茨木市議会 2009-06-18
平成21年第4回定例会(第3日 6月18日)
日程第15.報告第 7号 平成21年度茨木市
土地開発公社事業計画及び予算の報告につ
いて
日程第16.報告第 8号 平成21年度
財団法人茨木市
保健医療センター事業計画及び予
算の報告について
日程第17.報告第 9号 平成21年度
財団法人茨木市
文化振興財団事業計画及び予算の
報告について
日程第18.報告第10号 平成20年度
下半期大阪府茨木市
水道事業業務状況報告につい
て
日程第19.報告第11号 平成20年度大阪府茨木市
一般会計継続費繰越計算書報告につ
いて
日程第20.報告第12号 平成20年度大阪府茨木市
一般会計繰越明許費繰越計算書報告
について
日程第21.報告第13号 平成20年度大阪府茨木市一般会計事故繰越し
繰越計算書報告
について
日程第22.報告第14号 平成20年度大阪府茨木市
後期高齢者医療事業特別会計繰越明
許費繰越計算書報告について
日程第23.報告第15号 平成20年度大阪府茨木市
水道事業会計継続費繰越計算書報告
について
日程第24.報告第16号 平成20年度大阪府茨木市
水道事業会計予算繰越計算書報告に
ついて
日程第25.監報第 2号 平成20年度監査の結果報告について
日程第26.
監報第 3号
例月現金出納検査の結果報告について
(平成21年1月、2月、3月分)
───────────────────────────────────────
〇本日の会議に付した事件
議事日程のとおり
1.平成21年6月18日
定例市議会を
茨木市役所議場において再開した
1.
出席議員次のとおり
1番 大 野 幾 子 17番 河 本 光 宏
2番 塚 理 18番 小 林 美智子
3番 福 丸 孝 之 19番 桂 睦 子
4番 朝 田 充 20番 上 田 嘉 夫
5番 岩 本 守 21番 中 内 清 孝
6番 畑 中 剛 22番 友 次 通 憲
7番 安孫子 浩 子 23番 中 村 信 彦
8番 滝ノ上 万 記 24番 石 井 強
9番 阿字地 洋 子 25番 田 中 総 司
10番 上 田 光 夫 26番 木 本 保 平
11番 下 野 巖 27番 大 谷 敏 子
12番 山 下 慶 喜 28番 辰 見 登
13番 青 木 順 子 29番 羽 東 孝
14番 篠 原 一 代 30番 山 本 隆 俊
15番 松 本 泰 典 31番 村 井 恒 雄
16番 坂 口 康 博 32番 大 島 一 夫
1.
欠席議員 な し
1.説明のため出席した者次のとおり
市長 野 村 宣 一
人権部長 小 西 利 一
副市長 津 田 信 隆
産業環境部長 赤 土 公 男
副市長 山 本 正 治
都市整備部長 大 塚 康 央
水道事業管理者 北 川 一 夫
建設部長 梅 田 健 治
市理事 松 田 浩 三
会計管理者 梶 秀 樹
総務部長 大 野 眞
教育長 八 木 章 治
企画財政部長 楚 和 敏 幸
管理部長 新 井 雅 英
市民生活部長 今 村 二 郎
学校教育部長 岡 田 祐 一
健康福祉部長 谷 口 昭 弘 生涯
学習部長 竹 林 巧
こども育成部次長 染 川 誠 一
消防長 山 本 雅 之
1.
出席事務局職員次のとおり
事務局長 村 西 正 夫
議事係長 野 村 昭 文
次長兼
議事課長 中 村 光 伸 書記 幸 地 志 保
総務課長 熊 谷 淳 二
(午前10時00分 開議)
○辰見議長 これより本日の会議を開きます。
現在の
出席議員は27人でありまして、会議は成立いたしております。
日程第1、「諸般の報告」を行います。
一般事務報告につきましては、お手元にご配付の資料のとおりであります。
これより議案の審議を行います。
日程第2、議案第61号、「
茨木市立いのち・愛・ゆめ
センター条例の一部改正について」、日程第3、議案第62号、「
茨木市立青少年センター条例の一部改正について」、以上2件を一括して議題といたします。
本2件に関し、
文教常任委員会委員長の報告を求めます。
坂口委員長。
(
坂口文教常任委員会委員長 登壇)
○
坂口文教常任委員会委員長 本2件につきまして、ご報告いたします。
議案第61号、「
茨木市立いのち・愛・ゆめ
センター条例の一部改正について」、議案第62号、「
茨木市立青少年センター条例の一部改正について」、以上2件は、6月11日、一括して審査いたしました。
当初、各
担当部長から説明があり、質疑に入りました。その内容は、昨日ご配付いたしました会議録のとおりであります。
以上、
委員会は慎重審査いたしました結果、1件ずつ採決に入り、議案第61号及び議案第62号につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、ご報告申しあげます。
○辰見議長
委員長の報告は終わりました。
これより
委員長の報告に対する質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○辰見議長 質疑なしと認め、質疑を終了いたします。
まず、議案第61号、「
茨木市立いのち・愛・ゆめ
センター条例の一部改正について」、お諮りいたします。本件は、討論を省略して、直ちに採決いたしましてもご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○辰見議長 ご異議なしと認めます。よって、討論を省略して、これより採決いたします。
本件に対する
委員長の報告は可決であります。
本件、
委員長の報告のとおり決定することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○辰見議長 ご異議なしと認めます。よって、議案第61号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第62号、「
茨木市立青少年センター条例の一部改正について」、お諮りいたします。
