◎
事務局長(中野光進君) 辞職願 今般一身上の都合により、議長を辞職したいので許可されるよう願い出ます。 平成30年6月12日
和歌山市議会議長 古川祐典 和歌山市議会副議長
井上直樹殿
○副議長(
井上直樹君) お諮りします。
古川祐典君の議長の辞職を許可することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(
井上直樹君) 御異議なしと認めます。 よって、
古川祐典君の議長の辞職を許可することに決しました。 〔23番
古川祐典君着席〕
○副議長(
井上直樹君) ただいま議長が欠員となっています。 お諮りします。 この際、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(
井上直樹君) 御異議なしと認めます。 よって、この際、議長の選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行います。
---------------
△議長の選挙
○副議長(
井上直樹君) 議場の閉鎖を命じます。 〔議場閉鎖〕
○副議長(
井上直樹君) ただいまの
出席議員数は38人であります。
投票用紙を配付させます。 〔
投票用紙配付〕
○副議長(
井上直樹君)
投票用紙の
配付漏れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(
井上直樹君)
配付漏れなしと認めます。 投票箱を点検させます。 〔
投票箱点検〕
○副議長(
井上直樹君) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。 投票は
単記無記名であります。
投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票を願います。 点呼を命じます。 〔
幸前事務局副局長・氏名点呼〕 林 隆一君、
山野麻衣子君、
中村朝人君、堀良子君、
西風章世君、園内浩樹君、永野裕久君、
中村元彦君、
浜田真輔君、中谷謙二君、丹羽直子君、
浦平美博君、上田康二君、吉本昌純君、
松坂美知子君、姫田高宏君、中塚隆君、薮浩昭君、奥山昭博君、山本忠相君、
芝本和己君、
古川祐典君、戸田正人君、
松井紀博君、
尾崎方哉君、南畑幸代君、
森下佐知子君、中尾友紀君、松本哲郎君、北野均君、山田好雄君、野嶋広子君、
宇治田清治君、寒川篤君、山本宏一君、
遠藤富士雄君、
佐伯誠章君、
井上直樹君。 〔各
議員投票〕
○副議長(
井上直樹君)
投票漏れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(
井上直樹君)
投票漏れなしと認めます。 投票を終了します。 議場の閉鎖を解きます。 〔議場開鎖〕
○副議長(
井上直樹君) 開票を行います。
会議規則第30条第2項の規定により、立会人に
西風章世君、
浜田真輔君、中谷謙二君、以上3人の諸君を指名します。 よって、3君の立ち会いを願います。 〔
立会人所定の位置に着く〕 〔
投票点検〕
○副議長(
井上直樹君) 選挙の結果を報告します。 投票総数 38票 これは、先ほどの
出席議員数に符合しております。 そのうち
有効投票 38票
有効投票中
松井紀博君 38票 以上のとおりであります。 この選挙の
法定得票数は10票であります。 よって、
松井紀博君が議長に当選されました。(拍手) ただいま議長に当選されました
松井紀博君が議場におられますので、本席から
会議規則第31条第2項の規定による告知をいたします。--25番。 〔
議長松井紀博君登壇〕(
拍手) ---------------
△議長の挨拶
○議長(
松井紀博君) 謹んで一言御挨拶申し上げます。 ただいま、満場の皆様の御推挙を賜り、130年になんなんとする長い歴史と、そして先人、諸先生方が築いてこられました伝統ある我が
和歌山市議会におきまして、第85代議長に御推挙賜りました。謹んでこれを拝受するとともに、皆々様に対しまして、まずもって厚く御礼申し上げます。ありがとうございます。 さて、浅学非才はもとより、若輩の私でございます。このような大役を仰せつかり、その任にあらずと思いながらも、これを天命と受け、しっかりと務めさせていただく所存でございます。 私
たち市議会に残されました任期は、残り1年足らずでございます。これは、くしくも平成の終わりと時を同じくいたします。恐れ多くも、今上陛下に見習いまして、この市議会、そして議長職を傷つけることなくバトンタッチできますよう、しっかりと務めさせていただく所存でございます。 結びに、議会が市民にとって、見える、伝わる、わかる、このことは非常に重要なことだと思っております。その上で、信頼される議会、そして安心して任せてもらえる議会、この実現のために精いっぱい職務に励んでまいりますゆえ、
先輩同僚各位諸賢におかれましては、これまでに増しましての御指導、そしてお引き回しを賜りますよう伏してお願い申し上げまして、議長就任に際しましての御挨拶とさせていただきます。 どうぞ、皆さん、よろしくお願いいたします。(拍手)
○副議長(
井上直樹君) それでは、議長、議長席にお着きを願います。 〔副
議長井上直樹君退席、
議長松井紀博君議長席に着く〕
---------------
△
古川議員の挨拶
○議長(
松井紀博君)
古川祐典君。--23番。 〔23番
古川祐典君登壇〕(拍手)
◆23番(
古川祐典君) 皆様、改めまして、おはようございます。 議長退任に当たり、一言お礼申し上げます。 平成29年6月13日、本会議場におきまして皆様から満票の御推挙をいただき、歴史と伝統ある
和歌山市議会第84代
和歌山市議会議長として要職につかせていただきました。 議会におきまして、私自身、ただ目指すところは、
誠心誠意職責を全うし、次へつなぐことでありましたが、この1年間を顧みますと、与えられた重責を全うできたかどうかは甚だ疑問に感じるところでございます。 しかしながら、
和歌山市議会としては、議員皆様の新たな、熱心な取り組みにより、緊急時における
和歌山市議会BCPの作成、広報紙の見直し、当議場においての
ジュニア会議、
台湾高雄市議会との
友好交流の
覚書締結等、議員各位の御尽力により、我々市議会の存在が国内外に大きく発信される1年となりました。 また、そのような中で、議長として職責を無事遂行できましたのも、
先輩同僚議員の皆様方を初め理事者の方々の格別の御支援、 御協力があればこそだと厚くお礼申し上げる次第でございます。 とりわけ井上副議長、
