○議長(入江学君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、認定第1号は認定することに決定しました。 次に、認定第2号の討論に入ります。通告がありますので、発言を許します。8番、五嶋映司君。
◆8番(五嶋映司君) ただいま議題になっています認定第2号平成27年度
宇城市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場で討論いたします。
構成世帯の中心であった農家や商店主などの
自営業者の営業に展望が見えず、
定年退職者や
年金生活者などの無職の世帯が
加入世帯の中心となる中、低所得者の
構成比率が非常に高い状態が続いています。そのため、払いたくても払えない状況があります。何らかの家計の事情で1度滞納するならば、2か月まとめて払うことは大変困難な状況です。これは、低所得者だけでなく、一定の所得のある家庭でもこのような声が聞こえます。平成27年度の決算は、1億を超える
黒字決算のため、基準外繰入の5,600万円余りが
一般会計に繰り戻されています。宇城市は、他の市町村に比較して過去数年間を見てみると、
一般会計からの基準外繰入が少ない市町村の部類に属します。そのため、国保税も県下14市の中でも高いほうに位置しています。国保税は独立採算であることは十分理解しますし、
国保財政が厳しくなった大きな理由が、国の制度変更によるものであることも理解しますが、市民が大きな負担感を感じ、払いたくても払えない国保税の現状を少しでも改善するために、市民の暮らし、福祉を守るべき
保険運営権者は
医療費削減などに努力を払いながら、
一般会計からの援助を行ってでも国保税の
負担軽減を図るべき決算にすべきだと考えます。 このような観点から、認定第2号平成27年度
宇城市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定については反対をいたします。
議員諸氏の御賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(入江学君) これで討論を終結します。 これから、認定第2号平成27年度
宇城市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。採決は、押し
ボタン式投票によって行います。この決算に対する
委員長報告は認定するものです。認定第2号は、
委員長報告のとおり認定することに賛成の方は
賛成ボタンを、反対の方は
反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(入江学君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(入江学君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、認定第2号は認定することに決定しました。 次に、認定第3号の討論に入りますが、通告はありません。したがって、討論なしと認めます。 これから、認定第3号平成27年度
宇城市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。採決は、押し
ボタン式投票によって行います。この決算に対する
委員長報告は認定するものです。認定第3号は、
委員長報告のとおり認定することに賛成の方は
賛成ボタンを、反対の方は
反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(入江学君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(入江学君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、認定第3号は認定することに決定しました。 次に、認定第4号の討論に入りますが、通告はありません。したがって、討論なしと認めます。 これから、認定第4号平成27年度
宇城市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。採決は、押し
ボタン式投票によって行います。この決算に対する
委員長報告は認定するものです。認定第4号は、
委員長報告のとおり認定することに賛成の方は
賛成ボタンを、反対の方は
反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(入江学君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(入江学君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、認定第4号は認定することに決定しました。 次に、認定第5号の討論に入りますが、通告はありません。したがって、討論なしと認めます。 これから、認定第5号平成27年度
宇城市奨学金特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。採決は、押し
ボタン式投票によって行います。この決算に対する
委員長報告は認定するものです。認定第5号は、
委員長報告のとおり認定することに賛成の方は
賛成ボタンを、反対の方は
反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(入江学君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(入江学君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、認定第5号は認定することに決定しました。 次に、認定第6号の討論に入りますが、通告はありません。したがって、討論なしと認めます。 これから、認定第6号平成27年度
