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  1. 武蔵村山市議会 2023-03-24
    03月24日-06号


    取得元: 武蔵村山市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-05
    令和 5年  3月 定例会(第1回)令和5年          武蔵村山市議会会議録(第6号)第1回定例会                      令和5年3月24日(金曜日)1.出席議員(20名)  1番  長堀 武君      2番  清水彩子君  3番  土田雅一君      4番  天目石要一郎君  5番  木村祐子君      6番  鈴木 明君  7番  須藤 博君      8番  波多野 健君  9番  内野和典君      10番  宮崎正巳君  11番  田口和弘君      12番  籾山敏夫君  13番  渡邉一雄君      14番  内野直樹君  15番  吉田 篤君      16番  石黒照久君  17番  前田善信君      18番  沖野清子君  19番  遠藤政雄君      20番  高橋弘志君1.欠席議員(なし)1.事務局(3名)  局長       小林 真    次長       古川敦司  議事係長     秋元誠二1.出席説明員(17名)  市長       山崎泰大君   副市長      石川浩喜君  教育長      池谷光二君   企画財政部長   神子武己君  総務部長     神山幸男君   市民部長     室賀和之君  協働推進部長   雨宮則和君   環境担当部長   古川 純君                   高齢・障害  健康福祉部長   島田 拓君            鈴木義雄君                   担当部長  子ども家庭           乙幡康司君   都市整備部長   樋渡圭介君  部長  建設管理担当           指田政明君   教育部長     諸星 裕君  部長                   新型コロナウ                   イルス感染症  学校教育担当           対策室長(兼)           東口孝正君   新型コロナウ   小野暢路君  部長               イルスワクチ                   ン接種担当                   主幹  指導・教育  センター担当   赤坂弘樹君  課長1.議事日程第6号  第1 議案第2号 令和5年度武蔵村山一般会計予算  第2 議案第3号 令和5年度武蔵村山国民健康保険事業特別会計予算  第3 議案第4号 令和5年度武蔵村山介護保険特別会計予算  第4 議案第5号 令和5年度武蔵村山都市核地区土地区画整理事業特別会計予算  第5 議案第6号 令和5年度武蔵村山後期高齢者医療特別会計予算  第6 議案第7号 令和5年度武蔵村山下水道事業会計予算       --以上、予算特別委員会審査報告--  第7 陳情5第3号 学校給食の無償化を求める陳情  第8 陳情5第4号 庁舎内における職員への政党機関紙の勧誘・配達・集金を自粛を求めることに関する陳情       --以上、総務文教委員会審査報告--  第9 議案第22号 市道路線の認定について       --以上、建設環境委員会審査報告--  第10 交通対策特別委員会の調査結果の報告について       --以上、交通対策特別委員会調査報告--  第11 横田基地の民間機利用促進等に関する調査特別委員会の調査結果の報告について    --以上、横田基地の民間機利用促進等に関する調査特別委員会調査報告--  第12 議案第23号 令和4年度武蔵村山一般会計補正予算(第10号)  第13 議案第24号 令和5年度武蔵村山一般会計補正予算(第1号)  第14 議案第25号 立川都市計画事業武蔵村山都市核土地区画整理事業の委託契約の一部変更について  第15 諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて  第16 議員提出議案第1号 敵基地攻撃能力保有の撤回と対話の外交を求める意見書  第17 議員提出議案第2号 学校給食の無償化を求める意見書     午前9時30分開議 ○議長(田口和弘君) ただいまの出席議員は、全員でございます。 これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりでございます。 お諮りいたします。日程第1 議案第2号から日程第6 議案第7号までの議案6件を一括議題とし、予算特別委員会の審査結果の報告を委員長に求めたいと思います。これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕御異議なしと認めます。よって、日程第1 議案第2号から日程第6 議案第7号までの議案6件を一括議題とし、予算特別委員会の審査結果の報告を委員長に求めることに決しました。 日程第1 議案第2号「令和5年度武蔵村山一般会計予算」、日程第2 議案第3号「令和5年度武蔵村山国民健康保険事業特別会計予算」、日程第3 議案第4号「令和5年度武蔵村山介護保険特別会計予算」、日程第4 議案第5号「令和5年度武蔵村山都市核地区土地区画整理事業特別会計予算」、日程第5 議案第6号「令和5年度武蔵村山後期高齢者医療特別会計予算」、日程第6 議案第7号「令和5年度武蔵村山下水道事業会計予算」を一括議題とし、予算特別委員会の審査結果の報告を委員長に求めます。予算特別委員会委員長内野和典君。     (予算特別委員会委員長 内野和典君登壇) ◆委員長(内野和典君) それでは、予算特別委員会の審査結果を報告いたします。 予算特別委員会は、3月9日、10日、13日及び14日の4日間にわたり慎重に審査を行ったところでございます。 議案第2号「令和5年度武蔵村山一般会計予算」、審査結果、可決すべきもの。議案第3号「令和5年度武蔵村山国民健康保険事業特別会計予算」、審査結果、可決すべきもの。議案第4号「令和5年度武蔵村山介護保険特別会計予算」、審査結果、可決すべきもの。議案第5号「令和5年度武蔵村山都市核地区土地区画整理事業特別会計予算」、審査結果、可決すべきもの。議案第6号「令和5年度武蔵村山後期高齢者医療特別会計予算」、審査結果、可決すべきもの。議案第7号「令和5年度武蔵村山下水道事業会計予算」、審査結果、可決すべきもの。 本委員会は以上のとおり決定いたしましたので、報告いたします。 ○議長(田口和弘君) これより委員長の審査結果の報告に対する質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。 これより議案第2号の討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。籾山君。     (12番 籾山敏夫君登壇) ◆12番(籾山敏夫君) 日本共産党市議団を代表して、2023年度一般会計予算案に反対の立場から討論を行います。 岸田内閣の二度目の予算案である2023年度の政府予算案は、異常な軍拡予算となり、そのために暮らしの予算が犠牲にされ、憲法と平和、暮らしを破壊する戦後最悪の予算であります。軍拡のあおりを受けて暮らしの予算は削減され、41年ぶりの物価高騰に苦しむ国民の暮らしや、営業を守り経済を立て直すためには、程遠い予算案と言わなければなりません。 物価高騰が家計にどれだけの負担となっているのか。総務省の家計調査のデータを使って推計すると、年収200万円未満の世帯では9万4000円の新たな支出増となり、低所得者世帯ほど重い負担となっています。しかし、今年の施政方針では、エネルギー、食料価格などの物価高騰が続いており、暮らしに大きな影響を与えているとの指摘はありますが、市民の暮らしの実態についても、市民の苦境を打開する方策も何一つ語られていません。 さて、予算審議に当たり、国の悪政から市民生活を守る施策が予算に反映されているのか。物価の高騰に対し、爪に灯をともすような生活をしている市民に行政がどういう支援、援助をしていくのか。さらに、逆立ちした税金の使われ方はないのか等を中心に審議に臨みました。 委員会審議で明らかになった問題について幾つか述べます。 市税については、前年比3.2%増となっています。しかし、個人市民税は、納税義務者は横ばいであり、所得割が増えているのはコロナ特例の徴収猶予の返済の影響であり、法人市民税でも、製造業の伸びはあるものの、多くの業種は微増か減収の状況にあり、コロナ禍、物価高騰の影響から市民も市内事業者も脱却できていない状況は明らかです。 マイナンバーカード取得率地方交付税に反映させる問題について質疑されました。交付税制度の趣旨をゆがめ、地方の財源を政府のマイナンバーカード普及策に利用することは絶対に認めることはできません。自治体にカード利活用事業を押しつけ、カード交付率で交付税に差をつけ競争をあおるなど、あまりにも強引なやり方です。行政の毅然とした対応を求めるものです。 公共施設使用料についての質疑では、利用者は回復傾向にあるものの、コロナ以前と比較して、地区会館や地区集会所などでなおも減少が続いている実態も指摘をされました。今後の社会教育の在り方について、調査研究が必要と考えます。 市民1人当たりの臨時財政対策債を除く地方債現在高は、多摩26市中最下位で、借金が最も少ない自治体であり、財政の厳しさを強調しながら、歳出の全面的な削減、市民負担増を求める路線ではなく、健全な財政運営を堅持しながら諸課題の解決に向けて取り組む努力を一層求めるものです。 