遠藤議会運営委員会委員長におかれましては、私自身の至らないところをお助けいただき、衷心よりお礼申し上げます。まことにありがとうございました。 今後は、一議員として、和歌山市発展のため、これまで同様、微力ながら尽くす覚悟でございます。
先輩同僚議員初め皆様方には、一層の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、退任の挨拶といたします。 まことにありがとうございました。(
拍手) ---------------
○議長(
松井紀博君) 報告します。 副
議長井上直樹君から副議長の辞職願が提出されました。 お諮りします。 この際、副議長の辞職についてを日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松井紀博君) 御異議なしと認めます。 よって、この際、副議長の辞職についてを日程に追加し、議題とすることに決しました。
---------------
△副議長の辞職について
○議長(
松井紀博君) 副議長の辞職についてを議題とします。
地方自治法第117条の規定により、
井上直樹君の退席を求めます。 〔副
議長井上直樹君退席〕
○議長(
松井紀博君) 辞職願を朗読させます。
◎
事務局長(中野光進君) 辞職願 今般一身上の都合により、副議長を辞職したいので許可されるよう願い出ます。 平成30年6月12日
和歌山市議会副議長
井上直樹 和歌山市議会議長 松井紀博殿
○議長(
松井紀博君) お諮りします。
井上直樹君の副議長の辞職を許可することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松井紀博君) 御異議なしと認めます。 よって、
井上直樹君の副議長の辞職を許可することに決しました。 〔21番
井上直樹君着席〕
○議長(
松井紀博君) ただいま副議長が欠員となっております。 お諮りします。 この際、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松井紀博君) 御異議なしと認めます。 よって、この際、副議長の選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行います。
---------------
△副議長の選挙
○議長(
松井紀博君) 議場の閉鎖を命じます。 〔議場閉鎖〕
○議長(
松井紀博君) ただいまの
出席議員数は38人であります。
投票用紙を配付させます。 〔
投票用紙配付〕
○議長(
松井紀博君)
投票用紙の
配付漏れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松井紀博君)
配付漏れなしと認めます。 投票箱を点検させます。 〔
投票箱点検〕
○議長(
松井紀博君) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。 投票は
単記無記名であります。
投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票を願います。 点呼を命じます。 〔
幸前事務局副局長・氏名点呼〕 林 隆一君、
山野麻衣子君、
中村朝人君、堀良子君、
西風章世君、園内浩樹君、永野裕久君、
中村元彦君、
浜田真輔君、中谷謙二君、丹羽直子君、
浦平美博君、上田康二君、吉本昌純君、
松坂美知子君、姫田高宏君、中塚隆君、薮浩昭君、奥山昭博君、山本忠相君、
井上直樹君、
芝本和己君、
古川祐典君、戸田正人君、
尾崎方哉君、南畑幸代君、
森下佐知子君、中尾友紀君、松本哲郎君、北野均君、山田好雄君、野嶋広子君、
宇治田清治君、寒川篤君、山本宏一君、
遠藤富士雄君、
佐伯誠章君、
松井紀博君。 〔各
議員投票〕
○議長(
松井紀博君)
投票漏れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松井紀博君)
投票漏れなしと認めます。 投票を終了します。 議場の閉鎖を解きます。 〔議場開鎖〕
○議長(
松井紀博君) 開票を行います。
会議規則第30条第2項の規定により、立会人に園内浩樹君、
中村元彦君、
浦平美博君、以上3君を指名します。 よって、3君の立ち会いをお願いいたします。 〔
立会人所定の位置に着く〕 〔
投票点検〕
○議長(
松井紀博君) 選挙の結果を報告します。 投票総数 38票 これは、先ほどの
出席議員数に符合しております。 そのうち
有効投票 38票
有効投票中
芝本和己君 38票 以上のとおりであります。 この選挙の
法定得票数は10票であります。 よって、
芝本和己君が副議長に当選されました。(拍手) ただいま副議長に当選されました
芝本和己君が議場におられますので、本席から
会議規則第31条第2項の規定による告知をします。--22番。 〔副
議長芝本和己君登壇〕(
拍手) ---------------
△副議長の挨拶
○副議長(
芝本和己君) 一言御挨拶を申し上げます。 ただいま、選挙におきまして、
先輩同僚議員の御厚情によりまして、副議長という大役を賜りましたことに心より御礼申し上げます。 この上は、議長を補佐し、初心を忘れず、誠心誠意、市政発展のために努力してまいる覚悟でございます。今後とも、
先輩同僚議員各位におかれましては、どうぞ御指導、御鞭撻のほどよろしくお願い申し上げまして、お礼の御挨拶とさせていただきます。 ありがとうございました。(
拍手) ---------------
△井上議員の挨拶
○議長(
松井紀博君)
井上直樹君。--21番。 〔21番
井上直樹君登壇〕(拍手)
◆21番(
井上直樹君) 退任に当たり、一言御礼の御挨拶を申し上げます。 昨年、皆様の御厚情をいただき、副議長に就任させていただきましてからはや1年になります。在任期間中は、議長を初め
先輩同僚議員の皆様方の御理解と御協力に支えられ、無事退任の日を迎えることができましたことを心から感謝申し上げます。 先ほども古川議長から御報告がありました6月8日に
和歌山市議会と台湾の
高雄市議会との
友好交流に関する覚書調印を古川議長と遠藤日台友好議連会長に調印していただいたことは、私の副議長としての一生の思い出になると思います。 日台友好議連の役員の皆様、また、議員の皆様、また、これまでお支えいただきました事務局、関係課の皆様のおかげで成功裏に終えることができました。本当にありがとうございました。 最後になりましたが、今後とも皆様方の御指導、御鞭撻をお願い申し上げまして、まことに簡単ではございますが、御礼の言葉とさせていただきます。 本当にありがとうございました。(拍手)