宇城市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。採決は、押し
ボタン式投票によって行います。この決算に対する
委員長報告は認定するものです。認定第6号は、
委員長報告のとおり認定することに賛成の方は
賛成ボタンを、反対の方は
反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(入江学君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(入江学君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、認定第6号は認定することに決定しました。 次に、認定第7号の討論に入ります。通告がありますので、発言を許します。8番、五嶋映司君。
◆8番(五嶋映司君) ただいま議題になっています認定第7号平成27年度
宇城市水道事業会計決算の認定について、反対の立場で討論いたします。 平成23年度末に2億2,000万円ほどあった欠損金が、平成24年から平成26年の3年間で、平成26年度末にはゼロとなり、この3年間の
経常利益は平均すると7,000万円強となります。平成27年度も、8,600万円ほどの
経常利益を計上されており、執行部の努力もあると思いますが、
水道事業はこの数年間7,000万円から8,000万円の黒字が出る安定した事業となっています。 ところが、宇城市の
水道料金は依然として県下で1、2を争う高い
水道料金になっており、同じ企業団を構成する宇土市より4割近く高い
水道料金になっています。
公共料金の
近隣市町村との格差は、
国民生活の平等性という意味でも好ましいものではありません。前に
一般質問でも提起してきたとおり、企業団の原水費や積立金の問題等を検討し、
公共料金が政策的に決められる側面をもっていることなどを考慮すると、平成27年度予算で
水道料金を引き下げる検討がなされ、この決算では
水道料金の引下げが実現できる可能性を十分に含んでいたと思います。 ところが残念ながら、そのような検討がなされたのか不明で、この決算は市民の要望に応える決算になっていません。再度
水道料金の引下げの検討をされることを強く求めて、認定第7号平成27年度
宇城市水道事業会計決算の認定については反対をいたします。
議員諸氏の御賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(入江学君) これで討論を終結します。 これから、認定第7号平成27年度
宇城市水道事業会計決算の認定についてを採決します。採決は、押し
ボタン式投票によって行います。この決算に対する
委員長報告は認定するものです。認定第7号は、
委員長報告のとおり認定することに賛成の方は
賛成ボタンを、反対の方は
反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(入江学君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(入江学君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、認定第7号は認定することに決定しました。 次に、認定第8号の討論に入りますが、通告はありません。したがって、討論なしと認めます。 これから、認定第8号平成27年度
宇城市下水道事業会計決算の認定についてを採決します。採決は、押し
ボタン式投票によって行います。この決算に対する
委員長報告は認定するものです。認定第8号は、
委員長報告のとおり認定することに賛成の方は
賛成ボタンを、反対の方は
反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(入江学君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(入江学君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、認定第8号は認定することに決定しました。 次に、認定第9号の討論に入りますが、通告はありません。したがって、討論なしと認めます。 これから、認定第9号平成27年度
宇城市民病院事業会計決算の認定についてを採決します。採決は、押し
ボタン式投票によって行います。この決算に対する
委員長報告は認定するものです。認定第9号は、
委員長報告のとおり認定することに賛成の方は
賛成ボタンを、反対の方は
反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(入江学君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(入江学君) 押し忘れなしと認め、確定します。 賛成多数です。したがって、認定第9号は認定することに決定しました。
-------○-------
△日程第11 議案第55号 平成28年度
宇城市一般会計補正予算(第3号)
△日程第12 議案第56号 平成28年度
宇城市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
△日程第13 議案第57号 平成28年度
宇城市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
△日程第14 議案第58号 平成28年度