正規職員と会計年度任用職員男女構成比と賃金格差についての質疑がありました。正規職員の男女構成比は6対4に対し、会計年度任用職員は1対9であり、人件費の1人平均では、正規職員の814万円に対し、会計年度任用職員は160万円と5倍の格差があります。この点に関して、行政として何の問題意識も持っていないことも明らかになりました。男女共同参画基本法に沿った対応を求めるものであります。 横田基地の軍民共同使用問題は、ほとんど手詰まり状態であることも明らかになっています。施政方針では、以前の最重要施策から付け足しのような文章が記載されているだけで、そのこと自体、現実性がないことを裏づけています。軍民共用化方針はきっぱりと取り下げ、基地の縮小、全面返還の大道に立ち返るべきです。 榎一丁目市有地からアスベスト建材片が検出され、大気アスベスト測定、仮囲いやシートでの飛散防止工事が行われています。委員会では、原因究明や再生砕石の除去についての質疑も行われました。これらの質疑に対し、調査中を理由に一切の答弁がありませんでした。現在明らかにできない事情があることは理解しますが、一区切りした段階で議会や市民に責任の所在と経緯を説明することを求めるものです。 DV被害に対して、16歳から18歳までの支援、女性用シェルター利用の弊害、被害届をちゅうちょする実態の相談事例も紹介され、広域での対応強化を求める意見も出されました。 子どもの医療費助成では、多摩26市でも格差が生まれています。本市で所得制限と自己負担をやめ、完全無料化を実施するには、僅か690万円の財源で実現できます。全ての子どもが安心して医療が受けられるように、一日も早い実施を期待するものです。 10月からスタートするインボイス制度の質疑も行われました。市が実施する入札に免税業者を排除することはないと確認いたしましたが、市内事業者の取引の場合、免税業者は取引中止や消費税分の値引きを求められる危険があり、行政として零細事業者をどう守るのかをただしましたが、答弁はありませんでした。インボイス制度の発足を前に、市内の中小零細事業者の営業をどう守り、保護していくのか。それは地方自治体の仕事です。担当任せではなく、行政を挙げて取り組むことを求めるものであります。 MMシャトルの一部路線の廃止で、むらタク登録者、利用者も増加し、その結果、予約電話や待ち時間の問題で苦情が増えています。またMMシャトルと比べて利用の終了時間が早まるなどの新たな問題も発生しています。その改善策を提案いたしましたが、財政難を理由に拒否されました。MMシャトルの一部路線を廃止して、一方的にむらタクに置き換えておきながら、そのために新たな不便を被っている地域住民の声にもっと寄り添うべきだと強く要望しておきます。 最後に、新年度予算には、市民要望や私たちが要求してきた事業も反映されています。その件に関しては一定の評価をしています。しかし、予算全般をふるいにかけたなら、国の言いなりの行政運営、市民不在の施策、逆立ちした税金の使い方など、より市民生活に寄り添った対応が必要であります。 以上が予算案に対しての反対理由であります。 ○議長(田口和弘君) 次に、賛成討論の発言を許します。天目石君。     (4番 天目石要一郎君登壇) ◆4番(天目石要一郎君) 令和5年度一般会計予算に賛成の立場から討論をします。 3年間も猛威を振るった新型コロナウイルスがようやく落ち着きを見せてきました。そして、コロナ対策でばらまいた金融緩和の影響で起こったインフレを抑制するために、欧米諸国は昨年から利上げを行っています。すると、金利上昇により上昇前の債券が暴落し、アメリカの銀行が破綻し、金融恐慌が起きるのではないかと世界経済は金融不安にさいなまれています。 世界経済が混乱している中、日本もリーマンショック以降の異次元金融緩和をどのように終わらせたらよいのか、解決策が見いだせない状況です。今後、地方行政にも様々な影響や混乱が懸念されます。このように、社会経済の今後の見通しが非常に厳しい中、できる限りの市民要望に応えようとした予算であると感じております。 さて、再三今まで予算や決算の討論の場で述べていますが、市民要望に応える財源確保のために入札改革を行うべきです。例えば低入札価格調査制度や全ての入札の予定価格の公表、一般競争入札の拡大などを行うべきです。入札改革で透明化を図ることにより、市役所の目の届かないところで行われている可能性のある談合を防ぎ、健全な競争原理が働くようになります。そうすれば落札率も下がり、契約金額も下がります。余った予算で、多くの市民要望に応えることができます。 例えば、建設工事が始まる防災食育センターの入札に低入札価格調査制度を導入していたらどうだったでしょうか。最低制限価格未満で失格になった業者の積算内容をきちんと精査し、施工能力ありと判断して契約をしていたら、3億円以上安く契約することができました。企業努力をして入札に臨んでいる業者に対して、最低制限価格を下回ったからと一刀両断に失格にするのは見直すべきではないでしょうか。入札に参加する業者も、他社より安く、品質の良いものをと考えて積算するよりも、最低制限価格は幾らなのかをまず最初に考えるようになり、入札情報を手に入れるためにはどうしたらよいだろうかと不正の温床になりかねません。 このように入札改革を行えば、より一層市民要望を実現する財源を生み出せるのではないですかと提言をして、令和5年度予算の賛成討論といたします。 ○議長(田口和弘君) 次に、反対討論の発言を許します。     〔発言する者なし〕次に、賛成討論の発言を許します。須藤君。     (7番 須藤博君登壇) ◆7番(須藤博君) 令和5年度一般会計予算案に対して、市民のチカラを代表して賛成の立場から討論を行います。 令和5年度の予算案を概観するなら、やや地味ながらも、今後のモノレール延伸や公共施設の更新に備えて、支出を抑えて貯蓄に励むという手堅い姿勢が見てとれます。また市民生活全般に配慮したバランスの取れた予算編成になっており、教育にも配慮され、また議会側の要望も随所に生かされていると見てとれます。 予算総額は2年続けて300億円を超え、歳出のうちでは民生費が51.7%と最大の比重を占めております。20年前の平成15年度には、民生費比率は40%を超えて大変だと言っていたものが平成19年度には45%を超え、平成24年度には50%を超えて、そのまま今に至っております。民生費は市民の暮らしを下支えする大事な予算であり、民生費比率の予算の高さは、すなわち市民の暮らしの厳しさを映す鏡でもあります。いかにして少子高齢化の時代を乗り越えて、民生費比率を下げる時代にしていくか、国も地方も知恵を絞らねばなりません。 本市においては、モノレールの延伸を見据えたまちづくりや産業の誘致策等を立てて市役所や学校のIT化を進めておりますが、人口増加が足踏みしていることから、今後とも町を元気にする前向きの投資については積極的に進めるべきであると考えます。 一方、衛生費は、高齢化等により年々膨らんでいることから、各種の検診や予防接種については、安全性や費用対効果を検証する作業が必要であります。また武蔵村山病院に毎年3000万円以上の補助金を支出する制度を取り入れておりますが、真に必要であるならば、市民にきちんと説明をして理解を求めるべきです。 温泉施設については、一旦休止して検討委員会を立ち上げるとのことですが、委員会には一般市民が入っておらず、どこまで市民の意見が取り入れられるか不安を覚えます。ただし、各種の審議会委員を募集しても、有効に機能するだけの意見を持った市民が集まらないという本市特有の問題点については理解をしております。審議会委員への市民参加が現実的でないとするならば、市報やホームページ等を十分に活用して、市民の意見を積極的に聞いて立案を進めるべきと考えます。 市民まつりについては、当初予算に計上せず、今後の在り方を含めて検討するという点について、市民の持ち出しが当初の2倍の1800万円という水準に増えている側面もあり、立ち止まって多方面に検討するというのは妥当であると思われます。観光協会には毎年補助金の支出が続きますが、それに見合う成果は上がるのでしょうか。今後、一定の年限を設けて費用対効果をしっかり検証すべきと考えます。 市の西部地域でむらタクの利用が拡大されましたが、まだまだ利便性には難点があります。利用者アンケートを継続的に行うなどして、さらに使いやすいむらタクにすることを求めます。 20年以上も続いた都市核地区再開発は終了が近くなりましたが、今後もまちづくりや公共施設の更新には多額の予算が見込まれることから、効率的な予算配分は必須事項であります。情報発信効果に疑問のあった情報館えのきは閉じられ、来年度は福祉会館の送迎バスも見直されますが、これらは費用対効果の点で議会でも度々疑問視されていたものであり、合理的な判断として支持します。 本予算は、新しい事業を押さえた上でも、教育も含めてバランスの取れた予算配分となっており、財政調整基金公共施設整備基金等を大幅に積み増している点を評価いたします。 今後とも市民の福利を最大化しつつ、費用対効果を重視した合理的な市政運営が行われることを願って、賛成討論といたします。 ○議長(田口和弘君) ほかに討論ございませんか。沖野君。     (18番 沖野清子君登壇) ◆18番(沖野清子君) 公明党市議団を代表し、令和5年度武蔵村山一般会計予算について、賛成の立場から討論します。 