○議長(
松井紀博君) しばらく休憩します。 午前11時45分休憩
--------------- 午後2時05分再開
○議長(
松井紀博君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
---------------
△議長報告
○議長(
松井紀博君) この際、報告します。 6月12日付、議会運営委員会委員の中谷謙二君、
遠藤富士雄君から委員の辞任願が提出されましたので、同日これを許可しました。 これに伴い、同委員会委員に2人の欠員が生じましたので、同委員の補充選任については、委員会条例第6条の規定により、同日付、
中村元彦君、
宇治田清治君を指名しました。 また、6月12日付、常任委員会委員の所属変更について、委員会条例第6条の規定により、総務委員会委員の中谷謙二君が経済文教委員会へ、経済文教委員会委員の
浦平美博君が総務委員会へ、それぞれ委員会の所属を変更したい旨の申し出がありましたので、同日付、議長において申し出のとおり変更しました。 また、6月12日付、地震等災害対策特別委員会委員の吉本昌純君から委員の辞任願が提出されましたので、同日、これを許可しました。 これに伴い、同委員会委員に1人の欠員が生じましたので、同委員の補充選任については、委員会条例第6条の規定により、同日付、
古川祐典君を指名しました。 また、6月12日付、議会運営委員会委員長から、吉本昌純君が委員長に、中尾友紀君が副委員長に互選された旨の報告がありました。
---------------
△日程第3 永年
在職議員の表彰について
○議長(
松井紀博君) 次に、日程第3、永年
在職議員の表彰についてを議題とします。 お諮りします。 本
市議会議員として、在職15年に達せられました
古川祐典君、
尾崎方哉君、南畑幸代君、野嶋広子君、私、
松井紀博、以上5人の諸君に対し、その多年にわたる功労をたたえるために、先例により永年
在職議員として表彰することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松井紀博君) 御異議なしと認めます。 よって、5人の諸君を永年在職議員として表彰することに決しました。 お諮りします。 ただいま決しました永年
在職議員に対する表彰及びその取り扱いについては、議長に委任の上、この際、議場において直ちに表彰を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松井紀博君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。 これより、永年
在職議員の表彰を行います。
古川祐典君、
尾崎方哉君、南畑幸代君、野嶋広子君は登壇を願います。 〔23番
古川祐典君、26番
尾崎方哉君、27番南畑幸代君、33番野嶋広子君登壇〕
○議長(
松井紀博君) 表彰状
和歌山市議会議員
古川祐典殿 あなたは本
市議会議員として在職15年の長きにわたり市政発展のために尽くされた功績は多大であります。 よってここに記念品を贈り表彰いたします。 平成30年6月12日
和歌山市議会 おめでとうございます。 〔表彰状贈呈〕(拍手)
○議長(
松井紀博君) 表彰状
和歌山市議会議員 尾崎方哉殿 以下同文でございます。 おめでとうございます。 〔表彰状贈呈〕(拍手)
○議長(
松井紀博君) 表彰状
和歌山市議会議員 南畑幸代殿 以下同文でございます。 おめでとうございます。 〔表彰状贈呈〕(拍手)
○議長(
松井紀博君) 表彰状
和歌山市議会議員 野嶋広子殿 以下同文でございます。 おめでとうございます。 〔表彰状贈呈〕(拍手) 〔議長退席、副議長着席〕
○副議長(
芝本和己君) 表彰状
和歌山市議会議員
松井紀博殿 以下同文です。 〔表彰状贈呈〕(拍手)
○副議長(
芝本和己君) ただいま永年
在職議員として表彰を受けられました皆様方に対し、一言お祝いを申し上げます。 皆様方には、本
市議会議員として15年の長きにわたり、市政の発展と市民福祉の向上のため献身的な御活躍を賜り、輝かしい御功績をおさめられましたことは、まことに御同慶にたえません。 私たちは、長年におけるその御功労に対し、深甚なる敬意を表しますとともに、はえある議会表彰を心よりお喜び申し上げます。 皆様方には、今後とも御自愛くださいまして、本市発展のためにより一層御活躍賜りますようお願いを申し上げ、お祝いの言葉といたします。 おめでとうございます。(拍手) 野嶋広子君。--33番。 〔33番野嶋広子君登壇〕(拍手)
◆33番(野嶋広子君) まことに僣越ではございますが、年長のゆえをもちまして一言御礼の御挨拶を申し上げます。 ただいま、この歴史と伝統のある本会議場におきまして、私たち5名、永年在職15年表彰をお受けすることになりました。まことに光栄であり、身の引き締まる思いであります。 私たち5人は、これからも和歌山市政の発展、そしてまた、市民福祉の向上に数々の努力を傾注してまいりたいと考えております。
先輩同僚議員の皆様、そしてまた、市役所関係者の皆様方におかれましては、今後ともますます御指導、御鞭撻をお願い申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、御礼の言葉にかえさせていただきます。 本日は、まことにありがとうございました。(拍手) 〔副議長退席、
議長着席〕 ---------------
△日程第4 報第1号
市長専決処分事項の報告についてから
△日程第13 報第10号 平成29年度和歌山市
工業用水道事業会計予算繰越計算書まで
○議長(
松井紀博君) 次に、日程第4、報第1号、
市長専決処分事項の報告についてから、日程第13、報第10号、平成29年度和歌山市
工業用水道事業会計予算繰越計算書までの10件の報告を一括にして行います。 当局から報告を求めます。--三橋財政局長。 〔財政局長三橋 郁君登壇〕
◎財政局長(三橋郁君) 報第1号から報第7号までについて、一括して御説明申し上げます。 議案書の1ページをお開き願います。 報第1号から5ページの報第5号までは
