定よりも今のところ申し込みが少ないと、ただ、改善をしたことによって今、大手メーカーさんも徐々に申請を出されておりますので、今後は、その辺は件数が増えてくるというふうに考えております。
以上です。
◆
島津哲也 委員 すみません。説明ありがとうございました。
お金がマイナスになるということは、非常にいいことだと思うんですけれども、環境の問題というのは、今からちょっとお金をかけていかないといけないなというふうに私も感じております。エコカーの問題だとか、ゼロ
エネルギーハウスのPRの方もしていかないといけないでしょうし、申請もできれば簡素化していただくような方向で要望したいなというふうに思っております。よろしくお願いします。
○
福永洋一 分科会長 要望でいいですね。
◆
島津哲也 委員 はい、要望で。
○
福永洋一 分科会長 ほかにありませんか。
◆吉田健一 委員 2点、御質問させていただきます。
まず1点目、10ページの8番
埋立処理経費(政策)ということで、先ほど御説明の中で
工事範囲の減少ということでありました。その要因をちょっと教えていただければと思います。
◎後藤滋 環境施設課長 環境施設課でございます。
扇田環境センターの
埋立処分場についてなんですが、扇田処分場については、1期処分場と2期処分場がございます。まもなく1期処分場のほうは埋立容量上限に達しようかというところでございますが、ごみの搬入量等が思った以上に伸びませんで、1期処分場の埋め立てがまだ完成しないような状況でございます。そうすると2期処分場の開始がおくれるというような状況にはなっておりますが、1期処分場の埋め立てが上がったところで、調整用の遮水シートを敷く工事を計画しておりましたが、その遮水シートの工事が埋め立てが上がらなかったものですから、それを今回減額させていただいたということです。来年度当初予算でこの分については実施させていただくというような計画をしております。
以上でございます。
○
福永洋一 分科会長 減少した理由を聞きたかったんですよね。今の答弁でいいですか。
◆吉田健一 委員 ありがとうございます。実際スタートして、その都度計画を立てられて、今回の減少につながっているということだと思いますので、来年度予算でまたぜひ状況を教えていただければと思います。よろしくお願いします。
すみません、続けて2点目、12ページ、
東部堆肥センターの管理運営経費ということで、説明の中で燃料また車両に伴う減額ということで、これもまた理由を教えていただければと思います。
◎永田努
水保全課長
水保全課でございます。
東部堆肥センターにつきましては、昨年4月に供用を開始しまして、4月から9月ぐらいまで、夏場にかけて非常に持ち込み量が多い状況でございました。そのような状況でございましたので、年度後半の燃料費、それから
人件費、
車両費等が不足するのではないかということが考えられましたので、昨年度、第4回の定例会で3,700万円の増額をお願いしたところでございます。
その後、秋以降、非常に安定した持ち込みがされておりまして、今、施設も安定した運営状況にございます。そういったことから、燃料費でございますとか、車両の運搬費等を当初の予定よりも減額することになったということでございます。
以上でございます。
◆吉田健一 委員 ありがとうございます。1年通してまだやっていないというところもありますので、しっかり一緒に経験を積んで、そのシーズン的なものもあると思いますので、また一緒に勉強させていただければと思います。ありがとうございます。
○
福永洋一 分科会長 要望ということですね。
◆吉田健一 委員 はい。
◆田尻善裕 委員 幾つか確認したいことがあります。教えていただきたいのは、まず最初に9ページの
廃棄物計画課の指定収集袋の件なんですけれども、昨今のコロナウイルスの件で、先日マスコミにも出ていましたけれど、他都市はごみ袋が足りない状況の中、本市は十分に確保できているというお話があったので、一安心なんですけれども、本市の場合は、製造はどこで作って、どこで保管していらっしゃるのでしょうか。
◎
村上慎一 廃棄物計画課長 廃棄物計画課でございます。
私ども、ごみ袋の製造を3つに分けております。これも危機管理と多くの参入機会という観点から、3つのところで分けておりまして、その3つの会社が入札で落とされまして、今の契約でいきますと、ベトナムで製造しているのが2社と中国で製造しているのが1社でございます。今回、中国の方で製造されている部分なんですが、販売枚数が低い、燃えるごみですと小、特小、あと不燃物というのが今中国の方で製造されている分になります。私ども、やはりこういった突発的な事情がございますので、保管の方を大体在庫を4、5カ月分持つようにしております。今回もそれによりまして、あと数カ月入ってこなくても足りますし、また4月には新たな入札がございまして、4月の入札では当然稼働している工場を皆さん入札では上げてこられると思いますので、特段、今回については問題ないと思います。