新型コロナウイルス感染症の発症から3か年が経過し、長期化するコロナ禍に加え、ロシアによるウクライナ侵攻等の影響による原油価格、物価高騰などの社会情勢の動向は極めて不透明な状況で、市民生活が厳しい状況の中にあります。そうした状況下において編成された予算規模は、限られた財源の中、国や都の補助金を活用しながら必要な事業経費に盛り込まれており、評価いたします。 一般会計の予算額は、前年度に比べて8億5334万7000円、プラス2.8%増の311億3382万6000円となり、2年連続過去最大規模となりました。経常収支比率は94.7%と依然として厳しい状況で、硬直性を示しております。 歳入につきましては、市税は前年度に比べて3.2%増の104億2664万6000円と、コロナ禍以前の水準に回復が見込まれます。 地方交付税は前年度に比べて17.3%増の25億543万1000円となりました。今後も不透明な経済情勢の動向を注視し、的確な施策の推進をお願いいたします。 歳出につきましては、主要市道第1号整備事業都市核地区土地区画整理事業、(仮称)防災食育センター事業、第十小学校整備推進事業等大きな財源が伴う事業が予定をされております。また扶助費、自立支援給付費子ども医療費助成事業など、前年度に比べて社会保障費の増額が見込まれます。最少の経費をもって最大の効果が得られるよう創意工夫をさらにお願いいたします。 新型コロナ感染症対策につきましては、これまでも発症以来、ワクチン接種など感染拡大防止対策各種支援策への対応など創意工夫され、全般に取り組まれております。5月8日より国は感染症法上の分類について、2類相当から5類に移行することとしました。今後、国から示される方針に基づき、一人一人に寄り添った接種体制と、市民の命と健康を守り、医療提供体制の確保を継続してお願いをいたします。 本市の重要課題であります多摩都市モノレール延伸につきましては、都知事より2030年代半ばの開業と5駅の位置が示されました。今後、(仮称)多摩都市モノレール沿線まちづくり方針及び立地適正化計画の策定を着実に進行しております。早期延伸の実現と沿線まちづくりに積極的な取組を期待いたします。 地球温暖化対策につきましては、ゼロカーボンシティ宣言を踏まえ、地球温暖化対策実行計画の策定、子育て環境の整備、市民サービスの向上と業務の効率化を図るためのDX推進、気候変動による災害の激甚化や頻発化に対し、防災・減災対策等が盛り込まれております。主な事業といたしましては、子ども・子育て応援事業伴走型相談支援経済的支援一体的実施バースデーサポート事業子ども医療費助成事業(高校3年生まで)、ヤングケアラー支援体制強化事業帯状疱疹ワクチン予防接種助成事業地区会館等Wi-Fi整備事業子どもカフェ運営事業遠隔手話通訳サービス導入事業地域農業経営基盤強化促進計画策定事業市民会館施設改修事業市民会館小ホールピアノ更新事業等、新規事業、充実事業が盛り込まれ、市民生活に沿った施策推進に今後も期待するものでございます。 山崎市長のリーダーシップの下、物価高騰の影響により厳しい生活状況だからこそ、市民生活を守り、市民が理解し実感できるスピード感のある財政運営をお願いいたします。 誰もが安心して住み続けられるまちの構築に、ウィズコロナポストコロナの視点で、市民が最優先の市政運営に取り組んでいただくことを要望し、賛成討論といたします。 ○議長(田口和弘君) ほかに討論ございませんか。土田君。     (3番 土田雅一君登壇) ◆3番(土田雅一君) それでは、新政会を代表して、令和5年度一般会計予算について、賛成の立場から討論いたします。 初めに、日本経済の状況は、ウィズコロナの生活様式が定着する中、3年ぶりとなる各種催事の復活が相次ぎ、人流の回復に寄与しているほか、感染を警戒した消費活動の自粛が縮小することで、国はサービス分野リバウンド需要を中心に消費動向は上昇する見通しで、景気は緩やかに回復すると見込んでおります。また歴史的な物価高騰が続く中、厳しい状況にある国民生活と事業活動を守り、国民に還元するための力強い政策を進め、地域経済の活性化を図るとしています。 東京都では、長期化する物価高騰への対策を急務としつつ、都民の暮らしを守り、経済の回復を後押しし、医療や保育、介護など社会の基礎的機能を一層充実させるための財政支援に積極的に取り組むとしております。 そこで、本市の令和5年度一般会計の予算編成を見ますと、一般会計予算311億3382万6000円、前年度比2.8%の増、特別会計を含めた全予算額は499億3458万2000円、前年度比4.1%の増となり、新型コロナウイルスに加え、ロシアによるウクライナ侵攻、米国等による利上げを背景とした物価高騰の影響により今後の景気動向は予断を許さない状況の中、財政の健全性を堅持しつつ、市民の負託に応える施策に取り組むなど、これを基本方針とする予算編成を高く評価します。 歳入では、市税収入が104億7563万円、前年度比2.9%の増となっており、コロナ禍以前の水準に回復し、市税収納率は98.8%に達する見込みとなっており、積極的に滞納整理を行う姿勢に対して大いに評価できるところであり、税負担の公平性の観点からも引き続き安定した財源確保に努めていただくよう要望します。 歳出では、市政の最重要施策である多摩都市モノレールの市内延伸について、第二次まちづくり基本方針の策定や新青梅街道の拡幅整備事業などが目に見える形で進捗しており、早期の延伸実現と持続可能なまちづくりに向け、より積極的な取組を期待します。 また、新型コロナウイルス感染症対策については、引き続き国、東京都、市医師会などと連携を図りつつ、影響を受けている市民や事業者などへのさらなる必要な支援を行っていただくよう要望します。 市民の安全・安心対策については、自然災害への備えとして地域防災力の向上は欠かせない防災対策と考えます。地域防災計画における地域防災力の向上策と災害時に助け合う社会システムの確立が必要です。今後も消防団や自主防災組織が継続して活動できるようにより一層の支援を求めます。 地球温暖化対策では、各種施策、事業を推進する上で、地球温暖化対策実行計画を策定するとともに、ゼロカーボンシティの実現に向けた取組を研究する事業についても計画されており、今後のさらなる推進に期待します。 その他、新政会として要望している健康、医療、福祉の充実、子ども・子育て支援、教育、文化、スポーツの推進、産業・観光の振興対策の推進、行政手続等のデジタル化の推進などあらゆる分野において新規・充実事業が盛り込まれており、私たちの意向を十分に受け止めていただいていると判断するとともに、その実現に向けて全力を挙げて取り組んでいただくことを願います。 令和5年度は、第五次長期総合計画に基づき、本市のあるべき将来都市像の実現に向け、行政課題に迅速かつ柔軟に対応することができる行政基盤を構築し、極めて厳しい財政状況を認識しつつ、諸施策に取り組むとともに、ウィズコロナポストコロナの視点をもって市民の負託に応える施策を推進することを要望して、賛成討論とします。 ○議長(田口和弘君) ほかに討論ございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。 これより議案第2号「令和5年度武蔵村山一般会計予算」を採決いたします。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。     (賛成者挙手)挙手多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- これより議案第3号の討論に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。 これより議案第3号「令和5年度武蔵村山国民健康保険事業特別会計予算」を採決いたします。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。     (賛成者挙手)挙手多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- これより議案第4号の討論に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。 これより議案第4号「令和5年度武蔵村山介護保険特別会計予算」を採決いたします。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。     (賛成者挙手)挙手全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- これより議案第5号の討論に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。 これより議案第5号「令和5年度武蔵村山都市核地区土地区画整理事業特別会計予算」を採決いたします。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。     (賛成者挙手)挙手全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- これより議案第6号の討論に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。 これより議案第6号「令和5年度武蔵村山後期高齢者医療特別会計予算」を採決いたします。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。     (賛成者挙手)挙手全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- これより議案第7号の討論に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。 これより議案第7号「令和5年度武蔵村山下水道事業会計予算」を採決いたします。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。     (賛成者挙手)挙手全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- お諮りいたします。日程第7 陳情5第3号及び日程第8 陳情5第4号の陳情2件を一括議題とし、総務文教委員会の審査結果の報告を委員長に求めたいと思います。これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕御異議なしと認めます。よって、日程第7 陳情5第3号及び日程第8 陳情5第4号の陳情2件を一括議題とし、総務文教委員会の審査結果の報告を委員長に求めることに決しました。 日程第7 陳情5第3号「学校給食の無償化を求める陳情」、日程第8 陳情5第4号「庁舎内における職員への政党機関紙の勧誘・配達・集金を自粛を求めることに関する陳情」を一括議題とし、総務文教委員会の審査結果の報告を委員長に求めます。総務文教委員会委員長鈴木君。     (総務文教委員会委員長 鈴木明君登壇) ◆委員長(鈴木明君) 去る3月16日に総務文教委員会を開催いたしました。審査結果について報告いたします。 陳情5第3号「学校給食の無償化を求める陳情」、審査結果、不採択とすべきもの。陳情5第4号「庁舎内における職員への政党機関紙の勧誘・配達・集金を自粛を求めることに関する陳情」、審査結果、採択すべきもの。 本委員会は以上のとおり決定いたしましたので、御報告申し上げます。 ○議長(田口和弘君) これより委員長の審査結果の報告に対する質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。 これより陳情5第3号の討論に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。 これより陳情5第3号「学校給食の無償化を求める陳情」を採決いたします。本件に対する委員長の報告は不採択でありますので、本陳情について採決いたします。本陳情を採択することに賛成の諸君の挙手を求めます。     (賛成者挙手)挙手少数であります。よって、本件は不採択されました。----------------------------------- これより陳情5第4号の討論に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。 これより陳情5第4号「庁舎内における職員への政党機関紙の勧誘・配達・集金を自粛を求めることに関する陳情」を採決いたします。本件に対する委員長の報告は、採択であります。本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。     (賛成者挙手)挙手多数であります。よって、本件は採択されました。----------------------------------- 日程第9 議案第22号「市道路線の認定について」を議題といたします。 建設環境委員会の審査結果の報告を委員長に求めます。建設環境委員会委員長石黒君。     (建設環境委員会委員長 石黒照久君登壇) ◆委員長(石黒照久君) 去る3月20日に建設環境委員会を開催いたしました。審査結果について報告いたします。 議案第22号「市道路線の認定について」、審査結果、可決すべきもの。 本委員会は以上のとおり決定いたしましたので、御報告申し上げます。 ○議長(田口和弘君) これより委員長の審査結果の報告に対する質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。 これより議案第22号の討論に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。 これより議案第22号「市道路線の認定について」を採決いたします。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。     (賛成者挙手)挙手全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- 日程第10 交通対策特別委員会の調査結果の報告についてを行います。 委員長より調査結果の報告を求めます。交通対策特別委員会委員長長堀君。     (交通対策特別委員会委員長 長堀武君登壇) ◆委員長(長堀武君) それでは、交通対策特別委員会の調査結果報告を行います。 本特別委員会は、モノレールの市内延伸促進に関する調査研究など、報告書に記載の4つの事項について調査するため、令和元年第1回市議会臨時会において12人の委員をもって設置されたものでございます。 調査につきましては、主にモノレール市内延伸促進に関する調査研究を重点に、質疑及び情報収集の方法により進めてまいりました。 なお、多摩都市モノレール市内延伸や新青梅街道拡幅に関する現況など、内容につきましては、報告書に記載のとおりであります。 以上のとおり御報告申し上げます。 ○議長(田口和弘君) これより委員長の調査結果の報告に対する質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕質疑なしと認めます。 以上で、交通対策特別委員会の調査結果の報告についてを終わります。----------------------------------- 日程第11 横田基地の民間機利用促進等に関する調査特別委員会の調査結果の報告についてを行います。 委員長より調査結果の報告を求めます。横田基地の民間機利用促進等に関する調査特別委員会委員長前田君。     (横田基地の民間機利用促進等に関する調査特別委員会委員長 前田善信君登壇)
    ◆委員長(前田善信君) それでは、横田基地の民間機利用促進等に関する調査特別委員会の調査結果報告を行います。 本特別委員会は、横田基地における民間機利用を推し進めることを基本姿勢に、東京都や国の横田基地に関する動向調査や市内への空港ターミナルの誘致とその経済効果など、報告書に記載の7つの事項について調査するため、令和元年第1回市議会臨時会において12人の委員をもって設置されたものでございます。 調査につきましては、主として調査事項各般にわたる諸問題について市当局からの説明を聴取するとともに、国や東京都の動向の把握に努力したところでございます。 なお、内容につきましては、報告書に記載のとおりであります。 以上のとおり御報告申し上げます。 ○議長(田口和弘君) これより委員長の調査結果の報告に対する質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕質疑なしと認めます。 以上で、横田基地の民間機利用促進等に関する調査特別委員会の調査結果の報告についてを終わります。----------------------------------- 暫時休憩いたします。     午前10時19分休憩-----------------------------------     午前10時45分開議 ○議長(田口和弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第12 議案第23号「令和4年度武蔵村山一般会計補正予算(第10号)」を議題といたします。 議案の朗読は省略いたします。 市長から提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(山崎泰大君) 議案第23号の提案理由について御説明申し上げます。 今回の補正につきましては、歳入におきまして地方消費税交付金、基金繰入金及び市債等について、歳出におきまして総務管理費及び保健体育費について、また地方債について補正をする必要が生じましたので、本案を提出するものでございます。 内容につきましては、担当者から説明いたさせますので、よろしく御審議の上、御決定を賜りたくお願い申し上げます。 ○議長(田口和弘君) 企画財政部長。 ◎企画財政部長(神子武己君) それでは、議案第23号、令和4年度武蔵村山一般会計補正予算(第10号)につきまして御説明をいたします。 補正予算書の1ページをお開きください。 今回の補正予算は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ378万6000円を減額し、歳入歳出予算の総額を324億9970万9000円とするものでございます。 4ページをお開きください。 第2表地方債補正でございますが、歳入におきまして地方消費税交付金等が増額となったことから、将来の公債費負担の軽減を図るため第二小学校消火設備改修事業及び臨時財政対策債を減額するとともに、主要市道第4号線整備事業など7事業に係る市債を廃止するものでございます。 次に、歳入歳出補正予算事項別明細書により歳入から御説明を申し上げます。 10ページ、11ページをお開きください。 3款1項1目利子割交付金から8款1項1目環境性能割交付金までは、東京都からの交付見込額通知により増額をするものでございます。 15款2項3目衛生費国庫補助金及び16款2項3目衛生費都補助金は、出産・子育て応援事業に係る補助金につきまして、東京都を通じた間接補助から国からの直接補助に変更となったため増額または減額をするものでございます。 