市長専決処分事項の報告でございまして、報第1号は、清掃自動車の接触事故による損害賠償について、2ページの報第2号は、市営住宅に係る使用料の支払請求に関する和解について、3ページの報第3号は、市営住宅に係る使用料等の支払請求及び住宅明渡しの請求に関する訴えの提起について、4ページの報第4号は、その目的の価額が300万円以下の金銭債権に係る訴えの提起について、5ページの報第5号は、
工事請負契約の変更について、いずれも
地方自治法第180条第1項の規定に基づき、市長専決処分により措置いたしましたので、同条第2項の規定により報告するものでございます。 6ページをお開き願います。 報第6号から12ページの報第7号までは、2月定例市議会で議決をいただきました繰越明許費予算に基づく繰越計算書の報告でございまして、報第6号は、平成29年度和歌山市
一般会計繰越明許費繰越計算書で、総額61億5,539万1,502円を、12ページの報第7号は、平成29年度和歌山市
駐車場管理事業特別会計繰越明許費繰越計算書で837万1,000円を、いずれも平成30年度に繰り越しするものでございます。 以上でございます。
○議長(
松井紀博君) 白井企業局長。 〔企業局長白井光典君登壇〕
◎企業局長(白井光典君) 企業局関係について御説明いたします。 議案書14ページをお開き願います。 報第8号は、平成29年度和歌山市
下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書でございます。 これは、
地方自治法施行令第146条第2項の規定により、公共下水道建設事業で、事業費33億1,400万円を繰り越すものでございます。 16ページをお開き願います。 次に、報第9号は、平成29年度和歌山市
水道事業会計予算繰越計算書でございます。 これは、地方公営企業法第26条第1項の規定により、配水管整備事業で、事業費1億551万7,188円を繰り越すものでございます。 18ページをお願いします。 報第10号は、平成29年度和歌山市
工業用水道事業会計予算繰越計算書でございます。 これは、地方公営企業法第26条第1項の規定により、原浄水施設新設改良事業で、事業費2億2,040万7,600円を繰り越すものでございます。 以上でございます。
○議長(
松井紀博君) 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松井紀博君) 質疑なしと認めます。 以上で、報第1号から同第10号までの10件の報告を終わります。
---------------
△日程第14 法人の経営状況を説明する書類について
○議長(
松井紀博君) 次に、日程第14、法人の経営状況を説明する書類についてであります。 本件は、
地方自治法第243条の3第2項の規定により、和歌山市清掃株式会社、公益財団法人和歌山市文化スポーツ振興財団、公益財団法人和歌山市中小企業勤労者福祉サービスセンター、公益財団法人和歌山地域地場産業振興センター及び株式会社ぶらくりの経営状況を説明する書類が提出されたものであります。 この際、念のためこの書類について当局から説明を求めます。--和田
市民環境局長。 〔
市民環境局長和田年晃君登壇〕
◎
市民環境局長(和田年晃君) 和歌山市清掃株式会社の経営状況について御説明いたします。 法人の経営状況を説明する書類の1ページをお開きください。 平成30年度事業計画です。 生活環境の保全と公衆衛生の向上を目的とし、前期と同じく本町地区を初め11地区の一部の一般家庭や事業所及び官公庁などのし尿くみ取り、浄化槽清掃並びに市内の一般家庭及び事業所の浄化槽保守点検など、合計2,646カ所の事業を計画しております。 次に、平成29年度事業報告です。 し尿くみ取り1,327カ所、浄化槽清掃1,194カ所、浄化槽保守点検171カ所の事業を行いました。 2ページをお開きください。 以上の結果、し尿くみ取り事業、浄化槽清掃事業及び浄化槽保守点検事業の3事業の当期売上高は1億6,201万393円で、前期と比べ52万3,698円の減収となりました。 取締役会は、当期中に4回開催し、平成29年5月25日に定時株主総会を開催しました。 次に、平成29年度の決算について御説明申し上げます。 3ページをお開きください。 初めに、貸借対照表です。 資産の部については、流動資産3億8,665万7,542円、固定資産1億5,960万6,898円で、資産の部の合計は5億4,626万4,440円です。 次に、負債の部については、流動負債1,879万2,663円、固定負債6,917万689円で、負債の部の合計は8,796万3,352円です。 純資産の部については、資本金1,130万円、利益準備金282万5,000円、別途積立金2億5,000万円、繰越利益剰余金1億9,417万6,088円で、純資産の部の合計は4億5,830万1,088円となり、負債及び純資産の部の合計は、資産の部の合計と同額の5億4,626万4,440円です。 4ページをお開き願います。 損益計算書です。 売上高1億6,201万393円、費用として販売費及び一般管理費は1億3,232万3,864円で、差し引き営業利益金額は2,968万6,529円です。 営業外収益は85万4,693円で、経常利益金額は3,054万1,222円です。 特別利益は64万9,998円です。 特別損失は2万3,128円です。 したがいまして、税引前当期純利益金額は3,116万8,092円となり、当期純利益金額は2,127万6,982円です。 5ページをお開きください。 株主資本等変動計算書は、貸借対照表の純資産の部の株式資本の前期から当期までの変動を示す計算書類です。 6ページをお開きください。 平成29年度中の剰余金の配当は、平成29年5月25日定時株主総会決議分として、発行済株式1万1,300株に対し、1株当たり430円で485万9,000円の配当です。 7ページをお開きください。 附属明細書として、帳簿価額における資産の部の固定資産の明細です。 次に、引当金の明細については、各種引当金となっております。 以上でございます。
○議長(
松井紀博君) 森総務局長。 〔総務局長森 泰之君登壇〕