宇城市介護保険特別会計補正予算(第1号)
△日程第15 議案第59号 平成28年度
宇城市奨学金特別会計補正予算(第1号)
△日程第16 議案第60号 平成28年度
宇城市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)
△日程第17 議案第61号 平成28年度
宇城市水道事業会計補正予算(第2号)
△日程第18 議案第62号 平成28年度
宇城市民病院事業会計補正予算(第2号)
○議長(入江学君) 日程第11、議案第55号平成28年度
宇城市一般会計補正予算(第3号)から、日程第18、議案第62号平成28年度
宇城市民病院事業会計補正予算(第2号)までを
一括議題とします。 去る9月7日の会議において、審査を付託しました各
常任委員から審査結果の報告がありますので、ただいまから各
常任委員会における審査の経過並びに結果について、各
常任委員長に報告を求めます。 まず、
総務文教常任委員長に報告を求めます。溝見友一君。
◎
総務文教常任委員長(溝見友一君)
総務文教常任委員会に付託されました案件につきまして、委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 本委員会に付託されました案件は、
補正予算案件2件であります。 委員会は9月14日、
委員会室において開催しました。説明員として
関係部局長、次長、各
支所長並びに
関係課長の出席を求め、審査を行いました。 議案の審査の過程で論議された主なものを要約して御報告申し上げます。 まず、議案第55号平成28年度
宇城市一般会計補正予算(第3号)の歳出について申し上げます。款2総務費、
一般管理費の委託料について、委員から「
ふるさと納税事務一括代行業務委託料の内容は、どのようになっているのか。また、
ふるさと納税は、どのくらいを見込んでいるのか」との質疑に対し、執行部から「
ふるさと納税事務一括代行業務委託料は、
ふるさと応援寄付金の40%を返礼品、15%を手数料とし、消費税を加算して計上しているもので、
ふるさと応援寄付金の額により確定する。
ふるさと応援寄付金については、12月から3月までの4か月で3,000万円を見込んでおり、
ふるさと納税事務一括代行業務委託料として、1,782万円を計上している」との答弁がありました。 また、委員から「代行委託業者は、どういったところがあるのか」との質疑に対し、執行部から「代行委託業者として、ソフトバンク関係の「さとふる」、JTB西日本の「ふるぽ」、楽天、日本郵便等が
ふるさと納税事務代行を行っており、発注・発送・返礼品の企画開発まで委託を考えている」との答弁がありました。委員から「委託業者に丸投げではなく、協議しながら進めていただきたい」との意見がありました。 また、委員から「
ふるさと納税を地域振興基金に積み立てるのは、問題ないのか」との質疑に対し、執行部から「
ふるさと納税は、今まで100万円程度の収入だったので、大きな効果を得るために地域振興基金に積み立ててきた経緯がある。今後、
ふるさと納税を多額に積み立てることができるようになれば、地域振興基金の用途についても議論が必要になる」との答弁がありました。 款2総務費、地域活性化関連経費について、委員から「集落人口ビジョン・集落版総合戦略作成支援業務委託料は、どういった内容か」との質疑に対し、執行部から「今後、地域ごとに人口ビジョン・集落版総合戦略を作成する必要があり、そのための検討会運営や調査・分析・資料作成等の委託料である。本年度は、まずモデル地区を選定し支援していきたい」との答弁がありました。 款9教育費、学校管理費について、委員から「学校施設耐力度調査は、どこを予定しているのか。また豊福小学校体育館はどうなっているのか」との質疑に対し、執行部から「補正で計上している耐力度調査は、国の補助に計上するため、熊本地震で被害の大きかった不知火小学校、松橋中学校、小川中学校を予定している。豊福小学校体育館の耐力度調査は、今回の補正で計上していないが、今後、耐震性のない施設については、中長期計画を策定し全て耐力度調査を実施する」との答弁がありました。 公民館費について、委員から「自治公民館等整備費補助金について、補助率20%から40%へ、新築の上限額100万円から200万円への金額設定の根拠等はどうなっているのか」との質疑に対し、執行部から「補助金については、本年7月に補助金要綱を改正し、補助率を20%から40%に上限額を100万円から200万円に変更しているため、この要綱に沿って補助金を支給する。補助金要綱は、熊本地震で被災した公民館を対象としており、本年度限りと考えている。補正額については、嘱託員から被災した公民館の修理のための要望額を聞いて計上している」との答弁がありました。委員から「従来より、地域の方から補助率の引上げの要望を聞いている。今後、災害のあるなしにかかわらず、補助率の引上げを検討していただきたい」との意見がありました。 給食センター建設費について、委員から「給食センター建設の進捗状況はどうなっているのか。また、上下水道設計委託料568万円はどういったものか」との質疑に対し、執行部から「給食センター建設予定地の買収は終了しており、本年度で基本設計、平成29年度で実施設計を予定している。補正の内容は、当初、南署前県道の汚水桝を予定していたが、県道ということで安全対策等により工事費が増大する可能性があるため、西側市道汚水桝に変更し、推進工法で実施するための補正となっている」との答弁がありました。委員から「当初、汚水・排水について、協議があったのかどうか。また、工事費はどのくらいを想定しているのか」との質疑に対し、執行部から「下水道関係については、昨年度から協議をしてきた。工事費については前回説明していたが、建設費及び備品購入費で19億円から23億円程度、造成費等附帯工事を含めると25億円から27億円程度としている。基本設計・実施設計の段階で、建設コストが上がらないよう検討していきたい」との答弁がありました。 款10災害復旧費、社会教育施設災害復旧費について、委員から「中央図書館の復旧のめどは、いつ頃を予定しているか」との質疑に対し、執行部から「調査設計を本年10月中旬までとし、復旧工事については今年度末を終了予定としている。開館については書架整理等の準備が必要になるため、来年6月頃の開館を考えている」との答弁がありました。 次に、議案第59号平成28年度