15款2項9目地方創生臨時交付金は、追加交付分を増額するものでございます。 16款2項1目総務費都補助金は、令和4年度の市町村総合交付金の交付決定に伴い減額をするものでございます。2目民生費都補助金は、東京都低所得のひとり親世帯等生活支援給付事業補助金が創設され、武蔵村山市子育て世帯臨時支援給付金が対象事業となったため計上をするものでございます。 19款2項1目財政調整基金繰入金及び2目公共施設整備基金繰入金は、今回の補正予算の財源調整の結果、減額するものであり、これにより財政調整基金の年度末現在高は28億1062万3000円、公共施設整備基金の年度末現在高は17億5656万5000円となる見込みでございます。 次に、21款5項2目弁償金は、新型コロナウイルスワクチン予防接種済証の記載誤りにより発生した費用につきまして、損害賠償金が納入されるものでございます。3目雑入は、生活保護費等国庫負担金につきまして、令和3年度の決算確定に伴い追加交付されるものでございます。 次に、歳出でございます。 14ページ、15ページをお開きください。 なお、補正予算額がゼロの科目につきましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金や市町村総合交付金等の補正に伴い財源内訳を変更したものでございます。 2款1項19目諸費は、生活保護費負担金につきまして、令和3年度決算確定に伴い国に返還をするものでございます。 18ページ、19ページをお開きください。 9款6項2目体育施設費は、雷塚公園野球場防球ネット増設工事につきまして、不用額を減額するとともに財源内訳を変更するものでございます。 以上、議案第23号の説明とさせていただきます。よろしくお願いをいたします。 ○議長(田口和弘君) これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第23号は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕御異議なしと認めます。よって、議案第23号は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。 これより議案第23号「令和4年度武蔵村山一般会計補正予算(第10号)」を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。     (賛成者挙手)挙手全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- 日程第13 議案第24号「令和5年度武蔵村山一般会計補正予算(第1号)」を議題といたします。 議案の朗読は省略いたします。 市長から提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(山崎泰大君) 議案第24号の提案理由について御説明申し上げます。 今回の補正につきましては、歳入におきまして国庫負担金、国庫補助金及び都補助金等について、歳出におきまして児童福祉費、保健衛生費及び保健体育費等について補正をする必要が生じましたので、本案を提出するものでございます。 内容につきましては、担当者から説明いたさせますので、よろしく御審議の上、御決定を賜りたくお願い申し上げます。 ○議長(田口和弘君) 企画財政部長。 ◎企画財政部長(神子武己君) それでは、議案第24号、令和5年度武蔵村山一般会計補正予算(第1号)につきまして御説明をいたします。 補正予算書の1ページをお開きください。 今回の補正予算は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7億360万8000円を追加し、歳入歳出予算の総額を318億3743万4000円とするものでございます。 次に、歳入歳出補正予算事項別明細書により歳入から御説明を申し上げます。 10ページ、11ページをお開きください。 15款1項2目衛生費国庫負担金及び2項3目衛生費国庫補助金の新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金等は、令和5年4月以降の新型コロナウイルスワクチン接種に係る経費に対して交付されるものでございます。3目衛生費国庫補助金の出産・子育て応援交付金、16款2項3目衛生費都補助金のとうきょうママパパ応援事業補助金及び出産・子育て応援事業補助金並びに21款5項3目雑入の令和4年度とうきょうママパパ応援事業補助金及び令和4年度出産・子育て応援交付金は、令和5年度から実施する出産・子育て応援事業に対する補助金につきまして、東京都を通じた間接補助から国からの直接補助に変更されるとともに補助率等が変更となったため増額または減額をするものでございます。 16款2項2目民生費都補助金の保育所等における送迎バス等安全対策支援事業補助金及び保育環境改善等事業費補助金並びに8目教育費都補助金は、保育所及び幼稚園における子どもの安心・安全を確保するための取組等に要する経費に対して交付されるものでございます。3目衛生費都補助金の区市町村との共同による感染拡大防止対策推進事業補助金及び新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金(医療分)は、新型コロナウイルス感染症の自宅療養者支援に係る経費に対して交付されるものでございます。 19款2項1目財政調整基金繰入金は、今回の補正予算の財源調整の結果、増額するものであり、これにより財政調整基金の年度末現在高は17億2946万円となる見込みでございます。 次に、歳出でございます。 12ページ、13ページをお開きください。 2款1項1目一般管理費は、歳入に会計年度任用職員等雇用保険料負担金を計上したことによる財源内訳の変更でございます。 3款2項2目児童委託運営費の民間保育所等運営費補助金、認証保育所運営費補助金及び保育環境改善等事業費補助金は、市内の保育所等に対して使用済みおむつの処分費等を補助するもの、また保育所等における送迎バス等安全対策支援事業補助金は、令和4年9月に発生した園児置き去り事故を踏まえた緊急対策として、事故防止に必要な経費を補助するものでございます。 4款1項1目保健衛生総務費は、新型コロナウイルス感染症の自宅療養者に対して食料品等を支援するものでございます。3目母子衛生費は、歳入で御説明いたしました出産・子育て応援事業に係る財源内訳の変更でございます。4目予防費は、令和5年4月以降の新型コロナウイルスワクチン接種に係る経費につきまして計上をするものでございます。 14ページ、15ページをお開きください。 9款1項3目教育指導費は、児童・生徒の学力向上に係る対策を行うため、学力・学習意識調査の対象学年を小学校4年生及び5年生並びに中学校1年生及び2年生に拡大をするものでございます。 2項1目学校管理費は、令和5年1月に第八小学校の電話機が故障したことに伴い、電話機の借り上げに要する経費を計上するものでございます。 4項1目幼稚園費は、市内幼稚園に対して保育所等と同様に置き去り事故防止に必要な経費を補助するものでございます。 16ページ、17ページをお開きください。 6項4目学校給食費は、物価高騰等の影響に伴い改定した学校給食費に係る保護者の負担軽減を図るため、改定分を公費負担するものでございます。 以上、議案第24号の説明とさせていただきます。よろしくお願いをいたします。 ○議長(田口和弘君) これより質疑に入ります。遠藤君。 ◆19番(遠藤政雄君) それでは、16ページの9款6項4目学校給食費を質問させていただきます。 この補正予算ですけども、来年度から給食費が中学校は実質月どれぐらいで、小学校は同額なのかどうなのか、値段が高くなるのか、安くなるのか、小学校、中学校それぞれ今の段階で予定が分かりましたら教えてください。 ○議長(田口和弘君) 教育部長。 ◎教育部長(諸星裕君) お答えいたします。 学校給食費につきましては、昨年の10月に平均7.6%の給食費改定を行いまして、月額で小学校がたしか300円、中学校が400円の値上げを実施しておりますが、今回この2100万円につきましては、1人1食当たり20円ということで、ほぼその金額については公費で助成されることから、改定前の金額で保護者には負担していただくことになるというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田口和弘君) 遠藤君。 ◆19番(遠藤政雄君) 今お伺いした数字だと、小学校は若干ですけど値段が安くなるということでよろしいでしょうか。ちょっともう1度お願いいたします。 ○議長(田口和弘君) 教育部長。 ◎教育部長(諸星裕君) お答えいたします。 小学校につきましては、1食当たり17円から18円ぐらいの値上げを前回行いましたので、小学校については若干安くなるというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田口和弘君) 遠藤君。 ◆19番(遠藤政雄君) 分かりました。若干ですけど安くなるということがよく分かりました。 今も政府で、政府ではないか、いろいろ各政党でニュース報道されていますので、それに応じていち早く臨機応変に対応していただければと思います。 以上でございます。 ○議長(田口和弘君) ほかに質疑ございませんか。須藤君。 ◆7番(須藤博君) 衛生費のところで、新型コロナウイルス感染症の対応について伺います。 