それと、あと今保管の方ですけれども、当然、作られた分は熊本市の方で保管をしておりますので、流通も大丈夫だというふうに思っていただいて結構かと思います。
以上でございます。
◆田尻善裕 委員 ありがとうございました。リスク管理をやっているという、非常に心強く思います。
また別件でいいですか。11ページになるんですけれど、同じく
環境局、さっき説明がなかったので、COOL CHOICE CITY くまもとのこの減額部分が国、県が大きいんですけれども、これの何か理由を教えてもらってもいいですか。
◎
桝田一郎 環境政策課長 COOL CHOICE CITY くまもとの減額でございますが、これは当初予算で、まず例年1,000万円の補助ということで、1,000万円を計上してございました。ところが、今年度の交付額の上限がまず800万円に減額されました。それから、最終的な交付の申請時にさらに718万8,000円に減額されたということがございまして、800万円が上限となりました。
それから、その内で事業をすることとなりましたが、今回イベント時に台風が参りましてイベントの中止をしました。そういったところで、さらにその分の減額をしました関係で、この不要額としまして
決算調整しまして332万9,000円となったわけでございます。
以上です。
◆田尻善裕 委員 その台風でなくなったイベントというのは、また今後やられるんですか。
◎
桝田一郎 環境政策課長 今年度は、もうそこで中止で、実はほとんど準備をしておりまして、開催する前日に中止をしましたものですから、全くこの委託料を払わなくてよかったというわけではございませんで、金額の3分の2近くは払うことになってしまいましたものですから、再度また同じような規模ですることができなくなりました。
以上でございます。
○
福永洋一 分科会長 新年度はどうかという質問もあったが。
◎
桝田一郎 環境政策課長 新年度は、3月の
委員会の方でまた説明させていただきます。
◆田尻善裕 委員 了解です。
最近のコロナの状況を考えて、イベントが本当に将棋倒しに中止になっているのを考えれば、準備されていたのを補填するためにも、致し方ない判断だと思いますし、私が聞きたかったのは、来年度、計画しているならそういうようなことを一言言ってもらえればよかったのかなと思ったんですけれども。
ちょっとすみません、もう一ついいですか。上下水道のことは、金額もかなり大きいので、非常に難しいんですけれど、管理者の感想が聞きたいんです。計画の管理者として。
○
福永洋一 分科会長 全体の予算の総括みたいなことでいいですか。
◆田尻善裕 委員 はい。
◎白石三千治 上下水道事業管理者 今回の補正に関しての所感というような御質問だと思いますけれども、
水道事業会計、
下水道事業会計、
工業用水道事業会計、それぞれが
減額補正というのが確かに多いんですけれども、事業推進に当たりましては、基本的にいろいろな計画を持って実行しているところでございまして、事業の進捗としては、非常に進捗通り進んでいる部分が多いのかなというふうに思っているところでございます。
ただ、そういう中であって、例えば、
災害復旧事業に対しましても今年度の3月末をもって下水道の管渠等も終わりますので、その辺りも順調に進捗している、あるいは上水道における水源地の更新事業とかいろいろございますけれども、そういったものを着実に進めている、下水道の施設整備についても着実に進めているということで、事業の推進自体は適正に進めているというような状況もございますし、損益上の話になりますと黒字といいますか、そういったものも十分確保できているというような状況でございます。
今年度、3月に経営戦略というものを策定いたしまして、4月から実行するというようなこともございますけれども、そういった中でも今後10年間、そういった例えば、黒字を確保するというような見通しの中で経営戦略を作っておりますけれども、そうした観点からしても今年度の決算の
見込みに対しても十分その経営戦略に反映できる通りの事業推進に当たっているのかなというふうに考えているところでございます。ちょっと大ざっぱなことになりますが。
○
福永洋一 分科会長 よろしいですか。
◆三島良之 委員 今、田尻委員が総体的なことをおっしゃいましたが、私はもっと変わって、環境にまた戻ります。
10ページ、これは、
浄化対策課にお尋ねいたします。
公衆トイレの
管理経費9万9,000円ですが、公衆トイレが今例えば幾つあるのか、あるいは管理等、例えば備品交換とか、そういうのも含めて入っているのか。今はほとんど公衆トイレに代わるのは町中のコンビニで済ませていますけれど、これを例えば、公園なんかのトイレも含めた公衆トイレと位置づけているのか、これは
浄化対策課で全てトイレを管理しているのかも含めて、
担当課長、よろしくお願いいたします。
◎
緒方宏行 浄化対策課長 浄化対策課でございます。
私ども
浄化対策課の方では、公衆トイレということで、現在9カ所のトイレを維持管理しているところでございます。