本件は、討論を省略して、直ちに採決いたしましてもご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○辰見議長 ご異議なしと認めます。よって、討論を省略して、これより採決いたします。
本件に対する
委員長の報告は可決であります。
本件、
委員長の報告のとおり決定することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○辰見議長 ご異議なしと認めます。よって、議案第62号は、原案のとおり可決されました。
以上、
地方自治法第99条の規定により、
意見書を提出する。
平成21年6月18日
大阪府
茨木市議会
議員各位の賛同をよろしくお願いいたします。
○辰見議長 以上で説明は終わりました。
まず、
議員発第10号、「『
協同労働の
協同組合法』の速やかな制定を求める
意見書」について、質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○辰見議長 質疑なしと認め、質疑を終了いたします。
お諮りいたします。本件は、
委員会の審査並びに討論を省略して、直ちに採決いたしましてもご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○辰見議長 ご異議なしと認めます。よって、
委員会の審査並びに討論を省略して、これより採決いたします。
本件、原案のとおり決定することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○辰見議長 ご異議なしと認めます。よって、
議員発第10号は、原案のとおり可決されました。
次に、
議員発第11号、「
新型インフルエンザの
感染防止対策等を求める
意見書」について、お諮りいたします。本件は、質疑、
委員会の審査並びに討論を省略して、直ちに採決いたしましてもご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○辰見議長 ご異議なしと認めます。よって、質疑、
委員会の審査並びに討論を省略して、これより採決いたします。
本件、原案のとおり決定することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○辰見議長 ご異議なしと認めます。よって、
議員発第11号は、原案のとおり可決されました。
次に、
議員発第12号、「第二期
地方分権改革の推進に関する
意見書」について、質疑に入ります。
本件につきましては、発言の通告がありますので、発言を許すことといたします。
5番、
岩本議員の発言を許します。
(5番
岩本議員 質問席へ)
○5番(
岩本議員) 第二期
地方分権改革の推進に関する
意見書に関する質疑をさせていただきます。
この
意見書は、第二期
地方分権改革を推進する立場をとっていると理解するものですが、昨年12月、
地方分権改革推進委員会が決定した第二次勧告は、
国民生活や
住民福祉に重大な後退をもたらしかねない中身となっていると指摘するものであります。
そこで、第二次勧告の内容と
提案者の評価について、1点お尋ねします。お願いします。
○辰見議長 2番、
塚議員。
(2番
塚議員 登壇)
○2番(
塚議員) お答えをいたします。
今、議員からありましたように、この第二期
地方分権改革に対しまして、推進する立場としてお答えをさせていただきます。
先ほどお話がありましたが、福祉に対して後退をするというお話もありましたが、1万近くのメルクマール、いろんな
全国知事会や
市長会のほうから出てきました内容につきまして、
地方分権推進委員会のほうでは話し合いがなされまして、それに対しまして、やはりこれは最低限、国でやらなければいけないものである、また、これは地方でやるべきである、そういった枠組みを、やはり話し合いを行っています。また、これ自身、地方の最大限の責任と、そしてまた、独立というものを兼ね備えていると考えています。
例えば、今回、条例権の制定というものを考えた場合、今まで、法令に対する上書きというものができませんでしたが、これは、やはり柔軟性を持って、茨木市が自分の市で、責任を持ってまちを運営していくということもできると思いますし、また、
義務付け、
枠付けの廃止というもの、また
見直しというものを考えた場合に、大きく、今、日本全国問題になっているような、例えば、保育所の待機児童の問題、農業の問題、こういったものも解決できるんじゃないか。今まで、国の厳しい基準の中で認可保育所というものを考えた場合に、基準がとれないがために、保育園の待機児童があったというものに対して、茨木市独自の認定保育所というものができるようになれば、それに対しましても、やはり一定の形の中で、今の無認可保育所が一定、格上げをされて、こういうふうな待機児童の解消なりにも役立つんじゃないか。
それに対しましては、責任というものが、かなり地方に対してかかってくると思います。でも、それに対して、やはり議会のこれからの姿勢というものも踏まえた上で、非常に大きな前身であると、こう考えます。
以上です。
○辰見議長 5番、
岩本議員。
○5番(
岩本議員) 質疑、2問目させていただきます。
勧告は、国が法令上、地方自治体に一定の活動を
義務付けたり、手続や基準を定めたりしている
義務付け、
枠付けの廃止が柱の1つです。
先ほども例示されましたが、保育について、児童福祉法第24条第1項の保育に欠ける児童に対する市町村の保育の実施義務が廃止の対象になっています。保育に欠けるという基準を立て、かつ一定の保育所という施設について定め、そこで保育せよということになると、これはかなり立ち入った
義務付け、
枠付けになるというのがその理由です。
子どもの健やかな成長と子育てと仕事の両立を支える保育制度までも、
地方分権の名で解体してしまおうというところに勧告の危険性が端的にあらわれています。
第二次勧告のもう1つの柱である国の出先機関の