◎総務局長(森泰之君) 公益財団法人和歌山市文化スポーツ振興財団の経営状況について御説明いたします。 法人の経営状況を説明する書類の8ページをお開きください。 初めに、平成30年度の事業計画でございます。 和歌山市からの受託事業として、和歌山公園駐車場初め3カ所の駐車場管理事業、和歌山市民会館初め16施設の管理運営事業、史跡の管理等の文化財保護事業、こども科学館の一部業務受託として発明創作事業を実施するものです。 また、自主事業として、岡公園駐車場の駐車場管理運営事業、和歌山市民体育館等に設置の自動販売機管理運営事業、山崎まさよしコンサート等の文化振興事業、健康ストレッチ教室等のスポーツ振興事業、親子おりがみ教室等のコミュニティ振興事業、史跡和歌山城等の埋蔵文化財発掘調査事業、長屋門の管理事業等を行うものでございます。 次に、平成29年度の事業報告でございます。 和歌山市からの受託事業として、和歌山公園駐車場初め3カ所の駐車場管理事業、和歌山市民会館初め16施設の管理運営事業、文化財保護事業として、史跡、文化財施設、設備の維持管理ほか、出土遺物の整理等を行いました。 9ページをお願いします。 また、こども科学館発明創作事業を初め2カ所の一部業務受託事業を行いました。 自主事業では、岡公園駐車場の駐車場管理運営事業、和歌山市民体育館等に設置の自動販売機管理運営事業、文化・スポーツ・コミュニティ振興事業として、和歌山市民会館、体育館、コミュニティセンター等で松下奈緒コンサートを初め285事業、埋蔵文化財発掘調査事業として、継続中も含め、井辺遺跡初め17件の発掘調査を行いました。 10ページをお開きください。 また、普及啓発事業として、井辺遺跡第58次発掘調査の現地説明会の実施、和歌山市役所市民ギャラリーでの発掘調査情報展、報告書の刊行、講師の派遣を行いました。 次に、平成29年度の決算について御説明いたします。 11ページをお願いします。 初めに、貸借対照表でございます。 資産の部では、流動資産と固定資産を合わせまして、資産合計9億3,875万724円、負債の部では、流動負債と固定負債を合わせまして、負債合計8億3,070万2,407円--12ページをお開きください--正味財産の部では、指定正味財産と一般正味財産を合わせまして、正味財産合計が1億804万8,317円、負債及び正味財産合計が9億3,875万724円でございます。 13ページをお願いします。 次に、正味財産増減計算書でございます。 一般正味財産増減の部、経常増減の部、経常収益計は11億7,534万6,237円、経常費用計は11億8,297万9,124円で、当期経常増減額は763万2,887円の減少でございます。 経常外増減の部は、2円の減少でございます。 14ページをお開きください。 税引前当期一般正味財産増減額は763万2,889円の減少で、法人税等を差し引きしまして、当期一般正味財産増減額は776万5,389円の減少でございます。 一般正味財産期首残高1億581万3,706円に当期一般正味財産増減額を加えまして、一般正味財産期末残高は9,804万8,317円でございます。 指定正味財産増減の部の指定正味財産期首残高、指定正味財産期末残高は、ともに1,000万円、一般正味財産期末残高を加えた正味財産期末残高は1億804万8,317円でございます。 15ページをお願いします。 次に、財産目録でございますが、貸借対照表で御説明しましたとおり--16ページをお開きください--資産合計9億3,875万724円、負債合計8億3,070万2,407円、正味財産は1億804万8,317円となります。 以上でございます。 〔議長退席、副議長着席〕
○副議長(
芝本和己君) 有馬
産業交流局長。 〔
産業交流局長有馬専至君登壇〕
◎
産業交流局長(
有馬専至君) 公益財団法人和歌山市中小企業勤労者福祉サービスセンター、公益財団法人和歌山地域地場産業振興センター及び株式会社ぶらくりの経営状況について御説明します。 まず初めに、公益財団法人和歌山市中小企業勤労者福祉サービスセンターの経営状況について御説明します。 法人の経営状況を説明する書類の17ページをお開き願います。 平成30年度の事業計画ですが、中小企業の勤労者等に対し、共済給付事業、健康管理推進事業、融資生活支援事業、余暇活動事業--18ページをお願いします--老後生活安定事業や広報事業など各種事業を実施してまいります。また、和歌山市勤労者総合センターの管理運営受託事業にも取り組んでまいります。 続きまして、平成29年度の事業報告ですが、共済給付事業として、祝金などの各種給付を行いました。 19ページをお願いします。 健康診断補助などの健康管理推進事業、生活資金のあっせんなどの融資生活支援事業、レクリエーションの開催などの余暇活動事業--20ページをお願いします--老後生活安定事業のセミナーの実施、さらに、会報等の発行やテレビ、ラジオを通じた広報など各種広報事業を行いました。 21ページをお願いします。 平成29年度決算について御説明します。 一般会計貸借対照表です。 資産の部、流動資産、固定資産を合わせて、資産合計は2億260万2,780円です。 負債の部、流動負債、固定負債を合わせて、負債合計は3,822万2,567円です。 正味財産の部、指定正味財産と一般正味財産を合わせて、正味財産合計は1億6,438万213円となり、負債及び正味財産合計は2億260万2,780円です。 22ページをお願いします。 一般会計正味財産増減計算書です。 一般正味財産増減の部、経常収益計1億4,210万1,991円から経常費用計1億3,520万1,070円を差し引いた当期経常増減額は690万921円の増加です。 当期経常外増減額は発生せず、当期一般正味財産増減額は690万921円の増加となり、これを一般正味財産期首残高と合わせました一般正味財産期末残高は1億2,938万213円となり、正味財産期末残高は、指定正味財産期末残高の3,500万円を合わせた1億6,438万213円となります。 23ページをお願いします。 一般会計財産目録です。 貸借対照表で御説明しましたとおり、資産合計2億260万2,780円、負債合計3,822万2,567円で、差し引きの正味財産は1億6,438万213円となります。 24ページをお願いします。 平成29年度受託事業報告について、和歌山市勤労者総合センターの会館管理運営事業では、会議室等の使用件数が2,414件、入場者数は6万60人、トレーニングルームは1万1,322人の利用がありました。 教室関係事業では、料理とお菓子教室、生け花教室など各種教室を開催しました。 25ページをお願いします。 特別会計貸借対照表です。 資産合計、負債合計ともに334万8,794円、正味財産はありませんので、負債及び正味財産合計は334万8,794円となります。 26ページをお願いします。 特別会計正味財産増減計算書ですが、経常収益計、経常費用計ともに4,068万7,509円で、正味財産期末残高はゼロ円となります。 最後に、特別会計財産目録です。 