宇城市奨学金特別会計補正予算(第1号)について、申し上げます。 貸付金について、委員から「奨学金の申請後、採択にならなかった件数とその理由は何か」との質疑に対し、執行部から「6人の申請があり、4人を採択した。採択に至らなかったのは2人で、その内1人は辞退、1人は税金の滞納世帯ということで不採択とした」との答弁がありました。委員から「奨学金の貸付条件に、税金の滞納者世帯に貸付けを行わないという条件があるのか」との質疑に対し、執行部から「規則等には定めていないが、教育委員会で協議をした結果、奨学金貸付金の未済者の世帯に税金の滞納者が多かったため、平成27年度から世帯に税金の滞納者がいた場合、奨学金の貸付けを行っていない」との答弁がありました。 以上が質疑と答弁の主な点であり、これらの質疑を終結し、採決の結果、
総務文教常任委員会に付託されました
補正予算案件2件につきましては、全て原案のとおり可決すべきものと決定しました。 以上で、
総務文教常任委員会における審査の経過と結果の報告を終わります。
○議長(入江学君)
総務文教常任委員長の報告が終わりました。 次に、建設経済
常任委員長に報告を求めます。堀川三郎君。
◎建設経済
常任委員長(堀川三郎君) 建設経済
常任委員会に付託された案件につきまして、本委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本委員会に付託されました案件は、
補正予算案件3件であります。 委員会を9月15日に、
委員会室において開催しました。委員会には、説明員として関係部長、次長並びに担当課長の出席を求め、審査を行いました。 議案の審査の過程で論議されました主なものを要約して御報告申し上げます。 議案第55号平成28年度
宇城市一般会計補正予算(第3号)について、歳入から申し上げます。諸収入の青年就農給付金事業補助金過年度返還金について、委員から「給付対象者が報告義務を怠ったため87万5千円を県に返還したということであるが、その金額を返すだけでよいのか。給付金の年間150万円が返還対象となるのか」との質疑に対し、執行部から「今回は実際に報告義務を怠った7か月分の返還金ということになる。この7か月分だけ返還するということでその後の分については作業日誌をつけてもらい、報告義務を怠らなければそれ以上の遡りはない」との答弁がありました。これに対し、委員から「今後、このような事例が起きないよう、ほかの給付対象者に対しても指導の周知徹底をお願いしたい」との意見に対し、執行部から「青年就農給付金については、1年間を2回に分けて給付するということで半年ごとに実績報告が義務付けられている。その度に対象者に通知を出し、指導を行っている。今回の返還対象者については、文書や電話で再三指導を行うとともに、直接指導も行った。その後もJAの指導員と連携し技術的な面も含め指導を行っている」との答弁がありました。 次に、歳出について申し上げます。林業費の三角西港の森整備工事費について、委員から「この工事は、法の館の裏側から西港の権現山までに設置してある遊歩道の整備ということであるが、この予算で整備は完了するのか。また、この遊歩道までどのようにして観光客を誘導しようと考えているのか」との質疑に対し、執行部から「本工事は、平成27年度に県へ予算要望を上げていたが、県内各地要望が多かったため、複数年にわたって整備をするということで昨年度から始まった事業である。遊歩道の階段や東屋も大分傷んでいる状態である。これらも併せて予算要望しているので完了までには時間が掛かると思っている。誘導方法としては、この遊歩道はフットパスのコースになっており、また、西港の探索マップにこのコースからの写真も掲載しているので、そこと併せて観光客を誘導していきたい」との答弁がありました。 次に、繰越明許費の災害援助費・被災住宅等再建支援事業について、委員から「この事業の条件の中に解体費用は対象外である。しかし、解体・撤去後に再建する場合は対象となる場合があると記載されている。被災者の中には一部損壊でも解体して新築された方もいるが、そのような場合でも対象となるのか」との質疑に対し、執行部から「この事業はあくまでも被災した住宅等の修理が目的であり、ブロック塀など解体後に復旧しない場合は対象とならない。また、解体後の新築についても、被災住宅の修理とはいえず対象外である」との答弁がありました。 また、委員から「被災住宅等再建支援事業については、工事を行う業者の制限はないということであるが、被災住宅の応急修理事業については、宇城市内の業者のみが対象と聞いている。実際に業者が足りなく、工事修理が進まないということで知り合いの県外の業者に頼みたいが、それは対象にならないから困っているという市民の声が聞こえてきているがどのように考えているのか」との質疑に対し、執行部から「被災住宅の応急修理は国の災害救助法に基づく事業のため、指定業者制度を採用している。指定業者については、市の指名業者や小規模登録事業者以外にも県内自治体に登録された事業所も認めているが、修理内容や見積書についての指導や指示が必要となる場合があるため、県外事業者については認めていない。しかし、業者が足りないということが現状であるため、今回の被災住宅等再建支援事業ではこの点も踏まえて、指定業者制度は取らず、広く制度が利用しやすいようにしている」との答弁がありました。 次に、議案第61号平成28年度