見直しでは、出先機関の廃止、統廃合などで、約3万5,000人の公務員をリストラする計画も打ち出しました。麻生首相が大胆な行政改革を行った後、3年後に消費税の
引き上げをお願いしたいと表明し、出先機関改革をその一里塚に据えているように、消費税増税の地ならしの側面も色濃いものとなっています。
分権委を中心に進められている今の
地方分権改革は、
地域住民の声から出発したものではありません。昨年の骨太の方針が、道州制の前提となる
地方分権改革と明記したような、財界が求める道州制導入の前提づくりとして準備されているものであります。道州制は、単に
都道府県の再編ではなく、国の仕事を外交、防衛などに限定し、
社会保障や福祉などの仕事を地方自治体に押しつけて、住民自治を奪うものであります。
政府や財界のビジョンは、道州は10程度、基礎自治体は300程度、人口約30万人という構想で共通しています。これは地方自治を破壊するものであると指摘するものであります。
地方分権推進のねらいは、地方自治体リストラを推し進め、国の責任を放棄し、規制緩和と
権限移譲のもとに、
住民福祉の最低基準をなくし、住民生活を破壊するものであります。
この第二次勧告を真摯に受けとめ、改革を進めることを求める
意見書には反対であるという意見を申しあげ、質疑を終わります。
○辰見議長 以上で5番、
岩本議員の発言は終わりました。
(5番
岩本議員 議席へ)
○辰見議長 以上をもって通告による発言は終わりました。
これをもって質疑を終了いたします。
お諮りいたします。本件は、
委員会の審査並びに討論を省略して、直ちに採決いたしましてもご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○辰見議長 ご異議なしと認めます。よって、
委員会の審査並びに討論を省略して、これより起立の方法をもって採決いたします。
本件、原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
(起立する者あり)
○辰見議長 ありがとうございました。
起立者多数であります。よって、
議員発第12号は、原案のとおり可決されました。
次に、
議員発第13号、「物価に見合う
年金引き上げを求める
意見書」について、質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○辰見議長 質疑なしと認め、質疑を終了いたします。
お諮りいたします。本件は、
委員会の審査並びに討論を省略して、直ちに採決いたしましてもご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○辰見議長 ご異議なしと認めます。よって、
委員会の審査並びに討論を省略して、これより起立の方法をもって採決いたします。
本件、原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
(起立する者あり)
○辰見議長 ありがとうございました。
起立者少数であります。よって、
議員発第13号は、否決されました。
次に、
議員発第14号、「
後期高齢者医療制度の廃止を求める
意見書」について、質疑に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○辰見議長 質疑なしと認め、質疑を終了いたします。
お諮りいたします。本件は、
委員会の審査並びに討論を省略して、直ちに採決いたしましてもご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○辰見議長 ご異議なしと認めます。よって、
委員会の審査並びに討論を省略して、これより起立の方法をもって採決いたします。
本件、原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
(起立する者あり)
○辰見議長 ありがとうございました。
起立者少数であります。よって、
議員発第14号は、否決されました。
ただいま可決されました3件の
意見書の取り扱いについては、議長に一任願います。
日程第9、報告第1号から日程第26、
監報第3号までの、以上18件の報告につきましては、市長並びに監査委員から本
市議会に報告がありました。本
市議会は、この報告を受理いたします。
以上で本定例に付議された事件は、すべて終了いたしました。
本
定例会閉会に当たり、市長からあいさつを受けます。野村市長。
(野村市長 登壇)
○野村市長 お許しをいただきましたので、平成21年第4回
茨木市議会定例会の閉会に当たりまして、一言お礼のごあいさつを申しあげます。
本
定例会には、去る9日に開会をいただきまして、ご提案申しあげました議案について、それぞれ可決をいただきまして、まことにありがとうございました。
今後とも、議員の皆様には、市政運営に一層のご指導とお力添えを賜りますよう、お願いを申しあげます。
後になりましたが、先日の新聞報道にもありましたように、市内中学校教師があるまじき行為を行い、生徒並びに市民の信頼を損ないましたことに深くおわびを申しあげますとともに、二度とこのようなことが起こることのないよう、綱紀の粛正に努めてまいりたいと存じます。よろしくお願いいたしたいと存じます。
終わりに、梅雨に入り、蒸し暑い日が続いておりますが、議員の皆様方には、くれぐれも健康にご留意をいただき、ますますご健勝でご活躍をいただきますよう、お祈りを申しあげ、まことに簡単でございますが、閉会のごあいさつとさせていただきます。
どうもありがとうございました。
○辰見議長 以上をもちまして、平成21年第4回
茨木市議会定例会を閉会いたします。
(午前10時30分 閉会)
以上、会議の顛末を記載し、
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
平成21年6月18日
茨木市議会議長 辰 見 登
茨木市議会副議長 中 内 清 孝
署名議員 安孫子 浩 子
署名議員 阿字地 洋 子...