資産合計、負債合計ともに334万8,794円、差し引き正味財産はゼロ円となります。 次に、公益財団法人和歌山地域地場産業振興センターの経営状況について御説明します。 27ページをお願いします。 平成30年度の事業計画ですが、わかちか広場への移転も完了し、効率的かつ合理的にセンター管理運営を行い、地場産品の販路の開拓と拡大を図る需要開拓事業、アンテナショップやネット販売によるアンテナショップ事業、ホームページによる情報収集提供事業などに取り組んでまいります。 続きまして、平成29年度の事業報告です。 センター管理運営事業ですが、評議員会2回、理事会を3回開催いたしました。 28ページをお願いします。 需要開拓事業では、和歌山地場産フェアや大都市圏での物産展の開催、各地の地場産センターの物産展への参加等により、和歌山地域の物産の販路開拓と販路拡大に努めました。 また、アンテナショップ事業では、アンテナショップやネット販売により地場産品のPRと販路開拓、需要促進に努めるとともに、ホームページによる情報収集提供事業にも取り組みました。 29ページをお願いします。 平成29年度決算について御説明します。 貸借対照表です。 資産の部、流動資産と固定資産を合わせて、資産合計は4,064万2,646円です。 負債の部、流動負債と固定負債を合わせて、負債合計は2,510万1,178円です。 正味財産の部、指定正味財産と一般正味財産を合わせて、正味財産合計は1,554万1,468円となり、負債及び正味財産合計は4,064万2,646円です。 30ページをお願いします。 正味財産増減計算書です。 一般正味財産増減の部、経常収益計3,678万7,318円から--31ページをお願いします--経常費用計4,185万6,448円を差し引いた当期経常増減額は506万9,130円の減少です。 また、当期経常外増減額は2億1,389万7,278円の減少となり、当期一般正味財産増減額は2億1,896万6,408円の減少です。これは主に、紀三井寺にあった和歌山地域地場産業振興センター建物の市への無償譲渡によるものです。 これを一般正味財産期首残高から差し引いた一般正味財産期末残高は54万1,468円となり--32ページをお願いします--正味財産期末残高は、指定正味財産期末残高の1,500万円を合わせた1,554万1,468円となります。 33ページをお願いします。 財産目録です。 貸借対照表で御説明しましたとおり、資産合計4,064万2,646円、負債合計2,510万1,178円で、差し引きの正味財産は1,554万1,468円となります。 次に、株式会社ぶらくりの経営状況について御説明します。 34ページをお願いします。 平成30年度の事業計画ですが、駐車場管理運営事業を継続し、ハンドメイド雑貨店の客単価の引き上げを目標としてまいります。 また、
まちづくり事業を引き続き実施し、これまでの活動の集大成として商店街を再定義した上で、今後20年の
まちづくり計画の立案に取り組んでまいります。 続きまして、平成29年度の事業報告です。 収益事業として、駐車場管理運営事業、ハンドメイド雑貨小売店舗運営事業を行いました。
まちづくり事業としては、ウエブサイトの運営、情報発信のニューズレターの発行、中心市街地での不動産賃貸借及び新規開業支援、ワークショップやイベントを企画し、実施しました。また、和歌山大学の学生への指導、商店街視察対応、ぶらくり丁エリアのリニューアルに関する調査、企画等を行いました。 35ページをお願いします。 平成29年度の決算について御説明します。 貸借対照表です。 資産の部、流動資産、固定資産を合わせて、資産合計は1,237万3,059円で、負債の部、流動負債、固定負債を合わせて、負債合計は105万4,259円となります。 純資産の部、資本金は1,190万円、利益剰余金はマイナス58万1,200円、純資産合計1,131万8,800円で、負債及び純資産合計は、資産の部の合計と同額の1,237万3,059円です。 36ページをお願いします。 損益計算書ですが、売上高合計885万4,631円、売上原価合計28万6,385円、差し引き売上総利益金額は856万8,246円となります。 販売及び一般管理費合計は850万4,512円で、差し引き営業利益金額は6万3,734円となります。 営業外収益合計は2万562円で、経常利益金額は8万4,296円です。 税引前当期純利益金額は8万4,296円で、法人税、住民税及び事業税を処理した後の当期純利益金額はマイナス9万8,204円となります。 37ページをお願いします。 株主資本等変動計算書は、貸借対照表の純資産の部の株主資本の前期から今期に至るまでの変動を示す計算書類です。 以上でございます。 〔副議長退席、議長着席〕
○議長(
松井紀博君) 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松井紀博君) 質疑なしと認めます。 以上で、法人の経営状況を説明する書類についてを終わります。
---------------
△日程第15 承第1号
市長専決処分事項の承認を求めるについてから
△日程第34 議案第19号
物品購入契約についてまで
○議長(
松井紀博君) 次に、日程第15、承第1号、
市長専決処分事項の承認を求めるについてから、日程第34、議案第19号、
物品購入契約についてまでの20件を一括議題とします。 当局から提案理由の説明を求めます。
--尾花市長。 〔
市長尾花正啓君登壇〕
◎市長(尾花正啓君) それでは、ただいま上程されました諸議案につきまして、その概要を御説明いたします。 まず、承認関係でございますが、地方税法等の改正に伴う和歌山市税条例等の一部改正を専決処分しております。 予算関係につきましては、一般会計におきまして、国の地方創生推進交付金を活用し、未利用公共施設の民間活用の導入可能性調査、和歌の浦観光遊覧船の運航導入可能性調査、スカイタウンつつじが丘テニスコート周辺整備基本設計に要する経費などを計上しております。 次に、防災対策として、自主防災組織が行う防災活動や、幼年消防クラブ等の防火思想の普及啓発に必要な資機材の整備、前代川、永山川の河川改修に要する経費を計上しております。 また、道の駅及び四季の郷公園の整備、市役所北駐車場の整備、そのほか、自治会館整備助成事業、長寿社会づくりソフト事業、道路災害復旧事業などに要する経費を計上しております。 特別会計におきましては、介護保険事業特別会計で、高齢者が安心して暮らせる地域包括ケアシステムをより推進するため、地域全体で介護予防や在宅生活支援体制を拡充する経費を計上しております。 次に、条例関係につきましては、和歌山市税条例等の一部を改正する条例の制定を初め6件の条例案を提出しております。 そのほか、