宇城市水道事業会計補正予算(第2号)、施設改良費について委員から「内田浄水場急速ろ過機改修工事4,000万円はどのような内容か」との質疑に対して、執行部から「今年の1月の寒波、4月の熊本地震で漏水が発生し、夜間断水を余儀なくされたが、この時、上天草・宇城水道企業団からの応援水で断水時間の緩和に大きな力となった。今後、非常時への対策に加え、年々増加している給水需要にも対応できるように、現在休止している内田浄水場の機能回復を計画している。今回の補正は、1日800㌧のろ過機能を持つ急速ろ過機を設置する費用である」との答弁がありました。 以上が、質疑と答弁等の主な点であります。 これらの質疑を終結し、採決の結果、本委員会に付託されました
補正予算案件3件につきましては、全て原案可決すべきものと決定しました。 なお、
継続審査となっておりました、請願第1号「戸馳犬櫓堤防に関する請願」は再度
継続審査とすることに決定しました。 以上、建設経済
常任委員会における審査の経過並びに結果の報告を終わります。
○議長(入江学君) 建設経済
常任委員長の報告が終わりました。 次に、民生
常任委員長に報告を求めます。豊田紀代美君。
◎民生
常任委員長(豊田紀代美君) 民生
常任委員会に付託されました案件につきまして、本委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本委員会に付託されました案件は、
補正予算案件5件であります。 委員会を9月16日に、
委員会室において開催しました。委員会には、説明員として関係部長、次長並びに担当課長の出席を求め、審査を行いました。 議案の審査の過程で論議されました主なものを要約して御報告申し上げます。 議案第55号平成28年度
宇城市一般会計補正予算(第3号)、民生費の老人福祉費について、委員から「介護ロボット等導入支援特別事業補助金とあるが、どういった内容か」との質疑に対し、執行部から「介護従事者の介護
負担軽減が図られるよう、介護ロボットの導入を特別に支援するために、県の補助10分の10の事業で12事業所が取り組む。内容については、マッスルスーツが5件で、上限300万円が補助対象となっている。見守り介護システムが4件で、上限10万円が補助対象となっている。ほかに徘徊センサーが1件、その他2件」との答弁がありました。 次に民生費の災害救助費について、委員から「コンテナハウスについて委託料や賃借料が計上されているが、現在の状況はどうなっているのか」との質疑に対し、執行部から「県から7月中旬に通知がきて、コンテナハウスも仮設住宅としてみるということでPRしてきたが、県の基準が厳しく、生業で自宅を離れることができない人や、近くに仮設住宅やみなし仮設がない人が対象となっている。また、コンテナハウスには、トイレ、風呂、キッチン、照明などがなく、寝泊りするだけである。相談に来られた方に説明すると、みなし仮設を希望される方が多い。今回、畜産業を営まれる方からの相談が1件あったので、2件相当分のコンテナハウス4基を計上した」との答弁がありました。 次に衛生費について、委員から「宇城広域連合宇城クリーンセンター事業費負担金3,029万8千円はとても少ないように感じるがどうなっているのか」との質疑に対し、執行部から「震災に伴う宇城クリーンセンターへの負担金は、専決第3号で1億1,394万円予算化しており、今回は不足分を計上している。なお、宇城クリーンセンター負担金とは別に、震災後、行政区にステーションという形の仮置き場や内田の処理場跡地にも仮置き場を設け、震災ゴミの処理を宇城市として対応した部分がある。このステーションなどの仮置き場費用と現在進めている家屋解体処理費用を合わせ、震災査定の申請額は概ね94億円となっている」との答弁がありました。 次に、議案第56号平成28年度
宇城市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、委員から「国民健康保険特別会計の交付金等については、例年多くもらう傾向にあるのか」との質疑に対し、執行部から「予算を編成する場合、歳出の保険給付費において支払時期に予算不足が生じないよう、若干多めに予算を組んでいる。歳入の交付金や補助金は、この保険給付費を基に算定しているため、精算時には超過交付となっている可能性が高い」と答弁がありました。 また委員から「今回の補正で財政安定化支援基準外繰入金が減額してある。27年度の決算では基準外繰入はしていないように思うので、27年度当初予算でも基準外繰入はなかったのではないのか。そのあたりの説明を」との質疑に対し、執行部から「28年度当初予算では基準外繰入金として1億6,733万円を予算化している。うち2,771万4千円を今回の補正で減額し、補正後は1億3,961万6千円となる。27年度決算では保険給付費等が思ったほど伸びず、財源が確保でき歳入歳出のバランスがとれたため、最終的に基準外繰入を行わなかった。27年度決算はそうなったが、27年度当初予算では基準外繰入金が1億6,267万9千円で、今年度当初予算とほぼ同額を予算化していた」と答弁がありました。 次に、議案第58号平成28年度