今現状は、この自宅療養者の支援はまだ現実に何人ぐらいいるのかいないのか、大分落ち着いてきているということなんですが、入院者とか支援者、そういった現状についてお聞かせください。 ○議長(田口和弘君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(島田拓君) お答えいたします。 現在発生届を出される方というのが限定されておりますので、市民全体ということではございませんが、3月22日現在が最新の情報でございます。自宅療養者はゼロ人ということになっております。 以上です。 ○議長(田口和弘君) 須藤君。 ◆7番(須藤博君) 入院者等の情報もないということですか。 ○議長(田口和弘君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(島田拓君) 失礼いたしました。入院中の方が7人おります。 以上です。 ○議長(田口和弘君) 須藤君。 ◆7番(須藤博君) その中で重症者はおりますか。 ○議長(田口和弘君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(島田拓君) お答えいたします。 7人の状況につきましては、情報が来ておりませんので把握できない状況でございます。 以上です。 ○議長(田口和弘君) 須藤君。 ◆7番(須藤博君) はい、分かりました。 それから、ワクチンについてですが、これは今まで接種に慎重な方もいて、余りぎみとかいう話もありますけれども、従来のワクチンについては、余って廃棄しているとかいう部分があるのかどうなのか。あれば数量とかどうなっているのでしょうか。 ○議長(田口和弘君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(島田拓君) お答えいたします。 ワクチンの在庫の状況でございますけれども、現在ファイザー社製の初回接種用の物ですけれども、こちらの在庫が3306回分残っております。モデルナ社製の物は現在ないわけでございますけれども、小児用のファイザー社製のワクチン、乳幼児用のファイザー社製のワクチンもそれぞれ残っておりまして、小児ファイザーのほうが5770回分、乳幼児ファイザーの分が1610回分残っている状況でございます。またオミクロン株のモデルナのBA.1対応の物というのがございましたけれども、こちらは1500回分残っております。またファイザー社製のオミクロン株BA.1対応のものにつきましても、8190回分が在庫として残っている状況でございます。 廃棄の状況でございますけれども、これまでにモデルナ社製のワクチンは9500回分、ファイザー社製のワクチンは102回分、合計で9602回分の廃棄を行っております。 以上です。 ○議長(田口和弘君) 須藤君。 ◆7番(須藤博君) ワクチンという物は、使用期限というものが定められているんですか。使用期限以外に初回分などはタイプも違うので多分これから希望する人はいないのかと思うんですけども、その辺どうなっているのでしょうか。 ○議長(田口和弘君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(島田拓君) お答えいたします。 初回接種用のファイザー社製のものにつきましては、現在使用期限が本年、今年の6月30日までとなっております。これまで初回接種用は使用期限が順次延ばされておりまして、先ほど申し上げましたが、現在3306回分残っておりますけれども、大臣指示によりまして、今年度いっぱいは初回接種が続くことになっておりますので、この使用期限を延ばすような方策がまた取られる可能性があると予測している状況でございます。 以上です。 ○議長(田口和弘君) 須藤君。 ◆7番(須藤博君) そうすると、今まで接種していなくて初めて打つという人は、初回接種用を使うということになっているんですか。 ○議長(田口和弘君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(島田拓君) お答えいたします。 そのとおりでございます。 以上です。 ○議長(田口和弘君) 須藤君。 ◆7番(須藤博君) そうですか。いきなりオミクロン株対応のワクチンではないということなんですね。使用期限も案外長く設定されているんだなということが分かりました。 それから、小児用と乳幼児用ですか、この2つがあるようですけれども、これについてはおのおの何人ぐらいの接種者がありましたか。 ○議長(田口和弘君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(島田拓君) お答えいたします。 ゼロ歳から4歳まで、いわゆる乳幼児につきましては、現在までに3回目まで終了している方が15人おります。5歳から9歳までの方につきましては、3回目まで終了している方が215人おります。 接種率につきましては、それぞれ乳幼児は0.6%、5歳から9歳までは6.9%となっております。 以上です。 ○議長(田口和弘君) 須藤君。 ◆7番(須藤博君) この新型コロナウイルスについては、かなり弱毒化してきておりまして、子どもについては、死者は出ていないというふうに認識しております。そういう意味では、果たして必要性があるのかどうなのか。この辺のところはここで議論する話ではありませんけれども、接種率は非常に低いということで、市民の方はかなり常識的な判断をされているのかというふうに感じました。 以上です。 ○議長(田口和弘君) ほかに質疑ございませんか。鈴木君。 ◆6番(鈴木明君) 1点だけ質問します。 民生費の保育所児童委託運営経費の補助金の中で、保育所等でおむつの処分の費用がついたわけですけれども、まず確認なんですけど、これは小規模保育の保育所も合わせて14園あると思うんですけど、14園全てということでよろしいでしょうか。 ○議長(田口和弘君) 子ども家庭部長。 ◎子ども家庭部長(乙幡康司君) お答えいたします。 こちらの民生費の補助金でございますけれども、民間保育所等運営費補助金、こちらの382万4000円でございますが、これが市内に13ございます認可保育所と1施設ございます小規模保育事業所、こちらの計14施設分が382万4000円のところです。 なお、御質問にはございませんでしたけども、認証保育所運営費補助金、こちらは市内に1か所ございます認証保育所に対しても、認可保育所と同様に処分費の加算を設けて取組を支援する、そういったものでございます。 以上です。 ○議長(田口和弘君) 鈴木君。 ◆6番(鈴木明君) 分かりました。 またそれから、処分費用の積算根拠となる処分方法というのは、どういった処分方法になるのでしょうか。 ○議長(田口和弘君) 子ども家庭部長。 ◎子ども家庭部長(乙幡康司君) お答えいたします。 処分の方法でございますが、こちらは園の判断で、例えば市の回収を続けていただくケースもあるかもしれませんし、業者と契約して回収していただく、こういったケースもあるかと思います。市の補助につきましては、ゼロ歳児、1歳児、2歳児それぞれ月額の単価を設定しまして、この補助金を交付すると。この補助金を活用いただいて、園の考えに即した処分の方法を選んでいただく、そういった形になっております。 以上です。 ○議長(田口和弘君) 鈴木君。 ◆6番(鈴木明君) 分かりました。各園での処分方法で処分していただくということで分かりました。 また、これ補正予算可決した後、いつぐらいの時期をめどに開始されるのでしょうか。 ○議長(田口和弘君) 子ども家庭部長。 ◎子ども家庭部長(乙幡康司君) お答えいたします。 今後の市側あるいは各園のスケジュールという形になるかと思いますが、市のスケジュールといたしましては、ここで補正予算が可決、成立いたしましたらば、早速4月には補助金の交付要綱を制定いたしまして、同月中の恐らく上旬から中旬になるかと思いますけども、初回の保育園長会で補助内容の詳細を御説明するとそういった考えでございます。 なお、補助金の交付ですけれども、この民間保育所等運営費補助金というものは、四半期に1回ずつ、四半期ごとに交付しているものでございます。こちら一般質問でもございましたが、既に開始しているところもあれば、逆に市の補助が出るのであれば速やかに取り組みたいというところもございますけれども、この辺は各園のほうで既に行っているところは別なんですけども、準備が整い次第、おむつの回収のほうに取り組んでいただけるものとそういうふうに認識しております。 以上です。 ○議長(田口和弘君) よろしいですか。ほかに質疑ございませんか。内野直樹君。 ◆14番(内野直樹君) 一つは、今鈴木議員が聞かれていたおむつの件ですけれども、補正予算書12ページ、13ページですけど、その前のところを見ると、保育環境改善等事業費補助金は東京都の補助だと。民間保育所や認証保育所の運営費補助金は一般財源という感じなのかというふうに思うんですけど、これ中身がどういうふうな内容なのかちょっとそれぞれ教えていただきたいというのが一つ。 それから、14ページ、15ページ、9款1項3目の学力・学習意識調査委託ということで、これは予算特別委員会のときにも触れたCBTシステムを使ったものなのではないかというふうに思うんですけれども、小学校4年生、5年生、中学校1年生、2年生に拡大するものだというような説明が当初ありました。過去もこれやられているんだろうなというふうに推察するんですけど、いつぐらいからどの程度の頻度でやっているのか。あとは、そのものをどういう業者が行っているのか、また出てきたものをどういうふうに活用したりどういうふうに効果が得られているのか、そのあたりをちょっと教えていただければと思います。 ○議長(田口和弘君) 子ども家庭部長。 ◎子ども家庭部長(乙幡康司君) それでは、1点目についてお答えさせていただきます。 保育所児童委託運営経費の中の補助金でございますけれども、先ほど鈴木議員の御質問でもございました民間保育所等運営費補助金と認証保育所運営費補助金、これは毎月といいますか、日々のおむつの処分、それ自体を支援するものでございます。こちらは内野直樹議員のほうからも御質問ございましたが、お見込みのとおりこちらは一般財源で賄われるものでございます。 一方、保育環境改善等事業費補助金、こちら260万9000円ございますけれども、これは使用済みおむつの保管用ごみ箱の購入費用の補助を行うものでございます。 なお、財源でございますが、こちら認可施設の分については、もともとは国3分の1、都3分の1、市3分の1ということですけども、市が受け入れる段階では東京都から間接補助で3分の2ということで、163万円は東京都の補助で賄われるもの、あと認証保育所の部分、金額は小さいですけれども、こちらは丸々市の一般財源と認可保育施設に関しては3分の1が市の持ち出しで、こちらは一般財源が97万9000円と予算の上ではそのように見込んでいる次第でございます。 以上です。 ○議長(田口和弘君) 学校教育担当部長。 ◎学校教育担当部長(東口孝正君) それでは、お答えいたします。 この市の学力調査の拡大についてでございますが、令和2年度まで東京都が児童・生徒の学力向上を図るための調査というのを小学校4年生から中学校3年生まで、それぞれの主要教科及び意識調査を行っておりました。これが令和3年度より、いわゆる意識調査のみで学力調査がなくなりました。そしてずっと続いている全国学力・学習状況調査は、小学校6年生、中学校3年生の国語、算数、数学ということで行っております。そこを補填するものとして、何とか小学校5年生、中学校2年生の学習、あと意識調査という形でこれまで市では行ってまいりましたが、やはり点で学力を追うのではなくて、経年で、線で同じ子どもたちがどう学力の変化があるのかというところを見たいために、来年度より小学校4年生、5年生、中学校1年生、2年生の学習調査について市独自で行うものでございます。 それで、調査方法につきましては、教育出版社のほうに委託をして実施するものでございます。 以上です。 ○議長(田口和弘君) 内野直樹君。 ◆14番(内野直樹君) 最初のほうは分かりました。ただ、要は多分おむつを管理するごみ袋が運営費補助金で、使用済みのおむつをためておくごみ箱というのか、収納ボックスというのか、それが環境改善のものだというふうに認識しました。ごみ袋のほうは今後も継続していただけるということでよろしいでしょうか。 ○議長(田口和弘君) 子ども家庭部長。 ◎子ども家庭部長(乙幡康司君) お答えいたします。 担当部のほうといたしましては、そのようにさせていただきたいと思います。予算を継続する、しないというのはそのときの審議によるかとは思いますが、部としては継続させていただきたい。ただ、こちらで保育園のほうから、市が一括して業者と契約して回収してもらいたいと。またそのほうが現状よりも予算額を低減できるとかそういったことがあれば、組み替えるということはあり得るかと思いますけども、基本はこの形でスタートさせていただければというふうに考えております。 以上です。 ○議長(田口和弘君) 内野直樹君。 ◆14番(内野直樹君) 分かりました。保護者が持ち帰るというようなことは、今後はなくなっていくという方向なのかというふうには分かりました。 学力・学習意識調査の件ですけれども、ちょっと最後、特定の教材会社と言ったのかな。というのは、これまでは東京都のもので、多分東京都が委託しているところなのかと思ったんですけど、市がこれから単独でやろうとした場合は、同じ業者にするのか、例えば普通に一般競争入札みたいなことをやるのか、ちょっとそこら辺も教えてもらえますか。 ○議長(田口和弘君) 学校教育担当部長。 ◎学校教育担当部長(東口孝正君) お答えいたします。 失礼いたしました。先ほど業者の名前を述べましたが、まだ今契約段階であって、決定しておりません。基本は都が行っている業者とは違う業者を選定するものでございます。 ○議長(田口和弘君) よろしいですか。ほかに質疑ございませんか。前田君。 ◆17番(前田善信君) 1点だけ伺います。保育所、また幼稚園における送迎バスの安全対策ということで、置き去り防止対策ということでございますけれど、具体的にどういう安全対策をされるのか、ちょっと確認させてください。 ○議長(田口和弘君) 子ども家庭部長。 ◎子ども家庭部長(乙幡康司君) お答えいたします。 こちら民生費と教育費で、予算の名称としては送迎バス等安全対策支援事業補助金というふうになっているんですけれども、まず民生費のほうについては、現在、保育所等で送迎バスを運用しているという施設はございませんので、こちらは送迎バスに関わるもの以外の事故防止に関わる経費を補助するものでございます。例えば園外とか園内の活動時の置き去り、見失い、飛び出し等の事故の防止、またお昼寝、午睡時の事故防止、民生費のほうは、こういったものについての補助が全てこちらの2460万円で賄われるものでございます。 一方で、教育費のほうでございますが、こちらは市内に今現在幼稚園4園ございますが、いずれも台数は異なりますが、送迎バスの運行がなされているところでございます。それと併せて先ほど保育所のほうでも申しましたけれども、バスの送迎以外の部分についても事故防止の補助というのがございまして、幼稚園のほうではこちらの約1000万円のうち800万円ほどがバスの補助に関わるものでございます。一方で200万円については、幼児への見守りのタグですとか、やはりお昼寝中の事故防止のための経費の補助をするものでございます。 説明が若干前後して大変恐縮でございますけれども、具体的な特にバス以外の置き去りの防止の事業でございますが、補助対象の中身でございますけれども、これは園によって様々ではございますが、例えばある園はお昼寝中の突然死を、それを察知するようなセンサー、またある園は遊具の改修、またある園は保育室内の室内カメラ、飛び出しの防止をするカーテンの類い、またある園は園児の転落を防止する柵とこちら様々ではございますが、こういった経費を補助するものでございます。 以上です。 ○議長(田口和弘君) 前田君。 ◆17番(前田善信君) 分かりました。園によって様々考えて決められるということでございますが、この幼稚園のバスについては、どういった安全装置というんですか、何か具体的なものが分かっているのであれば教えていただければと思います。 ○議長(田口和弘君) 子ども家庭部長。 ◎子ども家庭部長(乙幡康司君) お答えいたします。 こちら幼稚園のバスの置き去り事故防止のための経費も様々ございまして、よくある送迎バス用の安全装置、ブザー等、これを設置する経費もございますし、また安全対策に係る園の職員の方向けの研修、こういったものも補助対象となっております。あとバスの関係ですけれども、園児が置き去りになる事案が確認される場合は、音とか、あと光でバスの内外に対してお知らせする、そういった器具のほうも対象となってございます。 以上です。 ○議長(田口和弘君) よろしいですか。ほかに質疑ございませんか。渡邉君。 ◆13番(渡邉一雄君) 私も同じところなんですけれども、今御説明の中で送迎バス等の安全対策の中に、園外活動の置き去り等々事故防止対策ということがありました。これは一般質問でもやりましたけれども、園外活動に行くために1人の保育士さんが4人ぐらいのお子さんの手を引いて移動しているということに関して、ぜひ人的な支援を追加で、市独自ででもやるべきではないかということは申し上げました。こうした園外活動の送迎時の安全対策ということで、今回それをこの予算の中で実際にやるという園があるのかということと、ないとしても、そうしたことに使うことができるのかを伺います。 ○議長(田口和弘君) 子ども家庭部長。 ◎子ども家庭部長(乙幡康司君) お答えいたします。 渡邉議員のほうから御質問のあった件でございますけれども、こちら今回あくまでもハードの部分、センサーですとか飛び出しを防止する柵ですとかそういった部分についての補助でございまして、今回の補正予算の中にも渡邉議員のほうで御提案があったような予算というのは計上しておりませんし、また国あるいは都の補助を用いまして、こちら市のほうも補正予算を計上させていただいているところでございますけれども、私、こちら今まで頂いている国や都からの通知を見る限り、渡邉議員が言われたような案件について補助対象になるというふうな部分はございませんでした。 以上でございます。 ○議長(田口和弘君) 渡邉君。 ◆13番(渡邉一雄君) 今回の補正のようなハード面での対策というのは、本当にそれはそれで絶対必要だと思いますけれど、やはり人的な支援、これは本当に市からもさらに力を込めて、国や東京都に配置基準を見直すと、もっともっと保育所、保育園、保育士さんを増やしてくれということと同時に、市独自のそうした人的支援をさらに強めていただきたいということは申し上げておきます。 ○議長(田口和弘君) ほかに質疑ございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第24号は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕御異議なしと認めます。よって、議案第24号は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。 