市道路線認定、
市道路線変更、
工事請負契約の締結、
物品購入契約の議案を提出いたしております。 詳細につきましては担当局長から説明いたしますので、議員の皆様におかれましては、慎重御審議の上、御賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
松井紀博君) 三橋財政局長。 〔財政局長三橋 郁君登壇〕
◎財政局長(三橋郁君) 承第1号及び議案第1号から議案第2号まで並びに議案第6号から議案第19号までについて、一括して御説明申し上げます。 議案書の20ページをお開き願います。 承第1号は、地方税法等の一部を改正する法律が平成30年3月31日に公布されたことに伴う和歌山市税条例等の一部を改正する条例について、
地方自治法第179条第1項の規定に基づき、3月31日付で市長専決処分により措置いたしましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものであります。 主な改正の内容は、個人市民税の基礎控除額等の見直し、市たばこ税率の段階的引き上げ、
固定資産税等の特例措置等を講ずるため、所要の改正を行ったものです。 議案書の69ページをお開き願います。 議案第1号は、平成30年度和歌山市
一般会計補正予算(第1号)で、歳入歳出それぞれ4億9,106万9,000円を追加し、予算総額を1,514億9,087万1,000円とするものでございます。 以下、その内容につきまして御説明いたします。 70ページをお開き願います。 歳入の部で、国庫支出金1億3,635万4,000円、県支出金111万1,000円、繰入金5,742万8,000円、諸収入1,907万6,000円、市債2億7,710万円をそれぞれ増額補正しております。 71ページをお願いします。 歳出の部では、第2款総務費2,150万9,000円の補正は、第1項総務管理費で、寄合町分室の民間活用導入可能性調査に要する経費及び自主防災組織が行う防災活動に必要な備品整備の助成に要する経費676万円、第3項市民生活費で、自治会館及びコミュニティ活動備品の整備の助成に要する諸経費1,380万円、第7項文化スポーツ費で、サーフィンの合宿誘致に要する経費94万9,000円の補正。 第3款民生費、第1項社会福祉費454万9,000円の補正は、長寿社会づくりソフト事業に要する経費及び介護保険事業特別会計への繰出金。 第5款農林水産業費1億5,623万4,000円の補正は、第1項農業費で、農業経営体の育成支援に要する経費111万1,000円、第2項農林緑花費で、道の駅及び四季の郷公園の整備に要する諸経費1億5,512万3,000円の補正。 第6款商工費1,258万円の補正は、第1項商工費で、若者の創業支援に要する経費240万円、第2項観光費で、友ヶ島砲台跡地の整備活用、和歌の浦観光遊覧船の導入可能性調査及び和歌山公園の修景整備等に要する諸経費1,018万円の補正。 第7款土木費1億8,561万9,000円の補正は、第3項河川費で、前代川及び永山川の改修事業に要する諸経費9,000万円、第4項都市計画費で、北駐車場整備に係る旧和歌山行政評価事務所の土地建物取得に要する経費及び損害賠償請求訴訟に要する経費7,461万9,000円、第8項住宅費で、スカイタウンつつじが丘の未利用地利活用調査に要する経費及び不良空家除却費用の助成に要する経費2,100万円の補正。 第8款消防費、第1項消防費658万8,000円の補正は、消防庁舎の空調機修繕に要する経費、消防団員に対する障害補償費並びに婦人防火クラブ及び幼年消防クラブに交付する防火啓発物品等に要する経費。 第11款諸支出金、第1項公営企業費9,879万円の補正は、真砂配水場建設事業に係る水道事業会計出資金。 第13款災害復旧費、第1項平成29年度発生土木施設災害復旧費520万円の補正は、平成29年10月22日発生の台風21号により被災した市道の復旧に要する経費でございます。 72ページをお願いします。 地方債の補正は第2表のとおりで、駐車場整備事業など2件について、限度額5,460万円を追加するとともに、四季の郷公園整備事業など3件の事業費の変更により、限度額を173億6,640万円から175億8,890万円に変更するものでございます。 73ページをお願いします。 議案第2号、平成30年度和歌山市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)は--74ページをお開き願います--歳出の部で、生活支援体制の整備に要する経費1,843万8,000円の増額補正、歳入の部で、国庫支出金709万8,000円、県支出金354万9,000円、繰入金779万1,000円の増額補正でございます。 80ページをお開き願います。 議案第6号、和歌山市税条例等の一部を改正する条例の制定については、地方税法の改正により、水質汚濁防止のための処理施設、再生可能エネルギー発電設備及び中小企業等が取得した生産性向上に資する機械装置等の固定資産に係る課税標準について、わがまち特例における本市の特例割合を踏まえた額を定めるため、所要の改正を行うものでございます。 82ページをお開き願います。 議案第7号、和歌山市
隣保館条例の一部を改正する条例の制定については、和歌山市立平井文化会館の建てかえに伴う工事期間中における当該文化会館の機能を平井児童館に移転することに伴い、同会館の位置を変更するための改正を行うものでございます。 83ページをお願いします。 議案第8号、和歌山市
介護保険条例の一部を改正する条例の制定については、介護保険法施行令の改正に伴い、所要の改正を行うものでございます。 84ページをお開き願います。 議案第9号、和歌山市
地区福祉館条例の一部を改正する条例の制定については、杭の瀬福祉館の増改築に伴う工事期間中における当該福祉館の機能を和歌山市立杭の瀬文化会館に移転することに伴い、当該福祉館の位置を変更するための改正を行うものでございます。 85ページをお願いします。 議案第10号、和歌山市
特別償却設備に係る
固定資産税の不均一課税に関する条例の一部を改正する条例の制定については、地域再生法に規定する地方活力向上地域等特定業務施設整備計画に係る認定の期限を2年間延長するなど、所要の改正を行うものでございます。 86ページをお開き願います。 議案第11号、和歌山市