宇城市介護保険特別会計補正予算(第1号)について、委員から「国庫支出金等精算返還金(不正受給分)・介護給付費等返還繰出金(不正受給分)が計上されているが、現在、どのような見通しか」との質疑に対し、執行部から「現在、裁判途中で、28年度中に第1審の判決が出る予定だったが、震災の影響で遅れている。ただし、判決が出たとしてもどちらも控訴されると予想されるので、決着はまだ先と思われる。また、判決が確定して、返還金や調定額の変動があった場合、判決が出た年度の決算額において、負担金の調整を行うと通達がきている」と答弁がありました。また、委員から「この介護保険不正受給分については、介護保険加入者の責任ではないので、
一般会計から補填することも視野に入れてよいのではないか」との質疑に対し、執行部から「補正予算を組むに当たり、予算ヒアリングの中で、組織的にいろいろ検討してきたが、介護保険特別会計なので、独立採算で行くのが基本であり、介護保険の中で処理していこうと結論に至った」との答弁がありました。 討論では、「この介護保険特別会計の補正予算については、不正受給分の裁判が確定していないこともあるが、介護保険の範囲だけで進んでいる返還金の精算については反対する」との反対討論がありました。 次に、議案第62号平成28年度
宇城市民病院事業会計補正予算(第2号)について、委員から「旧伝染病棟解体整備工事費が計上されているが、何とか震災関連で対応できないのか」との質疑に対し、執行部から「旧伝染病棟は震災でも被害が出たが、元来老朽化しており倉庫として利用されていた。九州財務局にも打合せに行ったが、最終的には厚生局や財務局の判断となるが、医療施設としての場合が補助対象となり、駐車場、擁壁や宿舎等の災害復旧は補助の対象とはならない。解体後、駐車場として利用する場合などは、整備事業として起債の借入が可能かもしれない」との答弁がありました。 以上が、質疑と答弁等の主な点であります。 これらの質疑を終結し、採決の結果、本委員会に付託されました、
補正予算案件5件につきましては、全て原案のとおり可決すべきものと決定しました。 以上、民生
常任委員会における審査の経過並びに結果の報告を終わります。
○議長(入江学君) 民生
常任委員長の報告が終わりました。 これから、
委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(入江学君) 質疑なしと認めます。 ここでしばらく休憩します。
-------○------- 休憩 午前11時01分 再開 午前11時15分
-------○-------
○議長(入江学君) 休憩前に引き続き、会議を再開します。 次に、議案第55号の討論に入りますが、通告はありません。したがって、討論なしと認めます。 これから、議案第55号平成28年度
宇城市一般会計補正予算(第3号)を採決します。採決は、押し
ボタン式投票によって行います。本案に対する
委員長報告は、原案可決です。議案第55号は、
委員長報告のとおり決定することに賛成の方は
賛成ボタンを、反対の方は
反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(入江学君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(入江学君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、議案第55号は、原案のとおり可決しました。 次に、議案第56号の討論に入りますが、通告はありません。したがって、討論なしと認めます。 これから、議案第56号平成28年度
宇城市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を採決します。採決は、押し
ボタン式投票によって行います。本案に対する
委員長報告は、原案可決です。議案第56号は、
委員長報告のとおり決定することに賛成の方は
賛成ボタンを、反対の方は
反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(入江学君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(入江学君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、議案第56号は、原案のとおり可決しました。 次に、議案第57号の討論に入りますが、通告はありません。したがって、討論なしと認めます。 これから、議案第57号平成28年度
宇城市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を採決します。採決は、押し
ボタン式投票によって行います。本案に対する
委員長報告は、原案可決です。議案第57号は、
委員長報告のとおり決定することに賛成の方は
賛成ボタンを、反対の方は
反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(入江学君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(入江学君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、議案第57号は、原案のとおり可決しました。 次に、議案第58号の討論に入りますが、通告はありません。したがって、討論なしと認めます。 これから、議案第58号平成28年度
宇城市介護保険特別会計補正予算(第1号)を採決します。採決は、押し
ボタン式投票によって行います。本案に対する
委員長報告は、原案可決です。議案第58号は、
委員長報告のとおり決定することに賛成の方は
賛成ボタンを、反対の方は