これより議案第24号「令和5年度武蔵村山一般会計補正予算(第1号)」を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。     (賛成者挙手)挙手全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- 日程第14 議案第25号「立川都市計画事業武蔵村山都市核土地区画整理事業の委託契約の一部変更について」を議題といたします。 議案の朗読は省略いたします。 市長から提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(山崎泰大君) 議案第25号の提案理由について御説明申し上げます。 立川都市計画事業武蔵村山都市核土地区画整理事業の委託契約の契約の金額及び委託期間を変更する必要があるので、本案を提出するものでございます。 内容につきましては、担当者から説明いたさせますので、よろしく御審議の上、御決定を賜りたくお願い申し上げます。 ○議長(田口和弘君) 総務部長。 ◎総務部長(神山幸男君) それでは、議案第25号、立川都市計画事業武蔵村山都市核土地区画整理事業の委託契約の一部変更について御説明申し上げます。 立川都市計画事業武蔵村山都市核土地区画整理事業につきましては、事業区域の南東付近に位置する不要移転箇所における工事費及び調査費等が増加したことや、当初は移転を想定していなかった建築物等への補償費が必要となったことから、総事業費を約168億円から約191億円に増額する事業計画変更をすることといたしました。これに伴い、令和2年3月9日に議会の議決をいただき、同月10日付で公益財団法人東京都都市づくり公社と業務委託契約を締結いたしました立川都市計画事業武蔵村山都市核土地区画整理事業に関する業務委託契約の委託金額148億9016万6000円を169億359万8000円に増額し、委託期間の終期を令和7年3月31日から令和10年3月31日に変更するものでございます。 なお、業務委託契約の変更の経緯と変更の内容につきましては、議資料第15号のとおりでございます。 以上、雑駁ではございますが、議案第25号の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(田口和弘君) これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第25号は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕御異議なしと認めます。よって、議案第25号は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。 これより議案第25号「立川都市計画事業武蔵村山都市核土地区画整理事業の委託契約の一部変更について」を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。     (賛成者挙手)挙手全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- 日程第15 諮問第1号「人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて」を議題といたします。 諮問の朗読は省略いたします。 市長から提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(山崎泰大君) 諮問第1号の提案理由について御説明申し上げます。 人権擁護委員が令和5年9月30日付で任期満了となりますので、後任の委員の推薦を必要とするため、本案を提出するものでございます。 御案内のとおり、山田行雄氏は、本委員に令和2年10月から御就任いただいておりまして、引き続き御推薦申し上げたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(田口和弘君) これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております諮問第1号は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕御異議なしと認めます。よって、諮問第1号は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。 これより諮問第1号「人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて」を採決いたします。本件は、同意することに賛成の諸君の挙手を求めます。     (賛成者挙手)挙手全員であります。よって、本件は同意することに決しました。----------------------------------- 日程第16 議員提出議案第1号「敵基地攻撃能力保有の撤回と対話の外交を求める意見書」を議題といたします。 議案の朗読と提案理由の説明は省略いたします。 これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議員提出議案第1号は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第1号は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。 これより議員提出議案第1号「敵基地攻撃能力保有の撤回と対話の外交を求める意見書」を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。     (賛成者挙手)挙手少数であります。よって、本案は否決されました。----------------------------------- 日程第17 議員提出議案第2号「学校給食の無償化を求める意見書」を議題といたします。 議案の朗読と提案理由の説明は省略いたします。 これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議員提出議案第2号は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第2号は委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。 これより議員提出議案第2号「学校給食の無償化を求める意見書」を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。     (賛成者挙手)挙手少数であります。よって、本案は否決されました。----------------------------------- 次に、市長から発言の申出がありますので、これを許可いたします。市長。     (市長 山崎泰大君登壇) ◎市長(山崎泰大君) 議員の皆様の任期最終の市議会定例会がここに閉会されるに当たり、お許しをいただきまして、一言御挨拶を申し上げます。 この4年の時の流れの速さは誠に感慨深いものがございます。4年間16回の定例議会を通して、皆様方には市民の代表として、市民の皆様にとりまして大切な議案等を数多く御審議いただきました。特に新型コロナウイルス感染症に関する議案等につきましては、議員各位の御理解、御協力により、難局を乗り切ることができましたことに対しまして、深甚なる敬意と感謝の意を表する次第でございます。 おかげさまをもちまして、市政運営の両輪が力強くかみ合い、福祉、教育、まちづくり等、均整の取れた市政の発展を見ることができました。多摩都市モノレール市内延伸に関しまして、この4年間で大きく進展がございましたのも、議員各位の御貢献、御尽力があってこそと厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。 承りますと、大半の方が引き続き立候補されるとのことでございます。持続可能な市政運営を推進する私にとりましても、大変ありがたく感じております。どうか来る4月の選挙におかれましては、めでたく御当選を勝ち得て、再び、人と人との絆をつむぐ 誰もが活躍できるまち むさしむらやまの実現に向け、お力添えを賜りますことを心から御期待を申し上げております。また今任期をもちまして御勇退される方におかれましては、議席を離れましても在任中とお変わりなく、武蔵村山市の明るい未来のため御支援、御協力を賜りますよう、切にお願いを申し上げるとともに、御健康に留意され、今後より一層の御活躍を祈念申し上げるところでございます。 結びに、これまでの議員各位の市政に対します御貢献と御尽力に心から敬意と感謝を申し上げまして、極めて粗辞でございますが、私の挨拶といたします。長きにわたりまして大変ありがとうございました。----------------------------------- ○議長(田口和弘君) これをもって本議会に付議されました案件の審議は全部終了いたしました。よって、令和5年第1回武蔵村山市議会定例会を閉会いたします。     午前11時39分閉会     地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。        令和5年 月                 武蔵村山市議会議長  田口和弘                    〃   議員  内野和典                    〃   議員  高橋弘志...