都市公園条例の一部を改正する条例の制定につきましては、都市公園法の改正への対応及び和歌山東公園体育館においてフットサル用具貸し出しを行うため、所要の改正を行うものでございます。 87ページをお願いします。 議案第12号、
市道路線認定につきましては、道路法第8条第2項の規定により、広瀬67号線初め27路線を市道に認定するものでございます。 99ページをお開き願います。 議案第13号、
市道路線変更につきましては、道路法第10条第3項の規定により、木本西庄線の終点を変更するものでございます。 次に、別刷りの議案書(その2)をお願いいたします。 1ページの議案第14号から4ページの議案第17号までは、いずれも
工事請負契約の締結でございます。 議案第14号は、河西橋下部工(P3、P4)橋脚築造工事、河西橋下部工(P3、P4)仮桟橋設置工事を東亜・中山特定建設工事共同企業体と10億2,600万円で、2ページの議案第15号は、(仮称)和歌山市動物愛護センター新築工事を大浦建設株式会社と1億6,500万2,400円で、3ページの議案第16号は、(仮称)杭の瀬児童館等複合施設新築工事を株式会社丸山組和歌山支店と2億4,477万9,840円で、4ページの議案第17号は、前代川護岸改修関連機械設備工事を新菱工業株式会社関西支店と1億3,301万2,800円で、それぞれ契約するものでございます。 5ページをお願いします。 5ページの議案第18号と6ページの議案第19号は、いずれも
物品購入契約でございます。 議案第18号は、救助工作車Ⅱ型の購入について、有限会社和歌山防火協会と8,607万6,000円で、6ページの議案第19号は、救助用資機材(救助工作車Ⅱ型積載用)の購入について、有限会社和歌山防火協会と4,460万4,000円でそれぞれ契約するものでございます。 以上でございます。
○議長(
松井紀博君) 白井企業局長。 〔企業局長白井光典君登壇〕
◎企業局長(白井光典君) 企業局の議案について御説明申し上げます。 議案書の75ページをお開き願います。 議案第3号、平成30年度和歌山市
水道事業会計補正予算(第1号)は、真砂配水場建設事業について、国庫補助金の内示額に合わせて増額補正をするものでございます。 第2条は、業務の予定量を改めるもので、第3条は、資本的収入及び支出の予定額を補正するものでございます。 収入、第1款水道事業資本的収入について、2億6,678万円の増額を行うもので、内訳としまして、第1項企業債6,920万円、第2項出資金9,879万円、第3項補助金9,879万円は、いずれも事業費の増額により特定財源を補正するものでございます。 支出、第1款水道事業資本的支出2億9,671万7,000円の増額は、第1項建設改良費で、工事請負費等について、事業費の増額を行うものでございます。 第4条は、予算第6条で定めた起債の限度額を改めるものでございます。 77ページをお開き願います。 議案第4号、平成30年度和歌山市
工業用水道事業会計補正予算(第1号)は、浄水場等運転管理業務委託について、新たに債務負担行為を設定するもので、第2条は、期間を平成31年度から平成33年度、限度額を6億6,141万8,000円として追加するものでございます。 78ページをお開き願います。 議案第5号、平成30年度和歌山市
下水道事業会計補正予算(第1号)は、主に公共下水道事業について、国庫補助金の内示額に合わせて増額補正をするものでございます。 第2条は、業務の予定量を改めるもので、第3条は、資本的収入及び支出の予定額を補正するものでございます。 収入、第1款下水道事業資本的収入について、12億9,339万円の増額を行うもので、内訳としまして、第1項企業債8億5,140万円、第2項補助金4億4,199万円は、いずれも事業費の増額により特定財源を補正するものでございます。 支出、第1款下水道事業資本的支出13億9,692万円の増額は、第1項建設改良費で、工事請負費等について、事業費の増額を行うものでございます。 第4条は、予算第4条の2で定めた特例的収入及び支出について、未収金及び未払金の額をそれぞれ改めるものでございます。 第5条は、予算第5条で定めた債務負担行為のうち、和歌川終末処理場ブロワ設備改築工事について、限度額を4億5,000万円から3億3,126万円に、和歌川終末処理場ブロワ電気設備工事について、限度額を2億4,000万円から1億4,000万円に改めるものでございます。 第6条は--79ページをお願いします--予算第6条で定めた起債の限度額を改めるものでございます。 以上でございます。
○議長(
松井紀博君) 以上で提案理由の説明は終わりました。
---------------
△日程第35 平成30年2
月定例市議会議案の訂正について
○議長(
松井紀博君) 次に、日程第35、平成30年2
月定例市議会議案の訂正についてを議題とします。 当局から説明を求めます。--三橋財政局長。 〔財政局長三橋 郁君登壇〕
◎財政局長(三橋郁君) 平成30年2月23日付で提出いたしました議案第51号、現在、継続審査中でございます和歌山市男女共同参画推進条例案につきましては、施行期日が経過しましたので、訂正の承認をお願いするものでございます。 この内容につきましては、施行期日を「平成30年4月1日」から「公布の日」に改めるものでございます。 以上でございます。
○議長(
松井紀博君) お諮りします。 本件については、市長からの申し出のとおり、これを承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松井紀博君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。 お諮りします。 本日の会議はこの程度にとどめ延会し、明6月13日は議案精読のため休会とし、6月14日午前10時から会議を開くことにしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松井紀博君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。 本日はこれにて延会します。 午後3時07分延会
--------------- 地方自治法第123条第2項の規定によってここに署名する。 議長
松井紀博 副議長
芝本和己 旧議長
古川祐典 旧副議長
井上直樹 議員
遠藤富士雄君 議員 吉本昌純君 議員 中尾友紀君...