反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(入江学君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(入江学君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、議案第58号は、原案のとおり可決しました。 次に、議案第59号の討論に入りますが、通告はありません。したがって、討論なしと認めます。 これから、議案第59号平成28年度
宇城市奨学金特別会計補正予算(第1号)を採決します。採決は、押し
ボタン式投票によって行います。本案に対する
委員長報告は、原案可決です。議案第59号は、
委員長報告のとおり決定することに賛成の方は
賛成ボタンを、反対の方は
反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(入江学君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(入江学君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、議案第59号は、原案のとおり可決しました。 次に、議案第60号の討論に入りますが、通告はありません。したがって、討論なしと認めます。 これから、議案第60号平成28年度
宇城市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)を採決します。採決は、押し
ボタン式投票によって行います。本案に対する
委員長報告は、原案可決です。議案第60号は、
委員長報告のとおり決定することに賛成の方は
賛成ボタンを、反対の方は
反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(入江学君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(入江学君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、議案第60号は、原案のとおり可決しました。 次に、議案第61号の討論に入りますが、通告はありません。したがって、討論なしと認めます。 これから、議案第61号平成28年度
宇城市水道事業会計補正予算(第2号)を採決します。採決は、押し
ボタン式投票によって行います。本案に対する
委員長報告は、原案可決です。議案第61号は、
委員長報告のとおり決定することに賛成の方は
賛成ボタンを、反対の方は
反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(入江学君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(入江学君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、議案第61号は、原案のとおり可決しました。 次に、議案第62号の討論に入りますが、通告はありません。したがって、討論なしと認めます。 これから、議案第62号平成28年度
宇城市民病院事業会計補正予算(第2号)を採決します。採決は、押し
ボタン式投票によって行います。本案に対する
委員長報告は、原案可決です。議案第62号は、
委員長報告のとおり決定することに賛成の方は
賛成ボタンを、反対の方は
反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(入江学君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(入江学君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、議案第62号は、原案のとおり可決しました。
-------○-------
△日程第19
議会運営委員会の閉会中の
継続調査の申し出について
○議長(入江学君) 日程第19、
議会運営委員会の閉会中の
継続調査の申し出についてを議題とします。 議会運営委員長から、
議会運営委員会の調査中の事件について、会議規則第110条の規定によって、お手元にお配りしました申出書のとおり、閉会中の
継続調査の申し出があります。 お諮りします。委員長から申し出のとおり、閉会中の
継続調査とすることに御異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(入江学君) 異議なしと認めます。したがって、委員長から申し出のとおり、閉会中の
継続調査とすることに決定しました。
-------○-------
△日程第20 各
常任委員会の閉会中の
継続審査・調査の申し出について
○議長(入江学君) 日程第20、各
常任委員会の閉会中の
継続審査・調査の申し出についてを議題とします。 各
常任委員長から、所管事務のうち会議規則第110条の規定によって、お手元に配りました所管事務の調査項目について、閉会中の
継続審査・調査の申し出があります。 お諮りします。各委員長から申し出のとおり、閉会中の
継続審査・調査とすることに御異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(入江学君) 異議なしと認めます。したがって、各委員長から申し出のとおり、閉会中の
継続審査・調査とすることに決定しました。 これで、本日の日程は全部終了しました。会議を閉じます。 平成28年第3回
宇城市議会定例会を閉会します。
-------○------- 閉会 午前11時27分地方自治法第123条第2項の規定により署名する。宇城市議会議長 会議録署名議員 会議録署名議員...